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Title:
ELECTRIC COOKING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/078068
Kind Code:
A1
Abstract:
An electric cooking device is provided with a main body incorporating a conduction mechanism controlling a motor and conduction and having a contact part, a first pin turning on/off the conduction mechanism, a second pin which is linked with the first pin through a movable mechanism, a cooking cup which is freely attachably/detachably placed on the main body and a base projection installed on an outer base of the cooking cup. The first pin is arranged in a position where it is pushed in by the base projection. Operation directions of the first pin and the second pin are made opposite. The motor can be conducted only when the first pin is pushed in by the base projection.

Inventors:
TORIGAI TERUMI
KAWAI KOUJI
Application Number:
PCT/JP2007/074083
Publication Date:
June 25, 2009
Filing Date:
December 14, 2007
Export Citation:
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Assignee:
PANASONIC CORP (JP)
TORIGAI TERUMI
KAWAI KOUJI
International Classes:
A47J43/07; A47J42/56; A47J43/046
Foreign References:
JP3093640U2003-05-16
JPS60161947U1985-10-28
JPS4881180U1973-10-04
US5567049A1996-10-22
Attorney, Agent or Firm:
IWAHASHI, Fumio et al. (1006 Oaza Kadoma, Kadoma-sh, Osaka 01, JP)
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Claims:
電動機および通電を制御し接点を備えた通電機構を内蔵する本体と、前記通電機構の入切を行う第一ピンと、前記第一ピンに可動機構を介して連動する第二ピンと、前記本体に着脱自在に載置する調理用コップと、前記調理用コップの外側底部に設けられた底面凸部とを有し、前記第一ピンが前記底面凸部により押し込まれる位置に配置され、前記第一ピンおよび前記第二ピンの動作方向を反対方向にすると共に、前記第一ピンが前記底面凸部により押し込まれているときのみ前記電動機を通電可能にした電動調理器。
前記調理用コップの開口部を蓋うコップ蓋と、前記調理用コップの内側底部に装備されて前記電動機により回転駆動されるカッターと、前記コップ蓋の着脱と連動して動作する前記調理用コップの外側底部に設けられたレバー軸を有し、前記第一ピンが前記レバー軸により押し込まれているときのみ前記電動機を通電可能にした請求項1記載の電動調理器。
前記調理用コップを前記本体に装着するときに、前記第二ピンを前記第一ピンより先に動作させる請求項1または2記載の電動調理器。
前記本体の上部に前記電動機の軸を中心とした円環状のコップ受け部を設け、前記コップ受け部および前記調理用コップに嵌合部を形成した請求項3記載の電動調理器。
前記嵌合部は前記調理用コップを載置するときに、前記底面凸部または前記レバー軸が前記第二ピンを押圧する請求項4記載の電動調理器。
前記レバー軸は、前記コップ蓋が外されているとき、前記調理用コップの着脱時に前記第二ピンを押圧する請求項5記載の電動調理器。
前記可動機構は、シーソー構造とした請求項1記載の電動調理器。
前記可動機構は、複数の傾斜面を備えるとともにそれぞれの前記傾斜面は反対方向に傾斜した摺動部により形成された請求項1記載の電動調理器。
前記第一ピンを前記可動機構から押し上げる第1のバネの圧縮力が、前記第二ピンを前記可動機構に押し下げる第2のバネの圧縮力よりも大きく設定した請求項1記載の電動調理器。
前記通電機構の接点を複数設けた請求項1記載の電動調理器。
前記通電機構の接点の上部に防水カバーを設けた請求項1記載の電動調理器。
前記第一ピンと前記第二ピンとがL字型に形成された請求項1記載の電動調理器。
前記第一ピンと前記第二ピンとに水切りガイドを設けた請求項1記載の電動調理器。
Description:
電動調理器

 本発明は、容器に野菜、果実などを入れ カッターにより切削撹拌してジュースなど 調理物を作る電動調理器に関するものであ 。

 従来の安全装置を有する電動調理器を、 6に示す。図6は、従来の電動調理器の要部 面図である。

 図6において、従来の電動調理器の本体100 は、電動機2とスイッチ3を内蔵している。ま 本体100は、通電機構7と連動した安全装置で ある第一ピン101を有し、本体100に載置される 調理用コップ4は電動機2によってコネクター8 を介して回転駆動するカッター5を備えてい 。

 本体100に調理用コップ4が載置されると、 調理用コップ4の外側底部に設けられた底面 部6が第一ピン101を下側に押し、通電機構7が 通電状態になり、スイッチ3をオン状態にす ことによりカッター5が回転する。しかし調 用コップ4を本体100から取り外した状態では 、第一ピン101は上に上がり通電機構7は切断 態になる。このため、スイッチ3をオン状態 しても電動機2が稼動しないので、コネクタ ー8が回転しないようになっている(例えば、 許文献1参照)。

 しかしながら、従来の電動調理器の構成で 、調理用コップ4を本体100に載置した状態に おいて、ジュースなどの調理物が第一ピン101 に付着して固着した場合、調理用コップ4を り外しても電動機2は、通電機構7を押したま まなので通電状態となる。そして、スイッチ 3がオン状態となり電動機2が稼動してコネク ー8が回転してしまうという課題があった。

特開昭58-122030号公報

 本発明の電動調理器は、電動機および通 を制御し接点部を備えた通電機構を内蔵す 本体と、通電機構の入切を行う第一ピンと 第一ピンに可動機構を介して連動する第二 ンと、本体に着脱自在に載置する調理用コ プと、調理用コップの外側底部に設けられ 底面凸部とを有し、第一ピンが底面凸部に り押し込まれる位置に配置され、第一ピン よび第二ピンの動作方向を反対方向にする 共に、第一ピンが底面凸部により押し込ま ているときのみ電動機を通電可能にする。

 第一ピンが固着しても、調理用コップま はコップ蓋の着脱時に第二ピンが押し込ま ていることにより、可動機構が第一ピンを し上げ、強制的に第一ピンを動かして固着 解除することになり、安全な電動調理器と ることができる。

図1は本発明の実施の形態1の電動調理 の側面断面図である。 図2Aは同電動調理器の平面図である。 図2Bは同電動調理器の第一ピンが押さ て通電状態の安全機構を正面においた断面 である。 図3は同電動調理器の第二ピンが押され て通電不能状態の安全機構を正面においた断 面図である。 図4Aは本発明の実施の形態2の電動調理 器の可動機構の断面図である。 図4Bは図4Aの要部拡大図である。 図5Aは本発明の実施の形態3の電動調理 器の断面図である。 図5Bは図5Aのレバー軸が第二ピンを押 たときの隙間を説明する図である。 図6は従来の電動調理器の要部断面図で ある。

符号の説明

  1  本体
  2  電動機
  4  調理用コップ
  5  カッター
  6  底面凸部
  7  通電機構
  9,29  可動機構
  10  第一ピン
  11  第二ピン
  12  コップ受け部
  12a  コップ受け嵌合部
  13  水切りガイド
  14  シーソー部
  17  防水カバー
  18a,18b,18c  接点
  20  第1のバネ
  21  第2のバネ
  24  摺動部
  24a,24b  傾斜面
  26  コップ蓋
  27  レバー軸

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照しながら説明する。なお、この実施 形態によって本発明が限定されるものでは い。

 (実施の形態1)
 図1は本発明の実施の形態1の電動調理器の 面断面図、図2Aは同電動調理器の平面図、図 2Bは同電動調理器の第一ピンが押されて通電 態の安全機構を正面においた断面図、図3は 同電動調理器の第二ピンが押されて通電不能 状態の安全機構を正面においた断面図である 。

 なお、本発明の実施の形態1の電動調理器 の基本的な構成は、図6において示した従来 電動調理器と実質的に同じなので、同一部 については同一符号を用い、その説明を省 する。

 図1において、本体1は電動機2および通電 制御する通電機構7を内蔵している。第一ピ ン10は、通電機構7の通電を入切する。また、 可動機構9が第一ピン10の下側に、かつ通電機 構7の上部に設置されている。図2Aに示すよう に本体1の上部には、電動機2の軸を中心とし 略円環状のコップ受け部12を設け、その側 にはコップ受け嵌合部12aが構成されている 調理用コップ4の下側には、コップ受け嵌合 12aの溝に嵌合する調理用コップ嵌合部4aが けられている。このように調理用コップ4は 本体1に着脱自在に載置されている。

 図2A、図2B、図3において、第一ピン10は略 L字型であり、その表面に凸形状の水切りガ ド13が設けられている。第一ピン10の下部に 、金属製の摺動部10aが構成され、シーソー 造である可動機構9のシーソー部14を凸部10b より受けている。同様に第二ピン11も略L字 であり、その表面には水切りガイド13が設 られている。そして第二ピン11の下部には、 金属製の摺動部11aが構成され、可動機構9の ーソー部14を凸部11bにより受けている。

 可動機構9のシーソー部14は、軸15を中心 して左右が上下し、第一ピン10が下がると第 二ピン11を上に、第二ピン11が下がると、第 ピン10を上げるように構成されている。この ように第二ピン11は、第一ピン10と可動機構9 介して連動し、第一ピン10の動作方向と反 方向に動作するようにしている。

 また、第一ピン10と連動した摺動部10aは 通電機構7に連通して2分岐し、それぞれが絶 縁板16を有する接点押さえを構成している。 電機構7の接点18cは、バネ性を有するコンタ クト板の接点18aと接点18bとが、第一ピン10が さえられ、絶縁板16が下がることにより接 し、リード線19aとリード線19b間の通電が可 な状態になる。接点18a、18b、18cの上部には 防水カバー17が設けてある。

 また、第一ピン10を押し上げる第1のバネ2 0は第一ピン10に、第二ピン11を押し下げる第2 のバネ21は第二ピン11に設けられている。

 なお、コップ受け嵌合部12aは、開口部12b 有する略L字型をしている。また調理用コッ プ嵌合部4aは、開口部12bにおいてのみ挿入や り外しをすることができるようになってい 。また底面凸部6は調理用コップ4の外側底 に設けられ、第一ピン10は底面凸部6に押し まれる位置に配置されている。

 コップ受け嵌合部12a、調理用コップ嵌合 4aは、調理用コップ4を載置するために開口 12bの位置に調理用コップガイド部4aが揃っ ときに、調理用コップ4の底面凸部6が第二ピ ン11の上部を押圧する。

 第一ピン10と第二ピン11とは、コップ受け 部12と同心円上に配置してあり、各ピンの本 1上部を貫通する穴には、液体や調理物侵入 を防ぐシール用パッキン22が配置されている

 調理用コップ4の調理用コップガイド部4a 、本体1のコップ受け部12のコップ受けガイ 部の開口部12bからのみ挿入され、初めに図3 のように第二ピン11を下側に押し下げる。第 ピン11の凸部11bにより、シーソー部14の第二 ピン11側が下がり、反対に第一ピン10の凸部10 bが持ち上げられる。このとき、第一ピン10が 、調理物により固着されていたとしても、固 着状態は解除される。このように調理用コッ プ4を本体1に装着するときに、第二ピン11を 一ピン10より先に動作させている。

 その結果、第一ピン10は上がり、摺動部10 aの絶縁板16を介して押さえていたコンタクト 板18を持ち上げ、複数の接点18aと接点18bとが 点18cから離れることにより、リード線19aと ード線19bの通電が切れた状態になる。調理 コップ4が回転し、調理用コップガイド部4a 、コップ受けガイド部の奥にセットされる 、図2に示すように、第一ピン10が押し下げ れ、シーソー部14により、第二ピン11が持ち 上がる。そして第一ピン10の摺動部10aは下が 、絶縁板16がコンタクト板18の接点18a、接点 18bを接点18cに押し付け、リード線19aとリード 線19bの通電がつながる。このように、第一ピ ン10が底面凸部6により押し込まれているとき のみ、電動機2が通電可能になる。

 また、第一ピン10にかかるピンの上向き 復帰力は、常に第二ピン11にかかるピンの下 向きの復帰力が加わる。そのため、第一ピン 10をスムーズに押し下げるなどの動作をさせ ためには、第二ピン11を下げる第2のバネ21 力は小さくする。なお第一ピン10を押し上げ る第1のバネ20は、単独でも安全装置として動 作することが望ましいので、第2のバネ21の圧 縮力よりも強く設定してある。

 次に調理物を取り出す、または注ぐため 調理用コップ4を本体1から取り外すには、 び調理用コップ4を回転させて調理用コップ イド部4aをコップ受け部12の開口部12bにあわ せる。図3に示すように第二ピン11が押し下げ られ、第一ピン10はシーソー部14により押し げられるので、必ず通電機構7は通電が切れ 状態になる。

 また、接点18aと接点18bのように接点を複 持っているので、一つの接点が固着しても の接点が固着しない限り安全性は確保でき 。

 また、第一ピン10と第二ピン11はL字型に 成されているので、本体1のピン用の穴から 体や調理物が浸入しても、接点18a、18b、18c 直接接触しないようになっている。

 また、第一ピン10と第二ピン11には、水き りガイド13が設けられているので、浸入した 体や調理物を安全な場所へ導くようになっ いる。さらに接点18a、18b、18cの上部には防 カバー17が設けてあるので、液体や調理物 接点に接触することはない。

 以上のように、本発明の実施の形態によ ば、固着に対して安全性の高い電動調理器 提供することが出来る。

 (実施の形態2)
 図4Aは本発明の実施の形態2の電動調理器の 動機構の断面図、図4Bは図4Aの要部拡大図で ある。なお、上記本発明の実施の形態1の電 調理器と同一部品については、同一符号を いてその説明を省略する。

 本発明の実施の形態2における電動調理器 の可動機構29は、2つの傾斜面を備えるととも にそれぞれの傾斜面は反対方向に傾斜した摺 動部24により形成されている。第一ピン10に けられた凸部10bは、摺動部24の傾斜面24aに接 し、第二ピン11に設けられた凸部11bは摺動部2 4の傾斜面24bに接している。

 摺動部24は、軸15を中心として第一ピン10 下がれば右へ移動し、第二ピン11の凸部11b 傾斜面24bによって上に上げることにより第 ピン11を上に押し上げる。逆に第二ピン11が がれば、摺動部24は左に移動し、第一ピン10 を上に押し上げる。

 なお、傾斜面は2つに限定されるものでは なく第一ピン10、第二ピン11の形状等に応じ 3つ以上としてもよい。

 以上のように本発明の実施の形態2によれ ば、摺動部24は単純な水平移動を行うのみで り、シーソー部14に比べ容易かつ安定した 動機構9とすることができる。

 (実施の形態3)
 図5Aは本発明の実施の形態3の電動調理器の 面図、図5Bは図5Aのレバー軸が第二ピンを押 えたときの隙間を説明する図である。なお、 本発明の実施の形態1、2の電動調理器と同一 品には、同一符号を付して、その説明を省 し、相違点についてのみ説明する。

 本発明の実施の形態3における電動調理器 の第二ピン11を押すレバー軸27は、図5Aに示す ように、調理用コップ4の開口部を蓋うコッ 蓋26をセットすると、コップ蓋26の凸部26aが バー軸27を下側に押さえ、その位置に調理 コップ4の底面から突起した状態になる。す わちレバー軸27は、コップ蓋26の着脱と連動 して動作し、調理用コップ4の外側底部に設 られている。

 また、カッター5は調理用コップ4の内側 部に装備され、電動機により回転駆動され 。さらに、図5Bに示すように第二ピン11の調 用コップ4が載置されていない状態での隙間 28bは、レバー軸27が第二ピン11を押さえたと の隙間28aよりも大きく設定してある。

 これにより、レバー軸27は、本発明の実 の形態1の調理用コップ4の底面凸部6と同じ 能を果たすことになる。すなわち、コップ け嵌合部12a、調理用コップ嵌合部4aは、調理 用コップ4を載置するときに、第二ピン11の上 部をレバー軸27が押圧する。コップ蓋26を調 用コップ4から外すと、調理用コップ4の着脱 時にレバー軸27は上に上がり、第二ピン11を 圧し、第一ピン10も上に上がることにより通 電機構の通電を切り、カッター5を止めるこ ができる。すなわち、第一ピン10がレバー軸 27により押し込まれているときのみ電動機を 電可能にしている。

 また、調理用コップ4のレバー軸27が調理物 より固着していた場合に、本体1に調理用コ ップ4を着脱するとき、第二ピン11によりレバ ー軸27 必ず上に押されることにより、レバー軸27の 着を除去することができる。ここで調理用 ップ4を本体1に装着するとき、第二ピン11は 、第一ピン10より先に動作させている。

 以上のように、本発明の実施の形態3によ れば、電動調理器のレバー軸27がコップ蓋26 有無により上下することにより、コップ蓋26 が調理用コップ4にセットされていない状態 あってもカッター5の回転を止めることがで る。

 また、レバー軸27が調理物などにより固 した場合でも、第二ピン11がレバー軸27を上 押すのでレバー軸27の固着を除去し、より 全な電動調理器とすることができる。

 以上のように、本発明にかかる電動調理 は、安全装置のピンが固着した場合にピン 固着を取り除いて安全装置を確実に動作さ ることができるので、ミキサー、フードプ セッサー、ミル以外にもピンを使う多種の 全装置の用途に適用できる。




 
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