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Title:
ELECTRONIC PRICE TAG DEVICE, POP DEVICE, MANAGEMENT SYSTEM FOR ELECTRONIC PRICE TAG DEVICE, AND CONTROL METHOD AND PROGRAM FOR MANAGEMENT SYSTEM FOR ELECTRONIC PRICE TAG DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/026303
Kind Code:
A1
Abstract:
When an electronic tag device is used assembled to a POP panel, there is a possibility that the content of advertisement on the POP panel and a price displayed on the electronic price tag device do not correspond to each other. In such a case, it can happen that the discrepancy is left uncorrected until shop personnel realize it. To solve such a problem, an electronic price tag device (1) of the invention has detection elements (SW1-SW3). A projection/recess section (33) is formed on the POP panel (30), at a position facing a detection section (16) when the electronic price tag device (1) is assembled to the POP panel (30). The shape of the projection/recess section (33) varies depending on the type of POP panel. Information on the type of POP panel is outputted to a display (4), and this information is based on a signal outputted from the detection elements (SW1-SW3) engaged with the projection/recess section (33).

Inventors:
MINOWA MASAHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/000595
Publication Date:
March 06, 2008
Filing Date:
June 04, 2007
Export Citation:
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Assignee:
SEIKO EPSON CORP (JP)
MINOWA MASAHIRO (JP)
International Classes:
A47F5/00; G06Q30/00; G07G1/01
Foreign References:
JPH0346696A1991-02-27
JP2000287798A2000-10-17
US5448226A1995-09-05
Attorney, Agent or Firm:
OCHIAI, Minoru (Itopia-Hashimoto Building11-9, Iwamotocho 2-chom, Chiyoda-ku Tokyo 32, JP)
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Claims:
 少なくとも商品の価格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可能に構成した電子値札装置であって、前記POPパネルのパネル識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果である前記POPパネルの種別を出力する出力部とを備えることを特徴とする電子値札装置。
 前記検出部は検出素子を備え、該検出素子は前記POPパネルに備えられたパネル識別部と係合してオン信号若しくはオフ信号を出力し、該オン信号若しくはオフ信号に基づき当該POPパネルの種別を判別する、ことを特徴とする請求項1に記載の電子値札装置。
 前記出力部は中央管理装置へ前記検出部で検出されたPOPパネルの種別を送信する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子値札装置。
 前記検出部は複数の検出素子を有し、前記POPパネルの種別とともに、装着の有無も検出可能に構成されたことを特徴とする請求項2に記載の電子値札装置。
 検出部を備えた電子値札装置が組付けられるPOPパネルであって、前記電子値札装置が組付けられた状態で前記電子値札装置の検出部に対向する位置にパネル識別部が設けられているPOPパネル。
 前記電子値札装置の検出部のセンサーは機械的なスイッチであり、前記パネル識別部は前記スイッチと係合して該スイッチをオン状態若しくはオフ状態とする凹凸部である、ことを特徴とする請求項5に記載のPOPパネル。
 少なくとも商品の価格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可能に構成した電子値札装置と、
 当該電子値札装置に対応する商品の価格情報を送信する機能を有するホスト装置と、
 を備えた電子値札装置の管理システムにおいて、
 前記電子値札装置は、前記POPパネルのパネル識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果である前記POPパネルの種別を送信する送信部と、を備え、
 前記ホスト装置は、前記電子値札装置の種別を指定する指定部と、前記電子値札装置から受信した前記POPパネルの種別と指定した前記電子値札装置の種別とを比較する比較部と、これらの整合性が取れない場合に警告を表示する警告表示部と、を備えたことを特徴とする電子値札装置の管理システム。
 少なくとも商品の価格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可能に構成した電子値札装置と、
 当該電子値札装置に対応する商品の価格情報を送信する機能を有するホスト装置と、
 を備えた電子値札装置の管理システムにおいて、
 前記ホスト装置は、前記電子値札装置の種別と価格を指定する指定部と、指定した当該電子値札装置の種別と価格を送信する送信部と、を備え、
 前記電子値札装置は、前記POPパネルのパネル識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果である前記POPパネルの種別と前記ホスト装置から受信した前記電子値札装置の種別とを比較する比較部と、これらが一致する場合には受信した前記価格を表示し、一致しない場合には警告を表示する表示部と、を備えたことを特徴とする電子値札装置の管理システム。
 前記電子値札装置は、前記比較部の比較結果により前記POPパネルの種別と前記電子値札装置の種別とが一致しない場合、その比較結果を発信する発信部を更に備え、
 前記ホスト装置は、前記電子値札装置から発信された前記比較結果を表示する表示部を更に備えたことを特徴とする請求項8に記載の電子値札装置の管理システム。
 少なくとも商品の価格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可能に構成した複数の電子値札装置と、
 当該複数の電子値札装置に対応する商品の価格情報を含む商品情報を送信する機能を有するホスト装置と、
 を備えた電子値札装置の管理システムにおいて、
 前記POPパネルは、それ自身の表示内容に対応した種別情報を示すパネル識別部を有し、
 前記電子値札装置は、前記商品情報を含む制御データを前記ホスト装置から受信するデータ受信部と、少なくとも前記商品情報に含まれる前記価格情報を表示する表示部と、前記POPパネルのパネル識別部を検出する検出部と、前記検出部の検出結果である前記POPパネルの有無および種別情報を含むステータス情報を前記ホスト装置へ出力するデータ送信部と、を有し、
 前記ホスト装置は、少なくとも前記電子値札装置の個々の価格情報と価格属性情報とを対応して格納する価格データ記憶部と、前記電子値札装置に前記商品情報を含む制御データを送信する制御データ送信部と、前記電子値札装置から前記ステータス情報を取得するステータス情報取得部と、前記ステータス情報に基づいて、前記POPパネルの種別情報に対応する商品情報を前記電子値札装置に送信する更新商品情報出力部と、を備えることを特徴とする電子値札装置の管理システム。
 前記ホスト装置は、更に、前記ステータス情報に含まれるPOPパネルの前記種別情報と前記価格属性情報とを照合するPOPパネル照合部を備え、
 前記POPパネル照合部は、前記種別情報と前記価格属性情報との整合性が取れないとき、情報更新指令を出力し、当該情報更新指令に従って、前記更新商品情報出力部が前記商品情報を所定の電子値札装置に送信することを特徴とする請求項10に記載の電子値札装置の管理システム。
 少なくとも商品の価格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可能に構成した複数の電子値札装置と、
 当該複数の電子値札装置に対応する商品の価格情報を含む商品情報を送信する機能を有するホスト装置と、
 を備えた電子値札装置の管理システムの制御方法において、
 前記POPパネルの有無および種別を検出するステップと、
 検出された前記POPパネルの有無および種別の情報を含む前記電子値札装置のステータス情報を取得するステップと、
 前記取得したステータス情報に基づいて、前記POPパネルの種別情報に対応する商品情報を前記電子値札装置に送信するステップと、
 を有する電子値札装置の管理システムの制御方法。
 コンピュータに、請求項12に記載の電子値札装置の管理システムの制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム。
Description:
電子値札装置、POP装置、電子値 装置の管理システム、電子値札装置の管理 ステムの制御方法及びプログラム

 この発明は、電子値札装置、POP装置、電 値札装置の管理システム、電子値札装置の 理システムの制御方法及びプログラムに関 る。

 この電子値札装置はホスト装置へ無線、若 くは有線で結合されており、ホスト装置か 指令された価格その他の情報を表示する。
 電子値札装置は一般的に小型であり、価格 表示だけでは人目に付きにくい。そこで、 子値札装置をPOPパネルへ組付けて使用する とが多い。POPパネルには、例えば特売品、 すすめ品、タイムサービス品等の人目を引 任意の広告が表記されている。
 POPパネルへ電子値札装置を組付けて使用す 際、POPパネルの広告内容と電子値札装置に 示される価格とが整合しないおそれがある 例えば、特売品を表示するPOPパネルへおす め品の価格表示をする電子値札装置を組付 てしまうことがある。
 このようなミスを防止するため、その表示 にPOP広告種別を表示する電子値札装置が提 されている(特許文献1参照)。この電子値札 置の表示がPOPパネルの内容と一致している 否かを目視で確認可能とすることにより、P OPパネルと電子値札装置との組合せの整合を っている。

特開2004-361729号公報

 しかしながら、電子値札装置の表示部は 面積であるので、そこに表示されるPOP広告 別も小さくなる。よってPOPパネルと電子値 装置との組合せを見間違える可能性がある 電子値札装置とPOPパネルとの組合せに異常 あったとしても、店舗現場の担当者が気づ までは放置される。

 この発明は上記課題を解決すべくなされた のであり、その第1の局面は次のように規定 される。即ち、POPパネルへ組付け可能に構成 した電子値札装置であって、POPパネルのパネ ル識別部を検出する検出部と、検出部の検出 結果であるPOPパネルの種別を出力する出力部 とを備えることを特徴とする電子値札装置で ある。
 このように規定される第1の局面の電子値札 装置によれば、電子値札装置の検出部による 検出結果であるPOPパネルの種別が出力部によ り出力される。これにより、電子値札装置と POPパネルとの組合せに不整合があるときには 、その不整合を明らかにすることができる。 よって、POPパネルの表示内容と電子値札装置 に表示の価格との不整合を確実に防止するこ とができる。

 この発明の第2の局面は次のように規定され る。即ち、第1の局面で規定される電子値札 置において、検出部はスイッチを備え、該 イッチはPOPパネルに備えられたパネル識別 と係合してオン信号若しくはオフ信号を出 し、該オン信号若しくはオフ信号に基づき 該POPパネルの種別を判別する。
 このように規定される第2の局面の電子値札 装置によれば、検出部がスイッチを有する構 成としたので、検出部の構成が簡易になる。 よって、電子値札装置を安価に提供可能とな る。

 この発明の第3の局面は次のように規定され る。即ち、第1又は第2の局面で規定される電 値札装置において、出力部は中央管理装置 POPパネルの種別を送信する。
 このように規定される第3の局面の電子値札 装置によれば、電子値札装置とPOPパネルとの 組合せに不整合があったとき、中央管理装置 においてもその不整合を把握することができ る。よって、電子値札装置とPOPパネルとの不 整合を店舗の現場担当者と中央管理装置の管 理者とでダブルチェックすることが可能とな り、POPパネルの表示内容と電子値札装置に表 示の価格との不整合をより確実に防止するこ とができる。

 この発明の第4の局面は次のように規定され る。即ち、第2の局面の電子値札装置におい 、検出部は複数の検出素子を有し、POPパネ の種別とともに、装着の有無も検出可能に 成されている。
 このように規定される第4の局面の電子値札 装置によれば、POPパネルを装着すべきである にもかかわらず装着されていない場合のチェ ックも容易となる。

 この発明の第5の局面は次のように規定され る。即ち、検出部を備えた電子値札装置が組 付けられるPOPパネルであって、電子値札装置 が組付けられた状態で電子値札装置の検出部 に対向する位置にパネル識別部が設けられて いるPOPパネルである。
 このように規定される第5の局面のPOPパネル によれば、検出部を備えた電子値札装置の表 示機能を補強し、効果的な商品情報の表示を 実現できる。

 この発明の第6の局面は次のように規定され る。即ち、第5の局面で規定されるPOPパネル おいて、電子値札装置の検出部は機械的な イッチであり、パネル識別部はスイッチと 合して該スイッチをオン状態若しくはオフ 態とする凹凸部である。
 このように規定される第6の局面のPOPパネル によれば、機械的なスイッチからなる検出部 を有する電子値札装置を有効に作用させるこ とができる。機械的なスイッチからなる検出 部は簡易な構成であるため、電子値札装置自 体を安価に提供可能となる。即ち、このPOPパ ネルによれば安価な電子値札装置の使用を可 能とする。

 上記において、POPパネルはPOP広告の表示部 電子値札装置の取付け部、及びパネル識別 を有する。
 POP広告表示部にはPOP広告の内容、すなわち 客向けのメッセージが表記される。例えば メッセージとしては、特売品、おすすめ品 タイムサービス品等が挙げられる。
 電子値札装置の取付け部は電子値札装置の 成に応じて任意に設計される。実施例ではP OPパネルに開口部を設けてこの開口部へ電子 札装置を嵌め込むようにして着脱自在に取 けているが、POPパネルの表面若しくは周縁 電子値札装置を着脱自在に取付けてもよい
 パネル識別部は、電子値札装置がPOPパネル 取付けられた状態で、電子値札装置の検出 へ対向するように配置される。パネル識別 はPOPパネルの種別を特徴つけることができ ば任意に設計できる。

 この発明の一つの実施例では検出素子とし 機械的なスイッチからなる検出部に対応し 当該スイッチと係合する凹凸部をもってパ ル識別部としている。検出素子として光学 ンサーを用いても当該凹凸部により、ある は反射部材によって、そのオン、またはオ を指定することができる。
 検出部にイメージリーダを用いれば、パネ 識別部に文字、記号、1次元若しくは2次元 ーコードを表記しておくことができる。検 部に磁気センサーを用いる場合には、パネ 識別部に磁気発生部材(永久磁石等)を設ける ことができる。
 かかるPOPパネルの形状及び材質は任意に設 可能である。POPパネルを立体的に形成する ともできる。一つのPOPパネルに2以上の電子 値札装置を取付けることも可能である。また 、一つのPOPパネルに2以上のPOP広告表示部を けることもできる。

 この発明の第7の局面は次のように規定され る。即ち、第7の局面は、少なくとも商品の 格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可 に構成した電子値札装置と、当該電子値札 置に対応する商品の価格情報を送信する機 を有するホスト装置と、を備えた電子値札 置の管理システムにおいて、電子値札装置 、POPパネルのパネル識別部を検出する検出 と、検出部の検出結果であるPOPパネルの種 を送信する送信部と、を備え、ホスト装置 、電子値札装置の種別を指定する指定部と 電子値札装置から受信したPOPパネルの種別 指定した電子値札装置の種別とを比較する 較部と、これらの整合性が取れない場合に 告を表示する警告表示部と、を備えたこと 特徴とする。
 このように規定される第7の局面の電子値札 装置の管理システムによれば、ホスト装置に おいて電子値札装置から受信したPOPパネルの 種別と指定した電子値札装置の種別とを比較 して整合性が取れない場合は警告を出すため 、ホスト装置側で整合性をチェックすること ができる。

 この発明の第8の局面は次のように規定され る。即ち、第8の局面は、少なくとも商品の 格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け可 に構成した電子値札装置と、当該電子値札 置に対応する商品の価格情報を送信する機 を有するホスト装置と、を備えた電子値札 置の管理システムにおいて、ホスト装置は 電子値札装置の種別と価格を指定する指定 と、指定した当該電子値札装置の種別と価 を送信する送信部と、を備え、電子値札装 は、POPパネルのパネル識別部を検出する検 部と、検出部の検出結果であるPOPパネルの 別とホスト装置から受信した電子値札装置 種別とを比較する比較部と、これらが一致 る場合には受信した価格を表示し、一致し い場合には警告を表示する表示部と、を備 たことを特徴とする。
 このように規定される第8の局面の電子値札 装置の管理システムによれば、電子値札装置 において検出部の検出結果であるPOPパネルの 種別とホスト装置から受信した電子値札装置 の種別とを比較して整合性が取れない場合は 警告を出すため、電子値札装置側で整合性を チェックすることができる。

 この発明の第9の局面は次のように規定され る。即ち、第9の局面は、第8の局面で規定さ る電子値札装置の管理システムにおいて、 子値札装置は、比較部の比較結果によりPOP ネルの種別と電子値札装置の種別とが一致 ない場合、その比較結果を発信する発信部 更に備え、ホスト装置は、電子値札装置か 受信した比較結果を表示する表示部を更に えた。
 このように規定される第9の局面の電子値札 装置の管理システムによれば、POPパネルの種 別とホスト装置から発信された電子値札装置 の種別とを比較して整合性が取れない場合は 比較結果を発信するため、電子値札装置側と ホスト側の双方で整合性をチェックすること ができる。

 この発明の第10の局面は次のように規定 れる。即ち、第10の局面は、少なくとも商品 の価格を電子的に表示し、POPパネルへ組付け 可能に構成した複数の電子値札装置と、当該 複数の電子値札装置に対応する商品の価格情 報を含む商品情報を送信する機能を有するホ スト装置と、を備えた電子値札装置の管理シ ステムにおいて、POPパネルは、それ自身の表 示内容に対応した種別情報を示すパネル識別 部を有し、電子値札装置は、商品情報を含む 制御データをホスト装置から受信するデータ 受信部と、少なくとも商品情報に含まれる価 格情報を表示する表示部と、POPパネルのパネ ル識別部を検出する検出部と、検出部の検出 結果であるPOPパネルの有無および種別情報を 含むステータス情報をホスト装置へ出力する データ送信部と、を有し、ホスト装置は、少 なくとも電子値札装置の個々の価格情報と価 格属性情報とを対応して格納する価格データ 記憶部と、電子値札装置に商品情報を含む制 御データを送信する制御データ送信部と、電 子値札装置からステータス情報を取得するス テータス情報取得部と、ステータス情報に基 づいて、POPパネルの種別情報に対応する商品 情報を電子値札装置に送信する更新商品情報 出力部と、を備えることを特徴とする電子値 札装置の管理システムである。

 このように規定される第10の局面の電子値 装置の管理システムによれば、電子値札装 はそれに取り付けられるPOPパネルのパネル 別部を検出して、POPパネルの種別情報を含 ステータス情報をホスト装置へ送信する。 のステータス情報を取得したホスト装置は テータス情報に含まれる有無および種別情 に基づき、更新商品情報を電子値札装置に 信する。この更新商品情報には、検出され POPパネルの種別に応じた価格情報が含まれ 。
 これにより、POPパネルへ不適合な電子値札 置が装着されたとしても、ホスト装置が電 値札装置に表示される価格を自動的に更新 る。よって、POPパネルの広告内容と電子値 装置の表示内容との不整合を、担当者に何 負担をかけることなく、確実に回避し、か これを更新することができる。

 この発明の第11の局面は次のように規定さ る。即ち、第10の局面で規定される電子値札 装置の管理システムにおいて、ホスト装置は 、更に、ステータス情報に含まれるPOPパネル の種別情報と価格属性情報とを照合するPOPパ ネル照合部を備え、種別情報と価格属性情報 との整合性が取れないとき、当該POPパネル照 合部は情報更新指令を出力し、当該情報更新 指令に従って、更新商品情報出力部が商品情 報を所定の電子値札装置に送信する。
 このように規定される第10の局面の電子値 装置の管理システムによれば、POPパネルへ 適合な電子値札装置が装着されたとしても POPパネル照合部は電子値札装置に装着され POPパネルの種別を自動的に照合し、POPパネ の種別情報と価格属性情報との整合性が取 ないとき、両情報に不整合がある旨の信号 ある情報更新指令を更新商品情報出力部に 力する。この情報更新指令に従って、更新 品情報出力部は所定の電子値札装置に商品 報を送信する。商品情報を受信した当該電 値札装置は商品情報に含まれる表示価格を 示する。このように第2の局面の電子値札装 の管理システムによれば、電子値札装置の 示価格を自動的に更新できる。
 よって、POPパネルの広告内容と電子値札装 の表示内容との不整合を、担当者に何ら負 をかけることなく確実に回避し、その表示 更新することができる。

 この発明の第12の局面は次のように規定さ る。少なくとも商品の価格を電子的に表示 、POPパネルへ組付け可能に構成した複数の 子値札装置と、当該複数の電子値札装置に 応する商品の価格情報を含む商品情報を送 する機能を有するホスト装置と、を備えた 子値札装置の管理システムの制御方法にお て、POPパネルの有無および種別を検出する テップと、検出された有無および種別の情 を含む電子値札装置のステータス情報を取 するステップと、取得したステータス情報 基づいて、POPパネルの種別情報に対応する 品情報を電子値札装置に送信するステップ 、を有する電子値札装置の管理システムの 御方法である。
 このように規定される第12の局面の電子値 装置の管理システムの制御方法によれば、 スト装置はPOPパネルの種別情報を取得し、PO Pパネルの種別情報に対応する商品情報を電 値札装置に送信することになる。これによ 、POPパネルへ不適合な電子値札装置が装着 れたとしても、ホスト装置が電子値札装置 表示される価格を自動的に更新する。よっ 、POPパネルの広告内容と電子値札装置の表 内容との不整合を、担当者に何ら負担をか ることなく、確実に回避し、かつこれを更 することができる。

 この発明の第13の局面は次のように規定さ る。即ち、少なくとも商品の価格を電子的 表示し、POPパネルへ組付け可能に構成した 数の電子値札装置と、当該複数の電子値札 置に対応する商品の価格情報を含む商品情 を送信する機能を有するホスト装置と、を えた電子値札装置の管理システムを制御す コンピュータに、POPパネルの装着の有無お び種別を検出するステップと、POPパネルの 着の有無および種別の情報を含む電子値札 置のステータス情報を取得するステップと 取得したステータス情報に基づいて、POPパ ルの種別情報に対応する商品情報を電子値 装置に送信するステップと、を実行させる ンピュータプログラム。
 このように規定される第13の局面のプログ ムによれば、これを第13の局面で規定された 電子値札装置の管理システムにインストール することにより、第12の局面と同様の作用効 が得られる。

図1は電子値札装置及びPOPパネルの斜視 図である。 図2は電子値札装置の管理システムの構 成図である。 図3はPOPパネルの開口部に形成された凹 凸部(パネル識別部)とその広告内容を対応づ た一例である。 図4は電子値札装置の動作を示すフロー チャートである。 図5は他の実施例である電子値札装置の 管理システムの構成図である。 図6は他の実施例である電子値札装置の 動作を示すフローチャートである。 図7は他の実施例である電子値札装置の 管理システムの構成図である。 図8は他の実施例である電子値札装置の 管理システムの全体構成図である。 図9は他の実施例である電子値札装置の ブロック図である。 図10は他の実施例であるホスト装置の 成を示すブロック図である。 図11は他の実施例である管理システム 動作を示すフローチャートである。

符号の説明

1,100,200,300・・・電子値札、4・・・ディス レイ、11・・・制御部、13・・・ステータス 情報生成部、15・・・データ送信部、16・・ 検出部、19・・・データ受信部、30・・・POP ネル、33・・・凹凸部、50・・・ホスト装置 、53・・・種別情報生成部、60・・・制御部 70・・・価格データ記憶部、80・・・データ /受信部、103・・・種別比較部、NW・・・ネ トワーク、SY・・・管理システム

 図1はこの発明の実施例の電子値札装置1とPO Pパネル30とを示す。
 電子値札装置1は筐体3を有し、その前面に 晶ディスプレイ4を備える。ディスプレイ4と して有機EL、あるいは電子ペーパを用いるこ もできる。筐体3の側壁にはストッパ5が形 され、POPパネル30を安定的に係止可能な構造 を有している。
 符号SW1,SW2,SW3は検出素子の一種のマイクロ イッチであり、電子値札装置1の上面に突出 ている。

 電子値札装置1の機能要素、並びに電子値札 装置1の管理システムSYの構成を図2に示す。
 符号11は制御部であって、マイクロスイッ SW1,SW2,SW3を有する検出部16と接続され、POPパ ルの種別情報を生成する種別情報生成部53 ディスプレイドライバ12、データ処理部(図 せず)を備える。種別情報生成部53はマイク スイッチSW1、SW2、SW3のオン若しくはオフ信 に応じてPOPパネルの種別を特定した特定結 である種別情報を発信部15へ送る。発信部15 この種別情報を、インターフェース17並び ネットワークNWを通じて、サーバコンピュー タ20へ出力する。サーバコンピュータ20には かる電子値札装置1が複数接続されており、 れらの中央管理装置として機能する。即ち サーバコンピュータ20より電子値札装置1の ィスプレイ4へ表示すべき価格を設定するこ とできる。また、発信部15から発信された出 信号に基づきPOPパネルの種別を特定するこ ができる。

 実施例の電子値札装置1は3つのマイクロス ッチSW1,SW2、SW3を備える。各マイクロスイッ SW1,SW2、SW3はPOPパネル30の開口部31の周縁に 成された凹凸部(パネル識別部)33と係合して それぞれオン信号若しくはオフ信号を出力 きる。この信号に基づき、理論上は、8種類 のPOPパネルを識別することができる。
 実施例のPOPパネル30は開口部31の上に表示部 35を備え、この表示部35にPOP広告が表記され 。表記の方法は任意に選択可能であり、手 き、印刷物の貼付等の方法を採用できる。 の表示部35を液晶ディスプレイとすることも できる。
 図3には、パネル識別部33としての凹凸形状( 種別情報)とこれを備えるPOPパネルにおけるPO P広告の内容(価格属性情報)との関係を示して いる。凹凸の形状とPOP広告の内容との関係は 任意に設定することができる。理論上、3個 検出素子では、2の3乗の8種類の種別をPOPパ ルに設定することができるが、全てONもしく は全てOFFをPOPパネルの非装着とすると、実際 には7種類のPOPパネルを用いることができる 同様に、2個では3種類、4個では15種類のPOPパ ネルを用いることが可能となる。
 POPパネルの種別情報とPOP広告の内容(価格属 性情報)とは一対一の関係になる。

 次に、実施例の電子値札装置1の動作につい て図4のフローチャートを参照して説明する
 サーバコンピュータ20において電子値札装 を選択して、その種別と表示すべき価格を 定する(ステップS1)。ここに種別とは、選択 れた電子値札装置の組付け相手のPOPパネル 種別を指す。指定された種別はメモリ23に 存される。この実施例では「店長のおすす 品」なるメッセージが表示されるPOP広告の 別が保存される。
 サーバコンピュータ20は選択された電子値 装置1へ指定した価格のデータを、ネットワ クNWを介して送信する。選択された電子値 装置1は価格データを受信してディスプレイ4 に表示する(ステップS3)。

 電子値札装置1の筐体3はPOPパネル30の開口部 31より僅かに小さい形状であり、そのストッ 5をPOPパネル30の開口部31の側壁へ係合させ 、そのばね弾性を利用してクリップ止め的 開口部31の周縁へ着脱自在に嵌合する。
 このとき、開口部31の上縁に形成されてい 凹凸部33の形状に応じて、電子値札装置1の イクロスイッチSW1,SW2、SW3が押圧される。こ 実施例では凹凸部33により全スイッチSW1,SW2 SW3が押圧状態となる。
 ステップS5においてこの状態で検出部16の各 スイッチSW1,SW2、SW3からの信号に基づき、種 情報生成部53はPOPパネル30の種別情報を生成 る。送信部15はその生成結果をサーバコン ュータ20へ送信する(ステップS7)。

 サーバコンピュータ20は送信されたPOPパ ル30の種別をメモリ23に保存されている種別 比較し、両者が相違しているときは警告を 力する(ステップS9、11)。この実施例では、 3に示すとおり、ステップS5で生成されたPOP ネル30の種別情報とメモリ21に保存されてい る種別(店長のおすすめ品)とが一致するので 特に警告が出力されることはない。

 この実施例によれば、サーバコンピュー 20で指定した種別と、電子値札装置1を実際 POPパネル30へ組付けたときに検出されるPOP ネル30の種別とがサーバコンピュータ20で比 される。これにより、POPパネル30の表示内 と電子値札装置1に表示の価格とが整合して るか否かを、サーバコンピュータ20の管理 においても、チェックすることができる。

 図5に他の実施例の電子値札装置100の管理シ ステムSYの構成を示す。なお、同一の要素に 同一の符号を付してその説明を部分的に省 する。
 電子値札装置100は指定種別メモリ101と、種 比較部103とを備える。
 指定種別メモリ101はサーバコンピュータ20 おいて選択された電子値札装置100を組付け 相手のPOPパネルの種別を保存する。
 種別比較部103は種別情報生成部53で生成さ た種別情報を指定種別メモリ101に保存され POPパネルの種別と比較する。比較の結果、 者が一致すれば、商品価格を表示する。一 しないときは、ディスプレイ4に警告を表示 る。

 次に、本実施例の電子値札装置100の動作に いて図6のフローチャートを参照して説明す る。
 サーバコンピュータ20において電子値札装 を選択して、その種別と表示すべき価格を 定する(ステップS21)。この実施例では「特売 品」なるPOP広告がなされる種別を指定する。
 サーバコンピュータ20は選択された電子値 装置100へ指定した価格データ及びPOPパネル 種別を、ネットワークNWを介して送信する。 選択された電子値札装置100は価格データを受 信してディスプレイ4に表示するとともに(ス ップS23)、POPパネルの種別を指定種別メモリ 101に保存する(ステップS25)。
 次に、電子値札装置100をPOPパネルの開口部3 1へ嵌合させる。このとき、開口部31に形成さ れた凹凸部33の形状に応じて、マイクロスイ チSW1、SW2及びSW3が押圧される。この実施例 は凹凸部33によりSW2のみが押圧される。こ SW1の押圧による信号に基づき、種別情報生 部53がPOPパネル30の種別情報を生成する(ステ ップS27)。

 続いて、種別比較部103が指定種別メモリ101 保存されたPOPパネルの種別を読み出すとと に、種別情報生成部53で生成されたPOPパネ 30の種別情報を読み出す(ステップS29)。指定 別メモリ101に保存された種別が生成された 別情報と一致するか否かを比較する(ステッ プS31)。図3に示すとおり、SW2の押圧状態はタ ムサービス品である。一方、指定メモリ101 保存された種別は特売品である。従って、 子値札装置100に組付けられたPOPパネルは一 しないものとされる(ステップS31:N)。その結 果がディスプレイドライバ12へ送られ、ディ プレイドライバ12はディスプレイ4に警告を 示させる(ステップS33)。なお、電子値札装 100を組付けたPOPパネルの種別情報が指定種 メモリ101に保存された種別と一致するとき( テップS31:Y)、サーバコンピュータ20から送 された価格がディスプレイ4に表示される。 ィスプレイ4の表示面積の関係から当該種別 の表示はシンボル表示とすることが好ましい 。
 これにより、電子値札装置100に表示される 格がPOPパネルの表示内容と一致するか否か 店舗担当者がチェックすることができる。

 図7に他の実施例である電子値札装置200の管 理システムSYの構成を示す。図5と同一の要素 には同一の符号を付してその説明を省略する 。
 電子値札装置200は発信部15を備える。
 種別比較部103は指定種別メモリ101に保存さ た種別と種別情報生成部53で生成された種 情報とを比較する。比較の結果、両者が一 しないとき、ディスプレイドライバ12へその 結果が送られるとともに、発信部15にもその 果が送られる。発信部15は当該結果をイン ーフェース17,ネットワークNWを介してサーバ コンピュータ20へ送信する。サーバコンピュ タにおいて比較の結果が表示される。
 これにより、電子値札装置200に表示される 格がPOPパネルの表示内容と一致するか否か 店舗担当者がチェックできるとともに、サ バコンピュータ20の管理者もチェックでき 。
 上記の例では、指定種別メモリ101に保存さ た種別と種別情報生成部53で生成された種 情報とが相違するとき発信部15からその旨の 信号が出力されるとしているが、勿論、両者 が一致するときにその旨の信号を発信部15か 出力するように構成可能である。また、両 が一致する旨の信号または種別情報生成部5 3による情報生成結果をディスプレイ4へ出力 ることも可能である。

 図8に他の実施例の管理システムSYを示す この管理システムSYは複数の電子値札装置30 0、各電子値札装置300が装着されるPOPパネル30 、及びネットワークNWを介して電子値札装置3 00を制御するホスト装置50から構成される。 スト装置50は、上記のサーバコンピュータ20 あってもよい。

 電子値札装置300の機能要素を図9に示す。
 制御部11は、マイクロスイッチSW1,SW2,SW3を有 する検出部16と接続され、POPパネルの種別を す種別情報を生成するステータス情報生成 13とディスプレイドライバ12、データ処理部 (図示せず)を備える。ステータス情報生成部1 3はマイクロスイッチSW1、SW2、SW3のオン若し はオフ信号に応じてPOPパネルの有無および 別情報を含むステータス情報を生成し、こ ステータス情報はデータ送信部15よりインタ ーフェース17並びにネットワークNWを介して ホスト装置50へ出力される。ステータス情報 には、上記POPパネルの種別情報の他、電子値 札装置の動作状態(オン又はオフなど)も含ま る。

 データ受信部19は、ホスト装置50から送信さ れた制御データを受信する。この制御データ には価格情報が含まれている。この価格情報 に基づき商品の価格がディスプレイ4に表示 れる。
 ID保存部5には電子値札装置毎にこれを特定 るためのIDが保存されている。

 図10にホスト装置50の構成を示す。
 ホスト装置50は汎用的なサーバ用コンピュ タ装置からなる。このホスト装置50を機能的 にみると、制御部60、価格データ記憶部70及 データ送受信部80から構成される。
 制御部60は商品情報指定部61とPOPパネル照合 部63を備える。キーボード、マウス、バーコ ドリーダ等の入力装置からなる指定装置65 より、商品及び商品の属性情報と当該商品 用いられる電子値札装置300のIDが指定される と、商品情報指定部61は価格データベース記 部70の商品情報マスタ73から商品の価格情報 及び価格属性情報(図3参照)を読み出すととも に、電子値札装置IDマスタ75から対象となる 子値札装置IDを読出し、これらを関連づけて 現在表示状態記憶部77へ保存する。なお、図3 に示した種別情報と価格属性情報との関係は 価格属性情報記憶部733に保存されている。
 現在表示状態記憶部77へ保存した内容をデ スプレイ67にも表示してホスト装置50の管理 の確認の便宜を図ることが好ましい。

 POPパネル照合部63は電子値札装置300から られてくるその装置のIDに基づき当該IDに関 付けられて現在表示状態記憶部77に保存さ る価格属性情報とステータス情報に含まれ POPパネルの種別情報とを比較する。このと 、価格属性情報記憶部733に保存されている 3の関係を参照する。POPパネルの種別情報と 格属性情報とは、図3に示すとおり、一対一 の関係にあるので、比較された両情報が整合 しているときは(図3の関係にあるときは)、POP パネル照合部63は少なくとも価格情報(商品情 報に対応)と電子値札装置のIDとを特定して制 御データ生成部68へ出力する。制御データ生 部68は、当該価格情報及びIDを含む制御デー タを生成し、制御データ送信部81へ出力する 制御データには、価格情報及びID情報の他 表示態様(フォント等)、表示期間、などを規 定するデータが含まれる。この制御データ送 信部81は当該制御データをインターフェース8 7及びネットワークNWを介してそれぞれの電子 値札装置300へ送信する。指定されたIDと一致 るIDを有する電子値札装置300は当該価格情 をディスプレイ4へ表示する。

 他方、比較された両情報に不整合があると は(図3の関係からはずれ、双方の整合性が いときは)、不整合がある旨の信号である情 更新指令とPOPパネルの種別情報を価格情報 新部64へ出力する。価格情報更新部64はPOPパ ネルの種別情報に基づき価格情報を更新し、 当該更新された価格情報(商品情報に対応)と 子値札装置のIDとを制御データ生成部68へ出 力する。制御データ生成部68は、当該更新さ た価格情報及びIDを含む制御データを生成 、制御データ送信部81へ出力する。制御デー タ送信部81は当該制御データをインターフェ ス87及びネットワークNWを介して電子値札装 置300群へ送信する。指定されたIDと一致するI Dを有する電子値札装置300は当該更新された 格情報をディスプレイ4へ表示する。価格情 更新部64,制御データ生成部68及び制御デー 送信部81により更新商品情報出力部が構成さ れる。
 また、ホスト装置50のディスプレイ67には、 種別情報と価格属性情報との間に不整合があ ったこと及び当該不整合の生じた電子値札装 置のIDを表示するとともに、当該不整合が訂 されて、当該電子値札装置の表示が更新さ ている旨を表示することが好ましい。

 実施例の電子値札装置300の管理システムSY 動作を図11のフローチャートにまとめた。
 ホスト装置50において、指定装置65により商 品及び商品の価格属性情報が指定されると、 指定された属性情報にもとづき商品の価格情 報を特定する。指定装置65により更に電子値 装置のIDが指定されると(ステップ41)、これ 価格情報及び価格属性情報と電子値札装置 IDとを現在表示状態記憶部77へ記憶する(ス ップ42)。
 例えば、商品Aと「30%オフ」なる価格属性情 報が指定されると、商品情報マスタ73の価格 報記憶部731に保存されている商品Aの定価へ 、価格属性情報記憶部733に保存されている「 30%オフ」なる価格属性情報に対応する割引率 (この場合は70%)を掛け合わせて、この価格が 格情報として、価格属性情報及び当該価格 報を表示すべき電子値札装置のIDとともに 在表示状態記憶部77へ保存される。
 他方、電子値札装置300においては、検出部1 6の検出結果に基づきステータス情報生成部13 がステータス情報を生成する(ステップ43)。 テップ44では、POPパネルの種別情報を含んだ ステータス情報を電子値札装置300のIDととも ホスト装置50へ送信する。

 ステップ45において、ステータス情報+ID情 を受信したホスト装置50は、POPパネル照合部 63により、現在表示状態記憶部77からIDの等し い価格属性情報を読み出し、両者(ステータ 情報に含まれるPOPパネル種別情報と価格属 情報と)の整合性をチェックする。
 両者に整合性があるときは、現在表示状態 憶部77から読み出した価格情報とIDを制御デ ータ生成部68へ出力する。制御データ生成部6 8は価格情報とIDとを含む制御データを生成し 、制御データ送信部81へ出力する。制御デー 送信部81は当該制御データを電子値札装置 へ送信する(ステップ46)。
 制御データを受信した各電子値札装置300は その制御部11が制御データに含まれるIDとID 存部5に保存される自身のIDとを比較し、両 が一致した場合にのみ制御データの価格情 をディスプレイ4へ表示する(ステップ49,50)

 POPパネル種別情報と価格属性情報とに整合 のないときは(ステップ45:N)、エラー信号と てPOPパネルの種別情報と当該POPパネルに装 された電子値札装置のIDが価格情報更新部64 へ出力される。価格情報更新部64は、商品属 情報記憶部733に保存されている図3の関係を 参照して、得られた種別情報に対応する価格 属性情報を特定し、当該価格属性情報を用い て価格情報を更新する(ステップ47)。
 例えば、指定装置65により所定の電子値札 置300につき商品Aと価格属性情報(「30%オフ」 )とを指定したにもかかわらず、この電子値 装置が装着されたPOPパネルの種別情報が価 属性情報「本日の特売品」に対応するもの あったとき、商品Aの定価の価格情報へ当該 別情報から特定される価格属性情報「本日 特売品」に基づく所定の割引率(この場合は 例えば50%)を掛け合わせ、更新された価格情 とする。この更新された価格情報とIDとを制 御データ生成部68へ出力する。制御データ生 部68はこの更新された価格情報とIDとを含む 制御データを生成し、制御データ送信部81へ 力する。制御データ送信部81は当該制御デ タを電子値札装置群へ送信する(ステップ46)

 制御データを受信した各電子値札装置300は その制御部11が制御データに含まれるIDとID 存部5に保存される自身のIDとを比較し、両 が一致した場合にのみ制御データに含まれ 当該更新された価格情報をディスプレイ4へ 表示する(ステップ49,50)。
 他方、ホスト装置50においても、POPパネル 種別情報と価格属性情報とに不整合が生じ 、即ちエラーとなった電子値札装置をディ プレイ67へ表示させる(ステップ48)。なお、 該表示とともに、不整合を解消し、表示デ タを更新した旨を表示することが好ましい

 上記の例では、商品情報として価格情報の を用いているが、商品情報には商品名、メ カ名、賞味期限など商品に関する他の情報 含ませることができる。そして、電子値札 置は、価格情報と一緒に若しくは独立して 該他の情報を表示することができる。
 又、上記実施例では、現在の表示内容であ 価格属性情報と電子値札装置から取得したP OPパネルの種別情報とを比較して、整合性が れないときに更新することが特徴であるが 電子値札装置から取得したステータス情報 基づいて、POPパネルの種別に対応した価格 性情報に一括して切り替える様に電子値札 置にステータス情報の送信を指令する指令 ータを送信し、且つ商品属性情報記憶部733 データも更新することも可能である。
 又、上記実施例では、現在の表示内容であ 価格属性情報と電子値札装置から取得したP OPパネルの種別情報との整合性が取れない場 、POPパネルの種別情報に合わせて価格属性 報および価格情報を更新するものとしたが この場合、電子値札装置にも整合性がとれ い旨のエラー信号を送信し、電子値札装置 で価格情報の更新を承諾する旨の操作がな れた場合に、価格情報の更新を行うように ても良い。この構成によれば、POPパネルの 装着により価格情報を誤って更新してしま ことを防止することができる。

 この発明は、上記発明の実施の形態及び 施例の説明に何ら限定されるものではない 特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者 容易に想到できる範囲で種々の変形態様も の発明に含まれる。