八木信昭 (〒02 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マックス株式会社内 Tokyo, 10385, JP)
マックス株式会社 (〒02 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 Tokyo, 10385, JP)
YAGI, Nobuaki (6-6, Nihonbashi Hakozaki-cho, Chuo-k, Tokyo 02, 10385, JP)
| 多数の真直状のステープルを連結したシート状ステープルを多段に積層して収容したカートリッジと、 真直状のステープルをコ字形に成形するフォーミングプレート及びアンビルと成形されたステープルを打出すドライバプレートとを設けたヘッド部と、 上記フォーミングプレートの下方に上記シート状ステープルを供給するとともに上記ヘッド部のフォーミングプレートとドライバプレートを駆動する駆動部を有するステープラ本体とを備え、 上記フォーミングプレート、アンビル及びドライバプレートの幅寸法が互いに異なる複数のヘッド部を有し、 被綴り用紙の厚さに応じて上記ヘッド部が選択されてステープル本体に装着されることを特徴とする電動ステープラ。 |
| 多数の真直状のステープルを連結したシート状ステープルを多段に積層して収容したカートリッジと、真直状のステープルをコ字形に成形するフォーミングプレート及びアンビルと成形されたステープルを打出すドライバプレートとを設けたヘッド部と、上記フォーミングプレートの下方に上記シート状ステープルを供給するとともに上記ヘッド部のフォーミングプレートとドライバプレートを駆動する駆動部を有するステープラ本体とを備えた電動ステープラにおけるステープル脚の長さ調整方法であって、 被綴り用紙の厚さに応じて成形されたステープルの脚の長さを調整するに際し、上記ヘッド部として、内部のフォーミングプレート、アンビル及びドライバプレートの幅寸法が互いに異なる複数のヘッド部を用意し、各ヘッド部をステープラ本体に対して着脱可能とし、 被綴り用紙の厚さに応じてヘッド部を選択してステープル本体に装着することを特徴とする電動ステープラにおけるステープル脚の長さ調整方法。 |
| 上記ヘッド部は、上記駆動部と上記カートリッジとの間に配置され、上記カートリッジを外した後に着脱可能としたことを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の電動ステープラにおけるステープル脚の長さ調整方法。 |
| 上記ステープラ本体にマガジンを摺動可能に設け、上記マガジンに対して上記カートリッジを回動可能に設けるとともに、上記カートリッジに対して上記ヘッド部を着脱可能に設けたことを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の電動ステープラにおけるステープル脚の長さ調整方法。 |
本発明は、被綴り用紙の厚みに応じてそ 裏側に突出したステープル脚の長さを調整 るステープル脚の長さ調整方法に関するも である。
一般に、ステープラはステープル脚を被 り用紙に貫通させて折り曲げることにより じるものであるが、被綴り用紙の厚さは枚 によって異なり一定ではない。したがって 同じステープルによって2、3枚の被綴り用 を綴じた場合と40~50枚の被綴り用紙を綴じた 場合とでは、貫通したときのステープル脚の 長さは異なる。被綴り用紙が薄いときはステ ープル脚は長く、被綴り用紙が厚いときはス テープル脚は短い。ところが、ステープル脚 が長いと、綴じたときの見栄えがよくない。 被綴り用紙の裏側に出たステープル脚の長さ はできるだけ同じであるのが好ましい。
これに対応する手段としては、それぞれ ステープル脚の長さの異なるステープルが 填されたカートリッジをいくつか準備して き、被綴り用紙の厚さに応じてカートリッ を使い分けする方法と、被綴り用紙が薄い きは、長すぎるステープル脚をカットする 法(日本国特開2005-119246公報を参照)が知られ ている。特に、高価な高速複写機に搭載され るステープラには、被綴り用紙の裏側に出た ステープル脚の長さを揃えるためのカット機 構が必須とされている。
しかしながら、前者の方法では、カート ッジをいくつか準備しておかなければなら いので、ステープルの種類も増えコストも くなる。また、後者の方法では、カット機 は複雑で部品点数も多くなる。また、カッ 後に落下したステープル脚の切断屑が散乱 ないように集める処理が非常に難しく、カ ト機構の取付角度が限定される場合が多い したがって、ステープル脚をカットせずに じ後のステープル脚の長さを揃える技術の 発が望まれている。
本発明は上記問題点を解消し、ステープ の中央のクラウン部の幅を調整することに り、被綴り用紙の厚みに応じてその裏側に 出したステープル脚の長さを調整すること できる、電動ステープラ及び電動ステープ におけるステープル脚の長さ調整方法を提 することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発
明は、多数の真直状のステープルを連結した
シート状ステープルを多段に積層して収容し
たカートリッジと、真直状のステープルをコ
字形に成形するフォーミングプレート及びア
ンビルと成形されたステープルを打出すドラ
イバプレートとを設けたヘッド部と、上記フ
ォーミングプレートの下方に上記シート状ス
テープルを供給するとともに上記ヘッド部の
フォーミングプレートとドライバプレートを
駆動する駆動部を有するステープラ本体とを
備え、上記フォーミングプレート、アンビル
及びドライバプレートの幅寸法が互いに異な
る複数のヘッド部を有し、被綴り用紙の厚さ
に応じて上記ヘッド部が選択されてステープ
ル本体に装着されることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項2に係る発
明は、多数の真直状のステープルを連結した
シート状ステープルを多段に積層して収容し
たカートリッジと、真直状のステープルをコ
字形に成形するフォーミングプレート及びア
ンビルと成形されたステープルを打出すドラ
イバプレートとを設けたヘッド部と、上記フ
ォーミングプレートの下方に上記シート状ス
テープルを供給するとともに上記ヘッド部の
フォーミングプレートとドライバプレートを
駆動する駆動部を有するステープラ本体とを
備えた電動ステープラにおけるステープル脚
の長さ調整方法であって、被綴り用紙の厚さ
に応じて成形されたステープルの脚の長さを
調整するに際し、上記ヘッド部として、内部
のフォーミングプレート、アンビル及びドラ
イバプレートの幅寸法が互いに異なる複数の
ヘッド部を用意し、各ヘッド部をステープラ
本体に対して着脱可能とし、被綴り用紙の厚
さに応じてヘッド部を選択してステープル本
体に装着することを特徴とする。
請求項1及び2に係る発明によれば、各ヘ ド部内のフォーミングプレートの幅寸法は 他のヘッド部内のフォーミングプレートの 寸法と互いに異なる。これにより、カート ッジから供給された真直状ステープルの長 は同じであっても、ヘッド部をステープラ 体に装着して綴じ作動させたとき、ヘッド に設けられたフォーミングプレートによっ 成形されたステープルのクラウン部の長さ その両側に折り曲げられた脚の長さは、フ ーミングプレートの幅寸法によって決まる 各ヘッド部のフォーミングプレートの幅寸 は互いに異なるため、幅広のフォーミング レートによれば、脚は短くなり(クラウン部 長くなる)、幅狭のフォーミングプレートに よれば、脚は長くなる(クラウン部は短くな )。したがって、被綴り用紙が薄いときは、 広のフォーミングプレートを備えたヘッド を選択して装着する。また、被綴り用紙が いときは、幅狭のフォーミングプレートを えたヘッド部を装着する。これにより、綴 られた被綴り用紙の裏側には適正な長さの が現れることになる。したがって、いずれ 場合も見た目にきれいに綴じることができ 。
請求項3に係る発明は、請求項2において 上記ヘッド部は、上記駆動部と上記カート ッジとの間に配置され、上記カートリッジ 外した後に着脱可能としたことを特徴とす 。
請求項3に係る発明によれば、上記ヘッド 部は、上記駆動部と上記カートリッジとの間 に配置され、上記カートリッジを外した後に 着脱可能としたから、電動ステープラを複写 機、プリンターなどの機器の内部に搭載した 場合、まずカートリッジを外した後にヘッド 部を取り付け又は取り外せばよいので、狭い 空間でもヘッド部の交換作業を行うことがで きる。
請求項4に係る発明は、請求項2において 上記ステープラ本体にマガジンを摺動可能 設け、上記マガジンに対して上記カートリ ジを回動可能に設けるとともに、上記カー リッジに対して上記ヘッド部を着脱可能に けたことを特徴とする。
請求項4に係る発明によれば、上記ステー プラ本体に設けたマガジンレールに沿ってマ ガジンを摺動可能に設け、上記マガジンに対 して上記カートリッジを回動可能に設けると ともに、上記カートリッジに対して上記ヘッ ド部を着脱可能に設ける。これにより、ヘッ ド部の交換にあたっては、マガジンを引き出 した後にヘッド部を取り付け又は取り外せば よいので、電動ステープラを複写機、プリン ターなどの機器の内部に搭載した場合のよう に狭い空間しか得られないときでもヘッド部 の交換作業を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図に示す実 例に基づいて説明する。図1は本発明の実施 例にかかる電動ステープラAを示すものであ 。この電動ステープラAは、例えば複写機、 刷機又はファックス機等の機器又はこれら 機器に接続されるシート処理装置内に組み まれて、コピー、印刷又はファックス受信 た所定枚数の用紙を自動的に綴じ合わせる うにした内蔵型の電動ステープラである。 の電動ステープラAでは、多数の真直状のス テープルを並列させて接着してシート状に形 成されたシート状ステープルを順次打出部へ 供給するとともに、打出部に供給されたシー ト状ステープルの先頭部分の真直状ステープ ルを打ち出しの直前にコ字形に成形してその 後コ字形に成形されたステープルを被綴り用 紙に向けて打ち出すようにされている。
このような電動ステープラAは、図1に示 れるように、多数のシート状ステープル9を 段に積層して収容したカートリッジ1と、該 カートリッジ1内の真直状ステープルをコ字 に成形するとともに被綴り用紙5に向けて打 出す手段を設けたヘッド部2と、ヘッド部2 上記手段を電気的に駆動する駆動部3と、被 り用紙5を貫通したステープルの脚部を被綴 り用紙5の下面に沿って折り曲げるように作 されるクリンチャ部4とから構成されている そして、駆動部3とクリンチャ部4とはステ プラ本体6上に設けられ、カートリッジ1とヘ ッド部2はステープラ本体6に対して着脱自在 設けられている。なお、ヘッド部2は、上記 駆動部3と上記カートリッジ1との間に配置さ ている。
カートリッジ1のヘッド部2側の側壁には 下段のシート状ステープル9をヘッド部2に導 出させる開口(図示せず)が形成され、さらに 口から突出部7が連続形成されている。突出 部7には、図2に示されるように、シート状ス ープル9の案内部8が形成されている。また その前方には先端のステープルを打出す打 し部10が上下に開口形成されている。案内部 8はシート状ステープル9の幅とほぼ同じ幅に 成され、打出し部10はコ字形に成形された テープルの幅(クラウン部の幅)よりも大きく 形成されている。突出部7はヘッド部2の内部 入り込むように装着されている。
カートリッジ1の開口から導入されたシー ト状ステープル9の先頭のステープル9aは、図 3A~図3Cに示されるように、ヘッド部2に送られ 、送り手段により打出し部10の手前に位置す アンビル11上で停止する。
ヘッド部2には、先端に門形の成形部を有 し、アンビル11と協働して先頭部分の真直状 テープル9aをコ字状に成形するフォーミン プレート12と、フォーミングプレート12によ て成形されて打出し通路内に送られたステ プル9aを被綴り用紙5に向けて打ち出すドラ バプレート13とが重合配置されている。
ところで、ヘッド部2は、内部のフォーミ ングプレート12とドライバプレート13の幅寸 が互いに異なるように、複数のヘッド部2が 備される。たとえば、図3A~図3Cと図4A~図4Cに 示されるように、押圧部17の幅の広いフォー ングプレート12aと幅の狭いドライバプレー 13aを備えたヘッド部2aと、押圧部18の幅の狭 いフォーミングプレート12bと幅の広いドライ バプレート13bを備えたヘッド部2bの2種類でも よく、3種類以上でもよい。各ヘッド部2a,2bは ステープラ本体6に対して着脱可能となって る。なお、アンビル11もフォーミングプレー ト12とドライバプレート13の幅に応じて幅狭 アンビル11aと幅広のアンビル11bとを用意す 。アンビル11はフォーミングプレート12とド イバプレート13の幅に対応して幅調整がで るようにしてもよい。
駆動部3は、電動モータに作動連結した駆 動機構(図示せず)によって上記フォーミング レート12とドライバプレート13とを駆動する ものである。
クリンチャ部4は被綴り用紙5の差し込み 間を挟んで上記打出し通路と対応する位置 設けられている。ドライバプレート13によっ て打出通路内に供給されたステープルが被綴 り用紙5に向けて打ち出され、被綴り用紙5を 通したステープルの脚の先端はクリンチャ 4に当たって被綴り用紙5の下面に沿って曲 られるように構成されている。
なお、クリンチャ部4の幅は、駆動部3の ォーミングプレート12とドライバプレート13 幅に対応して可変するものとする。
上述の構成において、カートリッジ1から 導入されたシート状ステープル9の先頭のス ープル9aが打出し部10の手前のフォーミング レート12の下方に位置するアンビル11上に送 られる。駆動部3によってフォーミングプレ ト12とドライバプレート13を作動させると、 3B、図4Bに示されるように、先頭の真直状ス テープル9aはまずフォーミングプレート12に ってコ字形に成形されて打出通路内に供給 れる。続いて、図3C、図4Cに示されるように ドライバプレート13によって打出通路から 綴り用紙5に向けて打ち出される。被綴り用 5を貫通したステープルの脚の先端はクリン チャ部4に当たって被綴り用紙5の下面に沿っ 曲げられ、綴じ作業が終了する。
以上のように、真直状ステープル9aは、 ォーミングプレート12の成形部によってコ字 形に成形され、ドライバプレート13によって ち出される。フォーミングプレート12が押 部18の幅の狭いフォーミングプレート12bであ れば、成形されたステープルは、中央のクラ ウン部が長く、脚が短いものとなる。その反 対に、フォーミングプレート12が押圧部17の の広いフォーミングプレート12aであれば、 形されたステープルは、中央のクラウン部 短く、脚が長いものとなる。このように、 ォーミングプレート12の幅寸法によってステ ープルの中央のクラウン部とその両側の脚の 長さが決まる。
したがって、被綴り用紙5が厚いときは、 図3A~図3Cに示されるように、押圧部17の幅の いフォーミングプレート12aを備えたヘッド 2aを装着する。また被綴り用紙5が薄いとき 、図4A~図4Cに示されるように、押圧部18の幅 狭いフォーミングプレート12bを備えたヘッ 部2bを装着する。これにより、綴じられた 綴り用紙5の裏側には適正な長さの脚が現れ ことになる。このように被綴り用紙5の厚さ に対応してヘッド部2を交換して使用するこ により、いずれの場合も見た目にきれいに じることができる。
また、ヘッド部2は、駆動部3とカートリ ジ1との間に配置され、カートリッジ1を外し た後に着脱可能とした。これにより、電動ス テープラを複写機、プリンターなどの機器の 内部に搭載した場合、図5に示されるように まずカートリッジ1を外した後にヘッド部2a,2 bを取り付け又は取り外せばよいので、狭い 間でもヘッド部2a,2bの交換作業を行うことが できる。
なお、カートリッジ1とヘッド部2の着脱 成については、上述の例に限定されない。 えば、図6に示されるように、ステープラ本 6に設けたマガジンレール14に沿ってマガジ 15を摺動可能に設ける。このマガジン15に対 してシート状ステープルを収納したカートリ ッジ1を回動可能に設けるとともに、カート ッジ1に対してヘッド部2を着脱可能に設ける ようにしてもよい。16はカートリッジ1内に装 填されたリフィル用シート状ステープルであ る。
上記構成によれば、ヘッド部2の交換にあ たっては、マガジン15をマガジンレール14に って引き出した後にヘッド部2とカートリッ 1とを取り付け又は取り外せばよい。これに より、電動ステープラを複写機、プリンター などの機器の内部に搭載した場合のように狭 い空間しか得られないときでもヘッド部2の 換作業を行うことができる。
