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Patent Searching and Data


Title:
DIE FOR FORMING CERAMIC HONEYCOMB STRUCTURE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/119422
Kind Code:
A1
Abstract:
A die for forming a ceramic honeycomb structure has a grid-like forming grooves and clay supply holes communicating with the forming grooves. The width of each of the forming grooves is in the range from 0.05 to 0.5 mm. The clay supply holes are each provided at each of the intersections of the forming grooves or are provided in a zigzag pattern at the intersections of forming grooves. The average value of the distances between the center point of each intersection, at which a clay supply hole is provided, of the forming grooves and the center axis of the clay supply hole is in the range from 10 to 100 μm.

Inventors:
OGATA, Tomohisa (35, Nagahama-cho, Kandamach, Miyako-gun Fukuoka 93, 80003, JP)
Application Number:
JP2009/055355
Publication Date:
October 01, 2009
Filing Date:
March 18, 2009
Export Citation:
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Assignee:
HITACHI METALS, LTD. (2-1 Shibaura 1-chome, Minato-ku Tokyo, 14, 10586, JP)
日立金属株式会社 (〒14 東京都港区芝浦1丁目2-1 Tokyo, 10586, JP)
International Classes:
B28B3/26
Attorney, Agent or Firm:
TAKAISHI, Kitsuma (Kagurazaka FN Bldg. 5F, 67 Kagurazaka 6-chom, Shinjuku-ku Tokyo 25, 16208, JP)
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Claims:
格子状の成形溝と、前記成形溝と連通する坏土供給孔とを有するセラミックハニカム構造体成形用金型であって、前記成形溝の幅が0.05~0.5 mmであり、前記坏土供給孔が前記成形溝の交差部ごと、又は前記成形溝の交差部に千鳥状に配置されており、坏土供給孔が配置された成形溝の交差部の中心点と、その坏土供給孔の中心軸との距離の平均値が10~100μmであることを特徴とするセラミックハニカム構造体成形用金型。
請求項1に記載のセラミックハニカム構造体成形用金型において、1本の成形溝に沿って配置された各坏土供給孔の中心軸が、その成形溝の中心線に対して両側に位置することを特徴とするセラミックハニカム構造体成形用金型。
請求項1に記載のセラミックハニカム構造体成形用金型において、1本の成形溝に沿って配置された各坏土供給孔の中心軸が、前記成形溝の中心線に対して同じ側に位置することを特徴とするセラミックハニカム構造体成形用金型。
請求項1に記載のセラミックハニカム構造体成形用金型において、1本の成形溝に沿って配置された各坏土供給孔の中心軸が、前記成形溝の中心線に対して千鳥状に位置することを特徴とするセラミックハニカム構造体成形用金型。
Description:
セラミックハニカム構造体成形 金型

 本発明は、格子状の成形溝と、この成形 の交差部ごと、又はこの成形溝の交差部に 鳥状に配置された、前記成形溝と連通する 土供給孔を有するセラミックハニカム構造 成形用金型に関する。

 セラミックハニカム構造体は、例えばコ ディエライト質となるセラミック坏土を、 ラミックハニカム構造体成形用金型(以下、 「成形用金型」という)の坏土供給孔側から 形溝側に向けて押出して、セラミックハニ ム状の成形体とし、乾燥及び焼成して製造 れる。成形用金型31は、図4(a)及び図4(b)に示 ように、格子状の成形溝12と、前記成形溝 連通する坏土供給孔13とからなる。

 成形用金型31の供給孔13は、図5(a)、図5(b) び図5(c)に示すように、成形溝交差部33と重 るように設けられている。供給孔13より成 用金型31内に導入されたセラミック坏土は、 成形溝12でハニカム状に成形される。格子状 設けた成形溝30の交差部33ごとに成形溝12と 給孔13とが連通している場合や、成形溝12の 各交差部33に対して一つおきの位置で千鳥状 成形溝12と供給孔13とが連通している場合( 5(a)、図5(b)及び図5(c)に示す場合)がある。

 自動車排ガスの浄化に用いられるセラミ クハニカム構造体は、排気ガス流路の開口 積を大きくするため、また触媒を担持した 合に活性化温度まで早く昇温するため、セ 壁厚が0.05~0.5 mmと薄くなってきている。こ ため、成形用金型31の成形溝12の幅12w(図5(c) 照)も狭くなってきている。一方で、成形時 の成形体の変形や曲がりを防止するため、成 形溝12の深さ12dは幅12wの10倍以上必要とされ いる。

 成形溝12の幅12wが狭く、深さ12dが深くな と、坏土供給孔13から供給される坏土(太い 線の矢印で示す)が成形溝12を通過する際の 抗が大きくなる。このため、成形用金型が り返る(一点鎖線で誇張して示す)と共に、坏 土供給孔13と成形溝12との重複部14bにかかる 力が大きくなる。

 特開2006-142579号は、成形溝を形成する複 のセルブロックのピッチを、中心部から外 に向かって段階的に拡大した成形用金型を 示しており、この成形用金型を用いること より、乾燥時の不均一加熱による変形歪み ために生じる、中央部と外周部との間のセ ピッチのばらつきが抑えられ、均一なセル ッチのセラミックハニカム構造体が得られ と記載している。

 特開2006-88556号は、格子状の成形溝と、前 記格子状の成形溝の交差部に千鳥状に配置さ れて前記成形溝と連通する坏土供給孔を有す るセラミックハニカム構造体成形用金型であ って、図5(c)において、1つの成形溝12に連通 た坏土供給孔13の側面13aと、前記成形溝12に 接する別の成形溝12の側面(セルブロック14 側面)14aとの最短距離をA、成形溝12と坏土供 孔13との重複部14bの軸方向長さをL、成形溝 深さからL引いた長さをDとした時、A/Lが1~5 A/Dが0.05~0.3である成形用金型を開示している 。特開2006-88556号は、この成形用金型は、金 の加工時や成型体を押出成形する時に破損 ることがない高い強度を有し、焼成後のセ ミックハニカム構造体の強度を向上させる 記載している。

 しかしながら、特開2006-142579号及び特開20 06-88556号に記載の成形用金型は、押出し成形 に坏土供給孔13と成形溝12との重複部14bにか かる応力を十分に緩和することができないた め、特にセル壁厚が薄いセラミックハニカム 構造体の成形に対応して、金型の成形溝の幅 を狭くしてゆくと、前記重複部14bに応力が集 中し、隣接する坏土供給孔13,13間に亀裂が発 することがある。従って、セル壁厚が薄い ラミックハニカム構造体の成形に対応した 型用金型が望まれている。

 従って、本発明の目的は、押出し成形時 坏土供給孔と成形溝の重複部にかかる応力 緩和することができ、成形溝の幅が狭い場 であっても、前記重複部に亀裂が発生し難 、亀裂が発生しても進展し難く、長期間使 可能な成形用金型を提供することにある。

 上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明 は、成形溝の交差部の中心点と、その交差 に配置した坏土供給孔の中心軸とをずらす とにより、押出し成形時に坏土供給孔と成 溝の重複部にかかる応力を緩和できること 見出し、本発明に想到した。

 すなわち本発明のセラミックハニカム構 体成形用金型は、格子状の成形溝と、前記 形溝と連通する坏土供給孔とを有するセラ ックハニカム構造体成形用金型であって、 記成形溝の幅が0.05~0.5 mmであり、前記坏土 給孔が前記成形溝の交差部ごと、又は前記 形溝の交差部に千鳥状に配置されており、 土供給孔が配置された成形溝の交差部の中 点と、その坏土供給孔の中心軸との距離の 均値が10~100μmであることを特徴とする。

 1本の成形溝に沿って配置された各坏土供 給孔の中心軸が、その成形溝の中心線に対し て両側に位置するのが好ましい。

 1本の成形溝に沿って配置された各坏土供 給孔の中心軸が、その成形溝の中心線に対し て同じ側に位置するのが好ましい。

 1本の成形溝に沿って配置された各坏土供 給孔の中心軸が、その成形溝の中心線に対し て千鳥状に位置するのが好ましい。

 本発明の成形用金型は、押出し成形時に 土供給孔と成形溝との重複部にかかる応力 緩和できるため、前記重複部に亀裂が発生 難く、亀裂が発生しても進展し難く、長期 使用可能となる。従って、成形溝の幅を狭 することができ、セル壁厚が薄いセラミッ ハニカム構造体の成形に好適である。

実施の形態1及び実施例1の成形用金 を示す部分平面図である。 図1(a)のA-A断面図である。 図1(b)の坏土供給孔と成形溝との重複 部を拡大して示す部分断面図である。 実施の形態1の成形用金型を用いて坏 土を押出した時の、亀裂の進展状況を模式的 に示す平面図である。 従来の成形用金型を用いて坏土を押 した時の、亀裂の進展状況を模式的に示す 面図である。 実施の形態2の成形用金型を示す部分 平面図である。 図3(a)のB-B断面図である。 図3(b)の坏土供給孔と成形溝との重複 部を拡大して示す部分断面図である。 成形用金型の一例を示す成形溝側か の斜視図である。 成形用金型の一例を示す坏土供給孔 からの斜視図である。 従来の成形用金型の成形溝と坏土供 孔との位置関係の一例を示す正面図である 図5(a)を拡大して示す部分平面図であ る。 図5(b)のC-C断面図である。 成形溝の中心線に対して、坏土供給 の中心軸が両側に位置する例を示す模式図 ある。 成形溝の中心線に対して、坏土供給 の中心軸が同じ側に位置する例を示す模式 である。 成形溝の中心線に対して、坏土供給 の中心軸が同じ側に位置するもう一つの例 示す模式図である。 成形溝の中心線に対して、坏土供給 の中心軸が千鳥状に位置する例を示す模式 である。

 幅が0.05~0.5 mmの成形溝を有するセラミッ ハニカム構造体成形用金型において、坏土 給孔が配置された成形溝の交差部の中心点 その坏土供給孔の中心軸とが一致しないよ に坏土供給孔を配置し、隣接する坏土供給 同士の間隔が一定とならないようにする。 形溝の交差部の中心と坏土供給孔の中心軸 の距離の平均値は10~100μmである。このよう 坏土供給孔を配置することにより、押出し 形時に坏土供給孔と成形溝との重複部にか る応力が分散され、隣接する坏土供給孔間 亀裂が発生しにくくなる。たとえ亀裂が発 した場合でも、亀裂がそれ以上成長し難く る。その結果、長期間に渡って使用可能な 形用金型が得られる。成形溝の交差部の中 と坏土供給孔の中心軸との距離の平均値は 任意の10点の坏土供給孔について測定して めた値である。

 前記平均値が10μm未満である場合、坏土 給孔の間隔が実質的にほぼ一定となるため 押出し成形時に、坏土供給孔と成形溝の重 部にかかる応力が高まり、隣接する坏土供 孔間に亀裂が発生し易くなる。一方、前記 均値が100μmを超えると、セラミック坏土を 出し成形する際に坏土が成形溝に均等に広 りにくいため成形体が曲がったり、変形し りすることがある。前記平均値は、好まし は20~90μmである。

 成形溝の交差部の中心と坏土供給孔の中 軸とが一致しないように坏土供給孔を配置 るには、成形溝及び/又は坏土供給孔の加工 位置の座標を調整することにより、従来の金 型加工技術をそのまま使用して行うことがで きる。ここで、成形溝の交差部の中心に対し て、坏土供給孔の中心軸をずらす方向は、成 形溝の縦溝方向であっても、それに直交する 横溝方向であっても良く、さらには両方向に ずらしても良い。

 1本の成形溝に沿って配置された各坏土供 給孔の中心軸が、図6(a)に示すように、前記 形溝の中心線に対して両側に位置するのが ましい。このように配置することにより、 土供給孔と成形溝との重複部にかかる応力 より分散され、隣接する坏土供給孔間の亀 の発生をより抑えることができる。図6(d)に すように、1本の成形溝に沿って配置された 各坏土供給孔の中心軸が、前記成形溝の中心 線に対して千鳥状に位置するのが特に好まし い。

 図6(b)又は図6(c)に示すように、1本の成形 に沿って配置された各坏土供給孔の中心軸 、前記成形溝の中心線に対して同じ側に位 する場合も、同様に坏土供給孔と成形溝と 重複部へ発生する応力が分散され、隣接す 坏土供給孔間の亀裂の発生を抑えることが きる。

 以下に、本発明を実施の形態に基づき説 する。

実施の形態1
 実施の形態1は、焼成後の口径が120 mmとな コーディエライト質セラミックハニカム構 体の成形用金型11である。この成形用金型11 、例えば0.10~0.25質量%のC、1質量%以下のSi、2 質量%以下のMn、1~2.5%質量のCr、Mo+1/2Wとして1% 量以下のMo及び/又はW、0.03~0.15質量%のV、0.1~ 1質量%のCu、0.05質量%以下のS、2質量%以下のNi 残部Fe及び不可避的不純物からなる組成の 型材を、29~33HRCにプリハードンした後、坏土 供給孔13と成形溝12とを加工して製造するこ ができる。金型材としては、公知のものが 用でき、例えばJIS SK1313D61のような合金工具 鋼、JIS SUS420J2のようなマルテンサイト系ス ンレスが好ましい。

 成形溝12は、図1(a)、図1(b)及び図1(c)に示 ように、0.26 mmの幅12w及び1.56 mmのピッチ12p 形成した多数の縦溝と、これに直交するよ に同幅及び同ピッチで形成した多数の横溝 からなる。坏土供給孔13は、1.2 mmの直径13d び20 mmの加工深さで、前記成形溝12の交差 33に千鳥状に配置されている。各坏土供給孔 13の中心軸13cは、成形溝12の交差部33の中心12c から、横方向成形溝の中心線Xに沿って、縦 向成形溝の中心線Yに対して同一の側に距離Z 離して配置されている。各坏土供給孔13につ ての距離Zは一定ではなく、10点の平均値は1 0~100μmの範囲にある。なお、成形溝12は、溝 と側面とを角のない連続した曲面で接続し いる。

 前記距離Zは、株式会社ミツトヨ製の画像 測定機「クイックビジョン」を用いて、成形 溝12側から成形用金型11を撮影した画像から 成形溝12の交差部の中心12cと坏土供給孔13の 心軸13cとを求め、その間の距離を10点平均 ることにより求めることができる。成形溝12 の交差部の中心12cは、成形溝12の交差部の4つ の角を画像検出して求め、坏土供給孔13の中 軸13cは、成形溝12部分に見える坏土供給孔13 の輪郭の一部(4ヶ所)を画像検出して求める。

 実施の形態1の成形用金型11を用いて坏土 給孔13から成形溝12に向けて坏土を押出し成 形した時の、隣接する坏土供給孔13,13間の亀 (CRK)の進展状況を図2(a)に模式的に示す。成 用金型11は、坏土供給孔13の中心軸13cを成形 溝12の交差部33の中心12cからx軸方向成形溝の 心線に沿って同一の方向にずらしているた 、y軸方向に隣接する坏土供給孔13,13の成形 における間隔13wが長くなり、成形溝12の底12 aと坏土供給孔13との交差する部分13bにかかる 応力が緩和される。そして、押出し成形の繰 り返しにより、重複部14bが金属疲労を起こし て、坏土供給孔13,13間に亀裂(CRK)が発生した 合でも、亀裂(CRK)が成長しにくいため、長期 間の使用が可能となる。

 一方、従来の成形用金型31(図5参照)を用 て、同様に坏土を押出し成形した時の、隣 する坏土供給孔13,13間の亀裂(CRK)の進展状況 図2(b)に模式的に示す。成形用金型31は、成 溝12の交差部33の中心12cと坏土供給孔13の中 軸13cが一致しているので、隣接する坏土供 孔13,13の間隔13wが一定となり、成形溝12の底 12aと坏土供給孔13との交差する部分13bに集中 る応力が緩和されない。そして、押出し成 の繰り返しにより、重複部14bが金属疲労を こして、坏土供給孔13、13間に亀裂(CRK)が発 した場合、実施の形態1に比較して、亀裂(CR K)が大きくなって、さらに進展し易くなり、 期間の使用が困難となる。

実施の形態2
 実施の形態2は、焼成後の口径が100 mmとな コーディエライト質セラミックハニカム構 体の成形用金型21である。この成形用金型21 、図3(a)に示すように、格子状の成形溝12の 差部33ごとに坏土供給孔13を配置したもので 、実施の形態1で例示した金型材を用いて作 できる。

 成形溝12は、0.22 mmの幅12w及び1.25 mmのピ チ12pで形成した多数の縦溝と、これに直交 るように同幅及び同ピッチで形成した多数 横溝とからなる。坏土供給孔13は、1.0 mmの 径13d及び22 mmの加工深さで、前記成形溝12 各交差部33に配置されている。成形溝12は、 土供給孔13を加工した後に形成する。各坏 供給孔13の中心軸13cは、成形溝12の交差部33 中心12cから、x軸方向成形溝の中心線に沿っ 、y軸方向成形溝の中心線に対して千鳥状に 距離Z離して配置されている。各坏土供給孔13 についての距離Zは一定ではなく、10点の平均 値は10~100μmの範囲にある。なお、成形溝12は 溝底と側面とを角のない連続した曲面で接 している。

 実施の形態2の成形用金型21を用いて、坏 供給孔13から成形溝12に向けて坏土を押出し 成形した時の、隣接する坏土供給孔13,13間の 裂(CRK)の進展状況を図3(a)に模式的に示す。 形用金型21は、坏土供給孔13の中心軸13cを成 形溝12の交差部33の中心12cからx軸方向成形溝 中心線に沿って千鳥状にずらしているため y軸方向に隣接する坏土供給孔13,13の成形溝 おける間隔23wが長くなり、成形溝12の底12a 坏土供給孔13との交差する部分13bにかかる応 力が緩和される。そして、押出し成形の繰り 返しにより、重複部14bが金属疲労を起こして 、坏土供給孔13,13間に亀裂(CRK)が発生した場 でも、亀裂(CRK)が成長しにくいため、長期間 の使用が可能となる。

 本発明を以下の実施例によりさらに詳細 説明するが、本発明はこれらに限定される のではない。

実施例1
 成形用金型の試験用型材は、0.20質量%のC、0 .44質量%のSi、1.95質量%のMn、1.25質量%のCr、0.50 質量%のMo、0.04質量%のV、0.30質量%のCu、0.015質 量%のS、残部Fe及び不可避的不純物からなる 成を有する金型材を、坏土供給孔13及び成形 溝12の加工前に31.3HRCにプリハードンして作製 した。

 この型材をマシニングセンタ(図示せず) 搭載し、超硬ドリルにより、図1(a)、図1(b)及 び図1(c)に示すように、1.2 mmの直径13d及び20  mmの深さを有する坏土供給孔13を3.12 mmのピッ チで千鳥状に加工した。このとき、坏土供給 孔13は、後で形成する成形溝の交差部の中心 対して、10~100μmの範囲で、成形溝の中心線 対して同じ側に位置するように加工した。 土供給孔13が形成された型材を溝加工専用 工作機械に搭載し、幅0.26 mmのダイヤモンド 電着砥石で、4 mmの深さ12d及び1.56 mmのピッ 12pで多数の成形溝を縦方向に形成した後、 方向の成形溝を縦方向溝と同様にして形成 、試験用の成形用金型11Aを作製した。

 成形用金型11Aは、格子状に形成された成 溝12の交差部33に坏土供給孔13が千鳥状に配 されていた。各坏土供給孔13の中心軸13cは 成形溝12の交差部33の中心12cから、横方向成 溝の中心線Xに沿って、縦方向成形溝の中心 線Yに対して同一の側に距離Z離して配置され いた。距離Zは105μm以下であり、任意の10点 測定した平均値は11μmであった。

実施例2~6
 成形溝の中心線に対する坏土供給孔の配置 及び距離Zの平均値が表1に示した配置及び になるように坏土供給孔13を形成した以外は 実施例1と同様にして、実施例2~6の成形用金 11Aを作製した。

比較例1
 成形溝12の交差部33の中心12cと坏土供給孔13 中心軸13cとが一致するように坏土供給孔13 形成した以外は実施例1と同様にして、比較 1の試験用の成形用金型31Aを作製した。

比較例2
 距離Zの平均値が9μmとなるように坏土供給 13を形成した以外は実施例1と同様にして、 較例2の試験用の成形用金型31Bを作製した。

比較例3
 距離Zの平均値が110μmとなるように坏土供給 孔13を形成した以外は実施例3と同様にして、 比較例3の試験用の成形用金型31Cを作製した

成形用金型の耐久性試験
 実施例1~6の試験用の成形用金型11A、及び比 例1~3の試験用の各成形用金型31A、31B、31Cを いて、コーディエライト質のセラミック坏 の押出し成形を繰り返して耐久性試験を行 た。コーディエライト質のセラミック坏土 、カオリン粉末、タルク粉末、シリカ粉末 アルミナ粉末等を調整して、50質量%のSiO 2 、35質量%のAl 2 O 3 及び13質量%のMgOを含むコーディエライト生成 原料粉末を調製し、成形助剤としてメチルセ ルロース及びヒドロキシプロピルメチルセル ロースをコージェライト化原料100質量部に対 して総量で7質量部配合添加し、造孔剤とし グラファイトを適量添加し、乾式で十分混 し、規定量の水を添加して十分に混練して 製した。

 耐久性は、押出し成形を繰り返した結果、 土供給孔間に亀裂が発生し成形用金型が使 不可能になった時の成形回数、及び100回目 押出しで得たハニカム成形体の歪みを目視 より評価した。成形用金型が使用不可能に った時の成形回数は、比較例1の金型の成形 回数を1とした相対値で表した。成形体の歪 は、以下の基準で評価した。結果を表1に示 。
成形体に曲がりや変形の生じていないもの・ ・・○
成形体に曲がりや変形は生じているもののセ ラミックハニカム構造体として使用可能なも の・・・△
成形体に曲がりや変形が生じてセラミックハ ニカム構造体として使用できないもの・・・ ×

 表1に示すように、成形溝12の交差部33の 心12cと坏土供給孔13の中心軸13cとの距離Zの 均値が10~100μmである実施例1~6の成形用金型11 Aは、比較例1に対して成形可能な回数が1.20~1. 48倍多く、成形体の歪みも少なかった。

 一方、成形溝12の中心12cと坏土供給孔13の 中心軸13cとを一致させた比較例1の成形用金 31Aは、実施例1~6の成形用金型11Aに対して成 回数が少なかった。成形溝12の中心12cと坏土 供給孔13の中心軸13cとの距離Zの平均値が10μm 満の比較例2の成形用金型31Bは、実施例1~6の 成形用金型11Aに対して成形回数が少なかった 。成形溝12の交差部33の中心12cと坏土供給孔13 の中心軸13cとの離間Zの平均値が100μm超であ 比較例3の成形用金型31Cは、供給孔から押出 れる坏土が成形溝に均等に広がりにくいた 成形体の歪みが大きかった。