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Title:
DISPLAY DEVICE, DISPLAY METHOD AND DISPLAY PROGRAM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/037830
Kind Code:
A1
Abstract:
A program table includes a time axis to show a broadcast scheduled time of a program, a date axis provided to cross the time axis to show a broadcast scheduled date of the program, and a plurality of program display columns provided to extend along the time axis for every date in the date axis. At least one program allocation to show information of the program is displayed at any of the plurality of program display columns. Based on an operation of an operation device, regions of a plurality of the program display columns displayed on a screen are moved along the time axis, respectively. At this moving time and in the case where the regions of the plurality of program display columns displayed on the screen include an end portion of the program display column on each date and a start portion of the program display column on a next date, the end portion of the program display column on each date and the start portion of the program display column on the next date are continuously displayed on the same program display column.

Inventors:
KATAOKA MITSUTERU
MITSUMATA TATSUAKI
Application Number:
PCT/JP2008/002554
Publication Date:
March 26, 2009
Filing Date:
September 17, 2008
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
KATAOKA MITSUTERU
MITSUMATA TATSUAKI
International Classes:
G06F3/0482; G06F3/0485; H04N5/445; H04N7/24
Foreign References:
JP2002044554A2002-02-08
JP2005244869A2005-09-08
JP2006115228A2006-04-27
JP2007096840A2007-04-12
Other References:
See also references of EP 2190200A4
Attorney, Agent or Firm:
FUKUSHIMA, Yoshito (4-1 Hiroshiba-cho, Suita-sh, Osaka 52, JP)
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Claims:
放送信号を受信し、受信した放送信号から番組編成情報を抽出する受信部と、
 前記受信部により抽出された番組編成情報に基づいて番組表を生成する番組表生成部と、
 前記番組表生成部により生成された番組表の少なくとも一部の領域を画面上に表示する表示部と、
 前記画面上に表示される番組表の領域を移動させるために使用者により操作される操作装置と、
 前記番組表生成部により生成される番組表の少なくとも一部の領域を前記表示部に表示させるために前記番組表生成部を制御する制御部とを備え、
 前記番組表は、番組の放送予定時刻を表す時間軸と、番組の放送予定日を表すために前記時間軸に交差するように設けられた日付軸と、前記日付軸における日付ごとに前記時間軸に沿って延びるように設けられた複数の番組表示欄とを含み、前記複数の番組表示欄のいずれかに表示されかつ番組に関する情報を示す少なくとも1つの番組枠を有し、
 前記制御部は、前記操作装置の操作に基づいて、画面上に表示される前記複数の番組表示欄の領域が前記時間軸に沿ってそれぞれ移動されるとともに、画面上に表示される前記複数の番組表示欄の領域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部分とが同じ番組表示欄に連続して表示されるように前記番組表生成部を制御する、表示装置。
前記操作装置は、さらに、1つの番組枠を選択するために使用者により操作され、
 前記制御部は、前記操作装置の操作に基づいて選択された番組枠が第1の番組枠として第1の表示形態で表示されるとともに、前記第1の番組枠と予め定められた関係を有する他の番組枠が存在する場合に、前記第1の番組枠と予め定められた関係を有する他の番組枠が第2の番組枠として第2の表示形態で表示されるように前記番組表生成部を制御し、
 前記第1および第2の表示形態は、前記第1および第2の番組枠以外の領域の表示形態と異なるように設定される、請求項1記載の表示装置。
前記予め定められた関係は、前記第2の番組枠の番組が前記第1の番組枠の番組と共通のタイトル名を有するシリーズ番組であることである、請求項2記載の表示装置。
前記予め定められた関係は、前記第2の番組枠の番組が前記第1の番組枠の番組と共通のジャンルに含まれることである、請求項2記載の表示装置。
前記番組表は、各番組表示欄内で前記番組枠が存在しない領域に放送予定番組が未確定の期間または番組休止期間を示す空き枠を有し、
 前記操作装置は、さらに、1つの番組枠または1つの空き枠を選択するために使用者により操作され、
 前記制御部は、少なくとも1つの番組枠を含む最終の日付の番組表示欄の最終の番組枠が選択された状態で、使用者により前記操作装置を用いて後続する空き枠を選択する操作が行われた場合に、直前の日付の番組表示欄の番組枠または空き枠のうち前記最終の番組枠よりも後の時点で開始する番組枠または空き枠が選択されるように、前記番組表生成部を制御する、請求項1記載の表示装置。
前記番組表は、各番組表示欄内で前記番組枠が存在しない領域に放送予定番組が未確定の期間または番組休止期間を示す空き枠を有し、
 前記操作装置は、さらに、1つの番組枠または1つの空き枠を選択枠として選択するために使用者により操作され、
 前記制御部は、少なくとも1つの番組枠または空き枠を含む最終の日付の番組表示欄の最終の選択枠が選択された場合に、画面上で番組表を前記日付軸に沿って移動させることにより画面上に番組枠および空き枠を有しない番組表示欄の領域が表示されないように前記番組表生成部を制御する、請求項1記載の表示装置。
表示部に番組表を表示する表示方法であって、
 放送信号を受信し、受信した放送信号から番組編成情報を抽出するステップと、
 抽出された番組編成情報に基づいて番組表を生成するステップと、
 生成された番組表の少なくとも一部の領域を画面上に表示するステップと、
 使用者による操作装置の操作により、前記画面上に表示される番組表の領域を移動させるステップとを備え、
 前記番組表は、番組の放送予定時刻を表す時間軸と、番組の放送予定日を表すために前記時間軸に交差するように設けられた日付軸と、前記日付軸における日付ごとに前記時間軸に沿って延びるように設けられた複数の番組表示欄とを含み、前記複数の番組表示欄のいずれかに表示されかつ番組に関する情報を示す少なくとも1つの番組枠を有し、
 前記番組表を生成するステップは、
 前記操作装置の操作に基づいて、画面上に表示される前記複数の番組表示欄の領域を前記時間軸に沿ってそれぞれ移動させるとともに、画面上に表示される前記複数の番組表示欄の領域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部分とを同じ番組表示欄に連続して表示させるステップを含む、表示方法。
表示部に番組表を表示するために処理装置により実行可能な表示プログラムであって、
 放送信号を受信し、受信した放送信号から番組編成情報を抽出する処理と、
 抽出された番組編成情報に基づいて番組表を生成する処理と、
 生成された番組表の少なくとも一部の領域を画面上に表示する処理と、
 使用者による操作装置の操作により、前記画面上に表示される番組表の領域を移動させる処理とを備え、
 前記番組表は、番組の放送予定時刻を表す時間軸と、番組の放送予定日を表すために前記時間軸に交差するように設けられた日付軸と、前記日付軸における日付ごとに前記時間軸に沿って延びるように設けられた複数の番組表示欄とを含み、前記複数の番組表示欄のいずれかに表示されかつ番組に関する情報を示す少なくとも1つの番組枠を有し、
 前記番組表を生成する処理は、
 前記操作装置の操作に基づいて、画面上に表示される前記複数の番組表示欄の領域を前記時間軸に沿ってそれぞれ移動させるとともに、画面上に表示される前記複数の番組表示欄の領域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部分とを同じ番組表示欄に連続して表示させる処理を前記処理装置に実行させる、表示プログラム。
Description:
表示装置、表示方法および表示 ログラム

 番組情報を表示する表示装置、表示方法 よび表示プログラムに関する。

 放送システムは、放送局から番組の放送 号を送信する送信系としての放送局装置、 よび放送局装置により送信された放送信号 受信する受信系としての受信装置(例えば、 テレビジョン受像機)を含む。

 デジタル放送システムにおいては、送信 から受信系に送信される放送信号に複数の 報を多重することにより、視聴者の要望に じた受信系の機能の多様化が図られている

 例えば、放送予定番組の情報(番組編成情 報)を視聴者に提示するサービスが実用化さ ている。このサービスによれば、送信系に いて、番組編成情報が電子番組ガイド(EPG: E lectric Program Guide )データとして放送信号に 重され、受信系に送信される。受信系にお ては、与えられた放送信号からEPGデータが 出され、放送予定番組の情報が視聴者に提 される。

 ここで、EPGデータにおいては、例えば放 予定番組ごとに、「番組名」、「放送開始 刻」、「放送終了時刻」、「チャンネル」 よび「番組識別子」が関連付けされている

 「番組名」は関連付けされている放送予 番組の名称であり、「放送開始時刻」はそ 放送予定番組の開始予定時刻である。また 「放送終了時刻」はその放送予定番組の終 予定時刻であり、「チャンネル」はその放 予定番組が放映されるチャンネルである。 番組識別子」は、個々の放送予定番組およ 放送中の番組を識別するためのものである

 さらに、EPGデータには、視聴者が所望の 組を検索等するための情報として、番組の ャンル、番組の説明、番組の出演者、また 番組に関連する情報へのリンク情報等が含 れる場合がある。

 EPGデータを放送信号に多重することによ 、例えばテレビジョン画面に放送予定番組 情報を表示することができる。これにより 視聴者は、例えば表示された放送予定番組 情報に基づいて、所望の放送予定番組を指 し、その番組に関する情報を確認すること できる。

 ところで、放送予定番組の情報を視聴者 提示するサービスの実用化に伴い、デジタ 放送システムに使用される番組配列情報標 規格(STD-B10)が社団法人電波産業会により策 されている。したがって、現在のデジタル 送システムにおいては、この標準規格に基 いて送信系からEPGデータが送信される。

 上記の標準規格においては、送信系から 信系に送信されるEPGデータの内容が、その 信時から一定期間分(例えば、送信時から8 分)の放送予定番組に制限される。

 図15は、送信時から所定日数分の番組表 一例を示す図である。図15の番組表において は、縦軸方向に放送時刻が示され、横軸方向 に複数のテレビ局(A~Eテレビ)が示されている これにより、各テレビ局の放送予定番組が 時的に列方向に表示される。この表示形態 ラジオ・テレビ欄表示と呼ばれる。

 図15においては、空白で示される番組枠 各テレビ局の放送予定番組が対応付けられ いる。また、ハッチングを施した休止枠に 各テレビ局の放送休止時間が対応付けられ いる。

 上記のように、EPGデータの内容には、送 時から一定期間内の放送予定番組について 情報が含まれる。したがって、EPGデータに れば、図15に示すような番組表を作成する とが可能である。

 しかしながら、受信装置においては、送 時から一定期間にわたる全ての情報を一度 テレビジョン画面に表示することはできな 。そのため、テレビジョン画面には、例え 図15の太い破線で示すように、EPGデータに り得られる番組表の一部が表示される。

 図16は、従来の受信装置においてテレビ ョン画面に表示される番組表の一例を示す である。図16に示すように、例えば使用者が リモートコントローラを操作することにより 、テレビジョン画面TJに番組表900が表示され 。

 テレビジョン画面TJの上部には、複数の 付タブ901が表示される。日付タブ901の下側 は、番組表900の一部としてフォーカス番組 示欄902が表示される。フォーカス番組表示 902には、後述するフォーカス番組に関する 細な情報が表示される。

 フォーカス番組表示欄902のさらに下側に 、時刻表示欄903、テレビ局表示欄904および 組表示欄905が表示される。

 時刻表示欄903では、番組の放送予定時刻 縦軸方向に表示される。テレビ局表示欄904 は、複数のテレビ局名が横軸方向に表示さ る。番組表示欄905では、番組枠および休止 が時刻表示欄903で表示される時刻に沿って 示される。

 使用者は、リモートコントローラを操作 ることにより、番組表900に表示される複数 番組枠および休止枠のうちの一つを選択す ことができる。これにより、選択された番 枠または休止枠がハイライト表示される。

 図16の番組表900においては、Aテレビ局の 真実は見えるか」という番組を表す番組枠 ハイライト表示されている。なお、図16の 組表900においては、ハイライト表示を目の い斜線のハッチングにより表す。

 以下の説明では、上記のように使用者に り特定の番組枠または休止枠を選択するこ が可能な状態をフォーカスと呼ぶ。また、 ォーカスにより選択された番組枠に対応付 られた放送予定番組を、フォーカス番組と ぶ。

 使用者は、リモートコントローラを操作 ることにより、フォーカスを枠毎に移動さ ることができる。また、使用者は、フォー スを時間軸方向(縦軸方向)に沿って順次移 させることにより、番組表900を時間軸に沿 てスクロールさせることができる。

 上記のように、受信装置のテレビジョン画 に番組表を表示する機能については、使用 の使い勝手等を考慮して様々な機能が提案 れている(例えば、特許文献1,2参照)。

特表平6-504165号公報

特開2006-313948号公報

 ところで、テレビジョン画面TJに表示さ る番組表の表示形態の一例として、1のテレ 局のみの放送予定番組の情報を表示する番 表がある。以下、このような形態で表示さ る番組表を一局番組表と呼ぶ。

 図17は、一局番組表の一例を示す図であ 。図17の一局番組表においては、縦軸方向に 放送予定時刻が示され、横軸方向に放送予定 日が示されている。これにより、1日ごとにA レビ局の放送予定番組が経時的に列方向に 示される。すなわち、図17の一局番組表に いては、Aテレビ局のラジオ・テレビ欄が1日 ごとに表示されている。

 図17においては、空白で示される番組枠 Aテレビ局の放送予定番組が対応付けられて る。また、ハッチングを施した休止枠には テレビ局の放送休止時間が対応付けられて る。

 図17に示すように、一局番組表において 、例えば1日ごとのラジオ・テレビ欄が、0時 または放送休止時間を基準として折り返して 表示される。このような一局番組表は、例え ばテレビ局のホームページなどで用いられて いる。

 EPGデータを用いることにより、テレビジ ン画面TJに一局番組表を表示させることも 能である。テレビジョン画面TJに一局番組表 を表示する場合、テレビジョン画面TJには他 テレビ局の番組表が表示されない。これに り、テレビジョン画面TJの限られた表示領 が有効に使用される。

 テレビジョン画面TJに一局番組表を表示 る際には、テレビジョン画面TJの表示領域に 限りがあるため、1日分のラジオ・テレビ欄 一度に表示することはできない。したがっ 、例えば図17の太い破線で示すように、テレ ビジョン画面TJには一局番組表の一部が表示 れる。

 これにより、使用者がテレビジョン画面T Jに表示される一局番組表を閲覧する場合に 、例えば朝、昼、晩および深夜の所定の時 帯ごとに一局番組表の表示範囲を切り替え 必要がある。または、表示対象となる時間 を変化させることにより一局番組表の表示 囲をスクロールさせる必要がある。

 しかしながら、上記のように、一局番組 が所定の時間帯ごとに切り替えられてテレ ジョン画面TJに表示されると、切り替えが われるごとに、一局番組表がテレビジョン 面TJに再描画される。

 この場合、使用者は再描画が行われるご に一局番組表の表示対象となる時間帯を再 識しなければならない。また、再描画が行 れるごとにテレビジョン画面TJに表示され 内容が大きく変化する。これにより、使用 は、一局番組表の内容についても再認識す 必要がある。それにより、使用者は、多く 情報を再認識しなければならないので、再 識作業にストレスを感じる。

 また、一局番組表が所定の時間帯ごとに り替えられて表示されると、一局番組表の 体がテレビジョン画面TJに再描画される。 のため、再描画のための時間が長くなる。 れにより、使用者は一局番組表の表示範囲 切り替えごとにストレスを感じる。

 一方、一局番組表の表示範囲がスクロー される場合には、例えば使用者がリモート ントローラを用いてカーソルを移動させる とにより、カーソルの移動に応答して一局 組表の表示範囲がスクロールされる。この 合、一局番組表が所定の時間帯ごとに切り えられて表示される場合に比べて、再描画 よる内容の変化が少ないので、スクロール に一局番組表の時間帯および内容を再認識 べき負担が軽減される。

 しかしながら、上述のように、一局番組 は、1日ごとのラジオ・テレビ欄が0時また 放送休止時間を基準として折り返して表示 れる。そのため、使用者が、一局番組表の 示範囲を0時または放送休止時間をまたぐよ にスクロールさせる際には、一局番組表を 定の時間帯ごとに切り替える場合と同様の 象が生じる。

 具体例を説明する。以下の説明では、一 番組表の1日ごとのラジオ・テレビ欄が0時(2 4時)で折り返して作成されるものとする。以 、折り返しが行われる時間を折り返し時間 呼ぶ。

 例えば、10月2日0時の直前の番組枠にフォ ーカスが位置する場合、テレビジョン画面TJ は10月1日の一局番組表が表示される。この 態で、使用者がさらにフォーカスを将来側 移動させても10月1日の一局番組表には24時 降の情報が存在しないので、テレビジョン 面TJには10月2日の0時からの一局番組表が表 される。

 このように、一局番組表の表示範囲をス ロールさせる場合であっても、一局番組表 折り返し時間をまたぐようにスクロールさ る際には一局番組表の表示範囲が全面的に り替わる。これにより、使用者は、一局番 表を所定の時間帯ごとに切り替える場合と 様のストレスを感じる。

 本発明の目的は、使用者がストレスを感 ることなく画面上に表示される番組表の情 を確認することができる表示装置、表示方 および表示プログラムを提供することであ 。

 (1)本発明の一局面に従う表示装置は、放 信号を受信し、受信した放送信号から番組 成情報を抽出する受信部と、受信部により 出された番組編成情報に基づいて番組表を 成する番組表生成部と、番組表生成部によ 生成された番組表の少なくとも一部の領域 画面上に表示する表示部と、画面上に表示 れる番組表の領域を移動させるために使用 により操作される操作装置と、番組表生成 により生成される番組表の少なくとも一部 領域を表示部に表示させるために番組表生 部を制御する制御部とを備え、番組表は、 組の放送予定時刻を表す時間軸と、番組の 送予定日を表すために時間軸に交差するよ に設けられた日付軸と、日付軸における日 ごとに時間軸に沿って延びるように設けら た複数の番組表示欄とを含み、複数の番組 示欄のいずれかに表示されかつ番組に関す 情報を示す少なくとも1つの番組枠を有し、 制御部は、操作装置の操作に基づいて、画面 上に表示される複数の番組表示欄の領域が時 間軸に沿ってそれぞれ移動されるとともに、 画面上に表示される複数の番組表示欄の領域 が各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付 の番組表示欄の開始部分とを含む場合に各日 付の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組 表示欄の開始部分とが同じ番組表示欄に連続 して表示されるように番組表生成部を制御す るものである。

 この表示装置においては、受信部により 送信号が受信され、受信された放送信号か 番組編成情報が抽出される。抽出された番 編成情報に基づいて、番組表生成部により 組表が生成される。そして、生成された番 表の少なくとも一部の領域が表示部に表示 れる。

 ここで、番組表は、番組の放送予定時刻 表す時間軸と、番組の放送予定日を表すた に時間軸に交差するように設けられた日付 と、日付軸における日付ごとに時間軸に沿 て延びるように設けられた複数の番組表示 とを含む。

 複数の番組表示欄のいずれかには、番組 関する情報を示す少なくとも1つの番組枠が 表示される。これにより、使用者は番組枠に より示される番組に関する情報を容易かつ確 実に認識することができる。

 使用者による操作装置の操作に基づいて 画面上に表示される複数の番組表示欄の領 が時間軸に沿ってそれぞれ移動される。こ により、使用者は、操作装置を操作するこ により、各日付の所望の時間帯における番 の情報を容易かつ確実に認識することがで る。

 使用者による操作装置の操作時において 、画面上に表示される複数の番組表示欄の 域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の 付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に 各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付 番組表示欄の開始部分とが同じ番組表示欄 連続して表示される。

 これにより、使用者による操作装置の操 に基づいて、画面上に表示される複数の番 表示欄の領域が連続する日付をまたいで移 される場合でも、各日付の番組表示欄の終 部分と次の日付の番組表示欄の開始部分と 切り替わるように画面上に表示されること 防止される。

 それにより、画面上に表示される複数の 組表示欄の内容の全てが変更されないので 番組表生成部による番組表の生成時間が短 され、表示部に表示される番組表の表示時 が短縮される。また、各日付の番組表示欄 終了部分と次の日付の番組表示欄の開始部 とを同時に視認することができるとともに 各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付 番組表示欄の開始部分との連続性を視覚的 認識することができる。したがって、使用 は、ストレスを感じることなく画面上に表 される番組表の情報を確認することができ 。

 (2)操作装置は、さらに、1つの番組枠を選 択するために使用者により操作され、制御部 は、操作装置の操作に基づいて選択された番 組枠が第1の番組枠として第1の表示形態で表 されるとともに、第1の番組枠と予め定めら れた関係を有する他の番組枠が存在する場合 に、第1の番組枠と予め定められた関係を有 る他の番組枠が第2の番組枠として第2の表示 形態で表示されるように番組表生成部を制御 し、第1および第2の表示形態は、第1および第 2の番組枠以外の領域の表示形態と異なるよ に設定されてもよい。

 この場合、使用者による操作装置の操作 より、1つの番組枠が選択される。選択され た1つの番組枠は、第1の表示形態で表示され 。このとき、第1の番組枠と予め定められた 関係を有する他の番組枠が存在する場合、他 の番組枠が第2の番組枠として第2の表示形態 表示される。また、第1および第2の表示形 は第1および第2の番組枠以外の領域の表示形 態と異なる。

 これにより、使用者は、自己が選択した 1の番組枠の番組を第1の表示形態により視 的に認識することができるとともに、第1の 組枠の番組と予め定められた関係を有する 2の番組枠の番組を第2の表示形態により視 的に認識することができる。

 (3)予め定められた関係は、第2の番組枠の 番組が第1の番組枠の番組と共通のタイトル を有するシリーズ番組であってもよい。

 この場合、使用者は、第1の番組枠の番組 がシリーズ番組であることを視覚的に認識す るとともに、第1の番組枠の番組のタイトル と共通のタイトル名を有するシリーズ番組 第2の番組枠の番組として視覚的に認識する とができる。

 (4)予め定められた関係は、第2の番組枠の 番組が第1の番組枠の番組と共通のジャンル 含まれてもよい。

 この場合、使用者は、第1の番組枠の番組 と共通のジャンルに含まれる番組が存在する ことを視覚的に認識するとともに、第1の番 枠の番組と共通のジャンルに含まれる番組 第2の番組枠の番組として視覚的に認識する とができる。

 (5)番組表は、各番組表示欄内で番組枠が 在しない領域に放送予定番組が未確定の期 または番組休止期間を示す空き枠を有し、 作装置は、さらに、1つの番組枠または1つ 空き枠を選択するために使用者により操作 れ、制御部は、少なくとも1つの番組枠を含 最終の日付の番組表示欄の最終の番組枠が 択された状態で、使用者により操作装置を いて後続する空き枠を選択する操作が行わ た場合に、直前の日付の番組表示欄の番組 または空き枠のうち上記の最終の番組枠よ も後の時点で開始する番組枠または空き枠 選択されるように、番組表生成部を制御し もよい。

 この場合、使用者により少なくとも1つの 番組枠を含む最終の日付の番組表示欄の最終 の番組枠が選択された状態で、使用者により 操作装置を用いて後続する空き枠を選択する 操作が行われた場合に、直前の日付の番組表 示欄の番組枠または空き枠のうち上記の最終 の番組枠よりも後の時点で開始する番組枠ま たは空き枠が選択される。

 これにより、使用者は、少なくとも1つの 番組枠を含む最終の日付の番組表示欄の最終 の番組枠を選択している状態であっても、操 作装置を用いて後続する空き枠を選択する操 作を行うことにより、前日の番組表示欄の次 の時点の番組枠または空き枠を選択すること ができる。

 したがって、使用者は、最終の日付の番 表示欄の最終枠が選択された状態から、前 の番組表示欄の次の時点の番組枠または空 枠を容易に選択することができる。

 (6)番組表は、各番組表示欄内で番組枠が 在しない領域に放送予定番組が未確定の期 または番組休止期間を示す空き枠を有し、 作装置は、さらに、1つの番組枠または1つ 空き枠を選択枠として選択するために使用 により操作され、制御部は、少なくとも1つ 番組枠または空き枠を含む最終の日付の番 表示欄の最終の選択枠が選択された場合に 画面上で番組表を日付軸に沿って移動させ ことにより画面上に番組枠および空き枠を しない番組表示欄の領域が表示されないよ に番組表生成部を制御してもよい。

 この場合、1つの番組枠ならびに放送予定 番組が未確定の期間または番組休止期間を示 す1つの空き枠のいずれかが、使用者による 作装置の操作により選択枠として選択され 。

 そして、使用者により操作装置を用いて なくとも1つの番組枠または空き枠を含む最 終の日付の番組表示欄の最終の選択枠が選択 された場合に、画面上に番組枠および空き枠 を有しない番組表示欄の領域が表示されない ように、画面上で番組表が日付軸に沿って移 動される。

 これにより、表示部の画面上には、番組 および空き枠を有しない番組表示欄が表示 れないので、表示領域の無駄な消費が防止 れる。

 (7)本発明の他の局面に従う表示方法は、 示部に番組表を表示する表示方法であって 放送信号を受信し、受信した放送信号から 組編成情報を抽出するステップと、抽出さ た番組編成情報に基づいて番組表を生成す ステップと、生成された番組表の少なくと 一部の領域を画面上に表示するステップと 使用者による操作装置の操作により、画面 に表示される番組表の領域を移動させるス ップとを備え、番組表は、番組の放送予定 刻を表す時間軸と、番組の放送予定日を表 ために時間軸に交差するように設けられた 付軸と、日付軸における日付ごとに時間軸 沿って延びるように設けられた複数の番組 示欄とを含み、複数の番組表示欄のいずれ に表示されかつ番組に関する情報を示す少 くとも1つの番組枠を有し、番組表を生成す るステップは、操作装置の操作に基づいて、 画面上に表示される複数の番組表示欄の領域 を時間軸に沿ってそれぞれ移動させるととも に、画面上に表示される複数の番組表示欄の 領域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の 日付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に 各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付の 番組表示欄の開始部分とを同じ番組表示欄に 連続して表示させるステップを含むものであ る。

 この表示方法においては、放送信号が受 され、受信された放送信号から番組編成情 が抽出される。抽出された番組編成情報に づいて、番組表が生成される。そして、生 された番組表の少なくとも一部の領域が表 部に表示される。

 ここで、番組表は、番組の放送予定時刻 表す時間軸と、番組の放送予定日を表すた に時間軸に交差するように設けられた日付 と、日付軸における日付ごとに時間軸に沿 て延びるように設けられた複数の番組表示 とを含む。

 複数の番組表示欄のいずれかには、番組 関する情報を示す少なくとも1つの番組枠が 表示される。これにより、使用者は番組枠に より示される番組に関する情報を容易かつ確 実に認識することができる。

 使用者による操作装置の操作に基づいて 画面上に表示される複数の番組表示欄の領 が時間軸に沿ってそれぞれ移動される。こ により、使用者は、操作装置を操作するこ により、各日付の所望の時間帯における番 の情報を容易かつ確実に認識することがで る。

 使用者による操作装置の操作時において 、画面上に表示される複数の番組表示欄の 域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の 付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に 各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付 番組表示欄の開始部分とが同じ番組表示欄 連続して表示される。

 これにより、使用者による操作装置の操 に基づいて、画面上に表示される複数の番 表示欄の領域が連続する日付をまたいで移 される場合でも、各日付の番組表示欄の終 部分と次の日付の番組表示欄の開始部分と 切り替わるように画面上に表示されること 防止される。

 それにより、画面上に表示される複数の 組表示欄の内容の全てが変更されないので 番組表の生成時間が短縮され、表示部に表 される番組表の表示時間が短縮される。ま 、各日付の番組表示欄の終了部分と次の日 の番組表示欄の開始部分とを同時に視認す ことができるとともに、各日付の番組表示 の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始 分との連続性を視覚的に認識することがで る。したがって、使用者は、ストレスを感 ることなく画面上に表示される番組表の情 を確認することができる。

 (8)本発明のさらに他の局面に従う表示プ グラムは、表示部に番組表を表示するため 処理装置により実行可能な表示プログラム あって、放送信号を受信し、受信した放送 号から番組編成情報を抽出する処理と、抽 された番組編成情報に基づいて番組表を生 する処理と、生成された番組表の少なくと 一部の領域を画面上に表示する処理と、使 者による操作装置の操作により、画面上に 示される番組表の領域を移動させる処理と 備え、番組表は、番組の放送予定時刻を表 時間軸と、番組の放送予定日を表すために 間軸に交差するように設けられた日付軸と 日付軸における日付ごとに時間軸に沿って びるように設けられた複数の番組表示欄と 含み、複数の番組表示欄のいずれかに表示 れかつ番組に関する情報を示す少なくとも1 つの番組枠を有し、番組表を生成する処理は 、操作装置の操作に基づいて、画面上に表示 される複数の番組表示欄の領域を時間軸に沿 ってそれぞれ移動させるとともに、画面上に 表示される複数の番組表示欄の領域が各日付 の番組表示欄の終了部分と次の日付の番組表 示欄の開始部分とを含む場合に各日付の番組 表示欄の終了部分と次の日付の番組表示欄の 開始部分とを同じ番組表示欄に連続して表示 させる処理を処理装置に実行させるものであ る。

 この表示プログラムにおいては、放送信 が受信され、受信された放送信号から番組 成情報が抽出される。抽出された番組編成 報に基づいて、番組表が生成される。そし 、生成された番組表の少なくとも一部の領 が表示部に表示される。

 ここで、番組表は、番組の放送予定時刻 表す時間軸と、番組の放送予定日を表すた に時間軸に交差するように設けられた日付 と、日付軸における日付ごとに時間軸に沿 て延びるように設けられた複数の番組表示 とを含む。

 複数の番組表示欄のいずれかには、番組 関する情報を示す少なくとも1つの番組枠が 表示される。これにより、使用者は番組枠に より示される番組に関する情報を容易かつ確 実に認識することができる。

 使用者による操作装置の操作に基づいて 画面上に表示される複数の番組表示欄の領 が時間軸に沿ってそれぞれ移動される。こ により、使用者は、操作装置を操作するこ により、各日付の所望の時間帯における番 の情報を容易かつ確実に認識することがで る。

 使用者による操作装置の操作時において 、画面上に表示される複数の番組表示欄の 域が各日付の番組表示欄の終了部分と次の 付の番組表示欄の開始部分とを含む場合に 各日付の番組表示欄の終了部分と次の日付 番組表示欄の開始部分とが同じ番組表示欄 連続して表示される。

 これにより、使用者による操作装置の操 に基づいて、画面上に表示される複数の番 表示欄の領域が連続する日付をまたいで移 される場合でも、各日付の番組表示欄の終 部分と次の日付の番組表示欄の開始部分と 切り替わるように画面上に表示されること 防止される。

 それにより、画面上に表示される複数の 組表示欄の内容の全てが変更されないので 番組表の生成時間が短縮され、表示部に表 される番組表の表示時間が短縮される。ま 、各日付の番組表示欄の終了部分と次の日 の番組表示欄の開始部分とを同時に視認す ことができるとともに、各日付の番組表示 の終了部分と次の日付の番組表示欄の開始 分との連続性を視覚的に認識することがで る。したがって、使用者は、ストレスを感 ることなく画面上に表示される番組表の情 を確認することができる。

 本発明に係る表示装置、表示方法および 示プログラムによれば、使用者は、ストレ を感じることなく画面上に表示される番組 の情報を確認することができる。

図1は本発明の一実施の形態に係る表示 装置の構成を示すブロック図 図2は図1の入力装置を示す模式図 図3は図1の表示装置において表示部に 示される一局番組表の一表示例を示す図 図4はテレビジョン画面TJに表示される 局番組表のスクロール動作の概念を説明す ための図 図5は第1のフォーカス移動例を説明す ための図 図6は第1のフォーカス移動例を説明す ための図 図7は第2のフォーカス移動例を説明す ための図 図8は第2のフォーカス移動例を説明す ための図 図9は一局番組表の横軸方向へのスクロ ール動作の一例を説明するための図 図10は一局番組表の横軸方向へのスク ール動作の一例を説明するための図 図11は一局番組表表示プログラムのフ ーチャート 図12は第1のフォーカス移動プログラム を示すフローチャート 図13は第2のフォーカス移動プログラム を示すフローチャート 図14はスクロールプログラムを示すフ ーチャート 図15は送信時から所定日数分の番組表 一例を示す図 図16は従来の受信装置においてテレビ ョン画面に表示される番組表の一例を示す 図17は一局番組表の一例を示す図

 本発明の一実施の形態に係る表示装置、 示方法および表示プログラムについて、図 を参照しつつ説明する。

 本実施の形態において、表示装置は放送 から送信される番組の放送信号を受信する レビジョン受像機である。

 また、本実施の形態においては、放送予 番組の情報(番組編成情報)が、電子番組ガ ド(EPG: Electric Program Guide )データとして放 信号に多重され、放送局から表示装置に送 される。

 ここで、番組編成情報とは、複数の番組 報から構成される情報である。また、番組 報とは、各放送予定番組に関する情報であ 、少なくとも放送局および放送予定日時を むものである。なお、本実施の形態では、 組情報には、視聴者が所望の番組を検索等 るための情報として、番組のジャンル、番 の説明、番組の出演者、または番組に関連 る情報へのリンク情報等が含まれる。

 本実施の形態に係る表示装置においては 上記のEPGデータに基づいて、1のテレビ局の みの放送予定番組の情報を示す番組表が表示 される。以下、このような形態で表示される 番組表を一局番組表と呼ぶ。

 デジタル放送システムに使用される番組 列情報標準規格(STD-B10)においては、送信系 ら受信系に送信されるEPGデータの内容がそ 送信時から8日分の放送予定番組に制限され るが、本実施の形態においては、EPGデータに 送信時から15日分の放送予定番組の情報が含 れる。

 (1)表示装置の構成
 図1は、本発明の一実施の形態に係る表示装 置の構成を示すブロック図である。図1に示 ように、表示装置100は、受信アンテナ101、 送受信部102、番組再生部103、番組情報蓄積 104、入力装置105、制御部106、描画部107、表 合成部108および表示部109を備える。なお、 1においては、表示装置100の本体部分が点線 示されている。

 受信アンテナ101は、放送電波を受信して 電気信号に変換する。これにより、放送局 置20から受信された放送電波が、電気信号 式で放送受信部102に与えられる。なお、本 施の形態において、受信アンテナ101は、一 的なテレビジョン受像機に用いられるテレ 放送用の受信アンテナである。また、テレ 放送は、地上デジタル放送および衛星デジ ル放送を含む。

 放送受信部102は、図示しない高周波チュ ナ部およびトランスポートストリーム(以下 、TSと略記する)デコーダを含む。これにより 、放送受信部102においては、高周波チューナ 部が、受信アンテナ101により受信された放送 電波の周波数を選択することにより選局を行 う。それにより、選局された放送信号がTSデ ーダに与えられる。

 放送受信部102のTSデコーダは、高周波チ ーナ部から与えられた放送信号をデコード 、EPGデータ、映像データおよび音声データ パケットを抽出する。これにより、特定の 送局から放送された番組の映像データおよ 音声データのパケットが番組再生部103に与 られる。また、EPGデータのパケットが番組 報蓄積部104に与えられる。

 番組再生部103は、放送受信部102から与え れる映像データおよび音声データを再生す 。本実施の形態において、番組再生部103は えばMPEG( Motion Picture Experts Group )デコー である。

 番組再生部103により再生された映像デー は表示合成部108に与えられる。一方、音声 ータは図示しない音声データ変換部に与え れ、デジタル形式からアナログ形式に変換 れる。アナログ形式に変換された音声デー は図示しない音声出力部により出力される

 上述のように、放送局装置20から表示装 100に送信される放送信号には、EPGデータが 重されている。番組情報蓄積部104は、放送 信部102から与えられるEPGデータを蓄積する また、番組情報蓄積部104は、制御部106から えられる指令信号に応じて、蓄積したEPGデ タを描画部107に与える。

 入力装置105は、使用者により操作される 本実施の形態において、入力装置105はリモ トコントローラである。したがって、表示 置100の本体部には、リモートコントローラ ら送信される信号を受信する図示しない受 部が設けられる。リモートコントローラの 細は後述する。

 なお、入力装置105としては、リモートコ トローラの他、キーボード、ポインティン デバイス、音声認識装置、画像認識装置ま はそれらを組み合わせたものを用いること できる。

 制御部106は、例えばCPU(中央演算処理装置 )および記憶装置106mからなる。記憶装置106mに は、後述の一局番組表表示プログラム、第1 フォーカス移動プログラム、第2のフォーカ 移動プログラムおよびスクロールプログラ が記憶される。これにより、制御部106は、 憶装置106mに記憶された各プログラムに基づ いて、表示装置100の各構成部の動作を制御す る。

 また、制御部106は、使用者との対話を管 する。使用者との対話は、OSD( On Screen Disp lay )を用いたGUI( Guraphic User Interface )によ 実現される。

 描画部107は、番組情報蓄積部104から与え れるEPGデータに基づいて、OSD用のグラフィ クのイメージを生成する。生成されたイメ ジは、表示合成部108に与えられる。

 表示合成部108は、番組再生部103から与え れる映像データと描画部107から与えられる メージとを合成し、合成した映像のデータ 表示部109に出力する。これにより、表示部1 09に番組の映像およびOSDが表示される。

 表示部109は、例えばプラズマディスプレ パネル、液晶ディスプレイパネルまたは有 エレクトロルミネッセンスパネル等で構成 れる。

 (2)入力装置
 図2は、図1の入力装置105を示す模式図であ 。

 図2に示すように、入力装置105には、電源 ボタンPW、一局番組表ボタンGP、右ボタンAR、 左ボタンAL、上ボタンAU、下ボタンADおよびチ ャンネルボタンCK等が設けられる。

 電源ボタンPWは、表示装置100の電源をオ /オフするために、使用者により操作される 一局番組表ボタンGPは、図1の表示部109にEPG ータに基づく一局番組表を表示させるため 、使用者により操作される。

 右ボタンAR、左ボタンAL、上ボタンAU、下 タンADは、表示部109に一局番組表が表示さ る場合に一局番組表内のフォーカスを移動 せるために、使用者により操作される。フ ーカスの詳細は後述する。

 チャンネルボタンCKは、複数のボタンを む。各ボタンには、互いに異なるチャンネ が割り当てられている。使用者がいずれか ボタンを押下操作することにより、そのボ ンに割り当てられたチャンネルの番組が表 部109に表示される。

 以下の説明では、必要に応じて右ボタンA R、左ボタンAL、上ボタンAUおよび下ボタンAD カーソルボタンと総称する。

 (3)一局番組表表示例
 例えば、使用者がAテレビ局の番組を視聴し ている際に図2の一局番組表ボタンGPを押下操 作する。これにより、図1の表示部109のテレ ジョン画面TJにAテレビ局についての一局番 表が表示される。

 図3は、図1の表示装置100において表示部10 9に表示される一局番組表の一表示例を示す である。

 テレビジョン画面TJの上部には、フォー ス番組表示欄202が表示されている。フォー ス番組表示欄202には、後述するフォーカス 組に関する詳細な情報が表示されている。

 フォーカス番組表示欄202の下部には、時 表示欄203、日付表示欄204および番組表示欄2 05が表示されている。

 時刻表示欄203には、放送予定時刻が縦軸 向に表示される。図3の例では、時刻表示欄 203に20時台から23時台までの放送予定時刻が されている。

 日付表示欄204には、放送予定日が横軸方 に表示される。図3の例では、10月8日、10月9 日および10月10日の日付が、曜日とともにこ 順で横軸方向に並んでいる。

 本実施の形態において、番組表示欄205に 、後述する番組枠、休止枠および未確定枠 いずれかが時刻表示欄203で表示される時刻 沿って表示される。この番組表示欄205は、 わゆるラジオ・テレビ欄である。

 番組枠には、Aテレビ局で編成が確定した 放送予定番組のうち時刻表示欄203に表示され る時間内の放送予定番組が対応付けられる。 休止枠には、各テレビ局の放送休止時間が対 応付けられる。未確定枠には、放送予定番組 の編成が確定していない時間が対応付けられ る。

 なお、図3では、番組枠および休止枠が矩 形で示されている。また、図3では、各放送 定日の22時30分から24時までの休止枠に濃い ッチングが施されている。

 使用者は、図2の入力装置105を操作するこ とにより、一局番組表200に表示される複数の 枠のうちの一つを選択することができる。こ れにより、選択された枠がハイライト表示さ れる。

 図3の一局番組表200においては、Aテレビ の「真実は見えるか」という番組の番組枠f1 がハイライト表示されている。なお、図3の 局番組表200においては、ハイライト表示が の粗い斜線のハッチングにより示されてい 。

 以下の説明では、上記のように使用者に り特定の枠を選択することが可能な状態を ォーカスと呼ぶ。また、フォーカスにより 択された番組枠に対応付けされた放送予定 組を、フォーカス番組と呼ぶ。

 これにより、図3では、10月8日20時に放送 予定された「ニュース8」という番組がフォ ーカス番組となる。それにより、上述のフォ ーカス番組表示欄202には、「ニュース8」と う番組に関する詳細な情報が表示される。 細な情報としては、当該番組のテレビ局、 送開始時刻、放送終了時刻、番組名、内容 出演者等が表示される。

 (4)一局番組表のスクロール動作の概念
 使用者は、図2の入力装置105のカーソルボタ ンを操作することにより、フォーカスを枠毎 に移動させることができる。また、使用者は 、フォーカスを時間軸方向(縦軸方向)に沿っ 順次移動させることにより一局番組表200を 間軸(縦軸)に沿ってスクロールさせること できる。さらに、使用者は、フォーカスを 付方向(横軸方向)に沿って順次移動させるこ とにより一局番組表200を日付(横軸)に沿って クロールさせることができる。

 図4は、テレビジョン画面TJに表示される 局番組表200のスクロール動作の概念を説明 るための図である。

 本実施の形態に係る表示装置100において 、表示部109に表示するための一局番組表200 、概念上図4に示すように生成される。図4 は、Aテレビ局の10月8日から10月11日までの一 局番組表ATが螺旋状に延びる帯により示され いる。この一局番組表ATにおいては、帯が 方向に一周するごとに放送予定日が進行す 。各放送予定日に対応する帯の部分では、 方向に0時から24時までの放送予定時刻が対 付けられている。

 このように、図4では、一局番組表ATが、 送予定日ごとに折り返されることなく帯状 示されている。これにより、各放送予定日 対応する帯の連結部(各日付の始端と終端の 連結部分)に時間的な間隙が存在しない。す わち、各放送予定日の間で、一局番組表ATに 継ぎ目が存在しない。

 ここで、図4において、太い破線により示 された領域をテレビジョン画面TJの表示対象 域Rとする。この場合、図3の一局番組表200 時間軸方向にスクロールされると、図4では 示対象領域Rが矢印s1の方向(周方向)に移動 るように示される。

 例えば、図3で示される一局番組表200は表 示対象となる時間帯が20時台から23時台に設 され、放送予定日が10月8日から10月10日に設 されている場合を想定する。

 この状態で、使用者が図1の入力装置105を 操作することにより、一局番組表200の表示範 囲が時間軸方向(縦軸方向)にスクロールされ と、図4では表示対象領域Rが周方向に移動 るように示される。

 この場合、図4に示すように、各放送予定 日に対応する部分の連結部には時間的な間隙 が存在しないので、表示対象領域Rは周方向 沿って円滑に移動してゆく。したがって、 3のテレビジョン画面TJにおいては、一局番 表200が円滑にスクロールされる。

 すなわち、図3の一局番組表200の時間軸方 向へのスクロール時には、日付をまたぐよう なスクロールが行われる場合でも、一局番組 表200に表示される情報の内容が全面的に大き く変化することが防止される。

 なお、使用者が図1の入力装置105を操作す ることにより、一局番組表200の表示範囲が日 付方向(横軸方向)にスクロールされると、図4 では表示対象領域Rが横軸方向に移動するよ に示される。この場合、一局番組表200に表 される情報の内容が一日分変化する。それ より、使用者は、スクロールにより新たに 示された一局番組表200を確認することがで る。

 上記のように、本実施の形態に係る表示 置100においては、一局番組表200が日付をま いで時間軸方向にスクロールされても、放 予定日の切り替わりに伴って一局番組表200 表示内容が全面的に切り替わることが防止 れる。したがって、使用者は、ストレスを じることなく一局番組表200の表示範囲を縦 方向にスクロールさせることができる。

 (5)第1のフォーカス移動例
 フォーカス移動時における一局番組表200の 示状態について、第1のフォーカス移動例を 図3、図5および図6を参照しつつ説明する。図 5および図6は、第1のフォーカス移動例を説明 するための図である。

 例えば、図3の一局番組表200で示すように 、10月8日の「ニュース8」という番組の番組 f1にフォーカスが位置する状態で、使用者が 図2の下ボタンADを押下操作した場合を想定す る。

 この場合、図5に示すように、10月8日の「 ニュース8」という番組の番組枠f1が、ハイラ イトの表示状態から通常の表示状態に変化す る。そして、当該番組枠f1の下側に位置する 真実は見えるか」という番組の番組枠f2が イライト表示される。

 すなわち、使用者により下ボタンADが押 操作されることにより、フォーカスが番組 f1から番組枠f1よりも将来側に表示された番 枠f2へ移動する。これにより、フォーカス 組表示欄202には、「真実は見えるか」とい 番組に関する詳細な情報が表示される。

 本例では、フォーカス番組表示欄202に、 真実は見えるか」を放送するAテレビ局、放 送開始時刻「10月8日21時30分」、放送終了時 「10月8日22時30分」、番組名である「真実は えるか」が表示されている。

 ここで、番組枠f2に対応付けられた「真 は見えるか」という番組は、毎日同じ時刻 放送が予定されたシリーズ番組である。そ ため、10月9日および10月10日の番組表示欄205 おいても、「真実は見えるか」という番組 番組枠f3,f4が表示されている。

 なお、本実施の形態において、シリーズ 組とは、上記のように所定の周期で同じ時 に放送が予定された番組の他、共通のタイ ル名を有する番組等の共通の情報が割り当 られた番組をいう。

 本例では、フォーカスが移動することに り10月8日の番組枠f2がハイライト表示され とともに、10月9日および10月10日の番組枠f3,f 4もハイライト表示される。

 これにより、使用者は、現在フォーカス 位置する番組枠f2の放送予定番組がシリー 番組であることを容易に認識できる。また 他の日に放送されるシリーズ番組の番組枠f3 ,f4がハイライト表示されるので、フォーカス が位置する番組枠f2のシリーズ番組が、何日 放送されるかを容易に認識することができ 。

 このように、所定の関係を有する放送予 番組の番組枠として、複数の番組枠f2,f3,f4 ハイライト表示される状態をグループフォ カスと呼ぶ。

 なお、図5の太い破線で示すように、グル ープフォーカスによりハイライト表示される 番組枠f2,f3,f4が互いに隣接する場合、それら 番組枠f2,f3,f4を取り囲むような線が表示さ てもよい。

 本実施の形態においては、グループフォ カスにより特定された複数の番組枠のうち 使用者により選択されたフォーカス番組と ォーカス番組以外のシリーズ番組とを容易 識別できるように、以下の表示方法を用い こともできる。

 以下の説明では、グループフォーカスに り特定された複数の番組枠のうち、使用者 よりフォーカスが移動された箇所の番組枠( フォーカス番組の番組枠)f2を主フォーカス番 組枠f2と呼び、フォーカス番組以外のシリー 番組の番組枠f3,f4を従属フォーカス番組枠 呼ぶ。

 グループフォーカスにおいては、主フォ カス番組枠f2と従属フォーカス番組枠f3,f4と の間で発光輝度に差を設けてもよい。

 図5では、主フォーカス番組枠f2が高い輝 でハイライト表示されていることを示すた に、主フォーカス番組枠f2に目の粗い斜線 ハッチングが施されている。一方、従属フ ーカス番組枠f3,f4が低い輝度でハイライト表 示されていることを示すために、従属フォー カス番組枠f3,f4に薄いハッチングが施されて る。これにより、使用者は、フォーカス番 とフォーカス番組以外のシリーズ番組とを 易かつ確実に識別することができる。

 本例では、クループフォーカスをハイラ ト表示で示す例を説明したが、ハイライト 示に代えて、主フォーカス番組枠f2および 属フォーカス番組枠f3,f4に、それぞれ彩度が 異なる背景色を設定してもよい。

 また、主フォーカス番組枠f2に表示され 文字列のフォント色と従属フォーカス番組 f3,f4に表示される文字列のフォント色とに差 を設けてもよい。さらに、主フォーカス番組 枠f2および従属フォーカス番組枠f3,f4のいず か一方の発光輝度を経時的に変化させても い。

 続いて、図6の一局番組表200で示すように 、「真実は見えるか」という番組の番組枠f2 フォーカスが位置する状態で、さらに使用 が図2の下ボタンADを連続して押下操作した 合を想定する。

 図5の一局番組表200においては、フォーカ スが位置する番組枠f2の下側に休止枠が表示 れている。これにより、フォーカスは、休 枠に移動する。それにより、フォーカスが 組表示欄205の下端に位置する。

 そのため、使用者により再度下ボタンAD 押下操作されることにより、図6に示すよう 、一局番組表200が将来側に所定時間分スク ールされる。

 本例では、一局番組表200が将来側に1時間 分スクロールされる。これにより、時刻表示 欄203には21時台から0時(24時)台までの放送予 時刻が示される。

 上記のように一局番組表200が将来側に1時 間スクロールされると、「おっさん刑事」と いう番組が、時刻表示欄203に表示される時間 内の放送予定番組となる。

 これにより、図6に示すように、一局番組 表200においては、「おっさん刑事」という番 組の番組枠f5にフォーカスが移動する。

 上記のように、使用者は、図2の入力装置 105のカーソルボタンを押下操作することによ り、一局番組表200をスクロールし、所望の番 組枠にフォーカスを移動させることができる 。

 そして、一局番組表において本来日付ご に折り返しが行われるべき時間をまたぐよ にスクロールが行われる場合でも、テレビ ョン画面TJに表示される一局番組表200の表 内容が全面的に切り替わることが防止され 。それにより、使用者は、ストレスを感じ ことなく一局番組表200を閲覧することがで る。また、スクロール時に一局番組表200の 画時間が長時間化することが防止される。

 上記では、フォーカスを時間軸方向(縦軸 方向)に移動させる場合の例を説明したが、 用者は、図2の右ボタンARおよび左ボタンALを 押下操作することによりフォーカスを横軸方 向(日付方向)に移動させることもできる。

 この場合、テレビジョン画面TJ上では、1 分の番組表示欄205の内容が変化する。した って、一局番組表200の表示内容が全面的に り替わることがないので、使用者はストレ を感じることなく一局番組表200を閲覧する とができる。

 上記のフォーカス移動は、図1の制御部106 が後述する第1のフォーカス移動プログラム 実行することにより行われる。

 (6)第2のフォーカス移動例
 フォーカス移動時における一局番組表200の 示状態について、第2のフォーカス移動例を 図7および図8を参照しつつ説明する。図7およ び図8は、第2のフォーカス移動例を説明する めの図である。

 本例においては、EPGデータに10月1日から1 0月15日までの15日分の放送予定番組の情報が まれるものとする。この場合、図1の表示部 109には、10月15日24時までの一局番組表200が表 示可能である。

 図7においては、テレビジョン画面TJに10 14日および10月15日の放送予定番組を示す一 番組表200が表示されている。

 本実施の形態に係る表示装置100において 、テレビジョン画面TJに3日分の番組表示欄2 05が表示可能である。したがって、図7の例で は、1つの番組表示欄205に放送予定番組に関 る情報が表示されていない。

 図7に示すように、例えばフォーカスが10 15日の最後の放送予定番組の番組枠f6に位置 する場合、使用者が図2の下ボタンADをさらに 押下操作しても10月16日の番組編成情報が存 しないので、フォーカスを移動させるべき はないと考えられる。

 番組編成情報が存在しない時間帯に、フ ーカスを移動させても使用者は有益な情報 得ることができず、番組編成情報が存在す 時間帯にフォーカスを戻す手間が生じるた である。

 しかしながら、本例では、フォーカスが 組枠f6に位置するときに、使用者が図2の下 タンADを押下操作することにより、図8に示 ように一局番組表200が将来側に1時間分スク ロールされる。

 これにより、一局番組表200の表示対象と る時間帯が0時から4時に変更され、日付表 欄204の表示も変更される。それにより、3つ 番組表示欄205のうち中央の番組表示欄205で 、放送予定番組に関する情報が表示されな なる。そして、図7において中央の番組表示 欄205の番組枠f6に位置していたフォーカスが スクロール後に左側の番組表示欄205に表示 れた番組枠f7に移動する。

 このように、本例では、使用者が図2の下 ボタンADを押下操作したにもかかわらず、フ ーカスが斜め下方に表示された番組枠に移 する。このようなフォーカスの移動は使用 の意図に反すると考えられる。

 しかしながら、使用者は、必ずしもフォ カスの移動のみを目的として図2の下ボタン ADを押下操作するわけではない。使用者は一 番組表200をスクロールさせるために、フォ カスを移動させる場合がある。

 そのため、フォーカスが最終の番組枠f6 位置するときに下ボタンADの押下操作が無効 にされると、使用者は、下ボタンADを押下操 しているにもかかわらずスクロールが行わ ないので、違和感を感じる場合がある。

 そこで、本例では、使用者が感じる違和 を解消するために上記のようなフォーカス 動が行われる。このフォーカス移動は、図1 の制御部106が後述する第2のフォーカス移動 ログラムを実行することにより行われる。

 (7)一局番組表のスクロール例
 一局番組表200のスクロール例について、図9 および図10を参照しつつ説明する。図9および 図10は、一局番組表200の横軸方向へのスクロ ル動作の一例を説明するための図である。

 本例においても、第2のフォーカス移動例 と同様に、EPGデータに10月1日から10月15日ま の15日分の放送予定番組の情報が含まれるも のとする。この場合、図1の表示部109には、10 月15日24時までの一局番組表200が表示可能で る。

 上述のように、使用者は、図2の下ボタン ADを押下操作することにより一局番組表200を 間軸方向(縦軸方向)にスクロールさせるこ ができる。

 一局番組表200は、時間軸方向に24時間分 スクロールが行われるごとに、日付方向(横 方向)にスクロールされる。これにより、例 えば使用者が図2の下ボタンADを押下操作する ことにより、図9に示すように、3つの番組表 欄205のうち1つの番組表示欄205で放送予定番 組に関する情報が表示されない場合がある。 以下の説明では、全く情報が表示されない番 組表示欄205を空き番組表示欄205と呼ぶ。

 空き番組表示欄205においては、その空き 組表示欄205に対応する日付の番組編成情報 ないので、番組枠のみならず、休止枠およ 未確定枠も表示されない。

 本例では、使用者による下ボタンADの押 操作により、空き番組表示欄205が発生した 合、発生した空き番組表示欄205がなくなる うに一局番組表200が日付方向にスクロール れる。

 例えば、図9の番組枠f8にフォーカスが移 することにより、空き番組表示欄205が発生 ると、図10に示すように一局番組表200が1日 日付方向にスクロールされる。これにより テレビジョン画面TJにおいては、無駄な表 領域の消費が防止される。

 上記のスクロールは、図1の制御部106が後 述するスクロールプログラムを実行すること により行われる。

 (8)一局番組表表示プログラム
 図1の表示装置100が一局番組表200を表示する ための一局番組表表示プログラムについて説 明する。図11は、一局番組表表示プログラム フローチャートである。上述のように、本 ログラムは、図1の記憶装置106mに記憶され 。

 初めに、図1の制御部106は、使用者による 入力装置105の操作により、外部から一局番組 表200を表示させる旨の指令を受けたか否かを 判別する(ステップS110)。

 制御部106は、指令を受けることにより、 在選局されているチャンネルを認識すると もに内蔵された計時手段を用いて現在時刻 取得し、表示対象となるテレビ局および表 対象となる時間帯を決定する(ステップS111) そして、制御部106は、表示対象となるテレ 局について、表示対象となる時間帯の放送 定番組の情報を時刻順にEPGデータから抽出 る(ステップS112)。

 次に、制御部106は、抽出した放送予定番 の番組枠をテレビジョン画面TJに描画する( テップS113)。

 続いて、制御部106は、表示対象となる時 帯の全ての放送予定番組が抽出されたか否 を判別する(ステップS114)。

 表示対象となる全ての放送予定番組が抽 されることにより、制御部106は一局番組表2 00の表示動作を終了する。一方、表示対象と る全ての放送予定番組が抽出されていない 合、制御部106は上記ステップS112の動作を行 う。

 なお、上記では説明を省略したが、放送 定番組が存在しない時間帯および放送予定 組の編成が確定していない時間帯について 、番組表示欄205に休止枠および未確定枠が 画される。

 (9)第1のフォーカス移動プログラム
 第1のフォーカス移動プログラムについて説 明する。図12は、第1のフォーカス移動プログ ラムを示すフローチャートである。上述のよ うに、本プログラムは、図1の記憶装置106mに 憶される。本例では、移動前のフォーカス 番組枠に位置するものとする。

 初めに、図1の制御部106は、使用者による 入力装置105の操作により、外部からフォーカ スを移動させる旨の指令を受けたか否かを判 別する(ステップS120)。

 フォーカスの移動が指令された場合、制 部106は、フォーカスの進行方向において、 在フォーカスが位置する番組枠の時刻の直 または直後に放送休止時間または番組編成 未確定である時間が存在するか否かを判別 る(ステップS121)。

 放送休止時間または編成が未確定である 間が存在する場合、制御部106は、現在フォ カスが位置する番組枠の直前または直後に 在する休止枠または未確定枠にフォーカス 移動させる(ステップS122)。これにより、フ ーカスの移動が終了する。

 なお、休止枠または未確定枠にフォーカ が移動した場合には、フォーカスが通常の 組枠に位置する場合と同様に、フォーカス 位置する休止枠または未確定枠をハイライ 表示してもよい。また、休止枠または未確 枠をハイライト表示する代わりに、フォー スが休止枠または未確定枠に位置すること 示す絵柄を一局番組表200の一部に表示して よい。

 放送休止時間または番組編成が未確定で る時間が存在しない場合、制御部106は、フ ーカスの進行方向において、現在のフォー ス番組の時刻に最も近い時刻で放送が予定 れかつ一局番組表200に番組枠が表示されて る放送予定番組を検索する(ステップS123)。 して、制御部106は、該当する放送予定番組 存在するか否かを判別する(ステップS124)。

 放送予定番組が存在する場合、制御部106 、フォーカスをその放送予定番組の番組枠 移動させる(ステップS125)。これにより、フ ーカスの移動が終了する。

 放送予定番組が存在しない場合、制御部1 06は、一局番組表200のスクロールが既に行わ たか否かを判別する(ステップS126)。

 スクロールが既に行われている場合、制 部106はフォーカスを移動させることなく、 作を終了する。

 スクロールが行われていない場合、制御 106は、新たに表示対象となる時間帯を決定 、放送予定番組の情報をEPGデータから抽出 る。そして、制御部106は、抽出した情報に づいてフォーカスの進行方向に一局番組表2 00を所定時間分スクロールさせる(ステップS12 7)。その後、制御部106は、上記ステップS121の 動作を行う。

 (10)第2のフォーカス移動プログラム
 第2のフォーカス移動プログラムについて説 明する。図13は、第2のフォーカス移動プログ ラムを示すフローチャートである。上述のよ うに、本プログラムは、図1の記憶装置106mに 憶される。本例では、移動前のフォーカス 番組枠に位置するものとする。

 初めに、図1の制御部106は、使用者による 図2の下ボタンADの押下操作により、外部から 信号を受けたか否かを判別し、下ボタンADの 下操作を検出する(ステップS131)。

 制御部106は、下ボタンADの押下操作を検 することにより、上述の第1のフォーカス移 プログラムに基づいて時間軸の進行方向に ォーカスを移動させる(ステップS132)。

 そして、制御部106は、フォーカスがEPGデ タに基づいて表示可能な最終の番組枠、す わち最も将来の放送予定番組の番組枠を超 て移動するか否かを判別する(ステップS133)

 フォーカスが上記の最終の番組枠を超え 移動する場合、制御部106は、フォーカスを 接する番組表示欄205に表示された枠へ移動 せる(ステップS134)。これにより、フォーカ の移動が終了する。

 一方、フォーカスが上記の最終の番組枠 超えて移動しない場合、制御部106は、フォ カスの移動を終了する。

 なお、上記ステップS134において、フォー カスの移動先となる枠は、移動元である番組 枠の放送終了時刻以降でかつ放送終了時刻に 最も近い時刻に対応付けられた番組枠、休止 枠または未確定枠のいずれかである。

 (11)スクロールプログラム
 スクロールプログラムについて説明する。 14は、スクロールプログラムを示すフロー ャートである。上述のように、本プログラ は、図1の記憶装置106mに記憶される。

 初めに、図1の制御部106は、使用者による 図2の下ボタンADの押下操作により、外部から 信号を受けたか否かを判別し、下ボタンADの 下操作を検出する(ステップS141)。

 制御部106は、下ボタンADの押下操作を検 することにより、上述の第1のフォーカス移 プログラムに基づいて時間軸の進行方向に ォーカスを移動させる(ステップS142)。

 そして、制御部106は、テレビジョン画面T Jに表示される複数の番組表示欄205のうち、 送予定番組に関する情報が全く表示されな 番組表示欄205があるか否かを判別する(ステ プS143)。

 放送予定番組に関する情報が全く表示さ ない番組表示欄205がある場合、制御部106は 複数の番組表示欄205の全てに放送予定番組 関する情報が表示されるように、一局番組 200を日付方向(横軸方向)にスクロールする( テップS144)。これにより、スクロールプロ ラムに基づく動作が終了する。

 一方、放送予定番組に関する情報が全く 示されない番組表示欄205が存在しない場合 制御部106は、一局番組表200の日付方向(横軸 方向)へのスクロールを行うことなくフォー スの移動を終了する。

 本例において、図2の入力装置105は、下ボ タンADが押下された状態が所定時間継続され 場合に、下ボタンADが押下されたことを示 信号を連続して制御部106に与えてもよい。

 この場合、例えば使用者が下ボタンADを 下した状態を持続することにより、制御部10 6は、一局番組表200を連続してスクロールさ てもよい(キーリピート機能)。

 また、制御部106は、上記のようにキーリ ートが行われている間は、上記ステップS141 ,S142の動作を繰り返し、キーリピートが終了 ることにより、ステップS143の動作を行って もよい。

 上記のほか、制御部106はステップS142の動 作に続いて、図2の入力装置105のカーソルボ ンが所定時間操作されたか否かを判別し、 定時間経過した場合に、ステップS143の動作 行ってもよい。

 本スクロールプログラムにおいて、ステ プS144の処理により一局番組表200が日付方向 にスクロールされる場合、スクロール時の表 示形態を使用者が入力装置105を操作すること によるスクロール時の表示形態と識別可能に してもよい。

 例えば、使用者が入力装置105を操作する とにより一局番組表200を日付方向にスクロ ルさせる際に、一局番組表200が番組表示欄2 05の列単位で再描画される場合を想定する。 の場合、制御部106は、上記スクロールプロ ラムにより一局番組表200が日付方向にスク ールされる際に、例えば一局番組表200を画 単位で日付方向に移動させる。

 これにより、使用者は、自己の意図に基 く一局番組表200のスクロールと、表示装置1 00において自動的に行われる一局番組表200の クロールとを容易に識別できる。

 また、上記のように、一局番組表200が画 単位でスクロールされると、一局番組表200 表示状態が滑らかに変化する。これにより 使用者がフォーカス位置を見失うことが防 される。

 (12)グループフォーカスの対象
 本実施の形態においては、所定の関係を有 る放送予定番組の番組枠としてシリーズ番 の番組枠がグループフォーカスの対象とな ことを説明したが、グループフォーカスの 象となる番組枠は、以下の条件により設定 れてもよい。

 例えば、同じジャンルの放送予定番組、 じ出演者が出演する放送予定番組、および 用者の嗜好に適合する放送予定番組の番組 をグループフォーカスの対象としてもよい

 なお、使用者の嗜好に適合する放送予定 組は、例えば表示装置100の制御部106が、使 者の視聴状態を監視することにより視聴者 嗜好のジャンルを識別し、識別されたジャ ルの放送予定番組の番組枠をグループフォ カスの対象としてもよいし、視聴者が視聴 る番組のうち視聴頻度が高い上位のシリー 番組(例えば、上位3つの番組等)の放送予定 組の番組枠をグループフォーカスの対象と てもよい。

 図1の制御部106は、EPGデータに含まれる番 組名、放送時間、またはジャンル等の情報に 基づいてグループフォーカスの対象となる番 組枠を判定してもよい。

 また、制御部106は、使用者により予め設 された放送予定時刻、日付または曜日に基 いてグループフォーカスの対象となる番組 を判定してもよい。

 グループフォーカスの対象となる番組枠 判定は、放送局装置20から送信されるEPGデ タのみならず、放送局装置20以外の機器から 例えばインターネットを通して送信される情 報に基づいて行われてもよい。

 (13)効果
 本実施の形態に係る表示装置100においては 使用者による入力装置105の操作に基づいて 局番組表200が時間軸方向に沿ってスクロー される。

 そして、使用者による入力装置105の操作 においては、テレビジョン画面TJ上に表示 れる複数の番組表示欄205の領域が各日付の 組表示欄205の終了部分と次の日付の番組表 欄205の開始部分とを含む場合に、各日付の 組表示欄205の終了部分と次の日付の番組表 欄205の開始部分とが同じ番組表示欄205に連 して表示される。

 これにより、テレビジョン画面TJ上に表 される複数の番組表示欄205の領域が日付を たいで移動される場合でも、各日付の番組 示欄205の終了部分と次の日付の番組表示欄20 5の開始部分とが切り替わるようにテレビジ ン画面TJ上に表示されることが防止される。

 それにより、テレビジョン画面TJ上に表 される複数の番組表示欄205の内容の全てが 更されないので、一局番組表200の表示時間 短縮される。また、使用者はテレビジョン 面TJ上に表示される複数の番組表示欄205の内 容の全てを再認識する必要がない。したがっ て、使用者は、ストレスを感じることなく一 局番組表200をスクロールさせることができる 。その結果、使用者は、ストレスを感じるこ となく、一局番組表200を確認することができ る。

 (14)他の実施の形態
 上記実施の形態では、制御部106がCPUならび 一局番組表表示プログラム、第1のフォーカ ス移動プログラム、第2のフォーカス移動プ グラムおよびスクロールプログラムにより 現されるが、これに限定されず、制御部106 電子回路等のハードウェアにより実現され もよい。

 また、描画部107はCPUおよびプログラムに り実現されてもよく、電子回路等のハード ェアにより実現されてもよい。

 同様に、表示合成部108はCPUおよびプログ ムにより実現されてもよく、電子回路等の ードウェアにより実現されてもよい。

 (15)請求項の各構成要素と実施の形態の各部 との対応
 以下、請求項の各構成要素と実施の形態の 部との対応の例について説明するが、本発 は下記の例に限定されない。

 上記実施の形態では、放送受信部102が受 部の例であり、図1の番組情報蓄積部104、入 力装置105、描画部107および表示合成部108が番 組表生成部の例であり、入力装置105が操作装 置の例であり、図1の制御部106が処理装置の である。

 また、時刻表示欄203により示される縦軸 時間軸の例であり、日付表示欄204により示 れる横軸が日付軸の例であり、図5の主フォ ーカス番組枠f2のハイライト表示が第1の表示 形態の例であり、図5の従属フォーカス番組 f3,f4のハイライト表示が第2の表示形態の例 ある。

 さらに、未確定枠が未確定の期間を示す き枠の例であり、休止枠が番組休止期間を す空き枠の例であり、第1のフォーカス移動 プログラムおよび一局番組表表示プログラム が表示プログラムの例である。

 請求項の各構成要素として、請求項に記 されている構成または機能を有する他の種 の要素を用いることもできる。

 本発明は、複数の日の番組情報をラジオ テレビ欄の形式で表示する際に有効に利用 能である。また、時間軸を持つ情報であれ 、番組情報以外の一般情報にも利用可能で る。例えば、交通機関の時刻表を表示する にも有効に利用可能である。