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Title:
DISPLAY STRIP AND MERCHANDISE DISPLAY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/107600
Kind Code:
A1
Abstract:
A display strip is obtained on which bags can be attached with sufficient holding power and from which the bags can be smoothly detached without fouling the detachment side of the bags. The display strip is constituted of a layered structure comprising a base layer and a sealant layer and is for attaching merchandise-containing bags thereto in a row. The sealant layer is composed of an olefin resin layer [layer (a)] containing no polymer grafted with a vinyl monomer and an easily peelable resin layer [layer (b)] containing an olefin polymer grafted with a vinyl monomer, the layer (a) being the outermost layer of the display strip.

Inventors:
IWASAKI, Yoshio (SHIGA INTEGRATED FACILITY, 959-1, Shimomagari, Ritto-sh, Shiga 26, 52030, JP)
岩崎 佳生 (〒26 滋賀県栗東市下鈎959番地1 株式会社イシダ滋賀事業所内 Shiga, 52030, JP)
Application Number:
JP2009/053258
Publication Date:
September 03, 2009
Filing Date:
February 24, 2009
Export Citation:
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Assignee:
ISHIDA CO., LTD. (44 Shogoinsannocho, Sakyo-ku Kyoto-sh, Kyoto 92, 60683, JP)
株式会社イシダ (〒92 京都府京都市左京区聖護院山王町44番地 Kyoto, 60683, JP)
IWASAKI, Yoshio (SHIGA INTEGRATED FACILITY, 959-1, Shimomagari, Ritto-sh, Shiga 26, 52030, JP)
International Classes:
B32B27/32; A47F7/00; B65D73/00
Attorney, Agent or Firm:
MIYAZAKI, Tadaaki (BUNA PATENT ATTORNEYS, Facade Esaka Building 9F 23-43, Esaka-cho 1-chome, Suita-sh, Osaka 63, 56400, JP)
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Claims:
  少なくとも基材層とシーラント層とを有する積層体から構成された、商品が封入された複数の袋を並べて取り付けるためのデイスプレイストリップにおいて、
  前記シーラント層は、ビニル単量体グラフトポリマーを含まないオレフィン樹脂層[(a)層]と、ビニル単量体グラフト・オレフィン系ポリマーを含む、イージーピール性樹脂層[(b)層]とから構成され、前記(a)層が前記デイスプレイストリップの最外層にあることを特徴とするデイスプレイストリップ。
  前記(a)層が、炭素数4~12のα―オレフィンの重合体、または、エチレンおよび/又はプロピレンと炭素数4~12のα―オレフィンとの共重合体を含む樹脂層である、請求項1に記載のデイスプレイストリップ。
  炭素数4~12のα―オレフィンが、1-ブテンである、請求項2に記載のデイスプレイストリップ。
  前記(b)層が、オレフィン系ポリマーにスチレンをグラフト重合することにより形成された、スチレングラフト・オレフィン系ポリマーを含む樹脂層である、請求項1に記載のデイスプレイストリップ。
  前記(b)層が、ポリオレフィン、スチレングラフト・オレフィン系ポリマーおよびポリスチレンを含む樹脂層である、請求項1に記載のデイスプレイストリップ。
  前記(b)層が、炭素数4~12のα―オレフィンの重合体、または、エチレンおよび/又はプロピレンと炭素数4~12のα―オレフィンとの共重合体を含む樹脂層である、請求項1に記載のデイスプレイストリップ。
  前記基材層と前記シーラント層との間に粘着剤層を有する、請求項1に記載のデイスプレイストリップ。
  商品が封入された複数の袋を並べて取り付けたデイスプレイストリップを吊り下げて商品を展示販売するための、前記複数の袋がヒートシールにより前記デイスプレイストリップに取り付けられた商品展示体であって、
  前記袋は、2軸延伸ポリプロピレンフィルムを最外層とする積層フィルムから構成されており、
  前記デイスプレイストリップは、少なくとも基材層と前記袋を取り付けるためのシーラント層とを有する積層体であり、
  前記シーラント層は、ビニル単量体グラフトポリマーを含まないオレフィン樹脂層(a層)と、ビニル単量体グラフト・オレフィン系ポリマーを含む、イージーピール性を有する樹脂層(b層)とから構成され、前記(a)層が前記デイスプレイストリップの最外層にあり、
  前記袋の最外層は、前記デイスプレイストリップの前記(a)層に、ヒートシールにより取り付けられている商品展示体。
Description:
デイスプレイストリップおよび 品展示体

 本発明は、食品等の商品を充填した袋を 数並べて取り付けて、展示販売するための イスプレイストリップおよび前記デイスプ イストリップに複数の商品を取り付けた、 記デイスプレイストリップと前記商品を充 した袋とからなる商品展示体に関する。

 店頭において、スナック菓子等の食品を充 した袋を陳列棚に並べて展示販売するので なく、商品を充填した袋を帯状のデイスプ イストリップに並べて取り付け、吊り下げ 展示販売する方式はすでに知られている。 の展示販売方式は、食品包装袋を棚に陳列 て販売する方式に比べて、商店のスペース 要しないことから注目されている。特許文 1では、2軸延伸ポリマーフィルムのような 械的性質の優れたフィルムを基材層とし、 ートシール性とイージーピール性とを併せ つフィルムをシーラント層として、これら フィルムを積層したデイスプレイストリッ が開示されている。このデイスプレイスト ップに取り付けた袋を取外すと、糸引きが こったりしてスムースな剥離ではなく、ま 、袋の剥離面がきれいでないという問題が った。

特許第4018053号公報

 したがって、本発明の課題は、袋が十分 保持力で取り付けられるとともに、袋の取 しがスムースに行うことができて、袋の取 し面がきれいなデイスプレイストリップを ることである。

 上記の課題は、少なくとも基材層とシー ント層とを有する積層体から構成された、 品が封入された複数の袋を並べて取り付け ための、デイスプレイストリップにおいて 前記シーラント層は、ビニル単量体グラフ ポリマーを含まないオレフィン樹脂層(a層) 、ビニル単量体グラフト・オレフィン系ポ マーを含む、イージーピール性を有する樹 層(b層)とから構成され、前記(a)層が前記デ スプレイストリップの最外層にあることを 徴とするデイスプレイストリップを得るこ により解決される。(本発明の第1の構成)

 前記(a)層が、炭素数4~12のα―オレフィン 重合体、または、エチレンおよび/又はプロ ピレンと炭素数4~12のα―オレフィンとの共重 合体を含む樹脂層で構成されていることが好 ましい。前記炭素数4~12のα―オレフィンが、 1-ブテンであるのが好ましい。

 前記(b)層が、オレフィン系ポリマーにス レンをグラフト重合することにより形成さ た、スチレングラフト・オレフィン樹脂を む樹脂層であることが好ましく、前記(b)層 、ポリオレフィン、スチレングラフト・オ フィン系ポリマーおよびポリスチレンを含 樹脂層であることが好ましい。

 前記(b)層が、炭素数4~12のα―オレフィン 重合体、または、エチレンおよび/又はプロ ピレンと炭素数4~12のα―オレフィンとの共重 合体を含む樹脂層であることが好ましい。

 また、本発明の第2の構成は、
  商品が封入された複数の袋を並べて取り けたデイスプレイストリップを吊り下げて 品を展示販売するための、前記複数の袋が ートシールにより前記デイスプレイストリ プに取り付けられた商品展示体であって、
  前記袋は、2軸延伸ポリプロピレンフィル を最外層とする積層フィルムから構成され おり、
  前記デイスプレイストリップは、少なく も基材層と前記袋を取り付けるためのシー ント層とを有する積層体であり、
  前記シーラント層は、ビニル単量体グラ トポリマーを含まないオレフィン樹脂層(a層 )とビニル単量体グラフト・オレフィン系ポ マーを含む、イージーピール性を有する樹 層(b層)とから構成され、前記(a)層が前記デ スプレイストリップの最外層にあり、
  前記袋の最外層は、前記デイスプレイス リップの前記(a)層に、ヒートシールにより り付けられている商品展示体である。

 本発明によれば、購入者が袋をデイスプレ ストリップから取外すとき、気持ちよく
取外すことができ、袋の取外し面に不透明な 付着物は付かない。しかも、袋はデイスプレ イストリップに十分な保持力で取り付けられ ており、工場から商店までの搬送過程、商店 での展示販売過程におけるトラブルがないと いう優れた効果を有する。
 また、袋の最外層がヒートシーラブル層を しない2軸延伸ポリプロピレンフィルムから 構成された袋であっても、ヒートシールによ り、本発明のデイスプレイストリップに容易 に取り付けることが可能であるので,現在、 般的に用いられている袋が取り付け可能と るので,デイスプレイストリップを用いる展 方法の普及に貢献することができる。

デイスプレイストリップを用いた展示 を示す図である。 本発明のデイスプレイストリップに取 付けた袋を取外す際の様子を示す図である

符号の説明

  1  デイスプレイストリップ
  2  商品を封入した袋

(デイスプレイストリップの基本構成)
 図1に示すように、本発明のデイスプレイス トリップ1は、スナック食品等の食品を充填 た複数の袋2を並べて取り付けて展示販売す ために、通常、細長い帯状の形態を有し、 が取り付けられる本体部と、本体部の上に フック3等に引っ掛けて吊り下げるためのホ ール部(孔)4が設けられているが、これに限定 されない。商品が封入された袋を並べて取り 付けて展示販売することが出来ればいかなる 形態でもよい。
 本発明において、商品が封入された袋の取 付けは,ヒートシールにより行われるため、 本発明のデイスプレイストリップは、少なく とも、ストリップとしての基本性能を与える 基材層と袋をヒートシールにより取り付ける ことを可能にするシーラント層とを有する。 基材層とシーラント層とは、それぞれの層を 構成するフィルムを通常のラミネート技術に より積層一体化されている。さらに、必要に 応じて、販売時点で一旦取り外された袋の再 取り付けを可能にするため、基材層とシーラ ント層の間に粘着剤層を設ける、また、商品 情報を提供するための印刷層を設けることな どが行われる。

(商品展示体の基本構成)
 本発明において、商品展示体とは、スーパ マーケット、商店等で展示販売されるため 、デイスプレイストリップと、該デイスプ イストリップに取り付けられた商品が封入 れた袋と、から構成されたものをいう。商 が封入された袋は、最初の取り付けはヒー シールにより行われるが、販売時点で一度 り外した袋の再取り付けを、粘着剤により う場合がある。

(デイスプレイストリップの基材層)
 上記のように、本発明のデイスプレイスト ップにおいて、基材層は、デイスプレイス リップとして要求される、多数の袋を吊り げるとともに、その取外しを可能とする強 的性質、ヒートシールによる袋の取り付け 可能とする耐熱性等の性質を有する必要が るので、例えば、2軸延伸ポリプロピレンフ ィルム、2軸延伸ポリアミドフィルム、2軸延 ポリステルフィルム、金属箔、紙またはこ らの積層物等が用いられる。基材層の厚さ しては、通常、20~200μmであることが好まし 。20μm未満であると強度的に不十分である 合があり、また、200μmを超えると、ヒート ールにより袋を取り付ける際に熱が基材層 を介して与えられるので、シーラント層に 分な熱が伝わらないおそれがある。上記基 層は1層だけで構成されてもよいが、2層以上 の多層化されていてもよい。とくに、フック に引っ掛けるためのホール部周辺を補強する ための補強材として、ホール部周辺または基 材層全体に、織布、不織布、割布等の繊維層 を必要に応じて導入することができる。

(デイスプレイストリップのシーラント層)
 本発明において、デイスプレイストリップ 、商品が封入された袋をヒートシールによ 取り付け可能にするために、上記基材層の にシーラント層が形成される。シーラント としては、ヒートシール性のある低融点ポ マーから形成されるのが好ましいが、さら 、下記の点が要求される。
(1)デイスプレイストリップに取り付けられた 袋が商店まで搬送され,商店で吊り下げられ 販売される過程で、デイスプレイストリッ から脱落しなように保持されていなければ らない。
(2)一方,販売時点で袋が取り外されるときに ,購入者がスムースに取り外せて,袋の取外し 面に不透明な樹脂が残ることなく、きれいで あることが要求される。
 上記の2点については従来技術においても考 慮されていたが、両者を満足するものは得ら れていなかった。本発明においては、シーラ ント層を、ビニル単量体グラフトポリマーを 含有しないオレフィン樹脂層[(a)層]とビニル 量体グラフト・オレフィン系ポリマーを含 イージーピール性を有する樹脂層[(b)層]と ら構成し、(a)層をデイスプレイストリップ 最外層に設けることを特徴としている。こ により、袋は、(a)層により強力に接着され ため、デイスプレイストリップに維持され 袋を取外すときには、(a)層の下に配置され いる(b)層により容易に取外されることがで るとともに、不透明な樹脂層が袋の取外し に付着することがない。

(シーラント層の厚さ)
 本発明において、シーラント層は、(a)層と( b)層のいずれも、それぞれ10~80μmの範囲内の さを有しているのが好ましく、(a)層と(b)層 を合わせたシーラント層の厚さとしては、20 ~100μmの範囲内にあることが好ましい。20μm未 満では十分な接着ができなく、また、200μmを 超えると必要以上の厚さとなってコスト高と なる。本発明において、(a)層を構成するフィ ルムと(b)層を構成するフィルムとは,予め積 されたものを用いるのが、デイスプレイス リップの製造が容易となるので,好ましい。 発明において、シーラント層は、デイスプ イストリップの全面に形成されていてもよ が、部分的に形成されていてもよい。また 本発明において、シーラント層は、(a)層、( b)層のほか、さらに多層化されていてもよい

(デイスプレイストリップの粘着剤層)
 本発明のデイスプレイストリップにおいて 販売時点で、顧客が取り外した袋を元に戻 たいことがあり、このために、シーラント と基材層の間に粘着剤層を設けることが好 しい。粘着剤層の形成については、特許文 2に開示されている技術が、本発明において も適用可能である。

特許3973661号公報

(デイスプレイストリップのシーラント層:(a) )
 本発明において、デイスプレイストリップ シーラント層の(a)層を形成するオレフィン 脂としては、炭素数4~12のα―オレフィン重 体、エチレンおよび/またはプロピレンと炭 素数4~12のα―オレフィンとの共重合体を含む 樹脂層が好ましく用いられる。特に、本発明 において、炭素数4~12のαオレフィンを樹脂成 分に含むことにより、低融点のオレフィン系 ポリマーが得られ,袋の最外層がヒートシー ブル層を有しない2軸延伸ポリプロピレンフ ルムにより形成されていても十分ヒートシ ルできる樹脂層を得ることができる。
 炭素数4~12のαオレフィンとしては、1-ブテ 、3-メチル-1-ブテン-ペンテン、4-メチルー1- テン-ペンテン、1-ヘキセン、1-ヘプテン、1- オクテン、1-デセン、1-オクタデセン、1-ドデ セン等が挙げられる。なかでも、1-ブテンが ましく用いられる。これらに、さらに、酢 ビニル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリレ ート等が共重合されていてもよい。
 具体的には,ブテン系ポリマー、エチレンま たはプロピレンとブテンとの共重合体などが 好適な例として挙げられる。エチレン系ポリ マーには、直鎖低密度ポリエチレン、高密度 ポリエチレンが含まれる。エチレン系ポリマ ーまたはプロピレン系ポリマーには、エチレ ン、プロピレンを主体として、他のαオレフ ン(1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン等)を 量共重合したポリマーを含む。

(デイスプレイストリップのシーラント層:(b) )
 本発明において、(b)層は、ビニル単量体グ フト・オレフィン系ポリマーを含む、イー ーピール性を有する樹脂層により構成され いる。デイスプレイストリップのシーラン 層をイージーピール性層とすると、袋を傷 ることなく取り外せることは、特許文献1に より知られている。しかしながら、特許文献 1により開示されているデイスプレイストリ プでは、袋を取外すと、袋の取外し面に不 明な樹脂が付着し、袋の商品価値を落とし いた。本発明においては,(a)層により強固に り付けるとともに、(b)層によりイージーピ ル性が発揮されるので,保持力と取外し性の 両者を満足させるとともに、(a)層はオレフィ ン樹脂層のみで構成されるため透明であり,(b )層はグラフトポリマーにより凝集破壊成分 形成されているため,樹脂層中にグラフトセ メントがミクロ分散しているので透明性が る。このため、袋の取外し面には、(a)層ポ マーと(b)層ポリマーの一部が付着するが透 性は維持されている。
 本発明において、ビニル単量体としては、 チレン、αメチルスチレン等の芳香族ビニ 化合物、酢酸ビニル等のビニルエステル類 メチル(メタ)アクリレート、n―ブチル(メタ) アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート の(メタ)アクリレート類等を挙げることが きるが、なかでも、芳香族ビニル化合物、 くにスチレンが好ましく用いられる。
 本発明において、オレフィン系ポリマーと ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、上 の炭素数4~12のαオレフィンの重合体、また 、エチレンおよび/またはプロピレンと炭素 数4~12のαオレフィンとの共重合体が挙げられ る。なかでも、炭素数4~12のαオレフィンの重 合体、または、エチレンおよび/またはプロ レンと炭素数4~12のαオレフィンとの共重合 が好ましい。本発明において,(b)層に用いる レフィン系ポリマーとしては、(a)層におけ オレフィン系ポリマーと同じでもよく、異 っていてもよい。
 本発明において,グラフトポリマーの形成は 、オレフィン系ポリマーの水性懸濁液に、ラ ジカル発生剤を溶存させ、ビニル単量体を加 えて,ビニル単量体をオレフィン系ポリマー 含浸させてその後加熱することにより、ビ ル単量体がオレフィン系ポリマーにグラフ 重合することにより行うことができる。グ フト重合により得られた反応物は、グラフ ポリマー、グラフト重合に関与していない レフィン系ポリマー、ビニルモノマーの単 重合体の混合物である。グラフトセグメン およびビニルモノマーの単独重合体が凝集 壊成分となり、オレフィン系ポリマー部分 接着成分となる。本発明において、接着成 (連続相)中にグラフトセグメント(分散相)が クロ分散をしているので、デイスプレイス リップから袋を取外したとき、袋表面には シーラント層(a)層と一部の(b)層が付着する 透明であり、袋の外観を損なうことがない オレフィン系ポリマーとビニル単量体との 合は、オレフィン系ポリマー40~70重量%、ビ ル単量体60~30重量%の範囲内にあることが好 しい。

(デイスプレイストリップの製造)
 本発明のデイスプレイストリップは、上記 基材層を構成する2軸延伸フィルム等の基材 とシーラント層を構成するフィルムとを積層 することにより製造するのが好ましい。
積層は、基材層となる基材とシーラント層を 構成するフィルムとを、ポリエチレン樹脂を 介するサンドラミネート、接着剤層を用いる ドライラミネートにより行われる。
 基材層とシーラント層との間に粘着剤層を ける場合には、特許文献2に記載されている ように、基材層上に粘着剤層を形成し、その 上にシーラント層フィルムをラミネートする のが好ましい。粘着剤層とシーラント層間の 剥離性を高めるために、シーラント層フィル ム面にシリコーン樹脂を塗布するのが好まし い。
 本発明において、シーラント層は、(a)層と( b)層とから形成されるが、(a)層と(b)層とは、 め積層一体化されたフィルムを用いるのが ましいが,基材層の上に
(b)層を積層した後に、(a)層をラミネートする ことも可能である。
 本発明において、基材層に、織布、割布(ワ リフ)、不織布等を導入する場合には,基材層 構成するフィルム、紙等に、上記の布等を 層したものに、シーラント層を積層するこ が好ましい。

(袋の基本構成)
 本発明において、デイスプレイストリップ 取り付けられる袋は、最表面がポリプロピ ンフィルム、特に、2軸延伸ポリプロピレン フィルムで形成されているものが用いられる のが好ましい。スナック食品等を充填する袋 は、通常、2軸延伸ポリプロピレンフィルム より形成されているので、本発明のデイス レイストリップは、通常のスーパーマーケ ト、コンビニエンスストア、食料品店、駅 店において広く使用することができる。
 スナック食品等の食品を充填する袋として 、縦・横ピロー包装機、なかでも、縦ピロ 包装機により製造されたものが用いられる これに限定されない。食品を包装する袋は, 通常、強度等の機械的性質を与える基材層、 袋形成のためのシール性能を与えるシーラン ト層、食品の品質を保持するための、酸素・ 水蒸気バリア性を与えるバリア層、商品情報 を示す印刷層から構成されるが、袋内面側か ら袋表面側へ、シーラント層/バリア層/印刷 /基材層の順に個々の基材が積層された、積 層構造を有する包装フィルムにより形成され ることが多い。各層間の積層は、ポリエチレ ンを介したサンドラミネート、接着剤を用い るドライラミネートにより行われる。バリア 層の形成は,通常、金属(アルミニウム)、また は酸化物(酸化珪素、酸化アルミ等)蒸着が用 られる。袋は、シーラント層が20~100μm、基 層が20~100μm、袋全体としては、40~150μm、好 しくは、50~100μmの厚さを有している。

(袋のシーラント層)
 本発明において用いられる袋のシーラント は、袋の内面側に配置され,所定箇所をヒー トシールされて袋を形成する。シーラント層 を構成するポリマーは、公知技術により選択 することが可能であり,通常、無延伸ポリプ ピレン、ヒートシーラブル2軸延伸ポリプロ レン、直鎖低密度ポリエチレン、エチレン- プロピレン共重合体等が用いられる。

(袋の基材層)
 本発明のデイスプレイストリップに最も好 しく用いられるのは、袋の最表面がポリプ ピレン、特に、2軸延伸ポリプロピレンフィ ルムで構成された袋であるが、2軸延伸ポリ ステル、2軸延伸ポリアミドを用いることも きる。デイスプレイストリップのシーラン 層が、無延伸ポリプロピレン、直鎖低密度 リエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合体 エチレン-プロピレン共重合体等の炭素数2~3 のオレフィン系ポリマーで形成された場合に は,袋の最表面層が、2軸延伸ポリプロピレン ィルム等の延伸ポリマーフィルムで構成さ ている場合には接着性を有さず、ヒートシ ルにより袋を取り付けることができなかっ 。このため、袋の最表面の2軸延伸ポリプロ ピレンフィルムに、低融点ヒートシーラブル 層(プロピレン-エチレン-ブテン3元共重合体 のヒートシール性を有する樹脂層やホット ルトポリマーからなる薄いポリマー層等)を するフィルムを用いる必要があった。本発 において、(a)層として、炭素数4~12のα-オレ フィンの重合体、またはエチレンおよび/ま はプロピレンと炭素数4~12の共重合体を含む 脂層を用いると、袋の最外表面がヒートシ ラブル層を有しない2軸延伸ポリプロピレン フィルム等の延伸フィルムであっても、ヒー トシールによりデイスプレイストリップに取 り付けることができる。このため、通常のス ナック食品等の食品を充填した袋であれば, のような袋でも取り付け可能となるので、 発明のデイスプレイストリップの適用範囲 大幅に広くなった。

(袋の製造)
 上記包装フィルムは、包装機に供給され、 り曲げられながら,フィルム長手方向両端面 がシールされて筒状となり、食品が充填され ながら、所定間隔で横シールが形成され、切 断されて袋が形成される。本発明において、 商品展示体を構成する袋は,上記に限らず、 知の技術により作られた、ヒートシールに りデイスプレイストリップに取り付け可能 袋であれば、いずれも用いられる。  

(袋のデイスプレイストリップへの取り付け)
 本発明に係るデイスプレイストリップに、 品等を封入した袋の取り付けは,公知の
アプリケータを用いて行うことができる。公 知のアプリケータの一例としては、特許文献 3に示されている装置が挙げられるが、これ 限定されない。デイスプレイストリップへ 袋の取り付けは,特許文献3に示されているよ うに製袋包装工程と連続して行うのが、生産 の効率性から好ましい。
 特許文献3に記載されているアプリケータに より、袋を取り付ける場合,アプリケータの ームが、包装袋の上部両側端を把持して、 ータ面上に供給されたデイスプレイストリ プの所定の位置に袋の上端部を移動させ、 圧体が上から、袋上端部が重ねられたデイ プレイストリップの部位を押圧してヒート ールを行う。効率的にヒートシールを行う めに、ヒータ面の温度は,シーラント層ポリ ーの融点よりも高く、デイスプレイストリ プ基材層の耐熱性を考慮して,160~220℃の範 内の温度で,200~800msec程度の時間行われる。
 本発明に係るデイスプレイストリップが、 ーラント層の(a)層が融点140℃以下の、ポリ1 -ブテン等を主成分とする低融点ポリオレフ ンにより構成されていると、最外層が2軸延 ポリプロピレンフィルムで構成されている を容易に迅速に取り付けることができる。
 袋は、図2aに示すようにデイスプレイスト ップ1に取り付けられるが、すなわち、
デイスプレイストリップ1のホール部4が下に るように、かつ、袋2の背面2bを上側にして り付けられ、その後、図2bに示すように、 イスプレイストリップ1は上下反転され、袋 表裏反転して、ホール部4を上にし袋2を表2a にして、フック3に取り付けられて展示され 。このようにすることによって、袋2の上側 部は、図2cに示すような形態でデイスプレ ストリップ1に取り付けられるので,袋2を掴 で下方向に引っ張ることにより、袋をデイ プレイストリップから容易に取外すことが 来る。

特許第3830437号公報

 以下、実施例により本発明をさらに具体的 説明するが、本発明の範囲は、これらの実 例により限定されるものではない。
(実施例1)
 1-ブテン重合体を主成分とするフィルムを ートシール性の樹脂層(a層)とし、プロピレ ・エチレン共重合体、スチレングラフトプ ピレン・エチレン共重合体、ポリスチレン らなる樹脂組成物から形成したフィルムを ージーピール性樹脂層(b層)として、(a)層と(b )層とを積層して、シーラント層フィルム(厚 30μm)を作製する。
 2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル ム(厚み:50μm)[基材層]に、前記シーラント層 ィルム(厚さ:30μm)をドライラミネート法によ り積層後、幅35mmにカットしてデイスプレイ トリップを作製する。
 このデイスプレイストリップに、2軸延伸ポ リプロピレンフィルム(厚さ:20μm)/ポリエチレ ン(厚さ:13μm)/VM-ポリエチレンテレフタレート フィルム(厚さ:12μm)/ポリエチレン(厚さ:13μm)/ 無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)の構成を する袋をヒートシールによりデイスプレイ トリップに取り付ける。取り付けには,株式 会社イシダ製F-SPA機を用い、ヒートシール条 は、シール温度:200℃、シール時間:500msecで る。

(実施例2)
 2軸延伸ポリエステルフィルム(厚さ:50μm)に シーラントフィルム(ジェイフィルム(株)社 、SMX-1015L)(厚さ:30μm)を、ポリエチレンを介 るサンドラミネートにより積層フィルムを 製し、これを35mm幅にスリット加工して、デ イスプレイストリップを得る。実施例1と同 に袋を取り付けて、評価する。

(比較例1)
 2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル ム(厚さ:50μm)[基材層]に、無延伸ポリプロピ ン(CPP)フィルム(厚さ:30μm)(東セロ(株)製)[シ ラント層]を積層した後、35mm幅にカットして 、デイスプレイストリップを得る。このデイ スプレイストリップを用いて実施例1と同様 して、商品展示体を作製する。

(比較例2)
 2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィル ム(厚さ:50μm)[基材層]に、ポリエチレン/ポリ ロピレンブレンド系イージーピール性シー ントフィルム(厚さ:30μm)[シーラント層]をド ライラミネート法により積層後、35mm幅にカ トして、デイスプレイストリップを得る。 のデイスプレイストリップを用いて、実施 1と同様にして、商品展示体を作製する。

(評価)
1.ヒートシール強度の測定
 デイスプレイストリップと袋との間のヒー シール強度を、JISK7127(プラスチックフィル 及びシートの引張試験方法)に基づき測定す る。10個の測定値の平均値を表1に示す。

2.吊り下げ評価 
 5個の袋(内容量:100g)を取り付けたデイスプ イストリップを吊り下げ、落下の有無を確 するテストを行う。

3.測定結果を表1に示す。
(表1)

4.測定結果
 比較例1および2と比較して、本発明による 施例1および2のデイスプレイストリップが好 結果を与える。