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Patent Searching and Data


Title:
ELECTRONIC DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/146798
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide an electronic device which has a reduced number of part items, such as a light guide member and a light source, and guides light by simple configuration from a light source to a distant discretionary portion to be illuminated. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] An upper case (10) for covering an outer cover is formed of a transparent resin having excellent light transmissivity, and the surface of the upper case is covered with a reflection film (11a) coated with a metal. A thick section (12a) is formed at the periphery of the upper case (10), a recessed curved surface (12b) is formed on the end surface of the thick section, and a light source (31) whereupon a substrate (30) is mounted is arranged to face the curved surface (12b). Light outputted from a light source (31) is taken into the thick section (12a) through the recessed curved surface (12b), guided into the upper case (10), and made to reach an upper surface (11) of the upper case (10) to brightly illuminate first and second sections (15a, 15b) to be illuminated on the upper surface (11). Since the upper case (10) functions also as a light guide member, and furthermore, a light source is not required to be arranged for each portion to be illuminated, the number of part items can be reduced.

Inventors:
HAYAMA TSUYOSHI (JP)
ISHIDA HIDEYUKI (JP)
AIHARA MASAMI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/059677
Publication Date:
December 04, 2008
Filing Date:
May 26, 2008
Export Citation:
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Assignee:
ALPS ELECTRIC CO LTD (JP)
HAYAMA TSUYOSHI (JP)
ISHIDA HIDEYUKI (JP)
AIHARA MASAMI (JP)
International Classes:
F21V8/00; H01H36/00; F21Y101/02
Foreign References:
JP2003016865A2003-01-17
JP2004311219A2004-11-04
JP2004186131A2004-07-02
JP2004319164A2004-11-11
JP2003272428A2003-09-26
JPH11316553A1999-11-16
Attorney, Agent or Firm:
NOZAKI, Teruo et al. (1-21-11 Higashi-Ikebukuro Toshima-k, Tokyo 13, JP)
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Claims:
 外面に照光部を有する筐体と、前記筐体の内部に光源を備えた電子機器において、
 前記筐体の少なくとも一部は、光源から入射した光を前記照光部に導くことが可能な導光部とされており、前記筐体の端面に光が入射する入射部が設けられていることを特徴とする電子機器。
 前記入射部は前記端面に形成された凹曲面であり、この凹曲面に光源が対向配置される請求項1記載の電子機器。
 前記入射部の板厚寸法が、前記筐体の他の部分の板厚寸法よりも厚く形成される請求項1記載の電子機器。
 前記導光体の少なくとも表面側には反射膜が形成されており、この反射膜に前記照光部が形成されている請求項1に記載の電子機器。
 前記反射膜がメタリック塗装で形成される請求項4記載の電子機器。
 前記筐体を形成する一方の面とこれに隣接する他方の面とが交差する部分に、傾斜面またはR面が設けられている請求項1に記載の電子機器。
 前記筐体は、上ケースと下ケースとを有するものであり、
 前記光源は、前記筐体内の前記上ケースと前記下ケースとの間に設けられた基板上に搭載された発光素子であり、
 前記上ケースと前記下ケースの少なくとも一方の端面に設けられた入射部と前記基板上の発光素子とが対向配置される請求項1に記載の電子機器。
 前記発光素子と前記入射部とが対向配置された部分から前記筐体の外部に光が漏れないよう、前記上ケースと前記下ケースがかみ合う形状に形成されている請求項7に記載の電子機器。
 前記導光体の内面に静電センサが設けられる請求項1に記載の電子機器。
 前記静電センサが、前記導光体の内側の面で且つ前記照光部と対応する位置に設けられている請求項9に記載の電子機器。
 前記照光部と対向する導光体の内側の面に、光拡散部材が設けられている請求項1に記載の電子機器。
 前記光拡散部材が、光拡散剤または蛍光剤を含有する粘着テープである請求項11記載の電子機器。
 前記光拡散部材が、白色のPETシートである請求項11記載の電子機器。
Description:
電子機器

 本発明は、携帯電話機をはじめとする各 の電子機器に係わり、特に電子機器の外面 覆う筐体に導光機能を持たせた電子機器に する。

 特許文献1には、電子機器として、内部の 光源に対向する突出部を備えた導光管を備え た携帯用通信機に関する発明が記載されてい る。

 この携帯用通信機では、光源から放たれ 光が突出部から導光管の内部に進入し、こ 導光管を通じて第1の表示面と第2の表示面 明るく表示できるようになっている。

 また特許文献2には、発光ダイオードから出 射された光を、フランジ部材の内部において 2回屈折して光学表示部へ導光するようにし パネル表示装置に関する発明が記載されて る。

特開平7-222224号公報

特開2004-361664号公報

 しかし、上記特許文献1に記載のものでは 、別部材として形成された導光管を筐体に設 ける必要がある。このため、部品コストを低 減しにくく、組立て作業が複雑となりやすい 。

 特に、光源の配置に合わせて突出部を形 する構成であるため、導光管の形状が複雑 しやすく、それに伴って製造コストが増大 やすいという問題がある。

 また上記のように突出部を光源に対向配 させる構成のものでは、光を導光管の中に き難い構成であり、光源から放たれた光の ち突出部を介して導光管の内部に案内され 量は、導光管の外部に逃げ出す量よりも少 いという問題、すなわち損失が大きいとい 問題がある。

 また特許文献2に記載されたものでは、光 学表示部までの導光路上に所定の角度からな る反射部を複数形成する必要がある。しかし 、電子機器の形状はデザイン性の重視などの 観点か制約が伴う場合が多く、反射部を所定 の角度で形成することが難しい。このため、 反射部の数が増えて導光部材の形状が複雑化 しやすく、それに伴って製造コストが増大し やすいという問題がある。

 本発明は上記従来の課題を解決するため ものであり、ケースが導光体を兼ねること 導光部材や光源などの部品点数を減らすこ ができ、且つ簡単な構成で光源から離れた 意の照光部へ光を導くことを可能とした電 機器を提供することを目的としている。

 また本発明は、光源から出射された光の 用効率を高めて照光部を明るく照らし出せ ようにした電子機器を提供することを目的 している。

 さらに本発明は、指示部を示す照光部に 電センサを備えた電子機器を提供すること 目的としている。

 本発明は、外面に照光部を有する筐体と、 記筐体の内部に光源を備えた電子機器にお て、
 前記筐体の少なくとも一部は、光源から入 した光を前記照光部に導くことが可能な導 部とされており、前記筐体の端面に光が入 する入射部が設けられていることを特徴と るものである。

 本発明では、少なくとも筐体の一部が導 体を兼ねた構成であり、筐体とは別部材で 光部材を用意する必要がないため、部品点 を減らすことができ、コストを低減するこ ができる。

 上記において、前記入射部は前記端面に 成された凹曲面であり、この凹曲面に光源 対向配置されるものが好ましい。

 上記手段では、光源から出射された光を 率良く導光体の内部に取り込むことができ 。このため、利用効率を高めることが可能 なる。

 また前記入射部の板厚寸法が、前記筐体 他の部分の板厚寸法よりも厚く形成される のが好ましい。

 上記手段では、板厚寸法の厚い部分に光 に対向する入射部を確実に形成することが きる。

 また前記導光体の少なくとも表面側には 射膜が形成されており、この反射膜に前記 光部が形成されているものが好ましい。

 上記手段では、外部への光の洩れを防止で るため、導光体を通じて光源から遠方の位 に設けられた照光部まで光を効率良く導く とができる。
 また前記反射膜がメタリック塗装で形成さ るものが好ましい。

 上記手段では、導光体内部を伝搬する光 反射効率を高めることができる。このため 光の損失を低減することができる。

 さらには、前記ケースを形成する一方の とこれに隣接する他方の面とが交差する部 に、傾斜面またはR面が設けられているもの が好ましい。

 上記手段では、光を傾斜面またはR面に沿 って適度に反射しながら伝搬させることがで きる。

 さらには、前記発光素子と前記入射部と 対向配置された部分から前記筐体の外部に が漏れないよう、前記上ケースと前記下ケ スがかみ合う形状に形成されているものが ましい。

 このような形状としては、例えば上ケー の下縁部と下ケースの上縁部にそれぞれ段 が好ましく、段差どうしの噛み合いにより 筐体の外部に光が漏れることを防止するこ が可能となる。

 例えば、前記ケースは、上ケースと下ケ スとを有するものであり、前記上ケースと 記下ケースとの間に前記発光素子が搭載さ た基板が設けられており、前記基板上の発 素子と前記上ケースと前記下ケースの少な とも一方の端面に設けられた凹曲面とが対 配置されるものとして構成される。

 また前記導光体の内面に静電センサが設 られるものが好ましく、この場合、前記静 センサが、前記導光体の内側の面で且つ前 照光部と対応する位置に設けられているも で好ましい。

 上記手段では、照光部を電子機器に対す 入力操作位置を示す指示部として利用する とが可能となる。

 また前記照光部と対向する導光体の内側 面に、光拡散部材が設けられているものが ましく、この場合、前記光拡散部材は、光 散剤または蛍光剤を含有する粘着テープ、 たは前記光拡散部材が、白色のPETシートで るものが好ましい。

 上記手段では、照光部の近傍で光拡散剤 より光を乱反射させ、あるいは蛍光するこ により、照光部の明るさを増すことが可能 なる。

 また粘着テープの場合には、静電センサ 形成する電極と導光体との間の固定をも兼 ることができる。

 本発明では、ケースが導光体を兼ねるこ で部品点数を減らすことができるとともに 電子機器の組立て工程を容易化することが きる。

 また簡単な構成で光源からの光を遠く離れ 照光部へと導くことが可能となる。
 また光源から出射された光を効率良く利用 ることが可能となるため、照光部を明るく らし出すことが可能となる。

 さらに本発明は、指示部を示す照光部に 電センサを備えた電子機器を提供すること できる。

 図1は本発明の実施の形態として電子機器 の筐体を示す斜視図、図2は図1の分解斜視図 図3は図1の一部を部分的に拡大して示す斜 図、図4は筐体の内部を拡大して示す斜視図 図5は筐体を図1の5-5線で切断した場合に相 する部分断面図である。

 以下に実施の形態に示す電子機器は、例 ば携帯電話機などの通信機、ゲーム機、PDA デジタルカメラなどである。

 図1に示すように、電子機器は、上ケース 10と下ケース20からなる筐体1を有している。 ケース10は、液晶表示装置2が設けられた上 11と、四方を取り囲むように設けられた側 12(個別に12A,12B,12C,12Dとして示す。)を有して る。また上ケース10は上面11と四つの側面12 の間には、これらを連結する斜面13やR面14 どを有している。これら複数の面を有する ケース10は、光透過率が80%以上など透明性に 優れた樹脂、例えばアクリル樹脂、ポリカー ボネイトなどを用いて一体的に形成されてい る。

 なお、上ケース10は、必ずしも全ての面 透明な樹脂で形成されている必要はなく、 の一部に透明な樹脂を使用した構成であっ もよい。いずれにしても透明な樹脂を使用 た部分は、光を透過させる導光体ないしは 光部材として機能することが可能である。

 前記上ケース10の表面には、光を反射さ る反射膜11aが形成されている(図5参照)。な 、上ケース10のうち、透明な樹脂(導光体)が のまま表出している枠形状の部分(図3にハ チングで示す部分)が、筐体1内の光が外に洩 れる照光部15として機能する部分である。

 前記照光部15のうち、斜面13又はR面14に設 けられているのが第1の照光部15aであり、上 11に設けられているのが第2の照光部15bであ 。なお、照光部15(第1の照光部15aおよび第2の 照光部15b)は、上記のような枠形状であるも に限られるもではなく、視覚的に照光部15の 位置を特定することができる形状であれば、 丸や四角、あるいは図形、記号などどのよう な形状で形成されていてもよい。

 反射膜11aは、上ケース10の表面に例えば タリック塗装を施すことにより形成するこ ができ、このとき所定のマスクを被せた上 塗装することで照光部15を同時に形成するこ とが可能である。

 筐体1の底部側には下ケース20が設けられ 。下ケース20の側面の上縁部には、内部に 出する支持部21が一体的に形成されている( 5参照)。支持部21は、下ケース20の上縁部に1 にわたり連続的に周設された構成であって よいし、間隔を空けて部分的に形成された 成であってもよい。

 また下ケース20は透明あってもよいし、 透明であってもよい。あるいは透明な部分 非透明な部分を合わせ持つ構成であっても い。下ケース20が透明な部分を有する場合に は、上ケース10と同様の透明な樹脂で形成す ことができる。なお、下ケース20が不透明 ある場合には、通常の不透明な樹脂ケース 金属ケースを採用することも可能である。

 図2に示すように、前記上ケース10と下ケ ス20との間には基板30が設けられている。基 板30の上には、CPUやメモリなど電子機器とし の機能を達成するための各種の電子部品が 載されている(図示せず)。特に、基板30の縁 部の複数の箇所には、光源31として機能する 光素子(LEDなど)が固定されている。

 図5に示すように、複数の光源(発光素子)3 1等を搭載した基板30は、下ケース20の支持部2 1に載置される。前記上ケースの縁部と前記 ケースの縁部には互いに噛み合う段差がそ ぞれ形成されている。そして、上側から上 ース10の縁部を下ケース20の縁部に嵌め込み 前記段差どうしを噛み合わせることにより 内部に基板30を備えた電子機器が一体的に み立てられる。これにより、光源31から発せ られた光が、上ケース10と下ケース20との噛 合い部分を介して筐体1の外部に洩れ出るこ を防止できる。

 図4、図5に示すように、上ケース10の側面 12で、且つ光源31と対向する部分には、側面12 の板厚寸法を、その他の標準的な板厚寸法よ りも部分的に厚く形成した肉厚部12aが一体形 成されている。この肉厚部12aの下側(Z2側)の 面には、上方(Z1方向)に向かって凸となる円 状の凹曲部12bが形成されている。

 この凹曲部12bには、基板30Aに搭載された 源31が対向配置されている。すなわち、光 31は凹曲部12bの内側に設けられている。光源 31から放たれた光は、そのほとんどが凹曲部1 2bに達すること可能である。このため、光を の凹曲部12bを介して肉厚部12aの中に高い入 効率にて入射させることが可能である。ま 肉厚部12a内に入射した光は、肉厚部12aを介 て、これに連続する上ケース10の内部に導 ことが可能となる。すなわち、凹曲部12bは 光源31から放出された光を上ケース10の内部 導く入射部として機能している。

 上ケース10の内部に入射した光は、透明 樹脂で形成された上ケース10自体を導光路と してその内部を進行する。このとき、上ケー ス10は導光体として機能している。そして、 は上ケース10の表面上の前記反射膜11aが形 されていない部分である照光部15a,15bに達す と、この第1,第2の照光部15a,15bから筐体1の 部に漏れ出す。このため、筐体1の外部から 、筐体1の全体のうち第1,第2の照光部15a,15b 形成された部分が明るく照らし出される。 って、第1,第2の照光部15a,15bの位置を明確に 識することが可能である。すなわち、上ケ ス10は、光源31から出射された光を、光源31 ら離れた箇所(第1,第2の照光部15a,15b)まで伝 する導光部材として機能する。なお、第1, 2の照光部15a,15bを文字、図形又は記号等で形 成しておくと、当該文字等を明るく表示する ことが可能である。

 このように、本願発明では、電子機器の 装を覆う筐体1の上ケース10が導光部材とし 機能し、別部材として導光部材を用意する 要がない。よって、部品点数を低減するこ ができ、コストを低廉化することが可能で る。しかも、光源31を基板30の縁部に配置す ることができるため、多数の光源31が基板30 中央部を占拠することがなくなる。このた 、CPUやメモリなど重要な電子部品を、基板30 の中央部に自由に配置することが可能となる 。

 図5に示すように、上面11と側面12Aとの間 、互いに直交する関係にある2つの面(壁)ど しが直接的に連結される関係ではなく、こ らの間に斜面13またはR面14を介在させた状 で連結される構成である。このため、上ケ ス10の内部を進行する光は、斜面13やR面14上 反射膜11aにおいて適度に反射されながら効 よく上ケース10の上面11側に向かって進行す ることが可能である。このため、斜面13やR面 14に設けられた第1の照光部15aだけではなく、 上ケース10の上面11に設けられた第2の照光部1 5bについても、明るく照らし出すことが可能 ある。

 ここで、メタリック塗装とは白、黒、赤 ような単色且つ絶縁性の塗料(ソリッド塗料 )の中に、光反射用の金属粒子を分散させた 態で混合して形成された塗料である。なお 塗料に混ぜた金属粒子の酸化を防ぐため、 タリック塗装の上にクリア塗装を施したも であってもよい。

 また反射膜11aはメタリック塗装でなくと 、例えば上ケース10の内面に光拡散剤また 蛍光剤を含有する半透明の不織布や粘着テ プ、または白色のPETシートなどからなる光 散部材を貼り付けるようにした構成であっ もよい。この場合には、光を拡散または蛍 することで、上記同様に第1,第2の照光部15a,1 5bを明るく照らし出すことができる。

 このような反射膜11aは、上ケース10の内 に、全面的に設けた構成であってもよいし 第1,第2の照光部15a,15bと対向する箇所に部分 に設けた構成であってもよい。少なくとも 1,第2の照光部15a,15bと対向する箇所に反射膜 11aを設けておくと、筐体1内への光の洩れを 止すること、あるいは光が洩れる量を少な することができるようになる。すなわち、 の利用効率を高めることが可能となるため さらに第1,第2の照光部15a,15bの明るさを高め ことが可能である。さらには、光を光源31 ら離れたより遠くの場所まで伝達すること 可能となる。

 このような第1,第2の照光部15a,15bは、電子 機器に対する入力操作位置を示す指示部とし て利用することが可能である。図5に示すも では、上ケース10の内面で、且つ第1,第2の照 光部15a,15bと対向する位置に、静電センサ40が それぞれ設けている。静電センサ40は、例え 薄い銅板などからなる金属製の電極41で形 され、上ケース10の内面に貼り付けられてい る。

 操作者の指Fが、前記照光部15の表面に当 すると、指Fと電極41とが対向する部分に静 容量Cが形成され、指Fを離すと静電容量Cが 滅する。このため、電極41に所定の検出信 を印加して静電容量Cの変化を検出すること より、操作者の指Fが照光部15に触れたか否 、すなわち入力操作があったか否かを検出 るスイッチとして利用できる。すなわち、 電容量Cの検出の有無に基づいて、スイッチ の切り換わり(ON/OFF操作)を検出することが可 となる。

 この場合に、前記電極41は、上ケース10の 内面に直に貼り付けてもよいが、例えば内面 との間に光拡散剤または蛍光剤を含有する半 透明な不織布や粘着テープを用いて貼り付け るようにすると、上記のように照光部15を明 く照らすとともに静電センサを形成するこ ができる。さらには指Fと電極41とが対向す 部分の誘電率の値が大きくなるため、静電 量Cが大きくなる。このため、検出される静 電容量Cの変化量も大きくできるため、スイ チの切り換わりの検出精度を高めることが 能となる。

 上記実施の形態では、上ケース10側にの 導光機能を持たせた場合について説明した 、本発明はこれに限られるものではなく、 ケース20側にも同じような導光機能を持たせ ることも可能である。

本発明の実施の形態として電子機器の 体を示す斜視図、 図1の分解斜視図、 図1の一部を拡大して示す斜視図、 筐体の内部を拡大して示す斜視図、 筐体を図1の5-5線で切断した場合に相当 する部分断面図、

符号の説明

1 筐体
10 上ケース
11 上面
12,12A,12B,12C,12D 側面
12a 肉厚部
12b 凹曲部
13 斜面
14 R面
15,15a,15b 照光部
20 下ケース
21 支持部
30 基板
31 光源(発光素子)
40 静電センサ
41 電極