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Patent Searching and Data


Title:
DRIVE UNIT AND TRANSPORT SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/060528
Kind Code:
A1
Abstract:
To ensure worker's safety and working space and to provide a low cost transport apparatus and a drive apparatus. The drive apparatus is provided with a low-height transfer means which is installed on a flat floor surface, a drive means which performs traction driving to a side surface of a pallet placed horizontally so as to be supported by the transfer means, and an urging means which presses the side surface of the pallet and the drive means. In particular, the upper surface of the pallet may have a height from the floor surface to allow the worker to get on or cross over the pallet. The low-height transport apparatus comprising such drive apparatus is provided.

Inventors:
UEMURA, Shigeru (9-20 Togoshi 3-chom, Shinagawa-ku Tokyo 41, 1420041, JP)
Application Number:
JP2007/071744
Publication Date:
May 14, 2009
Filing Date:
November 08, 2007
Export Citation:
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Assignee:
Hirata Corporation (9-20, Togoshi 3-chome Shinagawa-ku Tokyo, 41, 1420041, JP)
平田機工株式会社 (〒41 東京都品川区戸越3丁目9番20号 Tokyo, 1420041, JP)
International Classes:
B65G35/06; B65G35/08; B65G35/00
Attorney, Agent or Firm:
AIKAWA, Toshihiko (Nakano Bldg. #3, 12-5 Minami Ikebukuro 2-chome, Toshima-ku Tokyo 22, 1710022, JP)
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Claims:
 略平坦な床面に設置される基台と、
 該基台上に固定され、矩形状のパレットを移動可能に支持する低背の移送手段と、
 前記移送手段上に水平に載置された前記パレットの一方の側面をトラクション駆動する駆動手段と、
 前記パレットの他方の側面を前記駆動手段側へ押圧する付勢手段と、
を含み、
 前記駆動手段は、前記パレットの一方の側面にトラクション駆動の駆動力を伝達する駆動ローラ及び前記駆動ローラを駆動するモータとで構成される駆動装置を備え、そのモータを前記パレットの上面より上側に配置したことを特徴とする駆動ユニット。
 前記パレットの上面高さは、前記床面に位置する作業員が昇降できる高さ及び/又は跨ぐことができる高さであることを特徴とする請求項1に記載の駆動ユニット。
 前記駆動手段は、前記パレットの搬送方向に沿って設けられる第1の駆動装置及び第2の駆動装置で構成され、前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置との配置間隔をパレットの搬送方向の長さより短い長さで配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動ユニット。
 前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置との間に、前記パレットの一方の側面をガイドする少なくとも一つのガイド手段を更に設けたことを特徴とする請求項3に記載の駆動ユニット。
 前記付勢手段は、前記駆動手段に対向する位置にそれぞれ設けられ、
 該付勢手段を、少なくとも前記駆動手段と実質的に同数設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の駆動ユニット。
 略平坦な床面に設置される低背の搬送システムであって、
 前記床面に設置され、駆動搬送路要素及び移送搬送路要素を備える低背のフラットな搬送路と、
 該搬送路上を搬送され、ワークを支持可能な矩形板状のパレットと、で構成され、
 前記駆動搬送路要素は、前記パレットの一方の側面をトラクション駆動する駆動手段と、前記パレットの他方の側面を前記駆動手段側へ押圧する付勢手段とを有し、
 該駆動手段は、前記パレットの一方の側面にトラクション駆動の駆動力を伝達する駆動ローラ及び前記駆動ローラを駆動するモータとで構成される駆動装置を備え、そのモータを前記パレットの上面より上側に配置したことを特徴とする搬送システム。
 前記駆動搬送路要素においては、前記パレットの両側面を挟み込み可能となるように、前記駆動手段及び前記付勢手段を、配置したことを特徴とする請求項6記載の搬送システム。
 前記パレットの上面高さは、前記床面に位置する作業員が昇降できる高さ及び/又は跨ぐことができる高さであることを特徴とする請求項6又は7記載の搬送システム。
 前記搬送路上にあって、前記パレットは、該搬送方向の前又は後に位置する他のパレットと係合若しくは分離可能となる係合手段を備え、前記パレットが前記他のパレットに近接する際に、前記パレット及び前記他のパレットが該係合手段により係合し、連結した状態で前記駆動装置により駆動されることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の搬送システム。
 前記駆動搬送路要素を、前記移送搬送路要素の搬送方向の両端部に配置したことを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の搬送システム。
 前記駆動搬送路要素を、前記移送搬送路要素の途中にも配置したことを特徴とする請求項10に記載の搬送システム。
 前記駆動搬送路要素は、前記パレットの搬送方向の長さと略同じ長さを有し、
移送搬送路要素の長さは、駆動搬送路要素の長さと同じ若しくはその整数倍の長さを有し、
 前記移送搬送路要素が、基台と、該基台上に固定され前記パレットを移動可能に支持する低背の支持手段と、を備える移送ユニットであることを特徴とする請求項6から11のいずれかに記載の搬送システム。
Description:
駆動ユニット及び搬送システム

 本発明は、作業者エリアと自動機エリア わたり床上に配設されて、被搬送物が搬送 レット上に載置され被搬送物に対して所定 作業を行うことができると共に、作業者エ アと自動機エリアとを容易に増減すること 可能にする駆動ユニット及び搬送システム 関する。

 従来、床面上に配設される搬送装置とし は、床側に配設したレールと、このレール 支持案内されて一定経路上を走行自在でか 集電装置を有する自走体とを有し、この自 体は上部に被搬送物の支持部を有し、前記 走体に外側方に向く受圧部を形成し、前記 定経路中の特定経路部に、自走体に走行力 伝達する送り装置を設け、この送り装置は 前記受圧部に当接自在な送りローラと、こ 送りローラに連動した回転駆動装置とによ 構成し、前記特定経路部以外の経路部には 前記集電装置が摺接自在な給電装置を配設 ているものが知られている(特許文献1)。

 そして、特定経路部の始端部において自 体を送り装置に対向して位置させると共に 駆動の状態で、回転駆動装置の強制回転す 送りローラを受圧体に当接させることで、 走体に大きな推進力を与えることにより、 って自走体を特定経路部上で搬送する。そ 際に自走体は、特定経路部上で先行して停 している自走体群を後押しして搬送する。 して後押しによって特定経路部から押し出 れた自走体は、特定経路部とは別の経路部 始端部に入り、その集電装置が給電装置に 用して走行装置を作動させる(特許文献1)。

 また、搬送経路にレールを配設し、レー に支持及び案内されて一定経路上で移動自 となるように、可動体の下部両側にそれぞ 前後複数の車輪が設けられ、これら車輪を して床面に配設されたレール上に可動体を 置する。そして作業者エリアに形成された 業フロアと可動体の上面とを同じレベルに るように設定する。また、可動体の左右の 側面は、受圧部を形成し、送り装置に構成 れるローラが可動体の受圧部に接触するこ で、送り出し搬送することができる。更に 動体の前端面と後端面とは、異なる可動体 前端面又は後端面と接触する当接面が形成 れる。可動体の前後端部に係脱自在な連結 置が設けられ、送り装置により送り出され 可動体の前端面が先に待機する可動体の後 面に接触すると、それぞれの可動体の連結 置同士が連結される。このような動作が次 と行われることで可動体は後押ししながら 送する。可動体上には、被搬送物を支持保 する支持部が設けられており、作業エリア 被搬送物に対して所定の作業が行われる。 して可動体が徐々に進んでいくと、解除手 により連結状態が解除されて、独立駆動手 を持つ送り出し装置で可動体が一つずつ送 出されることになる(特許文献2)。

 また、所定経路に沿って配設された案内 段と、案内手段の所定地点に配置された推 力付与手段と、案内手段の所定地点により 方側(搬送方向前方側)に互いに当接して並 され、ラインを構成する複数の台車から成 台車群と、を備える搬送装置が開示されて る。このとき、台車群の最後尾に配置され 台車に対して、主摩擦モータで駆動する一 の主従ローラで構成される推進力付与手段 より、一対の主従ローラの間に台車を配置 せ挟み込みローラを台車に押付けることに って推進力を付与して、台車群を推進力(押 力又は引き力のいずれか一方の力)により一 体的に推進している(特許文献3)。また、推進 力付与手段を構成するエリアに独立して搬送 される台車をスムーズに引き込むために、主 摩擦手段と同様の構成からなる副摩擦手段を 構成している。

 また、個別のパレットに搭載したワークを ンベアラインに沿って順次搬送するように た組立ラインのワーク搬送装置であって、 記コンベアラインの少なくとも一部には、 平面内で湾曲する水平曲線部が設けられる 共に、前記パレットの床面は、作業用床面 略同一の高さで走行可能とされ、また、前 パレットは、搬送方向に対して複数を連結 ることが可能であり、連結した各パレット 、水平面内において相互に回動可能である とを特徴とする組立ラインにおけるワーク 送装置が開示されている(特許文献4)。

特開平05-170327号公報

特開平08-208019号公報

特開2004-269143号公報

特開2007-112605号公報

 しかしながら、特許文献1、2に記載する 送装置は、最初の可動体を送り込む際に可 体の側面に左右からの送り込みローラを押 して接触し、それぞれのローラの回転を同 させることで可動体を送り込んでいるため 可動体の接触面に接触する左右のローラの 触状態によっては、可動体の直線性が損な れ傾いて送り込まれる虞がある。そこで、 許文献3に記載する一対の主従ローラによる 1搬送手段と第2搬送手段とを採用し、可動 の寸法よりも若干短い間隔で配置すること 考えられるが、第1搬送手段と第2搬送手段と の間でやはり同様に傾く虞がある。

 また、特許文献1、2、3に記載する搬送装 は、複数の可動体が連結された可動体群を つの送り出し装置(推進力付与手段)により し出して搬送させるため、大きな押し出し が必要となり、送り出し装置の駆動源とな モータは、必然的に大きなものが必要とな 。そのため連結する可動体群の数に限界が 生する。また、モータが大きなものとなる め、床面と作業者フロアとの高低差が大き なり、作業者が作業中に誤って作業エリア ら足を踏み出した際に大きく転倒する危険 がある。そこで、搬送装置の高さ(深さ)寸法 のピット(溝)を搬送装置の長さ寸法に応じて に形成し、その溝に搬送装置を設定して通 の床面と搬送装置の搬送面とを略同じレベ にすることが考えられる。しかし、床にピ トを形成するので、その後の搬送レイアウ の変更が発生した場合や搬送装置の入れ替 などを行う場合などは、大変な作業となる また、当初の搬送レイアウトの全長が短く るとピットを埋めるか蓋で覆う作業が必要 なる。

 また、特許文献1、2に記載の搬送装置は 作業エリアの途中に自動機エリアを構成す などの変更の際には、搬送経路である可動 を載置するためのレールが直接フロアに配 されているため、大掛かりな変更作業が必 となる。更に容易に変更作業を行うために 業エリアの可動体を空にして作業を行う必 があるが、可動体を移動するには作業者に り手作業で可動体を移動するしか方法がな 、大変な作業が必要となる。

 また、特許文献3に記載の搬送装置は、台 車の自動搬送手段を台車群の最後尾から先頭 に移動する機能のため、途中に自動ステーシ ョンを配置すると、自動機ステーションで自 動作業ができるように位置決め等を行うため の位置決め装置を自動機ステーションに構成 する必要があるが、台車と自動搬送手段とを 位置決めするために位置決め装置が複雑にな り、設備コストが高くなる。

 一方、特許文献4に記載のワーク搬送装置 では、パレットの床面を作業用床面と略同一 の高さで走行可能であるが、そのためには床 面下に、大型の駆動装置を用いなければなら ず、大掛かりな装置となってしまう。

 以上のような課題に鑑みて、本発明では 平坦な床面に設置される低背の移送手段と 前記移送手段に支持されるように水平に載 されるパレットの側面をトラクション駆動 る駆動手段と、前記パレットの側面を前記 動手段へ押圧する付勢手段と、を備える駆 ユニットを提供する。特に、前記パレット 上面は、前記床面より、作業員が乗ること でき、若しくは、跨ぐことができるほどの さであってよい。また、そのような駆動ユ ットを含む、低背の搬送システムを提供す ことができる。

 より具体的には、以下のようなものを提 することができる。

(1)略平坦な床面に設置される基台と、該基 台上に固定され、矩形状のパレットを移動可 能に支持する低背の移送手段と、前記移送手 段上に水平に載置された前記パレットの一方 の側面をトラクション駆動する駆動手段と、 前記パレットの他方の側面を前記駆動手段側 へ押圧する付勢手段とを含み、前記駆動手段 は、前記パレットの一方の側面にトラクショ ン駆動の駆動力を伝達する駆動ローラ及び前 記駆動ローラを駆動するモータとで構成され る駆動装置を備え、そのモータを前記パレッ トの上面より上側に配置したことを特徴とす る駆動ユニットを提供することができる。

 ここで、基台は、作業対象となる被搬送 及びそのマウントを変形することなく支持 能な部材であることが好ましい。このよう 基台は、例えば、レールを含んでよく、水 な基準面を備えられることが好ましい。被 送物は、例えば、エンジンアセンブリのよ な作業者と同等の大きさの部材をも含んで い。梯子、脚立、踏み台等の使用がなくて 作業者がそのまま作業可能な大きさのもの 好ましい。低背な移送手段とは、例えば、 の高さが、立った作業者の膝の位置以下程 の高さのものが好ましい。

 前記駆動手段は、前記低背の移送手段に 定されるので、低背であることが好ましい 例えば、プーリ、ギア、その他の円板状の 材や、略垂直に立てられる高さの低い円筒 の部材若しくは短いローラ等を例として含 ことができる。このような駆動手段を駆動 る動力源は、望ましくはモータを含んでよ 。平べったいモータがあれば、用いること できる。また、平べったいモータ以外に、 常の円筒形のモータであっても、略垂直に てた回転駆動軸により、また、チェーン、 イミングベルト、Vベルト等の動力伝達手段 により前記駆動手段に駆動力を伝達できれば よく、特に形状を問わない。円筒形のモータ を用いる場合は、前記パレットの上面よりも 上に配置することが好ましい。前記パレット の上面よりも下に配置すると、ピットを掘っ たりして床下に収納しなければならず、搬送 装置の敷設に多大なコストがかかるだけでな く、一旦敷設した搬送装置の模様替えをする ことがより困難になる。モータは、床面に固 定された基台等に所定のマウントにより固定 されてもよく、床に直接アンカー等により固 定されてもよい。モータの回転運動が、駆動 手段の駆動力に変換され、所定の被搬送物を 載せたパレットをその側面で駆動するので、 駆動力により容易に変形若しくは位置ずれが 生じないようにモータを固定するモータマウ ントがあることが望ましい。尚、パレットの 底面及び/又は側面に永久磁石等を用い、リ アモータにより駆動することも可能である

 前記移送手段は、前記基台上に固定され 搬送方向に設けられた複数の支持部材を含 る構造としてもよい。前記支持部材は、そ 上を移動するパレットを移動可能に支持す ことができ、例えば、ローラ等の回転体を1 又は2以上を含むことができる。また、前記 レットを支持可能に、パレットの両側縁近 を支持してもよい。前記ローラは、パレッ の移動方向に従って回転可能となってよい

 また、移送手段は、前記基台上に固定さ 、搬送方向に基台と略同程度の長さを有す 支持部材を含み、例えば、ベルトコンベア チェーンコンベア、パケットコンベア等を んでよい。

 このような移送手段は、作業者が跨いで 切ることができるものが好ましい。例えば 高さが30cm以下で、幅が70cm以下のものを例 してあげることができる。尤も、移送手段 載置されたパレットの上に立つことができ 場合は、幅が1mを超えるものであってもよい 。ここで、パレットの上面に一歩で乗るとは 、通常の体格の作業員(例えば、身長175cmの男 性)が、一歩踏み出すことにより登ることが きることを意味してもよい。上記パレット 、限定されることなく板状体のものを含む とができる。このパレットは、厚さの寸法 他の寸法よりも小さいものを例とすること できる。また、例えば、幅が厚さの50%以上 しであることが好ましい。更に、例えば、2 以上、5倍以上、又は10倍以上であってもよ 。このパレットの側面は、この厚みと搬送 向の長さにより規定できる。この側面に、 のパレットの厚みよりも大きい補助当て治 (例えば、グリップ部材)を取付けてもよい このようにすれば、トラクション駆動する 動手段との接触面積が増加し、トラクショ の伝達がより容易になると考えられ好まし 。また、トラクション駆動のための側面は 凹凸がある方が好ましい。例えば、ギア山 ようなものを備えてもよい。対抗する駆動 段もそれに適合する凹凸を備えることが好 しい。

 上記(1)の駆動ユニットによれば、モータ パレットの上面より上側に配置するので、 にピットを形成する必要がない。一般にピ ト形成は時間及びコストがかかるが、その 要もなく駆動ユニットの設置や移動が容易 できる。そして、駆動ユニットを含む搬送 のレイアウトを柔軟に変更することができ 。

(2)前記パレットの上面高さは、前記床面に 位置する作業員が昇降できる高さ及び/又は ぐことができる高さであることを特徴とす 上記(1)に記載の駆動ユニットを提供するこ ができる。

 上記(2)の駆動ユニットによれば、作業員 、一般に作業対象のワークの周りを好まし 立ち位置を求めて移動するが、この移動に 特殊な装置器具等を必要としない。また、 業者が歩行する略平坦な歩行面(例えば、床 面)に低背のフラットな駆動ユニットを含む 送路を備えているので、作業者により作業 行う際に、搬送路を移動するパレットの上 と床面との間で容易に移動することが可能 なり、作業者の転倒や落下等を防止するこ ができる。

(3)前記駆動手段は、前記パレットの搬送方 向に沿って設けられる第1の駆動装置及び第2 駆動装置で構成され、前記第1の駆動装置と 前記第2の駆動装置との配置間隔をパレット 搬送方向の長さより短い長さで配置したこ を特徴とする上記(1)又は(2)に記載の駆動ユ ットを提供することができる。

 上記第1及び第2の駆動装置は、それぞれ 立に制御されていてもよく、相互に関連づ られて制御されてもよい。

 上記(3)の駆動ユニットによれば、一般にト クション駆動は、接触点(エリア)でのいわ る摩擦力で駆動する。ここでいわゆる摩擦 数をμ i 、押付け力をN i とすれば、一接触点だけのトラクション力あ たりのトラクション力は、F i i N となる。全体のトラクション駆動力は、これ らを合計したものであるので、F i =σμ i N i (i=1~n)となる。つまり接触点が多いと、各接 点で使える駆動力を小さくすることができ 各モータの仕様を低規格とすることができ 。摩擦係数のコントロールは容易ではない で、多点でトラクション力を伝達すること 好ましいと考えられる。

(4)前記第1の駆動装置と前記第2の駆動装置 の間に、前記パレットの一方の側面をガイ する少なくとも一つのガイド手段を更に設 たことを特徴とする上記(3)に記載の駆動ユ ットを提供することができる。

 ここで、ガイド手段は、前記駆動手段の 記駆動ローラと同様なローラで前記パレッ の一方の側面をガイドすることが好ましい 該側面に接してガイドする部材には、摩擦 数が小さい摺動部材を用いることもできる ガイド手段は、ローラ等が、前記パレット 一方の側面を確実にガイドできるように、 ーラ等をパレットに押付ける力を付与する めのバネ、油圧シリンダ等を例として含む とができる。

 上記(4)の駆動ユニットによれば、ガイド 段は、パレットの両側に駆動手段及び付勢 段をそれぞれ備える駆動ユニットにおいて 駆動手段側に配置されるので、付勢手段か の押付力やトラクション駆動に起因する搬 方向から力を受け、パレットが搬送方向か ズレることを防止できる。

(5)前記付勢手段は、前記駆動手段に対向す る位置にそれぞれ設けられ、該付勢手段を、 少なくとも前記駆動手段と実質的に同数設け たことを特徴とする上記(1)から(4)のいずれか に記載の駆動ユニットを提供することができ る。

 ここで、前記付勢手段は、油圧により押 けるシリンダ等を含む装置を例として含ん よい。前記付勢手段と前記駆動手段は、主 対となって、前記パレットを移動すべく、 動することができる。前記パレットの両側 に対向する位置に配置されてもよい。一方 側面には、前記駆動手段又は前記付勢手段 みが備えられる方が好ましい。駆動力のば つきにより、搬送路からのズレを生じるお れがあるからである。搬送路からのズレ又 ズレ力を適宜検出し、駆動力及び/又は付勢 力を調整して、かかるズレを矯正し、また、 防止することが好ましい。

 上記(5)の駆動ユニットによれば、付勢手 は安定した比較的均一な付勢力をパレット 面及び駆動手段間に与えることができるの 、安定したトラクション駆動力をパレット 与えることができる。

(6)略平坦な床面に設置される低背の搬送シ ステムであって、前記床面に設置され、駆動 搬送路要素及び移送搬送路要素を備える低背 のフラットな搬送路と、該搬送路上を搬送さ れ、ワークを支持可能な矩形板状のパレット と、で構成され、前記駆動搬送路要素は、前 記パレットの一方の側面をトラクション駆動 する駆動手段と、前記パレットの他方の側面 を前記駆動手段側へ押圧する付勢手段とを有 し、該駆動手段は、前記パレットの一方の側 面にトラクション駆動の駆動力を伝達する駆 動ローラ及び前記駆動ローラを駆動するモー タとで構成される駆動装置を備え、そのモー タを前記パレットの上面より上側に配置した ことを特徴とする搬送システムを提供するこ とができる。

 ここで、搬送システムは、出発点から終 点への一方向の搬送を可能にするものであ てもよく、また、ループを作り、無限に搬 可能とするエンドレス搬送システムであっ もよい。搬送路は、駆動搬送路要素及び移 搬送路要素から構成され、それぞれ、交互 並べられてもよく、また、例えば、駆動搬 路要素が1に対して、移送搬送路要素を2か 4の割合で配合し、それぞれ、搬送方向に一 につないでもよい。主に駆動搬送路要素で 、パレットを搬送方向に駆動してよい。そ て、主に移送搬送路要素では、前記パレッ が連続して移動するところ、後方のパレッ が前方のパレットを押すことによって、そ ぞれのパレットを搬送方向に移動させるこ ができてよい。

 上記(6)の搬送システムによれば、モータ パレットの上面より上側に配置したので、 にピットを形成する必要がない。従って、 ットの形成やそのピットを蓋で閉塞するこ が不要であるため、搬送システムの入れ替 が容易にできる。従って、搬送路のレイア トを柔軟に変更することができる。また、 面からパレットの上面までの高さを低くす ことができる。

(7)前記駆動搬送路要素においては、前記パ レットの両側面を挟み込み可能となるように 、前記駆動手段及び前記付勢手段を、配置し たことを特徴とする上記(6)に記載の搬送シス テムを提供することができる。

 ここで、前記付勢手段は、前記駆動搬送 要素に含まれることが好ましい。含まれる 動装置等の駆動手段と対向することにより 有効にトラクション駆動力を伝達すること できるからである。また、駆動搬送路要素 、前記駆動ユニットを用いることができる

 上記(7)の搬送システムによれば、パレッ の横ズレが防止でき、安定した搬送力でパ ットを搬送すると共に、スムーズに搬送す ことができる。

(8)前記パレットの上面の高さは、前記床面 に位置する作業員が昇降できる高さ及び/又 跨ぐことができる高さであることを特徴と る上記(6)又は(7)記載の搬送システム。

 ここで、前記床面に立つ作業員が一歩で ることができ、若しくは、前記パレットを ぐことができるほどの高さは、具体的には 例えば作業員の膝ぐらいまでの高さ以下を 味することができる。例えば、35cm以下が好 ましく、より好ましくは、25cm以下である。20 cm以下となれば更に好ましい。作業員は、前 パレットに乗ってもよいので、パレットの は、70cmを超えてもよい。最大幅は特に限定 されないが、被搬送物の大きさ、設置される 建屋の大きさ、必要なコスト等を考慮して、 搬送システムとして適切な幅であることが好 ましい。

 上記(8)の搬送システムによれば、作業者 歩行する略平坦な歩行面(例えば、床面)に 背のフラットな搬送路を備えているので、 送路を移動するパレットの上面と床面との で容易に移動可能で作業者の転倒や落下等 防止可能な作業スペースを確保することが きる。

(9)前記搬送路上にあって、前記パレットは 、該搬送方向の前又は後に位置する他のパレ ットと係合若しくは分離可能となる係合手段 を備え、前記パレットが前記他のパレットに 近接する際に、前記パレット及び前記他のパ レットが該係合手段により係合し、連結した 状態で前記駆動装置により駆動されることを 特徴とする上記(6)から(8)のいずれかに記載の 搬送システムを提供することができる。

 他のパレットとは、ワークを支持可能な 形板状のパレットであってよい。また、前 パレットに同種のパレットであってよい。 記パレットは、その前方端において、該搬 方向の前に連結可能にある他のパレットの 方端を直接押してもよい。また、係合装置 介して、押力を伝達してもよい。前記係合 置は、ラッチ機能を備えてもよい。電気等 動力源を必要とする係合機能よりも、押付 や引出し等の機械的な力により作動する係 機能の方が好ましい。このような係合部材 機能を発揮させるトリガー部材を前記駆動 送路要素及び/又は前記移送搬送路要素に備 えることが好ましい。

 上記パレットは、相互に連結可能となる うに、係合部材を前端近傍に1又は2以上備 、該係合部材に係合可能な係合構造を上記 レットの後端近傍に1又は2以上備え、各係合 部材及び係合構造が連結・解除して、上記パ レット同士が連結・解除(開放)される。この 結部材は、機械的機構を含んでよく、この レットの移動に伴って連結・解除されてよ 。この係合部材は、主要部材であるアーム と、それが回動可能な回転軸と、アーム部 端に備えられるフック部と、搬送路におけ 部材(例えば、後述する解除部材670)との接 (又は当接)によりアーム部を回転軸を中心に 回動させる摺動部(例えば、傾斜部72)と、上 アーム部をこの接触による回動に対向する 向に維持しようと付勢する弾性体とを含ん よい。上記フック部は、上記係合構造(例え 、係合溝)に嵌め込まれて係合することがで きる。

 上記(9)の搬送システムによれば、簡単な 造で、パレットの係合及び分離をすること できるので、長い搬送システムを構築する とができることになり、広い作業スペース 確保することが容易になる。

(10)前記駆動搬送路要素を、前記移送搬送 要素の搬送方向の両端部に配置したことを 徴とする上記(6)から(9)のいずれかに記載の 送システムを提供することができる。

 上記(10)の搬送システムによれば、搬送・ 組立ラインの変更等で必要となるパレット除 去作業が容易になる。

(11)前記駆動搬送路要素を、前記移送搬送 要素の途中にも配置したことを特徴とする 記(10)に記載の搬送システムを提供すること できる。

 上記(11)の搬送システムによれば、長い搬 送路や、また重い被搬送物であっても駆動搬 送路要素に構成する前記駆動手段のモータ容 量を変更することなく搬送することができる 。

(12)前記駆動搬送路要素は、前記パレット 搬送方向の長さと略同じ長さを有し、移送 送路要素の長さは、駆動搬送路要素の長さ 同じ若しくはその整数倍の長さを有し、前 移送搬送路要素が、基台と、該基台上に固 され前記パレットを移動可能に支持する低 の支持手段と、を備える移送ユニットであ ことを特徴とする請求項6から11のいずれか 記載の搬送システムを提供することができ 。

 上記(12)の搬送システムによれば、駆動搬 送路要素や移送搬送路要素の寸法を気にする ことなく、これらの入れ替えを容易で効率よ く行うことができる。

 上記搬送路は、その構成上、大きく曲が ことが難しい。そこで、搬送方向を変更す 場合は、搬送路の中間点に旋回ユニットを けることができる。この旋回ユニットは、1 又は2以上のまとまったパレット群(板状体集 体も含む、本明細書中で同じ。)を受け取り 、その前後のパレット(板状体も含む、本明 書中で同じ。)との係合を解除し、1又は2以 のまとまったパレット群を旋回させること できる。特に、1つのパレットを受け、分離 て、旋回し、次の搬送方向に送り出すこと できる旋回ユニットが好ましい。このよう 旋回ユニットは、被搬送物が載せられたパ ットを移動可能に支持することができる旋 ユニット支持部材と、回転自在に被搬送物 載せられたパレットを支持できるターンテ ブルと、該ターンテーブルを回転させる回 駆動装置とを含んでよい。また、旋回ユニ トと搬送路との間を該パレットが移動可能 つなぐことができる結合手段を備えること できる。

本発明の実施例の駆動ユニットの略式 面図である。 本発明の実施例の駆動ユニットの略式 側面図である。 本発明の実施例の駆動ユニットの略式 面図である。 本発明の実施例の駆動ユニットの実際 使用状態を表した斜視図である。 本発明の実施例の駆動ユニットの略式 面図である。 本発明の実施例の駆動ユニットの斜視 である。 本発明の実施例の駆動ユニットの略式 面図である。 本発明の搬送システムの概略を表わし 斜視図である。 本発明の搬送システムの実施例を表し 概略平面図である。 本発明の搬送システムの実施例の部分 ラインの一部のユニットの入れ替えを表わし た説明図である。 図9に示した搬送システムの部分ライ を表した他の実施例の説明図である。 本発明の移送部材の実施例を表わした 概略図である。 本発明の長尺移送ユニットの実施例を 表わした概略図である。 本発明の長尺移送ユニットの実施例を 表わした斜視図である 自動機ステーションユニットの斜視図 である。 移送ユニットの斜視図である。 上流ユニットの略式平面図である。 下流ユニットの略式平面図である。 旋回ユニットの斜視図及び作動する様 子を表わした斜視図である。 連結ユニットの斜視図である。 パレットの平面図である。 パレットの部分断面を含む側面図であ る。(a)は、右側面図、(b)は左側面図である。 係合部材の上面図である。 係合部材の正面図である。 解除部材の正面図である。 駆動ユニットにパレットが搬送されて くる様子を示す図である。 パレット間の連結係合部材と係合溝の 係合動作を示す図である。 パレット間の連結係合部材と係合溝の 解離動作を示す図である。

符号の説明

10 作業者、   20 床面、   30 ワーク、    50、91、92 パレット、   52、54 側面、   56 載置保持部、   57 周辺部、   58  納溝、   60L、60R 係合部材、   62 アー 部、   63 フック部、   64 傾斜部、   65 係合面、   70 前方部、   72 傾斜部    74 接続部、   76 回転軸、   82 係 溝、   83 深溝、   84 浅溝、   100、100 ’ 駆動ユニット、   102L、102R、502L、502R、 552L、552R、712L、712R レール、   104 架台、   108 アンカーボルト、   109 アジャスト ボルト、   110 基台、   130、210、630 駆 装置、   131 モータ、   132 駆動ベース    134 駆動ローラ、   136 回転軸、    140 ギアボックス、   146 カバー、   150  付勢装置、   152 付勢ローラ、   154 ス イド部材、   158 ばね、   160 付勢ベー 、   180 支持部材、   190 取付部材、   182 連結脚部、   184 支持ローラ、   20 0 搬送システム、   500、550、920 移送ユニ ト、   600 上流ユニット、   631 連結部 材、   650 下流ユニット、   666 傾斜面    670 解除部材、   672 水平面、   674 傾斜面、   700 旋回ユニット、   720 タ ンテーブル、   800 連結ユニット、   90 0 自動機ステーションユニット、   910 自 作業機械、   931 連結部材、   J 自動 エリア、   U パレット取出・投入部、   T ワーク取出位置

 以下、図面を参照しつつ、本発明の実施 について詳しく説明するが、以下の記載は 本発明の実施例を説明するためになされた ので、本発明をこれらの実施例に限定する のではない。また、同一若しくは同種類の 素については、同一若しくは関連性のある 号を用い、重複する説明は省略する。

 図1は、本発明の実施例の(本発明の好適 実施の形態に係る)駆動ユニットの略式平面 であり、図2は、当該駆動ユニットを図1中 下側から視た略式側面図であり、図3は、当 駆動ユニットの略式正面図である。そして 図4は、かかる駆動ユニットを実際に製品の 生産等を行うライン上に用いた場合の部分拡 大した略式斜視図である。当該駆動ユニット 100は、ワーク等の被搬送物を積載してパレッ ト50を搬送するようにワンフロアー全体が平 な床面20に設置される搬送・組立ライン(以 、「ライン」という)において配置される。 なお、図4において、被搬送物の搬送方向を 印Pで示しているが、ライン上で、被搬送物 向きについて述べる場合は、以下において 上流側を後方と下流側を前方として扱うも とする。

 当該駆動ユニット100は、搬送方向Pに沿っ て設置される略平行な一対のレール102L及び10 2Rを含む基台110と、前記パレット50の第1(一方 )の側面52(図21、22を参照)に当接してトラクシ ョンにより駆動させる駆動装置130と、第1の 面52と反対側の第2(他方)の側面54(図21、22を 照)に当接して前記駆動装置130側へ押圧する 勢装置150と、前記基台110に備えられて前記 レット50の下面の対向する両縁部に接触し 支持する支持部材180(図3参照)とで基本的に 成されている。

 上述するレール102L及び102Rは、同一形状 金属製の部材からなる、駆動ユニット100の 送方向Pの長さと略同じ長さをした左右一対 ものである。これらレール102L及び102Rは、 レット50が移動可能にパレット50の幅と略同 長さの間隔を空けて平行に配置され、重量 を支持可能に床面20に直接的に固定されて る。これらのレール102R及び102Lの前方及び後 方には、架台104、104が搬送方向Pに略直角に れぞれ配置され、これらレール102L及び102Rと 共に、平面視で四角枠を形成している。当該 四角枠は、アンカーボルト108(図6参照)によっ て床面20に固定されている。また、前記四角 を形成するレール102L及び102Rの内側面には 高さを調節するアジャストボルト109が構成 れている。

 前記支持部材180(図3参照)は、前記レール1 02L及び102Rの上に、それぞれ、搬送方向Pに沿 て、所定の間隔を空けて平行に配置されて る。この支持部材180は、ワーク30を載せた レット50の重量を支持する。また支持部材180 は、重量物が前記パレット50に積載されても え得るように充分な強度を有している。当 支持部材180は、レール102L及び102Rから突設 た一対の連結脚部182及び連結脚部182の間に 転自在に軸受けされた支持ローラ184から構 されている。そして、一般的な搬送装置と 様に、床面20に固定される際には、レール102 L及び102Rは、水準器等の調節器具を使用しア ャストボルト109を調節することにより水平 設置されている。従って、支持部材180も水 に設置されている。そのため、パレット50 、そのままで静止状態を維持可能であり、 要に応じて、レール102L及び、102R上を容易に 移動できる。

 駆動ユニット100に備えられる駆動装置130 、搬送方向Pの前方を向いて左手側のレール 102Lの(パレット50搬送位置から)外側に、駆動 ニット100の前方及び後方にそれぞれ1機ずつ 設けられている。それぞれの駆動装置130は、 駆動力を付与するモータユニットであって、 モータ本体131と、モータ軸が搬送方向略直角 に内側に向かって差し込まれる変速機として のギアボックス140と、該ギアボックス140から 上記モータ軸に対して略直角な向きであって 、鉛直下向きに突出する回転軸136と、この回 転軸136により駆動されるトラクションローラ たる駆動ローラ134とから主に構成される。ま た、前方及び後方の駆動装置130、130の配置間 隔L1は、パレット50の搬送方向長さL2よりも短 い配置間隔で配置されている。

 駆動ローラ134には、下向き戴頭円錐形状 部材135が備えられ、そのテーパー面により パレット50の上側辺部を上から拘束し、パ ット50が駆動ローラ134の外周面から外れるこ とを防止する。駆動ローラ134のトラクション 面である外周面は、パレット50の側面52に当 するが、駆動ローラ134の幅は、パレット50の 側面の高さに略一致、若しくは、駆動ローラ 134の外周面の幅の方がやや大きい。そして、 駆動ローラ134は、的確なトラクション力を伝 えるため、適度な摩擦力が必要である。また 、パレット50の側面52との適度な接触面積を することが好ましく、駆動ローラ134は比較 軟らかいゴム(硬質ゴムを含む)等から構成さ れる。また、適度な弾力を与えるために、空 気が入るタイヤのような構造にしてもよい。 また、必要に応じて表面(即ち摺動面)に凹凸( 例えば、縦溝、横溝、パターン等)を形成し も良い。

 駆動ユニット100は、レール102Lの外側に接 する取付部材190の上に固定される水平な板状 の駆動ベース132にボルトで固定される。従来 、モータ本体131等は、パレット50の上面より 下方に構成されており、作業者の歩行の障 にならないように、床を掘削して床下にモ タを設置していた。また、連結した複数枚 パレット50の移送を最適な移送力(トルク)で 行うためにパレット50の枚数に応じてモータ 出力を選定し構成していた。しかしながら 本実施の形態においては、パレット50の移 抵抗の低減や、トラクション力の効率的伝 を工夫することにより、モータ本体131をパ ット50の上面より上方に配置することを可能 とした。これにより、支持部材180上に載置さ れたパレット50の上面を、典型的に、床から えば約20cm(作業者が床面とパレットの上面 を容易に乗降できる高さ)のところまで下げ ことができる。また、前述した支持部材180 、床面20に直接的に横設されたレール102L及 102Rに載置されているので、支持ローラ184が パレット50の裏面と接触するトップまでの高 を低く抑えることができる。その結果、図4 に記した作業者10は、このパレット50上に容 に乗降することが可能となる。

 ここでは、前方及び後方の駆動ユニット1 00は、同一(特にモータの規格)であるとして たが、それぞれの規格を違うものにしても い。例えば、該駆動ユニットの外であって 方にあるパレット50を該駆動ユニットの内に ある後方のパレット50が押し出す場合は、駆 ユニット100の前方のモータを、後方側のモ タよりも高出力のものとしてもよい。若し は、該駆動ユニットの外であって後方から 送されてきたパレット50を該駆動ユニット 内に入ったところで前方側へ引っ張る場合 、駆動ユニット100の後方のモータの出力を 前方側のモータよりも高くしてもよい。ま 、駆動ローラ134の材質を適宜選択して最適 を図ってもよい。

 また、前方及び後方の駆動装置130、130の 置間隔L1は、パレット50の搬送方向Pの長さL2 よりも短い方が好ましい。このように2つの 動装置130、130を所定の間隔を空けて駆動ユ ット100に配置し、同時に駆動することによ 、パレット50の移送を安定化させやすくなる 。また、レール102Lの外側であり、前方及び 方の駆動装置130、130の間には、カバー146が 成され、作業者10はその上を移動することが できる。従って、カバー146は、作業者が乗っ てもその重量に耐え得る強度で形成されて構 成され、カバー146の上面の床面からの高さH2 、パレット50の上面の床面からの高さH1と略 同じ高さ(ここでは、約20cm)となり、作業者10 容易に昇降することが可能である。

 図1から3を参照すれば、4つの付勢装置150 、レール102Rに沿って配置されている。これ らの付勢装置150は、実質的に同じものである 。図3に示すように、レール102Rの前端部及び 端部に配置される付勢装置150、150は、前記 台110を挟んで駆動装置130、130と対向する位 に配置される。該付勢装置150は、スライド 材154と、このスライド部材154に回転自在に 支される付勢ローラ152と、該付勢ローラ152 付勢力を与えるバネ158と、付勢装置150を固 する付勢ベース160と、から構成される。こ で用いられる付勢ローラ152は、従動ローラ あるため、駆動装置を備える必要もなく、 したる抵抗もなく回転するローラであるこ が好ましい。かかる付勢ローラ152と、前述 た駆動ローラ134との間にパレット50が搬送 れてきた場合であって、駆動ローラ134がパ ット50に駆動力を付与する際は、付勢ローラ 152が、パレット50の向きが曲がらないように 動きを制限すると共に、パレット50を駆動 ーラ134側へ押付け、付勢する。これにより 動ローラ134の駆動力が確実にパレット50に伝 達される。

 かかる付勢装置150を複数配置する場合、 れらの付勢装置150・・は、少なくとも所定 離(望ましくは、パレット50の搬送方向Pの長 さ以下であって、駆動ローラ134と共にパレッ ト50を挟んだときに、ズレが生じ難い距離)だ け離すことが好ましい。

 図5は、本発明の別の実施例の駆動ユニッ トの略式平面図である。この図において、2 の互いに平行なレール102L及び102Rは、枕木の ように間に架台(梁のような部材)104、104をレ ル102L及び102Rの前方、後方の2箇所に備える レール102L、102R、及び、架台104は、アンカ ボルト(不図示)により床に固定される。図1 示す駆動ユニット100と比較して、2つのガイ 装置210、210が、両端の駆動装置130、130の間 配置されており、駆動装置130により搬送さ るパレット50の第1(一方)の側面52を搬送方向 にガイド可能である。また、それぞれの駆動 装置130、130とガイド装置210、210に対向する位 置に付勢装置150、150、150、150が配置されてい る。ガイド装置210の基本的な構成は、駆動装 置130(図3参照)からモータ本体131とギアボック ス140を除いた構造をしていて、従動ローラで あるガイドローラ(図示せず)と回転自在に支 する回転軸(図示せず)とを含んで構成され いる。ガイドローラ(図示せず)と回転軸(図 せず)は、駆動装置130に含まれる駆動ローラ1 34及び回転軸136とそれぞれ同一の構造をして ている。ガイド装置210の回転軸(図示せず) 、一端がガイドローラを支持し、他端が水 な板状のベース部材(図示せず)に垂直に立設 している。このベース部材(図示せず)は、レ ル102Lの外側に接する取付部材190の上に固定 されている。

 図6は、本発明の更に別の実施例の駆動ユ ニット101の斜視図である。この図において、 2本の互いに平行なレール102L及び102Rは、枕木 のように間に架台(梁のような部材)104、104、1 04を前方、中間地点、後方の3箇所に備える。 レール102L、102R、及び、架台104、104、104は、 ンカーボルト108により床に固定される。ま 、レール102L及び102Rの内側面には、高さを 節するアジャストボルト109が構成されてい 。図6に示す駆動ユニット101は、図1に示した 駆動ユニット100の主要部を図中左側半分の構 造として取り込み、右側半分には後述する移 送ユニット500の主要部を取り込んで組合わせ た構成である。ここで、図6の駆動ユニット10 1は、図1の駆動ユニット100の主要部や移送ユ ット500の主要部とは異なるものであり、こ らが一体化となった駆動ユニット101として 明する。図1に示した駆動ユニット100の主要 部に相当する部分には、共通して、前方及び 後方の駆動装置130、130、付勢装置150、そして 、カバー146を備える。図6に示す駆動ユニッ 101によれば、1台で駆動ユニット100と後述す 移送ユニット500の両方の役割を果たすこと できる。

 図7は、本発明のまた更に別の実施例の駆 動ユニットの略式平面図である。この駆動ユ ニット100’は、駆動ユニット100を構成する駆 動装置130だけでは搬送不能な多数のパレット を搬送するような長いラインの場合に用いら れ、後述する移送ユニット500や長尺移送ユニ ット550間に設置されて、ライン途中に配置し て使用される。図1の駆動ユニット100等が複 の駆動装置130及び付勢装置150を備えるのに して、この駆動ユニット100’は、それぞれ1 の駆動装置130及び付勢装置150だけを備える そして、駆動ユニット100と協働して駆動す ことにより、連結されたパレット50の搬送 行う。

 図8は、本発明の搬送システムによって形 成される概略搬送ラインを表わした斜視図、 図9は、本発明の実施例である搬送システム 表した概略平面図である。本発明に係る搬 システム200は、駆動ユニット100、移送ユニ ト500、550と、上流ユニット600と、下流ユニ ト650と、自動機用移送ユニット920とから構 される。搬送システム200は、必要に応じて ユニットを選択して直線状に配設して部分 インを形成する。搬送システム200は、部分 インの一方端部(上流側)及び他方端部(下流 )に、図19に示す旋回ユニット700、700を設け 部分ラインの搬送方向と略直交する方向に 送できるように方向の変更ができるように る。そして、前記部分ラインは、一対を平 に所定の間隔を置いて配置する。そして、 れぞれの部分ラインの端部に設けられた旋 ユニット700を連結ユニット800によって連結 ることにより、平面視長方形状にラインを 成することができる。このようにして、搬 システム200を構成する。それぞれの部分ラ ンは、その途中に作業ラインS1、S2を形成し これら各作業ラインは、作業者エリアM1~M4 び自動機エリアJにより区分けされて配置さ る。

 本搬送システム200は、前記駆動ユニット1 00を組み込んでいる。そして、自動機エリアJ においては、パレット50に載置されるワーク3 0を所定の位置で停止させて作業を行う。さ に、作業者エリアM1~M4においては、パレット 50を搬送しながら、又は、停止させて作業を う。そして、ワーク30をラインの上流から 流に部分ラインに従って搬送することによ 、組立も行うことができる。より詳しく説 すれば、搬送システム200は、平面視で長方 をしたラインにパレット50を搬送可能な搬送 装置を敷設するが、該パレット50の上面は床 20から作業者が容易に乗降できる高さ(約20cm )程度しかないものである。図9において、パ ット50は、反時計回りに回るが、長方形の4 の角には、旋回ユニット700が配置される。 方形のラインにおいて、手前側の部分ライ は、その両端に配置される旋回ユニット700 挟まれる。この部分ラインは、上流ユニッ 600、駆動ユニット100、5台の移送ユニット500 、500、500、500、500、駆動ユニット100、移送ユ ニット550、下流ユニット650の順序で構成され る。これらは、直線上に並んでいる。一方、 奥側の部分ラインは、その両端に配置される 旋回ユニット700に挟まれる。この部分ライン は、上流ユニット600、駆動ユニット100、移送 ユニット550、自動機ステーション用移送ユニ ット920、駆動ユニット100、移送ユニット550、 下流ユニット650の順序で構成される。これら は、直線上に並んでいる。これらの2つの部 ラインの間は旋回ユニット700を介して、連 ユニット800により接続される。

 図10は、本発明の搬送システムの実施例の 分ラインの一部のユニットの入れ替えを表 した説明図である。具体的には、部分ライ を構成する作業ラインS1の作業者エリアM1の 部を、自動機エリアJへ変更する場合の説明 図である。
(1)図10(a)に示すように、作業者エリアM1の下 側に配設された3台の移送ユニット500、500、5 00を撤去し自動機エリアに変更する。
(2)図10(b)に示すように、撤去するそれぞれの 送ユニット500、500、500のアンカーボルト等 取り外し、作業ラインS1の作業者エリアM1か ら撤去する。
(3)図10(c)に示すように、撤去したそれぞれの 送ユニット500、500、500は、駆動ユニット100 搬送方向の長さと同等の長さで形成されて る。また自動機エリアを構成する自動機ス ーション用移送ユニット920は、駆動ユニッ 100の搬送方向の長さの約2倍の長さで形成さ れる。そこで、3台の移送ユニット500、500、50 0を撤去して空いたスペース(駆動ユニット100 長さの3倍分)のうち、移送ユニット500の2台 に相当する空いたスペース(駆動ユニット100 の長さの2倍分)に、そのスペースと略同じ寸 の自動機ステーション用移送ユニット920を 置する。再びパレットを連結するために、 送ユニット500と同一寸法の上流ユニット600 、移送ユニット500の1台分に相当する残りの 空いたスペース(自動機ステーション用移送 ニット920と駆動ユニット100との間)に配置す 。このように、移送ユニット500、自動機ス ーション用移送ユニット920、上流ユニット6 00の各々は、駆動ユニット100の長さと同じ又 その整数倍の長さで形成されているので、 易に各ユニットの入れ替えを行い、作業ラ ンS1を形成することができる。

 図11は、図9に示した搬送システムの部分 インを表した他の実施例の説明図である。 11(a)に示す部分ラインは、上流ユニット600 駆動ユニット100、4台の移送ユニット500、500 500、500、駆動ユニット100’、長尺移送ユニ ト550、移送ユニット500、駆動ユニット100、 流ユニット650の順に配置され、部分ライン 形成している。この部分ラインでは、パレ ト50が上流ユニット600からライン上流側(作 ラインS1の上流端側に配置される)の駆動ユ ット100に所定のタイミングで次々と搬送さ る。すると駆動ユニット100は、パレット50 所定の搬送速度で移送ユニット500(作業ライ S1)へ移送する。移送されたパレット50は、 送ユニット500に前もって移送されていたパ ット50の後端に接触し、これと連結する。こ のように順次連結した複数のパレット50・・( 図11(a)においては4台のパレット50、50、50、50) が、駆動ユニット100と駆動ユニット100’の間 を覆うことにより、作業者10が歩行可能とな ような擬似的な床を形成する。

 続いて、新たに5台目のパレット50を駆動 ニット100から作業ラインS1に移送すると、5 目のパレット50は、4台のパレット50、50、50 50が連結しているパレット群(以下、連結し いるパレットをパレット群とする。)の後端 部と連結すると共に、パレット群を搬送方向 に押し出す。すると、パレット群の先頭部は 、駆動ユニット100’へ移送される。更に、こ のパレット群の先頭が駆動ユニット100’を構 成する駆動装置130及び付勢装置150の間に移送 されると、パレット群は駆動ユニット100’に より駆動可能となる。ここで、5台のパレッ 50、50、50、50、50が連結したパレット群は、 動ユニット100’により長尺移送ユニット550 搬送可能となるが、6台目のパレット50が作 ラインS1へ移送されるまで停止して待機す 。6台目のパレット50が上流ユニット600から 動ユニット100へ移送されると、駆動ユニッ 100は、作業ラインS1に待機するパレット群の 最後端へ6台目のパレット50を接触させて連結 させる。そして、6台目のパレット50がパレッ ト群に連結されると同時に、駆動ユニット100 ’の駆動装置130が駆動を開始し、かつ駆動ユ ニット100の駆動装置130が同期して駆動動作を 行うことにより、6台のパレット50、50、50、50 、50、50が連結したパレット群を長尺移送ユ ット550側に協働して移送する。同様にパレ ト50・・・を上流ユニット600側から次々に作 業ラインS1側へ移送することで、8台のパレッ ト50、50、50、50、50、50、50、50が連結され、 業ラインS1の範囲に作業者10が歩行可能とな ような擬似的な床を形成する。

 続いて、パレット群に9台目のパレット50 連結すると、駆動ユニット100及び駆動ユニ ト100’の協働動作により、パレット群の先 がライン下流側の(作業ラインS1の下流端側 配置する)駆動ユニット100へ移動する。する と、ライン下流側の駆動ユニット100の駆動装 置130と付勢装置150の間に、パレット群先頭の パレット50の先端部が到達しライン下流側の 動ユニット100の駆動力が付与されることに る。すると、9台のパレット50、50、50、50、5 0、50、50、50、50が連結したパレット群は、ラ イン上流側1台目の駆動ユニット100、駆動ユ ット100’、及びライン下流側駆動ユニット10 0の駆動力の同期により協働動作をすること 搬送されることになる。9台が連結したパレ ト群の先頭のパレット50がライン下流側の 動ユニット100内に移動すると、10台目のパレ ット50がパレット群に連結するのを待つため 、駆動ユニット100、100’は動作を停止し待 する。

 続いて10台目のパレット50が、ライン上流 側の駆動ユニット100によりパレット群に連結 すると、再び駆動ユニット100’及びライン下 流側の駆動ユニット100が動作し始めるので、 10台が連結したパレット群が搬送されること なる。すると、10台が連結したパレット群 先頭が、下流ユニット650に移動し、解除部 により連結状態が解除される。その後、下 ユニット650を構成する検出センサー(不図示) が連結解除状態を検出すると、下流ユニット 650の搬送速度の制御を行い、連結したパレッ ト群の搬送速度よりも速い速度で、連結が解 除された先頭のパレット50を後続のパレット から引き離して単独のパレット50として搬 を行う。

 以上のように、部分ラインの作業ラインS 1おいては、パレット50を次々に搬送し、これ ら複数のパレット50を連結することにより、 似的な床が形成されるので、作業者10はパ ット50上に載置保持されるワーク30に対して 様な方向から自由に作業を行うことができ 。また、作業ラインS1の上流端部側及び下 端部側に駆動ユニット100を配置し、更には 央部に駆動ユニット100を配置することによ て、駆動装置130及び付勢装置150が作業ライ S1の上流端部側、中央部及び下流端部側にそ れぞれ配置され、連結したパレット群に複数 の駆動装置130・・から駆動力を及ぼすことを 可能にする。従って駆動装置130の駆動力は一 定のまま(モータ容量を変更することなく)多 のパレットが連結したパレット群を搬送す ことができる。

 次に、図11(b)に示す部分ラインは、図11(a) に示す部分ラインと比較して、駆動ユニット 100’及び移送ユニット500を各1台撤去した代 りに、下流ユニット650の全長を長くした長 の下流ユニット650’を組み込み、更に長尺 下流ユニット650’の途中にワーク30のワーク 取出部Tを構成した点において異なる。そこ 、パレット50の連結から解除に関する動作説 明は、図11(a)で説明しているので省略し、長 の下流ユニット650’の部分についてのみを 明する。

 長尺の下流ユニット650’は、通常の下流 ニット650と実質的に同一構造となるように 成されており、全長においてのみ異なる。 尺の下流ユニット650’の途中には、パレッ 50に載置保持されるワーク30のワーク取出部 Tが設定される。このワーク取出部Tでは、移 手段(不図示)により作業ラインS1で作業が行 われたワーク30の取り出しが行われる。パレ ト50上からワーク30が取り出されたパレット 50は、下流へ搬送される。このようにしてワ ク取出部Tでは、作業ラインS1で作業が完了 たワーク30の取り出しが行われる。

 以上のような部分搬送ラインにおいて、 10で説明したようなユニットの入れ替えを う場合には、作業ラインS1上のパレット50を べて作業ラインS1から除去した状態でユニ トの入れ替えを行う必要がある。そこで、 11を用いて作業ラインS1上に在席するパレッ 群の除去について説明を行う。

 作業ラインS1のいずれかの部分において ニットの入れ替えを行う場合は、上流ユニ ト600から作業ラインS1へのパレット50の搬入 停止する。すると、上流ユニット600から下 側に配置される各ユニット(例えば各移送ユ ニット500)は、パレット50の除去動作を開始す る。通常の搬送動作では、上流側の駆動ユニ ット100からパレット50が、先行するパレット を押し出すことでパレット群の搬送動作が われる。しかしながら、パレット除去動作 おいては、下流側の駆動ユニット100(及び駆 動ユニット100’)が、パレット群を引き込ん 前に搬送するような動作を行う。そして、 のような動作により下流ユニット650(650’)へ パレット群を移送させる。そして、下流ユニ ット650(650’)においてパレット群と先頭のパ ット50との連結を解除する。連結が解除さ たパレット50は、単独で下流側へ移送される 。単独で移送されたパレット50は、旋回ユニ ト700へ移送され、旋回ユニット700内に移送 完了すると、通常の旋回方向と異なる方向( パレット投入・取出方向)へ旋回ユニット700 旋回を行う。そして、パレット50は、パレッ ト取出位置Uにおいて、例えば運搬台車のよ なパレット移送手段(不図示)によりラインか ら取り出される。パレット50の取り出しが完 した旋回ユニット700は、元の位置へ戻って 機する。同様に、パレット群から順次切り された(連結が解除された)パレット50は、旋 回ユニット700でパレット取出位置Uから次々 取り出しが行われ、すべてのパレット50を取 り出した後で、上述したような(図10で説明し たような)ユニットの交換が行われる。この うに作業ラインS1の終端部(下流端部)に駆動 ニット100を構成することにより、作業ライ S1からすべてのパレット50の除去を自動で行 うことが可能となり、これにより容易にユニ ットの入れ替えを行うことが可能となる。な おユニットの入れ替え作業が完了すると、旋 回ユニット700付近に設けられた切り替えボタ ン(不図示)により、パレット取出位置Uからパ レット50の投入を行い、ラインにパレット50 戻すことになる。

 図12は、図8に示した移送ユニット500の略 平面図である。移送ユニット500は、駆動ユ ット100の前後に適宜数設けられ、例えば駆 ユニット100の後方に構成される場合には、 動ユニット100から送り出されたパレット50 搬送方向Pに移送する。又は、駆動ユニット1 00の前方に構成される場合には、移送ユニッ 500は駆動ユニット100へパレット50を案内す ために使用される。この移送ユニット500は 上述してきた駆動ユニット100等の隣に設け 駆動ユニット100から送り出されるワーク30を 載せたパレット50を移送のために受け入れる とができる。また、移送ユニット500を複数 連ねて、ライン上の移送ユニット500上のパ ット50の上面を作業領域として確保するこ もできる。

 移送ユニット500は、図12に示すように所 の間隔で平行に横倒しされたレール502L、502R の両端を架台104、104によって接続してなり、 上面視矩形を呈する。レール502L、502Rには支 ローラ184が、設けられている。このとき、 記レール502L、502Rの長さは、パレット50(駆 ユニット100の全長)と同じ長さ、若しくは、 の整数倍の長さにすることが好ましい。ま 、移送ユニット500には、カバー(不図示)が 前記レール502L、502Rのそれぞれの外側から上 面わたって覆うように設けられている。カバ ーは、前記駆動ユニット100のカバー146と同様 な構造をしている。

 図13は、長尺移送ユニットの略式平面図 あり、図14はその斜視図である。長尺移送ユ ニット550は、前記移送ユニット500を2倍の長 にした長尺なユニットである。長尺移送ユ ット550は、前記移送ユニット500のレール502L 502Rに替えて、前記パレット50の2倍の長さに したレール552L、552Rを備えている。長尺移送 ニット550には、カバー520L、520Rが、前記レ ル552L、552Rのそれぞれの外側から上面にわた って覆うように設けられている。カバー520L 520Rは、前記駆動ユニット100のカバー146と同 な構造をしている。なお、レール552L、552R 略中央部を架台104で懸架した以外は同一の 造をしている。

 このような移送ユニット500や長尺移送ユ ット550を、上述してきた駆動ユニット100等 連結する場合は、これらのレール502L、502R 552L、552Rを、駆動ユニット100のレール102L、10 2Rに突き合わせ、パレット50がスムーズに移 ユニット500、550へ移送されるようにする。 のような移送ユニット500、550は、ローラ184 備える一対のレール502L、502R、552L、552Rが基 構造である。そして、その周りに、駆動装 、付勢装置、これらの制御装置、及び動力 給機器類が不要である。従って、広い作業 間を確保し易い。

 図15は、自動機ステーションユニットの 視図である。当該自動機ステーションユニ ト900は、前記移送ユニット500の替わりに部 ライン中に設置され、ワーク30の組立・加工 等を行う自動作業機械910を組み込む際に使用 される。

 図16は、自動機ステーション用移送ユニ トを示す斜視図である。自動機ステーショ 用移送ユニット920は、一方の端部に駆動装 930を有し、図16に示すレール552L、552Rに支持 ーラ184を有している。支持ローラ184は、レ ル552L、552R内にそれぞれ設けられ、駆動装 930による駆動力を伝達する伝達手段(不図示) により一体に設けられている。それぞれのレ ール552L、552R内に設けられ、レール552L、552R で対向するように設けられた一対の支持ロ ラ184同士は、連結部材931により支持ローラ18 4が同期作動するように連結されている。従 て、互いに回転動作を同期させてパレット50 の駆動を行う。当該連結部材931で連結されて 同期作動する支持ローラ184以外の支持ローラ 184は、例えばベルトなどの伝達部材(不図示) より駆動される。そして、自動機ステーシ ン用移送ユニット920内に移送されるパレッ 50の下面に支持ローラ184が接触することで レット50に駆動力が伝達され、パレット50の 送を可能としている。

 当該自動機ステーション用移送ユニット9 20は、前記パレット50を分離するための解除 材670L、670Rを、連結部材931の上面に設けた構 成をしている。自動作業機械910で、ワーク30 作業を行うために、自動機ステーションユ ット900をラインに組み込む場合には、ライ 上のパレット50を一旦取り出す必要がある そして、そのためにはパレット50の連結を解 除して、パレット50単体に分離する必要があ 。そのため、当該解除部材670L、670Rが設け れている。当該解除部材670L、670Rは、前記パ レット50の後端が連結部材931上にきたときに 述する係合部材60(図21参照)と接触するよう 設けられている。ここでは係合部材60L、60R 対応して、同一形状をした一対の解除部材6 70L、670Rが設けられている。

 また、自動機ステーション用移送ユニッ 920は、全長が前記移送ユニット500や前記長 移送ユニット550の整数倍の長さ(例えば、2 の長さ)を有している。従って、ライン中の2 台分の移送ユニット500や前記長尺移送ユニッ ト550に替えて連接することが容易にできる。

 図17は、上流ユニットの略式平面図であ 。当該上流ユニット600は、前述した旋回ユ ット700と本発明の前記駆動ユニット100との に設置される。そして、前記パレット50を前 記駆動ユニット100に投入する際に使用される 。この上流ユニット600は、自動機ステーショ ン用移送ユニット920と同様に構成される。し かしながら、全長において異なる。支持ロー ラ184は、レール502L、502R内に駆動装置630によ 駆動力を伝達する伝達手段(不図示)を構成 る。そして、レール502L、502Rの支持ローラ184 は、連結部材631によって連結され回転駆動さ れる。当該連結部材631で連結されて同期作動 する支持ローラ184以外の支持ローラ184は、例 えばベルトなどの伝達部材(不図示)により駆 される。そして、パレット50の下面に支持 ーラ184が接触することで駆動力が伝達され パレット50の移送を可能としている。

 図18は、下流ユニットの略式平面図であ 。当該下流ユニット650は、前記移送ユニッ 500若しくは前記長尺移送ユニット550と旋回 ニット700との間に設置される。この下流ユ ット650は、前記移送ユニット500上を搬送さ てくる連結したパレット50、50を分離して、 離した前記パレット50を前記旋回ユニット70 0へ移動させる際に使用される。当該下流ユ ット650は、前記上流ユニット600に、更に前 パレット50を分離するための解除部材670を設 けた構成である。従って、容易にライン中に 組み込むことができる。解除部材670は、前記 自動機ステーション用移送ユニット920に設け られるものと同一の部材である。そのため、 詳しい説明は省略する。支持ローラ184は、レ ール502L、502R内に駆動装置630による駆動力を 達する伝達手段(不図示)を構成する。そし 、レール502L、502Rの支持ローラ184は、連結部 材631によって連結され回転駆動される。この 連結部材631で連結されて同期作動する支持ロ ーラ184以外の支持ローラ184は、例えばベルト などの伝達部材(不図示)により駆動される。 って、パレット50の下面に支持ローラ184が 触することで駆動力が伝達され、パレット50 の移送を可能にしている。また下流ユニット 650は、パレット50を検出する例えばセンサー ような検出手段(不図示)を所定の位置に備 ている。従って、下流ユニット650は、パレ ト50の連結が解除したと略同時に解除された パレット50を検出し、速度制御手段(不図示) 駆動装置630の速度を高速動作に切り換える とにより、パレット群から離脱させて搬送 ることができる。

 図19は、旋回ユニットの斜視図及び作動 る様子を表わした斜視図である。旋回ユニ ト700は、部分ラインの前後に配置され、前 パレット50が流れてきた場合に搬送方向Pと 直交する方向へ搬送方向を変えて搬送され 。当該旋回ユニット700は、略正方形をした 型であり、自動で回転するターンテーブル72 0を主な構成とする構造を有している。中央 旋回する部分には、前記パレット50より僅か に長い並行する2つのレール712L、712Rが、前記 上流ユニット600、前記下流ユニット650及び前 記連結ユニット800と同様に設けられている。 そして、パレット50をスムーズに移動させる とができ、容易に搬送システム200のライン に組み込むことができる。当該旋回ユニッ 700は、正逆回転できるので、パレット50の きを変えることによって、搬送方向Pに対し ワーク30の前後位置をパレット50ごと変える ことができる。

 図20は、連結ユニットの斜視図である。 該連結ユニット800は、図8に示したように、 方の部分ラインの終点に配置された前記旋 ユニット700と、他方の部分ラインの始発点 配置された他の前記旋回ユニット700の間に 置され、ライン間でパレット50を移送し、 分ライン同士を結合する際に使用される。 た、構成については、図17で説明した上流ユ ニット600と同じなので省略する。

 以上、説明した移送ユニット500、長尺移 ユニット550、自動機ステーション用移送ユ ット920、上流ユニット600、下流ユニット650 旋回ユニット700及び連結ユニット800など、 動ユニット100以外の各ユニットにおいては 当然のことながら移送する際のパレット50 両側面を搬送方向にガイドするガイド部材( 図示)を有している。

 次に、本発明に係る前記駆動ユニット100 搬送システムで搬送されるパレット50につ て説明する。図21、図22は、前記パレット50 平面図及び部分破断側面図である。図22では 、その前端部及び後端部の係合部材60L、60R、 及び係合溝82、82が部分断面において示され いる。

 前記パレット50は、前記駆動ユニット100 駆動力を付与され、図8に示した様々な移送 ニットの上を移動する搬送用の移動台とし 使用される。また、パレット50は、様々な ニット上にあるとき、その中央部がワーク30 を載せる載置保持部56として使用され、周辺 57は作業者10が乗って作業する擬似的な床( 8参照)として使用される。当該パレット50は 充分な強度を有する薄い平板状の部材であ 、前後左右の端面が略垂直に形成された平 視略四角形をしている。前後方向(搬送方向 、図21中では左右方向)の長さは、前記駆動ユ ニット100の前後方向の寸法と略同一の長さが 望ましい。そして、左右方向(図21中では上下 方向)の幅は、上述する駆動ユニット100の一 の支持ローラ184に載置可能で、図3に示した 記駆動ローラ134と付勢ローラ152とによって 分に駆動力が付与される程度の間隔と略一 する幅に、形成されている。例えば、パレ ト50は、1500mmの長さ、750mmの幅に形成される 。また、前記パレット50の底面の後側(図22(a) では下面左側)には、前記支持部材180(図3参 )とぶつからない位置に後方へ開放された細 長い一対の格納溝58、58が設けられている。 して、この格納溝58、58の中に全体の半分以 が収まるように、同一構造をした一対の係 部材60L、60Rがそれぞれ設けられている。更 、前記パレット50の底面の前側(図22(a)中で 下面右側)には、前方へ開放された一対の係 溝82、82が設けられ、係合溝82、82の延長方 は前記格納溝58、58の延長方向と同一直線上 されている。係合部材60、60と係合溝82、82 で係合手段を構成する。

 図23、図24は、上述する係合部材を単独で 見たときの上面図及び側面図である。当該係 合部材60は、パレット50の下面に設けられ、 レット50、50同士の結合のために使用される 材である。当該係合部材60は、細長で”く 字形(即ち、”L”を傾けて少し開いた形状) した部材である。そして、後方の一端が長 であるアーム部62と、前方の他端が短尺であ る前方部70と、接続位置が上方に盛り上がっ 接続部74と、を備える。前記アーム部62の後 端には、上方にフック部63が突設されていて このフック部63の上方の面には、後方へ向 って傾斜が付けられた第1傾斜部64を有し、 方の面は略垂直な係合面65となっている。ま た、前記前方部70の下面は、前方に向かって 斜が付けられた第2傾斜部72となっている。 た、前記前方部70の上面と前記格納溝58の間 にはばね80が介装されている。なお、前記接 部74に設けられた左右方向の回転軸76が前記 格納溝58に設けたくぼみに枢着され、回転軸7 6を中心に当該係合部材60のアーム部62が上下 揺動する。

 上述する係合溝82は、前記係合部材60と係 合してパレット50、50同士の結合(又は連結)の ために使用される。当該係合溝82は、前記係 部材60と係合できる位置に設けられており ここではパレット50の前側下面に開けられて いる。係合溝82は、図22(a)(b)に示すように、 方側の深溝83と前方側の浅溝84が連なり左右 らの断面視で”L”字形に形成される。前記 係合部材60の前記フック部63を深溝83に嵌合さ せ、アーム部62の係合面65を深溝83と浅溝84と 段差に引っ掛からせることで、係合部材60 係合溝82とが係合される。

 図25は、上述する解除部材の正面図であ 。当該解除部材670L、670Rは、前記下流ユニッ ト650に取付けられ(図18参照)、前記パレット50 に設けられた前記係合部材60に作用して、連 した前記パレット50を切り離す役割を果た ている。解除部材670L、670Rは、蒲鉾板のよう な細長い略直方体であり、前後は前記係合部 材60、60よりも長く、左右も幅広の寸法をし いる。当該解除部材670L、670Rの上面は、中央 に水平面672を、後方側に水平面672から下向き に僅かに傾斜した第1傾斜面674を、前方側に 平面672から下向きに僅かに傾斜した第2傾斜 666を備えている。

 次に、前記駆動ユニット100の動作を説明 る。図26は、駆動ユニット100にパレット50が 搬送されてくる様子を表わした図である。前 記上流ユニット600から、前記駆動ユニット100 の前記後方の駆動装置130の前記駆動ローラ134 (図3参照)と前記後端の付勢装置150の前記付勢 ローラ152(図3参照)との間に、前記パレット50 前方が移送していく。すると、前記バネ158( 図3参照)により駆動ローラ134側の方向に力が えられる前記付勢ローラ152が、前記パレッ 50の一側面(図26中では下側面)を押す。そし 、前記パレット50の他側面(図26中では上側 )を前記駆動ローラ134に押付けることになる 前記パレット50の他側面は、前記駆動ロー 134で搬送方向Pへの駆動力を付与されると共 規定される。すると前記パレット50は、底 が左右の複数の支持部材180で支持され、一 面が前記付勢ローラ152で案内されながら搬 方向Pへ搬送される。パレット50の前方が、 送方向下流側の次の駆動ローラ134と付勢装 150の付勢ローラ152の間に搬送されると、パ ット50は、同様に付勢ローラ152により、他側 面を駆動ローラ134側の方向に押付けられなが ら搬送される。この駆動ローラ134は、搬送方 向(具体的には、図26において反時計回り)に 転し、パレット50の一側面に働く摩擦力によ り、パレット50を更に前方へ押し出して搬送 る。

 図27(a)-(c)は、パレット91、92同士を連結させ る際に、係合部材60が係合溝82に係合する際 、各動作を順に追って表した図である。こ 図に従って、パレット91、92同士が連結する 作を説明する。
(1)図27(a)に示すように、駆動ユニット100から り出された後続のパレット92が、移送ユニ ト500上で停止している先頭のパレット91の後 端に接近する。後続のパレット92の前端が、 頭のパレット91の係合部材60の第1傾斜部64に 接触する。
(2)図27(b)に示すように、更に後続のパレット9 2が先頭のパレット91に接近することにより、 後続のパレット92の浅溝84が、先頭のパレッ 91に設けられた係合部材60のフック部63の第1 斜部64に当接して、揺動自在な係合部材60を 押し下げる。係合部材60のフック部63の第1傾 部64は、浅溝84の表面を滑りながら、深溝83 で移動する。
(3)図27(c)に示すように、フック部63全体が、 溝83のところまで移動してくると、ばね80に り前方部が押し下げられ、それにともない ーム部62が押し上げられる。深溝83の中にフ ック部63が嵌め込まれ、ばね80により付勢さ るアーム部62を上方へ押付ける力により係合 溝82へ係合部材60がしっかりと係合され、後 のパレット92は、先頭のパレット91に連結さ る。従って、前記パレット91、92同士を、係 合部材60と係合溝82とによる簡単な構成で確 に連結することができる。

 図28(a)-(d)は、連結したパレット91、92同士を 分離する際に、図18の解除部材670によって係 部材60が係合溝82から解除される際の、各動 作を順に追って表した図である。この図に従 って、パレット91、92同士が分離する動作を 明する(図中の符号については、図18、21から 25、27を参照)。
(1)図28(a)に示すように、深溝83の中にフック 63が嵌め込まれることで、係合部材60がしっ りと係合溝82へ係合されており、後続のパ ット92の先端は先頭のパレット91の後端に連 されている。このように連結したパレット9 1、92が解除位置に移送されると、解除位置に 構成される解除部材670の第1傾斜面674に係合 材60の第2傾斜部72が接触する。
(2)図28(b)に示すように、更に連結したパレッ 91、92が移送されることにより、係合部材60 第2傾斜部72を形成する前方部70が解除部材67 0の第1傾斜面674により徐々に押される。これ より回転軸76を中心にフック部63が下方に回 動される。
(3)図28(c)に示すように、更に連結パレット91 92が移送されることにより、アーム部62の下 が解除部材670の水平面672に位置することで 方のパレット92の係合溝82と前方のパレット 91のフック部63との係合状態が解除され、解 状態が維持される。このとき、前方のパレ ト91は、図示しないパレット検出手段(例え 、センサー)により検出されることで、下流 材を構成する下流ユニットの駆動源(モータ )の動作を切り換える(モータの回転を後方の レット92の移送速度より高速にする)ことに り、後方のパレット92から切り離され、前 へ移送される。
(4)図28(d)に示すように、前方にあるパレット9 1のアーム部62が解除部材670の水平面672から離 れることで、フック部63は、バネ80により上 に移動され所定の位置で維持される。

 図27及び図28に基づいて述べてきたように 、パレット50(又は、91、92)は、動力源を持っ いなくても外部からの機械的な機構により 連結・解除されることができ、パレット50 機能向上や軽量化、ワーク30に対する作業効 率の向上を図ることができる。また、これま で述べてきたように、ライン敷設の効率化、 コスト低減が図れるばかりでなく、レイアウ トの自由度も増し、ライン変更も容易に行う ことが可能となる。