三廻部 敦 (〒95 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台6-1 ホンダエンジニアリング株式会社内 Tochigi, 32133, JP)
SHIBAYAMA, Takao (LTD. 6-1 Hagadai, Hagamachi, Hagagu, Tochigi 95, 32133, JP)
柴山 孝男 (〒95 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台6-1 ホンダエンジニアリング株式会社内 Tochigi, 32133, JP)
ASAMIZU, Kenichi (LTD. 6-1 Hagadai, Hagamachi, Hagagu, Tochigi 95, 32133, JP)
浅水 健一 (〒95 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台6-1 ホンダエンジニアリング株式会社内 Tochigi, 32133, JP)
本田技研工業株式会社 (〒56 東京都港区南青山二丁目1番1号 Tokyo, 10785, JP)
MIKURUBE, Atsushi (LTD. 6-1 Hagadai, Hagamachi, Hagagu, Tochigi 95, 32133, JP)
三廻部 敦 (〒95 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台6-1 ホンダエンジニアリング株式会社内 Tochigi, 32133, JP)
SHIBAYAMA, Takao (LTD. 6-1 Hagadai, Hagamachi, Hagagu, Tochigi 95, 32133, JP)
柴山 孝男 (〒95 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台6-1 ホンダエンジニアリング株式会社内 Tochigi, 32133, JP)
ASAMIZU, Kenichi (LTD. 6-1 Hagadai, Hagamachi, Hagagu, Tochigi 95, 32133, JP)
| 自動車のボディにボルトで固定されたドアを、当該ボディから取り外すドア取り外しシステムであって、 前記ドアを上下から挟持する双腕ロボットと、前記ボルトを取り外す単腕ロボットと、これらを制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記双腕ロボットの一対のマニピュレータで前記ドアを上下から挟持し、この状態で、前記単腕ロボットで前記ボルトを取り外し、その後、前記双腕ロボットでドアを搬送することを特徴とするドア取り外しシステム。 |
| 自動車のボディにボルトで固定されたドアを、当該ボディから取り外すドア取り外しシステムであって、 前記ドアを把持しかつ略鉛直方向を旋回軸として旋回可能なロボットと、当該旋回軸に作用するトルクを検出するトルク検出手段と、前記ロボットを制御する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、前記ロボットにより前記ドアを把持した状態で、当該ロボットを前記旋回軸で旋回させる際、前記トルク検出手段により前記旋回軸に作用するトルクを検出し、当該検出したトルクが所定値以上である場合には、前記ロボットの旋回を停止することを特徴とするドア取り外しシステム。 |
| 自動車のボディにボルトで固定されたドアを、当該ボディから取り外すドア取り外し方法であって、 双腕ロボットの一対のマニピュレータで前記ドアを上下から挟持して把持する手順と、 前記ボルトを緩める手順と、 前記一対のマニピュレータのうち前記ドアの下側を支持する方にかかる荷重を検出し、当該検出した荷重が所定値以上である場合にのみ、前記双腕ロボットでドアを搬送する手順と、を備えることを特徴とするドア取り外し方法。 |
| 請求項3に記載のドア取り外し方法において、 前記ドアは、上下一対のボルトで前記ボディに固定されており、 前記ボルトを緩める手順では、前記上下一対のボルトのうち上側を緩めた後、下側を緩めることを特徴とするドア取り外し方法。 |
| ロボットアームと、当該ロボットアームの先端に取り付けられたナットランナと、を有するロボットにより、ワークに取り付けられたボルトを取り外すボルト取り外し方法であって、 前記ナットランナのソケットを前記ボルトに嵌合させる手順と、 前記ナットランナのソケットを中心として前記ロボットアームを回動させることにより、前記ボルトの締め付けトルクのうち高トルク範囲を弛緩させる手順と、 前記ナットランナを駆動して、前記ボルトの締め付けトルクのうち低トルク範囲を弛緩させる手順と、を備えることを特徴とするボルト取り外し方法。 |
本発明は、ドア取り外しシステムおよび ア取り外し方法に関する。詳しくは、自動 のドアを取り外すドア取り外しシステムお びドア取り外し方法に関する。
従来より、自動車の製造工程では、ボデ にボルトでドアを仮固定しておき、この状 で塗装を行っている。その後、このボルト 取り外し、ドアを把持して搬送することで ドアをボディから取り外し、ボディとドア を別々のラインで組み立てる。
ここで、ドアをボディから取り外すライ では、例えば、ボディの両側に位置しナッ ランナを備えた2台の第1ロボットと、ボデ の両側に位置しドアを把持する2台の第2ロボ ットと、を備えるドア取り外し装置が用いら れる(特許文献1参照)。このドア取り外し装置 では、ドアを開いた状態で、第1ロボットの ットランナでボルト緩めてドアとボディと 連結を解除し、その後、第2ロボットでドア 把持して、ドアを搬送する。
ここで、第2ロボットは、単腕ロボットで あり、この第2ロボットには、1枚のドアを把 するための専用のドア把持ハンドが取り付 られる。このドア把持ハンドの構造は、ド の形状や構造に応じて、機種毎に異なって る。
また、ドアをボディから取り外す場合、第1
ロボットのロボットアームを制御して、ナッ
トランナをボルトに嵌合させ、その後、ナッ
トランナを駆動することにより、ボルトを緩
めて取り外す。
ここで、ナットランナの最大出力トルクは
ボルトの最大締め付けトルクよりも大きく
っている。
しかしながら、1枚のドアを1つの単腕ロボ
トで支持して搬送するため、ロボットが大
化し、ロボットが占有する占有スペースが
きくなるうえに、ロボットの汎用性が低下
る、という問題があった。
また、多機種を生産するラインでは、機種
にドアの形状や構造が異なるため、複数種
の治具が必要になり、コストが上昇する、
いう問題があった。さらに、製造ラインで
造する機種が変更されるたびに、把持治具
交換したり調整したりすることになり、サ
クルタイムが長期化する、という問題があ
た。
また、例えば、ドアおよびボディを塗装 た際に、ボルトとドアやボディとの隙間に 着した塗料が硬化したり、人手によりボル を締め付けた際に、締め付けトルクにばら きが生じたりして、ボルトの最大締め付け ルクが過大になり、ナットランナの最大出 トルクより大きくなる場合がある。この場 、ナットランナをボルトに嵌合させ、その 、ナットランナを駆動させても、ボルトを めることができない。
また、ナットランナでトルクを管理しつ ボルトを緩めても、ドアとボディとの連結 解除できていない場合がある。この場合、 アを搬送しようとして、ドアをボディから き離すと、ドアやボディを損傷させてしま 場合がある。
また、実際には、ナットランナでボルト 緩めて連結を解除しても、このボルトを除 できていない場合がある。この場合、ドア 搬送しようとして、ドアをボディから引き すと、ドアやボディを損傷させてしまう場 がある。
本発明は、占有スペースを削減でき、か 、コストを低減して、サイクルタイムを短 できるドア取り外しシステムを提供するこ を目的とする。
本発明は、ボルトの最大締め付けトルク ナットランナの最大出力トルクを超えた場 でも、このボルトを取り外すことができる ルト取り外し方法を提供することを目的と る。
また、本発明は、ドアをボディから取り して搬送する際に、ドアやボディが損傷す のを防止できるドア取り外しシステムおよ ドア取り外し方法を提供することを目的と る。
本発明のドア取り外しシステム(例えば、 後述のドア取り外しシステム1)は、自動車の ディ(例えば、後述のボディ10)にボルト(例 ば、後述のボルト12)で固定されたドア(例え 、後述のドア11)を、当該ボディから取り外 ドア取り外しシステムであって、前記ドア 上下から挟持する双腕ロボット(例えば、後 述の双腕ロボット20)と、前記ボルトを取り外 す単腕ロボット(例えば、後述の単腕ロボッ 30)と、これらを制御する制御手段(例えば、 述の制御装置40)と、を備え、前記制御手段 、前記双腕ロボットの一対のマニピュレー (例えば、後述のマニピュレータ22A、22B)で 記ドアを上下から挟持し、この状態で、前 単腕ロボットで前記ボルトを取り外し、そ 後、前記双腕ロボットでドアを搬送するこ を特徴とする。
この発明によれば、1枚のドアを双腕ロボッ
トの一対のマニピュレータで挟持して搬送す
るため、従来のように単腕で把持する場合に
比べて、システムを小型化できる。よって、
システムの占有スペースを削減できるうえに
、ロボットの汎用性を向上できる。
また、双腕ロボットでドアを上下から挟持
ることによりドアを把持したので、機種毎
ドアの形状や構造が異なっても、双腕ロボ
トに取り付ける把持治具は、ドアを挟み込
ことができる構造であればよい。したがっ
、把持治具を簡素な構造にすることができ
コストを低減できる。また、把持治具を交
したり調整したりする回数を低減して、サ
クルタイムを短縮できる。
本発明のドア取り外しシステム(例えば、 後述のドア取り外しシステム1)は、自動車の ディ(例えば、後述のボディ10)にボルト(例 ば、後述のボルト12)で固定されたドア(例え 、後述のドア11)を、当該ボディから取り外 ドア取り外しシステムであって、前記ドア 把持しかつ略鉛直方向を旋回軸(例えば、後 述の旋回軸213)として旋回可能なロボット(例 ば、後述の双腕ロボット20)と、当該旋回軸 作用するトルクを検出するトルク検出手段( 例えば、後述のトルクセンサ214)と、前記ロ ットを制御する制御手段(例えば、後述の制 装置40)と、を備え、前記制御手段は、前記 ボットにより前記ドアを把持した状態で、 該ロボットを前記旋回軸で旋回させる際、 記トルク検出手段により前記旋回軸に作用 るトルクを検出し、当該検出したトルクが 定値以上である場合には、前記ロボットの 回を停止することを特徴とする。
この発明によれば、ロボットによりドアを
持した状態で、このロボットを旋回軸で旋
させる際、トルク検出手段によりロボット
旋回軸に作用するトルクを検出する。この
出したトルクが所定値以上である場合、ボ
トが除去されておらず、ドアがボディに引
掛かった状態である。
そこで、この発明によれば、この検出した
ルクが所定値以上である場合には、ロボッ
の旋回を停止して、ドアの搬送を停止する
よって、ドアをボディから取り外して搬送
る際、ドアやボディが損傷するのを防止で
る。
本発明のドア取り外し方法は、自動車の ディ(例えば、後述のボディ10)にボルト(例 ば、後述のボルト12)で固定されたドア(例え 、後述のドア11)を、当該ボディから取り外 ドア取り外し方法であって、双腕ロボット( 例えば、後述の双腕ロボット20)の一対のマニ ピュレータ(例えば、後述のマニピュレータ22 A、22B)で前記ドアを上下から挟持して把持す 手順と、前記ボルトを緩める手順と、前記 対のマニピュレータのうち前記ドアの下側 支持する方にかかる荷重を検出し、当該検 した荷重が所定値以上である場合にのみ、 記双腕ロボットでドアを搬送する手順と、 備えることを特徴とする。
一対のマニピュレータのうちドアの下側を
持する方にかかる荷重を検出し、この検出
た荷重が所定値未満である場合、ドアの荷
をボディが支持しており、ドアとボディと
連結は解除されていない状態である。
そこで、この発明によれば、この検出した
重が所定値以上である場合にのみ、双腕ロ
ットでドアを搬送する。よって、ドアとボ
ィとの連結が解除されている場合にのみド
を搬送するので、ドアやボディが損傷する
を防止できる。
この場合、前記ドアは、上下一対のボル で前記ボディに固定されており、前記ボル を緩める手順では、前記上下一対のボルト うち上側を緩めた後、下側を緩めることが ましい。
上側のボルトを緩めると、ドアの重量の一
を下側のマニピュレータに負担し、下側の
ルトを緩めると、ドアの重量の全てを下側
マニピュレータで負担することになる。
そこで、本発明では、上下一対のボルトの
ち上側を緩めた後、下側を緩めたので、下
のマニピュレータにかかる荷重の経時変化
監視することで、ドアとボディとの連結が
除されたか否かを確実に判断できる。
本発明のボルト取り外し方法は、ロボッ アーム(後述のアーム33)と、当該ロボットア ームの先端に取り付けられたナットランナ( 述のナットランナ71)と、を有するロボット( 述の単腕ロボット30)により、ワーク(後述の ドア11)に取り付けられたボルト(後述のボル 12)を取り外すボルト取り外し方法であって 前記ナットランナのソケット(後述のソケッ 711)を前記ボルトに嵌合させる手順と、前記 ナットランナのソケットを中心として前記ロ ボットアームを回動させることにより、前記 ボルトの締め付けトルクのうち高トルク範囲 を弛緩させる手順と、前記ナットランナを駆 動して、前記ボルトの締め付けトルクのうち 低トルク範囲を弛緩させる手順と、を備える ことを特徴とする。
ナットランナのソケットを中心としてロ ットアームを回動させることにより、ボル の締め付けトルクのうち高トルク範囲を緩 た後、ナットランナを駆動して、ボルトの め付けトルクのうち低トルク範囲を緩めた よって、ボルトの最大締め付けトルクがナ トランナの最大出力トルクを超えても、ボ トの締め付けトルクのうちナットランナの 大出力トルクを超えた部分については、ロ ットアームを回動させることにより弛緩す ことができるから、このボルトを取り外す とができる。
本発明によれば、1枚のドアを双腕ロボット
の一対のマニピュレータで挟持して搬送する
ため、従来のように単腕で把持する場合に比
べて、システムを小型化できる。よって、シ
ステムの占有スペースを削減できるうえに、
ロボットの汎用性を向上できる。
また、双腕ロボットでドアを上下から挟持
ることによりドアを把持したので、機種毎
ドアの形状や構造が異なっても、双腕ロボ
トに取り付ける把持治具は、ドアを挟み込
ことができる構造であればよい。したがっ
、把持治具を簡素な構造にすることができ
コストを低減できる。また、把持治具を交
したり調整したりする回数を低減して、サ
クルタイムを短縮できる。
1 ドア取り外しシステム
10 ボディ
11 ドア(ワーク)
12 ボルト
20 双腕ロボット
22A 第1マニピュレータ
22B 第2マニピュレータ
30 単腕ロボット
33 アーム
40 制御装置(制御手段)
71 ナットランナ
213 旋回軸
214 トルクセンサ(トルク検出手段)
711 ソケット
以下、本発明の一実施形態を図面に基づい
説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドア取り
外しシステム1の斜視図である。
ドア取り外しシステム1は、自動車のボディ
10にボルト12で仮固定されたワークとしての
ア11を、このボディ10から取り外すものであ
。このドア取り外しシステム1は、ドア11を
下から挟持する双腕ロボット20と、ボルト12
を取り外す単腕ロボット30と、これらを制御
る制御手段としての制御装置40(図4参照)と
を備える。
自動車のボディ10には、上下一対のヒンジ
材13、14を介して、ドア11が取り付けられる
一対のヒンジ部材13、14は、それぞれ、ボデ
ィ10に固定されるとともに、1本のボルト12で
ア11の長さ方向一端側の端面に仮固定され
いる。
このドア11は、インナパネル15とアウタパネ
ル16とを接合して形成される。
インナパネル15は、略平板矩形状のパネル
体151と、このパネル本体151の上端に設けら
た略コの字形状のフレーム部152と、を備え
。フレーム部152とパネル本体151の上辺とで
まれた領域は、図示しない窓ガラスが露出
る開口となっている。
アウタパネル16は、インナパネル15のパネル
本体151の外側に取り付けられる。アウタパネ
ル16の上辺とインナパネル15のパネル本体151
上辺との間には、窓ガラスを収容するため
隙間が形成されている。
双腕ロボット20は、ロボット本体21と、この
ロボット本体21を挟んで設けられた第1マニピ
ュレータ22Aおよび第2マニピュレータ22Bと、
備える。
マニピュレータ22A、22Bは、7軸であり、ロボ
ット本体21に軸支されるアーム23A、23Bと、こ
らアーム23A、23Bの先端フランジ面24A、24Bに
支された第1把持治具50および第2把持治具60
、を備える。
ロボット本体21は、床面に対して所定方 にスライド可能なスライド部211と、このス イド部211に略鉛直方向を旋回軸213として旋 可能な旋回部212とを備える。
スライド部211は、自動車のボディ10の搬送
向すなわち図1中矢印A方向と、この自動車の
ボディ10の搬送方向に交差する方向すなわち
1中矢印B方向と、にスライド可能となって
る。
このスライド部211には、この旋回軸213に作
するトルクを検出するトルク検出手段とし
のトルクセンサ214が設けられている。トル
センサ214は、具体的には、旋回軸213を駆動
るモータの回転軸に作用するトルクを検出
る。
旋回部212には、マニピュレータ22A、22Bに 直方向に作用する荷重を検出する荷重セン 215A、215Bが設けられている。
アーム23A、23Bは、ロボット本体21側から に、第1腕部231、第2腕部232、第3腕部233、第4 部234、第5腕部235、および、第6腕部236を備 る。
第1腕部231は、略直線状に延出しており、ロ
ボット本体21に軸支される。ロボット本体21
、略水平方向に延びる回転軸216を回転中心
して、第1腕部231を回転させる。
アーム23Aの第1腕部231の回転軸216と、アーム
23Bの第1腕部231の回転軸216とは、同一直線上
位置している。
上述の荷重センサ215A、215Bは、これら回転
216を駆動するモータの回転軸に作用するト
クを検出する。
第2腕部232は、略直線状に延出しており、第
1腕部231に軸支される。第1腕部231は、図示し
い駆動機構により、第1腕部231の延出方向に
交差する方向を回転中心として、第2腕部232
回転させる。これにより、第1腕部231の延出
向と第2腕部232の延出方向との成す角度が変
化する。
第3腕部233は、略直線状に延出しており、第
2腕部232に軸支される。第2腕部232は、図示し
い駆動機構により、第2腕部232の延出方向を
回転中心として、第3腕部233を回転させる。
第4腕部234は、略直線状に延出しており、第
3腕部233に軸支される。第3腕部233は、図示し
い駆動機構により、第3腕部233の延出方向に
交差する方向を回転中心として、第4腕部234
回転させる。これにより、第3腕部233の延出
向と第4腕部234の延出方向との成す角度が変
化する。
第5腕部235は、略直線状に延出しており、第
4腕部234に軸支される。第4腕部234は、図示し
い駆動機構により、第4腕部234の延出方向を
回転中心として、第5腕部235を回転させる。
第6腕部236は、略直線状に延出しており、 第5腕部235に軸支される。第5腕部235は、図示 ない駆動機構により、第5腕部235の延出方向 に交差する方向を回転中心として、第6腕部23 6を回転させる。これにより、第5腕部235の延 方向と第6腕部236の延出方向との成す角度が 変化する。
第1把持治具50および第2把持治具60は、ア ム23A、23Bの先端フランジ面24A、24Bで第6腕部 236に軸支される。第6腕部236は、図示しない 動機構により、第6腕部236の延出方向を回転 心として、第1把持治具50および第2把持治具 60を回転させる。
図2(a)は、第1把持治具50の斜視図である。
第1把持治具50は、アーム23Aの先端フランジ
24Aに取り付けられた支持部51と、この支持
51に支持される略コの字形状の係止部52と、
示しないレーザ測定装置と、を備える。
係止部52は、アーム23Aの先端フランジ面24 Aに取り付けられたフレーム53と、このフレー ム53の表面に設けられたウレタン製の緩衝部5 4と、フレーム53に設けられて緩衝部54から突 するドア開けピン55と、を備える。
フレーム53は、略L字形状であり、先端フ ンジ面24Aに略平行に延出する板状の第1フレ ーム531と、この第1フレーム531の一端側に設 られて第1フレーム531に対して略直交方向に 出する板状の第2フレーム532と、を備える。
緩衝部54は、第1フレーム531の内側の表面に
って設けられた第1緩衝部541と、第2フレー
532の内側の表面に沿って設けられた第2緩衝
542と、この第2緩衝部542の先端側に設けられ
て第1緩衝部541に対向するように延出する第3
衝部543と、を備える。
ドア開けピン55は、第2フレーム532に設けら
、第2緩衝部542の表面から突出している。
図2(b)は、第2把持治具60の斜視図である。
第2把持治具60は、アーム23Bの先端フランジ
24Bに取り付けられた支持部61と、この支持
61の両端側に支持された互いに略平行な一対
の略L字形状の係止部62と、を備える。
この係止部62は、それぞれ、第1把持治具50
係止部52と同様の構成であるが、ドア開けピ
ンが設けられていない点が異なる。
図1に戻って、単腕ロボット30は、ロボット
体31と、このロボット本体31に設けられた1
のマニピュレータ32と、を備える。
マニピュレータ32は、7軸であり、ロボット
体31に設けられたアーム33と、このアーム33
先端にナットランナ支持具70を介して支持
れたナットランナ71と、を備える。
単腕ロボット30のロボット本体31およびアー
ム33は、双腕ロボット20のロボット本体31およ
びアーム23A、23Bと同様の構成であるが、単腕
ロボット30のスライド部211は、図1中矢印A方
にのみスライド可能である点が、双腕ロボ
ト20のスライド部211と異なる。
図3は、ナットランナ71およびナットランナ
持具70の平面図および側面図である。
ナットランナ71は、ソケット711と、このソ
ット711を回転駆動するナットランナ本体712
、を有する。
ソケット711は、ナットランナ本体712の先端
に設けられ、ソケット711の回転軸Cは、ナッ
トランナ本体712の延出方向に交差している。
ナットランナ支持具70は、アーム33の先端 フランジ面34に取り付けられた基部72と、こ 基部72に回動可能に支持されてナットランナ 71を支持するフレーム73と、を備える。
基部72は、先端フランジ面34Aに沿って延出
る円盤状の本体721と、本体721から突出する4
のボルト723と、を備える。
本体721の中央には、先端フランジ面34の中
軸Rに沿って延びる挿通孔722が形成されてい
。挿通孔722の内壁面には、ラジアル軸受724
設けられ、この挿通孔722のフレーム73側に
、スラスト軸受725が設けられる。
4つのボルト723は、本体721に螺合されており
、軸部722を中心として環状に配置されている
。
フレーム73は、断面略L字形状であり、先 フランジ面34に沿って延出する平板状の第1 レーム731と、この第1フレーム731に立設され た平板状の第2フレーム732と、第1フレーム731 貫通して固定された軸部733と、を備える。
第1フレーム731には、基部72のボルト723が収
される4つの収容部734が形成されている。
軸部733は、基部72の挿通孔722に挿通されて
ラジアル軸受724およびスラスト軸受725に支
される。これにより、フレーム73は、中心軸
Rを回転中心として基部72に回転可能に支持さ
れることになる。
各収容部734の内壁面には、ボルト723の首 を囲んで配置される筒状の緩衝材735が配置 れている。緩衝材735は、弾性変形可能なウ タン製であり、収容部734の内壁面とボルト7 23の首部の外周面との間に介装されることに る。
第2フレーム732は、ナットランナ71が先端 ランジ面34Aに沿って延出するように、ナッ ランナ本体712を支持している。これにより ナットランナ71のソケット711の回転軸Cは、 ーム33の先端フランジ面34の中心軸Rと略平 となっている。
以上のナットランナ支持具70は、以下のよ
に動作する。
上述のように、フレーム73は、中心軸Rを回
中心として基部72に対して回転可能である
しかしながら、基部72のボルト723がフレーム
73の収容部734に収容されているので、フレー
73の基部72に対する回転は、ボルト723により
規制される。
ここで、ボルト723と収容部734との間には緩
材735が設けられているため、フレーム73を
部72に対して回転させると、緩衝材735は、収
容部734の内壁面とボルト723の首部の外周面と
で押圧されて弾性変形する。よって、フレー
ム73の基部72に対する回転量は、緩衝材735の
性変形量に等しくなる。
ナットランナ71のソケット711の回転軸Cは、
端フランジ面34の中心軸Rと平行であるので
ソケット711は、アーム33の先端フランジ面34
に対して僅かに回転することになる。
図4は、制御装置40の概略構成を示すブロッ
図である。
制御装置40は、双腕ロボット20のマニピュレ
ータ22Aでドア11を開けるドア開け部41と、双
ロボット20のマニピュレータ22A、22Bでドア11
上下から挟持するドア挟持部42と、単腕ロ
ット30でボルト12を取り外すボルト取り外し
43と、双腕ロボット20でドア11を搬送するド
搬送部44と、を備える。
ドア開け部41は、マニピュレータ22Aの第1 持治具50のドア開けピン55を、ドア11のアウ パネル16とインナパネル15との隙間に挿入し て、このドア11をボディ10の外側に向かって くことで、ドア11が開く。
ドア挟持部42は、マニピュレータ22Aの第1 持治具50と、マニピュレータ22Bの第2把持治 60とで、ドア11を上下から挟持する。ドア11 挟持する際、図示しない力覚センサにより ニピュレータ22A、22Bに作用する反力を検出 、この検出した反力に基づいて、マニピュ ータ22A、22Bをフィードバック制御する。
ボルト取り外し部43は、単腕ロボット30を制
御して、ボルト12にナットランナ71のソケッ
を嵌合し、このナットランナ71を駆動するこ
とで、ボルト12を取り外す。ここで、ボルト
り外し部43は、上下一対のボルト12のうち、
上側のボルト12を緩めて取り外した後、下側
ボルト12を緩めて取り外す。
また、ボルト12を緩める際、ナットランナ71
のソケット711を中心としてアーム33を回動さ
ることにより、ボルト12の締め付けトルク
うち高トルク範囲を弛緩させ、その後、ナ
トランナ71を駆動して、ボルト12の締め付け
ルクのうち低トルク範囲を弛緩させる。
ドア搬送部44は、荷重センサ215Bにより、一
のマニピュレータ22A、22Bのうちドア11の下
を支持する方、ここではマニピュレータ22B
かかる荷重を検出する。
具体的には、マニピュレータ22Bについて回
軸216以外の回転軸をロックしておき、荷重
ンサ215Bにより、マニピュレータ22Bの回転軸
216を駆動するモータに作用するトルクを検出
する。なお、本実施形態では、荷重センサ215
Bにより回転軸216に作用するトルクを検出し
が、これに限らず、回転軸216を駆動するモ
タの電流値に基づいて、この回転軸216に作
するトルクを算出してもよい。
そして、この検出した荷重が所定値以上で
る場合にのみ、ロボット本体21の旋回軸213
旋回を開始して、一対のマニピュレータ22A
22Bでドア11の搬送を開始する。
また、双腕ロボット20の旋回軸213を旋回 せる際、トルクセンサ214により旋回軸213に 用するトルクを検出し、この検出したトル が所定値以上である場合には、双腕ロボッ 20の旋回を停止する。なお、本実施形態では 、トルクセンサにより旋回軸213に作用するト ルクを検出したが、これに限らず、旋回軸213 を駆動するモータの電流値に基づいて、この 旋回軸213に作用するトルクを算出してもよい 。
以下、ドア取り外しシステム1の動作につい
て、図5のフローチャートを参照しながら説
する。
まず、ボディ10がライン上を搬送され、ド
取り外しシステム1に供給される。この状態
は、ドア11は閉じた状態である。
まず、ST10では、単腕ロボット30は、原位置
位置している。
ST11では、単腕ロボット30のスライド部211を
ライドさせて、ドア11の開閉範囲の外側に
ニピュレータ32を移動させ、ST12では、この
腕ロボット30を待機させる。
一方、ST0では、双腕ロボット20は、原位置
位置している。
ST1では、双腕ロボット20のスライド部211を
ライドさせて、ドア11を把持する位置にマニ
ピュレータ22A、22Bを移動させる。
ST2では、双腕ロボット20の第1マニピュレー
22Aに設けられた図示しないレーザ測定装置
より、ドア11の位置を測定する。
ST3では、測定したドアの位置に基づいて、
めティーチングされた動作を補正して、双
ロボット20の第1マニピュレータ22Aによりド
11を開ける。
具体的には、図6に示すように、第1マニピ
レータ22Aを駆動して、第1把持治具50のドア
けピン55を、ドア11のアウタパネル16の上辺
インナパネル15のパネル本体151の上辺との隙
間に挿入するとともに、係止部52の第3緩衝部
543をインナパネル15のパネル本体151の上辺に
止させて、このドア11をボディ10の外側に向
かって引く。すると、ドア11が開いて、ドア1
1の下辺が露出する。
ST4では、測定したドア11の位置に基づいて
双腕ロボット20の第1マニピュレータ22Aおよ
第2マニピュレータ22Bにより、ドア11を把持
る。
具体的には、図7に示すように、第2マニピ
レータ22Bを駆動して、第2把持治具60の係止
62の第3緩衝部543をドア11の下辺に係止させる
とともに、係止部62の第2緩衝部542でドア11の
辺を支持する。この状態では、第1把持治具
50の緩衝部54と、第2把持治具60の緩衝部54とは
、ドア11を上下に挟んで互いに対向した状態
ある。この状態から、第1把持治具50と第2把
持治具60とを接近させることで、第1マニピュ
レータ22Aおよび第2マニピュレータ22Bにより
ア11を挟持する。
ST5では、双腕ロボット20の第1マニピュレ タ22Aおよび第2マニピュレータ22Bによりドア 11を把持した状態で、この双腕ロボット20を 機させる。
一方、ST13では、双腕ロボット20によりド 11が把持された後、単腕ロボット30のスライ ド部211をスライドさせて、ボルト12を緩める 置にマニピュレータ32を移動させる。
ST14では、測定したドア11の位置に基づい 、図8に示すように、ナットランナ71のソケ トをヒンジ部材13、14のボルト12に嵌合させ ナットランナ71を駆動して、上下のボルト12 を緩めて取り外す。ここで、上側のヒンジ部 材13のボルト12、下側のヒンジ部材14のボルト 12の順に取り外す。
具体的には、図9に示すように、まず、ナ ットランナ71のソケット711をボルト12に嵌合 せる。ここで、ソケット711をアーム33の先端 フランジ面34の中心軸Rに対して僅かに回動さ せる。同時に、アーム33を制御して、ソケッ 711を先端フランジ面34の中心軸R方向に押圧 るとともに、ナットランナ71の長さ方向で るW軸方向(図3参照)にフローティング自在な 態とする。これにより、ボルト12の位置ず に対してソケット711を追従させる。その後 図8中矢印で示すように、ナットランナ71の ケット711の回転軸Cを中心としてアーム33を 動させることにより、ボルト12の締め付けト ルクのうち高トルク範囲を弛緩させ、その後 、ナットランナ71を駆動して、ボルト12の締 付けトルクのうち低トルク範囲を弛緩させ 。このようにして、図10に示すように、ボル ト12を取り外す。
ST15では、双腕ロボット20によるドア11の 送経路の外側に、単腕ロボット30のマニピュ レータ32を移動させ、ST16では、単腕ロボット 30のスライド部211をスライドさせて、原位置 戻る。
一方、ST6では、ボルトが外れたか否かを 定する。ここで、荷重センサ215Bにより第2 ニピュレータ22Bに作用する荷重を検出し、 の検出した荷重が所定値以上である場合、 アとボディとの連結が解除されたと判定す 。この判定がNOの場合、ST5に戻り、YESの場合 、ST7に移る。
ST7では、図11に示すように、双腕ロボット20
の旋回軸213を旋回させるとともに、双腕ロボ
ット20のスライド部211を図11中矢印方向Bにス
イドさせて、双腕ロボット20によりドア11を
搬送する。
ここで、双腕ロボット20の旋回軸213を旋回
せる際、トルクセンサ214により旋回軸213に
用するトルクを検出し、この検出したトル
が所定値以上である場合には、双腕ロボッ
20の旋回を停止する。
ST8では、双腕ロボット20によりこのドア11を
パレットに載置し、ST9では、双腕ロボット20
スライド部211をスライドさせて、原位置に
る。
本実施形態によれば、以下のような効果が
る。
(1)1枚のドア11を双腕ロボット20の一対のマ
ピュレータ22A、22Bで挟持して搬送するため
従来のように単腕で把持する場合に比べて
ドア取り付けシステム1を小型化できる。よ
て、ドア取り付けシステム1の占有スペース
を削減できるうえに、ロボット20、30汎用性
向上できる。
また、双腕ロボット20でドア11を上下から挟
持することによりドア11を把持したので、機
毎にドアの形状や構造が異なっても、双腕
ボット20に取り付ける把持治具は、ドアを
み込むことができる構造であればよい。し
がって、第1把持治具50および第2把持治具60
ように、把持治具を簡素な構造にすること
でき、コストを低減できる。また、把持治
を交換したり調整したりする回数を低減し
、サイクルタイムを短縮できる。
(2)双腕ロボット20によりドア11を把持した 状態で、この双腕ロボット20を旋回軸213で旋 させる際、トルクセンサ214により双腕ロボ ト20の旋回軸213に作用するトルクを検出す 。この検出したトルクが所定値以上である 合、ボルト12が除去されておらず、ドア11が ディ10に引っ掛かった状態である。よって 双腕ロボット20の旋回を停止して、ドア11の 送を停止する。よって、ドア11をボディ10か ら取り外して搬送する際、ドア11やボディ10 損傷するのを防止できる。
(3)荷重センサ215Bにより検出した荷重が所 定値以上である場合にのみ、双腕ロボット20 ドア11を搬送する。よって、ドア11とボディ 10との連結が解除されている場合にのみドア1 1を搬送するので、ドア11やボディ20が損傷す のを防止できる。
(4)上下一対のボルト12のうち上側を緩め 後、下側を緩めたので、下側のマニピュレ タ22Bにかかる荷重の経時変化を監視するこ で、ドア11とボディ10との連結が解除された 否かを確実に判断できる。
(5)ナットランナ71のソケット711を中心と て単腕ロボット30のアーム33を回動させるこ により、ボルト12の締め付けトルクのうち トルク範囲を緩めた後、ナットランナを駆 して、ボルト12の締め付けトルクのうち低ト ルク範囲を緩めた。よって、ボルト12の最大 め付けトルクがナットランナ71の最大出力 ルクを超えても、ボルト12の締め付けトルク のうちナットランナ71の最大出力トルクを超 た部分については、アーム33を回動させる とにより弛緩することができるから、この ルト12を取り外すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定され ものではなく、本発明の目的を達成できる 囲での変形、改良等は本発明に含まれるも である。
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