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Patent Searching and Data


Title:
FACE WRINKLE STRETCHING TOOL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/084639
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is a face wrinkle stretching tool, which is constituted such that a user can make her or his face look smaller easily and simply in a personal manner without being required for high costs and can stretch face wrinkles such as the wrinkles of eye tails, dark circles or mouth corners, thereby to restore the young skin firmness. The face wrinkle stretching tool comprises a pair of right and left clips (2 and 2) fixed removably on the two right and left sides of a head while clamping hairs near the right and left temples of the head, and a string (3) threaded along the head back, for holding the pair of clips (2 and 2) on the hairs while drawing the same toward each other to the head back side.

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Inventors:
HOSHI TAKAE (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/073757
Publication Date:
July 09, 2009
Filing Date:
December 26, 2008
Export Citation:
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Assignee:
HOSHI TAKAE (JP)
International Classes:
A45D44/22
Foreign References:
JP2004016379A2004-01-22
JPS56159014U1981-11-27
JP2005111230A2005-04-28
US5067482A1991-11-26
Attorney, Agent or Firm:
SUZUKI, Shoji et al. (9th Fl. 10-3, Shinjuku 1-chom, Shinjuku-ku Tokyo 22, JP)
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Claims:
 頭部の左右こめかみ部分に近い毛髪を挟持し該頭部の左右両側に取り外し可能に止着される左右一対のクリップと、該頭部の後頭部に沿って装着され、前記頭部の左右両側に止着された前記一対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せた状態で保持する紐とから構成されることを特徴とする顔のしわ矯正具。
 上記紐の途中に、該紐の長さを調整可能にする調整部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の顔のしわ矯正具。
 上記紐を弾性伸縮可能な部材で形成したことを特徴とする請求項1または2記載の顔のしわ矯正具。
 上記紐を、互いに間隔を開けて配置される上下2本の紐部で構成したことを特徴とする請求項1,2または3記載の顔のしわ矯正具。
Description:
顔のしわ矯正具

 本発明は顔のしわ矯正具に関するも。特 、本発明は、顔の目尻や目隈、口角のまわ 等におけるしわを無くして、若さとハリを り戻した顔に見せることができるようにし 顔のしわ矯正具に関する。

 年齢を重ねると、皮膚のはりや弾力を失 、結果として小じわが増え、特に、目尻や 隈、口角のまわり等に“しわ”ができ、顔 体に弛みが発生する。これは若さとハリを くし、特に、中高年の女性にとって重大な とである。

 そこで、従来、顔のしわを減少させる方法 して、外科的な整形治療法で顔の皮膚を引 張り上げる方法が知られている。また、皮 にレーザーエネルギーを照射して細胞を活 化させ、しわを無くする器具(例えば、特許 文献1参照)等が知られている。

特開2006-25808号公報

 しかしながら、外科的な整形治療法の場 では、人体にメス等を入れるために、治療 受けるには不安で抵抗がある。一方、皮膚 レーザーエネルギーを照射し細胞を活性化 せてしわを無くする器具を用いる場合でも レーザーエネルギーを照射するので危険で ないかという不安が湧き、使用するのに抵 がある。また、外科的な整形治療法、及び レーザーエネルギーを照射する器具の何れ 採用した場合でも、高額な費用が必要にな 問題があった。

 そこで、本発明は、高額な費用を必要と ずに、個人において手軽で、かつ、簡単に 顔にでき、また、目尻や目隈、口角付近等 おけるしわを矯正して、ハリを取り戻した に若返らせることができるようにすること 目的とする。

 本発明は上記目的を達成するために提案 れたものである。請求項1記載の発明は、頭 部の左右こめかみ部分に近い毛髪を挟持し該 頭部の左右両側に取り外し可能に止着される 左右一対のクリップと、該頭部の後頭部に沿 って装着され、前記頭部の左右両側に止着さ れた前記一対のクリップ同士を互いに後頭部 側に引き寄せた状態で保持する紐とから構成 される顔のしわ矯正具である。

 左右一対のクリップを、頭部の左右こめ み部分に近い毛髪を挟持して該頭部の左右 側に止着し、かつ、紐により一対のクリッ 同士を互いに後頭部側に引き寄せて装着す 。これによって、一対のクリップ同士の引 寄せにより顔の皮膚も後頭部側に引っ張ら て皮膚の弛みをリフトアップした状態に保 できる。これにより、小顔で、目尻や目隈 口角付近のしわ等が無くなるように矯正さ る。

 請求項2記載の発明は、上記紐の途中に、 該紐の長さを調整する調整部材を設けた顔の しわ矯正具である。

 この構成によれば、調整部材を利用して の長さを各人に合った長さに簡単に調整す ことができる。また、紐の長さを調整する とにより、一対のクリップ同士の引き寄せ も調整できる。

 請求項3記載の発明は、上記紐を弾性伸縮 可能な部材で形成した顔のしわ矯正具である 。

 この構成によれば、紐により一対のクリ プ同士を互いに後頭部側に引き寄せたとき 紐の弾性伸縮力が付加された状態で一対の リップ間に引き寄せ力が付与される。ここ の弾性伸縮可能な部材としては、例えばゴ 紐等がある。

 請求項4記載の発明は、上記紐を、互いに 間隔を開けて配置される上下2本の紐で構成 た顔のしわ矯正具である。

 この構成によれば、左右一対のクリップ 上下2本の紐で平行に引き寄せることができ る。

 請求項1記載の発明においては、左右一対 のクリップを、頭部の左右こめかみ部分に近 い毛髪を挟持して該頭部の左右両側に止着す る。なおかつ、紐により前記一対のクリップ 同士を互いに前記頭部の後頭部側に引き寄せ て装着する。このようにするだけで、顔の皮 膚の弛みをリフトアップして小顔に、かつ、 目尻や目隈、口角付近のしわが無くなるよう に簡単に矯正できる。そして、ハリを取り戻 した顔に若返らせることができる。

 さらに、左右一対のクリップと該一対の リップ間に連結される紐とでなる極めてシ プルな構造で構成されるので、安価に提供 き、誰でも手軽に入手できる。しかも、紐 後頭部側を通し、また、クリップは内側の 髪を挟持するようにして使用すれば、装着 は、クリップ、及び、紐のいずれも自分の 髪で覆って隠すことができる。これによっ 、他人に知られることなく使用できる。

 また、人体にメスを入れる、あるいは、 ーザーを照射する等、人体に危害の恐れが るような方法を講じる必要がない。そこで 誰でも安心して抵抗なく使用することがで る。

 請求項2記載の発明によれば、調整部材を 利用して後から紐の長さを各人に合った長さ に簡単に調整することができる。そこで、頭 の大きさ等に拘わらず、誰でも同じ矯正具を 使用することができる。なおかつ、構成も極 めて簡素でる。そこで、請求頂1記載の発明 効果に加えて、コストダウンにも寄与する とが可能となる。また、紐の長さを調整す ことにより、一対のクリップ同士の引き寄 力も調整することができる。そこで、装着 の操作性が向上する。

 請求項3記載の発明によれば、紐の弾性伸 縮力を付加した状態で一対のクリップ同士を 互いに後頭部側に引き寄せて装着することが できる。そこで、その引き寄せ力は紐の伸縮 弾性力で常に同じ状態に保持され、リフトア ップ力が低下することはない。したがって、 請求項1または2記載の発明の効果に加えて、 時間にわたって同じ状態の矯正を維持する とができるという効果が得られる。

 請求項4記載の発明は、左右一対のクリッ プを上下2本の紐で安定して引き寄せできる とができる。そこで、請求頂1,2または3記載 発明の効果に加えて、頭によりフィットし 安定した状態で装着できるという効果が得 れる。

 本発明では、顔のしわ矯正具を、顔の左 こめかみ部分に近い毛髪を扶持して頭部の 右両側に取り外し可能に止着される左右一 のクリップと、前記頭部の後頭部に沿って 着され、前記頭部の左右両側に止着された 記一対のクリップ同士を互いに後頭部側に き寄せた状態で保持する紐とから構成した これによって、高額な費用を必要とせずに 個人において手軽で簡単に小顔にでき、ま 、目尻や目隈、口角付近等におけるしわを 正し、ハリを取り戻して顔を若返らせると う目的を達成することができる。

 以下、本発明の顔のしわ矯正具について 好適な実施例をあげて説明する。

 図1は、本発明の一実施の形態に係る顔の しわ矯正具の概略斜視図である。

 図1において、顔のしわ矯正具1は、左右 対のクリップ2,2と、該左右一対のクリップ2, 2を連結している紐3と、該紐3の途中に配設さ れた調整部材4とで構成されている。以下、 のしわ矯正具1を単に「矯正具1」と表す。

 左右のクリップ2,2は同一部品である。各 リップ2,2は第1板バネ部材5と該第1板バネ部 5と一体化されている第2板バネ部材6とでな 。各板バネ部材5,6は、薄いバネ板鋼板から 成されている。

 第1板バネ部材5は、正面視で略L字状に形 された本体部5a,5bと、該本体部5aから第2板 ネ部材6側に向かって形成された複数本の櫛 7,7・・・とを備えている。櫛歯7,7・・・の 端部は、第2板バネ部材6の裏側から離れる 向に段差を設けて途中から折り曲げられ、 リップ部8として構成されている。

 一方、前記第2板バネ部材6は、正面視で L字伏に形成された本体部6a,6bを備えている 第1板バネ部材5の本体部5aと、第2板バネ部材 6の本体部6aの向き、及び、第1板バネ部材5の 体部5bと、第2板バネ部材6の本体部6bの向き それぞれ一致させた状態で、第2板バネ部材 6の両端部を第1板バネ部材5の両端裏側に溶接 等で接合し、第1板バネ部材5と第2板バネ部材 6とを一体化している。

 第1板バネ部材5と第2板バネ部材6が一体化 された状態では、第2板バネ部材6の本体部6a 、第1板バネ部材6のクリップ部8を左右に横 った形で配設されている。

 クリップ2,2の各四隅には、表裏方向に貫 している孔9a,9b,9c,9dが各々設けられている

 第1板バネ部材5と第2板バネ部材6は、弾性 変形を起こさせる前の状態(図1の状態)では、 本体部5a,6aにおける表面倒(本例では装着者の 頭内側)の中央部が前方(装着者の頭内側)に向 かって膨出するような形状に湾曲して形成さ れている。そして、第1板バネ部材5のクリッ 部8と第2板バネ部材6の本体部6aとが所定間 離れた状態で対峙した形態(これを「非クリ プ状態」という)になるように構成されてい る。

 第1,第2板バネ部材5,6における本体部5a,6a 中央部を装着者の頭に当て、さらに第1,第2 バネ部材5,6の本体部5b,6bをそれぞれ装着者の 頭部内側方向に向かって押す。これによって 、本体部5a,6aの各中央部が各々裏面側(本例で 装着者の頭外側)に向けて膨出するように反 変形する。こうして、第1板バネ部材5のクリ ップ部8と第2板バネ部材6の本体部6aとが互い 圧接状態(これを「クリップ状態」という) なり、その姿勢が維持できるようにされて る。

 したがって、クリップ2,2は、非クリップ 態で第1板バネ部材5のクリップ部8と第2板バ ネ部材6の本体部6aとの間に毛髪を挟む。次い で、第1板バネ部材5の本体部5bと第2板バネ部 6の本体部6bを表側である装着者の頭側に向 て押し付けると、本体部5bと本体部6bが各々 反転する。こうして、第1板バネ部材5のクリ プ部8と第2板バネ部材6の本体部6aとの間に 髪がクリップされる。これによってクリッ 2,2が毛髪に止着できるようになっている。

 紐3は、弾性伸縮可能な紐であり、本例で はゴムを使用している。調整部材4は、プラ チック等で形成された板状材で、左右両側 にそれぞれ4つの孔(10A,10B,10C,10D)、(10a,10b,10c,1 0d)が形成されている。

 紐3は、図1に示すように、紐3の一端部側 一方側のクリップ2の孔9d,9c,9b,9aを順に通し 調整部材4側に引き出した後、調整部材4の 10A,10B,10C,10D、他方側のクリップの孔9a,9b,9c、 9d、調整部材4の孔10d,10c,10b,10aを通って再び一 方側のクリップ2側に戻り、紐3の一端部側と 端部側とを互いに凍結して輪状に形成され 。こうして、左右一対のクリップ2,2間に2本 の紐部3a,3bが平行に配設された状態で取り付 られている。また、クリップ2,2間に配設さ ている紐部3a,3bの長さは、調整部材4の孔10B 10Cとの間、及び、孔10bと10cとの間に配置さ ている紐部3a,3bの1部3c,3cをそれぞれ引き出 ことにより調整可能になっている。

 次に、このように構成されている矯正具1 の使用例を次に説明する。

 まず、矯正を必要とする人の左右のこめ み部分と近い毛髪に、左右一対のクリップ2 、2の中の一方のクリップ2をクリップ状態に て止着する。

 次いで、紐3を後頭部側に回し、右一対の クリップ2、2の中の他方のクリップ2を、反対 側のこめかみ部分と近い毛髪に、同じくクリ ップ状態にして止着する。

 このとき、一対のクリップ2,2の間を毛髪 共に引き寄せ、この引き寄せで顔の皮膚も 頭部側へ同時に引っ張り、皮膚の弛みをリ トアップした状態にする。

 このクリップ2,2の取付位置、及び、クリ プ2,2による引き寄せ方向は、皮膚の弛みを フトアップするのに最も有効と思われる位 、及び、向きが選択され、その位置にクリ プ2,2、及び、紐3を配設する。

 これにより、それまで生じていた目尻や 隈、口角付近のしわ等が矯正されて無くな 、小顔になると共にハリを取り戻して顔を 返らせることができる。

 図5は、本発明の矯正具1を使用する前に ける人の頭部を示し、使用していないとき は、頭の目尻や目隈、口角付近にしわや弛 が生じている状態を示している。

 図2~4は本発明の矯正具1を使用している状 態での人の頭部を示すものである。矯正具1 使用することによって頭部の左右のこめか 部分に近い毛髪が左右のクリップ2,2と紐3に って後頭部側に引き寄せられる。これによ て顔の皮膚の弛みがリフトアップされて目 や日隈、口角付近のしわ等が矯正されてな なっている状態が図示されている。

 なお、後頭部側に通された紐3、及び、こ めかみ部分に近い毛髪に止着されたクリップ 2,2は、矯正具1の装着後、自身の毛髪で覆っ 隠すことにより、他人に知られることはな 。

 また、左右のクリップ2,2の間を引き寄せ 力を付与する方法としては次のようにして 良い。まず左右のクリップ2,2を左右のこめ みに近い毛髪に止着する。その後、調整部 4において、調整部材4の孔10Bと10Cとの間、 び、孔10bと10cとの間に配置されている紐部3a ,3bの1部3c,3cをそれぞれ引き出す。こうして、 紐部3a,3bの実効長さを調整して引き寄せ力を 成するようにしてもよい。

 さらに、調整部材4は、必ずしも必要とす るものではない。また、クリップ2も上記実 例の構造に限定せられるべきではなく、毛 に止着できるものであれば、これ以外のも を採択してもよい。

 また、本発明は、その他の部分も本発明 精神を逸脱しない限り種々の改変を為すこ ができる。そして、本発明が該改変された のに及ぶことは当然である。

本発明の一実施形態に係る顔のしわ矯 具の概略斜視図。 本矯正具の使用状態を示す正面図。 本矯正具の使用状態を示す側面図。 本矯正具の使用状態を示す後面図。 本橋正具を使用していない状態を示す 面図。

符号の鋭唄

1     矯正具
2     クリップ
3     紐
3a,3b 紐部
3c    紐の一部
4     調整部材
5     第1板バネ部材
5a,5b 本体部
6     第2板バネ部材
6a,6b 本体部
7     櫛歯
8     クリップ部
9a,9b,9c,9d 孔
10A,10B,10C,10D 孔
10a,10b,10c,10d 孔