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Patent Searching and Data


Title:
DEVICE AND METHOD FOR MAKING CUT LINE IN STRIP SHEET GLASS, AND METHOD FOR PRODUCING STRIP SHEET GLASS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136239
Kind Code:
A1
Abstract:
A method for making a line for cutting a strip sheet glass well without generating cullet at the starting point cut line of a cutter. As a means for advancing/retracting a cutter for a strip sheet glass while imparting a pressing force to the cutter, a high response servo motor is used and a parallel link mechanism for transmitting the rotary motion of the servo motor, as it is, to the advancing/retracting motion of the cutter is employed thus making a cut line in the strip sheet glass in parallel with the conveyance direction. Torque control is performed using the pressing force at the start of the cut line when the cutter abuts against the strip sheet glass at the first stage and using the subsequent pressing force at the second state with the pressing force at the first stage being set lower than the pressing force at the second state.

Inventors:
IWAHASHI, Nobuhisa (Limited 12-1, Yurakucho1-chome, Chiyoda-k, Tokyo 05, 1008405, JP)
岩橋 信久 (〒05 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭硝子株式会社内 Tokyo, 1008405, JP)
KUNISADA, Kazuhiro (Limited 12-1, Yurakucho1-chome, Chiyoda-k, Tokyo 05, 1008405, JP)
Application Number:
JP2008/056810
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
April 04, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ASAHI GLASS COMPANY, LIMITED (12-1, Yurakucho 1-chome Chiyoda-k, Tokyo 05, 1008405, JP)
旭硝子株式会社 (〒05 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 Tokyo, 1008405, JP)
IWAHASHI, Nobuhisa (Limited 12-1, Yurakucho1-chome, Chiyoda-k, Tokyo 05, 1008405, JP)
岩橋 信久 (〒05 東京都千代田区有楽町一丁目12番1号 旭硝子株式会社内 Tokyo, 1008405, JP)
International Classes:
C03B33/037; B28D1/24; C03B33/00; B28D1/22
Attorney, Agent or Firm:
SENMYO, Kenji et al. (4th Floor, SIA Kanda Square17, Kanda-konyacho,Chiyoda-k, Tokyo 35, 1010035, JP)
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Claims:
 搬送中の帯状板ガラスに搬送方向と平行な切線を加工する第1のカッターと、
 前記第1のカッターを前記帯状板ガラスに対し進退移動させるリンク機構を有し、かつ該リンク機構に前記第1のカッターが設けられている回動部材と、
 前記回動部材の基端部の回転軸に直結され、該回動部材を前記帯状板ガラスに向けて回動して前記第1のカッターに該帯状板ガラスに対する押圧力を発生させるサーボモータと、
 前記第1のカッターを前記帯状板ガラスに当接する時の切線加工開始の押圧力が切線加工開始後の押圧力よりも低くなるように、前記サーボモータをトルク制御する制御手段と、
を備えていることを特徴とする帯状板ガラスの切線加工装置。
 前記第1のカッターに対し前記帯状板ガラスの搬送方向下流側に第2のカッターが備えられ、該第2のカッターは、該帯状板ガラスの搬送方向に対して斜行移動されることにより、該帯状板ガラスの搬送方向に直交する方向の切線を加工する請求項1に記載の帯状板ガラスの切線加工装置。
 前記制御手段は、前記帯状板ガラスの搬送速度に基づいて前記サーボモータと前記第2のカッターを斜行移動させるモータとを駆動制御することにより、搬送中の該帯状板ガラスから所望サイズの矩形状の板ガラスを採板するための切線を加工する請求項2に記載の帯状板ガラスの切線加工装置。
 搬送中の帯状板ガラスに第1のカッターによって該帯状板ガラスの搬送方向に平行な切線を加工する際に、サーボモータのトルクを制御手段によって制御し、該制御したトルクを前記第1のカッターにリンク機構を介して伝達することにより帯状板ガラスに該切線を加工する帯状板ガラスの切線加工方法であって、
 前記第1のカッターが前記帯状板ガラスに当接する時の切線加工開始の押圧力が、切線加工開始後の押圧力よりも低くなるように前記サーボモータを前記制御手段によってトルク制御する第1の切線加工工程を有していることを特徴とする帯状板ガラスの切線加工方法。
 前記第1のカッターに対し前記帯状板ガラスの搬送方向下流側に備えられた第2のカッターを、該帯状板ガラスの搬送方向に対して斜行移動させることにより、該帯状板ガラスの搬送方向に直交する方向の切線を加工する第2の切線加工工程を有している請求項4に記載の帯状板ガラスの切線加工方法。
 前記帯状板ガラスの搬送速度に基づいて前記サーボモータと前記第2のカッターを斜行移動させるモータとを前記制御手段によって駆動制御することにより、搬送中の該帯状板ガラスから所望サイズの矩形状の板ガラスを採板するための切線を、搬送中の該帯状板ガラスに加工する採板用切線加工工程を有している請求項5に記載の帯状板ガラスの切線加工方法。
 フロート法によって帯状板ガラスを成形する工程と、前記帯状板ガラスに切線加工する工程と、前記切線加工した帯状板ガラスを折って採板する工程とを有する板ガラスの製造方法において、前記帯状板ガラスに切線加工する工程として請求項4乃至6のいずれか一つに記載の帯状板ガラスの切線加工方法を用いることを特徴とする板ガラスの製造方法。
Description:
帯状板ガラスの切線加工装置及 方法、並びに板ガラスの製造方法

 本発明は帯状板ガラスの切線加工装置及 方法、並びに板ガラスの製造方法に係り、 に搬送中の帯状板ガラスから自動車用等の 種板ガラス製品を切り出すために、搬送中 帯状板ガラスに切線をカッターによって加 する帯状板ガラスの切線加工の装置、方法 及びその方法を用いる板ガラスの製造方法 関する。

 自動車用ガラス製品等に用いられる板ガ スの製造方法として、特許文献1等に開示さ れたフロート法と称される製法が知られてい る。このフロート法は、溶融錫浴内の錫上に 溶融ガラスを流し込み、溶融ガラスを錫上で 広げてガラスリボンをつくり、最終的に所定 の板厚を有する帯状板ガラスに成形する製法 である。この製法では、所定の厚みの帯状板 ガラスを成形するために、ガラスリボンのエ ッジ表面に縁ロールを接触させ、この縁ロー ルを回転させてガラスリボンを幅方向外側に 引っ張るようにしている。溶融錫浴で成形さ れた帯状板ガラスは、溶融錫浴の下流側に設 置されたレヤーロールを介してレヤー(徐冷 )に引き出され、ここで所定の温度まで冷却 れた後、ローラコンベア等の搬送手段によ 切り折り装置に連続搬送されて所望サイズ 板ガラスに切り折りされる。切り折りされ 板ガラスは、ローラコンベアによって所定 ブランチ(収容部)に搬送され、ここでパレ ト等に一枚ずつ収容され、製品として或い 中間製品として採板される。

 前記切り折り装置は、帯状板ガラスの搬 方向上流側に設置された切線加工装置と、 の下流側に設置された折り装置とから構成 れる。また、前記切線加工装置は、帯状板 ラスの搬送方向上流側に設置された縦切線 工機と、その下流側に設置された横切線加 機とから構成され、縦切線加工機のカッタ によって帯状板ガラスの搬送方向に平行な 切線を帯状板ガラスに加工し、その下流側 横切線加工機のカッターによって帯状板ガ スの搬送方向に直交する横切線を帯状板ガ スに加工する。これにより、帯状板ガラス 所望サイズに対する位置に切線が入れられ 前記折り装置によって所望サイズの矩形状 板ガラスに折り割りされる。

 従来の切線加工は、タッチ切りと称され 方法で、レアーで徐冷された帯状板ガラス らサイズの異なる複数の板ガラスを一度に 駄なく採板する目的で実施されている。こ 切線加工方法は、縦切線加工機を複数台並 し、各々の縦切線加工機のカッターの切線 工動作をON/OFF制御(例えば、帯状板ガラス搬 送速度に同期したモーション制御)すること より、搬送中の帯状板ガラスから複数の所 サイズの板ガラスを採板するための切線を 状板ガラスに加工する方法である。

 このタッチ切りの切線加工方法においては 縦切線加工機による縦切線の端部と横切線 工機による横切線との距離を可能な限り小 くすることが望まれている。前記距離が大 い場合には、想定した板ガラスの搬送方向 平行な辺の長さに対して縦切線の長さの方 短いので、帯状板ガラスを折り割りした際 、切線が入っていない部分で折りによるク ックの方向が想定した方向からずれると、 欠け等の製品不良が板ガラスに発生する。 方、縦切線と横切線とが交差して、例えば 搬送方向の上流側の別の板ガラスを採板す 予定の帯状板ガラスに予定しない縦切線が 入した場合、その上流側の板ガラスは不良 となる。
 なお、縦切線と横切線とを完全に合致させ ことは、帯状板ガラス搬送速度の誤差、縦 線加工機及び横切線加工機の機械的な誤差 並びにカッターの摩耗等の外的要因によっ 極めて困難である。よって、前記のように 切線が上流側の帯状板ガラスの方に行き過 ない範囲で前記距離をなるべく小さくする めには、縦切線加工機のカッターの切線加 動作のON/OFF制御を、すなわち、搬送中の帯 板ガラスに対する前記カッターの進退移動 御を、精細に行う必要がある。ここで、カ ターの進退移動とは、カッターを帯状板ガ スに当接したり、帯状板ガラスから退避さ るための上下動を意味する。

 従来、前記カッターの進退移動制御は、特 文献2に開示されているようにリニアモータ 、電磁石、エアシリンダ等の加圧手段によっ てカッターを板ガラスに対して進退移動自在 に設けるとともに、この加圧手段を使用して 板ガラスに押圧力を付与するようにし、かつ 加圧手段の動作を例えばモーション制御する ことにより、カッターの進退移動制御を行っ ている。また、特許文献3には、サーボモー によってカッターに、板ガラスに対する押 力を発生させるとともに、このサーボモー のトルクを制御して切線を加工することが 示されている。特許文献3のカッターの進退 動機構は、ラックとピニオンとからなる歯 式の送り機構であり、サーボモータによっ 駆動されている。

特開平8-277131号公報

特開平8-225333号公報

特開2001-206727号公報

 ところで、特許文献2、3に開示された板 ラスの切線加工装置は、いずれも固定され 板ガラスに対しカッターを走行させて切線 加工する技術であり、搬送中の帯状板ガラ に対しカッターを進退移動させて帯状板ガ スに切線を加工する、いわゆるタッチ切り 技術とは異なるが、特許文献2に開示された ニアモータ、電磁石、エアシリンダ等の加 手段を使用して、カッターの進退移動を制 した場合、応答性が劣るため満足な制御を うことができないという欠点があった。例 ば、搬送中の帯状板ガラスに対しカッター 退避させた位置において、その応答性の悪 から、角欠けの原因となる切線、すなわち 込み深さの浅い切線が帯状板ガラスに残る いう問題があった。

 一方、特許文献3の如くサーボモータを使 用すれば、応答性が格段に向上するため、カ ッターの進退移動制御を精細に行うことが可 能である。しかしながら、特許文献3は、サ ボモータを使用しているにもかかわらず、 ッターの進退移動機構として、ラックとピ オンとからなる歯車式の送り機構を採用し いるため、バックラッシ(Backlash)によるガタ よって精細な制御は望めず、特許文献2と同 様の問題が発生していた。また、特許文献3 は、サーボモータのトルクを制御して板ガ スに対する押圧力を制御しているが、前記 車式の送り機構によるガタに起因して、設 した押圧力に制御することが難しく、切線 工中にカレットが発生するという問題もあ た。何故ならば、生産中の帯状板ガラスは 産状況により、板面がダブリ(切断前のガラ 面内の温度差に起因する一時的な歪による 状変形)・反り(永久歪による形状変形)とい た微小な形状変形(以下、板面変形とする) 起こしており、上述の応答性の悪い歯車式 送り機構では、この微小な板面変形に良好 追従することができないからである。

 更にまた、従来の切線加工装置は、カッ ーの切線加工開始点においても、切線加工 中と同じ押圧力をかけているため、その強 衝撃によって切線加工開始点にカレットが 生するという欠点があった。このカレット 発生は、カレットが板ガラス面を傷つける め、板ガラスの製造における歩留まりを悪 させる。

 本発明はこのような事情に鑑みてなされ もので、カッターに押圧力を与えるととも カッターを帯状板ガラスに対して進退移動 せる進退移動手段として応答性の高い手段 使用することにより、帯状板ガラスを良好 折り割りするための切線を加工することが き、かつ、カッターの切線加工開始点にお てカレットを発生させることなく切線を良 に加工することができる帯状板ガラスの切 加工の装置、方法、及びその方法を用いる ガラスの製造方法を提供することを目的と る。

 本発明は、前記目的を達成するために、 送中の帯状板ガラスに、第1のカッターによ って帯状板ガラスの搬送方向に平行な切線を 加工する発明を対象とし、切線加工のために カッターの作動をトルク制御したサーボモー タで行うこと、及びそのサーボモータによる トルクをリンク機構によってカッターに伝え ることを特徴とする主に以下の発明である。

 すなわち、本発明は、搬送中の帯状板ガ スに搬送方向と平行な切線を加工する第1の カッターと、前記第1のカッターを前記帯状 ガラスに対し進退移動させるリンク機構の 部として構成され、かつ該リンク機構に該 1のカッターが設けられた回動部材と、前記 動部材の基端部の回転軸に直結され、該回 部材を前記帯状板ガラスに向けて回動して 記第1のカッターに該帯状板ガラスに対する 押圧力を発生させるサーボモータと、前記第 1のカッターを前記帯状板ガラスに当接する の切線加工開始の押圧力が切線加工開始後 押圧力よりも低くなるように、前記サーボ ータをトルク制御する制御手段と、を備え ことを特徴とする帯状板ガラスの切線加工 置である。

 さらに、本発明は、搬送中の帯状板ガラ に第1のカッターによって該帯状板ガラスの 搬送方向に平行な切線を加工する際に、サー ボモータのトルクを制御手段によって制御し 、該制御したトルクを前記第1のカッターに ンク機構を介して伝達することにより該帯 板ガラスに切線を加工する帯状板ガラスの 線加工方法であって、前記第1のカッターは 記帯状板ガラスに当接する時の切線加工開 の押圧力が、切線加工開始後の押圧力より 低くなるように前記サーボモータを前記制 手段によってトルク制御する第1の切線加工 工程を有することを特徴とする帯状板ガラス の切線加工方法である。

 さらに、本発明は、フロート法によって 状板ガラスを成形する工程と、前記帯状板 ラスに切線加工する工程と、前記切線加工 た帯状板ガラスを折って採板する工程とか なる板ガラスの製造方法において、前記帯 板ガラスに切線加工する工程に上記した本 明の帯状板ガラスの切線加工方法を用いる とを特徴とする板ガラスの製造方法である

 本発明によれば、カッターに押圧力を与 るとともにカッターを帯状板ガラスに対し 進退移動させる進退移動手段として、応答 の高いサーボモータを使用し、かつ、サー モータの回転動作をカッターの進退移動動 にそのまま置換できるリンク機構を採用し ので、板ガラスを良好に折り割りするため 切線を帯状板ガラスに加工することができ 。

 すなわち、第1の切線加工工程において、 応答性の高いサーボモータにより、帯状板ガ ラスに第1のカッターが当接した時の切断加 開始時の押圧力を1段目とし、その後の押圧 を2段目としてトルク制御するとともに、1 目の押圧力を2段目の押圧力よりも低く設定 たので、カッターの切線加工開始点におい カレットを発生させることなく切線を良好 加工することができ、さらに板ガラスの製 歩留まりを向上することができる。

 また、リンク機構の先端に第1のカッター を設け、リンク機構の回転軸にサーボモータ の回転軸を直結しているので、サーボモータ の回転動作を直進動作に変換する歯車機構等 の進退移動機構と比較して、サーボモータに よるトルク制御が、すなわち、帯状板ガラス に対する第1のカッターの押圧力制御が格段 向上する。これによって、帯状板ガラスに する第1のカッターの進退移動動作の応答性 高くなるので、帯状板ガラスの比較的大き 板面変形にも追従することができる。

 さらに、リンク機構の先端に第1のカッター を設け、リンク機構の回転軸にサーボモータ の回転軸を直結しているので、サーボモータ の回転動作を直進動作に変換する歯車機構等 の進退移動機構と比較して、第1のカッター 退避移動の応答性も高いことから、第1のカ ターは設定された長さの切線加工が終了し 位置(以下、切線加工終了点とする)で帯状 ガラスから瞬時に退避する。
 これによって、切線の終端付近で従来のよ な切込み深さの浅い切線が帯状板ガラスに ることはなく、角欠け防止に効果がある。

実施の形態に係る帯状板ガラスの切線 工装置の要部を示した斜視図。 図1に示した切線加工装置の平面図。 タッチ切りによる切線加工方法を説明 るために用いた図。 カッターの進退移動手段を構成する平 リンクの動作を示した図であり、(A)は切線 工時の状態を示した図、(B)はカッター退避 の状態を示した図。 実施の形態の切線加工装置の構成を示 たブロック図。 2段トルク制御を説明するために用いた 押圧力と切線加工長さとの関係を示したグラ フ。 (A)は、2段トルク制御した際の縦切線を 示す帯状板ガラスGの断面図、(B)は、トルク 一定にして加工した縦切線を示す帯状板ガ スの断面図。

符号の説明

 10…帯状板ガラスの切線加工装置、12…ロ ーラコンベア、14…縦切線加工機、16…横切 加工機、18…カッター、20…カッター、22… 行リンク機構、24…サーボモータ、26…梁部 28…スリット、30…支持板、32…ボールナッ 部、34、36、38、40…回動軸、42、44…回動ア ム、46…カッター支持ロッド、48…上部ブラ ケット、50…下部ブラケット、52…衝撃緩衝 材、54…サーボアンプ、56…制御装置、58… イン速度検出器、60…電流検出器、62…パル ジェネレータ(PG)、64…モータ

 以下、添付図面に従って本発明に係る帯 板ガラスの切線加工の装置及び方法並びに ガラスの製造方法の好ましい実施の形態を 説する。

 図1は、実施の形態に係る帯状板ガラスの 切線加工装置10の要部を示した斜視図であり 図2は、図1に示した切線加工装置10の平面図 である。図1、図2に示す切線加工装置10は、 の前段(帯状板ガラスの搬送方向上流側)に設 置されたフロート法による帯状板ガラス製造 装置(不図示)から、ローラコンベア(搬送手段 )12によって連続的に搬送されてくる帯状板ガ ラスGに縦切線、及び横切線を加工する、い ゆるタッチ切りと称される切線加工方法に 応した切線加工装置である。この切線加工 置10の後段(帯状板ガラスの搬送方向下流側) は、ガラス折り装置(不図示)が設置され、 のガラス折り装置の後段には、ガラス折り 置によって折り割りされた板ガラスを、サ ズに応じたブランチに振り分け搬送するロ ラコンベア(不図示)が設置されている。なお 、上記の切線加工装置を除く、帯状板ガラス 製造装置、ローラコンベア(搬送手段)、ガラ 折り装置、及び折りが終了した板ガラスを ランチに振り分け搬送し採板するローラコ ベア、及びそれらを用いた帯状板ガラスの 造方法は、公知技術のとおりである。

 切線加工装置10は、帯状板ガラスGの搬送 向上流側に設置された縦切線加工機14と、 の下流側に設置された横切線加工機16とから 構成される。この縦切線加工機14によって帯 板ガラスの搬送方向に平行な縦切線が帯状 ガラスGに加工され、その下流側で横切線加 工機16により帯状板ガラスの搬送方向に直交 る横切線が帯状板ガラスGに加工される。

 縦切線加工機14は、帯状板ガラスGの幅方 に設置された複数台のカッター(第1のカッ ー)18、18…を備えている。これらのカッター 18、18…は、ローラコンベア12によって搬送中 の帯状板ガラスGに対し、後述する進退移動 段により進退移動され、進出移動されるこ により帯状板ガラスGに所定の押圧力で押圧 れる。これによって、帯状板ガラスGの搬送 方向に平行な縦切線が帯状板ガラスGに加工 れる。

 また、横切線加工機16は、カッター(第2の カッター)20を備えており、このカッター20が 状板ガラスの搬送速度に同期して帯状板ガ スの搬送方向に対して斜行移動されること より、帯状板ガラスの搬送方向に直交する 向の横切線が帯状板ガラスGに加工される。 なお、図1、図2中の矢印Aは、帯状板ガラスの 搬送方向を示している。

 ここで、図3を参照してタッチ切りと称さ れる切線加工方法(採板用切線加工工程)につ て説明する。

 この切線加工方法は、搬送中の帯状板ガ スGから2種類のサイズの異なる矩形状板ガ スG1、2を採板するための縦切線CV1、2、3、4 5(第1の切線加工工程によって加工される切 )、及び横切線CH6、7、8、9、10、11(第2の切線 工工程によって加工される切線)を、搬送中 の帯状板ガラスGに加工する方法である。な 、採板される板ガラスのサイズは2種類に限 されるものではなく、3種類以上であっても よい。また、図3中の矢印Aは、帯状板ガラス 搬送方向を示している。

 図3に示す縦切線CV1、2は、前記帯状板ガ ス製造装置の溶融錫浴において縁ロールが 接された縁ガラスG5を、帯状板ガラスから切 除するために加工されたものであり、縦切線 加工機14のカッター18、18…のうち両側に配置 された2台のカッター18、18によって加工され 。この2台のカッター18、18は、帯状板ガラ Gに対し所定の押圧力がかけられた状態で常 当接され、これによって、連続搬送されて る帯状板ガラスGに、折り割りに良好な切込 み深さの縦切線CV1、2が連続的に加工される

 縦切線CV3、4は、板ガラスG1、G1…を採板 るために加工されたものであり、縦切線加 機14のカッター18、18…のうち内側に配置さ た2台のカッター18、18によって加工される。 この2台のカッター18、18は、後述する進退移 手段により帯状板ガラスGの搬送速度に同期 して搬送中の帯状板ガラスGに対し進退(上下) 移動される。すなわち、縦切線CV3、4を加工 る2台のカッター18、18は、切線加工開始点P1 P1に向けて進出移動されて帯状板ガラスGに 接され、その後、帯状板ガラスGに対し所定 の押圧力がかけられた状態で当接を続け、切 線加工終了点P2、P2で帯状板ガラスGから退避 動される。これによって、連続搬送されて る帯状板ガラスGに、折り割りに良好な切込 み深さの縦切線CV3、4が加工される。

 縦切線CV5は、板ガラスG1よりも大きいサ ズの板ガラスG2を採板するために加工された ものであり、縦切線加工機14のカッター18、18 …のうち中央に配置されたカッター18によっ 加工される。このカッター18も同様に、後 する進退移動手段により帯状板ガラスGの搬 速度に同期して搬送中の帯状板ガラスGに対 し進退(上下)移動される。すなわち、縦切線C V5を加工するカッター18は、切線加工開始点P3 に向けて進出移動されて帯状板ガラスGに当 され、その後、帯状板ガラスGに対し所定の 圧力がかけられた状態で当接を続け、切線 工終了点P4で帯状板ガラスGから退避移動さ る。これによって、連続搬送されてくる帯 板ガラスGに、折り割りに良好な切込み深さ の縦切線CV5が加工される。

 なお、縦切線CV1、2は、上記のように他の 縦切線用のカッターと並べて設置されてもよ いし、他の縦切線用のカッターの上流に設置 されてもよい。また、CV1、2は、図3のように 連続した切線でなくてもよく、帯状板ガラ の端部からCV1、2までの距離が想定した板ガ ラスごとに異なってもよい。このようなCV1、 2は、使用するカッター18、18を想定した板ガ スごとに変えることにより得ることができ 。

 一方、横切線CH6、7、8、9は、板ガラスG1 採板するために加工されたものであり、横 線加工機16のカッター20によって順次1本ずつ 加工される。なお、横切線加工機16が複数台 設された切線加工装置10の場合は、横切線CH 6、7、8、9を複数本毎に又は同時に加工する とができる。カッター20を斜行移動させるモ ータ64(図5参照)は、帯状板ガラスGの搬送速度 に同期してその斜行移動速度が制御装置(制 手段)56によってモーション制御されており これによって、帯状板ガラス搬送方向に直 する方向の横切線CH6、7、8、9が帯状板ガラ Gに加工される。また、カッター20は、エア リンダ等のアクチュエータによって帯状板 ラスGに対し上下移動自在に設けられている このアクチュエータによってカッター20は 良好な切込み深さの横切線CH6、7、8、9を加 するために、切線加工開始点P5の所定量手前 位置においてあらかじめ下降が開始される。 この後、カッター20はモータ64によって帯状 ガラスG上を斜行移動される。これによって 横切線CH6、7、8、9が加工される。この後、 ッター20は、切線加工終了点P6を所定量通過 後に前記アクチュエータによって帯状板ガラ スGから上昇移動され、その後、元の切線待 位置(図1、図2の実線で示した位置)に前記モ タ64によって復帰移動される。

 横切線CH10、11は、板ガラスG2を採板する めに加工されたものであり、横切線加工機16 のカッター20によって加工される。このカッ ー20の動作は、横切線CH6、7、8、9を加工す 動作と同様であるので説明は省略する。

 このように縦切線を加工するカッター18 18…及び横切線を加工するカッター20の上記 作によって、搬送中の帯状板ガラスGから2 類のサイズの異なる矩形状の板ガラスG1、2 採板するための縦切線CV1、2、3、4、5、及び 切線CH6、7、8、9、10、11が、搬送中の帯状板 ガラスGに加工される。

 上記タッチ切りの切線加工方法において 、帯状板ガラスから可能な限り多くのサイ の異なる板ガラスを無駄なく採板するため 、指定の各サイズの板ガラスの採板予定に って縦切線加工機14による縦切線CV3、4、5の 端部と横切線加工機16による横切線CH6、7、8 9、10、11との距離を可能な限り小さくするこ とが望まれている。よって、前記距離を小さ くするためには、縦切線CV3、4、5を加工する 切線加工機14のカッター18の切線加工動作の ON/OFF制御を、すなわち、搬送中の帯状板ガラ スGに対するカッター18の進退移動制御を、精 細に行う必要がある。

 以下、カッター18の進退移動制御を精細 行うための進退移動手段の構成、及び動作 ついて説明する。

 図1、図4に示すようにカッター18、18…は 平行リンク機構22とサーボモータ24とからな る進退移動手段、及び不図示の送り手段を介 して梁部26に所定の間隔をもって取り付けら ている。この梁部26は、ローラコンベア12に 跨設されるとともに帯状板ガラス搬送方向に 直交する方向に設置されている。また、前記 送り手段であるボールねじ装置は、中空の梁 部26内に設けられ、このボールねじ装置が駆 されることにより、梁部26に形成された水 なスリット28内においてカッター18が進退移 手段を介してスライド移動される。これに って、帯状板ガラスの搬送方向に直交する 向のカッター18の位置が調整される。なお 進退移動手段とボールねじ装置とは、図4の 点鎖線で示すように平行リンク機構22を支 する支持板30に設けられたボールナット部32 、図1のスリット28を介してボールねじ装置 ねじ部に螺合させることにより連結されて る。

 図4に示す平行リンク機構22は、4本の回動 軸34、36、38、40、2本の平行な回動アーム42、4 4、及び鉛直方向に配設されたカッター支持 ッド46から構成されている。回動軸34は支持 30に固定され、この回動軸34に回動アーム42 一端部が回動自在に取り付けられている。 た、回動アーム42の他端部は、カッター支 ロッド46の上部ブラケット48に固定された回 軸36に回動自在に取り付けられている。一 、回動軸38は、支持板30に固定されたサーボ ータ26の回転軸(不図示)に直結されるととも に、回動アーム44の一端部に固定されている この回動アーム44の他端部は、カッター支 ロッド46の下部ブラケット50に固定された回 軸40に回動自在に取り付けられている。ま 、カッター18は、カッター支持ロッド46の下 部に取り付けられる。カッター18とカッタ 支持ロッド46との間には、アルファゲル等の 衝撃緩衝部材52と不図示のキャスタ機構を設 ることが好ましい。

 したがって、図4(A)の切線加工姿勢から、 サーボモータ24の回転軸を時計周り方向に所 量回動させると、その回動力が平行リンク 構22に伝達されてカッター支持ロッド46が図 4(B)の如く上昇する。これにより、カッター18 が帯状板ガラスGから退避移動される。また 図4(B)の退避姿勢から、サーボモータ24の回 軸を反時計周り方向に所定量回動させると その回動力が平行リンク機構22に伝達されて カッター支持ロッド46が図4(A)の如く下降する 。これにより、カッター18が帯状板ガラスGに 当接される。なお、本発明における回動部材 は、リンク機構を介してサーボモータ24でカ ター18を進退移動させるための手段であり 本例では平行リンク機構22の回動アーム42、4 4、及びカッター支持ロッド46が該回動部材を 構成している。また、衝撃緩衝部材52は必須 構成ではないが、カッター18が帯状板ガラ Gに当接した際の衝撃を緩衝することができ これによってカレットの発生を抑えること できるため、設けておくことが好ましい。

 サーボモータ24は、帯状板ガラスGに縦切 を加工するために、平行リンク機構22を介 てカッター18に回動力(トルク)を与え、帯状 ガラスGに対する押圧力を発生させる。この サーボモータ24のトルクは、図5に示すサーボ アンプ54を介して制御装置56により制御され いる。したがって、サーボモータ24のトルク を、制御装置56によって制御することにより 帯状板ガラスGに対するカッター18の押圧力 設定される。

 制御装置56は、ライン速度検出器58から出 力されるライン速度(帯状板ガラスの搬送速 )に基づきサーボモータ24のトルクを制御す とともに、カッター18が帯状板ガラスGに当 した時の切線加工開始の押圧力が、切線加 開始後の押圧力よりも低くなるようにサー モータ24を2段トルク制御している。この2段 ルク制御については後述する。

 また、制御装置56には、サーボモータ24に 加えられる電流値を示す信号(サーボモータ24 のトルクを示す信号)が電流検出器60から加え られるデータとともに、サーボモータ24の回 位置、又は回転速度を示すパルス信号がパ スジェネレータ(PG)62からサーボアンプ54を 由し加えられている。制御装置56は、パルス ジェネレータ(PG)62からのパルス信号をカウン トすることにより、サーボモータ24の回転位 を検出することができ、また、所定時間内 加えられるパルス信号をカウントすること より、サーボモータ24の回転速度を検出す ことができる。更に、制御装置56は、電流検 出器60からのトルクを示す信号、又はパルス ェネレータ(PG)62からのパルス信号に基づい 、サーボモータ24をトルク制御するための ルク指令信号をサーボアンプ54に出力する。 サーボアンプ54は、前記指令信号に基づいて ーボモータ24をトルク制御する。

 一方、制御装置56の記憶部には、前記2段 ルク制御を実行するためのモータ電流値が め記憶されている。すなわち、図6に示した グラフの如く、カッター18が帯状板ガラスGに 当接した時(0点位置から所定長さaまでの範囲 )の切線加工開始の押圧力(N1)が低く設定され この押圧力よりも切線加工開始後の押圧力( N2)が高く設定される。

 なお、この制御装置56は、ライン速度に づき、サーボモータ24とカッター20を斜行移 させるモータ64とを駆動制御することによ て、タッチ切りの切線加工を実行させる。

 次に、前記の如く構成された帯状板ガラ の切線加工装置10の特徴について述べる。

 この切線加工装置10は、ローラコンベア12 によって搬送中の帯状板ガラスGに、カッタ 18、18…によって帯状板ガラスの搬送方向に 行な縦切線CV3、4、5(図3参照:以降、縦切線CV 1、2の説明は省略する)を加工する。そして、 帯状板ガラスGに対するカッター18の進退移動 手段として、応答性の高いサーボモータ24を 用し、このサーボモータ24を制御装置56によ ってトルク制御することにより、帯状板ガラ スGに対するカッター18の押圧力を制御して帯 状板ガラスGに縦切線CV3、4、5を加工する。

 また、カッター18の進退移動機構として サーボモータ24の回転動作をカッター18の進 移動動作にそのまま置換できる平行リンク 構22を採用している。すなわち、平行リン 機構22の一部を構成するカッター支持ロッド 46の下端部にカッター18を設けるとともに、 動アーム44の回動軸38にサーボモータ24の回 軸を直結している。これにより、サーボモ タ24の回転動作を直進動作に変換する歯車機 構等の進退移動機構と比較して、サーボモー タ24によるトルク制御が、すなわち、帯状板 ラスGに対するカッター18の押圧力制御が格 に向上する。したがって、帯状板ガラスGを 良好に折り割りするための縦切線CV3、4、5を 状板ガラスGに加工することができる。また 、帯状板ガラスGに対するカッター18の進退移 動動作の応答性も高くなるので、帯状板ガラ スGの微小な板面変形にも追従することがで る。

 平行リンク機構22は、図4(A)で示すように 回動アーム42、44の姿勢が水平となる位置で 切線加工を行うように設定することが好まし い。これによって、帯状板ガラスGの板面変 、ローラコンベア12を構成するローラの偏芯 に起因する帯状板ガラスGの高さ変化が生じ も、この二つの変化によるカッター18の追従 性が向上し、押圧力のばらつきを最小限に抑 えることができる。

 また、実施の形態の切線加工装置10は、 6のグラフの如く、帯状板ガラスGにカッター 18が当接する際の切断圧力である押圧力(N1)を 1段目とし、その後の押圧力(N2)を2段目として サーボモータ24をトルク制御している。すな ち、通常の切線加工時の押圧力である2段目 の押圧力(N2)よりも、1段目の押圧力(N1)を低く 設定することで、カッター18が帯状板ガラスG に当接した際のカレットの発生を防止してい る。なお、1段目の押圧力(N1)と2段目の押圧力 (N2)の比は、1:1.1~1.2程度が好ましく、1:1.15~1.2 より好ましい。また、長さaは、3~7mmが好ま く、3~5mmがより好ましい。

 図7(A)は、前記2段トルク制御した際の縦 線CV3を示す板ガラスGの断面図が示されてい 。また、図7(B)は、トルクを一定にして縦切 線を加工する従来技術を用いて加工した縦切 線CV3‘を示す帯状板ガラスGの断面図が示さ ている。

 図7(B)の如く従来技術では、切線加工開始 位置において、カッターが帯状板ガラスGに 接した強い衝撃により、カッターが振動し 微小に上下動するため、切線加工開始点か 所定距離の間、縦切線CV3‘の切込み深さが 定せず、また、強い衝撃によりカレットが 生するという欠点がある。また、従来技術 は、カッターの退避移動の応答性の悪さか 、搬送中の帯状板ガラスGに対しカッターを 避させた切線加工終了点において、角欠け 原因となる切線、すなわち切込み深さの浅 切線が板ガラスGに残るという欠点がある。

 これに対して、2段トルク制御を行う実施 の形態の切線加工装置10は、図7(A)の如く、切 線加工開始点においてトルクが低く設定され ているため、カッター18は衝撃を受けること く切線加工を円滑に開始する。そして、所 距離通過後に、トルクを高めて通常の切込 深さの切線加工を行う。そして、切線加工 了点において、サーボモータ24を退避駆動 せると、カッター18は応答性の高い平行リン ク機構22により帯状板ガラスGから瞬時に退避 移動される。これにより、従来技術のような 切込み深さの浅い切線が切線加工終了点付近 に残らず、切線加工終了点まで切込み深さの 良好な縦切線C3が確実に加工される。この2段 目の押圧力は、帯状板ガラスGの厚みに応じ 設定されるものであり、厚みが厚くなるに って高く設定することが好ましい。

 サーボモータ24によるカッター18の動作は 、ライン速度に同期した速度で帯状板ガラス Gに向けて進出移動させるように制御するこ が好ましい。また、サーボモータ24によるカ ッター18の退避動作は、切線加工終了点で瞬 に退避させるように制御することが好まし 。カッター18の退避移動の応答性も高いこ から、カッター18は切線加工終了点で帯状板 ガラスGから完全に退避する(図7(A)参照)。更 、サーボモータによるトルク制御を向上さ るために、カッター18とサーボモータ24とは ム軸制御を採用することが好ましい。

 帯状板ガラスGの生産は、例えば板厚(1.8~6 .0mm)に基づいてライン速度が変更(例えば50~125 0m/h)されるが、実施の形態の切線加工装置10 は、カッター18の進退移動の応答性が向上し たことに起因して、ライン速度に影響される ことなく、カッター18による縦切線端部とカ ター20による横切線との距離を小さく(1~2mm) ることができ、板ガラスに生じる角欠けを 幅に減少できる。これに対して、従来の電 弁(ソレノイド)を利用したカッターによる 切線端部と横切線との距離は1~6mmのばらつき がある。よって、サーボモータ24と平行リン 機構22を使用した実施の形態の構成によれ 、縦切線端部と横切線との距離を従来の電 弁(ソレノイド)を使用したカッターの場合に 比べて1/3以下に小さくできる。

 なお、実施の形態の切線加工装置10は、 切線加工機16を有するタッチ切りに対応した 装置であるが、これに限定されるものではな く、搬送中の板ガラスに対してカッターが進 退移動され、進出移動されることによって切 線を加工する切線加工装置であれば、本発明 を適用することができ、本発明の帯状板ガラ スはこのような板ガラスを包含する。

 また、実施の形態では、自動車用ガラス 加工について説明したが、これに限定され ものではなく、建築用、PDP(Plasma Display Pane l)用等の他の帯状板ガラスの切線加工にも適 することができる。

 本発明は、帯状板ガラスの切断加工に使用 き、特に搬送中の帯状板ガラスからサイズ 異なる複数種類の板ガラスを切断加工する に好適である。
 
 なお、2007年4月27日に出願された日本特許出 願2007-119254号の明細書、特許請求の範囲、図 及び要約書の全内容をここに引用し、本発 の明細書の開示として、取り入れるもので る。