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Patent Searching and Data


Title:
DRIVE SOURCE CONTROL DEVICE FOR VEHICLE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026480
Kind Code:
A1
Abstract:
A drive source control device for a hybrid vehicle, in which the amount of fuel consumption and the amount of exhaust gas discharge are reduced without impairing necessary acceleration performance. The drive source control device has means which, upon receiving an acceleration request by acceleration operation, calculates additional torque to be outputted from the motor according to the degree of accelerator opening and vehicle speed, the additional torque calculation being made with an assumption that there is no additional torque from an engine, and the drive control device also has means which, when the calculated additional torque of the motor causes a torque shortfall, sets the shortfall as additional torque of the engine. When the acceleration request satisfies predetermined kickdown conditions, the drive source control device restricts transmission shifting and calculates additional torque equivalent to kickdown shifting by using a transmission ratio.

Inventors:
OKAWA, Akemi (1 Asahi-machi 2-chome, Kariya-sh, Aichi 50, 4488650, JP)
大川 明美 (〒50 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシン精機株式会社内 Aichi, 4488650, JP)
Application Number:
JP2007/066205
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
August 21, 2007
Export Citation:
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Assignee:
AISIN SEIKI KABUSHIKI KAISHA (1 Asahi-machi 2-chome, Kariya-shi Aichi, 50, 4488650, JP)
アイシン精機株式会社 (〒50 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 Aichi, 4488650, JP)
OKAWA, Akemi (1 Asahi-machi 2-chome, Kariya-sh, Aichi 50, 4488650, JP)
International Classes:
B60W10/08; B60K6/48; B60K6/547; B60L11/14; B60W10/06; B60W10/10; B60W20/00
Attorney, Agent or Firm:
KATO, Asamichi (daVinci BOSEI 7th Floor 20-12,Shin-Yokohama 3-chome, Kohoku-ku,Yokohama-sh, Kanagawa 33, 2220033, JP)
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Claims:
 駆動源として備えられたエンジン及びモータを制御する車両の駆動源制御装置であって、
 アクセル操作による加速要求があった場合に、前記エンジンからの追加トルクが無いものとして、アクセル開度と車速に応じ前記モータから出力すべき追加トルクを算出する手段と、
 前記算出したモータの追加トルクではトルク不足が生じる場合に、該不足分を、前記エンジンの追加トルクとする手段と、を備えたこと、
 を特徴とする車両の駆動源制御装置。
 前記加速要求が所定のキックダウン条件を満たす場合は、変速を抑止するとともに、キックダウン変速相当の追加トルクを算出する手段を備えたこと、
 を特徴とする請求項1に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記モータは、変速機を介さずに駆動輪を駆動できるよう配設されており、
 前記変速機のギヤ比を用いて前記キックダウン変速相当の追加トルクを算出すること、
 を特徴とする請求項2に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記エンジンは変速機を介して駆動力を出力し、
 前記加速要求が所定の条件を満たす場合は、前記変速機での変速を抑止する手段を備えたこと、
 を特徴とする請求項1に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記加速要求が所定の条件を満たす場合であって、
 前記算出したモータの追加トルクではトルク不足が生じる場合に、前記変速機での加速を行う手段を備えたこと、
 を特徴とする請求項4に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記加速要求が所定の条件を満たす場合であって、
 前記モータが作動不能な場合に、前記変速機での変速を行う手段を備えたこと、
 を特徴とする請求項4に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記変速は前記エンジンの駆動力を増大させるための変速であること、
 を特徴とする請求項4から6のいずれか一に記載の車両の駆動制御装置。
 前記変速した場合に得られる駆動力を算出する手段を備え、
 前記モータによる追加のトルク、又は前記モータと前記エンジンとの追加のトルクを、前記変速した場合に得られる駆動力に基づいて算出すること、
 を特徴とする請求項4に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記変速した場合に得られる駆動力は、前記変速機のギヤ比を用いて算出すること、
 を特徴とする請求項8に記載の車両の駆動源制御装置。
 前記所定の条件は、前記アクセル開度に基づいて設定されること、
 を特徴とする請求項4から9いずれか一に記載の車両の駆動源制御装置。
Description:
車両の駆動源制御装置

 (関連出願)本願は、先の日本特許出願2006-233 106号(2006年8月30日出願)の優先権を主張するも のであり、前記先の出願の全記載内容は、本 書に引用をもって繰込み記載されているもの とみなされる。
 本発明は、車両の駆動源制御装置に関し、 に、駆動源としてエンジンとモータとを備 る車両の駆動源制御装置に関する。

 図7は、エンジンと、モータ・ジェネレー タ(以下、「モータ」ないし「MG」ともいう。 )のトルク性能を表した図であり、エンジン 一定の回転領域においてピークを持ち、高 ルクを発生できるが、排気ガスや燃料消費 ある。一方、モータは、低回転領域から高 ルクを発生できるという強みがあるが、高 転域ではトルクは減少する。

 いわゆるパラレル方式のハイブリッド車 おいて、上記駆動源の特性の違いを利用し 発進時や加速時にモータによるトルクアシ トを実施し、走行時のエンジン音低減や燃 向上を図る技術が知られている。

 例えば、特許文献1には、エコラン(エコ ミー&エコロジーランニング)中における イドリングストップ状態から発進する際の ライバによるアクセルペダルの過剰な踏込 による燃費悪化を防ぐため、発進から一定 間モータによるトルクアシストを実施する とが提案されている。

 また、特許文献2には、トルクアシストを 用いた加速中にバッテリが切れてエンジン音 や振動が急激に変化しないように、事前にバ ッテリから供給する電力と電力供給時間を推 定し、その結果に基づいて加速期間における バッテリ及びエンジン出力を制御する技術が 開示されている。

特開2005-325804号公報

特開2006-9588号公報

 以上の特許文献1、2の開示事項は、本書に 用をもって繰り込み記載されているものと る。
 上記のとおり、発進時や加速時にモータに るトルクアシストを実施することが提案さ ているが、エンジンからの追加トルクを得 ことを前提としており、相応の燃料消費と 気ガス排出を招いてしまうという問題点が る。特に、いわゆるキックダウン操作が行 れた場合には、低速段への変速が行われる め、上記傾向は顕著になる。

 図8は、従来技術において、ドライバより 急加速操作が行われた場合の、ギヤ段、エン ジントルク、車速、MGアシストトルク、アク ル開度の変化を表した図である。同図に表 れたとおり、アクセルの踏込み操作後速や に、MGによりトルクアシストが行われるた 、図中点線で表されたアシスト無しの車速 り、応答性の良い加速性能が得られている 、MGトルクアシスト終了後は、エンジンによ り加速が行われるため、相応の燃料消費と排 気ガス発生は不可避となる。

 また、上記のように、アクセルペダルが 込まれてから、エンジンの出力が実際に増 するまでに時間が掛かるという問題点もあ 。特に、キックダウン時は、図8に示すとお り、変速動作に要する時間が加わるため、ド ライバの要求するトルクに達するまでに一層 の時間を要することとなる。

 本発明は、上記した事情に鑑みてなされ ものであって、その目的とするところは、 要な加速性能を確保しつつ、加速期間中の 料消費量と排気ガス排出量を低減できる車 用駆動源制御装置を提供することにある。

 本発明の第1の視点によれば、駆動源とし て備えられたエンジン及びモータを制御する 車両の駆動源制御装置であって、アクセル操 作による加速要求があった場合に、前記エン ジンからの追加トルクが無いものとして、ア クセル開度と車速に応じ前記モータから出力 すべき追加トルクを算出する手段と、前記算 出したモータの追加トルクではトルク不足が 生じる場合に、該不足分を、前記エンジンの 追加トルクとする手段と、を備える車両の駆 動源制御装置が提供される。

 また、本発明の第2の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、加速要求が所 定のキックダウン条件を満たす場合は、キッ クダウン変速相当の追加トルクを算出する手 段を備える車両の駆動源制御装置が提供され る。
 また、本発明の第3の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記モータは 、変速機を介さずに駆動輪を駆動できるよう 配設されており、前記変速機のギヤ比を用い て前記キックダウン変速相当の追加トルクを 算出する車両の駆動源制御装置が提供される 。
 また、本発明の第4の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記エンジン は変速機を介して駆動力を出力し、前記加速 要求が所定の条件を満たす場合は、前記変速 機での変速を抑止する手段を備える車両の駆 動源制御装置が提供される。
 また、本発明の第5の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記加速要求 が所定の条件を満たす場合であって、前記算 出したモータの追加トルクではトルク不足が 生じる場合に、前記変速機での変速を行う手 段を備える車両の駆動源制御装置が提供され る。
 また、本発明の第6の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記加速要求 が所定の条件を満たす場合であって、前記モ ータが作動不能な場合に、前記変速機での変 速を行う手段を備える車両の駆動源制御装置 が提供される。
 また、本発明の第7の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記エンジン の駆動力を増大させるために前記変速を行う 車両の駆動制御装置が提供される。
 また、本発明の第8の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記変速した 場合に得られる駆動力を算出する手段を備え 、前記変速した場合に得られる駆動力に基づ いて、前記モータによる追加のトルク、又は 前記モータと前記エンジンとの追加のトルク を算出する車両の駆動源制御装置が提供され る。
 また、本発明の第9の視点によれば、前記車 両の駆動源制御装置において、前記変速機の ギヤ比を用いて前記変速した場合に得られる 駆動力を算出する車両の駆動源制御装置が提 供される。
 また、本発明の第10の視点によれば、前記 両の駆動源制御装置において、前記アクセ 開度に基づいて、前記所定の条件を設定す 車両の駆動源制御装置が提供される。

 本発明によれば、加速に伴う燃料消費や ガスを低減させるとともに、応答性を向上 せることができる。

本発明を適用可能なハイブリッド車両 構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車両の駆動 構の概略構成(4速状態)を表したスケルトン である。 本発明の一実施形態に係る車両の駆動 制御措置(HV-ECU)において所定時間毎に行わ る処理を表したフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る駆動源 制御措置(HV-ECU)が搭載された車両の挙動を説 するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る駆動源 制御措置(HV-ECU)が搭載された車両の挙動を説 するための図である。 本発明の第1の実施の形態に係る駆動源 制御措置(HV-ECU)の具体的な動作を説明するた の図である。 エンジンとMGのトルク性能を表した図 ある。 従来のハイブリッド車の挙動を説明す ための図である。 本発明の一実施形態に係る車両の駆動 制御装置(HV-ECU)において所定時間毎に行わ る処理を表したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る車両の駆動 源制御装置(HV-ECU)において所定時間毎に行わ る処理を表したフローチャートである。

 続いて、本発明を実施するための最良の 態について図面を参照して詳細に説明する 図1は、本発明を適用可能なハイブリッド車 両の構成を示したブロック図である。まず始 めに、図1を参照すると、内燃機関に代表さ るエンジン(以下、「EG」ともいう)11と、バ テリ19に蓄積された電気で駆動されるMG12と 2種類の原動機とが並列に配置され、車輪を 動できるような構成となっている。

 エンジン11の出力は、変速機13に伝達され 、次いで、出力部である差動装置(ディファ ンシャル)14を経由してアクスルシャフト15、 15’及び駆動輪16、16’に伝達され、車両を駆 動する。MG12の出力も同様に差動装置(ディフ レンシャル)14を経由して車両を駆動可能に っている。

 また、図1のハイブリッド車両は、車両全 体の制御を掌るHV-ECU21(Hybrid Vehicle Electronic C ontrol Unit)、MG12に駆動又は回生を指令するMG-E CU及びインバータ22、エンジン11の停止及び燃 焼状態を制御するEG-ECU23、変速機13に組み込 れたクラッチアクチュエータ17、変速アクチ ュエータ18をコントロールし最適な変速を行 わしめるAMT-ECU24、バッテリ19の充電状態を 理する電池ECU25とを備えている。

 HV-ECU21は、車両の駆動源制御装置として 作し、ドライバーの走行意志を受けてMG-ECU びインバータ22、EG-ECU23、電池ECU25を制御・ 理する。また、EG-ECU23は、AMT-ECU24と連携して 最良の燃焼状態を生み出すとともに、スター タ20によるエンジン始動時の燃料制御を行な 。また、運転席には、車両の速度を表示す インジケータ26が設けられている。

 図2は、ハイブリッド車両の駆動機構の概 略構成(4速状態)を表したスケルトン図である 。まず、変速機13側の構成について説明する 、エンジン11の出力軸31端部には、フライホ イール32が固定されており、フライホイール3 2にはクラッチ要素33が取り付けられ、クラッ チアクチュエータ17によって係脱可能になっ いる。クラッチの被動部材はスプライン等 よって回転方向に対して、変速機13の入力 34に一体的に取り付けられている。入力軸34 は、クラッチ側から順に1st35、Rev36、2nd37の 動ギヤが一体的に構成され、さらに3rd38、4t h39、5th40、6th41の駆動ギヤが回転自在に装着 れている。また、入力軸34と平行に、変速機 13の出力軸42が設けられ、前記各ギヤと噛み う位置に、1st43、2nd44被駆動ギヤが回転自在 、3rd45、4th46、5th47、6th48の各被駆動ギヤが 体的に装着されている。そして、変速機13の 出力軸42のクラッチ側の端部には、差動装置( ディファレンシャル)14のケースに設けられた リングギヤ(ファイナルギヤ)70と噛合する駆 ギヤ49が一体的に装着されている。更に、変 速機13側には、変速機13の入力軸34と平行な軸 50が設けられ、Revアイドラギヤ51が回転自在 装着されている。Revアイドラギヤ51は軸方向 にも移動可能で、クラッチ側の位置(太実線) はRev駆動ギヤ36とは噛み合わないが、6th駆 ギヤ41側の位置(細線)ではRev駆動ギヤ36と噛 合い可能となっている。

 変速機13の入力軸34及び出力軸42の各駆動 ヤ、被駆動ギヤの間には、各軸と固定的に 転するハブ部材52、53、54が設けられている 夫々のハブ部材には外周にスプライン等の 合手段があり、更に外周に設けられるスリ ブ部材55、56、57と噛み合い、該スリーブは 速アクチュエータ18により軸方向(図左右)に 動かされることによって、左側のギヤ、右側 のギヤに構成されたスプラインと噛み合い動 力伝達可能な状態と、いずれのギヤとも噛み 合わない中立状態になる。図2では、スリー 部材56が左動し4速状態となっている。また 出力軸42の1st43、2nd44の間にあるスリーブ部 55には更に外周部に延びた部分にギヤ58が設 られ、ギヤ58はRevアイドラギヤ51がRev駆動ギ ヤ36と噛み合った状態でアイドラギヤ51と噛 合い、中立状態とRev駆動状態の2つの状態を 成する。

 上記のとおり、エンジン11の駆動力は、 ラッチアクチュエータ17によってクラッチが 係合状態となり、変速アクチュエータ18によ て選択された変速比に従って出力軸42端の 1の駆動ギヤ49に伝達される。

 一方、MG12で出力される駆動力は、MG出力 60端に一体的に設けられた原動ギヤ61に伝達 される。MG出力軸60と平行に配設された中間 速軸62には、原動ギヤ61と噛み合う被駆動ギ 63と、差動装置(ディファレンシャル)14のケ スに設けられたリングギヤ(ファイナルギヤ )70と噛合する第2の駆動ギヤ64と、が設けられ 、MG12の駆動力は、所定の減速比にて、第2の 動ギヤに伝達される。

 上記構成により、HV-ECU21(Hybrid Vehicle Elect ronic Control Unit)によって、エンジン11並びにM G12の出力は、リングギヤ(ファイナルギヤ)70 伝達され、差動装置(ディファレンシャル)14 介して、必要に応じて回転数の差を吸収し 上で、アクスルシャフト15、15’及び駆動輪 16、16’が駆動される。

 また、MG12は電力を受け取って駆動力に変 換する力行状態と、駆動力を電力に変換する 回生状態の両機能を有し、三相の電力によっ てステータ部材66で発生させた磁力がロータ の鉄部分を通過して帰るのに最適な位置で くの電流を流すことによって、駆動力の発 や回転方向の制御も含めて効率的な変換が きるように制御される。

 MG12の出力軸60の反対側には、回転検出装 として、レゾルバ65が取り付けられている レゾルバ65は、MG12のコイルの巻かれたステ タ部材66と、MG出力軸60と一体的に回転する ータ部材67との間の相対角度を検出し、レゾ ルバ信号として利用可能である。例えば、レ ゾルバ信号を、MG12の極数に依存した数値及 MG12側のギヤ比で換算することによって、車 の速度として、用いることが可能である。

 続いて、上記構成よりなるハイブリッド 両における駆動源の制御について図面を参 して詳細に説明する。図3は、上記HV-ECU21に いて所定時間毎に行われる処理を表したフ ーチャートである。

 図3を参照すると、まず、HV-ECU21は、バッ リ19の充電状態値SOC(State Of Charge)が所定値 上、MG12が所定温度以下、車速が所定値以上 かといった所定のアシスト許可条件を満たし ているか否かを確認する(ステップS001)。

 続いて、HV-ECU21は、ドライバより加速要 が行われたか否かを確認する(ステップS002) 例えば、車両にアクセル開度センサが備え れている場合、前時点よりアクセルペダル 踏み込まれ、アクセル開度θが増大している 場合に加速判定フラグを立て、戻された時点 で当該加速判定フラグをクリアするといった 処理が行われる。

 続いて、HV-ECU21は、上記ステップS001及び テップS002の結果を踏まえて、MGアシスト条 が成立しているか否かを判定する(ステップ S003)。ここで、例えば、バッテリ19の充電状 値SOCが所定値以下である場合、ドライバよ 加速要求が行われていない、あるいは、車 が走行中でない場合は、MGアシスト不要と判 定され、MGアシストトルクは0にセットされる (ステップS005)。

 一方、MGアシスト条件が成立している場合 、HV-ECU21は、キックダウン条件が成立してい るか否かを確認する(ステップS004)。ここで言 うキックダウンとは、走行中において加速の ために変速機13の変速を低速ギアに自動的に フトダウン制御することである。例えば、 クセル開度θ、あるいは、アクセル開度の 化δθが所定値が所定の閾値θ TH を超えた場合に、キックダウン要求がなされ たものと判定される。なお、閾値θ TH は、固定値であってもよいし、車両の走行状 態に応じて動的に変更されるものとしてもよ い。

 ここで、キックダウン条件が成立してい い場合は、HV-ECU21は、車速とアクセル開度θ に応じたドライバ要求トルクの増加量を求め 、これをMGギヤ61、64のギヤ比で割った値をそ のままMGアシストトルクとする(ステップS007)

 一方、キックダウン条件が成立している 合、HV-ECU21は、キックダウンにより増大す トルクを加味したドライバ要求トルク(端的 一例を示せば、車速とアクセル開度θから めたドライバ要求トルクに要求ギヤ段のギ 比を乗ずる。)をMGギヤ61、64のギヤ比で割っ 値を、MGアシストトルクとする(ステップS006 )。なお、このとき、HV-ECU21は、実際には変速 (ダウンシフト)を行わないものとする。

 続いて、HV-ECU21は、SOC値、MG温度、MG最大 力等の項目に基づき、上記ステップS006又は S007で算出したMGアシストトルクの制限処理を 行なう(ステップS008)。

 続いて、HV-ECU21は、このようにして算出 制限したMGアシストトルクでドライバ要求ト ルクを満たすことができるか否かを確認する (ステップS009)。ここで、MGアシストトルクで ライバの要求するトルクを賄うことができ 場合は、HV-ECU21は、当該MGアシストトルクを 指示トルクとして確定し、MG-ECUに指令する( テップS011)。

 一方、MGアシストトルクでドライバの要 するトルクを賄うことができない場合は、HV -ECU21は、ドライバ要求トルクの増加量とMGア ストトルクとの差分をエンジン要求トルク 加算した後(ステップS010)、当該MGアシスト ルク及びエンジン要求トルクを指示トルク して確定し、MG-ECU及びEG-ECUに指令する(ステ プS011)。

 従って、MG12からのトルクで加速要求を満た せる場合は、図4に示すように、EG11からの追 トルクは0となる。また、MG12からのトルク 加速要求を満たせない場合であっても、図5 示すように、EG11からの追加トルクを低減す ることが可能となる。上記EG11からの追加ト クの低減により、排気ガスの低減と燃費向 が達成される。
 また図3のステップS001において、バッテリ19 の充電状態値SOCが所定値以下、MG12が所定温 以上等によりMG12の作動が不能と判断された 合、図9のフローチャートに移行し、ステッ プS101においてドライバにより加速要求が行 れ、ステップS102でキックダウン条件が成立 ている場合では、ステップS103で変速機13の 速を低速ギアに自動的にシフトダウンする 御を実施する。
 従って、MG12による追加のトルクを出力する ことができない場合においても、キックダウ ン制御を行なうことによって駆動力を増大さ せ、ドライバの加速要求に応えることを可能 としている。

 最後に、車速と加速要求の大きさに応じ キックダウンを行っていた従来技術との相 について説明する。図6の実線は、1st~3rdま の各変速段の走行性能曲線(EGトルクのみ)を しており、図6の破線は、MGによるトルクア ストを伴った場合の走行性能曲線(EGトルク+ MGトルク)を表している。

 例えば、図6のA点の車両状態(変速段は2nd) から加速要求(A’点)が行われたケース(ケー A)では、A’点は2速(2nd)の性能曲線(EGトルク み)より下にあるため、従来の駆動源制御装 においてもエンジン要求トルクの増大によ て対応可能である(キックダウン不要)。一 、本発明に係る駆動源制御装置では、MG12の の出力で対応することとなる。従って、こ ケースでは、MGによる応答性に加えて、燃 消費や排気ガスの増大を抑えることができ 点で本発明が有利となる。

 また、図6のB点の車両状態(変速段は2nd)か ら加速要求(B’点)が行われたケース(ケースB) では、B’点は2速(2nd)の性能曲線(EGトルクの )より上にあるため、従来の駆動源制御装置 おいては、1stへのキックダウンが行われる 一方、本発明に係る駆動源制御装置では、 ックダウンは行われず、また、MG12によるア シストでドライバ要求を賄えるため、エンジ ンの追加トルクも不要となる。従って、この ケースでは、上記したケースAの有利点に加 て、キックダウンを不要化できる点で(キッ ダウンに伴う時間的ロス、燃料消費や排気 ス抑制も含む)本発明が有利となる(図4参照) 。

 また、図6のC点の車両状態(変速段は2nd)か ら加速要求(C’点)が行われたケース(ケースC) では、C’点は2速(2nd)の性能曲線(EGトルクの )より上にあるため、従来の駆動源制御装置 おいては、1stへのキックダウンが行われる しかし、1stへのキックダウンを行っても、C ’点は1速(1st)の性能曲線(EGトルクのみ)より にあるため、駆動力が不足する。一方、本 明に係る駆動源制御装置では、キックダウ は行わないが、トルクアップ要求幅が大き 、MG12による追加トルクのみでは賄えないた 、エンジンの追加トルクは必要となる。従 て、このケースでは、キックダウンを不要 できる点(キックダウンに伴う時間的ロス、 燃料消費や排気ガス抑制も含む)と、追加エ ジントルクを低減できる点で、本発明が有 となる(図5参照)。

 以上のように、MG温度やバッテリ残量等 MGが正常に機能できる範囲において、ドライ バの加速要求に対して、まずMGで対応するこ としたため、エンジントルク増加、燃料噴 増加、排気ガスの増加を回避することが可 となるほか、ドライバ要求に対する応答性 向上(キックダウンの不要化)、変速による 動力遮断(トルク抜け)の解消等が達成される 。

 以上、本発明の一実施形態について説明 たが、本発明の技術的範囲は、上述した実 の形態の記載に限定されるものではなく、 用される車両の仕様等に応じて、各種の変 を加えることが可能である。

 例えば、上記した実施形態では、MGで出力 れる駆動力が、差動装置(ディファレンシャ )14に伝達される構成のハイブリッド車の例 挙げて説明したが、エンジンとモータが並 的な関係にあって車両を駆動させるその他 車両にも適用可能である。
 また、別の実施の形態として例えば図10の ローチャートのようにHV-ECU21の制御を行なっ ても良い。図10のフローチャートではステッ S001からステップS009までは図3のフローチャ トのステップS001からステップS009と同様な で説明は省略する。ステップS009において、M Gアシストトルクでドライバの要求するトル を賄うことができない場合は、HV-ECU21は、ス テップS210で変速機13の変速を低速ギアに自動 的にシフトダウンする制御を実施する。
 従ってMG12による追加のトルクではトルク不 足が生じる場合においても、キックダウン制 御を行なうことによって騒動力を増大させ、 ドライバの加速要求に応えることを可能とし ている。
 その他本発明の全開示(請求の範囲を含む) 枠内において、その基本的技術思想に基づ て、更なる変更・調整が可能である。また 本発明の請求の範囲の枠内において種々の 示要素の多様な組み合わせないし選択が可 である。
 また、本発明の更なる課題・目的及び展開 態は、本発明の請求の範囲を含む全開示事 からも明らかにされる。