出光ユニテック株式会社 (〒33 東京都中央区新川一丁目26番2号 Tokyo, 1040033, JP)
| 一定の厚みを有し平面略直線状に形成された直線切断部と、前記直線切断部から連続して平面略円弧状に形成されたアール切断部と、を有するオス刃と、 一方の面から対向する他方の面まで貫通し前記オス刃と同じ形状に形成された嵌合部を有する略直方体状のメス刃と、を備え、 前記オス刃が前記嵌合部に沿って進退する ことを特徴とする包装袋のカット装置。 |
| 請求項1に記載の包装袋のカット装置において、 前記オス刃は、前記直線切断部と前記アール切断部とが一体的に形成されている ことを特徴とする包装袋のカット装置。 |
| 請求項1または請求項2に記載の包装袋のカット装置において、 前記メス刃は、前記嵌合部と直交し一方の側面から対向する他方の側面に貫通する挿通部を有し、 前記嵌合部は、前記オス刃をガイドするガイド部と、前記挿通部を介して前記ガイド部と隣接して設けられた切断部と、を有する ことを特徴とする包装袋のカット装置。 |
| 請求項1から請求項3のいずれかに記載の包装袋のカット装置において、 前記メス刃の前記オス刃が配置される側とは反対側に切りくずを吸引する吸引装置が設けられている ことを特徴とする包装袋のカット装置。 |
| 請求項1から請求項4のいずれかに記載の包装袋のカット装置において、 前記オス刃は、その刃先が所定間隔ごとに縮径するテーパー状に形成されている ことを特徴とする包装袋のカット装置。 |
| 基材フィルムをシールして区画部を形成するシール装置と、 前記区画部を切断する請求項1から請求項5のいずれかに記載の包装袋のカット装置と、を備えた ことを特徴とする包装袋の製造装置。 |
| 請求項6に記載の包装袋の製造装置を用い、 前記シール装置で前記基材フィルムをシールして区画部を形成し、 前記包装袋のカット装置の前記メス刃に前記基材フィルムを供給し、 前記区画部ごとに前記オス刃を進退させる ことを特徴とする包装袋の製造方法。 |
本発明は、辺縁にシール部を有する包装 のカット装置、その方法および製造装置に する。
従来、食品、薬品、医療品、雑貨等の各 物品を包装するための包装材として、四角 の袋本体を構成する2枚の基材フィルムの四 方がシールされた包装袋がある。このような 包装袋は四隅の角が鋭く形成されているため 、手に当たって痛かったり、ストッキング等 に引っ掛かかって破けたりしている。そこで 、四隅を略円弧状にカットする技術が広まっ ている。
包装袋の製造装置としては、各装置が別々
動作するアウトライン工程と、各装置が一
のプロセスライン内に組み込まれ、一連に
装袋を製造するインライン工程とがある。
アウトライン工程では、図10Aのように、サ
ドシール部21およびボトムシール部22により
三方シールされた四角形の包装袋1Aを成形し
後、サイドシール部21およびボトムシール
22上の角部11を2段階に分けてカットして包装
袋1を成形する方法や、図10Bのように、サイ
シール部21およびボトムシール部22により三
シールされた四角形の包装袋1Aを成形した
、サイドシール部21およびボトムシール部22
の角部11を1段階でカットして包装袋1を成形
する方法がある。この場合、手作業でカット
するため手間がかかったり、高価な機械を使
用しなければならないので設備投資に多大な
費用がかかったりしていた。
また、インライン工程では、図11Aに示すよ
に、所定間隔ごとにシールされた区画部181
よび一辺が連続的にシールされた区画部182
有する基材フィルム10に対し、まず、区画
181の一部(切りくず12)を切り落としてアール
13を形成する。そして、区画部181の中央付
にある直線ラインLでカットしている。この
うな2段階の操作を行うと、図11B、図11Cに示
すように、直線ラインLと、アール部13の端部
とにズレが生じるため、切り口に突起Pが形
されるという問題があった。
そこで、カットラインを2本設け、2本の刃
それぞれのカットラインを切断することに
って突起部分が形成されないようにした技
が考えられた。
さらに、特許文献1のように、包装袋の四隅
と直線ラインとが一体的に形成され、一回の
処理で四隅と直線ラインをカットできる刃を
用いた技術がある。
しかしながら、2本の刃でそれぞれのカット
ラインを切断する場合、切断した切りくずが
静電気で刃にまとわりつき、作業性が悪い。
エアーで取り除くなどの処理をしているが、
完全に取り除くことができていない。また、
2本の直線ラインをそれぞれカットする設備
必要であるため、非常に高価な機械を導入
なければならず、コストがかかるといった
題があった。
また、特許文献1のような装置では、刃が包
丁のように薄いため、受け部は刃よりも柔ら
かいもの、例えば、プラスチックやゴム製の
ものでないといけない。したがって、定期的
な交換が必要であり、そのための手間とコス
トがかかる。また、薄い刃でカットするので
、カット不良が起こりやすいといった問題も
あった。
そこで、本発明の目的は、設備費が安価 かつカット性が良好で、所定の形状の包装 を確実に製造できる包装袋のカット装置、 の方法および製造装置を提供することであ 。
本発明のカット装置は、包装袋のカット 置であって、一定の厚みを有し平面略直線 に形成された直線切断部と、前記直線切断 から連続して平面略円弧状に形成されたア ル切断部と、を有するオス刃と、一方の面 ら対向する他方の面まで貫通し前記オス刃 同じ形状に形成された嵌合部を有する略直 体状のメス刃と、を備え、前記オス刃が進 して前記メス刃の前記嵌合部に嵌合するこ を特徴とする。
ここで、包装袋は、例えば、重ね合わされ
基材フィルムをシールすることによって形
される。
この発明によれば、オス刃が嵌合されてい
い状態のメス刃に基材フィルムを供給し、
ス刃の嵌合部にオス刃を嵌合させる。オス
を嵌合させる際、オス刃の刃先とメス刃の
合部の両壁面とが当接する瞬間にその間に
る基材フィルムが切断される。すなわち、
さみの原理により切断されるのである。オ
刃は厚みを有しているため、その切り口は
ス刃の形状に切り落とされた状態となる。
したがって、基材フィルムは一定の厚みを
って一回で切断されるので、位置ずれなど
起こったとしても突起が形成されない。す
わち、高品質の包装袋を提供することがで
る。
また、はさみの原理により切断するので、
ット不良が起こりにくい。
さらに、直線切断部で基材フィルムが切断
れるとともに、アール切断部により包装袋
四隅が略円弧上に切断されるので、作業工
を簡略化することができる。
そして、このような構成のカット装置は安
に製造することができるので、設備導入の
スト低減を図ることができる。
本発明の包装袋のカット装置において、前
オス刃は、前記直線切断部と前記アール切
部とが一体的に形成されていることが好ま
い。
この発明によれば、直線切断部とアール切
部とを一体的に制御することができるので
作業工程における手間を省くことができる
すなわち、作業効率がよい。
本発明の包装袋のカット装置において、 記メス刃は、前記嵌合部と直交し一方の側 から対向する他方の側面に貫通する挿通部 有し、前記嵌合部は、前記オス刃をガイド るガイド部と、前記挿通部を介して前記ガ ド部と隣接して設けられた切断部と、を有 ることが好ましい。
この発明は、挿通部に基材フィルムを供給
、挿通部と直交する嵌合部内でオス刃を進
させることにより、基材フィルムを切断す
ものである。なお、嵌合部は、ガイド部と
断部とから形成されるものである。
この発明では、オス刃をガイド部に沿って
退させる。このとき、オス刃の刃先と切断
とが最初に交差する瞬間にその間にある基
フィルムが切断される。
ガイド部はメス刃と一体的に形成されてい
ため、オス刃を精度よく進退させることが
きる。したがって、オス刃と切断部との嵌
も精度よく行えるので、オス刃と切断部と
交差する瞬間に確実に基材フィルムを切断
ることができ、カット性がよく、精度の高
カット装置を提供することができる。
なお、高精度であるという点から、オス刃
常にメス刃のガイド部に挿入された状態と
ておくことが好ましい。
本発明の包装袋のカット装置は、前記メス
の前記オス刃が配置される側とは反対側に
りくずを吸引する吸引装置が設けられてい
ことが好ましい。
オス刃がメス刃の嵌合部の一端側から挿入
れ、メス刃の内部で切断された切りくずは
オス刃に押されてメス刃の他端側に押し出
れる。
この発明によれば、オス刃がメス刃の嵌合
に沿って切りくずを押し出し、押し出され
切りくずを吸引装置で吸引するので、確実
切りくずの処理を行うことができる。した
って、切りくずが静電気等で周辺の装置や
材フィルムにまとわりつくことがないので
作業を効率よく進めることができる。
本発明の包装袋のカット装置において、前
オス刃は、その刃先が所定間隔ごとに縮径
るテーパー状に形成されていることが好ま
い。
この発明によれば、オス刃の刃先がテーパ
状に形成されているため、基材フィルムを
断する際にカット性を向上させることがで
る。
本発明の包装袋の製造装置は、基材フィ ムをシールして区画部を形成するシール装 と、前記区画部をカットする前述の包装袋 カット装置と、を備えたことを特徴とする
この発明では、シール装置で基材フィル をシールすることにより区画部を形成する 区画部とは、基材フィルムが区画部で切断 れて1枚の包装袋となったとき、サイドシー ル部またはボトムシール部となる部分である 。例えば、三方シールされた包装袋であれば 、基材フィルムの三方に区画部を形成する。 なお、三方とは、基材フィルムを四角形状の 包装袋としたときに開口部以外の3辺にあた 部分である。
そして、シールされた基材フィルムは前述
カット装置に供給され、区画部ごとにカッ
装置のオス刃とメス刃とが嵌合することで
材フィルムがカットされ、1枚の包装袋とな
る。
このように、包装袋の製造装置は、前述の
ット装置を備えているので、前述と同様の
果を奏することができる。
本発明の包装袋の製造方法は、前述の包 袋の製造装置を用い、前記シール装置で前 基材フィルムをシールして区画部を形成し 前記包装袋のカット装置の前記メス刃に前 基材フィルムを供給し、前記区画部ごとに 記オス刃を進退させることを特徴とする。
この発明によれば、シール装置で、例え 、基材フィルムの三方をシールして区画部 形成した後、基材フィルムをメス刃に供給 、オス刃をメス刃の嵌合部に沿って進退さ る。このように、前述のカット装置を用い 基材フィルムを切断するので、前述と同様 作用効果を奏することができる。特に、切 口に突起等が形成されない高品質の包装袋 得られるとともに、安価なカット装置の導 によるコスト低減を図ることができる。
100 包装袋
200 製造装置
300 袋成形装置
370 カット装置
371 オス刃
372 メス刃
3721 嵌合部
3721D ガイド部
3721E 切断部
3722 挿通部
373 進退制御部
374 吸引装置
400 充填装置
500 コンベア
S 切断点
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
明する。
[1.包装袋100の構成]
図1は、本発明の一実施形態にかかる包装袋
を示す正面図である。
図1に示すように、包装袋100は、包材となる
基材フィルム110を重ね合わせて、その周縁に
サイドシール部122、ボトムシール部123および
トップシール部124を形成することによって得
られる袋体120と、袋体120の開口部125付近のサ
イドシール部122上に設けられたノッチ126と、
袋体120の四隅が略円弧状に形成されたアール
部127を有している。を備えている。
基材フィルム110としては、ポリエチレン レフタレート(PET)とナイロン(Ny)と無延伸ポ プロピレン(CPP)からなるフィルム、PETとア ミ箔(AL)とCPPからなるフィルム、PETとNyとL-LDP Eからなるフィルム、PETとL-LDPEとからなる透 蒸着のフィルム、Nyとエチレンビニルアルコ ール(EVOH)とL-LDPEとからなるフィルムのほか、 ポリプロピレン(PP)シートや、ポリエチレン(P E)とポリスチレン(PS)とからなる多層シート、 NyとPEからなる多層シートの熱成形品等を使 することができる。
以上のような構成の包装袋100を開封する際
、ノッチ126から引き裂くように破断する。
お、ノッチ126の形状は特に限定されず、例
ば、V字形状や略半楕円形状が挙げられる。
なお、包装袋100は、三方シールされた包装
に内容物が充填され、その後にトップシー
部124がシールされて密閉されるものである
[2.製造装置200の構成]
図2は、本発明の一実施形態にかかる包装袋
の製造装置を示す概略図である。
図2に示すように、製造装置200は、サイドシ
ール部122とボトムシール部123とを三方シール
した包装袋100Aを製造する袋成形装置300と、
方シールされた包装袋100Aに内容物を充填さ
た後、トップシール部124を形成して包装袋1
00を完成させる充填装置400と、を備えている
[2-1.袋成形装置300の構成]
袋成形装置300は、基材フィルム110を送り出
ロール311、312、313と、基材フィルム110を折
曲げるための三角板320と、合わせ棒330と、
ール装置340と、ノッチ形成装置350と、フィ
ドロール360と、カット装置370と、を備えて
る。
ロール311、312は、基材フィルム110を予め巻
させておき、基材フィルム110を送り出すも
であり、ロール313は、基材フィルム110を支
するものである。
三角板320は、ロール311、312および313により
続的に供給されてきた1枚の基材フィルム110
を中心線で折り曲げて2枚重ねにするもので
り、三角板320の一つの頂点321が基材フィル
110の中心線に沿った進行方向に位置するよ
に配置される。
合わせ棒330は、三角板320によって折り曲げ
れた基材フィルム110を重ね合わせるもので
る。
シール装置340は、基材フィルム110を挟んで
いに対向配置されたシールバー341とシール
ー342とを有している。シールバー341は、包
袋100のサイドシール部122にあたる区画部381
、ボトムシール部123にあたる区画部382とを
成するために押圧面がコ字型となっている
一方、シールバー342の押圧面は平坦な面と
っている。なお、シールバー342は、シール
ー341と同様に押圧面がコ字型に形成されて
ても良い。
このようなシール装置340は、2枚の基材フィ
ルム110を両側から挟んでシールすることによ
り2枚の基材フィルム110を溶着する。
ノッチ形成装置350は、ノッチ形成部351、ノ
チ形成受け部352、およびマーク検出光電管3
53と、を備えている。マーク検出光電管353に
り区画部381を検出すると、ノッチ形成部351
よびノッチ形成受け部352が稼働して、区画
381の開口部125付近に略菱形状の孔を形成す
。ノッチ形成部351は、形成するノッチの形
に応じた形状のものを使用することができ
。
フィードロール360は、連続的に供給されて
た基材フィルム110を支持する。
図3に、本発明の一実施形態のカット装置の
概略図を示す。
図3に示すように、カット装置370は、オス刃
371と、メス刃372と、オス刃371を進退させる進
退制御部373と、オス刃371とメス刃372とにより
生成される切りくずを吸引する吸引装置374と
、を備えている。
なお、オス刃371は、図2に示すように、通常
はメス刃372の嵌合部3721に挿入された状態と
っているが、説明のため、図3では、オス刃3
71が嵌合部3721に挿入されていない状態とした
。
図4Aは、本発明の一実施形態のオス刃の平
図、図4Bは本発明の一実施形態のオス刃の側
面図である。
オス刃371は、図4Aに示すように、平面視で
長尺状に形成され、中央部分に一定の厚み
もって直線状に形成された直線切断部3711と
直線切断部3711よりも厚みのある端部3713と
直線切断部3711から端部3713にかけて連続して
平面略円弧状に形成されたアール(R)を有する
アール切断部3712と、を備えている。
直線切断部3711の厚みは、切り落とす部分 を少なくするという点から薄いほうが好まし いが、例えば、1.0mm以上1.7mm未満であること 好ましい。直線切断部3711の厚みが1.0mm未満 あると、オス刃371とメス刃372とを嵌合させ ときの精度を保てなくなるおそれがある。 た、1.7mmを超えると、切り落とす部分が大き くなってしまう。
アール切断部3712のアール(R)は、包装袋100の
大きさに応じて適宜設定されればよい。
端部3713は、オス刃371全体を支持する部分で
あり、アール切断部3712のアールの寸法に応
た厚みを有している。
また、図3および図4Bに示すように、オス 371は、その上面371Aが同一面内に平坦に形成 されている。一方、下面371Bは、直線切断部37 11とアール切断部3712において、所定間隔ごと に上面371A方向に縮径するテーパー状に形成 れている。本実施形態では、下面371Bが上面3 71A方向に2回程度縮径する間隔となっている 、これに限定されない。縮径する間隔が小 いほど、カット性が向上するため好ましい 、オス刃371をその形状に形成することが容 ではない。したがって、カット性とオス刃37 1の製造の容易性との兼ね合いで適宜選択す ばよい。
また、下面371Bの直線切断部3711とアール切
部3712には、オス刃371の両壁面371Cおよび371D
端縁に沿ってエッジ3716がそれぞれ形成され
いる(図6参照)。なお、端部3713の下面3713Aは
坦になっている。
上面371Aから下面3713Aまでの長さは特に限定
れないが、オス刃371とメス刃372を嵌合させ
際の精度を確保できる程度の長さが必要で
る。メス刃372については後述するが、例え
、オス刃371がメス刃372のガイド部3721Dに挿
されたときに、端部3713の先端のみが切断部3
721Eに入った状態にあるものが好ましい。こ
ような状態であれば、オス刃371が確実に切
部3721Eに嵌合される。しかしながら、本実施
形態のようにガイド部3721Dがメス刃372と一体
に形成されている場合は精度が高いので、
れに限られない。
図5Aは、本発明の一実施形態のメス刃の平
図、図5Bは本発明の一実施形態のメス刃の側
面図である。
メス刃372は略直方体状に形成されており、
の直方体の一方の面から対向する他方の面
で貫通し、オス刃371と嵌合する嵌合部3721を
有している。嵌合部3721は、平面視で一定の
みを有する直線嵌合部3721Aと、直線嵌合部372
1Aよりも厚みのある端部嵌合部3721Cと、直線
合部3721Aから端部嵌合部3721Cにかけて連続し
平面略円弧状に形成されたアール(R)を有す
アール嵌合部3721Bとからなる。直線嵌合部37
21Aはオス刃371の直線切断部3711と嵌合し、ア
ル嵌合部3721Bはオス刃371のアール切断部3712
嵌合し、端部嵌合部3721Cはオス刃371の端部371
3と嵌合する。すなわち、嵌合部3721は、オス
371と同形状の孔となっており、オス刃371が
合できるようになっている。
また、図5Bに示すように、メス刃372の側面
は、長尺状の孔が形成され、挿通部3722とさ
ている。挿通部3722は、一方の側面から他方
の側面まで貫通しており、基材フィルム110が
一方の側面から他方の側面に挿通するように
なっている。
このように、嵌合部3721と挿通部3722とは、
いに直交する方向に貫通している。
なお、嵌合部3721は、図6に示すように、挿
部3722を介してオス刃371をガイドするガイド
3721Dと、基材フィルム110を切断する切断部37
21Eとに分けられる。精度を向上させるという
点から、切断部3721Eよりもガイド部3721Dの長
を長くすることが好ましい。
以上のようなオス刃371およびメス刃372を 成する材料は特に限定されない。同種の材 でもよいし、異種の材料でもよい。例えば 鉄、合金、プラスチック等が挙げられるが 耐久性および耐摩耗性に優れているという から合金を使用することが好ましい。
進退制御部373は、図3に示すように、シリン
ダ3731と、メス刃372およびシリンダ3731を支持
る支持部3732とで構成される。シリンダ3731
、その先端3731Aがオス刃371に接続されている
。また、シリンダ3731の本体3731Bは支持部3732
接続されている。そして、支持部3732はメス
372と一体的に形成されている。
このような構成の進退制御部373は、シリン
3731の先端3731Aが進退することにより、オス
371の進退を制御することができる。
なお、進退制御部373は、オス刃371とメス刃3
72とを一体的に支持し、オス刃371を進退させ
ものであれば特に限定されない。
吸引装置374は、メス刃372のオス刃371が進 する側とは反対側に設けられ、切断後に発 した切りくずを吸引する装置である。例え 、バキュームなどを使用することができる
[2-2.充填装置400の構成]
充填装置400は、図2に示すように、三方シー
ルされた包装袋100Aの開口部125を開口する開
装置410と、開口部125から内容物を充填する
填装置420と、開口部125の内面を洗浄するシ
ル口洗浄装置430と、シール装置440と、冷却
置450と、を備えている。これらは、略円状
軌道に沿って配置され、段階的に包装袋100A
移動することによって処理が行われる。
開口装置410は把持部411を備え、この把持部4
11が包装袋100Aの開口部125付近の基材フィルム
110をそれぞれ把持して開口する方向へ開く。
充填装置420は、内容物を充填するための投
ファンネル421を備えている。投入ファンネ
421が包装袋100Aの開口部125に挿入され、内容
物が充填される。
シール口洗浄装置430は、トップシール部124
形成される基材フィルム110の内面を洗浄す
。
シール装置440は、第一のシール装置441と第
のシール装置442とを備え、それぞれシール
ー4411および4421を有している。第一のシー
装置441および第二のシール装置442のシール
度は、基材フィルム110として使用される樹
の種類やグレード、厚み、さらには処理速
に応じて適宜選択すればよい。
なお、このように2回に分けてシールするこ
とにより短時間で処理が行えるので、生産性
が高い。また、シール部が安定する。
冷却装置450は、シールバー4411および4421に
り加熱されたトップシール部124を冷却し、
ップシール部124を固化させる。これにより
シール強度が増す。
そして、冷却装置450の後には、完成した包
袋100を排出するコンベア500が備えられてい
。
[3.製造装置200の動作]
次に、製造装置200の動作について説明する
1枚の基材フィルム110がロール311、312および
313により連続的に袋成形装置300に供給される
。そして、基材フィルム110は三角板320の頂点
321を有する2辺322および323に沿って進行し、
点321を基点として折り曲げられるとともに
合わせ棒330によって基材フィルム110が重ね
わせられる。
次に、基材フィルム110はシール装置340に供
され、シールバー341および342により両側か
シールされ、区画部381および382が形成され
。
そして、ノッチ形成装置350において、マー
検出光電管353が区画部381を検出すると、ノ
チ形成部351およびノッチ形成受け部352が稼
して、区画部381上に略菱形状の孔383が形成
れる。
その後は、フィードロール360に支持され、
ット装置370に供給される。
カット装置370では、基材フィルム110がメ 刃372の挿通部3722の一方の側面から導入され 、他方の側面から排出される。一方、オス刃 371は、ガイド部3721Dに挿入された状態で待機 ている。このとき、オス刃371の刃先が挿通 3722に達しない位置に配置される。そして、 所定間隔ごとにシリンダ3731によりオス刃371 ガイド部3721Dに沿って前進させ、切断部3721E 嵌合させる。ここで、所定間隔とは、基材 ィルム110が移動する長さに応じて決められ ものであり、包装袋100の開口部125の長さが むごとにオス刃371を進退させ、区画部381の 心付近を切断する。なお、この間隔は、包 袋100の開口部125の長さの他にも、カット装 370で切断される切りくずの幅をも加味した さである。
図6に、本発明の一実施形態にかかるオス刃
とメス刃が嵌合する様子を示す断面図を示す
。
図6に示すように、オス刃371がガイド部3721D
沿って前進すると、オス刃371は、挿通部3722
と交差する。このとき、オス刃371のエッジ371
6とメス刃372の切断部3721Eとが交差する瞬間、
すなわち2つの切断点Sにおいて、基材フィル
110が切断される。こうして切断された切り
ず111は、そのままオス刃371に押し出され、
引装置374(図3参照)によって吸引される。
こうして、メス刃372の挿通部3722の一方の側
面から導入された基材フィルム110は、メス刃
372の内部で切断され、挿通部3722の他方の側
から排出されたときには、サイドシール部12
2およびボトムシール部123により三方シール
れた包装袋100Aとなっている。
そして、この包装袋100Aは、図示しない移動
装置により1枚ずつ充填装置400に供給される
充填装置400では、まず、開口装置410の把持
411が包装袋100Aの開口部125付近の対向する基
材フィルム110を把持部411でそれぞれ把持し、
互いに反対の方向に開いて開口部125を開口す
る。
次に、開口された包装袋100Aは充填装置420に
移動し、開口された開口部125の中に投入ファ
ンネル421が挿し込まれ、所定量の内容物が充
填される。
そして、内容物が充填された包装袋100Aは、
シール口洗浄装置430に移動し、開口部125付近
の基材フィルム110の内面を洗浄され、シール
装置440に移動する。
まず、包装袋100Aは、第一のシール装置441お
よび第二のシール装置442で160℃でシールされ
、トップシール部124を形成する。そして、冷
却装置450によりトップシール部124を冷却して
定着させる。なお、シール温度は、基材フィ
ルム110の材料、厚み等に応じて適宜調整すれ
ばよい。
そして、内容物が充填され、密封された包
袋100は、コンベア500に載置され、製造装置2
00の外部へと排出される。
[4.本実施形態の効果]
以上に述べた本実施形態においては次に示
作用効果がある。
(1)本実施形態では、一定の厚みを有する直線
切断部3711を備えたオス刃371と、このオス刃37
1と嵌合するメス刃372とを設け、メス刃372の
通部3722に挿通させた基材フィルム110に対し
、直交する方向からオス刃371を進退させて
合させる。このとき、オス刃371のエッジ3716
とメス刃372の切断部3721Eとが交差する2つの切
断点Sで、基材フィルム110が切断される。こ
ように、基材フィルム110は、区画部381にお
て、オス刃371の直線切断部3711の厚みをもっ
切断されるので、多少の位置ズレなどが起
ったとしてもその切り口に突起が形成され
い。すなわち、高品質の包装袋を提供する
とができる。
(2)また、オス刃371とメス刃372が嵌合すると きに切断するという、所謂はさみの原理によ り切断するので、カット性が良好である。
(3)さらに、オス刃371とメス刃372と進退制御 部373と吸引装置374とからなるカット装置370は 、安価に製造することができるので、設備導 入のコスト低減を図ることができる。
(4)本実施形態では、オス刃371の直線切断部371
1とアール切断部3712とが一体的に形成されて
るため、直線切断部3711とアール切断部3712
を同時に制御することができる。
したがって、直線切断部3711とアール切断部
3712とを一体的に制御することができるので
作業工程における手間を省くことができる
すなわち、作業効率がよい。
(5)オス刃371をガイドするガイド部3721Dは、 ス刃372と一体的に形成されている。したが て、オス刃371をガイド部3721Dに沿って進退 せることにより、オス刃371をメス刃372の切 部3721Eに確実に嵌合させることができる。し たがって、切断点Sで確実に基材フィルムを 断することができる。しかも、カット性が 好である。このように、精度が高いカット 置を提供することができる。
(6)吸引装置374は、メス刃372内で切り落とさ れた切りくず111を吸引するので、確実に切り くず111の処理を行うことができる。したがっ て、切りくず111が静電気等でカット装置370や 基材フィルム110にまとわりつくことがないの で、効率よく製造を進めることができる。
(7)本実施形態では、オス刃371の下面371Bが 所定間隔ごとに上面371Aに向かって縮径する ーパー状に形成されているため、この下面3 71Bが基材フィルム110と接触して切断する際に カット性を向上させることができる。
(8)また、本実施形態では、厚みのあるオス刃
371と、メス刃372とを嵌合させることにより、
2つの切断点Sの位置で基材フィルム110を切断
ることができる。すなわち、1回の処理で2
のカットラインを形成することができるの
ある。
したがって、1回の処理でよいので、2本の
ットラインの位置ずれが生じることがない
また、カット装置が1台しかいらないので、
価な製造装置とすることができる。
[5.本実施形態の変形例]
なお、本発明は前述の実施形態に限定され
ものではなく、本発明の目的を達成できる
囲での変形、改良等は本発明に含まれるも
である。
例えば、前記実施形態においては、オス刃3
71の形状を所定間隔ごとに縮径するテーパー
に形成したが、この形状に限られない。例
ば、図7Aおよび図7Bに示すように、オス刃871
の下面871Bの直線切断部8711とアール切断部8712
において、その中心から両方の端部8713に向
うほど上面871A側に縮径した形状であっても
い。また、図8Aおよび図8Bに示すように、オ
ス刃971の下面971Bの直線切断部9711とアール切
部9712において、一方の端部9713から他方の
部9713に向かうほど上面971A側に縮径した形状
であってもよい。
また、前記実施形態では、メス刃372の切 部3721Eの壁面は全面にわたってオス刃371と 接するように形成されている(図6参照)が、 9に示すように、切断部7721Bの壁面には、切 点Sよりも切りくずが排出される側において 部7721Cが形成されていてもよい。すなわち 凹部7721Cはオス刃371が当接しない構成となっ ている。これにより、オス刃371とメス刃772と の間に発生する摩擦を逃がすことができ、耐 摩耗性を向上させることができる。
さらに、包装袋100の開口部125付近の内面 チャックテープやカットテープなどを配設 てもよい。この場合、製造装置200へ基材フ ルム110を導入すると同時にチャックテープ よび/またはカットテープを所定位置に導入 してシールするようにする。これにより、チ ャックテープおよび/またはカットテープが 設された包装袋にも上記作用効果を付与す ことができる。
本発明は、基材フィルムの辺縁をシール て形成される包装袋の製造装置として利用 きる。
Next Patent: MEDICINAL COMPOSITION CONTAINING HIGHLY FUNCTIONALIZED CHIMERIC PROTEIN
