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Patent Searching and Data


Title:
HIGH-HARDNESS KITCHEN KNIFE/KNIFE WITH DIAMOND SHARPENER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/087751
Kind Code:
A1
Abstract:
[PROBLEMS] To provide a high-hardness kitchen knife/knife meeting a demand for a kitchen knife/knife formed of a high-hardness material capable of holding a high sharpness for a long period of time, which kitchen knife/knife can solve a problem of conventional kitchen knives/knives that, when the cutting ability is lowered, cannot be ground with a conventional grinding stone and should be ground with a diamond wheel, for the recovery of sharpness, requiring the selection of an optimal diamond particle diameter, which is difficult for ordinary users due to unsatisfactory knowledge on the selection of the particle diameter, and leads to a possibility that, when the selection of the particle diameter is not proper, blade chipping takes place, and, since the diamond wheel is not frequently used, the diamond wheel is lost. [MEANS FOR SOLVING PROBLEMS] A high-hardness kitchen knife/knife with a diamond sharpener. A notched pocket (3a) is provided at the proximal end of one holding gripping part (3) in a kitchen knife/knife (1) with a high-hardness knife edge having an HV value of not less than 1000 which cannot be ground with a general-purpose grinding stone. A detachable diamond sharpener (4) having a diamond particle diameter structure effective for high-hardness knife edge grindingis mounted on the notched pocket (3a).

Inventors:
KUSANAGI RYOTA (JP)
HIRAI AKIRA (JP)
SUEDA KIMIKO (JP)
HIRAI KEITA (JP)
Application Number:
PCT/JP2007/060229
Publication Date:
July 24, 2008
Filing Date:
May 18, 2007
Export Citation:
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Assignee:
KUSANAGI RYOTA (JP)
HIRAI AKIRA (JP)
SUEDA KIMIKO (JP)
HIRAI KEITA (JP)
International Classes:
B26B11/00; B24D15/08
Foreign References:
JP2004229744A2004-08-19
JPS539088U1978-01-25
JPH0263966U1990-05-14
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Claims:
 長手方向の一辺に刃先を設けた刃体の刃体基部を挿通固定した把持用握り手部とから成る包丁・ナイフにおいて、前記包丁・ナイフはHV硬度値1000以上の硬度を示すもの又はHV硬度値1000以上の粒子を含むもので高硬度の刃体・刃先を形成し、前記包丁の刃体を挿通した把持用握り手部の基端辺には側面逆コ字状に形成した切欠ポケットと、該切欠ポケットに挿脱自在に収納されるダイヤモンドシャープナーを有し、該ダイヤモンドシャープナーはダイヤ粒径5~50ミクロンの多数のダイヤモンド粒子を表層に固着して構成させた板状又は棒状の砥ぎ部及びこれに延設したシャープナ挿脱用指掛け部を有し、該シャープナ挿脱用指掛け部は前記切欠ポケットに埋設可能な外形形状を有して挿脱可能に設置され、砥ぎ作業必要時には自由に前記ダイヤモンドシャープナーを用いて刃先の鋭利砥ぎを行なえるようにしたことを特徴とするダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフ。
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上を示す炭化タングステン・コバルトハイブリッド焼結合金製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上を示すセラミック焼結体製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上を示す合金金属製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上のダイヤモンド粒子を含むダイヤモンド・チタンハイブリッド焼結合金製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。   
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上の窒化ボロン粒子を含む窒化ボロン・チタンハイブリッド焼結合金製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。   
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上の炭化珪素粒子を含む炭化珪素・チタンハイブリッド焼結合金製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。  
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上の炭化チタン粒子を含む炭化チタン・チタンハイブリッド焼結合金製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。
 請求項1に記載のダイヤモンドシャープナー付高硬度包丁・ナイフであって、刃体・刃先はHV硬度値1000以上の炭化バナジウム粒子を含む炭化バナジウム・チタンハイブリッド焼結合金製であることを特徴とするダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイフ。
Description:
ダイヤモンドシャープナー付き 硬度包丁・ナイフ

 本発明は、ダイヤモンドシャープナー付 高硬度包丁・ナイフに関するものであり、 に詳細には、汎用されている砥石では砥ぐ とのできないHV値(ヴィッカース硬度値)1000 上の高硬度の刃先・刃先を有する包丁・ナ フの一方の把持用握り手部の基端に切欠ポ ットを設けて、該切欠ポケットに高硬度の 先砥ぎに有効なダイヤモンド粒子の径構造 もち、且つ、着脱自在なダイヤモンドシャ プナーを装着した再砥ぎ利便性を有する高 度の刃物に関するものである。

 従来、包丁・ナイフは一般家庭、飲食店 において汎用されており、その種類や材質 多岐にわたって開発使用されており、夫々 生活や仕事に役立っている。材質的に従来 一般的な鋼製やステンレス製の包丁・ナイ は硬度が比較的低く経時の使用により刃先 鋭利性が容易に低下してしまう為、天然砥 や人工砥石を用いての砥ぎ作用により鋭利 を復活させてきた。

 然し乍ら、近年はより永く切れ味を保持 る高硬度の素材で形成された高硬度の包丁 ナイフが要望され需要が高まっている。な でもHV値(ヴィッカース硬度)1000以上のダイ モンド・チタンハイブリッド合金製や炭化 ングステン・コバルト合金製又はセラミッ 製などの高硬度素材の包丁などが人気を集 ているが、これらは長時間使用に基づく切 力の低下を生じた時、高硬度な故に一般的 砥石では砥ぐことができず、鋭利性の復活 はダイヤモンド砥石以外にその目的を果た ことが出来ない。故に多くの場合はメーカ や専門業者に依頼し、高価な砥ぎ加工費を 担して砥いでいる実情である。また、ダイ モンドシャープナー等の専門砥ぎ具を別途 入することはできるが、この場合、包丁の 先の仕上げ砥ぎに最適なダイヤモンド粒径 選択をしなければならないが、一般の使用 には粒径選択の知識が無い上に、単にダイ モンド砥石と称しても使用されているダイ モンドは粒径によって用途に多様性があり ダイヤモンド粒径が適格でない時は刃欠け 惹起し問題となる。また実際には頻繁に利 するものでないので紛失の恐れもある。

 例えば、先に開示された、セラミック包丁 側面視において、円弧状先端稜辺7を有する 刃部3の背面稜辺5に直線部分5aを備えており 円弧状先端稜辺は、曲率半径が2~6mmであり、 且つ3mmの範囲の前記円弧状先端稜辺のうち、 前記切刃稜辺に連続して刃付が施されている もの(特許文献1参照)や、セラミック刃物と金 属刃との特性比較を基礎としたもの(特許文 2参照)や、カッター本体に組み込まれている スリーブ部分の先端に、研磨剤及び砥石を付 けることにより、使用時の刃の出し入れによ って刃を研磨する。また、本体後部に付いて いる従来の刃を折る為の付属品に、研磨剤及 び砥石を組み込まれた溝を作ることによりさ らに研磨することが出来るもの(特許文献3参 )や、刃体1と、この刃体1を支持する柄2と、 この柄2に着脱自在な砥石3とを備えた刃物Xで あって、柄2の外面のうち、刃体1の厚み方向 間隔を隔てた一対の側面21a、21bの少なくと 一方の全体又は一部は、刃対1の厚み方向中 心線Lに対して傾斜した平面状の傾斜面とさ ており、砥石3を用いて刃体1の刃先部13を研 ときには、上記傾斜面が所望の台5の表面51 接触するように柄2を台5上に載置すること よって刃体1がその刃背14から刃先15に向かう につれて上方に変位する斜めの姿勢に設定可 能とされているもの(特許文献4参照)が開示さ れている。

特開2004-358069号公報

特開昭58-71095号公報

登録実用新案3021710号公報

特開2004-229744号公報

 然し乍ら、特許文献1~2に記載のものは、 体の材質をセラミックを用いているもので るが、刃先の再砥ぎについての方法等の開 はされていないものである。また、特許文 3に記載のものは、刃を折る為の付属品に、 研磨剤及び砥石を組み込まれた溝を作って、 刃を研磨するものであるが、カッター刃体が 一般的なHV値500以下の低硬度鋼製の折刃カッ ーである。更に、特許文献4に記載のものは 、柄2に着脱自在な砥石3を備えているもので るが、刃体1は一般的な包丁などの刃物で高 硬度刃体の記載はなく、且つ、一般的な砥石 でダイヤモンド粒子径の記載もないものであ る。

 刃体硬度がHV値(ヴィッカース硬度値)1000 超える高硬度包丁・ナイフは刃先の鋭利性 長期保持し得て、従来のステンレスや鋼製 材に対し、大幅にその耐久性が高い事実が る一方、その欠点としては刃先が磨耗して 利性が失われた時には、その高硬度のため 一般的な砥石で砥ぐことができず、ダイヤ ンドシャープニングのみが砥ぎ機能を具備 ているが、その砥ぎ作用の効果の有効性を 右するのはダイヤモンドシャープニングに いるダイヤモンド粒子径の適合性にあり、 子径が大きすぎると刃欠けを生じ、小さす ると砥ぎ作業に時間がかかり効果が減殺さ る。その主因は高硬度の薄刃の刃先に併存 れるモロサに起因するであり、ダイヤモン シャープナーのダイヤ粒子径選定には最適 の選択を求められるものである。一方、ダ ヤモンドシャープナーは一般的には稀小で り、特に遠隔地の一般消費者が自由に入手 難く、前記最適粒子径のダイヤモンドシャ プナーの選定入手はより困難であると共に その知識に乏しいユーザーが、誤った選定 されると刃先に刃欠等のダメージを与える 能性も高い。図4に図示するものは、ダイヤ ンド粒径10ミクロンの砥石で刃先砥ぎを行 った150倍の拡大写真であり、図5に図示する のは、ダイヤモンド粒径60ミクロンの砥石 行なったもので、図4と同様のセラミック刃 の拡大写真である。図4に図示するように大 粒径で砥げば刃先の欠けが不可避なことを示 している。故に刃物のメーカーが選定製造し た砥ぎ装置を対象刃物自体に挿脱可能に設置 することが消費者の利便性に極めて重要であ る。

 前記課題に鑑み鋭意研鑚の結果、長手方 の一辺に刃先を設けた刃体の刃体基部を挿 固定した把持用握り手部とから成る包丁・ イフにおいて、包丁・ナイフ刃体はHV硬度 1000以上の硬度を示すもの又はHV硬度値1000以 の粒子を含む高硬度の刃体・刃先を形成し 包丁の刃体を挿通した把持用握り手部の基 辺には側面逆コ字状に形成した切欠ポケッ と、切欠ポケットに挿脱自在に収納される イヤモンドシャープナーを有し、ダイヤモ ドシャープナーはダイヤ粒径5~50ミクロン範 囲の多数のダイヤモンド粒子を表層に固着し て構成させた板状又は棒状の砥ぎ部及びこれ に延設したシャープナ挿脱用指掛け部を有し 、シャープナ挿脱用指掛け部は切欠ポケット に着脱自在に埋設可能な外形形状を有して挿 脱可能に設置され、砥ぎ作業必要時には自由 にダイヤモンドシャープナーを用いて刃先の 鋭利砥ぎを行なえるようにしたものであり、 更に、刃体・刃先はHV硬度値1000以上を示す炭 化タングステン・コバルトハイブリッド焼結 合金製であり、更には、刃体・刃先はHV硬度 1000以上を示すセラミック焼結体製であり、 更には、刃体・刃先はHV硬度値1000以上を示す 合金金属製であり、更には、刃体・刃先はHV 度値1000以上のダイヤモンド粒子を含むダイ ヤモンド・チタンハイブリッド焼結合金製で あり、更には、刃体・刃先はHV硬度値1000以上 の窒化ボロン粒子を含む窒化ボロン・チタン ハイブリッド焼結合金製であり、刃体・刃先 はHV硬度値1000以上の炭化珪素粒子を含む炭化 珪素・チタンハイブリッド焼結合金製であり 、更には、刃体・刃先はHV硬度値1000以上の炭 化チタン粒子を含む炭化チタン・チタンハイ ブリッド焼結合金製であり、更には、刃体・ 刃先はHV硬度値1000以上の炭化バナジウム粒子 を含む炭化バナジウム・チタンハイブリッド 焼結合金製としたものである。

 本発明のダイヤモンドシャープナー付き 丁・ナイフのカッター刃体の刃先をHV(ヴィ カース)値1000以上の高硬度の硬度を示すも 又はHV(ヴィッカース)値1000以上の高硬度の粒 子を含むものを用いているために、耐磨耗性 に優れており、鋭利性を長期にわたり維持で き、長期の使用により切れ味が落ちると把持 用握り手部に収納した専用のダイヤモンドシ ャープナーにより短時間で砥ぐことができる ダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ ナイフの提供するものである。

 以下、本発明のダイヤモンドシャープナ 付き高硬度包丁・ナイフの実施例を図面を いて詳細に説明すると、図1は本発明のダイ ヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ナイ フの実施例の側面図であり、図2は本発明の イヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ イフの実施例の平面図であり、図3は本発明 ダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁 ナイフの実施例のダイヤモンドシャープナ の斜視図であり、図4はセラミック製の刃先 をダイヤモンド粒径10ミクロンの砥石で刃先 ぎを行なった150倍の拡大写真であり、図5は セラミック製の刃先をダイヤモンド粒径60ミ ロンの砥石で刃先砥ぎを行なった150倍の拡 写真である。

 本発明は、ダイヤモンドシャープナー付き 硬度包丁・ナイフに関するものであり、更 詳細には、汎用されている砥石では砥ぐこ のできないHV値(ヴィッカース硬度値)1000以 の高硬度の刃先・刃先を有する包丁・ナイ 1の一方の把持用握り手部3の基端に切欠ポケ ット3aを設けて、該切欠ポケット3aに高硬度 刃先砥ぎに有効なダイヤモンド粒子の径構 をもち、且つ、着脱自在なダイヤモンドシ ープナー4を装着した再砥ぎ利便性を有する 硬度の刃物に関するものであり、長手方向 一辺に刃先2aを設けた刃体2の刃体基部2bを 通固定した把持用握り手部3とから成る包丁 ナイフ1において、前記包丁・ナイフ1はHV硬 度値1000以上の硬度を示すもの又はHV硬度値100 0以上の粒子を含むもので高硬度の刃体2・刃 2aを形成し、前記包丁の刃体2を挿通した把 用握り手部3の基端辺には側面逆コ字状に形 成した切欠ポケット3aと、該切欠ポケット3a 挿脱自在に収納されるダイヤモンドシャー ナー4を有し、該ダイヤモンドシャープナー4 はダイヤ粒径5~50ミクロンの多数のダイヤモ ド粒子を表層に固着して構成させた板状又 棒状の砥ぎ部4a及びこれに延設したシャープ ナ挿脱用指掛け部4bを有し、該シャープナ挿 用指掛け部4bは前記切欠ポケット3aに埋設可 能な外形形状を有して挿脱可能に設置され、 砥ぎ作業必要時には自由に前記ダイヤモンド シャープナー4を用いて刃先2aの鋭利砥ぎを行 なえるようにしたことを特徴とするものであ る。
実施例

 即ち、本発明の包丁・ナイフ1は、長手方 向の一辺に目的物を切断するための鋭角にし た刃先2aを設けた包丁・ナイフ1の刃体2と、 の刃体2の刃体基部2bを把持用握り手部3の先 側に埋設固定しているもので、把持用握り 部3は把持し易い形状に形成されているもの である。

 そして、切欠ポケット3aは図示する如く 把持用握り手部3の基端辺に位置し側面視逆 字状に形成し、切欠ポケット3aの先端前方 に任意形状の収納部3bを有している。

 そして、前記把持用握り手部3に形成する 切欠ポケット3aに挿脱自由に設置されるダイ モンドシャープナー4は前方に砥ぎ部4a及び 右指掛け部4bを有しており、切欠ポケット3a に挿脱可能に設置されるダイヤモンドシャー プナー4の落下防止用の係止手段は各種考慮 れ挿脱できる構造なら構わないものである

 そして、ダイヤモンドシャープナー4は、 粒径5~50ミクロン範囲の多数のダイヤモンド 粒子を表層に固着形成した板状又は棒状の ぎ部4aを延設した挿脱用指掛け部4bを有し、 イヤモンドシャープナー4の外形形状に合致 する前記切欠ポケット3aに挿通収納されるも である。

 更に、包丁・ナイフ1の刃体2はHV(ヴィッ ース)硬度値1000以上の硬度を示すもの又はHV( ヴィッカース)硬度値1000以上の粒子を含むも である。

 そして、HV(ヴィッカース)硬度値1000以上 硬度を示すものとしては、炭化タングステ ・コバルトハイブリッド焼結合金製であり 又は、セラミック焼結体製であり、又は、 金金属製のものである。

 更には、HV(ヴィッカース)硬度値1000以上 粒子を含むものとしては、HV硬度値1000以上 ダイヤモンド粒子を含むダイヤモンド・チ ンハイブリッド焼結合金製であり、又は、HV 硬度値1000以上の窒化ボロン(CBN)粒子を含む窒 化ボロン・チタンハイブリッド焼結合金製で あり、又は、HV硬度値1000以上の炭化珪素(GC) 子を含む炭化珪素・チタンハイブリッド焼 合金製であり、又は、HV硬度値1000以上の炭 チタン(TiC)粒子を含む炭化チタン・チタンハ イブリッド焼結合金製であり、HV硬度値1000以 上の炭化バナジウム(VC)粒子を含む炭化バナ ウム・チタンハイブリッド焼結合金製のも である。

 これらの素材で形成した刃先2aは長期に たって鋭利性を維持できるものであるが、 利性が失われた時は包丁・ナイフ1の把持用 り手部3に内装されているダイヤモンドシャ ープナー4を取り出して直ぐに砥ぐことが可 なものである。

 本発明のダイヤモンドシャープナー付き 丁・ナイフのカッター刃体の刃先をHV(ヴィ カース)値1000以上の高硬度の硬度を示すも 又はHV(ヴィッカース)値1000以上の高硬度の粒 子を含むものを用いているために、耐磨耗性 に優れており、鋭利性を長期にわたり維持で き、長期の使用により切れ味が落ちると把持 用握り手部に収納した専用のダイヤモンドシ ャープナーにより短時間で砥ぐことができる ダイヤモンドシャープナー付き高硬度包丁・ ナイフの提供するものである。

図1は本発明のダイヤモンドシャープナ ー付き包丁の実施例の側面図である。 図2は本発明のダイヤモンドシャープナ ー付き包丁の実施例の平面図である。 図3は本発明のダイヤモンドシャープナ ー付き包丁の実施例のダイヤモンドシャープ ナーの斜視図である。 図4はセラミック製の刃先をダイヤモン ド粒径10ミクロンの砥石で刃先砥ぎを行なっ 150倍の拡大写真である。 図5はセラミック製の刃先をダイヤモン ド粒径60ミクロンの砥石で刃先砥ぎを行なっ 150倍の拡大写真である。

符号の説明

 1 包丁・ナイフ
 2    刃体
 2a   刃先
 2b   刃体基部
 3    把持用握り手部
 3a   切欠ポケット
 3b   収納部
  4    ダイヤモンドシャープナー
 4a   砥ぎ部
 4b   挿脱用指掛け部