| 車輪を用いて路面を移動する車輪装置に取り付けられ、該車輪装置の接地部と路面との間に介在することによって接地条件を制御する踏み片1を持ち、該踏み片は無限運動する運動体21に取り付けられ、該運動体の軌跡において少なくとも一部に円弧を描く旋回面を有し、該踏み片は該運動体の導きにより閉曲線の軌跡を描いて無限運動し、該接地条件に関して摩擦係数?接地圧?接地形状の少なくとも1条件を制御する装置において、下記のように構成されたことを特徴とする車輪装置の接地条件制御装置。 1) 該踏み片は下記の四部分の何れかを構成部分とし、これらを恒久的に又は着脱機構で一時的に結合した結合体である。 A)嵌合若しくは拘束物の弾性的な締め付けによって該踏み片と該運動体とを結合する結合部 B)負荷又は物体力の作用により変形し、該作用の消失後に復元する変形部12 C)該車輪に直接又は間接的に接触して該車輪の動きを伝達することにより該運動体を駆動する接触部13 D)該接地部に踏まれ該接地条件を制御する制御物17を有する踏付部14 2) 該踏み片と該運動体とを結合した基本体、又は、該運動体に保持機構を連結した機構又は緩衝若しくは昇降の機構を加えた結合体を制御ユニットとし、該制御ユニットに取付け部を設け、該車両装置に結合して固定する固定部又は該固定部に昇降機構を加えた本体に着脱部を設け、該着脱部と該制御ユニットとの間に、嵌合若しくは溶融を利用した結合、又は、楔若しくは拘束材の弾性を利用した締め付けによる結合を用いた簡易着脱機構を設ける。 3) 該踏み片に関して形状と重量分布と変形特性とを制御した物体力の分布の選定により、又は、該踏み付け部の運動を強制するガイド部材を設け、該旋回面において発生する遠心力による該踏み片の変形により周辺物と接触して発生する該踏み片の損傷を緩和する。 4) 下記のA)又はB)の機構を用いて該踏み付け部の軸線の方向を変化させることによって、該接地部による該踏み付け部の踏み代を制御する。 A)該保持機構にヒンジ・スライド?材料変形の何れかを利用して該旋回面の保持角を変える角度変化機構を連結し、該保持角の変化により該接地部による該踏み付け部の踏み代を制御する機構。 B)該制御片の各個において該結合部を固定したまま該踏み付け部を捻って捻り角度を変える捻り機構を設け、該制御片の捻り角の変化により該踏み代を制御する機構。 |
| 運動体21が路面の起伏に接触して回転が妨害される場合において、該運動体の回転面を該車輪装置の平面部(車輪の回転面又は底面)に並行する回避位置に変位することを特徴とする請求項1記載の車輪装置の接地条件制御装置。 |
本発明は、路面に接触しながら移動す 多様な車輪装置において、適切な踏み片を ませることによって、車輪装置の接地条件 制御する装置に関する。
車輪の発明以来、多様な道路や車輪が発
されて望ましい車輪の接地条件を得てきた
近年自動車の冬季使用が多くなると、凍結
面での防滑機能の要求は切実で、多くの手
が用いられてきた。所望の接地条件を得る
段を大別すると下記のように二つの方法が
った。
1)路面側の手段:路面を舗装したり、凍結路で
一時的に板や牽引パッドを路面上に置いたり
する方法である。一時的な使用の代表的な例
は、日本で通称スノーヘルパーと呼ばれる器
具である。これは表面に多数の凹凸を設けた
板であり、車輪の下に敷いて機能を確保する
器具であり、緊急用として多くの自動車に車
載され雪道や凍結路に備えている。このよう
な手段では、舗装路面の場合は費用が大きく
掛かる。一方、一時的なものは、使用距離が
短い欠点があり、加えて、装着と使用後の撤
去のために運転席と路面を往復するので使用
が面倒であるなどの欠点があった。
2)車輪装置側の手段:無限運動を利用する方法
であり、車輪自体のトレッドに加工したり、
車輪に取り付けて間接的に接地させたりする
。凍結路では、タイヤに成形した特有のトレ
ッド、タイヤに取り付けた鎖、スパイク、ま
たはキャタピラなどがある。これらは無限運
動で繰り返し車輪に踏ませて使用するが、不
要になっても使用を続けることが多く、路面
や車体を損傷するなどの欠点があった。
上記の両手段の欠点は車輪装置に取り付 て路面に置くことによって解決されるので 円運動を利用して路面に踏み片を置く試み 多い。例えば凍結路の防滑を目的に実用に った装置として特許文献1またはその関連の 発明が販売されている。しかし、踏み片と車 輪とが異なる回転面で円運動するために、車 輪と踏み片とが路面上で異なる軌跡を描き、 この軌跡の相違のために装置や踏み片の異常 な振動と損耗を生じる欠点があった。また踏 み片が常時路面上で動いているために動摩擦 係数になり静止摩擦に比べて摩擦係数が小さ くなる欠点があった。また、振動に耐えるた めに装置が堅牢かつ大型になるので、これを 動かすには大きい動力が必要になった。この ため対象車両が限定された。また装置の取り 付けには特別な設備や技術を要し、費用と時 間が掛かる欠点があった。また調整や修理な どに特別な設備な技術を要した。
これらを解決するために踏み片とトレッ の軌跡を一致させる方法として特許文献2の 装置が発明された。これは踏み片の無限運動 に直線運動部を挿入し、両者の軌跡の相違を 解消し、小型で軽量にするための装置である 。踏み片保持装置を昇降したり、着脱したり して、使用時と格納時とを区別する操作、い わゆるオンオフ操作において、引きワイヤー _無線_赤外線_電流などを利用し、運転席から 遠隔制御することによって運転席から接地条 件を制御する装置として開発されつつある。
しかし、この発明においても次のような問
点が実用化を阻んできた。
1) 踏み片の羽根を回転させる回転子を
持する保持部が保持腕を介して車輪装置本
と強固に結合されていた。このため、装置
重厚長大になり踏み片の補修には手間と時
が掛かかった。この補修手間を避け、損傷
防ぐために長期間の耐久性を確保するよう
設計されるので強度の安全率が異常に高く
踏み片が頑丈で重かった。加えて、位置保
機構と作動装置も頑丈で大きいので各部材
大寸法になった。大型化自体が価格を上げ
ので欠点であるが、加えて、以下のような
くの欠点を惹起した。
A 交換と着脱に特別の施設と技術を必要
とした。
B 装置の占有体積が大きいので、適応車
種が限定された。
B 車種毎に異なる加工を要し不経済であ
った。
C 作動に特別な動力(例えばエアブレー
)を要した。
D 路面上の小石を飛ばして周囲に危険
及ぼした。
F 使用時の振動と騒音が過大になった。
G このために使用するときの速度が極め
て低く限定された。
2) 耐久性の確保を優先するために、踏
片はスパイクを植えた厚いシート状のゴム
の一種類に限定され、気候、地形、使用条
などの変化に応じた適切な踏み片の選択が
いので、環境が変化する路面では適切な接
条件が得られない問題点があった。
3) 轍掘れなど深い凹部に入ると保持部
逃げることができない。この状態で車両の
量を受けるので、過剰設計の装置において
、なお故障や破損の危険があった。仮に破
すると装置が大きいために修理に極めて大
い費用と時間が掛かり、これを防ぐために
行路面が限定された。
解決しようとする問題点は、本発明は、
輪を用いて路面を移動する車輪装置に取り
け、駆動片又は踏み片として機能する制御
を準備し、該制御片は無限運動する無端の
状体又は円形の運動体に取り付け、該運動
の軌跡において少なくとも一部に円弧を描
旋回面を有し、該駆動片は動く対象(走行時
おける車輪、タイヤ、キャタピラー、制動
の路面など)に接触することにより駆動され
、受けた駆動により該運動体を駆動し、該踏
み片は該運動体の導きにより閉曲線の軌跡を
描いて無限運動し、該踏み付け部の一部は該
車輪装置の接地部と該路面との間に介在して
踏まれることによって該接地部の接地条件を
制御し、該接地条件に関して摩擦係数?接地
?接地形状の少なくとも1条件を制御する装置
において、次の3点を同時に達成することで
る。
1) 限定された空間に配備できる形状と寸法
する。
2)実用走行に耐える耐久性を確保する。
3)使用目的に適した踏み片を準備する。
上記の課題を解決するため、使用条件 対応して安全率を低下させた軽薄短小な踏 片と装置にして限定された空間に配備可能 形状と寸法にする。装置の機能不全を踏み の迅速簡易な交換作業で防ぐことを最も主 な特徴とする。なお、柔軟に変化させる回 機構によって路面の起伏や障害物との接触 よる損傷を防ぐことにより、低安全率の装 の機能が保障される。また、交換が容易で れば使用目的に応じた踏み片を適切に使用 ることが可能になる。
即ち、請求項1に記述されるように、下記1)
ら4)のように構成されたことを特徴とする
輪装置の接地条件制御装置である。適切な
地条件を発揮するための踏み片が取り付け
れたベルトやチェーンのような帯状体に踏
片を結合した基本体から、これにプーリー
スプロケットなどを用いて円弧と直線との
跡で旋回させる保持機構を加えた結合体、
らに路上の障害による損傷を回避する緩衝
構を加えた結合体、さらには車両装置と結
して固定する固定部を除く装置全体を独立
た制御ユニットとして準備し、これを着脱
に簡易に着脱する機構を利用して踏み片の
速な交換を行う手段を用いる。該制御ユニ
トは踏み片と連続体とを結合した基本体か
、これに回転機構、保持機構、緩衝機構、
降機構と連結して固定装置を除いた結合体
で用途に適した装置を制御ユニットとする
着脱機構は嵌合を基本とし、ばね又はねじ
締め付けによって補強する。
1) 該駆動片は下記の結合部、変形部、接
部の三部から、該踏み片は下記の結合部、
形部、踏み付け部の三部から、両片を兼用
る場合の制御片は下記の四部分から構成さ
、各部は恒久的に一体化した結合体又は各
分を着脱機構で結合した結合体である。
A)ピン又は嵌合若しくは枠_ねじ_楔などの
束物の弾性を利用した締め付け材によって
踏み片と該運動体とを結合する結合部11
B)使用中又は格納中に受ける負荷又は物体
力の作用により変形し、該作用の消失後に復
元する変形部12
C)該車輪又は該接地部に直接又は間接的に
踏まれたり押し付けられたりして接触して該
車輪の動きを伝達することにより該運動体を
駆動する接触部13
D)該接地部に踏み付けられ該接地条件を制
御する制御物17を有する踏付部14
2) 該踏み片と該運動体とを結合した結合
、又は、該運動体に保持機構を連結した機
又は緩衝若しくは昇降の機構を加えた結合
を制御ユニットとし、該制御ユニットに取
け部を設け、該車両装置に結合して固定す
固定部又は該固定部に昇降機構を加えた本
に着脱部を設け、該着脱部と該制御ユニッ
との間に、嵌合若しくは溶融を利用した結
、又は、楔若しくは拘束材の弾性を利用し
締め付けによる結合を用いた簡易着脱機構
設ける。制御ユニットの範囲は想定された
用条件により下記の範囲から選択する。
A) 複数の踏み片を運動体に結合した基本体
B) 基本体を回転自在に保持する保持機構を
加えた結合体
C) 緩衝機構を加えた結合体
D) 車両装置に取り付けた固定装置を除いた
装置全体
3) 該踏み片に関して形状と重量分布と変
特性とを制御した物体力の分布の選定によ
、又は、該踏み付け部の運動を強制するガ
ド部材を設け、該旋回面において発生する
心力による該踏み片の変形により周辺物と
触して発生する該踏み片の損傷を緩和する
4) 下記のA)又はB)の機構を用いて該踏み付
け部の軸線の方向を変化させることによって
、該接地部による該踏み付け部の踏み代を制
御する。
A)該保持機構にヒンジ・スライド?材料変形
何れかを利用して該旋回面の保持角を変え
角度変化機構を連結し、該保持角の変化に
り該接地部による該踏み付け部の踏み代を
御する機構。
B)該制御片の各個において該結合部を固定
たまま該踏み付け部を捻って捻り角度を変
る捻り機構を設け、該制御片の捻り角の変
により該踏み代を制御する機構。
また請求項2のように、運動体21が路面の 伏に接触して回転が妨害される場合は、ヒ ジ又は板材の変形を利用して該運動体の回 面を該車輪装置の平面部(車輪の回転面又は 底面)に並行する回避位置に変位することに って部品や装置の受ける衝撃を緩和し、損 を回避するので装置の安全率を一層低下さ て軽量化を促進する。
また用途によっては該制御片1と帯状の 運動体21との結合において、結合をヒンジ 合とし(図6を参照)、該制御片の肩18を該運動 体と接触させ、押し具18A 、充填材18B、交換 18Cの何れかを用いて該肩の形状及び寸法並 に弾性率の制御により該運動体の張力を調 する。これによって帯状体21の伸び又は変 による軌道の逸脱を防止し、長期間の滑ら な回転を保つ。
また用途によっては該車輪の走行と独立 た車又は滑走機構を用いて路面上を走行す 走行装置を設け、該走行装置が該接地条件 御装置の重量の少なくとも一部を負担し、 制御ユニットの高さ、方向又は位置の何れ を制御することによって装置の位置保持の 構を大幅に簡略化し、加えて本発明の運搬 容易にすることができる。即ち、独立した 輪又はスライド機構を用いて路面を走行す 走行部を設け、該走行部が該ユニットの重 の相当部分を負担し、該ユニットの高さ若 くは方向の維持又は該踏み片の無限運動の 持などの機能を持たせる。これにより、本 明の位置や姿勢を保つために必要な該車輪 周辺における部品数や加工工数を大きく減 させる。また本装置を運搬することが容易 なる。このため他の自動車に転用したり左 を入れ替えたりすることが容易になり、汎 性と交換性が大幅に増す。
また用途によっては一箇所の該接地部にお
て、該車輪の片側又は両側に複数の該制御
ニットを設けることにより装置の機能が向
して下記のA)とB)のように応用範囲が広がる
。
A) 該車輪の回転面の両側に該制御ユニット
を配置することにより、接地条件の変化を一
層大きく変化させ、従来の車輪や装置では実
現できなかった大摩擦係数など接地条件を大
きく変えることができる。特に両側の装置を
結合して凍結路の防滑に用いる場合において
は該ユニットの外側への逃げが軽量且つ小さ
な部材で強力に防止されるので、着脱部の位
置保持機構を簡単且つ軽量にする。加えて各
踏み片の寸法を小さくすることができるので
旋回時の慣性モーメントが大幅に減少して踏
み片の損傷を防止する。さらに、両者は互い
に飛散物の防止壁を形成するので周辺に与え
る損傷を防ぐ。即ち、氷片_小石など路面上
放置された小片を踏み片が跳ね飛ばしたと
、相互に障壁として防護機能を発揮し、周
への損傷を防ぐからである。なお両側から
踏み片を磁力又は凹凸を利用して一時的に
合して踏ませると接地圧を大幅に低下させ
走行条件を改善することができる。
B)該車輪の片側に二組の該制御ユニットを
備し、一方の組を接地条件の改善に特化し
踏片側、他方の組を踏み片の安全な誘導に
化した導入側とし、該二組の該旋回面を適
の角度で交差させる。即ち、踏み片と駆動
の機能を特化し、該踏片側の制御ユニット
関しては各踏み片に摩擦係数_接地圧_接地形
状の該3条件を制御する形状と物性を持たせ
各踏み片はそれ自体では該接地部下を外れ
位置に調整され、該導入側に関しては該踏
側の各踏み片を該接地位置に導く形状と角
に調整した導き片を持たせることにより踏
片の交換をより簡易にし、所望の接地条件
より適した踏み片を選択することを可能に
る。例えば、人や物に触れると危険の多い
パイクなどを植えた踏み片は車輪の回転面
近いところで外に張り出す量を少なくして
限運動させ、人や物に触れても安全なスパ
クのないゴムだけで製作した安全な踏み片
ユニットを自動車などの外側に装着させる
このような安全な踏み片を相手の危険度の
いユニットのスパイク付き踏み片を叩いた
、押したりして車輪のトレッド下に導く。
のような手段では、車輪の外側からの取り
けになり、作業が極めて容易になる。
また用途によっては該制御片の不使用時 おける該運動体の位置保持に関して、ヒン 又はスライドを利用した該運動体の押上機 を設ける。該車輪の回転面又は該車輪装置 底面に略平行に該押上げることによって、 動体と保持機構が面状に一体化されて障害 と装置の面状部に挟まれるので走行中の障 物による損傷を軽減することができる。加 て該運動体を該車輪の軸の前方に押上げる とによって、走行中の飛沫の結氷による損 を軽減することができる。
また用途によっては該制御ユニットを被 する柔軟な素材を用いた該カバーを設ける とによって、飛沫の結氷や結氷物の飛散に る事故や損傷を防ぐことができる。該ユニ トにおいてゴム材などの低弾性率の材料に って製作した該カバーが該運動体の一部を って保護し、該カバーが該踏み片の運動経 における異物との接触の防止と該無限運動 軌跡の保持機構を支える機能との両者を同 に行う。これにより、取り付け部が保護さ るので小寸法の踏み片でも損傷されなくな 。加えてこのカバーが該ユニットの骨組み 兼用すると重量が軽くなるので緩衝のため 変位、復元、格納などの機構が簡単になる
また用途によっては該車輪と同心円で自 に回転する該着脱部を設けた該固定部を該 輪の回転面の中心に取り付ける。該車輪と じ回転中心を持つ側面装置を回転自在に車 の側面に取付け、車輪6又は回転止め具によ って供回りを防止して略静止状態に保ち、該 側面装置に該ユニットの高さと姿勢とを制御 する機構を取り付けることにより、車輪の外 側面に本発明を装着することが容易になり、 装置の汎用性が増大する。即ち、該車輪と同 じ回転中心を持つ取り付け装置を回転自在に 車輪の片面に取付け、回転止め具によって供 回りを防止して略静止状態を保ち、該取付け 装置を介して該昇降装置を車輪に取り付ける ことによって、車輪の外側に取り付けること が容易になる。特に、前輪を操縦して方向を 変える自動車の前輪は、車輪の内側に自由な 空間が少ないので、外側に取り付けることが 汎用的な取付けを可能にする。このような自 動車の前輪に本発明が装着されると、凍結路 面における制動や発進に加えて、自動車の走 行方向を安全かつ能率的に制御することがで きる。特に、該着脱部に該車輪の直径方向の 孔(該着脱部が円筒状の場合は二穴)を設け、 制御ユニットの取り付け部を棒状に成型す と、着脱がさらに簡易になる。
また用途によっては下記の2機構を加えるこ
とにより前記の問題点はさらに効果的に解決
される。踏み片1の回転軸に関して、運動体21
の回転面に平行し、運動方向に垂直にするこ
とにより極めて狭い空間に配置することがで
きるので応用範囲をひろげることができるか
らである。
1) 軸線が曲線を描く該踏み片に捻り機構を
設け、該捻り機構における捻り角を使用時の
角度と格納時の角度とに変えることによって
、踏付け動作が連続する状態と格納時の踏付
け無しの状態とを区分する。この装置を用い
ることによって、車輪周辺の空間が限定され
た車両装置においても装置の簡易な装着と有
効な接地条件の制御機能が可能になる。即ち
、踏み片の捻り角を変え、格納状態では踏み
片の踏み付け部を車輪の側面に沿って並べ、
使用時は踏み付け部を回転してトレッド下に
導くことが可能になるからである。特に二重
タイヤではタイヤの間の限定された空間に装
置を配置し、使用時は踏み付け部を両側に開
く装置を用いると極めて効率よく接地条件を
変えることができる。
2) 一個の対象車輪に対して異なる軌跡で無
限運動する複数の運動体を組み合わせて準備
し、これらの運動体の間隔を変えることによ
って該踏み片の取り付け状態、即ち取り付け
位置又は角度を変えることによって該踏み付
け部の踏み付け量又は格納時の踏み片の姿勢
を制御することによって、簡単な機構で踏み
付け量を変化させて接地条件の多様性を増し
、オンオフの制御機構を簡単にする。
踏み片、誘導体、保持器の三者を制御ユ ットに組み込み、衝撃の回避機構を機能さ ながら、嵌合を利用して装置の結合と交換 容易にすることにより装置の小型化と軽量 が大きく改善され接地条件の制御が可能に る。また多様な踏み片を用いて制御の能力 向上する。加えて、交換を前提とした小さ 装置は踏み片の回転面に関して位置、高さ 角度の容易な調節を可能にする。これは装 の量産化を容易にして価格の低下と汎用性 拡大との効果を奏する。従来の装置が高価 あった理由の一つは車種ごとの特殊条件に 合させるために量産化ができなかったから ある。本発明の使用により、走行時におけ 防滑を始め、静穏化、路面保護、路面への 識などが可能になる。
1 踏み片
2 保持器
3 作動器
4 調節部
5 ガイド
6 滑走器
7 接地部
8 車輪
9 路面
11 結合部
12 変形部
13 接触部
14 踏付部
17 制御物
18 肩
18A 押出肩
18B 充填肩
18C 交換肩
21 運動体
21A 結合部
22 誘導体(スプロケット又はプーリー)
23 留め部
26 回転盤
27 補助具
28 入切具
34 制御器
35 曲げ器
36 ピン穴
38 ばね
42 腕
43 平衡器
44 取付部
48 カバー
61 繋部
64 腕固定
82 車軸
84 連結部
86 昇降腕
87 固定装置
本発明の制御ユニットを請求項4のように 接地部の両側に配し、凡そ装置全体(車両装 への固定装置を除く)とした使用状態ついて 図1を参照して記述する。昇降腕86により昇 する連結部84を設けた固定装置88を車体に固 定する。一方、踏み片1を支障なく旋回させ 一連の機構を制御ユニットとして準備し、 の制御ユニットの端末にある平衡器43の端末 を取り付け部として連結部84の着脱部(嵌め込 みの間隙)に挿入し、この嵌め込みをラッチ はピンで固定する。平衡器43に取り付けた調 節部4は前後又は上下に動かした保持器2の位 を調節する。該平衡器と制御器34とを二本 腕42でピン穴36を介して結合し、過負荷をヒ ジ変形によって逃げる。過負荷通過後はば 38によって復元する。滑走器6は使用する車 車輪の直径の大きさ応じて腕固定64を調節 固定する。なお、路面からの飛沫による凍 と損傷を防ぐために透明ビニールによるカ ー48を巡らせる。
上記の形態について、車輪の外側の装置 消去し、車輪8を点線で描いて透明視すると 図2のようである。踏み片1を旋回自在に保持 る保持器2が作動部の作動器3に嵌め合いに って結合される。車軸82に固定したガイド5 平衡器43の昇降時の姿勢を制御する。保持器 2の位置と傾きが踏み片1を車輪8のトレッドに 導き期待された機能を発揮する。平衡器43は 輪8のタイヤの両側にあって繋部61で連結し 路面9を走る滑走器6と着脱部84とガイド5に って一定の位置と姿勢を保持する。
作動器3は曲げ器35を介して制御器34に連 して作動部を構成する。作動部と保持器2と 関係を図3に示す。該曲げ器は常時開くモー メントを与えるばねを伴うことによって損傷 を回避することが容易になる。路面の凸部に 当たったときタイヤにもたれて通過するから である。又、場合によって踏み片1を保持す 保持器2に留め部23を設けてこれを制御ユニ トとすることにより、交換作業が簡単にな 。
図4に示すように、踏み片1と運動体21とを 結合した基本体はスプロケットやプーリーの ような回転体22に回転自由に支えられ、保持 2に保持される。保持器2は制御ユニットと て嵌め合いによって着脱するために留め部23 を設ける。
図5に示すように、車輪8を装着すると必 に応じて作動部を下ろし、所望の接地条件 走行することができる。
図6に示すように、踏み片1と運動体21とを 結合した基本体において、該踏み片はゴム板 、該運動体はローラーチェーンを用いること によって本発明の所望の機能を得ることがで きる。なお図6において、運動体21はJIS規格35 チェーンを用い、結合部21AにはSK-1を用いる 。
図1は本発明装置の1実施例の斜視図であ て、ゴムタイヤを履く車輪8の両側に制御ユ ットを装着したものである。平衡器43の右 の取り付け部を連結部84の間隙で固定する。 平衡器43の昇降時は車軸の外側部に固定した イド5によって作動部を昇降する。滑らかな 昇降と保持器2を正確な位置に導くためであ 。
図7は本発明の実施例1において、平衡器43 を一部改造した場合の斜視図であって、該平 衡器の略中央に垂直の取付部44を設ける。請 項8のように固定装置88を車輪8と同心円の円 筒として該車輪に固定する。同じく円筒状の 連結部84はベアリングを介して回転自在に固 装置88に取り付ける。連結部84には二穴を設 けて着脱部とする。取付部44を上から挿入し 本発明を装着する。
図8は本発明の実施例1において、オンオフ(
用_不使用)に入切具28の引弛を用いた場合の
下記の挙動を示す側面図である。鋼鎖の入切
具28の右端に巻き取り装置を設けて引弛を制
する。該鋼鎖はプーリーの補助具27を介し
張力を伝える。不使用状態では保持器2と調
部4を右にスライドさせ、基本体と保持器2
車軸82の前に格納することにより、路面の凸
部による損傷を防ぐことができる。なお回転
盤26を設けて車軸82との接触部を滑らかにし
格納位置への誘導を容易にする。
図(A)使用状態(昇降腕86を寝せ、曲げ器35を
ねで開く)
図(B)引き上げ途中(保持具2を引いて垂直に
た後で引き上げる)
図(C)不使用状態(路面の突起に対して更に上
に逃げる余地を残す)
図9は作動部と保持器2を板状にして水平に
納する実施例において、下記の手順を背面
で示す。最低地上高の低い車種や轍幅の狭
環境において有効である。
図(A)使用状態(踏み片1を接地部の前に静置
、踏みを連続する)
図(B)不使用状態(作動部と基本体とを畳んで
面状にする)
図(C)車輪間に大きい突起が入った場合(更に
上に逃げる余地を残す)
環境と走行条件に対応した踏み片の選 が容易になるので、前記した本発明の効果 より、適切な接地条件を選択してあらゆる 輪装置の交通を安全、高能率、快適にする
