Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
DISCHARGE TUBE, ILLUMINATING DEVICE, DISPLAY DEVICE, AND TELEVISION RECEIVING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/096482
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a cold-cathode tube (15) including a slender glass tube (18), which has a primary sealed side end portion (31) at its one end portion and a secondary sealed side end portion (33) at its other end portion. Electrodes (19) are individually confined in the two end portions (31 and 33) of the glass tube (18), and bases (20) are individually mounted on the outer sides of the two end portions (31 and 33), and are connected with the corresponding electrodes (19). The bases (20A-1), as mounted on the primary sealed side end portion (31), and the bases (20B-1), as mounted on the secondary sealed side end portion (33), are different in the colors of the entire surfaces from each other. The cold-cathode tubes (15) are juxtaposed in plurality in a chassis (12). The adjoining cold-cathode tubes (15) are reversed from each other in their mounting directions.

Inventors:
TAKATA YOSHIKI
Application Number:
PCT/JP2007/070714
Publication Date:
August 14, 2008
Filing Date:
October 24, 2007
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
SHARP KK (JP)
TAKATA YOSHIKI
International Classes:
H01J5/50; F21S2/00; G02F1/13357; F21Y103/00; H01J61/42
Foreign References:
JPH06196088A1994-07-15
JP2004288406A2004-10-14
JPH07218729A1995-08-18
JPH0917329C
Attorney, Agent or Firm:
GORO, Kazuo et al. (5th Floor Nittochi Nagoya Bldg., 1-1,Sakae 2-chome, Naka-ku, Nagoya-shi, Aichi 08, JP)
Download PDF:
Claims:
 ガラス管と、このガラス管の両端部のうち一端側をなす一次封止側端部と、他端側をなす二次封止側端部と、前記一次封止側端部及び前記二次封止側端部に外嵌される一対の口金と、前記一次封止側端部と前記二次封止側端部を識別可能にする識別手段とを備えてなる放電管。
 前記識別手段は、前記口金に設けられている請求の範囲第1項記載の放電管。
 前記識別手段は、一方の前記口金の色を他方の前記口金とは異なる色としてなる請求の範囲第2項記載の放電管。
 前記識別手段は、前記一方の口金の材料を前記他方の口金とは異ならせてなる請求の範囲第3項記載の放電管。
 前記識別手段は、前記一方の口金の表面にメッキ処理を施す、または前記両口金の表面にそれぞれ異なるメッキ処理を施すようにしてなる請求の範囲第3項記載の放電管。
 前記識別手段は、前記口金に設けた目印により構成される請求の範囲第2項記載の放電管。
 前記目印は、前記口金に着色塗料を付着させてなる請求の範囲第6項記載の放電管。
 前記目印は、前記口金の全周にわたって設けられている請求の範囲第6項または請求の範囲第7項記載の放電管。
 前記目印は、前記口金のいずれか一方の口金にのみ設けられている請求の範囲第6項ないし請求の範囲第8項のいずれか1項に記載の放電管。
 前記目印は、前記口金の両方に設けられている請求の範囲第6項ないし請求の範囲第8項のいずれか1項に記載の放電管。
 前記ガラス管の前記一次封止側端部内と前記二次封止側端部内とに対応する前記口金に接続された電極がそれぞれ配されている請求の範囲第1項ないし請求の範囲第10項のいずれか1項に記載の放電管。
 ガラス管と、このガラス管の両端部のうち一端側をなす一次封止側端部と、他端側をなす二次封止側端部と、前記一次封止側端部及び前記二次封止側端部に外嵌される一対の口金と、前記一次封止側端部と前記二次封止側端部を識別可能にする識別手段とを備える複数本の放電管と、前記各放電管を並列した状態で収容可能なシャーシとを備えてなる照明装置。
 前記各放電管は、その並び方向に隣り合う端部同士が、前記一次封止側端部と前記二次封止側端部とになるよう配置されている請求の範囲第12項記載の照明装置。
 前記各放電管は、その並び方向に隣り合う端部同士が前記一次封止側端部または前記二次封止側端部に揃えられるよう配置されている請求の範囲第12項記載の照明装置。
 前記シャーシには、前記各放電管の前記口金を、前記各放電管に電力を供給可能な電源回路に接続するためのコネクタが一対ずつ配置され、対となる両コネクタは、一方側が高圧側のコネクタとされるのに対し、他方側が低圧側のコネクタとされており、前記放電管の並び方向に隣り合うコネクタ同士が前記高圧側のコネクタまたは前記低圧側のコネクタに揃えられるよう配置されており、
 前記二次封止側端部に装着された前記口金が前記高圧側のコネクタに、前記一次封止側端部に装着された前記口金が前記低圧側のコネクタにそれぞれ接続されている請求の範囲第14項記載の照明装置。
 前記シャーシ側には、前記放電管の前記識別手段に対応してシャーシ側識別手段が設けられている請求の範囲第12項ないし請求の範囲第15項のいずれか1項に記載の照明装置。
 前記シャーシ内には、前記放電管から照射される光を反射するための反射材が設置されるとともに、この反射材に前記シャーシ側識別手段として目印が設置されている請求の範囲第16項記載の照明装置。
 前記目印は、前記反射材を貫通する孔状に形成されている請求の範囲第17項記載の照明装置。
 前記目印は、前記反射材に着色塗料を付着させてなる請求の範囲第17項記載の照明装置。
 前記目印は、前記シャーシに収容される前記放電管の裏側に配置されている請求の範囲第17項ないし請求の範囲第19項のいずれか1項に記載の照明装置。
 前記目印は、前記反射材のうち、前記一次封止側端部と前記二次封止側端部とのいずれか一方に対応した位置にのみ設けられている請求の範囲第17項ないし請求の範囲第20項のいずれか1項に記載の照明装置。
 前記目印は、前記反射材のうち、前記一次封止側端部に対応した位置と、前記二次封止側端部に対応した位置とにそれぞれ設けられている請求の範囲第17項ないし請求の範囲第20項のいずれか1項に記載の照明装置。
 前記シャーシには、前記各放電管の前記口金を、前記各放電管に電力を供給可能な電源回路に接続するためのコネクタが一対ずつ配置されており、このコネクタに前記シャーシ側識別手段が設けられている請求の範囲第16項ないし請求の範囲第22項のいずれか1項に記載の照明装置。
 前記コネクタが前記口金に接触可能な接続端子と、この接続端子を保持する保持部材とにより構成されており、前記シャーシ側識別手段は、前記保持部材に設けられている請求の範囲第23項記載の照明装置。
 前記シャーシ側識別手段は、一方の前記保持部材の色を他方の前記保持部材とは異なる色としてなる請求の範囲第24項記載の照明装置。
 前記シャーシ側識別手段は、前記一方の保持部材の材料を前記他方の保持部材とは異ならせてなる請求の範囲第25項記載の照明装置。
 前記シャーシ側識別手段は、前記保持部材に設けた目印により構成される請求の範囲第24項記載の照明装置。
 前記目印は、前記保持部材に着色塗料を付着させてなる請求の範囲第27項記載の照明装置。
 前記目印は、前記保持部材のいずれか一方にのみ設けられている請求の範囲第27項または請求の範囲第28項記載の照明装置。
 前記目印は、前記保持部材の両方に設けられている請求の範囲第27項または請求の範囲第28項記載の照明装置。
 前記シャーシには、前記各放電管の前記口金を、前記各放電管に電力を供給可能な電源回路に接続するためのコネクタが一対ずつ配置されており、このコネクタには、前記放電管の前記識別手段を外部に露出させる開口部が設けられている請求の範囲第12項ないし請求の範囲第30項のいずれか1項に記載の照明装置。
 ガラス管と、このガラス管の両端部のうち一端側をなす一次封止側端部と、他端側をなす二次封止側端部と、前記一次封止側端部及び前記二次封止側端部に外嵌される一対の口金と、前記一次封止側端部と前記二次封止側端部を識別可能にする識別手段とを備える複数本の放電管と、前記各放電管を並列した状態で収容可能なシャーシとを備える照明装置と、この照明装置の正面側に配された表示パネルとを備えてなる表示装置。
 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルとされる請求の範囲第32項記載の表示装置。
 請求の範囲第32項または請求の範囲第33項に記載された表示装置を備えるテレビ受信装置。
Description:
放電管、照明装置、表示装置、 びテレビ受信装置

 本発明は、放電管、照明装置、表示装置 及びテレビ受信装置に関する。

 従来、液晶表示装置を構成するバックラ トには、冷陰極管などのランプが用いられ いる。バックライトの一般的な製造方法に いて簡単に説明すると、まずランプメーカ おいて冷陰極管を製造したら、引き続いて 陰極管の両端部に形成されているリード端 に対して、インバータ基板に接続するため ハーネスを半田付けし、それを梱包してバ クライトメーカまたは液晶表示装置メーカ と搬送する。バックライトメーカまたは液 表示装置メーカでは、バックライトのシャ シに冷陰極管などの部品を組み付けるとと に、上記ハーネスのコネクタをインバータ 板に差し込むようにしている。

 上記した製造方法では、冷陰極管のリー 端子に対してハーネスを半田付けする作業 ハーネスのコネクタの差し込み作業が必要 なるため、作業時間やコストが多くかかる らいがあった。そこで、冷陰極管への半田 け作業を削減した製造方法の一例として下 特許文献1に記載されたものがある。このも のでは、冷陰極管におけるガラス管の両端部 に内部の電極に接続した口金を被せ付ける一 方、シャーシ側に、インバータ基板に接続し た接続端子を設置し、冷陰極管の取り付けに 伴い口金を接続端子のばね部に弾性接触させ るようにしている。このようにすれば、冷陰 極管に対して直接半田付けを行う必要がなく なる。

 一方、冷陰極管の製造方法としては下記特 文献2に記載されたものが知られている。こ のものでは、両端が開口した筒状のガラス管 を立てた姿勢とし、その開口を通して蛍光体 を溶媒に溶かした溶液を吸い上げ・落下させ ることで、ガラス管の内周面に蛍光体を塗布 する。その後、ガラス管の一方の端部内に電 極をセットしつつ閉じ(一次封止し)、続いて 方の端部内に電極をセットしつつ閉じる(二 次封止する)ことで、冷陰極管を製造してい 。

特開平7-218729号公報

特開平9-17329号公報

(発明が解決しようとする課題)
 ここで、蛍光体には、発光色に対応した複 種類の蛍光体粒子が含まれており、それら 蛍光体粒子の粒径や比重などが種類毎に異 っているため、上記のように重力を利用し 蛍光体をガラス管内に塗布すると、各種蛍 体粒子の分布に軸方向の偏りが生じ、結果 して冷陰極管には軸方向について所定の傾 の色ムラが生じる。

 このような事情を鑑み、直下型のバック イトのように、冷陰極管が複数本並列設置 れるものにおいては、隣り合う冷陰極管の 付向きを交互に異ならせることで、バック イト全体として色ムラが生じ難くすること 考えられる。従来のように、冷陰極管にハ ネスを半田付けするタイプのものでは、ラ プメーカにおいて冷陰極管の生産ラインを き継いでそのまま半田付け作業を行ってい ので、生産ラインで自動的に冷陰極管の向 が揃えられているのを利用して、交互に冷 極管の向きを異ならせる作業を比較的容易 行うことが可能となっている。また、製造 都合上、ガラス管の端部形状が一次封止側 二次封止側とで多少異なるから、熟練すれ 目視により冷陰極管の向きを判別すること 可能となっている。

 ところが、口金タイプの冷陰極管を用い ケースでは、バックライトメーカや液晶表 装置メーカにおいて、シャーシへの組み付 時に冷陰極管の向きを交互に異ならせる必 があって、冷陰極管の生産ラインと連携し 組み付けが不可能となっているため、冷陰 管の取付向きを確実に交互にすることが困 であった。特に口金タイプの冷陰極管では ガラス管の両端部に口金が被さっているた 、目視により冷陰極管の向きを判別するこ ができないという事情もある。

 一方、上記した事情とは別に、冷陰極管 おける一次封止側端部と二次封止側端部と 各性質によっては、各冷陰極管をシャーシ 組み付ける際に、全ての冷陰極管の向きを えた方が好ましいケースもあり得る。しか 、そのようなケースにおいても冷陰極管の 産ラインと連携した組み付けが不可能とな ているため、冷陰極管の取付向きを確実に えることが困難であった。

 本発明は上記のような事情に基づいて完 されたものであって、放電管の向きを容易 知ることができるようにすることを目的と る。

(課題を解決するための手段)
 本発明は、ガラス管と、このガラス管の両 部のうち一端側をなす一次封止側端部と、 端側をなす二次封止側端部と、前記一次封 側端部及び前記二次封止側端部に外嵌され 一対の口金と、前記一次封止側端部と前記 次封止側端部を識別可能にする識別手段と 備える。

 このようにすれば、識別手段によって口 が外嵌された状態のガラス管における一次 止側端部と二次封止側端部を容易に識別す ことができる。

 本発明の実施態様として、次の構成が好ま い。
(1)前記識別手段は、前記口金に設けられる構 成とする。このように、非発光部位である端 部に配された口金に識別手段を設けるように したから、ガラス管内で発光した光が識別手 段により妨げられることがない。

(2)前記識別手段は、一方の前記口金の色を 他方の前記口金とは異なる色としてなる構成 とする。このように、口金全体の色を互いに 異ならせることで、目視などにより容易に識 別することができる。

(3)前記識別手段は、前記一方の口金の材料 を前記他方の口金とは異ならせてなる構成と する。このようにすれば、口金に格別な加工 を施すことなく、両口金の色を互いに異なら せることができ、低コストで対応できる。

(4)前記識別手段は、前記一方の口金の表面 にメッキ処理を施す、または前記両口金の表 面にそれぞれ異なるメッキ処理を施すように してなる構成とする。このようにすれば、両 口金の材質を同じにした場合でも、両口金の 色を互いに異ならせることができる。

(5)前記識別手段は、前記口金に設けた目印 により構成される。このようにすれば、口金 に設けた目印を目視などすることで、容易に 識別することができる。

(6)前記目印は、前記口金に着色塗料を付着 させてなる構成とする。このようにすれば、 仮に口金の外形を異ならせて目印を設置した 場合と比較すると、同一形状の口金を使用す ることができるから、低コストで対応するこ とができる。

(7)前記目印は、前記口金の全周にわたって 設けられる構成とする。このようにすれば、 目印をどの向きからも確認することができ、 さらに容易に識別することができる。

(8)前記目印は、前記口金のいずれか一方の 口金にのみ設けられる構成とする。このよう にすれば、低コストで対応できる。

(9)前記目印は、前記口金の両方に設けられ る構成とする。このようにすれば、一層容易 に識別することができる。

(10)前記ガラス管の前記一次封止側端部内 前記二次封止側端部内とに対応する前記口 に接続された電極がそれぞれ配される構成 する。このように、ガラス管内に口金に接 された電極が配されるものにおいても、一 封止側端部と二次封止側端部を識別するこ ができる。

(11)ガラス管と、このガラス管の両端部の ち一端側をなす一次封止側端部と、他端側 なす二次封止側端部と、前記一次封止側端 及び前記二次封止側端部に外嵌される一対 口金と、前記一次封止側端部と前記二次封 側端部を識別可能にする識別手段とを備え 複数本の放電管と、前記各放電管を並列し 状態で収容可能なシャーシとを備えてなる 明装置とする。このようにすれば、識別手 により放電管の一次封止側端部と二次封止 端部を識別することができるので、各放電 を所望の向きでシャーシ内に収容する作業 容易に行うことができる。

(12)前記各放電管は、その並び方向に隣り う端部同士が、前記一次封止側端部と前記 次封止側端部とになるよう配置される構成 する。このように、放電管の取付向きを1本 とに逆にすれば、製造方法に起因して放電 に軸方向について色ムラが生じていたとし も、照明装置全体の色ムラを低減すること できる。

(13)前記各放電管は、その並び方向に隣り う端部同士が前記一次封止側端部または前 二次封止側端部に揃えられるよう配置され 構成とする。このようにすれば、一次封止 端部及び二次封止側端部の各性質によって ャーシに対する各放電管の取付向きが揃え 方が好ましいケースに対応することができ 。

(14)前記シャーシには、前記各放電管の前 口金を、前記各放電管に電力を供給可能な 源回路に接続するためのコネクタが一対ず 配置され、対となる両コネクタは、一方側 高圧側のコネクタとされるのに対し、他方 が低圧側のコネクタとされており、前記放 管の並び方向に隣り合うコネクタ同士が前 高圧側のコネクタまたは前記低圧側のコネ タに揃えられるよう配置されており、前記 次封止側端部に装着された前記口金が前記 圧側のコネクタに、前記一次封止側端部に 着された前記口金が前記低圧側のコネクタ それぞれ接続される構成とする。このよう すれば、各放電管を点灯させたとき、高圧 のコネクタに接続された口金が装着された 次封止側端部が、低圧側のコネクタに接続 れた口金が装着された一次封止側端部より 高温になり、ガラス管内の水銀が二次封止 端部側から一次封止側端部側へ移動する。 って、製造方法に起因して軸方向について 電管中の水銀の濃度分布に偏りが生じてい としても、点灯に伴って水銀の濃度分布の 一化を図ることができる。

(15)前記シャーシ側には、前記放電管の前 識別手段に対応してシャーシ側識別手段が けられる構成とする。このようにすれば、 ャーシ内に各放電管を収容する際に、シャ シ側識別手段と、各放電管の識別手段とを 応させることで、各放電管を確実に所望の きで取り付けることができる。

(16)前記シャーシ内には、前記放電管から 射される光を反射するための反射材が設置 れるとともに、この反射材に前記シャーシ 識別手段として目印が設置される構成とす 。このようにすれば、シャーシ側識別手段 反射材に設けた目印としたから、低コスト 対応することができる。

(17)前記目印は、前記反射材を貫通する孔 に形成される構成とする。このようにすれ 、目印を設置するのにかかるコストを極め 低く抑えることができる。

(18)前記目印は、前記反射材に着色塗料を 着させてなる構成とする。このようにすれ 、目印を目視などにより確認し易くするこ ができる。

(19)前記目印は、前記シャーシに収容され 前記放電管の裏側に配置される構成とする このようにすれば、シャーシに放電管を収 した状態では、放電管によって目印が隠さ るので、目印が視認され難くなる。

(20)前記目印は、前記反射材のうち、前記 次封止側端部と前記二次封止側端部とのい れか一方に対応した位置にのみ設けられる 成とする。このようにすれば、低コストで 応ができる。

(21)前記目印は、前記反射材のうち、前記 次封止側端部に対応した位置と、前記二次 止側端部に対応した位置とにそれぞれ設け れる構成とする。このようにすれば、一層 易に識別することができる。

(22)前記シャーシには、前記各放電管の前 口金を、前記各放電管に電力を供給可能な 源回路に接続するためのコネクタが一対ず 配置されており、このコネクタに前記シャ シ側識別手段が設けられる構成とする。こ ように、口金を電源回路に接続するための ネクタにシャーシ側識別手段を設けること 、より確実に放電管を所望の向きで取り付 ることができる。

(23)前記コネクタが前記口金に接触可能な 続端子と、この接続端子を保持する保持部 とにより構成されており、前記シャーシ側 別手段は、前記保持部材に設けられる構成 する。このようにすれば、識別手段を容易 設けることができ、また識別手段を確認し すくなる。

(24)前記シャーシ側識別手段は、一方の前 保持部材の色を他方の前記保持部材とは異 る色としてなる構成とする。このように、 持部材全体の色を互いに異ならせることで 目視などにより容易に識別することができ 。

(25)前記シャーシ側識別手段は、前記一方 保持部材の材料を前記他方の保持部材とは ならせてなる構成とする。このようにすれ 、保持部材に格別な加工を施すことなく、 保持部材の色を互いに異ならせることがで 、低コストで対応できる。

(26)前記シャーシ側識別手段は、前記保持 材に設けた目印により構成される。このよ にすれば、保持部材に設けた目印を目視な により確認することで、容易に識別するこ ができる。

(27)前記目印は、前記保持部材に着色塗料 付着させてなる構成とする。このようにす ば、仮に保持部材の外形を異ならせて目印 設置した場合と比較すると、同一形状の保 部品を使用することができるから、低コス で対応することができる。

(28)前記目印は、前記保持部材のいずれか 方にのみ設けられる構成とする。このよう すれば、低コストで対応ができる。

(29)前記目印は、前記保持部材の両方に設 られる構成とする。このようにすれば、一 容易に識別することができる。

(30)前記シャーシには、前記各放電管の前 口金を、前記各放電管に電力を供給可能な 源回路に接続するためのコネクタが一対ず 配置されており、このコネクタには、前記 電管の前記識別手段を外部に露出させる開 部が設けられる構成とする。このようにす ば、放電管がコネクタに接続された状態で っても、開口部を通して識別手段を目視な により確認することができるから、取り付 作業後に放電管の向きを確認することがで る。

(発明の効果)
 本発明によれば、放電管の向きを容易に知 ことができる。

本発明の実施形態1に係るテレビ受信装 置の概略を表す分解図 液晶表示装置の概略を表す断面図 バックライトのシャーシの平面図 口金とコネクタとの接続箇所を拡大し 平面図 口金とコネクタとの接続箇所の断面図 冷陰極管の製造工程のうちガラス管内 蛍光体溶液を塗布する工程を表す断面図 冷陰極管の製造工程において電極を仮 めした状態を表す断面図 冷陰極管の製造工程において一次封止 完了した状態を表す断面図 冷陰極管の製造工程においてゲッター を入れた状態を表す断面図 冷陰極管の製造工程において二次封止 が完了した状態を表す断面図 冷陰極管の製造工程において口金を取 り付けた状態を表す断面図 実施形態1の例1に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例1に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例2に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例2に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例3に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例3に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例4に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例4に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例5に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例5に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例6に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例6に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例7に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例7に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例8に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例8に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態1の例9に係る冷陰極管の平 図 実施形態1の例9に係る冷陰極管を取 付けたシャーシの平面図 実施形態2の例1に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例1に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態2の例2に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例2に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態2の例3に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例3に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態2の例4に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例4に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態2の例5に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例5に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態2の例6に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例6に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態2の例7に係る反射シートを えたシャーシの平面図 実施形態2の例7に係る反射シートを えたシャーシに冷陰極管を取り付けた状態 表す平面図 実施形態3の例1に係るコネクタを備 たシャーシの平面図 実施形態3の例1に係るコネクタを備 たシャーシに冷陰極管を取り付けた状態を す平面図 実施形態3の例2に係るコネクタを備 たシャーシの平面図 実施形態3の例2に係るコネクタを備 たシャーシに冷陰極管を取り付けた状態を す平面図 実施形態3の例3に係るコネクタを備 たシャーシの平面図 実施形態3の例3に係るコネクタを備 たシャーシに冷陰極管を取り付けた状態を す平面図 実施形態3の例4に係るコネクタを備 たシャーシの平面図 実施形態3の例4に係るコネクタを備 たシャーシに冷陰極管を取り付けた状態を す平面図 実施形態3の例5に係るコネクタを備 たシャーシの平面図 実施形態3の例5に係るコネクタを備 たシャーシに冷陰極管を取り付けた状態を す平面図 実施形態4に係る冷陰極管の点灯回路 表す概略図 実施形態4の例1に係る冷陰極管を取り けたシャーシの平面図 実施形態4の例2に係る冷陰極管を取り けたシャーシの平面図 実施形態4の例3に係る冷陰極管を取り けたシャーシの平面図

符号の説明

 10...バックライト(照明装置)
 11...液晶パネル(表示パネル)
 12...シャーシ
 13...反射シート(反射材)
 15...冷陰極管(放電管)
 16...電源回路基板(電源回路)
 17...コネクタ
 18...ガラス管
 19...電極
 20...口金
 22...接続端子
 23...保持部材
 24...開口部
 31...一次封止側端部
 33...二次封止側端部
 34~47...目印(識別手段)
 48~59...目印(シャーシ側識別手段)
 60~66...目印(シャーシ側識別手段)
 D...液晶表示装置(表示装置)
 TV...テレビ受信装置

 <実施形態1>
 本発明の実施形態1を図1ないし図20-Bによっ 説明する。この実施形態1では、放電管とし て冷陰極管15を、照明装置としてバックライ 10を、表示装置として液晶表示装置Dをそれ れ例示する。

 液晶表示装置Dは、全体として横長の方形 をなし、図2に示すように、表示パネルであ 液晶パネル11と、液晶パネル11の外部光源(照 明装置)であるバックライト10とを備えて構成 される。液晶パネル11はバックライト10の正 側に配置され、バックライト10は背面側から 液晶パネル11を照射する。この液晶表示装置D は、テレビ受信装置TVに適用することができ 。テレビ受信装置TVは、図1に示すように、 晶表示装置Dと、液晶表示装置Dを挟むよう して収容する表裏両キャビネットCa,Cbと、電 源Pと、チューナーTと、スタンドSとを備えて 構成される。

 液晶パネル11は、図1に示すように、透明 TFT基板と透明なCF基板との隙間に、電圧印 に伴って光学特性が変化する物質である液 を封入した周知構造のものであり、TFT基板 は、互いに直交するソース配線とゲート配 とに接続されたスイッチング素子としてのTF T(Thin Film Transistor)が設けられ、CF基板には、 赤(R),緑(G),青(B)の三原色の画素をマトリック 状に配置したカラーフィルターが設けられ いる。また、両基板の液晶側とは反対側の には、それぞれ偏光板が貼り付けられてい 。

 バックライト10は、いわゆる直下型であ 、図2及び図3に示すように、正面側(図2に示 上方)が開口したシャーシ12と、シャーシ12 に敷設される反射シート13と、シャーシ12の 口部分に取り付けられる複数枚の光学部材1 4と、シャーシ12内に収容される複数本の冷陰 極管15と、シャーシ12の背面側に取り付けら る電源回路基板16と、各冷陰極管15を電源回 基板16の電源回路に接続するための複数の ネクタ17とから構成される。

 シャーシ12は、金属製とされ、正面側が 口した平面視矩形の略箱型に形成されてお 、開口縁に形成した段部によって光学部材14 を支持可能とされる。なお、この段部を省略 して、別途に光学部材14を支持するための受 部材(図示せず)をシャーシ12に取り付けるよ うにしてもよい。反射シート13は、合成樹脂 とされ、表面が反射性に優れた白色などと れており、シャーシ12の内面のほぼ全域を いつつ敷かれている。この反射シート13によ り、各冷陰極管15から発せられる光をシャー 12の開口側へと導くことができる。光学部 14は、透光性を有する半透明の合成樹脂製と され、冷陰極管15群と液晶パネル11との間に 在している。光学部材14は、例えば背面側か ら拡散板、拡散シート、レンズシート、及び 輝度上昇シートの順で積層されており、線状 光源である各冷陰極管15から発せられる光を 状の光に変換するなどの機能を有する。

 冷陰極管15は、その軸方向をシャーシ12の 長辺方向と一致させた姿勢でシャーシ12内に り付けられており、複数本が互いの軸を略 行にし、且つ互いの間に所定の間隔を空け 状態で並べられている。冷陰極管15は、図11 に示すように、両端部が封止された断面円形 の細長いガラス管18と、ガラス管18の両端部 内側に封入された電極19と、ガラス管18の両 部の外側に被せ付けられた(外嵌された)口 20とを備える。ガラス管18は、内部に水銀な が封入されるとともに、その内壁面に蛍光 21が塗布されている。電極19及び口金20は、 に導電性を有する金属材料からなる。冷陰 管15のうち、両端の口金20が被せられた部分 が非発光部位とされ、それ以外の中央の部分 (蛍光体21が塗布された部分)が発光部位とさ ている。電極19からはリード端子19aがガラス 管18の外部に突出しており、このリード端子1 9aが口金20に対して接続されることで、電極19 及び口金20が同電位とされる。電源回路基板1 6には、各種電子部品16aなどが搭載されると もに、冷陰極管15に電力を供給可能な電源回 路を備える。

 コネクタ17は、図2及び図3に示すように、 シャーシ12における長辺方向の両端位置に、 冷陰極管15の口金20に対応して一対ずつ設置 されるとともに、シャーシ12に形成された貫 孔を通して背面側の電源回路基板16に接続 れている。コネクタ17は、冷陰極管15の口金2 0と電源回路基板16の電源回路とを電気的に中 継可能な金属製の接続端子22と、この接続端 22を保持する合成樹脂製の保持部材23(ハウ ング)とから構成される。保持部材23は、図4 び図5に示すように、全体が略ブロック状を なすとともに、正面側に開口した開口部24を えており、この開口部24内に冷陰極管15の端 部が正面側から収容可能とされる。収容状態 では、開口部24を通して冷陰極管15の口金20が 正面側に露出する。接続端子22は、口金20に 性接触可能な弾性接触片25を備え、これが保 持部材23の開口部24内に配される。弾性接触 25は、正面側に開口した二股状(略C字型)に形 成され、弾性的に開閉変形可能とされる。ま た、接続端子22のうちシャーシ12の背面側に 出する部分が電源回路基板16のうち電源回路 を構成する導電路(図示せず)に対して半田付 などにより接続される。

 ここで、冷陰極管15の製造方法及びバッ ライト10の組み付け手順について順次に説明 する。まず、冷陰極管15は、ランプメーカに いて次のような工程を経て製造される。図6 に示すように、両端部が開口した中空な円筒 状のガラス管18を立てた姿勢(軸を鉛直方向と ほぼ一致させた姿勢)とし、同図鉛直方向の 端部を槽26に貯留された蛍光体溶液27(蛍光体 21を溶媒に溶かしたもの)に浸すとともに、鉛 直方向の上端側から真空ポンプ28によりガラ 管18内を真空引きすることで、蛍光体溶液27 を吸い上げる。ガラス管18内において蛍光体 液27が所定高さに達したら、真空開放して い上げた蛍光体溶液27を落下させる。これに より、ガラス管18の内壁面に蛍光体21が塗布 れる。その後、乾燥することで、蛍光体21が ガラスの内壁面に固着される。また、ガラス 管18の下端側の余分な蛍光体21は除去する。

 なお、以下では、両電極19及び両口金20に ついて区別する場合は、一次封止側のものの 符号に添え字Aを付し、二次封止側のものの 号に添え字Bを付すものとし、一次封止側と 次封止側を区別しない場合は、添え字を付 ないものとする。

 続いて、図7に示すように、ガラス管18の 図鉛直方向の下端部内に電極19Bを挿入しつ 、加熱加工によりガラス管18に第1のくびれ2 9を形成して電極19Bを仮止めする。さらに電 19Bの下側にも加熱加工によりガラス管18に第 2のくびれ30を形成したら、ガラス管18を矢線 示すように反転させ、電極19Bが取り付けら た端部を鉛直方向の上側を向くようにする 続いて、図8に示すように、ガラス管18の同 鉛直方向の下端部内に電極19Aを挿入しつつ 加熱加工により下端部を封止する。このガ ス管18のうち、図8の上端部よりも先に封止 れた下端部が一次封止側端部31とされる。

 ガラス管18の図8に示す鉛直方向の上端部 にその開口を通して水銀を含有したゲッタ 材32を入れると、図9に示すように、ゲッタ 材32は第2のくびれ30により電極19Bの上側に 持される。そして、ガラス管18全体を加熱し つつガラス管18内を排気して不純ガスを取り いたら、ガラス管18の同図上端の開口を加 加工により封止する。続いて、ゲッター材32 を高周波加熱することで、ゲッター材32に含 された水銀を取り出し、それを電極19Bの下 へ送ったら、図10に示すように、第1のくび 29の位置(リード端子19aが外部に露出する位 )でガラス管18を加熱加工により封止し、ゲ ター材32などを除去する。このガラス管18の うち、図10に示す上端部が二次封止側端部33 される。その後、図11に示すように、ガラス 管18の一次封止側端部31及び二次封止側端部33 にそれぞれ口金20A,20Bを外嵌し、リード端子19 aと接触した状態で固着する。以上のように て冷陰極管15が製造される。この製造ライン では、ガラス管18の向きが自動的に揃えられ いる。

 バックライト10は、バックライトメーカ たは液晶表示装置メーカにおいて次のよう 工程を経て製造される。図2及び図3に示すよ うに、シャーシ12内に反射シート13を敷設し 後、シャーシ12の正面側に各コネクタ17を、 面側に電源回路基板16をそれぞれ取り付け とともに、各コネクタ17を電源回路基板16に して接続する。その後、ランプメーカから 送された各冷陰極管15をシャーシ12内に取り 付ける。このとき、各冷陰極管15の両端部の 金20を、コネクタ17の開口部24内に進入させ と、口金20が弾性接触片25の開口を通る過程 で、一旦弾性接触片25が弾性的に拡開変形し その後口金20が正規深さに達すると、弾性 触片25が復元して閉じ、もって口金20が弾性 触片25に弾性接触しつつ把持される(図5参照 )。これにより、各冷陰極管15に対して電源回 路基板16の電源回路から電力供給が可能とな 。その後、シャーシ12の開口縁に各光学部 14を順次に積層しつつ取り付けるようにする 。このようにしてバックライト10が製造され 。

 ところで、冷陰極管15の蛍光体21には、R,G ,Bなどの発光色に対応して複数種類の蛍光体 子が含まれており、その粒径や比重が各種 毎に異なっている。これに対し、冷陰極管1 5の製造工程のうち蛍光体21の塗布工程では、 上記したように重力を利用しているため、塗 布された各種蛍光体粒子の分布には偏りが生 じ易く、結果として冷陰極管15には軸方向に いて所定の傾向の色ムラが生じる。この色 ラは、製造工程に起因して発生するため、 造される全ての冷陰極管15において同じ傾 となる。これに対応するため、各冷陰極管15 をシャーシ12内に取り付ける際には、図3に示 すように、隣り合う冷陰極管15の向きが交互 逆になるようにしている。この配置では、 り合う冷陰極管15の端部同士が一次封止側 部31と二次封止側端部33とになる。これによ 、各冷陰極管15を点灯させたとき、バック イト10全体として色ムラが生じ難くすること ができる。なお、冷陰極管15を上記のような きで取り付ける場合、一次封止側端部31用 口金20Aに接続されるコネクタ17と、二次封止 側端部33用の口金20Bに接続されるコネクタ17 がシャーシ12の短辺方向(冷陰極管15の軸方向 と直交する方向)について交互に並ぶことに る。

 ところが、本実施形態のように口金20を する冷陰極管15を用いる場合は、従来のよう にランプメーカにおいて冷陰極管15に半田付 を行う場合とは異なり、冷陰極管15の製造 インとの連携した組み付けが不可能となっ いるため、シャーシ12に対する各冷陰極管15 取付向きを確実に交互に逆にすることが困 であった。さらには、ガラス管18における 次封止側端部33は、製造工程でガラス管18を 止め加工した後に封止加工を行うため、一 封止側端部31とは外形が僅かながらも異な ているものの、この種の冷陰極管15では、両 端部に口金20が外嵌されるため、外見上は一 封止側端部31と二次封止側端部33とを判別す ることができないという事情もあった。

 そこで、本実施形態では、シャーシ12に 陰極管15を取り付けるとき、冷陰極管15の向 を識別できるようにすることを目的として 口金20に識別手段を設けるようにしている 識別手段を備える口金20は、既述した通り冷 陰極管15の製造工程においてガラス管18に取 付けられるものであるから、ガラス管18の向 きが自動的に揃えられている冷陰極管15の製 ラインを利用して、所望のガラス管18の端 に対して確実に取り付けることができる。 の識別手段とは、ガラス管18の一次封止側端 部31と二次封止側端部33を、目視または撮像 子を用いた画像処理などにより識別できる うにするものであり、具体例としては次の うなものが挙げられる。なお、以下では、 例に示す口金20を他の例と区別する場合は、 口金の符号に、添え字として各例の番号を付 すものとし、各例同士を区別しない場合は添 え字を付さないものとする。

 (例1)
 例1では、図12-Aに示すように、一次封止側 部31に装着される口金20A-1と、二次封止側端 33に装着される口金20B-1とで、表面(外面)全 の色が互いに相違するようにしている。具 的には、両口金20A-1,20B-1の材質を、例えば と銀、銅とアルミなどのように異ならせる とで、色を異ならせることができる。その にも、一次封止側端部31用の口金20A-1または 次封止側端部33用の口金20B-1のいずれか一方 の表面に、例えば錫などの金属をメッキ処理 することで、他方に対して色を異ならせても よい。さらには、両口金20A-1,20B-1の表面に、 が異なる金属(例えば金と銀、銅と錫など) それぞれメッキ処理するようにしてもよい このように口金20A-1,20B-1に表面処理を施すに あたり、導電性を有する金属をメッキ処理す れば、接触される接続端子22との導通性を良 なものとすることができる。なお、メッキ 理を施す場合には、両口金20A-1,20B-1の材質 同じにすることができる。また、その場合 材質を異ならせるようにしても構わない。

 この冷陰極管15をシャーシ12内に取り付け る作業は、例えば次のようにして行うことが できる。すなわち、最初の冷陰極管15を取り けたら、次の冷陰極管15を取り付ける際に 、既に取り付けた冷陰極管15の口金20A-1,20B-1 目視することで、これから取り付ける冷陰 管15の取り付け予定向きを確認する。そし 、その取り付け予定向きに冷陰極管15の向き を合わせつつ取り付ける。このようにしてシ ャーシ12の短辺方向に並ぶ口金20A-1,20B-1の色 交互に異ならせるようにする。これにより 図12-Bに示すように、隣り合う冷陰極管15が 実に逆向きで取り付けられる。また、取り け状態において各口金20A-1,20B-1は、コネクタ 17の開口部24を通して正面側に露出している ら、取り付け作業後に各口金20A-1,20B-1を正面 側から検査員が目視したり、検査装置のカメ ラなどの撮像素子により撮像して画像処理す ることで、各冷陰極管15の向きを容易に検査 確認することができる。

 (例2)
 例2では、図13-Aに示すように、両口金20A-2,20 B-2のうち、一次封止側端部31に装着される口 20A-2にのみ目印34を設けるようにしている。 目印34は、一次封止側端部31用の口金20A-2の外 周面にペンキなどの着色塗料を塗布すること で形成されている。目印34は、丸形をなすと もに、その色が口金20A-2の色とは異なって る。目印34の色は、例えば口金20A-2の色と補 の関係にするなど、コントラストが強くな 設定とすることで、目印34の視認性を高め ことができる。シャーシ12への取り付け時に は、図13-Bに示すように、目印34を備える口金 20A-2と、目印34を備えない口金20B-2とがシャー シ12の短辺方向に交互に並ぶようにする。こ により、隣り合う冷陰極管15が確実に逆向 になる。なお、その他にも上記した例1と同 の構造、作用及び効果について重複する説 は省略する。

 また、本例とは逆に、二次封止側端部33 の口金20B-2側にのみ目印34を設けるようにし も勿論構わない。また、目印34の形状・色 口金20に対する相対的な大きさなどについて は、図示以外にも適宜に変更可能である。ま た、目印34の塗布方法については、人手によ 塗布したり、印刷装置を用いて印刷するな すればよい。

 (例3)
 例3は、上記した例2とは目印35の形態を変更 したものである。目印35は、図14-A及び図14-B 示すように、一次封止側端部31用の口金20A-3 全周にわたって設けられる無端環状をなす 詳しくは、目印35は、口金20A-3の外周面にペ ンキなどの着色塗料を塗布することで形成さ れており、その両側縁が冷陰極管15の軸方向 直交する向きに沿って真っ直ぐに延び、全 にわたって一定幅となっている。従って、 陰極管15が周方向についてどのような姿勢 あっても、確実に目印35を視認することがで き、視認性が極めて高くなっている。また、 目印35の色は、上記例2と同様に口金20とは異 り、コントラストが強い色にすればよい。 ャーシ12への取り付けは、上記例2と同様に て行えばよく、その他にも上記した各例と 様の構造、作用及び効果について重複する 明は省略する。

 また、本例とは逆に、二次封止側端部33 の口金20B-3側にのみ目印35を設けるようにし も勿論構わない。また、目印35の他の形態 しては、例えば、C字型など口金20A-3の全周 はわたらない有端環状としたり、また有端 状でありながら口金20A-3の全周にわたる範囲 に形成される螺旋状としてもよい。

 (例4)
 例4では、図15-Aに示すように、両口金20A-4,20 B-4にそれぞれ目印36,37を設けるようにしてい 。詳しくは、一次封止側端部31用の口金20A-4 に設けた目印36と、二次封止側端部33用の口 20B-4に設けた目印37とは、同一形状(例えば丸 形など)であるものの、互いの色が異なる設 とされている。両目印36,37の色は、それぞれ の口金20A-4,20B-4の色とは異なる。さらに、両 印36,37の色について、例えば互いに補色の 係にするなど、コントラストが強くなる設 とすることで、より識別し易くなる。両目 36,37は、口金20A-4,20B-4の外周面にペンキなど 着色塗料を塗布することで形成される。こ 冷陰極管15をシャーシ12に組み付ける際には 、図15-Bに示すように、目印36,37の色が異なる 口金20A-4,20B-4がシャーシ12の短辺方向に交互 並ぶようにする。これにより、隣り合う冷 極管15が確実に逆向きになる。なお、その他 にも上記した各例と同様の構造、作用及び効 果について重複する説明は省略する。

 (例5)
 例5では、上記した例4とは異なり、両目印38 ,39の形状を異ならせている。詳しくは、図16- A及び図16-Bに示すように、一次封止側端部31 の口金20A-5に設けた目印38が丸形であるのに し、二次封止側端部33用の口金20B-5に設けた 目印39が三角形とされる。両目印38,39は、上 例4と同様に口金20A-5,20-B-5の外周面にペンキ どの着色塗料を塗布してなる。なお、この 5に上記例4を取り込んで、両目印38,39同士の 色をも異ならせるようにしてもよい。また、 目印38,39の形状は、丸形や三角形以外にも適 に変更可能である。また、目印38,39の形状 同じにし(例えば共に丸形にする)、大きさの みを互いに異ならせるようにしてもよく、さ らには形状及び大きさを共に相違させるよう にしてもよい。なお、その他にも上記した各 例と同様の構造、作用及び効果について重複 する説明は省略する。

 (例6)
 例6では、図17-A及び図17-Bに示すように、両 金20A-6,20B-6に設けた目印40,41の数が互いに異 なるようにしている。詳しくは、一次封止側 端部31用の口金20A-6に設けた目印40が1つであ のに対し、二次封止側端部33用の口金20B-6に けた目印41が2つに設定されている。各目印4 0,41は、同一形状(丸形)とされ、同一色のペン キなどの着色塗料を塗布することで形成され ている。なお、この例6に上記した例4,5を取 込んで、目印40,41同士の色や形状をも異なら せるようにしてもよい。また、目印40,41は、 形以外の形状にも適宜に変更可能であり、 きさなどの変更可能である。なお、その他 も上記した各例と同様の構造、作用及び効 について重複する説明は省略する。

 (例7)
 例7では、上記した例2にて示したような環 の目印42,43を両口金20A-7,20B-7にそれぞれ設け ようにしている。詳しくは、図18-A及び図18- Bに示すように、一次封止側端部31用の口金20A -6に設けられた目印42と、二次封止側端部33用 の口金20B-6に設けられた目印43とでは、同一 状であるものの、互いの色が異なる設定と れている。両目印42,43の色は、例えば互いに 補色の関係にするなど、コントラストが強く なる設定とすることで、より識別し易くなる 。両目印42,43は、口金20A-7,20B-7の外周面にペ キなどの着色塗料を塗布することで形成さ る。また、両目印42,43は、それぞれの口金20A -7,20B-7の色とは異なる色とされる。なお、目 42,43の形状や大きさは適宜に変更可能であ 。なお、その他にも上記した各例と同様の 造、作用及び効果について重複する説明は 略する。

 (例8)
 例8では、両口金20A-8,20B-8に設けた環状の目 44,45について、図19-A及び図19-Bに示すように 、互いの形状が異なる設定としている。詳し くは、一次封止側端部31用の口金20A-8に設け れた目印44に対し、二次封止側端部33用の口 20B-8に設けられた目印45は、幅が太く、また 両側縁の形状がギザギザになっており、互い の形状及び大きさが相違している。両目印44, 45は、ペンキなどの着色塗料を口金20A-8,20B-8 塗布してなる。また、この例8に上記例7を取 り込んで、目印44,45同士の色をも互いに異な せるようにしてもよい。なお、目印44,45の 状や大きさは適宜に変更可能であり、形状 みを相違させたり、大きさのみを相違させ もよい。なお、その他にも上記した各例と 様の構造、作用及び効果について重複する 明は省略する。

 (例9)
 例9では、両口金20A-9,20B-9に設けた環状の目 46,47について、図20-A及び図20-Bに示すように 、互いの数が異なるようにしている。詳しく は、一次封止側端部31用の口金20A-9に設けた 印46が1つであるのに対し、二次封止側端部33 用の口金20B-9に設けた目印47が2つに設定され いる。各目印46,47は、同一形状とされ、同 色のペンキなどの着色塗料を塗布すること 形成されている。なお、この例9に上記した 7,8を取り込んで、色や形状をも異ならせる うにしてもよい。なお、目印46,47の形状や きさは適宜に変更可能である。なお、その にも上記した各例と同様の構造、作用及び 果について重複する説明は省略する。

 以上説明したように本実施形態によれば ガラス管18の一次封止側端部31と二次封止側 端部33とに口金20が外嵌される冷陰極管15にお いて、一次封止側端部31と二次封止側端部33 識別可能とする識別手段を備えるようにし から、バックライト10のシャーシ12への組み け時に冷陰極管15の向きを容易に知ること できる。従って、シャーシ12内に並んだ状態 で取り付けられる各冷陰極管15を、確実に交 に逆向きにすることができ、もって色ムラ 低減されたバックライト10を得ることがで る。また、識別手段を冷陰極管15の非発光部 位である口金20に設けるようにしたから、ガ ス管18内で発光した光が識別手段により妨 られることがない。

 また、識別手段を一方の口金20の色を他 の口金20の色と異ならせるようにすれば、一 次封止側端部31と二次封止側端部33を目視な により容易に識別することができる。両口 20の色を異ならせるにあたり、互いの材料を 異ならせるようにすれば、口金20に格別な加 を施す必要がなく、低コストで対応できる さらには、両口金20の色を異ならせるにあ り、一方の口金20の表面にメッキ処理を施す 、または両口金20の表面にそれぞれ異なるメ キ処理を施すようにすれば、両口金20の材 を同じにして共用化を図ることができ、低 ストとなる。

 また、識別手段として少なくともいずれ 一方の口金20に目印34~47を設置するようにす れば、目印34~47を目視などにより容易に冷陰 管15の向きを知ることができる。しかも、 印35,42~47を口金20の全周にわたる形態とすれ 、目印35,42~47をどの向きからでも目視など より確認することができ、さらに容易に識 することができる。

 また、目印34,35をいずれか一方の口金20に のみ設けるようにすれば、仮に両方に設けた 場合と比較して、低コストで対応することが できる。一方、目印36~47を両口金20に設ける うにすれば、仮に片方にのみ設けた場合と 較して、一層容易に識別することができる

 また、コネクタ17に、冷陰極管15の識別手 段を外部に露出させる開口部24を設けるよう したから、各冷陰極管15がシャーシ12内に収 容されてコネクタ17に接続された状態であっ も、開口部24を通して識別手段を目視など より確認することができ、取り付け作業後 冷陰極管15の向きを確認することができる。

 <実施形態2>
 本発明の実施形態2を図21-Aないし図27-Bによ て説明する。この実施形態2では、実施形態 1の冷陰極管15を収容するバックライト10のシ ーシ12側の反射シート13にシャーシ側識別手 段を設けるようにしたものを示す。なお、こ の実施形態2では、上記した実施形態1と同様 構造、作用及び効果について重複する説明 省略する。また、以下では、両コネクタ17 ついて区別する場合は、一次封止側端部31に 対応するものの符号に添え字Aを付し、二次 止側端部33に対応するものの符号に添え字B 付すものとし、一次封止側と二次封止側を 別しない場合は、添え字を付さないものと る。

 この実施形態2に示す反射シート13には、 記した実施形態1にて示した冷陰極管15の一 封止側端部31と二次封止側端部33とを識別す るための識別手段に対応したシャーシ側識別 手段として目印が設けられている。この目印 は、各冷陰極管15の一次封止側端部31に対応 たコネクタ17A側と、二次封止側端部33に対応 したコネクタ17B側とを視覚的に識別できるよ うにするものであり、具体例としては次のよ うなものが挙げられる。なお、以下では、各 例に示す反射シートを他の例と区別する場合 は、反射シートの符号に、添え字として各例 の番号を付すものとし、各例同士を区別しな い場合は添え字を付さないものとする。

 (例1)
 例1では、図21-Aに示すように、反射シート13 -1のうち、冷陰極管15の一次封止側端部31に接 続されるコネクタ17Aに対応した位置に、孔状 をなす目印48が複数形成されている。実施形 1でも示した通り、一次封止側端部31側に接 されるコネクタ17Aと、二次封止側端部33側 接続されるコネクタ17Bとは、シャーシ12の短 辺方向(冷陰極管15の軸方向と直交する方向) 交互に並んでいるから、目印48は、反射シー ト13-1における長辺側の両端部付近にジグザ 状に配置され、且つ短辺方向について隣り う目印48間のピッチが、各冷陰極管15間のピ チや各コネクタ17A,17B間のピッチの2倍程度 なっている。

 この目印48は、反射シート13-1を貫通する 形の孔状に形成されており、この孔状の目 48を通して、シャーシ12の内面が直接視認可 能となる。各目印48は、反射シート13-1のうち 、一次封止側端部31側に接続されるコネクタ1 7Aに対し、そのすぐ内側(相手のコネクタ17(二 次封止側端部33側に接続されるコネクタ17B)側 )に隣接した位置に配置される。この目印48は 、ガラス管18の外径寸法よりも小さく形成さ 、且つ冷陰極管15が取り付けられたとき、 のガラス管18の裏側に対向する位置に配置さ れている。この目印48は、反射シート13-1の製 造工程において、所定の金型による打ち抜き 加工により簡単に形成することができるので 、コスト的に極めて有利である。なお、目印 48の形状・大きさなどは適宜に変更可能であ 。

 次に、上記した反射シート13-1を備えるバ ックライト10に、実施形態1の例2に示した冷 極管15を組み付ける場合について説明する。 この実施形態1の例2に係る冷陰極管15側の目 34は、本例の反射シート13-1の目印48とほぼ同 じ形状(丸形)とされる。冷陰極管15をシャー 12内に取り付ける際には、図21-Bに示すよう 、冷陰極管15の向きについて、一次封止側端 部31用の口金20A-2に設けた目印34(識別手段)が 反射シート13-1に形成した孔状の目印48(シャ ーシ側識別手段)と同じ側になるようにする このように、冷陰極管15の取り付け対象であ るシャーシ12側の目印48と、冷陰極管15側の目 印34とを一致させる、という簡潔なルールに づいて作業者は冷陰極管15を取り付けるよ にすればよいから、作業性が良好なものと る。しかも、反射シート13-1の目印48と冷陰 管15の目印34とをほぼ同じ形状としているか 、視認性が良好となる。これにより、隣り う冷陰極管15が確実に逆向きになる。

 また、取付状態では、表示品質に悪影響 及ぼすことがない冷陰極管15の目印34は、コ ネクタ17の開口部24を通してシャーシ12の開口 側から視認可能とされるものの、表示品質に 悪影響を及ぼす可能性がある反射シート13-1 目印48は、冷陰極管15の裏側にその全域が隠 、シャーシ12の開口側からは視認され難く る。これにより、取り付け後も冷陰極管15の 向きを確認でき、且つ反射シート13-1に設け 孔状の目印48により表示品質が劣化すること がない。なお、冷陰極管15を取り付ける際の ールを本例とは逆にし、シャーシ12側の目 48に対し冷陰極管15側の目印34が逆を向くよ にしてもよい。なお、この実施形態2の例1に 係る反射シート13-1を備えたバックライト10に 対し、実施形態1の例2以外の各例に示した冷 極管15を用いることも勿論可能である。

 (例2)
 例2では、図22-Aに示すように、反射シート13 -2のうち、両コネクタ17A,17Bに対応した位置に 、形状が異なる孔状の目印49,50をそれぞれ設 るようにしている。詳しくは、一次封止側 部31側に接続されるコネクタ17Aに対応する 印49が丸形とされるのに対し、二次封止側端 部33側に接続されるコネクタ17Bに対応する目 50が三角形とされる。従って、この反射シ ト13-2では、その短辺方向に一次封止側端部3 1用の丸形の目印49と、二次封止側端部33用の 角形の目印50とが交互に並ぶよう配置され 。各目印49,50は、上記例1と同様に反射シー 13-2を貫通しており、また反射シート13-2のう ち、対応するコネクタ17に対し、そのすぐ内 (相手のコネクタ17側)に隣接した位置に配置 される。また、各目印49,50は、ガラス管18の 径寸法よりも小さく、且つ冷陰極管15が取り 付けられたとき、そのガラス管18の裏側に対 する位置に配置されている。

 上記した反射シート13-2を備えるバックラ イト10に、実施形態1の例5に示した冷陰極管15 を組み付ける場合を説明する。この実施形態 1の例5に係る冷陰極管15では、一次封止側端 31用の口金20A-5に丸形の目印38が、二次封止 端部33用の口金20B-5に三角形の目印39がそれ れ設けられている。冷陰極管15をシャーシ12 に取り付ける際には、図22-Bに示すように、 冷陰極管15の向きについて、一次封止側端部3 1用の口金20A-5の丸形の目印38を、反射シート1 3-2側の丸形の目印49と一致させ、二次封止側 部33用の口金20B-5の三角形の目印39を、反射 ート13-2側の三角形の目印50と一致させるよ にする。このように、互いの目印38,39,49,50 形状を一致させる、という簡潔なルールに づいて作業者は冷陰極管15を取り付けるよう にすればよいから、作業性が極めて良好なも のとなる。これにより、隣り合う冷陰極管15 確実に逆向きになる。なお、その他に上記 た例1と同様の構造、作用及び効果について 重複する説明は省略する。なお、この実施形 態2の例2に係る反射シート13-2を備えたバック ライト10に対し、実施形態1の例5以外の各例 示した冷陰極管15を用いることも勿論可能で ある。

 (例3)
 例3では、図23-Aに示すように、反射シート13 -3のうち、両コネクタ17A,17Bに対応した位置に 、数が異なる孔状の目印51,52をそれぞれ設け ようにしている。詳しくは、一次封止側端 31側に接続されるコネクタ17Aに対応する目 51が1つとされるのに対し、二次封止側端部33 側に接続されるコネクタ17Bに対応する目印52 2つとされる。二次封止側端部33に対応した2 つの目印51,52は、反射シート13-3の短辺方向に 沿って並んでいる。従って、この反射シート 13-3では、その短辺方向に一次封止側端部31用 の1つの目印51と、二次封止側端部33用の2つの 目印52とが交互に並ぶよう配置される。各目 51,52は、上記例1と同様に反射シート13-3を貫 通しており、また反射シート13-3のうち、対 するコネクタ17A,17Bに対し、そのすぐ内側(相 手のコネクタ17側)に隣接した位置に配置され る。また、各目印51,52は、冷陰極管15が取り けられたとき、その冷陰極管15の裏側に対向 する位置に配置されている。

 上記した反射シート13-3を備えるバックラ イト10に、実施形態1の例6に示した冷陰極管15 を組み付ける場合を説明する。この実施形態 1の例6に係る冷陰極管15では、一次封止側端 31用の口金20A-6に1つの目印40が、二次封止側 部33用の口金20B-6に2つの目印41がそれぞれ設 けられている。冷陰極管15をシャーシ12内に り付ける際には、図23-Bに示すように、冷陰 管15の向きについて、一次封止側端部31用の 口金20A-6の1つの目印40を、反射シート13-3側の 1つの目印51と一致させ、二次封止側端部33用 口金20B-6の2つの目印41を、反射シート13-3側 2つの目印52と一致させるようにする。この うに互いの目印40,40,51,52の数を一致させる という簡潔なルールに基づいて取り付け作 を行うことで、隣り合う冷陰極管15が容易且 つ確実に逆向きに取り付けられる。なお、そ の他に上記した各例と同様の構造、作用及び 効果について重複する説明は省略する。なお 、この実施形態2の例3に係る反射シート13-3を 備えたバックライト10に対し、実施形態1の例 6以外の各例に示した冷陰極管15を用いること も勿論可能である。

 (例4)
 例4では、反射シート13-4に目印53を設けるに あたり、着色塗料を塗布するようにしている 。詳しくは、図24-Aに示すように、反射シー 13-4における内面(冷陰極管15側を向いた面)に ペンキなどの着色塗料を塗布することで、目 印53が設けられている。この目印53は、上記 た例1と同様に一次封止側端部31側に接続さ るコネクタ17Aに対応した位置とされる。な 、この目印53の形状や配設位置については、 例1と同様であり、詳しい説明は割愛する。 の目印53の色は、例えば黒色とすれば、表面 が反射性に優れた白色の反射シート13-4との ントラストを非常に高くすることができ、 認性に優れる。

 なお、本例とは逆に、二次封止側端部33 に接続されるコネクタ17B側にのみ目印53を設 けるようにしても勿論構わない。また、目印 53の形状・色・大きさなどについては、図示 外にも適宜に変更可能である。また、目印5 3の塗布方法については、人手により塗布し り、印刷装置を用いて印刷するなどすれば い。

 次に、上記した反射シート13-4を備えるバ ックライト10に、実施形態1の例2に示した冷 極管15を組み付ける場合について説明する。 この実施形態1の例2に係る冷陰極管15側の目 34は、本例の反射シート13-4の目印53とほぼ同 じ形状(丸形)で且つほぼ同じ色とされる。冷 極管15をシャーシ12内に取り付ける際には、 図24-Bに示すように、冷陰極管15の向きについ て、一次封止側端部31用の口金20A-2の目印34が 、反射シート13-4の目印53と同じ側になるよう にする。反射シート13-4の目印53と冷陰極管15 目印34とをほぼ同じ形状・色としているか 、作業性が良好なものとなる。これにより 隣り合う冷陰極管15が確実に逆向きになる。 なお、その他に上記した各例と同様の構造、 作用及び効果について重複する説明は省略す る。なお、この実施形態2の例4に係る反射シ ト13-4を備えたバックライト10に対し、実施 態1の例2以外の各例に示した冷陰極管15を用 いることも勿論可能である。

 (例5)
 例5では、図25-Aに示すように、反射シート13 -5のうち、両コネクタ17A,17Bに対応した位置に 、色が異なる目印54,55をそれぞれ着色塗料の 布により設けるようにしている。詳しくは 一次封止側端部31側に接続されるコネクタ17 Aに対応する目印54が例えば黒色とされるのに 対し、二次封止側端部33側に接続されるコネ タ17Bに対応する目印55が例えば赤色とされ 。従って、この反射シート13-5では、その短 方向に色が異なる目印54,55が交互に並ぶよ 配置される。また、両目印54,55は、同じ形状 (丸形)とされる。なお、この目印54,55の配設 置については、上記した例2と同様であるか 、詳しい説明は割愛する。

 上記した反射シート13-5を備えるバックラ イト10に、実施形態1の例4に示した冷陰極管15 を組み付ける場合を説明する。この実施形態 1の例4に係る冷陰極管15では、一次封止側端 31用の口金20A-4の目印36と、二次封止側端部33 用の口金20B-4の目印37とが互いに異なる色と れ、例えば黒色と赤色とされる。冷陰極管15 をシャーシ12内に取り付ける際には、図25-Bに 示すように、冷陰極管15の向きについて、口 20A-4,20B-4側の両目印36,37の色を、反射シート 13-5側の両目印54,55の色と一致させるようにす る。これにより、隣り合う冷陰極管15が確実 逆向きになる。なお、その他に上記した各 と同様の構造、作用及び効果について重複 る説明は省略する。なお、この実施形態2の 例5に係る反射シート13-5を備えたバックライ 10に対し、実施形態1の例4以外の各例に示し た冷陰極管15を用いることも勿論可能である

 (例6)
 例6では、図26-Aに示すように、反射シート13 -6のうち、両コネクタ17A,17Bに対応した位置に 、形状が異なる目印56,57をそれぞれ着色塗料 塗布により設けるようにしている。両目印5 6,57は、互いに同色とされる。なお、この目 56,57の形状や配設位置については、上記した 例2と同様であるから、詳しい説明は割愛す 。

 この反射シート13-6を備えるバックライト 10に、実施形態1の例5に示した冷陰極管15を組 み付ける場合には、図26-Bに示すように、口 20A-5,20B-5側の両目印38,39の形状を、反射シー 13-6側の両目印56,57の形状と一致させるよう する。これにより、隣り合う冷陰極管15が 実に逆向きになる。なお、その他に上記し 各例と同様の構造、作用及び効果について 複する説明は省略する。なお、この実施形 2の例6に係る反射シート13-6を備えたバック イト10に対し、実施形態1の例5以外の各例に した冷陰極管15を用いることも勿論可能で る。なお、この例6に例5を組み合わせて、目 印56,57の形状と共に色をも変更するようにし もよい。

 (例7)
 例7では、図27-Aに示すように、反射シート13 -7のうち、両コネクタ17A,17Bに対応した位置に 、数が異なる目印58,59をそれぞれ着色塗料の 布により設けるようにしている。両目印58,5 9は、互いに同色とされる。なお、この目印58 ,59の数や形状や配設位置については、上記し た例3と同様であるから、詳しい説明は割愛 る。

 この反射シート13-7を備えるバックライト 10に、実施形態1の例6に示した冷陰極管15を組 み付ける場合には、図27-Bに示すように、口 20A-6,20B-6側の両目印40,41の数を、それぞれ反 シート13-7側の両目印58,59の数と一致させる うにする。これにより、隣り合う冷陰極管1 5が確実に逆向きになる。なお、その他に上 した各例と同様の構造、作用及び効果につ て重複する説明は省略する。なお、この実 形態2の例7に係る反射シート13-7を備えたバ クライト10に対し、実施形態1の例6以外の各 に示した冷陰極管15を用いることも勿論可 である。なお、この例7に例5,6を組み合わせ 、目印58,59の数と共に色や形状をも変更す ようにしてもよい。

 以上説明したように本実施形態によれば シャーシ12側に冷陰極管15の識別手段に対応 してシャーシ側識別手段を設けるようにした から、各冷陰極管15を確実に所望の向きで取 付けることができる。

 また、シャーシ側識別手段として、シャ シ12に取り付けられる反射シート13に目印48~ 59を設けるようにすれば、仮に各コネクタ17 個別にシャーシ側識別手段を設けた場合と べて、低コストで対応することができる。 かも、反射シート13を貫通する孔状の目印48~ 52を設けるようにすれば、目印48~52を設置す のにかかるコストを極めて低く抑えること できる。一方、反射シート13に着色塗料を塗 布することで目印53~59を設けるようにすれば 目印53~59を視認し易くすることができる。

 また、目印48~59が、シャーシ12に収容され る冷陰極管15の裏側に配置されているから、 陰極管15を取り付けた状態では、冷陰極管15 によって目印48~59が隠されることになり、目 48~59が視認され難く、もって表示品質の低 を防止できる。

 また、目印48,53が、反射シート13における 一次封止側端部31と二次封止側端部33とのい れか一方に対応した位置にのみ設けるよう すれば、両方に設けた場合と比較して、低 ストで対応できる。逆に、目印49~52,54~59が、 反射シート13のうち一次封止側端部31に対応 た位置と、二次封止側端部33に対応した位置 とにそれぞれ設けるようにすれば、片方にの み設けた場合と比較して、より識別がし易く なる。

 <実施形態3>
 本発明の実施形態3を図28-Aないし図32-Bによ て説明する。この実施形態3では、実施形態 1の冷陰極管15を収容するバックライト10のシ ーシ12側のコネクタ17にシャーシ側識別手段 を設けるようにしたものを示す。なお、この 実施形態3では、上記した実施形態1,2と同様 構造、作用及び効果について重複する説明 省略する。また、以下では、両コネクタ17に ついて区別する場合は、一次封止側端部31に 応するものの符号に添え字Aを付し、二次封 止側端部33に対応するものの符号に添え字Bを 付すものとし、一次封止側と二次封止側を区 別しない場合は、添え字を付さないものとす る。

 この実施形態3に示すコネクタ17に設けら たシャーシ側識別手段は、上記した実施形 1にて示した冷陰極管15の一次封止側端部31 対応したコネクタ17Aと、二次封止側端部33に 対応したコネクタ17Bとを目視または撮像素子 による画像処理により識別できるようにする ものであり、具体例としては次のようなもの が挙げられる。なお、以下では、各例に示す コネクタ17を他の例と区別する場合は、コネ タの符号に、添え字として各例の番号を付 ものとし、各例同士を区別しない場合は添 字を付さないものとする。

 (例1)
 例1では、図28-Aに示すように、一次封止側 部31側に接続されるコネクタ17A-1と、二次封 側端部33側に接続されるコネクタ17B-1とで、 表面(外面)全体の色が互いに相違するように ている。具体的には、両コネクタ17A-1,17B-1 構成する保持部材23の合成樹脂材料について 、互いに異なる色のものを用いるようにし、 例えば一次封止側端部31側に接続されるコネ タ17A-1の保持部材23を黒色の合成樹脂材料と し、二次封止側端部33側に接続されるコネク 17B-1の保持部材23を白色の合成樹脂材料とす る。その他にも、一次封止側端部31用のコネ タ17A-1または二次封止側端部33用のコネクタ 17B-1の少なくともいずれか一方の表面全体に 着色塗料を塗布することで、色を異ならせ もよい。なお、塗装を行う場合には、両コ クタ17A-1,17B-1の保持部材23の材質は同じであ ってもよく、また異なるようにしても構わな い。

 次に、上記したコネクタ17A-1,17B-1を備え バックライト10に、実施形態1の例1に示した 陰極管15を組み付ける場合について説明す 。この実施形態1の例1に係る冷陰極管15では 両口金20A-1,20B-1の色が互いに相違している 冷陰極管15をシャーシ12内に取り付ける際に 、図28-Bに示すように、冷陰極管15の両口金2 0A-1,20B-1の色と、コネクタ17A-1,17B-1の色とを互 いに対応させることで、隣り合う冷陰極管15 確実に逆向きに取り付けられる。

 また、取付状態では、冷陰極管15の口金20 A-1,20B-1及びコネクタ17A-1,17B-1の保持部材23は 共に正面側から検査員が目視したり、検査 置のカメラなどの撮像素子により撮像して 像処理することで、各冷陰極管15の向きを容 易に検査・確認することができる。なお、こ の実施形態3の例1に係るコネクタ17A-1,17B-1を えたバックライト10に対し、実施形態1の例1 外の各例に示した冷陰極管15を用いること 勿論可能である。

 (例2)
 例2では、図29-Aに示すように、両コネクタ17 A-2,17B-2のうち、一次封止側端部31側に接続さ るコネクタ17A-2にのみ目印60を設けるように している。目印60は、コネクタ17A-2の保持部 23の外周面にペンキなどの着色塗料を塗布す ることで形成されている。目印60は、円形状 なすとともに、その色が保持部材23の表面 色とは異なっている。目印60の色は、例えば 保持部材23の色と補色の関係にするなど、コ トラストが強くなる設定とすることで、目 60の視認性を高めることができる。なお、 例とは逆に、二次封止側端部33側に接続され るコネクタ17B-2にのみ目印60を設けるように ても勿論構わない。また、目印60の形状・色 ・大きさなどについては、図示以外にも適宜 に変更可能である。また、目印60の塗布方法 ついては、人手により塗布したり、印刷装 を用いて印刷するなどすればよい。

 次に、上記したコネクタ17A-2,17B-2を備え バックライト10に、実施形態1の例2に示した 陰極管15を組み付ける場合について説明す 。この実施形態1の例2に係る冷陰極管15側の 印34は、本例のコネクタ17A-2の目印60とほぼ じ形状(丸形)とされる。冷陰極管15をシャー シ12内に取り付ける際には、図29-Bに示すよう に、冷陰極管15の向きについて、一次封止側 部31用の口金20A-2の目印34が、コネクタ17A-2 目印60と同じ側になるようにする。このよう に、冷陰極管15の取り付け対象であるシャー 12側のコネクタ17A-2に設置した目印60と、冷 極管15の目印34とを一致させる、という簡潔 なルールに基づいて作業者は冷陰極管15を取 付けるようにすればよいから、作業性が良 なものとなる。しかも、コネクタ17A-2の目 60と冷陰極管15の目印34とをほぼ同じ形状と ているから、さらに作業性が良好なものと る。これにより、隣り合う冷陰極管15が確実 に逆向きになる。なお、その他に上記した例 1と同様の構造、作用及び効果について重複 る説明は省略する。なお、この実施形態3の 2に係るコネクタ17A-2,17B-2を備えたバックラ ト10に対し、実施形態1の例2以外の各例に示 した冷陰極管15を用いることも勿論可能であ 。

 (例3)
 例3では、図30-Aに示すように、両コネクタ17 A-3,17B-3にそれぞれ形状が異なる目印61,62を設 るようにしている。詳しくは、一次封止側 部31側に接続されるコネクタ17A-3の保持部材 23には、丸形の目印61が設けられるのに対し 二次封止側端部33側に接続されるコネクタ17B -3の保持部材23には、三角形の目印62が設けら れている。従って、シャーシ12には、丸形の 印61が付されたコネクタ17A-3と、三角形の目 印62が付されたコネクタ17B-3とがシャーシ12の 短辺方向に沿って交互に並ぶことになる。目 印61,62は、ペンキなどの着色塗料を各保持部 23の表面に塗布することで設けられる。目 61,62は、各保持部材23における開口部24に対 その外側(相手のコネクタ17側とは反対側)に 接する位置に配置される。なお、目印61,62 具体的な形状・大きさなどについては適宜 変更可能である。

 上記したコネクタ17A-3,17B-3を備えるバッ ライト10に、実施形態1の例5に示した冷陰極 15を組み付ける場合を説明する。この実施 態1の例5に係る冷陰極管15では、一次封止側 部31用の口金20A-5に丸形の目印38が、二次封 側端部33用の口金20B-5に三角形の目印39がそ ぞれ設けられている。冷陰極管15をシャー 12内に取り付ける際には、図30-Bに示すよう 、冷陰極管15の向きについて、一次封止側端 部31用の口金20A-5の丸形の目印38を、コネクタ 17A-3側の丸形の目印61と一致させ、二次封止 端部33用の口金20B-5の三角形の目印39を、コ クタ17B-3側の三角形の目印62と一致させるよ にする。このように、互いの目印38,39,61,62 形状を一致させる、という簡潔なルールに づいて作業者は冷陰極管15を取り付けるよう にすればよいから、作業性が極めて良好なも のとなる。これにより、隣り合う冷陰極管15 確実に逆向きになる。なお、その他に上記 た各例と同様の構造、作用及び効果につい 重複する説明は省略する。なお、この実施 態3の例3に係るコネクタ17A-3,17B-3を備えたバ ックライト10に対し、実施形態1の例5以外の 例に示した冷陰極管15を用いることも勿論可 能である。

 (例4)
 例4では、図31-Aに示すように、両コネクタ17 A-4,17B-4にそれぞれ色が異なる目印63,64を設け ようにしている。詳しくは、一次封止側端 31側に接続されるコネクタ17A-4の保持部材23 は、例えば黒色の目印63を、二次封止側端 33側に接続されるコネクタ17B-4の保持部材23 は、例えば赤色の目印64をそれぞれ設けるよ うにしている。従って、シャーシ12には、黒 の目印63が付されたコネクタ17A-4と、赤色の 目印64が付されたコネクタ17B-4とがシャーシ12 の短辺方向に沿って交互に並ぶことになる。 目印63,64は、ペンキなどの着色塗料を各保持 材23の表面に塗布することで設けられる。 た、両目印63,64は、同じ形状(丸形)とされる なお、この目印63,64の配設位置については 上記した例3と同様である。また、目印63,64 具体的な色・形状・大きさなどについては 宜に変更可能である。

 上記したコネクタ17A-4,17B-4を備えるバッ ライト10に、実施形態1の例4に示した冷陰極 15を組み付ける場合を説明する。この実施 態1の例4に係る冷陰極管15では、一次封止側 部31用の口金20A-4の目印36と、二次封止側端 33用の口金20B-4の目印37とが互いに異なる色 され、例えば黒色と赤色とされる。冷陰極 15をシャーシ12内に取り付ける際には、図31- Bに示すように、冷陰極管15の向きについて、 口金20A-4,20B-4側の両目印36,37の色を、コネク 17A-4,17B-4側の両目印63,64の色と一致させるよ にする。これにより、隣り合う冷陰極管15 確実に逆向きになる。なお、その他に上記 た各例と同様の構造、作用及び効果につい 重複する説明は省略する。なお、この実施 態3の例4に係るコネクタ17A-4,17B-4を備えたバ クライト10に対し、実施形態1の例4以外の各 例に示した冷陰極管15を用いることも勿論可 である。なお、この例4に上記例3を組み合 せて、目印の色と共に形状をも変更するよ にしてもよい。

 (例5)
 例5では、図32-Aに示すように、両コネクタ17 A-5,17B-5にそれぞれ数が異なる目印65,66を設け ようにしている。詳しくは、一次封止側端 31側に接続されるコネクタ17A-5の保持部材23 おける目印65が1つとされるのに対し、二次 止側端部33側に接続されるコネクタ17B-5の保 持部材23における目印66が2つとされる。二次 止側端部33側に接続されるコネクタ17B-5の2 の目印66は、シャーシ12の短辺方向に沿って んでいる。従って、シャーシ12には、1つの 印65が付されたコネクタ17A-5と、2つの目印66 が付されたコネクタ17B-5とがシャーシ12の短 方向に沿って交互に並ぶことになる。なお この目印65,66の配設位置については、上記し た例4と同様である。また、目印65,66の具体的 な色・形状・大きさなどについては適宜に変 更可能である。

 上記したコネクタ17A-5,17B-5を備えるバッ ライト10に、実施形態1の例6に示した冷陰極 15を組み付ける場合を説明する。この実施 態1の例6に係る冷陰極管15では、一次封止側 部31用の口金20A-6に1つの目印40が、二次封止 側端部33用の口金20B-6に2つの目印41がそれぞ 設けられている。冷陰極管15をシャーシ12内 取り付ける際には、図32-Bに示すように、冷 陰極管15の向きについて、一次封止側端部31 の口金20A-6の1つの目印40を、コネクタ17A-5側 1つの目印65と一致させ、二次封止側端部33 の口金20B-6の2つの目印41を、コネクタ17B-5側 2つの目印66と一致させるようにする。これ より、隣り合う冷陰極管15が確実に逆向き なる。なお、その他に上記した各例と同様 構造、作用及び効果について重複する説明 省略する。なお、この実施形態3の例5に係る コネクタ17A-5,17B-5を備えたバックライト10に し、実施形態1の例6以外の各例に示した冷陰 極管15を用いることも勿論可能である。なお この例5に例3,4を組み合わせて、目印65,66の と共に色や形状をも変更するようにしても い。

 以上説明したように本実施形態によれば 口金20を電源回路に接続するためのコネク 17に、冷陰極管15の識別手段に対応したシャ シ側識別手段を設けるようにしたから、冷 極管15を確実に所望の向きで取り付けるこ ができる。また、コネクタ17は、反射シート 13よりも冷陰極管15の取り付け方向手前側(正 側)に突出しているから、取り付け時にシャ ーシ側識別手段をより視認し易くなっている 。

 また、シャーシ側識別手段がコネクタ17 構成する保持部材23に設けられているから、 仮に保持部材23よりも小型で且つ形状が複雑 接続端子22にシャーシ側識別手段を設けた 合と比較すると、シャーシ側識別手段の設 が容易なものとなる。

 また、シャーシ側識別手段を、一方の保 部材23の色を他方の保持部材23とは異なる色 とすれば、両保持部材23を目視により容易に 別することができる。両保持部材23の色を ならせるにあたり、互いの材料を異ならせ ようにすれば、保持部材23に表面処理などの 格別な加工を施す必要がなく、低コストで対 応できる。

 また、シャーシ側識別手段を、保持部材2 3に設けた目印60~66とすれば、容易に識別する ことができる。さらには、目印60~66を設ける あたり、保持部材23に着色塗料を塗布する うにすれば、仮に保持部材23の外形を異なら せて目印を設置した場合と比較すると、同一 形状の保持部材23を使用することができ、低 ストで対応することができる。

 また、目印60を両保持部材23のいずれか一 方にのみ設けるようにすれば、両方に設けた 場合と比較して、低コストで対応できる。逆 に、目印61~66を両保持部材23にそれぞれ設け ようにすれば、片方にのみ設けた場合と比 して、より識別がし易くなる。

 また、保持部材23には、冷陰極管15の識別 手段を外部に露出させる開口部24が設けられ いるから、冷陰極管15の識別手段と、コネ タ17のシャーシ側識別手段とを共に外部から 目視などにより確認することができ、取り付 け後に冷陰極管15の向きを確認し易くなって る。

 <実施形態4>
 本発明の実施形態4を図33ないし図36によっ 説明する。この実施形態4では、実施形態1と はシャーシ12における各冷陰極管15の取付向 を変更したものを示す。なお、この実施形 4では、上記した実施形態1~3と同様の構造、 用及び効果について重複する説明は省略す 。

 冷陰極管15には、上記した実施形態1にて 明したように軸方向について色ムラが生じ といった事情があるが、この色ムラとは異 る事情が別途に存在する。詳しくは、冷陰 管15の製造過程では、二次封止側端部33を二 次封止する前に、二次封止側端部33内に水銀 含有したゲッター材32を投入し、そのゲッ ー材32を高周波加熱などすることで、水銀を 取り出すようにしている(図9を参照)。そして 、ゲッター材32から取り出された水銀は、ガ ス管18内に分散されるのであるが、その濃 分布は、ゲッター材32に近い二次封止側端部 33側ほど高く、ゲッター材32から遠い一次封 側端部31側ほど低くなる傾向となり、結果と して冷陰極管15の軸方向について水銀の濃度 布に偏りが生じるという、事情がある。冷 極管15における水銀の濃度分布の偏りが極 な場合は、冷陰極管15の発光効率が悪化した り、寿命が短くなるなどの問題が生じるおそ れがある。

 上記した問題に鑑み、本願発明者は次の うな知見に基づき、本実施形態においてバ クライト10のシャーシ12への各冷陰極管15の 付向きを上記実施形態1とは変更している。 すなわち、電源回路基板16における電源PW(イ バータトランス)に接続された冷陰極管15は 両端部の一方側に対して高圧の電圧が印加 れるのに対し、他方側に対して低圧の電圧 印加されることで点灯されるようになって る。そして、冷陰極管15のうち高圧の電圧 印加される端部は、比較的高温になるのに し、低圧の電圧が印加される端部は、比較 低温になる。その一方、水銀は、所定の空 内に封入されて蒸気化された状態で、その 間において温度分布に偏りが生じたとき、 温側から低温側へ向けて移動する傾向があ 。

 本願発明者はこれらの点に着目し、本実 形態において各冷陰極管15を電源PWに対して 、図33に示すように、二次封止側端部33が高 側となり、一次封止側端部31が低圧側となる ように接続するようにした。このように冷陰 極管15を接続すれば、冷陰極管15を点灯させ とき、二次封止側端部33に高圧の電圧が印加 され、一次封止側端部31に低圧の電圧が印加 れるとともに、二次封止側端部33が比較的 温に、一次封止側端部31が比較的低温になる ので、点灯に伴って冷陰極管15内で蒸気化し 水銀は、図33の矢線に示すように、二次封 側端部33側から一次封止側端部31側へ移動す 。つまり、点灯に伴って水銀はその濃度が 較的高い二次封止側端部31から濃度が比較 低い一次封止側端部31へ移動するので、冷陰 極管15内に水銀が均一に拡散される。これに り、冷陰極管15内における水銀の濃度分布 均一化を図ることができ、冷陰極管15の発光 効率を高く保つことができるとともに冷陰極 管15の長寿命化を図ることができるのである なお、図33では実施形態1の例1に示した冷陰 極管15を例示しているが、他の例2~9に示した 陰極管15を用いることも勿論可能である。

 ところで、バックライト10のシャーシ12に おいては、シャーシ12における長辺方向の一 側の端部にて短辺方向に沿って並んで設置 れたコネクタ17B群が上記電源PWを有する電 回路基板16における高圧側に接続され、他方 側の端部にて短辺方向に沿って並んで設置さ れたコネクタ17A群が電源回路基板16における 圧側に接続されている。そこで、各冷陰極 15をシャーシ12に取り付ける際には、二次封 止側端部33が高圧側のコネクタ17Bに、一次封 側端部31が低圧側のコネクタ17Aにそれぞれ 続されるよう、その取付向きを全て揃える うにしており、その確実性を担保すべく冷 極管15の口金20に設置した識別手段を用いる うにしている。以下、その具体例を示す。

 (例1)
 例1では、シャーシ12内に実施形態1の例1に す冷陰極管15を取り付ける場合を示す。図34 示すように、シャーシ12内に設置された各 ネクタ17A,17Bのうち、同図左側の端部に上下( シャーシ12の短辺方向)に並んで配されたコネ クタ17B群が高圧側とされ、同図右側の端部に 上下に並んで配されたコネクタ17A群が低圧側 とされる。一方、冷陰極管15は、一次封止側 部31に装着される口金20A-1と、二次封止側端 部33に装着される口金20B-1とで表面全体の色 互いに相違している。

 従って、各冷陰極管15をシャーシ12内に取 り付ける際には、作業者は両口金20A-1,20B-1の を目視により確認し、二次封止側端部33に 着された口金20B-1が図34の左側を向き、一次 止側端部31に装着された口金20A-1が同図右側 を向く姿勢とする。その状態で冷陰極管15を り付けると、二次封止側端部33に装着され 口金20B-1が高圧側のコネクタ17Bに、一次封止 側端部31に装着された口金20A-1が低圧側のコ クタ17Aにそれぞれ接続される。このように て各冷陰極管15を取り付けると、同図上下に 並んだ各口金20A-1,20B-1の色がそれぞれ揃えら ることになる。これにより、全ての冷陰極 15の取付向きを確実に同じ向きに揃えるこ ができる。

 なお、実施形態1における他の例2~9に示し た冷陰極管15についても同様に適用すること でき、その場合は各口金20に設けた目印34~47 を目視により確認し、同じ目印34~47がシャー 12の短辺方向に並ぶように各冷陰極管15を取 り付けることで、各冷陰極管15の取付向きを 実に同じ向きに揃えることができる。

 (例2)
 例2では、目印48を設けた反射シート13を備 るシャーシ12内に、実施形態1の例2に示した 陰極管15を取り付ける場合を示す。なお、 ャーシ12に設置された各コネクタ17A,17Bは上 例1と同様の配置となっている。反射シート1 3には、図35に示すように、実施形態2の例1に したものと同様の丸孔状の目印48(シャーシ 識別手段)が形成されており、各目印48は、 圧側の各コネクタ17Aに隣接する位置に設置 れている。目印48は、シャーシ12の短辺方向 に沿って並んで設置されている。一方、冷陰 極管15は、両口金20A-2,20B-2のうち一次封止側 部31に装着された口金20A-2にのみ目印34が設 られている。

 従って、各冷陰極管15をシャーシ12内に取 り付ける際には、作業者は口金20A-2の目印34 反射シート13の目印48とが同じ側(図35に示す 側)にくるよう、冷陰極管15の向きを合わせ 。その状態で冷陰極管15を取り付けると、 次封止側端部33に装着された口金20B-2が高圧 のコネクタ17Bに、一次封止側端部31に装着 れた口金20A-2が低圧側のコネクタ17Aにそれぞ れ接続される。このようにして各冷陰極管15 取り付けると、目印34が同図上下に並ぶこ になる。これにより、全ての冷陰極管15の取 付向きを確実に同じ向きに揃えることができ る。

 なお、実施形態1における他の例1,3~9に示 た冷陰極管15や、実施形態2における他の例2 ~7に示した反射シート13(シャーシ12)について 同様に適用することができる。

 (例3)
 例3では、実施形態3の例1に示したコネクタ1 7A-1,17B-1を有するシャーシ12に、実施形態1の 1に示した冷陰極管15を取り付ける場合を示 。各コネクタ17A-1,17B-1は、図36に示すように 高圧側のコネクタ17B-1と、低圧側のコネク 17A-1とで表面全体の色が互いに相違している 。そして、高圧側のコネクタ17B-1は、シャー 12における同図左側にて短辺方向に並んで されるのに対し、低圧側のコネクタ17A-1は、 同図右側にて短辺方向に並んで配されている 。従って、同図右側のコネクタ17A-1群と同図 側のコネクタ17B-1群とでは、互いに色が異 っているものの、シャーシ12の短辺方向に並 ぶコネクタ17A-1,17B-1同士は同色になっている 一方、冷陰極管15は、一次封止側端部31に装 着される口金20A-1と、二次封止側端部33に装 される口金20B-1とで表面全体の色が互いに相 違している。

 従って、各冷陰極管15をシャーシ12内に取 り付ける際には、作業者は両口金20A-1,20B-1の と取り付け予定位置の両コネクタ17A-1,17B-1 色とを目視により確認し、二次封止側端部33 に装着された口金20B-1を高圧側のコネクタ17B- 1に、一次封止側端部31に装着された口金20A-1 低圧側のコネクタ17A-1に適合させる。その 態で冷陰極管15を取り付けると、二次封止側 端部33に装着された口金20B-1が高圧側のコネ タ17B-1に、一次封止側端部31に装着された口 20A-1が低圧側のコネクタ17A-1にそれぞれ接続 される。このようにして各冷陰極管15を取り けると、同図上下に並んだ各口金20A-1,20B-1 色がそれぞれ揃えられることになる。これ より、全ての冷陰極管15の取付向きを確実に 同じ向きに揃えることができる。なお、二次 封止側端部33に装着した口金20B-2の色と、高 側のコネクタ17B-1の色とを同色または同系色 にすれば、作業者にとって一層視認し易くな り、作業性の向上を図ることができる。同様 に一次封止側端部31に装着した口金20A-1の色 、低圧側のコネクタ17A-1の色とを同色または 同系色としてもよい。

 なお、実施形態1における他の例2~9に示し た冷陰極管15や、実施形態3における他の例2~5 に示したコネクタ17についても同様に適用す ことができる。さらには、実施形態2におけ る例1~7に示した反射シート13を組み合わせて 用することも可能である。

 以上説明したように本実施形態によれば 各冷陰極管15は、その並び方向に隣り合う 部同士が一次封止側端部31または二次封止側 端部33に揃えられるよう配置されているから 一次封止側端部31及び二次封止側端部33の各 性質によってシャーシ12に対する各冷陰極管1 5の取付向きが揃えた方が好ましいケースに 応することができる。

 また、シャーシ12には、各冷陰極管15の口 金20を、各冷陰極管15に電力を供給可能な電 PWに接続するためのコネクタ17が一対ずつ配 され、対となる両コネクタ17は、一方側が 圧側のコネクタ17Bとされるのに対し、他方 が低圧側のコネクタ17Aとされており、冷陰 管15の並び方向に隣り合うコネクタ17同士が 圧側のコネクタ17Bまたは低圧側のコネクタ1 7Aに揃えられるよう配置されており、二次封 側端部33に装着された口金20Bが高圧側のコ クタ17Bに、一次封止側端部31に装着された口 金20Aが低圧側のコネクタ17Aにそれぞれ接続さ れているから、各冷陰極管15を点灯させたと 、高圧側のコネクタ17Bに接続された口金20B 装着された二次封止側端部33が、低圧側の ネクタ17Aに接続された口金20Aが装着された 次封止側端部31よりも高温になり、ガラス管 18内の水銀が二次封止側端部33側から一次封 側端部31側へ移動する。従って、製造方法に 起因して軸方向について冷陰極管15中の水銀 濃度分布に偏りが生じていたとしても、点 に伴って水銀の濃度分布の均一化を図るこ ができる。

 <他の実施形態>
 本発明は上記記述及び図面によって説明し 実施形態に限定されるものではなく、例え 次のような実施形態も本発明の技術的範囲 含まれる。

 (1)上記した実施形態1に記載した各例同士 を適宜に組み合わせて変形例とすることも可 能である。具体的には、例1に例2~9のいずれ を組み合わせて、材質が異なる口金のいず か一方または両方に目印を設置してもよい

 (2)上記した実施形態2,3を組み合わせて、 射シートとコネクタとの双方にシャーシ側 別手段を備えるようにしてもよい。なお、 例の具体的な組み合わせは任意に選択する とができる。

 (3)上記した実施形態1では、冷陰極管のう ち口金が識別手段を備える場合と例示したが 、例えばガラス管のうち口金に覆われない部 位に識別手段(例えば着色塗料の塗布)を設け ようにしてもよい。その場合、識別手段の 置部位は、ガラス管のうち非発光部位であ ことが望ましい。

 (4)上記した実施形態1では、口金の材質を 変更したり、口金に着色塗料を塗布するなど して識別手段とした場合を示したが、例えば 口金に凹部または凸部を打設する、または口 金に孔を貫通形成するなどして、口金の外形 を異ならせることで、識別手段としてもよい 。

 (5)上記した実施形態2,3では、反射シート コネクタにシャーシ側識別手段を設けた場 を示したが、それ以外のバックライトの構 部品(例えばシャーシ)に設けるようにして よい。

 (6)上記した実施形態2では、目印が冷陰極 管の裏側に隠れる位置に設置される場合を示 したが、目印の一部または全体が冷陰極管に 隠されない位置に設置されるものも本発明に 含まれる。

 (7)上記した実施形態3では、保持部材の材 質を変更したり、保持部材に着色塗料を塗布 するなどしてシャーシ側識別手段とした場合 を示したが、例えば保持部材の外面に凹部、 凸部、または孔部を一体成形するなどして、 保持部材の外形を異ならせることで、シャー シ側識別手段としてもよい。

 (8)上記した実施形態3では、コネクタのう ち保持部材にシャーシ側識別手段を設けた場 合を示したが、接続端子に設けるようにして もよい。具体的には、接続端子にメッキ処理 を施すなどすればよい。

 (9)上記した各実施形態では、シャーシ内 取り付けられた各冷陰極管が交互に逆向き なるバックライトを例示したが、例えば各 陰極管が2本毎に逆向きになるよう設置した ものも本発明に含まれる。また、それ以外に も取り付けられる冷陰極管の向きについては 適宜に変更可能である。

 (10)上記した各実施形態では、口金に接続 された電極を備える冷陰極管について例示し たが、ガラス管内の電極を省略し、口金を外 部電極として用いる、いわゆるEEFL(External Ele ctrode Fluorescent Lamp)についても本発明に含ま る。

 (11)上記した各実施形態では、放電管とし て冷陰極管を例示した場合を例示したが、口 金を備えるのであれば他の種類の放電管につ いても本発明は適用可能である。

 (12)上記した各実施形態では、表示パネル として液晶パネルを用いた液晶表示装置を例 示したが、他の種類の表示パネルを用いた表 示装置にも本発明は適用可能である。

 (13)上記した各実施形態では、チューナを 備えたテレビ受信装置を例示したが、チュー ナを備えない表示装置にも本発明は適用可能 である。

 (14)上記した実施形態4では、二次封止側 部に装着した口金が高圧側のコネクタに接 されるよう、各冷陰極管の取付向きを揃え 場合を示したが、冷陰極管における一次封 側端部及び二次封止側端部の各性質によっ は、逆の取付向きとしてもよい。つまり、 次封止側端部に装着した口金が高圧側のコ クタに、二次封止側端部に装着した口金が 圧側のコネクタにそれぞれ接続されるよう 冷陰極管の取付向きを揃えるようにしたも も本発明に含まれる。

 (15)上記した実施形態4では、シャーシに いて冷陰極管の並び方向に隣り合うコネク 同士が高圧側のコネクタまたは低圧側のコ クタに揃えられた配置を例示したが、高圧 のコネクタ及び低圧側のコネクタの配置を 更することも可能であり、その場合は各コ クタの配置に応じて冷陰極管の取付向きを 更すればよい。