Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
DEVICE FOR SCORING GLASS SHEET
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/057474
Kind Code:
A1
Abstract:
A device for scoring a glass sheet applies a score line for cutting to the glass sheet conveyed on conveyance rollers. The device has a cutter for applying a score line to a glass sheet, ball slide means capable of lifting and lowering the cutter while following vertical movement of the glass sheet conveyed and, when the cutter is pressed against the surface of the glass sheet, maintaining pressing force constant by absorbing excessive pressing force, a spring for applying appropriate cutter pressure to the surface of the glass sheet, and pressing means for pressing an arm to a position on the surface of the glass sheet, the arm supporting the ball slide means, the spring, and the cutter.

Inventors:
TANISE, Nobuhisa (())
谷瀬 伸久 (())
Application Number:
JP2008/068967
Publication Date:
May 07, 2009
Filing Date:
October 20, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
Central Glass Co., Ltd. (5253, Oaza Okiube Ube-sh, Yamaguchi 01, 7550001, JP)
セントラル硝子株式会社 (〒01 山口県宇部市大字沖宇部5253番地 Yamaguchi, 7550001, JP)
NIKKEN DIA CO., LTD. (9-31, Nishiwaki 2-chome Hirano-ku, Osaka-sh, Osaka 35, 5470035, JP)
株式会社日研ダイヤ (〒35 大阪府大阪市平野区西脇2丁目9番31号 Osaka, 5470035, JP)
International Classes:
C03B33/027; B28D5/00; C03B33/037
Attorney, Agent or Firm:
NAITO, Teruo (Shin-Ei Patent Firm, 7-13 Nishi-Shimbashi 1-chome,Minato-k, Tokyo 03, 1050003, JP)
Download PDF:
Claims:
 ガラス板に切筋線を付与するカッターと、
搬送されるガラス板の上下変動に追従しカッターを昇降自在とし、かつ前記カッターをガラス板面へ押圧したとき、過度な押圧力を吸収し押圧力を一定に保持するボールスライド手段と、
 ガラス板面に適度なカッター圧を付与するバネと、
  前記ボールスライド手段、バネ及びカッターを支持するアームと、
  前記アームをガラス板面方向に押圧させる押圧手段と、
を具備し、
 搬送ロール上を搬送されるガラス板を折割切断するために切筋線を付与する、ガラス板への切筋線付与装置。
 前記押圧手段は、ガラス板の搬送方向と直交する方向に設けたフレームに位置を調整可能に取り付けられ、前記切筋線がガラス板の搬送方向に平行に付与される、請求項1記載のガラス板への切筋線付与装置。
 前記押圧手段は、ガラス板の搬送方向と斜めに横切る方向に設けたフレーム上でガラス板の搬送速度に同期させて走行され、前記切筋線がガラス板の搬送方向に直交して付与される、請求項1記載のガラス板への切筋線付与装置。
 前記ガラス板がフロート法によって成形され搬送される帯状のガラスリボンであり、その板厚が0.4~1.1mmの薄板である、請求項1乃至3のいずれかに記載のガラス板への切筋線付与装置。
Description:
ガラス板への切筋線付与装置

 本発明は、フロート法によって成形され 搬送される幅広のガラスリボン、特に2mm以 の薄板ガラスを所定寸法で切断するための 筋線を付与し、ガラス板を破損させること く均一な切筋線を与えるガラス板の切筋線 与装置に関する。

 フロート法によって成形されるガラスリ ンは、徐冷工程および検査工程の移送ロー 上を移送され、縦横両方向の所要寸法位置 切筋線が付与され、折割によって切断され 、採板される。しかるに、ガラスリボンは 送中に受けるさまざまな要因によって、幅 向の蛇行や、上下に波打つ所謂うねり状態 搬送されてくることがあった。

 近年、ディスプレイ表示用のガラス板と て、2mm以下の薄い板ガラスが必要とされる 特に0.4~1.1mmのガラス板をフロート法で成形 たガラスリボンは、極めて薄い板厚のため 徐冷工程をへて搬送されたガラスリボンに 、上下方向に大きなうねり状の波打ちが発 する。さらに、ガラスリボンの中央の製品 なる部分に比べて、幅方向の両端部近傍の 厚は規格範囲から外れた厚い板厚となる。

 このような、製品部の板厚が0.4~1.1mmの薄 のガラスリボンを、所定寸法で切断するた に切筋線を付与しようとすると、上下方向 うねりのため、カッターのホイールチップ ガラス板面に押し付け過ぎとなる。カッタ のホイールチップをガラス板面に押し付け ぎた場合であっても、2mm以上のガラス板で れば割れることはない。しかしながら、製 部の板厚が0.4~1.1mmの薄板のガラスリボンは 僅かな圧力増加によっても破損してしまう とがある。

ディスプレイ表示用のガラス基板への切筋 線の付与について、均一な力で切筋線を付与 するガラス板の切断装置が多く紹介されてい る。

 例えば、特開2002-321933号公報(特許文献1) は、水平に配置された板ガラスの上面に切 線を刻成するための装置であって、切断線 成方向に沿って移動可能なメインフレーム 、メインフレームに対して上下方向にスラ ド可能に設けられたサブフレームと、サブ レームに設けられ、板ガラスを切り込むた のカッターを保持するカッターフレームと 上記カッターが板ガラスに当接する当接姿 と板ガラスに一定圧で押圧される押圧姿勢 の間でカッターフレームの姿勢を変化させ 姿勢変化機構と、姿勢変化機構と上記カッ ーフレームとの間に介在された弾性部材と 備えたことを特徴とする板ガラス用切断線 成装置が開示されている。

 また、特開2002-274875号公報(特許文献2)に 、ガラス板に切り線を形成する切り線形成 段と、この切り線形成手段を上下動させる 下動手段とを具備しており、この上下動手 は、可動子と固定子とを有すると共に切り 形成手段を上下動させる上下動力を発生す 電動リニアモータを具備しているガラス板 断ヘッドが開示されている。

 さらにまた、特開2002-316829号公報(特許文献3 )には、互いに直交する方向をそれぞれX方向 Y方向およびZ方向としたとき、XY平面上に配 置されたガラス基板に対して、ヘッドに対し てZ方向に可動に支持されているカッターを 接させながらX方向に相対移動させてX方向に 延びるスクライブ溝を切断予定線に沿って形 成した後、該切断予定線に沿って当該ガラス 板を切断するガラス基板の切断方法において 、前記スクライブ溝を形成する途中で、前記 ガラス基板に対する前記ヘッドのZ方向にお る相対位置、および前記ヘッドでの前記カ ターに対するZ方向への押し付け圧のうちの なくとも一方のスクライブ溝形成条件を変 することを特徴とするガラス基板の切断方 が開示されている(特許文献3)。

特開2002-321933号公報

特開2002-274875号公報

特開2002-316829号公報

 前記特許文献1に記載された装置では、メ インシリンダ24にて昇降するサブフレーム14 メインフレーム13のレール25に沿って摺動可 とされる。サブフレーム14は、ガラス板の 面の凹凸によって昇降自在となるものでは く、一旦セッティングされた後は固定され 。また、揺動アーム31は、ガラス板の表面の 凹凸によって揺動中心軸33を中心軸として円 を描くように昇降する。すなわち、揺動ア ム31は、ボールベアリング等を利用して真 方向に滑らかにスライド移動できる機構で ない。このため、前記特許文献1に記載され 装置は、ガラス板のうねりに対して必ずし スムーズに追従できるものではなく、板厚 0.4~1.1mmのような超薄板ガラスに切筋線を付 する場合、超薄板ガラスが割れる恐れがあ た。

 また、前記特許文献2に記載された装置で は、オフラインでテーブル上に静止したうね りの少ない製品板厚範囲内のガラス板に対し 、電動リニアモーターが切線形成手段を所望 の位置まで下降させ、切線形成手段に設けた エアシリンダによってガラス板に切り線が付 与される。前記特許文献2に記載された装置 は、切刃を上下させる距離を微少に設定は きるものの、オンライン搬送されてくるう りを有するガラスリボンに対して切筋線を 与するときに、滑らかに追従できない。こ ため、前記特許文献2に記載された装置では 前記特許文献1と同様に、板厚が0.4~1.1mmのよ うな超薄板ガラスに切筋線を付与する場合、 うねりに対応できず、ガラス板に切刃を押し 付け過ぎとなってガラス板が割れてしまう恐 れがあった。

 また、前記特許文献3に記載された方法で は、オフラインでテーブル上に静止したうね りの殆どない製品板厚範囲内のガラス板に対 し、Z方向駆動機構のボールねじによって、 クライブヘッドを所望の高さに昇降させ、 らに押し付け機構であるエアアクチュエー によってガラス板面へのスクライブヘッド 位置が変更できて、ガラス板面へのカッタ ヘッドの押し付け圧を調整できる。しかし がら、搬送ロール上を搬送される薄板ガラ に適用させる場合には、前記特許文献1、2と 同様に、板厚が0.4~1.1mmのような超薄板ガラス に切筋線を付与する場合、シリンダー内の圧 力を調整している間にガラス板が割れてしま うといった恐れがあった。

 本発明の一以上の実施例は、オンライン 搬送されるガラスリボンの中央部の製品板 部分が2mm以下、特に該板厚が0.4~1.1mmであっ も、カッターを一定の圧力で押し付けるこ によってガラス板を破損させない、薄板ガ スに切筋線を付与する装置を提供する。

 本発明の一以上の実施例によれば、搬送 ール上を搬送されるガラス板を折割切断す ために切筋線を付与するガラス板の切筋線 与装置は、ガラス板に切筋線を付与するカ ターと、搬送されるガラス板の上下変動に 従しカッターを昇降自在とし、かつ前記カ ターをガラス板面へ押圧したとき、過度な 圧力を吸収し押圧力を一定に保持するボー スライド手段と、ガラス板面に適度なカッ ー圧を付与するバネと、前記ボールスライ 手段、バネ及びカッターを支持するアーム ガラス板面位置に押圧させる押圧手段と、 備える。

 前記押圧手段は、ガラス板の搬送方向と 交する方向に設けたフレームに位置を調整 能に取り付けられ、ガラス板の搬送方向に 行に切筋線を付与可能としてもよい。

 また、前記押圧手段は、ガラス板の搬送 向と斜めに横切る方向に設けたフレーム上 ガラス板の搬送速度に同期させて走行し、 ラス板の搬送方向に直交する切筋線を付与 能としてもよい。

 あるいはまた、前記ガラス板がフロート によって成形され搬送される帯状のガラス ボンであり、その板厚が0.4~1.1mmの薄板であ てもよい。

 本発明の実施例に係る切筋線付与装置は オンラインで搬送ロール上を搬送されるガ スリボンの中央部の製品板厚部分が2mm以下 特に該板厚が0.4~1.1mmの超薄板ガラスのガラ リボンが大きなうねりを有して搬送される とによって切筋線を付与するカッター面の さ方向の変動があっても、ガラス板に過剰 圧力を与えることなく、バネとLMボールス イドによってカッターを滑らかに昇降させ 前記超薄板ガラスを破損させることなく切 線を付与することができる。

 その他の特徴および効果は、実施例の記 および添付のクレームより明白である。

本発明のガラス板への切筋線付与装置 一実施例を示す側面図。 切筋線付与装置とその周辺装置との関 を示す平面図。 カッターによりガラス板の表面に切筋 を付与する状態を示す説明図。

符号の説明

G     ガラス板
2     フレーム
3     レール
4     ガイド
5     軸
6     チューブ
10     押圧手段
11     押圧シリンダ
12     ロッド
13     取付部材
15     アーム
16     軸
17     ボルト
18     ナット
19     取付部材
20     ボールスライド手段
21     LMボールスライド
21a    レール部
21b    LMブロック
22     バネ吊下げ部材
23     バネ吊下フック
24     バネ
25     バネ下端フック
26     バネ固定部材
27     カッターホルダ
28     カッター
29     ホイールチップ

 以下、図面に基づいて、本発明の典型的 施例を説明する。

 図2に示すように、幅広のリボン状で搬送 されるガラス板Gを所定寸法に切断するため は、予めガラス板の上部側表面に溝状の切 線7(図3参照)を、カッターのホイールチップ2 9のガラス板面への押し付けによって、ガラ 板の搬送方向(縦の切筋線7)と幅方向に(横の 筋線7’)に付与する。それから、下流側に けた折割ロール40によって幅方向の切筋線7 に沿ってガラス板を折割り分離させ、さら 図示しない後工程で縦方向の切筋線7に沿っ 折割り、分離させる。その結果、所望のサ ズのガラス板が得られる。

 本発明の典型的実施例では、図2に示すよ うに前記搬送ロール31、31・・上を搬送され リボン状のガラス板Gに切筋線7、7’を付与 る切筋線付与装置1は、図1に示すように、ガ ラス板Gの表面に切筋線7を付与するカッター2 8と、搬送ロール31、31、・・上を搬送される ボン状のガラス板Gのうねりによる上下方向 の高さ変動に追従できるように切筋線7を付 するカッター28を僅かな力で極めて滑らかに 昇降自在とし、かつカッター28をガラス板面 押圧したとき過度な押圧力を吸収し、押圧 を一定に保持するするボールスライド手段2 0と、ガラス板面に適度なカッター圧を付与 るバネ24と、前記ボールスライド手段20、バ 24及びカッター28を支持するアーム15をガラ 板面方向に押し付ける押圧手段10と、を備 る。

 前記切筋線付与装置1には、図2に示した うに、リボン状のガラス板Gの搬送方向と直 する方向に設けたフレーム2上に設けたレー ル3、3上で取付位置を調整自在に摺動するガ ド4が設けられている。ガイド4は、所望の 数を所望の位置で位置調整自在に設けられ いる。このため、縦方向の切筋線7、7、・・ が付与される。

 一方、図2に示したように、切筋線付与装 置1’を、ガラス搬送方向に対して斜めに横 るように設けたフレーム2’の図示しないレ ル上を走行往復できるようにすれば、ガラ 板の搬送方向と直交する切筋線7’が得られ る。切筋線7’を付与する切筋線付与装置1’ ガラスリボンの搬送速度に同期させて、フ ーム2’の前記レール上を走行するので、ガ ラス板の搬送方向に直交する切筋線7’を付 することができる。このように、切筋線付 装置1と切筋線付与装置1’とによって、前記 搬送方向の切筋線7と合わせて縦横に切筋線7 7’を有するガラス板が得られる。

 前記押圧手段10では、図1に示したように フレーム2に設けたガイド4の上端近傍より 平方向に固設して延ばした取付部材13から、 押圧シリンダ11が吊設される。ガイド4の下端 近傍に軸着したアーム15の略中間部近傍に押 シリンダ11のロッド12の先端が、軸16によっ 軸着される。押圧シリンダ11の伸縮によっ 、アーム15の一端に設けられた軸5を回動軸 して、アーム15が上下に回動自在となる。

 前記アーム15の他端側に設けた孔部に挿 した中空のボルト17は、ナット18、18’で固 される。中空のボルト17の下端部にL字形の 付部材19を介してボールスライド手段20が取 固定される。中空のボルト17とL字形の取付 材19とはナットで固定される。

 前記ボールスライド手段20は、レール部21 aとレール部上を直線状に滑動自在な断面略 字状のLMブロック21bとからなる。レール部21a とLMブロック21b間には、図示しないボールベ リングが内蔵されている。このため、LMブ ック21bはレール部21a上を僅かな力で極めて らかに滑動できる。

 また、LMボールスライド21の前記レール部 21aは、その側面を前記L字形の取付部材19によ って図示しないボルトで固定される。レール 部21aの下端側側面にも、L字形のバネ固定部 26が図示しないボルトによって固設される。 該バネ固定部材26の水平部分の上部側にバネ 端フック25が螺着される。

 一方、前記LMブロック21bの側面には、L字 のバネ吊下げ部材22が固設される。バネ吊 げ部材22の先端の水平部分の下面側に、バネ 吊下げフック23が螺着される。該バネ吊下げ ック23と前記バネ下端フック25との間に、バ ネ24が配設される。

 さらにまた、前記LMブロック21bの側面に カッターを支持する板状のカッターホルダ27 が固着される。該カッターホルダ27の先端部 はカッター28が着脱自在に配設される。該 ッター28の下端には、ガラス板に当接させて 切筋線を付与するホイールチップ29が回転自 に取り付けられている。

 また、切筋線付与装置1の上部側の図示し ないオイルタンクより、筒状のボルト17内、 ッターホルダ27内を通してカッターのホイ ルチップ29の真上近傍まで細いチューブ6が 設される。該チューブ6内を通して、適量の ッターオイルをホイールチップ29に供給す ことができる。

 前記ガラス板Gは、フロート法によって成 形され搬送される帯状のガラスリボンである 。このガラスリボンの製品部の板厚は0.4~1.1mm である。しかしながらガラスリボンはフロー ト法によって製造されるため、ガラスリボン の幅方向の端部近傍の板厚は2mm程度である。

 図1に記載した切筋線付与装置を、図2の レーム2に固定的に設ければ、ガラスリボン 搬送方向の切筋線7、すなわち縦切線を付与 させることができる。また、切筋線付与装置 を、図2のフレーム2’のように斜め方向に配 させ、ガラス板Gの搬送速度に同期させて走 行させれば、横切り機として使用することが でき、横方向の切筋線7’を付与することが きる。

 次いで、本発明のガラス板の切筋線の付 装置の作用について説明する。

 図示しないガラス溶融窯から所定の成形 程を経て採断工程に搬入される連続したガ スリボンに対して、中央の規格内の板厚と る製品部の幅を考慮して、フレーム2に所望 の複数個所に配設した縦切機1、1・・のうち 所望の縦切機のみを作動させる。使用しな 縦切機1、1、・・は押圧シリンダ11、11、・ を未作動状態にして、上昇させておけばよ 。

 押圧手段10の押圧シリンダ11を作動させる と、シリンダのロッド12が下方に伸びて、ロ ド12の先端の軸16に連結されたアーム15が下 に押し下げられる。軸5を回動軸としてアー ム15が下方に回動すると、アーム15が下方に がるのに伴い、ボールスライド手段20も下方 に押し下げられる。これによって、カッター 28のホイールチップ29がガラス面に向かって し下げられる。

 ところで、ガラス板面にカッターのホイ ルチップ29を押し付けていない状態では、LM ボールスライド21のレール部21aに固定された ネ固定部材26と、LMブロック21bの側面に取付 固定されたバネ吊下げ部材22間に設けられた ネ24によってレール部21aとLMブロック21bとは バランスを保って均衡状態となる。

 前記押圧手段10によって、カッター28のホ イールチップ29をガラス板面よりも下方に押 付けるような押圧力を与える場合は、ホイ ルチップ29は、ガラス板面で停止する。こ 際、過剰の押圧力分だけLMブロック21bが上昇 し、過剰の押圧力はLMボールスライド21とバ 24に吸収される。このように、バネ24によっ 適度なカッター圧が付与される。

 また、うねりによってガラス板面が上昇 て搬送されてきた場合についても、ガラス 面が上昇した高さ分だけカッター28のホイ ルチップ29が上昇する。ホイールチップ29の 昇に伴い、LMブロック21bが上昇する。カッ ー28のホイールチップ29が過度にガラス板面 対して押さえ過ぎとならないように、過剰 押圧力がLMボールスライド21とバネ24に吸収 れる。

 一般に、うねりによるガラス板面の上昇 、シリンダーの過剰な押圧力によるガラス 面への過剰な押圧力があっても、ガラス板 板厚が2mm以上であれば、ガラス板によって イールチップ29を持ち上げてもガラス板は れることはない。

 しかしながら、ガラス板厚が0.4~1.1mmのよ な超薄板のガラス板となると、うねりによ てガラス板Gがホイールチップ29を持ち上げ うとする時に、バネだけで吸収させるよう 構造とすると、カッターがスムーズに上昇 きない場合がある。この場合、カッターが 昇しきらないうちにカッターとガラス板面 の圧力が大きくなってガラス板が割れてし う。

 このため、本発明の典型的実施例では、 縮するバネ24とともに図示しないボールベ リングによって極めて摺動抵抗の少ないLMボ ールスライド21を用いて、カッター28が瞬時 つ滑らかに上昇できるようにし、ガラス板 に一瞬といえども過剰な圧力が加わらない うにした。

 尚、カッターのガラス板面への圧力は、通 の建築用ガラス、車両用ガラスにおける板 である2~5mmの場合は、例えば1.0~4.0kg/cm 2 であるのに対し、板厚が1.1mmの場合は、0.5~1.0 kg/cm 2 と通常の1/2以下であり、板厚が0.7mmの場合は 0.3~0.8kg/cm 2 と通常の1/2以下である。

 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参 して説明したが、本発明の精神と範囲を逸 することなく様々な変更や修正を加えるこ ができることは当業者にとって明らかであ 。

 本出願は、2007年10月31日出願の日本特許 願(特願2007-282879)に基づくものであり、その 容はここに参照として取り込まれる。

 本発明は、薄板ガラス板を破損させるこ なく均一な切筋線を与えるガラス板の切筋 付与装置に利用可能である。