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Patent Searching and Data


Title:
FOAMED MOLDING WITH SOFT INSERT COMPONENT AND ITS MOLDING METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/120689
Kind Code:
A1
Abstract:
A soft insert component (43) having a rigid body portion (42) in the vicinity of the fringe on one side is insert molded integrally with a foamed molding (51) having a three-layer structure of a skin material (52), a core material (53) and a foamed layer (54). The skin material (52) has an insert component fixing portion (55) to which the soft insert component (43) can be fixed, the core material (53) has a rigid body-supporting portion (61) for supporting the rigid body portion (42) while resisting against a compression force applied to the soft insert component (43) during foam molding, and the foamed layer (54) is formed between the corematerial (53), and the skin material (52) and the soft insert component (43) in the foamed molding with a soft insert component.

Inventors:
KATOU SHIGEYUKI (JP)
Application Number:
JP2008/055941
Publication Date:
October 09, 2008
Filing Date:
March 27, 2008
Export Citation:
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Assignee:
CALSONIC KANSEI CORP (JP)
KATOU SHIGEYUKI (JP)
International Classes:
B29C39/10; B29C39/26; B29K105/04; B29L9/00
Foreign References:
JPH01139226A1989-05-31
JPH01226312A1989-09-11
JPS62253413A1987-11-05
JPH0369287A1991-03-25
Other References:
See also references of EP 2140993A4
Attorney, Agent or Firm:
NISHIWAKI, Tamio (6-7 Ginza 6-chome,Chuo-k, Tokyo 61, JP)
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Claims:
 発泡成形品と、
一面側の縁部近傍に剛体部を有し前記発泡成形品に一体にインサート成形された軟質インサート部品と、を備え、
 前記発泡成形品が、表皮材と、芯材と、発泡層とを有する三層構造を備え、
 前記表皮材が、前記軟質インサート部品を取付可能なインサート部品取付部を有し、
 前記芯材が、発泡成形時に軟質インサート部品に付与される圧縮力に抗して剛体部を支持可能な剛体支持部を有し、
 前記発泡層が、芯材と、表皮材および軟質インサート部品との間に形成される軟質インサート部品付発泡成形品。
 表皮材の対向する縁部を差込可能な差込用溝部が前記軟質インサート部品の剛体部に設けられると共に、前記芯材の剛体支持部が、差込用溝部に差込まれた表皮材を保持可能な表皮材保持部を有する請求項1記載の軟質インサート部品付発泡成形品。
 一面側の縁部近傍に剛体部を有する軟質インサート部品と、該軟質インサート部品を取付可能なインサート部品取付部を有する表皮材と、前記軟質インサート部品に付与される圧縮力に抗して剛体部を支持可能な剛体支持部を有する芯材とを、軟質インサート部品がほぼ面一状態でインサート部品取付部に取付け且つ剛体部が剛体支持部に支持された状態で発泡成形型にセットして型締めする型締工程と、
 発泡成形型に設けられたスライド型を押込んで、剛体支持部に剛体部が支持された軟質インサート部品を、ほぼ発泡剤の発泡圧によって潰される厚みまで圧縮する圧縮工程と、
 芯材と、表皮材および軟質インサート部品との間に形成される発泡空間に、発泡剤を注入して、発泡層を発泡形成する発泡工程と、
 発泡層の硬化を待ってスライド型を退避させ、脱型し、潰された軟質インサート部品を復元させて、軟質インサート部品付発泡成形品を成形する脱型工程と、
を含む軟質インサート部品付発泡成形品の成形方法。
 前記発泡工程で発泡剤を注入する前に圧縮工程を行う請求項3記載の軟質インサート部品付発泡成形品の成形方法。
 前記発泡工程で発泡剤の注入開始と同時または注入中に圧縮工程を行う請求項3記載の軟質インサート部品付発泡成形品の成形方法。
 前記発泡工程で発泡剤の注入完了後、発泡剤の発泡により発泡空間が充満されるまでの間に圧縮工程を行う請求項3記載の軟質インサート部品付発泡成形品の成形方法。
Description:
軟質インサート部品付発泡成形 およびその成形方法

 本発明は、軟質インサート部品付発泡成 品およびその成形方法に関するものである

 自動車等の車両においては、車室内等に 発泡成形品が用いられている。このような 泡成形品には、軟質部品を埋込んだ部品等 存在する(例えば、特開平3-69287号公報参照)

 例えば、図11に示された場合では、表皮 1と、芯材2と、発泡層3とを有する三層構造 発泡成形品4が設けられると共に、少なくと 表皮部5と、ソフト層6と、基材層7とを有す 三層構造の軟質部品8などが別に設けられて いる。なお、軟質部品8には、ソフト層6と、 材層7との間にバリア層9(裏打フィルム)を有 する四層構造なども存在する。

 発泡成形品4に予め形成された取付用貫通 孔部11に、芯材2の側から軟質部品8が嵌合さ 、表皮材1と表皮部5とがほぼ面一とされた状 態で、芯材2の裏面側に設けられたボス部12に 、基材層7に設けられたフランジ13をビス14で 結固定し、ボス部12をカシメ用治具15でカシ メたりすることにより、図12に示すように、 泡成形品4と軟質部品8とを一体化するよう している(別体型・貫通取付タイプ)。

 また、図13の場合、発泡成形品4の表皮材1 の側に予め形成された取付用凹部16に、表皮 1の側から軟質部品8が嵌合され、表皮材1と 皮部5とがほぼ面一とされた状態で、芯材2 裏面側に設けられた小孔17を通して基材層7 設けられたボス部18に、ビス14を螺着したり 例えば、長めに形成されたボス部18の端部 カシメ用治具15でカシメたりすることにより 、図14に示すように、発泡成形品4と軟質部品 8とが一体に取り付けられる(別体型・嵌合取 タイプ)。

 しかし、上記タイプではいずれも、発泡 形品4に対して、軟質部品8をビス14で固定し たり、カシメ用治具15でカシメたりするよう しているので、部品点数の増加や取付工数 増加などが生じて、コストがかかるという 題があった。また、図14のものの場合には 発泡成形品4の芯材2と、軟質部品8の基材層7 が、重複するため、構造的に無駄が有ると う問題があった。

 そこで、図15に示すように、少なくとも 皮部21と、ソフト層22とを有する二層構造を えると共に、裏面側の縁部近傍にのみ剛体 23を有する軟質インサート部品24と、軟質イ ンサート部品24を取付可能なインサート部品 付部25を有する表皮材26と、芯材27とを、イ サート部品取付部25に軟質インサート部品24 がほぼ面一に取付けられた状態で発泡成形型 28にセットし、芯材27と、表皮材26および軟質 インサート部品24との間に形成される発泡空 29に、発泡成形型28に設けられた注入口31か 発泡剤32(薬液)を注入し、図16に示すように 発泡空間29で発泡剤32を発泡させることによ り、発泡層33を形成し、図17に示すような、 質インサート部品付発泡成形品34を成形する ことが検討されている。なお、軟質インサー ト部品24は、特に図示しないが、ソフト層22 裏面側にバリア層(裏打フィルム)を有する三 層構造に形成されても良い。

 しかしながら、上記した軟質インサート 品付発泡成形品34の成形方法では、図16に示 すように、軟質インサート部品24が発泡剤32 発泡圧よりも弱いために潰れてしまうので 表皮材26のインサート部品取付部25と軟質イ サート部品24との形状が合わなくなって、 者に隙間ができ、この隙間から図18に示すよ うな発泡層33のはみ出し(はみ出し部35)が発生 するという問題があった。

 また、発泡成形型28から軟質インサート部 付発泡成形品34を脱型して開放すると、発泡 圧によって潰れた軟質インサート部品24が復 して、図18に示すように、表面側へ膨れる め(膨張部36)、表皮材26と面一にならなくな て、外嵌品質の悪い製品になってしまうと う問題があった。
本発明の目的は、発泡層のはみ出しがなく、 表皮材と軟質インサート部品とがほぼ面一に 保たれた外嵌品質の良い軟質インサート部品 付発泡成形品およびその成形方法を提供する ことにある。

 上記目的を達成するために、本発明の一実 例に係る軟質インサート部品付発泡成形品 、発泡成形品と、一面側の縁部近傍に剛体 を有し前記発泡成形品に一体にインサート 形された軟質インサート部品とを備えてい 。
上記発泡成形品は、表皮材と、芯材と、発泡 層とを有する三層構造を備えている。表皮材 は、前記軟質インサート部品を取付可能なイ ンサート部品取付部を有する。芯材は、発泡 成形時に軟質インサート部品に付与される圧 縮力に抗して剛体部を支持可能な剛体支持部 を有する。発泡層は、芯材と、表皮材および 軟質インサート部品との間に形成される。

 ここで、前記軟質インサート部品の剛体 に、表皮材の対応する縁部を差込可能な差 用溝部を設けると共に、芯材の剛体支持部 、差込用溝部に差込まれた表皮材を保持可 な表皮材保持部を有する。

 本発明の他の実施例に係る、軟質インサ ト部品付発泡成形品の成形方法は、裏面側 縁部近傍に剛体部を有する軟質インサート 品と、軟質インサート部品を取付可能なイ サート部品取付部を有する表皮材と、軟質 ンサート部品に付与される圧縮力に抗して 体部を支持可能な剛体支持部を有する芯材 を、インサート部品取付部に軟質インサー 部品がほぼ面一状態で取付けられ且つ剛体 持部に剛体部が支持された状態で、発泡成 型にセットして型締めする型締工程と、発 成形型に設けられたスライド型を押込んで 剛体支持部に剛体部が支持された軟質イン ート部品を、ほぼ発泡剤の発泡圧によって される厚みまで圧縮する圧縮工程と、芯材 、表皮材および軟質インサート部品との間 形成される発泡空間に、発泡剤を注入して 発泡層を発泡形成する発泡工程と、発泡層 硬化を待ってスライド型を退避して、脱型 、潰された軟質インサート部品を復元させ 、軟質インサート部品付発泡成形品を成形 る脱型工程とを含んでいる。

 前記発泡工程で発泡剤を注入する前に圧 工程が行なわれる。

 上記圧縮工程は、前記発泡工程で発泡剤 注入開始と同時または注入中に行われる。

 上記圧縮工程は、前記発泡工程で発泡剤 注入完了後、発泡剤の発泡により発泡空間 充満されるまでの間に行われる。

本発明の一実施例に係る軟質インサー 部品付発泡成形品を、表面が下に向いた状 で示す断面図。 図1の剛体部および剛体支持部を、壁状 支持部の形態で示す断面図。 図1の剛体部および剛体支持部を、柱状 支持部の形態で示す断面図。 図2の軟質インサート部品が圧縮された 状態の断面図。 図3の軟質インサート部品が圧縮された 状態の断面図。 図1に示された軟質インサート部品付発 泡成形品の成形方法の工程を示す断面図。 図6に続く工程を示す断面図。 図7に続く工程を示す断面図。 図8に続く工程を示す断面図。 図9に続く工程を示す断面図。 軟質部品を埋込む状態を示す従来の発 泡成形品の断面図。 図11に示された成形方法によって製造 れた発泡成形品の断面図。 軟質部品を埋込む状態を示す他の従来 の発泡成形品の断面図。 図13に示された成形方法よって製造さ た発泡成形品の断面図。 軟質インサート部品付発泡成形品の成 形方法を示す断面図。 図15に続く工程を示す断面図。 図16によって得られるべき軟質インサ ト部品付発泡成形品の断面図。 図16によって実際に得られた軟質イン ート部品付発泡成形品の断面図。

 以下、本発明を実施するための最良の形 を、これを具体化した実施例について、添 図面を参照して詳細に説明する。

 図1~図10は、本発明の一実施例を示す。

 自動車などの車両には、車室内などに、 泡成形品が用いられている。このような発 成形品には、軟質インサート部品を埋込ん 軟質インサート部品付発泡成形品などが存 する。

 この実施例の軟質インサート部品付発泡 形品は、以下のような構成を備えている。

 即ち、図1に示すように、軟質インサート 部品付発泡成形品41は、一面、例えば、裏面 の縁部近傍に剛体部42を有する軟質インサ ト部品43を備えている。

 この場合、軟質インサート部品43は、少 くとも表皮部44と、ソフト層45とを有する二 構造を備えている。表皮部44には、例えば 本皮、レザー、クロスなどが用いられる。 フト層45には、例えば、PPU、PU(半硬質ウレタ ン、軟質ウレタン)などが用いられる。剛体 42には、例えば、(PC)ABS、PPCなどが用いられ 。なお、軟質インサート部品43は、ソフト層 45の裏面側にバリア層47(裏打フィルム)を有す る三層構造などとしても良い(バリア層47につ いては、図示を省略する場合が有る)。この 質インサート部品43は、その縁部が二層状態 のまま裏面側にほぼ垂直に屈曲されている( 曲縁部46)。剛体部42は、軟質インサート部品 43における、裏面側の縁部近傍にのみ設けら 、軟質インサート部品43の縁部に沿い全周 亘って連続的に延設されることにより、枠 を呈している。より具体的には、剛体部42は 、ソフト層45の裏面側における一般部分と屈 縁部46とのコーナー部分に取付けられてい 。

 この軟質インサート部品43は、予め用意 れると共に、発泡成形品51に一体にインサー ト成形される。

 この発泡成形品51は、表皮材52と、芯材53 、発泡層54とを有する三層構造を備えてい 。表皮材52には、例えば、TPU、TPO、PVCなどが 用いられる。芯材53には、例えば、PPC、ABSな が用いられる。発泡層54には、例えば、PU( 泡ウレタン)などが用いられる。

 上記表皮材52は、軟質インサート部品43を 取付可能なインサート部品取付部55を有して る。ここで、表皮材52は、軟質インサート 品43の表皮部44と同じものであっても、或い 、異なるものであっても良い。

 インサート部品取付部55は、軟質インサ ト部品43をほぼ面一な状態で収容可能な収容 凹部56とされる。この収容凹部56は、軟質イ サート部品43を隙間のない状態、或いは、隙 間の少ない状態で嵌着可能となるように、軟 質インサート部品43とほぼ等しい形状を有す 。即ち、この収容凹部56は、軟質インサー 部品43における屈曲縁部46の側面と対応する 差部57と、屈曲縁部46の端面および剛体部42 少なくとも一部に対応して配置された段面 58とを有している。段面部58には、その中央 部分に、軟質インサート部品43の一般部分(ソ フト層45の裏面側中央部分)を覗くことが可能 な開口部59が形成されている。

 また、上記芯材53は、発泡成形時に、軟 インサート部品43に付与される圧縮力(およ 圧縮された軟質インサート部品43の復元力) 抗して剛体部42を支持可能な剛体支持部61を している。

 ここで、芯材53は、表皮材52の裏面側に、 軟質インサート部品43の厚み(屈曲縁部46の屈 長さ)よりも広い間隔を有して、ほぼ平行に 設置されている。剛体支持部61は、芯材53の 面側における、枠状をした剛体部42と対応す る位置に、剛体部42と対応させて突設される この剛体支持部61は、剛体部42を発泡成形品 51の厚み方向へ支持するものである。即ち、 形時に剛体部42がインサート部品取付部55に セットされた位置から芯材53側へ移動(近接動 )しないように支持・拘束するものである。

 剛体支持部61は、図2に示すように、剛体 42に沿って連続した壁状の形態(壁状支持部6 2)にすることができる。また、剛体支持部61 、図3に示すように、剛体部42に沿い所要の 隔を有して複数本配列された柱状の形態(柱 支持部63)にすることができる。

 また、図1に示すように、芯材53には、成 時に発泡剤66(薬液)を注入するための注入用 開口部65が設けられる。この場合、注入用開 部65は、剛体支持部61によって囲まれた領域 の内側部分(例えば、特に中心部など)に設け れている。これに伴い、剛体支持部61には 発泡剤66を上記領域の外側部分へと通過させ るための発泡剤通過部67(図2および図3参照)が 必要となる(但し、注入用開口部65が1個のみ 場合。注入用開口部65が上記領域の外側部分 に対して設けられている場合には、この限り ではない)。

 図2では、剛体支持部61が壁状支持部62で るので、発泡剤通過部67は、壁状支持部62に 成された貫通孔68などとされている。図3で 、剛体支持部61が柱状支持部63であるので、 発泡剤通過部67は、柱状支持部63の柱と柱と 間の空間69などとされている。何れの場合も 、発泡剤通過部67は、発泡剤66を充分に全体 行き渡らせることができると共に、上記し 圧縮力や復元力などによって剛体部42などを 撓ませないような、個数および大きさを有す るものとする。

 例えば、図2の壁状支持部62の場合には、 体部42に対する支持が連続的なものとなる( 支持)ため、上記圧縮力や復元力などをかけ た状態を表す図4に示されるように、剛体部42 が撓むおそれが少ないので、貫通孔68をより くより幅広く形成することができて有利で る。これに対し、図3の柱状支持部63の場合 は、剛体部42に対する支持が不連続となる( 支持)ため、上記圧縮力や復元力などをかけ た状態を表す図5に示されるように、剛体部42 が撓むおそれがあるので、柱状支持部63の柱 柱との間の空間69(発泡剤通過部67)は、間隔 狭すぎず、しかも、広すぎないように設定 る。この場合、例えば、間隔aは撓みが発生 していないので適正、間隔bは撓み70が発生し ているので不適正となる。

 上記発泡層54は、図1に示すように、芯材5 3と、表皮材52および軟質インサート部品43と 間に、発泡成形によって形成される。

 更に、軟質インサート部品43の剛体部42に 、表皮材52の対応する縁部を差込可能な差込 溝部73を設ける。この場合、差込用溝部73は 、剛体部42における剛体支持部61との対向面 対し、全周に亘って連続的に凹設形成され いる。そのため、剛体部42は、断面がほぼ凹 形状を呈している。差込用溝部73は、表皮材5 2の厚みとほぼ等しい溝幅を有し、剛体部42は 、少なくとも表皮材52の厚みの3倍程度以上の 幅寸法とされる。これに対応して、表皮材52 対応する縁部には、差込用溝部73へ差込可 な差込部74が形成されている。この差込部74 、表皮材52における段面部58の開口部59の縁 を、差込用溝部73の溝深さとほぼ等しい量 け差込用溝部73の内方へ向けて曲折したもの などとされている。

 一方、芯材53の剛体支持部61は、差込用溝 部73に差込まれた表皮材52を保持可能な表皮 保持部76を有している。この表皮材保持部76 、剛体支持部61の先端部に設けられている この場合、剛体支持部61の先端部は、剛体部 42を直接当接保持可能な直接保持部77と、剛 部42との間で表皮材52(の差込部74の近傍部分) を挟着する表皮材保持部76(挟着部)とを有す 、段付形状とされている。

 直接保持部77は、剛体部42における表皮材52 覆われない部分(差込用溝部73よりも内側の 分)と対応させて設けられ、表皮材保持部76 、剛体部42における表皮材52で覆われる部分 (差込用溝部73よりも外側の部分)と対応させ 設けられる。
直接保持部77と表皮材保持部76とは、表皮材52 の厚みとほぼ等しい段差量となるように形成 されている。図2の壁状支持部62の場合には、 剛体部42に対する支持が連続的なものとなる( 線支持)ため、上記領域の内側に位置する直 保持部77が、第一の全周シール部(サブシー 部)となり、外側に位置する表皮材保持部76( 2では図示せず)が、第二の全周シール部(メ ンシール部)となって、強力な二段シール構 造が得られる。なお、寸法精度上の問題など から、上記した第一のシール部(直接保持部77 と剛体部42との間)を、若干の合せ隙間79が形 されるような設定とすることもできる(第二 のシール部がメインシールであるため、特に 支障はない)。

 上記軟質インサート部品付発泡成形品41 、以下のようにして成形される。

 まず、図6および図7に順に示すように、 面側の縁部近傍に剛体部42を有する軟質イン サート部品43と、軟質インサート部品43を取 可能なインサート部品取付部55を有する表皮 材52と、軟質インサート部品43に付与される 縮力に抗して剛体部42を支持可能な剛体支持 部61を有する芯材53とを、インサート部品取 部55に軟質インサート部品43がほぼ面一状態 取付けられ、剛体支持部61に剛体部42が支持 された状態で発泡成形型81にセットして型締 する型締工程が行われる。

 即ち、先ず、図6に示すように、発泡成形 型81を構成する発泡キャビティ型82(下型)の上 面に対し、表皮材52および軟質インサート部 43を上下逆向きの状態でセットする。この 、表皮材52と軟質インサート部品43とは、別 に発泡キャビティ型82にセットするように ても良いが、軟質インサート部品43を、表皮 材52のインサート部品取付部55に予め取付け 状態にしてから、発泡キャビティ型82にセッ トするようにすると、作業効率が良い。この 際、剛体部42が差込用溝部73を有する場合に 、差込用溝部73に表皮材52の差込部74を差込 ようにする。

 次に、図7に示すように、発泡成形型81を 成する発泡コア型83(上型)の下面に対し、芯 材53を上下逆向きの状態でセットする。次い 、発泡キャビティ型82と発泡コア型83とを閉 じて、発泡キャビティ型82(にセットされた表 皮材52および軟質インサート部品43)と、発泡 ア型83(にセットされた芯材53)との間に、発 層54の厚みと等しい発泡空間84を形成する。 この際、芯材53の剛体支持部61が先端部に表 材保持部76および直接保持部77を有する場合 は、表皮材保持部76で差込用溝部73に差込ま れた表皮材52を保持し、直接保持部77で剛体 42を直接当接保持させるようにする。

 ここで、発泡キャビティ型82には、軟質 ンサート部品43と対応する位置に、軟質イン サート部品43を芯材53へ向けて厚み方向へ押 むスライド型85が設けられている。このスラ イド型85は、軟質インサート部品43の平面形 と対応する形状を有している。

 また、発泡コア型83には、芯材53の注入用 開口部65と対応する位置に、発泡剤66(薬液)を 注入するための注入口86が形成されている。

 図8に示すように、発泡成形型81に設けら たスライド型85を、図中上方へ押込んで、 体支持部61に剛体部42が支持された軟質イン ート部品43を、ほぼ発泡剤66の発泡圧によっ て潰される厚みまで圧縮する圧縮工程が行わ れる。この際、ソフト層45は、全体ではなく 剛体支持部61に支持されている剛体部42の周 辺部分のみが部分的に潰されることとなる。

 また、図9に示すように、芯材53と、表皮 52および軟質インサート部品43との間に形成 される発泡空間84に、発泡剤66を注入して、 泡層54を発泡形成する発泡工程が行われる。 この発泡剤66が発泡される過程で、ソフト層4 5の剛体部42よりも内側の部分などが発泡圧に よって潰されることとなる。

 この場合において、発泡工程で発泡剤66 注入する前に圧縮工程を行うようにしても い。

 また、発泡工程で発泡剤66の注入開始と 時または注入中に圧縮工程を行うようにし も良い。

 或いは、発泡工程で発泡剤66の注入完了 、発泡剤66の発泡により発泡空間84が充満さ るまでの間に圧縮工程を行うようにするこ ができる。

 最後に、図10に示すように、発泡層54の硬 化を待ってスライド型85を退避させ、脱型し 潰された軟質インサート部品43を復元させ 、図1に示すような軟質インサート部品付発 成形品41を成形する脱型工程が行われる。

 この実施例によれば、裏面側の縁部近傍 剛体部42を有する軟質インサート部品43が、 発泡成形品51に一体にインサート成形され、 泡成形品51が、表皮材52と、芯材53と、発泡 54とを有する三層構造を備え、表皮材52が、 軟質インサート部品43を取付可能なインサー 部品取付部55を有し、芯材53が、発泡成形時 に軟質インサート部品43に付与される圧縮力 抗して剛体部42を支持可能な剛体支持部61を 有し、発泡層54が、芯材53と、表皮材52および 軟質インサート部品43との間に形成されたこ により、表皮材52と軟質インサート部品43と の間からの発泡層54のはみ出しがなく、表皮 52と軟質インサート部品43とがほぼ面一(面 、凹凸差のない)に保たれた外嵌品質の良い 質インサート部品付発泡成形品41を形成す ことができる。

 また、軟質インサート部品43の剛体部42に 、表皮材52の対応する縁部を差込可能な差込 溝部73を設けると共に、芯材53の剛体支持部 61が、差込用溝部73に差込まれた表皮材52を保 持可能な表皮材保持部76を有することにより 表皮材52と軟質インサート部品43との間の入 口部分を更に確実に塞ぐことが可能な構造を 得ることができる。

 裏面側の縁部近傍に剛体部42を有する軟 インサート部品43と、軟質インサート部品43 取付可能なインサート部品取付部55を有す 表皮材52と、軟質インサート部品43に付与さ る圧縮力に抗して剛体部42を支持可能な剛 支持部61を有する芯材53とを、インサート部 取付部55に軟質インサート部品43がほぼ面一 状態で取付けられ、剛体支持部61に剛体部42 支持された状態で発泡成形型81にセットして 型締めする型締工程と、発泡成形型81に設け れたスライド型85を押込んで、剛体支持部61 に剛体部42が支持された軟質インサート部品4 3を、ほぼ発泡剤66の発泡圧によって潰される 厚みまで圧縮する圧縮工程と、芯材53と、表 材52および軟質インサート部品43との間に形 成される発泡空間84に、発泡剤66を注入して 発泡層54を発泡形成する発泡工程と、発泡層 54の硬化を待ってスライド型85を退避させ、 型し、潰された軟質インサート部品43を復元 させて、軟質インサート部品付発泡成形品41 成形する脱型工程を行うことにより、表皮 52と軟質インサート部品43との間からの発泡 層54のはみ出しがなく、表皮材52と軟質イン ート部品43とがほぼ面一に保たれた(面差、 凸差のない)外嵌品質の良い軟質インサート 品付発泡成形品41を成形することが可能と る。或いは、圧縮工程における、スライド 85の押込量(軟質インサート部品43に対する圧 縮量)を調整することによって、面差、凹凸 をコントロールすることも可能となる。

 この場合において、発泡工程で発泡剤66 注入する前に圧縮工程を行うようにしても い。これにより、確実に、圧縮工程を行う とができる。

 また、発泡工程で発泡剤66の注入開始と 時または注入中に圧縮工程を行うようにし も良い。これにより、圧縮工程に要する時 を短縮して生産効率を向上することができ 。

 或いは、発泡工程で発泡剤66の注入完了 、発泡剤66の発泡により発泡空間84が充満さ るまでの間に圧縮工程を行うようにしても い。これにより、圧縮工程に要する時間を 縮して生産効率を向上することができる。 た、発泡剤66は、液状であるため、隙間な に侵入する程の力は作用しないので、発泡 が作用する前(発泡空間84が充満される前)ま に圧縮工程を行えれば、充分に隙間などか のはみ出しを防止することが可能となる。

 本発明によれば、裏面側の縁部近傍に剛 部を有する軟質インサート部品が、発泡成 品に一体にインサート成形され、該発泡成 品が、表皮材と、芯材と、発泡層とを有す 三層構造を備え、前記表皮材が、軟質イン ート部品を取付可能なインサート部品取付 を有し、前記芯材が、発泡成形時に軟質イ サート部品に付与される圧縮力に抗して剛 部を支持可能な剛体支持部を有し、前記発 層が、芯材と、表皮材および軟質インサー 部品との間に形成されたことにより、表皮 と軟質インサート部品との間からの発泡層 はみ出しがなく、表皮材と軟質インサート 品とがほぼ面一(面差、凹凸差のない)に保 れた外嵌品質の良い軟質インサート部品付 泡成形品を形成することができる。

 前記軟質インサート部品の剛体部に、表 材の対応する縁部を差込可能な差込用溝部 設けると共に、芯材の剛体支持部が、差込 溝部に差込まれた表皮材を保持可能な表皮 保持部を有することにより、表皮材と軟質 ンサート部品との間の入口部分を更に確実 塞ぐことが可能な構造を得ることができる

 裏面側の縁部近傍に剛体部を有する軟質 ンサート部品と、軟質インサート部品を取 可能なインサート部品取付部を有する表皮 と、軟質インサート部品に付与される圧縮 に抗して剛体部を支持可能な剛体支持部を する芯材とを、インサート部品取付部に軟 インサート部品がほぼ面一状態で取付けら 、剛体支持部に剛体部が支持された状態で 泡成形型にセットして型締めする型締工程 、発泡成形型に設けられたスライド型を押 んで、剛体支持部に剛体部が支持された軟 インサート部品を、ほぼ発泡剤の発泡圧に って潰される厚みまで圧縮する圧縮工程と 芯材と、表皮材および軟質インサート部品 の間に形成される発泡空間に、発泡剤を注 して、発泡層を発泡形成する発泡工程と、 泡層の硬化を待ってスライド型を退避させ 脱型し、潰された軟質インサート部品を復 させて、軟質インサート部品付発泡成形品 成形する脱型工程を行うことにより、表皮 と軟質インサート部品との間からの発泡層 はみ出しがなく、また、表皮材と軟質イン ート部品とがほぼ面一(面差、凹凸差のない )に保たれた外嵌品質の良い軟質インサート 品付発泡成形品を成形することが可能とな 。或いは、圧縮工程における、スライド型 押込量(軟質インサート部品に対する圧縮量) を調整することによって、面差、凹凸差をコ ントロールすることも可能となる。

 この場合において、前記発泡工程で発泡 を注入する前に圧縮工程を行うようにして 良い。これにより、確実に圧縮工程を行う とができる。

 また、前記発泡工程で発泡剤の注入開始 同時または注入中に圧縮工程を行うように ても良い。これにより、圧縮工程に要する 間を短縮して生産効率を向上することがで る。

 或いは、前記発泡工程で発泡剤の注入完 後、発泡剤の発泡により発泡空間が充満さ るまでの間に圧縮工程を行うようにしても い。これにより、圧縮工程に要する時間を 縮して生産効率を向上することができる。 た、発泡剤は、液状であるため、隙間など 侵入する程の力は作用しないので、発泡圧 作用する前(発泡空間が充満される前)まで 圧縮工程を行えれば、充分に隙間などから はみ出しを防止することが可能となる。

 以上、本発明の好ましい実施例を、図面 参照して詳述してきたが、本発明はこれら 施例に限定されず、種々の変形および変更 これら実施例になされ得ることを留意され い。