株式会社 マキタ (〒02 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 Aichi, 〒4468502, JP)
| 集塵機であって、 吸込口を備えたタンクと、 前記タンクの上方を閉塞する本体と、 前記本体に設けられてモータ駆動する吸込ファンを内蔵し、前記吸込ファンの回転により、前記吸込口から水等の液体を吸引して前記タンク内に貯留可能とする吸気ユニットと、 前記吸気ユニットの下面から下方へ突出して横向きに開口形成される吸気口と、 前記吸気口の下方に設けられ、前記タンク内に貯留した液体の水位の上昇に伴って上昇するフロートと、 前記フロートの上部に設けられ、上限位置で前記吸気口を閉塞して前記液体の吸引を停止させる閉塞部と、 を含んでなる集塵機。 |
| 前記フロートを、前記上限位置で前記吸気口を上部に収容して前記吸気ユニットの下面に当接する筒状体として、前記フロートの内部に、前記上限位置で前記吸気口の下面に当接して前記フロート内を仕切る受け壁を設けて、前記受け壁の上方を前記閉塞部としたことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。 |
| 前記吸気ユニットにおける前記フロートとの当接位置と、前記受け壁における前記吸気口の下面との当接位置とに、リング状のシール部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の集塵機。 |
| 前記受け壁における前記吸気口の下面との当接位置よりも前記フロートの中心側に、前記受け壁を貫通する排出口を形成したことを特徴とする請求項2に記載の集塵機。 |
| 前記吸気口を、前記吸気ユニットの下面に、平面視円形で円錐状の下板を、仕切板を介して下方へ突出した状態で連結することで形成したことを特徴とする請求項1に記載の集塵機。 |
| 前記受け壁における前記下板との当接位置よりも中心側を、中心に向けて下り傾斜するテーパ状に形成したことを特徴とする請求項5に記載の集塵機。 |
本発明は、塵埃は勿論、塵埃を含む水等 液体も吸引可能な集塵機に関する。
図3は、従来の集塵機の縦断面図で、集塵機
1は、上面を開口したタンク2の上方に、吸気
ニット4を内蔵した本体3を設けてなる。吸
ユニット4は、タンク2の開口を閉塞して本体
3を支持するタンクカバー5によって、タンク2
の中央上方から吊り下げ支持されており、内
部に、モータ7と、そのモータ7の駆動で回転
る吸込ファン8とを内蔵している。また、タ
ンクカバー5には、吸込ファン8の真下で吸気
ニット4の下面に開口する吸気口9,9・・が形
成されている。6は、本体3の上部を覆うカウ
ングで、側面には運転スイッチ10が設けら
ている。11は、タンク2の側面に設けられて
ースやノズル等を接続する吸込口である。
さらに、吸気ユニット4の下方には、フロー
ト13を上下動可能に収容したフロートケージ1
2が連結されている。このフロート13は、タン
ク2内に貯留する水等の液体の水位に合わせ
上下動し、上限位置では、フロート13の上面
が吸気口9の周囲で下向きに突設された筒部
当接して吸気口9を閉塞するようになってい
。
よって、運転スイッチ10のON操作でモータ 7が駆動して吸込ファン8が回転すると、吸込 11に接続したホース等を介して外気がタン 2内に吸引され、吸気口9を通って吸込ファン 8によりカウリング6内の送気路14へ送られ、 ウリング6下面の排気口15から排出されるも となる。ここで、タンク2内に水を吸引する 、フロート13がタンク2内に貯留した水位の 昇に伴って上昇し、上限位置で吸気口9を閉 塞して水の吸引を停止させることになる。16 、タンクカバー5とタンク2の開口との間に 持されて、吸込口11と吸気ユニット4との間 袋形状で遮断する布製のフィルタで、吸込 11から吸込まれる空気や水をここで濾過でき るようになっている(その他、フロートを有 る集塵機の例として特許文献1)。
上記従来の集塵機1においては、吸気ユニ ット4の吸気口9が真下に向かって開口してい ため、集塵の際にはフロート13を吸い上げ うとする上向きの力が常に働くことになる 従って、水等を吸引する際、水位の上昇に れて上昇したフロート13が吸気口9に近づく 、フロート13が上限位置に到達する前に吸い 上げられて吸気口9を閉塞してしまい、タン 2の設定容量分だけ吸引できないことがあっ 。かといって、吸い上げに負けない重量や きさを有するフロートを用いると、フロー の大型化や集塵機自体の重量化に繋がって まう。
そこで、本発明は、フロートの大型化や 塵機の重量化を招くことなく、フロートの 安定な動作を解消し、タンクの設定容量ま 水等の確実な吸引を可能とする集塵機を提 することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載
の発明は、集塵機であって、
吸込口を備えたタンクと、前記タンクの上
を閉塞する本体と、前記本体に設けられて
ータ駆動する吸込ファンを内蔵し、前記吸
ファンの回転により、前記吸込口から水等
液体を吸引して前記タンク内に貯留可能と
る吸気ユニットと、前記吸気ユニットの下
から下方へ突出して横向きに開口形成され
吸気口と、前記吸気口の下方に設けられ、
記タンク内に貯留した液体の水位の上昇に
って上昇するフロートと、前記フロートの
部に設けられ、上限位置で前記吸気口を閉
して前記液体の吸引を停止させる閉塞部と
を含んでなることを特徴とする。
又、上記発明に加え、閉塞部を簡単に形成
るために、フロートを、上限位置で吸気口
上部に収容して吸気ユニットの下面に当接
る筒状体として、フロートの内部に、上限
置で吸気口の下面に当接してフロート内を
切る受け壁を設けて、受け壁の上方を閉塞
としたり、受け壁における吸気口の下面と
当接位置よりもフロートの中心側に、受け
を貫通する排出口を形成したりすることが
きる。
請求項1に記載の発明によれば、吸気口を横
向きにしてフロートを吸い上げる力が働かな
いようにしたので、フロートが上限位置に到
達する前に吸気口を閉塞することがなく、タ
ンク内に設定容量まで確実に水等の吸引が可
能となる。而も、フロートに閉塞部を形成す
る簡単な形状変更で不安定な動作を解消でき
るため、フロートの大型化や集塵機の重量化
を招くこともない。
特に、フロートに設けた受け壁の上方を閉
部とすれば、筒状体のフロートを合理的に
用して閉塞部を簡単に形成することができ
。
又、受け壁に排出口を形成すれば、閉塞部
に水等が溜まるおそれがなくなり、フロー
の上限位置での閉塞部のシール性も好適に
持される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
説明する。
図1は、集塵機の一例を示す縦断面図である
が、ここに示す集塵機も、タンクや本体等の
基本的な機構は図3で示した従来の集塵機と
様であるので、同じ構成部には同じ符号を
して重複する説明は省略し、異なる構成部
主に説明する。
この集塵機1では、吸気ユニット4の下面 形成される吸気口20が、下向きに開口せず、 吸気ユニット4のハウジングとなる有底筒状 タンクカバー5の下面よりも下方へ突出して 向きに開口している点がまず異なる。具体 には、平面視円形で円錐状の下板21を仕切 22を介してタンクカバー5に連結することで 横向きの吸気口20が下方へ突設される。これ により、吸込口11からタンク2内に吸い込まれ る空気は、矢印で示すように、タンク2の中 に位置する吸気口20に向けて水平に若しくは やや下方から吸気口20に吸い込まれることに る。
また、フロートケージ13内のフロート23も 、ここでは上限位置でタンクカバー5の下面 当接して吸気口20を上部に収容する筒状体と なっており、その内部に、上限位置で下板21 下面に当接してフロート23内を仕切る受け 24を設けている。一方、タンクカバー5にお るフロート23との当接位置と、受け壁24にお る下板21との当接位置とには、当接する部 間をシールするリング状のシール部材25,26が 夫々貼着されている。これにより、フロート 23内で受け壁24の上部には、上限位置で吸気 20がシール状態で完全収容される閉塞部27が 成されることになる。
さらに、受け壁24における下板21との当接 位置よりもフロート23の中心側は、中心へ向 て緩やかに下り傾斜するすり鉢状に形成さ て、受け壁24の中心には、下方へ向かって 下し、受け壁24を貫通して閉塞部27を下方へ 通させる筒状の排出口28が形成されている
以上の如く構成された集塵機1においては、
カウリング6の側面に設けた運転スイッチ10を
ON操作してモータ7を駆動させると、吸込ファ
ン8が回転し、吸込口11から空気が吸い込まれ
る。タンク2内に吸込まれた空気は、フィル
16を通って横向きの吸気口20に入り、吸込フ
ン8によりカウリング6内の送気路14へ送られ
て、排気口15から排出される。この空気の流
により、吸込口11から吸込まれる空気がフ
ルタ16で濾過され、塵埃等がタンク2内に貯
される。
一方、吸込口11に接続した図示しないホー
によって例えば水を吸い込んだ場合、タン
2内に水が貯留されることになるが、水位が
昇すると、フロートケージ12内のフロート23
もそれに応じて上昇する。このとき、吸気口
20では空気が横向きに吸い込まれるため、フ
ート23に吸い上げる力が働くことがない。
そして、フロート23が上限位置に到達す と、前述のようにフロート23の上端がタンク カバー5の下面に当接すると共に、受け壁24が 下板21の下面に当接して、吸気口20がフロー 23の閉塞部27内に完全収容される。この状態 、フロート23の上端とタンクカバー5の下面 の間がシール部材25により、受け壁24の上面 と下板21の下面との間がシール部材26により 々シールされるため、吸気口20が密閉されて 吸気ユニット4への空気の流入が停止する。 って、それ以上の水の吸引が阻止される。
なお、水の吸引の際に、タンク2内での飛 散や吸気口20からの落下等によってフロート2 3の閉塞部27内に水が進入することがあっても 、そのまま受け壁24の傾斜によって中央の排 口28へ誘導されてタンク2内へ戻される。よ て、フロート23の上限位置での閉塞部27のシ ール性を低下させたり、吸気口20に水が進入 たりするおそれがない。
このように、上記形態の集塵機1によれば 、吸気口20を、吸気ユニット4から下方へ突出 させて横向きに開口形成する一方、フロート 23の上部に、上限位置で吸気口20を閉塞する 塞部27を形成したことで、フロート23が上限 置に到達する前に吸気口20を閉塞すること なく、タンク2内に設定容量まで確実に水の 引が可能となる。而も、フロート23に閉塞 27を形成する簡単な形状変更で不安定な動作 を解消できるため、フロート23の大型化や集 機1自体の重量化を招くこともない。
特にここでは、フロート23を、上限位置で
気口20を上部に収容して吸気ユニット4の下
に当接する筒状体として、フロート23の内部
に、上限位置で下板21の下面に当接してフロ
ト23内を仕切る受け壁24を設けて、受け壁24
上方を閉塞部27としたことで、筒状体のフ
ート23を合理的に利用して閉塞部27を簡単に
成することができる。
また、受け壁24における下板21の下面との当
接位置よりもフロート23の中心側に、受け壁2
4を貫通する排出口28を形成したことで、閉塞
部27内に水や塵埃が溜まるおそれがなくなり
フロート23の上限位置での閉塞部27のシール
性も好適に維持される。
なお、上記形態では、タンクカバーの下面
フロートとの間のシール部材をタンクカバ
側に、吸気口の下面とフロートの受け壁と
間のシール部材を受け壁側に設けているが
夫々逆側に設けるようにしてもよい。また
シール部材は必ずしも必要ではなく、例え
タンクカバーの下面に、上限位置でフロー
部の上端が嵌合するリング溝を凹設する等
てシール性が確保できれば、シール部材は
略して差し支えない。
また、吸気口も、横向きに開口形成される
のであれば数や具体的な形態は適宜変更可
で、フロートの閉塞部も、吸気口の形状に
ってはフロートの上端へ壁体を部分的に立
して吸気口を閉塞するようにしてもよい。
さらに、排出口も、複数設けてよいし、筒
体に限らず単純な透孔としてもよい。勿論
略することも可能である。
1・・集塵機、2・・タンク、3・・本体、4 ・・吸気ユニット、5・・タンクカバー、7・ モータ、8・・吸込ファン、9・・吸気口、11 ・・吸込口、20・・吸気口、21・・下板、23・ ・フロート、24・・受け壁、25,26・・シール 材、27・・閉塞部、28・・排出口。
