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Patent Searching and Data


Title:
DEEP ULTRAVIOLET SEMICONDUCTOR OPTICAL DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/031584
Kind Code:
A1
Abstract:
A large-area and high-luminance deep ultraviolet light source device is provided under circumstances where the scales of existing mercury lamps used as ultraviolet light sources cannot be reduced and light-emitting diodes of 365 nm or less do not reach the practical level. The deep ultraviolet light source device comprises at least an anode substrate having an ultraviolet phosphor thin film doped with rare-earth metal ions such as gadolinium (Gd) ions and containing with aluminum nitride as the host material, a cathode substrate having a field electron emission material thin film, a spacer for holding the anode substrate and the cathode substrate opposite to each other and maintaining the space between the substrates in a vacuum atmosphere, and a voltage circuit for applying an electric field to the space between the anode substrate and the cathode substrate. Light is emitted by injecting electrons from the field electron emission material thin film into the ultraviolet phosphor thin film by applying the electric field to the space between the substrates and maintaining the space between the anode substrate and the cathode substrate as a vacuum channel region.

Inventors:
KITA TAKASHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/065887
Publication Date:
March 12, 2009
Filing Date:
September 03, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NAT UNIV CORP KOBE UNIV (JP)
KITA TAKASHI (JP)
International Classes:
H01J63/04; H01J29/20; H01J31/12; H01J63/06
Foreign References:
JP2006079873A2006-03-23
JP2005054182A2005-03-03
JP2006199876A2006-08-03
Other References:
K. MORIMOTO: "Phosphor Handbook", 1999, CRC PRESS, article "Phosphors for vacuum fluorescent displays and field emission displays''; ''chapter eight - sections one and two", pages: 561 - 580
U. VETTER ET AL.: "Intense ultraviolet cathodoluminescence at 318 nm from Gd3+.doped AIN", APPLIED PHYSICS LETTERS, vol. 83, 2003, pages 2145 - 2147
See also references of EP 2259286A4
Attorney, Agent or Firm:
The Patentcorporate body Global Intellectual Property (Shinmeikai Bldg. 4-banchi, Kaigandori, Chuo-ku, Kobe-sh, Hyogo 24, JP)
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Claims:
 窒化アルミニウムをホスト材料として希土類金属イオンを添加した紫外蛍光体薄膜を有するアノード基板と、電界電子放出材料薄膜を有するカソード基板と、前記アノード基板と前記カソード基板とを対向して配設させ、基板間の空隙を真空雰囲気に保持させるスペーサと、前記アノード基板と前記カソード基板の間に電界を印加させる電圧回路とを少なくとも有し、前記アノード基板と前記カソード基板の間の空隙を真空チャネル領域とし、基板間に電界を印加することにより前記電界電子放出材料薄膜からの電子を前記紫外蛍光体薄膜に注入させて発光させることを特徴とする深紫外光源デバイス。
 前記紫外蛍光体薄膜に添加される希土類金属イオンが、Gd、Eu、Dy、La、Ce、Sm、Y、Nd、Tb、Pr、Er、Tm、Yb、Sc、Pm、Ho、およびLuからなる群より選択される、少なくとも1種の金属のイオンであることを特徴とする請求項1に記載の深紫外光源デバイス。
 前記紫外蛍光体薄膜が、発光中心としてGd又はGd化合物が選ばれることを特徴とする請求項1に記載の深紫外光源デバイス。
 前記窒化アルミニウムにSiをドープして前記紫外蛍光体薄膜の電気抵抗値を低減したことを特徴とする請求項1に記載の深紫外光源デバイス。
 前記紫外蛍光体薄膜が、窒素雰囲気下でアルミニウム(Al)とGdをスパッタリングすることにより作製されたGdドープ窒化アルミニウム薄膜であることを特徴とする請求項1に記載の深紫外光源デバイス。
 
Description:
深紫外半導体光デバイス

 本発明は深紫外半導体光デバイス、具体 には深紫外フィールドエミッションデバイ に関するものである。

 紫外光源(UV-A,B,C)は露光用光源として広く利 用される以外にも、強い殺菌作用や光化学反 応を利用した環境・医療現場への用途、更に は環境汚染物質の分解や水質管理などの幅広 い用途が期待されている。
 現在のところ、紫外光源は主に水銀ランプ( 発光紫外波長254nm)が用いられている。水銀ラ ンプの場合、電子源はフィラメントタイプで あり、電子励起による光源は蛍光灯のように 大きな真空管状のデバイスとならざるを得な い。このため、現在の紫外光源は、低寿命・ 真空管破裂による操業ロスのリスク、小型デ バイスチップ化が困難といった問題がある。

 また、RoHS指令の対策も重要である。RoHS指 とは、正式には「Restriction of the Use of
CertainHazardous Substances in Electrical and Electroni c Equipment 指令」と呼ばれるもので、同指令 EU全域で2006年7月から施行されている。電気 電子機器を対象に、鉛、水銀、カドミウム、 六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポ 臭化ジフェニルエーテル(PBDE)の6つの有害物 質の使用量が規制される。ここで、水銀は 1 ,000ppm 以下に規制されており、水銀ランプに 変わる水銀フリー光源の開発が急務となって いる。

 このような背景から、水銀ランプに変わる 銀フリー光源として窒化物半導体の発光ダ オードが最近積極的に研究されている。
 しかし、窒化ガリウムのバンドギャップで まる365nmより短波長では高輝度発光は実現 きていないのが実情である。これは、発光 イオードは発光の活性層材料よりも大きな ンドギャップ材料でサンドイッチした構造 作らねばならないが、深紫外域で発光を得 ためには最大のバンドギャップをもつ窒化 ルミニウムでサンドイッチしてもキャリア 閉じ込めは不十分であり、発光効率は極端 落ちてしまうという要因から実現が困難と っている。例えば、窒化アルミニウム結晶 半導体として用いた発光ダイオードで、波 210nmと短波長での紫外光の発光が報告されて いるが(非特許文献1)、発光出力や外部量子効 率が小さく実用化が困難な状況である。

 また一方で、紫外波長域で発光する紫外発 エレクトロルミネッセンス素子(EL素子)が知 られている(例えば、特許文献1を参照。)。か かるEL素子は、発光膜を2層の誘電体絶縁膜で 挟持する二重絶縁構造とされることにより、 安定して発光するように構成される。具体的 には、ガラス等の透明基板上にITO(酸化イン ウムスズ、Indium Tin Oxide)等により形成した 明導電膜と、SiO 2 等により形成した下部絶縁膜と、母体材料中 に発光中心元素を添加した発光膜と、下部絶 縁膜と同様に形成された上部絶縁膜と、金属 からなる背面導電膜とを順次積層した構造を 有する。EL素子においては、可視光波長域で 発光現象だけでなく、紫外波長域での発光 象も古くから知られており、この紫外波長 での発光を蛍光体の励起エネルギーとして 用することによって、可視光領域へ波長変 することも行われている(例えば、特許文献 2を参照。)
 上述の通り、EL素子においては、様々な試 がなされているものの実用的に十分な性能 備えるものは未だ実現されておらず、EL素子 を紫外波長域での発光現象を実際の製品に応 用して、キーデバイスとして利用することは 困難な状況である。

特開2000-173775号公報

特開平11-195488号公報 波長210nmの紫外LED「絶縁体」のAlNで実現( 日経エレクトロニクス(2006年6月19日号)P.30,31) Nature 441, 325(2006).

 上述したように、紫外光源として利用され いる現在の水銀ランプは小型化できず、ま 発光ダイオードも365nm以下は実用レベルに い。またEL素子による紫外光源デバイスも実 用化は困難な状況である。
 かかる状況下、本発明は、実用化を目指し 大面積高輝度な深紫外光源デバイスを提供 ることを目的とする。

 上記目的を達成するため、本発明の深紫 光源デバイスは、窒化アルミニウムをホス 材料として希土類金属イオンを添加した紫 蛍光体薄膜を有するアノード基板と、電界 子放出材料薄膜を有するカソード基板と、 ノード基板とカソード基板とを対向して配 させ、基板間の空隙を真空雰囲気に保持さ るスペーサと、アノード基板とカソード基 の間に電界を印加させる電圧回路とを少な とも有し、アノード基板とカソード基板の の空隙を真空チャネル領域とし、基板間に 界を印加することにより電界電子放出材料 膜からの電子を紫外蛍光体薄膜に注入させ 発光させることを特徴とする。

 ここで、上記深紫外光源デバイスにおける 外蛍光体薄膜に添加される希土類金属イオ として、ガドリニウム(Gd)、ユウロピウム(Eu )、ジプシロシウム(Dy)、ランタン(La)、セリウ ム(Ce)、サマリウム(Sm)、イットリウム(Y)、ネ ジウム(Nd)、テルビウム(Tb)、プラセオジム(P r)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテル ウム(Yb)、スカンジウム(Sc)、プロメチウム(Pm )、ホルミウム(Ho)、およびルテチウム(Lu)等の イオンが例示される。
 上記希土類金属イオンは、特に限定される のではないが、紫外領域の発光中心となる のであることが好ましい。希土類元素のイ ンは、4f禁制遷移による発光、又は4f-5d許容 遷移による発光を示す。4f禁制遷移による発 中心元素としては、Gd 3+ (深紫外色),Tm 3+ (青色),Tb 3+ (緑色),Sm 3+ (赤色)等がある。許容遷移による発光中心元 としては、Ce 3+ ,Eu 2+ 等がある。

 また、上記深紫外光源デバイスにおける紫 蛍光体薄膜は、発光中心としてGd又はGd化合 物が選ばれることが好ましい。
 ガドリニウム(Gd)を発光中心とすることで、 滅菌・殺菌能力に優れた近紫外光源デバイス を得ることが可能となる。すなわち、Gd 3+ イオンの発光ピーク波長は約315nm付近であり 毒性の強いテトラクロロダイオキシン類の 分解、DNA分解を利用した殺菌応用や,光触媒 応用などに極めて有望な元素である。

 また、上記深紫外光源デバイスにおける紫 蛍光体薄膜のホスト材料である窒化アルミ ウムは、シリコン(Si)をドープして紫外蛍光 体薄膜の電気抵抗値を低減することが好まし い。
 シリコン添加による低抵抗化は、紫外蛍光 薄膜への励起電子線照射による帯電による バイアス発生を抑えることを可能にし、そ 結果発光輝度を向上させることができる。 の低抵抗化は、具体的には電流抵抗値を数 cm程度にすることが望ましい。

 また、上記深紫外光源デバイスにおける紫 蛍光体薄膜は、窒素雰囲気下でアルミニウ (Al)とGdをスパッタリングすることにより作 されたGdドープ窒化アルミニウム薄膜であ ことが好ましい。
 実績のあるスパッタリング法を使用してい ことにより、基板温度200℃での低温成長が 能になり、安価で高品質な紫外蛍光体薄膜 大面積に形成が可能となる。

 ここで、上記深紫外光源デバイスにおけ 電界電子放出材料薄膜には、一般のフィー ドエミッションディスプレイ(FED)に用いら る電界電子放出材料薄膜を用いることがで る。例えば、窒化アルミニウム薄膜や、シ コンが添加された窒化アルミニウム薄膜が いられる。また、カーボンナノチューブ(CNT) 若しくはCNTを含むカーボンナノファイバー(CN F)を用いた電界電子放出材料薄膜でもよい。 発明の深紫外光源デバイスにおける電界電 放出材料薄膜は、特に材料を限定する必要 なく、これまでに報告されている電界電子 出材料薄膜を用いることができる。

 本発明よれば、電界放出(フィールドエミ ッション)方式による大面積高輝度の深紫外 源デバイスを得ることができる。

 以下、本発明の実施形態の一例を、図面を 照しながら詳細に説明していく。
 図1に本発明に係る深紫外光源デバイスの構 造模式図を示す。本発明に係る深紫外光源デ バイスは、Si基板1及び基板上に低温成長させ たSiドープ窒化アルミニウム(AlN)薄膜2と、石 ガラス基板3及び窒化アルミニウムをホスト 材料としてガドリニウム(Gd)を添加した紫外 光体薄膜4とスペーサ5と電圧回路6とを少な とも含む構成からなる。

 ここで、Si基板上に低温成長させたSiドー プAlN薄膜2はエミッタを形成する。また、Si基 板1とSiドープAIN薄膜2はカソード(陰極)10を形 し、石英ガラス基板3と紫外蛍光体薄膜4は ノード(陽極)11を形成し、スペーサ5を挟んで 対向する。カソード10とアノード11間の空隙 高真空雰囲気に保持されている。

 なお、カソード10とアノード11の間にグリ ッドを挿入して、放出電流を制御することも 可能である。実際に実用化を考えた場合、カ ソード10とアノード11の間にグリッドを挿入 る3極方式を採用することが好ましい。

(紫外蛍光体薄膜の作製方法)
 次に、本発明に係る深紫外光源デバイスの 外蛍光体薄膜4の作製方法について説明する 。図2は、紫外蛍光体薄膜4の作製にもちいた 応性RFマグネトロンスパッタリング装置の 造模式図を示している。

 以下、図2のスパッタリング装置を参照して 紫外蛍光体薄膜の作製方法について説明する 。
 紫外蛍光体薄膜の作製に用いた反応性RFマ ネトロンスパッタリング装置30は、装置内の 真空チャンバー上部にヒータ32を有し、真空 ャンバー下部に高周波電源32(図示しない)を 有し、真空チャンバー右部に反応ガス33を導 できる流入口があり、真空チャンバー左部 流出口に液体窒素トラップ20を備え、スパ タリング装置内の真空チャンバー内部の残 ガス中の水成分を積極的に除去し、真空ポ プ39(図示しない)によって反応ガスを流出さ る構造である。

 先ず、反応性RFマグネトロンスパッタリン 装置30の上部に基板として深紫外域で透明な 石英ガラス基板34を収め、石英ガラス基板34 対向して下部にAl/Gdターゲット35を載置する Al/Gdターゲット35は、図2の右下に示すよう 、Alターゲット36の上に1.5mm角のGdチップ37を 定個数載置する。ターゲットはAlとGdの組成 を制御した合金ターゲットでも良い。そして 、ヒータ31を制御して、例えば、石英ガラス 板34の温度を300℃に保持し、チャンバー内 40mTorrでN 2 とArガスの反応ガス33を流して、スパッタ電 1.8kV,RFパワー150Wでスパッタリングを行なう
 かかるスパッタリングを行うことで、石英 ラス基板34上にガドリニウムが添加されたAl N薄膜が形成される。図3には、石英ガラス基 上に形成されたAlN薄膜のX線回折スペクトル を示している。図3に示されるように、X線回 スペクトルは(0001)配向した結晶特性を有し いる。上述したように石英ガラス基板は300 に保持されスパッタリングが行われている で、300℃の低温でも高品質結晶膜を作製で たことになる。結晶のAlNは約200nmまで透明 結晶であるため、Gd 3+ イオンからの発光をロス無く取り出すにはAlN 薄膜を結晶化することが望ましい。しかし、 室温も含めてより低い基板で作製した膜はア モルファス結晶特性を示すことになるが、Gd 3+ イオンの発光ピーク波長約315nm付近では透明 を有するため、これを用いることもできる

 Gdドープ量はAl上のGdチップ37の個数を変え ことにより制御することとしている。Al/Gdタ ーゲット35の部分である陰極と高周波電源32( 示しない)の間にはマッチングボックスが設 けてあり、コンデンサとコイルからなる整合 回路によってインピーダンスのマッチングを とり高周波電力が有効に装置内に注入される ようになっている。また、Alターゲット36とSi 基板34の間にシャッターを配設して、該シャ ターの開閉によりGdドープAlN薄膜の膜圧を 御している。
 反応ガス33は真空ポンプ39(図示しない)によ て、入った方向の対角の方向に出て行くよ に設計されており、スパッタが起こるチャ バー中央部に供給されるようになっている また、マグネット40近傍には水冷管41が設け られており、スパッタによりターゲットが加 熱され、溶解することを防止している。チャ ンバー本体にも水冷管42を設けており、プラ マによるチャンバーの温度上昇によるプラ マ状態の変化を防いでいる。

(深紫外光源デバイスの発光スペクトル測定)
 深紫外光源デバイスの発光スペクトル測定 、フィールドエミッターとしてSiドープの 化アルミニウムを用い、電子引き出し電極 設け、グリッド電極で引き出した電子を石 ガラス基板上に形成されたガドリニウム添 窒化アルミニウム(AlN:Gd)薄膜に照射すること で行った。図4に、発光スペクトル測定に用 た深紫外光源デバイスの構成図を示す。

 ここで、ガドリニウム添加窒化アルミニウ (AlN:Gd)薄膜は、RFマグネトロンスパッタリン グ法によって、石英ガラス基板上に300nm成長 せたものである。また、フィールドエミッ ーとグリッドとの間の距離は200μm、グリッ とガドリニウム添加窒化アルミニウム(AlN:Gd )薄膜間は500μmとしている。なお、フィール エミッション電流値は5×10 -5 アンペアである。

 図5-1と図5-2に、本測定結果の発光スペクト を示す。図5-1は、ガドリニウム金属箔1枚を アルミニウムターゲット上に置いた状態でRF グネトロンスパッタリング法によって作製 たガドリニウム添加窒化アルミニウム(AlN:Gd )薄膜を用いたものの発光スペクトルである また図5-2は、ガドリニウム金属箔3枚をアル ニウムターゲット上に置いた状態でRFマグ トロンスパッタリング法によって作製した ドリニウム添加窒化アルミニウム(AlN:Gd)薄膜 を用いたものの発光スペクトルである。図5-1 と図5-2に示されるように、310nm近傍にGd 3+ の内核ff遷移に起因する急峻な発光ピークが 認できていて、単色性に優れた特性を示し いる。
 また、図5-1と図5-2の比較によれば、添加す ガドリニウム量が増加することにより、ガ リニウム添加窒化アルミニウム薄膜の発光 度のピーク値が大きくなることが確認でき 。

 図6は、本発明の紫外蛍光体薄膜であるガ ドリニウム添加窒化アルミニウムの膜の写真 を示している。紙に紫色で描いた文字の上に 、ガドリニウム添加窒化アルミニウムの膜を 載せている。ガドリニウム添加窒化アルミニ ウムの膜は透明であり、光の干渉色が確認で きていることから基板表面に平坦で均一に成 膜されていることを示している。また、結晶 粒界による可視光領域における不透明化もま ったく確認されず、文字が透けて確認できて いる。

 本発明に係る深紫外半導体光デバイスは 水銀レス化が急がれる現在の工業用装置や 析装置類への利用可能性がある。また、現 問題となっている環境・医療現場における 菌・滅菌装置,色素による細胞選別、表面分 析、蛍光分析や、環境汚染物質の分解・除去 装置、水質管理システム等の極めて広範囲の 応用分野広範囲な利用が期待できる。

本発明の深紫外半導体光デバイスの構 模式図 反応性RFマグネトロンスパッタリング 置の構造模式図 石英ガラス基板上に形成されたAlN薄膜 X線回折スペクトル 測定に用いた深紫外半導体光デバイス 構成図 深紫外半導体光デバイスの発光スペ トル図(Gdチップ1枚) 深紫外半導体光デバイスの発光スペ トル図(Gdチップ3枚) ガドリニウム添加窒化アルミニウムの の写真

符号の説明

 1  Si基板
 2  Siドープ窒化アルミニウム(AlN)薄膜
 3  石英ガラス基板
 4  紫外蛍光体薄膜
 5  スペーサ
 6  電圧回路
 7  ガドリニウム添加窒化アルミニウム薄 を積層した石英ガラス基板
 10 カソード(陰極)
 11 アノード(陽極)
 20 液体窒素トラップ
 30 反応性RFマグネトロンスパッタリング装
 31 ヒータ
 32 高周波電源
 33 反応ガス(N 2 とArガス)
 34 石英ガラス基板
 35 Al/Gdターゲット
 36 Alターゲット
 37 Gdチップ
 38 マッチングボックス
 39 真空ポンプ
 40 マグネット
 41 水冷管(マグネット近傍)
 42 水冷管(チャンバー本体)