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Title:
DIELECTRIC ELASTOMER POWER GENERATION SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2020/175257
Kind Code:
A1
Abstract:
This dielectric elastomer power generation system is provided with: a power generation unit which includes a dielectric elastomer power generation element having a dielectric elastomer layer and a pair of electrode layers sandwiching the dielectric elastomer layer; a step-down unit which includes a plurality of capacitors; an electrical storage unit into which an output power from the step-down unit is input; and a control unit which controls connections between the power generation unit and electrical storage unit and the step-down unit. The step-down unit includes a plurality of first diodes which constitute a circuit connecting the plurality of capacitors in series with each other when the power generation unit and the step-down unit are connected, and includes a plurality of second diodes which constitutes a circuit connecting the plurality of capacitors in parallel with each other when the step-down unit and the electrical storage unit are connected. The configuration makes it possible to allow the generated power to be stored in the electrical storage unit, such as a secondary battery, efficiently.

Inventors:
CHIBA SEIKI (JP)
WAKI MIKIO (JP)
UEJIMA MITSUGU (JP)
TAKESHITA MAKOTO (JP)
Application Number:
JP2020/006401
Publication Date:
September 03, 2020
Filing Date:
February 19, 2020
Export Citation:
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Assignee:
CHIBA SEIKI (JP)
WAKI MIKIO (JP)
ZEON CORP (JP)
International Classes:
H02N1/08; H01L41/113; H01L41/193; H02J7/00
Domestic Patent References:
WO2018163854A12018-09-13
Foreign References:
JP2015136220A2015-07-27
JP2017508435A2017-03-23
Attorney, Agent or Firm:
USUI Takashi et al. (JP)
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Claims:
〇 2020/175257 1 1 卩(:171? 2020 /006401

請求の範囲

[請求項 1 ] 誘電エラストマー層および当該誘電エラストマー層を挟む一対の電 極層を有する誘電エラストマー発電要素を含む発電部と、

複数のコンデンサを含む降圧部と、

前記降圧部からの出力電力が入力される蓄電部と、

前記発電部および蓄電部と前記降圧部との接続を制御する制御部と 、 を備え、

前記降圧部は、 前記発電部と前記降圧部とが接続された場合に、 前 記複数のコンデンサを互いに直列に接続する回路を構成する複数の第 1ダイオードと、 前記降圧部と前記蓄電部とが接続された場合に、 前 記複数のコンデンサを互いに並列に接続する回路を構成する複数の第 2ダイオードと、 を有する、 誘電エラストマー発電システム。

[請求項 2] 前記発電部および蓄電部と前記降圧部との接続を切り替えるスイッ チ部をさらに備える、 請求項 1 に記載の誘電エラストマー発電システ ム〇

Description:
\¥0 2020/175257 1 卩(:17 2020 /006401 明 細 書

発明の名称 : 誘電エラストマー発電システム

技術分野

[0001 ] 本開示は、 誘電エラストマー発電システムに関する。

背景技術

[0002] 誘電エラストマー層と当該誘電エラストマー 層を挟む一対の電極層とを有 する誘電エラストマー要素は、 駆動用途および発電用途のそれぞれの分野に おいて開発が進められている。 特許文献 1 , 2には、 誘電エラストマー要素 が発電用途に用いられた誘電エラストマー発 電システムが開示されている。 この誘電エラストマー発電システムにおいて は、 誘電エラストマー要素を伸 長させる外力 (力学的エネルギー) を電気的エネルギーに変換することによ り発電がなされている。 この発電による電力は、 たとえばニッケル水素電池 やリチウムイオン電池に代表される二次電池 に蓄電される。

[0003] 誘電エラストマー要素を用いた発電は、 誘電エラストマー要素の伸長およ び収縮からなる 1サイクルで行われる。 このサイクルを生じさせる外力等の 変化が比較的短時間であっても、 誘電エラストマー要素の伸長および収縮が 当該変化に追従可能であるという利点がある 。 また、 誘電エラストマー要素 における発電は、 電圧が比較的高いという側面があり、 たとえば数千 Vに達 する。 一方、 上述した二次電池は、 化学反応を利用した蓄電原理であるため 、 充電に比較的長い時間を要する。 また、 二次電池の充電における適正電圧 は、 誘電エラストマー要素による発電の電圧に比 べて圧倒的に低い。 このた め、 誘電エラストマー要素によって発電された電 力を二次電池に効率よく蓄 電することには、 困難が伴う。

先行技術文献

特許文献

[0004] 特許文献 1 :特許第 5 4 7 9 6 5 9号公報

特許文献 2 :特許第 5 5 0 9 3 5 0号公報 \¥0 2020/175257 2 卩(:17 2020 /006401 発明の概要

発明が解決しようとする課題

[0005] 本開示は、 上記した事情のもとで考え出されたものであ って、 より効率よ く蓄電することが可能な誘電エラストマー発 電システムを提供することをそ の課題とする。

課題を解決するための手段

[0006] 本開示によって提供される誘電エラストマー 発電システムは、 誘電エラス トマー層および当該誘電エラストマー層を挟 む一対の電極層を有する誘電工 ラストマー発電要素を含む発電部と、 複数のコンデンサを含む降圧部と、 前 記降圧部からの出力電力が入力される蓄電部 と、 前記発電部および蓄電部と 前記降圧部との接続を制御する制御部と、 を備え、 前記降圧部は、 前記発電 部と前記降圧部とが接続された場合に、 前記複数のコンデンサを互いに直列 に接続する回路を構成する複数の第 1ダイオードと、 前記降圧部と前記蓄電 部とが接続された場合に、 前記複数のコンデンサを互いに並列に接続す る回 路を構成する複数の第 2ダイオードと、 を有する。

発明の効果

[0007] 本開示の誘電エラストマー発電システムによ れば、 発電された電力をより 効率よく二次電池等の蓄電部へ蓄電すること ができる。

[0008] 本開示のその他の特徴および利点は、 添付図面を参照して以下に行う詳細 な説明によって、 より明らかとなろう。

図面の簡単な説明

[0009] [図 1]誘電エラストマー発電システム八 1 を概略的に示すシステム構成図であ る。

[図 2]図 1 の誘電エラストマー発電システムの誘電エラ ストマー発電要素の発 電原理を概略的に示す図である。

[図 3]図 1 の誘電エラストマー発電システムの誘電エラ ストマー発電要素の発 電原理を概略的に示す図である。 〇 2020/175257 3 卩(:171? 2020 /006401

[図 4]図 1の誘電エラストマー発電システムの降圧部 す回路図である。

[図 5]図 1の誘電エラストマー発電システムによる発 を概略的に示すシステ ム構成図である。

[図 6]図 1の誘電エラストマー発電システムによる発 を概略的に示すシステ ム構成図である。

発明を実施するための形態

[0010] 以下、 本開示の好ましい実施の形態につき、 図面を参照して具体的に説明 する。

[001 1] 図 1〜図 6は、 誘電エラストマー発電システム八 1 を示している。 本実施 形態の誘電エラストマー発電システム八 1は、 発電部 1、 制御部 6、 降圧部 3、 蓄電部 4、 負荷 5、 スイッチ部 7を備えている。 誘電エラストマー発電 システム八 1は、 外力を利用して発電を行う装置である。 外力の発生源の具 体的構成は特に限定されず、 海洋の波に代表される自然エネルギーを発生 す るものや、 人体等の生体エネルギーを発するものを適宜 利用することができ る。

[0012] 図 1は、 誘電エラストマー発電システム八 1 を概略的に示すシステム構成 図である。 図 2は、 誘電エラストマー発電システム八 1の発電部 1の発電原 理を概略的に示す図である。 図 3は、 誘電エラストマー発電システム八 1の 発電部 1の発電原理を概略的に示す図である。 図 4は、 誘電エラストマー発 電システム八 1の降圧部 3示す回路図である。 図 5は、 誘電エラストマー発 電システム八 1 による発電を概略的に示すシステム構成図で ある。 図 6は、 誘電エラストマー発電システム八 1 による発電を概略的に示すシステム構成 図である。

[0013] 発電部 1は、 誘電エラストマー発電システム八 1 において機械的エネルギ —を電気的エネルギーに変換するものである 。 発電部 1は、 誘電エラストマ —発電要素 1 1 を備える。 なお、 図 1〜図 3では、 誘電エラストマー発電要 素 1 1 を模式的に示している。 誘電エラストマ 発電要素 1 1は、 誘電エラ ストマー層 1 1 1および一対の電極層 1 1 2を有する。 なお、 発電部 1は、 〇 2020/175257 4 卩(:171? 2020 /006401

誘電ェラストマー発電要素 1 1 に加えて、 入力された外力を誘電ェラストマ —発電要素 1 1 に伝達するための構造部材や、 発電動作を実現する上で利用 される張力を誘電ェラストマー発電要素 1 1 に発生させるための張力維持機 構等 (いずれも図示略) を適宜備えていてもよい。

[0014] 誘電ェラストマー層 1 1 1は、 ェラストマー (ゴム状弾性を有する高分子 化合物) のうちのいずれか 1種類又は 2種類以上を含んでいる。 ェラストマ 一の種類は、 特に限定されないが、 例えば、 熱硬化性ェラストマー、 熱可塑 性ェラストマー等である。

[0015] 熱硬化性ェラストマーの種類は、 特に限定されないが、 例えば、 天然ゴム 、 合成ゴム、 シリコーンゴム系ェラストマー、 ウレタンゴム系ェラストマー 及びフッ素ゴム系ェラストマー等である。

[0016] 熱可塑性ェラストマーとしては、 芳香族ビニル系モノマーと共役ジェン系 モノマーとの共重合体が挙げられる。 具体的には、 例えば芳香族ビニル系モ ノマーと共役ジェン系モノマーとの共重合体 としては、 スチレンーブタジェ ンブロック共重合体、 スチレンーイソプレンブロックポリマー等の ジブロッ ク型ブロックポリマー ;スチレンーブタジェンースチレンブロック ポリマー 、 スチレンーイソプレンースチレンブロックポ リマー (3 丨 3) 、 スチレン -ブタジェンーイソプレンブロックポリマー スチレンーイソプチレンース チレンブロックポリマー (3 丨 6 3) 等のトリブロック型ブロックポリマー ;スチレンーブタジェンースチレンーブタジ ンブロックポリマー、 スチレ ンーイソプレンースチレンーイソプレンブロ ックポリマー、 スチレンーブタ ジェンーイソプレンースチレンブロックポリ マー、 スチレンーブタジェンー スチレンーイソプレンブロックポリマー、 スチレンーイソプチレンーブタジ ェンースチレンなどのようなマルチブロック 型スチレン含有ブロックポリマ —およびこれらの水素添加物または部分水素 添加物などが挙げられる。 これ らの中でも、 3 丨 3などのブロックポリマーがより好ましく用 られる。

[0017] 但し、 誘電ェラストマー層 1 1 1は、 上記したェラストマーと共に、 他の 材料のうちのいずれか 1種類又は 2種類以上を含んでいてもよい。 この他の 〇 2020/175257 5 卩(:171? 2020 /006401

材料は、 例えば、 各種の添加剤等である。

[0018] 一対の電極層 1 1 2は、 誘電エラストマー層 1 1 1 を挟んでおり、 初期電 荷が与えられ、 出力電圧が生じる部位である。 電極層 1 1 2は、 導電性を有 するとともに、 誘電エラストマー層 1 1 1の弾性変形に追従しうる弾性変形 が可能な材質によって形成される。 このような材質としては、 弾性変形可能 な主材に導電性を付与するフィラーが混入さ れた材質が挙げられる。 前記フ ィラーの好ましい例としては、 たとえば、 炭素材料、 導電性高分子化合物及 び金属材料等の導電性材料のうちのいずれか 1種類又は 2種類以上を含んで いる。 炭素材料は、 例えば、 黒鉛、 フラーレン、 力ーボンナノチユーブ (〇 1\1丁) 及びグラフエン等である。 この炭素材料には、 例えば、 金属ドープ処 理、 金属内包処理及び金属鍍金処理等の処理のう ちのいずれか 1種類または 2種類以上が施されていてもよい。 導電性高分子化合物は、 例えば、 ポリア セチレン、 ポリチオフエン、 ポリピロール、 ポリフエニレン、 ポリフエニレ ンビニレン、 ポリべンゾチアゾールなどである。 金属材料は、 例えば、 銀 ( 八 9) 、 金 (八リ) 及びアルミニウム (八 I) 等であり、 合金でもよい。

[0019] 誘電エラストマー発電要素 1 1は、 外部からの外力や拘束を受けていない 状態であって、 一対の電極層 1 1 2に電圧が印加されていない状態において は、 自発的な伸長や伸縮を生じていない自然長状 態にあり、 外力が付与され た場合に、 誘電エラストマー層 1 1 1の弾性変形が許容されている。

[0020] 初期電圧生成部 2は、 誘電エラストマー発電要素 1 1の一対の電極層 1 1

2への初期電圧の印加を行うためのものであ 、 たとえば電源回路である。 また、 初期電圧生成部 2は、 発電部 1 との電気的接続を適宜〇!\! /〇 す るためのスイツチ機能を有していてもよい。

[0021 ] 降圧部 3は、 発電部 1 によって発電された電力を一時的に蓄電する ととも に降圧して出力するものである。 図 4に示すように、 降圧部 3は、 複数のコ ンデンサ〇、 複数のダイオードロ、 第 1端子 3 1、 第 2端子 3 2および第 3 端子 3 3を有する。 同図に示された例においては、 便宜上、 2つの第 1端子 3 1 を有している。 〇 2020/175257 6 卩(:171? 2020 /006401

[0022] 複数のコンデンサ <3および複数のダイオードロの個数は特に 定されず、 図示された例においては、 複数のコンデンサ〇は、 コンデンサ〇 1 ~〇 1 0 を含んでおり、 複数のダイオードロは、 ダイオード 01 1 1 9, 02 1 ~029, 03 1 ~039, 口 4を含んでいる。

[0023] 複数のコンデンサ <31 1 0は、 複数のダイオードロが双方向導通を許 容する導線として仮定した場合、 2つの第 1端子 3 1 を結ぶ導線と第 2端子 32および第 3端子 33を結ぶ導線との間で、 互いに並列に配置されている 。 次に、 ダイオードロ 1 1 ~01 9は、 隣り合う複数のコンデンサ〇を第 1 端子 3 1側から第 2端子 32および第 3端子 33側への通電を許容するよう に接続されている。 ダイオードロ 2 1 ~ 029は、 第 1端子 3 1側からダイ

1 ~〇 1 9側への通電を許容するように接続されてい 。 ダイオ _ド〇 3 1〜039は、 コンデンサ〇 2〜〇 1 0から第 2端子 32および第 3端子 33側への通電を許容するように接続されてい 。 ダイオード 04は 、 第 2端子 32から第 3端子 33側への通電を許容するように、 第 2端子 3 2とダイオード 03 1 との間に接続されている。

[0024] コンデンサ〇 1 ~〇 1 0は、 後述のスイッチ部 7によって互いに直列また は並列に接続されることが意図されている。 コンデンサ〇の具体的な種類は 、 特に限定されず、 フイルムコンデンサ、 セラミックコンデンサ、 電解コン デンサ等の種々のコンデンサを採用可能であ る。

[0025] 制御部 6は、 初期電圧生成部 2からの発電部 1への初期電圧の印加および 発電部 1から降圧部 3および蓄電部 4への出力電力の入力を制御する。 また 、 制御部 6は、 当該印加および入力に際し、 スイッチ部 7の切り替え制御を 行う。 このような制御部 6は、 たとえば、 初期電圧生成部 2およびスイッチ 部 7を制御する〇 IIや、 発電部 1、 初期電圧生成部 2、 降圧部 3、 蓄電部 4および負荷 5等の状態を監視する検出部等を含む。

[0026] 蓄電部 4は、 降圧部 3に一時的に蓄電された電力が降圧されて入 される ものであり、 誘電エラストマー発電システム八 1 における最終蓄電手段であ る。 蓄電部 4の構成は特に限定されず、 発電部 1から発電される電力を適切 〇 2020/175257 7 卩(:171? 2020 /006401

に蓄電可能な蓄電容量を備えたものであれ ばよい。 蓄電部 4を構成する所謂 二次電池としては、 たとえばニッケル水素電池やリチウムイオン 電池が挙げ られる。

[0027] 負荷 5は、 発電部 1 によって得られた電力を消費する部位である 。 負荷 5 は、 電力が与えられることにより、 所望の機能を果たすものであれば、 何ら 限定されない。

[0028] スイッチ部 7は、 降圧部 3と発電部 1および蓄電部 4との接続状態を切り 替えるものである。 スイッチ部 7の具体的構成は特に限定されず、 必要とな る数量のスイッチ部品を含む配線回路によっ て構成されても良いし、 所謂ス イッチング素子に代表される電子モジュール によって構成されても良い。 図 1 においては、 スイッチ部 7は、 その機能を説明する便宜として、 概略的に 示されている。 本実施形態においては、 スイッチ部 7は、 第 1スイッチ 7 1 および第 2スイッチ 7 2を有する。 第 1スイッチ 7 1は、 発電部 1 と降圧部 3の第 2端子 3 2とを接続する部位である。 第 2スイッチ 7 2は、 降圧部 3 の第 3端子 3 3と蓄電部 4とを接続する部位である。 なお、 図示された例に おいては、 2つの第 1端子 3 1が、 発電部 1および蓄電部 4に常時接続され ている例であるが、 これに限定されない。 第 1スイッチ 7 1は、 一方の第 1 端子 3 1 をさらに〇1\1 /〇 してもよいし、 第 2スイッチ 7 2は、 他方の 第 1端子 3 1 をさらに〇 1\1 /〇 してもよい。 なお、 制御部 6とスイッチ 部 7とが一体的な部品として組み上げられた構 であっても良い。

[0029] 第 1スイッチ 7 1は、 制御部 6の指令により、 発電部 1 と降圧部 3の第 2 端子 3 2との切断および接続を実行する。 第 2スイッチ 7 2は、 制御部 6の 指令により、 降圧部 3の第 3端子 3 3と蓄電部 4との切断および接続を実行 する。

[0030] 図 2および図 3は、 誘電エラストマー発電要素 1 1 における発電の原理を 示している。 図 2の誘電エラストマー発電要素 1 1は、 初期電圧生成部 2に 接続された状態を示している。 同図の誘電エラストマー発電要素 1 1 に、 図 中上下方向に向かう外力が加えられている。 このため、 誘電エラストマー発 \¥02020/175257 8 卩(:171?2020/006401

電要素 1 1の誘電エラストマー層 1 1 1が、 図中上下方向に伸長されている 。 これにより、 誘電エラストマー層 1 1 1の面積が拡大し、 厚さが縮小して いる。 一対の電極層 1 1 2は、 誘電エラストマー層 1 1 1 に追従しており、 面積が拡大している。 この状態において、 誘電エラストマー発電要素 1 1 を コンデンサとしてとらえた場合、 その静電容量〇 3は、 外力が加えられる前 と比較して大きくなっている。 この状態の誘電エラストマー発電要素 1 1 に 、 初期電圧を印加する。 具体的には、 制御部 6からの指令により初期電圧生 成部 2によって、 静電容量〇 8の誘電エラストマー発電要素 1 1 に電圧 V 1 を印加することにより、 電流丨 が流れ、 電荷〇が与えられる。

[0031 ] 図 3は、 図 2に示す状態の後に、 上記外力が弱められ、 あるいはゼロとな ることにより、 図 2に示す状態から誘電エラストマー発電要素 1 1が縮小し た状態を示している。 同図においては、 発電部 1が降圧部 3に接続されてい る。 この状態においては、 誘電エラストマー層 1 1 1の面積が縮小し、 厚さ が増大している。 一対の電極層 1 1 2は、 誘電エラストマー層 1 1 1 に追従 しており、 面積が縮小している。 この状態において、 誘電エラストマー発電 要素 1 1 をコンデンサとしてとらえた場合、 その静電容量 は、 上述した 静電容量〇 8よりも小さくなっている。 しかし、 一対の電極層 1 1 2に蓄え られた電荷〇は、 _定である。 このため、 電圧 V 2と電圧 V 1 との比は、 静 電容量<3匕と静電容量 0 3との比と、 反比例の関係にあり、 電圧 V 2は電圧 V 1 と比べて高い。 したがって、 後述する制御によりお、 一対の電極層 1 1 2から降圧部 3に電圧 V 1 よりも局い電圧 を受電する。 これにより、 初期電圧の印加に要する電力を上回る出力電 力が得られる。 こ れが、 誘電エラストマー発電要素 1 1 における発電である。

[0032] 次に、 誘電エラストマー発電システム八 1の発電および蓄電の動作につい て、 図 4〜図 6を参照しつつ、 以下に説明する。

[0033] 図 5は、 誘電エラストマー発電システム八 1の発電部 1 において誘電エラ ストマー発電要素 1 1 に外力が加えられて伸張した後に、 外力が弱められ、 あるいはゼロとなることにより収縮した状態 を示している。 この状態におい 〇 2020/175257 9 卩(:171? 2020 /006401

ては、 制御部 6の指令により、 スイッチ部 7の第 1スイッチ 7 1が閉状態で あり、 第 2スイッチ 7 2が開状態である。 すなわち、 降圧部 3が発電部 1 に 接続されており、 降圧部 3と蓄電部 4とが切断されている。 この状態で発電 部 1の誘電エラストマー発電要素 1 1が伸長および収縮すると、 図 2および 図 3を参照して説明した原理により、 誘電エラストマー発電要素 1 1 におい て発電がなされる。

[0034] この場合、 図 4に示すように、 降圧部 3においては、 第 2端子 3 2側から 第 1端子 3 1 に向けて、 コンデンサ〇 1、 ダイオードロ 1 1、 コンデンサ〇 2、 ダイオード 2、 コンデンサ〇 3、 ダイオードロ 1 3、 コンデンサ〇 4、 ダイオード 4、 コンデンサ〇 5、 ダイオード 5、 コンデンサ〇 6、 ダイオード 6、 コンデンサ〇 7、 ダイオードロ 1 7、 コンデンサ〇 8、 ダイオード 8、 コンデンサ〇 9、 ダイオード 9、 コンデンサ〇 1 〇を経由して、 コンデンサ <3 1〜0 1 0が直列に接続された回路が構成さ れる。 このため、 図 3の電圧 V 2は、 コンデンサ〇 1 ~〇 1 0に分圧されて 蓄電される。 コンデンサ〇 1 ~〇 1 0が等しい静電容量の場合、 コンデンサ 〇 1〜〇 1 0には、 電圧 V 2の 1 / 1 0の電圧で蓄電される。 また、 コンデ ンサ〇 1 ~〇 1 0に蓄電される電荷量は等しい。 なお、 ダイオード 0 1 1〜 〇 1 9は、 本開示の第 1ダイオードに相当する。

[0035] 次いで、 図 6に示すように、 制御部 6の指令により、 スイッチ部 7は、 第

1スイッチ 7 1が開状態とされ、 第 2スイッチ 7 2が閉状態とされる。 すな わち、 降圧部 3が蓄電部 4または負荷 5に接続されており、 降圧部 3と発電 部 1 とが切断されている。 この場合、 図 4に示すように、 降圧部 3において は、 第 1端子 3 1 と第 3端子 3 3との間に、 コンデンサ〇 1 ~〇 1 0が並列 に接続され、 第 1端子 3 1側から第 3端子 3 3側への通電を、 ダイオードロ 2 1〜 2 9およびダイオード 0 3 1〜 3 9 , 0 4が許容する回路が構成され る。 このため、 第 1端子 3 1 と第 3端子 3 3との間には、 並列に接続された コンデンサ〇 1 ~〇 1 0の電圧が印加される。 コンデンサ〇 1 ~〇 1 0が等 しい静電容量の場合、 第 1端子 3 1 と第 3端子 3 3との間には、 電圧 2の 〇 2020/175257 10 卩(:171? 2020 /006401

1 / 1 0の電圧が印加される。 したがって、 蓄電部 4への蓄電は、 電圧 V 2 の 1 / 1 0の電圧でなされる。 なお、 ダイオード 0 2 1〜 2 9およびダイオ _ド0 3 1 ~ 3 9 , 0 4は、 本開示の第 2ダイオードに相当する。

[0036] 発電部 1の伸縮動作に応じて、 制御部 6がスイッチ部 7を制御することに より、 図 5に示す状態と図 6に示す状態とが繰り返され、 誘電エラストマー 発電システム八 1 による発電が行われる。 なお、 発電部 1の伸縮動作を、 た とえば制御部 6の検出部によって検出する場合、 誘電エラストマー発電要素 1 1の伸張や収縮を検出してもよいし、 一対の電極層 1 1 2間の電圧変化を 検出してもよい。

[0037] 次に、 誘電エラストマー発電システム八 1の作用について説明する。

[0038] 本実施形態によれば、 発電部 1で発電された電力は、 まず降圧部 3によっ て蓄電された後に蓄電部 4へと出力される。 複数のコンデンサ〇を用いた降 圧部 3の蓄電は、 化学反応等を伴わないため、 発電部 1で発電された電力を 速やかに蓄電することができる。 また、 発電部 1からの電力が降圧部 3に入 力される際に、 複数のコンデンサ〇に分圧されて蓄電される ため、 個々のコ ンデンサ〇の電圧は、 発電部 1の出力電圧である電圧 V 2よりも低くなる。 次に、 降圧部 3から蓄電部 4または負荷 5に出力する際には、 電圧 V 2より も低い電圧で、 出力可能である。 これは、 蓄電部 4による蓄電を適正な電圧 で行うのに有利である。 したがって、 誘電エラストマー発電システム八 1 に よれば、 発電部 1で発電した電力をより効率よく蓄電部 4へ蓄電することが できる。

[0039] 本開示に係る誘電エラストマー発電システム は、 上述した実施形態に限定 されるものではない。 本開示に係る誘電エラストマー発電システム の各部の 具体的な構成は、 種々に設計変更自在である。