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Patent Searching and Data


Title:
ELEVATOR CAR
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/149439
Kind Code:
A1
Abstract:
An elevator car has a car floor and a car room that are provided on a lower beam. A pair of vertical columns are connected to opposite ends of the lower beam and vertically arranged on both sides of the car room. A pair of rod-like members is connected to the car floor and vertically arranged on the opposite sides of the car room. A rectangular upper frame has first and second parallel upper beams, and also has third and fourth upper beams arranged between the first and second upper beams. The third and fourth upper beams interconnect opposite ends of the first upper beam and opposite ends of the second upper beam. The rectangular upper frame is connected above the car room to the vertical columns and to the rod-like members. A pair of installation beams is connected between the first and second upper beams. A car suspension portion to which suspension means is connected is provided between the installation beams.

Inventors:
ANDO EIJI (JP)
MIYAHARA HIDEKI (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/061526
Publication Date:
December 11, 2008
Filing Date:
June 07, 2007
Export Citation:
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Assignee:
MITSUBISHI ELECTRIC CORP (JP)
ANDO EIJI (JP)
MIYAHARA HIDEKI (JP)
International Classes:
B66B11/02
Foreign References:
JPS5354026Y21978-12-23
JPS60248586A1985-12-09
JPS60180277U1985-11-29
JPS538972B21978-04-03
JP2004359368A2004-12-24
JPS5742945Y21982-09-21
JPS60180277U1985-11-29
Other References:
See also references of EP 2154098A4
Attorney, Agent or Firm:
SOGA, Michiharu et al. (8th FloorKokusai Building,1-1, Narunouchi 3-chom, Chiyoda-ku Tokyo 05, JP)
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Claims:
 下梁、
 上記下梁上に設けられているかご床、
 上記かご床上に設けられているかご室、
 上記下梁の両端部に接続され、上記かご室の両側に鉛直に配置された一対の縦柱、
 上記かご床に接続され、上記かご室の両側に鉛直に配置された一対の棒状部材、
 互いに平行な第1及び第2の上梁と、上記第1及び第2の上梁の両端部間に接続された第3及び第4の上梁とを有し、上記かご室の上方で上記縦柱及び上記棒状部材に接続されている矩形状の上枠、
 上記第1及び第2の上梁間に接続された一対の取付梁、及び
 上記取付梁間に設けられ、懸架手段が接続されるかご吊り部
 を備えているエレベータのかご。
 上記かご室の幅方向における上記上枠の両端面は、上記かご床の幅方向両端面の真上に位置しており、
 上記かご吊り部は、垂直投影面で上記縦柱の中心及び上記棒状部材の中心を結ぶ4本の直線により構成された四角形の中央部に配置されており、かつ全体の重心の真上に配置されている請求項1記載のエレベータのかご。
 上記縦柱は、垂直投影面で、上記四角形の隣り合う角部に配置されている請求項2記載のエレベータのかご。
 上記棒状部材の下端部間に接続されている繋ぎ梁をさらに備え、
 上記かご床は、上記下梁及び上記繋ぎ梁の上に支持されている請求項3記載のエレベータのかご。
 上記縦柱は、垂直投影面で、上記四角形の対角に位置する角部に配置されている請求項2記載のエレベータのかご。
 上記下梁上で上記下梁に交差しつつ上記棒状部材の下端部間に接続されている繋ぎ梁、及び
 上記下梁上に設けられている嵩上げ部材
 をさらに備え、
 上記かご床は、上記繋ぎ梁及び上記嵩上げ部材の上に支持されている請求項5記載のエレベータのかご。
 上記取付梁間には、一対の補助梁が接続されており、
 上記かご吊り部は、上記補助梁に取り付けられている請求項1記載のエレベータのかご。
Description:
エレベータのかご

 この発明は、上部に接続された懸架手段 より昇降路内に吊り下げられるエレベータ かごに関するものである。 

 従来のエレベータのかご枠では、かごの 後方向に平行な第1及び第2の床受け枠と、 1の床受け枠の前端部と第2の床受け枠の前端 部との間に結合された第1の補助枠と、第1の 受け枠の後端部と第2の床受け枠の後端部と の間に結合された第2の補助枠とにより、か 室を支持する四角形の下部枠が構成されて る。かご室の上方には、かご室の幅方向に 行かつ水平な上枠が配置されている。かご 吊り下げる主索は、上枠に接続される。

 上枠の第1の端部と第1の床受け枠の前端 との間には、第1の側枠が斜めに固定されて る。上枠の第1の端部と第1の床受け枠の後 部との間には、第2の側枠が斜めに固定され いる。上枠の第2の端部と第2の床受け枠の 端部との間には、第3の側枠が斜めに固定さ ている。上枠の第2の端部と第2の床受け枠 後端部との間には、第4の側枠が斜めに固定 れている(例えば、特許文献1参照)。

実開昭60-180277号公報

 上記のような従来のエレベータのかご枠 造では、上枠に大きな曲げモーメントが作 するため、上枠の上下方向寸法を大きくす 必要があり、かごの高さ寸法が大きくなる これに対して、従来の機械室レスエレベー では、昇降路の高さ寸法を小さくするため かごの下部を吊る構造とすることが多い。 かし、かごの下部を吊る構造では、かごの 部に主索を通す空間を確保する必要があり 昇降路の水平方向寸法が大きくなってしま 。また、かごへの主索の接続作業や主索の 換作業に手間がかかってしまう。

 この発明は、上記のような課題を解決す ためになされたものであり、上部に懸架手 が接続される構造としつつ、高さ寸法を低 することができるエレベータのかごを得る とを目的とする。

 この発明によるエレベータのかごは、下 、下梁上に設けられているかご床、かご床 に設けられているかご室、下梁の両端部に 続され、かご室の両側に鉛直に配置された 対の縦柱、かご床に接続され、かご室の両 に鉛直に配置された一対の棒状部材、互い 平行な第1及び第2の上梁と、第1及び第2の上 梁の両端部間に接続された第3及び第4の上梁 を有し、かご室の上方で縦柱及び棒状部材 接続されている矩形状の上枠、第1及び第2 上梁間に接続された一対の取付梁、及び取 梁間に設けられ、懸架手段が接続されるか 吊り部を備えている。

この発明の実施の形態1によるエレベー タのかごを示す斜視図である。 図1のかごを示す平面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベー タのかごを示す斜視図である。 図3のかごを示す平面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベー タのかごを示す斜視図である。

 以下、この発明の好適な実施の形態につい 図面を参照して説明する。
 実施の形態1.
 図1はこの発明の実施の形態1によるエレベ タのかごを示す斜視図、図2は図1のかごを示 す平面図である。

 図において、かご1は、懸架手段である複 数本の主索2により昇降路内に吊り下げられ 駆動装置(図示せず)の駆動力により昇降路内 を昇降される。昇降路内には、かご1の昇降 案内する一対のかごガイドレール3a,3bが設置 されている。

 かご1の下部には、かご1の幅方向に平行 つ水平な下梁4が設けられている。下梁4上に は、乗客や積載物を支持する平板状のかご床 5が設けられている。かご床5の平面形状は、 形(長方形)である。かご床5上には、かご室6 が設けられている。かご室6は、かご出入口6a が設けられた前面と、前面に対向する背面と 、互いに対向する第1及び第2の側面と、天井 とを有している。

 かご室6の両側には、一対の縦柱7a,7bが鉛 に配置されている。縦柱7a,7bの下端部は、 梁4の両端部に接続されている。縦柱7a,7bは かご室6の前後方向の同じ位置に配置されて る。

 また、かご室6の両側には、一対の棒状部 材8a,8bが鉛直に配置されている。棒状部材8a,8 bは、縦柱7a,7bの後ろ側で、かご室6の前後方 の同じ位置に配置されている。縦柱7a及び棒 状部材8aは、かご室6の第1の側面に対向し、 柱7b及び棒状部材8bは、かご室6の第2の側面 対向している。

 棒状部材8a,8bの下端部は、かご床5よりも 方へ突出している。棒状部材8a,8bの下端部 には、繋ぎ梁9が接続されている。かご床5は 、下梁4及び繋ぎ梁9の上に支持されている。 状部材8a,8bは、繋ぎ梁9を介してかご床5に接 続されている。繋ぎ梁9は、かご室6の幅方向 平行かつ水平である。

 矩形状の上枠(四方枠)10は、かご室6の上 で縦柱7a,7b及び棒状部材8a,8bに接続されてい 。また、上枠10は、互いに平行な第1及び第2 の上梁(前梁及び後ろ梁)10a,10bと、第1及び第2 上梁10a,10bの両端部間に接続された互いに平 行な第3及び第4の上梁(右側梁及び左側梁)10c,1 0dとを有している。

 この例では、第1及び第2の上梁10a,10bは、 ご室6の前後方向に互いに間隔をおいてかご 室6の幅方向に平行に配置されている。第3及 第4の上梁10c,10dは、かご室6の幅方向に互い 間隔をおいてかご室6の前後方向に平行に配 置されている。縦柱7aの上端部及び棒状部材8 aの上端部は、第3の上梁10cの側面に接続され いる。縦柱7bの上端部及び棒状部材8bの上端 部は、第4の上梁10dの側面に接続されている

 また、縦柱7a,7bは、垂直投影面で縦柱7a,7b の中心及び棒状部材8a,8bの中心を結ぶ4本の直 線により構成された四角形(長方形)11(図2)の り合う角部に配置されている。さらに、か 室6の幅方向における上枠10の両端面(第3の上 梁10cの側面及び第4の上梁10dの側面)は、かご 5の幅方向両端面の真上に位置している。

 第1及び第2の上梁10a,10b間には、一対の取 梁12a,12bが接続されている。取付梁12a,12bは かご室6の幅方向に互いに間隔をおいてかご 6の前後方向に平行に配置されている。取付 梁12a,12b間には、主索2が接続されるかご吊り 13が固定されている。

 かご吊り部13は、垂直投影面で四角形11の 中央部に配置されており、かつかご1全体の 心g(図2)の真上に配置されている。上枠10の 部には、かごガイドレール3a,3bに係合する一 対の上部ガイドシュー14a,14bが取り付けられ いる。上部ガイドシュー14a,14bは、縦柱7a,7b 真上に配置されている。下梁4の下部には、 ごガイドレール3a,3bに係合する一対の下部 イドシュー15a,15bが取り付けられている。下 ガイドシュー15a,15bは、縦柱7a,7bの真下に配 されている。

 このようなエレベータのかご1では、かご 床5の荷重が、下梁4及び繋ぎ梁9を介して縦柱 7a,7b及び棒状部材8a,8bにより吊り下げ状態で 持される。さらに、縦柱7a,7b及び棒状部材8a, 8bに作用する吊り下げ荷重は、第3及び第4の 梁10c,10dで受け止められ、第1及び第2の上梁10 a,10b及び取付梁12a,12bを経由して、最終的にか ご吊り部13で主索2により支持される。

 第1及び第2の上梁10a,10bの取付梁12a,12bとの 接続部には、第3及び第4の上梁10c,10dまでの距 離に応じた曲げモーメントが作用するが、そ の大きさは、第1及び第2の上梁10a,10b間に1本 梁を設ける場合に比べて十分に小さい。ま 、取付梁12a,12bの長さは、第1及び第2の上梁10 a,10bよりも短いため、取付梁12a,12bに作用する 曲げモーメントも小さい。このため、上部に 主索2が接続される構造としつつ、上枠10及び 取付梁12a,12bの高さ寸法を小さくすることが き、かご1全体の高さ寸法を低減することが きる。

 また、かご室6の側部にかご床5を吊るた のブレースを配置する必要がなく、垂直投 面で、かご室6及びかご床5の領域の外側には 、縦柱7a,7b及び棒状部材8a,8bのみが配置され いるので、かご1の側部の空間を有効に活用 て昇降路機器を配置することができる。

 さらに、かご床5が下梁4及び繋ぎ梁9の上 支持されているため、かご床5に作用する曲 げモーメントを抑えることができ、かご床5 薄く軽く構成できる。

 さらにまた、かご室6の幅方向における上 枠10の両端面が、かご床5の幅方向両端面の真 上に位置しており、また、かご吊り部13は、 直投影面で四角形11の中央部に配置されて り、かつ重心gの真上に配置されているので 各部材に働く荷重を均等に分配して曲げモ メントを低減することができる。

 実施の形態2.
 次に、図3はこの発明の実施の形態2による レベータのかごを示す斜視図、図4は図3のか ごを示す平面図である。図において、縦柱7a, 7bは、垂直投影面で、四角形11の対角に位置 る角部に配置されている。また、棒状部材8a ,8bは、垂直投影面で、四角形11の残りの角部 配置されている。棒状部材8aと縦柱7bとは、 かご室6の前後方向の同じ位置に配置されて る。また、棒状部材8bと縦柱7aとは、かご室6 の前後方向の同じ位置に配置されている。

 下梁4は、縦柱7a,7bの下端部間に接続され いる。このため、下梁4は、かご床5の下方 かご床5の幅方向に対して斜めに配置されて る。また、繋ぎ梁9は、下梁4上で下梁4に交 しつつ棒状部材8a,8bの下端部間に接続され いる。即ち、繋ぎ梁9は、かご床5の幅方向に 対して下梁4とは逆方向に傾斜して配置され いる。下梁4と繋ぎ梁9とは、かご1全体の重 の真下で交差している。

 下梁4の両端部上には、ブロック状の複数 (図3では1個のみ示す)の嵩上げ部材16が設けら れている。かご床5は、繋ぎ梁9及び嵩上げ部 16の上に支持されている。ガイドシュー14a,1 4b,15a,15bは、縦柱7a,7bと同様に、四角形11の対 に位置する角部に配置されている。従って かご1の前後方向のかごガイドレール3a,3bの 置は、互いにずらされている。他の構成は 実施の形態1と同様である。

 このようなエレベータのかご1でも、第1 び第2の上梁10a,10bの取付梁12a,12bとの接続部 作用する曲げモーメントが小さく、かつ取 梁12a,12bに作用する曲げモーメントも小さい で、上部に主索2が接続される構造としつつ 、高さ寸法を低減することができる。

 実施の形態3.
 次に、図5はこの発明の実施の形態3による レベータのかごを示す斜視図である。図に いて、取付梁12a,12b間には、一対の補助梁17a, 17bが接続されている。補助梁17a,17bは、かご 6の前後方向に互いに間隔をおいてかご室6の 幅方向に平行に配置されている。補助梁17a,17 b間には、かご吊り部13が固定されている。即 ち、かご吊り部13は、補助梁17a,17bに取り付け られている。他の構成は、実施の形態1と同 である。

 かご床5の幅方向寸法が大きくなると、第 1及び第2の上梁10a,10bの長さが長くなり、第1 び第2の上梁10a,10bの取付梁12a,12bとの接続部 ら第3及び第4の上梁10c,10dまでの距離が大き なるため、第1及び第2の上梁10a,10bに作用す 曲げモーメントが大きくなる。これに対し 、取付梁12a,12bとかご吊り部13との間に補助 17a,17bを介在させたことにより、第1及び第2 上梁10a,10bの取付梁12a,12bとの接続部から第3 び第4の上梁10c,10dまでの距離を小さくするこ とができる。このため、かご床5の幅方向寸 が大きい場合でも、上枠10及び取付梁12a,12b 高さ寸法を小さくすることができ、かご1全 の高さ寸法を低減することができる。

 なお、繋ぎ梁9を省略して、棒状部材8a,8bの 端部をかご床5に直接接続してもよい。
 また、実施の形態1、3では、縦柱7a,7bの後ろ 側に棒状部材8a,8bを配置したが、棒状部材8a,8 bの後ろ側に縦柱7a,7bを配置してもよい。
 さらに、取付梁12a,12bは、かご室6の前後方 に互いに間隔をおいてかご室6の幅方向に平 に配置してもよい。
 さらにまた、かご吊り部13にかご吊り車を けることにより、かご1を2:1ローピング方式 吊り下げてもよい。