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Patent Searching and Data


Title:
FREEZE-DRYING METHOD AND FREEZE-DRYING APPARATUS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/116145
Kind Code:
A1
Abstract:
After a material to be dried is frozen, it is efficiently freeze-dried in a short time to largely improve production efficiency. Provided are a vertical tube (2) having a freezing face (2a) formed on an inner peripheral surface, a liquid feeder (5) for supplying the liquefied material (47) to be dried onto the freezing face (2a), a freezer (10) located around the vertical tube (2) for cooling the freezing face (2a), a pressure-reducing device (12) for forming a vacuum state inside the vertical tube (2), and an internal heater (41) in the vertical tube (2). The internal heater (41) is located along the center axis of the vertical tube (2) and includes an elongate cylindrical radiating face (43) on its external surface. The liquefied material (47) to be dried supplied from the liquid feeder (5) is sprinkled over the freezing face (2a), and the freezing face (2a) is cooled to freeze the material (47) into a pipe-like form. Then the inside of the vertical tube (2) is pressure-reduced, and the radiant heat is supplied from the internal heater (41) to the material (47) to have the material (47) freeze-dried.

Inventors:
MORIMOTO, Shuji (1-25, Matsugaoka, Senriyama, Suita-sh, Osaka 43, 56508, JP)
Application Number:
JP2008/055057
Publication Date:
September 24, 2009
Filing Date:
March 19, 2008
Export Citation:
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Assignee:
MORIMOTO-PHARMA CO., LTD. (1-25, Matsugaoka Senriyama, Suita-sh, Osaka 43, 56508, JP)
株式会社モリモト医薬 (〒43 大阪府吹田市千里山松が丘1-25 Osaka, 56508, JP)
UNITEC CO., LTD. (1-60, Tsuneyoshi 1-chome Konohana-ku, Osaka-sh, Osaka 52, 55400, JP)
株式会社ユニテック (〒52 大阪府大阪市此花区常吉1丁目1番60号 Osaka, 55400, JP)
International Classes:
F26B5/06; A23L3/44
Attorney, Agent or Firm:
SUZUE, Shoji (Umeda East Building, 5-15 Taiyujicho, Kita-k, Osaka-shi Osaka 51, 53000, JP)
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Claims:
竪型チューブ(2)の内周面に形成された凍結面(2a)へ、給液手段(5)から液状の被乾燥材料(47)を供給し、この凍結面(2a)を冷却して上記の被乾燥材料(47)をパイプ状に凍結し、次いで上記の給液手段(5)からの被乾燥材料(47)の供給を停止したのち、この竪型チューブ(2)内を減圧して上記の凍結した被乾燥材料(47)を凍結乾燥する、凍結乾燥方法であって、
 上記の凍結乾燥の際に、上記の竪型チューブ(2)内に配置された内部加熱手段(41)から上記の凍結した被乾燥材料(47)へ輻射熱を供給することを特徴とする、凍結乾燥方法。
上記の内部加熱手段(41)を上記の竪型チューブ(2)の中心軸心に沿って配置し、この内部加熱手段(41)の外面に縦長の輻射面(43)を形成した、請求項1に記載の凍結乾燥方法。
内周面に凍結面(2a)を形成した竪型チューブ(2)と、その凍結面(2a)へ液状の被乾燥材料(47)を供給する給液手段(5)と、上記の竪型チューブ(2)の周囲に配置されて上記の凍結面(2a)を冷却する冷凍手段(10)と、上記の竪型チューブ(2)内を真空状態にする減圧手段(12)とを備えた凍結乾燥装置であって、
 上記の竪型チューブ(2)内に内部加熱手段(41)を備え、この内部加熱手段(41)から上記の凍結面(2a)側へ輻射熱を供給可能に構成したことを特徴とする、凍結乾燥装置。
 上記の内部加熱手段(41)は、上記の竪型チューブ(2)の中心軸心に沿って配置され、外面に縦長の輻射面(43)を備える、請求項3に記載の凍結乾燥装置。
Description:
凍結乾燥方法および凍結乾燥装

 本発明は、薬液などの液状の被乾燥材料 竪型チューブの内周面に凍結させたのちこ を凍結乾燥する凍結乾燥方法とその装置に し、さらに詳しくは、被乾燥材料を凍結し のち効率よく短時間で凍結乾燥でき、生産 率を大幅に高めることができる、凍結乾燥 法および凍結乾燥装置に関する。

 従来、医薬品などを溶液にした液状の被 燥材料を、効率よく凍結乾燥する方法とし は、この被乾燥材料を竪型チューブの内周 に供給して凍結し、これを減圧下で凍結乾 させるものがある(例えば、特許文献1参照 )。

 上記の従来技術は、竪型チューブと、こ 竪型チューブの上部に設けた噴霧手段へ液 の被乾燥材料を供給する給液手段と、竪型 ューブの下部に接続されて余剰の被乾燥材 を回収する液回収路と、竪型チューブの周 に配置されて竪型チューブの内周面の温度 制御する冷凍手段とを備えている。

 上記の給液手段から供給された液状の被 燥材料は、上記の噴霧手段で散布されて竪 チューブの内周面へ供給される。この竪型 ューブの内周面には凍結面が形成してあり この凍結面が上記の冷凍手段で冷却され、 れにより上記の被乾燥材料がこの凍結面上 パイプ状に凍結される。このとき、竪型チ ーブの下部へ流下した余剰の被乾燥材料は 上記の給液手段へ液回収路を介して回収さ る。所定量の被乾燥材料を供給し終わると 上記の給液手段からの被乾燥材料の供給が 止され、この竪型チューブ内が減圧される そして、上記の冷凍手段の冷媒温度を上昇 せて加熱手段に切り替え、この加熱手段か 上記の凍結した被乾燥材料へ昇華熱を加え ことにより、上記の凍結した被乾燥材料が 結乾燥される。

 上記の竪型チューブの下端部には、ジェ トノズルを組み込んだノズル付きフランジ 組み付けてある。上記の竪型チューブ内の 乾燥材料は、パイプ状に凍結乾燥されると 記の凍結面から剥離し、上記のノズル付き ランジに受け止められるとともに、上記の ェットノズルから噴出されるエアーにより 砕される。この粗砕された被乾燥材料は、 記のエアーによりジェットミルへ搬送され さらに微細な粉末状に粉砕されたのち、サ クロン装置により捕集されてバルク缶など 回収される。

特開2004-330130号公報

 上記の従来技術では、上記の冷凍手段の 媒を、例えば30~50℃などに加温することで 熱手段に切換え、この加熱手段により竪型 ューブの壁部を介して上記の凍結した被乾 材料を加熱している。このためこの従来技 では、凍結行程と凍結乾燥行程とで冷媒の 度を大きく変更しなければならず、その温 制御が容易でないうえ、次の問題点があり 凍結乾燥に長時間を要するため生産性を高 することが容易でなかった。

 (1)上記の加熱手段から供給される熱は、 導熱として竪型チューブの壁部を介して伝 されるが、この竪型チューブは大形に形成 れているため、その熱量の多くがこの竪型 ューブに奪われやすく、加熱効率を高くす ことが容易でない。

 (2)しかも、上記の被乾燥材料中の凍結水 は、竪型チューブ内の減圧された空間に臨 内面側から昇華し、その昇華熱が上記の加 手段から補給されるが、この補給される熱 は凍結した被乾燥材料中を通して伝達され ため、効率よく素早く加熱することが容易 ない。

 (3)上記の被乾燥材料は、乾燥後に竪型チ ーブの内周面から容易に剥離できるように 通常、上記の凍結面には最初に水分のみ供 されて、いわゆるアイスライニングが形成 れる。このため、上記の加熱手段から竪型 ューブの壁部を介して熱が伝えられると、 乾燥材料中の水分が昇華する前にこのアイ ライニングが加温されて昇華し消失する虞 ある。このアイスライニングが消失すると 記の竪型チューブの内周面と凍結した被乾 材料とが部分的にしか接触しなくなり、竪 チューブの内周面から被乾燥材料への伝導 の伝達効率が極端に低下する問題がある。

 本発明の技術的課題は上記の問題点を解 し、被乾燥材料を凍結したのち昇華熱を効 よく補給して短時間で凍結乾燥でき、生産 率を大幅に高めることができる、凍結乾燥 法および凍結乾燥装置を提供することにあ 。

 本発明は上記の課題を解決するため、例え 本発明の実施の形態を示す図1から図3に基 いて説明すると、次のように構成したもの ある。
 すなわち本発明1は凍結乾燥方法に関し、竪 型チューブ(2)の内周面に形成された凍結面(2a )へ、給液手段(5)から液状の被乾燥材料(47)を 給し、この凍結面(2a)を冷却して上記の被乾 燥材料(47)をパイプ状に凍結し、次いで上記 給液手段(5)からの被乾燥材料(47)の供給を停 したのち、この竪型チューブ(2)内を減圧し 上記の凍結した被乾燥材料(47)を凍結乾燥す る、凍結乾燥方法であって、上記の凍結乾燥 の際に、上記の竪型チューブ(2)内に配置され た内部加熱手段(41)から上記の凍結した被乾 材料(47)へ輻射熱を供給することを特徴とす 。

 また本発明2は凍結乾燥装置に関し、内周 面に凍結面(2a)を形成した竪型チューブ(2)と その凍結面(2a)へ液状の被乾燥材料(47)を供給 する給液手段(5)と、上記の竪型チューブ(2)の 周囲に配置されて上記の凍結面(2a)を冷却す 冷凍手段(10)と、上記の竪型チューブ(2)内を 空状態にする減圧手段(12)とを備えた凍結乾 燥装置であって、上記の竪型チューブ(2)内に 内部加熱手段(41)を備え、この内部加熱手段(4 1)から上記の凍結面(2a)側へ輻射熱を供給可能 に構成したことを特徴とする。

 竪型チューブの内周面に形成した凍結面 供給された液状の被乾燥材料は、冷凍手段 この凍結面を冷却することで凍結され、凍 層に形成される。そして液状の被乾燥材料 供給を停止したのち、減圧手段で竪型チュ ブ内を真空状態にすると、上記の被乾燥材 の凍結層に含まれる凍結水分が昇華してい 。この凍結層には、竪型チューブの内部空 に臨む内面側へ、上記の内部加熱手段から 輻射熱が供給される。これにより、上記の 華の際に凍結層から奪われた昇華熱が補給 れ、凍結層に含まれる凍結水分が引き続い 昇華し、被乾燥材料が乾燥していく。

 上記の内部加熱手段は、特定の形状や構 、熱源の種類に限定されない。例えばこの 部加熱手段は、螺旋状に形成することも可 である。しかしこの内部加熱手段を、上記 竪型チューブの中心軸心に沿って配置して 外面に縦長の輻射面を備える形状に形成す と、上記の凍結した被乾燥材料の内面へ均 に輻射熱を供給し易く、特にこの輻射面を 筒状に形成すると一層均一に輻射熱を供給 きてさらに好ましい。

 なお、上記の輻射面は、上記の被乾燥材 の凍結や凍結水分の昇華に悪影響を与えな 範囲で、被乾燥材料に近接させるのが好ま く、従って、内部加熱手段を大形に形成す と好ましい。この場合には、竪型チューブ 内部空間が狭くなるので、減圧手段により の竪型チューブ内を容易に真空状態にでき 維持できる利点もある。

 上記の輻射面は、被乾燥材料に影響を与 ない範囲で、輻射熱の放射効率が高い材質 色彩等に表面処理を施すことができる。ま 、この輻射面を加熱する加熱手段の熱源と ては、例えば電気ヒータをもちいることも 能であるが、温水や熱水、加熱蒸気などの 媒体を用いると所定温度に容易に制御でき 好ましい。

 上記の熱源により加熱される輻射面の温 は、被乾燥材料へ供給される輻射熱の熱量 被乾燥材料から奪われる上記の昇華熱の熱 とのバランスで設定される。具体的には、 記の輻射面の輻射面積や輻射効率、被乾燥 料の受熱効率、減圧により発生する昇華熱 熱量などにより異なるが、被乾燥材料に含 れる凍結水分が輻射熱で融解することなく やかに昇華していく温度、例えば20~150℃に 好ましくは30~100℃に、さらに好ましくは40~9 0℃などに設定される。なお、竪型チューブ に温度センサを配置して、輻射熱を受けた 乾燥材料の温度を測定し、この温度が凍結 た水分のガラス転移温度以上には上昇しな ように、この測定温度に基づいて内部加熱 段の温度を制御してもよい。

 上記の昇華熱は内部加熱手段のみから補給 てもよいが、本発明では竪型チューブの外 に凍結手段とは別の外部加熱手段を、或い 凍結手段と兼用の外部加熱手段を備えてい もよい。上記の内部加熱手段からの輻射に えて、この外部加熱手段から伝導熱を供給 ることにより、上記の凍結層から奪われた 華熱を一層速やかに補給することができ、 り短時間で凍結乾燥することができる。
 なお、凍結手段を外部加熱手段に兼用する 合は、この凍結手段を流通する冷媒の温度 、所定の冷凍温度と加温温度とに切換える とで制御される。

 上記の竪型チューブは特定の寸法に限定 れないが、この竪型チューブ内で凍結乾燥 れた被乾燥材料は、横断形状の外寸が大き ほど1回の凍結乾燥での処理量を多くするこ とができる。このため、この竪型チューブの 横断形状の内寸は、好ましくは、例えば試験 用設備などにあっては100mm以上に設定され、 造用設備にあっては200mm以上に設定され、 り好ましくは300mm以上に設定され、さらに好 ましくは400mm以上に設定される。ここで、こ 竪型チューブの横断形状は、通常は円形に 成され、上記の内寸は内径をいうが、この 断形状は例えば多角形など他の形状であっ もよく、この横断形状が多角形の場合の上 の内寸は、対角線の長さをいう。

 また、上記の竪型チューブ内でパイプ状 凍結される被乾燥材料の凍結厚さは、凍結 燥物が上記の粗砕手段で粗砕可能な厚さで ればよく、特定の厚さに限定されない。し しこの凍結厚さは、薄いほど凍結乾燥後に 砕し易いことから、好ましくは25mm以下に設 定され、より好ましくは15mm以下に設定され さらに好ましくは10mm以下に設定される。

 本発明は上記のように構成され作用するこ から、次の効果を奏する。
 (1)上記の内部加熱手段は、竪型チューブ内 配置されて所定温度に加熱するだけであり 冷凍手段と兼用する必要がないので、その 度制御が容易である。

 (2)竪型チューブ内は真空状態であるので の内部加熱手段からの対流熱は無く、配管 外に接触しているものがないので無駄に消 される伝導熱は極く僅かであり、放出され 輻射熱の殆ど全てが被乾燥材料に受け止め れるので、加熱効率を高くすることができ 。

 (3)被乾燥材料中の凍結水分は、竪型チュー 内の減圧された空間に臨む内面側から昇華 るが、内部加熱手段から放出される輻射熱 、この被乾燥材料の内側面へ直接供給され ので、内部加熱手段からの輻射で効率よく 素早く昇華熱を補給することができる。ま 、内部加熱手段からは被乾燥材料へ直接輻 熱が供給されるので、竪型チューブの内面 形成されたアイスライニングが早期に消失 たとしても、これに起因して内部加熱手段 らの熱伝達効率が低下することはない。
 これらにより被乾燥材料を凍結したのち、 率よく短時間で凍結乾燥することができ、 産効率を大幅に高めることができる。

 (4)さらに、上記の内部加熱手段は竪型チ ーブ内に配置されるので、この竪型チュー の内部空間がこの内部加熱手段の容積分だ 狭くなる。特に、竪型チューブの内径を大 くした場合には、これにあわせて内部加熱 段を大形に形成して竪型チューブ内の空間 狭くすることができる。これにより、上記 減圧手段により竪型チューブ内を素早く真 状態にすることができ、凍結した被乾燥材 を効率よく凍結乾燥できる。

本発明の実施形態を示す、凍結乾燥装 の概略構成図である。 本発明の実施形態の凍結乾燥装置に接 された、解砕・整粒装置と粉末充填装置の 略構成図である。 本発明の実施形態の、竪型チューブの 部の横断平面図である。

符号の説明

 1…凍結乾燥装置
 2…竪型チューブ
 2a…凍結面
 5…給液手段(給液装置)
 10…冷凍手段(冷凍装置)
 12…減圧手段(減圧装置)
 41…内部加熱手段(内部加熱装置)
 43…輻射面
 47…被乾燥材料

 以下、本発明の実施の形態を図面に基づき 明する。
 図1から図3は本発明の実施形態を示し、図1 本発明の凍結乾燥装置の概略構成図、図2は この凍結乾燥装置に接続された解砕・整粒装 置と粉末充填装置の概略構成図、図3は凍結 燥の際の、竪型チューブの要部の横断平面 である。

 図1に示すように、この凍結乾燥装置(1)は 円筒状の竪型チューブ(2)を備えており、この 竪型チューブ(2)の上部に気密室(3)が形成して ある。この竪型チューブ(2)は特定の寸法に限 定されないが、例えば内径は200mm以上に、好 しくは300~600mmに、より好ましくは400~600mmに 成される。またこの竪型チューブ(2)の高さ 500~4000mmに、好ましくは1000~3000mmに形成され 。

 上記の気密室(3)内には噴霧装置(4)が配置 てある。この噴霧装置(4)は、給液装置(5)の 製水タンク(6)と給液タンク(7)とに給液路(8) 介して接続してある。この給液タンク(7)内 は、例えば医薬品の水溶液など、液状の被 燥材料が収容してある。上記の給液路(8)に 給液バルブ(9)が付設してあり、この給液バ ブ(9)と上記の精製水タンク(6)の取出しバル (6a)とを開くことにより、精製水が上記の噴 霧装置(4)へ供給されて上記の気密室(3)内に散 布され、給液バルブ(9)と上記の給液タンク(7) の取出しバルブ(7a)とを開くことにより、上 の被乾燥材料(47)が上記の噴霧装置(4)へ供給 れて上記の気密室(3)内に散布される。

 上記の竪型チューブ(2)の内周面には凍結 (2a)が形成してあり、一方、この竪型チュー ブ(2)の周囲には、外部加熱装置を兼用する冷 凍装置(10)が配設してある。この冷凍装置(10) より、上記の凍結面(2a)が、例えば上記の被 乾燥材料(47)の凍結温度より低い所定温度に 御される。上記の気密室(3)は減圧路(11)を介 て減圧装置(12)に接続してあり、この減圧路 (11)に減圧路開閉弁(13)が配設してある。この 圧路開閉弁(13)を開いて上記の減圧装置(12) 駆動すると、上記の竪型チューブ(2)内が真 状態にされる。

 上記の竪型チューブ(2)内には、その中心 心に沿って内部加熱装置(41)が配置してある 。この内部加熱装置(41)は内外二重管構造で 内部に熱媒流路(42)が形成してある。またこ 内部加熱装置(41)の外周面には、縦長で円筒 状の輻射面(43)が、前記の凍結面(2a)に対面さ て形成してある。この輻射面(43)は、上記の 熱媒流路(42)に温水や熱水、あるいは加熱蒸 などの熱媒を流通させることで加熱され、 れによりこの輻射面(43)から上記の凍結面(2a) に対して輻射熱が放出される。上記の熱媒流 路(42)は、竪型チューブ(2)の外側に配置した 度制御装置(44)に接続されており、竪型チュ ブ(2)内に配置した温度センサ(45)からの検出 温度などに基づいて、この熱媒流路(42)を流 る熱媒が所定温度に制御される。

 上記の竪型チューブ(2)の下端部には上下方 のガイド筒(14)が接続してある。このガイド 筒(14)は上部の大径部(14a)と、中間部の下方ほ ど小径となる縮径部(14b)と、下部の細径部(14c )とからなる。上記の大径部(14a)の内部には粗 砕装置(15)の回転刃(16)が配置してあり、モー (17)によりこの回転刃(16)が回動される。ま 上記の細径部(14c)には第1開閉弁(18)が付設し ある。
 なお、上記の縮径部(14b)の内面は、粗砕物 滞留しない程度に傾斜させてあればよいが 垂直に近いほど上下長さが長くなるので、 えば水平面に対し60~80度、より好ましくは70~ 80度に設定される。

 上記の第1開閉弁(18)の上方には液回収路(1 9)が分岐してあり、この液回収路(19)に第2開 弁(20)と回収ポンプ(21)が付設してある。この 液回収路(19)は、前記の給液タンク(7)に接続 てあり、上記の竪型チューブ(2)内を流下し 余剰の被乾燥材料が、上記の回収ポンプ(21) より液回収路(19)を経てこの給液タンク(7)へ 戻される。

 図2に示すように、上記のガイド筒(14)の下 は、解砕・整粒装置(22)の上蓋(23)に接続して ある。この解砕・整粒装置(22)は、解砕用モ タ(24)で回動される解砕アーム(25)が内部に配 置してあり、下部に所定メッシュのスクリー ン(26)が付設してある。
 なお、上記の上蓋(23)には3本のガイド筒(14 )が接続してあり、各ガイド筒(14)の上部には それぞれ竪型チューブ(2)が接続してある。た だし本発明でこの上蓋(23)に接続される竪型 ューブ(2)は、凍結乾燥速度と、後述の粉末 填装置による充填速度とのバランスなどを 慮して設定され、1本や2本でもよく、或いは 4本以上であってもよい。

 上記の解砕・整粒装置(22)の取出口(27)の 方には粉末充填装置(28)が配置してあり、こ 粉末充填装置(28)の上蓋(29)に開口した投入 (30)と上記の取出口(27)が、第2ガイド筒(31)を して接続してある。この粉末充填装置(28)の ファンネル(32)内には、上下方向にオーガス リュウ(33)が配置してあり、このオーガスク ュウ(33)に撹拌アーム(34)が付設してある。 記のオーガスクリュウ(33)は、支持アーム(35) を介して支持台(36)に支持されており、図示 ない伝動機構により間欠回転駆動される。 記のファンネル(32)は、上記の支持アーム(35) とその下方の補助アーム(37)とに支持されて る。このファンネル(32)の下部には計量部(38) が付設してあり、この計量部(38)の下方にバ アルなどの所定の容器(39)の搬入搬出部(40)が 設けてある。

 次に、上記の凍結乾燥装置(1)の操作手順に いて説明する。
 最初に、上記の竪型チューブ(2)の凍結面(2a) を上記の冷凍装置(10)で氷点下に冷却してお 、上記の減圧路開閉弁(13)と第1開閉弁(18)と 閉じた状態で、上記の精製水タンク(6)の取 しバルブ(6a)と給液バルブ(9)とを開く。これ より、精製水が上記の噴霧装置(4)へ供給さ て上記の気密室(3)内に散布され、上記の凍 面(2a)に沿って流下して氷結し、図3に示す うに、いわゆるアイスライニング(46)が形成 れる。

 上記のアイスライニング(46)の厚みが1~2mm程 となるように所定量の精製水を供給したの 、上記の精製水タンク(6)の取出しバルブ(6a) を閉じて前記の給液タンク(7)の取出しバルブ (7a)を開く。これにより、この給液タンク(7) ら液状の被乾燥材料(47)が上記の噴霧装置(4) 供給されて上記の気密室(3)内に散布され、 記の凍結面(2a)上のアイスライニング(46)に って流下し、図3に示すように、被乾燥材料( 47)がアイスライニング(46)上でパイプ状に凍 する。このとき、竪型チューブ(2)内を下端 で流下した余剰の被乾燥材料は、前記の回 ポンプ(21)により、上記の第2開閉弁(20)から 回収路(19)を経て、上記の給液タンク(7)へ回 される。
 なお、上記の精製水やこの被乾燥材料(47)は 、上記の内部加熱装置(41)へかからないよう 、上記の噴霧装置(4)から気密室(3)の内面に けて散布される。

 上記の被乾燥材料を所定量供給し終わる 、上記の取出しバルブ(7a)と給液バルブ(9)を 閉じて噴霧装置(4)からの散布を停止する。そ して竪型チューブ(2)の下端へ流下した余剰の 被乾燥材料が液回収路(19)から給液タンク(7) 回収されたのち、上記の第2開閉弁(20)を閉じ る。その後、前記の減圧路開閉弁(13)を開い 前記の減圧装置(12)を駆動し、上記の竪型チ ーブ(2)内を所定の真空度に維持する。これ より、上記の被乾燥材料に含まれる凍結水 が昇華し、その水蒸気は減圧路(11)から排出 されて図示しないコールドトラップに捕集さ れる。

 一方、上記の内部加熱装置(41)内に所定温 度の熱媒が流通され、図3に示すように、上 の輻射面(43)から輻射熱が放出される。この 射面(43)は上記の凍結面(2a)に対面している で、上記の輻射熱はこの凍結面(2a)上に凍結 た被乾燥材料(47)の、減圧された空間に臨む 内周面側へ供給される。このとき、上記の輻 射面(43)は円筒状に形成してあるので、この 射面(43)から被乾燥材料(47)へほぼ均等に輻射 熱が供給される。

 また、上記の冷凍装置(10)が外部加熱装置 に切替えられて、この冷凍装置(10)の冷媒が えば30℃などの所定温度に加温され、この冷 凍装置(10)から竪型チューブ(2)の周壁凍結面(2 a)へ伝導熱が供給される。上記の凍結水分の 華により被乾燥材料から奪われた昇華熱は 上記の輻射熱とこの伝導熱とにより素早く 給され、これにより被乾燥材料に含まれる 結水分が引き続き昇華して、被乾燥材料が 結乾燥され、例えば含有水分量が0.1~5重量% される。その後、昇華する水分が少なくな と奪われる昇華熱も少なくなるので、被乾 材料の品温が上昇していくが、この品温を 例えば40℃以下など、被乾燥材料の品質に 影響が生じない温度以下に保持して減圧下 加熱することにより、結合水などこの被乾 材料に残留している水分が気化され、この 乾燥材料の含有水分量が、例えば0.1重量%以 となるまで十分に乾燥される。なお、この 乾燥材料の乾燥後の含有水分量は例示であ 、本発明の乾燥により得られる被乾燥材料 含有水分量は、被乾燥材料の種類などに応 て任意に設定される。

 なお、上記の内部加熱装置(41)は、大形に 形成すると、上記の輻射面(43)が被乾燥材料(4 7)に近接するうえ、この輻射面(43)を広くして 輻射熱を多く放射でき、上記の昇華熱を素早 く補給できる。しかも、竪型チューブ(2)内の 空間が狭くなるので、上記の減圧装置(12)に りこの竪型チューブ(2)内を容易に真空状態 して維持することができ、好ましい。

 上記の凍結乾燥が終了すると、竪型チュ ブ(2)の内周面に形成されていた前記のアイ ライニング(46)も昇華し消失しているので、 上記の凍結乾燥物(47)は、下部のモータ駆動 よる振動や、故意に付与された振動によっ 、竪型チューブ(2)の内周面から剥離して前 のガイド筒(14)内を落下し、前記の粗砕装置( 15)の回転刃(16)に受け止められる。

 次いで、上記の減圧装置(12)を停止して減 圧路開閉弁(13)を閉じ、さらにガイド筒(14)に 設された前記の第1開閉弁(18)を開いて、竪 チューブ(2)内やガイド筒(14)内を大気圧に戻 。そして上記のモータ(17)を駆動して回転刃 (16)を回転させ、上記の凍結乾燥物(47)に衝撃 加えて粗砕する。このとき、凍結乾燥物(47) はガイド筒(14)の下部の細径部(14c)を通過でき る程度に粗砕されればよく、過剰に細かく粉 砕する必要はない。

 上記の回転刃(16)で粗砕された粗砕物は、 上記の縮径部(14b)と細径部(14c)とを順に通過 て前記の解砕・整粒装置(22)へ重力の作用で 内され、前記の解砕アーム(25)で細かく解砕 されるとともに、前記のスクリーン(26)を透 することで所定の粒度に整粒される。

 上記の解砕・整粒装置(22)で整粒された粒 状体は、前記の第2ガイド筒(31)内を重力の作 で案内されて、前記の粉末充填装置(28)のフ ァンネル(32)内へ投入される。この粒状体は のファンネル(32)内で撹拌アーム(34)により撹 拌されるとともに、ファンネル(32)下端の計 部(38)でオーガスクリュウ(33)の回転に応じた 所定量が計量され、この計量部(38)から下方 送り出されて所定の容器(39)内へ充填される

 なお、上記の実施形態では、凍結乾燥装 の下方に解砕・整粒装置(22)と粉末充填装置 (28)とを順に配置したので、凍結乾燥から粉 充填までを一連に処理することができる。 かし本発明では凍結乾燥装置の下方に、こ らの粉末充填装置や解砕・整粒装置を接続 ないものであってもよい。例えば粉末充填 置を省略した場合、解砕・整粒装置の第2ガ ド筒の下方にバルク缶などの回収容器が配 され、解砕・整粒された粉末がこの回収容 に収容されて、例えば別に設けた粉末充填 程などへ搬送される。また、この解砕整粒 置を省略した場合には、凍結乾燥装置のガ ド筒の下方に回収容器が配置され、凍結乾 後に粗砕された粗砕物がこの回収容器に収 されて次の工程へ搬送される。

 上記の実施形態で説明した凍結乾燥装置 、本発明の技術的思想を具体化するために 示したものであり、竪型チューブや内部加 手段、給液手段、噴霧装置、冷凍手段、減 手段、液回収路、粗砕手段、その他の部材 構造や形状、配置等は、この実施形態のも に限定するものではなく、本発明の特許請 の範囲内において種々の変更を加え得るも であり、また、上記の被乾燥材料の凍結厚 なども特定の寸法に限定されないことはい までもない。

 例えば上記の実施形態では、被乾燥材料 凍結面へ供給するに先立って、精製水によ アイスライニングを形成したので、凍結乾 が完了すると凍結乾燥物が竪型チューブの 周面から剥離して落下する。しかし本発明 は、被乾燥材料の凍結乾燥物が竪型チュー の内周面から容易に剥離する場合は、上記 精製水による氷層の形成を省略することも 能である。

 また上記の実施形態では二重管構造の内 加熱装置を用いたが、本発明では螺旋状の 媒流路を用いてもよく、さらには電気ヒー など流体以外の熱源を用いることも可能で る。また、上記の輻射面の形状は円筒状の のが好ましいが、これに限定されないこと いうまでもない。

 さらに上記の実施形態では上記の冷凍手 を外部加熱装置に兼用したが、本発明では 凍手段とは別に外部加熱装置を備えてもよ 、内部加熱手段から十分に昇華熱を補給で る場合は、この外部加熱手段を省略するこ も可能である。

 また上記の各実施形態や変形例では、凍結 燥した被乾燥材料をガイド筒で案内して粗 したが、例えば竪型チューブの下部にジェ トノズルを組み込んで、噴出されるエアー より粗砕してもく、或いは他の粉砕装置を み込んでもよい。
 また上記の実施形態では凍結乾燥装置の下 に解砕・整粒装置や混合・供給装置、粉末 填装置などを配置して接続したが、本発明 凍結乾燥装置は解砕・整粒手段のみを接続 てもよく、或いはこれらの接続を省略して よい。この場合は、粗砕物や整粒された粉 体をバルク缶等で搬送することが可能であ 。

 本発明の凍結乾燥装置は、液状の被乾燥 料を凍結したのち効率よく短時間で凍結乾 でき、生産効率を大幅に高めることができ ので、医薬品の凍結乾燥粉末の製造に特に 適に用いられるが、他の分野の凍結乾燥粉 の製造にも好適に用いられる。