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Patent Searching and Data


Title:
DENTAL GRINDING BAR AND PROCESS FOR MANUFACTURING THE SAME
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026557
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a dental grinding bar that does not need forming of a groove for paint coating in an identification part and inhibits detachment of the paint from the identification part. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] The dental grinding bar is one comprising bar base metal (11); grinding part (11b) with abrasive grains stuck fast thereto, disposed in the distal end portion of the base metal; and identification part (11a) being an outer circumferential part of the base metal abutting on the grinding part, the identification part coated with a color paint, wherein the identification part (11a) is coated with a thickness uniform in the circumferential direction and, in the axial direction, in the form of angle curve in which the center portion of the identification part (11a) is thick. Consequently, forming of a groove for paint coating in the identification part is not needed, and detachment of the paint from the identification part can be inhibited.

Inventors:
MATSUTANI, Kanji (Inc. 8-3 Kiyohara Industrial Park Utsunomiya-sh, Tochigi 31, 3213231, JP)
松谷 貫司 (〒31 栃木県宇都宮市清原工業団地8番3号 マニー株式会社内 Tochigi, 3213231, JP)
Application Number:
JP2007/066591
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
August 28, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MANI, INC. (8-3 Kiyohara Industrial Park, Utsunomiya-shi Tochigi, 31, 3213231, JP)
マニー株式会社 (〒31 栃木県宇都宮市清原工業団地8番3号 Tochigi, 3213231, JP)
MATSUTANI, Kanji (Inc. 8-3 Kiyohara Industrial Park Utsunomiya-sh, Tochigi 31, 3213231, JP)
International Classes:
A61C3/02; A61C3/06; B24D7/18; A61C3/02; A61C3/06; B24D7/00
Attorney, Agent or Firm:
NAKAKURA, Kazuhiko (7th Floor Daiichi Shinwa Building, 2-10-8 Akasak, Minato-ku Tokyo, 107-0052, JP)
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Claims:
 棒状の台金と、該台金の先端部であって砥粒が固着された研削部と、該研削部に隣接した台金の外周部分であって絶縁有色塗料が塗布された識別部と、を有し、該識別部が、周方向は均一な厚さで、軸方向には山形状になっていることを特徴とする歯科用研削バー。
 前記砥粒がダイヤモンド砥粒であり、ダイヤモンド砥粒が電着によって研削部に固着されていることを特徴とする請求項1記載の歯科用研削バー。
 棒状の台金を十分な量塗布された塗料が遠心力によって軸方向の中央で厚い山形状になるような速さで回転させる工程と、刷毛部材により該回転している台金の作業部となる元端から一定幅の部分に絶縁有色塗料を塗布する工程と、前記台金の回転を停止して塗料を乾燥させる工程と、前記識別部より先端側に電着によって砥粒を固着する工程と、を有することを特徴とする歯科用研削バーの製造方法。
 前記台金の回転を停止して塗料を乾燥させる工程が、台金を回転装置から外した場所で台金を立てて行われることを特徴とする請求項3記載の歯科用研削バーの製造方法。
 前記刷毛部材が、台金に接触する傾斜面を有し、該傾斜面の上方から台金の接触部に塗料が流れ落ちるように供給されることを特徴とする請求項3又は4に記載の歯科用研削バーの製造方法。
 前記刷毛部材に塗料を表面張力をもって十分付着させ、該刷毛部材から台金に軸方向で山形状になるように塗布させることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の歯科用研削バーの製造方法。
Description:
歯科用研削バーとその製造方法

 本発明は歯科治療において歯等の研削に いられる歯科用研削バーに関し、特に、歯 用研削バーの種別を識別するマーキングに するものである。

 歯等の研削に用いられる歯科用研削バー 、棒状の台金の一方側の基端部にエアモー ー等のチャックに把持されるシャンク部が 成され、他方の先端部に砥粒を固着した研 部が形成されている。上記歯科用研削バー 研削部に砥粒を固着するにはメッキ法を利 するのが一般的である。

 この方法は、たとえば、特許文献1(特許 3140517号)に記載されているが、以下のように 行われる。まず、メッキ槽にメッキ液を充填 し、メッキ液内に研削部に固着すべき砥粒を 収容した素焼きの容器を浸漬し、この容器か ら離れた位置にニッケル等の陽極金属を浸漬 する。容器内の砥粒は、メッキ液に浸漬され た状態となっている。そして容器内に台金の 研削部となる部分を挿入し、この台金を陰極 として通電すると、研削部の表面にニッケル 等の陽極金属が析出し、この金属の成長に伴 って研削部の表面に接触している砥粒が電着 される。

 歯科用研削バーには、砥粒の種類や粒径 よる相違があり、これらの識別が必要とな が、通常、この識別は、台金に有色塗料を 布した識別部を形成し、識別部の色の違い よることにしている。そして、識別部の形 方法としては、台金の中間に溝を形成し、 の溝に塗料を塗布していた。

 しかし、この方法は、次のような問題が った。第1に、工数が増えるという問題であ る。研削部に砥粒を固着する際に、研削部以 外に砥粒が付着しないように、且つ研削部端 がまっすぐきれいに仕上がるように、絶縁性 テープによって被覆し、その被覆部の中間か ら台金の後端全体をディッピング法によって マスキングする。こうして研削部にのみ砥粒 が固着するようにするが、砥粒を固着後に、 テープとマスキングを取り除き、前記溝に塗 料を塗布することになる。すなわち、絶縁性 テープを巻く工程と、剥がす工程が余分に必 要であった。

 第2に、台金に溝を形成するので、台金の 強度が低下するという問題があった。さらに 、第3として、歯科用研削バーは、エアーモ タなどのチャックに取り付けて使用するが 使用時には識別部が見えなくなってしまい 歯科用研削バーの種別を確認することがで なくなってしまうという問題があった。

 これらの問題を解決するものとして、特 文献2(特公平3-62089号)では、台金の研削部に 隣接した位置に溝を形成せずに絶縁性塗料を 塗布して識別部を形成し、その後砥粒を固着 する方法を提案している。

 すなわち、絶縁性塗料を塗布することで、 縁性テープによる被覆を兼ねることができ 工数を減らすことができた。また、溝を形 しないので、強度の低下を避けることがで た。さらに、識別部を研削部に隣接した位 に形成することで、歯科用研削バーの使用 にも識別部を視認することができるように った。

特許第3140517号

特公平3-62089号

 しかしながら、上記特許文献2の歯科用研 削バーにも改良すべき点があった。すなわち 、絶縁性塗料としては、熱硬化性アクリル樹 脂塗料や、紫外線硬化型樹脂塗料を使用して いるが、これらは、剥がれやすいという問題 がある。たとえば、砥粒を電着する際に、砥 粒が識別部に触れることで剥がれてしまった り、治療の際、患部やその隣の歯に当たって 剥がれてしまうという問題である。

 溝を形成してここに塗料を塗布する方法 、このような問題の解決方法としては優れ いるが、強度の低下が問題となる。また、 工工数が増えるという問題も生じる。

 本発明は、このような問題の解決を図っ もので、識別部に塗料を塗布するための溝 形成する必要がなく、識別部の塗料が剥が にくい歯科用研削バーを提供することを目 としている。

 上記の目的を達成するために本発明の歯 用研削バーは、棒状の台金と、該台金の先 部であって砥粒が固着された研削部と、該 削部に隣接した台金の外周部分であって絶 有色塗料が塗布された識別部と、を有し、 識別部が、周方向は均一な厚さで、軸方向 は山形状になっていることを特徴としてい 。

 前記砥粒がダイヤモンド砥粒であり、ダ ヤモンド砥粒が電着によって研削部に固着 れた構成としたり、することができる。

 また、本発明の歯科用研削バーの製造方 は、棒状の台金を十分な量塗布された塗料 遠心力によって軸方向の中央で厚い山形状 なるような速さで回転させる工程と、刷毛 材により該回転している台金の作業部とな 元端から一定幅の部分に絶縁有色塗料を塗 する工程と、前記台金の回転を停止して塗 を乾燥させる工程と、前記識別部より先端 に電着によって砥粒を固着する工程と、を することを特徴としている。

 前記台金の回転を停止して塗料を乾燥さ る工程が、台金を回転装置から外した場所 台金を立てて行われる構成としたり、前記 毛部材が、台金に接触する傾斜面を有し、 傾斜面の上方から台金の接触部に塗料が流 落ちるように供給される構成としたり、前 刷毛部材に塗料を表面張力をもって十分付 させ、該刷毛部材から台金に軸方向で山形 になるように塗布させる構成としたり、す ことができる。

 一定以上の速さ(約100~1000rpm程度)で回転し ている台金に刷毛部材を接触させて識別部と なる一定幅の部分(約1.4mm)に有色塗料を十分 量塗布すると、当初は、表面張力により丸 った形状で識別部の全体に塗料が塗布され 。その後、刷毛部材を台金から離し、さら 台金を回転させ続けていると、塗料は遠心 で外側に引っ張られる。この遠心力により 塗料は識別部の中央部に集中し、中央部が く両側で薄い山形状に分布する。台金を回 させ続けると、塗料が半乾きの状態となる 半乾きになったら回転を止めても山形の形 を維持できるので、そのまま放置して乾燥 せる。台金を立てた状態で乾燥させると、 料が周方向の一方に偏ることなく、周方向 均一な厚さを保持することができる。この 合、重力方向にやや山形が偏ることになる 、山形が一方に偏った場合も、本発明の「 形状」に含まれるものとする。台金を立て 場合、通常は研削部を上にして立てておく 、研削部を下方にし、吊り下げる形で立て ことも可能である。この場合は、重力によ 山形が研削部に近い部分に形成されるため 砥粒が誤って台金の下部に電着されること 防ぐことができる。尚、塗料が遠心力で外 に引っ張られるためには、塗料にある程度 粘度が必要であるので、塗料の粘度を適切 調整して使用するものとする。

 このようにして形成された識別部は、塗 膜が厚いので塗料が剥がれ難くなり、使い 手が飛躍的に向上する。

 前記刷毛部材が、台金に接触する傾斜面 有し、該傾斜面の上方から台金の接触部に 料が流れ落ちるように供給される構成とす と、塗料の供給が十分にできるので、塗料 れによる塗布不良を防止することができる また、前記刷毛部材に塗料を表面張力をも て十分付着させる構成とすると、該刷毛部 から台金に軸方向で山形状になるように塗 させることができ、遠心力によって軸方向 中央で厚い山形状になるような速さでなく も(例えば10rpm等)、本発明の歯科用研削バー を形成することができる。

 以下、本発明の実施の形態を添付図面を 照して説明する。

 図1は、本発明の歯科用研削バーを形成す る方法を説明する図で、(a)は台金の正面図、 (b)は台金に塗料を塗布した状態の正面図、(c) は識別部が出来上がった状態で、マスキング 部分を仮想線で示す図、(d)は完成した本発明 の歯科用研削バーの正面図、(e)は本発明の歯 科用研削バーの縦断面図である。

 本発明の歯科用研削バー10の台金11は、錆 に強いことから、ステンレス鋼を使用してい る。ステンレス鋼の丸棒の先端をテーパ状に 加工し、所定の寸法に切断することで、台金 11が形成される。ステンレス鋼としては、マ テンサイト系のステンレス鋼でもよく、オ ステナイト系のステンレス鋼でもよい。

 図2は、塗装装置20の要部構成を示す図で (a)は平面図で、(b)は正面図である。塗装装 20は、回転装置21と、刷毛部材22とを有する 刷毛部材22は板状の部材で、駆動装置23の回 転軸23aにナットで固定され、約90゜双方向に 転して、図2(b)の仮想線で示す位置と実線に 示す位置とを択一的に選択する。

 図1(a)に示す台金11を回転装置21のチャッ 21aで掴み、台金11を回転させる。回転装置21 チャック21aの下方には、絶縁性の有色塗料A の入った容器30があり、刷毛部材22が仮想線 示す位置にあると、刷毛部材22の先端部分が 有色塗料Aに浸かり、有色塗料Aが付着する。 毛部材22の先端には、傾斜面22aがあり、仮 線の位置から反時計方向に90゜回転して実線 の位置にくると、傾斜面22aの下方が台金11に 触し、台金11に有色塗料Aが塗布される。台 11の長さが一定で、かつ、チャック21aが台 11を掴む位置を一定の位置にすることで、識 別部11aとなる部分に有色塗料Aを塗布するこ ができる。

 刷毛部材22の傾斜面22aには、塗料が上方 ら下方に向かって流れ落ちるので、台金11と 刷毛部材22の接触部には、十分な塗料が供給 れ続け、台金11の外周に均一な厚さで有色 料Aが塗布される。

 塗料の塗布が完了したら、刷毛部材22は 計方向に90゜回転して仮想線の位置に移動す る。一方、台金11は回転を続けている。回転 続けていることによって、塗料は外周に均 の厚さになるよう広がり、同時に塗料には 心力が加わるので、外側に膨らむ。最も膨 み易いのは、識別部11aの中央部分であり、 別部11aの両側から塗料が中央に集まってき 図1(b)に示すように、山形に分布する。なお も、回転を続けていると、塗料が乾き始める 。そして、半乾き状態になると、回転を停止 しても山形の塗料の分布状態は維持される。

 この状態になったら回転装置21を停止し チャック21aを緩めて台金11を外し、図示しな い場所で台金11を立てた状態に保持して、塗 を完全に乾燥させる。塗料が乾燥したとき 台金11は図1(c)の実線に示す状態を保持して る。台金11を垂直に立てて乾燥するとき、 前の乾き状態が不十分な場合は、塗料が下 に若干垂れ下がることもある。その場合、 燥したときの塗料の膜厚は、左右対称な山 ではなく、山の頂部が下方にずれたものと る。

 次に、図1(c)の仮想線に示すように、識別 部11aの中間から台金11の下部全体をマスキン 12で覆い、メッキ槽に入れて砥粒を電着さ て研削部11bを形成し、その後、マスキング12 を剥がすと図1(d)の歯科用研削バー10が完成す る。歯科用研削バー10の断面は、図1(e)に示す ようになっており、特に、識別部11aは、軸方 向(台金11の長手方向)に山形の断面形状とな ている。

 識別部11aの研削部11bの側端から0.45mmの部 を測定した所、塗料の膜厚は28μmであり、 央部は34μm、台金11の下部側から0.45mm部は34μ mであった。塗料を剥がれにくくするために 、塗料膜厚の最大は20μm以上、望ましくは30 m以上であることが良いが、塗料の種類によ て適宜選択することができる。なお、塗料 厚の上限は、通常の塗料の塗布により可能 厚さであり、特に限定されるものではない

 また、塗料の粘度については、15~30秒(NK-2 で測定)程度が好ましいが、数値を限定する のではない。

 本発明の識別部11aは、研削部11bのすぐそ にあるので、回転工具に取り付けて使用し いるときでも、識別部11aの色等を確認する とができる。また、溝を掘る必要もないの 、研削バーが弱くなることもない。

 特に、本発明の識別部11aは、台金11を回 させつつ絶縁性の有色塗料Aを塗布し、塗布 も回転を続けるので、塗装膜の円周方向の さは均一になる。また、軸方向の厚さは山 状になるので、厚く、剥がれにくい識別部1 1aを得ることができる。

本発明の歯科用研削バーを形成する方 を説明する図で、(a)は台金の正面図、(b)は 金に塗料を塗布した状態の正面図、(c)は識 部が出来上がった状態で、マスキング部分 仮想線で示す図、(d)は完成した本発明の歯 用研削バーの正面図、(e)は本発明の歯科用 削バーの縦断面図である。 塗装装置の要部構成を示す図で、(a)は 面図で、(b)は正面図である。

符号の説明

10   歯科用研削バー
11   台金
11a  識別部
20   塗装装置
21   回転装置
21a  チャック
22   刷毛部材
22a  傾斜面
23   駆動装置
23a  回転軸
30   容器
A    絶縁性の有色塗料