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Patent Searching and Data


Title:
FLUSH TOILET DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/081778
Kind Code:
A1
Abstract:
A flush toilet device has a toilet body (2) having a bowl section (12), rim water discharge opening (18), a jet water discharge opening (16), and a discharge water trap conduit (14); a cistern (32); a pressurizing pump (34) for pressurizing flush water contained in the cistern to supply it to the jet water discharge opening; and pump control means (40) for controlling operation and rotation speed of the pressurizing pump to regulate the flow speed and flow rate of flush water discharged from the jet water discharge opening. The pump control means controls the rotation speed of the pressurizing pump such that flush water at a first flow rate for generating a siphon effect is discharged from the jet water discharge opening and then flush water at a second flow rate is discharged at the end of the siphon effect generated by the first flow rate, the second flow rate having a flow speed that can carry away human wastes and causes the siphon effect to continue by closing the cross section of any portion of the discharge water trap conduit.

Inventors:
OHKUBO, Mayu (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
大久保 麻友 (〒01 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 TOTO株式会社内 Fukuoka, 8028601, JP)
USHIJIMA, Yoshikazu (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
牛島 義和 (〒01 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 TOTO株式会社内 Fukuoka, 8028601, JP)
SATO, Yuichi (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
佐藤 雄一 (〒01 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 TOTO株式会社内 Fukuoka, 8028601, JP)
Application Number:
JP2007/074827
Publication Date:
July 10, 2008
Filing Date:
December 25, 2007
Export Citation:
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Assignee:
TOTO LTD. (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
TOTO株式会社 (〒01 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 Fukuoka, 8028601, JP)
OHKUBO, Mayu (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
大久保 麻友 (〒01 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 TOTO株式会社内 Fukuoka, 8028601, JP)
USHIJIMA, Yoshikazu (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
牛島 義和 (〒01 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 TOTO株式会社内 Fukuoka, 8028601, JP)
SATO, Yuichi (1-1 Nakashima 2-chome, Kokurakita-ku, Kitakyushu-sh, Fukuoka 01, 8028601, JP)
International Classes:
E03D11/02; E03D5/01; E03D11/02; E03D5/00
Attorney, Agent or Firm:
KUMAKURA, Yoshio et al. (NAKAMURA & PARTNERS, Shin-Tokyo Bldg.3-1, Marunouchi 3-chome,Chiyoda-k, Tokyo 55, 1008355, JP)
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Claims:
 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
 ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
 洗浄水を貯水する貯水タンクと、
 洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで供給するリム吐水供給手段と、
 洗浄水を上記貯水タンクに所定のタイミングで補給する貯水供給手段と、
 この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧して上記ジェット吐水口に供給する加圧ポンプと、
 この加圧ポンプの作動を制御すると共に回転数を制御して上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速及び流量を制御する加圧ポンプ制御手段と、
 を有し、
 上記排水トラップ管路は、入口部と、この入口部から上昇するトラップ上昇管と、このトラップ上昇管から下降するトラップ下降管とからなり、
 上記ジェット吐水口は、上記排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置され、
 上記加圧ポンプ制御手段は、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させるための第1の流量を吐水し、次に、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に汚物搬出可能な流速で且つ上記排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールしてサイホン作用を継続させる第2の流量を吐水するように、上記加圧ポンプの回転数を制御することを特徴とする水洗大便器。
 上記ポンプ制御手段は、第2の流量が第1の流量より小さくなるように、上記加圧ポンプの回転数を制御する請求項1記載の水洗大便器。
 上記ポンプ制御手段は、第2の流量の吐水の終了時に、上記ジェット吐水口からの吐水が漸減するように上記加圧ポンプの回転数を制御する請求項1又は2記載の水洗大便器。
 上記第1の流量は、75~120リットル/分である請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
 上記ポンプ制御手段により制御される加圧ポンプにより上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速は、3.0~6.2メートル/秒である請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
 ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
 洗浄水を貯水する貯水タンクと、
 洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで供給するリム吐水供給手段と、
 洗浄水を上記貯水タンクに所定のタイミングで補給する貯水供給手段と、
 この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧して上記ジェット吐水口に供給する加圧手段と、
 この加圧手段の作動を制御すると共にこの加圧手段による加圧量を制御して上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速及び流量を制御する加圧手段制御手段と、
 を有し、
 上記排水トラップ管路は、入口部と、この入口部から上昇するトラップ上昇管と、このトラップ上昇管から下降するトラップ下降管とからなり、
 上記ジェット吐水口は、上記排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置され、
 上記加圧手段制御手段は、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水し、次に、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に、上記第1の流量よりも小さく且つ少なくとも汚物搬出可能な流速を生じさせる第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御することを特徴とする水洗大便器。
 上記加圧手段制御手段は、上記サイホン作用の終了前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ上記排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールして排水トラップ管路内をほぼ満水状態とすることによりサイホン作用を継続させる第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6記載の水洗大便器。
 上記加圧手段制御手段は、上記サイホン作用の終了前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ上記排水トラップ管路の何れかの部位の断面をシールする第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6記載の水洗大便器。
 上記ポンプ手段制御手段は、上記サイホン作用の終了前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ上記排水トラップ管路の断面をシールすることがない第2の流量を吐水するように、上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6記載の水洗大便器。
 上記加圧手段制御手段は、ジェット吐水口からの上記第2の流量の吐水の終了時に、上記ジェット吐水口からの吐水が漸減するように上記加圧手段による加圧量を制御する請求項6乃至9の何れか1項に記載の水洗大便器。
 上記第1の流量は、75~120リットル/分である請求項6乃至10の何れか1項に記載の水洗大便器。
 上記ポンプ制御手段により制御される加圧手段により上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速は、3.0~6.2メートル/秒である請求項6乃至10の何れか1項に記載の水洗大便器。
 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
 ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
 洗浄水を貯水する貯水タンクと、
 洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで供給するリム吐水供給手段と、
 この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧する加圧ポンプと、
 この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでジェット吐水口に供給するジェット吐水供給手段と、
 上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御して、上記便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水させる制御手段と、を有し、
 上記制御手段は、先ず、リム吐水口から洗浄水を吐水し、次に、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御することを特徴とする水洗大便器。
 上記ジェット吐水口は、上記排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置されている請求項13記載の水洗大便器。
 上記制御手段は、上記ジェット吐水口からサイホン作用を発生させる第1の流量を吐水した後、この第1の流量により発生したサイホン作用の終了前に、上記第1の流量よりも小さく且つ少なくとも汚物搬出可能な流速を生じさせる第2の流量を吐水するように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御する請求項13又は請求項14記載の水洗大便器。
 上記リム吐水供給手段は、水道の給水圧力により洗浄水をリム吐水口から吐水する請求項13乃至15の何れか1項記載の水洗大便器。
 上記制御手段は、上記第1の流量の洗浄水をジェット吐水口から吐水する前に、上記加圧ポンプを所定の低速度で回転させて上記加圧ポンプとジェット吐水口を接続する給水路内に残存する空気を上記ジェット吐水口から排出するようにした請求項13乃至16の何れか1項記載の水洗大便器。
 上記制御手段は、上記ジェット吐水口から吐水されているとき、上記リム吐水口からの吐水を継続して行うように、上記リム吐水供給手段を制御する請求項13乃至17の何れか1項記載の水洗大便器。
 上記制御手段は、リム吐水口から吐水される流量とジェット吐水口から吐水される上記第1の流量の合計が75~120リットル/分となるように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御する請求項15記載の水洗大便器。
 上記加圧ポンプにより上記ジェット吐水口から吐水される洗浄水の流速は、3.0~6.2メートル/秒である請求項13乃至19の何れか1項記載の水洗大便器。
 加圧した洗浄水によって洗浄される水洗大便器であって、
 ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と、
 洗浄水を貯水する貯水タンクと、
 この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧する加圧ポンプと、
 この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでリム吐水口に供給するリム吐水供給手段と、
 この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタイミングでジェット吐水口に供給するジェット吐水供給手段と、
 上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御して、上記便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水させる制御手段と、を有し、
 上記制御手段は、先ず、リム吐水口から洗浄水を吐水し、次に、リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を発生させる第1の流量を吐水するように、上記リム吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御することを特徴とする水洗大便器。
Description:
水洗大便器

 本発明は、水洗大便器に係り、特に、加 した洗浄水によって洗浄される水洗大便器 関する。

 従来から、特許第2953002号(特許文献1)に記載 されているように、タンクを用いず、水道水 に直結され、水道水の圧力により、便器のボ ウル部のリムに設けられたリム吐水口と、ボ ウル部の底部に設けられ排水トラップ管路に 向けて吐水するジェット吐水口から、洗浄水 を供給してボウル部を洗浄するようにした水 洗大便器が知られている。
 また、特許文献2に記載されているように、 リム吐水は、リム吐水口から水道水を直接供 給し、一方、ジェット吐水は、タンクに貯水 された洗浄水をポンプで加圧し、この加圧さ れた洗浄水をジェット吐水口から吐出させて 、ボウル部を洗浄するようにした水洗大便器 も知られている。

 一方、特開2005-264469号公報(特許文献2)の 洗大便器においては、先ず、リム吐水口か 洗浄水を吐水し(前リム洗浄)、このリム吐水 口からの吐水が終了した後、ジェット吐水口 から洗浄水を吐水し、さらに、このジェット 吐水口からの吐水が終了した後に再度リム吐 水口から洗浄水を吐水する(後リム洗浄)よう している。

 しかしながら、特許文献1に記載された水 洗大便器は、水道水の圧力のみにより洗浄水 を便器のボウル部に供給するようにしている ため、水道圧が低圧の地域や、水圧が低くな る建物の2階や3階のように、低水圧の地域や 所では、使用できないという問題がある。 た、この水洗大便器では、サイホン作用発 後に、比較的大きな容積の空気がトラップ 路の入口から吸入されてサイホン作用が終 し、このとき、「ゴボッゴボッ」というサ ホン切れ音が発生し、騒音となっていた。

 また、特許文献2に記載された水洗便器では 、タンクに貯水された洗浄水をポンプで加圧 してジェット吐水口から吐出するようにして いるので、低水圧の地域や場所では使用でき ないという問題は解決しているが、依然とし て、騒音の問題は解決されていない。
 さらに、水洗大便器は、従来から節水の要 があり、節水タイプの水洗大便器が要望さ ている。

 一方、特許文献2の水洗大便器は、上述し たように、リム吐水口からの洗浄水の吐水が 終了した後に、ジェット吐水口から洗浄水を 吐水するものであるが、ジェット吐水量が少 ないため、サイホン現象発生(サイホン起動) での時間が長くなり、その分、洗浄水量が え、節水の要請を満たすものではなかった

 さらに、特許文献1の水洗大便器は、上述 したように、リム吐水口とジェット吐水口の 両方が水道に直結されている。そのため、こ の水洗大便器では、リム吐水口から吐水中に 、ジェット吐水口から洗浄水を吐水する場合 (特許文献1の第29図参照)、水道から供給され 洗浄水の量が一定であるため、リム吐水量 減少させてジェット吐水口から洗浄水を吐 しなければならず、それゆえ、ジェット吐 量は少なくなり、その結果、特許文献2と同 様に、サイホン現象発生(サイホン起動)まで 時間が長くなり、その分、洗浄水量が増え 節水の要請を満たすものではなかった。

 そこで、本発明は、水道水の圧力の影響 受け難く、サイホン作用終了時に発生する イホン切れ音(騒音)を低減し、節水の要請 満たすことができる水洗大便器を提供する とを目的としている。

 また、本発明は、サイホン作用発生まで 時間を短くして、洗浄水の節水の要請を満 すことができる水洗大便器を提供すること 目的としている。

 上述した課題を解決するために、本発明の 1の発明は、加圧した洗浄水によって洗浄さ れる水洗大便器であって、ボウル部と、洗浄 水を吐出するリム吐水口及びジェット吐水口 と、排水トラップ管路とを備えた便器本体と 、洗浄水を貯水する貯水タンクと、洗浄水を リム吐水口に所定のタイミングで供給するリ ム吐水供給手段と、洗浄水を貯水タンクに所 定のタイミングで補給する貯水供給手段と、 この貯水タンクに貯水された洗浄水を加圧し てジェット吐水口に供給する加圧ポンプと、 この加圧ポンプの作動を制御すると共に回転 数を制御してジェット吐水口から吐水される 洗浄水の流速及び流量を制御するポンプ制御 手段と、を有し、排水トラップ管路は、入口 部と、この入口部から上昇するトラップ上昇 管と、このトラップ上昇管から下降するトラ ップ下降管とからなり、ジェット吐水口は、 排水トラップ管路の入口部に指向してほぼ水 平に配置され、ポンプ制御手段は、ジェット 吐水口から、サイホン作用を発生させるため の第1の流量を吐水し、次に、この第1の流量 より発生したサイホン作用の終了前に汚物 出可能な流速で且つ排水トラップ管路の何 かの部位の断面をシールしてサイホン作用 継続させる第2の流量を吐水するように、上 記加圧ポンプの回転数を制御することを特徴 としている。
 このように構成された本発明の第1の発明に おいては、ジェット吐水口がこの排水トラッ プ管路の入口部に指向してほぼ水平に配置さ れ、ジェット吐水の際には、ポンプ制御手段 により加圧ポンプの回転数を制御して、先ず 、第1の流量(大流量)を吐水することによりサ イホン現象(作用)を急速に引き起こし、これ より、ボウル部内の溜水及び汚物を素早く 出し、サイホン作用の終了前に、引き続き 第2の流量(大流量)を吐出し、それにより、 水トラップ管路の何れかの部位の断面をシ ルしてこの排水トラップ管路内をほぼ満水 態とすることにより、サイホン現象(作用) 継続して維持し(押し出し作用)、これにより 、ボウル部に浮遊している汚物を排水トラッ プ管路から速やかに排出することができる。
 その結果、本発明の第1の発明によれば、加 圧ポンプを用いてジェット吐水を行っている ので、水道水の圧力の影響を受け難く、大流 量(第1の流量及び第2の流量の合計流量)のジ ット吐水を行うことによりサイホン作用を 激に発生させることにより、ジェット吐水 洗浄水の量を低減して、節水の要請を満た 、押し出し作用によりサイホン作用を継続 せているので、初期のサイホン作用により ウル部内の溜水が排出された時点で排水ト ップ管路の入口部から大量空気を吸引する とにより生じるサイホン作用終了時のサイ ン切れ音を無くすることができ、さらに、 し出し作用により初期のサイホンよりも弱 サイホン作用となり、この弱いサイホン作 終了時には弱いサイホン切れ音しか発生し いため、サイホン切れ音を低減できる。

 本発明の第1の発明において、好ましくは、 ポンプ制御手段は、第2の流量が第1の流量よ 小さくなるように、加圧ポンプの回転数を 御する。
 このように構成された本発明の第1の発明に おいては、サイホン現象(作用)を引き起こす 1の流量よりも、第2の流量が小さくなるよ にしているので、発生したサイホン現象を ない流量で継続維持することができる。

 本発明の第1の発明において、好ましくは、 ポンプ制御手段は、第2の流量の吐水の終了 に、ジェット吐水口からの吐水が漸減する うに加圧ポンプの回転数を制御する。
 このように構成された本発明の第1の発明に おいては、第2の流量の吐水の終了時に、ジ ット吐水口からの吐水が漸減するので、押 出し作用によるサイホン作用が急激に途切 ることにより生じるサイホン切れ音の発生 防止することができる。

 本発明の第1の発明において、好ましくは 、第1の流量は、75~120リットル/分である。

 本発明の第1の発明において、好ましくは 、ポンプ制御手段により制御される加圧ポン プにより上記ジェット吐水口から吐水される 洗浄水の流速は、3.0~6.2メートル/秒である。

 本発明の第2の発明は、加圧した洗浄水によ って洗浄される水洗大便器であって、ボウル 部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェ ット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた 便器本体と、洗浄水を貯水する貯水タンクと 、洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで 供給するリム吐水供給手段と、洗浄水を上記 貯水タンクに所定のタイミングで補給する貯 水供給手段と、この貯水タンクに貯水された 洗浄水を加圧して上記ジェット吐水口に供給 する加圧手段と、この加圧手段の作動を制御 すると共にこの加圧手段による加圧量を制御 してジェット吐水口から吐水される洗浄水の 流速及び流量を制御する加圧手段制御手段と 、を有し、排水トラップ管路は、入口部と、 この入口部から上昇するトラップ上昇管と、 このトラップ上昇管から下降するトラップ下 降管とからなり、ジェット吐水口は、排水ト ラップ管路の入口部に指向してほぼ水平に配 置され、加圧手段制御手段は、ジェット吐水 口から、サイホン作用を発生させる第1の流 を吐水し、次に、この第1の流量により発生 たサイホン作用の終了前に、第1の流量より も小さく且つ少なくとも汚物搬出可能な流速 を生じさせる第2の流量を吐水するように、 圧手段による加圧量を制御することを特徴 徴としている。
 このように構成された本発明においては、 ェット吐水口がこの排水トラップ管路の入 部に指向してほぼ水平に配置され、ジェッ 吐水の際には、加圧手段制御手段により加 手段による加圧量を制御して、先ず、第1の 流量(大流量)を吐水することによりサイホン 象(作用)を急速に引き起こし、これにより ボウル部内の溜水及び汚物を素早く排出し 次に、サイホン作用の終了前に、引き続き 第2の流量(大流量)を吐出することにより、 ウル部に浮遊している汚物を排水トラップ 路から速やかに排出することができる。
 その結果、本発明の第2の発明によれば、加 圧手段を用いてジェット吐水を行っているの で、水道水の圧力の影響を受け難く、大流量 (第1の流量)のジェット吐水を行うことにより サイホン作用を急激に発生させることにより 、サイホン発生に要するジェット吐水の洗浄 水の量を低減して、節水の要請を満たすこと ができる。また、第2の流量を第1の流量より 小さくし、この少ない流量で浮遊している 物を排出するため、より節水が図れ、さら 、ジェット吐水口からの吐水音を下げて静 化を達成するという効果を奏することがで る。

 本発明の第2の発明において、好ましくは、 圧手加段制御手段は、サイホン作用の終了前 に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ排水 トラップ管路の何れかの部位の断面をシール して排水トラップ管路内をほぼ満水状態とす ることによりサイホン作用を継続させる第2 流量を吐水するように、加圧手段による加 量を制御する。
 このように構成された本発明の第2の発明に よれば、第1の流量(大流量)により発生したサ イホン作用の終了前に、引き続き、第2の流 (大流量)を吐出し、それにより、排水トラッ プ管路の何れかの部位の断面をシールしてこ の排水トラップ管路内をほぼ満水状態とする ことにより、サイホン現象(作用)を継続して 持し(押し出し作用)、これにより、初期の イホン作用によりボウル部内の溜水が排出 れたとき排水トラップ管路の入口部から大 空気を吸引することにより生じるサイホン 用終了時のサイホン切れ音を無くすること でき、さらに、押し出し作用による初期の イホンよりも弱いサイホン作用となり、こ 弱いサイホン作用終了時には弱いサイホン れ音しか発生しないため、サイホン切れ音 低減できる。

 本発明の第2の発明において、好ましくは、 加圧手段制御手段は、サイホン作用の終了前 に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ排水 トラップ管路の何れかの部位の断面をシール する第2の流量を吐水するように、加圧手段 よる加圧量を制御する。
 このように構成された本発明の第2の発明に おいては、第1の流量(大流量)により発生した サイホン作用の終了前に、引き続き、第2の 量を吐出し、それにより、排水トラップ管 の何れかの部位の断面をシールするので、 水トラップ管路の入口部から大量の空気が りで吸い込まれることがなく、その結果、 イホン作用によりボウル部内の溜水が排出 れたとき排水トラップ管路の入口部から大 空気を吸引することにより生じるサイホン 用終了時のサイホン切れ音を抑えることが き、しかも、下流側からの排水トラップ管 の入口部への臭気の戻りを防止することが きる。

 本発明の第2の発明において、好ましくは、 ポンプ手段制御手段は、サイホン作用の終了 前に、汚物搬出可能な流速を生じさせ且つ排 水トラップ管路の断面をシールすることがな い第2の流量を吐水するように、加圧手段に る加圧量を制御する。
 このように構成された本発明の第2の発明に おいては、第1の流量(大流量)により発生した サイホン作用の終了前に、引き続き、第2の 量を吐出するので、その洗浄水の流れによ 排水トラップ管路の入口部の開口面積を小 くすることができ、そこから大量の空気が い込まれることがなく、その結果、サイホ 作用によりボウル部内の溜水が排出された き排水トラップ管路の入口部から大量空気 吸引することにより生じるサイホン作用終 時のサイホン切れ音を抑えることができ、 かも、下流側からの排水トラップ管路の入 部への臭気の戻りを防止することができる

 本発明の第2の発明において、好ましくは、 加圧手段制御手段は、ジェット吐水口から上 記第2の流量のための流量の吐水の終了時に ジェット吐水口からの吐水が漸減するよう 加圧ポンプの回転数を制御する。
 このように構成された本発明の第2の発明に おいては、第2の流量のための流量の吐水の 了時に、ジェット吐水口からの吐水が漸減 るので、サイホン作用が急激に途切れるこ による生じるサイホン切れ音の発生を防止 ることができる。

 本発明の第2の発明において、好ましくは 、第1の流量は、75~120リットル/分である。

 本発明の第2の発明において、好ましくは 、加圧手段制御手段により制御される加圧手 段により上記ジェット吐水口から吐水される 洗浄水の流速は、3.0~6.2メートル/秒である。

 本発明の第3の発明は、加圧した洗浄水によ って洗浄される水洗大便器であって、ボウル 部と、洗浄水を吐出するリム吐水口及びジェ ット吐水口と、排水トラップ管路とを備えた 便器本体と、洗浄水を貯水する貯水タンクと 、洗浄水をリム吐水口に所定のタイミングで 供給するリム吐水供給手段と、この貯水タン クに貯水された洗浄水を加圧する加圧ポンプ と、この加圧ポンプで加圧された洗浄水を所 定のタイミングでジェット吐水口に供給する ジェット吐水供給手段と、リム吐水供給手段 、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手段を制 御して、便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水 させる制御手段と、を有し、制御手段は、先 ず、リム吐水口から洗浄水を吐水し、次に、 リム吐水口からの洗浄水の吐水を継続した状 態で、ジェット吐水口から、サイホン作用を 発生させる第1の流量を吐水するように、リ 吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐 供給手段を制御することを特徴としている
 このように構成された本発明においては、 ェット吐水の際には、リム吐水口からの洗 水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水 から、サイホン作用を発生させる第1の流量 を吐水するようにしているので、リム吐水に よりボウル部内及び排水トラップ管路内の溜 水水位が上昇した状態でジェット吐水を行う ことにより、短時間でサイホン作用を起動さ せ、しかも、強いサイホン作用を発生させる ことができる。これにより、サイホン作用起 動のためのジェット吐水の洗浄水量を少なく することができるので、節水化を達成できる 。

 本発明の第3の発明において、好ましくは、 ジェット吐水口は、排水トラップ管路の入口 部に指向してほぼ水平に配置されている。
 このように構成された本発明の第3の発明に おいては、ジェット吐水口が排水トラップ管 路の入口部に指向してほぼ水平に配置されて いるので、ジェット吐水口から吐水された洗 浄水が排水トラップ管路内にスムーズに流入 し、サイホン作用を早期に発生させることが できる。

 本発明の第3の発明において、好ましくは、 制御手段は、ジェット吐水口からサイホン作 用を発生させる第1の流量を吐水した後、こ 第1の流量により発生したサイホン作用の終 前に、第1の流量よりも小さく且つ少なくと も汚物搬出可能な流速を生じさせる第2の流 を吐水するように、リム吐水供給手段、加 ポンプ及びジェット吐水供給手段を制御す 。
 このように構成された本発明の第3の発明に おいては、第1の流量により発生したサイホ 作用の終了前に、第1の流量よりも小さく且 少なくとも汚物搬出可能な流速を生じさせ 第2の流量を吐水することにより、ボウル部 に浮遊している汚物を排水トラップ管路から 速やかに排出することができる。

 本発明の第3の発明において、好ましくは、 リム吐水供給手段は、水道の給水圧力により 洗浄水をリム吐水口から吐水する。
 このように構成された本発明の第3の発明に おいては、加圧ポンプはジェット吐水口へ必 要な洗浄水の量を供給する能力を備えていれ ばよく、加圧ポンプを小型化することができ 、また、貯水タンクの容量も小さくすること ができる。

 本発明の第3の発明において、好ましくは、 制御手段は、第1の流量の洗浄水をジェット 水口から吐水する前に、加圧ポンプを所定 低速度で回転させて加圧ポンプとジェット 水口を接続する給水路内に残存する空気を ェット吐水口から排出するようにした。
 このように構成された本発明の第3発明にお いては、加圧ポンプを低速度で回転させて加 圧ポンプとジェット吐水口を接続する給水路 内に残存する空気をジェット吐水口から排出 するようにしているので、ジェット吐水口で 発生する空気の排出音の発生を防止すること ができる。また、このとき、リム吐水による 排水トラップ管路への流れが生じているため 、給水路からジェット吐水口へ排出された空 気は、排水トラップ管路内にスムーズに流入 するので、ボウル部内に排出された際に生じ る空気の破裂音も抑制することができる。
さらに、加圧ポンプを低速度で回転させてい るため、リム吐水による溜水水位を高い位置 で保ったまま、次の第1の流量によるジェッ 吐水に繋げることができる。

 本発明の第3の発明において、好ましくは、 制御手段は、ジェット吐水口から吐水されて いるとき、リム吐水口からの吐水を継続して 行うように、リム吐水供給手段を制御する。
 このように構成された本発明の第3の発明に おいては、ジェット吐水口から吐水されてい るときリム吐水口からの吐水も継続して行わ れているので、それにより、排水トラップ管 路の入口部に空気が流入し難くなり、サイホ ン切れ音を抑制することができる。また、浮 遊系の汚物を溜水の中心に集めながらジェッ ト吐水することで、浮遊系の汚物がボウル面 へ張り付くことを防いで、浮遊系の汚物も確 実に排出することができる。

 本発明の第3の発明において、好ましくは 、制御手段は、リム吐水口から吐水される流 量とジェット吐水口から吐水される第1の流 の合計が75~120リットル/分となるように、リ 吐水供給手段、加圧ポンプ及びジェット吐 供給手段を制御する。

 本発明の第3の発明は、好ましくは、加圧 ポンプによりジェット吐水口から吐水される 洗浄水の流速は、3.0~6.2メートル/秒である。

 本発明の第4の発明は、加圧した洗浄水によ って洗浄される水洗大便器であって、
 ボウル部と、洗浄水を吐出するリム吐水口 びジェット吐水口と、排水トラップ管路と 備えた便器本体と、洗浄水を貯水する貯水 ンクと、この貯水タンクに貯水された洗浄 を加圧する加圧ポンプと、この加圧ポンプ 加圧された洗浄水を所定のタイミングでリ 吐水口に供給するリム吐水供給手段と、こ 加圧ポンプで加圧された洗浄水を所定のタ ミングでジェット吐水口に供給するジェッ 吐水供給手段と、リム吐水供給手段、加圧 ンプ及びジェット吐水供給手段を制御して 便器本体のボウル部へ洗浄水を吐水させる 御手段と、を有し、制御手段は、先ず、リ 吐水口から洗浄水を吐水し、次に、リム吐 口からの洗浄水の吐水を継続した状態で、 ェット吐水口から、サイホン作用を発生さ る第1の流量を吐水するように、リム吐水供 給手段、加圧ポンプ及びジェット吐水供給手 段を制御することを特徴としている。
 このように構成された本発明においては、 ェット吐水の際には、リム吐水口からの洗 水の吐水を継続した状態で、ジェット吐水 から、サイホン作用を発生させる第1の流量 を吐水するようにしているので、リム吐水に よりボウル部内及び排水トラップ管路内の溜 水水位が上昇した状態でジェット吐水を行う ことにより、短時間でサイホン作用を起動さ せ、しかも、強いサイホン作用を発生させる ことができる。これにより、サイホン作用起 動のためのジェット吐水の洗浄水量を少なく することができるので、節水化を達成できる 。また、本発明においては、貯水タンクに貯 水された洗浄水を加圧ポンプにより加圧しリ ム吐水口及びジェット吐水口から吐水するよ うにしているので、便器本体の洗浄の際に、 水道水の圧力の影響を受けることがない。

 本発明の水洗大便器によれば、水道水の 力の影響を受け難く、サイホン作用終了時 発生するサイホン切れ音(騒音)を低減し、 水の要請を満たすことができる。

 また、本発明の水洗大便器によれば、サ ホン作用発生までの時間を短くして、洗浄 の節水の要請を満たすことができる。

 次に、添付図面を参照して、本発明の実施 態による水洗大便器を説明する。
 先ず、図1乃至図3により、本発明の第1実施 態による水洗大便器の構造を説明する。こ で、図1は、本発明の第1実施形態による水 大便器を示す側面図であり、図2は図1に示す 水洗大便器の平面図であり、図3は本発明の 1実施形態による水洗大便器を示す全体構成 である。

 図1及び図2に示すように、本発明の第1実 形態による水洗大便器1は、便器本体2と、 の便器本体2の上面に配置された便座4と、便 座4を覆うように配置されたカバー6と、便器 体2の後方上部に配置された局部洗浄装置8 、を備えている。さらに、便器本体2の後方 は、機能部10が配置されており、この機能 10はサイドパネル10aにより覆われている。

 便器本体2は陶器製であり、便器本体2には 汚物を受けるボウル部12と、このボウル部12 底部から延びる排水トラップ管路14と、ジ ット吐水を行うジェット吐水口16と、リム吐 水を行うリム吐水口18が形成されている。
 ジェット吐水口16は、ボウル部12の底部に形 成されており、排水トラップ管路14の入口に 向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水 ラップ管路14に向けて吐出するようになっ いる。
 リム吐水口18は、ボウル部12の左側上部後方 に形成されており、ボウル部12の縁に沿って 浄水を吐出するようになっている。

 排水トラップ管路14は、入口部14aと、こ 入口部14aから上昇するトラップ上昇管14bと このトラップ上昇管14bから下降するトラッ 下降管14cとからなり、トラップ上昇管14bと ラップ下降管14cとの間が頂部14dとなってい 。

 第1実施形態による水洗大便器1は、洗浄 を供給する水道に直結されており、水道の 水圧力によりリム吐水口18から洗浄水が吐出 される。また、ジェット吐水に関しては、後 述するように、機能部10に内蔵された貯水タ ク32に貯水された洗浄水を加圧ポンプ34によ って加圧して、大流量でジェット吐水口16か 吐出させるようになっている。

 次に、図3により、第1実施形態による水洗 便器1の機能部10を詳細に説明する。
 図3に示すように、機能部10には、定流量弁2 0と、電磁弁22と、リム吐水用バキュームブレ ーカ24と、リム吐水用フラッパー弁26が設け れている。さらに、給水路19には、タンクへ の給水とリム吐水を切り替える切替弁28と、 水タンク32と、加圧ポンプ34と、ジェット吐 水用バキュームブレーカ36と、ジェット吐水 フラッパー弁38と、水抜栓39が内蔵されてい る。また、機能部10には、電磁弁22の開閉操 、切替弁28の切換操作、及び、加圧ポンプ34 回転数や作動時間等を制御するコントロー 40が内蔵されている。

 定流量弁20は、止水栓42a、ストレーナ42b 及び分岐金具42cを介して入水口20aから流入 た洗浄水を、所定の流量以下に絞るための のである。本実施形態においては、この定 量弁20は、洗浄水の流量を16リットル/分以下 に制限するようになっている。また、定流量 弁20を通過した洗浄水は、電磁弁22に流入し 電磁弁22を通過した洗浄水は、切替弁28によ 、リム吐水口18又は貯水タンク32に供給され るようになっている。この切替弁28は、リム であるリム側給水路18aとタンク側であるタ ク側給水路32aの両方にへ同じタイミングで 浄水を供給可能であって、リム側とタンク への給水量の割合を任意に変更することが きる切替弁である。

 電磁弁22は、コントローラ40の制御信号によ り開閉され、供給された洗浄水を切替弁28に 入させ、又は停止させるようになっている
 また、切替弁28は、コントローラ40の制御信 号により切り替えられ、電磁弁22を介して流 した洗浄水をリム吐水口18から吐出させ、 は、貯水タンク32に流入させるようになって いる。

 リム吐水用バキュームブレーカ24は、切 弁28を通過した洗浄水をリム吐水口18へ導く ム側給水路18aの途中に配置され、洗浄水の ム吐水口18からの逆流を防止している。ま 、リム吐水用バキュームブレーカ24は、ボウ ル部12の上端面よりも上方に配置され、これ より、逆流を確実に防止している。さらに リム吐水用バキュームブレーカ24の大気開 部から溢れた洗浄水は、戻り管路24aを通っ 貯水タンク32に流入するようになっている。

 リム吐水用フラッパー弁26は、リム吐水 バキュームブレーカ24の下流側のリム側給水 路18aに配置され、洗浄水のリム吐水口18から 逆流を防止している。本実施形態において 、リム側給水路18aにリム吐水用バキューム レーカ24とリム吐水用フラッパー弁26を直列 に配置することによって、より確実に洗浄水 の逆流を防止している。

 貯水タンク32は、ジェット吐水口16から吐 水すべき洗浄水を貯水するように構成されて いる。なお、本実施形態において、貯水タン ク32は、約2.5リットルの内容積を有する。

 さらに、本実施形態においては、タンク 水路32aの先端(下端)は貯水タンク32より上方 の位置に開口されており、貯水タンク32から ンク給水路32aへの逆流を防止している。ま 、貯水タンク32の内部には、上端フロート イッチ32b及び下端フロートスイッチ32cが配 されており、貯水タンク32内の水位を検出で きるようになっている。上端フロートスイッ チ32bは、貯水タンク32内の水位が所定の貯水 位に達するとオンに切り替わり、コントロ ラ40はこれを検知して、電磁弁22を閉鎖させ る。一方、下端フロートスイッチ32cは、貯水 タンク32内の水位が所定の水位まで低下する オンに切り替わり、コントローラ40はこれ 検知して、加圧ポンプ34を停止させる。

 また、貯水タンク32の上部には、その上 の開口部を覆うように蓋体32dが取り付けら ており、蓋体32dの外周と貯水タンク32上部の 内壁面の間は水密的に接合されている。さら に、蓋体32dには、円形の穴が設けられこの穴 を取り囲むように、筒体32eが上方に向けて延 びるように取り付けられている。

 また、貯水タンク32の壁面32gは、蓋体32dよ も上方まで延びており、貯水タンク32の筒体 32eから溢れた洗浄水は、蓋体32dの上に溜まる ようになっている。
さらに、貯水タンク32の蓋体32dよりも上方の 面32gには、排水通路32fが接続されており、 体32dの上に溜まった洗浄水をボウル部12に 出できるようになっている。

 加圧ポンプ34は、貯水タンク32に貯水された 洗浄水を加圧して、ジェット吐水口16から吐 させるためのものである。加圧ポンプ34は 貯水タンク32の下部から延びる洗浄水管路34a により接続され、貯水タンク32内に貯水され 洗浄水を加圧する。
なお、本実施形態においては、加圧ポンプ34 、貯水タンク32内の洗浄水を加圧して、洗 水を最大約120リットル/分の流量でジェット 水口16から吐出させるようになっている。

 また、洗浄水管路34aの途中には、逆止弁 あるジェット吐水用フラッパー弁38及び水 栓39が設けられている。これらのジェット吐 水用フラッパー弁38及び水抜栓39は、加圧ポ プ34よりも下方の、貯水タンク32の下端部付 の高さに配置されている。このため、水抜 39を開放することにより、メンテナンス時 に貯水タンク32内及び加圧ポンプ34内の洗浄 を排出することができる。また、貯水タン 32と加圧ポンプ34の間にジェット吐水用フラ ッパー弁38を配置することにより、貯水タン 32内の水位が加圧ポンプ34の高さよりも低く なった場合に、洗浄水が加圧ポンプ34から貯 タンク32に逆流し、加圧ポンプ34内の洗浄水 が抜けるのを防止している。

 一方、加圧ポンプ34の流出口は、洗浄水 路34bを介して、ボウル部12底部のジェット吐 水口16に接続されている。この洗浄水管路34b 途中は、上方に向けて凸型に形成されてお 、この凸型部分の最も高い部分である洗浄 管路頂部44は、貯水タンク32からジェット吐 水口16に至る洗浄水管路の中で最も高い部分 なっている。

 ジェット吐水用バキュームブレーカ36は、 圧ポンプ34及び洗浄水管路頂部44の下流側か 分岐した分岐管路36aに接続されており、ボ ル部12内の溜水が貯水タンク32側へ逆流する のを防止すると共に、それらの間の縁切りを 行うようになっている。
また、ジェット吐水用バキュームブレーカ36 大気開放部から溢れた洗浄水は、戻り管路3 6bを通って貯水タンク32に流入するようにな ている。

 コントローラ40は、使用者による便器洗 スイッチ(図示せず)の操作により、電磁弁22 切替弁28、加圧ポンプ34を順次作動させ、リ ム吐水口18及びジェット吐水口16からの吐水 順次開始させて、ボウル部12を洗浄する。さ らに、コントローラ40は、洗浄終了後、電磁 22を開放し、切替弁28を貯水タンク32側に切 替えて洗浄水を貯水タンク32に補給する。 水タンク32内の水位が上昇し、上端フロート スイッチ32bが規定の貯水量を検出すると、コ ントローラ40は、電磁弁22を閉鎖して給水を 止する。

 次に、上述した本発明の第1実施形態による 水洗大便器1の作用(動作)を説明する。
先ず、図4により、水洗大便器1による基本動 を説明する。
 図4に示すように、待機状態(時刻t0~t1)にお て、便器洗浄スイッチ(図示せず)が操作され ると、1回目のリム吐水(前リム洗浄)が開始さ れる(時刻t1)。即ち、使用者が便器洗浄スイ チ(図示せず)を操作すると、コントローラ40 電磁弁22に信号を送って開放させると共に 切替弁28をリム吐水口18の側に切り替え、水 の給水圧力によりリム吐水口18から洗浄水 吐出させる。電磁弁22が開放されると、水道 から供給された洗浄水が止水栓42a、ストレー ナ42b、分岐金具42cを経て入水口20aから定流量 弁20に流入する。定流量弁20では、水道の給 圧力が高い場合には、通過する洗浄水の流 が所定流量に制限され、給水圧力が低い場 には、洗浄水は流れを制限されることなく のまま通過される。定流量弁20を通過した洗 浄水は、電磁弁22、切替弁28を通過し、リム 水用バキュームブレーカ24、リム吐水用フラ ッパー弁26、リム側給水路18aを通って、ボウ 部12上部の後方左側に開口したリム吐水口18 から吐出される。リム吐水口18から吐出され 洗浄水は、ボウル部12内を旋回しながら下 へ流下し、ボウル部12の内壁面が洗浄される 。

 その後(時刻t2)、ジェット吐水が開始され、 さらに、同時に、貯水タンク32への洗浄水の 給も開始される。
 先ず、コントローラ40は、加圧ポンプ34に信 号を送ってこれを起動させ、ポンプ回転数を N1に保持する。加圧ポンプ34が起動されると 貯水タンク32内に貯水されていた洗浄水は、 ジェット吐水用フラッパー弁38、水抜き栓39 通って加圧ポンプ34に流入し、加圧される。 加圧ポンプ34によって加圧された洗浄水は、 浄水管路34bの洗浄水管路頂部44を通って、 ウル部12底部に開口したジェット吐水口16か 吐出される。
 このとき、洗浄水管路34bの洗浄水管路頂部4 4付近に滞留していた空気は、分岐管路36aを ってジェット吐水用バキュームブレーカ36に 到達し、その大気開放部から放出される。

 ジェット吐水口16から吐出された洗浄水 排水トラップ管路14内に流入し、排水トラッ プ管路14を満水にしてサイホン現象を引き起 す。このサイホン現象により、ボウル部12 の溜水及び汚物は、排水トラップ管路14に吸 引され、排水管Dから排出される。ここで、 実施形態においては、加圧ポンプ34は、最初 にポンプ回転数N1で回転するため(時刻t2~t3)、 加圧力が大きくなり、洗浄水を75リットル/分 ~120リットル/分の大流量でジェット吐水口16 ら吐出させることができ、それにより、排 トラップ管路14内のサイホン現象が急速に引 き起こされ、ボウル部12内の溜水及び汚物は 早く排出される。

 その後(時刻t3)、ポンプの回転数をN2まで低 させることにより、加圧力を少し低下させ 、洗浄水を60リットル/分~120リットル/分未 の大流量(後述する第3実施形態における「第 2の流量」による「第1のパターン」に相当す 。)で継続してジェット吐水口16から吐出さ る。これにより、後述する「押し出し作用 により、ポンプの回転数N2により吐出され 大流量の洗浄水により生じたサイホン作用 さらに継続させることができ、ボウル部に る浮遊系の汚物を素早く排出することがで る。
 さらに、ポンプの回転数N2は、ジェット吐 が汚物を排水トラップ管路14の頂部14dまで搬 送するために必要な流速(3.0メートル/秒~6.2メ ートル/秒)となるような値である。

 なお、本実施形態においては、図4におい て、破線で示すように、ポンプ回転数をN2に 減させずに回転数N1のまま保持するように てもよい(時刻t3~t4)。

 さらに、本実施形態においては、ポンプの 転数N2によるジェット吐水の終了時(時刻t4~t 5)に、ジェット吐水口からの吐水が漸減する うに加圧ポンプの回転数を制御するように ている。
 これにより、サイホン作用が急激に途切れ ことにより生じる大きなサイホン切れ音の 生を防止することができる。

 このようにして加圧ポンプ34を所定時間( 刻t2~t5)作動させることにより、洗浄水がジ ット吐水口16から吐出され、貯水タンク32内 の貯水量は概ねゼロになる。加圧ポンプ34が 止されることによりジェット吐水口16から 吐水は停止される(時刻t5)。これにより、ジ ット吐水用バキュームブレーカ36から、洗 水管路内に大気が導入され、ボウル部12内の 溜水と貯水タンク32内の洗浄水が縁切りされ 。

 第1実施形態においては、ジェット吐水の 間(時刻t2~t5)、同時に、貯水タンク32へ洗浄水 が補給されるようになっている。このとき、 コントローラ40は、電磁弁22を開放状態に維 しながら、切替弁28に信号を送って、これを タンク側に切り替える。電磁弁22が開放され いるので、入水口20aから流入した洗浄水は 定流量弁20、電磁弁22、切替弁28、タンク給 路32aを通過して、タンク給水路32aの先端か 貯水タンク32内に流入する。

 次に、ジェット吐水が終了したとき(時刻 t5)、コントローラ40は、電磁弁22に信号を送 て、これを再び開放させ、リム吐水口18から の2回目の吐水(後リム洗浄)を開始させる。リ ム吐水口18からの2回目の吐水によりボウル部 12内の溜水の水位は上昇し、所定のリム吐水 間経過後(時刻t6)、ボウル部12内は所定の溜 水位に到達する。

 2回目のリム吐水終了後(時刻t6)、再び、貯 タンク32の洗浄水が補給される。
このとき、上述したように、コントローラ40 、電磁弁22を開放状態に保持した状態で、 替弁28に信号を送って、これをタンク側に切 り替え、貯水タンク32内に流入する。

 貯水タンク32内に洗浄水が補給され、貯水 ンク32内の水位が規定の貯水水位に達すると 、フロートスイッチ32bがONになる。フロート イッチ32bがONになると、コントローラ40は電 磁弁22に信号を送り、これを閉鎖させる。
 ここで、図4に示された時刻t1~t7の値は、後 する図8(a)に示すように、t1=0秒、t1~t2=8秒、t 2~t5=2.9秒、t5~t6=5.5秒、t6~t7=13.1秒が好ましい。

 次に、図5及び図6により、本実施形態によ 水洗大便器におけるサイホン作用及び押し し作用について詳細に説明する。図5は、ジ ット吐水時の洗浄のメカニズム、即ち、サ ホン作用及び押し出し作用を説明するため 図であり、図6は図5(e)の拡大図である。
 図5(a)は待機状態を示し(図4の時刻t0~t1)、ボ ル部に水が貯留された状態となっている。 に、リム吐水を経て、図5(b)に示すように、 ジェット吐水が開始される(図4の時刻t2)とポ プが回転数N1にて回転し、大流量のジェッ 流により排水トラップ管路内が満水となる 次に、図5(c)に示すように、排水トラップ管 の入口部から空気が吸入され、サイホン作 が終わるきっかけとなる(図4の時刻t3~t4)。

 しかしながら、本実施形態においては、 の後(図4のt3~t4)も大流量のジェット吐水が けて供給されるため、図5(d)に示すように、 水トラップ管路の入口部から吸入される空 の量は少ない。さらに、排水トラップ管路 に空気が吸入された後であっても、大流量 ジェット吐水が続けて供給されるため(図4 時刻t3~t4)、図5(e)及び図6に示すように、ジェ ット吐水が排水トラップ管路14の入口部14aの 壁面に衝突し、それによりのトラップ上昇 内14b内で旋回流が発生し、その旋回流によ 、入口部14aの断面がシールされ、また、入 部14a及びトラップ上昇管14b内はほぼ満水状 となる。これにより、サイホン作用が持続 ることになる。即ち、図5(e)及び図6に示す 態においては(図4の時刻t3~t4)、先に発生した サイホン作用が保持された状態で、続けて供 給される大流量のジェット吐水により、押し 出し作用が生じているのである。この押し出 し作用により、ボウル部に浮遊している汚物 が排水トラップ管路から速やかに排出される 。

 なお、本実施形態においては、図6に示す ように、排水トラップ管路14の入口部14aの断 をシールするようにしているが、排水トラ プ管路14の他の何れかの部位の断面をシー して排水トラップ管路内をほぼ満水状態と て、サイホン作用を持続させるようにして よい。

 その後、図5(f)に示すように、ジェット吐水 の洗浄水の量が漸減し(図4のt4~t5)、それによ サイホン切れ音の発生を防止し、静かに汚 の排出動作が完了する。
 次に、図5(g)に示すように、リム吐水(後リ 洗浄)が開始され(図4の時刻t5)、次に、図5(h) 示すように、元の待機状態となる(図4の時 t6以降)。

 以上説明したように、本発明の第1実施形 態においては、ジェット吐水口16が排水トラ プ管路14の入口に指向してほぼ水平に配置 れている。ジェット吐水の際には、先ず、 圧ポンプ34を回転数N1で回転して大流量のジ ット吐水を配管トラップ管路に供給するこ により、サイホン現象(作用)を急速に引き こし、これにより、ボウル部12内の溜水及び 汚物を素早く排出する。次に、加圧ポンプ34 回転数N2で回転させて引き続き大流量のジ ット吐水を供給し、このとき、ジェット吐 が排水トラップ管路14の入口部14aの下壁面に 衝突して、トラップ上昇管内14b内に旋回流が 発生して、それにより、入口部14a及びトラッ プ上昇管14b内はほぼ満水状態となり、その何 れかの部位の断面をシールするようになって いる(押し出し作用)。このように、加圧ポン 34を回転数N2で回転させて引き続き大流量の ジェット吐水を供給すること(押し出し作用) より、サイホン現象(作用)を維持すること 可能となり、この押し出し作用により、ボ ル部に浮遊している汚物を排水トラップ管 14から速やかに排出することができる。

 その結果、本発明の第1実施形態によれば 、加圧ポンプ34を用いてジェット吐水を行っ いるので、水道水の圧力の影響を受け難く 大流量(N1及びN2回転数の加圧ポンプによる 量)のジェット吐水を行うことによりサイホ 作用を急激に発生させることにより、ジェ ト吐水の洗浄水の量を低減して、節水の要 を満たし、押し出し作用によりサイホン作 を継続させているので、初期のサイホン作 によりボウル部12内の溜水が排出された時 で排水トラップ管路14の入口部14aから大量空 気を吸引することにより生じるサイホン作用 終了時のサイホン切れ音を無くすることがで き、さらに、押し出し作用により初期のサイ ホンよりも弱いサイホン作用となり、この弱 いサイホン終了時には弱いサイホン切れ音し か発生しないため、サイホン切れ音を低減で きる。

 次に、図7により、本発明の第2実施形態 よる水洗大便器を説明する。この第2実施形 は、第1実施形態と異なる部分のみ説明する 。図7に示すように、この第2実施形態では、 1実施形態の電磁弁22及び切替弁28に代えて リム吐水用電磁弁23及びタンク給水用電磁弁 25を設けたものである。具体的には、リム吐 用電磁弁23は、定流量弁20の下流側に設けら れ、リム側給水路18aに接続されている。また 、タンク給水用電磁弁25は、定流量弁20の下 側に設けられ、タンク給水路32aに接続され いる。

 これらのリム吐水用電磁弁23及びタンク給 用電磁弁25の開閉操作(ON及びOFF操作)は、コ トローラ40からの制御信号により行われるよ うになっている。
 この第2実施形態による水洗大便器において は、リム吐水用電磁弁23及びタンク給水用電 弁25の開閉操作が独立してできるようにな ているので、後述するように、リム吐水と ンク給水を同じタイミングで行うことがで る。

 次に、図8により、本発明の第1実施形態及 /又は第2実施形態に適用可能なリム吐水(前 ム洗浄及び後リム洗浄)、ジェット吐水(ジェ ット洗浄)、及び、タンク給水のタイミング 例(第1例から第5例)を説明する。
 図8には、図8(a)に第1例、図8(b)に第2例、図8( c)に第3例、図8(d)に第4例、図8(e)に第5例がそ ぞれ示されている。

 先ず、図8(a)の第1例は、図4に示すものと同 である。この第1例においては、先ず、前リ ム洗浄を8秒行い、次に、ジェット洗浄を2.9 行うと同時にタンク給水を2.9秒行う。その 、後リム洗浄を5.5秒行う。最後に、タンク 水を13.1秒行う。
この第1例によれば、加圧ポンプ駆動中にタ ク給水(追っかけ水を入れる)を行っているの で、ジェット吐水の流量を最大化することが できる。また、後リム洗浄とタンク給水を独 立して行っているので、後リム洗浄において 洗浄水がボウル部を一周して洗浄効果を高め ることができる。

 次に、図8(b)の第2例においては、先ず、前 ム洗浄を8秒行ったあとに連続して後リム洗 を5.5秒行う。また、前リム洗浄終了直前に ジェット洗浄を2.9秒行うと同時にタンク給 を2.9秒行う。その後、後リム洗浄後に、タ ク給水を13.1秒行う。
この第2例によれば、前リム洗浄後に連続し 後リム洗浄を行うようにしているので、リ 洗浄の制御が容易となる。また、加圧ポン 駆動中にタンク給水(追っかけ水を入れる)を 行っているので、ジェット吐水の流量を最大 化することができる。

 次に、図8(c)の第3例においては、先ず、前 ム洗浄を8秒行ったあとに連続して後リム洗 を24秒行う。また、前リム洗浄終了直前に ジェット洗浄を2.9秒行う。
その後、後リム洗浄開始後に、タンク給水を 21秒行い、後リム洗浄とタンク給水は同時に 了する。
この第3例によれば、後リム洗浄とタンク給 は同時に終了するので、洗浄水のボウル部 のリフィール中にタンク給水を行っている と認識させることができる。

 次に、図8(d)の第4例においては、先ず、前 ム洗浄を8秒行い、次に、ジェット洗浄を2.9 行い、次に、後リム洗浄を24秒行う。一方 タンク給水は、ジェット洗浄と同時に開始 21秒行い、後リム洗浄より早く終了する。
この第4例によれば、後リム洗浄よりもタン 給水の方を優先しているので、タンク給水 確実に行うことができる。

 次に、図8(e)の第5例においては、先ず、前 ム洗浄を8秒行ったあとに連続して後リム洗 を24秒行う。また、前リム洗浄終了直前に ジェット洗浄を2秒行い、その後直ちにタン 給水を21秒行う。
 この第3例によれば、前リム洗浄後に連続し て後リム洗浄を行うようにしているので、リ ム洗浄の制御が容易となる。後リム洗浄より もタンク給水の方を優先しているので、タン ク給水を確実に行うことができる。

 次に、図9乃至図11により、本発明の第3実施 形態による水洗大便器を説明する。図9は本 明の第3実施形態による水洗大便器の基本動 を示すタイムチャートであり、図10及び図11 は、本発明の第3実施形態による水洗大便器 よるサイホン作用とジェット吐水状態を説 するための図である。
 この第3実施形態における水洗大便器の構造 は、図3及び図7に示す水洗大便器と同じであ ので、ここでは、便宜上、図3の構造を有す る水洗大便器の基本動作を、図9により説明 る。

 図9に示すように、先ず、待機状態(時刻t0~t1 )において、切替弁28は、リム側給水路18aとタ ンク側給水路32aの両方に連通する中立位置と なっている。次に、この待機状態(時刻t0~t1) 、便器洗浄スイッチ(図示せず)を操作する( 刻t1)と、前リム吐水(時刻t1~t11)が開始される 。このとき、先ず、切替弁28は、時刻t2~t3の 、タンク側給水路32aに全開状態(タンク側全 位置)とする。
同時(時刻t2)に、電磁弁22をONとして、洗浄水 給水路19に流入させる。これにより、切替 28の上流側にある給水路19内に残留する空気 貯水タンク32内に排出することができる。 の結果、切替弁28をいきなりリム側であるリ ム側給水路18aに切り替えた場合に生じるリム 吐水口18からの空気の排出音の発生を防止す ことができる。

 次に、時刻t3~t4の間に、切替弁28をタンク 側全開位置からリム側全開位置に切り替え、 洗浄水をリム吐水口18へ供給し、洗浄水をリ 吐水口18から吐水する。

 次に、時刻t2から所定時間(例えば、5秒) 過後、時刻t5~t11の間において、ジェット吐 を行うために、加圧ポンプ34をONとし、加圧 ンプ34が貯水タンク32内の洗浄水をジェット 吐水口16へ供給し、洗浄水をジェット吐水口1 6から吐水する。

 ここで、時刻t5において、加圧ポンプ34に より、ジェット吐水を開始するとき、リム吐 水は継続して行われている。さらに、このリ ム吐水は、ジェット吐水開始から終了するま で(時刻t5~t11の間)、途切れることなく継続し 行われる。

 本実施形態においては、ジェット吐水を 始するとき、リム吐水は継続して行われて る、即ち、リム吐水によりボウル部12内及 排水トラップ管路14内の溜水水位が上昇した 状態でジェット吐水を行っているので、短時 間でサイホン作用を起動させ、しかも、強い サイホン作用を発生させることができる。こ の結果、サイホン作用起動のためのジェット 吐水の洗浄水量を少なくするこことができる ので、節水化を達成できる。

 また、本実施形態においては、ジェット 水開始から終了するまで(時刻t5~t11の間)、 ム吐水が途切れることなく継続して行われ ので、それにより、排水トラップ管路の入 部に空気が流入し難くなり、サイホン切れ を抑制することができる。また、浮遊系の 物を溜水の中心に集めながらジェット吐水 ることで、浮遊系の汚物がボウル面へ張り くことを防いで、浮遊系の汚物も確実に排 することができる。

 次に、このジェット吐水のとき、加圧ポン 34の回転数をコントローラ40が以下のように 制御する。
 先ず、加圧ポンプ34は、時刻t6~t7において、 比較的低速(例えば、1000rpm)に保持され、これ により、洗浄水管路34bの頂部44の近傍(即ち、 ボウル部12の溜水面より上方に位置する部分) に在留する空気をゆっくりとジェット吐水口 16から排出する。この結果、加圧ポンプ34を きなり本来の高速回転で始動した場合に生 るジェット吐水口16からの空気の排出音の発 生を防止することができる。

 次に、時刻t8~t9において、加圧ポンプ34を 高速回転(例えば、3500rpm)させる。これにより 、加圧ポンプ34による加圧力が大きくなり、 ェット吐水口16から大流量の洗浄水が吐水 れる。このとき、リム吐水口18から継続して リム吐水がなされているので、リム吐水口18 ら吐水される洗浄水の流量が加わり、大流 の洗浄水が、排水トラップ管路14の入口部14 aに流入し、サイホン現象が急速に引き起こ れ、ボウル部12内の溜水及び汚物が素早く排 出される。このとき、排水トラップ管路14の 口部14aに流入する流量は、リム吐水による 量(10リットル/分~15リットル/分)とジェット 水による流量(第1の流量)の合計で、75リッ ル/分~120リットル/分未満であり、従来と比 して大流量となっている。

 次に、時刻t9~t11において、排水トラップ 路14の入口部14aに流入する洗浄水の流量(第2 の流量)を、上記の流量(第1の流量)よりも少 い流量とするために、加圧ポンプ34の回転数 を少し低減させる。この図9の例では、第2の 量を排水トラップ管路14の入口部14aに流入 せるために、加圧ポンプ34の回転数を2段階( えば、3300rpmと3200rpm)に減速させるようにな ている。このとき、加圧ポンプ34の回転数 、変化させずに1段階でもよく、また、3段階 以上に減速させるようにしてもよい。

 このように、本実施形態においては、第1 の流量により発生したサイホン現象が終了す る直前(時刻t9)に、排水トラップ管路14の入口 部14aに第1の流量よりも少ない第2の流量の洗 水を流入させている。

 第3実施形態においては、第2の流量は、 なくともボウル部12の汚物を排水トラップ管 路14の頂部14dを越えて搬出可能な流速を生じ せるために必要な流量であり、このボウル 12から汚物搬出可能な範囲で流量調整可能 なっている。第2の流量を第1の流量よりも小 さくしていることにより、少ない流量でボウ ル部12内に浮遊している汚物を排出するため より節水が図れ、しかも、ジェット吐水口1 6からの吐水音を下げて静音化が図れるとい 効果もある。更に、加圧ポンプ34のポンプ回 転数を下げることにより加圧ポンプ34の慣性 が低下しており、加圧ポンプ34の慣性力に り貯水タンク32から吸引される洗浄水が少な くて済むため、貯水タンク32を小型化しても 圧ポンプ34が空気を吸い込み、所謂エア噛 運転してしまうことを防止できる。

 第3実施形態においては、第2の流量を種 の値に調整することにより、第1パターン、 2パターン、及び/又は、第3のパターンを実 することができるようになっている。

 即ち、先ず、第1のパターンは、上述した 第1実施形態において示した図5(e)及び図6と同 じ状態となり、排水トラップ管路14に流量す 洗浄水の流量(第2の流量)が汚物搬送可能な 速を生じさせ且つ排水トラップ管路14の何 かの部位の断面をシールして排水トラップ 路14内をほぼ満水状態とすることにより、サ イホン作用を継続させることができるように なっている。このとき、図9における時刻t9~t1 1において第2の流量を生じさせるための加圧 ンプ34の回転数は、一段階の3300rpm(時刻t9~t11 )である。なお、図9に示すように、時刻t9~T11 おいて、二段階の3300rpm(時刻t9~t10)(第1のパ ーンの状態に対応)及び3200rpm(時刻t10~t11)(後 する第2のパターンに対応)としても良い。

 次に、第2のパターンにおいては、後述す る図10(e)に示す状態となり、排水トラップ管 14に流量する洗浄水の流量(第2の流量)が汚 搬送可能な流速を生じさせ且つサイホン作 は消滅しているが排水トラップ管路14の何れ かの部位の断面をシールすることができるよ うになっている。このとき、図9における時 t9~t11において第2の流量を生じさせるための 圧ポンプ34の回転数は、一段階の2800rpm(時刻 t9~t11)である。なお、図9に示すように、時刻t 9~T11において、二段階の2800rpm(時刻t9~t10)(第2 パターンの状態に対応)及び2600rpm(時刻t10~t11) (後述する第3のパターンに対応)としても良い 。

 なお、第2パターンにおいて、図9におけ 時刻t8~t9において、サイホン現象を引き起こ すための第1の流量を生じさせるための加圧 ンプ34の回転数を、例えば、2800rpmに下げ、 用する洗浄水の量を少なくすることもでき 。この場合には、時刻t9以降は、排水トラッ プ管路14の何れかの部位の断面をシールする 度の流量(第2パターン)となるが、ボウル部1 2に溜水が溜まっているため、このような低 回転数であってもサイホン現象を引き起こ ことができる。但し、サイホンによる汚物 引き込み力は弱いので、小用後の洗浄に対 させて使用することが好ましい。

 さらに、第3のパターンにおいては、後述 する図11(e)に示す状態となり、排水トラップ 路14に流量する洗浄水の流量(第2の流量)が 物搬送可能な流速を生じさせ且つ排水トラ プ管路14の断面をシールすることがないよう になっている。このとき、図9における時刻t9 ~t11において第2の流量を生じさせるための加 ポンプ34の回転数は、一段階の2600rpm(時刻t9~ t11)である。

 次に、時刻t11において、貯水タンク32内 洗浄水の水位が低下して、下端フロートス ッチ32cがONとなると、加圧ポンプ34の作動を 止する。このとき、加圧ポンプ34の回転数 、ジェット吐水口16からの吐水が漸減するよ うに、時刻t11から時刻t12までの間、ゆっくり と低減させる。これにより、サイホン作用が 急激に途切れることにより生じるサイホン切 れ音の発生を防止することができる(特に、 1パターン)。

 時刻t11において、ジェット吐水は終了した 、このとき、リム吐水は依然として継続し おり、時刻t11から時刻t13までの所定時間(例 えば、4秒)、リム吐水(後リム吐水)だけ継続 れる。
 この後、時刻t13~t14において、切替弁28をリ 側全開からタンク側全開に切り替える。こ により、貯水タンク32内に洗浄水が貯水さ る。
 次に、時刻t15において、貯水タンク32内の 位が上昇することにより、上端フロートス ッチ32bがONとなり、これにより、電磁弁22がO FF(閉操作)となり、洗浄水の貯水タンク32内へ の流入が停止される。

 次に、時刻t16において、切替弁28がリム とタンク側の両方に連通する中立位置に戻 、待機状態(時刻t0と同じ状態)に復帰する。

 次に、図10により、上述した第2の流量を排 トラップ管路14の入口部14aに流入させた場 の第2のパターンを説明する。
 この第2のパターンにおいては、図9の時刻t9 ~t11の間の加圧ポンプ34の回転数を第1パター よりも低減して、洗浄水をジェット吐水口16 からジェット吐水し、これにリム吐水による 流量が加わり、排水トラップ管路14の入口部1 4aに第2の流量を流入させるようにしたもので ある。

 この第2のパターンにおける図10(a)~(h)の状態 のうち図10(e)),(f)の状態のみが第1のパターン おける図5(e)),(f)の状態と異なり、他は同じ ある。
 即ち、第2のパターンにおいては、図9の時 t9~t10において、図10(e)に示すように、排水ト ラップ管路14内に空気が吸入されても、ジェ ト吐水口16から比較的大流量の洗浄水が引 続き吐出されるため、このジェット吐水が 水トラップ管路14の入口部14aの断面をシール する。なお、第2のパターンにおいては、第1 パターンよりも供給流量が少し低減されて るので排水トラップ管路14内に排水管D側か 空気が入り込み、このとき、サイホン作用 終了する。

 このように、第2のパターンにおいては、 排水トラップ管路14の何れかの部位(入口部14a 等)がシールされているので、サイホン作用 終了しても、排水トラップ管路14の入口部14a から大量の空気が塊りで吸い込まれることが なく、その結果、サイホン作用によりボウル 部12内の溜水が排出されたとき排水トラップ 路14の入口部14aから大量空気を吸引するこ により生じるサイホン作用終了時のサイホ 切れ音を抑えることができ、しかも、排水 Dからの臭気の戻りを防止することができる さらに、ジェット吐水口16から比較的大流 のジェット吐水がなされることにより、洗 水は排水トラップ管路14の頂部14dを乗り越え ることができ、その結果、ボウル部に浮遊し ている汚物を排水トラップ管路14から排出す ことができる。

 次に、図11により、上述した第2の流量を排 トラップ管路14の入口部14aに流入させた場 の第3のパターンを説明する。
 この第3のパターンにおいては、図9の時刻t9 ~t11の間の加圧ポンプ34の回転数を第2パター よりも更に低減して、洗浄水をジェット吐 口16からジェット吐水し、これにリム吐水に よる流量が加わり、排水トラップ管路14の入 部14aに第2の流量を流入させるようにしたも のである。

 この第3のパターンにおける図11(a)~(h)の状 態のうち図11(e),(f)の状態のみが第1のパター における図5(e)),(f)の状態と異なり、他は同 である。

 即ち、第3のパターンにおいては、図9の 刻t9~t10において、図11(d)に示すように、排水 トラップ管路内に空気が吸入されて、サイホ ン作用は終了するが、依然としてジェット吐 水口16から比較的大流量の洗浄水が吐水され ので、その洗浄水の流れにより排水トラッ 管路14の入口部14aの開口面積を小さくする とができ、そこから大量の空気が吸い込ま ることがなく、その結果、サイホン作用に りボウル部12内の溜水が排出されたとき排水 トラップ管路14の入口部14aから大量空気を吸 することにより生じるサイホン作用終了時 サイホン切れ音を抑えることができ、しか 、排水管Dからの排水トラップ管路14の入口 14aへの臭気の戻りを抑えることができる。 らに、洗浄水は排水トラップ管路14の頂部14 dを乗り越えることができ、その結果、ボウ 部に浮遊している汚物を排水トラップ管路14 から排出することができる。

 次に図12により、本発明の第4実施形態に る水洗大便器を説明する。図12は本発明の 4実施形態による水洗大便器における加圧ポ プの回転数の変化を示すタイムチャートで る。この第4実施形態においては、上述した 第3実施形態に関する図9のt9~t11における加圧 ンプ34の回転数が異なっているのみであり 他の部分は、第3実施形態と同じである。

 この第4実施形態においては、図12に示す うに、時刻t7において、加圧ポンプ34の回転 数を3500rpmまで増加させて、サイホン作用を 激に発生させ、次に、時刻t9において、加圧 ポンプ34の回転数を3500rpmから2600rpmまで低下 せる(時刻t9~t10におけるジェット吐水状態は 上述した第3のパターンと同じである)。こ ように回転数を下げることにより、瞬間吐 量を下げて節水を図ることができる。そし 、次に、時刻t10において、加圧ポンプ34の回 転数を3300rpmまで上昇させる(時刻t10~t101にお るジェット吐水状態は、上述した第1のパタ ンと同じである)。このようにジェット吐水 量を多くして強力ブロー領域とすることによ り汚物(特にサイホン発生後も残っている溜 に浮遊していた汚物)をトラップ上昇管14bか 排出し、洗浄能力を高めることができる。

 上述した実施形態においては、その回転 を変えることにより流量を調整する加圧ポ プ34を使用しているが、この加圧ポンプ以 の加圧手段として、例えば、蓄圧タンクと 量制御バルブとを組み合わせて用いること できる。この例では、貯水タンクを蓄圧タ クにより構成し、その蓄圧タンクにより加 供給された洗浄水の流量を比例電磁弁式の 量制御バルブによって制御してジェット吐 口から吐水させることができる。

 次に、図13及び図14により、本発明の第5実 形態による水洗大便器を説明する。
図13は本発明の第5実施形態による水洗大便器 を示す全体構成図であり、図14は本発明の第5 実施形態による水洗大便器の基本動作を示す タイムチャートである。
 なお、第5実施形態の水洗大便器の基本構造 は、図1及び図3に示すものと同じであるため その説明は省略する。

 ここでは、図13により、本実施形態による 洗大便器1の機能部10を詳細に説明する。
 図13に示すように、機能部10には、水道から 洗浄水が供給される給水路124が設けられ、こ の給水路124には、上流側から、止水栓126、ス トレーナ128、分岐金具130、定流量弁132、ダイ ヤフラム式の電磁開閉弁134がそれぞれ設けら れている。

 これらの定流量弁132、電磁開閉弁134、及び 後述するバキュームブレーカ142,148は、後述 するように、バルブユニット137として、一体 的に組立られたものとなっている。
 また、給水路124の下流側124aは、貯水タンク 120に接続され、貯水タンク120に洗浄水を供給 するようになっている。

 ここで、定流量弁132は、止水栓126、スト ーナ128、分岐金具130を介して流入した洗浄 を、所定の流量以下に絞るためのものであ 。また、定流量弁132を通過した洗浄水は、 磁開閉弁134に流入し、電磁開閉弁134を通過 た洗浄水は、給水路124により、貯水タンク1 20に供給されるようになっている。

 また、貯水タンク120の下部には、ポンプ 給水路145が接続されており、このポンプ側 水路145の下流端にはポンプ室122aを備えた加 圧ポンプ122が接続されている。さらに、加圧 ポンプ122とジェット吐水口16はジェット側給 路146により接続されており、加圧ポンプ122 、貯水タンク120に貯水された洗浄水を加圧 てジェット吐水口116まで供給するようにな ている。

 ジェット側給水路146は、図3に示すように 、上方に向けて凸型に形成されており、この 凸型部分の頂部146aが最高位置となっている

 このジェット側給水路146には、給水路切 弁136が取り付けられている。さらに、この 水路切替弁136には、リム吐水口18に洗浄水 供給するためのリム側給水路138が、ジェッ 側給水路146から分岐するように設けられて る。この給水路切替弁136は、リム側給水路13 8とジェット側給水路146の両方に同じタイミ グで洗浄水を供給可能であって、リム側と ンク側への給水量の割合を任意に変更でき 切替弁である。

 次に、上述したリム側給水路138には、リ 吐水用バキュームブレーカ148が設けられて り、給水路切替弁136の上流側で負圧が発生 た時に洗浄水のリム吐水口18からの逆流を 止している。また、リム吐水用バキューム レーカ148は、図3に示すように、ボウル部12 上端面よりも上方に配置され、これにより 逆流を確実に防止している。さらに、リム 水用バキュームブレーカ148の大気開放部か 溢れた洗浄水は、戻り管路150を通って貯水 ンク120に流入するようになっている。

 給水路124にも、逆止弁であるバキューム レーカ142が設けられており、洗浄水の貯水 ンク120からの逆流を防止している。

 ここで、貯水タンク120は、密閉タイプの 水タンクであり、給水路24の下流側24aと貯 タンク120の接続部には、ボール式逆止弁143 設けられている。このボール式逆止弁143に り、貯水タンク120が後述するオーバーフロ 流路170の上端170aの位置を越えて満水状態に った場合でも、ボール143aが浮上して、給水 路24との接続部を閉鎖するので、洗浄水が給 路24に逆流することがないようになってい 。

 同様に、戻り管路150と貯水タンク120の接 部にも、同様に、ボール式逆止弁144が設け れており、貯水タンク120が後述するオーバ フロー流路170の上端170aの位置を越えて満水 状態になった場合でも、洗浄水が戻り管路150 に逆流することはないようになっている。

 さらに、ポンプ側給水路145には、逆止弁 あるジェット吐水用フラッパー弁156及び水 栓158が設けられている。これらのジェット 水用フラッパー弁156及び水抜栓158は、加圧 ンプ122よりも下方の、貯水タンク120の下端 付近の高さに配置されている。このため、 抜栓158を開放することにより、メンテナン 時等に貯水タンク120内及び加圧ポンプ122内 洗浄水を排出することができるようになっ いる。また、貯水タンク120と加圧ポンプ122 間にジェット吐水用フラッパー弁156を配置 ることにより、貯水タンク120内の水位が加 ポンプ122の高さよりも低くなった場合に、 浄水が加圧ポンプ122から貯水タンク120に逆 し、加圧ポンプ122内の洗浄水が抜け加圧ポ プ122が空運転してしまうことを防止してい 。また、加圧ポンプ122の下方には、水受け レイ160が配置されており、結露した水滴や 水を受けるようになっている。

 機能部10には、電磁開閉弁134の開閉操作 給水路切替弁136の切替操作、及び、加圧ポ プ122の回転数や作動時間等を制御するコン ローラ162が内蔵されている。

 貯水タンク120の内部には、上端フロートス ッチ164a、及び、下端フロートスイッチ164b 配置されている。
 上端フロートスイッチ164aは、貯水タンク120 内の水位が通常使用時の最高水位L1より少し け低い所定位置L2に達するとオンに切り替 り、コントローラ162はこれを検知して、電 開閉弁134を閉鎖させる。

 下端フロートスイッチ164bは、貯水タンク 120内の水位が通常使用時の最低水位L4より少 だけ高い所定の水位L3まで低下するとオン 切り替わり、コントローラ162はこれを検知 て、加圧ポンプ122を停止させる。

 さらに、オーバーフロー流路170が設けら 、このオーバーフロー流路170の上端170aは貯 水タンク120内に開口し、その下端170bは、ジ ット側給水路146に接続されている。

 このオーバーフロー流路170には逆止弁で るフラッパー弁172が取り付けられている。 のオーバーフロー流路170及びフラッパー弁1 72により、洗浄水のジェット吐水口16からの 流を防止すると共に、これらの間の縁切り 行うことができるようになっている。

 コントローラ162は、使用者による洗浄ス ッチ(図示せず)のON操作により、電磁開閉弁 134、加圧ポンプ22、給水路切替弁136を順次作 させ、先ずリム吐水口18から吐水し、この ム吐水を継続させながら、次にジェット吐 口16からの吐水を開始させて、ボウル部12を 浄する。さらに、コントローラ162は、洗浄 了後も電磁開閉弁134を継続して開放し、洗 水を貯水タンク120に補給する。貯水タンク1 20内の水位が上昇し、上端フロートスイッチ1 64aが規定の貯水量を検出すると、コントロー ラ62は、電磁開閉弁34を閉鎖して給水を停止 る。

 次に、図14により、第5実施形態の水洗大便 の基本動作を説明する。
 図14に示すように、先ず、待機状態(時刻t0~t 1)において、給水路切替弁136は、リム側給水 138のみに連通するリム側全開位置(リム側100 %でジェット側0%の位置)となっている。次に この待機状態(時刻t0~t1)で、便器洗浄スイッ (図示せず)をON操作する(時刻t1)と、電磁開 弁134を開(ON)操作して洗浄水を貯水タンク120 供給すると共に加圧ポンプ122を始動し(ON操 し)回転数を低速の1000rpmまで上昇させる。 時に、給水路切替弁136をリム側全開位置か ジェット側全開位置(リム側0%でジェット側10 0%の位置)まで切り替える。

 次に、時刻t2~t3の間、給水路切替弁136をジ ット側全開位置に保持し、その後、時刻t3~t4 の間に、徐々に、給水切替弁136をジェット側 全開位置からリム側全開位置に切り替え、リ ム吐水口18から洗浄水を吐水する。
 このように、給水路切替弁136をリム全開位 から一端ジェット側全開位置に切り替え、 の後、リム全開位置に切り替えるようにし ので、タンク側給水路145内に残留していた 気をジェット吐水口16から排出することが きる。この結果、タンク側給水路145内の空 をいきなりリム側から排出したときリム吐 口18において生じる排出音の発生を防止する ことができる。

 このようにして、時刻t1~時刻t5までの間( えば、5秒間)にリム洗浄が行われる。次に 時刻t5~時刻t6の間で、給水路切替弁136をリム 側全開位置からリム側とジェット側の両方に 連通する両側開位置に徐々に切り替える。こ の後、時刻t6において、加圧ポンプ122を高速 転させて(例えば、3500rpm)、ジェット吐水を 始する。

 ここで、時刻t6において、加圧ポンプ122 より、ジェット吐水を開始するとき、リム 水は継続して行われている。さらに、この ム吐水は、ジェット吐水開始から終了する で(時刻t5~t10の間)、途切れることなく継続し て行われる。

 本実施形態においては、ジェット吐水を 始するとき、リム吐水は継続して行われて る、即ち、リム吐水によりボウル部12内及 排水トラップ管路14内の溜水水位が上昇した 状態でジェット吐水を行っているので、短時 間でサイホン作用を起動させ、しかも、強い サイホン作用を発生させることができる。こ の結果、サイホン作用起動のためのジェット 吐水の洗浄水量を少なくするこことができる ので、節水化を達成できる。

 また、本実施形態においては、ジェット 水開始から終了するまで(時刻t6~t10の間)、 ム吐水が途切れることなく継続して行われ ので、それにより、排水トラップ管路の入 部に空気が流入し難くなり、サイホン切れ を抑制することができる。また、浮遊系の 物を溜水の中心に集めながらジェット吐水 ることで、浮遊系の汚物がボウル面へ張り くことを防いで、浮遊系の汚物も確実に排 することができる。

 次に、このジェット吐水のとき、加圧ポン 122の回転数をコントローラ162が以下のよう 制御する。
 先ず、ジェット吐水前の時刻t5~t6の間、給 路切替弁136がリム側全開位置から両側開位 に切り替えるとき、加圧ポンプ122を比較的 速(例えば、1000rpm)に保持する。これにより ジェット側給水路146の頂部146aの近傍(即ち、 ボウル部12の溜水面より上方に位置する部分) に在留する空気をゆっくりとジェット吐水口 16から排出する。この結果、加圧ポンプ122を きなり本来の高速回転で始動した場合に生 るジェット吐水口16からの空気の排出音の 生を防止することができる。

 次に、時刻t7~t8において、加圧ポンプ122 高速回転(例えば、3500rpm)させる。これによ 、加圧ポンプ122による加圧力が大きくなり ジェット吐水口16から大流量の洗浄水が吐水 される。このとき、リム吐水口18から継続し リム吐水がなされているので、リム吐水口1 8から吐水される洗浄水の流量が加わり、大 量の洗浄水が、排水トラップ管路14の入口部 14aに流入し、サイホン現象が急速に引き起こ され、ボウル部12内の溜水及び汚物が素早く 出される。このとき、排水トラップ管路14 入口部14aに流入する流量(第1の流量)は、リ 吐水による流量とジェット吐水による流量 合計で、75リットル/分~120リットル/分であり 、従来と比較して大流量となっている。

 次に、時刻t8~t9において、排水トラップ 路14の入口部14aに流入する洗浄水の流量(第2 流量)を、上記の流量(第1の流量)よりも少な い流量とするために、加圧ポンプ34の回転数 少し低減させる。この図14の例では、第2の 量を排水トラップ管路14の入口部14aに流入 せるために、加圧ポンプ122の回転数を2段階( 例えば、3300rpmと3200rpm)に減速させるようにな っている。このとき、加圧ポンプ122の回転数 は、変化させずに1段階でもよく、また、3段 以上に減速させるようにしてもよい。

 このように、本実施形態においては、第1 の流量により発生したサイホン現象が終了す る直前(時刻t8)に、排水トラップ管路14の入口 部14aに第1の流量よりも少ない第2の流量の洗 水を流入させている。

 第5実施形態においても、第2の流量は、 なくともボウル部12の汚物を排水トラップ管 路14の頂部14dを越えて搬出可能な流速を生じ せるために必要な流量であり、上述した第3 実施形態と同様に、このボウル部12から汚物 出可能な範囲で流量調整可能となっている 第2の流量を第1の流量よりも小さくしてい ことにより、少ない流量でボウル部12内に浮 遊している汚物を排出するため、より節水が 図れ、しかも、ジェット吐水口16からの吐水 を下げて静音化が図れるという効果もある 更に、加圧ポンプ122のポンプ回転数を下げ ことにより加圧ポンプ122の慣性力が低下し おり、加圧ポンプ122の慣性力により貯水タ ク120から吸引される洗浄水が少なくて済む め、貯水タンク120を小型化しても加圧ポン 122が空気を吸い込み、所謂エア噛み運転し しまうことを防止できる。

 第5実施形態においては、上述した第3実 形態と同様に、第2の流量を種々の値に調整 ることにより、同様な第1パターン、第2パ ーン、及び/又は、第3のパターンを実行する ことができるようになっている。

 次に、時刻t5から所定時間(例えば、3秒) 過した時刻t10において、加圧ポンプ122を低 回転(例えば、1000rpm)にする。また、同時に 給水路切替弁139を両側開位置からリム側全 位置に切り替える。加圧ポンプ122の回転数 、ジェット吐水口16からの吐水が漸減するよ うに、時刻t10から時刻t11までの間、ゆっくり と低減させる。これにより、サイホン作用が 急激に途切れることにより生じるサイホン切 れ音の発生を防止することができる(特に、 1パターン)。

 時刻t11において、ジェット吐水は終了した 、このとき、リム吐水は依然として継続し いる。
 次に、時刻t12において、貯水タンク120内の 浄水の水位が水位L3に低下して、下端フロ トスイッチ164bがONとなると、加圧ポンプ122 作動を停止する。
この時刻t12以降、加圧ポンプ122は停止した状 態であるが、電磁開閉弁134は依然として開状 態であるので、時刻t12以降において、貯水タ ンク120内に洗浄水が補給される(タンク給水) うになっている。

 次に、時刻t14において、貯水タンク120内 水位が上昇することにより、上端フロート イッチ164aがONとなり、今後、時刻t15におい 、電磁開閉弁134がOFF(閉操作)となり、洗浄 の貯水タンク32内への流入が停止される。

 この時刻t15において、給水路切替弁136は リム側全開位置となっており、待機状態(時 刻t0と同じ状態)に復帰する。

本発明の第1実施形態による水洗大便器 を示す側面図である。 図1に水洗大便器の平面図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器 を示すの全体構成図である。 本発明の第1実施形態による水洗大便器 の基本動作を示すタイムチャートである。 本発明の第1実施形態による水洗大便器 によるサイホン作用及び押し出し作用を説明 するための図である。 図5(e)の拡大図である。 本発明の第2実施形態による水洗大便器 を示すの全体構成図である。 本発明の第1実施形態及び/又は第2実施 態に適用可能なリム吐水(前リム洗浄及び後 リム洗浄)、ジェット吐水(ジェット洗浄)、及 び、タンク給水のタイミングの例(第1例から 5例)を示すタイムチャートである。 本発明の第3実施形態による水洗大便器 の基本動作を示すタイムチャートである。 本発明の第3実施形態による水洗大便 によるサイホン作用及び押し出し作用を説 するための図である。 本発明の第3実施形態による水洗大便 によるサイホン作用及び押し出し作用を説 するための図である。 本発明の第4実施形態による水洗大便 における加圧ポンプの回転数の変化を示す イムチャートである。 本発明の第5実施形態による水洗大便 を示す全体構成図である。 本発明の第5実施形態による水洗大便 の基本動作を示すタイムチャートである。