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Patent Searching and Data


Title:
ELECTROMAGNET FOR RELAY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/131015
Kind Code:
A1
Abstract:
In an electromagnet (1) for a relay, a coil bobbin (20) having, at both ends of a coil winding part (23), respective flange parts (21, 22) in which openings (21a, 22a) are formed, respectively, is fitted and joined to a core (30) in which a flanged head part (31) is formed at one end of a body part (32) in such a manner that the flanged head part (31) and the other end (32a) of the body part (32) project from the coil bobbin, and a coil (40) is wrapped around the coil winding part (23). A part to be locked (groove part (33)) locked to a locking part (ridge piece (13)) formed on the holding part (11) side of a coil winding chuck device (10) is formed at the other end (32a) of the body part (32) of the core (30).

Inventors:
KATO, Yoshimasa (1048, Oaza-Kadoma, Kadoma-sh, Osaka 86, 57186, JP)
Application Number:
JP2009/057313
Publication Date:
October 29, 2009
Filing Date:
April 10, 2009
Export Citation:
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Assignee:
Panasonic Electric Works Co., Ltd. (1048, Oaza-Kadoma Kadoma-sh, Osaka 86, 57186, JP)
パナソニック電工株式会社 (〒86 大阪府門真市大字門真1048番地 Osaka, 57186, JP)
International Classes:
H01H50/44; H01H49/00; H01H50/36
Attorney, Agent or Firm:
NAKAI, Hiroyuki (KYOMEI INTERNATIONAL PATENT AND TRADEMARK OFFICE, Sorio 3 4F2-1, Sakaemachi 2-chome,Takarazuka-sh, Hyogo 45, 66508, JP)
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Claims:
 コイル巻回部の両端に鍔部を有したコイルボビンを、胴部の一端に鍔状の頭部を形成してなる鉄芯に、その鍔状の頭部と胴部の他端が、上記コイルボビンのそれぞれの鍔部に形成された開口より突出するように外嵌結合させてから、上記コイル巻回部にコイルを巻装する構造としたリレー用電磁石であって、
 上記鉄芯の上記他端には、コイル巻装チャック具の挟持部側に形成された係止部に係止される被係止部が形成されていることを特徴とするリレー用電磁石。
 請求項1において、
 上記コイルボビンを上記鉄芯に外嵌結合させた後の位置ずれを防止するための位置ずれ防止手段を、上記コイルボビンと上記鉄芯との嵌合部にさらに備えているリレー用電磁石。
 請求項2において、
 上記位置ずれ防止手段は、上記コイルボビンを上記鉄芯に外嵌させたときに、コイルボビン側に形成した突起片を、上記鉄芯の胴部に圧接させて、該コイルボビンと該鉄芯とを固定させる構造となっているリレー用電磁石。
 請求項2において、
 上記位置ずれ防止手段は、上記鉄芯と、該鉄芯に外嵌された上記コイルボビンとの接触面の一方に係止爪が形成され、他方には該係止爪に係止される係止穴が形成された構造となっているリレー用電磁石。
 請求項1~4のいずれか1項において、
 上記コイルボビンを上記鉄芯に外嵌結合させた後の該鉄芯の抜け出しを防止するための抜け出し防止手段をさらに備えているリレー用電磁石。
 請求項5において、
 上記抜け出し防止手段は、上記コイルボビンを上記鉄芯に外嵌結合させた後に、上記鉄芯の胴部の他端の外周に形成した突部を、上記コイルボビンの鍔部に係止させる構造となっているリレー用電磁石。
Description:
リレー用電磁石

 本発明は、電磁リレーの構成部材として 用される、鉄芯にコイルボビンを外嵌結合 せてコイルを巻装したリレー用電磁石に関 るものである。

 この種のリレー用電磁石の製造において コイルをコイルボビンに巻装する作業は、 業効率を考慮して、鉄芯にコイルボビンを 嵌結合してから、コイルボビンの鍔部開口 ら突き出た鉄芯の端部をコイル巻装チャッ 具で挟持し固定して行うことが一般的であ 。

 しかしながら、コイル巻装チャック具に る鉄芯の挟持度合いや、コイルボビンと鉄 の結合度合いが不十分であれば、巻装途中 コイル巻装チャック具より鉄芯が外れたり 鉄芯とコイルボビンとが位置ずれしたり、 芯がコイルボビンより抜け出たりするなど 不具合が発生する可能性が非常に高い。

 図10は、従来のコイル巻装作業の説明図 ある。図中の120はコイル巻回部123の両端に 部121,122を備えたコイルボビンであり、130は 部131と胴部132とよりなる鉄芯である。

 コイルボビン120は、それぞれの鍔部121,122 の開口より、鉄芯130の頭部131と胴部132の他端 132aを突出させた状態で外嵌され、鍔部121,122 間に位置するコイル巻回部123にコイル(不図 示)が巻装されるようになっている。なお、12 4はコイルボビンの延設部で、その延設部124 はコイル端子125が形成されている。

 コイルの巻装は、図10(b)の状態でコイル 装チャック具110の挟持部111につながる回転 112を回転させて行われるが、鉄芯130を挟持 る挟持部111の挟持力が弱ければ、図11(a)、(b) に示すようなコイル巻装チャック具110から鉄 芯130が外れるおそれがある。さらに、コイル ボビン120と鉄芯130の結合度合いが不十分であ れば、図11(c)に示すような鉄芯130とコイルボ ン120との位置ずれ、鉄芯130のコイルボビン1 20からの抜け出しが発生することもある。

 特に、このようなコイル巻装方法では、 芯130の端部132aが挟持された状態で、被巻装 物(コイルボビン、鉄芯)を回転させてコイル 装を行う方法であるため、そのような回転 作によって、コイル巻装チャック具110から 巻装物が外れる可能性は高い。

 このような問題に対して、コイル巻装チ ック具110の挟持力を滑り止めなどによって めるなど、作業上、技能上の工夫は従来で なされていたが、上記のような不具合の発 を確実に防止できるものとはなっておらず 被巻装物やコイル巻装チャック具の構造を 善して行う具体的な防止対策が必要とされ いた。

 本発明は、このような事情を考慮して提 されたもので、コイル巻装作業において、 イルボビンと鉄芯のコイル巻装チャック具 らの外れ、コイルボビンと鉄芯の位置ずれ よび鉄芯のコイルボビンからの抜け出しを 止して、巻装作業時の不具合の発生を防止 きるようにしたリレー用電磁石を提供する とにある。

 上記目的を達成するために、請求項1に記 載のリレー用電磁石は、コイル巻回部の両端 に鍔部を有したコイルボビンを、胴部の一端 に鍔状の頭部を形成してなる鉄芯に、その鍔 状の頭部と胴部の他端が、コイルボビンのそ れぞれの鍔部に形成された開口より突出する ように外嵌結合させてから、コイル巻回部に コイルを巻装する構造としたリレー用電磁石 であって、鉄芯の他端には、コイル巻装チャ ック具の挟持部側に形成された係止部に係止 される被係止部が形成されていることを特徴 とする。

 請求項2に記載のリレー用電磁石は、コイ ルボビンを鉄芯に外嵌結合させた後の位置ず れを防止するための位置ずれ防止手段を、コ イルボビンと鉄芯との嵌合部に、さらに備え ている。

 請求項3に記載のリレー用電磁石では、位 置ずれ防止手段が、コイルボビンを鉄芯に外 嵌させたときに、コイルボビン側に形成した 突起片を鉄芯の胴部に圧接させて、コイルボ ビンと鉄芯とを固定させる構造となっている 。

 請求項4に記載のリレー用電磁石では、位 置ずれ防止手段が、鉄芯と、鉄芯に外嵌され たコイルボビンとの接触面の一方に係止爪が 形成され、他方には係止爪に係止される係止 穴が形成された構造となっている。

 また、請求項5に記載のリレー用電磁石は 、コイルボビンを鉄芯に外嵌結合させた後の 鉄芯の抜け出しを防止するための抜け出し防 止手段をさらに備えている。

 請求項6に記載のリレー用電磁石では、抜 け出し防止手段は、コイルボビンを鉄芯に外 嵌結合させた後に、鉄芯の胴部の他端の外周 に形成した突部を、コイルボビンの鍔部に係 止させる構造となっている。

 請求項1に記載のリレー用電磁石によれば 、鉄芯にコイルボビンを外嵌結合させたとき にコイルボビンの鍔部の開口から突き出た鉄 芯の胴部の他端(開放端部)には、コイル巻装 ャック具の挟持部側に形成した係止部に対 した被係止部が形成されているため、チャ ク具により鉄芯の他端を挟持してコイル巻 作業をする際には、その係止構造がチャッ 具の挟持を補完し、鉄芯がチャック具から れることを防止できる。

 請求項2~4に記載のリレー用電磁石によれ 、位置ずれ防止手段をさらに備えているた 、コイル巻装作業時に発生し得るコイルボ ンと鉄芯との間の位置ずれを防止できる。

 特に、請求項3に記載のリレー用電磁石に よれば、コイルボビン側に形成した突起片を 鉄芯の胴部に圧接させてコイルボビンと鉄芯 とが固定される構造となっているため、簡易 な構造で位置ずれを防止できる。また、鉄芯 側には加工を施す必要がないため、加工作業 に手間がかからない。

 また、請求項4に記載のリレー用電磁石に よれば、鉄芯とコイルボビンとを、それらの 接触面の一方に形成した係止爪と、他方に形 成した係止穴とで係止させて固定する構造と なっているため、いったん結合させると、ほ とんど位置ずれすることなく固定できる。

 請求項5,6に記載のリレー用電磁石によれ 、抜け出し防止手段をさらに備えているた 、コイル巻装作業時に発生し得る鉄芯のコ ルボビンからの抜け出しを防止できる。

 特に、請求項6に記載のリレー用電磁石に よれば、鉄芯の胴部の他端の外周に形成した 突部をコイルボビンの鍔部に係止させる構造 となっているため、いったん結合させると結 合力は強く、鉄芯がコイルボビンの開口から 抜け出るおそれはほとんどない。

(a)はチャック外れ防止手段を有した本 明のリレー用電磁石の構造を示す正面図で り、(b)、(c)はコイル巻装チャック具による 芯の挟持構造を示す説明図である。 抜け出し防止手段を有した本発明のリ ー用電磁石の説明図であり、(a)は正面図、( b)は平面図、(c)は右側面図である。 位置ずれ防止手段を有したリレー用電 石の説明図であり、(a)はコイルボビンの第1 の鍔部側から見た図、(b)は鉄芯装着後の縦断 面図である。 位置ずれ防止手段の他の実施形態の説 図であり、(a)はコイルボビンへの鉄芯の装 途中の状態を示す正面図、(b)は装着完了時 正面図である。 位置ずれ防止手段の他の実施形態を示 正面図である。 本発明のリレー用電磁石のコイルボビ と鉄芯の組立構造を説明する図であり、(a) 分解状態を示す斜視図、(b)は結合状態を示 斜視図である。 (a)は図6(b)のD1の矢印方向から見た正面 、(b)は平面図である。 本発明のリレー用電磁石を使用した電 リレーの斜視図である。 同電磁リレーの正面図である。 従来のコイル巻装の説明図である。 (a)~(c)は、従来のコイル巻装における 具合の例を説明する正面図である。

 以下に、本発明の実施の形態について、 付図面とともに説明する。

 図6,7は、後述する本発明の各種の実施形 におけるリレー用電磁石の各部の説明図で り、まずこれらの図を参照しながらリレー 電磁石の概略構造を説明する。なお、これ の図では、後述する各実施形態における構 的特徴の図示は省略している。

 図6は、リレー用電磁石の構成部材である コイルボビンと鉄芯の構造を説明する図であ り、図6(a)は分解された状態を示す斜視図、 6(b)は結合した状態を示す斜視図である。

 リレー用電磁石1(図7参照)の構成部材であ るコイルボビン20は、樹脂製であり、コイル4 0(図7参照)が巻装されるコイル巻回部23を備え るとともに、その巻回部23の両端側に第1、第 2の鍔部21,22を備えている。このコイル巻回部 23は、互いに対向する一対の対向板23a,23aより なり、これら両対向板23a,23aが両鍔部21,22を連 結しており、両対向板23a,23a間に形成された 間が両鍔部21,22の外方に通じるように、両鍔 部21,22には開口21a,22aが形成されている(図6(a) 照)。

 また、このコイルボビン20は、第1の鍔部2 1より延設された延設部24を備え、その延設部 24からコイル40に接続される一対のコイル端 25が導出されている(図6(a)参照)。

 一方、リレー用電磁石1を構成するさらな る部材である鉄芯30は、磁性材料よりなり、 状の胴部32と、その一端側に連設された小 形状で鍔状の頭部31とを備えている(図6(a)参 )。

 そして、この鉄芯30をコイルボビン20の第 1の鍔部21の開口21aより挿入し装着して、鉄芯 30とコイルボビン20とが嵌合結合される。結 された状態では、鉄芯30の胴部32がコイルボ ン20の両対向板21,22の間に形成された空間に 収容され、鉄芯30の頭部31が第1の鍔部21の開 21aより突出するとともに、胴部32の開放端部 32bが第2の鍔部22の開口22aより突出する(図6(b) 照)。また、コイル巻回部23において、鉄芯3 0の胴部32の両側面32aは露出されている(図6(b) 照)。

 なお、コイルボビン20のコイル巻回部23は 、リレーの薄型化のために、鉄芯30の胴部32 両側面32aを露出させる構造となっているが 胴部32の両側面32aの一方あるいは両方を、両 対向板23a,23aを連結させる橋架板で被覆する 造としてもよい。橋架板を備えることで、 イル巻回部を補強でき、各種の作業時にお る損傷を防止できる。

 図7は同リレー用電磁石1の完成状態を示 図で、図7(a)は図6(b)の矢印D1方向から見た正 図、図7(b)は平面図である。

 リレー用電磁石1は、図6(b)のように、鉄 30にコイルボビン20を外嵌結合させた状態で そのコイルボビン20のコイル巻回部23にコイ ル40が巻装されて構成されている。巻装され コイル40の両端は、それぞれが一対のコイ 端子25,25のそれぞれに接続されている。

 なお、コイル40の巻装は、コイルボビン20 と鉄芯30とを一体化した状態で(図6(b)参照)、 イル巻装チャック具10(図1参照)で鉄芯30の他 端(開放端部)32bを挟持して行われるが、その ャック具10の挟持状態については、図1にお て後述する。

 本発明のリレー用電磁石1は、コイル40を 装する際に、(1)鉄芯30の胴部32の開放端部32b がコイル巻装チャック具10から外れること、( 2)コイルボビン20と鉄芯30との間の位置ずれが 発生すること、および(3)鉄芯30がコイルボビ 20から抜け出すこと、を防止するために、 記(1)に対応したチャック外れ防止手段、(2) 対応した位置ずれ防止手段、(3)に対応した け出し防止手段を備えている。これら各防 手段は、コイルボビン、鉄芯の一方または 方を加工して形成された構造的手段である

 図1~図5に示す各実施形態の説明図は、上 各防止手段を説明するもので、コイル40を 装する前の状態を図示したものである。ま 、図2~図5においては、コイルボビン20の延設 部24およびコイル端子25の図示は省略してい 。なお、これらの図における正面図は、図6( b)の矢印D2方向から見た図である。

 図1(a)は、チャック外れ防止手段Aを有し リレー用電磁石1の構造を示す正面図であり 図1(b)、(c)は、コイル巻装チャック具10によ 鉄芯30の挟持構造を示す部分縦断面図であ 。

 コイルの巻装は、コイルボビン20の第2の 部22より突き出た鉄芯30の胴部32の開放端部3 2bを、鉄芯30の中心軸がずれないように、コ ル巻装チャック具10の挟持部11の対向する両 持片11a,11bで挟持してから、鉄芯30を中心軸 して回転操作部12を回転させて行われる。

 チャック外れ防止手段Aは、このような回 転操作で鉄芯30がチャック具10から外れない うにするためのもので、鉄芯30側に設けた被 係止部と、コイル巻装チャック具10の挟持部1 1に設けた係止部とより構成されている。

 本実施形態では、鉄芯30側の被係止部は コイルボビン20の第2の鍔部22より突き出た鉄 芯30の開放端部32bの一方の側面32aに形成され 、鉄芯30の短手方向に走る溝部33で構成され ており、一方、コイル巻装チャック具10の係 部は、挟持部11の一方の挟持片11aの内方に 成された突条片13で構成されている(図1(b)参 )。

 図1(b)、(c)に示すように、鉄芯30の端部32b 、コイル巻装チャック具10の対向する両挟 片11a,11bとの間で位置合わせされ、挟持され と、上記溝部33に、挟持部11に備えた突条片 13が嵌まり込んで、相互に係合する(図1(b)、(c )参照)。

 このように、鉄芯30は挟持された際に係 部(突条片13)によって係止されるため、鉄芯3 0の端部32bの挟持状態はずれることなく強固 維持され、鉄芯30とコイルボビン20は回転可 な状態で位置固定される。

 図1では、鉄芯30の側面32aの片側のみに被 止部(溝部33)を有した構造を例示したが、鉄 芯30の両側面32aに溝部33を設けるとともに、 れに対応して、コイル巻装チャック具10にも 両挟持片11a,11bに突条片13を設けて、より強固 に挟持を補完できるようにしてもよい。なお 、図1の構成とは逆に、係止部を溝部で構成 、被係止部を突条片で構成する構造であっ もよい。

 また、チャック外れ防止手段Aは、複数の 突起片(係止部)を複数の係止穴(被係止部)に 着して係止する構造としてもよいし、鉄芯30 の短手方向の両端部に切り欠きを形成して、 その切り欠きに係止突起で係止する構造とし てもよい。

 さらに、複数の平行な溝部33を鉄芯30の端 部32bに形成してもよい。複数の溝部33が設け れていれば、係止のための位置合わせがし すく、コイル巻装チャック具10による鉄芯30 の挟持が迅速に行える。また、鉄芯30の被係 部は、滑り止めのごとく微細な凹凸で形成 れてもいてもよく、その場合には、突条片 代えて微細な凹凸構造よりなる係止部を有 たコイル巻装チャック具10でも、上記と同 の効果を期待できる。

 以上のように、リレー用電磁石1は鉄芯30 被係止部(溝部33)がコイル巻装チャック具10 係止部(突条片13)で係止される係止構造を有 しているため、その係止構造がコイル巻装チ ャック具10の挟持を補完でき、チャック具10 鉄芯30との位置ずれはほとんど起こらない。 その結果、コイル巻装のための回転動作によ って、コイルボビン20の鍔部22より突き出た 芯30の端部32bが、コイル巻装チャック具10の 持部11より外れることを防止できる。

 なお、コイル巻装チャック具10は、回転 で回転可能に固定させる構造でなくてもよ 、鉄芯30とコイルボビン20とを固定させた状 で、コイル40側を回転させながら巻装する のでもよい。

 図2は、他の実施形態を示す図で、抜け出 し防止手段Cを有したリレー用電磁石の説明 であり、図2(a)は正面図、(b)は平面図(部分拡 大図を含む)、(c)は右側面図である。

 本実施形態では、鉄芯30は、図1と同様に コイル巻装チャック具10の係止部に係止さ る被係止部(溝部33)が両側面32aに形成されて るが、その溝部33は鉄芯30をコイルボビン20 装着した後に加工形成されるものである。

 すなわち、溝部33は、鉄芯30の端部32bを第 2の鍔部22の開口22aより突出させた状態で、そ の端部32bの表面をパンチングなどで押圧加工 して形成される。そして、その溝部33の隣接 所には、コイルボビン20の第2の鍔部22に接 るような突部35が形成されている。この突部 35は、溝部33を押圧加工することで形成され ものである。なお、溝部33および突部35を、 芯30の全周にわたって形成してもよい。

 鉄芯30の両側面32aに突部35が形成されてい ると、図2(c)に示すように、突部35が形成され た箇所では鉄芯の厚みが開口22aの幅よりも大 きくなるため、鉄芯30は位置固定されて、抜 出すことはない。

 このように、このリレー用電磁石1は、鉄 芯30がチャック外れ防止手段A(被係止部、溝 33)と、抜け出し防止手段C(突部35)とを備えた 構造となっているため、コイル巻装作業で、 被巻装物がチャック具10から外れたり、鉄芯3 0がコイルボビン20から抜け出たりする不具合 は発生することがなく、効率よく作業ができ る。また、突部35は溝部33の加工と同時に成 できるので、チャック外れ防止と抜け出し 止とが簡易な方法で実現できる。

 図3は位置ずれ防止手段Bを有したリレー 電磁石の説明図であり、図3(a)はコイルボビ 20の第1の鍔部21側から見た図、(b)は鉄芯30装 着後の縦断面図である。

 本実施形態では、コイルボビン20が、第1 鍔部21の開口21aの内縁部に1ないし複数の突 片26を有しており、その突起片26が、内嵌さ れた鉄芯30の胴部32を圧接する構造となって る。なお、第1の鍔部21の開口21aの鉄芯30の頭 部31に接する側(鉄芯30の挿入口)は、鉄芯30を 入しやすくするためのテーパ面状の誘い部2 1bを有しているが、突起片26は、その誘い部21 bよりも挿入方向側に設けることが好ましい

 このように、コイルボビン20の突起片26が 鉄芯30を圧接する構造であるため、コイルボ ン20と鉄芯30とは、いったん一体化結合され ると位置ずれを起こしにくく、そのため、コ イル巻装作業において鉄芯30の位置ずれの不 合は発生しにくい。

 図例では、鉄芯30がチャック外れ防止の めの溝部33と、抜け出しを防止するための突 部35とを備えた構造であるため、コイル巻装 業時には、それぞれの防止手段が作用して 具合はほとんど発生しない。なお、図3の例 は、溝部33と突部35が鉄芯30の全周に形成され ている。また、抜け出し防止のための鉄芯30 突部35と、位置ずれ防止のためのコイルボ ン20の突起片26とは、協働関係にあり、いず か一方が十分に作用しない場合でもお互い 補完できるため、両方を形成させておくこ が望ましい。

 図4は、位置ずれ防止手段Bの他の実施形 の説明図であり、図4(a)はコイルボビン20へ 鉄芯30の挿入途中の状態を示す正面図、(b)は 装着完了時の正面図である。

 本実施形態では、コイルボビン20のコイ 巻回部23を構成する対向片23aの鉄芯30との接 面には係止爪27が形成されている一方、鉄 30の胴部32の上下端には、その係止爪27に係 される係止穴34が形成され、この係止爪27と 止穴34とで位置ずれ防止手段Bを構成してい 。

 鉄芯30をコイルボビン20に挿入する際には 、係止爪27が鉄芯30に圧接するため、コイル ビン30の対向片23aは一時的に弾性変形するが 、鉄芯30を最後まで嵌め入れると、係止爪27 係止穴34に入り込んで係合する。相互に係合 するため、鉄芯30が装着された状態では、鉄 30の胴部32とコイル巻回部23とは隙間のない うに密着する。

 係止爪27は鉄芯30を挿入側が傾斜面に形成 されているため、鉄芯30は嵌め入れやすいが いったん装着して係止爪27と係止穴34とが係 合すると、鉄芯30を抜き出し方向に移動させ うとしても係合は解かれず、その後のコイ 巻装作業におけるコイルボビン20と鉄芯30と の間の位置ずれは発生し得ない。

 なお、鉄芯30の端部32bに形成されている ャック具10の挟持用の被係止部(溝部33)は、 3の例のように、鉄芯30の抜け出し防止用の 部35を併設させたものでもよい。

 また、図5はさらに他の実施形態を示す図 で、図4とは逆に、鉄芯30が係止爪36を備え、 イルボビン20が係止穴28を備えた構造となっ ており、その係止爪36と係止穴28とで位置ず 防止手段Bを構成している。鉄芯30のコイル ビン20への装着および係止爪36と係止穴28と 係合の原理については図4のものと同様であ ため、説明は省略する。

 以上の図2~図5の実施形態では、位置ずれ 止手段B、抜け出し防止手段Cは、チャック れ防止手段Aを有することを前提としたもの 説明したが、チャック外れ防止手段Aを有さ ないものでもよい。つまり、上記位置ずれ防 止手段Bや抜け出し防止手段Cは、コイル巻装 業時における位置ずれ、抜け出しの防止目 に限られず、他の作業時における防止目的 して、単独であるいは複数を組み合わせて けてもよい。

 ついで、上記のように形成されたリレー 電磁石1を使用して製造された電磁リレーに ついて説明する。

 図8と図9は、同電磁リレーの一例を示す 視図と正面図である。なお、以下に示す電 リレーRは、上述したようにリレー用電磁石1 の各部材に各防止手段A,B,Cを備えるものであ が、図8,9においては、各防止手段A,B,Cの構 については図示を省略している。

 この電磁リレーRは、上記リレー用電磁石 1が使用され、この電磁石1を含んだ電磁石ブ ック4と、固定接点ブロック5a(図中の右側) 、別の固定接点ブロック5b(図中の左側)と、 れら固定接点ブロック5a,5bの間に介設され 可動接点バネブロック6と、接極子7と、カー ド8とが、樹脂製のベース9上に配設され、そ らの上から樹脂製のカバー(不図示)が被せ れて構成される。

 一方の固定接点ブロック5aは、金属製の 定端子51aと、この固定端子51aの上部に設け れる金属製の固定接点52aとより構成されて る。同様に、別の固定接点ブロック5bも、金 属製の固定端子51bと、この固定端子51bの上部 に設けられる金属製の固定接点52bとより構成 されている。

 可動接点バネブロック6は、金属製の可動 端子61と、この可動端子61の上端(不図示)に、 下端(不図示)が接続される金属製の板バネ62 、この板バネ62の両側面に設けられる一対の 金属製の可動接点63,63とより構成され、この バネ62が上述の2つの固定接点52a,52bの間に配 設されて、一対の可動接点63,63のそれぞれが 定接点52a,52bに接離自在に対向するように、 ベース9に組み付けられている。

 電磁石ブロック4は、コイル40を巻装して るリレー用電磁石1と、継鉄42と、接極子取 用のヒンジバネ43とより構成され、ベース9 組み付けられている。

 継鉄42は、L字状に形成され、一方の端部 形成された固定部42aがコイルボビン20の第2 鍔部22側に突出した鉄芯胴部32の開放端部32b (図1~7参照)に連結され、コイルボビン20のコ ル巻回部23に略平行となるように配設されて いる。また、継鉄42の他方の端部42bには、ヒ ジバネ43が締結されている。

 接極子7は、ヒンジバネ43を介して下端側 継鉄42に回動自在に支持され、鉄芯30の頭部 31の磁気吸引によって回動し、頭部31に吸着 る構成となっている。また、鉄芯30の頭部31 磁気を失うと、接極子7はヒンジバネ43の作 によって、頭部31より離れる方向に回動す 。

 カード8は、可動接点バネブロック6およ 接極子7の双方に係合し、接極子7の回動に応 じて、可動接点バネブロック6の一方の可動 点63を固定接点ブロック5a,5bの固定接点52a,52b のいずれか一方に当接させる作動片である。

 このように、この電磁リレーRは、カード 8が接極子7と可動接点バネブロック6とを連動 可能に連結させており、接極子7の鉄芯30の磁 極面31bへの接離動作によって、可動接点63,63 2つの固定接点52a,52bに対する接離が可能と る構造となっている。

 1   リレー用電磁石
 10   コイル巻装チャック具
 11   挟持部
 11a,11b   挟持片
 12   回転操作部
 13   突条片(係止部)
 20   コイルボビン
 21   第1の鍔部
 21a   開口
 22   第2の鍔部
 22a   開口
 23   コイル巻回部
 23a   一対の対向板
 24   延設部
 25   コイル端子
 26   突起片(位置ずれ防止手段)
 27   係止爪(位置ずれ防止手段)
 28   係止穴
 30   鉄芯
 31   頭部
 32   胴部
 32a   両側面
 32b   胴部の開放端部
 33   溝部(被係止部)
 34   係止穴(位置ずれ防止手段)
 35   突部(抜け出し防止手段)
 36   係止爪
 40   コイル
 A   チャック外れ防止手段
 B   位置ずれ防止手段
 C   抜け出し防止手段