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Patent Searching and Data


Title:
GAME TOY WITH FIGURES AND CARDS
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/108211
Kind Code:
A1
Abstract:
A plurality of cards composing a deck are made to include a plurality of sheets of piece corresponding cards (31, 41) on the front surface where a corresponding indication indicative of cards corresponding to a plurality of pieces (51-57) is described. Each of the pieces (51-57) composing one piece set is provided with bases (B1-B7) having a size to be received in one grid (11) and figures (F1-F7) provided on the bases. Respective shapes of the bases (B1-B7) of the plurality of the pieces are so determined that not less than two combination bases to be disposed in one grid (11) are included in a plurality of kinds of combination bases obtained by combining respective bases of not less than two pieces laid on a play field (9).

Inventors:
CHIDA TOMOHARU
KOMATSU KAZUTO
HAGIWARA DAI
YABE MASATAKA
Application Number:
PCT/JP2008/053231
Publication Date:
September 12, 2008
Filing Date:
February 26, 2008
Export Citation:
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Assignee:
KONAMI DIGITAL ENTERTAINMENT (JP)
CHIDA TOMOHARU
KOMATSU KAZUTO
HAGIWARA DAI
YABE MASATAKA
International Classes:
A63F3/00; A63F1/02; A63F1/04; A63F1/06; A63F3/02
Domestic Patent References:
WO2003018149A12003-03-06
Foreign References:
US5082287A1992-01-21
JP2006247178A2006-09-21
Attorney, Agent or Firm:
NISHIURA, Tsuguharu (Toranomon 34 MT Building 9F25-5, Toranomon 1-chome, Minato-ku, Tokyo 01, JP)
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Claims:
 複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数枚のカードから構成された複数のデッキと、
 連続して配置された複数のグリッドを備え、前記複数のプレイヤが共通に使用するプレイフィールドと、
 複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数のピースから構成された複数のピース・セットとを備え、
 前記デッキを構成する前記複数枚のカードには、前記複数のピースに対応するカードであることを示す対応表示が表面に記載された複数枚のピース対応カードが含まれており、
 1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれは、1つの前記グリッド内に入る大きさを有するベースと該ベース上に設けられたフィギュアとを有し、
 1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれの前記ベースの形状は、2以上の前記ピースのそれぞれの前記ベースを前記プレイフィールド上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースが含まれるように定められていることを特徴とするゲーム玩具。
 前記フィギュアが三次元形状のフィギュアであり、
 1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースが有する複数の前記三次元形状のフィギュアには、対戦の主体となるキャラクタを模した三次元形状のフィギュアと、前記キャラクタが使用する付属物の三次元形状のフィギュアとが含まれている請求項1に記載のゲーム玩具。
 前記組合せベースを構成する前記2以上のピースにそれぞれ設けられた前記三次元形状のフィギュアは、前記組合せベースが構成された状態において、物理的に干渉しないように構成されている請求項2に記載のゲーム玩具。
 1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースの中には、前記組合せベースの平面輪郭形状が1つの前記グリッドの輪郭形状と合同または相似形となる1以上の前記組合せベースが含まれていることを特徴とする請求項1に記載のゲーム玩具。
 前記ピース対応カードの前記表面には、該ピース対応カードに対応する1つの前記ピースの前記ベースを1つの前記グリッド内に置く場合の配置条件が記載されている請求項1に記載のゲーム玩具。
 前記配置条件は、前記1つのグリッドを模した図形の内部に、前記ベースを配置できる領域を視覚により確認できるように表示することにより、前記ピース対応カードの前記表面に記載されている請求項5に記載のゲーム玩具。
 前記対応表示が、前記ピースの前記ベースの平面輪郭形状を模した図形表示であることを特徴とする請求項1に記載のゲーム玩具。
 前記ピース対応カードの前記表面には、該ピース対応カードが前記プレイフィールド上に置かれている状態で発動できる効果が記載されており、
 前記ピース対応カードが前記プレイフィールド上に置かれているときに、前記ピース対応カードに記載されている効果に追加される効果が記載された複数枚の効果追加カードが、前記デッキに含まれている請求項1に記載のゲーム玩具。
 前記グリッドは、1枚の前記カードを前記グリッド内に配置することができる形状寸法を有している請求項1に記載のゲーム玩具。
 前記複数のグリッドは、マトリックスを構成するように連続して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のゲーム玩具。
 複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数枚のカードから構成された複数のデッキと、
 連続して配置された複数のグリッドを備え、前記複数のプレイヤが共通に使用するプレイフィールドと、
 複数のプレイヤが、それぞれ使用する複数のピースから構成された複数のピース・セットとを備え、
 前記デッキを構成する前記複数枚のカードには、前記ピース・セットに対応するカードであることを示す対応表示が表面に記載された複数枚のピース対応カードが含まれており、
 1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれは、1つの前記グリッド内に入る大きさを有するベースと該ベース上に設けられたフィギュアとを有し、
 1つの前記ピース・セットを構成する前記複数のピースのそれぞれの前記ベースの形状は、2以上の前記ピースのそれぞれの前記ベースを前記プレイフィールド上に置いた状態で組み合わせて得られる複数種類の組合せベースの中に、1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースが含まれるように定められているゲーム玩具のプレイ方法であって、
 各プレイヤは前記デッキから引いた複数枚の前記カードを手札として持ち、
 自分のターンにおいて、前記手札中に含まれている前記ピース対応カードを前記プレイフィールド上に置くことを条件にして、前記プレイフィールド上の前記グリッド内に前記ピース対応カードに対応する前記ピースを置き、
 1つの前記グリッド内に1つの前記組合せベースを構成するために2以上のピースが配置されているときに、該2以上のピースを1つの合体ピースとして使用することを許容してゲームを進行することを特徴とするゲーム玩具のプレイ方法。
 前記複数のピースには、それぞれ予め攻撃力及び/又は守備力とが定められており、
 前記合体ピースの前記攻撃力及び/又は守備力を、前記合体ピースを構成する前記2以上のピースの前記攻撃力及び/又は守備力を合計して得られる合計攻撃力及び/又は合計守備力以上としてゲームを進行することを特徴とする請求項11に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
 1つの前記グリッド内に配置できる2以上の前記組合せベースの中に、前記組合せベースの平面輪郭形状が1つの前記グリッドの輪郭形状と合同または相似形となる1以上の前記組合せベースが含まれており、
 該1以上の組合せベースを構成する2以上の前記ピースを前記一つの合体ピースとして使用するときに、予め定めた効果を発動できることが、前記2以上のピースに対応する2枚以上の前記ピース対応カードのいずれかに記載されている請求項11に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
 1つの前記グリッド内に2以上の前記ピースを置く場合の優先順位が予め定められており、前記優先順位に従ってのみ、前記2以上のピースを前記1つのグリッド内に配置するようにしてゲームを進行することを特徴とする請求項11に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
 前記複数のグリッドは、マトリックスを構成するように連続して配置されている請求項11に記載のゲーム玩具のプレイ方法。
Description:
フィギュアとカードを備えたゲ ム玩具

 本発明は、フィギュアとカードとの組合 からなるゲーム玩具及びそのプレイ方法に するものである。

 WO/2003/018149号公報(米国出願公開第2004-239031 )には、プレイフィールドに三次元形状のピ スを置き、さらにカードを用いてゲームを 行するゲーム玩具が開示されている。この ーム玩具で用いるプレイフィールドは、マ リックスを構成するように配置された複数 正方形形状のグリッドを備えている。また のゲーム玩具では、二次元形状に展開可能 立方体形状のダイスを展開して作られた通 構成パーツを、ゲームの進行に伴ってプレ フィールド上に順次並べる。通路構成パー は、プレイフィールド上に設けた複数のグ ッドと同じ正方形形状のプレートが6枚組み 合わされて構成されている。通路構成パーツ をプレイフィールド上に置く際には、1つの リッドの上に1つのプレートが重なるように る。そして複数の通路構成パーツによって 成された通路の上にピースを置き、この通 に沿ってピースを移動させて、ゲームを進 する。このゲーム玩具では、通路構成パー に含まれる1つのプレートの上に1つのピー だけが置けるように、ピースの大きさが定 られている。そしてピースをプレイフィー ド上の通路構成パーツの上に置くためには 所定のカードを使用する。この所定のカー には、対応するピースとの対応関係が判る 示が示されている。

WO/2003/018149号公報

 従来のピースとカードとを組み合わせた ーム玩具では、チェスや将棋のように、プ イフィールド上の1つのグリッドに対応する 位置に1つのピースだけを置いて、ゲームを 行する。そのため従来のゲーム玩具では、 ードゲームとボードゲームの両方を一度に しむことができる。しかしながら複数のピ スを組み合わせて遊ぶことができるゲーム 具は、従来無く、その登場が望まれていた

 本発明の目的は、従来よりもピースを活 して、遊ぶことができるユニークなゲーム 具及びこのゲーム玩具のプレイ方法を提供 ることにある。

 本発明のゲーム玩具は、複数のプレイヤ 、それぞれ使用する複数枚のカードから構 された複数のデッキと、マトリックスを構 するように連続して配置された複数のグリ ドを備えて複数のプレイヤが共通に使用す プレイフィールドと、複数のプレイヤが、 れぞれ使用する複数のピースから構成され 複数のピース・セットとを備えている。デ キを構成する複数枚のカードには、複数の ースに対応するカードであること示す対応 示が表面に記載された複数枚のピース対応 ードが含まれている。なおこの対応表示は ピースを模した絵柄や図でも、ピースを示 文字でも、ピースを写した写真でも、何で よい。またこのピース対応カードには、対 表示に加えて対応するピースの攻撃力、守 力、所定の条件で発動できる効果等のゲー の進行に使用する情報が表示されていても いのは勿論である。

 1つのピース・セットを構成する複数のピ ースのそれぞれは、1つのグリッド内に入る きさを有するベースと該ベース上に設けら たフィギュアとを有している。フィギュア 、絵や写真等の二次元形状を有するもので っても、人形のような三次元形状を有する のであってもよい。

 本発明では、特に、1つのピース・セット を構成する複数のピースのそれぞれのベース の形状が、2以上のピースのそれぞれのベー をプレイフィールド上に置いた状態で組み わせて得られる複数種類の組合せベースの に、1つのグリッド内に配置できる2以上の組 合せベースが含まれるように定められている 。すなわち本発明においては、1つのグリッ 内に、複数のピースのそれぞれのベースを み合わせて1つの組合せベースを作った状態 配置することが可能になる。すなわち本発 によれば、1つの組合せベースを構成する2 上のピースを組み合わせたものを1つの合体 ースとすることにより、個々のピースとカ ドとを用いてゲームを進行するだけでなく 合体ピースとカードとを用いてゲームを進 することができる。よって本発明によれば ピース単体だけでなく、2以上のピースを組 み合わせて構成した合体ピースを用いて、従 来に無い、ユニークなゲーム玩具を提供する ことができる。

 なお1つのグリッド内に配置できる2以上 組合せベースの中には、組合せベースの平 輪郭形状が1つのグリッドの輪郭形状と合同( グリッドの輪郭形状と完全に一致する形状) たは相似形(グリッドの輪郭形状と同じ形状 あるがグリッドの輪郭形状よりも小さい形 )となる1以上の組合せベースが含まれてい もよい。この条件を満たす合体ピースを作 るようにすれば、1つのグリッドの面積を最 限利用することが可能になり、合体ピース 利用したゲームの進行ルールのバリエーシ ンを増やすことができる。

 なおピース対応カードの表面には、この ース対応カードに対応する1つのピースのベ ースを、1つのグリッド内に置く場合の配置 件を記載してもよい。このような配置条件 ピース対応カードに記載すると、1つのグリ ド内にピースを置く際の制限が増えること なる。そのため、ゲームのルールとして難 度の高いものを作ることが可能になる。こ 配置条件は、1つのグリッドを模した図形の 内部に、ベースを配置できる領域を視覚によ り確認できるように表示することにより、ピ ース対応カードの表面に記載することができ る。領域を視覚により確認できるように表示 するためには、例えば、その領域の色を他の 領域と異なる色にしたり、その領域だけを特 別な線種(太い実線、破線、一点鎖線等)の線 囲んだりしてもよい。このような表示を採 すると、一瞬にして配置条件を認識できる め、ゲームをスムーズに進行することがで る。前述の特別な線種の線で領域を囲んだ 合には、それ自体がピース対応カードに表 する対応表示となる。なお配置条件とは別 、ピースのベースの平面輪郭形状を模した 形表示を対応表示として表示してもよいの 勿論である。このような図形表示による対 表示を用いると、対応するピースとカード の関係を一瞬にして認識することができる で、ゲームの進行がスムーズになる。

 ベース上に設けるフィギュアとして三次 形状のフィギュアを用いる場合には、1つの ピース・セットを構成する複数のピースが有 する複数の三次元形状のフィギュアとして、 対戦の主体となるキャラクタを模した三次元 形状のフィギュアと、このキャラクタが使用 する付属物(武器、乗り物、兜、鎧、靴、等) 三次元形状のフィギュアとを含めることが きる。このようにすると2以上のピースを組 み合わせて合体ピースを構成する際に、いわ ゆる着せ替え人形の楽しみと同様の楽しみを 味わうことができる。またこのようにすると 合体ピースに含まれる各フィギュアを見るだ けで、そのキャラクタの強さや特徴を感覚的 に把握することが可能になる。

 なお組合せベースを構成する2以上のピー スにそれぞれ設けられた三次元形状のフィギ ュアは、組合せベースが構成された状態にお いて、物理的に干渉しない(ぶつかり合わな または障害とならない)ように構成されてい のが好ましい。このようにすれば、2以上の ピースを1つのグリッドの上に配置する場合 、各ピースのベースを確実にグリッド上に 置することができて、ピースのプレイフィ ルド上への配置作業を簡単に行える。

 またピース対応カードの表面には、この ース対応カードがプレイフィールド上に置 れている状態で発動できる効果が記載され いてもよい。またこの場合には、更に、ピ ス対応カードがプレイフィールド上に置か ているときに、ピース対応カードに記載さ ている効果に追加される効果が記載された 数枚の効果追加カードが、デッキに含まれ いるのが好ましい。このようなカードを用 れば、多彩な攻撃を可能にするルールを作 てゲームを楽しむことができる。

 なおグリッドの形状としては、矩形状、 角形、円形等の任意の形状を用いることが きる。しかしグリッドを、1枚のカードをグ リッド内に配置することができる形状寸法を 有するものとすれば、カード自体をグリッド の上に置くルールを用いることが可能になり 、さらに多彩なルールを作って楽しむことが 可能になる。

 本発明のゲーム玩具を用いてプレイする 法は、任意である。例えば、次のプレイ方 を用いることができる。まず各プレイヤは 分のデッキから引いた複数枚のカードを手 として持つ。次に自分のターンにおいて、 札中に含まれているピース対応カードをプ イフィールド上に置くことを条件にして、 レイフィールド上のグリッド内にピース対 カードに対応するピースを置く。これによ てピース対応カードを従来のカードゲーム 対戦に使用する対戦カードとしても使用す ことが可能なる。そして1つのグリッド内に 1つの組合せベースを構成するために2以上の ースが配置されているときに、該2以上のピ ースを1つの合体ピースとして使用すること 許容してゲームを進行する。このようにす と、合体ピースに特別な効果や能力を持た てゲームを進行することが可能になるだけ なく、1回の移動動作で2以上のピースを一度 に移動するようにしてゲームをスピーディに 進行させることも可能になる。

 具体的には、複数のピースに、それぞれ め攻撃力及び/又は守備力とを定めておく場 合において、合体ピースの攻撃力及び/又は 備力を、合体ピースを構成する2以上のピー の攻撃力及び/又は守備力を合計して得られ る合計攻撃力及び/又は合計守備力以上とし ゲームを進行するようにしてもよい。この うな方法を採用すると、攻撃及び/又は守備 戦略を立てる楽しみを増大させることがで る。

 さらに1つのグリッド内に配置できる2以 の組合せベースの中に、組合せベースの平 輪郭形状が1つのグリッドの輪郭形状と合同 たは相似形となる1以上の前記組合せベース が含まれている場合には、この1以上の組合 ベースを構成する2以上のピースを一つの合 ピースとして使用するときに、予め定めた 果を発動できることを、2以上のピースに対 応する2枚以上のピース対応カードのいずれ に記載してあってもよい。このようにする グリッドの輪郭形状と組合せベースの平面 郭形状との組合せを利用して、特別のルー を定めることが可能になり、ルールのバリ ーションが豊富になる。

 さらに1つのグリッド内に2以上のピース 置く場合の優先順位(1つのグリッド上に並べ る順位)を予め定めてもよい。この場合には 優先順位に従ってのみ、2以上のピースを1つ のグリッド内に配置するようにしてゲームを 進行する。このようにすると、ピースを使用 する際の条件が厳しくなるので、ルールの難 易度を高めることが可能になる。例えば、ピ ース対応カードに設けたピースの配置状況を 示す図形表示に優先順位を示す数字を表記す れば、簡単に優先順位を確認することができ る。

二人のプレイヤで対戦する場合の本発 のゲーム玩具のプレイの途中の状態を示す 略図である。 使用するピース・セットに含まれるピ スの例の一部を示す斜視図である。 (A)~(D)は、4種類の組合せベースを、2以 のピースのベースを組み合わせて構成する 合の組合せ例を示す図である。 主ピース対応カードの一例の表面の拡 図である。 従ピース対応カードの一例の表面の拡 図である。 効果追加カードの一例の表面の拡大図 ある。 (A)及び(B)は、それぞれスキルカードの の表面の拡大図である。 ゲームの進行の途中でプレイフィール 上にいくつかのピースが置かれている状況 概略的に示す図である。 1つのグリッドに2つのピースを出す場 の状態を説明するために用いる図である。 対戦の勝敗の決定方法の一例を説明す るために用いる図である。 スキルカードの効果の発動の一例を説 明するために用いる図である。 本実施の形態のゲーム玩具を用いて対 戦する場合の準備と進行方法の一例を示すフ ローチャートである。 グリッドの形状を正六角形にした場合 のプレイフィールドのマトリックスの一例を 示す図である。 グリッドの形状を正四角形にした場合 の例を説明するために用いる図である。 配置条件表示欄に優先順位を示す例を 示す図である。

 以下図面を参照して本発明のゲーム玩具 実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は 、二人のプレイヤで対戦する場合の本発明の ゲーム玩具の実施の形態のプレイの状態を概 略図として示している。この実施の形態にお いては、二人のプレイヤがそれぞれ使用する 複数枚のカードから構成された2組のデッキ 用いる。図1には、デッキの一部を構成する 札1,3と、手札2,4が別個に図示してある。ま 本実施の形態では、二人のプレイヤがそれ れ使用する複数のピース51~57(すなわち駒)か らなる2組のピース・セット5,7と、複数のプ イヤが共通に使用するプレイフィールド9と 使用する。図2は、使用するピース・セット 5,7に含まれるピース51~57の例の一部を示す斜 図である。以下の説明では、ピース全体を す場合には、符号5,7を使用し、特定のピー を示す場合には、符号51~57のいずれか1つの 号を使用する。プレイフィールド9は、マト リックスを構成するように連続して配置され た5×6個のグリッド11を備えている。なお図1 は、一部のグリッドに符号11を付してある。 本実施の形態では、グリッドの形状として、 1枚のカードをグリッド内に配置することが きる矩形形状で且つ所定の寸法を有してい 。したがってカード自体を1つのグリッド11 上に置いて、所定の条件が満たされたとき 、何らかの効果を発動するルールを、ゲー のルールの中に採用することができる。ま このプレイフィールド9では、二人のプレイ に最も近い位置にある両端の5つのグリッド 11からなるグリッド列13の色を、他のグリッ 11の色と異なる色にしている。このグリッド 列13が、ピース51~57をプレイフィールド9上に すときの最初の位置を示すスタートゾーン ある。なお図1においては、グリッド列13を 成する5つのグリッド11の上に、後述する説 の理解を容易にするために「1」と「2」の 字を付してある。この実施の形態のゲーム 具のルールでは、例えば、予め各プレイヤ 点数を5点持っているものとする。そして、 人のプレイヤに最も近い位置にある両端の リッド列13に対し、グリッド列13の中央に位 置する「2」を付したグリッドに相手プレイ のピースが入ると持ち点が2点減点され、「1 」を付したグリッドに相手のプレイヤのピー スが入ると持ち点が1点減点される。持ち点 0点になった時点でゲームは終了する。プレ フィールド9は、少なくともマトリックスを 備えていればよい。図1には実施の形態の理 を容易にするために、その他の場15~25につい ても示してある。その他の場には、例えば、 6枚の手札2,4から出した後述するピース対応 ード等を置くカード置き場15,17と、使用した カードを捨てるカード捨て場19,21と、山札1,3 置く山札置き場23,25とが含まれる。なおこ らのその他の場は、机の表面や床の表面に って構成されてもよい。

 1つのピース・セットを構成する複数のピ ース51~57のそれぞれは、1つのグリッド11内に る大きさを有するベースB1~B7と該ベース上 設けられたフィギュアF1~F7とを有している。 この例のベースは、グリッド11の形状を6等分 した形状(平面輪郭形状が正四角形となる形 )を一つの単位とするベースユニットまたは の組合せにより、それぞれ構成されている フィギュアF1~F7は、絵や写真等の二次元形 を有するものであってもよいが、図2に示す 施の形態で用いるピースのように人形や箱 ような三次元形状を有するものであっても い。

 本実施の形態では、1つのピース・セット を構成する複数のピース51~57のそれぞれのベ スB1~B7の形状が、2以上のピースのそれぞれ ベースをプレイフィールド9上に置いた状態 で組み合わせて得られる複数種類の組合せベ ースの中に、1つのグリッド11内に配置できる 2以上の組合せベースが含まれるように定め れている。理解を容易にするために、図3(A)~ (D)に、例として4種類の組合せベースCB1~CB4を 2以上のピースのベースを組み合わせて構成 する場合の組合せ例を示している。図3(A)の 合せベースCB1の平面輪郭形状は、グリッド11 の輪郭形状と合同または相似形となっている 。本実施の形態では、組合せベースCB1に更に 他のピースのベースを組み合わせた場合には 、グリッド11内に配置することができなくな 。本実施の形態では、グリッド11内に配置 きない組合せベースは使用できない。また 図3(B)~(D)は、2つのピースのベースを組み合 せてCB2~CB4を構成する場合の例である。なお 3に示した以外にも他の平面輪郭形状を呈す る組合せベースを構成できるのは勿論である 。

 このような組合せベースを採用する本実 の形態においては、1つの組合せベースを構 成する2以上のピースを組み合わせたものを 1つの合体ピースとして使用する。したがっ 本実施の形態では、個々のピースとカード を用いてゲームを進行するだけでなく、複 のピースから構成された合体ピースとカー とを用いてゲームを進行することができる なお合体ピースを構成しているからといっ 、必ず合体ピースとして複数のピースを一 に移動させる必要はなく、合体ピースを構 している個々、あるいは複数のピースを移 させることを許容するようにルールを定め よいのは勿論である。

 使用する最初のデッキは、例えば、それ れ30枚のカードによって構成されている。 ッキ内には、大きく分けてそれぞれ4種類の ループに分けられるカードが含まれている これら4種類のカードは、例えば、主ピース 対応カードと、従ピース対応カードと、効果 追加カードと、スキルカードとに分類される 。図4には、主ピース対応カード31の一例の表 面の拡大図を示している。図4に示すように 主ピース対応カード31は、対戦の対象となる キャラクタのフィギュアを備えたピースをプ レイフィールド9上に出すために使用する。 して主ピース対応カード31は、この実施の形 態では「GBS Character Card」または「キャラク カード」と呼んでいる。主ピース対応カー 31の表面には、カードの種類を記載する種 記載欄32、キャラクタの名称を表示するキャ ラクタ名称表示欄33、キャラクタを模したイ ージを表示するキャラクタイメージ表示欄3 4と、攻撃力及び防御力を示すパワー表示欄35 と、効果表示欄36と、配置条件表示欄37とが 示されている。配置条件表示欄37には、主ピ ース対応カード31に対応する1つのピースのベ ースを、1つのグリッド11内に置く場合の配置 条件が記載される。この例では、1つのグリ ドを模した図形の内部に、ベースを配置で る領域を視覚により確認できるように表示 ることができるように、配置条件表示欄37を 構成している。具体的には、1つのグリッド11 を模した図形の内部に、ベースを配置できる 領域の色を他の領域と異なる色にしている。 なおベースを配置できる領域だけを特別な線 種(太い実線、破線、一点鎖線等)の線で囲ん もよい。本実施の形態のような表示を採用 ると、一瞬にして配置条件を認識できる。 お前述の特別な線種の線で領域を囲んだ場 には、領域を囲む線それ自体が主ピース対 カード31に表示する対応表示となる。配置 件表示欄37を設けずに、自由にピースのベー スをグリッド11内に配置するようにしてもよ のは勿論である。なおピースのベースの配 領域を特に限定しない場合(自由に配置位置 を決定できる場合)には、グリッド11を模した 図形の内部をすべて配置できる領域であると 表示するか、または配置条件表示欄37を設け ければよい。したがって主ピース対応カー 31には、ベースの配置条件を限定する場合 け、配置条件表示欄37を設ければよいことに なる。

 図5には、従ピース対応カード41の一例の 面の拡大図を示している。図5に示すように 、従ピース対応カード41の表面には、カード 種類を記載する種類記載欄42、付属品の名 を表示する付属品名称表示欄43、付属品を模 したイメージを表示するイメージ表示欄44と 攻撃力及び防御力を示すパワー表示欄45と 発動される効果の内容を表示する効果表示 46と、配置条件表示欄47とが表示されている 従ピース対応カード41は、対戦の対象とな 主ピース対応カード31のキャラクタが使用す る付属物(武器、武器箱、乗り物、兜、鎧、 、等)の三次元形状のフィギュアを備えたピ スをプレイフィールド9上に出すために使用 される。また、配置条件表示欄47は、主ピー 対応カード31に表示されている配置条件表 欄37と同様に構成されるものであり、ピース のベースの配置領域を特に限定しない場合( 由に配置位置を決定できる場合)には、グリ ド11を模した図形の内部をすべて配置でき 領域であると表示するか、または配置条件 示欄47を設けなければよい。本実施の形態で は、この従ピース対応カード41を「Item Card」 または「アイテムカード」と呼ぶことがある 。なお主ピース対応カード31及び従ピース対 カード41は、いずれも本発明のピース対応 ードを構成するものである。

 図6には、効果追加カード51の一例の表面 拡大図を示している。図6に示すように、効 果追加カード51の表面には、カードの種類を 載する種類記載欄52、名称を表示する名称 示欄53、イメージを表示するイメージ表示欄 54と、追加できる効果の内容を表示する効果 示欄55とが表示されている。この効果追加 ード51は、主ピース対応カード31に効果や、 性等を追加する効果が記載されたカードで る。

 図7(A)及び(B)には、グリッド11の上に置か 罠として使用されるスキルカード61と、プ イヤが適時、手札2,4から出して効果を発動 せるメインのスキルカード71の一例の表面の 拡大図をそれぞれ示している。図7(A)及び(B) 示すように、カード61,71の表面には、カード の種類を記載する種類記載欄62,72、名称を表 する名称表示欄63,73、イメージを表示する メージ表示欄64,74と、効果表示欄65,75とが表 されている。罠として使用されるスキルカ ド61は、プレイフィールド9のグリッド11の に裏返し状態で置かれて、所定の条件が成 したときに、効果を発動する一種の地雷の うな効果を発動する。メインのスキルカー 71は、プレイヤが手札から出して使用したと きに効果を発動し、効果を発動するとカード 捨て場19,21に捨てられる。

 図8は、ゲームの進行の途中でプレイフィ ールド9上にいくつかのピースが置かれてい 状況を概略的に示した図である。図面上で て手前側のプレイヤのプレイ状況では、プ イフィールド9上の3つのグリッド11の上にそ ぞれ3個のピース51,53及び55が置かれている この状態では、すでにピースが置かれてい グリッド11に別の1以上のピースを置くこと より、1つの合体ピースが構成できる。そし 相手方のプレイヤのプレイ状況では、プレ フィールド9上の1つのグリッド11内に2個の ース52及び55が置かれている。この状態では 2つのピース52及び55が組み合わされて、1つ 合体ピースが構成されている。合体ピース 、合体ピース全体で移動することができる しかし合体ピースを構成する個々のピース 単体で移動させることもできる。本実施の 態では、1回のターン中に、1つのピースま は合体ピースは、2グリッド分まで移動でき ものとしている。

 本実施の形態では、プレイフィールド9に ピースを出すために使用するピース対応カー ド31,41が、カード置き場15,17に、各ピースに 応して置かれている。ピースの移動に伴っ カードもピースが存在するグリッド列の下 配置するのが好ましい。しかしカードは、 ースの移動と無関係に最初に置いた位置に しておいてもよいのは勿論である。なお後 するように、本実施の形態では、最初に主 ース対応カード31を用いてキャラクタのピー スをプレイフィールド9上のマトリックスの 下部に位置するグリッド11上に置くものとし ている。従ピース対応カード41によってプレ フィールド9に置かれるピースは、最初は主 ピース対応カード31に対応するピースが位置 るグリッド11内に置かれることになる。

 図9に例を示すように、最初にプレイフィ ールド9上のグリッド列13に主ピース対応カー ド31を用いてピース55が置かれている状態に いて、従ピース対応カード41を用いてピース 55が位置するグリッド11内にピース53が置かれ ることになる。これにより合体ピースが構成 される。

 また図8に示す状態では、マトリックスの 列方向において隣り合う2つのグリッド11に、 一方のプレイヤのピース53と他方のプレイヤ 合体ピース(52,55)とが位置しているが、次の ターンで一方のプレイヤのピースを他方のプ レイヤのピースの位置するグリッド11へ進む つまり互いのピースが位置するグリッドが なる状態で対戦が可能となる。対戦の際の 敗の決定方法の一例を図10を用いて説明す 。一方のプレイヤが1つのグリッド内に2つの ピースA及びBを出しているものとする。そし これら2つのピースに対応するピース対応カ ードの表面に記載されたパワー(本実施の形 では、攻撃力と守備力の両方に使用される) 、それぞれ6と4であるとする。また他方の レイヤが1つのグリッド内に3つのピースC,D及 びEを出しているものとする。そしてこれら3 のピースに対応するピース対応カードの表 に記載されたパワー(本実施の形態では、攻 撃力と守備力の両方に使用される)が、それ れ5と4と4であるとする。この場合には、一 のプレイヤの2枚のピース対応カードに示さ たパワーの合計値10が、他方のプレイヤの3 のピース対応カードに示されたパワーの合 値13よりも小さいため、対戦は他方のプレ ヤの合体ピースの勝ちとなる。負けた一方 プレイヤのピースはプレイフィールド9から され、また対応するピース対応カードはカ ド捨て場19,21に捨てられる。なお合体ピー の組合せベースの平面輪郭形状が、図10に示 すC,D及びEの組み合わせのように、グリッド11 の輪郭形状と合同または相似形になる場合に おいては、以下のようにしてもよい。すなわ ちこの組合せベースを構成する3つのピース 一つの合体ピースとして使用するときに、 め定めた効果を発動できることが、3つのピ スに対応する3枚のピース対応カードのいず れかに記載してあった場合には、その特別な 効果を発動できるようにしてもよい。このよ うな特別な効果は、主ピース対応カード31ま は従ピース対応カード41のいずれに記載さ ていてもよい。このようにするとグリッド11 の輪郭形状と組合せベースの平面輪郭形状と の組合せを利用して、特別のルールを定める ことが可能になり、ルールのバリエーション が豊富になる。

 また図8に示す様態では、1つのグリッド11 の上に1枚のスキルカード61が裏返しの状態で 置かれている。このスキルカード61は、「罠 のスキルカードであり、相手プレイヤのピ スが、このスキルカード61に対してカード 予め定めた位置関係になると、スキルカー 61に記載された効果が発動する。したがって このスキルカード61は、あたかも地雷のよう 効果を発動する。図11には、スキルカード61 の効果の発動の一例が図示してある。この例 では、相手プレイヤのピースがスキルカード 61の前方に移動してくると、スキルカード61 効果が発動して、移動してきた相手のピー 及びこのピースに対応するピース対応カー がプレイフィールド9から排除される。

 図12は、本実施の形態のゲーム玩具を用 て対戦する場合の準備と進行方法の一例を すフローチャートである。以下、このフロ チャートに沿って、この進行方法の一例を 明する。

[対戦開始準備]
(1)使用する複数のピースを用意する。使用す るカードをよくシャッフルし山札置き場23,25 置く。

(2)先攻・後攻をジャンケンなどランダムな 方法で決める。

(3)デッキからカードを6枚引いて手札2,4と る。

以上の準備が終わったら、先攻からターン を交互に行いゲームを進める。1ターンは、 ローフェイズ、メインフェイズ、ターン終 フェイズからなる。

[ドローフェイズ]
 このフェイズでは、行動完了状態のカード 未行動状態になる。

 デッキからカードを1枚引く。但し、先攻 の第1ターンは、カードを引かない。

[メインフェイズ]
 以下の「出陣」~「効果の発動」の行動を好 きな順番で好きなだけ行う。

・出陣
 手札の中から主ピース対応カード31(GBSキャ カード)をプレイフィールドのカード置き場 15,17に出し、主ピース対応カードに対応する ースを図1の「1」または「2」の番号を付し スタートゾーン(グリッド列13)に置く。但し 、先攻の第1ターンのみ2つのピースしかプレ フィールド9に出すことができないものとす る。なお主ピース対応カード31の表面に示さ た配置条件表示欄37で、配置位置が限定さ ている場合には、その条件に従う。

・援護
 手札2,4の中から効果追加カード51を、すで プレイフィールドのカード置き場15,17にある 主ピース対応カード31(GBSキャラカード)の下 たは上に重ねて出す。

・装備
 手札2,4から従ピース対応カード41をプレイ ィールド9のカード置き場15,17に出す。そし 従ピース対応カード41に対応するピースを、 プレイフィールド9上の1つのグリッド11に置 れた対応する主ピース対応カード31に対応す るピース(キャラクタに対応するフィギュア 備えたピース)と一緒にその1つのグリッド11 に置く。この際にも従ピース対応カード41 、配置条件表示欄47がある場合には、配置条 件表示欄47に示された配置条件に従ってピー のベースを配置する。もし従ピース対応カ ド41の配置条件表示欄47で配置位置が限定さ れていないか、または配置条件表示欄47が無 場合には、グリッド11上のあいている位置 ベースを配置すればよい。

・スキルカードの使用
 手札2,4から(使用タイミングが「メイン」か 「罠」の)スキルカードを選択する。「メイ 」のスキルカード71は、適時手札2,4から出し て使用し、「罠」のスキルカード61は、プレ フィールド9上の任意のグリッド11上にセッ する。

・ピースの移動
 プレイフィールド9上にある単体のピースま たは2以上のピースが組み合わされて構成さ た合体ピースを移動させる。移動量は、原 として2グリッド分である。しかし特別のル ルを決めて、特別な移動方法を可能にして よいのは勿論である。また合体ピースを構 している2以上のピースを単独で移動させて もよい。移動によって相手のピースと対向す る状態になったときには、対戦を行う。なお 対戦の条件や勝敗の決定方法は、種々定める ことができる。

 またゲームの終了条件も任意である。本 では、前述のように、予め各プレイヤが点 を5点持っているものとする。そして、図1 示したグリッド列13の中央に位置する「2」 付したグリッド11に相手プレイヤのピースが 入ると持ち点が2点減点され、「1」を付した リッド11に相手のプレイヤのピースが入る 持ち点が1点減点される。そして持ち点が0点 になった時点でゲームは終了する。

・効果の発動
 カード置き場15,17に置かれているカードに 載の効果を、全てまたは選択的に発動させ 。

[ターン終了フェイズ]
・全ての自分のピースの行動を完了する。

・手札2,4から出して効果を発動したスキル カード、あるいはグリッド上で効果を発動し たスキルカードを順不同ですべてカード捨て 場19,21に捨てる。

・手札2,4が7枚以上ある場合には、6枚にな ように捨てる。

 ターン終了フェイズが終了したら、相手 ターンが開始する。

 上記実施の形態では、プレイフィールド9 に設けるマトリックスを矩形状(長方形状)の リッド11から構成した。しかしながらグリ ドの形状は任意である。図13は、グリッド11 の形状を正六角形にした場合のプレイフィ ルド9´のマトリックスの一例を示している このようなマトリックスを使用する場合に 、ピースのベースは、正六角形を分割した 意の形にすればよい。

 また図14は、正方形のグリッドを用いて トリックスを構成する場合のベースの構成 、主ピース対応カード31´の表面の拡大図を している。配置条件表示欄37´には、二等辺 三角形の基本図形を用いて、グリッド111を模 した図形を表示してある。この場合に使用可 能なベースB11~B14も、二等辺三角形の平面輪 形状を有する基本図形又は基本図形の組み わせによって構成されている。

 また図15に示すように、1つのグリッド内 2以上のピースを置く場合の優先順位(1つの リッド上に並べる順位「1」~「4」)を、配置 条件表示欄137に表示することにより、配置条 件を付けるようにしてもよい。このような配 置条件欄137を用いる場合には、ピースを置く グリッドに対して、何もピースが置かれてい ない場合には、「1」の位置にピースを置く またすでに1以上のピースが1つのグリッドに 置かれている場合には、記載の優先順位に従 って、グリッド内の残っているスペースにピ ースを置く。この場合には、優先順位に従っ てのみ、2以上のピースを1つのグリッド内に 置するようにしてゲームを進行することに る。このようにすると、ピースを使用する の条件が厳しくなるので、ルールの難易度 高めることが可能になる。

 本発明によれば、ピース単体だけでなく 2以上のピースを組み合わせて構成した合体 ピースを用いて、従来に無い、ユニークなゲ ームを提供することができる。