| WO/2006/107088 | CLOSING METHOD AND CLOSING MACHINE |
| JP2004066307 | DIE CUSHION DEVICE |
| JP2000301248 | CONTINUOUS DRAWING FORMING DEVICE |
石黒 克則 (〒01 愛知県豊田市高丘新町天王1番地 アイシン高丘株式会社内 Aichi, 4738501, JP)
アイシン高丘株式会社 (〒01 愛知県豊田市高丘新町天王1番地 Aichi, 4738501, JP)
ISHIGURO, Katsunori (1 Tennoh, Takaoka Shin-machi, Toyota-sh, Aichi 01, 4738501, JP)
| 熱間プレス成形されるワークをクランプ機構によってクランプしてテンションを印加しながら、通電加熱する通電加熱装置であって、 前記クランプ機構は、 前記ワークの一側をクランプして該ワークの一側を保持自在であると共に所定方向に沿って位置固定ないし位置固定自在な固定クランプ部材と、 前記ワークの他側をクランプして該ワークの他側を保持自在であると共に所定方向に沿って移動自在な可動クランプ部材と、 を有し、 通電加熱時、前記固定クランプ部材は固定位置で前記ワークの一側を保持し、前記可動クランプ部材は前記ワークの前記所定方向に沿った熱変形と共に該ワークの他側を保持しながら該所定方向に沿って移動することにより、該ワークにテンションが印加される、 ことを特徴とする通電加熱装置。 |
| 前記クランプ機構は、 前記固定クランプ部材及び前記可動クランプ部材を、前記ワークの厚み方向に沿って昇降自在に駆動して該ワークをクランプさせる昇降方向駆動機構と、 前記可動クランプ部材を、前記所定方向に沿って移動自在に駆動する可動クランプ部材駆動機構と、 を有する、ことを特徴とする請求項1記載の通電加熱装置。 |
| 前記固定クランプ部材及び前記可動クランプ部材はそれぞれ、前記ワークの厚み方向に沿って対向して該ワークを挟持自在な一対の上下クランプを、具備することを特徴とする請求項1又は2記載の通電加熱装置。 |
| 前記固定クランプ部材及び前記可動クランプ部材がそれぞれ具備する前記一対の上下クランプのうち、前記所定方向に沿って互いに離間した該下クランプが、前記ワークに通電をする一対の電極であることを特徴とする請求項3記載の通電加熱装置。 |
| 前記上クランプの前記ワークを挟持する部分が凸曲面状であり、 前記下クランプの前記ワークを挟持する部分が平面状である、 ことを特徴とする請求項3又は4記載の通電加熱装置。 |
| 通電加熱中の前記ワークの中央部下方に配置され、該中央部を支持自在な垂下防止部材を備えることを特徴とする請求項1~5のいずれか一記載の通電加熱装置。 |
| 前記垂下防止部材は、鉛直方向に沿って立設された複数のピンであることを特徴とする請求項6記載の通電加熱装置。 |
| 熱間プレス成形されるワークをクランプ機構によってクランプしてテンションを印加しながら通電加熱する通電加熱装置であって、 前記クランプ機構は、 前記ワークをそれぞれ異なるクランプ位置でクランプして前記ワークにテンションを印加する第1及び第2のクランプ部材と、 前記第1及び第2のクランプ部材を駆動して前記ワークをクランプさせるクランプ方向駆動機構と、 通電加熱時、前記ワークの熱変形に応じて、前記第1及び第2のクランプ部材によるクランプ間隔を可変するクランプ間隔可変機構と、 を有する、ことを特徴とする通電加熱装置。 |
| 請求項1~8のいずれか一記載の前記通電加熱装置と、前記通電加熱装置によって加熱された前記ワークを熱間プレス成形する熱間プレス機構と、を有する、ことを特徴とする熱間プレス成形装置。 |
| 熱間プレス成形されるワークをクランプしてテンションを印加しながら通電加熱する通電加熱方法であって、 前記ワークの一側と他側をそれぞれクランプして該ワークを保持しながらテンションを印加するクランプ工程と、 前記クランプされた前記ワークを通電加熱する通電加熱工程と、 前記通電加熱工程において、前記ワークの一側を固定位置でクランプすると共に、該ワークの他側をクランプしている位置を熱変形する該ワークと共に移動させることにより、該ワークにテンションを印加する通電加熱時のテンション印加工程と、 を含む、ことを特徴とする通電加熱方法。 |
[関連出願の記載]
本発明は、日本国特許出願:特願2007-322507号(
2007年12月13日出願)の優先権主張に基づくもの
であり、同出願の全記載内容は引用をもって
本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通電加熱装置及びそれを有する
間プレス成形装置並びに通電加熱方法に関
、特に、熱間プレス成形装置に組み込まれ
通電加熱装置及び熱間プレス成形装置で実
される通電加熱方法に関する。
高強度が要求される車両部品を量産する 法の一つとして、熱間プレス成形工法ない ダイクエンチ工法が採用されている。ダイ エンチ工法は、鋼板を約900℃まで加熱した 、プレス成形と同時に急冷して、成形品を 入れする工法である。また、上記鋼板の加 には、従来、プレス成形装置とは別に設置 れた連続加熱炉が一般的に用いられている
一方、特許文献1には、鋼板の加熱に通電 加熱機構を用いた熱間プレス成形方法が開示 されている。詳細には、特許文献1には、「 型内部又は金型外の型近傍において、金属 の両端部に各々一箇所以上の電極を取り付 、電極間に電流を印加することにより、ジ ール熱により金属板を所定の加工温度まで 熱した後、熱間プレス成形を行う」金属板 熱間プレス成形方法が開示されている。
特許文献1の通電加熱機構は、ワークの長 手方向に沿って移動する一対の左右クランプ 電極を有し、一対の左右クランプ電極は、通 電加熱時、ワークの長手方向両端をそれぞれ クランプすることにより、ワークに対して、 ワークの長手方向に沿って左右両方向に向か って引張力を印加している。一対の左右クラ ンプ電極はいずれも、通電加熱時、停止して おり、一対の左右クランプによるクランプ間 隔は固定である。
以上の特許文献1の開示事項は、本書に引用
をもって繰り込み記載されているものとする
。以下に本発明による関連技術の分析を与え
る。
特許文献1の通電加熱機構によれば、通電加
熱時、ワークに引張力が印加されているにも
かかわらず、ワークが大きく歪んで、特に、
ワーク中央部が垂下するという問題がある。
その理由は、通電加熱時、ワークは昇温 伴って伸張するにもかかわらず、一対の左 クランプによるクランプ間隔が固定である らである。すなわち、通電加熱時、ワーク 両端が固定位置で拘束されているため、結 、昇温により熱変形し易くなったワークの 央部が自重により垂下してしまうことにな 。
このため、特許文献1の通電加熱機構によ れば、通電加熱の下流工程にワークを安定供 給することが困難である。その理由は、通電 加熱によるワークの歪みが大きいため、ワー クの位置決めが困難となり、又大きく歪んだ 部分が、搬送機構の保持具や熱間プレス機構 の型と干渉するおそれがあるからである。
本発明は、通電加熱によるワークの歪み 可及的に防止することができると共に、通 加熱の下流工程へ通電加熱済のワークを安 供給することができる通電加熱装置及びそ を有する熱間プレス成形装置並びに通電加 方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1の視点において、熱間プレ ス成形されるワークをクランプ機構によって クランプしてテンションを印加しながら、通 電加熱する通電加熱装置であって、前記クラ ンプ機構は、前記ワークの一側をクランプし て該ワークの一側を保持自在であると共に所 定方向に沿って位置固定ないし位置固定自在 な固定クランプ部材と、前記ワークの他側を クランプして該ワークの他側を保持自在であ ると共に前記所定方向に沿って移動自在な可 動クランプ部材と、を有し、通電加熱時、前 記固定クランプ部材は固定位置で前記ワーク の一側を保持し、前記可動クランプ部材は前 記ワークの前記所定方向に沿った熱変形と共 に前記ワークの他側を保持しながら該所定方 向に沿って移動することにより、該ワークに テンションが印加される、通電加熱装置を提 供する。前記所定方向は、前記ワークが熱変 形により伸張し易い主方向であり、例えば、 ワークの長手方向、ワークの上下面ないしプ レス面に沿った方向と同方向となる。
本発明は、第2の視点において、熱間プレ ス成形されるワークをクランプ機構によって クランプしてテンションを印加しながら通電 加熱する通電加熱装置であって、前記クラン プ機構は、前記ワークをそれぞれ異なるクラ ンプ位置でクランプして前記ワークにテンシ ョンを印加する第1及び第2のクランプ部材と 前記第1及び第2のクランプ部材を駆動して 記ワークをクランプさせるクランプ方向駆 機構と、通電加熱時、前記ワークの熱変形 応じて、前記第1及び第2のクランプ部材によ るクランプ間隔を可変するクランプ間隔可変 機構と、を有する通電加熱装置を提供する。
本発明は、第3の視点において、本発明に よる通電加熱装置と、前記通電加熱装置によ って加熱された前記ワークを熱間プレス成形 する熱間プレス機構と、を有する熱間プレス 成形装置を提供する。
本発明は、第4の視点において、熱間プレ ス成形されるワークをクランプしてテンショ ンを印加しながら通電加熱する通電加熱方法 であって、前記ワークの一側と他側をそれぞ れクランプして該ワークを保持しながらテン ションを印加するクランプ工程と、前記クラ ンプされた前記ワークを通電加熱する通電加 熱工程と、前記通電加熱工程において、前記 ワークの一側を固定位置でクランプすると共 に、該ワークの他側をクランプしている位置 を熱変形する該ワークと共に移動させること により、該ワークにテンションを印加する通 電加熱時のテンション印加工程と、を含む通 電加熱方法を提供する。
本発明によれば、通電加熱中、ワークの 変形、特に、熱膨張又は伸張に応じて、ワ クを保持しているクランプ位置又はクラン 間隔を、熱変形するワークと共に好ましく 熱変形分に応じて移動又は可変する。これ よって、通電加熱中、ワークに対して適正 テンションが印加され、昇温によるワーク 歪みが抑制され、特に、ワーク中央部が大 く垂下することが抑制され、ワークが可及 にフラットな状態が維持される。この結果 通電加熱済のワークを下流の熱間プレス機 へ搬送する場合、ワークと搬送機構又は熱 プレス機構の構成部品との干渉が防止され 。
本発明によれば、通電加熱中、固定クラ プ部材により、ワークの一側を固定位置で ランプする。これによって、ワークの熱変 或いは可動クランプ部材の移動に起因する ワーク位置決め位置のずれが防止される。 の結果、通電加熱済のワークを下流の熱間 レス機構へ搬送する場合、搬送機構又は熱 プレス機構へのワークの引渡しが容易であ 、熱間プレス成形工程においてはワーク位 決めが容易となる。すなわち、通電加熱さ たワークの安定供給が達成される。
かくして、本発明は、下流工程へ通電加 済のワークを安定供給することができるた 、熱間プレス成形、特に、ダイクエンチの イサイクル化に貢献するものである。また クランプが電極兼用クランプである場合、 述したように、本発明によれば、通電加熱 、ワークが可及的にフラットな状態が維持 れるため、ワークの均一加熱が期待される
1 熱間プレス成形装置
2 投入機構
3 通電加熱装置
4 熱間プレス機構
5 トランスファ機構
6 制御機構
7 搬送コンベヤ
30 固定クランプ部材
30a,30b 上下クランプ
31 可動クランプ部材
31a,31b 上下クランプ
32 昇降用シリンダ(昇降方向駆動機構)
33a,33b 上下のテンション用シリンダ(可動ク
ランプ部材駆動機構、クランプ間隔可変機構
)
34,34 上下の直動ガイド
(30,31,32,33a,33b,34) クランプ機構
35 支持棒
36a 電流センサ
36b 温度センサ
36c 昇降用位置センサ
36d 可動クランプ部材用位置センサ
36e 制御盤(制御手段,マイクロコンピュータ
)
37 通電機構
37a 通電スイッチ
38a,38b 上下フレーム
39a,39b 上下支持柱(支持部材)
41 ダイ,冷却ダイ
51 一対の平行アーム
52a~52c シリンダ(駆動手段)
53 保持具(クランプ、保持手段)
54 支持棒
L,L+ クランプ間隔
P 電源
P0 投入位置
P1 通電位置
P2 加工位置
P3 払出位置
W ワーク
D 通電開始時における可動クランプ位置と
ークWの図中左端との間隔
E 通電終了時における可動クランプ位置と
ークWの図中左端との間隔
本発明の好ましい実施の形態によれば、 記クランプ機構は、前記固定クランプ部材 び前記可動クランプ部材を、前記ワークの み方向に沿って昇降自在に駆動して該ワー をクランプさせる昇降方向駆動機構と、前 可動クランプ部材を、前記所定方向に沿っ 移動自在に駆動する可動クランプ部材駆動 構と、を有する。
本発明の好ましい実施の形態によれば、 記固定クランプ部材及び前記可動クランプ 材は、前記ワークの厚み方向に沿って対向 て該ワークを挟持自在な一対の上下クラン を、それぞれ具備する。この形態によれば ワークのクランプが安定し、又可動クラン 部材の移動ストロークを確保することが容 となる。
本発明の好ましい実施の形態によれば、 記固定クランプ部材及び前記可動クランプ 材がそれぞれ具備する前記一対の上下クラ プのうち、前記所定方向ないし前記ワーク 長手方向に沿って互いに離間した該下クラ プが、前記ワークに通電をする一対の電極 ある。この形態によれば、省電力、省機構 びワークの均一加熱が期待される。
本発明の好ましい実施の形態によれば、 記固定クランプ部材及び前記可動クランプ 材はそれぞれ、前記ワークの厚み方向に沿 て対向して該ワークを挟持自在な一対の上 クランプを、具備し、前記上クランプの前 ワークを挟持する部分が凸曲面状であり、 記下クランプの前記ワークを挟持する部分 平面状である。この形態によれば、クラン が安定する。また、クランプが電極を兼用 る場合には、電極のワークに対する片当り 防止され、ワークの局部過熱が防止される
本発明の好ましい実施の形態によれば、 電加熱中の前記ワークの中央部下方に配置 れ、該中央部を支持自在な垂下防止部材を える。さらに、好ましくは、前記垂下防止 材は、鉛直方向に沿って立設された複数の ンである。このような形態によれば、ワー の通電加熱装置への供給又はその下流への り出しを妨げずに、通電加熱時においてワ ク中央部の垂下を防止又は抑制することが きる。
本発明の好ましい実施の形態によれば、 記クランプ機構は、前記ワークを弾性的に ランプするクランプ又は電極兼用クランプ 有する。さらに好ましくは、前記クランプ 構は、前記クランプ又は前記電極兼用クラ プが取り付けられる支持部材ないし支持柱 有し、前記支持部材は、基部と、前記基部 直接又は間接的に接続されると共に前記ク ンプ又は前記電極兼用クランプが取り付け れる取付部と、前記基部と前記取付部との でクランプ方向に沿って弾性力を作用する う、該基部と前記取付部との間に直接又は 接的に挿入された弾性部と、を含む。この 態によれば、クランプとワークの接触面積 増大すると共に、均一なクランプ荷重がワ クに作用することにより、クランプが安定 、又電極とワークの接触面積が増大してワ クの局部過熱が防止される。
本発明の実施の形態において、通電加熱 、熱間プレス可能な温度にワークを加熱す ば十分である。例えば、ワークが鋼材の場 、A1変態点から液相析出点の間、例えば、85 0から1200℃の間で通電加熱すればよい。
本発明は、通電加熱、及び熱間加工が可 な種々の材質のワークの加熱さらには加熱 形、特にダイクエンチに好適に適用され、 えば、鋼系、アルミニウム系などの種々の 属材の成形に適用される。本発明は、一般 板の他に、めっき鋼板(例えば、亜鉛めっき 鋼板、合金化溶融亜鉛めっき鋼板、アルミニ ウムめっき鋼板など)の加熱、さらには熱間 形にも好適に適用される。
以下、図面を参照して本発明の一実施例 説明する。図1は、本発明の一実施例に係る 通電加熱装置が組み込まれた熱間プレス成形 装置の外観図である。
図1を参照すると、この熱間プレス成形装 置1においては、装置1内に、ロボット式の投 機構2からワークが一枚ずつ供給される通電 加熱装置3と、通電加熱装置3の下流に熱的に 隔して配置されたダイクエンチ式の熱間プ ス機構4と、少なくとも、通電加熱装置3か 熱間プレス機構4に通電加熱されたワークを 送すると共に熱間プレス機構4から取出位置 へ向かって成形品を搬送するトランスファ機 構5と、が組み込まれている。なお、熱間プ ス成形装置1には、同装置1の払出位置から成 形品ないし完成品を取り出すための搬送コン ベヤ7が付設されている。
ワーク投入機構2は、ロボット機構であっ て、複数枚のワークないしブランクが収容さ れたマガジンから一枚ずつ取り出して、ワー クを一枚ずつ通電加熱装置3に供給する。
通電加熱装置3は、投入されたワークのク ランプ及びクランプ解除を行うと共に、クラ ンプによるテンションが印加されたワークに 通電を行い、ワークを加熱する。
熱間プレス機構4は、加熱されたワークを 熱間プレスし且つ急冷することにより、ワー クから成形品を形成する。
トランスファ機構5は、熱間プレス成形装 置1ないし通電加熱装置3内にワークが投入さ る投入位置、通電加熱装置3がワークに通電 する通電位置、熱間プレス機構4がワークを 間プレス成形する加工位置、及び、熱間プ ス成形装置1から成形品が払い出される払出 置で、ワーク又は成形品を保持又は保持解 すると共に、前記投入位置と前記通電位置 前記通電位置と前記加工位置、及び前記加 位置と前記払出位置の間をそれぞれ往復動 る、複数の保持機構ないし保持具を備えて る。
図2(A)~図2(C)は、図1に示した通電加熱装置 ないし熱間プレス成形装置の機械的な構造を 説明するための三面図であり、図2(A)は上面 、図2(B)は正面図、図2(C)は側面図である。図 3は、図2(C)の拡大図である。なお、図2(C)は、 上クランプ30a,31aが上昇位置にあり、可動ク ンプ部材31が端部に移動した状態を示してい る。
図2(A)~図2(C)及び図3を参照すると、熱間プ レス成形装置1においては、搬送方向に沿っ 上流から下流に向かって順に、ワークWが投 される投入位置P0、通電加熱装置3による通 加熱が行われる通電位置P1、熱間プレス機 4による熱間プレス成形ないしダイクエンチ 行われる加工位置P2、熱間プレス成形装置1 ら成形品が払い出される払出位置P3が等ピ チで設定されている。
通電加熱装置3は、後述するクランプ機構 (30,31,32,33a,33b,34)と、ワークWに接触する電極 電極と電源との間を電気的に接続する配線 び通電スイッチを備える通電機構(図4の通電 機構37参照)と、通電加熱中のワークWの中央 下方に配置され、鉛直方向に沿って立設さ て、ワークWの中央部を支持自在な垂下防止 材である複数のピン35と、を有している。
クランプ機構(30,31,32,33a,33b,34)は、固定ク ンプ部材30及び可動クランプ部材31(第1及び 2のクランプ部材)と、固定クランプ部材30及 び可動クランプ部材31の昇降方向駆動機構な しクランプ方向駆動機構である昇降用シリ ダ32と、可動クランプ部材31を前記所定方向 に沿って移動させる可動クランプ部材駆動機 構ないしワークWの熱変形に応じたクランプ 隔可変機構である上下のテンション用シリ ダ33a,33bと、可動クランプ部材31の移動を案 する上下の直動ガイド34,34と、を備えている 。
固定クランプ部材30は、ワークWの一側を ークW長手方向ないし左右方向に沿って固定 位置でクランプして同一側を保持自在である と共に、ワークWの位置決め機能も有する。 動クランプ部材31は、ワークWの他側をクラ プして同他側を保持自在であると共に前記 定方向ないし左右方向に沿って移動自在で る。通電加熱時、固定クランプ部材30は固定 位置でワークの一側を保持し、一方、可動ク ランプ部材31はワークWの熱変形と共にワーク Wの他側を保持しながら移動する。このよう 固定クランプ部材30及び可動クランプ部材31 よって、通電加熱時、ワークWには、ワーク W中央部の垂下が可及的に防止されるようテ ションが印加され、特に、可動クランプ部 31の移動方向前方へ向かって作用する、テン ションが印加される。
固定クランプ部材30及び可動クランプ部 31はそれぞれ、ワークWの厚み方向に沿って 向してワークWを挟持自在な一対の上下クラ プ30a,30b,31a,31bを具備している。固定クラン 部材30及び可動クランプ部材31がそれぞれ具 備する一対の上下クランプ30a,30b,31a,31bのうち 、ワークWの長手方向に沿って互いに離間し 一対の下クランプ30b,31bが、ワークWに通電を する一対の電極である。
昇降用シリンダ32は、固定クランプ部材30 及び可動クランプ部材31の上クランプ30a,31aを ワークWの厚み方向に沿って昇降自在に駆動 てワークWをクランプして保持させる。上下 テンション用シリンダ33a,33bは、可動クラン プ部材31を、前記所定方向、すなわち、ワー Wの長手方向ないし左右方向に沿って移動自 在に駆動する。上下のテンション用シリンダ 33a,33bは、通電加熱時、可動クランプ部材31を 移動させる際、可動クランプ部材31がワークW に対して滑らないよう、可動クランプ部材31 対して付勢力を及ぼす。なお、固定クラン 部材30は、前記所定方向に沿って、位置固 に設ける、或いは、エアシリンダやモータ によって、ワークWの形状に応じてその初期 置を可変できるよう設ける。
クランプ30a,30b,31a,31bは、それぞれ上下支 柱39a,39bの端部に取り付けられている。上支 持柱39a,39aは昇降自在な上フレーム38aに取り けられ、上フレーム38aは昇降用シリンダ32に 接続されている。下支持柱39b,39bは不動の下 レーム38bに取り付けられている。上下フレ ム38a,38bには、それぞれ上下の直動ガイド34,3 4及びテンション用シリンダ33a,33bが配置され いる。なお、可動クランプ部材31の上下ク ンプ31a,31bを一つのシリンダなどで駆動する とも可能である。
熱間プレス機構4は、通電位置P1でワークW が通電加熱された後、トランスファ機構5に って通電位置P1から搬送されたワークWを加 位置P2で熱間プレス成形して急冷する冷却ダ イ41を備えている。
トランスファ機構5は、ワークWの搬送方 に沿って延在する一対の平行アーム51と、一 対の平行アーム51を、搬送方向、搬送方向に 交する昇降方向、及び搬送及び昇降方向に 交する幅方向に沿って往復動自在に駆動す 駆動手段である不図示のシリンダと、一対 平行アーム51に搬送方向に沿って所定間隔 に複数個取り付けられ、一対の平行アーム51 が幅方向に沿って接近する際にワークW又は 形品を保持し、同離隔する際に保持解除す 保持機構ないし保持具である不図示の複数 クランプと、を有している。複数のクラン は、投入位置P0、通電位置P1、加工位置P2及 払出位置P3間の間隔に対応して、一対の平行 アーム51上に等ピッチで配置されている。な 、駆動手段であるシリンダに代えて、駆動 段としてサーボモータ等を採用することが きる。
さらに、トランスファ機構5は、通電位置 P1と加工位置P2の間に、通電加熱により中央 が垂下する状態に熱変形したワークWを支持 いし案内する支持棒54を有している。支持 54は、通電位置P1側に比べて加工位置P2側が くなるよう、搬送方向下流側に向かって高 傾斜している。支持棒54の傾斜角度は、ワー クWの材質、加熱温度及びトランスファ機構5 昇降方向ストローク幅に応じて設定される
図4は、図3に示した通電加熱装置3の制御 成を説明するためのブロック図である。図4 を参照すると、通電加熱装置3は、固定クラ プ部材30及び可動クランプ部材31(第1及び第2 クランプ部材)と、昇降用シリンダ32と、上 のテンション用シリンダ33a,33bと、ワークW 通電される電流量を検出する電流センサ36a 、ワークの温度を検出する温度センサ36bと 固定クランプ部材30及び可動クランプ部材31 昇降方向位置を検出する昇降用位置センサ3 6cと、可動クランプ部材31の移動方向位置を 出する可動クランプ部材用位置センサ36dと ワークWへの通電を制御する通電機構37と、 ンサ36a~36dが検出した情報に基づいて昇降用 リンダ32、上下のテンション用シリンダ33a,3 3b及び通電スイッチ37aを制御する手段である 御盤(マイクロコンピュータ)36eと、を具備 ている。通電機構37は、電極兼用である一対 の下クランプ30b,31bと、直流又は交流電源Pと 直流又は交流電源Pと下クランプ30b,31b間に 続されワークWへの通電をオンオフする前記 電スイッチ37aと、前記電流センサ36a及び前 温度センサ36b、を含んで構成されている。
次に、通電加熱装置3の動作について説明 する。図5(A)~図5(F)は、図3及び図4に示した本 明の一実施例に係る通電加熱装置の動作を 明する工程図である。なお、図5(A)~図5(F)で 上下支持柱の図示を省略しており、図5(E)で は上下フレームの図示を省略している。また 、図5(F)は図5(E)の上面図である。図6は、比較 例に係る、クランプ間隔Lが固定な通電加熱 置の問題点を説明するための工程図である
[クランプ工程]
図5(A)~図5(B)を参照すると、ワークWは、トラ
ンスファ機構5が備える一対の平行アーム51の
保持具53によって保持されて、シリンダ52aに
って、図2(A)に示した通電加熱装置3の通電
置P1に搬送され、一対の下クランプ30b,31b上
載置される。続いて、一対の平行アーム51は
シリンダ52cによって互いに離間された後、シ
リンダ52bによって上昇され、かくしてワーク
Wは通電加熱装置3側に受け渡される。
図5(C)~図5(D)を参照すると、上昇位置にあ 固定クランプ部材30及び可動クランプ部材31 の上クランプ30a,31aは、昇降用シリンダ32によ って下降させられ、これによって、固定クラ ンプ部材30側では、一対の上下クランプ30a,30b によってワークWの一側が固定位置でクラン されて保持されることにより、ワークWの位 決めがなされ、一方、可動クランプ部材31 では、一対の上下クランプ31a,31bによって、 ークの他側がクランプされて保持される。 お、最初のクランプ間隔は“L”に設定され ている。
なお、固定クランプ部材30の一対の上下 ランプ30a,30bの初期位置を設定ないし保持す 別のシリンダを一対の上下支持柱39a,39bにそ れぞれ接続してもよい。なお、これらのシリ ンダに代えて、位置決め可能なサーボモータ 等を採用することができる。
[通電加熱工程]
ワークWの長手方向に離間する下クランプ30b
,31bは電極を兼用しており、一対の下クラン
30b,31bこれらを介してワークWに通電が開始さ
れる。なお、上クランプ30a,31aがワークWをク
ンプする部分は凸曲面状に形成され、下ク
ンプ30b,31bがワークWをクランプする部分は
面状に形成されていることにより、クラン
能が向上され、又均一加熱が期待される。
また、上下クランプ30a,30b,31a,31bには、ワ クWの幅方向ないしワークの搬送方向に沿っ て十分な長さを有するバー状クランプないし バー状電極が用いられていることにより、ク ランプ能が向上され、又均一加熱が期待され る。ワークWの幅に対して、クランプ30a,30b,31a ,31bの幅は、ワークWの幅と同じか、或いはワ クWの幅よりも多少長く設定されており、ワ ークWの幅を長く設定する場合には、例えば 数%から20%程度長く設定することが好ましい
[通電加熱工程におけるテンション印加工程]
図5(E)及び図5(F)を参照すると、通電時間の
過、通電電流の積算又はワークWの昇温に従
て、通電加熱中、上下のテンション用シリ
ダ33a,33bによって、可動クランプ部材31の一
の上下クランプ31a,31bは、ワークWの他側を
持しながら、熱膨張するワークWの伸張分、
期してワークWの長手方向端部に向かって徐
々に移動していく。これによって、特に、可
動クランプ部材31の移動方向前方に向かって
ワークWにテンションが作用する。また、通
電開始時のクランプ間隔“L”に対して、通
終了時のクランプ間隔は“L+”に拡大してい
る。すなわち、通電加熱時、ワークWの伸張
、すなわち、“L+”-“L”分、クランプ間隔
拡大される。なお、図5(D)の通電開始時にお
ける上下クランプ31a,31bによるクランプ位置
ワークWの図中左端との間隔を“D”、図5(E)
通電終了時における上下クランプ31a,31bによ
クランプ位置とワークWの図中左端との間隔
を“E”とすると、“D”と“E”は同じ長さか
、熱膨張後の間隔である“E”の方が熱膨張
の間隔である“D”よりも若干長くなる。
このようにして、本発明の一実施例に係 通電加熱装置によれば、通電加熱中、昇温 伴って伸張するワークWに対して、適切なク ランプ位置で適正なテンションを常時印加す ることができるため、通電加熱によるワーク W中央部の垂下が可及的に防止される。
これに対して、図6に示した比較例に係る 通電加熱装置によれば、二つのクランプ位置 が固定であって、両者のクランプ間隔は“L で一定である。すなわち、ワークW長手方向 端の拘束位置が不変であるため、通電加熱 、昇温に伴って伸張するワークWに有効なテ ンションを印加し続けることができず、その 中央部が垂下したり、上方へ反り上がったり してしまうことになる。
本発明による通電加熱装置は、熱間プレス
形装置、特に、ダイクエンチ装置に好適に
み込まれる。また、本発明による通電加熱
置及び通電加熱方法は、熱間プレス成形さ
る金属製板材、特に、長さを有する板材の
熱に適用され、具体的には、量産性が要求
れる車両用部品の成形前の加熱、例えば、
両ボディの各種補強材、特に、ドアビーム
びバンパーリインフォース等の熱間成形前
加熱に適用される。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内
おいて、さらにその基本的技術思想に基づ
て、実施形態ないし実施例の変更・調整が
能である。また、本発明の請求の範囲の枠
において種々の開示要素の多様な組み合わ
ないし選択が可能である。
