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Patent Searching and Data


Title:
EXERCISE SUPPORT DEVICE, EXERCISE SUPPORT METHOD, COMPUTER PROGRAM, AND RECORDING MEDIUM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/031294
Kind Code:
A1
Abstract:
An exercise support device capable of supporting a periodic exercise the strength of which falls within a definite range is provided. The range of the number of rotations of a pedal (35) of an exercise bike (1) that a player should keep, namely, the color of a band image (108-5) corresponding to a target range is made different from the colors of the other band images (108-1 to 108-4, 108-6 to 108-8). A feather image (100) is displayed at the height (Y-coordinate) corresponding to the number of rotations of the pedal (35). If the feather image (100) is positioned on the band image (108-5) corresponding to the target range, 10 counter (102) is displayed and the countdown from 10 seconds is started. Upon reaching 0, the stage is judged to be cleared.

Inventors:
IIJIMA YOSHIHIRO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/002409
Publication Date:
March 12, 2009
Filing Date:
September 03, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SSD CO LTD (JP)
IIJIMA YOSHIHIRO (JP)
International Classes:
A63B22/06; A63B24/00; A63B69/00; A63B71/06; A63F13/00
Foreign References:
JPH11128394A1999-05-18
JPH11179055A1999-07-06
JPH04180777A1992-06-26
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Claims:
 プレイヤの動作に基づく被検出物の周期的な運動を検出する検出手段と、
 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記被検出物の周期的な運動を解析する解析手段と、
 前記解析手段による解析結果に従って、前記被検出物の周期的な運動の強度に応じて変位する応答オブジェクトを表示装置に表示する応答表示手段と、
 前記応答オブジェクトとの関連で前記被検出物の周期的な運動の強度を示す強度明示手段と、
 前記プレイヤが維持すべき前記被検出物の周期的な運動の強度の範囲を指示する強度指示手段と、
 前記解析手段による解析結果に従って、前記被検出物の周期的な運動の強度に応じて、エフェクトを与えるエフェクト手段と、を備える運動支援装置。
 前記エフェクトは、前記強度指示手段が指示した前記範囲内に前記被検出物の周期的な運動の強度が入っている場合と入っていない場合とを視覚的に区別できるように構成される、請求項1記載の運動支援装置。
 前記被検出物の周期的な運動の強度が、前記強度指示手段が指示した前記範囲内に入っている時間又は時間に関連するパラメータに基づいて、評価を行う評価手段をさらに備える請求項1又は2記載の運動支援装置。
 前記評価手段による評価が肯定的な場合、次のステージに移行する移行手段をさらに備える請求項3記載の運動支援装置。
 前記移行手段が前記次のステージに移行した場合、前記強度指示手段は、前記プレイヤが維持すべき前記被検出物の周期的な運動の強度の範囲を新たに指示し、その範囲は、前のステージで指示した範囲と異なっている、請求項4記載の運動支援装置。
 前記評価手段は、前記被検出物の周期的な運動の強度が、前記強度指示手段が指示した前記範囲内に少なくとも一定時間継続して入っている場合に肯定的な評価を与える、請求項3から5のいずれかに記載の運動支援装置。
 前記被検出物の周期的な運動の強度が、前記強度指示手段が指示した前記範囲内に継続して入っている時間を表示する時間表示手段をさらに備える請求項6記載の運動支援装置。
 前記エフェクト手段は、前記被検出物の周期的な運動の強度に応じて形態が異なる画像を生成する、請求項1から5のいずれかに記載の運動支援装置。
 前記エフェクト手段は、前記被検出物の周期的な運動の強度に応じて段階的に画像を生成する、請求項1から5のいずれかに記載の運動支援装置。
 前記周期的な運動は、回帰運動又は往復運動である、請求項1から9のいずれかに記載の運動支援装置。
 前記周期的運動の強度は、前記回帰運動の周波数又は周期である、請求項10記載の運動支援装置。
 前記周期的運動の強度は、前記往復運動の周波数又は周期である、請求項10記載の運動支援装置。
 前記被検出物は、エルゴメータの可動部である、請求項1から12のいずれかに記載の運動支援装置。
 前記エルゴメータはエクササイズバイクであり、前記可動部はペダルである、請求項13記載の運動支援装置。
 プレイヤの動作に基づく被検出物の周期的な運動の検出結果に基づいて、前記被検出物の周期的な運動を解析する解析ステップと、
 前記解析ステップによる解析結果に従って、前記被検出物の周期的な運動の強度に応じて変位する応答オブジェクトを表示装置に表示する応答表示ステップと、
 前記応答オブジェクトとの関連で前記被検出物の周期的な運動の強度を示す強度明示ステップと、
 前記プレイヤが維持すべき前記被検出物の周期的な運動の強度の範囲を指示する強度指示ステップと、
 前記解析ステップによる解析結果に従って、前記被検出物の周期的な運動の強度に応じて、エフェクトを与えるエフェクトステップと、を含む運動支援方法。
 請求項15に記載の運動支援方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
 請求項16に記載のコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
Description:
運動支援装置、運動支援方法、 ンピュータプログラム、及び記録媒体

 本発明は、表示装置を用いてプレイヤの 動を支援する運動支援装置及びその関連技 に関する。

 一般に、サイクリングマシンは、プレイ にペダルをこぐ運動を行わせるものである つまり、プレイヤに足を利用した円運動(回 帰運動の一種)を行わせるものであり、サイ リングマシンのペダルも同じ円運動を行う

 円運動等の回帰運動は、周期的な運動と える。このような周期的な運動は、単調な のであり、長期間にわたって継続的に行う は、相当の努力を要する。このため、特許 献1では、サイクリングマシン及びモニタを 専用のコンピュータによって結合し、このコ ンピュータによって、ペダルの動きに応じた 映像をモニタに表示させることで、プレイヤ が、継続的に運動を行えるように支援する運 動支援装置を提案している。

特開2003-205051号公報

 特許文献1の運動支援装置は、プレイヤに 目標のエネルギ量を消費させることを目的と する。従って、途中経過は関係なく、最終的 に消費したエネルギさえ目標に到達すればよ い。つまり、プレイヤがどのようなペースで ペダルをこいだとしても、最終的に消費した エネルギさえ目標に到達すればよい。

 本発明の目的は、強度が一定範囲内に収 るような周期的な運動を行うことを支援で る運動支援装置及びその関連技術を提供す ことである。

 本発明の第1の観点によれば、運動支援装 置は、プレイヤの動作に基づく被検出物の周 期的な運動を検出する検出手段と、前記検出 手段による検出結果に基づいて、前記被検出 物の周期的な運動を解析する解析手段と、前 記解析手段による解析結果に従って、前記被 検出物の周期的な運動の強度に応じて変位す る応答オブジェクトを表示装置に表示する応 答表示手段と、前記応答オブジェクトとの関 連で前記被検出物の周期的な運動の強度を示 す強度明示手段と、前記プレイヤが維持すべ き前記被検出物の周期的な運動の強度の範囲 を指示する強度指示手段と、前記解析手段に よる解析結果に従って、前記被検出物の周期 的な運動の強度に応じて、エフェクトを与え るエフェクト手段と、を備える。

 この構成によれば、維持すべき周期的な 動の強度がプレイヤに指示され、しかも、 レイヤは応答オブジェクトを見ることで自 の運動に基づく被検出物の周期的な運動の 度を容易に認識できる。加えて、周期的な 動の強度に応じて、エフェクトが表示され ので、プレイヤは、そのエフェクトを見る とによって、どのくらいの強度で周期的な 動を行っているかを直感的に把握できる。 上の結果、プレイヤは、自身の周期的な運 の強度の調整を直感的かつ客観的に行うこ ができ、強度が一定範囲内に収まるような 期的な運動を行うことを支援できる。

 ここで、周期的な運動には、身体の部位 び機器の円運動等の回帰運動及び往復運動 含まれる。また、被検出物は、機器ないし 器具の全部又は一部、及びプレイヤの身体 部位を含む。

 この運動支援装置において、前記エフェ トは、前記強度指示手段が指示した前記範 内に前記被検出物の周期的な運動の強度が っている場合と入っていない場合とを視覚 に区別できるように構成される。

 この構成によれば、プレイヤは、エフェ トを見ることで、周期的な運動の強度が指 された範囲内に入っているか否かを直感的 把握できる。その結果、プレイヤは、自身 周期的な運動の強度の調整をより直感的に うことができる。

 上記運動支援装置は、前記被検出物の周 的な運動の強度が、前記強度指示手段が指 した前記範囲内に入っている時間又は時間 関連するパラメータに基づいて、評価を行 評価手段をさらに備える。

 この構成によれば、プレイヤは、評価を ることで、指示された範囲内の強度で周期 な運動を持続して行うことができたか否か 知ることができる。指示された範囲内の強 で周期的な運動が持続して行われたと評価 れた場合、プレイヤは達成感を得ることが きる。一方、そのような運動が行われなか たと評価された場合でも、その評価を次回 参考とすることができる。

 この運動支援装置は、前記評価手段によ 評価が肯定的な場合、次のステージに移行 る移行手段をさらに備える。

 この構成によれば、連続的に肯定的な評 が得られた場合、どんどんステージを進む とができ、プレイヤは、より達成感を味合 ことができる。

 この運動支援装置において、前記移行手 が前記次のステージに移行した場合、前記 度指示手段は、前記プレイヤが維持すべき 記被検出物の周期的な運動の強度の範囲を たに指示し、その範囲は、前のステージで 示した範囲と異なっている。

 この構成によれば、プレイヤが行うべき 期的な運動の強度に変化を与えることがで るので、飽き難い運動支援装置を提供でき 。

 上記運動支援装置において、前記評価手 は、前記被検出物の周期的な運動の強度が 前記強度指示手段が指示した前記範囲内に なくとも一定時間継続して入っている場合 肯定的な評価を与える。

 この構成によれば、プレイヤが、一定時 一定範囲の強度で周期的な運動を行うこと 支援できる。

 この運動支援装置は、前記被検出物の周 的な運動の強度が、前記強度指示手段が指 した前記範囲内に継続して入っている時間 表示する時間表示手段をさらに備える。

 この構成によれば、プレイヤは、一定範 の強度で周期的な運動を一定時間継続する めには、後どのくらいの時間その強度を維 すればよいか知ることができ、それを到達 標とすることができる。

 上記運動支援装置において、前記エフェ ト手段は、前記被検出物の周期的な運動の 度に応じて形態が異なる画像を生成する。

 この構成によれば、プレイヤは、生成さ た画像の形態により、自身が行っている周 的な運動の強度を直感的に把握できる。

 ここで、形態とは、形状、模様、若しく 色彩又はそれらの組合せを含む。

 上記運動支援装置において、前記エフェ ト手段は、前記被検出物の周期的な運動の 度に応じて段階的に画像を生成する。

 この構成によれば、プレイヤは、画像の 成過程の形態により、自身が行っている周 的な運動の強度を直感的に把握できる。ま 、段々と画像が形成されるので、プレイヤ 、その途中の映像を楽しむことができるし また、より達成感を味わうことができる。

 上記運動支援装置において、前記周期的 運動は、回帰運動又は往復運動である。例 ば、前記周期的運動の強度は、前記回帰運 の周波数(例えば回転運動の所定時間当りの 回転数など)又は周期である。また、例えば 前記周期的運動の強度は、前記往復運動の 波数又は周期である。

 上記運動支援装置において、前記被検出 は、エルゴメータの可動部である。例えば 前記エルゴメータはエクササイズバイクで り、前記可動部はペダルである。

 本発明の第2の観点によれば、運動支援方 法は、プレイヤの動作に基づく被検出物の周 期的な運動の検出結果に基づいて、前記被検 出物の周期的な運動を解析する解析ステップ と、前記解析ステップによる解析結果に従っ て、前記被検出物の周期的な運動の強度に応 じて変位する応答オブジェクトを表示装置に 表示する応答表示ステップと、前記応答オブ ジェクトとの関連で前記被検出物の周期的な 運動の強度を示す強度明示ステップと、前記 プレイヤが維持すべき前記被検出物の周期的 な運動の強度の範囲を指示する強度指示ステ ップと、前記解析ステップによる解析結果に 従って、前記被検出物の周期的な運動の強度 に応じて、エフェクトを与えるエフェクトス テップと、を含む。この構成によれば、上記 第1の観点による運動支援装置と同様の効果 奏する。

 本発明の第3の観点によれば、コンピュー タプログラムは、上記第2の観点による運動 援方法をコンピュータに実行させる。この 成によれば、上記第1の観点による運動支援 置と同様の効果を奏する。

 本発明の第4の観点によれば、記録媒体は 、上記第3の観点によるコンピュータプログ ムを記録した記録媒体である。この構成に れば、上記第1の観点による運動支援装置と 様の効果を奏する。

 本明細書及び請求の範囲において、記録 体には、例えば、フレキシブルディスク、 ードディスク、磁気テープ、光磁気ディス 、CD(CD-ROM、Video-CDを含む)、DVD(DVD-Video、DVD-RO M、DVD-RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリ バックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、 フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAM カートリッジ等を含む。

 本発明の新規な特徴は、特許請求の範囲 記載されている。しかしながら、発明その の及びその他の特徴と効果は、添付図面を 照して具体的な実施例の詳細な説明を読む とにより容易に理解される。

本発明の実施の形態による運動支援シ テムの全体構成を示す図である。 図1のハンドル部2の平面図である。 図1の運動支援システムの電気的構成を 示す図である。 第1トレーニングの際に図1のテレビジ ンモニタ7に表示される第1トレーニング画面 の例示図である。 第2トレーニングの際に図1のテレビジ ンモニタ7に表示される第2トレーニング画面 の例示図である。 第3トレーニングの際に図1のテレビジ ンモニタ7に表示される第3トレーニング画面 の例示図である。 第1トレーニングを実行する際の図3の ロセッサ71による全体処理の流れの一例を示 すフローチャートである。 図7のステップS13の羽の位置更新処理の 流れの一例を示すフローチャートである。 図7のステップS17の評価処理の流れの一 例を示すフローチャートである。 第2トレーニングを実行する際の図3の ロセッサ71による全体処理の流れの一例を すフローチャートである。 図10のステップS112の針の位置更新処理 の流れの一例を示すフローチャートである。 図10のステップS114のソフトクリーム更 新処理の流れの一例を示すフローチャートで ある。 図10のステップS118の評価処理の流れの 一例を示すフローチャートである。 第3トレーニングを実行する際の図3の ロセッサ71による全体処理の流れの一例を すフローチャートである。 図14のステップS262の針及び表示回転数 の更新処理の流れの一例を示すフローチャー トである。 図14のステップS264のタワー更新処理の 流れの一例を示すフローチャートである。 図14のステップS268の評価処理の流れの 一例を示すフローチャートである。

符号の説明

1…エクササイズバイク、2…ハンドル部、3 …アダプタ、5…カートリッジ、7…テレビジ ンモニタ、9…集線装置、21L,21R…ハンドル 23…コンピュータボックス、25L…左操作部、 25R…右操作部、27…電極、29…シート(サドル) 、31…シートポスト、33,34…脚部、35…ペダル 、37…パイプ、39…ボディ、51…LCD、53…中央 作部、55…心拍センサ、57L,57R,57U,57D…方向 ー、61…決定キー、63…キャンセルキー、71 プロセッサ、73…外部メモリ、75,87…MCU、77 コンピュータ、78…体脂肪センサ、81…回転 ンサ、83…負荷発生装置。

 以下、本発明の実施の形態について、図 を参照しながら説明する。なお、図中、同 または相当部分については同一の参照符号 付してその説明を援用する。

 図1は、本発明の実施の形態による運動支 援システムの全体構成を示す図である。図1 参照して、この運動支援システムは、エク サイズバイク1、アダプタ3、カートリッジ5 テレビジョンモニタ7、及び集線装置9を備え る。アダプタ3には、カートリッジ5が装着さ る。また、アダプタ3は、AVケーブル11によ 、テレビジョンモニタ7に接続される。また アダプタ3は、ケーブル13により、集線装置9 と接続される。

 エクササイズバイク1は、ボディ39を有す 。ボディ39は、その前後の底部において、 筒状の脚部33及び34で支持される。そして、 ディ39の頂部付近からは、シートポスト31が 略垂直に延びており、その先端に、プレイヤ が腰掛けるシート(サドル)29が固定される。 た、ボディ39の両側面には、プレイヤが足で こぐためのペダル35が設けられる。さらに、 ディ39からは、その脚部34の側から略垂直に 延びるパイプ37が形成される。

 このパイプ37の先端部には、ハンドル部2 設けられる。ハンドル部2は、左ハンドル21L 、左操作部25L、右ハンドル21R、右操作部25R、 及びコンピュータボックス23を含む。コンピ ータボックス23は、パイプ37の先端に取り付 けられる。なお、コンピュータボックス23は パイプ37から取り外し自在である。

 プレイヤが握るための鈎状の左ハンドル2 1L及び右ハンドル21Rは、パイプ37の先端付近 両側面に固定される。左ハンドル21L及び右 ンドル21Rには、それぞれ、体脂肪計測用の 極27が形成される。さらに、左ハンドル21Lに は、プレイヤが左手(例えば左親指)で操作す ための左操作部25Lが取り付けられ、右ハン ル21Rには、プレイヤが右手(例えば右親指) 操作するための右操作部25Rが取り付けられ 。

 コンピュータボックス23と左操作部25Lと ケーブル17で接続される。また、コンピュー タボックス23と右操作部25Rとはケーブル19で 続される。さらに、左操作部25Lと集線装置9 は、ケーブル15で接続される。集線装置9に 、例えば、4個の端子が設けられ、ケーブル 15の一方端は、その端子のいずれかに装着さ る。

 図2は、図1のハンドル部2の平面図である 図2を参照して、コンピュータボックス23は LCD51及び中央操作部53を含む。中央操作部53 、方向キー及び決定キーを含む。左操作部2 5Lは、左方向キー57L、上方向キー57U、及び下 向キー57Dを含む。右操作部25Rは、右方向キ 57R、決定キー61、及びキャンセルキー63を含 む。また、左ハンドル21L及び右ハンドル21Rに は、それぞれ、心拍計測用のセンサ55が設け れる。なお、図2では、ケーブル15,17,19の図 を省略している。

 図3は、図1の運動支援システムの電気的 成を示す図である。図3を参照して、カート ッジ5は、プロセッサ71及び外部メモリ73を む。外部メモリ73は、ROM、RAM、及び/又はフ ッシュメモリ等、システムの仕様に応じて 要なものを備える。プロセッサ71は、バスを 通じて、外部メモリ73にアクセスできる。従 て、プロセッサ71は、外部メモリ73に格納さ れたプログラムを実行でき、また、外部メモ リ73に格納されたデータをリードして処理す ことができる。この外部メモリ73に、後述 フローチャートで示される各処理を行うプ グラム、画像データ、及び音声データ等が め格納される。プロセッサ71が生成したビデ オ信号VD及びオーディオ信号AUは、AVケーブル 11を介して、テレビジョンモニタ7に与えられ る。したがって、テレビジョンモニタ7には ビデオ信号VDに基づく映像が表示され、その スピーカからはオーディオ信号AUに基づく音 が出力される。

 プロセッサ71は、図示しないが、中央演 処理装置(以下、「CPU」と呼ぶ。)、グラフィ ックスプロセシングユニット(以下、「GPU」 呼ぶ。)、サウンドプロセシングユニット(以 下、「SPU」と呼ぶ。)、ジオメトリエンジン( 下、「GE」と呼ぶ。)、外部インタフェース ロック、メインRAM、及びA/Dコンバータ(以下 、「ADC」と呼ぶ。)などを具備する。

 CPUは、外部メモリ73に格納されたプログ ムを実行して、各種演算やシステム全体の 御を行う。グラフィックス処理に関するCPU 処理として、外部メモリ73に格納されたプロ グラムを実行して、各オブジェクトの拡大・ 縮小、回転、及び/又は平行移動のパラメー 、視点座標(カメラ座標)、並びに視線ベクト ルの算出等を行う。ここで、1または複数の リゴン又はスプライトから構成され、同じ 大・縮小、回転、及び平行移動の変換が適 される単位を「オブジェクト」と呼ぶ。

 GPUは、ポリゴン及びスプライトから構成 れる三次元イメージをリアルタイムに生成 、アナログのコンポジットビデオ信号VDに 換する。SPUは、PCM(pulse code modulation)波形デ タ、アンプリチュードデータ、及びメイン リュームデータを生成し、これらをアナロ 乗算して、アナログオーディオ信号AUを生 する。GEは、三次元イメージを表示するため の幾何演算を実行する。具体的には、GEは、 列積、ベクトルアフィン変換、ベクトル直 変換、透視投影変換、頂点明度/ポリゴン明 度計算(ベクトル内積)、及びポリゴン裏面カ ング処理(ベクトル外積)などの演算を実行 る。

 外部インタフェースブロックは、周辺装 (本実施の形態では集線装置9及びエクササ ズバイク1)とのインタフェースであり、24チ ンネルのプログラマブルなデジタル入出力( I/O)ポートを含む。ADCは、4チャンネルのアナ グ入力ポートに接続され、これらを介して アナログ入力装置から入力されたアナログ 号をデジタル信号に変換する。メインRAMは CPUのワーク領域、変数格納領域、および仮 記憶機構管理領域等として利用される。

 集線装置9は、MCU(Micro Controler Unit)75を含 。MCU75は、ケーブル13により、プロセッサ71 接続され、双方向通信が可能である。また MCU75は、集線装置9に設けられた4個の端子と 接続される。

 エクササイズバイク1は、コンピュータボ ックス23に内蔵されるコンピュータ77、MCU87を 内蔵する左操作部25L、右操作部25R、コンピュ ータボックス23に設けられる中央操作部53及 LCD51、ハンドル21L及び21Rに設けられる体脂肪 センサ78及び心拍センサ55、並びに、ボディ39 の内部に設けられる回転センサ79及び負荷発 装置83を備える。なお、体脂肪センサ78は、 電極27を含む。

 エクササイズバイク1のMCU87と集線装置9の MCU75とは、ケーブル15で接続され、双方向通 が可能である。また、MCU87は、コンピュータ 77と接続され、双方向通信が可能である。カ トリッジ5のプロセッサ71とエクササイズバ ク1のコンピュータ77とは、集線装置9のMCU75 び左操作部25LのMCU87を介して、双方向通信 可能である。

 体脂肪センサ78は、電極27を通じてプレイ ヤの体に微弱電流を流し、電気抵抗(インピ ダンス)を測るものである。心拍センサ55は プレイヤの心拍を検出するもので、血流量 変化を光学的に検出するものである。回転 ンサ79は、ペダル35の回転軸となるシャフト 回転を検出するロータリエンコーダにより 現される。負荷発生装置83は、電磁クラッ を含み、電磁クラッチへ供給する電力を調 して、ペダル35の負荷量をコントロールする 。中央操作部53の操作信号は、コンピュータ7 7に入力される。

 コンピュータ77は、体脂肪センサ78からの 入力信号に基づいてプレイヤの体脂肪を算出 する。コンピュータ77は、心拍センサ55から 入力信号に基づいて、プレイヤの心拍数を 出する。コンピュータ77は、回転センサ79か の入力信号に基づいて、ペダル35の回転数(r pm:revolutions per minute)を算出する。そして、 ンピュータ77は、算出した体脂肪、心拍数、 及び回転数をLCD51に表示する。また、コンピ ータ77は、負荷発生装置83を制御して、ペダ ル35への負荷量をコントロールする。さらに コンピュータ77は、中央操作部53からの操作 信号に応じて、各種設定を行う。

 コンピュータ77は、算出したペダル35の回 転数の情報を、MCU87及び75を介して、プロセ サ71に送信する。また、コンピュータ77は、M CU87及び75を介して、プロセッサ71が送信した 荷情報を受け取り、その負荷情報に応じた 荷量を負荷発生装置83に発生させる。

 左操作部25Lの各キー57L,57U,57Dの操作信号 、ケーブル15、集線装置9、ケーブル13、及び アダプタ3を介して、プロセッサ71に入力され る。また、右操作部25Rの各キー57R,61,63の操作 信号は、ケーブル19、コンピュータボックス2 3、ケーブル17、左操作部25L、ケーブル15、集 装置9、ケーブル13、及びアダプタ3を介して 、プロセッサ71に入力される。

 プロセッサ71は、エクササイズバイク1か 与えられたペダル35の回転数の情報並びに 操作部25L及び右操作部25Rの操作信号に基づ て、外部メモリ73に格納されたプログラムに 従った演算、グラフィック処理、及びサウン ド処理等を実行し、ビデオ信号VDおよびオー ィオ信号AUを生成する。また、プロセッサ71 は、プログラムに従って、エクササイズバイ ク1へ負荷情報を与えて、エクササイズバイ 1のペダル35への負荷量をコントロールする

 さて、次に、トレーニング(運動支援)の 体例を説明する前に、座標系について説明 る。テレビジョンモニタ7に画像を表示する に使用する座標系をスクリーン座標系と呼 。そして、スクリーン座標系の原点は、画 の中心であり、水平右方向をX座標の正、垂 直下方向をY座標の正とする。

 [第1トレーニング]

 図4は、第1トレーニングの際に図1のテレ ジョンモニタ7に表示される第1トレーニン 画面の例示図である。図4を参照して、プロ ッサ71は、テレビジョンモニタ7に第1トレー ニング画面を表示する。この第1トレーニン 画面は、どのステージまでクリアしたかを すゲージ104、第1トレーニング開始からの経 時間を示す経過時間表示部106、ペダル35の 転数に応じた高さ(Y座標)に表示され、ペダ 35の回転数を示す羽画像100、及び画面を8個 分割する帯画像108-1~108-8を含む。帯画像108-1~ 108-8は、それぞれ、ペダル35の回転数のレン 10-19,20-29,30-39,40-49,50-59,60-69,70-79及び80-89に対 している。なお、表示されていないが、帯 像108-1の下段には、回転数のレンジ0-9に対 する帯画像108-0が存在し、さらに、帯画像108 -8の上段に、帯画像108-9~108-11が存在する。帯 像108-9~108-11は、それぞれ、回転数のレンジ9 0-99,100-109及び110-119に対応する。帯画像108-0~10 8-11を包括して帯画像108と表記することもあ 。

 プロセッサ71は、プレイヤが維持すべき ダル35の回転数のレンジ、つまり、ターゲッ トレンジを設定する。ターゲットレンジとし て、6つのレンジ30-39,40-49,50-59,60-69,70-79及び80- 89が用意され、プロセッサ71は、この中から1 のレンジをランダムに選択し、ターゲット ンジとして設定する。

 そして、プロセッサ71は、設定したター ットレンジに対応する帯画像108の色彩を他 帯画像108の色彩と異ならせる。図の例では 設定されたターゲットレンジは、レンジ50-59 であり、対応する帯画像108-5の色彩が、他の 画像108-1~108-4,108-6~108-8の色彩と異なってい 。プレイヤは、色彩の異なる帯画像108を見 ことで、自分が維持すべきペダル35の回転数 を認識できる。

 プロセッサ71は、エクササイズバイク1か 与えられたペダル35の回転数に応じた高さ(Y 座標)に羽画像100を表示するので、プレイヤ 、羽画像100及び帯画像108を指標として、自 が今どのくらいの回転数でペダル35をこいで いるかを認識できる。図の例では、羽画像100 が、ターゲットレンジに対応する帯画像108-5 上に位置しているので、プレイヤは、ター ットレンジ内の回転数でペダル35をこいで ることを認識できる。

 プロセッサ71は、羽画像100が、ターゲッ レンジに対応する帯画像108の上に位置する 合、10カウンタ102を表示し、10秒からのカウ トダウンを開始する。ただし、回転数が一 でもターゲットレンジ外にでると、10カウ タ102は消滅する。プレイヤは、羽画像100が ターゲットレンジに対応する帯画像108の上 10秒間連続して位置するように、ペダル35の 転数を維持することを試みる。これが成功 ると、プロセッサ71は、1ステージをクリア たと判断して、ゲージ104を更新する(バーの 、対応部分の色彩を変更)。そして、プロセ サ71は、再び、ランダムにターゲットレンジ を設定し、同様の処理を実行する。

 本実施の形態では、4ステージをクリアし た場合に、第1トレーニング終了とする。た し、4ステージをクリアする前に、経過時間 示部106に表示された経過時間が4分になった ら、ゲームオーバーとなる。また、羽画像100 が、ターゲットレンジに対応する帯画像108の 外に一度でも出ると、10カウンタ102は消失し 再び、10秒間連続して、ターゲットレンジ 対応する帯画像108の上に羽画像100を維持し ければならない。

 プロセッサ71は、プレイヤが1ステージを リアした場合、評価を表示する。評価は、 い方から、「Beautiful」、「Great」、及び「Go od」である。この場合、プロセッサ71は、タ ゲットレンジに対応する帯画像108の外に羽 像100が出た回数に応じて、評価を決定する 評価は、外に出た回数が少ないほど高く、 に出た回数が多いほど低い。

 なお、表示中の帯画像108に含まれないレ ジの回転数が検出された場合、プロセッサ7 1は、画面を上又は下方向にスクロールして 対応するレンジに対応する帯画像108を表示 、その上に、羽画像100を表示する。

 [第2トレーニング]

 図5は、第2トレーニングの際に図1のテレ ジョンモニタ7に表示される第2トレーニン 画面の例示図である。図5を参照して、プロ ッサ71は、テレビジョンモニタ7に第2トレー ニング画面を表示する。この第2トレーニン 画面は、どのステージまでクリアしたかを すゲージ104、第2トレーニング開始からの経 時間を示す経過時間表示部106、ペダル35の 転数に応じた位置(X座標)に表示され、ペダ 35の回転数を指し示す針画像114、針画像114に 指し示され、各々が長方形状の12の目盛116、 よびクリームが出射される出射口112を含む 12の目盛116は、水平一列に配列される。12の 目盛116は、左から、それぞれ、ペダル35の回 数のレンジ0-9,10-19,20-29,30-39,40-49,50-59,60-69,70- 79,80-89,90-99,100-109,110-119に対応している。

 プロセッサ71は、プレイヤが維持すべき ダル35の回転数のレンジ、つまり、ターゲッ トレンジを設定する。ターゲットレンジとし て、7つのレンジ30-39,40-49,50-59,60-69,70-79,80-89,90 -99が用意され、プロセッサ71は、この中から1 つのレンジをランダムに選択し、ターゲット レンジとして設定する。

 そして、プロセッサ71は、設定したター ットレンジに対応する目盛116に第1の色彩(例 えば赤)を付する。また、プロセッサ71は、タ ーゲットレンジに対応する目盛116より回転数 が小さい目盛116に第2の色彩(例えば白)を付し 、ターゲットレンジに対応する目盛116より回 転数が大きい目盛116に第3の色彩(例えば黒)を 付する。図の例では、設定されたターゲット レンジは、レンジ90-99であり、左から10番目 目盛116が第1の色彩であり(右上がりの対角線 で示す。)、左から1~9番目が第2の色彩であり 左から11及び12番目が第3の色彩である。プ イヤは、第1の色彩が付された目盛116を見る とで、自分が維持すべきペダル35の回転数 認識できる。

 プロセッサ71は、エクササイズバイク1か 与えられたペダル35の回転数を指し示す位 (X座標)に針画像114を表示するので、プレイ は、針画像114及び目盛116を見ることで、自 が今どのくらいの回転数でペダル35をこいで いるかを認識できる。図の例では、針画像114 が、ターゲットレンジ(90-99)に対応する目盛11 6を指しているので、プレイヤは、ターゲッ レンジ内の回転数でペダル35をこいでいるこ とを認識できる。

 図示はしていないが、プロセッサ71は、 リームがペダル35の回転数に応じた出射速度 で出射口112から下方向に出射され、ソフトク リーム110が段々と生成されていく映像を表示 する。この場合、ペダル35の回転数がターゲ トレンジ内を維持できれば、きれいなソフ クリーム110が生成されるが、ペダル35の回 数がターゲットレンジ外であれば、いびつ ソフトクリーム110が生成される。

 プロセッサ71は、生成されたソフトクリ ム110の出来具合を判定し、評価を表示する 評価は、高い方から、「Beautiful」、「Great」 、及び「No Good」である。評価が、「Beautiful 又は「Great」であれば、プロセッサ71は、1 テージをクリアしたと判断して、ソフトク ーム110が取り出されるアニメーションを表 し、ゲージ104を更新する(1つのソフトクリー ムアイコンの色彩を変更)。そして、プロセ サ71は、再び、ランダムにターゲットレンジ を設定し、同様の処理を実行する。評価が、 「No Good」の場合、ステージをクリアしたと 判断されず、そのソフトクリーム110が廃棄 れるアニメーションが表示され、やり直し なる。

 本実施の形態では、3ステージをクリアし た場合に、第2トレーニング終了とする。た し、3ステージをクリアする前に、経過時間 示部106に表示された経過時間が3分になった ら、ゲームオーバーとなる。

 [第3トレーニング]

 図6は、第3トレーニングの際に図1のテレ ジョンモニタ7に表示される第3トレーニン 画面の例示図である。図6を参照して、プロ ッサ71は、テレビジョンモニタ7に第3トレー ニング画面を表示する。この第3トレーニン 画面は、どのステージまでクリアしたかを すゲージ104、第3トレーニング開始からの経 時間を示す経過時間表示部106、ペダル35の 転数を表示するタコメータ124、及びタワー 像120を含む。タコメータ124は、ペダル35の回 転数を、針画像126で指し示すと共に、数字で も表示する。また、タコメータ124は、回転数 を示す目盛に沿って形成された円弧状領域127 を含む。タワー画像120は、5段(第0段~第4段)か らなり、1段が1ステージに対応する。

 プロセッサ71は、プレイヤが維持すべき ダル35の回転数のレンジ、つまり、ターゲッ トレンジを設定する。ターゲットレンジとし て、5つのレンジ30-39,50-59,70-79,90-99,110-119が用 され、それぞれ、タワー画像120の第0段,第1 ,第2段,第3段及び第4段に割り当てられる。 ロセッサ71は、これらのレンジから、小さい レンジから順番に選択し、ターゲットレンジ として設定する。

 そして、プロセッサ71は、タコメータ124 円弧状領域127のうち、ターゲットレンジに 応する領域128-2に第1の色彩(例えば赤)を付す る。また、プロセッサ71は、ターゲットレン より回転数が小さい領域128-1に第2の色彩(例 えば白)を付し、ターゲットレンジより回転 が大きい領域128-3に第3の色彩(例えば黒)を付 する。図の例では、設定されたターゲットレ ンジは、レンジ50-59であり、それに対応する 域128-2に第1の色彩が付される。プレイヤは 第1の色彩が付された領域128-2及び対応の目 を見ることで、自分が維持すべきペダル35 回転数を認識できる。

 プロセッサ71は、エクササイズバイク1か 与えられたペダル35の回転数を、針画像126 指し示すと共に、回転数を数字で表示する で、プレイヤは、自分が今どのくらいの回 数でペダル35をこいでいるかを認識できる。 図の例では、針画像126がターゲットレンジ(50 -59)に対応する領域128-2を指しているので、プ レイヤは、ターゲットレンジ内の回転数でペ ダル35をこいでいることを認識できる。なお 図の例では、回転数が56rpmである。

 プレイヤは、タワー画像120の第0段(第0ス ージ)から第4段(第4ステージ)まで順にクリ しなければならない。ステージをクリアす ための条件は次の通りである。

 プロセッサ71は、ペダル35の回転数に応じ て擬似エネルギEを算出し、その累積値A1を算 出する。そして、プロセッサ71は、擬似エネ ギEの累積値A1が第1所定値に到達した時に1 テージをクリアしたと判断し、タワー画像12 0の次の段を表示して、次のステージに進む

 ここで、プロセッサ71は、回転数がター ットレンジに入っている場合は、擬似エネ ギEの大きさを回転数に比例させる。従って ターゲットレンジ内で回転数が高いほど、 似エネルギEは大きくなる。従って、ターゲ ットレンジ内で高い回転数を維持すれば、擬 似エネルギEの累積値A1が第1所定値に到達す 時間が短く(早く)なる。本実施の形態では、 プロセッサ71による処理はビデオ同期信号に 期して実行され、ビデオ同期信号に基づく り込みは、例えば、1/60秒ごとに発生する。 従って、プロセッサ71は、1/60秒ごとにエクサ サイズバイク1から回転数の情報を取得して 擬似エネルギEを算出し、累積値A1を求める

 ただし、プロセッサ71は、ペダル35の回転 数が、ターゲットレンジより低い場合は、擬 似エネルギEの累積値A1を減少させる。この処 理もビデオ同期信号に同期して実行され、回 転数がターゲットレンジより低いと判断され るたびに、累積値A1から一定値を減算する。 って、ターゲットレンジより低い回転数を 持していると、最後は、累積値A1が0になっ しまう。プロセッサ71は、累積値A1が0に減 すると、タワー画像120の現在の段の1つ下の を表示し、前のステージをやり直す。

 一方、プロセッサ71は、ペダル35の回転数 が、ターゲットレンジより高い場合は、擬似 異常エネルギEWを算出し、その累積値A2を求 る。この場合、プロセッサ71は、擬似異常エ ネルギEWの大きさを回転数に比例させる。こ 処理もビデオ同期信号に同期して実行され プロセッサ71は、1/60秒ごとにエクササイズ イク1から回転数の情報を取得して、擬似異 常エネルギEWを算出し、その累積値A2を求め 。プロセッサ71は、擬似異常エネルギEWの累 値A2が第2所定値に到達した場合、これまで リアした全ステージを無効にして、タワー 像120の最下段を表示し、最初のステージか やり直す。

 プロセッサ71は、擬似エネルギEの累積値A 1に比例して、タワー画像120を明るくしてい (タワー画像120の発光)。従って、プロセッサ 71は、ステージの開始から、回転数がターゲ トレンジ内に入るまでは、タワー画像120の 彩を黒色又はそれに近い色で表示する。そ て、プロセッサ71は、回転数がターゲット ンジ内に入った場合は、擬似エネルギE発生 るので、その累積値A1に比例して、タワー 像120の色彩を明るくしていく。ただし、回 数がターゲットレンジを下回ると、累積値A1 が減少するので、その減少と共に、タワー画 像120の色彩を暗くしていく。

 また、プロセッサ71は、擬似異常エネル EWが発生すると、タワー画像120を点滅させる と共に、警告メッセージを点滅する。この場 合、タワー画像120及び警告メッセージの点滅 の周波数は回転数に比例する。

 プロセッサ71は、擬似エネルギEの累積値A 1が第1所定値に到達して1ステージをクリアし た場合、ゲージ104を更新(バーの、対応部分 色彩を変更(図では右上がりの対角線で示す ))すると共に、評価を表示する。評価は、1 テージをクリアするまでの時間に基づいて えられ、短いほど評価は高く、長いほど評 は低い。評価は、高い方から、「Beautiful」 「Great」、及び「Good」である。また、プロ ッサ71は、擬似エネルギEの累積値A1が0に減 した場合、ゲージ104を1つ減少する。さらに 、プロセッサ71は、擬似異常エネルギEWの累 値A2が第2所定値に到達した場合、ゲージ104 クリアして0に戻す。

 本実施の形態では、5ステージをクリアし た場合に、第3トレーニング終了とする。た し、5ステージをクリアする前に、経過時間 示部106に表示された経過時間が5分になった ら、ゲームオーバーとなる。

 [第1トレーニングの処理フロー]

 図7は、第1トレーニングを実行する際の 3のプロセッサ71による全体処理の流れの一 を示すフローチャートである。図7を参照し 、ステップS1にて、プロセッサ71は、システ ムの初期化を実行する。この初期化には、各 種変数(カウンタやフラグを含む。)の初期化 含まれる。

 ステップS3にて、プロセッサ71は、エクサ サイズバイク1に与える負荷情報を選択する この負荷情報は、エクササイズバイク1のペ ル35にかける負荷量の情報である。具体的 は、プロセッサ71は、負荷情報の選択画面を テレビジョンモニタ7に表示する。選択画面 、例えば、水平一列に並んだ3個のボタンを み、これらボタンにレベルの異なる負荷情 (大、中、小)が割り当てられる。プレイヤ 、エクササイズバイク1の方向キー57L,57Rを操 作して、所望のボタンを選択し、決定キー61 操作して、ボタンの選択を確定する。そし 、ステップS7にて、プロセッサ71は、選択及 び確定されたボタンに割り当てられた負荷情 報をエクササイズバイク1に送信する。

 ステップS9にて、プロセッサ71は、乱数を 発生して、上記6つのレンジの中から、ラン ムに1つのレンジを選択し、選択したレンジ ターゲットレンジとして設定する。ただし プロセッサは、全ステージにおいて、レン が異なるように、ターゲットレンジを選択 る。ステップS11にて、プロセッサ71は、第1 レーニング画面の背景(帯画像108を含む。) 表示するための情報を設定する。

 ステップS13にて、プロセッサ71は、ペダ 35の回転数に基づいて、羽画像100のY座標を 出する。ただし、羽画像100のX座標は、画面 中央付近に固定される。ステップS15にて、 ロセッサ71は、経過時間表示部106の経過時 を更新する。ステップS17にて、プロセッサ71 は、ステージをクリアできたか否かの評価を 実行する。ステップS19にて、プロセッサ71は ステップS9,S11,S13,S15及びS17の結果に従って 第1トレーニング画面を更新する。

 ステップS21にて、プロセッサ71は、ステ プS15の経過時間が4分になったか否かを判断 、4分になった場合はタイムオーバーとみな して、ステップS33に進み、失敗表示を行う。 一方、4分に満たない場合は、プロセッサ71は 、ステップS23に進む。ステップS23では、プロ セッサ71は、第1トレーニングにおけるステー ジの進行状態を示すステータスフラグをチェ ックして、ステータスフラグが「途中」を示 している場合はステップS13に戻り、ステータ スフラグが「クリア」を示している場合はス テップS25に進む。ここで、「途中」は、ステ ージの途中であることを意味し、「クリア」 は、ステージをクリアしたことを意味する。

 プロセッサ71は、ステップS25では、1ステ ジをクリアしたことを示す表示(「Beautiful」 、「Great」、又は「Good」)を行い、ステップS2 7では、ゲージ104を更新する。そして、ステ プS29にて、プロセッサ71は、全ステージをク リアしたか否かを判断し、全ステージをクリ アしていない場合は、次のステージに進むべ く、ステップS31でステータスフラグをリセッ トして、ステップS9に戻る。一方、全ステー をクリアした場合又はステップS33の後、プ セッサ71は、ステップS35に進み、ランキン を表示する。ランキングは、全ステージを リアするまでの時間が短いほど高く、長い ど低くなる。

 図8は、図7のステップS13の羽の位置更新 理の流れの一例を示すフローチャートであ 。図8を参照して、ステップS51にて、プロセ サ71は、エクササイズバイク1から受け取っ ペダル35の回転数の情報をメインRAMから取 する。そして、ステップS53にて、プロセッ 71は、取得したペダル35の回転数に応じて、 画像100のY座標を更新する。

 図9は、図7のステップS17の評価処理の流 の一例を示すフローチャートである。図9を 照して、ステップS61にて、プロセッサ71は エクササイズバイク1から受け取ったペダル3 5の回転数の情報をメインRAMから取得する。 テップS63にて、プロセッサ71は、ペダル35の 転数がターゲットレンジ内か否かを判断し レンジ内の場合ステップS65に進み、レンジ の場合ステップS69に進む。

 ステップS65では、プロセッサ71は、ダウ カウンタをデクリメントする。なお、ダウ カウンタの初期値は10秒に相当する値であり 、ダウンカウンタの0は0秒に相当する値であ 。そして、ステップS67にて、ダウンカウン の値に基づいて、10カウンタ102を更新する 一方、ステップS69では、プロセッサ71は、ダ ウンカウンタをリセットし、初期値に戻す。 そして、ステップS71にて、プロセッサ71は、1 0カウンタ102の消去処理を実行して、ステッ S77に進む。

 ステップS67の後、ステップS73では、プロ ッサ71は、ダウンカウンタ(すなわち10カウ タ102)が0になったか否か、つまり、ステージ をクリアする条件を満たしたか否かを判断し 、0になった場合ステップS75に進み、それ以 はステップS77に進む。

 ステップS75では、プロセッサ71は、ステ ジをクリアしたと判断して、ステータスフ グに「クリア」を示す値をセットする。一 、ステップS77では、プロセッサ71は、ステー ジの途中であると判断して、ステータスフラ グに「途中」を示す値をセットする。

 [第2トレーニングの処理フロー]

 図10は、第2トレーニングを実行する際の 3のプロセッサ71による全体処理の流れの一 を示すフローチャートである。図10を参照 て、ステップS100にて、プロセッサ71は、シ テムの初期化を実行する。この初期化には 各種変数(カウンタやフラグを含む。)の初期 化が含まれる。

 ステップS102にて、プロセッサ71は、エク サイズバイク1に与える負荷情報を選択する 。詳細は、図7のステップS3と同じである。そ して、ステップS106にて、プロセッサ71は、選 択及び確定されたボタンに割り当てられた負 荷情報をエクササイズバイク1に送信する。

 ステップS108にて、プロセッサ71は、乱数 発生して、上記7つのレンジの中から、ラン ダムに1つのレンジを選択し、選択したレン をターゲットレンジとして設定する。ただ 、プロセッサ71は、全ステージにおいて、レ ンジが異なるように、ターゲットレンジを選 択する。ステップS110にて、プロセッサ71は、 第2トレーニング画面の背景を表示するため 情報を設定する。また、プロセッサ71は、設 定されたターゲットレンジに応じて、目盛116 の色彩を設定する。

 ステップS112にて、プロセッサ71は、ペダ 35の回転数に基づいて、針画像114のX座標を 出する。ただし、針画像114のY座標は固定さ れる。ステップS114にて、プロセッサ71は、ペ ダル35の回転数に基づいて、ソフトクリーム1 10の画像情報を更新する。ステップS116にて、 プロセッサ71は、経過時間表示部106の経過時 を更新する。ステップS118にて、プロセッサ 71は、第2トレーニングのステージをクリアし たか否かの評価を実行する。ステップS120に 、プロセッサ71は、ステップS108,S110,S112,S114,S 116及びS118の結果に従って、第2トレーニング 面を更新する。

 ステップS122にて、プロセッサ71は、ステ プS116の経過時間が3分になったか否かを判 し、3分になった場合はタイムオーバーとみ して、ステップS138に進み、失敗表示を行う 。一方、3分に満たない場合は、プロセッサ71 は、ステップS124に進む。ステップS124では、 ロセッサ71は、第2トレーニングのステージ 進行状態を示すステータスフラグをチェッ して、ステータスフラグが「途中」を示し いる場合はステップS112に戻り、ステータス フラグが「成功」を示している場合はステッ プS126に進み、ステータスフラグが「失敗」 示している場合はステップS134に進む。ここ 、「途中」は、ステージの途中であること 意味し、「成功」は、きれいなソフトクリ ム110が出来上がりステージをクリアしたこ を意味し、「失敗」は、いびつなソフトク ーム110が出来上がりステージをクリアでき かったことを意味する。

 ステップS134では、プロセッサ71は、ソフ クリーム110が廃棄されるような、失敗を示 アニメーション及び「No Good」の文字を表 する。そして、ステップS136にて、プロセッ 71は、ステータスフラグ及び後述する累積 Dをリセットして、ステップS112に戻り、その ステージをやり直す。

 一方、プロセッサ71は、ステップS126では ソフトクリーム110が取り出されるような、 功を示すアニメーション及び1ステージをク リアしたことを示す表示(「Beautiful」又は「Gr eat」)を行い、ステップS128では、ゲージ104を 新する。

 そして、ステップS130にて、プロセッサ71 、全ステージをクリアしたか否かを判断し 全ステージをクリアしていない場合は、次 ステージに進むべく、ステップS132でステー タスフラグ及び累積値Dをリセットして、ス ップS108に戻る。一方、全ステージをクリア た場合は、プロセッサ71は、ステップS140に み、ランキングを表示する。ランキングは 全ステージをクリアするまでの時間が短い ど高く、長いほど低くなる。

 図11は、図10のステップS112の針の位置更 処理の流れの一例を示すフローチャートで る。図11を参照して、ステップS150にて、プ セッサ71は、エクササイズバイク1から受け ったペダル35の回転数の情報をメインRAMから 取得する。そして、ステップS152にて、プロ ッサ71は、取得したペダル35の回転数に応じ 、針画像114のX座標を更新する。

 図12は、図10のステップS114のソフトクリ ム更新処理の流れの一例を示すフローチャ トである。図12を参照して、ステップS160に 、プロセッサ71は、エクササイズバイク1か 受け取ったペダル35の回転数の情報をメイン RAMから取得する。ステップS162にて、プロセ サ71は、回転数が0か否かを判断し、0の場合 テップS186に進み、ソフトクリーム110の生成 を停止してリターンする。ただし、経過時間 表示部106の時間は停止しない。一方、プロセ ッサ71は、回転数が0でない場合、ステップS16 4に進む。

 ステップS164にて、プロセッサ71は、回転 に応じて、出射口112から出射するクリーム 出射速度を決定する。出射速度は回転数に 例する。ステップS166にて、プロセッサ71は 決定した出射速度に応じて、落下するクリ ムのY座標を設定する。ステップS168にて、 ロセッサ71は、出射されたクリームがソフト クリーム110のコーンに到達したか否かを判断 し、到達した場合はステップS170に進み、到 していない場合はリターンする。なお、各 テージの開始直後では、コーンのみが表示 れている。

 ここで、次のステップを説明する前に、 フトクリーム110の構成について説明する。 成したソフトクリーム110は、コーン及びク ームからなり、クリームは第0段から第n段( れらを包括してN段と表記)で構成される。 お、本実施の形態ではn=4とする。段ごとに 最初に表示される開始画像と、理想的な最 画像である目標画像と、が用意される。そ て、N段目のクリームが、対応する開始画像 目標画像とに基づいて、モーフィングによ 生成される。この場合、プロセッサ71は、 標画像に到達するまでの速度を回転数に応 て変化させる。詳細は次の通りである。

 ペダル35の回転数がターゲットレンジ内 場合、速度V5で開始画像を目標画像に近づけ る。この場合、ターゲットレンジ内で回転数 が一定時間(定数)Tc維持された場合に、当該 定時間Tcで開始画像が目標画像に到達する。 また、ターゲットレンジより低い回転数では 、0からターゲットレンジの最小値までを5つ 区分けし、それぞれに、速度V0,V1,V2,V3及びV4 (V0<V1<V2<V3<V4<V5)を割り当てる。従 て、ターゲットレンジより低い回転数では 割り当てられた速度で、開始画像を目標画 に近づけていく。そして、上記の一定時間Tc が経過すると、次の段のクリームの生成に移 行する。このため、ターゲットレンジより低 い回転数では、目標画像に到達しない。

 また、ターゲットレンジより高い回転数 は、上記一定時間Tcが経過する前に目標画 に到達してしまう。この場合は、プロセッ 71は、目標画像と最大画像とに基づいて、モ ーフィングにより、その段のクリームを生成 する。最大画像は、段ごとに用意される。こ の場合、プロセッサ71は、最大画像に到達す までの速度を回転数に応じて変化させる。 細は次の通りである。

 ターゲットレンジより高い回転数では、 ーゲットレンジの最大値から120までを5つに 区分けし、それぞれに、速度V6,V7,V8,V9及びV10( V5<V6<V7<V8<V9<V10)を割り当てる。従 て、ターゲットレンジより高い回転数では 割り当てられた速度で、目標画像を最大画 に近づけていく。このため、ターゲットレ ジより高い回転数では、目標画像を超えて きなクリームが生成される。

 図12に戻って、ステップS170にて、プロセ サ71は、N段目の目標画像に到達した否かを す目標画到達フラグがオンか否かを判断し オンの場合ステップS174に進み、オフの場合 ステップS172に進む。ステップS172では、プロ ッサ71は、N段目の開始画像と目標画像とに づき、ペダル35の回転数に応じて、N段目の リームをモーフィングにより生成する。一 、ステップS174では、プロセッサ71は、N段目 の目標画像と最大画像とに基づき、ペダル35 回転数に応じて、N段目のクリームをモーフ ィングにより生成する。

 ステップS172又はS174の後、ステップS176で 、プロセッサ71は、N段目のクリームの生成 始から一定時間Tcが経過したか否かを判断 、経過した場合は次の段に進むべくステッ S178に進み、段数Nを1つインクリメントして ターンする。一方、一定時間Tcが経過してい ない場合は、ステップS180に進む。ステップS1 80では、プロセッサ71は、N段目の目標画像に 達したか否かを判断し、到達した場合はス ップS182に進み、到達していない場合はステ ップS184に進む。ステップS182では、プロセッ 71は、目標到達フラグをオンにしてリター する。一方、ステップS184では、プロセッサ7 1は、目標到達フラグをオフにしてリターン る。

 図13は、図10のステップS118の評価処理の れの一例を示すフローチャートである。図13 を参照して、ステップS200にて、プロセッサ71 は、クリームの段数Nが前回より1つ増えたか かを判断し、増えていない場合はステップS 216に進み、増えた場合はステップS202に進む ステップS202では、プロセッサ71は、(N-1)段目 の目標画像とモーフィングにより生成した(N- 1)段目の画像との差分の絶対値dを算出する。 そして、ステップS204にて、プロセッサ71は、 絶対値dの累積値Dを算出する。

 最終的な累積値D(ステップS206で「YES」が 断された時点の累積値D)は、理想のソフト リーム110と、生成されたソフトクリーム110 、がどの程度ずれているかを示す目安とな 、累積値Dが大きければずれが大きく、累積 Dが小さければずれが小さい。すなわち、タ ーゲットレンジ外の回転数が多いほど、理想 的なソフトクリーム110とのずれは大きくなる ので、累積値Dが大きければターゲットレン 外の回転数が多かったことを意味し、累積 Dが小さければターゲットレンジ外の回転数 少なかったことを意味する。

 ステップS206にて、プロセッサ71は、段数N が5に到達したか否かを判断し(つまり、最後 段を終了したか否かを判断し)、到達してい ない場合ステップS216に進み、到達した場合 テップS208に進む。

 ステップS208では、プロセッサ71は、累積 Dが所定値より小さいか否かを判断し、小さ い場合ソフトクリーム110が完成と判断してス テップS210に進み、それ以外の場合ソフトク ーム110が失敗と判断してステップS212に進む ステップS210では、第2トレーニングのステ ジの進行状態を示すステータスフラグに「 成」を示す値を設定する。一方、ステップS2 12では、プロセッサ71は、ステータスフラグ 「失敗」を示す値を設定する。ステップS210 はS212の後、ステップS214では、プロセッサ71 は、段数Nに0を代入してリターンする。

 一方、ステップS200又はS206で「NO」が判断 された後、ステップS216にて、プロセッサ71は 、ステータスフラグに「途中」を示す値を設 定してリターンする。

 [第3トレーニングの処理フロー]

 図14は、第3トレーニングを実行する際の 3のプロセッサ71による全体処理の流れの一 を示すフローチャートである。図14を参照 て、ステップS250にて、プロセッサ71は、シ テムの初期化を実行する。この初期化には 各種変数(カウンタやフラグを含む。)の初期 化が含まれる。

 ステップS252にて、プロセッサ71は、エク サイズバイク1に与える負荷情報を選択する 。詳細は、図7のステップS3と同じである。そ して、ステップS256にて、プロセッサ71は、選 択及び確定されたボタンに割り当てられた負 荷情報をエクササイズバイク1に送信する。

 ステップS258にて、プロセッサ71は、タワ 画像120の現在の段に応じて、ターゲットレ ジを設定する。どの段にどのターゲットレ ジが割り当てられるかは上述のとおりであ 。ステップS260にて、プロセッサ71は、第3ト レーニング画面の背景を表示するための情報 を設定する。また、プロセッサ71は、設定さ たターゲットレンジに応じて、円弧状領域1 27の色彩を設定する。

 ステップS262にて、プロセッサ71は、ペダ 35の回転数に基づいて、針画像126及び表示 転数を更新する。ステップS264にて、プロセ サ71は、ペダル35の回転数に基づいて、タワ ー画像120の画像情報を更新する。ステップS26 6にて、プロセッサ71は、経過時間表示部106の 経過時間を更新する。ステップS268にて、プ セッサ71は、第3トレーニングのステージを リアしたか否かの評価を実行する。ステッ S270にて、プロセッサ71は、ステップS258,S260,S 262,S264,S266及びS268の結果に従って、第3トレー ニング画面を更新する。

 ステップS272にて、プロセッサ71は、ステ プS266の経過時間が5分になったか否かを判 し、5分になった場合はタイムオーバーとみ して、ステップS286に進み、失敗表示を行う 。一方、5分に満たない場合は、プロセッサ71 は、ステップS274に進む。ステップS274では、 ロセッサ71は、第3トレーニングのステージ 進行状態を示すステータスフラグをチェッ して、ステータスフラグが「途中」を示し いる場合はステップS262に戻り、ステータス フラグが「クリア」を示している場合はステ ップS276に進み、ステータスフラグが、「一 下」又は「最下段」を示している場合はス ップS284に進む。ここで、「途中」は、ステ ジの途中であることを意味し、「クリア」 、ステージをクリアしたことを意味し、「 段下」は、一段下のステージ(段)に移行す ことを意味し、「最下段」は、最初のステ ジ(段)に移行することを意味する。

 ステップS276にて、プロセッサ71は、全ス ージをクリアしたか否かを判断し、全ステ ジクリアの場合ステップS288に進み、そうで ない場合は次のステージに進むべくステップ S278に進む。ステップS278では、プロセッサ71 、タワー画像120のうち、現在の段の1つ上の を表示する。ステップS280にて、プロセッサ 71は、ゲージ104を更新する。ステップS282にて 、プロセッサ71は、ステータスフラグをリセ トして、ステップS258に戻る。一方、ステッ プS284では、プロセッサ71は、ステータスフラ グが「一段下」を示している場合は、タワー 画像120のうち、現在の段の1つ下の段を表示 、ステータスフラグが「最下段」を示して る場合は、タワー画像120のうち、最も下の を表示する。そして、ステップS280に進む。

 ステップS288では、プロセッサ71は、成功 示を行う。次のステップS290では、プロセッ サ71は、ランキングを表示する。ランキング 、全ステージをクリアするまでの時間が短 ほど高く、長いほど低くなる。

 図15は、図14のステップS262の針及び表示 転数の更新処理の流れの一例を示すフロー ャートである。図15を参照して、ステップS30 0にて、プロセッサ71は、エクササイズバイク 1から受け取ったペダル35の回転数の情報をメ インRAMから取得する。そして、ステップS302 て、プロセッサ71は、取得したペダル35の回 数に応じて、針画像126を更新する。また、 テップS304にて、プロセッサ71は、取得した ダル35の回転数に応じて、表示回転数を更 する。

 図16は、図14のステップS264のタワー更新 理の流れの一例を示すフローチャートであ 。図16を参照して、ステップS320にて、プロ ッサ71は、エクササイズバイク1から受け取 たペダル35の回転数の情報をメインRAMから取 得する。ステップS322にて、プロセッサ71は、 回転数が、ターゲットレンジ内か、ターゲッ トレンジより低いレンジ内か、ターゲットレ ンジより高いレンジ内か、を判断し、ターゲ ットレンジ内であればステップS324に進み、 い場合はステップS328に進み、高い場合はス ップS332に進む。

 ステップS324にて、プロセッサ71は、ペダ 35の回転数に応じて、擬似エネルギEを算出 る。そして、ステップS326にて、プロセッサ 71は、擬似エネルギEの累積値A1を算出する。 方、ステップS328では、プロセッサ71は、擬 エネルギEの累積値A1から一定値を減算する ステップS326又はS328の後、ステップS330では プロセッサ71は、累積値A1に応じて、タワー 画像120の色彩を設定する。

 一方、ステップS332にて、プロセッサ71は ペダル35の回転数に応じて、擬似異常エネ ギEWを算出する。そして、ステップS334にて プロセッサ71は、擬似異常エネルギEWの累積 A2を算出する。ステップS336では、プロセッ 71は、累積値A2に応じて、警告メッセージを 表示する。

 図17は、図14のステップS268の評価処理の れの一例を示すフローチャートである。図17 を参照して、ステップS350にて、プロセッサ71 は、擬似エネルギEの累積値A1が一定値C1を超 たか否かを判断し、超えた場合はステップS 352に進み、それ以外はステップS356に進む。 テップS352では、プロセッサ71は、ステータ フラグに「クリア」を示す値を設定する。

 一方、ステップS356にて、ペダル35の累積 A1が0か否かを判断し、0の場合ステップS358 進み、それ以外はステップS360に進む。ステ プS358にて、プロセッサ71は、ステータスフ グに「一段下」を示す値を設定する。

 また、ステップS360では、プロセッサ71は 擬似異常エネルギEWの累積値A2が一定値C2を えたか否かを判断し、超えた場合はステッ S362に進み、それ以外はステップS364に進む ステップS362では、プロセッサ71は、ステー スフラグに「最下段」を示す値を設定する 一方、ステップS364では、プロセッサ71は、 テータスフラグに「途中」を示す値を設定 てリターンする。ステップS352,S358又はS362の 、ステップS354では、プロセッサ71は、累積 A1及びA2をクリアしてリターンする。

 さて、以上のように、本実施の形態によ ば、維持すべきペダル35の回転数(ターゲッ レンジ)がプレイヤに指示され、しかも、プ レイヤは応答オブジェクト(羽画像100、針画 114、針画像126)を見ることで自身の運動に基 くペダル35の回転数を容易に認識できる。 えて、ペダル35の回転数に応じて、エフェク ト(10カウンタ102、ソフトクリーム110、タワー 画像120)が表示されるので、プレイヤは、そ エフェクトを見ることによって、どのくら の回転数でペダル35をこいでいるかを直感的 に把握できる。以上の結果、プレイヤは、こ いでいるペダル35の回転数の調整を直感的か 客観的に行うことができ、回転数が一定範 内に収まるような回転運動を行うことを支 できる。

 また、本実施の形態では、上記エフェク は、ターゲットレンジ内にペダル35の回転 が入っている場合と入っていない場合とを 覚的に区別できるように構成される。例え 、10カウンタ102は、ターゲットレンジ内で出 現し、それ以外では出現しない。例えば、ソ フトクリーム110は、ターゲットレンジ内では きれいな形態で完成されていくが、それ以外 ではいびつな形態となる。例えば、タワー画 像120は、ターゲットレンジ内では光り輝くが 、回転数がそれより低い場合は、擬似エネル ギEの累積値A1に応じて輝きが減少してき、回 転数がそれより高い場合は、タワー画像120が 点滅する。

 従って、プレイヤは、エフェクトを見る とで、ペダル35の回転数がターゲットレン 内に入っているか否かを直感的に把握でき 。その結果、プレイヤは、自身が行うペダ 35の回転数の調整をより直感的に行うことが できる。

 さらに、本実施の形態では、ペダル35の 転数がターゲットレンジ内に入っている時 (第1トレーニングの10カウンタ102の値)又は時 間に関連するパラメータ(第2トレーニングの 積値D、第3トレーニングの擬似エネルギEの 積値A1)に基づいて、評価(図7のステップS17 図10のステップS118、図14のステップS268)を行 。なお、第2トレーニングの累積値Dは、ペ ル35の回転数がターゲットレンジ内に入って いる時間が長いほど小さくなり、また、第3 レーニングの擬似エネルギEの累積値A1は、 ダル35の回転数がターゲットレンジ内に入っ ている時間が長いほど早く大きくなるので、 累積値D及び累積値A1は、ペダル35の回転数が ーゲットレンジ内に入っている時間に関連 るパラメータということができる。

 従って、プレイヤは、評価(例えば、「Bea utiful」、「Great」、「Good」、「No Good」など) を見ることで、ターゲットレンジ内の回転数 でペダル35をこぐ運動を持続して行うことが きたか否かを知ることができる。ターゲッ レンジ内の回転数で運動が持続して行われ と評価された場合、プレイヤは達成感を得 ことができる。一方、そのような運動が行 れなかったと評価された場合でも、その評 を次回の参考とすることができる。

 そして、肯定的な評価が得られた場合、 のステージに移行する。従って、連続的に 定的な評価が得られた場合、どんどんステ ジを進むことができ、プレイヤは、より達 感を味合うことができる。このように、肯 的な評価の場合に次のステージに移行する で、次のステージに移行したことをもって プレイヤは、肯定的な評価が行われたと認 できる。

 また、次のステージに移行した場合、タ ゲットレンジを新たに指示し、その範囲は 前のステージで指示した範囲と異なってい 。従って、プレイヤが行うべきペダル35の 転数に変化を与えることができるので、飽 難い運動支援システムを提供できる。

 特に、第1トレーニングでは、ペダル35の 転数が、ターゲットレンジ内に少なくとも 定時間(上記では10秒)継続して入っている場 合に肯定的な評価を与える。従って、プレイ ヤが、一定時間一定範囲の回転数でペダル35 こぐ運動を行うことを支援できる。また、 ーゲットレンジ内に回転数が入ったときに 10カウンタ102を表示することで、プレイヤ 、ターゲットレンジ内の回転数を一定時間 続するためには、後どのくらいの時間その 転数を維持すればよいか知ることができ、 れを到達目標とすることができる。

 特に、第2トレーニングでは、ペダル35の 転数に応じて、ソフトクリーム110が段階的 生成される。従って、プレイヤは、ソフト リーム110の生成過程の形態により、ペダル3 5の回転数を直感的に把握できる。また、段 とソフトクリーム110が形成されるので、プ イヤは、その途中の映像を楽しむことがで るし、また、より達成感を味わうことがで る。

 特に、第3トレーニングでは、ペダル35の 転数に応じて、タワー画像120の発光状態が なる。従って、プレイヤは、タワー画像120 発光状態により、ペダル35の回転数を直感 に把握できる。

 なお、本発明は、上記の実施の形態に限 れるものではなく、その要旨を逸脱しない 囲で種々の態様において実施することが可 であり、例えば、以下のような変形も可能 ある。

 (1)上記では、エクササイズバイク1のペダ ル35(可動部)の回転運動を周期的運動の例に げた。ただし、周期的運動を行うものであ ば、エクササイズバイク1に限定されない。 た、足で操作する運動機器に限定されず、 で操作するものであってもよく、手足を使 ものであってもよい。本明細書において、 期的運動とは、回帰運動(回転運動を含む。 )及び往復運動を含む。

 可動部が回帰運動を行う運動機器(足用) しては、例えば、トレッドミルなどがある 可動部が往復運動を行う運動機器(足用)とし ては、例えば、ステッパなどがある。可動部 が往復運動を行う運動機器(手用)としては、 えば、ローイングマシンなどがある。往復 動を行う運動機器としては、例えば、足や を使ってウエイトを上げ下げする筋肉トレ ニングマシンなどがある。

 (2)上記では、周期的運動の検知手段とし 、ロータリエンコーダを例に挙げた。しか 、周期的運動の検知手段はこれに限定され 、あらゆる周知の検知手段を用いることが きる。また、周期的運動を非接触で検知す こともできる。例えば、エクササイズバイ 1のペダル35に再帰反射体を取り付けて、こ をCCDやイメージセンサ等の撮像装置で撮像 て、ペダル35の周期的運動の検知及び解析 行うこともできる。この場合、再帰反射体 必ずしも必要ないが、検知及び解析の精度 向上等のためには取り付けたほうが好まし 。

 (3)上記では、負荷をかけながらプレイヤ トレーニングを行うエルゴメータの例とし エクササイズバイクを例に挙げたが、これ 限定されない。エルゴメータとしては、例 ば、トレッドミルなどがある。

 また、本発明の適用は、必ずしも負荷を けるものに限定されない。プレイヤの手や の周期的運動を検知して、これに応じて、 記画面の制御を行うこともできる。例えば プレイヤが再帰反射体を把持あるいは装着 る。周期的運動を行う身体の部位であれば 再帰反射体を装着する位置は特に限定され い。ただし、再帰反射体は、動きの大きい 位に把持あるいは装着することが好ましい また、再帰反射体は、プロセッサ71が実行 るコンピュータプログラムが想定する周期 な運動を行う身体の部位に装着しなければ らない。例えば、足踏み運動をするときの 首に再帰反射体を装着し、これを撮像装置 撮像して、負荷なしでの足踏み運動、つま 周期的運動を検知及び解析し、上記画面の 御を行う。

 (4)エクササイズマシン等のように、それ 体可動部を有するものに限られず、鉄アレ などのように、人間が把持などして周期的 動を行う場合にも、本発明は適用可能であ 。この場合、例えば、鉄アレイに再帰反射 を取り付けて、これを撮像装置で撮像して 周期的運動の検知及び解析を行う。もちろ 、再帰反射体は必須ではない。

 (5)上記では、表示装置はテレビジョンモ タ7であったが、これに限られない。また、 カートリッジ5及びアダプタ3を一体のものと て構成することもできる。さらに、記録媒 は、カートリッジ5に限定されず、DVDやCD-ROM などの光記録媒体や、フラッシュメモリなど 、その他の記録媒体を使用できる。

 また、カートリッジ5の機能をコンピュー タボックス23に搭載し、テレビジョンモニタ7 に接続することもできる。さらに、カートリ ッジ5の機能をコンピュータボックス23に搭載 すると共に、上記の画面が視認できる程度の サイズのLCD51を設け、テレビジョンモニタ7、 カートリッジ5、及びアダプタ3などを省くこ もできる。

 (6)上記では、集線装置9に一台のエクササ イズバイク1を接続した。ただし、集線装置9 設けられた端子の数(上記の例では4個)だけ クササイズバイク1を同時に接続できる。ま た、一台のエクササイズバイク1だけを使用 る場合は、集線装置9を介さずに、ケーブル1 5を直接アダプタ3に接続してもよい。

 (7)プロセッサ71やコンピュータ77をネット ワークに接続して、トレーニングの管理をサ ーバで行うこともできるし、また、アプリケ ーションプログラムをネットワークから取得 することもできる。また、ネットワークに接 続して、複数人がオンラインで同時にトレー ニングを行うこともできる。

 以上、本発明を実施例により詳細に説明 たが、当業者にとっては、本発明が本願中 説明した実施例に限定されるものではない いうことは明らかである。本発明は、特許 求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨 び範囲を逸脱することなく修正及び変更態 として実施することができる。