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Title:
HANDLE DEVICE FOR PORTABLE STORAGE BODY
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/090847
Kind Code:
A1
Abstract:
A handle device for a portable storage body is provided with a handle main body (1) wherein a grasping section (11) is arranged over a pair of arm sections (10, 10), and the arm sections (10) are arranged to stand on a portable storage body (B) by turnably combining the arm sections with an outer surface section (Ba) of the portable storage body (B); an urging means (2), which positions the handle main body (1) at a lying position where the grasping section (11) is brought into contact with the outer surface section (Ba) of the portable storage body (B) by being urged; and a braking means (3), which permits a braking force to operate to turning of the handle main body (1) made by being urged toward the lying position when grasping of the handle main body (1) stood to be grasped against being urged is released.

Inventors:
KIYOSAWA TAKESHI (JP)
KIMURA JUNICHI (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/050719
Publication Date:
July 31, 2008
Filing Date:
January 21, 2008
Export Citation:
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Assignee:
NIFCO INC (JP)
KIYOSAWA TAKESHI (JP)
KIMURA JUNICHI (JP)
International Classes:
A45C13/26; A45C13/10; F16F9/14
Foreign References:
JPS5814727U1983-01-29
JP2000307262A2000-11-02
Attorney, Agent or Firm:
OGAWA, Toshiharu et al. (SIA Kanda Square17, Kanda-konyacho, Chiyoda-ku, Tokyo 35, JP)
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Claims:
 一対のアーム部間に亘って把持部を有しこのアーム部を携行用収納体の外面部に回動可能に組み合わせて携行用収納体に起伏可能に備えられるハンドル本体と、
 このハンドル本体をその把持部を携行用収納体の外面部に接しさせる伏倒位置に付勢により位置づけさせる付勢手段と、
 前記付勢に抗して把持起立されたハンドル本体のこの把持を解いたときの前記付勢によるハンドル本体の伏倒位置に向けた回動に制動力を作用させる制動手段とを備えていることを特徴とする携行用収納体用ハンドル装置。
 制動手段は、ハンドル本体の回動軸線を中心に回転可能とされる回転体と、この回転体の軸受け体とを備えると共に、この回転体の回転又は相対的な回転に粘性流体の抵抗を付与するダンパー装置であることを特徴とする請求項1記載の携行用収納体用ハンドル装置。
 ハンドル本体の一対のアーム部の双方又はいずれか一方が、ダンパー装置の回転体及び軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体側に組み付けることにより、携行用収納体に回動可能に組み合わされていることを特徴とする請求項2記載の携行用収納体用ハンドル装置。
 ハンドル本体の一対のアーム部の一方が、ダンパー装置の回転体及び軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側に組み付け、かつ、これらの他方を携行用収納体側に組み付けることにより、携行用収納体に回動可能に組み合わされていると共に、
 付勢手段を、ハンドル本体の一対のアーム部の他方の軸部に巻回されるねじりコイルバネによって構成させていることを特徴とする請求項2記載の携行用収納体用ハンドル装置。
 携行用収納体の外面部に固定される取り付けベースを介してハンドル本体が携行用収納体に備え付けられるようになっていると共に、
 この取り付けベースが、ハンドル本体のアーム部が回動可能に組み合わされる端部パーツと、カバーパーツとから構成されており、このカバーパーツと端部パーツとがこれらの一方に設けた掛合爪をこれらの他方に設けた被掛合部にこれらの組み合わせに際して弾発掛合させることで組み合わされていることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の携行用収納体用ハンドル装置。
Description:
携行用収納体用ハンドル装置

 この発明は、スーツケースなどの携行用 納体の外面部に取り付けられて、この携行 収納体の持ち運びなどの用に供されるハン ル装置の改良に関する。

 スーツケースなどの携行用収納体に備え けられるハンドル(取っ手)は、一般に、把 部の両端に備えられたアーム部を携行用収 体の外面部に回動可能に組み合わせている すぎない。このため、ハンドルの不使用時 はハンドルが遊び、邪魔になることも少な なく、また、携行用収納体を車両などおい 運搬する際に異音を生じさせたりしていた こうしたハンドルを付勢手段によって不使 時には伏倒位置に位置づけられるようにす ばこうした不都合はなくなるが、単純にそ した場合、ハンドルの把持を止めたと同時 付勢手段の付勢によりハンドルを伏倒位置 回動させてしまうことから、衝撃音を生じ せたり、ハンドル側あるいは携行用収納体 外面部に損傷を生じさせる、といった不都 が生じる。

 この発明が解決しようとする主たる問題 は、この種の携行用収納体のハンドル装置 構成するハンドル本体を、不使用時は伏倒 置に安定的に位置づけると共に使用を止め と同時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復 させるようにする点にある。

 前記課題を達成するために、この発明にあ ては、携行用収納体用ハンドル装置を、一 のアーム部間に亘って把持部を有しこのア ム部を携行用収納体の外面部に回動可能に み合わせて携行用収納体に起伏可能に備え れるハンドル本体と、
 このハンドル本体をその把持部を携行用収 体の外面部に接しさせる伏倒位置に付勢に り位置づけさせる付勢手段と、
 前記付勢に抗して把持起立されたハンドル 体のこの把持を解いたときの前記付勢によ ハンドル本体の伏倒位置に向けた回動に制 力を作用させる制動手段とを備えたものと た。

 ハンドル本体は、付勢手段の付勢により それを把持起立させない限り、携行用収納 の外面部に把持部を接しさせる伏倒位置に 置づけられることから、このハンドル本体 使用しないときはハンドル本体は遊ぶこと なく、邪魔になったりすることもない。ま 、ハンドル本体を把持起立させた後、この 持を解くと付勢手段によってハンドル本体 強制的に伏倒位置に回動させることができ と共に、この回動が制動手段によってゆっ りとなされるようにすることができる。

 前記制動手段を、ハンドル本体の回動軸 を中心に回転可能とされる回転体と、この 転体の軸受け体とを備えると共に、この回 体の回転又は相対的な回転に粘性流体の抵 を付与するダンパー装置としておけば、ダ パー装置とハンドル本体とを合理的に配置 てこのハンドル本体の回動に制動を付与さ ることができる。

 ハンドル装置におけるハンドル本体の一 のアーム部の双方又はいずれか一方が、ダ パー装置の回転体及び軸受け体のいずれか 方をこのアーム部側に組み付け、かつ、こ らの他方を携行用収納体側に組み付けるこ により、携行用収納体に回動可能に組み合 されるようにすれば、ハンドル本体を構成 る一対のアーム部の双方又はいずれか一方 ダンパー装置を介して携行用収納体に回動 能に組み合わせることができる。

 この場合、さらに、ハンドル本体の一対の ーム部の一方が、ダンパー装置の回転体及 軸受け体のいずれか一方をこのアーム部側 組み付け、かつ、これらの他方を携行用収 体側に組み付けることにより、携行用収納 に回動可能に組み合わされていると共に、
 付勢手段を、ハンドル本体の一対のアーム の他方の軸部に巻回されるねじりコイルバ によって構成させるようにしておけば、部 点数を過大にすることなく不使用時は伏倒 置に安定的に位置づけられ使用を止めたと 時にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰す ハンドル本体を備えたハンドル装置を適切 構成させることができる。

 携行用収納体の外面部に固定される取り付 ベースを介してハンドル本体が携行用収納 に備え付けられるようにしておくと共に、
 この取り付けベースを、ハンドル本体のア ム部が回動可能に組み合わされる端部パー と、カバーパーツとから構成させ、
 このカバーパーツと端部パーツとをこれら 一方に設けた掛合爪をこれらの他方に設け 被掛合部にこれらの組み合わせに際して弾 掛合させることで組み合わせるようにして くこともある。

 この発明にかかる携行用収納体用ハンド 装置にあっては、これを構成するハンドル 体を、不使用時は伏倒位置に安定的に位置 けると共に使用を止めたと同時にゆっくり この伏倒位置に回動復帰させることができ 。

携行用収納体の要部斜視図 ハンドル装置の断面構成図 同要部断面構成図 同要部分解斜視構成図 ハンドル装置の他の構成例を示した要 断面構成図 同要部断面構成図(図5と異なる向きで 断面)

 以下、図1~図6に基づいて、この発明を実 するための最良の形態について説明する。

 なお、ここで図1は、かかるハンドル装置 Hを含んで構成された携行用収納体Bの一例を また、図2は、かかるハンドル装置Hの要部 このハンドル装置Hを構成するハンドル本体1 の回動軸線xに沿った向きで断面にして、ま 、図3は図2の一部をさらに拡大して、さらに 、図4は、図3の部分を構成する各部材を分離 せた状態として、それぞれ示している。ま 、図5および図6は、ハンドル装置Hの他の構 例を示しており、両図においては特にダン ー装置3’には一様なハッチングを付してそ の内部構成を省略して示している。

 この実施の形態にかかるハンドル装置Hは 、携行用収納体Bの外面部Baに取り付けられて 、この携行用収納体Bの持ち運びなどの用に されるものである。

 かかる携行用収納体Bとしては、少なくと もハンドル装置Hの備え付けられる箇所を金 や硬質の樹脂によって構成させたものを予 している。典型的には、かかる携行用収納 Bとしては、ハードシェルタイプの鞄、例え 、アタッシュケース、スーツケース、トラ クなどを予定している。

 かかるハンドル装置Hは、
(1)ハンドル本体1
(2)付勢手段2
(3)制動手段3
 を備えている。

 ハンドル本体1は、一対のアーム部10、10 に亘る把持部11を有している。基本的に把持 部11は握ることが可能な棒状に構成される。 ーム部10はこのように構成される把持部11の 一端部と他端部とにおいてそれぞれ、この把 持部11との間にコーナーを作るようにして、 の把持部11の側方に向けて突き出すように 成される。一対のアーム部10、10は把持部11 り同じ向きに突き出される。そして、この ンドル本体1は、かかるアーム部10を携行用 納体Bの外面部Baに回動可能に組み合わせて の携行用収納体Bに起伏可能に備えられる。 ンドル本体1は、一対のアーム部10、10の先 側をそれぞれ携行用収納体B側に回動可能に み付けさせて、一つの回動軸線xを中心に、 把持部11を携行用収納体Bの外面部Baに接しさ る伏倒位置(図1の位置)からの回動起立可能 携行用収納体Bに備え付けられる。

 図示の例では、携行用収納体Bの外面部Ba 固定される取り付けベース4を介して、ハン ドル本体1は携行用収納体Bに備え付けられる うになっている。取り付けベース4は一対の 把持部11間に亘る長さを備えると共に、一面 を意匠面40とし、他面側を携行用収納体Bへ 取り付け面41とし、さらに両端にそれぞれ ンドル本体1のアーム部10の受け部42を備えて いる。図示の例では、一対のアーム部10、10 一方は取り付けベース4の一方の受け部42に み込まれた後述するダンパー装置3’を介し 取り付けベース4に回動可能に組み合わされ 、また、一対のアーム部10、10の他方は他方 アーム部10の側に向けて突き出す軸部10aを取 り付けベース4の他方の受け部42に回転可能に 入れ込むことで取り付けベース4に回動可能 組み合わされている。

 より具体的には、取り付けベース4は、前 記受け部42を備えた端部パーツ43と、一対の 部パーツ43、43をそれぞれ納めてこの一対の 部パーツ43間に亘るカバーパーツ44とから構 成されている。携行用収納体Bには端部パー 43がネジ止めされて取り付けられるようにな っている。カバーパーツ44の端部には携行用 納体Bへの取り付け側において開放された端 部パーツ43の入れ込み部44aが形成されており 端部パーツ43とカバーパーツ44とはこの入れ 込み部44aに端部パーツ43を入れ込んで組み合 される。

 図5および図6に示される例では、カバー ーツ44の端部と端部パーツ43の一部とを、端 パーツ43のハンドル装置Hの回動軸線xに沿っ た向きにある両側部にそれぞれ形成させた掛 合爪43aをカバーパーツ44の端部に設けた窓穴 をなす被掛合部44bに、カバーパーツ44の入 込み部44aへの端部パーツ43の入れ込みに際し て弾発掛合させることで、ワンタッチで組み 合わせている。

 かかるハンドル本体1は、例えば、アタッ シュケースに備え付ける場合には、図1に示 れるように、このアタッシュケースのヒン 側と反対の側におけるフレームの側部の中 に備えられて、このアタッシュケースのハ ドルとして利用されるものとなる。また、 かるハンドル本体1は、キャスター付きのス ツケースに備え付ける場合には、ボディの 部やボディの厚さ方向にある側部に備えら 、このスーツケースのトップハンドルやメ ンハンドルとして利用されるものとなる。

 付勢手段2は、前記ハンドル本体1をその 持部11を携行用収納体Bの外面部Baに接しさせ る伏倒位置に付勢により位置づけさせるもの である。

 図示の例では、かかる付勢手段2を、前記 一対のアーム部10、10の他方に備えられる軸 10aに巻回されたねじりコイルバネ20によって 構成させている。図示の例では、かかるバネ 20は取り付けベース4の他方の受け部42内に納 り、この受け部42の内壁にバネ一端20aを固 され、かつ、軸部10aにバネ他端20bを固定さ ている。そして、かかるバネ20は、ハンドル 本体1を伏倒位置から回動起立させるとバネ 回部20cが弾性変形され、このハンドル本体1 伏倒位置に向けて回し戻す向きの付勢力を のハンドル本体1に作用させるように構成さ れている。

 制動手段3は、前記付勢手段2の付勢に抗 て把持起立されたハンドル本体1のこの把持 解いたときのこの付勢によるハンドル本体1 の伏倒位置に向けた回動に制動力を作用させ るものである。

 この実施の形態では、かかる制動手段3を 、ハンドル本体1の回動軸線xを中心に回転可 とされる回転体30と、この回転体30の軸受け 体31とを備えると共に、この回転体30の回転 は相対的な回転に図示しない粘性流体の抵 を付与するダンパー装置3’によって構成さ ている。

 そして、ハンドル本体1の一対のアーム部 10、10の一方が、このように構成されるダン ー装置3’の回転体30及び軸受け体31のいずれ か一方をこのアーム部10側に組み付け、かつ これらの他方を携行用収納体B側に組み付け ることにより、携行用収納体Bに回動可能に み合わされている。図示の例では、ダンパ 装置3’の回転体30がアーム部10側に組み付け られ、軸受け体31が取り付けベース4、つまり 、携行用収納体B側に組み付けられている。

 図示の例では、かかるダンパー装置3’は、 円筒状の内筒部30aと円筒状の外筒部30bとを両 者の間に周回隙間30cを形成させた状態で両者 の筒一端側で一体に連接させてなる回転体30 、
 円筒状の内筒部31aと円筒状の外筒部31bとを 者の間に周回隙間31cを形成させた状態で両 の筒一端側で一体に連接させてなる軸受け 31とを、
 軸受け体31の周回隙間31cに回転体30の外筒部 30bが入り込み、軸受け体31の内筒部31aの内側 回転体30の内筒部30aを入り込むように組み わせることで構成されている。

 前記粘性流体としてはシリコンオイルや リースなどが用いられ、軸受け体31の周回 間31cに充填される。図中符号32は、かかる粘 性流体の漏れ出しを防ぐシールリングである 。図示の例では、回転体30と軸受け体31とを 記のように組み合わせた後、回転体30の内筒 部30aにおける外筒部30bとの連接側と反対の側 の筒端部30dを外向きにカシメて軸受け体31の 筒部31aの外筒部31bとの連接側の筒端部に引 掛けさせることで、両者の組み合わせ状態 維持するようにしている。軸受け体31に対 て回転体30が回転又は相対的に回転されると 軸受け体31の周回隙間31c内に充填された粘性 体が回転体30の外筒部の移動の抵抗となり れにより回転体30の回転、つまり、ハンドル 本体1の回動に制動が付与される。

 図示の例では、ダンパー装置3’の軸受け 体31の外筒部31bの外面にはハンドル本体1の回 動軸線xに沿ったリブ31dが形成されている。 方、取り付けベース4の受け部42の一方は、 り付けベース4の一端部において開放されて 記回動軸線xに沿って続く凹所42aとして構成 されていると共に、凹所入り口42bから凹所奥 42cに向けて続く前記リブ31dの入れ込み溝42dを 備えている。この例では、かかる受け部42に の入れ込み溝42dにリブ31dを入れ込ませるよ にして軸受け体31の連接側を先にしてダン ー装置3’をはめ込むことで、この受け部42 ダンパー装置3’が納められるようになって り、これによりダンパー装置3’の軸受け体 31が取り付けベース4に固定されるようになっ ている。

 一方、ハンドル本体1の一対のアーム部10 10の一方には、その回動軸線xに沿った貫通 10bが形成されていると共に、このアーム部1 0の一方における他方のアーム部10の側に向け られた側には、この貫通孔10bを挟んだ両側に それぞれ接続用突部10cが設けられている。ま た、ダンパー装置3’の回転体30における外筒 部30bと内筒部30aとの連接側には、内筒部30aの 筒口を挟んだ両側にそれぞれ接続用突部30eが 設けられている。そして、図示の例では、一 方の筒口を閉塞させると共にその閉塞部12aに 長穴12bを備えた筒状をなしダンパー装置3’ 内側に納めるようにしてダンパー装置3’と 緒に受け部42に納められるカップリング体12 のこの長穴12bに、外側からアーム部10の接続 突部10cを入れ込み、かつ、内側から回転体3 0の接続用突部30eを入れ込ませた後、シャフ 13を連通し合うアーム部10の貫通孔10bとカッ リング体12の長穴12bとダンパー装置3’の回 体30の内筒部30aの内部に通し、受け部42の凹 所奥42cの軸受け凹所42eに入れ込ませることで 、この一対のアーム部10、10の一方を取り付 ベース4、つまり、携行用収納体Bに回動可能 に組み付けさせると共に、この一対のアーム 部10、10の一方とダンパー装置3’の回転体30 を一体化させている。

 ハンドル本体1は、付勢手段2の付勢によ 、それを把持起立させない限り、携行用収 体Bの外面部Baに把持部11を接しさせる伏倒位 置に位置づけられることから、このハンドル 本体1を使用しないときはハンドル本体1は遊 ことがなく、邪魔になったりすることもな 。また、ハンドル本体1を把持起立させた後 、この把持を解くと付勢手段2によってハン ル本体1を強制的に伏倒位置に回動させるこ ができると共に、この回動が制動手段3によ ってゆっくりとなされるようにすることがで きる。

 制動手段3であるダンパー装置3’の回転 30は、ハンドル本体1の回動軸線xを中心に回 可能とされることから、ダンパー装置3’と ハンドル本体1とを合理的に配置してこのハ ドル本体1の回動に制動を付与させることが きる。

 また、この実施の形態にあっては、ハンド 本体1を構成する一対のアーム部10、10の一 をダンパー装置3’を介して携行用収納体Bに 回動可能に組み合わせており、また、一対の アーム部10、10の他方において付勢手段2とし のねじりコイルバネ20によりこのハンドル 体1を伏倒位置に向けて付勢しており、部品 数を過大にすることなく不使用時は伏倒位 に安定的に位置づけられ使用を止めたと同 にゆっくりとこの伏倒位置に回動復帰する ンドル本体1を備えたハンドル装置Hを適切 構成させることができる。
 
 なお、2007年1月23日に出願された日本国特許 出願第2007-12441号の明細書、特許請求の範囲 図面及び要約書の全内容をここに引用し、 発明の明細書の開示として、取り入れるも である。




 
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