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Patent Searching and Data


Title:
EYELASH CURLER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/136216
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an eyelash curler, which simply curls the whole eyelash by one operation and curls the eyelash beautifully into an ideal radial shape. The eyelash curler comprises a pair of supports (10), a curved movable member (14) which can move upward and downward along the straight support upper parts (10a) of the supports, an elastic body (16) fitted to the movable member, a curved fixed member (12) fixed to the support upper parts (10a), and handles (18, 22) for moving the movable member (14) upward and downward. The curvature radius R3 of the lower edge (12a) of the fixed member (12) (excepting the vicinities of both of the ends of the lower edge) in a plane view is set within a range of 16.5 to 22.5 mm. The curvature radius R1 of the lower edge (12a) of the fixed member (12) (excepting the vicinities of both of the ends of the lower edge) in a plane view is set within a range of 18.5 to 24.5 mm.

Inventors:
OTSUKA KOJI (JP)
SHIRAKAWA KOJI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/054723
Publication Date:
November 13, 2008
Filing Date:
March 14, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KOJI HONPO CO LTD (JP)
OTSUKA KOJI (JP)
SHIRAKAWA KOJI (JP)
International Classes:
A45D2/48
Foreign References:
JP2004081291A2004-03-18
Attorney, Agent or Firm:
YASHIMA, Keiichi (HOSOKAWA Building1-17, Akasaka 1-chom, Minato-ku Tokyo 52, JP)
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Claims:
 一対の支柱と、その一対の支柱における直線状の支柱上部に沿って上下方向に移動可能な湾曲状の可動部材と、その可動部材に取り付けられる弾性体と、前記一対の支柱上部に固定される湾曲状の固定部材と、前記可動部材を上下に移動させるための操作手段とを備え、前記固定部材と前記可動部材との間に睫毛を挟み込んだ状態で前記可動部材を前記操作手段によって上昇させ前記固定部材に押圧することにより睫毛にカールを付与するアイラッシュカーラーにおいて、2本の前記支柱が左右両側に見える正面視において前記固定部材の下端縁(但し両端付近を除く)の曲率半径R 3 が16.5~22.5mmに設定されていることを特徴とするアイラッシュカーラー。
 前記支柱上部の軸方向の鉛直線上から見た平面視において前記固定部材の下端縁(但し両端付近を除く)の曲率半径R 1 が18.5~24.5mmに設定されていることを特徴とする請求項1記載のアイラッシュカーラー。
Description:
アイラッシュカーラー

 本発明は、睫毛をカールするためのアイ ッシュカーラーに関するものである。

 睫毛全体を上下に挟み込んだ状態で、は みを使用するようにハンドル部を操作する とにより、睫毛全体にカールを与えるアイ ッシュカーラーに関しては、従来からよく られている。そしてこのアイラッシュカー ーは、近年では様々な改良が加えられ、例 ば特許文献1にあるように、睫毛を簡単にし っかりとカールできるよう工夫が施されたも のも開示されている。

特許第3143410号公報(図1)

 このような従来のアイラッシュカーラーを 7に基づいて説明する。
 従来のアイラッシュカーラーは、左右一対 支柱50と、その一対の支柱の上端に固定さ る湾曲状の固定部材52と、ハンドル部58,60の 作によって上下に移動するリンク腕62と、 のリンク腕62に固定され一対の支柱50に沿っ 上下に移動可能な湾曲状の可動部材54と、 の可動部材54の上に取り付けられる弾性体56 から構成される。
 従ってこのアイラッシュカーラーを使用す 場合には、目の外側左右両端部に支柱50を てがい、固定部材52と可動部材54との間に睫 を挟み込んだ状態にして、ハンドル部58,60 指をかけて操作し、睫毛を弾性体56の上面で 固定部材52側に押圧することにより、睫毛に ールを与えることができる。

 従来のアイラッシュカーラーは、図7(b)に示 すように、側面視において支柱50と固定部材5 2の下端縁とのなす角度θ 2 がほぼ直角に近い。すなわち図7(a)に示すよ に、正面視では、固定部材52の下端縁及び弾 性体56はほぼ水平に近い状態に設定されてい 。このような従来のアイラッシュカーラー は、図8(a)に示すように、固定部材52の下端 と弾性体56とがかみ合って睫毛にカールを えるライン60が、目頭や目尻に近い部分では 睫毛の長さが短いこととも相俟って、睫毛か ら外れてかみ合っておらず、有効に機能して いないという不都合があった。従って、一回 の使用では睫毛全体にカールを与えることは できず、目の中央・目頭・目尻などと、睫毛 のカールさせたい部分ごとに何度もその位置 を変えてハンドル操作をする必要があった。
 また睫毛のカールは本来、図6(b)に示すよう に、正面から見た時に、睫毛全体が放射状に カールしている状態が最も美しく見えるので あるが、従来のアイラッシュカーラーでは図 8(b)に示すように、睫毛が垂直に近い状態に ールされてしまい、放射状に美しくカール せることは困難であった。

 本発明は上記の点に鑑みてなされたもの 、一回の使用で睫毛を簡単に、しかも放射 に美しくカールさせることができるアイラ シュカーラーを提供することを目的とする のである。

 上記目的を達成するため本発明は、一対の 柱と、その一対の支柱における直線状の支 上部に沿って上下方向に移動可能な湾曲状 可動部材と、その可動部材に取り付けられ 弾性体と、前記一対の支柱上部に固定され 湾曲状の固定部材と、前記可動部材を上下 移動させるための操作手段とを備え、前記 定部材と前記可動部材との間に睫毛を挟み んだ状態で前記可動部材を前記操作手段に って上昇させ前記固定部材に押圧すること より睫毛にカールを付与するアイラッシュ ーラーにおいて、2本の前記支柱が左右両側 に見える正面視において前記固定部材の下端 縁(但し両端付近を除く)の曲率半径R 3 が16.5~22.5mmに設定されていることを特徴とし いる。また、前記支柱上部の軸方向の鉛直 上から見た平面視において前記固定部材の 端縁(但し両端付近を除く)の曲率半径R 1 が18.5~24.5mmに設定されていることを特徴とし いる。

 本発明に係るアイラッシュカーラーによ ば、睫毛を上下に挟み込む部材の湾曲形状 、正面視において睫毛の生えている根元部 の目のカーブにぴったりと沿うように設定 れているので、目の中央・目頭・目尻など 、睫毛のカールさせたい部分ごとに何度も 用する必要がなく、一回の使用で睫毛全体 簡単に、しかも理想的な放射状に美しくカ ルさせることができる。

(a)は、本発明に係るアイラッシュカー ーの正面図、(b)はその右側面図である。 本発明に係るアイラッシュカーラーの 作状態を表す図である。 本発明に係るアイラッシュカーラーの 分拡大平面図である。 (a)は、図2のA-A断面図、(b)は図4(a)のB-B 面図である。 本発明に係るアイラッシュカーラーの 分拡大正面図である。 (a)は、本発明に係るアイラッシュカー ーで睫毛を挟んだ状態を表す図、(b)はその の睫毛のカール状態を表す図である。 (a)は、従来のアイラッシュカーラーの 面図、(b)は、その右側面図である。 (a)は、従来のアイラッシュカーラーで 毛を挟んだ状態を表す図、(b)はその時の睫 のカール状態を表す図である。

符号の説明

 10 支柱
 10a 支柱上部
 12 固定部材
 14 可動部材
 16 弾性体
 18 第一ハンドル
 20 第一レバー
 22 第二ハンドル
 24 第二レバー
 26 リンク腕
 32 リング

 次に本発明を図面に基づいて説明する。図1 (a)は本発明に係るアイラッシュカーラーの正 面図、図1(b)はその右側面図、図2は本発明に るアイラッシュカーラーの動作状態を表す である。
 図1及び図2に示すように、アイラッシュカ ラーは、左右一対の支柱10と、その一対の支 柱の上端に固定される湾曲状の固定部材12と 操作手段としてのハンドル部18、22の操作に よって上下に移動するリンク腕26と、そのリ ク腕26に固定され一対の支柱上部10aに沿っ 上下に移動可能な湾曲状の可動部材14と、そ の可動部材14の上に取り付けられる弾性体16 から構成されている。

 左右一対の支柱10の上端には、湾曲状の固 部材12が取り付けられており、これは睫毛を カールさせる際に、瞼に押し当てる部分とな る。そしてその固定部材12の下端縁は、弾性 16とかみ合うことによって睫毛にカールを 与する部分となる。
 左右一対の支柱10は、可動部材14を摺動支持 する部分である支柱上部10aと、それに連なる 支柱下部10bとを形成しており、さらにその下 方は第一レバー20を形成し、そしてさらに第 レバー20の下方は指をかけて操作するため 第一ハンドル18を形成している。左右一対の 支柱10は一本の線材を屈曲させて成るもので って、支柱上部10a、支柱下部10b、第一レバ 20及び第一ハンドル18とともに一体的に形成 されるものである。

 そして支柱下部10bと第一レバー20との間に ピン28が挿通されており、このピン28を介し 、一本の線材を屈曲させて成る第二レバー2 4及び第二ハンドル22とが回動自在に取り付け られている。
 第二レバー24の上端部には、リンク腕26を挿 通させるための挿通穴30が形成されている。 して一本の線材をV字上に屈曲させて成るリ ンク腕26は、この挿通穴30に挿通され、その 端は湾曲状の可動部材14の下面に固定されて いる。可動部材14は、支柱上部10aに沿って上 に移動可能となるよう形成されている。従 て、第一ハンドル18及び第二ハンドル22に指 をかけて、はさみを使用するように操作する と、この操作に伴ってリンク腕26は上下に移 し、そのリング腕26とともに可動部材14も上 下に移動することになる。
 なお図2は、第一ハンドル18と第二ハンドル2 2を開いて、リンク腕26及び可動部材14を下方 引き下げ、可動部材14と固定部材12との間を 最大限広げた状態を表している。

 左右一対の支柱上部10aにまたがって固定さ る固定部材12は、支柱上部10aの軸方向の鉛 線上から矢視した平面視(図2の矢印Y方向)に いて円弧状となるよう湾曲している。そし 図3に示すように、固定部材12の下端縁12aの 率半径R 1 は、18.5~24.5mm程度が好ましく、より好ましく 20.5mm程度である。なお、固定部材12の下端 12aの前記曲率半径R 1 という場合、下端縁12aの両端付近は除くもの とする。これは、下端縁12aの両端付近は、支 柱上部10aへの取り付けの関係から、やや外側 に広がっていたり、やや内側に狭まっていた りする場合もあるからである。つまり、固定 部材12の下端縁12aの全体が、きれいな円弧形 でない場合もあるのである。その場合には なくとも、下端縁12aの円弧のほぼ中央付近 点Pにおける曲率半径R 1 が、上記のように18.5~24.5mm程度であればよい

 このような固定部材12は、図1(b)に示すよう 、二本の支柱10がぴったりと重なって一本 見える位置の側面視において、固定部材12の 下端縁12aと支柱上部10aとのなす角度θ 1 が、好ましくは40~60度、より好ましくは45~50 程度となるように、支柱上部10aに取り付け れる。

 支柱上部10aに沿って上下に移動する可動 材14は、図2のA-A断面図である図4(a)及び、図 4(a)のB-B断面図である図4(b)に示すように、断 コの字状で筺状の枠体を湾曲させて成るも である。そしてその筺状の枠体の空間内に 部が一部突出する形で、例えばゴムなどの 性体16が嵌着されている。

 この弾性体16が嵌着された可動部材14は、支 柱上部10aの軸方向の鉛直線上から矢視した平 面視(図2の矢印Y方向)において、図4(a)に示す うに、その全体形状が円弧状に湾曲してお 、その円弧状部分の曲率半径R 2 は、18.5~24.5mm程度が好ましく、より好ましく 20.5mm程度である。なお図4(a)において弾性体 16の断面における中心線34は、固定部材12の下 端縁12aと弾性体16とがかみ合う部分(睫毛を挟 む部分)である。すなわち、弾性体16及び可動 部材14の曲率半径R 2 と、前述した固定部材12の下端縁12aの曲率半 R 1 とは一致する値となる。
 また図4(a)に示すように、可動部材14の左右 端にはリング32が一体的に形成されており その左右のリング内を支柱上部10aが挿通す 。従って可動部材14全体が支柱上部10aに沿っ て上下に移動可能となる。

 支柱上部10aにまたがって固定される固定部 12と、弾性体16を嵌着させた可動部材14は、2 本の支柱が左右両側に見え、かつ支柱上部10a に対して垂直方向から見た正面視(図1(b)にお る矢印X方向)において、図1(a)に示すような 弧形状を形成する。そしてこの正面視にお る固定部材12、弾性体16及び可動部材14の拡 図を図5に示すと、固定部材12の下端縁12aの 弧状部分の曲率半径R 3 は、好ましくは、16.5~22.5mm程度であり、より ましくは、18.5mm程度である。なお、固定部 12の下端縁12aの曲率半径R 3 という場合には、前述同様、下端縁12aの両端 付近は除くものとする。

 このような本願に係るアイラッシュカー ーは、まずハンドル部18,22に指をかけては みを使用するようにしてこれを開き(図2)、 定部材12と可動部材14との間を開いた状態に る。次に目の外側左右両端部に支柱上部10(a )を当てがい、また固定部材12を瞼に押し当て 、アイラッシュカーラー本体を安定させた状 態にしたうえで、固定部材12と可動部材14と 間に睫毛を挟み込んだ状態にする。そして ハンドル部18,22に指をかけてこれを閉じるよ うに操作し、可動部材14に取り付けられた弾 体16の上面で、睫毛を固定部材12側に強く押 圧する。すると弾性体16に固定部材12の下端 12aが食い込むような状態になり、睫毛にし かりとしたカールを与えることができる。

 本願に係るアイラッシュカーラーによれ 、図6(a)に示すように、固定部材12の下端縁1 2aと弾性体16とがかみ合って睫毛を挟むライ 34が、睫毛の生えている根元部分の目のカー ブにぴったりと沿うように設定されるので、 一回の使用で睫毛を簡単にしっかりとカール させることができる。この図6(a)からも分か ように、目頭や目尻付近においても、固定 材12の下端縁12aと弾性体16とがかみ合ってい ので、目頭や目尻付近の睫毛の短い部分で っても、睫毛の根元からしっかりとカール せることができる。また、一回の使用で、 6(b)に示すように、睫毛のカール状態として は理想的な放射状に美しくカールさせること ができる。