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Patent Searching and Data


Title:
ELECTRONIC DEVICE AND ELECTRONIC SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/146568
Kind Code:
A1
Abstract:
There are provided an electronic device and an electronic system. The electronic device (100), to and from which a portable device (10) can be attached and detached, comprises a control unit (140) capable of controlling controlled units (134, 135). The control unit (140) recognizes current modes for the controlled units (134, 135) when an operation signal is input from the portable device (10), selects the content of control on the basis of the modes and the operation signal, and controls a currently controlling controlled unit on the basis of the selected content of control.

Inventors:
OZAKI YUKISUKE (JP)
BABA DAISUKE (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/058285
Publication Date:
December 04, 2008
Filing Date:
April 30, 2008
Export Citation:
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Assignee:
FUJITSU TEN LTD (JP)
OZAKI YUKISUKE (JP)
BABA DAISUKE (JP)
International Classes:
G01C21/00; G08G1/0969
Foreign References:
JPH08318792A1996-12-03
JPH1062193A1998-03-06
JP2003273708A2003-09-26
Attorney, Agent or Firm:
KATAYAMA, Shuhei (6-1 Kyobashi 1-chome, Chuo-k, Tokyo 31, JP)
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Claims:
 携帯装置を着脱可能で、被制御部を制御可能な制御部を備えた電子装置であって、
 前記制御部は、前記携帯装置から操作信号が入力された場合、前記被制御部に対する現在のモードを認識し、前記モードと前記操作信号とに基づいて制御内容を選択して、選択された制御内容に基づいて前記現在制御している被制御部を制御することを特徴とする電子装置。
 前記制御部は、前記操作信号が入力されている間の時間を検出し、検出された前記時間に応じて前記被制御部を制御する制御内容を選択することを特徴とする請求項1記載の電子装置。
 前記携帯装置は、地図情報を表示する携帯ナビゲーション装置であることを特徴とする請求項1または2記載の電子装置。
 前記被制御部は、ラジオ放送を受信するラジオ受信部であり、
 前記制御部は、前記選択された制御内容に基づいて、前記ラジオ受信部を制御するラジオ情報を記憶または選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の電子装置。
 前記制御部は、前記操作信号が入力されている間の時間を検出し、検出された前記時間が所定時間以上であれば前記ラジオ情報の記憶を行い、検出された前記時間が所定時間以下であれば前記ラジオ情報の選択を行うことを特徴とする請求項4記載の電子装置。
 操作部を有する携帯装置と、複数の被制御部を制御可能な制御部を備えた電子装置とから構成される電子システムにおいて、
 前記制御部は、前記携帯装置から操作信号が入力された場合、前記被制御部に対する現在のモードを認識し、前記モードと前記操作信号とに基づいて制御内容を選択して、選択された制御内容に基づいて前記現在制御している被制御部を制御することを特徴とする電子システム。
 前記操作部は、タッチパネルから構成されることを特徴とする請求項6記載の電子システム。
 前記携帯装置は、地図情報を表示する携帯ナビゲーション装置であることを特徴とする請求項6または7記載の電子システム。
 前記被制御部は、ラジオ放送を受信するラジオ受信部であり、
 前記制御部は、前記選択された制御内容に基づいて、前記ラジオ受信部を制御するラジオ情報を記憶または選択することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか記載の電子システム。
 前記制御部は、前記操作信号が入力されている間の時間を検出し、検出された前記時間が所定時間以上であれば前記ラジオ情報の記憶を行い、検出された前記時間が所定時間以下であれば前記ラジオ情報の選択を行うことを特徴とする請求項9記載の電子システム。
Description:
電子装置及び電子システム

 本発明は、電子装置及び電子システムに し、特に携帯装置を装着可能な電子装置及 電子システムに関する。

 従来のナビゲーション装置として、パー ナルナビゲーションデバイスと呼ばれる、 易的ではあるが可搬性を持った小型のポー ブルナビゲーション装置(以下、ポータブル ナビと呼ぶ)と、車両のダッシュボードに形 された凹部(DIN開放)内に収容し固定される車 載用のナビゲーション装置とが広く一般的に 知られている。車載用のナビゲーション装置 は、車両からの車速等の情報により高精度な 案内が可能であり、さらにはオーディオ装置 を備えたものも提案されている。

 近年、ポータブルナビの可搬性と、車載 ナビゲーション装置の高精度な案内性能と 兼ね備えたナビゲーション装置が検討され いる。

 特許文献1及び特許文献2には、車載機器 らCDユニットを着脱可能とする構成が開示さ れている。特許文献3及び特許文献4には、車 に搭載された車載機器からナビゲーション を着脱可能とする構成が開示されている。 載機器からナビゲーション部を取り外すこ で、ナビゲーション部をポータブルナビと て単体で使用することが可能となる。また 特許文献5は、ナビゲーション装置を車両か ら取り外して、歩行時にもナビゲーション装 置を使用することが可能となっている。また 、車両搭載時には、カーナビモードとなり、 車両から取り外した時にはマンナビモードを 実行することが開示されている。

特開平8-318792号公報

特開2002-328026号公報

特表2005-524570号公報

特開2001-239895号公報

特開2003-166848号公報

 タッチパネルを有する携帯装置(例えばポ ータブルナビ)が車両に搭載される車載機器 装着されている際に、タッチパネルを操作 ることで車載機器に設けられたラジオ受信 等の被制御部を制御することができる。こ 場合、携帯機器はタッチパネルに対する操 に応じた操作信号を送信する。

 例えば、携帯機器の表示画面にラジオ操 画面が表示されており、このラジオ操作画 にラジオの周波数が表示されている場合に 携帯装置の表示画面に表示されるラジオの 波数をタッチパネルに表示されたボタン1に 登録(プリセット)する場合は、使用者はボタ 1を長押しすることでボタン1に対応させて ジオの周波数を登録させることができる。 の際、携帯装置は、ラジオの操作画面にお るボタン1を示す通信コマンドに長押しがさ た情報を含ませた操作信号を車載機器の制 部に送信することとなる。

 また、例えば、タッチパネルに表示され ボタン3に登録されているラジオの周波数を 読み出す場合、使用者はボタン3を短押しす ことでボタン3に対応して登録されたラジオ 周波数を読み出すことができる。この際、 帯装置は、ラジオの操作画面におけるボタ 3を示す通信コマンドに短押しがされた情報 を含ませた操作信号を車載機器の制御部に送 信することとなる。

 さらに、車載機器に設けられたラジオ受 部だけではなく、CD操作部、DVD操作部等の 数の被制御部を制御できるように携帯装置 構成される場合、被制御部の数に応じて携 装置のタッチパネルに表示される操作ボタ に対応した操作信号の数を増やす必要があ 。

 このように、携帯装置が車載機器に設け れた被制御部を制御する場合は、携帯装置 、例えばラジオ操作のプリセット、周波数 択等のコマンドに応じた通信コマンドを複 有する構成となる。よって、被制御部の数 増え、被制御部のモードが増加すると、携 装置から車載機器に送信する操作信号の数 増えるという課題がある。

 本発明は、上記課題に鑑みなされたもの あり、被制御部のモードの増加にともない 携帯装置が車載機器に送信する操作信号の が増えることを抑制することを目的とする

 本発明は、携帯装置を着脱可能で、被制 部を制御可能な制御部を備えた電子装置で って、前記制御部は、前記携帯装置から操 信号が入力された場合、前記被制御部に対 る現在のモードを認識し、前記モードと前 操作信号とに基づいて制御内容を選択して 選択された制御内容に基づいて前記現在制 している被制御部を制御することを特徴と る電子装置である。本発明によれば、被制 部のモードが増加した場合も、携帯装置が 信する操作信号の数が増加しない。よって 容易な構成の携帯装置を提供できる。

 上記構成において、前記制御部は、前記 作信号が入力されている間の時間を検出し 検出された前記時間に応じて前記被制御部 制御する制御内容を選択する構成とするこ ができる。この構成によれば、携帯装置が 信する操作信号のコマンドの数を削減する とができる。

 上記構成において、前記携帯装置は、地 情報を表示する携帯ナビゲーション装置で る構成とすることができる。

 上記構成において、前記被制御部は、ラ オ放送を受信するラジオ受信部であり、前 制御部は、前記選択された制御内容に基づ て、前記ラジオ受信部を制御するラジオ情 を記憶または選択する構成とすることがで る。

 上記構成において、前記制御部は、前記 作信号が入力されている間の時間を検出し 検出された前記時間が所定時間以上であれ 前記ラジオ情報の記憶を行い、検出された 記時間が所定時間以下であれば前記ラジオ 報の選択を行う構成とすることができる。

 本発明は、操作部を有する携帯装置と、 御部を制御可能な制御部を備えた電子装置 から構成される電子システムにおいて、前 制御部は、前記携帯装置から操作信号が入 された場合、前記被制御部に対する現在の ードを認識し、前記モードと前記操作信号 に基づいて制御内容を選択して、選択され 制御内容に基づいて前記現在制御している 制御部を制御することを特徴とすることを 徴とする電子システムである。本発明によ ば、被制御部のモードが増加した場合も、 帯装置が送信する操作信号の数が増加しな 。よって、容易な構成の携帯装置を提供で る。

 上記構成において、前記操作部は、タッ パネルから構成される構成とすることがで る。

 上記構成において、前記携帯装置は、地 情報を表示する携帯ナビゲーション装置で る構成とすることができる。

 上記構成において、前記被制御部は、ラ オ放送を受信するラジオ受信部であり、前 制御部は、前記選択された制御内容に基づ て、前記ラジオ受信部を制御するラジオ情 を記憶または選択する構成とすることがで る。

 上記構成において、前記制御部は、前記 作信号が入力されている間の時間を検出し 検出された前記時間が所定時間以上であれ 前記ラジオ情報の記憶を行い、検出された 記時間が所定時間以下であれば前記ラジオ 報の選択を行う構成とすることができる。

 本発明によれば、被制御部のモードが増 した場合も、携帯装置が送信する操作信号 コマンドの数が増加しない。よって、容易 構成の携帯装置を提供できる。

図1(A)、(B)は実施例1に用いる車載シス ムの外観を示す模式図である。 図2はポータブル機器を車載機器から取 り外した状態を示す模式図である。 図3は前面部を車載機器本体に対して傾 斜させ、CD挿排口を露出させた状態を示す模 図である。 図4は、車載システムの車両への搭載例 を示す模式図である。 図5は、車載システムを示す概略図であ る。 図6は本体部の正面模式図である。 図7(A)から(D)は本体部に装着されたポー タブル機器の表示を示す模式図である。 図8(A)は、ポータブル機器の正面模式図 、上面模式図、下面模式図、左側面模式図、 右側面模式図であり、図8(B)はポータブル機 の背面模式図である。 図9は、被制御部であるラジオ受信部134 及びCD再生部135の操作を行う構成を説明する 略図であり、図5から主要なブロックを抜き 出して記載したブロック図である 図10は、制御部の動作を示すフローチ ート(その1)である。 図11(A)から図11(C)は、ラジオ操作画面 例を示す図である。 図12は、操作信号の例を示す図である 図13(A)及び図13(B)は、メモリ内の情報 示す図である。 図14は、車載機器の制御部の動作を示 フローチャート(その2)である。 図15は、CD操作画面の例を示す図であ 。 図16は、車載機器の制御部の動作を示 フローチャート(その3)である。

 以下に、図面を用い実施例について説明 る。

 図1(A)、(B)に電子装置の一例である車載シ ステム1(ポータブル機器10と車載機器100とか なる電子システム)の外観を示す。図1(A)、(B) に示すように車載システム1は、車両に搭載 れる車載機器100(電子装置)と、ナビゲーショ ン機能を備えた携帯ナビゲーション装置とし てのポータブル機器10(表示携帯装置)とから 成される。ポータブル機器10は、図1(A)に示 ように車載機器100の前面部120に取り付けて 用したり、図1(B)に示すように車載機器100か 取り外して使用することができる。このよ に、ポータブル機器10は車載機器100から着 自在であり、車載機器100にはポータブル機 10を装着可能である。

 車載機器100は、ラジオ放送の再生機能や CD(Compact Disc)等の記録媒体に書き込まれた 楽データを再生可能な機器であり、CD再生部 やCD挿排口を有する車載機器本体部110(本体部 )と、表示部131や操作部132を有する前面部120 を備えている。ポータブル機器10は、目的地 までの誘導経路を検索し、地図上に検索した 誘導経路を重ねて表示するナビゲーションの 機能を備えている。

 図2は、ポータブル機器10を車載機器100(前 面部120)から取り外した状態を示す。車載機 100の前面部120には、ポータブル機器10を装着 するための凹部が形成された着脱部170が設け られている。着脱部170の上面は開放されてい る。この着脱部170には、車載機器100とポータ ブル機器10とを電気的に接続するためのコネ タ150と、ポータブル機器10を前面部120に固 するためのロック機構(不図示)が設けられて いる。前面部120に設けた取り外しボタン160を 操作すると、不図示のロック機構が解除され 、車載機器100からポータブル機器10が取り外 可能となる。

 図3には、前面部120を車載機器本体部110に 対して傾斜させ、CD挿排口180を露出させた状 を示す。不図示の駆動機構によって図3に示 すスライダー181を駆動させることで、前面部 120を車載機器本体部110に対してチルト(変位) せることができる。チルト動作によって、 載機器本体部110に設けられたCD挿排口180を 出させ、CDの挿排を行うことができる。車載 機器の前面部120には、操作ボタン(図6に示す ルト/イジェクトボタン132a)が設けられてお 、このボタンの操作に応じたチルト角度に 定することができる。

 図4は、車載システム1の車両への搭載例 示す。車載システム1は、例えば図4に示すよ うに、運転席52と助手席51とのほぼ中央のダ シュボード部分に配置される。なお、図示 ていないが、後述するGPS情報受信部133のGPS ンテナは、ダッシュボード上に配置、また フロントガラスの車室内側に貼り付けられ いる。

 図5は、車載システム1の概略構成を示す ロック図である。車載機器100とポータブル 器10とは、コネクタで電気的に接続される。 車載機器100側には、コネクタ150が設けられて おり、ポータブル機器10には、コネクタ30が けられている。これらのコネクタ150、30を接 続することで、車載機器100とポータブル機器 10との間で各種信号が送受信されて車載シス ム1として機能する。また、コネクタ150、30 は、車両のバッテリからの電力をポータブ 機器10に供給するための電力供給端子が設 られており、ポータブル機器10が車載機器100 に接続された状態で、車載機器100に電力が供 給されていると、電力供給端子を介してポー タブル機器10にも電力が供給される。

 車載機器100は、表示部131、操作部132、GPS 報受信部133、オーディオ機器としてのラジ 受信部134(被制御部に相当)、CD再生部135(被 御部に相当)、音声調整部136、メモリ137、マ ク138、外部音声/映像入力部139、制御部140、 コネクタ150を備えている。車載機器100は、エ ンジンキーがAccまたはONの位置にあるときに 車両側のバッテリから電力を供給されて動 する。

 以下、各部の機能の詳細について説明す 。表示部131は、液晶パネルやバックライト 備え、13セグメント表示によって受信放送 波数、再生楽曲トラックNo、再生楽曲名等を 表示する。操作部132は、車載機器100の動作モ ードを切り替えるための操作や、切り替えた 各種モードでの操作を行うためのものである 。操作部132には、図6に示すようにチルト/イ ェクトボタン132a、ファンクション(以下、FU NCと表記する)/AFボタン132b、TEXTボタン132c、SCR EENボタン132d、SOURCE/PWRボタン132e、MODEボタン13 2f、MUTEボタン132g、BAND切換ボタン132h、ロータ リーボタン132i、十字キー/エンターキーボタ 132jとからなるボタン群を備える。

 ここで、ボタン群の操作による制御につ て説明する。まず、SOURCE/PWRボタン132eの操 によるポータブル機器10と車載機器100の表示 の切り替えについて説明する。車載機器100の SOURCE/PWRボタン132eを押下することで、車載機 100がオンされる。また車載機器100がオンし いるときに、SOURCE/PWRボタン132eを短押しす ことでCD再生やラジオ等のソースの移行が行 われる。このとき、車載機器100の表示部131に は、選択されたソースにおける情報が表示さ れ、ポータブル機器10の表示部11には、ソー に関係なくナビゲーション画像が表示され 。次に、SCREENボタン132dを押下すると、ポー ブル機器10の表示部11の表示をナビゲーショ ン画像から車載機器100で選択されたソースに 対応する画像に切替えることができる。

 図7(A)は車載機器100でCDを再生中にポータ ル機器10を装着し、ポータブル機器10でナビ ゲーション画像を表示している状態を示して いる。図7(A)の状態から、SOURCE/PWRボタン132eを 押下して、CD再生からラジオのソースに切換 作を行うと、図7(B)に示すように、表示部131 にラジオソースにおける情報が表示される。 また、ポータブル機器10の表示部11には、ナ ゲーション画像が表示されたままである。 に、ユーザがSCREENボタン132dを押下すると、 7(C)に示すようにポータブル機器10の表示部1 1に、車載機器100で処理中のソースに対応す 画面が表示される(図7(C)ではラジオ画像)。 ータブル機器10の表示部11には、後述するタ チパネルが設けられており、ユーザはタッ パネルを介して表示部11に表示される操作 タンを選択することで、現在処理中のソー に対する操作をすることができる。

 また、表示部11にラジオ画像が表示され 状態で、SCREENボタン132dを押下すると、図7(D) に示すようにラジオ画像からナビゲーション 画像に戻ることができる。ポータブル機器10 車載機器100から取り外されている状態では SCREENボタン132dの操作は無効となる。また、 ポータブル機器10が車載機器100から取り外さ ている状態で、外部音声/映像入力部139にUSB (Universal Serial Bus)等が接続された場合には、 SOURCE/PWRボタン132eを押下しても、USBのソース は切り替わらないようにすることもできる

 次に、チルト/イジェクトボタン132aの操 による前面部120のチルト動作について説明 る。チルト/イジェクトボタン132aが第1の態 (例えば、短押し)で操作されると、前面部120 は、CD挿排口180が露出する角度(例えば、60°) で、前面部120がチルトされ、第2の態様(例 ば、長押し)で操作されると、所定角度(例え ば、5°)ずつ前面部120がチルトする。

 図5に戻って、GPS情報受信部133は、GPSアン テナとチューナ部とを有し、衛星からのGPS信 号を受信する。GPS情報受信部133で受信したGPS 信号は、制御部140、コネクタ150、コネクタ30 び制御部20を介してポータブル機器10のナビ ゲーション部19に出力され、GPS信号に基づい ポータブル機器10が収納された車載機器100 搭載される車両の位置が割り出される。な 、GPS情報受信部133で受信したGPS信号を制御 140を介さずに、制御部20を介してポータブル 機器10のナビゲーション部19に出力するよう してもよい。また、GPS情報受信部133をGPSア テナのみで構成し、GPSアンテナで受信したGP S信号を、制御部140、制御部20を介さず、後述 するGPS情報受信部13のチューナに出力するよ にしてもよい。さらに、制御部20は介する 、制御部140を介さずGPS情報受信部13のチュー ナに出力するようにしてもよい。このように 、適宜変更可能である。

 ラジオ受信部134は、アンテナとチューナ とを有しており、AM放送、FM放送、多重放送 等の放送波を受信して、音声信号の出力、多 重データの受信、復調を行い、復調信号を制 御部140に出力する。CD再生部135は、CDに記録 れたデータを再生し、再生信号を制御部140 出力する。なお、ラジオ受信部134から出力 れる復調信号を制御部140を介さずに、後述 る音声調整部136に出力するようにしてもよ 。

 音声調整部136は、ラジオ受信部134で受信 復調された音声信号や、CD再生部135で再生 れた音声信号に、音量調整や音質調整等の 号処理をしてスピーカ145に出力する。メモ 137は、データの読み出しと書き込みとが可 なRAM(Random Access Memory)で構成することがで 、制御のために必要な情報を一時的に記憶 ておく。マイク138は、ハンズフリー通話を うためのものであって、車室内のユーザの 声を取り込む。外部音声/映像入力部139は、U SBメモリや、携帯型オーディオ装置等の外部 器との接続端子を備え、外部機器からの音 信号やデータを入力して制御部140に送り、 御部140からの制御信号、音声信号やデータ を接続した外部機器に出力する。

 制御部140は、操作部132の操作に従って、 ジオ受信部134、CD再生部135、音声調整部136 どを制御する。また、制御部140は、コネク 150を介してポータブル機器10に各種信号を出 力し、ポータブル機器10から入力した各種信 に基づいて車載機器100を制御する。例えば 制御部140は、GPS情報受信部133で受信したGPS 号や、マイク138で入力された音声信号を、 ネクタ150を介してポータブル機器10に出力 る。なお、マイク138で入力された音声信号 、制御部140を介さずに、コネクタ150を介し ポータブル機器10に出力してもよい。また、 制御部140は、ポータブル機器10と接続された 帯電話からの通話音声をコネクタ150を介し 入力し、音声調整部136を介してスピーカ145 出力する。さらに、制御部140は、ポータブ 機器10の表示部11に表示される、各種モード のメニュー画像に対する操作信号をポータブ ル機器10の制御部20から取得し、ラジオ受信 134やCD再生部135の制御を行う。

 また、制御部140には、車両に搭載された ッテリからの電源が入力されている。制御 140は、ポータブル機器10が接続されている 合に、バッテリの電源をポータブル機器10に 出力する。また、制御部140には、車両から車 速パルスとイルミ電源信号が入力される。制 御部140は、入力した車速パルスをポータブル 機器10の制御部20に転送する。なお、車速パ スが入力されない構成でもよい。

 次に、ポータブル機器10について説明す 。ポータブル機器10は、表示部11、操作部12 GPS情報受信部13、スピーカ14、蓄電池15、充 回路16、無線通信送受信部17、メモリ18、ナ ゲーション部19、制御部20、コネクタ30を備 ている。

 以下、各部の機能の詳細について説明す 。表示部11は、液晶パネルとバックライト を備え、ナビゲーション部19で生成された地 図情報や目的地までの誘導経路情報、また車 載機器100から転送された受信放送周波数、再 生楽曲トラックNo、再生楽曲名等を表示する とができる。表示部11、131には、液晶パネ 以外のフラットパネルディスプレイ、例え 、有機ELディスプレイパネル、プラズマディ スプレイパネル、冷陰極フラットパネルディ スプレイ等を用いることができる。

 操作部12は、タッチパネルや、ポータブ 機器10の電源をオン、オフするための電源ボ タン55(図8(A)参照)を含む。タッチパネルは、 えば、表示部11の表示画面の上に配置され ものであり、指や専用のペンによりタッチ ネルが接触されると、その接触された位置 検知されて、入力操作の有無が判別できる うになっている。電源ボタン55については後 述する。

 GPS情報受信部13は、アンテナとチューナ とを有しており、衛星からのGPS信号を受信 る。受信したGPS信号はナビゲーション部19に 出力され、GPS信号に基づいて自機位置が割り 出される。なお、車載機器100にもGPS情報受信 部133が設けられているが、車載機器100にポー タブル機器10が取り付けられているときには GPS情報受信部133で受信したGPS信号(及び車速 パルス)を用いてポータブル機器10が収納され た車載機器100が搭載される車両の位置を特定 し、ポータブル機器10単独で使用する場合に 、GPS情報受信部13で受信したGPS信号を用い 自機位置を特定する。

 スピーカ14は、ナビゲーション部19からの 音声情報を出力するためのものであり、ポー タブル機器10が車載機器100から取り外された 態、つまり単体で使用されるときに、音声 報を出力する。

 蓄電池15は、ポータブル機器10の各部に電 力を供給する。またポータブル機器10を車載 器100に装着すると、コネクタ30の電力供給 子を介して車両のバッテリから電力が供給 れ、充電回路16によって蓄電池15を充電する また、充電回路16はUSBスロット(図8(A)参照) 介して接続端末から電力の供給を受けて、 電池15を充電することができる。

 無線通信送受信部17は、携帯電話との間 通話音声の送受信を行ったり、携帯電話を してナビゲーションに利用する情報を取得 る。無線通信送受信部17には、例えば、2.4GHz 帯域の無線伝送方式である、Bluetoothが用いら れる。

 メモリ18は、例えば読み出しと書き込み が可能なRAMであり、各制御のために読み出 れた情報を一時的に記憶しておく。

 ナビゲーション部19は、ナビゲーション ために利用される地図情報を記憶した後述 るSDカードやUSBメモリから取得し、記憶する 地図情報記憶部を備え、GPS情報受信部133、ま たは13からのGPS信号によって現在位置情報を り出し、ナビゲーション動作のための画像 作成する。作成した地図は、表示部11で表 させることができる。また、車載機器100と ータブル機器10とが接続されている場合には 、車両から車速パルスを取得して、ポータブ ル機器10が収納された車載機器100が搭載され 車両の位置検出の精度を高めることができ 。なお、地図情報はポータブル機器10内に 持してもよい。

 制御部20は、ポータブル機器10の各部を制 御する。また、制御部20は、コネクタ30を介 て車載機器100に各種信号を出力し、車載機 100から入力した各種信号に基づいてポータ ル機器10を制御する。例えば、制御部20は、 載機器100のGPS情報受信部133で受信したGPS信 、及び車速パルスを車載機器100の制御部140 ら取得し、ナビゲーション部19に出力する また、制御部20は、車載機器100のマイク138で 入力した音声信号を車載機器100の制御部140か ら取得し、音声信号に応じてナビゲーション 部19を制御する。すなわち、ナビゲーション 19をハンズフリーで操作することができる また、無線通信送受信部17にて接続された携 帯電話からの通話音声を、コネクタ30を介し 車載機器側に出力し、車載機器100のスピー 145から出力させる。また、表示部11に表示 れたメニュー画面やコンテンツ画面に対す 操作信号をコネクタ30を介して車載機器100の 制御部140に出力する。制御部140は、ポータブ ル機器10の制御部20から送られた操作信号に じて、ラジオ受信部134やCD再生部135を制御す る。

 図8(A)に、ポータブル機器10の正面図、上 図、下面図、左側面図、右側面図を示し、 8(B)にポータブル機器10の背面図を示す。ポ タブル機器10の上面には、ポータブル機器 電源をオン、オフさせる電源ボタン55が設け られており、下面には、SD(Secure Digital)メモ カードスロット56、USBスロット57が設けられ いる。地図情報が記憶されたSDカードやUSB モリをこれらのスロットに差し込むことで 制御部20はSDカードやUSBメモリから地図情報 読み出し、ナビゲーション部19に地図情報 出力する。

 ポータブル機器10の電源は、ポータブル 器を車載機器100に装着したときには、車載 器100からの制御によって電源がオン、オフ れる。また、車載機器100から取り外してポ タブル機器10を単体で使用する場合には、電 源ボタン55のオン、オフ操作に基づいて電源 操作される。

 さらに、ポータブル機器10の背面側には 車載機器100との電気的な接続をとるための ネクタ30と、車載機器100側に設けたロック機 構(不図示)と係合する係合部58とが設けられ いる。

 以下に、被制御部の制御について説明す 。図9は、被制御部であるラジオ受信部134及 びCD再生部135の操作を行う構成を説明する概 図であり、図5から主要なブロックを抜き出 して記載したブロック図である。図9を参照 、ポータブル機器10の操作部12(例えば表示部 11のタッチパネル)から操作信号が制御部20(不 図示)を介し車載機器100の制御部140に送信さ る。車載機器100の制御部140は、ラジオ受信 134またはCD再生部135を制御するためのコマン ドをラジオ受信部134またはCD再生部135に送信 る。

 次に、制御部140の動作について説明する 車載機器100は、制御部140がラジオ受信部134 制御してラジオに関する操作を行うための ジオモード、及び制御部140がCD再生部135を 御してCDに関する操作を行うためのCDモード のモードを有している。図10は、モードを 択する際の制御部140が行うフローチャート ある。図10を参照に、ユーザが、車載機器100 の操作部132またはポータブル機器10の操作部1 2を操作し、被制御部としてラジオ受信部134 CD再生部135とのいずれに対し制御を行うかの モード選択を行う。制御部140はモードを選択 する指示を受信する(ステップS50)。制御部140 、選択されたモードがいずれのモードかを すモード情報をメモリ137または制御部140内 メモリ(不図示)に記憶する(ステップS52)。例 えば、制御部140は、ラジオモードへのモード 切り替え操作を受け付けると、ラジオモード であることを示すモード情報を、メモリ137ま たは制御部140内のメモリに記憶する。

 図10のステップS52のように、モード情報 メモリ137または制御部140内のメモリに記憶 せることにより、車載機器100はモード管理 能を有することができる。モード管理機能 は、ポータブル機器10に表示されている操作 画面のモードが、ラジオ操作画面かCD操作画 か、を、把握しておく機能である。モード 、被制御部を制御するための表示部11の操 画面に対応している。実施例1のように、車 機器100は、被制御部毎に1つのモードを有す る場合もあるが、1つの被制御部につき複数 モードを有する場合もある。つまり、1つの 制御部において、複数の操作画面が用いら ることもある。

 制御部140は、選択されたモードでの制御 行う(ステップS54)。例えば、ラジオモード 選択された場合、メモリ137に記憶されてい 前回ラジオモードであったときに選択され いた周波数にチューニングする。制御部140 、選択されたモードの画面を表示する(ステ プS56)。図11(A)から図11(C)は、ポータブル機 10の表示部11に表示されたラジオを制御する めの画面(以下、ラジオ操作画面)の例であ 。例えば、ラジオモードが選択された場合 図11(A)のように、制御部140は、ポータブル機 器10の表示部11に現在の周波数と操作ボタン22 1から226を表示する。ラジオ受信部134は、FMの プリチャネル1(87.9MHz)の放送を受信している

 図12は、操作信号の例を示す図である。 ータブル機器10の制御部20は、操作ボタン221 ら226のいずれも押下されていない場合、図1 2の項目1のように、信号SW1から6としてローレ ベルを送信する。操作ボタン221から225のいず れかのボタンが押下されると、信号SW1からSW6 のうち対応する信号としてハイレベル、他の 信号としてローレベルを送信する。図12の項 2は、操作ボタン222が押下された場合の操作 信号を示している。制御部20は、信号SW1からS W6を例えば100ms毎に車載機器100の制御部140に 信する。制御部140は、信号SW1からSW6を受信 ることで、操作ボタン221から226のいずれか 押下されているかを100ms毎に認識することが できる。

 図13(A)及び図13(B)は、制御部140内または外 に設けられたメモリ137(記憶部)内に格納され いるデータの例である。図13(A)から図13(C)の ように、メモリ137には、FMまたはAM等のラジ 受信モードに対応し、登録情報として操作 タン221から226のNoに対応する周波数が記憶さ れている。例えば、図13(A)の状態では、No1に 応し周波数87.9MHz、No2に対応し周波数90.0MHz 記憶されている。

 図14は、ラジオモードにおける制御部140 動作を示すフローチャートである。図14を参 照に、制御部140はモードがラジオモードかCD ードかを判断する(ステップS10)。CDモードの 場合は後述する。ラジオモードの場合、制御 部140は、操作信号に基づき、操作ボタン221か ら226のいずれかのスイッチがオンかを判断す る(ステップS14)。Noの場合、ステップS14に戻 。操作ボタン221から226のいずれかのスイッ がオンの場合、すなわち、例えば図12の項目 2のように、操作信号の信号SW1からSW6のいず かがハイレベルとなった場合、制御部140は タイマーをスタートする(ステップS16)。例え ば、図11(A)のラジオ操作画面において、操作 タン222が押下される。操作信号として、図1 2の項目2のように、信号SW2がハイレベル、他 信号SWはローレベルとなる。操作信号は、 御部20が表示部11に表示された操作ボタン221 ら226の押下に対応し制御部140に出力する信 であり、ハイレベル、ローレベルの信号以 でもよい。

 図14を参照に、制御部140は、操作信号に づき、操作ボタン221から226のうちステップS1 4で押下を検知した操作ボタン(例えば操作ボ ン222)のスイッチがオフかを判断する(ステ プS18)。例えば、図12の項目1のように、SW2が ーレベルになると、操作ボタン222のスイッ がオフしたと判断する。制御部140は、タイ ーの時間を取得する(ステップS20)。制御部14 0は、取得した時間が所定時間以上か否かを 断する(ステップS22)。ここで、所定時間は、 短押しと長押しとを区別する時間であり、例 えば1.5sである。なお、タイマーは、操作信 の回数をカウントするカウンタでもよい。 の場合、所定時間は、長押し時間に対応す カウント回数となる。

 ステップS22において、Noの場合、つまり 作ボタンが押下されている時間が所定時間 満の場合、対応する操作ボタン221から226は 押しされている。この場合、制御部140はラ オ受信部134に以下のリード処理を行わせる( テップS26)。例えば、操作ボタン222が短押し された場合、制御部140はラジオ受信部134の受 信周波数をNo2の周波数に設定する。すなわち 、制御部140は、図13(A)におけるメモリ137のNo2 周波数90MHzを選択し、読み出す。制御部140 、ラジオ受信部134に周波数を90.0MHzとする指 を行うコマンドを送信する。これにより、 ジオ受信部134はNo2の周波数にセットされる 制御部140は、制御部20に周波数情報を送信 る。よって、図11(B)のように、表示部11には 波数として90.0MHzが表示される。以上により リード処理が完了する。その後、終了する。

 ステップS22において、Yesの場合、つまり 作ボタンが押下されている時間が所定時間 上の場合、対応する操作ボタン221から226は 押しされている。この場合、制御部140はラ オ受信部134に以下のライト処理を行わせる( ステップS24)。すなわち、メモリ137の対応す Noの周波数として現在の周波数を書き込む。 つまり、現在の周波数を対応するNoに登録す 。例えば、図11(C)のように、周波数が85.0MHz 放送を受信しているときに操作ボタン221が 押しされた場合、制御部140は、図13(B)のよ に、No1の周波数を85.0MHzに変更する。その後 終了する。

 このように、ラジオモードの場合、制御 140は、選択された制御内容(例えば、各周波 数のライト処理、リード処理)に基づいて、 ジオ受信部134を制御するラジオ情報(例えば 周波数)を記憶または選択することができる 。このように、制御内容は、制御部140が被制 御部を制御する具体的な内容である。また、 ラジオ情報は、ラジオ放送を受信するための 情報であり、周波数や、FM、AM等の受信モー 等である。

 さらに、操作信号が入力されている間の 間を検出し、検出された時間が所定時間以 であればラジオ情報(例えば、周波数)の記 を行い、検出された前記時間が所定時間以 であればラジオ情報の選択を行うことがで る。

 次に、制御部140のCDモードにおける制御 説明する。図10のステップS50において、制御 部140はCDモード選択の指示を受信する。ステ プS52において、制御部140はCDモードを示す ード情報をメモリ137に記憶する。その後、 テップS54において、制御部140はCDモードの制 御を行う。ステップS56において、制御部140は 、表示部11にCDモードの画面を表示する。図15 は、ポータブル機器10の表示部11に表示され CD再生部135を制御するための画面(以下、CD操 作画面)の例である。

 図15に示すように、ラジオ操作画面に表 されていた操作ボタン221から226は、CD再生に 関する操作を行うための操作ボタン221から226 として表示されている。操作ボタン221は、再 生されている1曲前の曲頭から再生させる「 曲スキップボタン」として、操作ボタン222 、再生中の曲を巻き戻しするための「早戻 ボタン」として、操作ボタン223は、曲の再 と一時停止を行う「再生/一時停止ボタン」 して、操作ボタン224は、再生中の曲を停止 せる「停止ボタン」として、操作ボタン225 、再生中の曲を早送りするための「早送り タン」として、操作ボタン226は、再生中の1 曲後の曲頭から再生させる「後曲スキップボ タン」として表示される。

 図16は、CDモードにおける制御部140の動作 を示すフローチャートである。図14のステッ S10において、制御部140がCDモードと判断し 場合、制御部140は、操作信号に基づき、操 ボタン221から226のいずれかがオンかを判断 る(ステップS32)。Noの場合、ステップS32に戻 。操作ボタン223以外の操作ボタンがオンの 合、制御部140は、操作ボタンに対応する制 を行う(ステップS46)。例えば、操作ボタン22 1が押下された場合、制御部140は、CD再生部135 に、再生されている1曲前の曲頭から再生さ るコマンドを送信する。その後、終了する

 ステップS32において、操作ボタン223がオ の場合、制御部140はタイマーをスタートさ る(ステップS34)。制御部140は、操作ボタン22 3がオフかを判断する(ステップS36)。Noの場合 ステップS36に戻る。Yesの場合、制御部140は タイマーの時間を取得する(ステップS38)。 御部140は、取得した時間が所定時間以上か 判断する(ステップS40)。Noの場合、制御部140 CD再生部135に再生のコマンドを送信する(ス ップS42)。Yesの場合、制御部140はCD再生部135 ポーズ(一時停止)のコマンドを送信する(ス ップS44)。その後、終了する。

 このように、CDモードにおいては、操作 タン221、222、223~226は、短押しまたは長押し は関係なく、操作ボタンが押下されると、 御部140は対応する制御をCD再生部135に対し う。一方、操作ボタン223が押下されると、 御部140は、短押しまたは長押しかにより、 なる制御をCD再生部135に対し行う。

 図9から図16を用い説明したように、車載 器100の制御部140は、ポータブル機器10から 操作信号が入力された場合、複数のモード( ジオモード及びCDモード)のうち現在のモー (ラジオモードまたはCDモード)と操作信号と に基づいて制御内容(ラジオ受信部134の各周 数におけるライト処理、リード処理、また CD再生部135の再生、ポーズ等)を選択して、 択された制御内容に基づいて現在制御して る被制御部(ラジオ受信部134またはCD再生部13 5)にコマンドを送信する。これにより、現在 御している被制御部を制御する。

 このような制御により、ポータブル機器1 0の制御部20は、操作画面がラジオ操作画面か CD操作画面かによらず、表示部11に表示され 操作ボタン221から226に対応する操作信号を 載機器100に送信すればよい。例えば図12のよ うに、操作ボタン221から226の押下に対応しロ ーレベルまたはハイレベルを操作信号とする ことができる。車載機器100の制御部140は被制 御部に対応したモードと操作信号とに基づき 、制御内容を選択することができる。このよ うに、操作信号を被制御部によらず共通に用 いることにより、ポータブル機器10から車載 器100への操作信号の数を削減することがで る。実施例1では、操作信号の数を操作ボタ ンの数と同じ6個とすることができる。

 また、制御部140は、図14のステップS22か S26、図15のステップS40からS44のように、操作 信号が入力されている間の時間を検出し、検 出された時間に応じて被制御部を制御する制 御内容を選択することができる。これにより 、操作信号の数は増やさず、車載機器100の制 御部140が非制御部に対して行う制御の種類を 増加させることができる。

 実施例1では、車載機器100内の被制御部と してのラジオ受信部134とCD再生部135とを記載 ているが、この他、DVDを再生するDVD再生部 MDを再生するMD再生部、USB等の外部インター フェース部を介して接続される再生機器等を 再生する外部機器再生部、VICS情報やシリウ 情報等の交通情報を受信して交通情報受信 、デジタル信号を受信するデジタル通信受 部、RDS-TMC部、ナビゲーションに関する制御 行うナビ制御部を車載機器100に設けて被制 部としてもよい。

 実施例1では、図9に示すように、使用者 車載機器100の操作部132を操作することで操 部132から車載機器100の制御部140に送信され 信号(以下、車載機器側信号と称す)と、使用 者がポータブル機器10の操作部12を操作する とでポータブル機器10の制御部20から車載機 100の制御部140に送信される信号(以下、ポー タブル機器側信号と称す)と、は異なる信号 ある。車載機器100の制御部140には、車載機 側信号を変換する車載機器側変換部300と、 ータブル機器側信号を変換するポータブル 器側変換部301と、が設けられている。これ の車載機器側変換部300、ポータブル機器側 換部301を介すことで車載機器側信号とポー ブル機器側信号とが同じ信号に変換されて 車載機器100の制御部140は、前記同じ信号と ード(例えば、ラジオモード、CDモード等)と 応じて、ラジオ受信部134やCD再生部135等の 制御部にどのような処理を行うか判断して 被制御部を制御する。

 これに対して、車載機器側信号とポータ ル機器側信号とが同一の信号となるように 成されていてもよく、この場合は、車載機 100の制御部140に車載機器側変換部300とポー ブル機器側変換部301とを別途に設ける必要 なく、車載機器側信号とポータブル機器側 号とを制御部140が処理できる信号として変 する変換部をひとつ設けるだけで構成する とができる。

 このような構成によれば、車載機器100の 御部140に変換部をひとつ設けるだけでよい で、車載機器100の制御部140を簡単に構成す ことができる。また、車載機器100の操作部1 32とポータブル機器10の制御部20とは同一の信 号を車載機器側の制御部140に送信する構成と していることで、制御部140はいずれの信号に 対しても同一の処理を行うことができる。し たがって、ポータブル機器10の構成が簡単と る。

 実施例1において、携帯装置としてナビゲ ーション機器であるポータブル機器10を例に 明したが、携帯装置はナビゲーション機器 外の電子機器でもよい。なお、ナビゲーシ ン機器とは、地図情報上に自車両の位置を 示して、使用者によって、目的地が設定さ た場合には目的地までの経路案内を行う電 機器である。

 図5では、車載機器100にCD再生部135が設け れているが、光ディスク記憶媒体再生部と て、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、ブルーレイ レーヤまたはHD-DVDを設けた構成でもよい、 載機器100がDVDプレーヤを設けている場合に 、DVDの動画情報をポータブル機器10に再生す る構成としてもよい。

 ポータブル機器10はワンセグTVチューナを 有し、車載機器100はフルセグTVCチューナを有 してもよい。この場合、ポータブル機器10装 時には、ワンセグTVチューナを使用するか フルセグTVCチューナを使用するかを選択す ことができる。あるいは、自動的にフルセ TVCチューナに切り換わる構成でもよい。

 また、実施例1の図5の車載機器100では、VI CS情報等の道路情報を路車間通信により受信 る道路情報受信部を省略して記載したが、 際は車載機器100は、道路情報受信部を有し いる。

 ポータブル機器10は、地図データ記憶部 有してもよく、地図データ記憶部は、フラ シュメモリ等の不揮発性メモリ、1.8インチ の小型ハードディスク等で構成されていて よい。また、これらは、脱着可能なICメモリ カード(SDカード、ミニSD、メモリスティック たはコンパクトフラッシュ(登録商標)等)、 ード型のHDD(マイクロドライブ)で構成され いてもよい。

 以上、本発明の好ましい実施例について 述したが、本発明は係る特定の実施例に限 されるものではなく、特許請求の範囲に記 された本発明の要旨の範囲内において、種 の変形・変更が可能である。