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Title:
FUEL GAS PURIFICATION APPARATUS, POWER GENERATION SYSTEM, AND FUEL SYNTHESIS SYSTEM
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/098936
Kind Code:
A1
Abstract:
An apparatus which comprises: a carbonizer (1) which pyrolyzes a biomass to yield a pyrolysis gas and a carbonization product; a furnace (2) in which the carbonization product supplied from the carbonizer (1) is burned; a closed vessel (3) which is disposed in the furnace (2) and holds therein a carbonate (4) which has been melted by the heat generated by the carbonization product burned in the furnace (2); an introduction pipe (5) disposed so that the pyrolysis gas is introduced into the molten carbonate (4) in the closed vessel (3); and a fuel gas supply pipe (6) disposed so that a fuel gas, which is the pyrolysis gas sent through the introduction pipe (5), passed through the molten carbonate (4), and purified by reaction with the molten carbonate (4), is sent from the closed vessel (3) to the outside of the furnace (2).

Inventors:
KAWASE, Makoto (CENTRAL RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 2-6-1 Nagasaka, Yokosuka-sh, Kanagawa 96, 24001, JP)
河瀬 誠 (〒96 神奈川県横須賀市長坂2-6-1 財団法人電力中央研究所 エネルギー技術研究所内 Kanagawa, 24001, JP)
ICHIKAWA, Kazuyoshi (CENTRAL RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 2-6-1 Nagasaka, Yokosuka-sh, Kanagawa 96, 24001, JP)
市川 和芳 (〒96 神奈川県横須賀市長坂2-6-1 財団法人電力中央研究所 エネルギー技術研究所内 Kanagawa, 24001, JP)
Application Number:
JP2009/050811
Publication Date:
August 13, 2009
Filing Date:
January 21, 2009
Export Citation:
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Assignee:
CENTRAL RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY (6-1 Otemachi 1-chome, Chiyoda-ku Tokyo, 26, 10081, JP)
財団法人電力中央研究所 (〒26 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 Tokyo, 10081, JP)
KAWASE, Makoto (CENTRAL RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 2-6-1 Nagasaka, Yokosuka-sh, Kanagawa 96, 24001, JP)
河瀬 誠 (〒96 神奈川県横須賀市長坂2-6-1 財団法人電力中央研究所 エネルギー技術研究所内 Kanagawa, 24001, JP)
ICHIKAWA, Kazuyoshi (CENTRAL RESEARCH INSTITUTE OF ELECTRIC POWER INDUSTRY 2-6-1 Nagasaka, Yokosuka-sh, Kanagawa 96, 24001, JP)
International Classes:
C10K1/00; B09B3/00; C10J3/00; C10K1/02; C10K1/08; F02C3/28; F02D19/02; H01M8/06
Attorney, Agent or Firm:
KURIHARA, Hiroyuki et al. (Kurihara International Patent Office, Iwasaki Bldg. 6F3-15, Hiroo 1-chome, Shibuya-ku, Tokyo 12, 15000, JP)
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Claims:
 バイオマスを熱分解して熱分解ガス及び炭化物を生成する炭化機と、
 前記炭化機により生成された炭化物が供給されると共に該炭化物を燃焼する火炉と、
 前記火炉内で燃焼した前記炭化物の熱により溶融した溶融炭酸塩を収容する密閉容器と、
 前記炭化機で生成された前記熱分解ガスを前記密閉容器の前記溶融炭酸塩中に導入するように配設された導入管と、
 前記導入管から送られて前記溶融炭酸塩を流通した熱分解ガスが前記溶融炭酸塩との反応により精製されたものである燃料ガスを前記密閉容器内から前記火炉外部へ送るように配設された燃料ガス供給管とを具備する
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1に記載する燃料ガス精製設備において、
 前記炭化機は、前記火炉の廃熱により前記バイオマスの熱分解をするように構成されている
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1又は請求項2に記載する燃料ガス精製設備において、
 前記密閉容器は前記火炉内に配設されている
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1~請求項3の何れか一項に記載する燃料ガス精製設備において、
 前記溶融炭酸塩に水酸化物を供給する水酸化物供給手段を具備する
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1~請求項4の何れか一項に記載する燃料ガス精製設備において、
 前記溶融炭酸塩には、触媒が含まれている
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1~請求項5の何れか一項に記載する燃料ガス精製設備において、
 前記溶融炭酸塩を流通した熱分解ガスの気泡を細分する気泡細分手段を備える
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1~請求項6の何れか一項に記載する燃料ガス精製設備において、
 前記炭化機は、前記火炉の外面に当接している
ことを特徴とする燃料ガス精製設備。
 請求項1~請求項7の何れか一項に記載する燃料ガス精製設備と、
 前記燃料ガス供給管からの燃料ガスを用いて発電する発電手段とを具備する
ことを特徴とする発電システム。
 請求項8に記載する発電システムにおいて、
 前記発電手段は、前記燃料ガス供給管からの燃料ガスが送られる燃料極を備えた高温型の燃料電池を備える
ことを特徴とする発電システム。
 請求項8に記載する発電システムにおいて、
 前記発電手段は、前記燃料ガス供給管からの燃料ガスにより作動するガスエンジンと、該ガスエンジンの作動により発動する発電機とを備える
ことを特徴とする発電システム。
 請求項8に記載する発電システムにおいて、
 前記発電手段は、前記燃料ガス供給管からの燃料ガスを燃焼するタービン燃焼器と、該タービン燃焼器からの燃焼ガスの膨張により動力を得ることで発電機の駆動を行うガスタービンとを備える
ことを特徴とする発電システム。
 請求項8~請求項11の何れか一項に記載する発電システムにおいて、
 前記炭化機は、前記発電手段の廃熱により前記バイオマスの熱分解をするように構成されている
ことを特徴とする発電システム。
 請求項1~請求項7の何れか一項に記載する燃料ガス精製設備と、
 前記燃料ガス供給管からの燃料ガスから液体燃料を合成する液体燃料合成装置と、
 前記火炉外部へ供給される燃料ガスの水分の比率を調節し得るように前記炭化機又は前記密閉容器内に水を供給する水分供給手段とを具備する
ことを特徴とする燃料合成システム。
 請求項13に記載する燃料合成システムにおいて、
 前記炭化機は、前記液体燃料合成装置の廃熱により前記バイオマスの熱分解をするように構成されている
ことを特徴とする燃料合成システム。
Description:
燃料ガス精製設備、発電システ 及び燃料合成システム

 本発明は、燃料ガス精製設備、発電シス ム及び燃料合成システムに関し、特に、バ オマスをガス化することにより生じる熱分 ガスに含まれる未燃分、灰分、不純物等を 去、精製し、精製して得られた燃料ガスを 用する場合に適用して有用なものである。

 近年、バイオマスをエネルギーとして利 することが注目されている。バイオマスの ネルギーの利用方法としては、バイオマス 直接燃焼させて熱・電気エネルギーを得る 法、または熱分解によって燃料ガスを得る 法等が知られている。

 図7は、従来技術に係るバイオマスから燃 料ガスを精製する燃料ガス精製設備を備える 発電システムの概略構成図である。

 図示するように、炭化機1は、供給された バイオマスを加熱して熱分解ガスと炭化物と を生成し、これらを火炉2内に供給する。火 2は、下部のガス化・燃焼部と、上部のガス 質部とから構成されている。下部のガス化 燃焼部では、炭化機1から供給された炭化物 が別途供給された空気又は酸素により部分燃 焼されることにより高温ガスが発生し、該高 温ガスは上部のガス改質部へと導かれる。上 部のガス改質部では、炭化機1から供給され 熱分解ガスが、高温ガスによる高温場で改 されて、灰分・不純物を含む粗ガスが製造 れる。そして、粗ガスは、ガス精製装置10に より脱硫・脱塵され、一酸化炭素や水素を主 成分とする燃料ガスが精製される。

 このようにして製造された燃料ガスは、 えばガスタービンや燃料電池等から構成さ る発電手段20に供給され、発電手段20は、こ の燃料ガスを用いて発電する。他にも、燃料 ガスは、合成液体燃料の原料としても用いら れる。

 なお、発電手段20で生じた廃熱は、炭化 1に送られてバイオマスを加熱する熱源とし 利用されている。

 ここで、従来のガス精製装置10は、粗ガ 中の灰分、タール、不純物を除去するため 、脱塵装置、COS変換装置、脱硫装置、ガス 却装置、ガス洗浄装置等から構成されてい 。このため、ガス精製を行うための設備構 が複雑化し、設備の運用性を高めることが 難で、コストが高くなっていた。

 また、火炉2のガス化・燃焼部で炭化物を 燃焼するために、空気や窒素を外部から火炉 2に供給しているので、燃料ガス(粗ガス)がこ れらの空気や窒素等で希釈され、燃料ガスの 単位体積あたりのカロリーが低下してしまう 。

 なお、上記従来技術と同種の技術を開示 る刊行物として次の特許文献1が存在する。

特開2006-2042号公報

 本発明は、かかる事情に鑑み、バイオマ から高カロリーの燃料ガスを精製し得る簡 な構成の燃料ガス精製設備を提供すること 目的とする。また、バイオマスから高カロ ーの燃料ガスを精製し得る簡素な構成の燃 ガス精製設備を有する発電システム、及び 料合成システムを提供することを目的とす 。

 上記目的を達成するための本発明の第1の 態様は、バイオマスを熱分解して熱分解ガス 及び炭化物を生成する炭化機と、前記炭化機 により生成された炭化物が供給されると共に 該炭化物を燃焼する火炉と、前記火炉内に配 設されると共に前記火炉内で燃焼した前記炭 化物の熱により溶融した溶融炭酸塩を収容す る密閉容器と、前記炭化機で生成された前記 熱分解ガスを前記密閉容器の前記溶融炭酸塩 中に導入するように配設された導入管と、前 記導入管から送られて前記溶融炭酸塩を流通 した熱分解ガスが前記溶融炭酸塩との反応に より精製されたものである燃料ガスを前記密 閉容器内から前記火炉外部へ送るように配設 された燃料ガス供給管とを具備することを特 徴とする燃料ガス精製設備にある。

 かかる第1の態様では、バイオマスから熱 分解ガスと炭化物とが生成され、熱分解ガス は溶融炭酸塩で精製されて燃料ガスとなる。 この燃料ガスは、単位体積あたりのカロリー が従来よりも高いものとなる。この際、火炉 で燃焼された炭化物の熱により密閉容器中で 熱分解ガスの精製が行われるので、従来のよ うな大掛かりなガス精製装置を設ける必要が ない。これにより、発電システムの低コスト 化を図ることができる。

 本発明の第2の態様は、第1の態様に記載 る燃料ガス精製設備において、前記炭化機 、前記火炉の廃熱により前記バイオマスの 分解をするように構成されていることを特 とする燃料ガス精製設備にある。

 かかる第2の態様では、火炉の廃熱を炭化 物の熱分解に有効利用するため、燃料ガス精 製設備全体のエネルギー効率を向上すること ができる。

 本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様 記載する燃料ガス精製設備において、前記 閉容器は前記火炉内に配設されていること 特徴とする燃料ガス精製設備にある。

 かかる第3の態様では、密閉容器は火炉内 に配設されているので、火炉内で燃焼された 炭化物の熱エネルギーが最も効率的に密閉容 器の炭酸塩に与えられる。また、密閉容器が 火炉内に配設されていることから、火炉外部 にガス精製設備を一切設ける必要がないため 、全体の省スペース化を図ることができる。

 本発明の第4の態様は、第1~第3の態様の何 れか一つに記載する燃料ガス精製設備におい て、前記溶融炭酸塩に水酸化物を供給する水 酸化物供給手段を具備することを特徴とする 燃料ガス精製設備にある。

 かかる第4の態様は、水酸化物供給手段に より密閉容器中の溶融炭酸塩に水酸化物が供 給されると、溶融炭酸塩または燃料ガス(熱 解ガス)に含まれる二酸化炭素と水酸化物と 反応して、炭酸塩が生成される。すなわち 密閉容器に水酸化物を供給すると、密閉容 に炭酸塩を供給したのと同様の効果が得ら る。また、水酸化物は二酸化炭素を吸収し 炭酸塩となるので、二酸化炭素の排出量を 減することができる。

 本発明の第5の態様は、第1~第4の何れか一 つの態様に記載する燃料ガス精製設備におい て、前記溶融炭酸塩には、触媒が含まれてい ることを特徴とする燃料ガス精製設備にある 。

 かかる第5の態様では、溶融炭酸塩に含ま れる触媒により、熱分解ガスと溶融炭酸塩と の化学反応が促進される。これにより、熱分 解ガスをより早く精製することができる。

 本発明の第6の態様は、第1~第5の何れか一 つの態様に記載する燃料ガス精製設備におい て、前記溶融炭酸塩を流通した熱分解ガスの 気泡を細分する気泡細分手段を備えることを 特徴とする燃料ガス精製設備にある。

 かかる第6の態様では、溶融炭酸塩に導入 された熱分解ガスの気泡が気泡細分手段によ り細分化され、気泡の表面積は、細分化前に 比べて大きくなる。この表面積が大きくなっ た分だけ、熱分解ガスの気泡は、より大きな 接触面積で溶融炭酸塩と接触することになる 。このため、熱分解ガスと溶融炭酸塩との反 応が促進され、より早く熱分解ガスを精製す ることができる。

 本発明の第7の態様は、第1~第6の何れか一 つの態様に記載する燃料ガス精製設備におい て、前記炭化機は、前記火炉の外面に当接し ていることを特徴とする燃料ガス精製設備に ある。

 かかる第7の態様では、火炉の廃熱が炭化 機に直接的に伝熱するようになっている。こ のため、熱交換機等を介して間接的に火炉の 廃熱を利用する場合よりも効率的に火炉の廃 熱を炭化機の熱源として有効利用することが できる。これにより、燃料ガス精製設備全体 の熱効率を向上させることができる。

 本発明の第8の態様は、第1~第7の態様の何 れか一つに記載する燃料ガス精製設備と、前 記燃料ガス供給管からの燃料ガスを用いて発 電する発電手段とを具備することを特徴とす る発電システムにある。

 かかる第8の態様では、燃料ガス精製設備 で精製された高カロリーの燃料ガスを用いて 発電することができる。

 本発明の第9の態様は、第8の態様に記載 る発電システムにおいて、前記発電手段は 前記燃料ガス供給管からの燃料ガスが送ら る燃料極を備えた高温型の燃料電池を備え ことを特徴とする発電システムにある。

 かかる第9の態様では、高い運転温度を要 する溶融炭酸塩形燃料電池や固体酸化物形燃 料電池に高カロリーの燃料ガスを供給するこ とができる。

 本発明の第10の態様は、第8の態様に記載 る発電システムにおいて、前記発電手段は 前記燃料ガス供給管からの燃料ガスにより 動するガスエンジンと、該ガスエンジンの 動により発動する発電機とを備えることを 徴とする発電システムにある。

 かかる第10の態様では、ガスエンジンを いて発電することができる。

 本発明の第11の態様は、第8の態様に記載 る発電システムにおいて、前記発電手段は 前記燃料ガス供給管からの燃料ガスを燃焼 るタービン燃焼器と、該タービン燃焼器か の燃焼ガスの膨張により動力を得ることで 電機の駆動を行うガスタービンとを備える とを特徴とする発電システムにある。

 かかる第11の態様では、ガスタービンを いて発電することができる。

 本発明の第12の態様は、第8~第11の何れか つの態様に記載する発電システムにおいて 前記炭化機は、前記発電手段の廃熱により 記バイオマスの熱分解をするように構成さ ていることを特徴とする発電システムにあ 。

 かかる第12の態様では、発電手段の廃熱 炭化物の熱分解に有効利用するため、発電 ステム全体のエネルギー効率を向上するこ ができる。

 本発明の第13の態様は、第1~第7の何れか つの態様に記載する燃料ガス精製設備と、 記燃料ガス供給管からの燃料ガスから液体 料を合成する液体燃料合成装置と、前記火 外部へ供給される燃料ガスの水分の比率を 節し得るように前記炭化機又は前記密閉容 内に水を供給する水分供給手段とを具備す ことを特徴とする燃料合成システムにある

 かかる第13の態様では、水分供給手段を 節することで、燃料ガスの一酸化炭素と水 との比率を、合成する液体燃料に適した比 とすることができる。これにより、所望の 体燃料を製造し得る。

 本発明の第14の態様は、第13の態様に記載 する燃料合成システムにおいて、前記炭化機 は、前記液体燃料合成装置の廃熱により前記 バイオマスの熱分解をするように構成されて いることを特徴とする燃料合成システムにあ る。

 かかる第14の態様では、液体燃料合成装 の廃熱を炭化物の熱分解に有効利用するた 、燃料合成システム全体のエネルギー効率 向上することができる。

 本発明によれば、バイオマスから高カロ ーの燃料ガスを精製し得る簡素な構成の燃 ガス精製設備が提供される。更に、該燃料 ス精製設備を有する発電システム、及び燃 合成システムが提供される。

実施形態1に係る燃料ガス精製設備を備 える発電システムの概略構成図である。 実施形態2に係る燃料ガス精製設備を備 える燃料合成システムの概略構成図である。 実施形態3に係る炭化機及び火炉の概略 斜視図である。 実施形態3に係る燃料ガス精製設備を備 える発電システムの概略構成図である。 実施形態4に係る燃料ガス精製設備を備 える発電システムの概略構成図である。 実施形態4に係る燃料ガス精製設備を備 える発電システムの概略構成図である。 従来技術に係るバイオマスから燃料ガ を精製する燃料ガス精製設備を備える発電 ステムの概略構成図である。

符号の説明

1、1A   炭化機
2      火炉
2a     ガス化・燃焼部
2b     容器配置部
3      密閉容器
4      溶融炭酸塩(炭酸塩)
5      導入管
6      燃料ガス供給管
7      炭化物導入管
8      水酸化ナトリウム供給手段
10     ガス精製装置
20     発電手段
30     液体燃料合成装置
31     水分供給手段
41      上側固定部
42      下側固定部
43      本体部
44      内部空間
45      スクリュー羽根
46      バイオマス導入管
47      バイオマス
50      攪拌機(気泡細分手段)

 〈実施形態1〉
 以下、本発明を実施するための最良の形態 ついて説明する。なお、本実施形態の説明 例示であり、本発明は以下の説明に限定さ ない。

 図1は、実施形態1に係る燃料ガス精製設 を備える発電システムの概略構成図である

 図示するように、実施形態1に係る燃料ガ ス精製設備は、バイオマスを熱分解する炭化 機1と、炭化物を燃焼する火炉2と、火炉2内に 配設された密閉容器3と、炭化機1から熱分解 スを密閉容器3内に導入する導入管5と、炭 機1から炭化物を火炉2に導入する炭化物導入 管7と、密閉容器3で精製された燃料ガスを発 手段20に供給する燃料ガス供給管6と、密閉 器3に水酸化ナトリウム(NaOH)を供給する水酸 化ナトリウム供給手段8(図では、「NaOH供給手 段」と表記した。)とを具備している。

 炭化機1には、木質系バイオマス、都市ゴ ミ等の廃棄物系バイオマスおよびこれらの混 合バイオマス等が供給される。炭化機1は、 イオマスを蒸し焼きして熱分解し、熱分解 スと炭化物とを生成する。熱分解ガスは、 イオマス中の揮発分から構成され、主に一 化炭素、水素、水、炭化水素、タール等か なる。一方、炭化物は、炭素、炭等のいわ るチャーである。

 火炉2は、内部が空洞になっており、下部 のガス化・燃焼部2aと、上部の容器配置部2b から構成されている。ガス化・燃焼部2aでは 、炭化機1から炭化物導入管7を介して供給さ た炭化物が、ガス化・燃焼部2aに別途導入 れた空気又は酸素により燃焼されることに り高温ガスが発生し、該高温ガスは上部の 器配置部2bへと導かれる。なお、燃焼した炭 化物のうち比較的融点の低い灰分は、火炉2 部から溶融スラグとして排出される。

 火炉2の容器配置部2bには、密閉容器3が配 設されている。密閉容器3の内部は火炉2内部 空間とは隔てられており、該内部には炭酸 4が収容されている。密閉容器3は、前記し 高温ガスが充満した容器配置部2bに配設され ているため、密閉容器3内の炭酸塩4は高温ガ の熱により加熱され、溶融する。以後、こ 溶融した炭酸塩4を溶融炭酸塩4という。

 本発明の溶融炭酸塩4としては、炭酸リチウ ム(Li 2 CO 3 )、炭酸ナトリウム(Na 2 CO 3 )、炭酸カリウム(K 2 CO 3 )等の各種アルカリ金属炭酸塩を、単独又は 数混合したものを用いることができる。ま 、上記アルカリ金属炭酸塩の他に、マグネ ウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr )、バリウム(Ba)、セリウム(Ce)等の炭酸塩を溶 融炭酸塩として用いることも可能である。

 炭化機1と密閉容器3とは、導入管5を介し 接続されている。導入管5の一端は、炭化機 1で精製された熱分解ガスが導入されるよう 炭化機1の上部に配され、導入管5の他端は、 密閉容器3内の溶融炭酸塩4中に配されている 炭化機1で生じた熱分解ガスは、導入管5を して密閉容器3内の溶融炭酸塩4中に供給され る。

 このように導入管5を介して送られた熱分 解ガスは、密閉容器3中の溶融炭酸塩4を流通 る。このとき、熱分解ガスは溶融炭酸塩4と の反応により、次に詳言するように、不純物 が取り除かれ、熱分解ガスから燃料ガスが精 製される。

 熱分解ガス中における代表的な不純物元素 しては、硫黄(S)分、ハロゲン(F、Cl)分、窒 (N)が挙げられ、これらの元素から高温の還 雰囲気では、硫化水素(H 2 S)、塩化水素(HCl)、フッ化水素(HF)、アンモニ (NH 3 )等の代表的な不純物ガスが発生する。

 本実施形態における溶融炭酸塩4(ここでは ルカリ金属炭酸塩、M 2 CO 3 、M=Li、Na、K)を用いた上記不純物の除去メカ ズムを以下に説明する。

 還元雰囲気下で生じたH 2 Sは、S 2― として溶融炭酸塩4中に取り込まれ、硫化ア カリ金属(M 2 S)として、HCl、HFは、Cl 、F として溶融炭酸塩4に取り込まれ、塩素分は 化アルカリ金属(MCl)として、フッ素分はフッ 化アルカリ金属(MF)として捕捉される。

 また、炭化機1から導入される熱分解ガス に含まれる未燃分、灰分は、溶融炭酸塩4が 体であるため、密閉容器3内で集塵可能であ 。更に熱分解ガスに含まれるタールも同様 、溶融炭酸塩4と反応し、分解される。

 このように、炭化機1で生じた熱分解ガス は溶融炭酸塩4により精製され、一酸化炭素 水素を主成分とする燃料ガスが精製される

 なお、溶融炭酸塩4には、触媒が含まれて いてもよい。触媒により熱分解ガスと溶融炭 酸塩4との化学反応が促進され、熱分解ガス より早く精製することができる。この触媒 しては、金属、合金、金属酸化物、又はニ ケルセラミックスを用いることができる。 属の例としては、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、鉄(Fe )、バナジウム(V)、タングステン(W)、チタン(T i)、コバルト(Co)、錫(Sn)、マグネシウム(Mg)、 テニウム(Ru)、パラジウム(Pd)、亜鉛(Zn)を挙 ることができる。合金は、これらの金属の2 種以上からなり、金属酸化物は、これらの金 属がそれぞれ酸化したもの若しくはこれらの 金属の2種以上が酸化したものである複合酸 物である。触媒は、粉体として溶融炭酸塩4 含まれていることが好ましい。

 一方、密閉容器3と発電手段20とは、燃料 ス供給管6を介して接続されている。燃料ガ ス供給管6の一端は、密閉容器3内の上部に配 れ、燃料ガス供給管6の他端は発電手段20に 続されている。この燃料ガス供給管6を介し て、密閉容器3内で精製された燃料ガスは火 2外部の発電手段20に供給される。

 発電手段20は、例えば、燃料ガス供給管6 らの燃料ガスが送られる燃料極を備えた溶 炭酸塩形燃料電池(MCFC)から構成されている MCFCは、一般に、燃料電池の中でも、高効率 で、かつ一酸化炭素を燃料として利用可能な ものである。

 なお、発電手段20としては、燃料ガス供 管6からの燃料ガスを用いて発電するもので れば特に限定されない。例えば、発電手段2 0は、燃料ガス供給管6からの燃料ガスにより 動するガスエンジンと、該ガスエンジンの 動により発動する発電機とから構成されて てもよい。他にも、発電手段20は、燃料ガ 供給管6からの燃料ガスを燃焼するタービン 焼器と、該タービン燃焼器からの燃焼ガス 膨張により動力を得ることで発電機の駆動 行うガスタービンとから構成されていても い。

 また、発電手段20と炭化機1とは、発電手 20で生じた廃熱が、熱交換器(図示せず)等を 介して、バイオマスを加熱する炭化機1の熱 となるように構成されている。これにより 発電システム全体のエネルギーの効率を改 できる。また、火炉2と炭化機1とは、火炉2 生じた廃熱が、熱交換器(図示せず)等を介し て、バイオマスを加熱する炭化機1の熱源と るように構成されている。これにより、更 発電システム全体のエネルギー効率を改善 きる。

 水酸化物供給手段の一例である水酸化ナ リウム供給手段8は、溶融炭酸塩4に水酸化 トリウムを供給するよう構成されている。 融炭酸塩4に水酸化ナトリウムが供給される 、溶融炭酸塩4中の二酸化炭素が水酸化ナト リウムと反応して、炭酸ナトリウム(炭酸塩) 生成される。

 ちなみに、水酸化ナトリウムを供給する となく溶融炭酸塩4で燃料ガスの精製を続け ると、密閉容器3では、硫黄アルカリ金属等 蓄積され、溶融炭酸塩4が減少するので、密 容器3の溶融炭酸塩4を適宜取替える必要が る。例えば、密閉容器3内部と外部とを接続 る排出管(図示せず)を介して、密閉容器3内 溶融炭酸塩4や硫黄アルカリ金属等を外部へ 排出すると共に、新たな炭酸塩を密閉容器3 供給する必要がある。しかしながら、本発 の燃料ガス精製設備では、水酸化ナトリウ を溶融炭酸塩4に適宜供給することで、溶融 酸塩4で燃料ガスを精製しつつ、密閉容器3 炭酸塩を供給したのと同様の効果を得られ 。さらに、溶融炭酸塩4又は燃料ガス(熱分解 ガス)に含まれる二酸化炭素は水酸化ナトリ ムに吸収されて炭酸ナトリウムとなるので 二酸化炭素の排出量を低減することができ 。

 また、密閉容器3の溶融炭酸塩4を取替え 際には、上記のように溶融炭酸塩4に水酸化 を供給して間接的に炭酸塩を供給する場合 限定されず、直接炭酸塩を密閉容器3内に供 給してもよい。なお、ここでいう炭酸塩は、 水分や重曹を含んでいてもよい。

 また、水酸化物供給手段としては、水酸 ナトリウムを供給するものに限られず、水 化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化 リウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロ チウム、水酸化バリウム、又は水酸化セリ ムを供給するものであってもよい。要する 、水酸化物供給手段は、溶融炭酸塩4中の二 酸化炭素と反応して炭酸塩を生成しうる水酸 化物を密閉容器3内の溶融炭酸塩4に供給する うに構成されていればよい。

 以上に説明した構成の燃料ガス精製設備 備える発電システムでは、炭化機1によって バイオマスから熱分解ガスと炭化物とが生成 され、炭化物は密閉容器3内の炭酸塩を溶融 せて溶融炭酸塩4を形成するために燃焼され 一方、熱分解ガスは溶融炭酸塩4で精製され て燃料ガスとなり、燃料ガスは発電手段20に 給される。

 このように火炉2内に配設された密閉容器 3内で、熱分解ガスの精製が行われるので、 料ガスを精製する装置を火炉2外部に設ける 要がない。これにより、発電システムの省 ペース化を図ることができる。また、従来 術のガス精製装置10の如く複雑な構成の装 が不要となるため、設備の運用性を高める とができ、更に、このような装置が不要と る分、発電システムに係るコストを削減で る。なお、本実施形態では、密閉容器3は火 2内に配設されていたが、必ずしも火炉2内 配設する必要はない。例えば、密閉容器の 体又は一部を火炉2外部に配設し、火炉2で燃 焼された炭化物の熱エネルギーを、熱交換器 等を介して火炉2外部に配設された密閉容器 供給してもよい。この場合でも、高カロリ の燃料ガスが精製され、この燃料ガスを用 て発電できる。

 更に、火炉2内部の空間とは隔てられた密 閉容器3内部で熱分解ガスから燃料ガスに精 されるため、燃料ガスは、炭化物の燃焼に いられる空気や窒素などにより希釈される とはない。また前記したように、燃料ガス 不純物が取り除かれている。これらのこと ら、単位体積あたりのカロリーが従来より 高い燃料ガスを燃料ガス供給管6から供給す ことができる。このように、本発明の燃料 ス精製設備は、高カロリーの燃料ガスを精 するので、特に、高温型の燃料電池、例え 溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)や固体酸化物形 料電池(SOFC)を発電手段として用いる発電シ テムに適用して有用である。

 〈実施形態2〉
 実施形態1では、燃料ガス精製設備により製 造された燃料ガスを発電手段20に供給するよ 構成した発電システムについて説明したが 本実施形態では、燃料ガスを原料として液 燃料を合成する燃料合成システムについて 明する。

 図2は、実施形態2に係る燃料ガス精製設 を備える燃料合成システムの概略構成図で る。なお、実施形態1と同一のものには同一 符号を付し、重複する説明は省略する。

 本実施形態と実施形態1との相違点は、燃 料ガス供給管6から供給される燃料ガスを原 として液体燃料を合成する液体燃料合成装 30と、炭化機1に水分を供給する水分供給手 31とを具備する点にある。

 液体燃料合成装置30は、燃料ガスからメ ノール、ジメチルエーテル、ガソリン、灯 、軽油等の炭化水素液体燃料を合成する装 である。この液体燃料は、一般に、水素と 酸化炭素を主成分とするガスを反応に適し 温度、圧力とし、触媒の存在下で合成反応 せることにより得られることが知られてい 。

 水分供給手段31は、炭化機1内部に水分を 給するように構成されている。炭化機1内部 に水分を供給する量を調節することで、燃料 ガス供給管6から液体燃料合成装置30に供給さ れる燃料ガスの水分の比率を調節することが 可能となっている。このようにして本実施形 態の燃料合成システムで製造された燃料ガス は、燃料ガスを構成する一酸化炭素と水素と の比率が所望の比率に設定されたものとなっ ている。

 どの種別の液体燃料を合成するかは、原 となる一酸化炭素と水素との比率により決 る。したがって、特定の液体燃料を合成す 場合は、燃料ガスの一酸化炭素と水素との 率が、当該液体燃料に適した比率となるよ に、水分供給手段31を調節すればよい。こ ように、本実施形態の燃料合成システムは 所望する種別の液体燃料を製造し得る柔軟 を有している。

 なお、水分供給手段31は、炭化機1内部に 分を供給する場合に限定されず、例えば密 容器3内でもよいし、導入管5や燃料ガス供 管6に対して水分を供給してもよい。要する 、水分供給手段31は、液体燃料合成装置30に 燃料ガスが供給される前に、燃料ガス(熱分 ガス)に水分を添加できる構成であればよい

 また、火炉2と炭化機1とは、火炉2で生じ 廃熱が、熱交換器(図示せず)等を介して、 イオマスを加熱する炭化機1の熱源となるよ に構成されている。これにより、更に燃料 成システム全体のエネルギー効率を改善で る。

 〈実施形態3〉
 実施形態1及び実施形態2では、炭化機1は、 炉2から離れて設けられ、火炉2の廃熱が熱 換機等を介して間接的に炭化機1に与えられ ように構成されていたが、このような場合 限定されない。

 図3は、実施形態3に係る炭化機及び火炉 概略斜視図であり、図4は、実施形態3に係る 燃料ガス精製設備を備える発電システムの概 略構成図である。なお、実施形態1と同一の のには同一の符号を付し、重複する説明は 略する。

 図3及び図4に示すように、炭化機1Aは、円 筒状に形成されており、その内面が火炉2の 面に当接するように火炉2に取り付けられて る。

 具体的には、炭化機1Aは、上側固定部41と 下側固定部42と本体部43とから構成されてい 。上側固定部41及び下側固定部42は、火炉2に 固定されており、本体部43は、これらの上側 定部41と下側固定部42とに支持されている。

 本体部43は、円筒状に形成されており、 の内面が火炉2の外面に当接している。また 本体部43と上側固定部41との間、及び本体部 43と下側固定部42との間にはベアリング(図示 ず)が設けられており、本体部43は火炉2を中 心として回動し、本体部43の内面は、火炉2の 外面を摺動するようになっている。

 このように、本体部43は火炉2に当接して るので、火炉2の廃熱が本体部43のバイオマ 47が投入される内部空間44に直接的に伝熱す るようになっている。このため、熱交換機等 を介して間接的に火炉2の廃熱を利用する場 よりも効率的に火炉2の廃熱を炭化機1Aの熱 として有効利用することができる。

 また、本体部43の内部空間44には、火炉2 中心とする螺旋状に形成されたスクリュー 根45が設けられている。スクリュー羽根45は 内部44に連通するバイオマス導入管46からバ イオマス47を受け取り、本体部43と一緒に回 することで、受け取ったバイオマス47をゆっ くりと本体部43の下部に搬送する。このため バイオマス47に十分な熱を与えることがで 、より確実に熱分解ガスを得ることができ 。

 なお、本体部43には、導入管5が連通して り、この導入管5を介して熱分解ガスが密閉 容器3の溶融炭酸塩4に導かれるようになって る。また、本体部43には、炭化物導入管7も 通しており、この炭化物導入管7を介して炭 化物が火炉2に導かれるようになっている。

 以上に説明したように、本実施形態に係 燃料ガス精製設備を備える発電システムで 、炭化機1Aが火炉2に当接しているため、火 2の廃熱が直接的に炭化機1Aの熱源として用 られるようになっている。このため、火炉2 の廃熱を効率よく利用することができ、燃料 ガス精製設備ないしは発電システム全体の熱 効率を向上することができる。

 なお、本実施形態では、燃料ガス精製設 を備える発電システムについて説明したが 燃料合成システムにおいても、炭化機を火 に当接させてもよい。この場合においても 火炉2の廃熱を効率よく利用することができ 、燃料合成システム全体の熱効率を向上する ことができる。

 〈実施形態4〉
 実施形態1~実施形態3では、熱分解ガスは溶 炭酸塩4と反応することで精製されたが、こ の反応を促進するために密閉容器3に気泡細 手段を設けてもよい。

 図5は、実施形態4に係る燃料ガス精製設 を備える発電システムの概略構成図である なお、実施形態3と同一のものには同一の符 を付し、重複する説明は省略する。

 図示するように、密閉容器3には、気泡細 分手段の一例である攪拌機50が取り付けられ いる。攪拌機50は、動力部(図示せず)と、こ の動力部に取り付けられたシャフト51と、シ フト51の先端に取り付けられたプロペラ52と から構成されている。シャフト51は、プロペ 52が密閉容器3の溶融炭酸塩4内に浸された状 態で密閉容器3に取り付けられている。これ より、動力部による駆動によりシャフト51が 回動し、これに伴いプロペラ52が溶融炭酸塩4 内で回動するようになっている。

 このようにプロペラ52が溶融炭酸塩4内で 動すると、溶融炭酸塩4に導入された熱分解 ガスの気泡が細かく分割され、気泡が細分化 される。この表面積が大きくなった分だけ、 熱分解ガスの気泡は、より大きな接触面積で 溶融炭酸塩4と接触することになる。このた 、熱分解ガスと溶融炭酸塩4との反応が促進 れ、より早く熱分解ガスを精製することが きる。

 なお、本実施形態では、燃料ガス精製設 を備える発電システムについて説明したが 燃料合成システムにおいても、密閉容器3に 攪拌機50を設けてもよい。この場合において 、熱分解ガスの気泡は微細化されることに り、より早く熱分解ガスを精製することが きる。

 また、本実施形態では、実施形態3をベー スとして攪拌機50を設けた燃料ガス精製設備 例示したが、図6に示すように、実施形態1 ベースとして攪拌機50を設けた燃料ガス精製 設備としてもよい。すなわち、炭化機が火炉 の外面に当接していない燃料ガス精製設備に おいて、密閉容器3に攪拌機50を設けてもよい 。その他にも、密閉容器3が火炉2の外部にあ 場合、例えば、密閉容器の全体又は一部を 炉2外部に配設した燃料ガス精製設備におい て、密閉容器3に攪拌機50を設けてもよい。い ずれの燃料ガス精製設備でも熱分解ガスの気 泡は攪拌機50により微細化され、これにより より早く熱分解ガスを精製することができ 。

 バイオマスをガス化して燃料や液体燃料 原料として用いる設備を使用、製造、販売 る産業分野で有効に利用し得る。