Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
ELECTRIC SHAVER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/119307
Kind Code:
A1
Abstract:
An electric shaver comprises a razor body having a blade part, a cap base attached to the razor body, and an attachment mounted to the cap base. The attachment is so constituted as to be capable of sliding on and detaching from the cap base.

Inventors:
TANIGUCHI FUMIO
SONE DAISUKE
TAKAOKA YOICHI
Application Number:
PCT/JP2009/054573
Publication Date:
October 01, 2009
Filing Date:
March 10, 2009
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
PANASONIC ELEC WORKS CO LTD (JP)
TANIGUCHI FUMIO
SONE DAISUKE
TAKAOKA YOICHI
International Classes:
B26B19/38; B26B19/10; B26B19/20; B26B19/42
Foreign References:
JPS61157480U1986-09-30
JP2007202889A2007-08-16
JP2007167219A2007-07-05
JP2008018209A2008-01-31
JPS51101292U1976-08-13
JPS54154664A1979-12-05
Attorney, Agent or Firm:
MIYOSHI, Hidekazu et al. (JP)
Hidekazu Miyoshi (JP)
Download PDF:
Claims:
 刃部を有する電気かみそり本体と、該電気かみそり本体に装着されるキャップ基台と、該キャップ基台に取り付けられるアタッチメントとを備え、
 前記アタッチメントをキャップ基台に対してスライド可能かつ着脱可能にすると共に、前記キャップ基台を電気かみそり本体に装着したときに、前記キャップ基台で電気かみそり本体の刃部を覆うように構成した電気かみそり。
 前記アタッチメントをキャップ基台から取り外す際の操作力を、アタッチメントをキャップ基台に対してスライドさせる操作力よりも大きく設定した請求項1に記載の電気かみそり。
 前記キャップ基台にトリマーユニットをスライド可能に案内支持させた請求項1または2に記載の電気かみそり。
 前記キャップ基台は、前記電気かみそり本体の前面側上部を覆う前面壁と、該前面壁よりも後方側に配設された側面壁とを備え、
 前記前面壁の裏面側に係合凹部を形成し、前記側面壁に爪を形成すると共に、
 前記電気かみそり本体の前面側上部に、前記前面壁の係合凹部に係合する突起を形成し、前記電気かみそり本体の背面側上部に、前記側面壁の爪に係合する係合溝部を形成し、
 前記突起を係合溝部の高さよりも高い位置に配設した請求項1~3のいずれか1項に記載の電気かみそり。
Description:
電気かみそり

 本発明は、電気かみそりに関する。

 従来から、アタッチメントをトリマーユ ットにスライド可能に構成した電気かみそ が公知である。このタイプの電気かみそり 一例が、日本国特許公開公報(特開2007-534394 )に開示されている。この電気かみそりは、 アタッチメントを装着した状態でも、主刃の みの使用が可能である。

 また、日本国特許公開公報(特開2007-534394 )に、アタッチメントユニットを本体に取り 付けたせん断刃ユニット(例えば、電気かみ り)が開示されている。このせん断刃ユニッ においては、アタッチメントユニット内に リマーをスライド可能に配設している。

 しかしながら、前記特開2007-534394号公報 記載された電気かみそりでは、アタッチメ トをトリマユニットに装着している。従っ 、トリマーユニットが上端位置に配置され いる場合には、トリマーユニットが本体に 方のみで固定されるため、特にトリミング に、トリマーユニットの本体部の前後方向 剛性が低下するおそれがある。

 また、前記特開2007-534394号公報に記載さ たせん断刃ユニットでは、アタッチメント ニット自体を本体に装着するため、せん断 ユニットが大きくなり持ち運びに不便とな という問題がある。

 本発明は前記の従来の問題点に鑑みて発 したものであって、ユニット全体が小型化 れると共に、トリマー刃の支持剛性が高い 気かみそりを提供することを目的とする。

 前記課題を解決するために本発明に係る 気かみそりは、刃部を有する電気かみそり 体と、該電気かみそり本体に装着されるキ ップ基台と、該キャップ基台に取り付けら るアタッチメントとを備え、前記アタッチ ントをキャップ基台に対してスライド可能 つ着脱可能にすると共に、前記キャップ基 を電気かみそり本体に装着したときに、前 キャップ基台で電気かみそり本体の刃部を うように構成している。

 本発明に係る電気かみそりによれば、ア ッチメントをキャップ基台に対してスライ 可能かつ着脱可能に構成したため、電気か そりのユニット全体を小型化することがで る。即ち、アタッチメントが不要なときは 該アタッチメントをキャップ基台から取り して使用できるため、小型化される。また アタッチメントをキャップ基台から取り外 た状態において、電気かみそりを持ち運ぶ 合にキャップ基台が保護キャップの機能を たす。

本発明の実施形態による電気かみそり 正面側から見た斜視図である。 図1の正面図である。 図2の縦断面図である。 本発明の実施形態によるアタッチメン 、キャップ基台、及びトリマーユニットの 解斜視図である。 本発明の実施形態によるロックボタン 傍を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態によるキャップ基台 背面図である。 本発明の実施形態による電気かみそり 上方から見た平面図である。 図7のA-A線による縦断面図である。 図8のB部を拡大した断面図である。 本発明の実施形態によるキャップ基台 を斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態による電気かみそり 本体の本体ハウジングを斜め上方から見た斜 視図である。 図11のC部を拡大した斜視図である。

 以下、本発明を適用した具体的な実施の 態について図面を参照しながら詳細に説明 る。

 図1は本発明の実施形態による電気かみそ りを正面側から見た斜視図、図2は図1の正面 、及び図3は図2の縦断面図である。

 これらの図に示すように、本発明の実施 態による電気かみそり1は、上端部に刃部79 配設された電気かみそり本体67と、該電気 みそり本体67の前面側上部から背面側上部を 覆うキャップ基台15と、該キャップ基台15の 面側に取り付けられたアタッチメント3と、 気かみそり本体67にスライド可能に取り付 られたトリマーユニット31とを備えている。 電気かみそり本体67の前面には、略円形状の イッチ69が配設されている。

 図4は本発明の実施形態によるアタッチメ ント、キャップ基台、及びトリマーユニット の分解斜視図である。

 電気かみそり本体67には、キャップ基台15 が装着され、該キャップ基台15の背面側にア ッチメント3が取り付けられ、キャップ基台 15に形成されたトリマーユニット用収容部29 には、トリマーユニット31が収納配置されて いる。アタッチメント3は、キャップ基台15に スライド可能かつ、着脱可能に構成されてい る。

 前記アタッチメント3の左右に設けられた 側壁81の内面側には、上下方向(アタッチメン ト3の長手方向)に沿って係合凹部77が延設さ ている。該係合凹部77は、断面矩形状に形成 されている。また、背面壁83の上端部には、 部87が形成され、背面壁83の高さ方向中央部 には、円筒状の小さな嵌合突起11,11が一対突 されており、該嵌合突起11,11の下方には、 円状の挿通口5が形成されている。該挿通口5 には、ロックボタン7が背面側に突出して配 される。また、前記嵌合突起11には、板状の 金属製のロックバネ9が取り付けられる。具 的には、ロックバネ9の嵌合孔13,13が嵌合突 11,11に嵌合されて取り付けられる。このロッ クバネ9は、左右両側の脚部の下端に突起部73 ,73が形成され、中央側の脚部の左右両端に係 合部71が形成されている。後述するように、 合部71がキャップ基台15の係合凹部27に係合 れることにより、キャップ基台15に対する タッチメント3の上下スライド移動を阻止す 。

 前記キャップ基台15の前部には、電気か そり本体67の前面側上部を覆う前面壁17が設 られており、後部には、左右一対の側面壁1 9,19と、該側面壁19,19の後端同士を左右に連結 する後面壁21とを有する。側面壁19の外面に 、外方に突出する凸部23が上下方向に沿って 形成されており、内面には、内方に突出する 凸部51が上下方向に沿って形成されている。 の側面壁19の外面に形成された凸部23は、ア タッチメント3の係合凹部77にスライド可能に 係合されている。図4,6に示すように、前記後 面壁21の略中央部には、矩形状の開口部25が 成され、該開口部25の左右両側には、係合凹 部27,27が上下方向に沿って所定間隔をおいて 数形成されている。

 前記トリマーユニット31は、トリマー本 85と、該トリマー本体85に取り付けられる固 刃33及び可動刃35と、固定刃33及び可動刃35 設置された状態でトリマー本体85に取り付け られるカバー49とを備え、前記可動刃35には トリマ駆動子43及びばね47が取り付けられる トリマー本体85の左右両側には、側面39,39が 一体形成されており、該側面39の上端部には 上下方向に沿って溝部37が形成されている この溝部37は、前記キャップ基台15の側面壁1 9の内面に形成された凸部51に係合される。

 また、トリマーユニット31を操作して上 に移動させると、溝部37がキャップ基台15の 部23に係合し、トリマ上端位置におけるト マ先端部とキャップ基台15との固定が行われ 、これによってアタッチメント3とトリマー ニット31との間隔が固定でき、トリミング高 さを安定化させることができる。

 図5は本発明の実施形態によるロックボタ ン近傍を示す拡大断面図、図6は本発明の実 形態によるキャップ基台15の背面図である。

 ロックボタン7は、ロックバネ9の中央側 脚部に嵌合された状態で挿通口5から背面側 突出している。また、キャップ基台15の後 壁には開口部25が形成され、該開口部25の周 には係合凹部27が形成されている。このた 、ロックボタン7を押し込むとロックバネ9が 弾性変形して係合部71(図4参照)がキャップ基 15の係合凹部27に係合される。

 なお、図4に示すように、アタッチメント 3はキャップ基台15に上方から装着され、アタ ッチメント3をキャップ基台15から取り外す際 の操作力は、アタッチメント3をキャップ基 15に対してスライドさせる操作力よりも大き くなるように、ロックボタン7を挟むキャッ 基台15とアタッチメント3との隙間を適切に 定している。

 図7は本発明の実施形態による電気かみそ りを上方から見た平面図、図8は図7のA-A線に る縦断面図、図9は図8のB部を拡大した断面 、図10は本発明の実施形態によるキャップ 台を斜め上方から見た斜視図、図11は本発明 の実施形態による電気かみそり本体の本体ハ ウジングを斜め上方から見た斜視図、及び、 図12は図11のC部を拡大した斜視図である。

 図9に示すように、電気かみそり本体67を 成する本体ハウジング53の前面側上部には 前方に突出する突起55が形成されており、背 面側上部には係合溝部63が形成されている。 係合溝部63は、詳細には図11,12に示すように 、本体ハウジング53の背面側に左右一対に配 されたリブ65の上端に形成され、下方に向 て矩形状に切り欠いた形状をしている。

 また、キャップ基台15は、図8,9に示すよ に、電気かみそり本体67における刃部79を覆 ように構成されており、前面壁17の裏面側 は、前記電気かみそり本体67における突起55 嵌合する係合凹部57が形成されている。ま 、図10に示すように、キャップ基台15の側面 19の底面61には、左右方向の内側に向けて突 設された爪59,59が左右一対に設けられており 爪59は本体ハウジング53の係合溝部63に係合 れている。さらに、図9に示すように、突起 55の高さは、係合溝部63の底面よりも高い位 に配置されている。

 なお、図11に示すように、本体ハウジン 53の上部には開口部が設けられており、該開 口部は図外の上蓋によって封鎖される。本体 ハウジング53の内方には、モータ及び電池が 設される。

 前記構成を有する本実施形態による電気 みそり1においては、図4に示すように、ロ クボタン7を押し込み、ロックバネ9の係合部 71をキャップ基台15の係合凹部27から外し、こ の状態で、アタッチメント3をキャップ基台15 に対して上下方向にスライドさせれば良い。 ここで、図6に示すように、キャップ基台15の 後面壁21の背面側には、係合突起75,75が形成 れているため、通常状態では、ロックバネ9 突起部73,73がキャップ基台15の係合突起75,75 係合されている。従って、アタッチメント3 を上下方向にスライドさせるときには、ロッ クバネ9の突起部73が係合突起75を乗り越える め、ロックバネ9によってクリック力が得ら れる。

 以下に、本発明の実施形態による作用効 を説明する。

 本実施形態では、前記アタッチメント3を キャップ基台15から取り外す際の操作力を、 タッチメント3をキャップ基台15に対してス イドさせる操作力よりも大きく設定してい 。このため、アタッチメント3をスライドさ せるときに、誤ってアタッチメント3がキャ プ基台15から外れることがない。

 前記キャップ基台15を電気かみそり本体67 に装着したときに、前記キャップ基台15で電 かみそり本体67の刃部79を覆うように構成し ている。このため、トリミングによって切れ た髭屑が刃部79に付着することがない。また 刃部79に溜まった髭屑が飛散することを防 することができ、トリミング時の髭が刃部79 に誤って導入されることがなくなり、トリミ ング時における刃部79の操作音を遮断するこ ができる。

 前記キャップ基台15にトリマーユニット31 をスライド可能に案内支持したため、トリマ ーユニット31の取付剛性を高めることができ 刃部79とアタッチメント3の櫛部87との距離 安定することによるトリミング高さのバラ キを抑制することができる。

 前記キャップ基台15は、前記電気かみそ 本体67の前面側上部を覆う前面壁17と、該前 壁17よりも後方側に配設された側面壁19とを 備え、前記前面壁17の裏面側に係合凹部57を 成し、前記側面壁19に爪59を形成すると共に 前記電気かみそり本体67の前面側上部に、 記前面壁17の係合凹部57に係合する突起55を 成し、前記電気かみそり本体67の背面側上部 に、前記側面壁19の爪59に係合する係合溝部63 を形成し、前記突起55を係合溝部63の高さよ も高い位置に配設している。

 従って、トリミングを行っているときの リマーユニット31にかかる荷重によってキ ップ基台15が電気かみそり本体67から外れる とを効率的に防止することができる。つま 、図9に示すように、トリミングを行ってい るときは、キャップ基台15には、前側の係合 部57を中心として背面側の爪59に実線で示す 矢印方向の荷重がかかる。しかし、この荷重 は、一点鎖線で示す爪59の延設方向(軸方向) 対して背面側にずれているため、爪59が係合 溝部63から抜けにくくなっている。従って、 リミングを行っているときのトリマーユニ ト31にかかる荷重によってキャップ基台15が 電気かみそり本体67から外れることを効率的 防止することができる。