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Title:
ENGINE WITH SLIDABLE VALVE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/136614
Kind Code:
A1
Abstract:
The objective is to improve efficiency during low load or high‑speed rotation of an engine. The engine has a secondary cylinder (2) and a valve body (6) that can slide inside the secondary cylinder (2). The slidable valve body (6) contains a cavity (7) formed therein. The engine has a driving device that switches between connection of the main combustion chamber and the cavity (7) and separation of the main combustion chamber and the cavity (7). The slidable valve acts as a variable compression ratio device that switches between connection and separation of the main combustion chamber and the cavity (7) in response to the load. Here, a third compression ring (18) is provided in the engine. The slidable valve can act as an intake valve or as an exhaust valve that switches between connection and separation of the main combustion chamber and a secondary passage during the intake process or the exhaust process. This can improve intake and exhaust efficiency.

Inventors:
YAOITA YASUHITO (JP)
Application Number:
PCT/JP2009/058591
Publication Date:
November 12, 2009
Filing Date:
May 03, 2009
Export Citation:
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Assignee:
YAOITA YASUHITO (JP)
International Classes:
F02B23/00; F02B19/02; F02B19/12; F02B23/08; F02D15/04; F02P15/08
Foreign References:
JPH05280384A1993-10-26
JPH05256168A1993-10-05
JPH07279670A1995-10-27
JPS6360038U1988-04-21
JP2001207851A2001-08-03
JP2003293805A2003-10-15
JP2002317702A2002-10-31
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Claims:
主シリンダーと前記主シリンダーの外側に設ける副シリンダーとを持つエンジンにおいて、
前記副シリンダーは開口部を持ち、
主燃焼室と前記副シリンダーの前記開口部は連絡し、
弁本体は前記副シリンダー内に前記副シリンダーの中心軸方向に摺動可能に設置され、
前記摺動可能な弁本体は筒状側面を持ち、
前記摺動可能な弁本体の内側に空洞を持ち、
第一圧縮リングおよび第二圧縮リングは共に前記筒状側面に設置され、
前記空洞は、前記二つの圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の部分とは異なる前記筒状側面の部分に形成される開口部を持ち、前記開口部は前記主燃焼室に隣接し、
駆動装置は前記摺動可能な弁本体を前記副シリンダーの中心軸方向に移動させ、
前記二つの圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の部分が前記副シリンダーの前記開口部に対面する位置に前記駆動装置が前記摺動可能な弁本体を移動させる時に、前記空洞と前記主燃焼室がお互いに隔離され、
前記空洞の前記開口部が前記副シリンダーの前記開口部と対面する位置に、前記駆動装置が前記摺動可能な弁本体を移動させる時に、前記空洞と前記主燃焼室がお互いに連通される事を特徴とする摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
主シリンダーと前記主シリンダーの外側に設ける副シリンダーとを持つエンジンにおいて、
前記副シリンダーは開口部を持ち、
主燃焼室と前記副シリンダーの前記開口部は連絡し、
摺動可能な弁本体は前記副シリンダー内に前記副シリンダーの中心軸方向に摺動可能に設置され、
前記摺動可能な弁本体は筒状側面を持ち、
前記摺動可能な弁本体は、その内側に空洞を持ち、
第一圧縮リングと第二圧縮リングと第三圧縮リングは全て前記筒状側面に設置され、
前記第一圧縮リングは前記第二圧縮リングと前記第三圧縮リングとの間に位置し、
前記空洞は、前記第一圧縮リングと前記第三圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の一部に形成される開口部を持ち、前記開口部は前記主燃焼室に隣接し、
駆動装置は、負荷の変化に応じて前記摺動可能な弁本体を前記の副シリンダーの中心軸方向に移動させ、
前記第一圧縮リングと前記第二圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の一部と前記副シリンダーの前記開口部が対面する位置に、前記駆動装置が前記摺動可能な弁本体を移動させる時に、前記第一圧縮リングが前記主燃焼室と前記空洞が隔離され、それによって圧縮比を高め、
前記空洞の前記開口部と前記副シリンダーの前記開口部が対面する位置に、前記駆動装置が前記摺動可能な弁本体を移動させる時に、前記主燃焼室と前記空洞が連通され、それによって圧縮比を低下させる事を特徴とする摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
主シリンダーと前記主シリンダーの外側に設ける副シリンダーとを持つエンジンにおいて、
前記副シリンダーは開口部を持ち、
主燃焼室と前記副シリンダーの前記開口部は連絡し、
摺動可能な弁本体は前記副シリンダー内に前記副シリンダーの中心軸方向に摺動可能に設置され、
前記摺動可能な弁本体は筒状側面を持ち、
前記摺動可能な弁本体は、その内側に空洞を持ち、
第一圧縮リングおよび第二圧縮リングは共に前記筒状側面に設置され、
前記空洞は、前記二つの圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の部分とは異なる前記筒状側面の部分に形成される開口部を持ち、前記開口部は前記主燃焼室に隣接し、
前記空洞は、前記二つの圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の部分以外に形成される第二の開口部を持ち、
駆動装置は、前記エンジンの一サイクル中の全行程に同期して前記摺動可能な弁本体を前記副シリンダーの中心軸方向に移動させ、
吸気又は排気ガスの為の副通路は前記エンジンの外部と連通し、
前記の両圧縮リング間に位置する前記筒状側面の部分と前記副シリンダーの前記開口部が対面する位置に、前記駆動装置が前記摺動可能な弁本体を移動させる時に、前記主燃焼室と前記副通路が隔離され、
前記空洞の前記開口部が前記副シリンダーの前記開口部と対面する位置に、前記駆動装置が前記摺動可能な弁本体を移動させる時に、前記空洞を介して前記主燃焼室と前記副通路が連通される事を特徴とする摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
吸気行程時に、前記空洞を介して、前記主燃焼室と前記副通路が連通する事を特徴とする前記の請求項3に記載した摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
二つの圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の部分とは異なる前記筒状側面の部分に、前記空洞の前記第二の開口部は設置され、
前記空洞の前記開口部が前記副シリンダーの前記開口部と面する時に、前記空洞の前記第二の開口部に面して前記副シリンダーの第二の開口部は設置され、
前記副シリンダーの他の開口部に隣接して前記副通路が設置される事を特徴とする前記の請求項3に記載した摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
前記駆動装置は、空気圧式又は油圧式又は電磁式又は電気式とし、
カムの位相を変化させる装置とカムを組み合わせた装置を併設し、
前記摺動可能な弁本体と前記カムの間に、空気圧式又は油圧式又は電磁式又は電気式の駆動装置が設置される事を特徴とする前記請求項2に記載した摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
前記第一圧縮リングと前記第三圧縮リングの間に位置する前記円筒状側面の部分に、前記空洞の第二の開口部が設置され、
前記副シリンダーの中心軸に対して前記空洞の前記開口部とは反対側に、前記空洞の第二の開口部が設置され事を特徴とする前記請求項2に記載した摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
前記エンジンのピストンのストロークの長さはピストンの直径よりも小さくない事を特徴とする前記の請求項4に記載した摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
前記摺動可能な弁本体を円筒状のスリーブとし、
前記第一圧縮リングと前記第二圧縮リングの間に位置する前記筒状側面の部分とは異なる部分に、前記空洞の前記開口部は形成され、
上部固定部と下部固定部が前記のスリーブに設置され、
前記上部固定部と前記下部固定部はシリンダーヘッドとシリンダーブロックに固定され、
前記上部固定部と前記下部固定部に、他の圧縮リングは設置され、
前記スリーブ内の前記上部固定部と前記下部固定部の間の前記スリーブ内空間を定義し、前記の空間は前記空洞として使用され、
前記上部固定部と前記下部固定部のどちらか一つに第二の点火プラグが設置される事を特徴とする前記請求項2に記載した摺動可能な弁を持つピストン式エンジン。
 
Description:
摺動可能な弁を持つエンジン

   本発明は、副シリンダー内を摺動可能 な弁を持つエンジンとその運転方法に関する ものである。

 図24に示す特許文献1は、可変圧縮比エンジ に関する。特許文献1のエンジンは、番号18 示すコンロッドの分割部を持っている。コ トロールロッドは、コンロッドの分割部に 続している。特許文献1のエンジンは、コン ロッドの長さを変化させる為のコントロール ロッドの支軸位置の位置を変化させる装置を 持っている。
この為、燃焼ガス圧力が、コンロッドの分割 部とコンロッドの長さを変化させる為の装置 に加わる。この圧力は、高負荷時に増大する 。この為、支軸位置を変位させる装置とコン ロッドの分割部に耐久性の問題が発生する。
図25は、番号4で示す副室可動体に燃焼ガス圧 力が加わるエンジンを示す。図26は、番号9で 示す副ピストンに燃焼ガス圧力が加わるエン ジンを示す。これらの例では、燃焼ガス圧力 に抗して可変装置が動く。この為、これらの 可変装置に耐久性の問題が発生する。
図27は、東京都新宿区にある三栄書房が発行 た“内燃機関の歴史”の237ページに記載さ ている第3.248図を示す。
このエンジンのピストンは、二重のスリーブ 内を往復運動する。このエンジンのシリンダ ーヘッドは、ピストンリングが設置される溝 を持つ。ピストンリングは、二重のスリーブ の内側の円筒側面に設置される。スリーブの 内側に頭上茸弁が設置されるなら、前記の溝 が、頭上茸弁の設置面積を制限する。この事 は、頭上茸弁の吸・排気効率を低下させる。

高速回転時に、4サイクルエンジンの吸気抵 と排気抵抗の量が増加する。
このエンジンの吸気カムリフト量は、吸気バ ルブの開弁時初期に、開弁期間中期以降より もリフト量が極端に少ない。エンジンの高速 回転時に、開弁期間初期の時間が短くなる。 その結果、吸気の流入量が制限される。その 結果、吸気バルブの開弁時初期に、シリンダ ー内の圧力は、ピストンの裏側の圧力よりも 低くなる。
 この状態で、ピストンはピストンに圧力が わる方向に逆らって下降し続ける。この為 負の仕事量が増える。この為、吸気抵抗に る損失量が増加して、トルクが低下する。
 図28は、山海堂発行の雑誌『内燃機関』1995 11月号No. 434の90ページに記載されているエ ジン性能を示す。図28に関して、最大トル 値L1・L2よりも高速な回転速度域では、トル カーブの頂点時L1・L2よりも4サイクルエン ンのトルクが低下している。
 4サイクルエンジンの排気カムリフト量は、 排気弁の開弁時から排気行程の下死点時まで の開弁期間初期は、開弁期間中期よりも極端 にリフト量が少ない。その結果、高速回転時 に、下死点時のシリンダー内圧力が、高くな る。この結果、下死点時直後の排気行程時に 、排気抵抗による損失量が増加する。
図29に特許文献2のサイド・バルブ式エンジン を示す。このエンジンの番号54で示す主燃焼 は、シリンダーの外側に拡張されている。 の為に、ピストンの上面に面した吸気弁と 気弁を増設できる。
特許文献2では、吸気弁と排気弁の間隔を狭 る事によって、燃焼室をコンパクトに形成 ている。
しかし、サイド・バルブが設置されている壁 面とその対面とに挟まれた空間だけ、主燃焼 室の容積が増加する。サイド・バルブのリフ ト量が大きいほど、この空間の容積が増加す る。この為、ピストンの上面に面して設置す る吸気弁とサイド・バルブを持つ燃焼室は高 圧縮比化できない。この結果、効率が低下す る。

ピストンのストロークの長さをピストンの直 径よりも長くするなら、燃焼ガスの変換効率 が向上するが、高速回転時の吸気効率が低下 する。吸気効率の低下は、高速回転時のトル クを低下させる。反対に、ピストンのストロ ークの長さをピストンの直径よりも短くする なら、高速回転時の吸気効率が向上するが、 燃焼ガスの変換効率が低下する。
この為、従来の火花点火式エンジンは、ピス トンのロング・ストローク化と高速回転時の トルクの増加を両立できなかった。

特願2003-193805(P2003-193805,P2005-30235A)

特開2000-282814(P2000-282814A)

本発明の第一目的は、燃焼室内の燃焼ガス圧 力を受ける弁であって、耐久性のある切替弁 を持つピストンエンジンを提供する事です。
 本発明の第二目的は、エンジンの低負荷時 熱効率が向上するピストンエンジンを提供 る事です。
本発明の第三目的は、高速回転時に吸気抵抗 の減少と高圧縮比を両立するピストンエンジ ンを提供する事です。
 本発明の第一態様に依るピストンエンジン 、シリンダーヘッド、シリンダーブロック 主シリンダー、ピストン、副シリンダー、 筒状弁本体を含む。前記のピストンは、シ ンダーブロックに設置された主シリンダー を摺動する。主燃焼室は、前記ピストンと 記シリンダーヘッドの間に形成される。前 副シリンダーは、主シリンダーの外側に設 され、燃焼室と連絡する開口部を持つ。
前記弁本体は、前記副シリンダー内を中心軸 方向に摺動する。
前記弁本体の側面に、第一圧縮リングおよび 第二圧縮リングを設ける。前記弁本体は、内 側に空洞を持つ。
前記空洞は、前記弁本体の筒状側面に形成さ れた開口部を持つ。前記空洞の前記開口部は 、前記副シリンダーの開口部に隣接し、前記 二つの圧縮リングの間の前記筒状側面の外側 に位置する。
前記副シリンダーの前記開口部は、前記副シ リンダーの中心軸方向に、前記の両圧縮リン グ間の筒状側面よりも小さい。
前記エンジンは、更に前記副シリンダーの中 心軸方向に、前記の弁本体を移動させる駆動 装置を持つ。
前記圧縮リングの間の前記筒状側面が前記副 シリンダーの前記開口部に面して位置する時 に、前記空洞と前記主燃焼室がお互いに隔離 される。
前記空洞の前記開口部と前記副シリンダーの 前記開口部に面する時に、前記空洞と前記主 燃焼室がお互いに連通される。

前記弁本体と前記の両圧縮リングと前記空洞 と前記駆動装置は、摺動可能な弁の要素であ り、それらは前記空洞と前記主燃焼室の間の 連通と前記空洞と前記主燃焼室の間の隔離と を切り替える切替弁として機能する。
第一態様は、第二態様と第三態様に共通する 。
前記両圧縮リングの間の筒状側面と副シリン ダーの前記開口部が面して位置する時は、前 記主燃焼室内の燃焼ガスの圧力が前記駆動装 置と弁本体の副シリンダーの中心軸方向に加 わらない。この事は、前記駆動装置の耐久性 の低下を防ぐ。従って、第一態様は第一の目 的の一部を達成できる。第一の目的を完全に 達成できる条件は、後ほど、添付した1図に すエンジンの駆動装置の耐久性で説明する

第二態様によるピストンエンジンは、第一態 様によるピストンエンジンの要素に加えて、 以下の要素を含む。
第二態様に依るエンジンの前記弁本体は、そ の側面に更に第三圧縮リングを設ける。第一 圧縮リングは、第二圧縮リングと第三圧縮リ ング間に位置する。
このエンジンの空洞の開口部は、第一圧縮リ ングと第三圧縮リングとの間に位置する。こ のエンジンの前記副シリンダーの前記開口部 は、副シリンダーの中心軸方向の距離が第一 圧縮リングと第三圧縮リング間の距離よりも 小さい。
このエンジンの駆動装置は、ピストンの負荷 の変化に応じて前記摺動可能な弁を副シリン ダーの中心軸方向に移動させる。
前記第一圧縮リングと前記第二圧縮リングの 間の前記筒状側面が前記副シリンダーの前記 開口部に面して位置する時に、前記第一圧縮 リングが前記主燃焼室と前記空洞をお互いに 隔離し、それによって燃焼室の圧縮比が高め られる。
前記空洞の前記開口部と前記副シリンダーの 前記開口部が対面する時に、前記主燃焼室と 前記空洞とがお互いに連通され、それによっ て圧縮比が低下される。

第ニ態様に依る上記エンジンの前記の要素は 、第一態様と第ニ態様による前記エンジンと の相違点です。
第二態様に依る前記エンジンでは、前記空洞 はピストンが高負荷である時に副燃焼室とし て機能する。前記エンジンの前記摺動可能な 弁は燃焼室容積を変更する装置として機能す る。
このエンジンは、ピストンの低負荷時に圧縮 比の増加を可能にする。この事は、熱効率を 向上させる。従って、第二態様は、第二の目 的を達成できる。

 第三態様に依るピストンエンジンは、第一 様に依るピストンエンジンの要素に加えて 以下の要素を含む。
 第三態様に依る前記エンジンは、頭上茸弁 吸気又は排気ガスの為の副通路を持つ。前 副通路は、前記エンジンの外部と連通する
このエンジンの空洞は、第一圧縮リングと第 二圧縮リングの間以外の前記筒状側面に、更 に第二の開口部を設置する。
このエンジンの駆動装置は、ピストンの全行 程に同期して前記副シリンダーの中心軸方向 に前記摺動可能な弁を移動させる。    
前記の両圧縮リング間の前記筒状側面が前記 副シリンダーの前記開口部に面して位置する 時に、前記主燃焼室と前記副通路がお互いに 隔離される。
前記空洞の前記開口部が前記副シリンダーの 前記開口部に面して位置する時に、ピストン の吸入行程時又は排気行程時に前記空洞を介 して前記主燃焼室と前記副通路とがお互いに 連通される。

第三態様による上記エンジンの前記の要素は 、第一態様と第三態様による前記エンジンと の相違点です。
このエンジンの摺動可能な弁は、空洞を介し て、摺動可能な弁が主燃焼室と副通路の間の 連通と主燃焼室と副通路の間の隔離を切り替 える。
第三態様では、前記摺動可能な弁は吸気弁ま たは排気弁として機能する。
 前記頭上茸弁の面積と前記摺動可能な弁の 気口または吸気口の面積との和が、主シリ ダーの外側に吸気弁と排気弁を増設しない ンジンの燃焼室よりも、大きい。この事は 高速回転時の吸気抵抗と排気抵抗を減少さ る。
このエンジンのピストンの圧縮行程時と燃焼 行程時に、主燃焼室と前記空洞とは隔離され る。従って、燃焼行程時に、この燃焼室の圧 縮比はほんの少しだけ低下する。この事は、 前記サイド・バルブ式燃焼室の圧縮比よりも 、第三態様は高圧縮比の燃焼室の実現を可能 にする。
 従って、第三態様は、第三の目的を達成で る。

1図から5図までは、本発明の第一態様に相当 る、基本的な実施形態です。これらのエン ンは、6図から23図までに示すエンジンと共 する多くの要素を持つ。従って、6図から23 までのエンジンに関して、これらのエンジ と1図から5図までに示すエンジンとの相違 だけを説明する。
1図に関して、エンジンは主シリンダー3と主 ストンと副シリンダー2を持つ。主シリンダ ー3は、シリンダーブロックに設置される。 燃焼室1は、シリンダーヘッド5と主ピストン との間に形成される。
副シリンダー2は、主シリンダー3の外側のシ ンダーブロックとシリンダーヘッド5に設置 される。
副シリンダー2は、自身の壁面を通って形成 れる開口部11を持つ。開口部11は、主燃焼室1 と開口部11を連絡する。
弁本体6は、副シリンダー2内を副シリンダー2 の中心軸方向に摺動する。
弁本体6の筒状側面に、第一圧縮リング8と第 圧縮リング12を設ける。
弁本体6の内側に空洞7を設け、空洞7は弁本体 6の筒状側面に形成する開口部10を持つ。空洞 7の開口部10は、副シリンダーの開口部11に隣 し、二つの圧縮リング8と12の間以外の筒状 面に位置する。
副シリンダー2の中心軸方向の距離に関して 副シリンダー2の開口部11の長さよりも、二 の圧縮リング8と12の間の距離を大きく設定 る。
 駆動装置9は、副シリンダーの中心軸方向に 弁本体6を移動させる。駆動装置9は、6図から 18図までに示す駆動装置の一つと同様です。

 駆動装置9の動作を以下に説明する。
二つの圧縮リング8と12の間の筒状側面と副シ リンダー2の開口部11が対面する位置に、駆動 装置9が摺動可能な弁本体6を移動させる時に 空洞7と主燃焼室1がお互いに隔離する。
そして、空洞7の開口部10と副シリンダー2の 口部11が対面する位置に、駆動装置9が摺動 能な弁本体6を移動させる時に、空洞7と主燃 焼室1がお互いに連通する。
前記の二つの位置に駆動装置9が弁本体6を移 させ、それにより空洞7と主燃焼室1の両者 連通と隔離を切替える。
すなわち、駆動装置9と弁本体6は、空洞7と主 燃焼室1の両者の連通と隔離を切り替える切 替え弁として機能する。
駆動装置9の切替タイミングを定める必要が い。この事が、前記の切り替え弁の実現と 動装置9の下記の耐久性に影響しない。

駆動装置9の耐久性を以下に説明する。
二つの圧縮リング8と12の間の筒状側面と副シ リンダー2の開口部11が対面時、二つの圧縮リ ング8と12が主燃焼室1内の燃焼ガスをシール る。この事は、主燃焼室1内の燃焼ガスの圧 が弁本体6の上面と駆動装置9に加わる事を 止する。二つの圧縮リング8と12の間の筒状 面と副シリンダー2の開口部11が対面する時 副シリンダー中心軸方向に、反対方向に同 大きさの力が二つの圧縮リングに働く。二 の力は、バランスしている。
従って、二つの圧縮リング8と12の間の空間と 副シリンダー2の開口部11が対面する時に、駆 動部9の耐久性が低下しない。これは、図1に すエンジンの効果です。従って、二つの圧 リング8と12の間の筒状側面と副シリンダー2 の開口部11が対面する時に、このエンジンは 一の目的の一部を達成できる。
この時に、開口部11に面する筒状側面に燃焼 ス圧力が作用する。この結果、主燃焼室1と 離れた副シリンダー2の筒状内面に、燃焼ガ が摺動可能な弁本体6を押し付ける。弁本体6 が移動中ならば、摺動可能な弁本体6の焼付 が発生する。
弁本体6が駆動装置によって移動されない間 、焼付きが発生せず、このエンジンは第一 目的を完全に達成できる。
新たな限定と駆動装置の切替タイミングを含 む新たな条件を切り替え弁が与えられるなら ば、このエンジンは新たな機能と新たな効果 を発揮する。これについて、6図から18図まで のエンジンの例で説明する。
図1に示すエンジンの他の効果を以下に説明 る。
弁本体6は、主ピストン31よりも上部の主燃焼 室1の壁面に設置したポペットバルブの面積 制限しない。
環状の隙間は、両圧縮リング8と12と筒状側面 と副シリンダー2との間に定義される。主燃 室1と空洞7とが隔離される時に、前記環状の 隙間は、主燃焼室1と連通する。しかし、圧 比を非常に低下さるボリュームとしては、 記環状の隙間の容積は小さい。
図1に示すエンジンは、2サイクル式または4サ イクル式のピストン式エンジンであり得て、 火花点火式エンジンまたは圧縮着火式エンジ ンであり得る。
弁本体6は、燃焼ガスの圧力を出力に変換し い。この点で、摺動可能な弁本体は、燃焼 スの圧力を出力に変換するピストンとは異 る。
2図から5図までに示すエンジンは、1図に示す エンジンの代替です。
2図に関して、連絡通路4は、主シリンダーと リンダーヘッドの間に形成する。連絡通路4 は、主燃焼室1と副シリンダー2の開口部11を 絡する。
3図に関して、本体6は、空洞7よりも小さな凹 部17を持つ。小さな凹部17は、二つの圧縮リ グ8と12の間の筒状側面に形成される開口部 持つ。
1図から3図に示す弁本体6は円柱状であり、内 部に空洞7を形成する。
4図に関して、弁本体として円筒状のスリー 20は副シリンダー2内を摺動する。スリーブ20 は円筒状の内壁を通して形成される開口部10 持ち、円筒状の表面にパイプ22を設置する パイプ22の一端は副シリンダー2によって閉 られ、他の一端はスリーブの開口部10に沿い 、この開口部10はパイプ22の内側の空洞7に連 する。
5図に関して、弁本体として円筒状のスリー 20が副シリンダー2内を摺動する。スリーブ20 は、円筒状の壁面を通して開口部10を設置す 。スリーブ20は、二つの圧縮リング8と12を 成する。スリーブ20の開口部10は、二つの圧 リング8と12の間の以外の筒状側面に位置す 。 

6図から12図までに示すエンジンは、本発明の 第二態様に対応する。
これらのエンジンと1図から5図までに示すエ ジンとの相違点だけを以下に説明する。
6図と7図に関して、弁本体6は、第一と第二の 圧縮リング8と12に加えて第三圧縮リング18を 面に設置する。第二圧縮リング12と第三圧 リング18との間に、第一圧縮リング8を設け 。
弁本体6は、弁本体内部に空洞7を形成し、空 7は弁本体6の円筒状の側面に形成する開口 10を持つ。空洞の開口部10は、主燃焼室1に隣 接し、第一圧縮リング8と第三圧縮リング18と の間に位置する。
副シリンダー2の開口部11は、副シリンダーの 中心軸方向に、第一圧縮リング8と第三圧縮 ング18の間の距離よりも小さい。

駆動装置13は、負荷の変化に応じて摺動可 な弁本体6を移動させる。駆動装置13は、空 圧装置と油圧装置と電磁式の駆動装置と電 式の駆動装置を使用できる。摺動可能な弁 体6の一端に接して、スプリング15を設ける 駆動装置13がスプリングを設けるなら、ス リング15は省略できる。

弁本体6が6図と7図に示す位置に位置する時 は、主燃焼室1の圧縮比は高い。10図と11図は 6図に示すエンジンを示す。10図と11図は、 負荷時から高負荷時に移行する過程を示す

駆動装置13の耐久性を以下に説明する。
二つの圧縮リング8と12の間の筒状側面と副シ リンダー2の開口部11が対面する時は、ピスト ンは低負荷です。ピストンが低負荷の場合は 、副シリンダー2内の空間に主燃焼室1内の燃 ガスは流失せず、燃焼ガスの圧力が摺動可 な弁本体6の上面と駆動装置9に加わらない
8図に示す高負荷時は、主燃焼室1から空洞7内 にガスが流入し、空洞7の上部壁面と下部壁 には、二つの等しい燃焼ガス圧力が加わる 二つの圧力は、副シリンダー中心軸の両方 に向き、バランスしている。高負荷時に、 一圧縮リング8と第三圧縮リング18が主燃焼 1内の燃焼ガスをシールし、燃焼ガスの圧力 駆動装置13に伝えない。高負荷時は、第一 縮リング8と第三圧縮リング18には、反対方 に同じ大きさの力が働く。
従って、高負荷時に、駆動装置13の耐久性は 下しない。この効果は、6図から12図までに すエンジンに適用できる。

6図と7図において、低負荷時と高負荷時に、 動装置13が弁本体を移動させない。従って それらのエンジンは、低負荷時と高負荷時 、第一の目的を完全に達成できる。
しかし、低負荷時と高負荷時との間の負荷の 切替時に、駆動装置13が弁本体を移動させる この事が、1図に示すエンジンで説明した焼 付きを発生させる。この解決方法は、実施例 3で説明する。
8図に示すエンジンは、摺動可能な弁本体と てスリーブ20とパイプ22を含む事が異なりま 。パイプ22内が空洞です。スリーブ20が8図 示す位置に位置する時は、主燃焼室1の圧縮 は低い。
9図に示すエンジンは、カム14とカムの位相を 変化させる為の装置から構成される駆動装置 13を含む。この駆動装置は、負荷の変化に応 て摺動可能な弁本体6を移動する。
カム14の位相は、低負荷時は排気行程時に、 ム14が弁本体6をリフトする様に、制御され 。カム14の位相は、高負荷時は圧縮行程後 から膨張行程前期までに、カム14が弁本体6 リフトする様に、制御される。   
12図に示すエンジンは、二つの圧縮リング8と 12の間の筒状側面に開口部を持つ小さな凹部1 7を設ける事が異なる。弁本体6が12図に示す 置に位置する時は、主燃焼室1の圧縮比は高 。
6図から12図までに示すエンジンの他の効果は 、発明の開示で説明した発明の第二態様の効 果です。
 

13図から18図までに示すエンジンは、本発明 第三態様に対応する。これらのエンジンに して、これらのエンジンと1図から5図までに 示すエンジンとの相違点だけを説明する。第 三態様の駆動装置9は、エンジンの一サイク 中の全行程に同期して摺動可能な弁本体6を 動させる。
13図と15図とに示すエンジンの駆動装置は、 ランクとコンロッド24を含む。15図は、吸入 程または排気行程のピストンの動きを示す 13図は、吸入行程以外の行程または排気行 以外の行程のピストンの動きを示す。

13図と15図に関して、弁本体6は第一圧縮リン 8と第二圧縮リング12を設置し、弁本体を通 弁通路7を持つ。弁通路7の両端10と16は、第 圧縮リング8と第二圧縮リング12の間以外の 記筒状側面に位置する。副シリンダー2は、 二つの開口部11と25を持つ。開口部25に隣接し て吸気または排気ガスの副通路26が設置され 。
15図に示す様に、空洞7の他の開口部16に副シ ンダー2の他の開口部25が面する時に、空洞7 の開口部10が副シリンダー2の開口部11と面す 。前記駆動装置が15図に示す位置に弁本体6 移動させる時に、弁通路7を通じて主燃焼室 1と副通路26が連通する。前記駆動装置が13図 示す位置に弁本体6を移動させる時に、両圧 縮リング8と12の間の筒状側面と副シリンダー 2の開口部11が対面して、弁通路7と副通路26が 隔離される。   

駆動装置の耐久性について説明する。
前記摺動可能な弁は吸気弁または排気弁とし て機能する。燃焼行程時と膨張行程時に、両 圧縮リング8と12によって、主燃焼室1内の燃 ガスがシールされ、副通路26と副シリンダー 2内に流失しない。
ピストンの吸気行程時に、主燃焼室1と空洞7 副通路26を連通させる弁通路7によって、摺 可能な弁6が吸気弁として機能する。吸気行 程時は、主燃焼室1内に燃焼ガスが存在しな 。ピストンの他の行程時に、二つの圧縮リ グ8と12の間の筒状側面が副シリンダーの開 部11に面して位置し、燃焼ガスの圧力が摺動 可能な弁本体6の上面と駆動装置に加わらな 。
従って、ピストンの全行程時に、前記駆動装 置の耐久性が低下せず、第一目的の一部を達 成できる。
前記駆動装置がカムを使用するなら、しかも 摺動可能な弁が吸気弁として機能するなら、 燃焼行程時と膨張行程時に、弁本体6がカム よって移動されず、弁本体6が焼付かない。 の事は、第一目的を完全に達成する。
弁本体が吸気弁として機能するなら、吸入行 程の開始時に主燃焼室1と副通路26を連通させ 、吸入行程の終了時に主燃焼室1と副通路26を 隔離する。
弁本体6が排気弁として機能するなら、排気 程の開始時に主燃焼室1と副通路26を連通さ 、排気行程の終了時に主燃焼室1と副通路26 隔離する。
弁本体6が排気弁として機能するなら、排気 程時の開始時に、排気ガスの圧力が空洞7の 面と前記駆動装置に加わる。しかし、排気 スの圧力は小さい。この時に、排気ガスが 記駆動装置付近に流失する。

14図と16図と17図に示すエンジンは、カムを含 む。
16図は、吸入行程または排気行程のピストン 動きを示す。14図と17図は、吸入行程以外の 行程または排気行程以外の行程のピストンの 動きを示す。
これ以外は、このエンジンは13図と15図示す ンジンと同様です。
18図に関して、シリンダーヘッド5は、空間21 吸気又は排気ガスの為の副通路26を持つ。 間21は、副通路26に接続し、副シリンダー2内 の空間の上部に隣接する。弁本体6内に、弁 路7が形成される。弁通路7の一端は空間21に 絡し、空間21を介して、空洞7は吸気または 気ガスの副通路26と連通する。これ以外は このエンジンは、13図と15図に示すエンジン 同様です。

13図から18図までに示す駆動装置は、ピスト の全行程に同期し、クランクまたはカムま は電磁駆動装置または電気式の駆動装置で り得る。
13図から18図までに示すエンジンにおいて、 洞7を介して弁本体6が主燃焼室1と副通路26の 間の連通と主燃焼室1と弁通路7の間の隔離を り替える。
13図から18図までに示すエンジンの他の効果 、発明の開示で説明している本発明の第三 様に記載した。

6図から12図までに示すエンジンにおいて、ピ ストンの負荷の切替時に、副シリンダーの開 口部11に第一圧縮リング8が移動し、複数回の 燃焼と膨張が行われ、第一圧縮リング8の熱 荷が増加してしまう。
この熱負荷の問題の解決方法を以下に説明す る。
19図に関して、第一圧縮リング8の副シリンダ ー中心軸方向の厚みよりも、副シリンダーの 開口部11の長さをほぼ同様の長さ又は小さく 定する。すると、第一圧縮リング8の両面が 燃焼ガスに曝される期間が短縮さる。従って 、熱負荷が減少する。 

6図から12図までに示すエンジンの他の問題点 を以下に説明する。
11図と20図に関して、第一圧縮リング8と空洞7 の開口部10との間の弁本体6の距離よりも副シ リンダー2の中心軸方向の開口部11の距離が短 い。その結果、低負荷時と高負荷時との間の 負荷の切替時に、弁本体6と副シリンダー2の 壁面の間に、狭い通路29が形成される。
燃焼ガスは、副シリンダー2の中心軸方向に い通路29を通って、空洞7に流入し、駆動装 13に過大な力を加える。過大な力は、駆動装 置13の耐久性を低下させる。
この問題を解決する手段を以下に示す。
21図に関して、空気圧装置と油圧装置と電磁 の駆動装置と電気式の駆動装置13とカムの 相を変化させる装置とカム14を組み合わせた 装置を組み合わせる。そして、前記の駆動装 置13は、本体6とカム14の間に設置する。
カム14の位相は以下の様に制御される。燃焼 程にピストンの負荷が切り替えられる時に カム14が空洞7の開口部10と副シリンダー2の 口部11が面する位置に弁本体6と駆動装置13 をリフトする。  
この事は、燃焼行程にピストンの負荷が切り 替えられる時に、主燃焼室と空洞7を結ぶ狭 通路39が形成される事を妨げる。従って、駆 動装置13の耐久性は低下しない。また、この は、燃焼行程時に第一圧縮リング8が副シリ ンダーの開口部11に面する事を妨げる。従っ 、第一圧縮リング8の熱負荷が増加しない。
燃焼行程のピストンが低負荷と高負荷の時に は、カム14が弁本体6と駆動装置13とをリフト せない。

6図から12図までに示すエンジンでは、負荷の 切替時に、焼付きが発生する。この問題を解 決する手段を以下に示す。
図22に関して、空洞7は他の開口部16を形成す 。他の開口部16は、第一圧縮リング8と第三 縮リング18の間で開口部10とは反対側に位置 する。ピストンの負荷が切り替えられる時に 、空洞7内の開口部10に流入する燃焼ガスが、 副シリンダー2の反主燃焼室1側に、弁本体6を 押し付ける事なく、他の開口部16を通過する この事は、焼付きの問題を解決する。

 6図から12図までに示すエンジンでは、副燃 室に火炎が伝播するなら、火炎の伝播経路 長くなり、ノッキングを発生させる。
この問題は、副燃焼室壁面に設置する第二の 点火プラグを先に点火する事によって解決で きる。
しかし、4図に示すエンジンの副燃焼室壁面 第二の点火プラグを設置すると、弁本体の 量が増加する。
これに対しては、4図に示すエンジンの構成 以下の構成を加える事によって解決できる
23図に関して、上部固定部27と下部固定部28を スリーブ20の内側に設ける。これらの部分27 28は、シリンダーヘッド5とシリンダーブロ クに固定される。上部固定部27と下部固定部 28に、他の圧縮リング23を設置する。空洞7は スリーブ20の内部で上部固定部27と下部固定 部28の間ニ形成される。
そして、下部固定部28の内壁面に第二の点火 ラグ30を設置する。
これにより、摺動可能な弁本体の重量が増加 しない。
代わりに、上部固定部27の内壁面にも、第二 点火プラグ30を設置できる。

従来の技術の欄に、燃焼ガスの変換効率の向 上と高速回転時のトルクの増加の両立に関す る問題が記載された。
この問題は、以下の様に解決できる。エンジ ンは、13図から18図までに示す摺動可能な弁 体を持つ。このエンジンのピストンのスト ークの長さはピストンの直径よりも小さく い。すなわち、前記のエンジンのピストン ストロークは、ピストンの直径とほぼ同等 はピストンの直径よりも大きい。
この事は、ショート・ストローク・エンジン の燃焼ガスの変換効率よりも、このエンジン の燃焼ガスの変換効率を向上させる。またこ の事は、高速回転時のエンジンの吸気効率の 低下を改善する。すると、エンジンの高速時 に、変換効率の向上とトルクの増加を両立で きる。
 

本発明の基本的な例に依るエンジンの 面図であり、本発明の第一態様に相当する 本発明の基本的な例に依るエンジンの 面図であり、本発明の第一態様に相当する 本発明の基本的な例に依るエンジンの 面図であり、本発明の第一態様に相当する 本発明の基本的な例に依るエンジンの 面図であり、本発明の第一態様に相当する 本発明の基本的な例に依るエンジンの 面図であり、本発明の第一態様に相当する 本発明の他の例に依るエンジンの断面 であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第ニ態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第三態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第三態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第三態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第三態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第三態様に相当する。 本発明の他の例に依るエンジンの断面 図であり、本発明の第三態様に相当する。 図6から図12までに示すエンジンを改良 するエンジンの断面図。 図11の拡大図。 図6から図12までに示すエンジンを改良 するエンジンの断面図。 図6から図12までに示すエンジンを改良 するエンジンの断面図。 図6から図12までに示すエンジンを改良 するエンジンの断面図。 特願公開番号2005-30235の図。 特許公開番号平成07-310551の図。 特許公開番号昭和62-038835の図。 二重スリーブ弁を持つ従来例の図。 3RZ-FEエンジンと22R-Eエンジンの出力と ルクの図。 特許文献2の第2図の拡大図。

1・・・主燃焼室
2・・・副シリンダー
3・・・主シリンダー
4・・・連絡通路
5・・・リンダーヘッド
6・・・摺動可能な弁本体
7・・・空洞
8・・・第一圧縮リング
9・・・第一態様の駆動装置 
10・・・空洞の開口部
11・・・副シリンダーの開口部
12・・・第二圧縮リング
13・・・第二態様の駆動装置
14・・・カム
15・・・スプリング
16・・・空洞の他の開口部
17・・・空洞よりも小さな凹部
18・・・第三圧縮リング
19・・・第一圧縮リングと空洞の開口部の間 筒状側面
20・・・スリーブ
21・・・副シリンダー内の空間の上部に隣接 た空間
22・・・パイプ
23・・・他の圧縮リング
24・・・コンロッド
25・・・副シリンダーの他の開口部
26・・・吸気または排気ガスの副通路
27・・・上部固定部
28・・・下部固定部
29・・・負荷の切替時に主燃焼室と空洞を結 狭い通路
30・・・第二の点火プラグ