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Patent Searching and Data


Title:
GAME DEVICE, AND GAME CONTROL METHOD
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/004810
Kind Code:
A1
Abstract:
Intended is to reflect a pleasant atmosphere, as based on the mutual relations of a plurality of players, upon a game advance, thereby to enhance the game interests of the players, to promote an item insertion and to improve the game playing rate. Detection positions (343A, 343B, 343C, 343D and 343E) are arranged at positions corresponding to the horizontal coordinates of a left game screen, and are made to correspond to a game (or a first game) in the left game screen. Detection positions (343F, 343G, 343H, 343J and 343K) are arranged at positions corresponding to the horizontal coordinates of a right game screen, and are made to correspondto a game (or a second game) in the right game screen. A satellite board is equipped thereon with a main score feeding unit and an auxiliary score feeding unit, of which the main score feeding unit decides, when a medal passes the detection position (343G), whether or not a merit such as a score is fed to the corresponding second game. At this time, the auxiliary score feeding unit feeds an auxiliary score to the first game.

Inventors:
KIKUCHI TOMIO (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/001749
Publication Date:
January 08, 2009
Filing Date:
July 03, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SEGA CORP (JP)
KIKUCHI TOMIO (JP)
International Classes:
A63F9/00; A63F5/04; A63F13/00
Foreign References:
JP2006223594A2006-08-31
JP2005143745A2005-06-09
JP2004248922A2004-09-09
JP2002273051A2002-09-24
JP2002263369A2002-09-17
Attorney, Agent or Firm:
YAMAMOTO, Makoto (BEST TSUNASHIMA504, 9-13, Tsunasima-nishi 1-chome,Kohoku-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 53, JP)
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Claims:
アイテムを投入するための複数のアイテム投入手段と、
 前記アイテム投入手段から投入されたアイテムを、複数の位置で検出する投入アイテム検出手段と、
 前記投入アイテム検出手段の各検出位置を複数のゲームに対応させ、該複数のゲームに対応する対応検出位置を設定する対応検出位置設定手段と、
 前記各ゲームについて、前記投入アイテム検出手段によって検出された位置が対応検出位置と判断された際に、該検出位置に基づいて対応するゲームについて得点を供給する主ゲーム得点供給手段と、
 前記対応検出位置に対応しない他のゲームについて、得点を供給する副得点供給手段と、
 を備えたゲーム装置。
 
前記ゲーム装置は、主得点供給手段の主得点の供給に対応して所定の比率で副得点の供給を副得点供給手段に実行させる請求項1記載のゲーム装置。
 
前記ゲームのゲーム画面を表示する表示手段と、
 前記表示手段に前記複数のゲームのゲーム画面を表示するゲーム画面表示手段と、
 をさらに備え、
 前記対応検出位置設定手段は、前記ゲーム画面の位置に対応して対応検出位置を設定する、
 請求項1または2記載のゲーム装置。
 
アイテムを投入するための複数のアイテム投入手段と、前記アイテム投入手段から投入されたアイテムを、複数の位置で検出する投入アイテム検出手段とを備えたゲーム装置のためのゲーム制御方法であって、
 前記投入アイテム検出手段の各検出位置を複数のゲームに対応させ、該複数のゲームに対応する対応検出位置を設定する対応検出位置設定ステップと、
 前記各ゲームについて、前記投入アイテム検出手段によって検出された位置が対応検出位置と判断された際に、該検出位置に基づいて対応するゲームについて得点を供給する主ゲーム得点供給ステップと、
 前記対応検出位置に対応しない他のゲームについて、得点を供給する副得点供給ステップと、
 を備えたゲーム制御方法。
 
抽選条件判定を行う抽選条件判定手段と、
 前記抽選条件判定手段によって前記抽選条件が有効と判定されたときに、抽選を実行する抽選実行手段と、
 前記抽選実行手段が抽選実行が不可能な状態で前記抽選条件判定手段によって前記抽選条件が有効と判断された際に、抽選保留を設定する抽選保留設定手段と、
 前記抽選保留設定手段によって、抽選保留が設定された保留抽選回数をカウントする保留抽選回数カウント手段と、
 前記保留抽選回数を表示する保留抽選回数表示手段と、
前記保留抽選回数に応じて抽選態様を設定する抽選態様設定手段とを備え、
 前記抽選実行手段が抽選実行が可能となった際に、該設定された抽選態様に応じて前記抽選実行手段が前記抽選を実行する、
 ことを特徴とするゲーム装置。
 
請求項5記載のゲーム装置であって、
 前記保留抽選回数が少なくとも複数の場合に、並列する形で複数の抽選実行を行い、前記複数の抽選結果を用いて特別な2次抽選を行う特別抽選実行手段を備えることを特徴とするゲーム装置。
 
抽選条件判定を行う抽選条件判定ステップと、
 前記抽選条件判定ステップによって前記抽選条件が有効と判定されたときに、抽選を実行する抽選実行ステップと、
 前記抽選実行ステップが抽選実行が不可能な状態で前記抽選条件判定ステップによって前記抽選条件が有効と判断された際に、抽選保留を設定する抽選保留設定ステップと、
 前記抽選保留設定ステップによって、抽選保留が設定された保留抽選回数をカウントする保留抽選回数カウントステップと、
 前記保留抽選回数を表示する保留抽選回数表示ステップと、
前記保留抽選回数に応じて抽選態様を設定する抽選態様設定ステップと、
 前記抽選実行ステップが抽選実行が可能となった際に、該設定された抽選態様に応じて前記抽選を実行する保留抽選実行ステップと、
 を備えたゲーム制御方法
 
請求項4または7記載のゲーム制御方法をコンピュータに実行させるプログラムコードが格納された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
 
Description:
ゲーム装置およびゲーム制御方

 本発明は、メダル、遊技球等の投入アイ ムを投入することによってポイントや投入 イテムを取得するゲーム装置およびゲーム 御方法に係り、特に、1台のゲーム装置に複 数の投入手段を備え、複数の投入手段が共有 する投入検出手段を用いてゲームを進行させ るゲーム装置およびそのゲーム制御方法に関 する。

 さらに、本発明は、所定の抽選条件を満 したときに、ルーレット等の抽選手段によ て抽選を行うゲーム装置およびゲーム制御 法に関する。

 この種のゲーム装置においては、複数の 技者が同時にゲームを実行できるため、友 同士が対戦してゲーム成績を競い、あるい 協力してゲームを進行するだけでなく、男 のカップルが並んでゲームを楽しむ等、ゲ ムの勝敗を超えて、社交ツール等、用途の がりが期待される。

 そこで特許文献1記載のゲーム装置では、 2人の遊技者が操作ボタンを同時に押下し続 たときに攻撃力を高め、意図的に相互協力 行うことでゲームを有利に進行させる工夫 行うことで、複数遊技者による協力行為を 進させることで各遊技者同士の相互関係に づくゲーム進行を可能にしている。

 また、この種のゲーム装置において、抽 実行中に、新たな投入アイテムによって抽 条件が満たされる可能性があり、一般に、 たな投入アイテムに基づく抽選は保留され 。そして、保留された抽選の回数(保留抽選 回数)が所定の上限に達したときは、その後 投入アイテムは抽選に関して無効とされる

 このように、保留抽選回数が上限に達し ときは、遊技者は抽選結果による投入アイ ム取得等のメリットは期待できなくなるた 、遊技者はその時点で実行されている抽選 終了するまで投入アイテムの投入を中断す ことが多く、結果としてその間は該ゲーム 置にはメダルや遊技球等の投入アイテムは 入されないこととなり、その分のゲーム装 の稼働率が低下する。

 そこで特許文献2記載の弾球遊技機では、 保留状態の遊技球に対応した抽選を一括処理 して、保留投入アイテムの処理時間を短縮し て、稼働率の低下を抑制する。

特許第3835005号公報

特開2006-223749号公報

 しかし、特許文献1のゲーム装置は、複数 遊技者相互の関係が充分考慮されたものでは なかった。特に、複数人の遊技者のゲーム習 熟度に差があり、いずれか一方の遊技者が操 作を失敗するなどして早くゲームを終了して しまった場合等、いずれの遊技者もゲームに 対する興味が減退してしまうが、そのような 問題に対する配慮や工夫は無かった。

 また、メダルや遊技球を用いるタイプの 任意のタイミングでゲームに参加する遊技 場合、それぞれの遊技者が投入アイテムの 量を共有しながら、投入アイテムを消費す 形でゲームに参加するため、いずれか一方 遊技者だけがプレイをし続ける場合でもゲ ムは進行するが、双方の遊技者が相互関係 基づくゲーム進行を促すという要素は無か た。

 さらに、特許文献2の弾球遊技機では、保 留球処理時間が短縮されるとはいえ、それ以 上のフィーチャ(機能)を有効とするものでは く、遊技者に遊技球投入を促進することは めない。

 本発明はこのような従来の問題点を解消 べく創案されたもので、複数遊技者の相互 係に基づく楽しい雰囲気をゲーム進行に反 し、遊戯者のゲーム意欲を高め、アイテム 入を促進し、ゲーム稼働率を向上すること 目的とする。

 さらに、本発明は、保留抽選回数に応じ 、独自の保留抽選処理を行うことによって 遊技者のゲーム意欲を高め、アイテム投入 促進し、ゲーム稼働率を向上することを目 とする。

 本発明に係るゲーム装置は、アイテムを 入するための複数のアイテム投入手段と、 記アイテム投入手段から投入されたアイテ を、複数の位置で検出する投入アイテム検 手段と、前記投入アイテム検出手段の各検 位置を複数のゲームに対応させ、該複数の ームに対応する対応検出位置を設定する対 検出位置設定手段と、前記各ゲームについ 、前記投入アイテム検出手段によって検出 れた位置が対応検出位置と判断された際に 該検出位置に基づいて対応するゲームにつ て得点を供給する主ゲーム得点供給手段と 前記対応検出位置に対応しない他のゲーム ついて、得点を供給する副得点供給手段と 備える。

 これによって、主ゲームの進行に合わせ 、他のゲーム(副ゲーム)の進行が促され、 数の遊技者のゲーム進行が相互のプレイに じて均等化される。また、単独の遊技者が 数のアイテム投入手段を用いてゲームを進 させている場合には、それぞれのゲームが 行する形で進行し、当該ゲーム装置への継 プレイを促進させる効果がある。

 本発明に係るゲーム装置において、前記 ーム装置は、例えば、主得点供給手段の主 点の供給に対応して所定の比率で副得点の 給を副得点供給手段に実行させる。

 これによって、抽選による得点配分を用 ずに、所定の比率で対応するゲーム(主ゲー ム)と、それ以外のゲーム(副ゲーム)に得点が 案分されるため、遊技者に該ゲーム装置が得 点配分を不当に操作しているのでは、という 疑念を抱かせることなく得点配分を実行する ことにより、該ゲームの進行の公正さを遊技 者に分からせることで、当該ゲームへの興趣 を引き、当該ゲーム装置への継続プレイを促 し、ひいては稼働率アップを図ることが出来 る。

 本発明に係るゲーム装置は、前記ゲーム ゲーム画面を表示する表示手段と、前記表 手段に前記複数のゲームのゲーム画面を表 するゲーム画面表示手段とをさらに備え、 記対応検出位置設定手段は、前記ゲーム画 の位置に対応して対応検出位置を設定する のであってもよい。

 本発明は、アイテムを投入するための複 のアイテム投入手段と、前記アイテム投入 段から投入されたアイテムを、複数の位置 検出する投入アイテム検出手段とを備えた ーム装置のためのゲーム制御方法であって 前記投入アイテム検出手段の各検出位置を 数のゲームに対応させ、該複数のゲームに 応する対応検出位置を設定する対応検出位 設定ステップと、前記各ゲームについて、 記投入アイテム検出手段によって検出され 位置が対応検出位置と判断された際に、該 出位置に基づいて対応するゲームについて 点を供給する主ゲーム得点供給ステップと 前記対応検出位置に対応しない他のゲーム ついて、得点を供給する副得点供給ステッ とを備える。

 これによって、主ゲームの進行に合わせ 、他のゲーム(副ゲーム)の進行が促され、 数の遊技者のゲーム進行が相互のプレイに じて均等化される。また、単独の遊技者が 数のアイテム投入手段を用いてゲームを進 させている場合には、それぞれのゲームが 行する形で進行し、当該ゲーム装置への継 プレイを促進させる効果がある。

 本発明に係るゲーム装置は、抽選条件判 を行う抽選条件判定手段と、前記抽選条件 定手段によって前記抽選条件が有効と判定 れたときに、抽選を実行する抽選実行手段 、前記抽選実行手段が抽選実行が不可能な 態で前記抽選条件判定手段によって前記抽 条件が有効と判断された際に、抽選保留を 定する抽選保留設定手段と、前記抽選保留 定手段によって、抽選保留が設定された保 抽選回数をカウントする保留抽選回数カウ ト手段と、前記保留抽選回数を表示する保 抽選回数表示手段と、前記保留抽選回数に じて抽選態様を設定する抽選態様設定手段 を備え、前記抽選実行手段が抽選実行が可 となった際に、該設定された抽選態様に応 て前記抽選実行手段が前記抽選を実行する

 これにより、制御装置が抽選実行中の状 など新規に抽選実行が不可能な状態におい 、遊技者に対して抽選条件を獲得すること 対して新たなメリットを提供することがで 、ゲーム稼働率を向上させ得る。

 本発明に係るゲーム装置において、前記 留抽選回数が少なくとも複数の場合に、並 する形で複数の抽選実行を行い、前記複数 抽選結果を用いて特別な2次抽選を行う特別 抽選実行手段を備えてもよい。

 これにより、遊技者に対して従来よりも 度なゲーム性と演出による興趣を提供する とができ、ゲーム装置の魅力を増大させ、 いてはゲーム稼働率を向上させ得る。

 本発明に係るゲーム制御方法は、抽選条 判定を行う抽選条件判定ステップと、前記 選条件判定ステップによって前記抽選条件 有効と判定されたときに、抽選を実行する 選実行ステップと、前記抽選実行ステップ 抽選実行が不可能な状態で前記抽選条件判 ステップによって前記抽選条件が有効と判 された際に、抽選保留を設定する抽選保留 定ステップと、前記抽選保留設定ステップ よって、抽選保留が設定された保留抽選回 をカウントする保留抽選回数カウントステ プと、前記保留抽選回数を表示する保留抽 回数表示ステップと、前記保留抽選回数に じて抽選態様を設定する抽選態様設定ステ プと、前記抽選実行ステップが抽選実行が 能となった際に、該設定された抽選態様に じて前記抽選を実行する保留抽選実行ステ プとを備える。

 これにより、制御装置が抽選実行中の状態 ど新規に抽選実行が不可能な状態において 遊技者に対して抽選条件を獲得することに して新たなメリットを提供することができ ゲーム稼働率を向上させ得る。
 

 本発明によれば、遊戯者のゲーム意欲を め、アイテム投入を促進し、ゲーム稼働率 向上し得る。

 さらに、本発明によれば、保留抽選回数 応じた独自の保留抽選処理を行うことによ てゲーム稼働率を向上し得る。

 次に本発明に係るゲームシステムおよび ーム制御方法の実施例を図面に基づいて説 する。

[ゲーム装置およびゲームシステム]

 図1は、本発明に係るゲーム装置の一実施 例を示す斜視図、図2は、図1のゲーム装置を す分解斜視図、図3は、図1のゲーム装置を むゲームシステムを示すブロック図、図4は 図3のサーバを示す斜視図、図5は、図1のゲ ム装置を示すブロック図、図6は、図4のサ バを示すブロック図、図7は、図1のゲーム装 置を1人の遊戯者が使用する状態を示す平面 、図8は、図1のゲーム装置を2人の遊戯者が 用する状態を示す平面図、図9は、図1のゲー ム装置で実行されるゲームのゲーム画面を示 す正面図である。

 図1~図3、図5、図9において、ゲーム装置( 下サテライトという。)GM1は、前面にプッシ ャーゲームユニット350が設けられ、内部には メダルMを貯留し、適宜払出すためのペイア トホッパー314(図5)が設けられている。さら 各ゲーム装置(GM1~GM4)の内部にはゲーム画面 表示するための液晶モニタ(表示手段)LCD310が 設けられている。

 ゲーム装置GM1の前面にはメダル(投入アイ テム)Mを方向設定しつつ内部に投入し得るハ ドル(投入アイテム受入手段)360、361が設け れ、このメダル投入によってゲームに対す 入力操作が行われる。また、メダル投入時 はそれぞれのハンドル360、361内に設置され メダル投入センサー340(図5)はメダル投入状 を検知し、以下に記載するゲーム装置内に 置されたサテライトボード300にメダル投入 号を送信する。

 ゲーム装置GM1においては、例えば、メダ をターゲットにヒットさせ、その結果に基 いてルーレット(抽選手段)による抽選を行 ゲーム(以下、本件ゲームという。)が実行さ れる。本件ゲームは、複数(例えば2人)の遊技 者のためのゲームを含み、LCD310には、これら ゲームのためのゲーム画面が、水平方向に並 列して表示される。例えば、左右のゲーム画 面IM1、IM2には、コンベア700、702がそれぞれ設 けられ、これらコンベアで搬送されるアイテ ムにメダルがヒットしたときに、それぞれの ヒットした位置に応じて対応する形で抽選が 実行され、ゲームが進行する。

 ゲーム装置GM1の上部には、抽選その他に り生じる大当り(以下ジャックポットという 。)に関する情報を遊技者に伝達するための 回転灯よりなる当選表示手段326が設けられ いる。当選表示手段326は、そのゲーム装置 ジャックポットの抽選に参加し得るときに ジャックポット抽選の状況を視認できるよ 、短時間点灯される。

 図3に示すように、ゲーム装置GM1は、ネッ トワークNWを介して、他のゲーム装置GM2、GM3 GM4(3台に限定されるものではない。)、およ ゲーム装置管理装置SVに接続され、ゲーム ステムが構成されている。ゲーム装置GM2、GM 3、GM4は、必ずしもゲーム装置GM1と同一のゲ ムを実行するものではなく、例えば、ゲー 装置GM2はブロック崩しゲームをメインゲー とし、ゲーム装置GM3は熱帯魚捕獲ゲームを インゲームとし、ゲーム装置GM4は戦略ゲー をメインゲームとする。ゲーム装置GM1~GM4は インゲーム以外に種々のミニゲームが行え 他、複数の遊技者が同時に参加可能なパー ィーゲームを実行でき、更にパーティーゲ ムに当選した場合には大量のメダルが払い される。ゲーム装置GM2~GM4はゲーム装置GM1と 同様に構成されているので、以後ゲーム装置 GM1のみを代表的に説明する。

 サーバSVは、相互にケーブル(図示省略)で 接続された表示部(サーバ電飾部)230およびコ ピュータ部240を備え、表示部230には、LED232 の電飾が設けられている。

 サーバSVの内部には、種々の処理を実行 るサーバボード200、メンテナンスの表示に 用するメンテナンスLCD264、およびフラッシ メモリ型メモリカード等のメディアの読書 行うメディア読書部264が設けられている。

 ゲーム装置GM1の内部には、種々の処理を 行するサテライトボード300が設けられてお 、ハンドル360へのメダル投入を検知したメ ル投入センサー340からの信号を受け、メダ 投入フラグ判断部304によってそのサテライ に遊技者がいるかいないかをサテライトメ ン制御部に伝達する。

 図5において、サテライトボード300には、 LCD310、プッシャーゲームユニット部350として のサテライトホッパー312、ベイアウトホッパ ー314、振り分け部316、スロープ部318、JPメカ3 20、プッシャーメカ部322が接続され、当選表 手段(第2表示部)326は第2表示部制御基板324を 介してサテライトボード300に接続されている 。第2表示部制御基板324は、第2表示部326の回 、点灯時間を制御する。第2表示部制御基板 324にはさらにハロゲンランプ330が接続され、 適宜点滅される。

 サテライトボード300には、メダル投入セ サー340、チャッカーセンサー(投入アイテム 検出手段)342、メンテナンススイッチ344、コ トロールパネルスイッチ348が接続されてい 。

 図2に示すように、チャッカーセンサー342 は、LCDにそって水平方向に並列して設けられ た複数の検出位置343(図9では、個々の検出位 を343A、343B、343C、343D、343E、343F、343G、343H 343J、343Kと区別して示す。)において、メダ を検出する。検出位置343は、ゲーム画面IM1 IM2のゲームに対応したメダルの到達位置(対 検出位置)を与える。

 図9に示すように、検出位置343A、343B、343C 、343D、343Eは左側のゲーム画面の水平座標に 応した位置に配置され、左側ゲーム画面の ーム(以下「第1ゲーム」という。)に対応付 されている。一方、検出位置343F、343G、343H 343J、343Kは右側のゲーム画面の水平座標に 応した位置に配置され、右側ゲーム画面の ーム(以下「第2ゲーム」という。)に対応付 されている。

 図9の状態では、例えば、第2ゲームのタ ゲット724の水平座標は、対応検出位置343Gに 致しており、この時点でメダルが対応検出 置343Gを通過したとき、メダルがターゲット 724にヒットしたと判断する。このように、メ ダルが通過したことによって、メダルがゲー ムのターゲットにヒットしたと判断される対 応検出位置を「ヒット位置」と呼ぶ。

 メンテナンススイッチ344は各サテライト リセット、あるいはメンテナンス実行時に 用される。コントロールパネルスイッチ348 、コントロールパネル(図示省略)上で遊戯 のメダル投入以外のミニゲームやサービス ーム(ハーフゲーム)の操作等入力信号を入力 するスイッチである。

 この実施例では、表示画面左右に表示さ る第1・第2の各ゲーム内のゲームを進行さ 、得点ポイントを蓄積したり、その他各種 ィーチャ(機能)を用いて所定の数値まで蓄積 させたポイントを消費してジャックポットと 呼ばれる大当たりによりメダル配当の払出し を行う一般的なプッシャータイプの例を用い て説明を行う。

 サテライトボード300上には、検出位置343A ~343Kを各ゲーム(例えば第1ゲーム、第2ゲーム) に対応させる対応位置設定部(手段)370、およ 各対応検出位置について、対応ゲームのヒ ト位置(図5の第2ゲームにおける対応検出位 343Gなど、表示されたターゲットに対する当 たり位置)を、各タイミングで設定するヒッ 位置設定部(手段)372が設けられている。これ によって、各ゲームごとにヒット位置が設定 される。

 サテライトボード300上には、メダルが各 ット位置343A~343Kを通過したか否かを判断す ヒット位置判断手段374が設けられ、ヒット 置判断手段374が、メダルがヒット位置343A~34 3Kのいずれかを通過したと判断したときは、 ームのルールに基づいて、遊技者にメリッ を与える。このメリットは、例えば、ルー ット等による抽選を行い、遊技者に得点取 のチャンスを与えるというものである。

 サテライトボード300上には、主得点供給 (手段)376および副得点供給部(手段)378が設け られ、メダルがヒット位置343A~343Kのいずれか を通過したときには、主得点供給部376は対応 する各ゲーム(この場合では、第1ゲーム、第2 ゲームのいずれか)について得点等メリット 与えるか否か判断する。

 サテライトボード300上には、メダルやク ジットの投入による積み立て状況をカウン しその状況を記憶するJPカウンタ値記憶部30 2が設けられ、ジャックポットの対象となる めの蓄積ポイントを記録する。各サテライ GM1~GM4は、ノーマルゲームにおいて、投入メ ルのポイントに対する所定割合のポイント JPカウンタ値記憶部302に蓄積され、蓄積ポ ントが所定値以上にならないと、ジャック ットの抽選の対象とならない。

 サテライトボード300上には、適宜抽選を 行するゲームのための抽選条件判定部(手段 )400、抽選実行部(手段)402、抽選保留部(手段)4 04、抽選保留回数カウント部(手段)406、保留 数表示アイテム・表示部(手段)408、上限判定 部(手段)410、保留回数段階設定部(手段)412、 選態様設定部(手段)414、特別抽選条件設定部 (手段)416および保留抽選回数分配部(手段)418 設けられている。本件ゲーム関するこれら 成要素については、本件ゲームに関連して 述する。

 サテライトボード300上のこれら構成要素 CPUとワーキングメモリ等の協働によって実 され、適宜その全部または一部が専用ハー ウエアで実行される。

 図9に示すように、ゲーム画面IM1、IM2には 、コンベア700に対応したルーレット(抽選手 )760、ジャックポットゲージ770、コンベア702 対応したルーレット(抽選手段)762、ジャッ ポットゲージ772が表示され、比較的多数の ダル獲得チャンスに繋がるポイントアイコ 獲得状況を示す獲得アイコン表示774、さら 多数のメダル獲得チャンスに成功した際に 得可能なメダル枚数の貯蓄状況を表示する ログレッシブ・ジャックポット払出し枚数 あるプログレッシブ表示776が表示されてい 。これらゲーム画面の表示は、サテライト ード300に設けられたゲーム画面表示部(手段) 380によって表示される。

 主得点供給部(手段)406は、ターゲットヒ トに連動して、ルーレット762が動作し、ル レット762の抽選結果が、第1ゲーム、又は第2 ゲームの対応する側に得点を供給すべきもの であったときに、対応するゲームに得点(ポ ント)を供給する。この場合にターゲットヒ トのヒット位置に対応したゲームについて 技者に供給される得点を主得点と呼ぶ。

 一方、副得点供給部378は、また逆に、対 するヒット位置とは異なる側のゲームに得 を供給すべき抽選結果だった場合には、対 する側ではないゲームに得点ポイントを供 する。この場合の得点を副得点と呼ぶ。な 、この実施例では、ルーレット抽選手段に る抽選結果に応じて主得点・副得点の振り けを行っているが、例えばあるヒット位置 のアイテム検出に応じて得点ポイントが加 された場合に、主得点の供給に対して自動 にその何割かの得点を副得点として加算さ るように制御を行うことも可能である。

 これによって、複数のプレイヤーのゲー の進行が均等化される効果が得られる。例 ば、両ゲームの遊技者のゲーム技能が著し 異なり、ゲーム進行に大差が生じる場合、 手な遊技者だけが多くのヒット位置での検 に成功した場合でも、もう一方の遊技者に 副得点の形で得点が加算され、それによっ 上手でない遊技者のゲーム続行意欲を保つ とが出来る。また、上手なプレイヤーがハ ドル360を用いて画面左側の第1ゲームを上手 に進行し、第1ゲームにおいてジャックポッ ポイントの蓄積によって大当たりを達成し 場合に、従来のゲーム装置であれば、蓄積 イントがジャックポットによって消費され ことにより、そのゲーム装置での遊技を終 してしまうことが考えられるが、このよう 構成にすることでもう一方のプレイヤーが 中まで蓄積した第2ゲームのジャックポット ームに途中から協力してゲームを継続する とで、副得点として蓄積された得点ポイン を有効に使えるというメリットが発生し、 果として該ゲーム機でのプレイの継続を促 ことで稼働率のアップを図ることが可能と る。

 主得点はゲームルールに基づいて供給さ るものであり、副得点はゲームの特性等に って種々設定可能であるが、経験則によれ 、主得点:副得点=2:1に設定して概ね良好な ーム装置稼働率が実現されている。なお、 点は数値で与えられるポイント等に限定さ るものではなく、蓄積されるポイントの取 にちなんだゲーム内でのイベントの発生等 広い概念を含む。

 また、ゲーム装置GM1の用途は2人の遊技者 の使用に限定されるものではなく、1人の遊 者が2個のハンドル360、361からメダルを投入 ることも可能である。この場合、遊技者は ずれのゲームでターゲットヒットさせても 両ゲームで得点を取得できるため、総合的 ゲーム成績に見合った得点、達成感が得ら る。図7は1人の遊技者P1が左右の両ハンドル 360、361からメダルMを投入する状況を示し、 8は2人の遊技者P1、P2が右、左それぞれのハ ドル360、361からメダルMを投入する状況を示 。この場合、例えば一方のハンドル、例え ハンドル360だけを用いて、チャッカーセン ー342の片側のヒット位置343A~343Eのみを狙い 第1ゲームのみを対象にゲームを進行させた 場合でも、第1ゲームにおいて蓄積ポイント よるジャックポット(大当たり)が発生した結 果該蓄積ポイントを消費し当該ゲーム装置の ゲームに飽きてしまった場合でも、その時点 でもう一方の第2ゲームにおいては副得点の で既に半分程の蓄積ポイントが得点として 算されているため、今度は該ハンドル360と 反対側の画面下部のヒット位置343F~343Kを狙 てゲームを進行させることで、他のゲーム 移動するよりも効率よくメダルの配当を得 れることとなり、結果として該ゲーム機で プレイの継続を促し、ひいては稼働率アッ を図ることが出来る。

 LCD310に表示されるゲームは2個に限定され るものではなく、3ゲーム以上のゲームを実 し、これに応じて3個以上のゲーム画面をLCD3 10に表示してもよい。この場合、対応ゲーム 外のゲームについて同一の比率の副得点(主 得点の1/2等)を供給してもよいし、異なる比 (例えば1/2、1/4、1/8、・・・・等)の副得点を 供給してもよい。また、その場合同時に3人 上がそれぞれプレイが可能であるように、 入手段(シューターなど)はそのゲームの数に 対応する分、各ゲーム装置に備えられること が望ましい。

 ゲーム画面IM1、IM2の配列方向は、必ずし 水平方向に限定されるものではなく、縦方 に並列する等、他の配置も採用可能であり 検出位置343の配列は、各ゲームのターゲッ 配置に対応した配置とされる。

 サテライトボード300上のこれら構成要素 CPUとワーキングメモリ等の協働によって実 され、適宜その全部または一部が専用ハー ウエアで実行される。

 図6において、サーバボード200には、JPイ ジケータ230、232、サイドLED234、236、ビルボ ド238等のサーバ電飾部228、メンテナンスLCD2 46、メディア読書部264が接続され、サーバ側 達手段(第1表示部)242、244は第1表示部制御基 板240を介してサーバボード200に接続されてい る。第1表示部制御基板240は、第1表示部242、2 44の回転、点灯時間を制御する。

 サーバボード200には、アンプ248を介して ピーカ250が接続され、種々の演出のための 響を出力し得る。

 サーバボード200には、メンテナンススイ チ260が接続され、サーバSVのリセット、あ いはメンテナンス実行時に使用される。

 サーバボード200にはハブ252が接続され、 ーム装置GM1~GM4はネットワークNWを経由しハ 252を介してサーバボード200に接続されてい 。

 サーバボード200上には、複数のサテライ によるネットワークゲームのための以下の 成要素を備える。すなわち、JP抽選タイミ グ設定部202、メダル投入フラグ保持部204、 ャックポット抽選発生タイミングや、ジャ クポット発生が確定した後、一定時間その 況を潜伏して演出を行うジャックポット潜 タイミングの判定に用いられるタイマー部20 6、選択されたサテライトを記憶する選択サ ライト記憶部208、ジャックポット一次抽選 ジャックポット二次抽選等のジャックポッ の抽選を行うJP抽選部210、サテライトとの通 信制御を行うサテライト通信部212、サテライ ト側で行われるジャックポットゲームの種類 や結果の設定を行うJPゲーム設定部214、ジャ クポット開始までの潜伏状況を設定し、サ ライト側の状況に応じてその開始タイミン を設定するJP潜伏タイミング設定部218、第1 示部の点灯、消灯、回転を制御する第1表示 部制御部220、第2表示部の点灯、消灯、回転 制御する第2表示部制御部222、サテライト側 状況をサテライト通信部212より取得した上 JP潜伏タイミング設定部にその状況を送信 るサテライト状況判断部224、それら以外の イン制御を行うサーバメイン制御部226が設 られ、ジャックポットに関する処理(後述)を 実行する。なお、これらの処理は機能上別ブ ロックとして記載されているが、実際の処理 をメイン制御部もしくは異なる処理部で処理 をすることを妨げるものではない。

 さらにサーバボード200上には復号部216が けられ、メディア読書部264に接続されたメ ィア内情報にスクランブル等の暗号化処理 施された場合に、その情報を復号化し得る

 サーバボード200上のこれら構成要素はCPU ワーキングメモリ等の協働によって実行さ 、適宜その全部または一部が専用ハードウ アで実行される。

 サーバーのメダル投入フラグ保持部204は 各サテライトGM1~GM4においてメダルが投入さ れた履歴を保持する。各サテライトGM1~GM4は 定時間(例えば1分)ごとにメダル投入センサ 340からの信号を受けてその情報を所定タイ ングに応じて記憶するメダル投入フラグ判 部304からの信号をサーバSVに送信し、それに 対してサーバー側のメダル投入フラグ保持部 204は、所定回数(例えば3回分)の受信データ( イン投入有無)を保持する。これによって、 サテライトGM1~GM4についてそれぞれ遊戯者の 有無を判別し得る。また、例えばメダルが投 入口に詰まった場合やセンサーの不具合によ ってセンサーがずっとオンの状態になってい る場合にはメダル投入フラグ判断部304はメダ ル投入フラグをオフとして判断することも可 能である。これによって各サテライトの遊戯 者の有無をより正確に判別することが出来る 。

[ゲーム制御方法]
 ゲーム装置GM1は、以下のゲーム制御方法に って種々のゲームを実行する。

 図10は、本発明に係るゲーム制御方法の 実施例の処理を示すフローチャート、図11は 、図10におけるターゲットヒット処理を示す ローチャートである。

 図10において、ゲーム制御方法は以下の テップよりなる。

 ステップS1001:まず、ゲーム装置GMの電源 入ると、制御装置であるサテライトボード30 0によって、サテライト端末の通常時起動処 が行わせ、サーバ装置SVとの通信状況チェッ ク及び本体のエラーチェックが実行される。 通信状況チェック及び本体のエラーチェック においてエラーが検出されなかった場合、サ ーバ装置SVに対してシステム全体で共有する ャックポットポイント値情報を含むサテラ ト情報の送受信処理を実行し、ステップS100 2に進む。通信状況、もしくは本体機構によ エラーが検出された場合、エラー状況をLCD31 0に表示し、プログラムは停止する。

 ステップS1002:ステップS1001に続いて、検 位置343A~343Gと各ゲームの対応関係すなわち 対応検出位置を設定する。その後、ステッ S1003に進む。

 ステップS1003:メダルがターゲットにヒッ したか否かの判断を含むターゲットヒット 理を実行し、ステップS1004に進む。

 ステップS1004:ゲームを進行し、ステップS 1005に進む。

ステップS1005:制御装置であるサテライトボ ードは、ゲーム進行の結果問題となるエラー が発生したか否か判断し、エラーが発生して いないときはステップS1006に進む。エラーが 生したときは、ゲーム装置GMに発生してい エラー情報を表示し、そのまま処理を終了 る。

 ステップS1006:ゲーム時間終了か否か判断 、ゲーム時間が残っているときはステップS 1002に戻る。ゲーム時間終了のときはそのま 処理を終了する。

 図11において、図10のターゲットヒット処 理は以下の各ステップによって実行される。

 ステップS901:まず、メダルが通過した検 位置343A~343Gがヒット位置か否か、すなわち ターゲットヒットがあったか否かを判断す 。ターゲットヒットがあったときはステッ S902に進み、ターゲットヒットがなかったと は、そのまま処理を終了する。

 ステップS902:ターゲットヒットに基づい 、抽選等の処理を実行し、その結果、主得 を供給すべき結果となったか否か判断する 主得点を供給すべき結果となったときはス ップS903に進み、そうでないときはそのまま 理を終了する。

 ステップS903:ヒット位置がいずれのゲー に対応しているかを判断する。対応ゲーム 第1ゲームであったときはステップS904に進み 、第2ゲームであったときはステップS906に進 。

 ステップS904:第1ゲームに主得点を供給し ステップS905に進む。

 ステップS905:第2ゲームに副得点を供給し そのまま処理を終了する。

 ステップS906:第2ゲームに主得点を供給し ステップS905に進む。

 ステップS907:第1ゲームに副得点を供給し そのまま処理を終了する。

[抽選を含むゲームのためのゲーム進行処理]
 図12は、図9のゲームにおけるルーレットス ックを示す図、図13は、図9のゲームにおけ ルーレットの図柄を示す図、図14は、図9の ームにおける他の画面を示す図、図15は、 9のゲームにおけるさらに他の画面を示す図 図16は、図9のゲームにおけるさらに他の画 を示す図、図17は、図9のゲームにおけるさ に他の画面を示す図、図18は、図9のゲーム おけるさらに他の画面を示す図、図19は、 9のゲームにおけるさらに他の画面を示す図 ある。

 ゲーム進行処理において適宜抽選を実行 る場合には、図9に示すように、ゲーム画面 をLCD310に表示し、ゲーム画面には、コンベア 700、702によって搬送される複数のカップ状タ ーゲット710、712、714、716、720、722、724、726を 表示する。そして、メダル(投入アイテム)が ずれかのターゲット710、712、714、716、720、7 22、724、726にヒットしたか否かを判定する。 ダルMがターゲットにヒットしたか否かは、 チャッカーセンサー342によって検出されたメ ダル通過位置の信号に基づいて、抽選条件判 定部370において判断される。具体的には、図 9の画面に相当するLCD310は、下部のチャッカ センサー342の9個所の位置に対応して画面下 に9個所のヒット検出が行われ、例えば図9 ターゲット712が9分割されたエリアの左から3 番目のエリアに表示されている状態で、左か ら3番目のチャッカーセンサー342に投入され メダルMが検出された場合、該ターゲットは レイヤーのメダル投入によってヒットした のとなり、その結果の取得ポイントとして 選条件を満たしたこととなり、後述の通り 選が実行される。

 ターゲットには、表示された位置に対応 るチャッカーセンサー342にメダル等の投入 イテムの検出信号が検出された際に抽選条 が満たされる開いたもの(ターゲット712、716 、722、724)、抽選条件が満たされない閉じた の(ターゲット710、714、720)、抽選条件には影 響が無いが種類に応じた個別の効果が発生す るプレゼントターゲット(ターゲット726)、抽 条件には影響が無くメダルの払出しが行わ るメダル付ターゲット(ターゲット724)があ 。開いたターゲットにメダルがヒットした 抽選条件判定部370が判断すると、抽選条件 満たされ、抽選条件ポイントが1増加する。 じたターゲットへのメダルヒットは無視さ る。プレゼントターゲットにメダルがヒッ すると、個別の効果として後述するサービ ゲームが実行される。メダル付ターゲット メダルがヒットすると、所定枚数のメダル 排出される。

 メダル(投入アイテム)がいずれかのター ット710、712、714、716、720、722、724、726にヒ トしたか否かの判定は、チャッカーセンサ 342の投入アイテム検出信号と抽選条件判定 段370によって実行される。すなわち、抽選 件ポイントは、メダルがターゲットにヒッ することによって発生し、抽選条件判定手 370が、抽選条件が満たされた(抽選条件ポイ トが1以上ある場合)と判定したときは、抽 実行手段372によって抽選が実行される。

 コンベア700の近傍には、該コンベアに対 したキャラクタ730および抽選条件ポイント 得状況に対応した保留回数表示アイテム(ル ーレットストック)740、742、744、746が表示さ 、同様にコンベア702の近傍には、キャラク 732および保留回数表示アイテム(ルーレット トック)750、752、754、756が表示される。

 なお、抽選を含むゲーム実行時には、チ ッカーセンサー9個所に対応させて、左側4 所に対応した左コンベアと右側4箇所に対応 た右コンベアとを表示し、それぞれのチャ カーセンサに対応させてゲーム抽選条件ポ ントの処理や保留回数表示などを行ってい が、本発明は必ずしもこのような実施例に 限定されず、例えばゲーム装置であるサテ イトGM1全体で一つの抽選条件ポイント処理 行うようにしても良い。

 ゲーム画面には、コンベア700に対応した ーレット(抽選手段)760、ジャックポットゲ ジ770、コンベア702に対応したルーレット(抽 手段)762、ジャックポットゲージ772が表示さ れ、比較的多数のメダル獲得チャンスに繋が るポイントアイコン獲得状況を示す獲得アイ コン表示774、さらに多数のメダル獲得チャン スに成功した際に獲得可能なメダル枚数の貯 蓄状況を表示するプログレッシブ・ジャック ポット払出し枚数であるプログレッシブ表示 776が表示されている。

 抽選条件判定部370が抽選を実行すべきと 断し、抽選を実行する際には、メダルがヒ トしたターゲット(例えば716)が存在するコ ベア700の側のキャラクタ730が、いずれかの 留回数表示アイテム(ルーレットストック)740 、742、744、746のお茶を飲む動作を行い、この ときルーレット760が動作して抽選が実行され る。この抽選は抽選実行手段372によって実行 される。このとき、キャラクタは抽選状況が 表示されるルーレットとセットとなって抽選 演出が行われる。具体的には、まず抽選条件 ポイントが発生した場合、その抽選条件ポイ ントの発生に合わせて保留回数表示アイテム が画面に表示され、その後ルーレットに対応 したキャラクタが保留回数表示アイテムの位 置まで移動する様子が所定の時間表示され、 その後該キャラクタが該お茶を飲むアニメー ションパターン表示に合わせて、保留回数に 応じた抽選状況が表示され、所定の時間の後 に抽選結果を表示する。

 ルーレット760による抽選の開始(キャラク タの移動)、および抽選の実行(抽選状況の表 演出)には上記の通りある程度の演出表示時 間が存在し、その間にメダルがターゲットに ヒットする可能性がある。ヒットしたターゲ ットがその時点で抽選演出が実行されている 側ではないコンベア702上にあるターゲットの 場合であれば、もう一方のルーレット762によ る抽選を並行して実行できるが、コンベア700 上に存在するときには、対応するルーレット 760は開始演出、又は使用中の状態であるので 、抽選の開始は不可能である。そこで、抽選 保留設定手段374によって抽選の保留を設定す る。すなわち、抽選実行手段372が抽選を実行 しているルーレット760について、抽選条件判 定手段370が抽選条件が満たされ、抽選条件ポ イントが発生したと判断したときは、抽選保 留設定手段374が抽選保留設定を実行する。

 保留回数表示アイテム740、742、744、746、7 50、752、754、756は保留設定された抽選の回数 表示するもので、例えば、それぞれが「1」 から「3」の3段階の保留回数を表示し、合計 「1」~「12」の保留回数を表示し得る。保留 回数表示アイテムは、保留回数表示アイテム ・表示手段378によって表示される。

 抽選保留の回数は、保留抽選回数カウン 手段376によってカウントされ、保留回数は 保留抽選回数分配手段388によってアイテム7 40、742、744、746に順次割振られ(コンベア700上 のターゲットのとき)、あるいはアイテム750 752、754、756に順次割振られる(コンベア702上 ターゲットのとき)。アイテム740、742、744、 746を例にとって説明すると、保留回数「1」~ 4」では「1」を表示するアイテム740、742、74 4、746を順次表示し、保留回数「5」~「8」で 、アイテム740、742、744、746を順次1段階大き 表示し、保留回数「9」~「12」では、アイテ ム740、742、744、746をさらに1段階、順次大き 表示する。

 図12に示すように、保留抽選回数分配手 388による保留回数の分配は、ヒットしたタ ゲット800から、保留回数を分配すべきアイ ム812に向う導線820等によって表示され、ア テム812は1段階大きくなる(破線で示す。)。 れによって、抽選保留されたことが明示さ る。

 保留回数の「1」~「4」、「5」~「8」、「9 」~「12」への段階設定は保留回数段階設定手 段382によって設定される。保留回数は、例え ば「12」回が上限に設定され、保留回数が上 に達したか否かは、上限判定手段380によっ 判定され、上限に達した状態で抽選条件ポ ントが発生した場合には上限となるのでそ 以上抽選の保留回数は増加せず、その抽選 件ポイントは無効となる。その場合、遊技 はその表示されている保留回数表示アイテ のいずれかの表示が消える(=対応する保留 数がゼロになる)状態まで時間経過を待つこ で上限判定による抽選条件ポイント獲得無 の効果は消滅し、通常通りのプレイが可能 なる。

 ルーレット770、772には、抽選実行手段372 よる内部抽選の結果に応じてそれぞれのル レットの抽選結果を遊技者に対して表示を う。例えば、図13に示す図柄が表示される 図中、図柄900は「はずれ」であり、図柄「90 0」単独では遊技者には何らのメリットも与 られない。図柄902は「1ステップアップ」で り、対応するジャックポットゲージ(例えば 、ルーレット760に対してゲージ770)を1ポイン 加算する。図柄904は「2ステップアップ」で あり、対応するジャックポットゲージ770を2 イント加算する。図柄906は「3ステップアッ 」であり、対応するジャックポットゲージ7 70を3ポイント加算する。図柄908は「メダル5 の小当り」であり、5枚のメダルが排出され 、遊技者に与えられる。図柄910は「メダル1 0枚の小当り」であり、10枚のメダルが排出さ れて、遊技者に与えられる。図柄912は「3ポ ントのプログレッシブ加算」であり、プロ レッシブ表示776に3ポイントが加算される。

 図柄914は「他キャラクタに対する1ステッ プアップ」であり、他コンベア702に対応する ジャックポットゲージ772を1ポイント加算す 。図柄916は「他キャラクタに対する2ステッ アップ」であり、コンベア702に対応するジ ックポットゲージ772を2ポイント加算する。

 図柄918、920は「おさんぽタイム」および ゴールドおさんぽタイム」であり、後述す サービスゲームが実行される。

 図柄922、924は「ここ掘れ」および「伏せ であり、後述する2次抽選によって遊技者に 与えられるメリットを示す。

 抽選に際して、キャラクタ730、732によっ 行われる抽選開始演出に対応する保留回数 示アイテム(カップ)の保留回数段階は、保 回数態様設定手段384によって判定され、保 回数態様設定手段384は、判定した段階に基 いて、抽選態様を設定する。抽選態様は、 えば、保留回数段階に対応した個数のルー ットによって並列に抽選を行うものである

 例えば、図14の画面では、ルーレット760 は3個のルーレットによる並列抽選が実行さ 、ルーレット762では2個のルーレットによる 並列抽選が実行されている。これによって、 抽選の当選確率が高まり、抽選保留が生じた ときにも、遊技者のゲーム意欲は向上する。 更にこの実施例では、同時に実行される抽選 数に応じて各抽選結果が発生する確率を変更 している。

 図柄900~920が出る確率は、ルーレット1個 ときは、例えば、図柄900(20.7%)、図柄902(8.0%) 図柄904(10.0%)、図柄906(20.0%)、図柄908(20.0%)、 柄910(0.1%)、図柄912(6.0%)、図柄914(10.0%)、図柄 916(5.0%)、図柄918(0.1%)、図柄920(0.1%)である。

 ルーレット2個のときは、第1ルーレット( に表示され先に抽選が終了する。)の図柄出 現確率は、図柄900(20.9%)、図柄902(8.0%)、図柄90 4(10.0%)、図柄906(20.0%)、図柄908(20.0%)、図柄910(0 .1%)、図柄912(6.0%)、図柄914(10.0%)、図柄916(5.0%) 図柄918(0%)、図柄920(0%)である。また、第2ル レット(下に表示され後で抽選が終了する。 )の図柄出現確率は、図柄900(29.6%)、図柄902(11. 3%)、図柄904(10.0%)、図柄906(10.0%)、図柄908(15.0%) 、図柄910(2.6%)、図柄912(6.0%)、図柄914(10.0%)、 柄916(5.0%)、図柄918(0.2%)、図柄920(0.2%)である

 ルーレット3個のときは、第1ルーレット( に表示され先に抽選が終了する。)の図柄出 現確率は、ルーレット2個のときと同様であ 、第2ルーレット(上から2番目に表示され2番 に抽選が終了する。)の図柄出現確率は、図 柄900(30.0%)、図柄902(11.3%)、図柄904(10.0%)、図柄 906(10.0%)、図柄908(15.0%)、図柄910(2.6%)、図柄912( 6.0%)、図柄914(10.0%)、図柄916(5.0%)、図柄918(0%) 図柄920(0%)である。また、第3ルーレット(最 下に表示され3番目に抽選が終了する。)の図 柄出現確率は、図柄900(41.3%)、図柄902(15.0%)、 柄904(6.3%)、図柄906(6.4%)、図柄908(6.1%)、図柄9 10(3.5%)、図柄912(6.0%)、図柄914(10.0%)、図柄916(5. 0%)、図柄918(0.2%)、図柄920(0.2%)である。

 抽選態様設定手段384は、複数ルーレット 並列抽選を行う場合、上のルーレットほど らかのメリットが得られ、下のルーレット どハイリスクハイリターンとなる設定が行 れている。これによって、抽選実行中の緊 感が高まり、遊技者は、最後まで抽選結果 ら目が離せない。また、このように抽選確 数値を変更することで、遊技者が抽選保留 数が「1」~「4」よりも「5」~「8」の場合や 9」~「12」の状態のほうが当選する払出し枚 数の期待値が高まることにより、より表示部 であるLCD310とチャッカーセンサー324に注意し てゲームを進行することとなる。

 図中、右下の画面1000は、ハーフゲームと 称する右側のコンベア(702)に対応した遊技者 提供されるミニゲームのゲーム画面を示す ゲーム画面1000は左の遊技者のゲームの障害 とはならないサイズであり、1台のゲーム装 GM1で2人の遊技者が充分にゲームを楽しむこ ができる。後述するサービスゲームはゲー 画面全体のサイズで実行され、2人の遊技者 がお互いに協力して遊技を行うことも可能で あり、また1人の遊技者が単独で行うことも 能であり、このような複数の操作装置を備 たゲーム装置での使用に好適である。ミニ ームは、ゲーム画面の表示部であるLCD310の 段中央部に所定のキャラクタ(例えば猫)が出 現したとき、左右のコンベアの隙間部分に対 応したチャッカーセンサー324の中央5番目の ャッカーにメダルが検出された場合に該ミ ゲーム対応キャラクタに応じた演出表示が インボード300の制御手段によってイベント して実行される。一方、サービスゲームは レゼントターゲット726へのメダルヒットや ルーレットで「おさんぽタイム」が出たと 等、遊技者に対する賞品として提供される

 保留回数態様設定手段384によって最大段 である3段階の判定がされ、3個のルーレッ による抽選が実行されたときには、特別抽 条件設定手段386によって、遊技者に有利な 件が設定される。有利な条件とは、例えば 3個のルーレットが全て「はずれ」(図柄900) あったときに、特別抽選条件設定手段386に って内部で2次抽選を行い、何らかのメリッ を与えたり、キャラクタ732の楽しいアクシ ンを実行する等である。なお、3個のルーレ ットのうちの2個がはずれのときは、全ては れの1歩手前ととらえることができるため、 ャラクタの独特のアクションによって「は れリーチアクション」(図示省略)を実行し ゲームの雰囲気を盛り上げる。

 このように、保留が最大レベル(段階)に したときに、2次抽選のチャンスが与えられ ことによって、遊技者のゲーム意欲はさら 高まる。更に、各抽選実行にあたりルーレ ト抽選を行うキャラクター730、732に対応す 性能の異なるキャラクターを複数用意して よい。例えば、各キャラクターに応じてル レットの抽選結果に対応する各図柄の確率 異なる確率に変更したり、抽選の開始(キャ ラクタの移動)、および抽選の実行(抽選状況 表示演出)の演出表示時間を変更したりする ことで、抽選実行手段372が異なる確率や異な る演出時間での抽選を行うことにより、例え ば一攫千金型・安定抽選型の抽選キャラクタ ーや、短い時間で抽選実行可能だが当選払出 し枚数期待値の低いもの・その逆などの演出 を行うことが出来る。

 ルーレット770または772において「おさん タイム」(図柄918)が出たときには、例えば 図15に示すゲーム画面のサービスゲームが実 行される。ゲーム画面には、キャラクタ1100 散歩道1102、散歩道1102を仕切る分離帯1104、11 06、メダル表示1108、進行表示1110、獲得メダ 表示1112、コントロールパネルスイッチ表示1 114が表示され、さらに獲得アイコン表示774、 プログレッシブ表示776が表示されている。

 散歩道1102は画面手前方向に流れるように 表示され、キャラクタ1100は、散歩道1102を画 奥に向かって前進する。散歩道1102には、適 宜、分離帯1104によって仕切られた3分岐が出 し、遊技者はコントロールパネルスイッチ3 48の左右ボタンによっていずれかの経路を選 する。例えば、3経路の1つはジャックポッ 、1つは行き止まり、1つはサービスアイテム である。

 散歩道1102を前進する過程でキャラクタ110 0がメダル表示1108上を通過すると、遊技者は 過したメダル表示に対応した枚数のメダル 獲得する。獲得したメダル枚数の合計が獲 メダル表示1112に表示される。

 図16はジャックポットに到達した時点の ーム画面を示し、図17はサービスアイテムに 到達したゲーム画面を示し、図18は3分岐を選 択する状況のゲーム画面を示す。ジャックポ ットに到達したときは、所定数(例えば132枚) メダルが排出されるとともに、獲得アイコ 表示774のアイコン数は1個加算される。サー ビスアイテムに到達したときは、3個のサー スアイテム(例えば、宝箱)1300が表示され、 ントロールパネルスイッチ348の左右ボタン よっていずれかのサービスアイテムを選択 る。いずれかのサービスアイテムが選択さ たときは、そのサービスアイテムに対応し メリットが遊技者に提供される。

 「ゴールドおさんぽタイム」は、「おさ ぽタイム」より豪華なイメージのサービス ームであり、提供されるメリットも大きい

 ジャックポットゲージ770、772がルーレッ (図柄902~904、914、916)によって加算されて、 定の値に達したときにも、ジャックポット なり、所定数のメダルが排出されるととも 、獲得アイコン表示774のアイコン数は1個加 算される。

 2次抽選の確率は、例えば、「はずれ」(68 .03%)、メダル5枚(0%)、メダル10枚(15.99%)、「お んぽタイム」(7.99%)、「ゴールドおさんぽタ イム」(7.99%)に設定される。

 サービスゲーム終了後には、図19のゲー 画面が表示され、キャラクタ730または732を のキャラクタに交換し得る。キャラクタは ジャックポットを獲得し易いもの、メダル 獲得し易いもの、イベントが起こりやすい の等種々の特徴があり、遊技者は、コント ールパネルスイッチ348のストップボタンに って好みのキャラクタ(例えば1500)を選択す 。

[ゲーム制御方法]
 ゲーム装置GM1は、以下のゲーム制御方法に って、抽選を含むゲームを実行する。

 図20は、図10におけるターゲットヒット処 理の他の例を示すフローチャート、図21は、 20におけるルーレット処理を示すフローチ ート、図22は、図20におけるルーレットスト ク処理を示すフローチャート、図23は、図20 におけるハーフゲーム処理を示すフローチャ ートである。

 図20において、図10のターゲットヒット処 理は、例えば、以下の各ステップによって実 行される。

 ステップS1701:まず、メダルがいずれかの ーゲットにヒットしたか否かを判断する。 ずれかのターゲットにヒットしたときはス ップS1702に進み、ターゲットにヒットしな ったときはそのまま処理を終了する。

 ステップS1702:ヒットしたターゲットが閉 た状態、開いた状態、プレゼントターゲッ (プレゼント箱)のいずれであったかを判断 る。閉じた状態であったときはそのまま処 を終了し、開いた状態であったときはステ プS1703に進み、プレゼントターゲットであっ たときはステップS1708に進む。 

 ステップS1703:ターゲットが小当り(メダル 付)であったか否か判断する。メダル付のと はステップS1705に進み、メダル付でなかった ときはステップS1704に進む。

 ステップS1704:ルーレット処理中(抽選実行 中)であるか否かを判断する。抽選実行中で ければステップS1706に進み、抽選実行中であ ればステップS1707に進む。

 ステップS1705:メダルを排出し、そのまま 理を終了する。

 ステップS1706:ルーレット処理を実行し、 のまま処理を終了する。

 ステップS1707:ルーレットストック処理を 行し、そのまま処理を終了する。

 ステップS1708:ハーフゲーム処理を実行し そのまま処理を終了する。

 図21において、図20のルーレット処理は以 下の各ステップによって実行される。

 ステップS1801:まず、ルーレット開始アク ョンによって雰囲気を盛り上げ、ステップS 1702に進む。

 ステップS1802:ルーレットストックの段階( レベル)が1~3のいずれであるかを判断する。 ベル(段階)1のときはステップS1803に進み、レ ベル(段階)2のときはステップS1804に進み、レ ル(段階)3のときはステップS1805に進む。

 ステップS1803:1個のルーレットによる抽選 を実行し、前述の、抽選結果に応じた処理を 実行する。

 ステップS1804:2個のルーレットによる抽選 を実行し、第1ルーレットの抽選結果に応じ 処理、および第2ルーレットの抽選結果に応 た処理を実行する。

 ステップS1805:3個のルーレットによる抽選 を開始し、ステップS1806に進む。

 ステップS1806:2個のルーレットが「はずれ 」になったか否か判断する。2個のルーレッ が「はずれ」になったときはステップS1807に 進み、そうでないときはステップS1808にジャ プする。

 ステップS1807:「はずれリーチアクション を実行し、ステップS1808に進む。

 ステップS1808:3個のルーレットが「はずれ 」になったか否か判断する。3個のルーレッ が「はずれ」になったときはステップS1809に 進み、そうでないときは、そのまま処理を終 了する。

 ステップS1809:「はずれ抽選」を実行し、 テップS1810に進む。

 ステップS1810:「はずれ抽選」の抽選結果 「ここ掘れ」か「伏せ」かを判断する。「 こ掘れ」であったときはステップS1811に進 、「伏せ」であったときはステップS1812に進 む。

 ステップS1811:種々のアイテムやおさんぽ イム等のメリットを遊技者に提供し、キャ クタ交換を実行し、そのまま処理を終了す 。

 ステップS1812:所定のアクションを実行し そのまま処理を終了する。

 図22において、図20のルーレットストック 処理は以下の各ステップによって実行される 。

 ステップS1901:まず、保留回数表示アイテ に、保留個数段階(レベル)が「3」のものが 在するか否か判断する。レベル3の保留回数 表示アイテムが存在したときはステップS1902 進み、存在しなかったときはステップS1903 進む。

 ステップS1902:全ての保留回数表示アイテ が保留個数段階(レベル)「3」であるか否か 断する。いずれかの保留回数表示アイテム 保留個数段階(レベル)が「3」でなかったと 、すなわち「2」であったときはステップS19 05に進む。全ての保留回数表示アイテムが保 個数段階(レベル)「3」であるときは、その ま処理を終了する。

 ステップS1903:保留回数表示アイテムに、 留個数段階(レベル)が「2」のものが存在す か否か判断する。レベル2の保留回数表示ア イテムが存在したときはステップS1904に進み 存在しなかったときはステップS1906に進む

 ステップS1904:全ての保留回数表示アイテ が保留個数段階(レベル)「2」であるか否か 断する。いずれかの保留回数表示アイテム 保留個数段階(レベル)が「2」でなかったと 、すなわち「1」であったときはステップS19 08に進む。全ての保留回数表示アイテムが保 個数段階(レベル)「2」であるときは、ステ プS1905に進む。

 ステップS1905:1個の保留回数表示アイテム を、保留個数段階(レベル)「2」からレベル「 3」に、レベルアップし、そのまま処理を終 する。

 ステップS1906:保留回数表示アイテムに、 留個数段階(レベル)が「1」のものが存在す か否か判断する。レベル1の保留回数表示ア イテムが存在したときはステップS1907に進み 存在しなかったときはステップS1909に進む

 ステップS1907:保留個数段階(レベル)「1」 保留回数表示アイテムが最大数(4個)存在す か否か判断する。保留個数段階(レベル)「1 の保留回数表示アイテムが最大数存在した きはステップS1908に進み、そうでないとき ステップS1909に進む。

 ステップS1908:1個の保留回数表示アイテム を、保留個数段階(レベル)「1」からレベル「 2」に、レベルアップし、そのまま処理を終 する。

 ステップS1909:保留個数段階(レベル)「1」 保留回数表示アイテムを1個生成し、そのま ま処理を終了する。

 図23において、図10のゲーム進行処理にお いて発生するサービスゲーム処理は以下の各 ステップによって実行される。

 ステップS2001:まず、分岐や宝箱選択等の 択を実行すべきタイミングか否かを判断す 。選択実行すべき位置のときはステップS200 2に進み、そうでないときは、ステップS2003に ジャンプする。

 ステップS2002:コントロールスイッチ348の 力に基づく選択を実行し、ステップS2003に む。

 ステップS2003:ゲームを所定タイミングま 進行させ、ステップS2004に進む。

 ステップS2004:ゲーム終了位置に到達した 否かを判断する。ゲーム終了位置に到達し ときはステップS2005に進み、そうでないと はステップS2001に戻る。

 ステップS2005:ジャックポットに到達した 否か判断する。ジャックポットに到達した きはステップS2006に進み、そうでないとき そのまま処理を終了する。

 ステップS2006:ジャックポットに対応した ダル排出等のメリットを遊技者に提供し、 のまま処理を終了する。

 以上の実施例はメダルゲームに関するも であったが、本発明は、パチンコ遊技機の うな遊技球その他の投入アイテムの投入に って得点を取得する任意のゲーム装置およ ゲーム制御方法に適用し得る。また、ゲー 装置は表示部310を必須とするものではなく 何らかのターゲットを有する複数のゲーム ついてターゲットに対する投入アイテムの ットを検出すべき任意のゲーム装置に本発 を適用し得る。

 さらに、本発明は、投入アイテムの投入 よって抽選を実行し、かつ抽選を保留する とのある任意のゲーム装置およびゲーム制 方法に適用し得ることはいうまでもない。

本発明に係るゲーム装置の一実施例を す斜視図である。 図1のゲーム装置を示す分解斜視図であ る。 図1のゲーム装置を含むゲームシステム を示すブロック図である。 図3のサーバを示す斜視図である。 図1のゲーム装置を示すブロック図であ る。 図4のサーバを示すブロック図である。 図1のゲーム装置を1人の遊戯者が使用 る状態を示す平面図である。 図1のゲーム装置を2人の遊戯者が使用 る状態を示す平面図である。 図1のゲーム装置で実行されるゲームの ゲーム画面を示す正面図である。 本発明に係るゲーム制御方法の一実施 例の処理を示すフローチャートである。 図10におけるターゲットヒット処理を すフローチャートである。 図9のゲームにおけるルーレットスト クを示す図である。 図9のゲームにおけるルーレットの図 を図である。 図9のゲームにおける他の画面を示す である。 図9のゲームにおけるさらに他の画面 示す図である。 図9のゲームにおけるさらに他の画面 示す図である。 図9のゲームにおけるさらに他の画面 示す図である。 図9のゲームにおけるさらに他の画面 示す図である。 図9のゲームにおけるさらに他の画面 示す図である。 図10における他のターゲットヒット処 を示すフローチャートである。 図20におけるルーレット処理を示すフ ーチャートである。 図20におけるルーレットストック処理 示すフローチャートである。 図20におけるサービスゲーム処理を示 フローチャートである。

符号の説明

 SV サーバ
 GM1~GM4 ゲーム装置
 200 サーバボード
 202 JP抽選タイミング設定部
 204 メダル投入フラグ保持部
 206 タイマー部
 208 選択サテライト記憶選択部
 210 JP抽選部
 212 サテライト側第2表示部制御部通信部
 214 JPゲーム設定部
 216 復号部
 218 JP潜伏タイミング設定部
 220 表示部制御部
 224 サテライト状況判断部
 226 サーバメイン制御部
 230 電飾部
 232 電飾
 240 コンピュータ部 
 246 メンテナンスLCD
 248 アンプ
 250 スピーカ
 252 ハブ
 260 メンテナンススイッチ
 262 ドアスイッチ
 264 メディア読書部
 300 サテライトボード
 302 JPカウンタ値記憶部
 304 メダル投入フラグ判断部
 306 サーバ通信部
 308 サテライトメイン制御部
 310 LCD
 312 サテライトホッパー
 314 ペイアウトホッパー
 316 振り分け部
 318 スロープ部
 320 JPメカ部
 322 プッシャーメカ
 326 表示部制御基板
 328 表示部
 330 ハロゲンランプ
 340 メダル投入センサー
 342 チャッカーセンサー
 344 メンテナンススイッチ
 346 ティルトスイッチ
 348 コントロールスイッチ
 350 プッシャーゲームユニット
 360 メダル投入ハンドル(左)
 361 メダル投入ハンドル(右)
 370 対応検出位置設定部(手段)
 372 ヒット位置設定部(手段)
 374 ヒット位置判断部(手段)
 376 主得点供給部(手段)
 378 副得点供給部(手段)
 380 ゲーム画面表示部(手段)
 400 抽選条件判定部(手段)
 402 抽選実行部(手段)
 404 抽選保留部(手段)
 406 抽選保留回数カウント部(手段)
 408 保留回数表示アイテム・表示部(手段)
 410 上限判定部(手段)
 412 保留回数段階設定部(手段)
 414 抽選態様設定部(手段)
 416 特別抽選条件設定部(手段)
 418 保留抽選回数分配部(手段)
 700、702 コンベア
 710、712、714、716、720、722、724、726、800 タ ゲット
 730、732 キャラクタ
 740、742、744、746、750、752、754、756、810、812 814、816 保留回数表示アイテム
 760、762 ルーレット
 770、772 ジャックポットゲージ
 774 獲得アイコン表示
 776 プログレッシブ表示