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Title:
DAMPER ABNORMALITY DETECTOR AND HUMIDIFIER HAVING SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/057498
Kind Code:
A1
Abstract:
A damper abnormality detector comprises a heater (13) disposed in an air passage, a damper (15) disposed in the air passage, a temperature sensor (16) disposed on the downstream side of the heater (13) in the air passage (P), and an abnormality determination part (30a) for determining whether or not the damper (15) is abnormally brought into a closed state when it must be brought into an open state according to the temperature detected by the temperature sensor (16) in such a state that the heater (13) is turned on.

Inventors:
TOYODA DAISUKE (JP)
YAMAGUCHI NOBUYUKI (JP)
MATSUMOTO SACHIKO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/069196
Publication Date:
May 07, 2009
Filing Date:
October 23, 2008
Export Citation:
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Assignee:
DAIKIN IND LTD (JP)
TOYODA DAISUKE (JP)
YAMAGUCHI NOBUYUKI (JP)
MATSUMOTO SACHIKO (JP)
International Classes:
F24F6/00; F24F6/10; F24F11/02
Foreign References:
JP2004294040A2004-10-21
JP2004077082A2004-03-11
JP2002106926A2002-04-10
JP2007064567A2007-03-15
Attorney, Agent or Firm:
TANAKA, Mitsuo et al. (IMP Building3-7, Shiromi 1-chome,Chuo-ku, Osaka-sh, Osaka 01, JP)
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Claims:
 風通路内に配置されたヒータ(13)と、
 上記風通路内に配置されたダンパ(15)と、
 上記風通路内のヒータ(13)の下流側に配置された温度センサ(16)と、
 上記ヒータ(13)をオンした状態で上記温度センサ(16)の検出温度に基づいて、上記ダンパ(15)が開状態であるべきときに閉状態となっているダンパ異常か否かを判定する異常判定部(30a)と
を備えたことを特徴とするダンパ異常検出装置。
 風通路内に配置されたヒータ(13)と、上記風通路内に配置されたダンパ(15)と、上記風通路内のヒータ(13)の下流側に配置された温度センサ(16)と、上記ヒータ(13)をオンした状態で上記温度センサ(16)の検出温度に基づいて、上記ダンパ(15)が開状態であるべきときに閉状態となっているダンパ異常か否かを判定する異常判定部(30a)とを備えたダンパ異常検出装置と、
 上記風通路内かつ上記ヒータ(13)の下流側に脱着領域が配置された加湿ロータ(12)と
を備えたことを特徴とする加湿装置。
 請求項2に記載の加湿装置において、
 上記加湿ロータ(12)の上記脱着領域の下流側に上記温度センサ(16)が配置されていることを特徴とする加湿装置。
 請求項2または3に記載の加湿装置において、
 上記異常判定部(30a)は、間隔をあけて周期的に判定を繰り返し、所定時間内に、上記ダンパが開状態であるべきときに閉状態が所定回数以上あるとダンパ異常と判定することを特徴とする加湿装置。
 請求項2または3に記載の加湿装置において、
 上記異常判定部(30a)により上記ダンパ異常を判定するとき、上記ヒータ(13)の出力を一定とすることを特徴とする加湿装置。
 請求項2または3に記載の加湿装置において、
 上記風通路内の上記加湿ロータ(12)と上記温度センサ(16)との間に配置され、上記風通路内の上流側から下流側に空気を送る加湿ファン(14)を備え、
 上記温度センサ(16)は、上記加湿ファン(14)の下流側かつ上記加湿ファン(14)から離間して配置されていることを特徴とする加湿装置。
 請求項6に記載の加湿装置において、
 上記風通路は、上記加湿ファン(14)から略水平方向に延びる横通路領域を有し、
 上記温度センサ(16)は、上記風通路の横通路領域の上側を覆うケーシング(10)から離間して下方に配置されていることを特徴とする加湿装置。
 請求項6に記載の加湿装置において、
 上記風通路は、上記加湿ファン(14)から略水平方向に延びる横通路領域を有し、
 上記温度センサ(16)は、上記風通路の横通路領域に配置され、
 上記風通路の横通路領域かつ上記温度センサ(16)の上側を覆うケーシング(10)の上面または下面に断熱材(20)を取り付けたことを特徴とする加湿装置。
Description:
ダンパ異常検出装置およびそれ 備えた加湿装置

 この発明は、ダンパ異常検出装置および れを備えた加湿装置に関する。

 従来、加湿装置としては、空気調和機に えられ、室外から室内に加湿空気を搬送す 加湿通路内にダンパを設けたものがある(例 えば、特開2004-77082号公報参照)。この加湿装 を用いた空気調和機では、加湿運転時や換 運転時にはダンパを開状態にし、運転停止 にはダンパを閉状態にして加湿通路を閉鎖 ている。

 このような加湿装置では、加湿通路内に けられたダンパの開閉動作をリミットスイ チにより検出するダンパ異常検出装置を備 たものもあるが、ダンパの開閉動作を検出 るリミットスイッチなどの検出手段のない のでは、ダンパが開状態になるべきときに 状態となっているダンパ異常を検出できな という問題がある。上記ダンパが開状態に るべきときに閉状態となった場合、加湿や 気が行えない。

 そこで、この発明の課題は、ダンパの開 動作を検出する検出手段なしに、簡単な構 でダンパが開状態であるべきときに閉状態 なっているダンパ異常を検出できるダンパ 常検出装置およびそれを備えた加湿装置を 供することにある。

 上記課題を解決するため、この発明のダン 異常検出装置は、
 風通路内に配置されたヒータと、
 上記風通路内に配置されたダンパと、
 上記風通路内のヒータの下流側に配置され 温度センサと、
 上記ヒータをオンした状態で上記温度セン の検出温度に基づいて、上記ダンパが開状 であるべきときに閉状態となっているダン 異常か否かを判定する異常判定部と
を備えたことを特徴とする。

 上記構成によれば、ダンパが開状態で風 流れている風通路において、ヒータをオン た状態では、ヒータの下流側に配置された 度センサの検出温度は異常上昇しないが、 ンパが閉状態になっていると、風通路内を が流れないので、ヒータの下流側に配置さ た温度センサの検出温度は異常上昇するこ になる。そこで、このダンパ異常時の温度 昇を利用して、温度センサの検出温度に基 いて、異常判定部によりダンパが開状態で るべきときに閉状態となっているダンパ異 か否かを判定する。このように、風通路内 配置されたダンパの開閉動作を検出するリ ットスイッチ等の検出手段なしに、簡単な 成でダンパが開状態であるべきときに閉状 となっているダンパ異常を検出できる。

 また、この発明の加湿装置では、
 風通路内に配置されたヒータと、上記風通 内に配置されたダンパと、上記風通路内の ータの下流側に配置された温度センサと、 記ヒータをオンした状態で上記温度センサ 検出温度に基づいて、上記ダンパが開状態 あるべきときに閉状態となっているダンパ 常か否かを判定する異常判定部とを備えた ンパ異常検出装置と、
 上記風通路内かつ上記ヒータの下流側に脱 領域が配置された加湿ロータと
を備えたことを特徴とする。

 ここで、上記加湿ロータは、軸を中心に 転する吸着材からなり、水分を吸着するた の吸着領域と、水分を脱着するための上記 着領域を有し、ヒータにより加熱された空 が脱着領域を通過して水分を脱着すること より空気を加湿する。

 上記構成によれば、上記風通路内を流れ 風上側からの空気をヒータにより加熱し、 の加熱された空気をヒータの下流側に配置 れた加湿ロータを介して加湿して、加湿さ た空気を風通路を介して下流側に供給する とが可能となる。そして、加湿運転中に上 温度センサの検出温度に基づいて、異常判 部によりダンパが開状態であるべきときに 状態となっているダンパ異常か否かを判定 る。これにより、風通路内に配置されたダ パの開閉動作を検出するリミットスイッチ の検出手段なしに、簡単な構成でダンパが 状態であるべきときに閉状態となっている ンパ異常を検出できる。

 また、一実施形態の加湿装置では、上記 湿ロータの上記脱着領域の下流側に上記温 センサが配置されている。

 上記実施形態によれば、上記加湿ロータ 脱着領域の下流側に温度センサが配置され いることによって、加湿ロータにより加湿 れた空気の温度を温度センサにより検出す ことが可能となり、加湿空気の温度に基づ て加湿運転の制御を容易に行うことができ 温度センサをダンパ異常検出と加湿運転制 に兼用することができる。

 また、一実施形態の加湿装置では、上記 常判定部は、間隔をあけて周期的に判定を り返し、所定時間内に、上記ダンパが開状 であるべきときに閉状態が所定回数以上あ とダンパ異常と判定する。

 上記実施形態によれば、上記異常判定部 、間隔をあけて周期的に判定を繰り返して 所定時間内に、ダンパが開状態であるべき きに閉状態が所定回数以上あるとダンパ異 と判定することによって、ダンパ異常の誤 出を防止できる。

 また、一実施形態の加湿装置では、上記 常判定部により上記ダンパ異常を判定する き、上記ヒータの出力を一定とする。

 上記実施形態によれば、上記異常判定部 よりダンパ異常を判定するとき、ヒータの 力を一定とすることによって、ダンパの開 態と閉状態で温度センサにより検出された 湿空気の温度の違いが明確になるので、温 センサにより検出された加湿空気の温度の 化に基づいて、ダンパ異常を正確に判定す ことができる。

 また、一実施形態の加湿装置では、
 上記風通路内の上記加湿ロータと上記温度 ンサとの間に配置され、上記風通路内の上 側から下流側に空気を送る加湿ファンを備 、
 上記温度センサは、上記加湿ファンの下流 かつ上記加湿ファンから離間して配置され いる。

 上記実施形態によれば、上記風通路内の 湿ロータと温度センサとの間に配置された 湿ファンの下流側かつ加湿ファンから離間 て配置することによって、乱流により温度 均一でない加湿ファンの直後よりも温度ム の少ない領域で正確な温度検出ができる。

 また、一実施形態の加湿装置では、
 上記風通路は、上記加湿ファンから略水平 向に延びる横通路領域を有し、
 上記温度センサは、上記風通路の横通路領 の上側を覆うケーシングから離間して下方 配置されている。

 上記実施形態によれば、上記風通路の加 ファンから略水平方向に延びる横通路領域 上側を覆うケーシングから温度センサを離 して下方に配置することによって、ケーシ グ上面を介して受ける外気の影響を少なく き、より正確な温度検出ができる。

 また、一実施形態の加湿装置では、
 上記風通路は、上記加湿ファンから略水平 向に延びる横通路領域を有し、
 上記温度センサは、上記風通路の横通路領 に配置され、
 上記風通路の横通路領域かつ上記温度セン の上側を覆うケーシングの上面または下面 断熱材を取り付けた。

 上記実施形態によれば、上記風通路の横 路領域かつその横通路領域に配置され温度 ンサの上側を覆うケーシングの上面または 面に断熱材を取り付けることによって、ケ シング上面を介して受ける外気の影響を少 くでき、より正確な温度検出ができる。

 以上より明らかなように、この発明のダ パ異常検出装置によれば、風通路内に配置 れたダンパの開閉動作を検出する検出手段 しに、簡単な構成でダンパが開状態である きときに閉状態となっているダンパ異常を 出することができる。

 また、この発明の加湿装置によれば、上 ダンパ異常検出装置を用いることによって 風通路内に配置されたダンパの開閉動作を 出する検出手段なしに、簡単な構成でダン が開状態であるべきときに閉状態となって るダンパ異常を検出することができる。

 また、一実施形態の加湿装置によれば、 湿ロータの下流側に温度センサが配置され いることによって、加湿ロータにより加湿 れた空気の温度を温度センサにより検出す ことが可能となり、温度センサをダンパ異 検出と加湿運転制御に兼用することができ 。

 また、一実施形態の加湿装置によれば、 常判定部は、間隔をあけて周期的に判定を り返して、所定時間内に、ダンパが開状態 あるべきときに閉状態が所定回数以上ある ダンパ異常と判定することによって、ダン 異常の誤検出を防止できる。

 また、一実施形態の加湿装置によれば、 通路内に配置されたヒータの出力を一定と ることによって、温度センサにより検出さ た加湿空気の温度の変化に基づいて、ダン 異常を正確に判定することができる。

 また、一実施形態の加湿装置によれば、 記風通路内の加湿ロータと温度センサとの に配置された加湿ファンの下流側かつ加湿 ァンから離間して配置することによって、 流により温度が均一でない加湿ファンの直 よりも温度ムラの少ない領域で正確な温度 出を行うことができる。

 また、一実施形態の加湿装置によれば、 記風通路の加湿ファンから略水平方向に延 る横通路領域の上側を覆うケーシングから 度センサを離間して下方に配置することに って、ケーシング上面を介して受ける外気 影響を少なくでき、より正確な温度検出行 ことができる。

 また、一実施形態の加湿装置によれば、 記風通路の横通路領域かつその横通路領域 配置され温度センサの上側を覆うケーシン の上面または下面に断熱材を取り付けるこ によって、ケーシング上面を介して受ける 気の影響を少なくでき、より正確な温度検 を行うことができる。

図1はこの発明の第1実施形態の加湿装 を備えた空気調和機の概略構成図である。 図2は上記加湿装置の断面模式図である 。 図3Aは図2に示す要部Aのダンパが閉状 の断面模式図である。 図3Bは図2に示す要部Aのダンパが開状 の断面模式図である。 図4は上記空気調和機の要部のブロック 図である。 図5は加湿吹出温度のゾーン図である。 図6は上記空気調和機の制御部の開閉検 出動作を説明するためのフローチャートであ る。 図7は図6に続くフローチャートである 図8はこの発明の第2実施形態の加湿装 を備えた空気調和機の要部のブロック図で る。 図9は上記空気調和機の制御部の他の開 閉検出動作を説明するためのフローチャート である。 図10は温度センサの他の配置例を示す 面模式図である。 図11は温度センサの他の配置例を示す 面模式図である。 図12は図10において温度センサの上側 断熱材を設けた例を示す断面模式図である 図13は温度センサに樹脂モールドタイ のサーミスタを用いた例を示す断面模式図 ある。 図14は温度センサに管入タイプのサー スタを用いた例を示す断面模式図である。

 以下、この発明のダンパ異常検出装置お びそれを備えた加湿装置を図示の実施の形 により詳細に説明する。

 〔第1実施形態〕
 図1はこの発明の第1実施形態の加湿装置を えた空気調和機の概略構成図である。この 気調和機は、図1に示すように、室内機1と、 上記室内機1に連絡配管(図示せず)を介して接 続された室外機2と、上記室外機2上に載置さ 、室内機1と加湿ダクト4を介して接続され 加湿装置3とを備えている。上記加湿装置3に おいて室外空気を加湿して、加湿された空気 を加湿ダクト4と室内機1を介して室内に供給 る。

 図2は上記加湿装置3の断面模式図を示し おり、図2に示すように、加湿装置3は、吸湿 ファン11と、上記吸湿ファン11により吸い込 れた室外空気を通過させて水分を吸着する 着領域と水分を脱着する脱着領域とを有す 円板形状の加湿ロータ12と、上記加湿ロータ 12の脱着領域の上流側に配置されたヒータ13 、上記加湿ロータ12の脱着領域の下流側に配 置された加湿ファン14と、上記ヒータ13と加 ロータ12の脱着領域と加湿ファン14を通る風 路Pの出口近傍に設けられたダンパ15とを備 ている。上記加湿ロータ12とヒータ13と加湿 ファン14とダンパ15をケーシング10内に配置し ている。

 上記加湿ロータ12は、シリカゲル,ゼオラ ト,アルミナ等の吸着材が例えばハニカム状 または多孔多粒状に成形されており、軸を中 心に加湿ロータ駆動部22(図4に示す)によって 転する。上記加湿ロータ12は、吸湿ファン11 により吸い込まれた室外空気から吸着領域で 吸湿する(水分を吸着する)。一方、上記風通 Pの加湿ロータ12よりも上流側のヒータ13で 熱された空気が加湿ロータ12の脱着領域を通 るときに、加湿ロータ12によって加湿される( 加湿ロータ12から水分を脱着する)。このよう に、上記風通路Pの空気から加湿ロータ12が吸 着した水分は、ヒータ13によって加熱された 気によって脱着されて、この空気が加湿さ る。そうして加湿された空気は、加湿ファ 14によって加湿ダクト4に送られる。

 上記ヒータ13とダンパ15と温度センサ16と 常判定部30aでダンパ異常検出装置を構成し いる。

 図3Aは図2に示す要部Aのダンパ15が閉状態 断面模式図を示しており、ダンパ15は、図 しないダンパ駆動部21(図4に示す)によりケー シング10内を水平方向に移動する。図3Aでは ダンパ15が左側に移動して出口10aを閉じてい る。上記ケーシング10内の加湿ファン14とダ パ15との間に温度センサ16を配置している。 なわち、風通路Pにおいて、温度センサ16は 加湿ロータ12の脱着領域の下流側に配置さ ている。

 また、図3Bは図2に示す要部Aのダンパ15が 状態の断面模式図を示しており、図3Bでは ダンパ15が右側に移動して出口10aを開いてい る。

 図4は上記加湿装置3の要部のブロック図 示しており、この加湿装置3は、図4に示すよ うに、温度センサ16に基づいて、吸湿ファン1 1,ヒータ13,加湿ファン14,ダンパ駆動部21およ 加湿ロータ駆動部22などを制御する制御部30 備えている。上記制御部30は、マイクロコ ピュータおよび入出力回路などからなり、 ンパ異常か否かを判定する異常判定部30aと タイマTM1と、タイマTM2とを有している。

 上記制御部30は、加湿運転時、図5に示す 湿吹出温度のゾーン図にしたがって、加湿 気の吹出温度が制御される。図5に示すよう に、加湿吹出温度の高い温度から順に、第1 度HEATLT1、第2温度HEATLT2、第3温度HEATLT3、第4 度HEATLT4で分割された停止域、垂下域、無変 域、アップ域、アップ域兼ヒータ停止から 復帰域が設定されている。

 上記温度センサ16により検出された加湿 出温度に基づいて、加湿吹出温度が目標温 になるように、ヒータ13の出力を制御する。 すなわち、加湿吹出温度がアップ域のときは ヒータ13の出力を大きくし、加湿吹出温度が 変化域のときはヒータ13の出力を変えず、 湿吹出温度が垂下域のときはヒータ13の出力 を小さくする。

 図6は上記制御部30の開閉検出動作を説明 るためのフローチャートを示し、図7は図6 続くフローチャートを示している。なお、 理がスタートする前に異常回数は、ゼロに 期設定されている。

 この処理がスタートすると、ステップS1 加湿運転の要求有りか否かを判別して、加 運転の要求有りのときはステップS2に進む一 方、加湿運転の要求なしのときはステップS1 繰り返す。

 そして、ステップS2で吹出温度ゾーンが 止域以外であると判別すると、ステップS3に 進む一方、吹出温度ゾーンが停止域であると 判別すると、ステップS9に進み、ヒータ13を フしてステップS1に戻る。

 次に、ステップS3でヒータ13をオンして、 ステップS4に進み、タイマTM1をスタートした 、ステップS5に進む。ここで、タイマTM1の タートとは、タイマカウント値が初期値に 定された後、再スタートすることであり、 イムアップとは、タイマカウント値がゼロ らカウントアップされて所定値になった場 か、または、タイマカウント値が所定値か カウントダウンされてゼロになった場合の とをいう(以下、TM2,TM3も同様)。

 次に、ステップS5で吹出温度ゾーンが停 域以外から停止域への変化有りか否かを判 して、吹出温度ゾーンが停止域以外から停 域への変化があると判別すると、ステップS6 に進む。一方、ステップS5で吹出温度ゾーン 停止域以外から停止域への変化がないと判 すると、図7に示すステップS11に進む。

 次に、ステップS6で異常回数を1つインク メント(+1)した後、ステップS7に進み、異常 数が所定回数N以上であると判別すると、ス テップS8に進み、異常処理を実行して、この 理を終了する。

 一方、ステップS7で異常回数が所定回数N 満であると判別すると、ステップS1に戻る

 また、図7に示すステップS11では、タイマ TM1がタイムアップしたか否かを判別して、タ イマTM1がタイムアップしたと判別したときは 、ステップS15に進み、異常回数をゼロに設定 して、図6に示すステップS1に戻る。

 一方、ステップS11でタイマTM1がタイムア プしていないと判別したときは、ステップS 12に進み、加湿運転の要求有りか否かを判別 る。

 そして、ステップS12で加湿運転の要求有 と判別すると、図6に示すステップS5一方、 湿運転の要求なしと判別すると、ステップS 13に進む。

 次に、ステップS13でタイマTM2をスタート た後、ステップS14に進み、タイマTM2がタイ アップしたか否かを判別する。

 そして、ステップS14でタイマTM2がタイム ップしたと判別すると、ステップS15に進む 方、タイマTM2がタイムアップしていないと 別すると、ステップS16に進む。

 次に、ステップS16で加湿運転の要求有り 判別すると、図6に示すステップS1に戻る一 、加湿運転の要求なしと判別すると、ステ プS14に戻る。

 上記ダンパ異常検出装置を備えた加湿装 3によれば、風通路P内に配置されたダンパ15 の開閉動作を検出する検出手段なしに、簡単 な構成でダンパ15が開状態であるべきときに 状態となっているダンパ異常を検出するこ ができる。

 また、上記加湿ロータ12の下流側に温度 ンサ16が配置されていることによって、加湿 ロータ12により加湿された空気の温度を温度 ンサ16により検出することが可能となり、 度センサ16をダンパ異常検出と加湿運転制御 に兼用することができる。

 また、異常判定部30aは、間隔をあけて周 的に判定を繰り返して、所定時間内に、ダ パが開状態であるべきときに閉状態が所定 数N以上あるとダンパ異常と判定することに よって、ダンパ異常の誤検出を防止すること ができる。

 〔第2実施形態〕
 図8はこの発明の第2実施形態の加湿装置を えた空気調和機の要部のブロック図を示し おり、この第2実施形態の空気調和機は、制 部30を除いて同一の構成をしている。

 図9は上記加湿装置3の制御部30の他の開閉 検出動作を説明するためのフローチャートを 示している。

 この処理がスタートすると、ステップS21 加湿運転の要求有りと判別すると、ステッ S22に進む一方、加湿運転の要求なしと判別 ると、このステップS21を繰り返す。

 そして、ステップS22で開閉検出用のヒー 出力をオンする。このとき、ヒータ13に開 検出用として所定電力を投入して、ヒータ 力を一定にしている。

 次に、ステップS23に進み、タイマTM3をス ートして、ステップS24に進み、加湿吹出温 が所定温度X以上か否かを判別する。

 そして、ステップS24で加湿吹出温度が所 温度X以上であると判別すると、ステップS25 に進み、異常処理を実行して、この処理を終 了する。

 一方、ステップS24で加湿吹出温度が所定 度X未満であると判別すると、ステップS26に 進み、タイマTM3がタイムアップしていると判 別すると、ステップS27に進み、通常運転を実 行して、この処理を終了する。

 一方、ステップS26でタイマTM3がタイムア プしていないと判別すると、ステップS24に る。

 このように、上記制御部30の他の開閉検 動作では、風通路P内に配置されたヒータ13 出力を一定とすることによって、ダンパ15の 開状態と閉状態で温度センサ16により検出さ た加湿空気の温度の違いが明確になるので 温度センサ16により検出された加湿空気の 度の変化に基づいて、ダンパ異常を正確に 定することができる。

 上記第1,第2実施形態では、ケーシング10 の加湿ファン14とダンパ15との間に温度セン 16を配置したが、加湿ファン14の直後よりも 、図10に示すように、温度センサ16を加湿フ ン14から遠い図中右側に配置するのが望まし い。このように、温度センサ16を加湿ファン1 4の下流側かつ加湿ファン14から離間して配置 した場合は、乱流により温度が均一でない加 湿ファン14の直後よりも温度ムラの少ない領 で正確な温度検出ができる。

 また、図11に示すように、温度センサ16を 加湿ファン14から遠い図中右側にすると共に さらに上側のケーシング10上面から遠い図 下側に配置するのが望ましい。このように 温度センサ16を風通路の横通路領域の上側を 覆うケーシング10から離間して下方に配置し 場合は、ケーシング10上面を介して受ける 気の影響を少なくでき、より正確な温度検 ができる。

 または、図12に示すように、図10と同じ位 置の温度センサ16の上側のケーシング10上面 断熱材20を設けることによって、ケーシング 10上面を介して受ける外気の影響を少なくで 、より正確な温度検出ができる。

 さらに、図14に示す樹脂モールドタイプ サーミスタを温度センサ116に用いた場合よ も、図15に示す管入タイプのサーミスタを温 度センサ216に用いることによって、ケーシン グ10の上側に温度センサを取り付けるしかな 構造上の制約があっても、温度センサの検 部をより下方に取り付けて、ケーシング上 を介して受ける外気の影響を少なくできる

 また、上記第1,第2実施形態では、ダンパ 常検出装置を備えた加湿装置を備える空気 和機について説明したが、ダンパ異常検出 置はこれに限らず、風通路内に配置された ータと、風通路内に配置されたダンパと、 通路内のヒータの下流側に配置された温度 ンサと、ヒータをオンした状態で温度セン の検出温度に基づいて、ダンパが開状態で るべきときに閉状態となっているダンパ異 か否かを判定する異常判定部とを備えたも であればよい。

 例えば、ヒータとダンパが風通路内に配 された空調ダクトにこの発明のダンパ異常 出装置を適用してもよい。

 また、上記第1,第2実施形態では、ダンパ 動部21により水平方向に移動させるダンパ15 について説明したが、ダンパの構成はこれに 限らない。

 例えば、風通路内に上端部が回動自在に り付けられたフタ状のダンパであって、風 側のファンからの風圧によりダンパが上端 を中心に風下側に回動して風通路が開き、 ァンが停止すると、ダンパが自重により上 部を中心にして下方に閉じてストッパーに たり、全閉状態になるものであってもよい この場合、ファンを停止する直前のファン 量が所定値よりも大きいときは、ファン風 を所定値以下にしてから所定時間経過後に ァンを停止することにより、ファン停止時 ダクトがストッパーに当接するときの音を さくできる。

 さらに、風通路内の加湿ロータ12,ヒータ1 3,加湿ファン14,温度センサ16よりも下流側に ンパ15を配置したが、ダンパの位置はこれに 限らず、ダンパは風通路内であればどこに配 置されていてもよい。