戸谷 光利 (〒10 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 三菱電機株式会社内 Tokyo, 1008310, JP)
三菱電機株式会社 (〒10 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 Tokyo, 1008310, JP)
TOYA, Mitsutoshi (7-3 Marunouchi 2-chome, Chiyoda-k, Tokyo 10, 1008310, JP)
| 昇降路内の頂部に設けられ、固定子、この固定子を収納したハウジングおよびこのハウジングに回転自在に設けられ駆動綱車と一体の回転子を有した巻上機と、 前記駆動綱車に巻き掛けされた主索と、 前記主索に懸架され、前記昇降路内を昇降するかごと、 前記主索に懸架され、前記昇降路内を前記かごと連動して昇降する釣合い錘とを備えたエレベータ装置において、 前記ハウジングには、ハウジング通気孔が形成され、 前記回転子には、回転子通気孔が形成され、 前記回転子には、前記回転子通気孔の近傍に風発生羽根が設けられ、 前記駆動綱車とともに前記回転子が回転すると、前記風発生羽根により、前記昇降路内には、前記ハウジング通気孔および前記回転子通気孔を通過する強制対流が生じることを特徴とするエレベータ装置。 |
| 前記強制対流は、前記かごが上昇する方向に前記駆動綱車が回転した場合に、上方向に生じることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。 |
| 前記昇降路内には、この昇降路内をかご側昇降路通路と釣合い錘側昇降路とに区画する仕切り板が設けられ、 前記仕切り板の上端部と前記昇降路の天面との間および前記仕切り板の下端部と前記昇降路の底面との間は、離間されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレベータ装置。 |
この発明は、昇降路内に、昇降路頂部の 器を冷却させる冷却手段を備えたエレベー 装置に関する。
従来、昇降路内の頂部に設けられ、固定 、この固定子を収納したハウジングおよび のハウジングに回転自在に設けられ駆動綱 と一体の回転子を有した巻上機と、前記駆 綱車に巻き掛けされた主索と、前記主索に 架され、前記昇降路内を昇降するかごと、 記主索に懸架され、前記昇降路内を前記か と連動して昇降する釣合い錘と、昇降路の 井に形成された換気口に設けられ、昇降路 を換気する換気装置とを備えたエレベータ 置が知られている(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、このものの場合、換気口 換気装置を別途設けなくてはならず、また 昇降路の天井には、換気装置を設けるため 換気口を形成しなければならない等という 題点があった。
この発明は、上述のような問題点を解決 ることを課題とするものであって、その目 は、換気口に換気装置を別途設けることな 、さらに、換気装置用の換気口を建物側に め形成することなく、昇降路頂部の機器を 却させることができるエレベータ装置を提 するものである。
この発明に係るエレベータ装置によれば 換気口に換気装置を別途設けることなく、 らに、換気装置用の換気口を昇降路の天井 予め形成することなく、昇降路頂部の機器 冷却させることができる。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づ
て説明するが、各図において、同一または
当の部材、部位については、同一の符号を
して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るエレベータ装置の
成図、図2は図1の巻上機6を示す平面図、図3
図2のIII-III線に沿った矢視断面図、図4は図2
のIV-IV線に沿った矢視断面図である。
実施の形態1に係るエレベータ装置は、昇降
路1内の頂部に巻上機6を備えている。この巻
機6は、固定子2と、この固定子2を収納した
ウジング3と、このハウジング3の中心に形
された軸12に軸受け13を介して回転自在に設
られた回転子5とを有している。
回転子5は、中心部には水平方向に回転自在
な駆動綱車4を一体に有している。
この駆動綱車4には、主索7が巻き掛けされ
いる。
この主索7の一端部には、昇降路1内を昇降
るかご8が懸架され、主索7の他端部には、昇
降路1内をかご8と連動して昇降する釣合い錘9
が懸架されている。
ハウジング3の底面には、垂直方向に沿って
複数のハウジング通気孔3aが形成され、回転
5には、垂直方向に沿って回転子通気孔5aが
間隔に4か所形成されている。
図4に示すように、回転子5の各回転子通気
5aの上側には、強制対流を生じさせる風発生
羽根10が設けられている。この風発生羽根10
、回転子5に回転子通気孔5aを跨いで設けら
両端部がネジ15により固定された羽根支え部
10aと、羽根支え部10aの片方の側面に設けられ
一端部が昇降路1頂部側に傾いた羽根本体10b
を有している。
羽根本体10bの傾く方向は、かご8が上昇する
向きに巻上機6の駆動綱車4が回転した場合に
上方向への風が発生する方向に設けられて
る。
次に、実施の形態1に係るエレベータ装置の
動作について説明する。
かご8が昇降路1内を上昇すると、かご8の上
近傍にある空気がかご8により上方へ押し上
げられる。
このとき、回転子5に取付けられた風発生羽
根10が、回転子5とともに回転して、上方向へ
の空気の流れを発生させる。
回転子5の回転により発生した上方向への空
気の流れは、巻上機6の外周に沿って上方へ
れと、ハウジング通気孔3aから流入して巻上
機6内部に入り、回転子通気孔5aから流出して
巻上機6の上方へ流れとがある。
押し上げられた空気は、昇降路1の天井へ流
れ、昇降路1の天井に当たって、空気の熱が
降路1の天井に伝えられる。
また、昇降路1の天井に当たった空気の一部
は、水平方向へ向きを変え、さらに昇降路1
側壁とも衝突し、昇降路1内の釣合い錘9側を
通って下方向へ流れる。
また、かご8が昇降路1内を下降すると、 転子5が逆回転して、風発生羽根10により下 向への空気の流れが生じる。
これらのことにより、昇降路1頂部の熱を攪
拌して滞留を防ぎ、昇降路1頂部の空気の温
を下げることができ、昇降路1頂部に設置さ
た機器、例えば巻上機6、制御盤等の耐熱温
度に対するマージンをより確保することがで
きる。
また、ハウジング通気孔3aおよび回転子通
孔5aを通過する上方向の気流により、巻上機
6内部の温度を下げることができる。
以上説明したように、この実施の形態1に係
るエレベータ装置によると、ハウジング3の
面にハウジング通気孔3aを形成し、回転子5
回転子通気孔5aを形成し、この回転子通気孔
5aの上部には、一端部が昇降路1頂部に向かっ
て傾いた風発生羽根10が設けられているので
駆動綱車4とともに回転子5が回転すると、
発生羽根10により、昇降路1内には、ハウジ
グ通気孔3aおよび回転子通気孔5aを通過する
制対流が発生する。その結果、昇降路1頂部
の熱を攪拌して滞留を防ぎ、昇降路1頂部の
気の温度を下げることができ、昇降路1頂部
設置された機器、例えば巻上機6、制御盤等
の耐熱温度に対するマージンをより確保する
ことができる。
また、ハウジング通気孔3aおよび回転子通
孔5aを通過する強制対流により、巻上機6内
の温度を下げることができる。
なお、上記構成の実施の形態1では、かご 8が上方向へ移動する場合に、上方向への強 対流が発生すると説明したが、勿論このも に限らず、かご8が下方向へ移動する場合に 上方向への強制対流を発生させてもよい。
また、上記構成の実施の形態1では、回転 子5を水平方向に回転させる巻上機6について 明したが、勿論このものに限らず、回転子5 を垂直方向に回転させる巻上機6でもよい。 の場合、回転子5が垂直方向に回転すること 、昇降路1頂部に、水平方向への空気の流れ を発生させて、昇降路1内の強制対流を生じ せる。
実施の形態2.
図6は実施の形態2に係るエレベータ装置を
す構成図である。
昇降路1内には、かご側通路1aと釣合い錘側
路1bとを区画する仕切り板11が垂直方向に沿
って設けられている。
仕切り板11の上端部11aは、かご8が最上階に
止したときのかご8の側面まで設けられてお
り、昇降路1の天面と、仕切り板11の上端部11a
との隙間は、昇降路1内の空気が通過できる
度である。
また、仕切り板11の下端部11bは、かご8が最
階に停止したときのかご8の側面まで設けら
れており、昇降路1の底面と、仕切り板11の下
端部11bとの隙間は、昇降路1内の空気が通過
きる程度である。
その他の構成は、実施の形態1と同様である
。
次に、実施の形態2に係るエレベータ装置の
動作について説明する。
かご8が上昇すると、かご側通路1aのかご8上
方にある空気が加圧され、かご8の上昇と連
して釣合い錘9が下降して釣合い錘側通路1b
釣合い錘9上方にある空気が減圧されるので
これらの気圧差の相互作用により、昇降路1
頂部では、かご側通路1aから釣合い錘側通路1
bへの空気の流れが生じる。
また同時に、かご8が上昇すると、かご側通
路1aのかご8下方にある空気が減圧され、かご
8の上昇と連動して釣合い錘9が下降して釣合
錘側通路1bの釣合い錘9下方にある空気が加
されるので、これらの気圧差の相互作用に
り、昇降路1底部では、釣合い錘側通路1bか
かご側通路1aへの空気の流れが生じる。
これらの空気の流れにより、昇降路1内には
、強制対流が生じる。
この強制対流と、回転子5の回転により風発
生羽根10から上方向へ生じる強制対流とが合
して、実施の形態1のものより強い強制対流
が昇降路1内に生じる。
かご8が下降すると、かご8と連動した釣 い錘9が上昇し、風発生羽根10により下方向 の強制対流が発生する。この場合、昇降路1 部では釣合い錘側通路1bからかご側通路1aへ 空気が流れ、昇降路1底部ではかご側通路1aか ら釣合い錘側通路1bへ空気が流れる。これら 空気の流れによる強制対流と、風発生羽根1 0により生じる強制対流とが合流する。
これらのことにより、実施の形態1のもの より確実に昇降路1頂部の熱を攪拌して滞留 防ぎ、昇降路1頂部の温度の上昇を抑制する とができ、昇降路1頂部に設置された機器、 例えば、巻上機6、制御盤等の耐熱温度に対 るマージンを確保することができる。
以上説明したように、この実施の形態2に係
るエレベータ装置によると、昇降路1内には
かご側通路1aと釣合い錘側通路1bとを区画す
仕切り板11が垂直方向に沿って設けられ、
切り板11の上端部11aと昇降路1の天面との間
よび仕切り板11の下端部11bと昇降路1の底面
の間は離間されているので、かご8およびこ
かご8と連動する釣合い錘9が昇降すると、
降路1内に強制対流が生じ、同時に、回転子5
の回転によって生じる強制対流と合流して、
実施の形態1のものより強い強制対流が昇降
1内に生じる。
その結果、実施の形態1のものと比べて、効
果的に昇降路1頂部の熱を攪拌して滞留を防
、昇降路1頂部の温度の上昇を抑制すること
でき、昇降路1頂部に設置された機器、例え
ば、巻上機6、制御盤等の耐熱温度に対する
ージンを確保することができる。
なお、上記各実施の形態では、風発生羽 10を回転子5の各回転子通気孔5aの上側に設 られていると説明したが、勿論このものに らず、風発生羽根10を各回転子通気孔5aの下 に設けてもよい。
1 昇降路、1a かご側通路、1b 釣合い錘側
通路、2 固定子、3 ハウジング、3a ハウジ
グ通気孔、4 駆動綱車、5 回転子、5a 回転
通気孔、6 巻上機、7 主索、8 かご、9 釣
い錘、10 風発生羽根、10a 羽根支え部、10b
羽根本体、11 仕切り板、11a 上端部、11b 下
端部、12 軸、13 軸受け、14 風発生羽根と衝
突する風の流れ、15 ネジ。
Next Patent: CHAIR
