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Patent Searching and Data


Title:
HOT SPRAY REPAIRING MATERIAL
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/125484
Kind Code:
A1
Abstract:
This invention provides a “hot spray repairing material” which has excellent peeling resistance and can realize short-time curing. The hot spray repairing material comprises a refractory material containing 20 to 40% by weight of grains having a size of not more than 75 μm, and a binder for forming a carbon bond by hot processing. The hot spray repairing material is characterized in that 5 to 50% by weight, based on the total amount of the refractory material and the binder, of a metal powder or an iron alloy powder containing iron (Fe) as a main component and having a grain size distribution wherein not less than 70% by weight of the grains is accounted for by grains having a grain size of not more than 1.0 mm.

Inventors:
SASAKI HISAHARU
KOYAMA TAKAAKI
KOMATSUBARA KIYOYUKI
Application Number:
PCT/JP2008/057085
Publication Date:
October 15, 2009
Filing Date:
April 10, 2008
Export Citation:
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Assignee:
SHINAGAWA REFRACTORIES CO (JP)
SASAKI HISAHARU
KOYAMA TAKAAKI
KOMATSUBARA KIYOYUKI
International Classes:
C04B35/66; B22D11/10; C21C5/44; F27D1/16
Foreign References:
JPH04280877A1992-10-06
JPH11278948A1999-10-12
JPH04342454A1992-11-27
JP2000007447A2000-01-11
JPH0365569A1991-03-20
Other References:
See also references of EP 2263989A4
Attorney, Agent or Firm:
NAITO, Teruo (JP)
Teruo Naito (JP)
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Claims:
 75μm以下の粒度を20wt%~40wt%含有する耐火物原料および熱間でカーボンボンドを形成するバインダーを含有してなる熱間吹付け補修材において、該耐火物原料およびバインダーの合計量に対して、鉄(Fe)を主要成分とする金属あるいは鉄合金を5wt%~50wt%添加してなることを特徴とする熱間吹付け補修材。
 75μm以下の粒度を20wt%~40wt%含有する耐火物原料および熱間でカーボンボンドを形成するバインダーを含有してなる熱間吹付け補修材において、該耐火物原料およびバインダーの合計量に対して、鉄(Fe)を主要成分とし、かつ、1.0mm以下の粒度を70wt%以上含有する金属粉あるいは鉄合金粉を5wt%~50wt%添加してなることを特徴とする熱間吹付け補修材。
Description:
熱間吹付け補修材

 本発明は、転炉,電気炉,取鍋等の製鋼設 の炉壁や炉底等に適用される熱間吹付け補 材に関し、特に、短時間硬化,耐剥離性に優 た熱間吹付け補修材に関する。

 生産効率向上のため、転炉,電気炉,取鍋 の製鋼設備の炉壁や炉底等の熱間における 補修時間は短縮傾向にあり、また、補修回 も抑制されるために、高耐用の補修材が求 られている。また、転炉等では、施工後の 生時間の短縮,耐剥離性の改善が求められる うになってきている。

 従来、転炉,電気炉,取鍋等の製鋼設備の炉 や炉底等に適用される吹付け耐火組成物(吹 け補修材)として、耐火骨材に燐酸塩あるい は珪酸塩等の無機バインダーを3wt%~10wt%の割 で添加したものが知られている。
 しかし、製鋼炉の操業条件の過酷化に伴い 耐用が不十分であるという問題が生じてい 。これは、無機バインダーが加熱接着時に 融点物質を形成し施工体を収縮させ易く剥 しやすいためと考えられる。また、マトリ クスの融点を下げるため、溶損し易いこと 耐用低下の原因と考えられる。

 更に、ピッチやフェノール樹脂を添加し 、いわゆるカーボンボンド吹付け材も知ら ているが、バインダーのピッチが焼き付く での養生時間が燐酸ボンド系吹付け材に比 して長い。また、カーボンボンドのため、 間におけるソフト性に劣り、転炉のように 転傾動する炉において発生する歪みを緩衝 ることができず、剥離損傷の要因となって る。

 また、金属粉を添加した補修材として、鉄 を添加した転炉焼付け補修材も紹介されて る(特許文献1参照)。これは、焼付け材に鉄 を添加することで、施工面温度を下げ接着 を改善することを目的としている。常温で 末の焼付け材が熱間ではピッチの溶融によ スラリー化し、鉄粉が沈降して底の施工面 の境界に鉄が偏在することで施工面温度が 下し、接着性が改善されるとしている。
 しかし、接着界面に鉄が濃縮されるために 精錬処理中に溶鋼が施工体と施工面の界面 差し込み易く、焼付け施工体を剥離させる め十分な耐用は得られない。

日本公開特許:特開平11-278948号公報

 前記カーボンボンド吹付け材は、燐酸ボ ド系吹付け補修材に比較して高耐用である 、a)硬化時間が長い、b)熱間ソフト性に欠け 物理的な歪に対して剥離しやすい、という課 題がある。すなわち、カーボンボンド吹付け 材は、吹き付けられた後加熱される表面や施 工面から硬化していく。しかし、施工体内部 は熱が伝わり難く、硬化が遅れる傾向にある 。また、カーボンボンドが一度形成されると 、熱間での強度は高いが、変形し難く応力が かかると剥離しやすい。

 本発明は、上記問題点に鑑み成されたも であって、製鋼炉操業に対して、耐剥離性 優れ、短時間硬化が可能な熱間吹付け補修 を提供することを課題とする。

 本発明に係る熱間吹付け補修材は、75μm 下の粒度を20wt%~40wt%含有する耐火物原料およ び熱間でカーボンボンドを形成するバインダ ーを含有してなる熱間吹付け補修材において 、該耐火物原料およびバインダーの合計量に 対して、鉄(Fe)を主要成分とする金属あるい 鉄合金を5wt%~50wt%添加してなることを特徴と る(請求項1)。

 また、本発明に係る熱間吹付け補修材は 75μm以下の粒度を20wt%~40wt%含有する耐火物原 料および熱間でカーボンボンドを形成するバ インダーを含有してなる熱間吹付け補修材に おいて、該耐火物原料およびバインダーの合 計量に対して、鉄(Fe)を主要成分とし、かつ 1.0mm以下の粒度を70wt%以上含有する金属粉あ いは鉄合金粉を5wt%~50wt%添加してなることを 特徴とする(請求項2)。

 本発明に係る熱間吹付け補修材は、耐火 原料(耐火骨材)と熱間でカーボンボンドを 成するバインダーに、特定量(5wt%~50wt%)の“ を主成分とする金属粉末あるいは鉄合金粉 ”を添加することにより、熱伝導性を高め 施工体内部まで熱が伝わり易くなることで 養生時間を短縮し、補修時間を短縮できる また、金属の網目状の構造が形成されるこ から、熱間での変形能が高まり、低温での 性が高まることにより、剥離し難くなる、 いう作用効果が生じる。

 以下、本発明の実施形態について説明す が、それに先立って、本発明で生じる前記 用効果について、従来技術との関連で更に 細に説明する。

 従来のカーボンボンド吹付け材は、前記し ように、ピッチなどをバインダーとして含 でおり、吹き付けられて付着した後に熱が わることでバインダーが溶融し、その後、 化してカーボンボンドを形成して強固に接 する。施工体も硬化した後の強度は十分高 、カーボンを含むことで、スラグの浸潤も き難く、高耐用な施工体を得ることができ 。
 しかし、養生時間が取れず内部まで十分な が伝わらないまま使用すると、強度が無く 用が低下する。また、カーボンボンドは、 間ではクリープし難く、応力がかかると割 易く、転炉など操業中に回転する炉では、 みなどにより応力がかかり、剥離している 能性がある。

 これに対して、本発明に係る熱間吹付け補 材は、鉄を主成分とする金属粉(あるいは鉄 合金粉)をカーボンボンド吹付け材に添加す ことで、施工体内に均一に鉄を主成分とし 金属粉が分散され、施工体の熱伝導性を高 、バインダーの硬化を速めることができる
 さらに熱が加わると、鉄を主成分とする金 粉(あるいは鉄合金粉)が互いに融着し、施 体内に網目構造を形成していく。この金属 よる網目構造は、操業中の高温時には、適 な熱間ソフト性を付与することで応力緩和 を施工体に与え、温度が下がると、靭性を つことで破壊強度が増し、亀裂や剥離を起 し難くする。このように鉄を主成分とする 属粉(あるいは鉄合金粉)を施工体内に均一に 添加し、金属の網目構造を形成することで、 カーボンボンド吹付け材の課題である硬化時 間の短縮や精錬処理中の剥離を改善すること ができる。

 この耐剥離性,硬化時間短縮に効果のある鉄 を主成分とする金属粉(あるいは鉄合金粉)の 均一な分散と網目構造の形成”のためには
 a.吹き付け施工することが必要である。前 特許文献1(特開平11-278948号公報)に記載の焼 け材のように、金属が偏在すると、施工体 体の熱伝導性の向上が期待できず、養生時 の短縮は期待できないが、吹付け施工方法 あれば、施工体内に均一に鉄を主成分とし 金属粉(あるいは鉄合金粉)を分散させること ができるため、施工体の熱伝導率が向上し、 中心部まで焼けるのが、通常のカーボンボン ド吹付け材に比較して、早くなる効果が得ら れる。
 b.添加する鉄を主要成分とする金属粉(ある は鉄合金粉)の粒度は、1.0mm以下が70wt%以上 なければならない。これは、1.0mmよりも粗い 粒ばかりであると、偏在し易く、大量に添加 しないと熱伝導性が向上せず、網目構造も形 成できないためである。また、この金属粉( るいは鉄合金粉)の添加量も5wt%未満の場合、 熱伝導性が十分でなく、施工体の内部までは バインダーの硬化がなかなか進まない。その ため、中央部は生焼けのような状態となりや すい。5wt%以上添加することで、短時間養生 効果を得ることができる。また、逆に添加 が多すぎても、耐火物組織が分断され、か って耐用低下を招くことから、鉄を主成分 した金属粉(あるいは鉄合金粉)の添加量とし ては、5wt%~50wt%が好ましく、より好ましくは10 wt%~30wt%である。
 c.75μm以下の耐火物原料は、40wt%よりも多す ると、前記金属の網目構造を分断し効果を 害する。また、20wt%よりも少ないと、金属 比率が高過ぎ熱間で施工体が柔らかくなり ぎて耐用が低下する。
 d.金属の網目構造が出来ても、酸化される 期待される効果は得られなくなるため、鉄 主成分とする金属粉(あるいは鉄合金粉)の還 元効果のあるカーボンボンドを形成するバイ ンダーを適用する必要がある。

 本発明における耐火物原料としては、通 使用される耐火材料,耐火骨材が使用でき、 例えば、溶融アルミナ,焼結アルミナ,焼結ム イト,カルシア部分安定化ジルコニア,イッ リア部分安定化ジルコニア,シャモット,炭化 珪素等の1種を使用することができ、また、 れらの混合物も使用できるが、特に、粒度3m m以下に粒調されたMgO,MgO-CaO系骨材,例えば電 マグネシア,焼結マグネシアクリンカー,天然 マグネシアクリンカー,天然ドロマイトクリ カー,合成ドロマイトクリンカー,MgO-Cれんが ,ドロマイト煉瓦屑等の塩基性骨材が好まし い。

 本発明における“熱間でカーボンボンド 形成するバインダー”としては、樹脂,ピッ チ等が挙げられる。特に、レゾール型フェノ ール樹脂,フェノール・ホルムアルデヒド系 脂,高軟化点ピッチ(軟化温度:100℃~500℃)の1 または2種以上を組み合わせて適用すること 好ましい。軟化点温度の異なるピッチを組 合わせると、施工体の軟化点範囲が広がる とで接着率が向上するため、好ましい。そ 添加量としては、合計量として2wt%~35wt%が好 ましく、より好ましくは8wt%~25wt%である。

 鉄を主要成分とする金属粉あるいは鉄合 粉は、特開平11-278948のように、通常、カー ンボンドの酸化防止あるいは施工面の温度 制を目的に添加されるが、本発明では、施 体の内部に金属あるいは合金の3次元網目構 造を形成し、高温時のソフト性付与と低温時 の破壊エネルギーの向上、さらに、施工体の 熱伝導性を向上させることにより、吹付け施 工直後の養生時間の短縮を目的に添加するた め、添加量は酸化防止目的よりも多く、外掛 けで5wt%~50wt%が必要となる。5wt%未満では、網 構造を形成できず、一方、50wt%より多いと 施工体の耐用を低下させる。網目構造を形 し、耐用を向上させるため、より好ましい 加量は、10wt%~30wt%である。種類としては、鉄 粉の他、ミルスケールなども使用可能であり 、また、Fe-Si,Fe-Cr,Fe-Cu,Fe-C,Fe-Ni-Cr,Fe-Mn,Fe-Mn-Si,F e-Ni,Fe-Al,Fe-Mo,Fe-Vなどの鉄合金を使用すること ができる。

 金属粉あるいは合金粉としては,アルミニ ウム,珪素,アルミニウムーマグネシア合金,フ ェロシリコン,鉄,マグネシア等の粉末が挙げ れるが、本発明では、特に、鉄を主要成分 する金属粉あるいは鉄合金粉を使用するこ を特徴とする。鉄が主成分のものは価格的 も多量の添加が可能であり有効である。1.0m mを超える金属粒が30wt%以上の粗い粒が含まれ ると、吹付け施工体内で偏在し易く、大量に 添加しないと熱伝導性が向上せず網目構造も 形成できないため、1.0mm以下が70wt%以上含む のが望ましい。

 鉄を主要成分とする金属粉あるいは鉄合 粉の添加量は、5wt%未満では、網目構造を形 成できず低温での十分な靭性,高温でのソフ 性を発揮することができず剥離してしまう また、十分な熱伝導性を得ることはできな 。一方、50wt%を超えると、熱間で柔らかくな り過ぎ、耐溶損性の低下が大きくかえって耐 用低下を招く。耐用と熱伝導性向上を満足さ せるため、金属粉あるいは合金粉の添加量は 、前記耐火物原料および熱間でカーボンボン ドを形成するバインダーの合計量に対して外 掛け5wt%~50wt%、好ましくは、外掛け10wt%~30wt%で ある。

 このように、本発明の“鉄を主要成分と る金属粉あるいは鉄合金粉を含むカーボン ンド熱間吹付け補修材”は、カーボンボン バインダーによる酸化抑制効果と耐火物原 と金属粉の適正な添加により、鉄を主要成 とする金属粉あるいは鉄合金粉の均一な分 と熱間での網目構造の形成により、従来に い高耐剥離性,短時間硬化特性を有している 。

 これらの成分のほかに、本発明に係る熱 吹付け補修材は、必要に応じて、少量の解 剤,繊維類,粘土,シリカフラワー等の添加剤 添加される。

 解膠剤は、施工体組織の緻密性を向上さ るため、必要に応じて添加するものであり 例えば、ヘキサメタリン酸ソーダ,珪酸ソー ダ等の無機質解膠剤およびポリアルキルアリ ルスルホン酸ソーダ,ポリアクリル酸塩等の 機質解膠剤が挙げられ、前記耐火物原料に して0wt%~1wt%、好ましくは0.02wt%~0.5wt%の割合で 添加される。

 繊維類は、吹き付けられたスラリーの垂 壁での垂れ防止を目的として添加するもの 、例えば、アルミナ繊維,カーボン繊維等の 無機質繊維あるいは麻等の天然繊維、有機合 成繊維等の有機質繊維が挙げられ、前記耐火 物原料に対して0wt%~0.2wt%、好ましくは0.01wt%~0. 1wt%の割合で添加される。

 粘土あるいはシリカフラワーは、吹付け の吹き付け直後の水がまだ乾いていない時 塑性流動性を増し、接着性を高めるために 加される。また、熱間では少量の融液を生 することから、金属の酸化抑制にも効果が る。この添加量が0.2wt%未満では、量が少な ために接着性の効果も融液の効果も期待で ない。また、10wt%より多いと、融液生成量 多すぎて、焼結しやすく剥離しやすくなる したがって、粘土あるいはシリカフラワー 添加量は、0.2wt%~10wt%が望ましい。

 本発明に係る熱間吹付け補修材は、上述 た各成分の混合物に水を添加した後、常法 より製鋼設備の炉壁,炉底等に吹き付け施工 された後、加熱硬化される。

 以下、本発明の実施例を比較例と共に挙げ 本発明に係る熱間吹付け補修剤を具体的に 明する。
 下記に表示する表1は、各例で使用する“耐 火物原料(耐火骨材)”および“その粒度”で る。なお、最も細かい耐火物原料はボール ルした原料を使用した(表1の“Ball Milled” 照)。また、表2は、各例で使用する“金属粉 ないし合金粉”および“その粒度”である。

(実施例1~16、比較例1~5)
 実施例1~8および比較例1~3を表3に示し、実施 例9~16および比較例4,5を表4に示す。

 また、各例で得られた熱間吹付け補修剤に いて、次の試験を行い、その試験結果を表3 ,表4に併記した。
(1300℃吹き付けテスト)
 ラボでの耐用比較を行うために、1300℃の熱 間で吹き付け試験を行った。すなわち、25kg 材料をガンに入れ、吹き付けパネルを入れ 1300℃の窯の中で水と共に吹き付けた。この きの接着率と施工体の消火時間を測定し、 た、冷却時の亀裂状況も観察し、それぞれ 3,表4に表示した。
(侵食試験)
 回転ドラム法により転炉スラグを用いて耐 試験を行い、“耐食性指数”として表3,表4 表示した。

 表3から、次の事項を確認することができた 。
 実施例1~8は、Feを主要成分とする金属粉を 討した結果であり、添加していない比較例1 対して消火時間が格段に向上している。Fe 主要成分としてない比較例3(Al粉の添加)では 、金属(Al)の酸化が進み亀裂抑制効果は得ら ていない。また、75μm以下の粒度を所定範囲 (20~40wt%)外の16wt%含有する耐火骨材を使用した 比較例2も、同様に亀裂抑制効果は得られて ない。実施例1,5~8は、Fe添加量の効果を示し いる。

 表4から、次の事項を確認することができた 。
 実施例9~15は、「耐火骨材種・添加量」「樹 脂種・添加量」「ピッチ種・添加量」「可塑 剤種・添加量」「解膠剤種・添加量」「繊維 種・添加量」を変化させているが、“鉄を主 要成分とする金属粉:具体的にはFe粉”を所定 量(具体的には15wt%)添加することにより、ど も亀裂が発生し難く、消火時間も短い。ま 、実施例16(鉄合金粉:具体的にはFe-Si粉を添 した例)も、同様に亀裂が発生し難く、消火 間も短い。
 一方、比較例4は、酸化しやすい金属粉(具 的にはSi粉)を使用しており、また、比較例5 、金属の添加が多すぎて(具体的にはFe粉を6 0wt%添加)、いずれも、亀裂抑制効果が得られ いないのみならず、耐食性が低下している

 本発明に係る熱間吹付け補修剤は、硬化 間の短縮の効果が見られ、かつ、亀裂も少 いことから、補修時間の短縮と耐用向上効 が認められ、その利用可能性が極めて顕著 ある。




 
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