村瀬 永徳 (〒55 京都府長岡京市東神足1丁目10番1号 株式会社村田製作所内 Kyoto, 〒6178555, JP)
株式会社村田製作所 (〒55 京都府長岡京市東神足1丁目10番1号 Kyoto, 〒6178555, JP)
MURASE Hisanori (10-1, Higashikotari 1-chome, Nagaokakyo-sh, Kyoto 55, 〒6178555, JP)
| 第1の基板と、 前記第1の基板に実装されているスイッチ回路と、 を備えており、 前記第1の基板は、 複数の周波数帯域の高周波信号が入出力する共通端子と、 複数の切り替え端子と、 前記共通端子に入出力する前記高周波信号の周波数帯域に応じて前記スイッチ回路の制御を行う制御信号が印加される制御端子と、 前記制御端子と前記スイッチ回路とを接続する電流経路と、 前記電流経路上に直列に設けられ、該電流経路の抵抗値よりも大きな抵抗値を有し、該電流経路を通過するノイズを低減するための抵抗部と、 を含んでおり、 前記スイッチ回路は、前記制御信号に基づいて、前記切り替え端子と該共通端子とを接続すること、 を特徴とする高周波スイッチモジュール。 |
| 前記第1の基板は、 一端が前記抵抗部よりも前記制御端子から離れた位置において、前記電流経路に対して接続され、かつ、他端が接地されているコンデンサを、 更に含んでいること、 を特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 前記複数の切り替え端子は、送信系端子及び受信系端子からなり、 前記第1の基板は、 前記送信系端子と前記スイッチ回路との間に接続されているローパスフィルタを、 更に含んでいること、 を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 前記複数の切り替え端子は、送信系端子及び受信系端子からなり、 前記受信系端子と前記スイッチ回路との間に接続されている表面波フィルタを、 更に備えていること、 を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 前記抵抗部は、前記スイッチ回路と前記表面波フィルタとの間に配置されていること、 を特徴とする請求項4に記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 前記抵抗部は、前記電流経路と前記スイッチ回路との接続箇所に最も近い該スイッチ回路の辺に沿って設けられていること、 を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 前記抵抗部は、1kω以上の抵抗値を有していること、 を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 前記スイッチ回路は、半導体スイッチであること、 を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。 |
| 第1の基板と、 前記第1の基板が実装されている第2の基板と、 前記第1の基板に実装されているスイッチ回路と、 を備えており、 前記第1の基板は、 複数の周波数帯域の高周波信号が入出力する共通端子と、 複数の切り替え端子と、 前記共通端子に入出力する前記高周波信号の周波数帯域に応じて前記スイッチ回路の制御を行う制御信号が印加される制御端子と、 を含んでおり、 前記スイッチ回路は、前記制御信号に基づいて、前記切り替え端子と該共通端子とを接続し、 前記第2の基板は、 前記制御端子に一端が接続されている電流経路と、 前記電流経路上に直列に設けられ、該電流経路の抵抗値よりも大きな抵抗値を有し、該電流経路を通過するノイズを低減するための抵抗部と、 を含んでいること、 を特徴とする高周波スイッチ装置。 |
| 前記抵抗部は、前記第1の基板と前記第2の基板との接続部分の近傍に設けられていること、 を特徴とする請求項9に記載の高周波スイッチ装置。 |
| 前記第2の基板は、 前記電流経路の他端に接続されている制御端子用電極を、 更に含み、 前記抵抗部は、前記制御端子用電極の近傍に設けられていること、 を特徴とする請求項9又は請求項10のいずれかに記載の高周波スイッチ装置。 |
| 前記第2の基板は、 一端が前記抵抗部よりも前記制御端子から離れた位置において前記電流経路に対して接続され、かつ、他端が接地されているコンデンサを、 更に含んでいること、 を特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれかに記載の高周波スイッチ装置。 |
| 前記複数の切り替え端子は、送信系端子及び受信系端子からなり、 前記第1の基板は、 前記送信系端子と前記スイッチ回路との間に接続されているローパスフィルタを、 更に含んでいること、 を特徴とする請求項9ないし請求項12のいずれかに記載の高周波スイッチ装置。 |
| 前記複数の切り替え端子は、送信系端子及び受信系端子からなり、 前記受信系端子と前記スイッチ回路との間に接続されている表面波フィルタを、 更に備えていること、 を特徴とする請求項9ないし請求項13のいずれかに記載の高周波スイッチ装置。 |
| 前記抵抗部は、1kω以上の抵抗値を有していること、 を特徴とする請求項9ないし請求項14のいずれかに記載の高周波スイッチ装置。 |
| 前記スイッチ回路は、半導体スイッチであること、 を特徴とする請求項9ないし請求項15のいずれかに記載の高周波スイッチ装置。 |
本発明は、高周波スイッチモジュール及 高周波スイッチ装置に関し、より特定的に 、複数の異なる通信方式に使用できる無線 に用いる高周波スイッチモジュール及び高 波スイッチ装置に関する。
携帯無線システムには、例えば、欧州で く用いられているGSM900(Global System for Mobile Communications 900)方式及びGSM1800(Global System fo r Mobile Communications 1800)方式、又は北米で広 用いられているGSM850(Global System for Mobile C ommunications 850)方式、日本で広く用いられて るPDC(Personal Digital Celluar)方式等がある。ま 、GSMと並んで用いられているCDMA方式では、 CdmaOne(Code Division Multiple Access One)、IMT-2000(In ternational Mobile Telecommunications 2000)等がある 近年の携帯電話の急激な普及に伴い、特に 大都市近郊において各無線システムに割り てられた周波数帯域では、全システム利用 をまかないきれず、通信が途中切断された 、接続が困難になったりするといった問題 生じていた。そこで、利用者が複数の無線 ステムを利用できるようにして、実質的に 用可能な周波数の増加を図り、サービスの 上やインフラの有効活用をすることが提案 れている。
そこで、特許文献1に記載のアンテナスイ ッチ回路が提案されている。該アンテナスイ ッチ回路は、アンテナ及びスイッチ回路を備 えている。アンテナは、複数の周波数帯域の 送受信信号を送受信する。スイッチ回路は、 アンテナから入力してくる複数の周波数帯域 の受信信号が対応する受信回路に正確に出力 されるように、信号の伝送経路を切り替える と共に、送信回路からの送信信号がアンテナ に正確に出力されるように伝送経路を切り替 える。このようなスイッチ回路は、複数のFET トランジスタにより構成され、該FETトランジ スタは、制御信号によりONとOFFとに切り替え れることにより、伝送経路を切り替えてい 。以上のようなアンテナスイッチ回路によ ば、携帯電話において、複数種類の周波数 域の送受信信号を取り扱うことが可能とな 。
ところで、アンテナスイッチ回路では、 ンテナスイッチ回路が実装されるプリント 線基板にて発生するノイズが、アンテナス ッチ回路のスイッチ回路に入力することを 止する必要がある。そこで、スイッチ回路 制御するための制御信号が伝送される経路 、一端が接地されたコンデンサが接続され 。これにより、プリント配線基板にて発生 たノイズは、コンデンサを介してプリント 線基板内のグランド電極を経由して接地側 と伝送され、スイッチ回路に入力しなくな 。
しかしながら、前記アンテナスイッチ回 では、以下に説明するように、依然として ノイズによって、スイッチ回路の高周波特 が劣化するという問題がある。図5は、アン テナスイッチ回路100及びこれが実装されたプ リント配線基板102の断面構造図である。プリ ント配線基板102上には、アンテナスイッチ回 路100及びコンデンサ104が実装されている。コ ンデンサ104は、プリント配線基板102に内蔵さ れたグランド電極106を介して、接地されてい る(グランド電極106が接地されている様子は 略)。また、アンテナスイッチ回路100も、グ ンド電極106を介して接地されている。
アンテナスイッチ回路100では、プリント 線基板102にて発生したノイズの他に、アン ナスイッチ回路100のスイッチ回路(図示せず )にて発生するノイズも存在する。これらの イズは、前記コンデンサ104を介して、プリ ト配線基板102内のグランド電極106を経由し 、接地側へと伝送される。ところが、図5の 印に示すように、アンテナスイッチ回路100 グランド電極106と接続されていると、ノイ の一部は、グランド電極106を経由して、ア テナスイッチ回路100に入力してしまう。こ により、アンテナスイッチ回路100のスイッ 回路にもノイズが入力し、送信信号がノイ によって変調される。その結果、送信信号 高調波に歪みが発生し、スイッチ回路の高 波特性が劣化してしまう。
そこで、本発明の目的は、ノイズがコン ンサを経由してスイッチ回路に戻ることを 制できる高周波スイッチ装置及び高周波ス ッチモジュールを提供することである。
本発明の一形態に係る高周波スイッチモ ュールは、第1の基板と、前記第1の基板に 装されているスイッチ回路と、を備えてお 、前記第1の基板は、複数の周波数帯域の高 波信号が入出力する共通端子と、複数の切 替え端子と、前記共通端子に入出力する前 高周波信号の周波数帯域に応じて前記スイ チ回路の制御を行う制御信号が印加される 御端子と、前記制御端子と前記スイッチ回 とを接続する電流経路と、前記電流経路上 直列に設けられ、該電流経路の抵抗値より 大きな抵抗値を有し、該電流経路を通過す ノイズを低減するための抵抗部と、を含ん おり、前記スイッチ回路は、前記制御信号 基づいて、前記切り替え端子と該共通端子 を接続すること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る高周波スイッチ装 は、第1の基板と、前記第1の基板が実装さ ている第2の基板と、前記第1の基板に実装さ れているスイッチ回路と、を備えており、前 記第1の基板は、複数の周波数帯域の高周波 号が入出力する共通端子と、複数の切り替 端子と、前記共通端子に入出力する前記高 波信号の周波数帯域に応じて前記スイッチ 路の制御を行う制御信号が印加される制御 子と、を含んでおり、前記スイッチ回路は 前記制御信号に基づいて、前記切り替え端 と該共通端子とを接続し、前記第2の基板は 前記制御端子に一端が接続されている電流 路と、前記電流経路上に直列に設けられ、 電流経路の抵抗値よりも大きな抵抗値を有 、該電流経路を通過するノイズを低減する めの抵抗部と、を含んでいること、を特徴 する。
本発明によれば、ノイズがコンデンサを 由してスイッチ回路に戻ることを抑制でき 。
以下に、本発明の実施形態に係る高周波 イッチモジュール及び高周波スイッチ装置 ついて説明する。
(高周波スイッチモジュール)
以下に、本発明の一実施形態に係る高周波
イッチモジュールについて図面を参照しな
ら説明する。図1は、高周波スイッチモジュ
ール10を備えた高周波スイッチ装置70のブロ
ク図である。高周波スイッチ装置70は、複数
種類の周波数帯域の送受信信号を取り扱うこ
とができる携帯電話に用いられる。そして、
高周波スイッチ装置70は、アンテナから入力
てくる複数の周波数帯域の受信信号が対応
る受信回路に正確に出力されるように、信
の伝送経路を切り替えると共に、送信回路
らの送信信号がアンテナに正確に出力され
ように伝送経路を切り替える。
高周波スイッチ装置70は、図1に示すよう 、プリント配線基板50上に高周波スイッチ ジュール10が実装されることにより構成され ている。また、プリント配線基板50には、ア テナ30及びコンデンサC1~C3が設けられている 。高周波スイッチモジュール10は、多層基板1 2、スイッチ回路14、SAWフィルタ20,22,24,26,28、 抗器R1~R3及び電流経路S1~S3を備えている。な お、抵抗器R1~R3はそれぞれ、電流経路S1~S3に して直列に接続されており、SAWフィルタ20,22 ,24,26,28は、平衡出力端子を有している。
多層基板12は、内部に回路が形成された 板である。図2(a)は、多層基板12の裏面を示 た図であり、図2(b)は、多層基板12の表面を した図である。多層基板12の裏面とは、多層 基板12がプリント配線基板50上に実装される に、プリント配線基板50と対向する面であり 、多層基板12の表面とは、多層基板12の裏面 平行な面である。
図2(a)に示すように、多層基板12の裏面に 、端子T1~T28が設けられている。図1に示すよ うに、端子T1,T2はそれぞれ、GSM方式の送信信 GSM-Tx1,GSM-Tx2が図示しない送信回路から入力 てくる送信系端子である。端子T3~T12はそれ れ、GSM方式の受信信号Rx1~Rx5が図示しない受 信回路へと出力していく受信系端子である。 端子T13~T15のそれぞれは、アンテナ30に入出力 する高周波信号の周波数帯域に応じてスイッ チ回路14の制御を行う制御信号Vc1~Vc3が印加さ れる制御端子である。端子T16は、スイッチ回 路14を駆動させるための電源電圧Vddが印加さ る電源端子である。端子T17~T25には、図示し ないGND端子を介して接地される。端子T26は、 アンテナ30が接続され、複数の周波数帯域の 周波信号が入出力する共通端子である。な 、図2(a)の端子T27,T28は、プリント配線基板50 上のGND端子を介して接地されていてもよい。 該端子T27,T28は、他の端子T1~T26よりも大きな 積を有しており、図示しないプリント配線 板50側の電極に対して固定されることにより 、図1のプリント配線基板50と多層基板12とを 着する役割を果たしている。
多層基板12の表面には、図2(b)に示すよう 、CMOS等の半導体素子を用いたスイッチ回路 14、SAWフィルタ(表面波フィルタ)20,22,24,26,28、 抵抗器R1~R3及びインダクタL1~L5が実装されて る。スイッチ回路14、SAWフィルタ20,22,24,26,28 抵抗器R1~R3及びインダクタL1~L5は、図2(a)に す端子T1~T26と多層基板12内に設けられている ビアホール導体及び配線を介して電気的に接 続されている。以下に、図2を参照しながら り詳細に説明する。なお、SAWフィルタ20,22及 びSAWフィルタ24,26はそれぞれ、2つのフィルタ を1つのパッケージに一体化したものであり SAWフィルタ20,22,24,26,28は、平衡・不平衡変換 機能を備えたフィルタである。
図2(b)に示した丸印は、多層基板12の最上 に設けられているビアホール導体である。 層基板12の最上層には、ビアホール導体b1~b3 9が設けられている。端子T1,T2はそれぞれ、ビ アホール導体b1,b2を介してスイッチ回路14と 気的に接続されている。
端子T3,T4は、ビアホール導体b3,b4を介して SAWフィルタ20と電気的に接続されている。更 、ビアホール導体b3,b4は、SAWフィルタ20の平 衡端子に接続され、ビアホール導体b17は、SAW フィルタ20の不平衡端子に接続されている。 に、ビアホール導体b17は、多層基板12内の 線等及びビアホール導体b20を介してスイッ 回路14と電気的に接続されている。これによ り、図1に示すように、スイッチ回路14と端子 T3,T4とは、SAWフィルタ20を介して電気的に接 されている。すなわち、SAWフィルタ20は、端 子T3,T4とスイッチ回路14との間に接続されて る。
端子T5,T6は、ビアホール導体b5,b6を介して SAWフィルタ22と電気的に接続されている。更 、ビアホール導体b5,b6は、SAWフィルタ22の平 衡端子に接続され、ビアホール導体b21は、SAW フィルタ22の不平衡端子に接続されている。 に、ビアホール導体b21は、多層基板12内の 線等及びビアホール導体b24を介してスイッ 回路14と電気的に接続されている。これによ り、図1に示すように、スイッチ回路14と端子 T5,T6とは、SAWフィルタ22を介して電気的に接 されている。すなわち、SAWフィルタ22は、端 子T5,T6とスイッチ回路14との間に接続されて る。
端子T7,T8は、ビアホール導体b7,b8を介して SAWフィルタ24と電気的に接続されている。更 、ビアホール導体b7,b8は、SAWフィルタ24の平 衡端子に接続され、ビアホール導体b25は、SAW フィルタ24の不平衡端子に接続されている。 に、ビアホール導体b25は、多層基板12内の 線等及びビアホール導体b27を介してスイッ 回路14と電気的に接続されている。これによ り、図1に示すように、スイッチ回路14と端子 T7,T8とは、SAWフィルタ24を介して電気的に接 されている。すなわち、SAWフィルタ24は、端 子T7,T8とスイッチ回路14との間に接続されて る。
端子T9,T10は、ビアホール導体b9,b10を介し SAWフィルタ26と電気的に接続されている。 に、ビアホール導体b9,b10は、SAWフィルタ26の 平衡端子に接続され、ビアホール導体b25は、 SAWフィルタ26の不平衡端子に接続されている 更に、ビアホール導体b25は、多層基板12内 配線等及びビアホール導体b27を介してスイ チ回路14と電気的に接続されている。これに より、図1に示すように、スイッチ回路14と端 子T9,T10とは、SAWフィルタ26を介して電気的に 続されている。すなわち、SAWフィルタ26は 端子T9,T10とスイッチ回路14との間に接続され ている。
端子T11,T12は、ビアホール導体b11,b12を介 てSAWフィルタ28と電気的に接続されている。 更に、ビアホール導体b11,b12は、SAWフィルタ28 の平衡端子に接続され、ビアホール導体b28は 、SAWフィルタ28の不平衡端子に接続されてい 。更に、ビアホール導体b28は、多層基板12 の配線等及びビアホール導体b30を介してス ッチ回路14と電気的に接続されている。これ により、図1に示すように、スイッチ回路14と 端子T11,T12とは、SAWフィルタ28を介して電気的 に接続されている。すなわち、SAWフィルタ28 、端子T11,T12とスイッチ回路14との間に接続 れている。
端子T13は、ビアホール導体b13を介して抵 器R1と電気的に接続されている。ビアホー 導体b13は、抵抗器R1においてビアホール導体 b31と電気的に接続されている。また、ビアホ ール導体b31は、ビアホール導体b32を介してス イッチ回路14と電気的に接続されている。こ により、図1に示すように、スイッチ回路14 端子T13とは、抵抗器R1を介して電気的に接 されている。
端子T14は、ビアホール導体b14を介して抵 器R2と電気的に接続されている。ビアホー 導体b14は、抵抗器R2においてビアホール導体 b33と電気的に接続されている。また、ビアホ ール導体b33は、ビアホール導体b34を介してス イッチ回路14と電気的に接続されている。こ により、図1に示すように、スイッチ回路14 端子T14とは、抵抗器R2を介して電気的に接 されている。
端子T15は、ビアホール導体b15を介して抵 器R3と電気的に接続されている。ビアホー 導体b15は、抵抗器R3においてビアホール導体 b35と電気的に接続されている。また、ビアホ ール導体b35は、ビアホール導体b36を介してス イッチ回路14と電気的に接続されている。こ により、図1に示すように、スイッチ回路14 端子T15とは、抵抗器R3を介して電気的に接 されている。
端子T16は、ビアホール導体b16を介してス ッチ回路14と電気的に接続されている。端 T17~端子T25は、GND端子であり、図2(b)の参照符 号が付されていないビアホール導体のいずれ かに接続されている。
端子T26は、多層基板12内の配線等及びビ ホール導体b39を介して、スイッチ回路14と電 気的に接続されている。
多層基板12の内部には、所定の層の大部 を覆うグランド電極が設けられている。ま 、その他の層には、コイル電極及びコンデ サ電極が設けられている。該コイル電極及 コンデンサ電極は、図1のローパスフィルタ1 6,18を構成している。多層基板12は、端子T1,T2 スイッチ回路14との間に接続されているロ パスフィルタ16,18を含んでいる。また、多層 基板12内において、スイッチ回路14と端子T13~T 15間に存在するビアホール導体及び配線は、 流経路S1~S3を構成している。
次に、図1のコンデンサC1~C3について説明 る。コンデンサC1~C3はそれぞれ、プリント 線基板50に設けられており、一端が端子T13~T1 6に接続されている配線に接続されていると に、他端が接地されている。コンデンサC1~C3 の一端はそれぞれ、抵抗器R1~R3から端子T13~T16 よりも離れた位置において配線に接続されて いる。コンデンサC1~C3は、制御信号Vc1~Vc3に発 生したノイズを接地側へと流す役割を果たし ている。なお、コンデンサC1~C3は、多層基板1 2上に搭載されていてもよい。
以上のように構成された高周波スイッチ ジュール10では、スイッチ回路14は、制御信 号Vc1~Vc3に基づいて、アンテナ30が受信した受 信信号の周波数帯域に応じた端子T3~T12と端子 T26とを接続する。また、スイッチ回路14は、 御信号Vc1~Vc3に基づいて、アンテナ30から送 すべき送信信号の周波数帯域に応じた端子T 1,T2と端子T26とを接続する。これにより、高 波スイッチモジュール10は、複数種類の周波 数帯域の送受信信号を取り扱うことができる 。
(効果)
以上のように構成された高周波スイッチモ
ュール10では、以下に説明するように、ノ
ズがコンデンサC1~C3を経由してスイッチ回路
14に戻ることを抑制できる。より詳細には、
1及び図2に示すように、スイッチ回路14と端
子T13~T15とを接続する電流経路S1~S3上に、電流
経路S1~S3を通過するノイズを低減するための
抗器R1~R3が設けられている。この抵抗器R1~R3
は、電流経路S1~S3の抵抗値よりも大きな抵抗
を有している。そのため、抵抗器R1~R3が存
しない電流経路S1~S3にノイズが流れた場合よ
りも、抵抗器R1~R3が存在する電流経路S1~S3に
イズが流れた場合の方が、多くのノイズが
エネルギーに変換されて、ノイズが大きく
衰する。そして、コンデンサC1~C3には、抵抗
器R1~R3を通過することにより減衰したノイズ
入力する。よって、高周波スイッチモジュ
ル10では、コンデンサC1~C3及びプリント配線
基板50内のグランド電極(図示せず)を経由し
、スイッチ回路14に入力するノイズの大きさ
が抑制されるようになる。その結果、高周波
スイッチモジュール10では、送信信号がノイ
により変調されて、送信信号の高調波に歪
が発生することを抑制でき、スイッチ回路1
4の高周波特性が劣化することを抑制できる
また、図2(b)に示すように、抵抗器R1~R3は 電流経路S1~S3とスイッチ回路14との接続箇所 (すなわち、ビアホール導体b32,b34,b36)に最も い該スイッチ回路14の辺に沿って設けられて いる。これにより、抵抗器R1~R3とスイッチ回 14との間の距離が短くなり、これらの間に いてノイズが流入することを抑制できる。
また、図2(b)に示すように、抵抗器R1~R3は スイッチ回路14とSAWフィルタ28との間に設け られている。SAWフィルタ28には、受信信号Rx1~ Rx5が入力しており、スイッチ回路14には送信 号GSM-Tx1,GSM-Tx2が入力している。そのため、S AWフィルタ28とスイッチ回路14との間に抵抗器 R1~R3が設けられることにより、受信信号Rx1~Rx5 と送信信号GSM-Tx1,GSM-Tx2との間のアイソレーシ ョンを向上させることができる。
更に、電流経路S1~S3を介してスイッチ回 14へ静電気が流入する場合、その静電気の流 入を抵抗器R1~R3により制御でき、スイッチ回 14の静電気による破壊を防止できる。
(実験結果)
本願発明者は、高周波スイッチモジュール1
0が奏する効果をより明確なものとするため
、以下に説明する実験を行った。具体的に
、1kωの抵抗器R1~R3を設けた高周波スイッチ
ジュール10(第1の実験例)、500ωの抵抗器R1~R3
設けた高周波スイッチモジュール10(第2の実
例)及び抵抗器R1~R3が設けられていない高周
スイッチモジュール10(第3の実験例)を作製
、これらのRFポートで観測される信号を調べ
た。図3(a)は、第1の実験例での実験結果を示
たグラフであり、図3(b)は、第2の実験例で
実験結果を示したグラフであり、図3(c)は、
3の実験例での実験結果を示したグラフであ
る。縦軸は、ノイズ量を示し、横軸は、周波
数を示している。
図3(a)ないし図3(c)を比較すると分かるよ に、抵抗器R1~R3が設けられることにより、ノ イズ量が低減していることが理解できる。よ って、抵抗器R1~R3が設けられることにより、 イズがコンデンサC1~C3を経由してスイッチ 路14に戻ることを抑制できている。更に、図 3(a)と図3(b)とを比較すると、抵抗器R1~R3が500ω の場合には、僅かではあるがノイズが発生し ているのに対して、抵抗器R1~R3が1kωの場合に は、ノイズが殆ど発生していない。よって、 抵抗器R1~R3は、1kω以上の抵抗値を有している ことが望ましい。
また、本願発明者は、第1の実験例と第3 実験例において、ハーモニックスを測定し 。ハーモニックスとは、ある周波数におい 半導体素子にパワーを印加した場合に、そ 周波数の高次高調波に相当する周波数にお て、パワーが観測される現象である。その 果、第3の実験例でのハーモニックスは、-68d Bcであったのに対して、第1の実験例でのハー モニックスは、-85dBcであった。すなわち、抵 抗器R1~R3が設けられた第1の実験例の方が、抵 抗器R1~R3が設けられていない第3の実験例より も、高調波信号の大きさを低減できているこ とが分かる。これは、スイッチ回路14にノイ が侵入することにより、該ノイズにより高 波信号が変調されることを抑制できている とを示している。
(高周波スイッチ装置)
以下に、本発明の一実施形態に係る高周波
イッチ装置について図面を参照しながら説
する。図4は、高周波スイッチ装置70'のブロ
ック図である。以下に、図1の高周波スイッ
装置70との相違点を中心に説明を行う。
高周波スイッチ装置70'と高周波スイッチ 置70との相違点は、電流経路S1'~S3'を通過す ノイズを低減するための抵抗器R1~R3が設け れている位置である。高周波スイッチ装置70 では、抵抗器R1~R3は、図1に示すように、多層 基板12上に設けられていた。一方、高周波ス ッチ装置70'では、抵抗器R1~R3は、図4に示す うに、プリント配線基板50に設けられてい 。より詳細には、プリント配線基板50には、 端子T13~T15に一端が接続されている電流経路S1 '~S3'が設けられている。抵抗器R1~R3は、電流 路S1'~S3'上に設けられている。すなわち、高 波スイッチ装置70'では、抵抗器R1~R3は、高 波スイッチモジュール10'外に設けられてい 。更に、コンデンサC1~C3は、一端が抵抗部R1~ R3よりも端子T13~T15から離れた位置において電 流経路S1'~S3'に対して接続され、かつ、他端 接地されている。このような構成によって 、ノイズがコンデンサC1~C3を経由してスイッ チ回路14に戻ることを抑制できる。
なお、高周波スイッチ装置70'のその他の 成については、高周波スイッチ装置70のそ 他の構成と同じであるので、説明を省略す 。
なお、高周波スイッチ装置70'では、抵抗 R1~R3は、多層基板12とプリント配線基板50と 接続部分の近傍に設けられていることが望 しい。これにより、スイッチ回路14から出 ノイズをスイッチ回路14近傍で除去すること ができ、スイッチ回路14の他のポートへのノ ズの回りこみを低減できる。
更に、プリント配線基板50は、電流経路S1 '~S3'の他端に接続されている制御端子用電極( 図示せず)を備えており、抵抗器R1~R3は、制御 端子用電極の近傍に設けられていてもよい。 これにより、他の制御端子電極から抵抗器R1~ R3を備えた制御端子電極へのノイズの回りこ を低減できる。
(変形例)
高周波スイッチモジュール10及び高周波ス
ッチ装置70は、前記実施形態に示したものに
限らない。よって、これらは、発明の要旨の
範囲内において変更可能である。例えば、抵
抗器R1~R3は、抵抗素子であり、多層基板12又
プリント配線基板50に実装されるものとした
。しかしながら、抵抗器R1~R3の代わりに、抵
部が多層基板12又はプリント配線基板50に直
接に設けられていてもよい。この場合、抵抗
部は、電流経路S1~S3よりも高い抵抗値を有す
材料が塗布されてなる配線により構成され
いてもよいし、電流経路S1~S3よりも細い線
の配線により構成されていてもよい。
また、高周波スイッチモジュール10及び 周波スイッチ装置70では、端子T13~T15の全て 対して抵抗器R1~R3が設けられているが、端子 T13~T15の全てに抵抗器R1~R3が設けられている必 要はない。端子T13~T15のいずれかに抵抗器R1~R3 が設けられなくても、ノイズの影響が生じな い場合がある。このような場合には、ノイズ に関与しない端子T13~T15には、抵抗器R1~R3を設 けなくてもよい。
本発明は、高周波スイッチ装置及び高周 スイッチモジュールに有用であり、特に、 イズがコンデンサを経由してスイッチ回路 戻ることを抑制できる点において優れてい 。
C1~C3 コンデンサ
S1~S3,S1'~S3' 電流経路
R1~R3 抵抗器
T1~T28 端子
10,10' 高周波スイッチモジュール
12 多層基板
14 スイッチ回路
16,18 ローパスフィルタ
20,22,24,26,28 SAWフィルタ
30 アンテナ
50 プリント配線基板
70,70' 高周波スイッチ装置
