| JP2004276925 | FASTENER AND PACKAGING BAG |
| JP3840485 | BAG-LIKE LIQUID LEAKAGE DETECTION MEMBER |
| JP09048471 | EASILY OPENABLE BAG |
南波 芳典 (〒66 三重県亀山市布気町字牛櫃1059番地1 Mie, 5190166, JP)
出光ユニテック株式会社 (〒33 東京都中央区新川一丁目26番2号 Tokyo, 1040033, JP)
NANBA, Yoshinori (1059-1, Aza-Ushibitsu Fuke-cho, Kameyama-sh, Mie 66, 5190166, JP)
| 包装袋の袋体内面に取り付けられるカットテープであって、 前記袋体の一方の内面に帯状に融着される誘導部と、 前記誘導部の前記袋体の一方の内面側の面とは対向する面に積層され、前記誘導部の一部が露出する露出部を有する積層部、および、前記積層部に連続して設けられ、前記袋体内面に融着される本体部を有する基部と、を備え、 前記誘導部および前記基部を構成する樹脂は互いに非相溶性の樹脂で形成される ことを特徴とするカットテープ。 |
| 請求項1に記載のカットテープにおいて、 前記基部は、前記誘導部を介して設けられた第一の基部と第二の基部とからなり、 前記第一の基部および前記第二の基部のそれぞれが、前記積層部と前記本体部とを有し、 前記第一の基部の前記積層部と前記第二の基部の前記積層部とが互いに対向して配置され、 前記露出部が前記第一の基部の前記積層部と前記第二の基部の前記積層部との間に形成されている ことを特徴とするカットテープ。 |
| 請求項1または請求項2に記載のカットテープにおいて、 前記本体部は、前記袋体の一方の内面側に突出する断面略矩形状の凸部を有している ことを特徴とするカットテープ。 |
| 請求項1から請求項3のいずれかに記載のカットテープにおいて、 前記露出部の前記誘導部の長手方向と直行する方向の幅は0.1mm以上前記誘導部の幅未満である ことを特徴とするカットテープ。 |
| 請求項3に記載のカットテープにおいて、 前記誘導部と前記凸部との距離は、0.1mm以上前記誘導部の幅未満である ことを特徴とするカットテープ。 |
| 請求項1から請求項5のいずれかに記載のカットテープにおいて、 前記誘導部の前記袋体の一方の内面側の面に、シール層が積層された ことを特徴とするカットテープ。 |
| 請求項1から請求項6のいずれかに記載のカットテープが取り付けられた ことを特徴とするカットテープ付き包装袋。 |
| 請求項7に記載のカットテープ付き包装袋において、 前記カットテープよりも内容物側の前記袋体内面にチャックテープが取り付けられた ことを特徴とするカットテープ付き包装袋。 |
本発明は、包装袋の内面に取り付けられ カットテープおよびカットテープ付き包装 に関する。
従来、食品、薬品、医療品、雑貨等の各種
品を包装するための包装袋は上部がシール
れることによって密封されており、開封す
ときは、包装袋の両側に形成された切欠き
を開始位置として、袋本体のフィルムを引
裂くようにして開封することができる。
しかしながら、袋本体のフィルムを直線的
引き裂くことは難しく、所定の位置で開封
きる仕組みが望まれている。
そこで、ガイドの補強糸と誘導テープを設
、誘導テープが補強糸にガイドされて直線
に引き裂かれることによって開封される包
袋が考えられている(例えば、特許文献1)。
また、切断糸を用いてフィルムを直線的に
き裂いて開封する技術もある(例えば、特許
文献2)。
しかしながら、特許文献1では、補強糸と誘
導テープを別々に取り付けなければならない
ため製袋工程が複雑で難しかった。また、特
定の機械でしか製袋できないため製品として
は扱いにくいという問題があった。
また、特許文献2でも同様に、一般の製袋機
での加工が難しく、汎用性がないため、製品
としては扱いにくかった。
さらに、直線的に引き裂くことができたと
ても、引き裂いた後の包装袋の切り口は袋
体の2枚のフィルムが一直線になってしまい
、フィルムの間に指が入らず、包装袋の開口
部が掴みにくいという問題もあった。
そこで、本発明の目的は、抵抗なく直線 に引き裂くことができ、包装袋を容易に開 でき、さらに、一般の製袋機で包装袋に容 に取り付けられるカットテープおよびカッ テープ付き包装袋を提供することである。
本発明のカットテープは、包装袋の袋体 面に取り付けられるカットテープであって 前記袋体の一方の内面に帯状に融着される 導部と、前記誘導部の前記袋体の一方の内 側の面とは対向する面に積層され、前記誘 部の一部が露出する露出部を有する積層部 および、前記積層部に連続して設けられ、 記袋体内面に融着される本体部を有する基 と、を備え、前記誘導部および前記基部を 成する樹脂は互いに非相溶性の樹脂で形成 れることを特徴とする。
この発明のカットテープは、帯状の誘導部
、誘導部に積層された基部と、で形成され
。誘導部は、このカットテープが取り付け
れた包装袋のフィルムが引き裂かれて開封
れるときに、フィルムの引き裂き位置を誘
する部材である。基部は、誘導部が袋体に
着される側とは反対側の面に積層される部
で、誘導部に接着している積層部と、積層
から連続して設けられた本体部とを有して
る。
積層部は、前記誘導部が帯状に露出する露
部を有している。露出部は、例えば、積層
の長手方向に沿って帯状の孔を形成し、こ
帯状の孔から誘導部が露出している部分で
る。なお、この露出部は、包装袋を開封し
ときの開口部となるため、誘導部に沿って
状に形成されることが好ましい。
本体部は、誘導部が設けられている側の面
袋体の内面に融着される。
そして、誘導部と基部とは、互いに非相溶
の樹脂で形成される。相溶性が良いと、互
の樹脂が溶け合って接着強度が非常に強く
るため、好ましくない。非相溶性であって
、互いの樹脂が接着できる程度の接着強度
必要である。
例えば、非相溶の樹脂を共押出し、15mm片に
カットし、デジタルフォースゲージ(株式会
イマダ製、製品名「高性能デジタルフォー
ゲージZPシリーズ」)を用い、速度300mm/minで
直方向に引っ張ったときの値(接着強度)が、
20N/15mm以下であることが好ましい。より好ま
くは1N/15mm以上8N/15mm以下である。接着強度
20N/15mmを超えると、接着強度が強すぎて開け
づらくなったり、開けられなくなったりする
ので好ましくない。
このような構成のカットテープは、誘導部
一方の面と基部の本体部とが袋体の内面に
ールされ、誘導部の他方の面と基部の積層
とがシールされる。そして、誘導部と積層
(基部)を剥離することにより、包装袋を開
することができる。積層部に形成された露
部は、開封前は、誘導部により被覆された
態となっており、開封するときは誘導部を
層部(基部)から剥離するので、露出部が包装
袋の開口部となる。
このような構成であれば、開口部の周囲は
部で囲まれた状態となり、開口部を指で開
する際、指が周囲の基部に引っ掛かりやす
ため、容易に大きく開口することができ、
開封性に優れている。
また、開封する際に剥離する誘導部と基部
には互いに非相溶性の樹脂を使用したので
誘導部と基部との接着強度が弱い。したが
て、誘導部と袋体のフィルムを把持して包
袋を開封する際、誘導部と基部との間で簡
に剥離するので、引裂抵抗なく開封するこ
ができる。
また、袋体のフィルムは誘導部にガイドさ
るように引き裂かれるので、袋体のフィル
を直線的に引き裂くことができ、引裂性に
れている。
さらに、誘導部と基部とからなる非常に簡
な構成のカットテープとなっているので、
押出成形法などにより簡単に製造すること
できる。
また、このカットテープを袋体に取り付け
際には、1本の帯状のカットテープを袋体を
形成する2枚のフィルムの間に挟んでシール
るだけでよいので、一般の製袋機で簡単に
り付けることができる。
本発明のカットテープにおいて、前記基 は、前記誘導部を介して設けられた第一の 部と第二の基部とからなり、前記第一の基 および前記第二の基部のそれぞれが、前記 層部と前記本体部とを有し、前記第一の基 の前記積層部と前記第二の基部の前記積層 とが互いに対向して配置され、前記露出部 前記第一の基部の前記積層部と前記第二の 部の前記積層部との間に形成されているこ が好ましい。
この発明では、基部は第一の基部と第二の
部とからなり、それぞれが、積層部と本体
とを有している。第一の基部および第二の
部の積層部は、誘導部の前記袋体内面に融
される側とは反対側の面に互いに対向する
態でそれぞれ積層される。
このような構成であれば、第一の基部の積
部と第二の基部の積層部との間に露出部が
成され、この露出部は誘導部によって被覆
れている状態となる。そして、このカット
ープが取り付けられた包装袋を開封したと
、誘導部と第一の基部および第二の基部と
間で剥離するので、露出部が開口部となる
このように、第一の基部と第二の基部の間
露出部が形成されるので、露出部を形成す
手間を省くことができる。そして、確実に
出部を形成することができるので、開封し
ときに確実に開口部が露出し、易開封性に
れる。
また、カットテープは、第一の基部、第二
基部、および誘導部からなる非常に簡単な
成となっているので、共押出成形法などに
り簡単に製造することができる。
本発明のカットテープにおいて、前記本 部は、前記袋体の一方の内面側に突出する 面略矩形状の凸部を有していることが好ま い。
この発明では、凸部の厚みは、凸部が袋体
融着される側の面と誘導部が袋体に融着さ
る側の面とが同一面内に位置するように調
される。このような構成であれば、カット
ープを袋体に取り付ける際、1回のシール工
程で、誘導部と基材フィルム、誘導部と積層
部、および凸部と基材フィルムを同時にシー
ルすることができる。また、これらの面が同
一面内にあることにより正確に美しくシール
することができる。
また、凸部の形状は、断面略台形であるこ
がより好ましい。特に、凸部の斜面を誘導
側に設けることにより、誘導部の融着面と
部の融着面との距離を十分に保つことがで
、カットテープを袋体に取り付けたときに
導部と凸部とが一体化しない。したがって
高品質の製品を提供することができる。
本発明のカットテープにおいて、前記露 部の前記誘導部の長手方向と直行する方向 幅は0.1mm以上前記誘導部の幅未満であるこ が好ましい。
この発明では、露出部の前記誘導部の長手
向と直行する方向の幅が0.1mm未満であると
このカットテープが取り付けられた包装袋
開封したとき、形成された開口部を指で開
しづらい。また、誘導部の幅を超えると、
導部と積層部とを接着できないので好まし
ない。
したがって、誘導部の表面上露出部を形成
ることにより、易開封性に優れたカットテ
プを提供することができる。
本発明のカットテープにおいて、前記誘 部と前記凸部との距離は、0.1mm以上前記誘 部の幅未満であることが好ましい。
この発明では、誘導部と基部に設けられた
部との距離が0.1mm未満であると、このカッ
テープを袋体内面にシールしたとき、誘導
と凸部とが一体化するおそれがあり、好ま
くない。また、誘導部の幅を超えると、カ
トテープ全体の幅が大きくなってしまい、
ールするにも、製品としても非効率的であ
。
このように、誘導部と凸部との間に0.1mm以
前記誘導部の幅未満の隙間を設けることに
り、易引裂性と高効率性を実現することが
きる。
本発明のカットテープは、前記誘導部の 記袋体の一方の内面側の面に、シール層が 層されたことが好ましい。
この発明では、誘導部の袋体内面側に設 られたシール層により、誘導部と袋体内面 の接着強度をより強いものとすることがで る。したがって、開封時に誤って誘導部と 体内面との間で剥離するようなことがない したがって、開封後もきれいな状態の包装 を保つことができる。
本発明のカットテープ付き包装袋は、前述
カットテープが取り付けられたことを特徴
する。
この発明は、前述のカットテープを備えた
装袋であるので、前述と同様の作用効果を
するカットテープ付き包装袋を提供するこ
ができる。
本発明のカットテープ付き包装袋は、前記
ットテープよりも内容物側の前記袋体内面
チャックテープが取り付けられたことが好
しい。
この発明によれば、チェックテープ付きの
装袋にも、前述のカットテープを取り付け
ことができる。したがって、再封可能なチ
ックテープの機能と、前述のカットテープ
作用効果を奏するカットテープ付き包装袋
提供することができる。
100 包装袋
110 袋体
111 基材フィルム
112 サイドシール部
113 トップシール部
114 開口部
120 カットテープ
121 誘導部
122 第一の基部
123 第二の基部
124 シール層
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
明する。
<カットテープ付き包装袋の構成>
図1は、本発明の一実施形態のカットテープ
付き包装袋の正面図、図2は、図1のII-II断面
である。
図1に示すように、本実施形態のカットテー
プ付き包装袋100は、包材となる基材フィルム
111を重ね合わせて、その周縁にサイドシール
部112およびトップシール部113を形成すること
によって形成される袋体110を備え、袋体110の
一方の内面にはカットテープ120が取り付けら
れている。また、基材フィルム111のカットテ
ープ120の両端の位置には切込部115が形成され
、カットテープ120の誘導部121の端部1211を把
できるようになっている。
なお、基材フィルム111は、図2に示すように
、袋体110の内面を形成するシーラント層1111
、袋体110の外面を形成する基材層1112と、か
なる。
袋体110を形成する包材である基材フィルム1
11としては、基材層1112にシーラント層1111を
層した構成の積層フィルムを使用すること
好ましいが、要求される性能に応じて、基
層1112とシーラント層1111との間に、中間層と
して図示しないガスバリアー層、遮光層、強
度向上層などを積層した構成の積層フィルム
層を使用してもよい。
基材層1112には、二軸延伸ポリプロピレン(OP
P)フィルムのほか、二軸延伸ポリエチレンテ
フタレート(OPET)フィルム、二軸延伸ポリエ
レンナフタレート(OPEN)フィルムなどの二軸
伸ポリエステルフィルムや、ナイロン6、ナ
イロン66、ポリメタキシリレンアジパミド(MXD
6)などの二軸延伸ポリアミドフィルムなどを
適に使用することができるが、必要に応じ
各種エンジニアリングプラスチックフィル
を使用することもできる。また、これらは
独で使用してもよく、また、複数を組み合
せて積層して使用することもできる。
中間層をガスバリアー層とする場合、中間
には、エチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化
物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリアク
リロニトリル(PAN)などのフィルムのほか、ア
ミニウム箔、或いは、シリカ、アルミナ、
ルミニウムなどの蒸着層やPVDCの塗膜層を使
用することができる。
また、シリカ、アルミナ、アルミニウムな
の蒸着層やPVDCの塗膜層を使用する場合は、
前記基材層1112の内面に蒸着または塗布して
成してもよく、また、別の二軸延伸ナイロ
(ONy)フィルム、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート(OPET)フィルム、二軸延伸ポリプロピ
レン(OPP)フィルムなどに蒸着または塗布して
成しておいて、そのフィルムを中間層に積
してもよい。
これらのうち、アルミニウム箔とアルミニ
ム蒸着層は、不透明であるため遮光層を兼
ることもできる。
基材層1112と中間層のフィルムの積層には、
公知のドライラミネーション法または押し出
しラミネーション法(サンドイッチラミネー
ョン法)を用いることができる。
最内層のシーラント層1111には、低密度ポリ
エチレンや、直鎖状低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン(CPP)などを使用することができ
。
なお、シーラント層1111の積層は、上記の樹
脂をフィルム状に製膜し、ドライラミネーシ
ョン法または押出ラミネーション法で積層し
てもよく、また、前記の樹脂を押し出しコー
トして積層し、基材フィルム111を得ることが
できる。
カットテープ120は、図2に示すように、誘導
部121と、第一の基部122と、第二の基部123と、
シール層124と、からなる。
誘導部121は、長尺状に形成され、シール層1
24を介してシーラント層1111に融着されている
。なお、誘導部121は、シーラント層1111に融
される側を融着面121A、融着面121Aと対向する
面を対向面121Bとする。
第一の基部122は、誘導部121の対向面121Bに積
層され、厚みが薄い積層部1221と、シーラン
層1111に融着される本体部1222と、を有してい
る。積層部1221は、対向面121Bと融着されてい
。本体部1222は、シーラント層1111側に突出
、誘導部121側に斜面を有する断面略台形状
凸部1223が形成されている。
第二の基部123は、第一の基部122と略同じ形
をしており、誘導部121の対向面121Bに積層さ
れる積層部1231と、シーラント層1111に融着さ
る本体部1232と、を有している。積層部1231
対向面121Bに融着され、本体部1232はシーラン
ト層1111側に突出し、誘導部121側に斜面を有
る断面略台形状の凸部1233が形成されている
積層部1221および1231の厚みは特に限定され
いが、カットテープ120を袋体110に融着させ
際のシール性を考慮して、例えば、50μm以上
300μm以下の範囲とする。
第一の基部122および第二の基部123は、誘導
121の対向面121B上で互いの積層部1221および12
31が対向する位置に配置される。これにより
積層部1221および1231との間には、誘導部121
露出した露出部1212が形成される。
図3にカットテープ120の拡大断面図を示す。
誘導部121の融着面121Aから凸部1223までの距離
A、誘導部121の幅をB、凸部1223がシーラント
1111に融着される側の基部融着面1223Aの幅をC
、第一の基部122と第二の基部123との距離をD
する。
距離Aは、誘導部121と凸部1223とが接触しな
程度の距離を設ける必要があり、例えば、0.
1mm以上誘導部121の幅未満とする。距離Aが、0.
1mm未満であると、カットテープ120を袋体110に
取り付ける際、シールすることで凸部1223と
導部121とが一体化するおそれがある。なお
本実施形態のように、凸部1223を断面略台形
としていることにより、シール位置が多少
れたとしても、距離Aは、凸部1223の斜面1223B
により形成される距離A´を保つことができる
。
幅Bおよび幅Cの長さは特に限定されない。
装袋のデザインや、用途に応じて適宜調整
ればよい。
距離Dは露出部1212の幅であり、0.1mm以上誘導
部121の幅未満である。なお、距離Dは、第一
基部122の積層部1221および第二の基部123の積
部1231が誘導部121の対向面121Bに接着できる
度の幅に形成されることが好ましい。
また、凸部1223および1233の厚みは、凸部1223
よび1233の基部融着面1223Aおよび1233Aが、誘
部121に積層されたシール層124のシーラント
1111に融着される側の面124Aと同一面内となる
厚みに調整される。例えば、200μm以上500μm以
下である。
なお、誘導部121にシール層124が積層されてい
ない場合は、凸部1223および1233の基部融着面1
223Aおよび1233Aが、誘導部121の融着面121Aと同
面内となる厚みにする。
誘導部121と、第一の基部122および第二の基
123とを形成する材料は、互いに非相溶性の
脂が選択される。非相溶性の樹脂としては
低密度ポリエチレン系とランダムポリプロ
レン系の組み合わせが好ましい。
具体的には、低密度ポリエチレン(LDPE)/ラン
ダムポリプロピレン(RPP)、直鎖状低密度ポリ
チレン(LLDPE)/RPP(一部、m-LLも含む)、LDPE/ホモ
ポリプロピレン(HPP)、LLDPE/HPP(一部、m-LLも含
)、LDPE/ポリスチレン(PS)、LLDPE/PS(m-LLも含む)
RPP/PS、HPP/PS、LDPE/ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、LLDPE/PET、RPP/PET、HPP/PET、PS/PET、LDPE/ナ
イロン(Ny)、LLDPE/Ny、RPP/Ny、HPP/Ny、PS/Nyなどが
げられる。これらの樹脂は、誘導部121と第
の基部122および第二の基部123のどちらに用
てもよいが、誘導部121がシーラント層1111お
よびシール層124と相溶性の高い樹脂となるよ
うに選択される。
シール層124はカットテープ120を袋体110に 着するために設けられるもので、誘導部121 融着面121A上に積層されている。シール層124 に使用される材料は、誘導部121およびシーラ ント層1111と相溶性の高い樹脂が選択される 例えば、直鎖状低密度ポリエチレンなどを 用することができる。
以上より、第一の基部122および第二の基 123と、誘導部121と、シール層124と、シーラ ト層1111と、に使用される樹脂としては、上 記の材料から適宜選択して使用することがで きる。例えば、低密度ポリエチレン/ランダ ポリプロピレン/直鎖状低密度ポリエチレン/ 直鎖状低密度ポリエチレンの組み合わせが挙 げられる。
<カットテープ付き包装袋100の製造方法>
まず、上述の構成のカットテープ120を製造
る。カットテープ120は、誘導部121と第一の
部122と第二の基部123とを、共押出成形法に
り一体化して得ることができる。
そして、前述の基材フィルム111とカットテ
プ120とから、一般的に用いられている三方
ール製袋機等を用いてカットテープ付き包
袋100を製造する。
三方シール製袋機は、包材送出部から送り
された一対の基材フィルム111の間に、テー
送出部から送り出されたカットテープ120を
置させて、カットテープ120と基材フィルム1
11を融着させる。このとき、カットテープ120
、第一の基部122の基部融着面1223Aと、第二
基部123の基部融着面1233Aと、誘導部121の融着
面121Aと、を同時に融着する。そして、基材
ィルム111を搬送し、この搬送方向に対して
定間隔で基材フィルム111を融着および溶断
てカットテープ付き包装袋100を形成する。
<カットテープ付き包装袋100の開封方法>
次に、図1、図4および図5を用いて本実施形
のカットテープ付き包装袋100を開封する状
を説明する。
図1に示すように、カットテープ120の誘導部
121の両方の端部1211の基材フィルム111には、
導部121を挟むように切込部115がそれぞれ2本
つ形成されている。
開封するときは、これらの切込部115によ て把持可能となった誘導部121の端部1211と、 誘導部121に重なっている基材フィルム111とを 同時に把持し、そのまま誘導部121が袋体110か ら離れる方向に引くことで、袋体110の基材フ ィルム111が切断され、開封することができる 。開封時は、図4に示すように、誘導部121と 第一の基部122の積層部1221および第二の基部1 23の積層部1231との間で剥離し、誘導部121とと もに基材フィルム111が切断される。そして、 第一の基部122の積層部1221の端面1221Aと、第二 の基部123の積層部1231の端面1231Aとの間に形成 されていた露出部1212が開口部114となる。こ ようにしてカットテープ付き包装袋100を開 することができる。
次に、図5に示すように、形成された開口 部114の周縁にあり第二の基部123に指を引っ掛 けることにより、簡単に開口部114を大きく開 口させることができる。
以上に述べた本実施形態においては次に示
効果がある。
(1)誘導部121と、第一の基部122および第二の基
部123と、に非相溶性の樹脂を用いたので、袋
体110に取り付けられたカットテープ120の誘導
部121の端部1211と誘導部121と重なっている基
フィルム111を把持して引っ張ると、誘導部12
1と第一の基部122、および誘導部121と第二の
部123との間で簡単に剥離することができる
すなわち、引裂抵抗なく開封することがで
る。
また、基材フィルム111は、誘導部121にガイ
された状態で引き裂かれるので、袋体110を
導部121に沿って直線的に引き裂くことがで
る。
(2)そして、開封時には、誘導部121に積層さ れた第一の基部122および第二の基部123との間 に開口部114が形成される。開封前は、開口部 114が誘導部121により被覆された状態となって おり、開封するときは誘導部121を第一の基部 122および第二の基部123から剥離するので、開 口部114が開口する。このような構成であれば 、開口部114の周囲は第一の基部122および第二 の基部123で囲まれた状態となり、開口部114を 開口する際、指が周囲の第一の基部122または 第二の基部123に引っ掛かりやすいため、容易 に大きく開口することができる。
(3)本実施形態では、凸部1223および1233は、 部融着面1223Aおよび1233Aがシール層124のシー ラント層1111に融着される側の面124Aと同一面 となる厚みとされている。これにより、カ トテープ120を袋体110に取り付ける際、1回の シール工程で、誘導部121とシーラント層1111 誘導部121と積層部1221および1231、そして凸部 1223および1233とシーラント層1111を同時にシー ルすることができるとともに、より正確に美 しくシールすることができる。
(4)また、誘導部121と凸部1223および1233との距
を0.1mm以上前記誘導部の幅未満としたので
カットテープ120をシーラント層1111にシール
ても、誘導部121と凸部1223および1233とが一
化しないので、易開封性を実現することが
きる。
特に、凸部1223および1233は断面略台形状に
成されているので、シール位置がずれたと
ても、距離A´を確保することができる。し
がって、易開封性を備えたカットテープ付
包装袋を確実に製造することができ、不良
を少なくすることができる。
(5)そして、誘導部121にシール層124が積層さ れ、シール層124がシーラント層1111と融着し 構成とした。シール層124には、誘導部121お びシーラント層1111と相溶性の高い樹脂を用 たので、誘導部121、シール層124およびシー ント層1111との接着強度が強い。すなわち、 開封時に誤って誘導部121とシーラント層1111 の間で剥離するようなことが起こらない。 たがって、易開封性を向上させることがで るとともに、開封後もきれいな状態の包装 を保つことができる。
(6)本実施形態では、カットテープ120は、誘 導部121、第一の基部122および第二の基部123か らなる非常に簡単な構成となっているので、 共押出成形法などにより一工程で簡単に製造 することができる。カットテープ120をこのよ うな共押出法により成形すれば、製造工程を 簡略化でき、製造コストを低くでき、カット テープ120を連続的に安定して製造することが できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定され
ものではなく、本発明の目的を達成できる
囲での変形、改良等は本発明に含まれるも
である。
例えば、前記実施形態において、袋体110の
面にカットテープ120のみを取り付けたが、
6Aに示すように、包装袋200は、カットテー
220よりも内容物側の袋体210の内面にチャッ
テープ230を取り付けてもよい。
この場合、前述と同様の手順でカットテー
220誘導部221と誘導部221に融着している基材
ィルム211とを同時に把持し、袋体210から離
る方向に引き裂いて開封する(図6B参照)。開
封後は、チャックテープ230の雄部材231と雌部
材232との咬合を外してさらに開封する(図6C参
照)。再封する場合は、雄部材231と雌部材232
を再び咬合させればよい。
以下、実施例および比較例を挙げて、本 明をより具体的に説明するが、本発明は実 例等の内容に何ら限定されるものではない
[実施例1]
土台樹脂に密度が926kg/m 3
、MFRが1.5g/10minの低密度ポリエチレン、引裂
誘導片に密度が900kg/m 3
、MFRが7.0g/10minのランダムポリプロピレン、
裂き誘導片に積層したシール層に密度が900kg
/m 3
、MFRが4g/10minの直鎖状低密度ポリエチレンを
いて、共押出によりカットテープを得た。
ットテープの寸法は、図3において、A=1mm、B
=3.5mm(厚み350μm)、C=1.5mm(厚み600μm)である。
このカットテープと二軸延伸ナイロンフィ
ム(厚み15μm)と直鎖状低密度ポリエチレンフ
ィルム(厚み50μm)をドライラミネートしたフ
ルムを一般的に使用されているチャックテ
プ付き三方製袋機で製袋しチャックテープ
き包装袋を得た。なお、チャックテープ付
包装袋の周縁をヒートシールした後、カッ
テープの両端に切り込みを形成した。
[実施例2]
カットテープの寸法が異なる以外は、実施
1と同様にしてカットテープを得た。
カットテープの寸法は、図3において、A=3.5m
m、B=3.5mm(厚み350μm)、C=1.5mm(厚み600μm)である
そして、実施例1と同様にしてチャックテー
プ付き包装袋を得た。
[比較例1]
特開平10-59384号公報に記載された補強糸と
伸処理したポリエチレン製モノフィラメン
とを用い、誘導テープにポリエチレンを用
て同公報実施例1の袋を得た。
<評価>
実施例1、2および比較例1で得られた包装袋
開封し、引裂抵抗、引裂性について評価し
。評価内容は以下の通りである。
引裂抵抗
A:抵抗がなく切れやすい
B:抵抗があるが切れる
C:抵抗があり切れない
引裂性
A:直線的に引裂可能で開封しやすい
B:直線的に引裂可能であるが、カット部分
波打つ
C:直線的に引裂けないため開封しにくい
表1からわかるように、実施例1では、引裂
抗もなく容易に開封することができるとと
に、直線的に開封することができた。実施
2も実用的に問題なかった。
一方、比較例1では、誘導テープを引っ張っ
ても包装袋が切れず、かろうじて切れたとし
ても、直線的に引裂くことができなかった。
本発明は、例えば、食品、薬品、医療品 雑貨等の各種物品を包装するチャックテー 付き包装袋に広く利用することができる。
