Login| Sign Up| Help| Contact|

Patent Searching and Data


Title:
HOLDER FOR HELMET, INFORMATION DISPLAY DEVICE, AND INFORMATION DISCLOSURE DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/142861
Kind Code:
A1
Abstract:
A holder (10) for a helmet is detachably attached to a helmet (60) with equipment attached to the holder (10), has elasticity, and is attached to the helmet (60) so as to hold the exterior of the helmet (60) in the directions of left-right, front-rear, and top-bottom.

Inventors:
KOCHI, Kaoru (())
河内薫 (())
KANOU, Motoaki (())
Application Number:
JP2008/001243
Publication Date:
November 27, 2008
Filing Date:
May 19, 2008
Export Citation:
Click for automatic bibliography generation   Help
Assignee:
KAWASAKI JUKOGYO KABUSHIKI KAISHA (1-1 Higashikawasaki-cho 3-chome, Chuo-ku Kobe-sh, Hyogo 70, 6508670, JP)
川崎重工業株式会社 (〒70 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1号 Hyogo, 6508670, JP)
KOCHI, Kaoru (())
河内薫 (())
International Classes:
A42B3/04
Attorney, Agent or Firm:
PATENT CORPORATE BODY ARCO PATENT OFFICE (3rd Fl, Bo-eki Bldg.123-1 Higashimachi,Chuo-ku, Kobe-shi, Hyogo 31, 6500031, JP)
Download PDF:
Claims:
 機器類が取り付けられる取付部を有し、ヘルメットに着脱自在に装着されるヘルメット用ホルダであって、
 弾性を有し、ヘルメットの外側を左右方向、前後方向及び上下方向に挟持するようにして装着されるヘルメット用ホルダ。
 前後に延びる左右一対の第1保持部と、前記第1保持部の前端部から斜め後上方に延びる左右一対の第2保持部と、前記第2保持部の後端部から前方に延びる左右一対の第3保持部と、を有する、請求項1記載のヘルメット用ホルダ。
 ヘルメットに装着された状態において、前記第1乃至第3保持部の少なくとも1つが、ヘルメット外方に凸なアーチ状に形成されている、請求項2に記載のヘルメット用ホルダ。
 ヘルメットに装着された状態において、前記第1及び第2保持部はその大部分がヘルメットの後側に配置される、請求項2に記載のヘルメット用ホルダ。
 前記左右一対の第1保持部の後端部を互いに連結する第4保持部を有する、請求項2に記載のヘルメット用ホルダ。
 前記一対の第3保持部が互いに連結され、前記第1乃至第4保持部がループをなしている、請求項5に記載のヘルメット用ホルダ。
 ヘルメットに吸着する着脱自在の吸着部材をさらに備えている、請求項1に記載のヘルメット用ホルダ。
 前記吸着部材の取付位置が調整可能である、請求項7に記載のヘルメット用ホルダ。
 前記取付部は、前記機器類の取付位置を調整する調整機構を備える、請求項1に記載のヘルメット用ホルダ。
 前記取付部は、前記機器類の画面部が上下方向に揺動自在となる揺動機構を備えている、請求項1に記載のヘルメット用ホルダ。
 前記ホルダの前部上側表面が前端部から後方に進むに連れて上方に傾斜している、請求項1に記載のヘルメット用ホルダ。
 請求項1に記載のヘルメット用ホルダと、利用者が視認可能に情報を表示する表示器とを含む情報表示装置。
 前記ホルダの前部に前記表示器の画面部が取り付けられた、請求項12記載の情報表示装置。
 前記機器はホルダの前部に取り付けられ、前記機器の前部上側表面が、前端部から後方に進むに連れて上方に傾斜している、請求項12に記載の情報表示装置。
 請求項12に記載の情報表示装置と、
 ビークルに搭載されて表示すべき情報を前記機器類に送信するビークル搭載装置と、を備える情報開示装置。
 周辺を照明する照明器又は周辺を撮像する撮像器を前記機器類として含む、請求項15に記載の情報開示装置。
Description:
ヘルメット用ホルダ、情報表示 置及び情報開示装置

 本発明は、例えば画像を表示する表示器 の機器類が取り付けられてヘルメットに着 自在に装着されるヘルメット用ホルダに関 る。また、このようなヘルメット用ホルダ 取り付けられた表示器を備えてなる情報表 装置、該情報表示装置を備える情報開示装 に関する。

 ヘルメットは、工事作業時やレジャービ クルの運転時に利用され、用途等に応じて くの種類がある。なお、レジャービークル しては、例えば自動二輪車、不整地走行用 両或いは小型滑走艇等が知られている。自 二輪車等のハンドルの近傍には、例えば車 、エンジン回転速度、エンジンクーラント 度等を表示するメータが設けられている。 年の自動二輪車等では、ナビゲーション情 等のような運転者の便宜を図った様々な情 を画像として表示する表示器をヘルメット に設けることが提案されている。

 特許文献1には、工事作業用のヘルメットに 通信器を着脱自在に装着するため、ヘルメッ トの前後方向中央部分を左右に亘って着脱自 在に取り付けられる帯状のヘッドバンドが開 示されている。また、この特許文献1では、 部に装着されて利用者の耳や顔部を露出さ る種類のヘルメットが想定されており、ヘ ドバンドには通信器を内蔵した耳当てが連 されている。

特開昭64-68507号公報


 ヘルメットの形状は、その種類によって大 さ等が異なっているため、従来において前 表示器を着脱自在に取り付けようとする場 、その表示器が取り付けられてヘルメット 着脱自在に装着されるヘッドバンド等が専 品となる。専用品となれば、別種類のヘル ットに装着しようとするときには、これに 応する専用品を高価な表示器と共に用意し ければならず、利用者にとって不利益とな 。更に、自動二輪車の運転時に利用される ルメットに適用する場合においては、走行 圧等の外力に抗してヘルメットにしっかり 保持する構造を備えていることが求められ 。

 本発明は、このような事情に鑑みてなさ たものであり、ヘルメットに機器類を着脱 在に装着させるにあたり、該機器類を複数 ヘルメットの間で流用可能にするヘルメッ 用ホルダを提供することを目的としている また、このようなヘルメット用ホルダに取 付けられた表示器を備えてなる情報開示装 を提供することを目的としている。


 上記目的を達成するため、本発明に係るヘ メット用ホルダは、機器類が取り付けられ 取付部を有しており、ヘルメットに着脱自 に装着されるヘルメット用ホルダであって 弾性を有し、ヘルメットの外側を左右方向 前後方向及び上下方向に挟持するようにし 装着される。

 この構成によれば、ヘルメット用ホルダ 共に機器類をヘルメットに対して着脱自在 なっている。このとき、ホルダが弾性を有 ているため、互いにサイズが異なるヘルメ トを、その違いを吸収してしっかりと保持 ることができる。また、ヘルメットへの取 状態では、ホルダの復元力がヘルメットに 側から内側に向けて作用し、ホルダは、ヘ メットを外側からしっかりと保持するよう なる。このように、利用していたヘルメッ に替えて他のヘルメットを利用したい場合 は、ヘルメット用ホルダを付け替えること 簡単に機器類を利用可能になる。ヘルメッ 利用者は、表示器を内蔵したヘルメットを い直す必要がなく、また新品に交換すると においてはヘルメットの選択自由度が高く る。

 前後に延びる左右一対の第1保持部と、前記 第1保持部の前端部から斜め後上方に延びる 右一対の第2保持部と、前記第2保持部の後端 部から前方に延びる左右一対の第3保持部と を有していてもよい。この構成によれば、 1保持部によりヘルメットの下部領域を前後 亘って保持させ、第2保持部によりヘルメッ トの側部を前後及び上下に亘って保持させ、 第3保持部により該ヘルメットの上部領域を 後に亘って保持させることができるように る。ヘルメットに装着されたヘルメット用 ルダに左右への外力が作用しても、左右一 の第1乃至第3保持部がヘルメットに密着した 状態を維持し、ヘルメットをしっかりと保持 する。また、上方への外力が作用しても、第 1及び第3保持部がヘルメットに密着した状態 維持する。また、下方への外力が作用して 、第2及び第3保持部がヘルメットに密着し 状態を維持する。また、前後方向への外力 作用しても、第1乃至第3保持部がヘルメット に密着した状態を維持する。このようにヘル メット用ホルダは、あらゆる方向への外力に 抗してヘルメットに密着した状態を維持し、 ヘルメットを外側からしっかりと保持するよ うになる。そして、左右一対の第1乃至第3保 部からなるホルダは、側面視Z字状の簡素な 構造となっており、ヘルメット用ホルダの重 さを軽減することができる。

 ヘルメットに装着された状態において前記 1乃至第3保持部の少なくとも1つがヘルメッ 外方に凸なアーチ状に形成されていてもよ 。これによりヘルメットの保持力を高める とができる。ヘルメットに装着された状態 おいて、前記第1及び第2保持部の大部分が ルメットの後側に配置されていてもよい。 れにより、ホルダが風圧等の前方からの外 の影響を受け難くなり、ホルダがヘルメッ から外れ難くなる。

 前記左右一対の第1保持部の後端を互いに連 結する第4保持部を有している場合には、前 への外力が作用しても、第4保持部がヘルメ トの下部領域の後部に密着した状態を維持 るようになり、ヘルメットを更にしっかり 保持する構造を実現できる。さらに、前記 対の第3保持部が互いに連結され、前記第1 至第4保持部がループをなしていてもよい。 れにより、ホルダのばね定数を大きくでき ヘルメットに対する保持力を高めることが きる。

 ヘルメットに吸着する着脱自在の吸着部材 さらに備えていてもよい。これにより、ホ ダがヘルメットから取り外れ難くなる。ま 、前記吸着部材の取付位置が調整可能であ てもよい。これにより、ヘルメットの形状 合わせて吸着部材の取付位置を適切に変更 ることができるようになる。

 前記取付部は、前記機器の取付位置を調整 る調整機構を備えていることが好ましい。 れにより、複数のヘルメット間でのサイズ 違いを吸収し、表示器をヘルメットの前面 へと移動させて利用者が画像を視認可能な 態となるように容易に設定することができ ようになる。

 前記取付部は、前記機器類の画面部が上下 向に揺動自在となる揺動機構を備えていて よい。これにより、表示器により提供され 画像を必要としないときに、画面部を退避 せることができるようになる。

 前記ホルダの前部上側表面が、前端部から 方に進むに連れて上方に傾斜していてもよ 、この場合には、前方からの走行風が与え れると、ホルダにはヘルメット側に押し付 られるダウンフォースが働くようになる。 たがって、ホルダがヘルメットからさらに れにくくなる。

 本発明に係る情報表示装置は、上記のよう ヘルメット用ホルダと、利用者が視認可能 情報を表示する表示器とを含んでいる。か る構成によれば、前述したような効果を有 る情報表示装置を複数のヘルメットの間で 用することができるようになる。

 前記ホルダの前部に前記表示器の画面部が り付けられていてもよい。この構成によれ 、ヘルメットへの装着状態において、画面 に表示された情報は、ヘルメット利用者の 方への視界のうち上部の周辺視野に配置す ことができ、画面部上の情報がヘルメット 用者にとって邪魔とならない。

 前記機器はホルダの前部に取り付けられ、 記機器の前部上側表面が、前端部から後方 進むに連れて上方に傾斜していてもよく、 の場合には、前方からの走行風が与えられ と、ホルダにはヘルメット側に押し付けら るダウンフォースが働くようになる。した って、ホルダがヘルメットからさらに離れ くくなる。

 本発明に係る情報開示装置は、上記のよ な情報表示装置と、ビークルに搭載されて 示すべき情報を該表示器に送信するビーク 搭載装置とを備えてなる。

 この構成によれば、ビークルの運転者は、 用していたヘルメットを交換した場合には その交換したヘルメットにヘッドマウント ィスプレイ装置を取り付ければよく、これ より、該ビークルを運転しているときに情 が再び提供されるようになる。このように ビークルの運転者は、ディスプレイ装置を 蔵したヘルメットを別途用意する必要がな 。

 前記機器類が、周辺を照明する照明器又は 辺を撮像する撮像器を含んでいてもよく、 の場合には、前述したような効果と同等の ルメット装着タイプの照明装置や撮像装置 提供することができる。

 本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び 点は、添付図面参照の下、以下の好適な実 態様の詳細な説明から明らかにされる。


 以上のように、本発明によれば、表示器等 機器類のみを交換して、他のヘルメットに 簡単に該機器類を取り付けることができる うになる。

図1は本発明に係るヘルメットマウント ディスプレイ装置の外観を示す斜視図である 。 図3は本発明に係る情報開示装置の構成 を示すブロック図である。 図3は車載装置が搭載される自動二輪車 を側面視で示す模式図である。 図4Aはフルフェイス型のヘルメットに り付けられた状態で示す上記ヘルメットマ ントディスプレイ装置の左側面図である。 図4Bは、ジェット型のヘルメットに取 付けられた状態で示す上記ヘルメットマウ トディスプレイ装置の左側面図である。 図4Cは、オフロード型のヘルメットに り付けられた状態で示す上記ヘルメットマ ントディスプレイ装置の左側面図である。 図5は上記フルフェイス型のヘルメット に取り付けられた状態で示すヘルメットマウ ントディスプレイ装置の平面図である。 図6は上記フルフェイス型のヘルメット に取り付けられた状態で示すヘルメットマウ ントディスプレイ装置の背面図である。 図7は上記フルフェイス型のヘルメット に取り付けられた状態で示すヘルメットマウ ントディスプレイ装置の右側面図である。 図8は上記フルフェイス型のヘルメット に取り付けられた状態で示すヘルメットマウ ントディスプレイ装置の底面図である。 図9は上記フルフェイス型のヘルメット に取り付けられた状態で示すヘルメットマウ ントディスプレイ装置の正面図である。 図10は図5のX-X矢視図である。 図11は図7のXI-XI矢視図である。

符号の説明


1 ヘッドマウントディスプレイ装置
2 ハウジング
3 画像投射ユニット
4 スクリーン
10 ホルダ
11 第1保持部
12 第2保持部
13 第3保持部
14 第4保持部
17d 吸盤
20 調整機構
30 車載装置
40 情報開示装置
50 自動二輪車
60 ヘルメット


 以下、本発明の好ましい実施の形態を、図 を参照しながら説明する。図1は、本発明に 係るヘルメット用ホルダ10を有したヘッドマ ントディスプレイ装置(以下、HMD装置)1の外 を示す斜視図であり、図2は、本発明に係る 情報開示装置40の構成を示すブロック図であ 。本実施形態の情報開示装置40は、ビーク の一例たる自動二輪車の運転者に多数の情 を画像として提供するように構成されてい 。

 図1に示すように、HMD装置1は、ヘルメッ に着脱自在に装着されるホルダ10と、ホルダ 10に取り付けられた画像表示器とからなる。 像表示器は、画像投射ユニット3(図2)等を内 蔵するハウジング2と、ハウジング2に取り付 られたスクリーン4とを備える。以下の説明 における方向は、HMD装置1が適正に取り付け れているヘルメットを装着したヘルメット 用者が見る方向を基準としている。

 図2に示すように、情報開示装置40は、こ HMD装置1と、自動二輪車に搭載された車載装 置30とを備えてなる。HMD装置1は、前述した画 像投射ユニット3及びスクリーン4と、車載装 30の車載側無線通信装置31と近距離無線通信 するヘッド側無線通信装置5と、例えばマイ ロプロセッサからなる情報処理装置6とを備 ている。ハウジング2には、画像投射ユニッ ト3、ヘッド側無線通信装置5及び情報処理装 6と、これらに電力を供給する電源として用 いられるバッテリ(図示略)とが内蔵される。 像投射ユニット3は、例えばLEDを用いたセグ メント型の投影装置からなり、提供すべき情 報に応じて予め定められた定型の画像を投射 する。スクリーン4は、例えばハーフミラー らなり、画像投射ユニット3からの画像を反 投影する。

 車載装置30は、HMD装置1のヘッド側無線通 装置5と近距離無線通信する車載側無線通信 装置31と、例えばマイクロプロセッサからな 情報処理装置32とを備えている。更に、車 装置30は、この情報処理装置32に電気的に接 されて情報処理装置32へ各種情報を提供す 機器として、ナイトビジョン装置33と、ナビ ゲーション装置34と、接近車両検出装置35と 車両制御装置36と、車速センサ37と、タイヤ 気圧監視装置38と、路車間通信装置39とを備 えている。ナイトビジョン装置33は、夜間に 両前方の歩行者の存在を検出し、該検出情 を出力する。ナビゲーション装置34は、目 地までの走行経路上にて次の交差点(或いは に進路変更を行なうべき交差点)までの距離 情報及び該交差点での進行方向指示情報を出 力する。接近車両検出装置35は、車車間通信 より自車両と他車両の位置や速度を検出し 注意を喚起すべき接近車両を検出するとそ 旨を表す接近車両検出情報を出力する。車 制御装置36は、エンジン回転数やギヤポジ ョン等の検出情報を出力する。車速センサ37 は、走行車速の検出情報を出力する。タイヤ 空気圧監視装置38は、タイヤの空気圧が不足 ているか否かを検出し、不足を検出すると の旨を表す空気圧不足検出情報を出力する 路車間通信装置39は、路車間通信により走 経路上における障害物等の有無を検出し、 害物等が有ると検出するとその旨を表す障 物検出情報を出力する。情報処理装置32は、 各機器33~39から出力される情報に応じたコマ ドを車載側無線通信装置31に出力する。

 図3は、車載装置30が搭載される自動二輪 50を側面視で示す模式図である。図3に示す うに、車載側無線通信装置31及び情報処理 置32は、1つのケース内に収容されて自動二 車50の後部座席部分51に配設され、ナイトビ ョン装置33は、自動二輪車50の前部部分52に 設され、ナビゲーション装置34は、自動二 車50のハンドルの近傍部分53に配設され、接 車両検出装置35及び車両制御装置36は、自動 二輪車50の運転座席の下方部分54に配設され 車速センサ37及びタイヤ空気圧監視装置38は 前輪及び後輪のタイヤのホイール部分55,56 配設される。また、路車間通信装置39は、自 動二輪車50の後部座席部分51に配設され、車 側無線通信装置31及び情報処理装置32と同じ ース内に収容されている。

 なお、ヘッド側無線通信装置5及び車載側 無線通信装置31は、例えばBluetooth(登録商標) の無線通信規格に準拠した近距離無線通信 ニットを利用して構成している。この近距 無線通信ユニットを利用したヘッド側無線 信装置5及び車載側無線通信装置31では、予 グルーピング設定がなされると共に、通信 能な空間範囲(例えば半径5m)が設定されてい 。これにより、HMD装置1が取り付けられてい るヘルメットを有する運転者が自動二輪車50 接近すれば、ヘッド側無線通信装置5及び車 載側無線通信装置31が自動的に通信可能な状 となり、情報開示装置40がON状態となる。ま た、運転者がヘルメットを携行して自動二輪 車50から離れれば、ヘッド側無線通信装置5及 び車載側無線通信装置31の間での通信が自動 に停止し、情報開示装置40がOFF状態となる

 情報開示装置40がON状態になると、車載側 無線通信装置31により、情報処理装置32から コマンドがヘッド側無線通信装置5に送信さ る。ヘッド側無線通信装置5は、受信したコ マンドの情報を情報処理装置6に出力する。 報処理装置6は入力したコマンドに応じて画 投射ユニット3に駆動制御信号を出力する。 画像投射ユニット3は、入力された駆動制御 号に応じて定型の画像を投射する。これに り、スクリーン4には、自動二輪車50の運転 に提供すべき情報に応じた様々な画像が表 される。即ち、目的地までの走行経路上に ける次の交差点までの距離を示す画像や、 の交差点での進行方向を示す画像であるナ ゲーション画像や、エンジン回転数やギヤ ジションや車速を示す画像である操作盤画 が表示される。また、夜間にて前方に歩行 が存在するときにはその旨を示す画像や、 意すべき接近車両が存在するときにはその を示す画像や、タイヤ空気圧が不足してい ときにはその旨を示す画像や、走行経路上 障害物等が存在するときにはその旨を示す 像をそれぞれ表示することもできる。

 このように、HMD装置1を取り付けたヘルメ ットを装着して車載装置30が搭載された自動 輪車50を運転している運転者は、情報開示 置40によって走行に際して有用となる様々な 情報が提供される。

 図4乃至図9は、ヘルメット60に取り付けら れた状態のHMD装置1の六面図である。まずヘ メット60について簡単に説明する。自動二輪 車の運転者により利用されるヘルメットは、 用途や機能に応じて様々なタイプに分類され る。本実施形態では、図4Aにフルフェイス型 ヘルメット601を、図4Bにジェット型のヘル ット602を、図4Cにオフロード型のヘルメット 603を例示している。図5乃至図9においては、 ルフェイス型を代表して示している。

 図4A-Cの左側面図に示すように、フルフェ イス型のヘルメット601は、卵形の外形を呈し ている。ジェット型のヘルメット602は、フル フェイス型のヘルメット601に対し、前面が大 きく開放されて顎周辺に対応する部分が取り 除かれており、通気性が高められている。オ フロード型のヘルメット603は、フルフェイス 型のヘルメット601に対し、利用者の顎周辺を 覆う前下部が大型になっている。各ヘルメッ ト601,602,603は、略左右対称形状となっている また、各ヘルメット601,602,603の前下部の形 は互いに異なっている。

 なお、フルフェイス型及びジェット型の ルメット601,602には、利用者の目周辺を開放 する部分にシールド651,652が上下に揺動自在 設けられている。運転者は、シールド651,652 上方に向けて揺動して該開放部分を開放す ことによって通気性を高めたり、下方に向 て揺動して該開放部分を閉塞することによ て走行風圧から防護したりすることができ 。

 フルフェイス型のヘルメット601の平断面 外形は、前後に長寸の略楕円形となってお 、断面をとる上下位置に応じて大きさが異 る。図6の平面図及び図9の底面図には、平 面視で最大となる外形が外郭線Aで表されて り、図7の右側面図には、この外郭線Aの概 を一点鎖線で表している。以下では、図7に 点鎖線Aで示される上下位置よりも下方の領 域をヘルメット60の下部領域61aと称し、上方 領域をヘルメット60の上部領域61bと称する 下部領域61a及び上部領域61bでの平断面視外 は、外郭線Aで表されるものよりも小さい。 た、フルフェイス型のヘルメット601の正断 視外形は、上下方向に長寸の略楕円形とな ており、断面をとる前後位置に応じて大き が異なる。図5の正面図及び図8の背面図に 、正断面視で最大となる外形が外郭線Bで表 れており、図7の右側面図には、この外郭線 Bの概略を一点鎖線Bで表している。以下では 図7に一点鎖線Bで示される前後位置よりも 方の領域をヘルメット60の前部領域62aと称し 、後方の領域をヘルメット60の後部領域62bと する。また、フルフェイス型のヘルメット6 01の平断面視外形における左右幅は、概ね一 鎖線Bが通る前後中央付近にて最も大きくな っており、その位置から前方あるいは後方に 向かうに連れて左右の幅が小さくなっている 。なお、ジェット型のヘルメット602や、オフ ロード型ヘルメット603においても、概ね同様 の形状となっている。

 次に、HMD装置1の構造について説明する。 図4乃至図9に示すように、HMD装置1がヘルメッ ト60に取り付けられている状態においては、 ルダ10がヘルメット60の外側を抱え込むよう にして設けられ、ハウジング2がヘルメット60 の上部に配置され、スクリーン4がヘルメッ 60の前上部に配置される。

 ハウジング2は、ヘルメット60の上部かつ 右方向中央部であって、前後方向中央部よ も前寄りに配置される。詳細には、ハウジ グ2の少なくとも一部は、ヘルメット60のう で最上位位置よりも低く、かつ最上位位置 りも前側の領域に配置される。ハウジング2 は、ヘルメット60の外表面に沿った外形形状 なる。すなわち、上下方向寸法が短く左右 向及び前後方向に広がる板状に形成され、 端部から後方に進むに連れて上方に傾斜す 上面が形成される。このため、走行風が与 られると、ハウジング2にはヘルメット60側 押し付けられるダウンフォースが作用し、 ルダ10がヘルメット60から離れることが防が れる。またホルダ10の上面のうち前後方向中 部よりも前寄りの部分が、前端部から後方 進むに連れて上方に傾斜していてもよい。 のような構成によっても、ビークル走行時 同様にしてホルダ10がヘルメット60から離れ ることが防がれる。

 ホルダ10は、その全体が合成樹脂材から 体的に成形され、弾性を有している。ホル 10は弾性変形可能な材料、好ましくはゴムに 比べて伸縮性が低く例えば弾性率が10MPa以上 樹脂によって実現される。

 ホルダ10は、略卵形に形成される仮想体 言い換えると楕円の長軸周りに回転して形 される仮想回転楕円体を覆う形状に形成さ る。この仮想体は、装着が想定されるヘル ットのうち最も小型のヘルメットよりもひ まわり小さい大きさに設定される。また、 ルダ10の内面は、上記仮想楕円体の外表面に 沿うようにして延びている。ホルダ10は、仮 楕円体を短軸方向両側から挾持する部分と る左右一対の左部10L及び右部10Rを備えてい 。左部10L及び右部10Rはそれぞれ、滑らかに 曲する帯状に形成され、側面視Z字状となっ ている。すなわち、ホルダ10の左部10L及び右 10Rはそれぞれ、前後に延びる第1保持部11と 第1保持部11の前端から斜め後上方へと延び 第2保持部12と、第2保持部12の後端から前方 延びる第3保持部13とを有する。第1乃至第3 持部はアーチ状に形成されている。更にホ ダ10は、左右の第1保持部11,11の後端を連結し て設けられる第4保持部14を有し、左右の第3 持部13,13の前端部を連結して設けられる連結 部15を有している。この第4保持部14及び連結 15により、左右一対の第1乃至第3保持部11~13 一体のループ状となっている。また、第1保 持部11と第2保持部12との間を繋いでリブ部16 設けられている。これにより、第2保持部12 、第1保持部との境目となる前端部を中心に て上下に揺動しにくくなる。

 第1保持部11の内面は左右方向内側に向け れており、第1保持部11は左右外側に凸とな ように弓形に湾曲している。

 図7に示すように、第1保持部11は、ヘルメ ットの下部領域61aに位置するように配置され 、上下方向に垂直な面に沿って延びる。また 、第1保持部11は大部分がヘルメットの後部領 域62bに位置し、前端部が前部領域62aに位置す る。図9に示すように、第1保持部11は、前後 向両端部に比べて前後方向中間部が左右方 外方に膨らむアーチ形状に形成される。言 換えると、第1保持部11は、左右方向外側に も突出した部分よりも前端部及び後端部が 右方向内側に位置する。第1保持部11がヘル ットに密着した場合に、第1保持部11の前端 がヘルメットに当接することで、第1保持部1 1が前後方向にずれることを防ぐことができ 。また、リブ部16が第1保持部11の前端部に形 成されることで、さらに第1保持部11が前後方 向にずれることを防ぐことができる。

 第2保持部12は、第1保持部11の前端から、 られるようにして斜め後上方へと延びてい 。この捩れにより、第2保持部12の内面は、 1保持部11に繋がる前端部にて略左右方向内 に向けられているのに対し、後端部にて略 方に向けられている。

 図5に示すように、第2保持部12は、一端部 から他端部に進むに連れてヘルメットの下部 領域61aから上部領域61bの領域に延びて、左右 方向外側に凸なアーチ形状に形成される。図 9に示すように、ヘルメット60の下部領域61aで は、第1保持部11に連なる側となる下端部から 他端部に向かうに連れて、左右方向外側に凸 な湾曲形状となり、前後方向両端部に比べて 前後方向中間部が左右方向外方に膨らむ形状 に形成される。また、第2保持部12は、ヘルメ ット60の下部領域61aでは、対応して連なる第1 保持部11よりも左右方向外側を延びる。第1保 持部11よりも第2保持部12のほうが左右方向外 に配置されることによって、第1保持部11お び第2保持部12がヘルメット60に当接し、ホ ダ10がヘルメット60から上方に抜けるのを防 ことができる。図7に示すように、第2保持 12はヘルメット60の上部領域61bでは、第1保持 部11に連なる側となる部分から他端部に向か に連れて、後方に進んだ後で屈曲して前方 進む略U字状形状となる。また、図6に示す うに、第2保持部12は、ヘルメット60の上部領 域61bでは、第1保持部11に連なる側となる部分 から他端部に向かうに連れて、U字状に湾曲 ながら左右方向中央に進む形状となる。第1 持部11と連なる側の反対側の端部では、ヘ メット60の上部に配置され、略前後方向に延 びる形状となる。第2保持部12はヘルメット60 上部領域61bでは、上方寄り部分が左右方向 側に配置され、後方寄り部分が左右方向外 に配置される。これによってホルダ10がヘ メットから下方に抜けるのを防ぐことがで る。また第2保持部12は、大部分がヘルメッ 60の後部領域62bに位置し、前端部が前部領域 62aに位置する。ヘルメット60の前部領域62aに 行風が直接衝突することで、第2保持部12の 部分に走行風が直接当たることが抑えられ 第2保持部12が後方に抜けることを防ぐこと できる。

 第3保持部13の内面は略上下方向に向けら ており、第3保持部13は上方に凸となるよう アーチ状に湾曲している。

 図10は図5のX-X矢視図である。図10に示す うに、図7の連結部15の中央部にはネジ部材17 aが取り付けられている。このネジ部材17aは 面から突出する円筒状のナット部17bを有し いる。このナット部17bにはボルト17cが螺合 ており、このボルト17cの下端には吸着部材 具体的には吸盤17dが設けられている。従っ 、ネジ部材17aが外部から回転すると吸盤17d 上下に移動する。この吸盤17dがヘルメット 上部に吸着することにより、ホルダ10がヘル メット60から取り外れ難くなる。

 さらに、図6に示すように、このネジ部材 17aは、連結部15にて前後に延びるようにして 成されたスリット溝18内に受容され、この リット溝18に沿って前後位置を調整可能にな っている。従ってヘルメットの形状に合わせ て吸盤の取り付け位置を適切に変更すること ができる。

 なお、このような吸着部材は、吸盤のほ 、ヘルメットの裏面に取り付けられた磁石 ボルトの下端に取り付けた磁石とから構成 ることも可能である。

 図11は、図7のXI-XI矢視図である。図11に示 すように、第1保持部11は、ヘルメット60の外 に密着する裏面11a側からその反対側となる 面11b側に向かうに連れて幅(図10の紙面上下 向寸法)が小さくなっている。なお、図示略 するが第2乃至第4保持部12~14についても、同 にして形成されている。

 図6及び図7に示すように、ハウジング2と ルダ10との間には、ハウジング2のホルダ10 対する取付位置を前後方向に調整する調整 構20が設けられている。調整機構20は、左右 第3保持部13の後部にて斜め上後方に突出し 設けられ、前後に並ぶ複数のリブ21と、ハ ジング2から後方に延び、このリブ21に上側 ら覆い被さるようにして設けられる左右一 のブラケット22とを備える。ブラケット22の 面側にて前下がり及び後上がりに延びる図 しない係止部が、隣り合う所定のリブ21同 の間に嵌め合わされる。これにより、ブラ ット22が該リブ21に係止される。

 なお、ブラケット22には、前後に延びる リット溝23が形成されている。第3保持部13の 前端部には上方に突出して図示しないナット が設けられており、ブラケット22がリブ21に 合されたときにナットがこのスリット溝23内 に配置される。このナットには、スリット溝 23の幅よりも径の大きいワッシャを介して、 ルト24が螺合される。ボルト24を下方へと締 め付けるとワッシャから下方への押圧力がブ ラケット22に作用し、ブラケット22が第3保持 13に対して強固に取り付けられる。

 この調整機構20には、ボルト24を緩めて上 方へと移動させると、リブ21とブラケット22 係合を解除してハウジング2を上方に持ち上 ることができるようになる。このようにボ ト24が緩んだ状態において、スリット溝23に 沿ってハウジング2の前後位置を調整し、所 の位置にてハウジング2を持ち下げ、ブラケ ト22の係止部を再度隣り合う係止リブ21の間 に嵌合させる。更に、ボルト24を締め付け、 ッシャをブラケット22の上面におけるスリ ト溝23の周囲に密着させる。これによりブラ ケット22が第3保持部13に固定され、ブラケッ 22に繋がるハウジング2や、ハウジング2に取 り付けられたスクリーン4のホルダ10に対する 取付位置が変更される。

 図5及び図6に示すように、スクリーン4は 左右両端に突出してピン7が一体に成形され ている。このピン7をハウジング2の前端部に いて左右方向に窪ませるようにして形成さ たボス孔に密嵌させることにより、スクリ ン4が画像投射ユニット3に対して上下に揺 自在に取り付けられる。なお、スクリーン4 揺動自在であるものの、揺動させる外力が リーになるとその位置で静止するように構 されている。

 このHMD装置1を取り付けるためには、予め 調整機構20を利用して所定の位置で画像投射 ニット3及びスクリーン4のホルダ10に対する 取付位置を調整しておく。また、予め吸盤の 前後位置を調整しておく。そして、第1保持 11の前端を左右外側へと弾性変形させると共 に第3保持部13の前端を上方へと弾性変形させ 、ヘルメット60に後側から取り付ける。そし 、第4保持部14の内面をヘルメット60の下部 域61aの後部に密着させた状態で、第1保持部1 1と第3保持部13の変形を解除する。すると、 7に示すように、第1保持部11の内面が、ヘル ット60の下部領域61aに前後に亘って密着す 。また、第2保持部12の内面が、ヘルメット60 の下部領域61aの前部から上部領域61bの後部に 亘って密着する。このとき、第2保持部12は、 前述したように捩じられているため、曲面と なっているヘルメット60の外面にしっかりと 着する。第3保持部13の内面は、ヘルメット6 0の上部領域61bに前後に亘って密着する。ま 、連結部16は、ヘルメットの上側中心部を覆 うようにして密着する。ホルダ10は、ヘルメ ト60の内側に向けて復元力を発揮し、ヘル ット60を抱え込むようにして外側から保持す る。そして、ボルト17を締め付けて吸盤をヘ メット60の外面に吸着させる。

 このようにしてHMD装置1が取り付けられた ヘルメット60を装着して自動二輪車50を走行 たときには、HMD装置1に走行風圧が作用する 第1乃至第4保持部11~14は、図11に示すように ヘルメット60の外面に密着する裏面側から の反対側となる表面側に向かうに連れて幅 小さくなっている。また、図6に示すように スクリーン4の前端は尖っている。このため 、HMD装置1に吹きつけられた走行風は、スム ズに後方へと流れ、HMD装置1に作用する空気 抗が軽減される。

 HMD装置1は、走行時にて空気抵抗等の影響 により外力を受ける虞があるが、このような 外力に抗してヘルメット60に密着している状 を維持し、ヘルメット60から取り外されに くなっている。すなわち、HMD装置1に左方へ 外力が作用したときには、右部10Rの第1乃至 第3保持部11~13が、ヘルメット60に密着してい 状態を維持する。右方への外力が作用した きには、左部10Lの第1乃至第3保持部11~13がヘ ルメット60に密着している状態を維持する。 方への外力が作用したときには、下部領域6 1aに密着している左右一対の第1保持部11が、 部領域61bまで移動せずヘルメット60に密着 ている状態を維持する。また、左右一対の 2保持部12は、下部領域61aに密着している前 部が上部領域61bまで移動することはないた 、ヘルメット60に密着している状態を維持す る。下方への外力が作用したときには、上部 領域61bに密着している左右一対の第3保持部13 が、下部領域61aまで移動せずヘルメット60に 着している状態を維持する。後方への外力 作用したときには、左右一対の第1乃至第3 持部11~13は、前部領域62aに密着している前端 部が後部領域62bまで移動することはないため 、ヘルメット60に密着している状態を維持す 。前方への外力が作用したときには、左右 対の第1乃至第3保持部11~13が、後部領域62bに 密着している後端部が前部領域62aまで移動す ることはないため、ヘルメットに密着してい る状態を維持する。更に、第4保持部がヘル ットに密着している状態を維持する。

 このとき、ハウジング2がヘルメット60の 部に配置され、スクリーン4がヘルメット60 シールド65の前上側を覆うようにして配置 れる。従って、スクリーン4により反射され 画像は、ヘルメット60の利用者のヘルメッ 60内部からの視野のうち、中心視野よりも上 方の周辺視野に位置する。なお、スクリーン 4は、ハーフミラーであるため、ヘルメット60 の利用者は、スクリーン60における画像が投 されていない部分を透視して、その前方の 景を視認することができる。このため、ス リーン4がシールドの前側を覆うようにして 配置されていても、利用者の視界を狭めるこ とはない。

 ヘルメット60の利用者が、HMD装置1からの 像の提供を必要としないときには、スクリ ン4をピン7の軸周りに揺動させてシールド65 1,652の上側へと退避させることができる。ス リーン4を退避させるべく揺動する操作を行 うと、操作する手が離れた位置でスクリーン 4は静止し、スクリーン4が退避した状態で維 される。

 このようにスクリーン4がシールドの上側 に退避することにより、シールド65をスクリ ン4に干渉させずに揺動させることができる ようになる。なお、シールド651,652が開放さ る方向と、スクリーン4が退避する方向が同 方向となっている。このため、シールド65 開放するべく揺動すればシールド65とスクリ ーン4とが係合し、シールド65と共にスクリー ン4を上方に同時に揺動させることもでき、 クリーン4の揺動操作を簡便に行うことがで る。

 HMD装置1をヘルメット60から取り外すとき は、第1保持部11を左右に押し広げるように 性変形させ、第3保持部13を上方へと撓ませ つ、全体を後方に引き抜けばよい。

 このHMD装置1は、ヘルメット60と別体とな ており、複数のヘルメット60の間で流用可 になっている。このため、ディスプレイ装 を内蔵したヘルメットを買い直していく必 がない。また、HMD装置1と関係なくヘルメッ の交換を行うことができるようになる。

 ここで、図7に示すように、左右一対の第 1保持部11の前端及び第2保持部12の前端は、一 点鎖線Bより前方に位置しているもののヘル ット60の前面側まで延びておらず、側部でと どまっている。このため、後方への外力に抗 することができると共に、図4に示すように 下部の形状が相違する3タイプのヘルメット6 01,602,603のそれぞれの間で流用可能になる。 1保持部11及び第2保持部12がこのように形成 れることで、HMD装置1の汎用性が高くなって る。

 また、ヘルメット60を保持するホルダは 帯状に形成された第1乃至第4保持部11~14から 成され、側面視Z字状の簡素な構造でヘルメ ット60を外側から抱え込んでしっかりと保持 る構造が実現されている。このため、HMD装 1を小型軽量化することができる。

 このように、ヘルメットに対して着脱可 に装着されるホルダに機器類を取り付ける とにより、ヘルメットに機器を取り付ける 合に比べてHMD装置の汎用性を向上させるこ ができる。ホルダは本実施形態のように多 のヘルメットに装着可能となるような形状 工夫が施されていることが好ましく、走行 の風圧で外れないような形状的工夫が施さ ていることが好ましい。

 これまで、本発明に係るHMD装置及び情報 示装置の実施形態を説明したが、本発明の 囲は必ずしも上記範囲に限られず、適宜変 可能である。例えば、ホルダ10(即ち、第1乃 至第4保持部11~14、連結部15及びリブ部16の少 くともいずれか)の裏面にゴム材、シリコン 樹脂材等の弾性体を設けてもよい。これに り、ホルダ10のヘルメット60に対する密着性 が向上し、HMD装置1がヘルメットから更に取 外されにくくなる。

 また、本発明に係る表示器は、LEDを用い セグメント型の投影装置に限らず、液晶表 装置などの他の態様であってもよい。すな ち、表示器の画面部としては、上記実施形 のようなコンバイナ型のスクリーンに限ら ず、液晶モニタなど他の態様であってもよ 。

 また、本発明に係る情報開示装置40は、 記実施形態では自動二輪車50に対して適用さ れたが、不整地走行用車両や小型滑走艇等の 他の乗物にも同様にして適用可能である。

 また、上記実施形態では、本発明に係る ルメット用ホルダ10に画像表示器を取り付 た場合を例示したが、照明器や撮像器等の の機器類を取り付けてもよい。これにより ヘルメット利用者の見る方向に合わせて前 周辺を照明するヘッドマウント型の照明装 や、同様にして前方周辺を撮像するヘッド ウント型の撮像装置を提供することができ ようになる。

 上記説明から、当業者にとっては、本発 の多くの改良や他の実施形態が明らかであ 。従って、上記説明は、例示としてのみ解 されるべきであり、本発明を実行する最良 態様を当業者に教示する目的で提供された のである。本発明の精神を逸脱することな 、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に 変更できる。


 本発明に係るヘルメット用ホルダ及び情報 示装置は、ヘルメットが利用される様々な 面で利用可能である。