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Title:
GRIPPER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/093548
Kind Code:
A1
Abstract:
To minimize that part of an electron beam irradiation area that is intercepted by a gripper (2) when a resin bolt (4) is irradiated with an electron beam while being held by the gripper (2). When the resin bolt (4) is held, a pair of supports (22A, 22B) positioned on the opposite sides of it and contact portions (24A, 24B) provided respectively to the supports (22A, 22B) and consisting of vertically separated two thin sheets (26A, 28A, 26B, 28B) respectively are provided. The bolt (4) is held by holding the neck (4a) of the bolt (4) by the contact portions (24A, 24B) on the opposite side. While the bolt (4) is held, it is sterilized over the entire surface by an electron beam routed around the neck (4a) with no contact between the supports (22A, 22B) and the outer face of the bolt (4).

Inventors:
NISHINO, Yukinobu (C/O Shibuya Kogyo Co. Ltd, 58, Koh, Mamedahonmach, Kanazawa-shi Ishikawa 81, 9208681, JP)
西納 幸伸 (〒81 石川県金沢市大豆田本町甲58 澁谷工業株式会社内 Ishikawa, 9208681, JP)
NISHI, Tokuo (C/O Shibuya Kogyo Co. Ltd, 58, Koh, Mamedahonmach, Kanazawa-shi Ishikawa 81, 9208681, JP)
Application Number:
JP2008/050615
Publication Date:
August 07, 2008
Filing Date:
January 18, 2008
Export Citation:
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Assignee:
Shibuya Kogyo Co., Ltd. (58 Koh, Mamedahonmachi Kanazawa-shi Ishikawa, 81, 9208681, JP)
澁谷工業株式会社 (〒81 石川県金沢市大豆田本町甲58 Ishikawa, 9208681, JP)
NISHINO, Yukinobu (C/O Shibuya Kogyo Co. Ltd, 58, Koh, Mamedahonmach, Kanazawa-shi Ishikawa 81, 9208681, JP)
西納 幸伸 (〒81 石川県金沢市大豆田本町甲58 澁谷工業株式会社内 Ishikawa, 9208681, JP)
International Classes:
B65G47/86; B25J15/08; B65B55/04; B65B55/08; B65G47/90; A61L2/08
Foreign References:
JP2003112713A2003-04-18
JPH01261111A1989-10-18
JPS5126870B11976-08-09
JP2006061558A2006-03-09
JPH0111212A
JPS6419190A1989-01-23
JP2000214300A2000-08-04
JP3787328B22006-06-21
Other References:
See also references of EP 2123580A4
Attorney, Agent or Firm:
AIKAWA, Mamoru (KK Bldg. 5th fl, 1-4-11 Higashikand, Chiyoda-ku Tokyo 31, 1010031, JP)
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Claims:
 樹脂製ボトル(4)のネック部(4a)を両側から挟んで保持するグリッパ(2)において、
 前記樹脂製ボトル(4)のネック部(4a)を保持する際に、その両側に位置する一対の支持部(22A)、(22B)と、これら各支持部(22A)、(22B)にそれぞれ設けられ、ネック部(4a)の外周面に当接する当接部(24A)、(24B)とを備え、これら各当接部(24A)、(24B)が、上下に離隔した複数の支持体(26A)、(28A)、(26B)、(28B)からなることを特徴とするグリッパ。
 前記支持体(26A)、(28A)、(26B)、(28B)が薄い板状であることを特徴とする請求項1に記載のグリッパ。
 前記支持部(22A)、(22B)は、樹脂製ボトル(4)を保持した状態で樹脂製ボトル(4)のネック部(4a)の外周面に接触しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のグリッパ。
 前記両支持部(22A)、(22B)の少なくともいずれか一方に、保持した樹脂製ボトル(4)が振れることを防止する振れ止め部(30A)を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のグリッパ。
 前記支持体(26A)、(28A)、(26B)、(28B)は樹脂製ボトル(4)のネック部(4a)に形成されたフランジ(4c)の下方に当接し、前記振れ止め部(30A)は前記フランジ(4c)の上方に当接することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のグリッパ。
 前記当接部(24A)、(24B)が、樹脂製ボトル(4)のネック部(4a)の周方向に離隔した複数の箇所で当接することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のグリッパ。
 保持した樹脂製ボトル(4)を電子線照射手段(40)の照射部(D)へ搬送するものであって、前記照射部(D)における樹脂製ボトル(4)を保持した姿勢が、前記支持部(22A)、(22B)が電子線の照射方向Eと交差する方向に対向し、かつ、前記当接部(24A)、(24B)の支持体(26A)、(28A)、(26B)、(28B)が電子線の照射方向Eとほぼ平行な状態であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のグリッパ。
Description:
グリッパ

 本発明は、樹脂製ボトルのネック部を両 から挟んで保持するグリッパに係り、例え 、搬送装置によって搬送している容器に電 線を照射して殺菌を行う電子線殺菌装置等 用いられるグリッパに関するものである。

 搬送装置によって搬送している容器に、 子線照射装置から電子線を照射して殺菌を う装置は従来から知られている(例えば、特 許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。特許 献1に記載された容器搬送手段は、PETボトル の容器の口部外周にあるフランジ部の直下 ネック部が摺動自在に懸吊支持される平行2 条のレールを有している。前記平行なレール を構成するレール部材は、EB(電子線)照射室 横幅に相当する範囲がEB照射を妨げないよう に切り欠かれており、この切り欠き部の部分 は、薄い帯状のチタン膜が張られてEB照射に 障なくレールの途切れをなくしている。

 また、特許文献2に記載された発明の搬送 手段は、二本のワイヤを有するものであり、 照射室内に設けられている。そして、二本の ワイヤを移動させることにより、容器は立て た状態のまま搬送される。

 特許文献3に記載された搬送コンベヤは、 その内周側にリング状の搬送ギヤが取り付け られており、このリング状の搬送ギヤに所定 間隔毎に支柱を立設し、これら支柱の上端に リング状のガイドリングが取り付けてある。 このガイドリングに、容器のピッチ間隔と対 応する位置にネックガイドが取り付けてあり 、このネックガイドにより各容器の首部を保 持して搬送する。

 また、電子線殺菌装置に関するものではな が、樹脂製ボトルのネック部を両側から挟 して搬送するグリッパとして、特許文献4に 示すように、2つのアームの端部にそれぞれ 持爪を設け、ボトルの頸部を両側から締め けて保持する構成のものが従来から知られ いる。

特開平11-1212号公報

特開平1-19190号公報

特開2000-214300号公報

特許第3787328号公報

 前記特許文献1および特許文献2の容器搬 手段の構成では、搬送される容器の前後の 隔や送り速度が不安定になり、電子線の照 条件がばらつくおそれがあるという問題が った。また、特許文献3の構成では、容器を 持しているネックガイドが陰となり電子線 容器全面に充分に行き渡らないおそれがあ という問題があった。

 一方、特許文献4に記載された形状のグリ ッパでは、把持爪の容器への接触面が広いほ ど安定して容器を保持することができる。従 って、把持爪の厚さ、つまり容器への接触面 の上下の高さが高いほど確実に容器を保持し て安定した搬送をすることが可能である。と ころが、このようなグリッパを電子線殺菌装 置の搬送装置に使用すると、容器に接触する 部分が電子線の照射を遮断するため、グリッ パの容器に接触する面積が大きい場合には、 容器を完全に殺菌することができないという 問題が発生する。

 本発明は、樹脂製ボトルのネック部を両 から挟んで保持するグリッパにおいて、前 樹脂製ボトルのネック部を保持する際に、 の両側に位置する一対の支持部と、これら 支持部にそれぞれ設けられ、ネック部の外 面に当接する当接部とを備え、これら各当 部が、上下に離隔した複数の支持体からな ことを特徴とするものである。

 また、請求項2に記載の発明は、前記支持 体が薄い板状であることを特徴とするもので ある。

 さらに、請求項3に記載の発明は、前記支 持部が、樹脂製ボトルを保持した状態で樹脂 製ボトルのネック部の外周面に接触しないこ とを特徴とするものである。

 また、請求項4に記載の発明は、前記両支 持部の少なくともいずれか一方に、保持した 樹脂製ボトルが振れることを防止する振れ止 め部を設けたことを特徴とするものである。

 また、請求項5に記載の発明は、前記支持 体が、樹脂製ボトルのネック部に形成された フランジの下方に当接し、振れ止め部は前記 フランジの上方に当接することを特徴とする ものである。

 また、請求項6に記載の発明は、前記当接 部が、樹脂製ボトルのネック部の周方向に離 隔した複数の箇所で当接することを特徴とす るものである。

 また、請求項7に記載の発明は、保持した 樹脂製ボトルを電子線照射手段の照射部へ搬 送するものであって、前記照射部における樹 脂製ボトルを保持した姿勢が、前記支持部が 電子線の照射方向Eと交差する方向に対向し かつ、前記当接部の支持体が電子線の照射 向とほぼ平行な状態であることを特徴とす ものである。

 本発明のグリッパは、樹脂製ボトルのネ ク部の両側に位置する支持部に設けられた 接部が、それぞれ上下に離隔した支持体か なっているので、ボトルへの接触面積を小 くしながらもボトルを安定的に保持するこ が可能である。

ネックグリッパの正面図である(実施例 1) ネックグリッパの側面図である。 前記ネックグリッパのグリップ部を示 平面図である。 前記ネックグリッパを電子線殺菌装置 使用した場合の一例を示す平面図である。

符号の説明

  2  グリッパ
  4  樹脂製ボトル
  4a ネック部
 22A 支持部
 22B 支持部
 24A 当接部
 24B 当接部
 26A 支持体(板体)
 26B 支持体(板体)
 28A 支持体(板体)
 28B 支持体(板体)

 樹脂製ボトルのネック部の両側に配置し 各支持部にそれぞれ当接部が設けられてお 、これら当接部が上下に離隔した支持体を するという構成により、容器を確実に把持 て安定した搬送をするとともに、電子線の 射等を妨げないようにグリッパと容器の接 面積を小さくするという目的を達成する。

 以下、図面に示す実施例により本発明を 明する。この実施例のグリッパ2は、例えば 、電子線の照射により殺菌を行う電子線殺菌 装置等に用いられるもので、このグリッパ2 保持されて搬送されるボトル4が、電子線照 手段の前面を通過することにより、電子線 照射を受けて殺菌される。なお、この実施 に係るグリッパ2に保持されるボトル4は、 ットボトル等の樹脂製ボトルであり、ネッ 部4a(傾斜した肩部4bよりも上方のほぼ同一の 径を有する小径の部分)の外周にフランジ4cが 形成されている。

 このネックグリッパ2は、回転ホイールあ るいは循環走行する無端状の搬送帯等に等間 隔で設けられており、それぞれ垂直なロッド 6の下端に固定された水平な取付体8の下方側 、ボトル4を保持する一対のグリップ部10A、 10Bが設けられている。取付体8の両端面には 一対の板ばね12A、12Bの上端が鉛直方向を向 て固着されている。前記垂直なロッド6の真 の位置でボトル4が保持されるようになって おり、これら両側の板ばね12A、12Bは、図2に すように、下部側がボトル4のネック部4aを けるように傾斜して切り取られた形状をし いる。また、前記水平な取付体8の両側(両板 ばね12A、12Bの外側)に水平な連結部材14A、14B 固定され、これら各水平連結部材14A、14Bの 部下面に、下方に向けた垂直な支持部材16A 16Bが取り付けられている。これら垂直な支 部材16A、16Bは、ボトル4のネック部4aから横 向へ外れた位置にある板ばね12A、12Bの下部 オーバーラップするように配置されている( 2参照)。

 垂直な支持部材16A、16Bは、板ばね12A、12B 長さよりもやや短くなっており、この支持 材16A、16Bの下端には、内側に向けて水平方 のピン18A、18Bが設けられている。このピン1 8A、18Bは板ばね12A、12Bの下端よりもやや上方 位置に挿通されている。支持部材16A、16Bと ばね12A、12Bの間のピン18A、18Bの外周にコイ スプリング20A、20Bが介装されて、各板ばね1 2A、12Bを互いに接近する方向へ付勢している この板ばね12A、12Bの内面側に位置している ン18A、18Bの先端に設けた拡径部18Aa、18Baに りスプリング20A、20Bに付勢された板ばね12A 12Bの位置を規制しており、通常は板ばね12A 12Bが支持部材16A、16Bと平行な鉛直状態を維 している。また、板ばね12A、12Bの下端部が 面側から押されると、スプリング20A、20Bの 勢力に抗して互いに拡開する方向に移動で るようになっている。

 両板ばね12A、12Bの下端部の内面側(互いに 向かい合う面)に、それぞれ前記グリップ部10 A、10Bが設けられている。各グリップ部10A、10 Bは、それぞれ板ばね12A、12Bに取り付けられ 水平方向に延びる、対をなす支持部22A、22B 、支持部22A、22Bの先端側に形成された当接 24A、24Bとを有している(なお、この明細書で 、薄い板体から成る部分を当接部24A、24B、 の当接部24A、24Bを除いた部分を支持部22A、2 2Bと呼ぶ)。両支持部22A、22Bは、先端部(図3の 方側)側がボトル4のネック部4aの両側に位置 するように平行して配置されている。これら 両支持部22A、22Bの先端寄りの内面側、つまり 、互いに対向する面側に、ボトル4のネック 4aに両側から当接してこのボトル4を保持す 当接部24A、24Bが形成されている。各当接部24 A、24Bは、それぞれ上下に間隔を隔てて配置 れた2枚の薄い板体26A、28A、26B、28Bからなっ いる。この実施例では、2枚の薄い板体26A、 28A、26B、28Bはほぼ同一の形状をしており、ボ トル4のネック部4aに当接する側の面が円弧状 をしている。

 各支持部22A、22Bの先端部側に設けられて る上下2枚の板体26A、28A、26B、28Bは、この実 施例では、ほぼ1mm程度の厚さを有しており、 また、これら2枚の板体26A、28A、26B、28Bの上 の間隔は約3mmになっている。従って、上下2 の薄い板体26A、28A、26B、28Bを含む当接部24A 24B全体の厚さは約5mmである。2枚の薄い板体 26A、28A、26B、28Bの上下の間隔が広いほど安定 してボトル4を保持することができるが、当 部24A、24Bの全体の厚さ(上側の板体26A、26Bの 面と下側の板体28A、28Bの下面との間の距離) が5mmを越えると、ボトル4のフランジ4cよりも 下側を掴みにくくなる。そこで、この当接部 24A、24Bの厚さを5mm以下とすることが好ましい 。また、この実施例ではボトル4のネック部4a に形成されたフランジ4cの下方を把持するよ にしているが、前記寸法とすれば、フラン 4cの上方を把持することも可能である。

 前記支持部22A、22Bの、ボトル4側の板体26A 、28A、26B、28Bが立設された面22Aa、22Baは平面 らなり、当接部24A、24Bによってボトル4を保 持した状態の時でもボトル4に接触すること なく、最もボトル4に接近した位置で約0.5mm 度の間隔を有している。従って、ボトル4を 持した状態で当接部24A、24Bに接しているネ ク部4aの外周面と支持部22A、22Bの前面22Aa、2 2Baとの間に間隙が形成されている。このよう に当接部24A、24Bがボトル4のネック部4aの外周 面に当接している部分を除いて、ボトル4の 面を覆うものはなく、このグリッパ2が電子 殺菌装置に用いられた場合でも、電子線照 手段から照射された電子線を遮らず、また 支持部22A、22Bの各面22Aa、22Baに沿って板体26 A、28A、26B、28B間に電子線を通過させ、ネッ 部4aの周囲を回り込むことができるようにな っている。

 当接部24A、24Bの上下2枚の薄い板体26A、28A 、26B、28Bは、ボトル4のネック部4aに当接する 側の面が円弧状になっているが、この円弧の 曲率がネック部4aの外周面の曲率よりも大き なっている。従って、各当接部24A、24Bの先 部側突出部24Aa、24Ba(図3の上方側の突出部) 後端部側突出部24Ab、24Bbとの、ネック部4aの 方向に離隔した2点の箇所(上下の板体とし は4点)が、ボトル4のネック部4aに当接してお り、その他の部分はネック部4aの外周面に対 て僅かな間隙を有している。なお、板体26A 28A、26B、28Bの円弧の曲率がネック部4aの外 面の曲率とほぼ等しく、両者の間にほぼ間 が無い状態にしても良い。なお、この実施 では、ボトル4のネック部4aに当接する当接 24A、24Bを上下2枚の薄い板体26A、28A、26B、28B ら構成したが、必ずしも板体に限るもので なく、その他の形状、例えば小突起等の支 体によってネック部4aに当接するようにし も良い。

 両当接部24A、24Bの先端側の内面は、最も 端側の間隔が広くなるように傾斜面24Ac、24B cが形成されており、前方側(図3の上方側)か ボトル4が押し込まれると、当接部24A、24Bが けられている両支持部22A、22Bが板ばね12A、1 2Bとともにスプリング20A、20Bを撓めて離隔し ボトル4が両当接部24A、24B間に挿入される。 ボトル4が当接部24A、24Bの先端部側の突出部24 Aa、24Ba(前記傾斜面24Ac、24Bcと円弧状部との間 )を通過すると、ボトル4は当接部24A、24Bの円 状部内に入るとともに、板ばね12A、12Bおよ スプリング20A、20Bのばね力によって両支持 22A、22Bおよび当接部24A、24Bが接近して元の 態に戻り、ボトル4のネック部4aを両側から 持する。また、両当接部24A、24Bの、後端部 突出部24Ab、24Bbが形成されている後方側の 長部24Ad、24Bdは、互いに接近する方向に延長 されており、後端部側の突出部24Ab、24Bbは先 部側の突出部24Aa、24Baよりもそれぞれ内側 位置し、先端側から押し込まれたボトル4は この両側の突出部24Ab、24Bbによって前進位 を規制され、両当接部24A、24Bの円弧状部間 停止して、前後の突出部24Aa、24Ba、24Ab、24Bb よって保持される。

 一対のグリップ部10A、10Bの一方(図1およ 図3の左側のグリップ部10A)には、このネック グリッパ2によって保持されて搬送されるボ ル4が搬送中に振れないように、当接部24Aの や上方に振れ止め部30Aが設けられている。 の振れ止め部30Aは、両グリップ部10A、10Bに ってボトル4のフランジ4cよりも下側を保持 たときに、フランジ4cの上方に位置するよ になっている。従って、搬送中に保持した トル4が傾くと、この振れ止め部30Aがフラン 4cの上面あるいはネック部4aの外面に当接す ることによって、それ以上に傾くことを規制 して高速搬送時の遠心力や反転時に生じるボ トル4の振れを抑制することができる。

 次に、図4によって、前記ネックグリッパ 2を電子線殺菌装置に使用した場合の一例に いて説明する。ネックグリッパ2は、鉛製の 面から構成される殺菌チャンバー32内に設 された容器搬送手段34に設けられている。容 器搬送手段34は、2つのスプロケット34a、34bと 、これら2つのスプロケット34a、34b間に掛け された無端状の搬送帯34cとを備えており、 リッパ2は前記無端状搬送帯34cに等間隔で取 付けられている。ネックグリッパ2は、逆方 向を向いた上下2個一組として前記搬送帯34c 取り付けられており、これら2個のネックグ ッパ2がそれぞれ樹脂製ボトル4のネック部4a を把持し、一方を正立状態で、他方を倒立状 態で搬送する。一組のネックグリッパ2は、 方のスプロケット(図4の右側のスプロケット 34b)から他方のスプロケット34aに向かう直線 路の途中の反転位置Aで反転し、2本のボトル 4の上下を入れ換えるようになっている。

 容器搬送手段34のグリッパ2には、殺菌チ ンバー32の外部からこのチャンバー32の入口 側に配置されている供給ホイール36を介して トル4が供給される。このボトル4は、以下 説明する電子線照射装置からの電子線照射 より殺菌され、殺菌が終了した後、排出ホ ール38を介して無菌チャンバー32から排出さ る。供給ホイール36から容器搬送手段34への 供給位置を符号B、容器搬送手段34から排出ホ イール38への排出位置を符号Cで示す。

 前記殺菌チャンバー32の側部に電子線照 装置40が配置されている。殺菌チャンバー32 壁面に開口部32aが形成され、この開口部32a に電子線照射装置40の照射面40aが臨んでい 。この照射面40aにはチタン等の薄い箔が取 付けられており、この箔を介して電子線が 射される。本実施例では、チタン箔が取り けられた照射面40aを備えた部分の前方側が 子線照射装置40の照射部Dになっており、こ 照射部Dの周囲を囲んで電子線照射室42が形 されている。ボトル4を保持しているグリッ 2がこの電子線照射室42を通過する際に、前 電子線照射装置40から電子線の照射を受け 。図3および図4中の矢印Eが電子線の照射方 を示す。

 前記構成のネックグリッパ2の作用につい て、このグリッパ2を電子線殺菌装置に使用 た場合を例として説明する。容器搬送手段34 に取り付けられたグリッパ2が容器供給位置B 到達すると、供給ホイール36からボトル4が 給される。グリッパ2の前進に伴ってボトル 4が当接部24A、24Bの先端に形成されている傾 面24Ac、24Bcに押しつけられると、両グリップ 部10A、10Bが押し広げられ、ボトル4は先端の 斜面24Ac、24Bcと円弧状部との間の先端部側突 出部24Aa、24Baを通過して円弧状部内に入る。 の後、両グリップ部10A、10Bは板ばね12A、12B よびスプリング20A、20Bの反発力によって復 し、両円弧状部内にボトル4のネック部4aを 持する。このとき円弧状部は接触せずに各 接部24A、24Bの先端部側突出部24Aa、24Baと後 部側突出部24Ab、24Bbがボトル4のネック部4aに 当接する。その結果、当接部24A、24Bがネック 部4aに接触する面積が減少するので、電子線 照射されない部分を極力小さくしつつ、ボ ル4を安定して保持することができる。

 前記グリッパ2は、ボトル4のネック部4aを 保持して電子線照射装置40の照射面40aの前方 で搬送する。このときグリッパ2の先端部側 が前記照射面40a方向を向いて、照射面40aの正 面で矢印E方向から電子線の照射を受けるよ になり、このときグリッパ2の姿勢は、両支 部22A、22Bが電子線の照射方向Eと直交する方 向である搬送方向前後方向(図3の矢印F参照) 対向しており、これにより向かい合う各面22 Aa、22Baが電子線の照射方向Eとほぼ平行とな 電子線を遮ることなくボトル4の背後へ通過 せることができる。また、板体26A、28A、26B 28Bは、ほぼ水平で電子線の照射方向Eとほぼ 平行な状態になっており、電子線が板体26A、 28A、26B、28Bの上面や下面で遮られることがな い。このようにして、ネックグリッパ2に保 されたボトル4は、電子線が照射されて殺菌 れる。各ボトル4は、一回目の電子線の照射 を受けた後、再度反転位置Aで反転されて照 面40aの前方の照射部Dに送られて1回目とは反 対の方向から2回目の電子線の照射を受け、 周面全体が殺菌される。殺菌が終了したボ ル4は、排出位置Cで排出ホイール38に引き渡 れて排出される。

 従来のグリッパ(例えば、特許文献4に記 されたグリッパ)では、安定した搬送を行う めにはボトルに接触している部分の面積を くしなければならないので、このグリッパ よって電子線が遮断されて充分な殺菌が行 れない。しかも、グリッパに接している部 の後方側には電子線が到達しないので、殺 されない部分が広く残ってしまう。一方、 の実施例に係るグリッパ2の構成では、当接 部24A、24Bが2枚の薄い板体26A、26B、28A、28Bで きているので、その中間の間隙は電子線が 過することができ、しかも、ネックグリッ 2がボトル4を保持した状態でも支持部22A、22B はボトル4の外面に接触することはないので ネック部4aの外面と支持部22A、22bの表面との 間を通って電子線が後方側にも回り込むこと ができ、ボトル4のほぼすべての面を殺菌す ことができる。

 ネックグリッパ2を前記のように構成した ことにより、ボトル4を確実に把持して安定 た搬送を行うことができ、高速化も可能で り、しかも、電子線殺菌装置に適用して電 線の照射を受けた場合でも、充分な電子線 を確保して効果的に殺菌を行うことができ 。また、前記構成のグリッパ2では、板ばね1 2A、12Bとスプリング20A、20Bにより保持機構を 成しており、これらを撓めて当接部24A、24B にボトル4のネック部4aを挿入できれば、ネ ク部4aの形状やサイズが変更になった場合 も、型替えの必要がなく、幅広く兼用する とができる。さらに、ボトル4を反転させて2 回の照射を行うので電子線照射装置を1箇所 置するだけで、ボトル4全面の殺菌が可能で る。なお、この実施例では、当接部24A、24B 上方の板体26A、26Bの上面が平坦面になって り、ボトル4のネック部4aに形成されたフラ ジ4cの下面に当接する場合があるが、前記 方の板体26A、26Bの上面に突起または段差を けて点または線接触でフランジ4cの下面と当 接するように構成すれば、当接部24A、24Bとボ トル4との接触面積をさらに小さくすること でき、フランジ4cの下面にも電子線を効果的 に照射することができる。また、前記実施例 では、各当接部24A、24Bの先端側と後端側の2 所でボトル4のネック部4aに当接するように ているが、当接箇所は必ずしも2箇所に限る のではなく、3箇所あるいは4箇所等その数 変更することもできる。また、各当接箇所 上下で各々1枚の板体による共通の円弧によ 繋がっているが、板体は3枚以上でも良く、 また、当接箇所間の形状は円弧形状である必 要はなくそれ以外の形状とすることもでき、 さらに、連続しない2つ以上の板体により当 部自体を独立させて、各支持部22A、22B毎に 数の当接部をネック部4aの周方向に沿って設 けるようにしても良い。また、前記実施例で は、グリッパを電子線殺菌装置に適用した場 合に付いて説明したが、必ずしも電子線殺菌 装置に限定されるものではなく、紫外線や赤 外線等の光線やその他の放射媒体を照射する 殺菌およびその他の処理装置や、蒸気や気体 、液体をボトルに噴射して殺菌、洗浄および その他の処理を行う装置等にも適用可能であ り、これらにおいてもボトルへの接触面積が 小さいことで電子線殺菌装置の場合と同様に 有効である。また、安定的に保持できること でボトルを搬送するように構成したその他の ボトル処理装置にも適用可能である。