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Title:
DISPLAY APPARATUS AND CONTROL METHOD THEREFOR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/153940
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a display apparatus that can optimize restoring of deteriorated brightness of light emitting devices to thereby elongate the life of the light emitting devices. A display apparatus (1) includes a storage section (70) storing trap levels in association with the times of use of light emitting devices (110), a use-time acquiring section (50) that measures the time of use of each light emitting device (110), and a control section (80) that reads a trap level corresponding to the measured time of use of the light emitting device (110) based on the measured time of use by referring to a trap level table (71) in the storage section (70), and applies a reverse bias whose voltage amount corresponds to the read trap level to the light emitting device (110) to drain charges at the trap level.  The control section (80) changes the voltage amount of the reverse bias to be applied to the light emitting device (110) in such a way that the longer the measured time of use of the light emitting device (110) becomes, the larger the voltage amount of the reverse bias becomes.

Inventors:
NAKAMURA, Tetsurou (())
中村哲朗 (())
Application Number:
JP2009/002621
Publication Date:
December 23, 2009
Filing Date:
June 10, 2009
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORPORATION (1006, Oaza Kadoma Kadoma-sh, Osaka 01, 〒5718501, JP)
パナソニック株式会社 (〒01 大阪府門真市大字門真1006番地 Osaka, 〒5718501, JP)
NAKAMURA, Tetsurou (())
International Classes:
G09G3/30; G09F9/30; G09G3/20; H01L27/32; H01L51/50; H05B33/08; G09G3/30; G09F9/30; G09G3/20; H01L27/28; H01L51/50; H05B33/02
Attorney, Agent or Firm:
NII, Hiromori (6F Tanaka Ito Pia Shin-Osaka Bldg.,3-10, Nishi Nakajima 5-chome, Yodogawa-ku, Osaka-cit, Osaka 11, 〒5320011, JP)
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Claims:
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位を、前記発光素子の使用時間に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の使用時間を計測する取得部と、
 前記取得部から取得した前記発光素子の使用時間に基づいて、前記メモリを参照して、前記発光素子の使用時間に対応するトラップ準位を読み出し、前記読み出したトラップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御部と、を具備し、
 前記制御部は、前記発光素子の使用時間が長くなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置。
 前記メモリは、前記発光素子の使用時間及び前記発光素子の温度に対応させて前記発光素子のトラップ準位を記憶しており、
 前記表示装置は、さらに、
 前記発光素子の温度を計測する第2取得部を有し、
 前記制御部は、
 前記取得部から取得した前記発光素子の使用時間及び前記第2取得部から取得した前記発光素子の温度に基づいて、前記メモリを参照して、前記発光素子の使用時間及び前記発光素子の温度に対応するトラップ準位を読み出し、前記読み出したトラップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加し、
 前記制御部は、前記発光素子の使用時間が長くなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
 前記発光素子の使用時間は、前回前記発光素子に逆バイアスを印加したときから今回前記発光素子に逆バイアスを印加するときまでに対応する時間である
 ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位を、前記発光素子の使用時間に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の使用時間を計測する取得部と、
 前記発光素子のアノードとカソードとを短絡させる短絡トランジスタと、
 前記取得部から取得した前記発光素子の使用時間に基づいて、前記メモリを参照して、前記発光素子の使用時間に対応するトラップ準位を読み出し、前記読み出したトラップ準位に対応した短絡時間の間、前記短絡トランジスタで短絡させてトラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御部と、を具備し、
 前記制御部は、前記発光素子の使用時間が長くなるほど、前記短絡トランジスタで短絡させる短絡時間が長くなるように、前記短絡トランジスタで短絡させる短絡時間を変動させる
 ことを特徴とする表示装置。
 前記発光素子の使用時間は、前回前記短絡トランジスタによる短絡を終了したときから今回前記短絡トランジスタによる短絡を開始するときまでに対応する時間である
 ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子の発光電圧を取得する第1取得部と、
 前記発光素子の発光電流を取得する第2取得部と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位を、前記発光素子の輝度劣化度合に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて、同一電圧により前記発光素子に流れる発光電流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流を流すために必要とされる電圧の増加度合を示す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、前記算出した輝度劣化度合に対応する前記発光素子のトラップ準位を前記メモリから読み出し、前記読み出したトラップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御部と、を具備し、
 前記制御部は、前記発光素子の輝度劣化度合が大きくなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置。
 前記発光素子の輝度劣化度合は、前記発光素子の所定の使用時間に対応したものである
 ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子の発光電圧を取得する第1取得部と、
 前記発光素子の発光電流を取得する第2取得部と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位を、前記発光素子の輝度劣化度合に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子のアノードとカソードとを短絡させる短絡トランジスタと、
 前記発光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて、同一電圧により前記発光素子に流れる発光電流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流を流すために必要とされる電圧の増加度合を示す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、前記算出した輝度劣化度合に対応する前記発光素子のトラップ準位を前記メモリから読み出し、前記読み出したトラップ準位に対応した短絡時間の間、前記短絡トランジスタで短絡させてトラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御部と、を具備し、
 前記制御部は、前記発光素子の輝度劣化度合が大きくなるほど、前記短絡トランジスタで短絡させる短絡時間が長くなるように、前記短絡トランジスタで短絡させる短絡時間を変動させる
 ことを特徴とする表示装置。
 前記発光素子の輝度劣化度合は、前記発光素子の所定の使用時間に対応したものである
 ことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位に対応した逆バイアス電圧量を、前記発光素子の使用時間に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の使用時間を計測する取得部と、
 前記取得部から取得した前記発光素子の使用時間に基づいて、前記メモリを参照して、前記発光素子の使用時間に対応する逆バイアス電圧量を読み出し、前記読み出した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御部と、を具備し、
 前記制御部は、前記発光素子の使用時間が長くなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子の発光電圧を取得する第1取得部と、
 前記発光素子の発光電流を取得する第2取得部と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位に対応する逆バイアス電圧量を、前記発光素子の輝度劣化度合に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて、同一電圧により前記発光素子に流れる発光電流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流を流すために必要とされる電圧の増加度合を示す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、前記メモリを参照して、前記算出した輝度劣化度合に対応する逆バイアス電圧量を読み出し、前記読み出した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御部と、を具備し、
 前記制御部は、前記発光素子の輝度劣化度合が大きくなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位を、前記発光素子の使用時間に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の使用時間を計測する取得部と、を具備した表示装置の制御方法であって、
 前記取得部から取得した前記発光素子の使用時間に基づいて、前記メモリを参照して、前記発光素子の使用時間に対応するトラップ準位を読み出し、
 前記読み出したトラップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去り、
 前記発光素子の使用時間が長くなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置の制御方法。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子の発光電圧を取得する第1取得部と、
 前記発光素子の発光電流を取得する第2取得部と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位を、前記発光素子の輝度劣化度合に対応させて記憶しているメモリと、を具備した表示装置の制御方法であって、
 前記発光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて、同一電圧により前記発光素子に流れる発光電流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流を流すために必要とされる電圧の増加度合を示す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、
 前記算出した輝度劣化度合に対応する前記発光素子のトラップ準位を前記メモリから読み出し、
 前記読み出したトラップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去り、
 前記発光素子の輝度劣化度合が大きくなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置の制御方法。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位に対応した逆バイアス電圧量を、前記発光素子の使用時間に対応させて記憶しているメモリと、
 前記発光素子の使用時間を計測する取得部と、を具備した表示装置の制御方法であって、
 前記取得部から取得した前記発光素子の使用時間に基づいて、前記メモリを参照して、前記発光素子の使用時間に対応する逆バイアス電圧量を読み出し、
 前記読み出した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去り、
 前記発光素子の使用時間が長くなるほど、前記発光素子に印加される逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加される逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置の制御方法。
 発光素子と、
 前記発光素子に電流を供給して前記発光素子を発光させる電源線と、
 電荷を蓄積するコンデンサと、
 前記コンデンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記電源線から前記発光素子に流させる駆動素子と、
 前記発光素子の発光電圧を取得する第1取得部と、
 前記発光素子の発光電流を取得する第2取得部と、
 前記発光素子に電流を供給するに従って前記発光素子に形成されるエネルギー準位であるトラップ準位に対応する逆バイアス電圧量を、前記発光素子の輝度劣化度合に対応させて記憶しているメモリと、を具備した表示装置の制御方法であって、
 前記発光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて、同一電圧により前記発光素子に流れる発光電流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流を流すために必要とされる電圧の増加度合を示す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、
 前記メモリを参照して、前記算出した輝度劣化度合に対応する逆バイアス電圧量を読み出し、前記読み出した電圧量の逆バイアスを前記発光素子に印加してトラップ準位にたまった電荷を抜き去り、
 前記発光素子の輝度劣化度合が大きくなるほど、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量が大きくなるように、前記発光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動させる
 ことを特徴とする表示装置の制御方法。
Description:
表示装置及び表示装置の制御方

 本発明は表示装置及び表示装置の制御方 に関し、特に電流駆動型の発光素子を用い 表示装置及び表示装置の制御方法に関する

 電流量に応じて発光強度が制御される電 駆動型の発光素子を用いた画像表示装置と て、有機EL素子(OLED:Organic Light Emitting Diode) を用いた画像表示装置(有機ELディスプレイ) 知られている。この有機ELディスプレイは、 薄型軽量であるとともに高速応答が可能であ ることから、視野角特性が良好で、消費電力 が少ない高画質・高性能の薄型表示装置とし て注目されている。

 しかし、この電流駆動型の有機ELディス レイは、有機EL素子への電流印加につれてト ラップ準位が形成され、有機EL素子の輝度が 化する。そこで、従来、有機EL素子の輝度 化が回復するように、有機EL素子に逆バイア スの電圧を印加する方法などが用いられてい る。そして、この逆バイアス電圧を印加する 方法として、有機EL素子の輝度劣化が回復す 逆バイアス電圧の印加条件を設定し、設定 れた条件の逆バイアス電圧を印加する方法 提案されている(例えば、特許文献1参照)。 の逆バイアス電圧を印加する方法によれば 一定の印加条件を設定し、その印加条件に って逆バイアス電圧を印加することで、有 EL素子の輝度劣化を回復することができる

特開2005-301084号公報

 しかしながら、従来の方法では、有機EL 子の輝度劣化の回復を適切に行うことがで ない場合があるという問題がある。この場 、有機EL素子の長寿命化を図ることができな い。

 すなわち、従来の方法では、一定の印加 件に従って常に同量の逆バイアス電圧を印 すれば、場合によっては異常に高い逆バイ ス電圧を印加してしまう可能性がある。そ て、異常に高い逆バイアス電圧を印加する とで、高順方向電位から高逆方向電位に一 に切り替わると、瞬間的に強い突入電流が 機EL素子に流れ、有機EL素子の劣化もしくは 破壊を引き起こしてしまうおそれがある。ま た、逆バイアス電圧を印加するたびに印加条 件を設定し直すと、計算量が多くなり制御系 に大きな負荷をかけてしまう。

 このため、従来の方法では、逆バイアス 圧を適切に印加することができないために 有機EL素子の輝度劣化の回復を最適に行う とができない場合があるという問題がある そして、この場合は、有機EL素子の長寿命化 を図ることができない。

 そこで、本発明は、このような問題に鑑 てなされたものであり、有機EL素子のよう 発光素子の輝度劣化の回復を適切に行うこ で発光素子の長寿命化を図ることができる 示装置及び表示装置の制御方法を提供する とを目的とする。

 上記目的を達成するために、本発明の一 様に係る表示装置は、発光素子と、前記発 素子に電流を供給して前記発光素子を発光 せる電源線と、電荷を蓄積するコンデンサ 、前記コンデンサに蓄積された電荷に応じ 電流を前記電源線から前記発光素子に流さ る駆動素子と、前記発光素子に電流を供給 るに従って前記発光素子に形成されるエネ ギー準位であるトラップ準位を、前記発光 子の使用時間に対応させて記憶しているメ リと、前記発光素子の使用時間を計測する 得部と、前記取得部から取得した前記発光 子の使用時間に基づいて、前記メモリを参 して、前記発光素子の使用時間に対応する ラップ準位を読み出し、前記読み出したト ップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを 記発光素子に印加してトラップ準位にたま た電荷を抜き去る制御部と、を具備し、前 制御部は、前記発光素子の使用時間が長く るほど、前記発光素子に印加する逆バイア の電圧量が大きくなるように、前記発光素 に印加する逆バイアスの電圧量を変動させ ことを特徴とする。

 本発明によれば、発光素子の輝度の劣化 回復を適切に行うことができ、発光素子の 寿命化を図ることができる。

図1は、本発明の実施の形態1に係る表 装置の構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1に係る表示部の有 る一画素部の回路構成及びその周辺回路と 接続を示す図である。 図3Aは、トラップ準位の形成により発 素子の輝度が劣化することを説明する図で る。 図3Bは、トラップ準位の形成により発 素子の輝度が劣化することを説明する図で る。 図4は、実施の形態1に係るトラップ準 テーブルの一例を示す図である。 図5は、使用時間ごとの発光素子の発光 電圧と発光電流との関係を示す図である。 図6は、実施の形態1に係るトラップバ アステーブルの一例を示す図である。 図7は、実施の形態1に係るトラップ準 と逆バイアス電圧の電圧値との関係の一例 示す図である。 図8は、本発明の実施の形態1における 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態1に係る使用時間テ ブルの一例を示す図である。 図10は、実施の形態1に係る温度テーブ ルの一例を示す図である。 図11は、実施の形態1の変形例1に係る 示装置の構成を示すブロック図である。 図12は、実施の形態1の変形例1に係る 素部の回路構成及びその周辺回路との接続 示す図である。 図13は、実施の形態1の変形例1に係る ラップ短絡テーブルの一例を示す図である 図14は、実施の形態1の変形例1に係る ラップ準位と短絡時間との関係の一例を示 図である。 図15は、実施の形態1の変形例1に係る 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施の形態1の変形例2に係る 示装置の構成を示すブロック図である。 図17は、実施の形態1の変形例2に係る ラップ準位テーブルの一例を示す図である 図18は、実施の形態1の変形例2に係る 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図19は、実施の形態1の変形例3に係る 示装置の構成を示すブロック図である。 図20は、実施の形態1の変形例3に係る 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図21は、実施の形態2に係る表示装置の 構成を示すブロック図である。 図22は、実施の形態2に係る逆バイアス テーブルの一例を示す図である。 図23は、実施の形態2に係る発光素子の 輝度劣化を回復する表示装置の駆動方法の一 例を示すフローチャートである。 図24は、実施の形態2の変形例1に係る 示装置の構成を示すブロック図である。 図25は、実施の形態2の変形例1に係る 絡時間テーブルの一例を示す図である。 図26は、実施の形態2の変形例1に係る 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図27は、実施の形態2の変形例2に係る 示装置の構成を示すブロック図である。 図28は、実施の形態2の変形例2に係る バイアステーブルの一例を示す図である。 図29は、実施の形態2の変形例2に係る 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図30は、実施の形態2の変形例3に係る 示装置の構成を示すブロック図である。 図31は、実施の形態2の変形例3に係る 絡時間テーブルの一例を示す図である。 図32は、実施の形態2の変形例3に係る 光素子の輝度劣化を回復する表示装置の駆 方法の一例を示すフローチャートである。 図33は、本発明の表示装置を内蔵した 型フラットTVの外観図である。

 上記目的を達成するために、本発明の一 様に係る表示装置は、発光素子と、前記発 素子に電流を供給して前記発光素子を発光 せる電源線と、電荷を蓄積するコンデンサ 、前記コンデンサに蓄積された電荷に応じ 電流を前記電源線から前記発光素子に流さ る駆動素子と、前記発光素子に電流を供給 るに従って前記発光素子に形成されるエネ ギー準位であるトラップ準位を、前記発光 子の使用時間に対応させて記憶しているメ リと、前記発光素子の使用時間を計測する 得部と、前記取得部から取得した前記発光 子の使用時間に基づいて、前記メモリを参 して、前記発光素子の使用時間に対応する ラップ準位を読み出し、前記読み出したト ップ準位に対応した電圧量の逆バイアスを 記発光素子に印加してトラップ準位にたま た電荷を抜き去る制御部と、を具備し、前 制御部は、前記発光素子の使用時間が長く るほど、前記発光素子に印加する逆バイア の電圧量が大きくなるように、前記発光素 に印加する逆バイアスの電圧量を変動させ ことを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子に電流を 給するに従って前記発光素子に形成される ネルギー準位であるトラップ準位に基づい 、前記トラップ準位に対応した電圧量の逆 イアスを前記発光素子に印加してトラップ 位にたまった電荷を抜き去る。これにより 前記トラップ準位に対応して、前記発光素 に印加する逆バイアスの電圧量が変動する で、異常に高い逆バイアス電圧を印加して 光素子を破壊するのを防止し、発光素子の 度回復を適切に行い、発光素子の長寿命化 図ることができる。

 また、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を判断するのに、前 発光素子の使用時間に着目することにより 前記発光素子に電流を供給するに従って前 発光素子に形成されるトラップ準位を簡易 つ適正に判断できる。そのため、前記発光 子の使用時間に対応して、前記発光素子に 加する逆バイアスの電圧量が変動するので 異常に高い逆バイアス電圧を印加して発光 子を破壊するのを確実に防止し、発光素子 輝度回復を適切に行い、発光素子の長寿命 を図ることができる。

 また、好ましくは、前記メモリは、前記 光素子の使用時間及び前記発光素子の温度 対応させて前記発光素子のトラップ準位を 憶しており、前記表示装置は、さらに、前 発光素子の温度を計測する第2取得部を有し 、前記制御部は、前記取得部から取得した前 記発光素子の使用時間及び前記第2取得部か 取得した前記発光素子の温度に基づいて、 記メモリを参照して、前記発光素子の使用 間及び前記発光素子の温度に対応するトラ プ準位を読み出し、前記読み出したトラッ 準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記 光素子に印加し、前記制御部は、前記発光 子の使用時間が長くなるほど、前記発光素 に印加する逆バイアスの電圧量が大きくな ように、前記発光素子に印加する逆バイア の電圧量を変動させることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子の温度も 慮したトラップ準位に対応して、前記発光 子に印加する逆バイアスの電圧量が変動す ので、異常に高い逆バイアス電圧を印加し 発光素子を破壊するのを防止し、発光素子 輝度回復を適切に行い、発光素子の長寿命 を図ることができる。

 また、好ましくは、前記発光素子の使用 間は、前回前記発光素子に逆バイアスを印 したときから今回前記発光素子に逆バイア を印加するときまでに対応する時間である とを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子の使用時 は、前記発光素子に逆バイアスが印加され からの時間である。つまり、前記発光素子 使用時間は、発光素子の輝度回復が行われ からの時間である。このため、適切な使用 間に対応した電圧量の逆バイアスが発光素 に印加されるので、異常に高い逆バイアス 圧を印加して発光素子を破壊するのを防止 、発光素子の輝度回復を適切に行い、発光 子の長寿命化を図ることができる。

 また、発光素子と、前記発光素子に電流 供給して前記発光素子を発光させる電源線 、電荷を蓄積するコンデンサと、前記コン ンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記 源線から前記発光素子に流させる駆動素子 、前記発光素子に電流を供給するに従って 記発光素子に形成されるエネルギー準位で るトラップ準位を、前記発光素子の使用時 に対応させて記憶しているメモリと、前記 光素子の使用時間を計測する取得部と、前 発光素子のアノードとカソードとを短絡さ る短絡トランジスタと、前記取得部から取 した前記発光素子の使用時間に基づいて、 記メモリを参照して、前記発光素子の使用 間に対応するトラップ準位を読み出し、前 読み出したトラップ準位に対応した短絡時 の間、前記短絡トランジスタで短絡させて ラップ準位にたまった電荷を抜き去る制御 と、を具備し、前記制御部は、前記発光素 の使用時間が長くなるほど、前記短絡トラ ジスタで短絡させる短絡時間が長くなるよ に、前記短絡トランジスタで短絡させる短 時間を変動させることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子に電流を 給するに従って前記発光素子に形成される ネルギー準位であるトラップ準位に基づい 、前記トラップ準位に対応した短絡時間の 、前記短絡トランジスタで前記発光素子の ノードとカソードとを短絡させてトラップ 位にたまった電荷を抜き去る。これにより 前記トラップ準位に対応して、前記短絡ト ンジスタで短絡させる短絡時間が変動する で、発光素子の輝度回復を適切に行い、発 素子の長寿命化を図ることができる。

 また、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を判断するのに、前 発光素子の使用時間に着目することにより 前記発光素子に電流を供給するに従って前 発光素子に形成されるトラップ準位を簡易 つ適正に判断できる。そのため、前記発光 子の使用時間に対応して、前記短絡トラン スタで短絡させる短絡時間が変動するので 発光素子の輝度回復を適切に行い、発光素 の長寿命化を図ることができる。

 また、好ましくは、前記発光素子の使用 間は、前回前記短絡トランジスタによる短 を終了したときから今回前記短絡トランジ タによる短絡を開始するときまでに対応す 時間であることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子の使用時 は、前記発光素子のアノードとカソードと 短絡されてからの時間である。つまり、前 発光素子の使用時間は、発光素子の輝度回 が行われてからの時間である。このため、 切な使用時間に対応した短絡時間の間、短 が行われるので、発光素子の輝度回復を適 な時間で行い、発光素子の長寿命化を図る とができる。

 また、発光素子と、前記発光素子に電流 供給して前記発光素子を発光させる電源線 、電荷を蓄積するコンデンサと、前記コン ンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記 源線から前記発光素子に流させる駆動素子 、前記発光素子の発光電圧を取得する第1取 得部と、前記発光素子の発光電流を取得する 第2取得部と、前記発光素子に電流を供給す に従って前記発光素子に形成されるエネル ー準位であるトラップ準位を、前記発光素 の輝度劣化度合に対応させて記憶している モリと、前記発光素子の発光電圧及び発光 流に基づいて、同一電圧により前記発光素 に流れる発光電流の低下度合又は前記発光 子に同じ電流を流すために必要とされる電 の増加度合を示す前記発光素子の輝度劣化 合を算出し、前記算出した輝度劣化度合に 応する前記発光素子のトラップ準位を前記 モリから読み出し、前記読み出したトラッ 準位に対応した電圧量の逆バイアスを前記 光素子に印加してトラップ準位にたまった 荷を抜き去る制御部と、を具備し、前記制 部は、前記発光素子の輝度劣化度合が大き なるほど、前記発光素子に印加する逆バイ スの電圧量が大きくなるように、前記発光 子に印加する逆バイアスの電圧量を変動さ ることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子に電流を 給するに従って前記発光素子に形成される ネルギー準位であるトラップ準位に基づい 、前記トラップ準位に対応した電圧量の逆 イアスを前記発光素子に印加してトラップ 位にたまった電荷を抜き去る。これにより 前記トラップ準位に対応して、前記発光素 に印加する逆バイアスの電圧量が変動する で、異常に高い逆バイアス電圧を印加して 光素子を破壊するのを防止し、発光素子の 度回復を適切に行い、発光素子の長寿命化 図ることができる。

 また、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を判断するのに、前 発光素子の輝度劣化度合に着目することに り、前記発光素子に電流を供給するに従っ 前記発光素子に形成されるトラップ準位を 正に判断できる。そのため、前記発光素子 輝度劣化度合に対応して、前記発光素子に 加する逆バイアスの電圧量が変動するので 異常に高い逆バイアス電圧を印加して発光 子を破壊するのを確実に防止し、発光素子 輝度回復を適切に行い、発光素子の長寿命 を図ることができる。

 また、好ましくは、前記発光素子の輝度 化度合は、前記発光素子の所定の使用時間 対応したものであることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子の輝度劣 度合は、前記発光素子の所定の使用時間に 応している。つまり、前記発光素子の使用 間が長くなるほど、前記発光素子の輝度劣 度合は大きくなる。そのため、前記発光素 の使用時間に対応して、前記発光素子の輝 劣化度合は変動し、前記発光素子の輝度劣 度合に対応して、前記発光素子に印加する バイアスの電圧量が変動するので、異常に い逆バイアス電圧を印加して発光素子を破 するのを確実に防止し、発光素子の輝度回 を適切に行い、発光素子の長寿命化を図る とができる。

 また、発光素子と、前記発光素子に電流 供給して前記発光素子を発光させる電源線 、電荷を蓄積するコンデンサと、前記コン ンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記 源線から前記発光素子に流させる駆動素子 、前記発光素子の発光電圧を取得する第1取 得部と、前記発光素子の発光電流を取得する 第2取得部と、前記発光素子に電流を供給す に従って前記発光素子に形成されるエネル ー準位であるトラップ準位を、前記発光素 の輝度劣化度合に対応させて記憶している モリと、前記発光素子のアノードとカソー とを短絡させる短絡トランジスタと、前記 光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて 同一電圧により前記発光素子に流れる発光 流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流 流すために必要とされる電圧の増加度合を す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、 記算出した輝度劣化度合に対応する前記発 素子のトラップ準位を前記メモリから読み し、前記読み出したトラップ準位に対応し 短絡時間の間、前記短絡トランジスタで短 させてトラップ準位にたまった電荷を抜き る制御部と、を具備し、前記制御部は、前 発光素子の輝度劣化度合が大きくなるほど 前記短絡トランジスタで短絡させる短絡時 が長くなるように、前記短絡トランジスタ 短絡させる短絡時間を変動させることを特 とする。

 本態様によると、前記発光素子に電流を 給するに従って前記発光素子に形成される ネルギー準位であるトラップ準位に基づい 、前記トラップ準位に対応した短絡時間の 、前記短絡トランジスタで前記発光素子の ノードとカソードとを短絡させてトラップ 位にたまった電荷を抜き去る。これにより 前記トラップ準位に対応して、前記短絡ト ンジスタで短絡させる短絡時間が変動する で、発光素子の輝度回復を適切に行い、発 素子の長寿命化を図ることができる。

 また、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を判断するのに、前 発光素子の輝度劣化度合に着目することに り、前記発光素子に電流を供給するに従っ 前記発光素子に形成されるトラップ準位を 正に判断できる。そのため、前記発光素子 輝度劣化度合に対応して、前記短絡トラン スタで短絡させる短絡時間が変動するので 発光素子の輝度回復を適切に行い、発光素 の長寿命化を図ることができる。

 また、好ましくは、前記発光素子の輝度 化度合は、前記発光素子の所定の使用時間 対応したものであることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子の輝度劣 度合は、前記発光素子の所定の使用時間に 応している。つまり、前記発光素子の使用 間が長くなるほど、前記発光素子の輝度劣 度合は大きくなる。そのため、前記発光素 の使用時間に対応して、前記発光素子の輝 劣化度合は変動し、前記発光素子の輝度劣 度合に対応して、前記短絡トランジスタで 絡させる短絡時間が変動するので、発光素 の輝度回復を適切な時間で行い、発光素子 長寿命化を図ることができる。

 また、発光素子と、前記発光素子に電流 供給して前記発光素子を発光させる電源線 、電荷を蓄積するコンデンサと、前記コン ンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記 源線から前記発光素子に流させる駆動素子 、前記発光素子に電流を供給するに従って 記発光素子に形成されるエネルギー準位で るトラップ準位に対応した逆バイアス電圧 を、前記発光素子の使用時間に対応させて 憶しているメモリと、前記発光素子の使用 間を計測する取得部と、前記取得部から取 した前記発光素子の使用時間に基づいて、 記メモリを参照して、前記発光素子の使用 間に対応する逆バイアス電圧量を読み出し 前記読み出した電圧量の逆バイアスを前記 光素子に印加してトラップ準位にたまった 荷を抜き去る制御部と、を具備し、前記制 部は、前記発光素子の使用時間が長くなる ど、前記発光素子に印加する逆バイアスの 圧量が大きくなるように、前記発光素子に 加する逆バイアスの電圧量を変動させるこ を特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子に電流を 給するに従って前記発光素子に形成される ネルギー準位であるトラップ準位に対応す 電圧量の逆バイアスを、前記発光素子の使 時間に応じて変動させて前記発光素子に印 し、トラップ準位にたまった電荷を抜き去 。これにより、前記発光素子の使用時間に 応して、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を反映させて、前記 光素子に印加する逆バイアスの電圧量を変 させる。そのため、異常に高い逆バイアス 圧を印加して発光素子を破壊するのを防止 、発光素子の輝度回復を適切に行い、発光 子の長寿命化を図ることができる。

 また、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を判断するのに、前 発光素子の使用時間に着目することにより 前記発光素子に電流を供給するに従って前 発光素子に形成されるトラップ準位を簡易 つ適正に判断できる。そのため、前記発光 子の使用時間に対応して、前記発光素子に 加する逆バイアスの電圧量が変動するので 異常に高い逆バイアス電圧を印加して発光 子を破壊するのを確実に防止し、発光素子 輝度回復を適切に行い、発光素子の長寿命 を図ることができる。

 また、発光素子と、前記発光素子に電流 供給して前記発光素子を発光させる電源線 、電荷を蓄積するコンデンサと、前記コン ンサに蓄積された電荷に応じた電流を前記 源線から前記発光素子に流させる駆動素子 、前記発光素子の発光電圧を取得する第1取 得部と、前記発光素子の発光電流を取得する 第2取得部と、前記発光素子に電流を供給す に従って前記発光素子に形成されるエネル ー準位であるトラップ準位に対応する逆バ アス電圧量を、前記発光素子の輝度劣化度 に対応させて記憶しているメモリと、前記 光素子の発光電圧及び発光電流に基づいて 同一電圧により前記発光素子に流れる発光 流の低下度合又は前記発光素子に同じ電流 流すために必要とされる電圧の増加度合を す前記発光素子の輝度劣化度合を算出し、 記メモリを参照して、前記算出した輝度劣 度合に対応する逆バイアス電圧量を読み出 、前記読み出した電圧量の逆バイアスを前 発光素子に印加してトラップ準位にたまっ 電荷を抜き去る制御部と、を具備し、前記 御部は、前記発光素子の輝度劣化度合が大 くなるほど、前記発光素子に印加する逆バ アスの電圧量が大きくなるように、前記発 素子に印加する逆バイアスの電圧量を変動 せることを特徴とする。

 本態様によると、前記発光素子に電流を 給するに従って前記発光素子に形成される ネルギー準位であるトラップ準位に対応す 電圧量の逆バイアスを、前記発光素子の輝 劣化度合に応じて変動させて前記発光素子 印加し、トラップ準位にたまった電荷を抜 去る。これにより、前記発光素子の輝度劣 度合に対応して、前記発光素子に電流を供 するに従って前記発光素子に形成されるエ ルギー準位であるトラップ準位を反映させ 、前記発光素子に印加する逆バイアスの電 量を変動させる。そのため、異常に高い逆 イアス電圧を印加して発光素子を破壊する を防止し、発光素子の輝度回復を適切に行 、発光素子の長寿命化を図ることができる

 また、前記発光素子に電流を供給するに って前記発光素子に形成されるエネルギー 位であるトラップ準位を判断するのに、前 発光素子の輝度劣化度合に着目することに り、前記発光素子に電流を供給するに従っ 前記発光素子に形成されるトラップ準位を 正に判断できる。そのため、前記発光素子 輝度劣化度合に対応して、前記発光素子に 加する逆バイアスの電圧量が変動するので 異常に高い逆バイアス電圧を印加して発光 子を破壊するのを確実に防止し、発光素子 輝度回復を適切に行い、発光素子の長寿命 を図ることができる。

 なお、本発明は、このような表示装置と て実現することができるだけでなく、その 示装置を制御するための制御方法やプログ ム、そのプログラムを格納する記憶媒体と ても実現することができる。

 (実施の形態1)
 以下、本発明の実施の形態1について図面を 用いて詳細に説明する。

 図1は、本発明の実施の形態1に係る表示 置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、素子温度取得部60、及び 復措置部90を備えている。

 また、表示部10は、マトリクス状に配置 れた複数の画素部100を備えている。また、 復措置部90は、電圧印加部40、記憶部70、及 制御部80を備えている。

 図2は、本実施の形態1に係る表示部10の有 する一画素部の回路構成及びその周辺回路と の接続を示す図である。

 画素部100は、表示部10の有する一画素部 あり、データ線を介して供給された信号電 により発光する機能を有する。同図に示す うに、画素部100は、発光素子110、駆動トラ ジスタ120、スイッチングトランジスタ130、 持容量140、走査線21、データ線31、電圧印加 41、スイッチ121、及び電源線151を備えてい 。

 また、画素部100の周辺回路は、走査線駆 回路20、データ線駆動回路30、電圧印加部40 電源150、及び電源160を備えている。

 まず、画素部100の内部回路構成について 図2を用いて説明する。

 発光素子110は、アノードが駆動トランジ タ120のソースおよびドレインの一方に接続 れ、カソードが電源160に接続されたEL(エレ トロルミネッセンス)素子である。発光素子 110は、駆動トランジスタ120によって駆動され た電流が流れることにより発光する機能を有 する。つまり、電源線151によって発光素子110 に電流が供給され、発光素子110が発光する。 なお、発光素子110は、例えば、有機EL素子で る。

 駆動トランジスタ120は、ゲートがスイッ ングトランジスタ130を介してデータ線31に 続され、ソースおよびドレインの他方がス ッチ121に接続されている。駆動トランジス 120は、このスイッチ121を介して、電源150又 電圧印加部40に接続される。また、駆動トラ ンジスタ120は、データ線31から供給された信 電圧を、その大きさに応じた信号電流に変 する機能を有する。

 スイッチングトランジスタ130は、ゲート 走査線21に接続され、ソース及びドレイン 一方がデータ線31に接続され、ソース及びド レインの他方が駆動トランジスタ120のゲート に接続されている。スイッチングトランジス タ130は、データ線31と駆動トランジスタ120の ートとの導通及び非導通を切り換える。つ り、スイッチングトランジスタ130は、画素 100に対しデータ線31の信号電圧値を、走査 21がハイレベルの期間供給する機能を有する 。

 保持容量140は、電荷を蓄積するコンデン である。保持容量140は、駆動トランジスタ1 20のソースおよびドレインの一方と駆動トラ ジスタ120のゲート端子との間に接続されて る。つまり、保持容量140に蓄積された電荷 応じた電流が、駆動トランジスタ120によっ 、電源線151から発光素子110に流される。

 電源150は、電源線151に接続された、駆動 ランジスタ120の定電圧源であり、例えば、1 0Vに設定されている。

 電源160は、発光素子110の定電圧源であり 例えば、アースされている。本実施の形態 場合、電源150の電位は、電源160の電位より 高く設定されている。

 次に、図1に記載された構成要素について 、その機能を説明する。

 走査線駆動回路20は、走査線21に接続され ており、画素部100のスイッチングトランジス タ130の導通・非導通を制御する機能を有する 。

 データ線駆動回路30は、データ線31に接続 されており、信号電圧を出力して、駆動トラ ンジスタ120に流れる信号電流を決定する機能 を有する。

 使用時間取得部50は、画素部100ごとに、 光素子110が使用された時間である使用時間 取得する機能を有する。ここで、使用時間 は、発光素子110が発光した発光時間の累積 である。

 例えば、60Hzで発光素子110が発光している 場合、1回のサイクル(以下、1フィールドとい う)は1s/60=約16.6msecである。そして、使用時間 とは、この1フィールドの時間内に発光素子11 0が発光している時間を、対象のフィールド ついて累積した値である。ここで、対象の ィールドとは、前回、回復措置部90が発光素 子110の輝度の劣化を回復させたときから、今 回、回復措置部90が発光素子110の輝度の劣化 回復させるときまでの全フィールドである

 このため、回復措置部90が発光素子110の 度の劣化を回復させた場合、発光素子110の 用時間はリセットされる。

 素子温度取得部60は、画素部100ごとに、 光素子110の温度である素子温度を取得する 能を有する。なお、素子温度取得部60が発光 素子110の素子温度を取得する詳細については 、後述する。

 回復措置部90は、使用時間取得部50が取得 した使用時間の大きさに応じて、発光素子110 の輝度の劣化を回復させる回復条件を変更し て、変更された回復条件に従って発光素子110 の輝度の劣化を回復させる機能を有する。こ こでの回復条件は、発光素子110のアノード及 びカソードの少なくとも一方にバイアス電圧 を印加して発光素子110の輝度の劣化を回復さ せる場合の、バイアス電圧の電圧値の大きさ である。

 具体的には、回復措置部90は、電圧印加 40、記憶部70、及び制御部80を備えている。

 電圧印加部40は、制御部80の指示に従って 、発光素子110のアノード及びカソードの少な くとも一方に、バイアス電圧を印加する機能 を有する。具体的には、電圧印加部40は、電 印加線41に接続されており、発光素子110に バイアスがかかるように、スイッチ121を介 て発光素子110のアノードにバイアス電圧を 加することで、発光素子110の輝度の劣化を 復する。

 記憶部70は、発光素子110の使用時間及び 子温度ごとのトラップ準位、及びトラップ 位に対応した逆バイアス電圧を記憶する機 を有する。つまり、記憶部70は、発光素子110 の使用時間及び素子温度ごとの、発光素子110 の発光電圧と発光電流との関係から予め算出 された発光素子110のトラップ準位を記憶して いる。また、記憶部70は、トラップ準位と逆 イアス電圧との関係から予め算出されたト ップ準位に対応した逆バイアス電圧を記憶 ている。

 ここで、発光電流は、発光素子110を発光 るために発光素子110に流れる電流であり、 動トランジスタ120に流れる信号電流と同じ 流値である。また、発光電圧は、発光素子1 10に発光電流が流れたときの発光素子110のア ードとカソードの間の電圧である。

 具体的には、記憶部70は、発光素子110の 用時間、素子温度、及びトラップ準位が対 付けられたトラップ準位テーブル71と、トラ ップ準位と逆バイアス電圧とが対応付けられ たトラップバイアステーブル72とを記憶して る。なお、トラップ準位とは、発光素子110 電流が供給されるに従って発光素子110に形 されるエネルギー準位であり、このトラッ 準位の形成により、発光素子110の輝度が劣 する。

 以下に、このトラップ準位について、詳 に説明する。

 図3A及び図3Bは、トラップ準位の形成によ り発光素子110の輝度が劣化することを説明す る図である。

 具体的には、図3Aは、電圧が印加される 光素子110の構成を示す模式図であり、図3Bは 、発光素子110を発光するための電圧値を示す グラフである。また、これらの図の(a)は、発 光素子110に電圧を印加する前の初期状態を示 しており、これらの図の(b)は、発光素子110に 電圧が印加された後のトラップ準位が形成さ れた状態を示している。

 これらの図に示すように、発光素子110は ホール注入電極111、電子注入電極112、及び ホール注入電極111と電子注入電極112との間 配置された有機発光層113を備えている。

 まず、図3Aの(a)に示される状態から、発 素子110に電圧が印加される。

 すると、有機発光層113の層界面付近(同図 の(b)に示されるAの部分)の電子注入電極112側 電子が蓄積する。また、有機発光層113の層 面付近(同図の(b)に示されるAの部分)のホー 注入電極111側にホールが蓄積する。

 これにより、同図の(b)に示されるように 有機発光層113にトラップ準位が形成され、 位障害が高くなる。この電位障害は、発光 子110の輝度の劣化の要因となる。また、電 が多く印加されるほど、深いトラップ準位 形成され、発光素子110の輝度の劣化は大き なる。

 具体的には、図3Bの(a)に示すように、初 状態では、発光素子110を発光させるために 要な電圧は、同図に示す電圧aである。そし 、発光素子110に電圧が印加されて発光した 、トラップ準位が形成され、電位障害が高 なる。このため、同図の(b)に示すように、 光素子110を発光させるために必要な電圧の 値が上昇し、同じ輝度を得るために電圧aよ りも大きな電圧bを印加する必要が生じる。

 つまり、発光素子110が使用されるのに伴 、トラップ準位が形成され、電荷がトラッ されることにより、電圧ロスが生じ、発光 子110の輝度低下(素子劣化)が起こる。

 また、発光素子110に逆バイアス電圧を印 することで、有機発光層113の層界面付近の 子注入電極112側に蓄積した電子及びホール 入電極111側に蓄積したホールが放電され、 位障壁が下がる。つまり、逆バイアス電圧 印加することで、トラップ準位にたまった 荷を抜き去ることにより、発光素子110の劣 をもとに戻らせることができる。

 これにより、同図の(a)に示されるような 期状態に近い状態に戻ることで、発光素子1 10の輝度の劣化は回復する。なお、発光素子1 10の劣化度合いが進む(使用時間が進む)につ て、トラップ準位が深くなり、そこにトラ プされた電荷を抜くために、より大きな量 逆バイアス電圧を印加すること必要となる

 次に、記憶部70が記憶しているトラップ 位テーブル71について説明する。

 図4は、本実施の形態1に係るトラップ準 テーブル71の一例を示す図である。

 同図に示すように、トラップ準位テーブ 71は、使用時間、素子温度、及びトラップ 位などからなる。ここで、使用時間は、発 素子110の使用時間であり、素子温度は、発 素子110の素子温度である。また、トラップ 位は、発光素子110の使用時間及び素子温度 とのトラップ準位である。

 次に、トラップ準位テーブル71のトラッ 準位は、発光素子110の発光電圧と発光電流 の関係から算出されることについて説明す 。

 図5は、使用時間ごとの発光素子110の発光 電圧と発光電流との関係を示す図である。

 同図は、発光素子110に一定の発光電圧を 加して発光させた場合の、使用時間t経過後 の発光素子110に流れる発光電流を測定して、 グラフに示したものである。ここで、グラフ の横軸は発光電圧の対数値、縦軸は発光電流 の対数値である。つまり、同図は、使用時間 tが0時間から313時間にかけて大きくなってい 際の、使用時間tごとの発光電圧と発光電流 との関係を示したグラフである。また、発光 電流の計測と同時に、発光素子110の素子温度 を計測することで、各使用時間における発光 素子110の平均的な素子温度が算出される。

 ここで、使用時間t経過後の、発光電流を I、発光電圧をV、素子温度をT、トラップ準位 をEt、ボルツマン定数をKとすると、以下の式 1が成り立つ。

   I∝V (Et/KT+1)                 (式1)

 そして、同図に示された使用時間tごとの 発光電圧Vと発光電流Iとの関係と、算出され 素子温度Tと、式1とから、トラップ準位Etが 算出される。具体的には、同図は発光電圧V 発光電流Iの両対数グラフであるため、グラ の傾きが式1のEt/KT+1である。また、同図に されたグラフは、使用時間tが大きくなるほ 傾きも大きくなっている。つまり、使用時 tが大きくなるほどトラップ準位Etは深くな 。

 このようにして、発光素子110の発光電圧 発光電流との関係から、発光素子110の使用 間t及び素子温度Tごとのトラップ準位Etが算 出される。

 そして、このようにして作成されたトラ プ準位テーブル71は、予め記憶部70に記憶さ れている。なお、トラップ準位テーブル71は 画素部100ごとに作成されていてもよいし、 ての画素部100共通の1つのトラップ準位テー ブル71が作成されていてもよい。

 次に、記憶部70が記憶しているトラップ イアステーブル72について説明する。

 図6は、本実施の形態1に係るトラップバ アステーブル72の一例を示す図である。

 同図に示すように、トラップバイアステ ブル72は、トラップ準位及び逆バイアス電 などからなる。トラップ準位は、発光素子11 0のトラップ準位であり、逆バイアス電圧は 発光素子110に印加する逆バイアス電圧の電 値である。ここで、トラップ準位と逆バイ ス電圧との関係について、以下に説明する

 図7は、本実施の形態1に係るトラップ準 と逆バイアス電圧の電圧値との関係の一例 示す図である。

 同図に示された横軸は発光素子110のトラ プ準位であり、縦軸は、発光素子110に印加 ることで発光素子110の輝度の劣化を回復す ことができる最小の逆バイアス電圧の電圧 である。

 具体的には、縦軸の最小逆バイアス電圧 は、発光素子110の輝度の劣化を回復するこ ができる逆バイアス電圧のうちの、最小の 圧値である。つまり、最小逆バイアス電圧 りも大きな電圧を印加しても、発光素子110 輝度の劣化の回復は、最小逆バイアス電圧 印加した場合と同等である。この最小逆バ アス電圧を発光素子110に印加することで、 光素子110に電圧を印加し過ぎることがない め、発光素子110の長寿命化に寄与する。

 また、同図に示すように、トラップ準位 深くなるほど、最小逆バイアス電圧の電圧 は大きくなる。これは、例えば、トラップ 位を変化させて逆バイアス電圧を印加する 験などから、トラップ準位に対応した最小 バイアス電圧の電圧量が算出される。なお 同図では、トラップ準位が深くなるほど最 逆バイアス電圧の電圧量は直線的に増えて るが、最小逆バイアス電圧の電圧量の増え は直線的に限られない。

 そして、このトラップ準位に対応する最 逆バイアス電圧が、トラップバイアステー ル72の逆バイアス電圧に記憶されている。

 図1に戻り、制御部80は、使用時間が大き なるほど、発光素子110のカソードの電圧値 らアノードの電圧値を減じた値が大きくな ように、回復条件としてのバイアス電圧の 圧値を変更して、変更された電圧値のバイ ス電圧を印加するように電圧印加部40を制 する。

 具体的には、制御部80は、使用時間取得 50が取得した発光素子110の使用時間と素子温 度取得部60が取得した発光素子110の素子温度 に基づいて、記憶部70が記憶しているトラ プ準位テーブル71を参照して、発光素子110の 使用時間に対応するトラップ準位を読み出し 、読み出したトラップ準位に対応した電圧量 の逆バイアスを発光素子110に印加してトラッ プ準位にたまった電荷を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の使用時 が長くなるほど、発光素子110に印加する逆 イアスの電圧量が大きくなるように、発光 子110に印加する逆バイアスの電圧量を変動 せる。

 次に、発光素子110の輝度の劣化を回復す 表示装置1の駆動方法について説明する。

 図8は、本発明の実施の形態1における発 素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の駆 方法の一例を示すフローチャートである。

 まず、使用時間取得部50は、発光素子110 使用時間を取得する(S102)。ここで、発光素 110の使用時間は、電圧印加部40が前回発光素 子110に逆バイアスを印加したときから、今回 発光素子110に逆バイアスを印加するときまで に対応する時間である。つまり、この間に発 光素子110が発光した時間の累積値が、発光素 子110の使用時間である。

 また、この使用時間は、表示装置1に内蔵 されたタイマーなどから算出された値である 。つまり、使用時間取得部50は、発光素子110 発光時にのみ計時される蓄積型カウンタな から、使用時間を取得する。

 ここでは、制御部80が当該カウンタを保 するとともに、記憶部70が記憶している図9 示すような使用時間テーブル73に、制御部80 発光素子110ごとの使用時間を書き込むこと する。図9は、本実施の形態1に係る使用時 テーブル73の一例を示す図である。なお、同 図に示される発光素子の(i,j)は、座標が(i,j) 位置にある発光素子110を指し、使用時間のt( i,j)は、当該発光素子110の使用時間を示して る。

 そして、電圧印加部40が発光素子110に逆 イアスを印加した場合、制御部80が当該カウ ンタをリセットする。つまり、使用時間テー ブル73の逆バイアスを印加された発光素子110 使用時間は、「0」に書き換えられる。使用 時間取得部50は、使用時間テーブル73から、 得対象の発光素子110の使用時間を取得する

 そして、図8に戻り、素子温度取得部60は 発光素子110の素子温度を取得する(S104)。具 的には、制御部80が、駆動トランジスタ120 特性から駆動トランジスタ120の温度を算出 、素子温度取得部60は、駆動トランジスタ120 の温度を発光素子110の素子温度として取得す る。

 以下に、素子温度取得部60が発光素子110 素子温度を取得する方法について、詳細に 明する。

 まず、制御部80は、駆動トランジスタ120の ース-ドレイン間にテスト電流I test を流し、駆動トランジスタ120のゲートの電圧 であるゲート電圧V g を測定することで、駆動トランジスタ120の移 動度βを算出する。駆動トランジスタ120のソ スに印加された電圧であるソース電圧をV s とすると、以下の式2が成り立つ。

   I test =(β/2)(V g -V s -V th ) 2           (式2)

 ここで、V th は、駆動トランジスタ120の閾値電圧である。 つまり、テスト電流I test 、ゲート電圧V g 及びソース電圧V s から、移動度βと閾値電圧V th とを算出することができる。

 具体的には、式2より、大きさの異なる2種 のテスト電流I 1 及びI 2 を与えたときの、駆動トランジスタ120のゲー ト電圧の測定値をそれぞれV g1 及びV g2 とすると、以下のような連立方程式が得られ る。

   I 1 =(β/2)(V g1 -V s -V th ) 2           (式3)
   I 2 =(β/2)(V g2 -V s -V th ) 2           (式4)

 この連立方程式を解くことで、移動度βと 値電圧V th とを算出することができる。

 次に、制御部80は、駆動トランジスタ120 移動度βから、駆動トランジスタ120の温度T 、係数kを用いて以下の式5により算出する。

   β∝exp(1/kT)               (式5)

 なお、式5に示された駆動トランジスタ120 の移動度βと温度Tとの関係が、図10に示すよ な温度テーブル74として、予め記憶部70に記 憶されていてもよい。図10は、本実施の形態1 に係る温度テーブル74の一例を示す図である つまり、制御部80は、温度テーブル74を参照 することで、駆動トランジスタ120の移動度β ら、駆動トランジスタ120の温度Tを取得する 。

 そして、素子温度取得部60は、制御部80が 算出した駆動トランジスタ120の温度Tを、発 素子110の素子温度として取得する。

 次に、制御部80は、取得された使用時間 び素子温度と、記憶部70に予め記憶されてい るトラップ準位テーブル71とから、トラップ 位を取得する(S106)。具体的には、制御部80 、トラップ準位テーブル71の使用時間、素子 温度及びトラップ準位を参照することで、取 得された使用時間及び素子温度から、トラッ プ準位を取得する。

 そして、制御部80は、取得されたトラッ 準位から、バイアス電圧の電圧値を決定す (S108)。ここで、発光素子110にトラップ準位 生じた場合に、発光素子110に逆バイアス電 を印加することで、発光素子110の輝度の劣 を回復することができる。

 具体的には、制御部80は、記憶部70に記憶 されているトラップバイアステーブル72を参 して、取得されたトラップ準位に対応した バイアス電圧の電圧値を取得することで、 イアス電圧の電圧値を決定する。

 なお、使用時間が長くなるほどトラップ 位は深くなる。また、トラップ準位が深く るほど逆バイアス電圧の電圧量は大きくな 。つまり、使用時間が長くなるほど、逆バ アス電圧の電圧量は大きくなる。

 そして、制御部80は、決定されたバイア 電圧の電圧値を発光素子110のアノードに印 するように電圧印加部40を制御し、電圧印加 部40は、バイアス電圧を印加する(S110)。つま 、電圧印加部40は、0V以上の逆バイアス電圧 を発光素子110に印加する。

 具体的には、図2に示されたように、発光 素子110が発光する際には、スイッチ121が電源 線151に接続されている。このため、発光素子 110が発光しなくてよい短い時間内に、スイッ チ121が、電圧印加線41に接続されるように切 替えられる。これによって、電圧印加部40 発光素子110のアノードと接続される。そし 、制御部80は、電圧印加部40に、決定された イアス電圧の電圧値の指示を与える。これ より、電圧印加部40は、発光素子110のアノ ドに、決定された電圧値のバイアス電圧を 加する。

 つまり、制御部80は、使用時間が大きく るほど、発光素子110のカソードの電圧値か アノードの電圧値を減じた値が大きくなる うに、バイアス電圧の電圧値を変更して、 更された電圧値のバイアス電圧を印加する うに電圧印加部40を制御する。そして、電圧 印加部40は、制御部80の制御に従って、バイ ス電圧を印加する。

 これにより、使用時間及び素子温度に応 たバイアス電圧が印加されるため、発光素 110の輝度劣化の回復が最適に行われ、発光 子110の長寿命化を図ることができる。

 つまり、トラップ準位に基づいて、トラ プ準位に対応した電圧量の逆バイアスを発 素子110に印加してトラップ準位にたまった 荷を抜き去る。これにより、トラップ準位 対応して、発光素子110に印加する逆バイア の電圧量が変動する。また、トラップ準位 判断するのに、発光素子110の使用時間に着 することにより、トラップ準位を簡易かつ 正に判断できる。そのため、発光素子110の 用時間に対応して、発光素子110に印加する バイアスの電圧量が変動する。また、発光 子110の使用時間は、発光素子110の輝度回復 行われてからの時間であるため、適切な使 時間に対応した電圧量の逆バイアスが発光 子110に印加される。

 これらにより、異常に高い逆バイアス電 を印加して発光素子110を破壊するのを防止 、発光素子110の輝度回復を適切に行い、発 素子110の長寿命化を図ることができる。

 (実施の形態1の変形例1)
 ここで、本実施の形態1における第1の変形 について説明する。上記実施の形態1では、 光素子110に逆バイアス電圧を印加すること 、発光素子110の輝度劣化を回復することと た。しかし、本変形例1では、発光素子110の アノードとカソードとを短絡することで、発 光素子110の輝度劣化を回復する。

 図11は、本実施の形態1の変形例1に係る表 示装置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、素子温度取得部60、及び 復措置部90を備えている。

 また、表示部10は、マトリクス状に配置 れた複数の画素部100を備えている。また、 復措置部90は、短絡部45、記憶部70、及び制 部80を備えている。

 図12は、本実施の形態1の変形例1に係る画 素部100の回路構成及びその周辺回路との接続 を示す図である。

 同図に示すように、画素部100は、発光素 110、駆動トランジスタ120、スイッチングト ンジスタ130、保持容量140、走査線21、デー 線31、電源線151、及び短絡用トランジスタ170 を備えている。

 また、画素部100の周辺回路は、走査線駆 回路20、データ線駆動回路30、短絡部45、電 150、及び電源160を備えている。

 なお、図1及び図2での説明と同じ機能を するものについては、以下説明を省略する

 回復措置部90は、使用時間取得部50が取得 した使用時間の大きさに応じて、発光素子110 の輝度の劣化を回復させる回復条件を変更し て、変更された回復条件に従って発光素子110 の輝度の劣化を回復させる機能を有する。こ こでの回復条件は、発光素子110のアノードと カソードとを短絡して、発光素子110の輝度の 劣化を回復させる場合の短絡時間の長さであ る。

 そして、回復措置部90が備える短絡部45は 、制御部80の指示に従って、画素部100の短絡 トランジスタ170の導通・非導通を制御する 能を有する。つまり、短絡部45は、発光素 110のアノードとカソードとを短絡する機能 有する。

 短絡用トランジスタ170は、ゲートが短絡 45に接続され、ソースおよびドレインの一 が発光素子110のアノードに、他方が発光素 110のカソードに接続されている。短絡用ト ンジスタ170は、第2のスイッチングトランジ タであり、発光素子110のアノードとカソー との導通及び非導通を切り換える。つまり 短絡用トランジスタ170は、短絡部45から電 が供給されて、発光素子110のアノードとカ ードとを短絡する。

 制御部80は、使用時間が長くなるほど短 時間が長くなるように、回復条件としての 絡時間を変更して、変更された短絡時間の 発光素子のアノードとカソードとを短絡す ように短絡部45を制御する。

 具体的には、制御部80は、使用時間取得 50が取得した発光素子110の使用時間と素子温 度取得部60が取得した発光素子110の素子温度 に基づいて、記憶部70が記憶しているトラ プ準位テーブル71を参照して、発光素子110の 使用時間に対応するトラップ準位を読み出し 、読み出したトラップ準位に対応した短絡時 間の間、短絡用トランジスタ170で短絡させて トラップ準位にたまった電荷を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の使用時 が長くなるほど、短絡用トランジスタ170で 絡させる短絡時間が長くなるように、短絡 トランジスタ170で短絡させる短絡時間を変 させる。

 ここで、発光素子110の使用時間は、前回 絡用トランジスタ170による短絡を終了した きから、今回短絡用トランジスタ170による 絡を開始するときまでに対応する時間であ 。つまり、この間に発光素子110が発光した 間の累積値が、発光素子110の使用時間であ 。

 記憶部70は、図4に示されたトラップ準位 ーブル71と、トラップ準位と短絡時間とが 応付けられたトラップ短絡テーブル75とを記 憶している。以下に、記憶部70が記憶してい トラップ短絡テーブル75について説明する

 図13は、本実施の形態1の変形例1に係るト ラップ短絡テーブル75の一例を示す図である

 同図に示すように、トラップ短絡テーブ 75は、トラップ準位及び短絡時間などから る。トラップ準位は、発光素子110のトラッ 準位であり、短絡時間は、発光素子110のア ードとカソードとを短絡する時間である。 こで、トラップ準位と短絡時間との関係に いて、以下に説明する。

 図14は、本実施の形態1の変形例1に係るト ラップ準位と短絡時間との関係の一例を示す 図である。

 同図に示された横軸は発光素子110のトラ プ準位であり、縦軸は、発光素子110のアノ ドとカソードとを短絡する短絡時間である

 具体的には、縦軸の短絡時間とは、発光 子110の輝度の劣化を回復することができる 絡時間のうちの、最小の短絡時間である。 の短絡時間の間、発光素子110のアノードと ソードとを短絡することで、最小の時間で 光素子110の輝度の劣化を回復することがで る。

 また、同図に示すように、トラップ準位 深くなるほど、短絡時間は長くなる。これ 、例えば、トラップ準位を変化させて、所 の短絡時間の間、発光素子110のアノードと ソードとを短絡する実験などから、トラッ 準位に対応した最小の短絡時間が算出され 。なお、同図では、トラップ準位が深くな ほど短絡時間は直線的に増えているが、短 時間の増え方は直線的に限られない。

 そして、このトラップ準位に対応する短 時間が、トラップ短絡テーブル75に記憶さ ている。

 次に、変形例1に係る発光素子110の輝度劣 化を回復する表示装置1の駆動方法について 説明する。

 図15は、本実施の形態1の変形例1に係る発 光素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の 動方法の一例を示すフローチャートである

 まず、使用時間取得部50は、発光素子110 使用時間を取得し(S202)、素子温度取得部60は 、発光素子110の素子温度を取得する(S204)。そ して、制御部80は、取得された使用時間及び 子温度とトラップ準位テーブル71とから、 ラップ準位を取得する(S206)。なお、使用時 、素子温度及びトラップ準位の取得の詳細 、図8での説明と同様であるため、省略する

 次に、制御部80は、取得されたトラップ 位から、発光素子110のアノードとカソード を短絡する短絡時間を決定する(S208)。ここ 、発光素子110にトラップ準位が生じた場合 、発光素子110のアノードとカソードとを短 することで、発光素子110の輝度の劣化を回 することができる。

 具体的には、制御部80は、記憶部70に記憶 されているトラップ短絡テーブル75を参照し 、取得されたトラップ準位に対応した短絡 間を取得することで、短絡時間を決定する

 なお、使用時間が長くなるほどトラップ 位は深くなる。また、トラップ準位が深く ると短絡時間が長くなる。つまり、使用時 が長くなるほど、短絡時間も長くなる。

 そして、制御部80は、決定された短絡時 の間、発光素子110のアノードとカソードと 短絡するように短絡部45を制御し、短絡部45 短絡を行う(S210)。

 具体的には、制御部80は、短絡部45に短絡 時間の間短絡するように指示を与える。そし て、図8に示されたように、短絡部45が短絡用 トランジスタ170を短絡時間の間オンにするこ とで、発光素子110のアノードとカソードとが 導通され、短絡時間の間短絡される。

 制御部80は、使用時間が長くなるほど短 時間が長くなるように、短絡時間を変更し 、変更された短絡時間の間発光素子のアノ ドとカソードとを短絡するように短絡部45を 制御する。そして、短絡部45は、制御部80の 御に従って、変更された短絡時間の間、発 素子110のアノードとカソードとを短絡する

 これにより、使用時間及び素子温度に応 た短絡時間の間、発光素子110のアノードと ソードとが短絡されるため、発光素子110の 度劣化の回復が最適に行われ、発光素子110 長寿命化を図ることができる。

 つまり、トラップ準位に基づいて、トラ プ準位に対応した短絡時間の間、短絡用ト ンジスタ170で発光素子110のアノードとカソ ドとを短絡させてトラップ準位にたまった 荷を抜き去る。これにより、トラップ準位 対応して、短絡用トランジスタ170で短絡さ る短絡時間が変動する。また、トラップ準 を判断するのに、発光素子110の使用時間に 目することにより、トラップ準位を簡易か 適正に判断できる。そのため、発光素子110 使用時間に対応して、短絡用トランジスタ1 70で短絡させる短絡時間が変動する。また、 光素子110の使用時間は、発光素子110の輝度 復が行われてからの時間であるため、適切 使用時間に対応した短絡時間の間、短絡が われる。

 これらにより、発光素子110の輝度回復を 切に行い、発光素子110の長寿命化を図るこ ができる。

 (実施の形態1の変形例2)
 ここで、本実施の形態1における第2の変形 について説明する。上記実施の形態1及び変 例1では、発光素子110の使用時間が長くなる ほど、印加する逆バイアス電圧を大きく又は 短絡時間を長くしていくことで、発光素子110 の輝度劣化を回復することとした。しかし、 本変形例2では、発光素子110の輝度の劣化度 が大きくなるほど、発光素子110に印加する バイアス電圧を大きくしていくことで、発 素子110の輝度劣化を回復する。

 図16は、本実施の形態1の変形例2に係る表 示装置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、電圧電流取得部65、及び 復措置部90を備えている。回復措置部90は、 圧印加部40、記憶部70、及び制御部80を備え いる。また、画素部100の回路構成及びその 辺回路との接続は、図2に示した構成と同様 である。なお、図1及び図2での説明と同じ機 を有するものについては、以下説明を省略 る。

 電圧電流取得部65は、発光素子110の発光 圧と発光電流とを取得する機能を有する。

 記憶部70は、使用時間に対応した発光素 110の輝度の劣化度合ごとの発光素子110のト ップ準位、及びトラップ準位に対応した逆 イアス電圧を記憶する機能を有する。具体 には、記憶部70は、輝度劣化度合及びトラッ プ準位が対応付けられたトラップ準位テーブ ル71aと、図6に示されたトラップバイアステ ブル72とを記憶している。

 図17は、本実施の形態1の変形例2に係るト ラップ準位テーブル71aの一例を示す図である 。

 同図に示すように、トラップ準位テーブ 71aは、輝度劣化度合及びトラップ準位など らなる。ここで、輝度劣化度合は、発光素 110の所定の使用時間に対応した発光素子110 輝度の劣化度合である。具体的には、輝度 化度合は、データ線駆動回路30が同じ電圧 データ線に供給した場合の発光素子110に流 る発光電流の低下度合、または、発光素子11 0に同じ電流を流すために必要なデータ線に 給する電圧の増加度合である。また、発光 流の低下度合とは、低下前の発光電流に対 る発光電流の低下量の割り合いである。ま 、電圧の増加度合とは、増加前の電圧に対 る電圧の増加量の割り合いである。つまり 発光素子110の輝度劣化度合は、使用時間に ける発光素子110の発光電圧と発光電流とか 算出される。

 また、図5での説明で、発光素子110の発光 電圧と発光電流との関係から、発光素子110の 使用時間ごとのトラップ準位が算出されるこ とを示した。そして、この発光素子110の使用 時間ごとのトラップ準位の算出と同様にして 、発光素子110の輝度劣化度合ごとの発光素子 110の発光電圧と発光電流との関係から、発光 素子110の輝度劣化度合ごとの発光素子110のト ラップ準位が算出される。

 また、図5での説明で、使用時間が大きく なるほどトラップ準位は深くなることを示し た。そして、使用時間が大きくなるほど、発 光素子110の輝度劣化度合は大きくなる。つま り、発光素子110の輝度劣化度合が大きくなる ほどトラップ準位は深くなる。

 このようにして、発光素子110の発光電圧 発光電流との関係から、発光素子110の輝度 化度合ごとのトラップ準位が算出される。

 なお、発光素子110の輝度の劣化度合に対 したトラップ準位は、発光素子110の素子温 又は輝度に依存しない。つまり、素子温度 は輝度が変化しても、発光素子110の輝度の 化度合に対応したトラップ準位は変化しな 。このため、トラップ準位を算出する際に 子温度や輝度を考慮に入れる必要がなく、 度の良いトラップ準位が算出される。

 そして、このようにして作成されたトラ プ準位テーブル71aは、予め記憶部70に記憶 れている。なお、トラップ準位テーブル71a 、画素部100ごとに作成されていてもよいし 全ての画素部100共通の1つのトラップ準位テ ブル71aが作成されていてもよい。

 図16に戻り、制御部80は、発光素子110の発 光電圧及び発光電流に基づいて、発光素子110 の輝度劣化度合を算出し、記憶部70が記憶し いるトラップ準位テーブル71aを参照して、 出した輝度劣化度合に対応する発光素子110 トラップ準位を読み出し、読み出したトラ プ準位に対応した電圧量の逆バイアスを発 素子110に印加してトラップ準位にたまった 荷を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の輝度劣 度合が大きくなるほど、発光素子110に印加 る逆バイアスの電圧量が大きくなるように 発光素子110に印加する逆バイアスの電圧量 変動させる。

 次に、発光素子110の輝度の劣化を回復す 表示装置1の駆動方法について説明する。

 図18は、本実施の形態1の変形例2に係る発 光素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の 動方法の一例を示すフローチャートである

 まず、電圧電流取得部65は、発光素子110 発光電圧と発光電流とを取得する(S302)。こ 発光電圧と発光電流は、実際に計測された でも、また算出された値でもよい。

 次に、制御部80は、電圧電流取得部65が取 得した発光素子110の発光電圧と発光電流とか ら、発光素子110の輝度劣化度合を算出する(S3 04)。

 そして、制御部80は、算出された発光素 110の輝度劣化度合と、記憶部70に記憶されて いるトラップ準位テーブル71aとから、トラッ プ準位を取得する(S306)。具体的には、制御部 80は、トラップ準位テーブル71aの輝度劣化度 及びトラップ準位を参照することで、算出 れた輝度劣化度合から、トラップ準位を取 する。

 そして、制御部80は、トラップバイアス ーブル72を参照して、取得されたトラップ準 位に対応した逆バイアス電圧の電圧値を取得 することで、バイアス電圧の電圧値を決定す る(S308)。

 ここで、発光素子110の輝度劣化度合が大 くなるほどトラップ準位は深くなる。また トラップ準位が深くなると逆バイアス電圧 電圧量は大きくなることが分かっている。 まり、発光素子110の輝度劣化度合が大きく るほど、逆バイアス電圧の電圧量も大きく る。

 このように、制御部80は、トラップ準位 対応したバイアス電圧の電圧値を算出する とで、バイアス電圧の電圧値を決定する。

 そして、制御部80は、決定されたバイア 電圧の電圧値を発光素子110のアノードに印 するように電圧印加部40を制御し、電圧印加 部40は、バイアス電圧を印加する(S310)。

 これにより、発光素子110の輝度劣化度合 応じたバイアス電圧が印加されるため、発 素子110の輝度劣化の回復が最適に行われ、 光素子110の長寿命化を図ることができる。

 つまり、トラップ準位に基づいて、トラ プ準位に対応した電圧量の逆バイアスを発 素子110に印加してトラップ準位にたまった 荷を抜き去る。これにより、トラップ準位 対応して、発光素子110に印加する逆バイア の電圧量が変動する。また、トラップ準位 判断するのに、発光素子110の輝度劣化度合 着目することにより、トラップ準位を適正 判断できる。そのため、発光素子110の輝度 化度合に対応して、発光素子110に印加する バイアスの電圧量が変動する。

 また、発光素子110の輝度劣化度合は、発 素子110の所定の使用時間に対応している。 まり、発光素子110の使用時間が長くなるほ 、発光素子110の輝度劣化度合は大きくなる そのため、発光素子110の使用時間に対応し 、発光素子110の輝度劣化度合は変動し、発 素子110の輝度劣化度合に対応して、発光素 110に印加する逆バイアスの電圧量が変動す 。

 これらにより、異常に高い逆バイアス電 を印加して発光素子110を破壊するのを確実 防止し、発光素子110の輝度回復を適切に行 、発光素子110の長寿命化を図ることができ 。

 (実施の形態1の変形例3)
 ここで、本実施の形態1における第3の変形 について説明する。上記実施の形態1及び変 例1では、発光素子110の使用時間が長くなる ほど印加する逆バイアス電圧を大きく又は短 絡時間を長くしていくことで、発光素子110の 輝度劣化を回復することとした。また、変形 例2では、発光素子110の輝度の劣化度合が大 くなるほど発光素子110に印加する逆バイア 電圧を大きくしていくことで、発光素子110 輝度劣化を回復することとした。しかし、 変形例3では、発光素子110の輝度の劣化度合 大きくなるほど、発光素子110の短絡時間を くしていくことで、発光素子110の輝度劣化 回復する。

 図19は、本実施の形態1の変形例3に係る表 示装置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、電圧電流取得部65、及び 復措置部90を備えている。回復措置部90は、 絡部45、記憶部70、及び制御部80を備えてい 。また、画素部100の回路構成及びその周辺 路との接続は、図12に示した構成と同様で る。

 なお、変形例3に係る表示装置1の構成は 図11及び図12に示した構成の素子温度取得部6 0及びトラップ準位テーブル71を、図16に示し 電圧電流取得部65及びトラップ準位テーブ 71aに変更したものである。このため、変形 3に係る表示装置1の構成はすべて、図11、図1 2及び図16に示したものと同じ機能を有するた め、詳細の説明は省略する。

 ここで、制御部80は、発光素子110の発光 圧及び発光電流に基づいて、発光素子110の 度劣化度合を算出し、記憶部70が記憶してい るトラップ準位テーブル71aを参照して、算出 した輝度劣化度合に対応する発光素子110のト ラップ準位を読み出し、読み出したトラップ 準位に対応した短絡時間の間、短絡用トラン ジスタ170で短絡させてトラップ準位にたまっ た電荷を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の輝度劣 度合が大きくなるほど、短絡用トランジス 170で短絡させる短絡時間が長くなるように 短絡用トランジスタ170で短絡させる短絡時 を変動させる。

 図20は、本実施の形態1の変形例3に係る発 光素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の 動方法の一例を示すフローチャートである

 まず、電圧電流取得部65は、発光素子110 発光電圧と発光電流とを取得し(S402)、制御 80は、発光素子110の輝度劣化度合を算出し(S4 04)、また、制御部80は、トラップ準位を取得 る(S406)。なお詳細は、図18での説明と同様 あるため、省略する。

 次に、制御部80は、取得されたトラップ 位から、発光素子110のアノードとカソード を短絡する短絡時間を決定する(S408)。

 ここで、トラップ準位が深くなると短絡 間が長くなることが分かっている。つまり 発光素子110の輝度劣化度合が大きくなるほ 、短絡時間も長くなる。

 このように、制御部80は、トラップ準位 対応した短絡時間を算出することで、短絡 間を決定する。

 そして、制御部80は、決定された短絡時 の間、発光素子110のアノードとカソードと 短絡するように短絡部45を制御し、短絡部45 短絡を行う(S410)。

 これにより、発光素子110の輝度劣化度合 応じた短絡時間の間、発光素子110のアノー とカソードとが短絡されるため、発光素子1 10の輝度劣化の回復が最適に行われ、発光素 110の長寿命化を図ることができる。

 つまり、トラップ準位に基づいて、トラ プ準位に対応した短絡時間の間、短絡用ト ンジスタ170で発光素子110のアノードとカソ ドとを短絡させてトラップ準位にたまった 荷を抜き去る。これにより、トラップ準位 対応して、短絡用トランジスタ170で短絡さ る短絡時間が変動する。また、トラップ準 を判断するのに、発光素子110の輝度劣化度 に着目することにより、トラップ準位を適 に判断できる。そのため、発光素子110の輝 劣化度合に対応して、短絡用トランジスタ1 70で短絡させる短絡時間が変動する。

 また、発光素子110の輝度劣化度合は、発 素子110の所定の使用時間に対応している。 まり、発光素子110の使用時間が長くなるほ 、発光素子110の輝度劣化度合は大きくなる そのため、発光素子110の使用時間に対応し 、発光素子110の輝度劣化度合は変動し、発 素子110の輝度劣化度合に対応して、短絡用 ランジスタ170で短絡させる短絡時間が変動 る。

 これらにより、発光素子110の輝度回復を 切な時間で行い、発光素子110の長寿命化を ることができる。

 (実施の形態2)
 上記実施の形態1では、制御部80は、使用時 及び素子温度から、トラップ準位テーブル7 1を参照してトラップ準位を取得し、取得し トラップ準位から、トラップバイアステー ル72を参照して逆バイアス電圧の電圧値を取 得することとした。しかし、本実施の形態2 は、制御部80は、トラップ準位を取得するこ となく、逆バイアス電圧の電圧値を取得する 。

 図21は、本実施の形態2に係る表示装置1の 構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、素子温度取得部60、及び 復措置部90を備えている。回復措置部90は、 圧印加部40、記憶部70、及び制御部80を備え いる。また、画素部100の回路構成及びその 辺回路との接続は、図2に示した構成と同様 である。なお、図1及び図2での説明と同じ機 を有するものについては、以下説明を省略 る。

 記憶部70は、発光素子110の使用時間及び 子温度ごとの逆バイアス電圧を記憶する機 を有する。具体的には、記憶部70は、発光素 子110の使用時間、素子温度、及び逆バイアス 電圧とが対応付けられた逆バイアステーブル 76を記憶している。

 図22は、本実施の形態2に係る逆バイアス ーブル76の一例を示す図である。

 同図に示すように、逆バイアステーブル7 6は、使用時間、素子温度、及び逆バイアス 圧などからなる。ここで、使用時間は、発 素子110の使用時間であり、素子温度は、発 素子110の素子温度である。また、逆バイア 電圧は、発光素子110に印加する逆バイアス 圧の電圧値である。

 つまり、逆バイアステーブル76は、図4に されたトラップ準位テーブル71と、図6に示 れたトラップバイアステーブル72とを1つに とめたテーブルである。このため、逆バイ ステーブル76は、トラップ準位テーブル71と トラップバイアステーブル72とから作成する とができるため、詳細な説明は省略する。

 なお、逆バイアステーブル76は、画素部10 0ごとに作成されていてもよいし、全ての画 部100共通の1つの逆バイアステーブル76が作 されていてもよい。

 図21に戻り、制御部80は、使用時間取得部 50が取得した発光素子110の使用時間に基づい 、記憶部70が記憶している逆バイアステー ル76を参照して、発光素子110の使用時間に対 応する逆バイアス電圧量を読み出し、読み出 した電圧量の逆バイアスを発光素子110に印加 してトラップ準位にたまった電荷を抜き去る 。

 また、制御部80は、発光素子110の使用時 が長くなるほど、発光素子110に印加する逆 イアスの電圧量が大きくなるように、発光 子110に印加する逆バイアスの電圧量を変動 せる。

 次に、発光素子110の輝度の劣化を回復す 表示装置1の駆動方法について説明する。

 図23は、本実施の形態2に係る発光素子110 輝度劣化を回復する表示装置1の駆動方法の 一例を示すフローチャートである。

 まず、使用時間取得部50は、発光素子110 使用時間を取得し(S502)、素子温度取得部60は 、発光素子110の素子温度を取得する(S504)。な お、使用時間及び素子温度を取得する処理の 詳細は、実施の形態1における図8での説明と 様であるため、省略する。

 そして、制御部80は、取得された使用時 及び素子温度から、逆バイアステーブル76を 参照し、逆バイアス電圧の電圧値を取得する ことで、バイアス電圧の電圧値を決定する(S5 08)。

 そして、制御部80は、決定したバイアス 圧の電圧値を発光素子110のアノードに印加 るように電圧印加部40を制御し、電圧印加部 40は、バイアス電圧を印加する(S510)。つまり 電圧印加部40は、制御部80が取得した逆バイ アス電圧を発光素子110に印加する。なお、こ の逆バイアス電圧を印加する処理の詳細は、 実施の形態1における図8での説明と同様であ ため、省略する。

 これにより、制御部80は、トラップ準位 取得することなく、逆バイアス電圧の電圧 を取得し、当該逆バイアス電圧が発光素子11 0に印加される。このため、使用時間及び素 温度に応じたバイアス電圧が印加されるた 、発光素子110の輝度劣化の回復が最適に行 れ、発光素子110の長寿命化を図ることがで る。

 つまり、トラップ準位に対応する電圧量 逆バイアスを、発光素子110の使用時間に応 て変動させて発光素子110に印加し、トラッ 準位にたまった電荷を抜き去る。これによ 、発光素子110の使用時間に対応して、トラ プ準位を反映させて、発光素子110に印加す 逆バイアスの電圧量を変動させる。また、 ラップ準位を判断するのに、発光素子110の 用時間に着目することにより、トラップ準 を簡易かつ適正に判断できる。そのため、 光素子110の使用時間に対応して、発光素子1 10に印加する逆バイアスの電圧量が変動する

 これらにより、異常に高い逆バイアス電 を印加して発光素子110を破壊するのを確実 防止し、発光素子110の輝度回復を適切に行 、発光素子110の長寿命化を図ることができ 。

 (実施の形態2の変形例1)
 ここで、本実施の形態2における第1の変形 について説明する。上記実施の形態2では、 光素子110に逆バイアス電圧を印加すること 、発光素子110の輝度劣化を回復することと た。しかし、本変形例1では、発光素子110の アノードとカソードとを短絡することで、発 光素子110の輝度劣化を回復する。

 図24は、本実施の形態2の変形例1に係る表 示装置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、素子温度取得部60、及び 復措置部90を備えている。また、回復措置部 90は、短絡部45、記憶部70、及び制御部80を備 ている。また、画素部100の回路構成及びそ 周辺回路との接続は、図12に示した構成と 様である。なお、図11及び図12での説明と同 機能を有するものについては、以下説明を 略する。

 記憶部70は、発光素子110の使用時間及び 子温度ごとの短絡時間を記憶する機能を有 る。具体的には、記憶部70は、発光素子110の 使用時間、素子温度、及び短絡時間とが対応 付けられた短絡時間テーブル77を記憶してい 。

 図25は、本実施の形態2の変形例1に係る短 絡時間テーブル77の一例を示す図である。

 同図に示すように、短絡時間テーブル77 、使用時間、素子温度、及び短絡時間など らなる。ここで、使用時間は、発光素子110 使用時間であり、素子温度は、発光素子110 素子温度である。また、短絡時間は、発光 子110のアノードとカソードとを短絡する時 である。

 つまり、短絡時間テーブル77は、図4に示 れたトラップ準位テーブル71と、図13に示さ れたトラップ短絡テーブル75とを1つにまとめ たテーブルである。このため、短絡時間テー ブル77は、トラップ準位テーブル71とトラッ 短絡テーブル75とから作成することができる ため、詳細な説明は省略する。

 なお、短絡時間テーブル77は、画素部100 とに作成されていてもよいし、全ての画素 100共通の1つの短絡時間テーブル77が作成さ ていてもよい。

 図24に戻り、制御部80は、使用時間取得部 50が取得した発光素子110の使用時間と素子温 取得部60が取得した発光素子110の素子温度 に基づいて、記憶部70が記憶している短絡時 間テーブル77を参照して、短絡時間を読み出 、読み出した短絡時間の間、短絡用トラン スタ170で短絡させてトラップ準位にたまっ 電荷を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の使用時 が長くなるほど、短絡用トランジスタ170で 絡させる短絡時間が長くなるように、短絡 トランジスタ170で短絡させる短絡時間を変 させる。

 次に、発光素子110の輝度の劣化を回復す 表示装置1の駆動方法について説明する。

 図26は、本実施の形態2の変形例1に係る発 光素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の 動方法の一例を示すフローチャートである

 まず、使用時間取得部50は、発光素子110 使用時間を取得し(S602)、素子温度取得部60は 、発光素子110の素子温度を取得する(S604)。な お、使用時間及び素子温度を取得する処理の 詳細は、実施の形態1における図15での説明と 同様であるため、省略する。

 そして、制御部80は、取得された使用時 及び素子温度から、短絡時間テーブル77を参 照し、短絡時間を取得することで、短絡時間 を決定する(S608)。

 そして、制御部80は、決定された短絡時 の間、発光素子110のアノードとカソードと 短絡するように短絡部45を制御し、短絡部45 短絡を行う(S610)。なお、この短絡を行う処 の詳細は、実施の形態1における図15での説 と同様であるため、省略する。

 これにより、制御部80は、トラップ準位 取得することなく、短絡時間を取得し、当 短絡時間の間、発光素子110のアノードとカ ードとが短絡される。このため、使用時間 び素子温度に応じた短絡時間の間、発光素 110のアノードとカソードとが短絡されるた 、発光素子110の輝度劣化の回復が最適に行 れ、発光素子110の長寿命化を図ることがで る。

 (実施の形態2の変形例2)
 ここで、本実施の形態2における第2の変形 について説明する。上記実施の形態2及びそ 変形例1では、発光素子110の使用時間が長く なるほど、印加する逆バイアス電圧を大きく 又は短絡時間を長くしていくことで、発光素 子110の輝度劣化を回復することとした。しか し、本変形例2では、発光素子110の輝度の劣 度合が大きくなるほど、発光素子110に印加 る逆バイアス電圧を大きくしていくことで 発光素子110の輝度劣化を回復する。

 図27は、本実施の形態2の変形例2に係る表 示装置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、電圧電流取得部65、及び 復措置部90を備えている。回復措置部90は、 圧印加部40、記憶部70、及び制御部80を備え いる。また、画素部100の回路構成及びその 辺回路との接続は、図2に示した構成と同様 である。なお、図2及び図16での説明と同じ機 能を有するものについては、以下説明を省略 する。

 記憶部70は、使用時間に対応した発光素 110の輝度の劣化度合ごとの逆バイアス電圧 記憶する機能を有する。具体的には、記憶 70は、発光素子110の輝度の劣化度合と逆バイ アス電圧とが対応付けられた逆バイアステー ブル76aを記憶している。

 図28は、本実施の形態2の変形例2に係る逆 バイアステーブル76aの一例を示す図である。

 同図に示すように、逆バイアステーブル7 6aは、輝度劣化度合及び逆バイアス電圧など らなる。ここで、輝度劣化度合は、使用時 に対応した発光素子110の輝度の劣化度合で る。また、逆バイアス電圧は、発光素子110 印加する逆バイアス電圧の電圧値である。

 つまり、逆バイアステーブル76aは、図17 示されたトラップ準位テーブル71aと、図6に されたトラップバイアステーブル72とを1つ まとめたテーブルである。このため、逆バ アステーブル76aは、トラップ準位テーブル7 1aとトラップバイアステーブル72とから作成 ることができるため、詳細な説明は省略す 。

 なお、逆バイアステーブル76aは、画素部1 00ごとに作成されていてもよいし、全ての画 部100共通の1つの逆バイアステーブル76aが作 成されていてもよい。

 図27に戻り、制御部80は、発光素子110の発 光電圧及び発光電流に基づいて、発光素子110 の輝度劣化度合を算出し、記憶部70が記憶し いる逆バイアステーブル76aを参照して、算 した輝度劣化度合に対応する逆バイアス電 量を読み出し、読み出した電圧量の逆バイ スを発光素子110に印加してトラップ準位に まった電荷を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の輝度劣 度合が大きくなるほど、発光素子110に印加 る逆バイアスの電圧量が大きくなるように 発光素子110に印加する逆バイアスの電圧量 変動させる。

 次に、発光素子110の輝度の劣化を回復す 表示装置1の駆動方法について説明する。

 図29は、本実施の形態2の変形例2に係る発 光素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の 動方法の一例を示すフローチャートである

 まず、電圧電流取得部65は、発光素子110 発光電圧と発光電流とを取得し(S702)、制御 80は、発光素子110の輝度劣化度合を算出する (S704)。なお、発光電圧と発光電流とを取得し 輝度劣化度合を算出する処理の詳細は、実施 の形態1における図18での説明と同様であるた め、省略する。

 そして、制御部80は、算出された発光素 110の輝度劣化度合から、逆バイアステーブ 76aを参照し、逆バイアス電圧の電圧値を取 することで、バイアス電圧の電圧値を決定 る(S708)。

 そして、制御部80は、決定したバイアス 圧の電圧値を発光素子110のアノードに印加 るように電圧印加部40を制御し、電圧印加部 40は、バイアス電圧を印加する(S710)。つまり 電圧印加部40は、制御部80が取得した逆バイ アス電圧を発光素子110に印加する。なお、こ の逆バイアス電圧を印加する処理の詳細は、 実施の形態1における図18での説明と同様であ るため、省略する。

 これにより、制御部80は、トラップ準位 取得することなく、逆バイアス電圧の電圧 を取得し、当該逆バイアス電圧が発光素子11 0に印加される。このため、発光素子110の輝 劣化度合に応じたバイアス電圧が印加され ため、発光素子110の輝度劣化の回復が最適 行われ、発光素子110の長寿命化を図ること できる。

 つまり、トラップ準位に対応する電圧量 逆バイアスを、発光素子110の輝度劣化度合 応じて変動させて発光素子110に印加し、ト ップ準位にたまった電荷を抜き去る。これ より、発光素子110の輝度劣化度合に対応し 、トラップ準位を反映させて、発光素子110 印加する逆バイアスの電圧量を変動させる また、トラップ準位を判断するのに、発光 子110の輝度劣化度合に着目することにより トラップ準位を適正に判断できる。そのた 、発光素子110の輝度劣化度合に対応して、 光素子110に印加する逆バイアスの電圧量が 動する。

 これらにより、異常に高い逆バイアス電 を印加して発光素子110を破壊するのを確実 防止し、発光素子110の輝度回復を適切に行 、発光素子110の長寿命化を図ることができ 。

 (実施の形態2の変形例3)
 ここで、本実施の形態2における第3の変形 について説明する。上記実施の形態2及びそ 変形例1では、発光素子110の使用時間が長く なるほど印加する逆バイアス電圧を大きく又 は短絡時間を長くしていくことで、発光素子 110の輝度劣化を回復することとした。また、 その変形例2では、発光素子110の輝度の劣化 合が大きくなるほど発光素子110に印加する バイアス電圧を大きくしていくことで、発 素子110の輝度劣化を回復することとした。 かし、本変形例3では、発光素子110の輝度の 化度合が大きくなるほど、発光素子110の短 時間を長くしていくことで、発光素子110の 度劣化を回復する。

 図30は、本実施の形態2の変形例3に係る表 示装置1の構成を示すブロック図である。

 同図に示すように、表示装置1は、表示部 10、走査線駆動回路20、データ線駆動回路30、 使用時間取得部50、電圧電流取得部65、及び 復措置部90を備えている。回復措置部90は、 絡部45、記憶部70、及び制御部80を備えてい 。また、画素部100の回路構成及びその周辺 路との接続は、図12に示した構成と同様で る。なお、図12及び図19での説明と同じ機能 有するものについては、以下説明を省略す 。

 記憶部70は、使用時間に対応した発光素 110の輝度の劣化度合ごとの短絡時間を記憶 る機能を有する。具体的には、記憶部70は、 発光素子110の輝度の劣化度合と短絡時間とが 対応付けられた短絡時間テーブル77aを記憶し ている。

 図31は、本実施の形態2の変形例3に係る短 絡時間テーブル77aの一例を示す図である。

 同図に示すように、短絡時間テーブル77a 、輝度劣化度合及び短絡時間などからなる ここで、輝度劣化度合は、使用時間に対応 た発光素子110の輝度の劣化度合である。ま 、短絡時間は、発光素子110のアノードとカ ードとを短絡する時間である。

 つまり、短絡時間テーブル77aは、図17に されたトラップ準位テーブル71aと、図13に示 されたトラップ短絡テーブル75とを1つにまと めたテーブルである。このため、短絡時間テ ーブル77aは、トラップ準位テーブル71aとトラ ップ短絡テーブル75とから作成することがで るため、詳細な説明は省略する。

 なお、短絡時間テーブル77aは、画素部100 とに作成されていてもよいし、全ての画素 100共通の1つの短絡時間テーブル77aが作成さ れていてもよい。

 図30に戻り、制御部80は、発光素子110の発 光電圧及び発光電流に基づいて、発光素子110 の輝度劣化度合を算出し、記憶部70が記憶し いる短絡時間テーブル77aを参照して、算出 た輝度劣化度合に対応する短絡時間を読み し、当該短絡時間の間、短絡用トランジス 170で短絡させてトラップ準位にたまった電 を抜き去る。

 また、制御部80は、発光素子110の輝度劣 度合が大きくなるほど、短絡用トランジス 170で短絡させる短絡時間が長くなるように 短絡用トランジスタ170で短絡させる短絡時 を変動させる。

 次に、発光素子110の輝度の劣化を回復す 表示装置1の駆動方法について説明する。

 図32は、本実施の形態2の変形例3に係る発 光素子110の輝度劣化を回復する表示装置1の 動方法の一例を示すフローチャートである

 まず、電圧電流取得部65は、発光素子110 発光電圧と発光電流とを取得し(S802)、制御 80は、発光素子110の輝度劣化度合を算出する (S804)。なお、発光電圧と発光電流とを取得し 輝度劣化度合を算出する処理の詳細は、実施 の形態1における図20での説明と同様であるた め、省略する。

 そして、制御部80は、算出された発光素 110の輝度劣化度合から、短絡時間テーブル77 aを参照し、短絡時間を取得することで、短 時間を決定する(S808)。

 そして、制御部80は、決定された短絡時 の間、発光素子110のアノードとカソードと 短絡するように短絡部45を制御し、短絡部45 短絡を行う(S810)。なお、この短絡を行う処 の詳細は、実施の形態1における図20での説 と同様であるため、省略する。

 これにより、制御部80は、トラップ準位 取得することなく、短絡時間を取得し、当 短絡時間の間、発光素子110のアノードとカ ードとが短絡される。このため、発光素子11 0の輝度劣化度合に応じた短絡時間の間、発 素子110のアノードとカソードとが短絡され ため、発光素子110の輝度劣化の回復が最適 行われ、発光素子110の長寿命化を図ること できる。

 また、例えば、本発明に係る表示装置1は 、図33に記載されたような薄型フラットTVに 蔵される。本発明に係る表示装置1により、 光素子110の輝度劣化の回復を最適に行うこ ができるディスプレイを備えた薄型フラッ TVが実現される。

 以上、本発明に係る表示装置1について、 上記実施の形態およびその変形例を用いて説 明したが、本発明は、これに限定されるもの ではない。

 つまり、今回開示された実施の形態はす ての点で例示であって制限的なものではな と考えられるべきである。本発明の範囲は 記した説明ではなくて請求の範囲によって され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内 のすべての変更が含まれることが意図され 。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、 記複数の実施の形態における各構成要素を 意に組み合わせても良い。

 例えば、本実施の形態1、2及びその変形 では、使用時間取得部50は、発光素子110が発 光した発光時間の累積値を使用時間として取 得することとした。しかし、使用時間取得部 50は、表示装置1が駆動した時間の累積値、又 は発光素子110の発光電圧の電圧値と発光時間 とを乗じて累積した値を使用時間として取得 することにしてもよい。    

 また、本実施の形態1、2及びその変形例1 は、素子温度取得部60は、駆動トランジス 120の特性から、発光素子110の素子温度を取 することとした。しかし、素子温度取得部60 は、温度センサによって発光素子110の素子温 度を計測することで、発光素子110の素子温度 を取得することにしてもよい。

 また、本実施の形態1、2及びその変形例1 は、素子温度取得部60は、画素部100ごとに 発光素子110の素子温度を取得することとし 。しかし、素子温度取得部60は、複数の画素 部100の中から、代表的な1つの発光素子110の 子温度を取得し、当該素子温度を他の全て 発光素子110の素子温度に適用することにし もよい。

 また、本実施の形態1、2及びその変形例1 は、制御部80は、素子温度取得部60が取得し た素子温度から、バイアス電圧の電圧値や短 絡時間を決定することとした。しかし、制御 部80は、予め素子温度を典型的な値に定めて くことで、素子温度取得部60によって素子 度を取得することなく、バイアス電圧の電 値や短絡時間を決定することにしてもよい

 また、本実施の形態1、2及びその変形例2 は、制御部80は、使用時間又は輝度の劣化 合が大きくなるほど、バイアス電圧の電圧 が大きくなるように制御することとした。 かし、制御部80は、使用時間又は輝度の劣化 度合が大きくなるほど、バイアス電圧の電圧 値が大きくなり、かつ、バイアス電圧の印加 時間も長くなるように制御することにしても よい。

 また、本実施の形態1、2の変形例1及び変 例3では、制御部80は、使用時間又は輝度の 化度合が大きくなるほど、短絡時間が長く るように制御することとした。しかし、制 部80は、発光素子110のアノードとカソード 間が短絡されておらず、発光素子110に一定 逆バイアス電圧が印加されている場合でも 使用時間又は輝度の劣化度合が大きくなる ど、一定の逆バイアス電圧の印加時間が長 なるように制御することにしてもよい。

 また、本実施の形態1、2及びその変形例2 は、制御部80は、発光素子110のアノードに イアス電圧を印加することで、発光素子110 輝度劣化を回復することとした。しかし、 御部80は、発光素子110のカソードの方がアノ ードより電位が高くなるように、カソードの 一方又はアノード及びカソードの双方にバイ アス電圧を印加することで、発光素子110の輝 度劣化を回復することにしてもよい。また、 発光素子110のアノードがカソードと同じか少 し高い電位であっても、発光素子110の輝度劣 化を回復することができるのであれば、制御 部80は、当該電位になるように、バイアス電 を印加することにしてもよい。

 また、本実施の形態1及びその変形例では 、制御部80は、記憶部70に予め記憶されたト ップ準位テーブル71又は71aからトラップ準位 を取得することとした。しかし、制御部80は 計測された発光素子110の発光電圧及び発光 流から算出されるトラップ準位に基づいて 新されるトラップ準位テーブル71又は71aか 、トラップ準位を取得することにしてもよ 。

 また、本実施の形態2及びその変形例2で 、制御部80は、記憶部70に予め記憶された逆 イアステーブル76又は76aから逆バイアス電 の電圧値を取得することとした。しかし、 御部80は、計測された発光素子110の発光電圧 及び発光電流から算出されるトラップ準位に 基づいて更新される逆バイアステーブル76又 76aから、逆バイアス電圧の電圧値を取得す ことにしてもよい。

 また、本実施の形態2の変形例1及びその 形例3では、制御部80は、記憶部70に予め記憶 された短絡時間テーブル77又は77aから短絡時 を取得することとした。しかし、制御部80 、計測された発光素子110の発光電圧及び発 電流から算出されるトラップ準位に基づい 更新される短絡時間テーブル77又は77aから、 短絡時間を取得することにしてもよい。

 本発明は、特に表示装置を内蔵する有機E Lフラットパネルディスプレイに有用であり 有機EL素子のような発光素子の輝度劣化の回 復を最適に行うことができ、発光素子の長寿 命化を図ることができる表示装置等として用 いるのに最適である。

 1   表示装置
 10  表示部
 20  走査線駆動回路
 21  走査線
 30  データ線駆動回路
 31  データ線
 40  電圧印加部
 41  電圧印加線
 45  短絡部
 50  使用時間取得部
 60  素子温度取得部
 65  電圧電流取得部
 70  記憶部
 71、71a トラップ準位テーブル
 72  トラップバイアステーブル
 73  使用時間テーブル
 74  温度テーブル
 75  トラップ短絡テーブル
 76、76a 逆バイアステーブル
 77、77a 短絡時間テーブル
 80  制御部
 90  回復措置部
 100 画素部
 110 発光素子
 111 ホール注入電極
 112 電子注入電極
 113 有機発光層
 120 駆動トランジスタ
 121 スイッチ
 130 スイッチングトランジスタ
 140 保持容量
 150、160 電源
 151 電源線
 170 短絡用トランジスタ