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Patent Searching and Data


Title:
FUEL SUPPLY DEVICE FOR ENGINE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/119429
Kind Code:
A1
Abstract:
A fuel supply device for an engine, which can increase the amount of fuel in a mixed gas (13) with good response with respect to operation of a throttle valve (23) when the engine (14) is rapidly accelerated and which is reduced in size. The fuel supply device is provided with a fuel amount increasing pump (16). A portion of the mixed gas is introduced into a negative pressure chamber (65) of the fuel amount increasing pump via a negative pressure chamber flow path (38), and the fuel amount increasing pump is operated. The operation causes air in a pump chamber (66) to be delivered under pressure into a pressurizing chamber (27), which causes fuel (12) in a fuel containing chamber (26) to be temporarily supplied to a carburetor (11).

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Inventors:
ABE, Hitoshi (4-1, Chuo 1-chome, Wako-sh, Saitama 93, 35101, JP)
阿部 日登司 (〒93 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内 Saitama, 35101, JP)
SUGIMOTO, Yukio (4-1, Chuo 1-chome, Wako-sh, Saitama 93, 35101, JP)
Application Number:
JP2009/055397
Publication Date:
October 01, 2009
Filing Date:
March 19, 2009
Export Citation:
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Assignee:
HONDA MOTOR CO., LTD. (1-1 Minami-Aoyama 2-chome, Minato-ku Tokyo, 56, 10785, JP)
本田技研工業株式会社 (〒56 東京都港区南青山二丁目1番1号 Tokyo, 10785, JP)
ABE, Hitoshi (4-1, Chuo 1-chome, Wako-sh, Saitama 93, 35101, JP)
阿部 日登司 (〒93 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内 Saitama, 35101, JP)
International Classes:
F02M7/08; F02M7/06; F02M15/06; F02M17/34
Domestic Patent References:
WO2008029875A1
Foreign References:
JP2000257508A
JP2007071054A
Other References:
See also references of EP 2267294A1
Attorney, Agent or Firm:
SHIMODA, Yo-ichiro (Meisan Tameike Bldg, 1-12 Akasaka 1-chome, Minato-k, Tokyo 52, 10700, JP)
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Claims:
 気化器に燃料室および加圧室を仕切る加圧ダイヤフラムが設けられ、前記加圧室を加圧することで燃料室から導き出す燃料を増量させるエンジンの燃料供給装置であって、
 前記気化器および前記エンジン間に介在されて前記エンジンの熱を断熱し、かつ、前記気化器において前記燃料と混合した混合気を前記エンジンに導く混合気供給流路が設けられたインシュレータ部と、
 前記インシュレータ部に組み込まれ、前記加圧室を加圧するポンプ室が設けられるとともに、前記ポンプ室に負圧ダイヤフラムを介して負圧室が隣接された燃料増量ポンプと、
 前記負圧室および前記混合気供給流路を連通するように前記インシュレータ部に形成され、前記混合気供給流路から混合気の一部を前記負圧室に導入する負圧室流路と、
 前記ポンプ室および前記加圧室を連通するように前記気化器のボディに形成され、前記ポンプ室の空気を前記加圧室に導入するポンプ室流路と、
 を具備しているエンジンの燃料供給装置。
 前記燃料増量ポンプは、前記混合気供給流路の上方に設けられ、
 前記負圧室流路は、前記混合気供給流路から前記負圧室に向けて上向きに延出されている請求項1記載のエンジンの燃料供給装置。
 気化器に燃料室および加圧室を仕切る加圧ダイヤフラムが設けられ、前記加圧室を加圧することで燃料室から導き出す燃料を増量させるエンジンの燃料供給装置であって、
 前記気化器および前記エンジン間に介在されて前記エンジンの熱を断熱し、かつ、前記気化器において前記燃料と混合した混合気を前記エンジンに導く混合気供給流路が設けられたインシュレータ部と、
 前記インシュレータ部に組み込まれるとともに前記混合気供給流路の上方に配置され、前記加圧室を加圧するポンプ室が設けられるとともに、前記ポンプ室に負圧ダイヤフラムを介して負圧室が隣接された燃料増量ポンプと、
 前記負圧室の下部から前記混合気供給流路に向けて下向きに延出され、前記混合気供給流路から混合気の一部を前記負圧室に導入する流路と、
 を具備するエンジンの燃料供給装置。
Description:
エンジンの燃料供給装置

 本発明は、気化器に導き出す燃料を増量 せる燃料増量ポンプを備えたエンジンの燃 供給装置に関する。

 エンジンの燃料供給装置は、気化器にお て燃料を空気と混合し、混合した混合気を 化器からシリンダ内に供給する。

 エンジンをアイドリング状態から急加速 ると(エンジンの回転速度を急激に高めると )、急激な空気流量の変化により燃料の供給 遅れ、一時的に混合気が希薄になり、エン ンが加速不良や停止することが考えられる

 この対策として、エンジンおよび気化器 に、エンジンの熱が気化器に伝わることを 止するインシュレータ部を設け、インシュ ータ部に燃料増量ポンプを設けたエンジン 燃料供給装置が、特許文献1に開示されてい るように知られている。燃料増量ポンプを設 けることで、エンジンの加速時に、混合気の 燃料を一時的に増量させることが可能となる

 特許文献1のエンジンの燃料供給装置は、 インシュレータ部の下半部に混合気供給流路 が設けられ、上半部に空気流路が設けられ、 インシュレータ部の下部に燃料増量ポンプが 設けられている。空気流路は、燃料増量ポン プの負圧室に空気導入路を経て連通している 。

 このエンジンの燃料供給装置によれば、 イドリング状態において、スロットル弁は 度が小さいので空気導入路が負圧になる。 気導入路が負圧になることで、燃料増量ポ プの負圧室が負圧になる。よって、燃料増 ポンプの負圧ダイヤフラムがばね部材のば 力で負圧室側に移動される。

 この状態からスロットル弁の開度を大き して急加速すると、空気導入路に空気が導 れ、燃料増量ポンプの負圧室に空気が導か る。燃料増量ポンプの負圧ダイヤフラムは ばね部材のばね力に抗してポンプ室側に瞬 に移動される。ポンプ室の空気は、連通流 を経て加圧室へ圧送される。

 加圧ダイヤフラムは燃料室側に押し出さ 、燃料室の燃料は混合気供給流路に一時的 増量させた状態で供給される。よって、エ ジンをアイドリング状態から急加速したと に、スロットル弁の操作に対応して、混合 の燃料は応答性よく一時的に増量でされる

 しかし、特許文献1の燃料供給装置は、イ ンシュレータ部に燃料増量ポンプを設けるた めに、インシュレータ部の上半部に空気流路 を設ける必要がある。つまり、燃料供給装置 は、インシュレータ部に2つの流路(混合気供 流路、空気流路)を設ける必要があり、小型 にまとめることが難しい。

 さらに、インシュレータ部の上半部に空気 路を設け、インシュレータ部の下部に燃料 量ポンプを設けたので、空気流路および燃 増量ポンプ間に混合気供給流路が設けられ いる。よって、空気流路および燃料増量ポ プを連通する空気導入路は、混合気供給流 を回避する必要があり、形状が複雑になる ともに、全長寸法が大きくなる。空気導入 の形状が複雑になり、全長寸法が大きくす と、スロットル弁の開度を大きくしたとき 空気が空気導入路を経て負圧室に導かれる イミングが遅れることがある。このため、 ロットル弁の操作に対応して、燃料室の燃 を応答性よく増量して導き出すことは難し 。

特開2007-071054号公報

  本発明の目的は、エンジンを急加速し ときに、スロットル弁の操作に対応して混 気の燃料を応答性よく増量させることが可 で、かつ小型化を図ることができるエンジ の燃料供給装置を提供することにある。

 本発明の一面によれば、気化器に燃料室 よび加圧室を仕切る加圧ダイヤフラムが設 られ、前記加圧室を加圧することで燃料室 ら導き出す燃料を増量させるエンジンの燃 供給装置であって、前記気化器および前記 ンジン間に介在されて前記エンジンの熱を 熱し、かつ、前記気化器において前記燃料 混合した混合気を前記エンジンに導く混合 供給流路が設けられたインシュレータ部と 前記インシュレータ部に組み込まれ、前記 圧室を加圧するポンプ室が設けられるとと に、前記ポンプ室に負圧ダイヤフラムを介 て負圧室が隣接された燃料増量ポンプと、 記負圧室および前記混合気供給流路を連通 るように前記インシュレータ部に形成され 前記混合気供給流路から混合気の一部を前 負圧室に導入する負圧室流路と、前記ポン 室および前記加圧室を連通するように前記 化器のボディに形成され、前記ポンプ室の 気を前記加圧室に導入するポンプ室流路と を具備しているエンジンの燃料供給装置が 供される。

 このように、本発明においては、負圧室 路で混合気の一部を負圧室に導入するよう した。よって、アイドリング状態からスロ トル弁の開度を大きくして急加速すると(エ ンジンの回転速度を急激に高めると)、気化 に多量の空気が瞬時に導かれる。多量の空 に燃料が混合されて混合気になる。混合気 混合気供給流路に瞬時に導かれる。

 導かれた多量の混合気の一部は、負圧室 路を経て燃料増量ポンプの負圧室に瞬時に かれ、燃料増量ポンプが作動する。燃料増 ポンプが作動することで、ポンプ室の空気 加圧室へ圧送され、燃料室の燃料が気化器 一時的に増量した状態で供給される。これ より、混合気に含まれる燃料を一時的に増 させて、エンジンが加速不良や停止するこ を防ぐことができる。

 さらに、負圧室流路で混合気の一部を負 室に導入することで、混合気供給流路の混 気を利用して燃料増量ポンプを作動させる とができる。これにより、燃料増量ポンプ 作動させるために、従来技術のように、イ シュレータ部に空気流路を設ける必要がな ので小型化を図ることができる。

 さらにまた、インシュレータ部に空気流 を設ける必要がないので、混合気供給流路 近傍に負圧室流路を設けることができる。 って、負圧室流路の形状を簡素化でき、か 、全長寸法を小さく抑えることができる。 れにより、混合気を負圧室流路で負圧室ま 円滑に、かつ、短時間で導くことができる で、混合気が負圧室に導かれるタイミング 良好に確保することができる。したがって スロットル弁の操作に対応させて、燃料室 燃料を応答性よく増量させて導き出すこと できる。

 好ましくは、前記燃料増量ポンプは、前 混合気供給流路の上方に設けられ、前記負 室流路は、前記混合気供給流路から前記負 室に向けて上向きに延出されている。

 ここで、前述したように、スロットル弁 開度を大きくして急加速したとき、混合気 燃料増量ポンプの負圧室に導かれる。この め、混合気に含まれた燃料が燃料増量ポン の負圧室に溜まり、気化器からエンジンに 給される混合気の空燃比が変動することが えられる。混合気の空燃比が変動すると、 ンジンを円滑に駆動させることが難しい。

 そこで、負圧室流路を混合気供給流路か 負圧室に向けて上向きに延出した。よって 噴霧状の燃料が負圧室に導かれて負圧室の 部に滴下した場合に、負圧室流路を経て混 気供給流路に戻すことができる。これによ 、混合気の空燃比が変動することを抑える とが可能になり、エンジンを円滑に駆動さ ることができる。

 本発明の他の面によれば、気化器に燃料 および加圧室を仕切る加圧ダイヤフラムが けられ、前記加圧室を加圧することで燃料 から導き出す燃料を増量させるエンジンの 料供給装置であって、前記気化器および前 エンジン間に介在されて前記エンジンの熱 断熱し、かつ、前記気化器において前記燃 と混合した混合気を前記エンジンに導く混 気供給流路が設けられたインシュレータ部 、前記インシュレータ部に組み込まれると もに前記混合気供給流路の上方に配置され 前記加圧室を加圧するポンプ室が設けられ とともに、前記ポンプ室に負圧ダイヤフラ を介して負圧室が隣接された燃料増量ポン と、前記負圧室の下部から前記混合気供給 路に向けて下向きに延出され、前記混合気 給流路から混合気の一部を前記負圧室に導 する流路と、を具備するエンジンの燃料供 装置が提供される。

 このように、本発明の他の面においては 混合気供給流路から混合気の一部を流路を て負圧室に導入するようにした。よって、 イドリング状態からスロットル弁の開度を きくして急加速すると(エンジンの回転速度 を急激に高めると)、気化器に多量の空気が 時に導かれる。多量の空気に燃料が混合さ て混合気になる。混合気は混合気供給流路 瞬時に導かれる。

 導かれた多量の混合気の一部は、負圧室 路を経て燃料増量ポンプの負圧室に瞬時に かれ、燃料増量ポンプが作動する。燃料増 ポンプが作動することで、ポンプ室の空気 加圧室へ圧送され、燃料室の燃料が気化器 一時的に増量した状態で供給される。これ より、スロットル弁の操作に対応させて混 気に含まれる燃料を一時的に増量させて、 ンジンが加速不良や停止することを防ぐこ ができる。

 一方、スロットル弁が一定の開度に保た ると、混合気供給流路負圧状態になる。混 気供給流路が負圧状態になることで、燃料 量ポンプの負圧室が負圧になる。よって、 料増量ポンプの作動が停止して、ポンプ室 空気を加圧室へ圧送しなくなる。これによ 、混合気に含まれる燃料を一時的に増量さ ない通常の状態でエンジンが駆動される。

 前述したように、スロットル弁の開度を きくして急加速したとき、混合気が燃料増 ポンプの負圧室に導入される。このため、 合気に含まれた燃料が燃料増量ポンプの負 室に溜まり、気化器からエンジンに供給さ る混合気の空燃比が変動することが考えら る。混合気の空燃比が変動すると、エンジ を円滑に駆動させることが難しい。

 そこで、本発明の他の面において、混合 供給流路の上方に燃料増量ポンプを配置し 負圧室の下部から混合気供給流路に向けて 路を延ばすようにした。よって、噴霧状の 料が負圧室に導かれて負圧室の下部に滴下 たとき、流路を経て混合気起用級流路に戻 ことができる。これにより、混合気の空燃 が変動することを抑えることが可能になり エンジンを円滑に駆動させることができる

 さらに、混合気供給流路から混合気の一 を流路を経て負圧室に導入することで、混 気供給流路の混合気を利用して燃料増量ポ プを作動させることができる。これにより 燃料増量ポンプを作動させるために、従来 術のように、インシュレータ部に空気流路 設ける必要がないので小型化を図ることが きる。

本発明に係るエンジンの燃料供給装置 原理を示した断面図である。 図1に示した燃料供給装置の実施例に係 る装置の側面図である。 図2に示した燃料供給装置のインシュレ ータ部からプレートを分解した状態を示した 斜視図である。 図3の4矢視図である。 図3に示したインシュレータ部を分解し た状態を示した斜視図である。 図2の6-6線による断面図である。 本発明の燃料供給装置をアイドリング 態から急加速したときの作動例を示した図 ある。 本発明の燃料供給装置で燃料を一時的 増量させた例を示した図である。 本発明の燃料供給装置の燃料増量ポン 内の燃料を混合気供給流路に戻す例を示し 図である。

 以下、本発明の好ましい実施例について 添付した図面に基づいて説明する。

 図1を参照すると、エンジンの燃料供給装 置10は、空気に燃料12を混合する気化器11と、 気化器11とエンジン14との間に介在されたイ シュレータ部15と、インシュレータ部15に組 込まれた燃料増量ポンプ16とを備えている 気化器11およびインシュレータ部15はボルト1 8,18(図2、図3参照)でエンジン14に取り付けら ている。

 燃料供給装置10は、一例として、液体燃 を用いる。ここで、図1の原理図においては エンジンの燃料供給装置10の理解を容易に るために、便宜上、燃料増量ポンプ16をイン シュレータ部15の真上に配置し、気化器側ポ プ29を気化器11の下部に設けた例を示してい るが、本実施例の燃料供給装置10は、図2に示 すように、気化器11のうち、燃料増量ポンプ1 6側の側部11aに気化器側ポンプ29が設けられて いる。

 気化器11は、気化器11のボディ21と、該ボ ィ21に形成された混合流路22と、該混合流路 22内に設けられたスロットル弁23と、混合流 22のベンチュリ部24に先端部が位置する燃料 ズル25と、燃料ノズル25に連通する燃料貯留 室26と、燃料貯留室26に隣接して設けられた 圧室27と、加圧室27および燃料貯留室26を仕 る加圧ダイヤフラム28と、加圧室27をポンプ 66に連通するポンプ室流路31とを有している 。

 燃料貯留室26、加圧室27および加圧ダイヤ フラム28で、気化器側ポンプ29を構成する。 料貯留室26は、図示しない燃料供給流路を介 して燃料タンク(図示せず)に連通している。 ンプ室流路31については、図5、図6で詳しく 説明する。

 上記気化器11によれば、スロットル弁23を 操作して、混合流路22の開度を調整すること 、混合流路22のベンチュリ部24に流れる空気 量が調整される。ベンチュリ部24に空気が矢 の如く流れることで、燃料ノズル25から燃 12がベンチュリ部24に導かれる。

 ここで、加圧室27を加圧して加圧ダイヤ ラム28を燃料貯留室26側に押圧することで、 料ノズル25から燃料12を強制的にベンチュリ 部24に噴出する。燃料12を強制的にベンチュ 部24に噴出することで、ベンチュリ部24に導 する燃料を増量することができる。

 つぎに、図2を参照して燃料増量ポンプ16 よび気化器側ポンプ29の実際の位置につい 説明する。

 気化器11は、スロットル弁23の支軸33が縦 きに配置された状態に取り付けられている 気化器11にはインシュレータ部15(図1)を介し て燃料増量ポンプ16が設けられている。

 燃料増量ポンプ16は、気化器11の混合流路 22に対して側方、すなわち側部11a側にオフセ トされた状態で、かつ上方に配置されてい 。詳しくは、図4に示すように、燃料増量ポ ンプ16は、その中心32が混合気供給流路36の中 心34に対して側方、すなわち側部11a側にオフ ットされた状態で、かつ上方に配置されて る。

 さらに、気化器側ポンプ29は、燃料増量 ンプ16側の側部11aに設けられている。燃料増 量ポンプ16側の側部11aに気化器側ポンプ29を けることで、気化器側ポンプ29は燃料増量ポ ンプ16の近傍に配置される。

 図1に戻って、インシュレータ部15は、気 器11およびエンジン14間に介在されてエンジ ン14の熱を断熱するものである。このインシ レータ部15は、混合流路22および吸気流路35 連通する混合気供給流路36と、混合気供給 路36が負圧室65に連通するよう負圧室流路38 が設けられている。負圧室65は、後述するよ うに、収納部45および負圧ダイヤフラム57で 成されている。吸気流路35はエンジン14に形 され、図示しないシリンダに連通している 路である。混合気供給流路36は、混合流路22 において液体の燃料12と混合した混合気13を 気流路35に導く流路である。

 図3及び図4に示すように、負圧室流路38は 、負圧室65(図1も参照)および混合気供給流路3 6を連通するように、インシュレータ部15に、 第1負圧室流路41の流路溝43および第2負圧室流 路42が一体に形成されている。

 第1負圧室流路41は、混合気供給流路36と 垂直に流路溝43が形成され、流路溝43をプレ ト47で塞ぐことで形成された流路である。 1負圧室流路41は、第2負圧室流路42および混 気供給流路36を連通する流路である。プレー ト47は、図1に示すように、インシュレータ部 15とエンジン14との間に介在された板材であ 。

 第2負圧室流路42は、混合気供給流路36と 平行に形成され、インシュレータ部15に備え た収納部45の下部45a(図1参照)に連通している 収納部45の下部45aは、負圧室65の下部も構成 している。

 第1負圧室流路41は、図4に示すように、第 2負圧室流路42の端部42a(図1)から混合気供給流 路36に向けて傾斜角θの下り勾配で下向きに 線状に延出している。換言すれば、第1負圧 流路41は混合気供給流路36から第2負圧室流 42の端部42aに向けて傾斜角θの上り勾配で上 きに直線状に延出している。第1負圧室流路 41を傾斜角θで形成した理由については後述 る。

 第1、第2の負圧室流路41,42で構成した負圧 室流路38で、負圧室65および混合気供給流路36 が連通されている。負圧室流路38で負圧室65 よび混合気供給流路36を連通することで、混 合気供給流路36から混合気13の一部を負圧室65 に導入することができる。負圧室流路38で混 気13の一部を負圧室65に導入することで、混 合気供給流路36の混合気13を利用して燃料増 ポンプ16を作動させることができる。これに より、燃料増量ポンプ16を作動させるために 従来技術のように、インシュレータ部15に 気流路を設ける必要がないので小型化を図 ことができる。

 さらに、インシュレータ部15に空気流路 設ける必要がないので、混合気供給流路36の 近傍に負圧室流路38を設けることができる。 って、負圧室流路38の形状を直線状に簡素 でき、かつ、全長(L1+L2)寸法を小さくするこ ができる。L2は図3に図示されている。これ より、混合気13を負圧室流路38で負圧室65ま 円滑に、かつ、短時間で導くことができ、 合気13を負圧室65に導くタイミングを良好に 確保できる。したがって、図1に示すスロッ ル弁23の操作に対応させて、燃料貯留室26の 料12を応答性よく増量させて噴出すること できる。

 再度図1に戻って、燃料増量ポンプ16は、 ンシュレータ部15に組み込まれるとともに 混合気供給流路36の上方に配置されている。 具体的には、燃料増量ポンプ16は、図2、図4 示すように、気化器11の混合流路22や混合気 給流路36に対して側方にオフセットされた 態で上方に配置されている。

 この燃料増量ポンプ16は、インシュレー 部15に一体に形成された収納部45と、収納部4 5内に収納されたポンプ本体51と、ポンプ本体 51を収納部45内に保持するリッド52とを備えて いる。

 収納部45は、下部45aが略水平に形成され 収納部45内にポンプ本体51が収納されている ポンプ本体51は、支持部材54と移動部材55と 間に圧縮ばね56が介在され、移動部材55が圧 縮ばね56のばね力で負圧ダイヤフラム57に押 されている。

 負圧ダイヤフラム57のフランジ部位57aお び支持部材54のフランジ部位54aは、収納部45 外周縁45bとリッド52の外周縁52aとで挟持さ ている。支持部材54は、下部54bに排出孔61が 成されている。排出孔61は、収納部45の下部 45aに臨んでいる。リッド52は、収納部45の外 縁45bにビス63,63(図2、図4参照)で取り付けら ている。

 収納部45および負圧ダイヤフラム57で負圧 室65が形成されている。この負圧室65は、ポ プ室66に負圧ダイヤフラム57を介して隣接さ ている。ポンプ室66は、負圧ダイヤフラム57 およびリッド52で形成されている。ポンプ室6 6は、負圧ダイヤフラム57がリッド52側に移動 ることにより、空間46が減少する。ポンプ 66内の空間46が減少することで、ポンプ室66 の空気をポンプ室流路31を経て加圧室27に導 、加圧室27内を加圧する。

 リッド52は、ポンプ室66に連通する加圧孔 71や、大気に開放する大気開放孔72を有して る。加圧孔71は、ポンプ室流路31を介して加 室27に連通している。大気開放孔72は、ポン プ室66を大気に連通している。

 図5及び図6を参照すると、前述したポン 室流路31は、ポンプ室66および加圧室27を連 するようにボディ21に一連に形成された第1 第2及び第3のポンプ室流路75,76,77を備えてい 。

 第1ポンプ室流路75は、混合流路22と略平 に形成され、リッド52の加圧孔71に連通して る。第2ポンプ室流路76は、第1ポンプ室流路 75の端部から気化器側ポンプ29に向けて、混 流路22に対して略直角に交差させた状態に形 成されている。第3ポンプ室流路77は、第2ポ プ室流路76の端部から混合流路22に略平行に 圧室27まで形成されている。

 第1ポンプ室流路75を加圧孔71に連通し、 つ、第3ポンプ室流路77を加圧室27に連通する ことで、ポンプ室66および加圧室27がポンプ 流路31および加圧孔71で連通している。よっ 、ポンプ室66の空気は、加圧孔71およびポン プ室流路31を経て加圧室27に導入される。

 ポンプ室流路31をボディ21に形成すること で、ポンプ室流路31を個別の部材(例えば、ホ ースやチューブ)で備える必要がない。よっ 、部品点数を抑えて構成の簡素化を図ると もに、組立工数を減らすことができる。

 さらに、図2に示すように、気化器11のう 、燃料増量ポンプ16側の側部11aに気化器側 ンプ29が設けられている。よって、気化器側 ポンプ29の加圧孔71を、燃料増量ポンプ16の近 傍に配置することができる。これにより、ポ ンプ室流路31の形状を簡素化し、かつ、全長 法を小さく抑えることが可能になり、ポン 室66の空気を加圧室27に迅速に送り出すこと ができる。

 つぎに、エンジンの燃料供給装置10の作 を図7~図9の原理図に基づいて説明する。ま 、エンジンの燃料供給装置10をアイドリング 状態から急加速したときの作動を図7及び図8 原理図に基づいて説明する。

 図7に示すように、エンジン14のアイドリ グ状態において、スロットル弁23の開度を きくしてエンジン14を急加速する。気化器11 混合流路22に多量の空気が矢印Aの如く瞬時 導かれる。

 燃料貯留室26の燃料12は、燃料ノズル25を てベンチュリ部24に矢印Bの如く供給される 多量の空気に燃料12が混合されて混合気13に なる。混合気13は混合気供給流路36に矢印Cの く瞬時に導かれる。

 導かれた多量の混合気13の一部は、負圧 流路38を経て燃料増量ポンプ16の負圧室65に 時に矢印Dの如く導かれる。ここで、負圧室 路38は混合気供給流路36から負圧室65に向け 上向きに延出されている。具体的には、図4 に示すように、負圧室流路38の第1負圧室流路 41が、混合気供給流路36から負圧室65に向けて 傾斜角θで上向きに直線状に延出されている 負圧室流路38(具体的には、第1負圧室流路41) を直線状に延出することで、混合気13は負圧 流路38を円滑に流れる。よって、混合気13を 負圧室流路38から負圧室65まで迅速に導くこ ができる。

 負圧室65に瞬時に導かれた多量の混合気13 が移動部材55を矢印Eの如く押圧する。負圧ダ イヤフラム57がリッド52寄りに移動してポン 室66の空間46が減少する。ポンプ室66内の空 46が減少することで、ポンプ室66内の空気を 圧孔71およびポンプ室流路31を経て加圧室27 矢印Fの如く押し出す。加圧室27に空気が押 出されることで加圧室27が加圧され、加圧 イヤフラム28が矢印Gの如く燃料貯留室26側に 移動する。

 図8に示すように、加圧ダイヤフラム28が 料貯留室26側に移動することで、燃料貯留 26の燃料12が燃料ノズル25を経てベンチュリ 24に一時的に増量した状態で矢印Hの如く供 される。よって、混合気13に含まれる燃料12 一時的に増量させて、混合気供給流路36内 矢印Iの如く流すことができる。これにより 燃料12が一時的に増量した混合気13をエンジ ン14に導くことができ、エンジン14が加速不 や停止することを防ぐことができる。

 スロットル弁23が一定の開度に保たれる 、混合気供給流路36が負圧状態になる。混合 気供給流路36が負圧状態になることで、燃料 量ポンプ16の負圧室65が負圧になる。よって 、負圧ダイヤフラム57が支持部材54に向けて 印Jの如く移動して、ポンプ室66の空気を加 室27へ圧送しなくなる。これにより、混合気 13に含まれる燃料12を一時的に増量させない 常の状態でエンジン14が駆動される。

 つぎに、エンジンの燃料供給装置10の燃 増量ポンプ16内の燃料を混合気供給流路36に す作動を図9の原理図に基づいて説明する。

 図7で説明したように、スロットル弁23の 度を大きくして急加速したとき、混合気13 一部は燃料増量ポンプ16の負圧室65に導かれ 。このため、混合気13に含まれた燃料12が負 圧室65の下部45aや、支持部材54の内側に溜ま 。燃料12が負圧室65に溜まることで、気化器1 1からエンジン14に供給される混合気13の空燃 が変動することが考えられる。混合気13の 燃比が変動すると、エンジン14を円滑に駆動 させることが難しい。

 そこで、混合気供給流路36の上方に燃料 量ポンプ16を配置した。具体的には、図2に すように、燃料増量ポンプ16を、気化器11の 合流路22に対して側方、すなわち側部11a側 オフセットした状態で、かつ上方に配置し 。そして、負圧室65の下部45aから混合気供給 流路36に向けて負圧室流路38を延ばした。よ て、図4に示すように、負圧室流路38の第1負 室流路41は、負圧室65側から混合気供給流路 36に向けて傾斜角θで下向きに延びている。 れにより、混合気13が負圧室65に導かれて負 室65の下部45aに燃料12が滴下したとき、負圧 室流路38を経て混合気供給流路36に矢印Kの如 戻すことができる。

 さらに、支持部材54の内側に滴下した燃 12は、支持部材54の排出孔61から下部45aに導 れる。下部45aに導かれた燃料12は、前述した ように、負圧室流路38を経て混合気供給流路3 6に矢印Kの如く戻される。これにより、混合 13の空燃比が変動することを抑えて、エン ン14を円滑に駆動させることができる。

 ここで、負圧室流路38は負圧室65から混合 気供給流路36に向けて下向きに延出されてい 。具体的には、図4に示すように、負圧室流 路38の第1負圧室流路41は、負圧室65側から混 気供給流路36に向けて直線状に延出している 。このように、負圧室流路38(具体的には、第 1負圧室流路41)を直線状に延出することで、 圧室65の燃料を負圧室流路38を経て円滑に混 気供給流路36に戻すことができる。

 前記実施例では、燃料供給装置10を液体 料に用いる例について説明したが、これに らないで、気体燃料に用いることも可能で る。

 さらに、前記実施例では、燃料増量ポン 16を混合流路22に対して側部11a側にオフセッ トし、かつ上方に配置した例について説明し たが、燃料増量ポンプ16を混合流路22に対し オフセットさせないで上方に配置すること 可能である。

 前記実施例では、第1負圧室流路41を傾斜 θで延ばした例について説明したが、これ 限らず、第1負圧室流路41を真上に延ばすこ も可能である。

 さらに、前記実施例では、第1負圧室流路 41を直線状に延ばした例について説明したが これに限らないで、例えば、第1負圧室流路 41を下方に凸状となるようにドッグレッグ状 形成することも可能である。

 本発明は、気化器に導き出す燃料の量を 量させる燃料増量ポンプを備えたエンジン 燃料供給装置への適用に好適である。