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Title:
HYDRAULIC PRESSURE CONTROL UNIT
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2019/159046
Kind Code:
A1
Abstract:
The present invention provides a hydraulic pressure control unit such that the degree of freedom of the connection to a bicycle has been improved. A braking system including such a hydraulic pressure control unit is also provided. A bicycle including such a braking system is also provided. A hydraulic pressure control unit (110) of a braking system that is mounted to a bicycle and capable of performing anti-lock braking control includes a base body (120) in which a master cylinder port (121), a wheel cylinder port and an internal flow path are formed, and an inlet valve and an outlet valve that are attached to the base body (120). The master cylinder port (121) is formed in a first surface (120a) of the base body (120), and the wheel cylinder port is formed in a second surface (120b) on the reverse side from the first surface (120a) of the base body (120).

Inventors:
ATSUSHI HIROAKI (JP)
CHIBA KAZUKI (JP)
Application Number:
PCT/IB2019/051027
Publication Date:
August 22, 2019
Filing Date:
February 08, 2019
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Assignee:
BOSCH GMBH ROBERT (DE)
International Classes:
B62L3/02; B60T8/36
Foreign References:
US5362141A1994-11-08
DE102013217254A12014-03-27
EP2311697A12011-04-20
JP2011178225A2011-09-15
Other References:
None
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Claims:
\¥02019/159046 卩(:17132019/051027

【書類名】請求の範囲

【請求項 1】

自転車 (2 0 0) に搭載され、且つ、アンチ□ックプレーキ芾 I】御を実行可能なブレーキシステム (1 0 0 ) の液圧制御ユニット (1 1 0) であって、

マスタシリンダ (14 巳) に連通する液管 (1 8) が接続されるマスタシリンダポート (1 2 1) と、ホ イ -ルシリンダ (1 7八) に連通する液管 (1 9) が接続されるホイ-ルシリンダポ-卜 (1 2 2) と、前 記マスタシリンダポ-卜 (1 2 1) と前記ホイ-ルシリンダポ-卜 (1 2 2) とを連通させる内部流路 (1 23) と、が形成されている基体 (1 2 0) と、

前記基体 (1 2 0) に取り付けられており、前記アンチ□ックプレーキ制御の実行に際して開閉されるイ ンレットパルプ (1 3 1) 及びアウトレットパルプ (1 3 2) と、

を備えており、

前記マスタシリンダポ-卜 (1 2 1) は、前記基体 (1 2 0) の第 1面 (1 2 0 3) に形成されて おり、前記ホイ-ルシリンダポ-卜 (1 2 2) は、前記基体 (1 2 0) の前記第 1面 (1 2 0 3) に対 向する第 2面 ( 1 2 0 匕) に形成されている、

液圧制御ユニット。

【請求項 2】

前記インレットパルプ (1 3 1) は、第 1コイル (1 3 1八) によって駆動され、

前記アウトレットパルプ (1 3 2) は、第 2コイル (1 3 2八) によって駆動され、

前記第 1コイル (1 3 1八) 及び前記第 2コイル (1 3 2八) は、前記基体 (1 2 0) の、両端 が前記第 1面 (1 2 0 3) 及び前記第 2面 (1 2 0 匕) に至る第 3面 (1 2 0 。) に立設されて いる、

請求項 1に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 3】

前記第 1コイル (1 3 1八) 及び前記第 2コイル (1 3 2八) は、前記第 1面 ( 1 2 0 3) 及 び前記第 2面 (1 2 0 匕) が並ぶ'方向 (口) に沿って並置されている、 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 請求項 2に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 4】

更に、前記第 1コイル (1 3 1八) 及び前記第 2コイル (1 3 2八) の少なくとも一方に電気的に 接続されている回路基板 (1 3 5八) を備えており、

前記回路基板 (1 3 5 ) は、該回路基板 (1 3 5 ) の実装面 (1 3 5 ) が前記第 1 面 (1 2 0 3) 及び前記第 2面 (1 2 0 13) が並ぶ'方向 (口) に沿って延在する状態で、保持され ている、

請求項 2又は 3に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 5】

更に、前記回路基板 (1 3 5八) に電気的に接続されているコネクタ (1 3 7) を備えており、 前記コネクタ (1 3 7) は、前記第 1面 (1 2 0 3) 及び前記第 2面 (1 2 0 匕) が並ぶ'方向 (0) と異なる向きで立設されている、

請求項 4に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 6】

前記第 1コイル (1 3 1八) 、前記第 2コイル (1 3 2八) 、及び、前記コネクタ (1 3 7) は、 前記回路基板 (1 3 5 ) の前記実装面 (1 3 5 ) を基準とする同じ側から該回路基板 (1 3 5八) への接続端子 (1 3 1八 セ、 1 3 2八 セ、 1 3 7 セ) の先端が突出する状態で、保持され ている、

請求項 5に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 7】

更に、前記内咅5流路 (1 2 3) を流通するブレーキ液を貯留するアキュムレータ (1 3 3) を備えてお り、

前記アキュムレ-夕 (1 3 3) は、前記基体 (1 2 0) の前記第 2面 (1 2 0 匕) に設けられてい る、

請求項 1〜 6の何れか一項に記載の液圧制御ユニット。 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027

【請求項 8】

更に、前記内咅5流路 (1 2 3) を流通するブレーキ液を貯留するアキュムレータ (1 3 3) を備えてお り、

前記アキュムレ-夕 (1 3 3) は、前記基体 (1 2 0) の前記第 2面 (1 2 0 匕) に設けられてお り、

前記回路基板 (1 3 5八) の前記実装面 (1 3 5八 ) を正面視した状態において、前記コネク 夕 (1 3 7) は、前記第 1コイル (1 3 1八) 及び前記第 2コイル (1 3 2八) を基準とする前記 第 1面 (1 2 0 3) の有る個]に位置している、

請求項 5又は 6に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 9】

ポンプレス式である、

請求項 1〜 8の何れか一項に記載の液圧制御ユニット。

【請求項 1 0】

請求項 1〜 9の何れか一項に記載の液圧制御ユニット (1 1 0) を備えている、

ブレーキシステム。

【請求項 1 1】

請求項 1 0に記載のブレーキシステム (1 0 0) を備えている、

自転車。

【請求項 1 2】

フロントフォーク (1 5) を備えており、

前記液圧芾御ユニット (1 1 0) が、フロントフオーク (1 5) に連結されている、

請求項 1 1に記載の自転車。

Description:
\¥02019/159046 卩(:17132019/051027

【書類名】明細書

【発明の名称】液圧制御ユニッ ト

【技術分野】

[ 0 0 0 1 ]

本発明は、アンチ□ックプレーキ制御を実行 可能なブレーキシステムの液圧制御ユニット と、その液圧制御 ユニットを備えているブレーキシステムと、 そのブレーキシステムを備えている自転車と 、に関する。

【背景技術】

[ 0 0 0 2 ]

従来の自転車として、アンチ□ックプレーキ 芾 I】御を実行可能なブレーキシステムを備え いるものがある。ブ レーキシステムは、車輪芾 I】動咅5のブレーキ液の液圧を変化させるた の液圧芾 I】御ユニットを備えている。液 圧制御ユニットは、内咅5流路が形成されて る基体と、基体に取り付けられ、アンチロ クブレーキ制御の 実行に際して開閉されるインレットパルプ及 びアウトレットパルプと、を備えている (例えば、特許文献 1を 参照。) 。

【先行技術文献】

【特許文献】

[ 0 0 0 3 ]

【特許文献 1】国際公開第 2 0 1 7 / 1 1 5 1 7 1号

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

[ 0 0 0 4 ]

従来の自転車では、マスタシリンダに連通す る液管が接続されるマスタシリンダボ-卜、 び、ホイ-ルシリ ンダに連通する液管が接続されるホイ-ルシ ンダボ-卜が、液圧制御ユニットの基体の同 面に形成され ている。そのようなものにおいて、マスタシ リンダに連通する液管、及び、ホイールシリ ンダに連通する液管の両 方を自転車からの突出量を抑えつつ配設しよ うとすると、 自転車のごく限られた箇所でしか液圧制御ユ ニ ツトの連結が許容されなくなってしまう。 \¥02019/159046 卩(:17132019/051027

[ 0 0 0 5 ]

本発明は、上述の課題を背景としてなされた ものであり、 自転車への連結の自由度が向上された液圧 制御ユニットを得るものである。また、その ような液圧制御ユニットを備えているブレー キシステムを得るもので ある。また、そのようなブレーキシステムを 備えている自転車を得るものである。

【課題を解決するための手段】

[ 0 0 0 6 ]

本発明に係る液圧制御ユニットは、 自転車に搭載され、且つ、アンチ□ックプレ -キ制御を実行可能な ブレーキシステムの液圧芾 I】御ユニットであって、マスタシリンダに 通する液管が接続されるマスタシリンダポ 卜と、ホイールシリンダに連通する液管が接 続されるホイールシリンダボートと、前記マ スタシリンダボートと前 記ホイ-ルシリンダポ-卜とを連通させる内部 路と、が形成されている基体と、前記基体 取り付けられて おり、前記アンチ□ックプレーキ制御の実行 に際して開閉されるインレットパルプ及びア ウトレットパルプと、を 備えており、前記マスタシリンダボ-卜は、 記基体の第 1面に形成されており、前記ホイ-ルシリンダ -卜 は、前記基体の前記第 1面に対向する第 2面に形成されている。

[ 0 0 0 7 ]

本発明に係るブレーキシステムは、上記のよ うな液圧制御ユニットを備えている。

[ 0 0 0 8 ]

本発明に係る自転車は、上記のようなブレー キシステムを備えている。

【発明の効果】

[ 0 0 0 9 ]

本発明に係る液圧芾 1 】御ユニット、ブレーキシステム、及び 、 自転車では、マスタシリンダボートが、基体 の 第 1面に形成されており、ホイ-ルシリンダボ-卜 が、基体の第 1面に対向する第 2面に形成されている。 つまり、マスタシリンダポート及びホイール シリンダボートが、基体の互いに対向する別 々の面に形成されてい る。そのため、マスタシリンダに連通する液 管、及び、ホイ-ルシリンダに連通する液管 両方を自転車から の突出量を抑えつつ配設しようとした際に、 自転車の多くの箇所で液圧制御ユニットの連 結が許容される \¥0 2019/159046 卩(:171 2019/051027

【図面の簡単な説明】

[ 0 0 1 0 ]

【図 1】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムが搭載される自転車の、概略構成を示す であ る

【図 2】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの、概略構成を示す図である。

【図 3】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの液圧制御ユニットの、斜視図である。

【図 4】本発明の実施の形態に係るブレ-キシステ の液圧制御ユニットの、基体の第 5面を正面視 した 4犬態での正面図である。

【図 5】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの液圧制御ユニットの基体の、斜視図で る。 【図 6】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの液圧制御ユニットの基体の、斜視図で る。 【図 7】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの液圧制御ユニットの、 自転車への連結状態を 示す余斗視図である。

【図 8】本発明の実施の形態に係るブレーキシス ムの液圧制御ユニットの変形例の、斜視図 ある

【発明を実施するための形態】

[ 0 0 1 1 ]

以下に、本発明に係る液圧芾 I】御ユニット、ブレーキシステム、及び、 自転車について、図面を用いて説明 する。

[ 0 0 1 2 ]

なお、以下では、本発明に係るブレ-キシス ムが、普通自転車に搭載される場合を説明 ているが、本 発明に係るブレーキシステムが、電動アシス ト自転車、電動自転車等の他の自転車に搭載 されてもよい。 なお、 自転車とは、使用者によってペダルに踏力が 付与されることで谁進力を生じ得る車両全般 を意味し ている。また、普通自転車とは、使用者によ って付与される踏力のみによって谁進力を得 る自転車を意味 している。また、電動アシスト自転車とは、 使用者によって付与される 3沓力を電動機でアシストする機能を 有している自転車を意味している。また、電 動自転車とは、電動機のみによって谁進力を 得る機能を有し \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 ている自転車を意味している。

[ 0 0 1 3 ] また、以下で説明する構成、動作等は、一例 であり、本発明に係る液圧制御ユニット、ブ レ-キシステム 、及び、 自転車は、そのような構成、動作等である場 合に限定されない。例えば、以下では、本発 明に係 る液圧制御ユニットが、ポンプレス式である 場合を説明しているが、本発明に係る液圧制 御ユニットが、ブ レーキ液の流動を補助するポンプを備えてい てもよい。また、以下では、本発明に係るブ レーキシステムが、前 輪に生じる制動力のみに対してアンチ□ック プレーキ制御を実行するものである場合を説 明しているが、本発 明に係るブレーキシステムが、後輪に生じる 芾 | 〗動力のみに対してアンチ□ックプレー キ芾 I〗御を実行するものであ つてもよく、また、前輪に生じる制動力及び 後輪に生じる制動力の両方に対してアンチ□ ックプレーキ制御を 実行 1 するものであつてもよい。

[ 0 0 1 4 ] また、各図においては、 同一の又は類似する部材又は部分に、同一の 符号を付している、又は、符号を 付すことを省略している。また、細かい構造 については、適宜図示、を簡略化又は省略し ている。また、重複 する説明については、適宜簡略化又は省略し ている。

[ 0 0 1 5 ] 実施の形態. 以下に、実施の形態に係るブレーキシステム を説明する。

[ 0 0 1 6 ]

<ブレ-キシステムの自転車への搭載>

実施の形態に係るブレーキシステムの自転車 への搭載について説明する。

図 1は、本発明の実施の形態に係るブレ-キシス ムが搭載される自転車の、概略構成を示す であ る。なお、図 1では、 自転車 2 0 0が、二輪車である場合を示しているが、 自転車 2 0 0が、三輪車等 の他の自転車であつてもよい。

[ 0 0 1 7 ] 図 1に示されるように、 自転車 2 0 0は、フレーム 1と、旋回咅5 1 0と、サドル 2 1と、ペダル 2 2と、 後輪 2 3と、後輪制動咅5 2 4と、を備えている。 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027

[ 0 0 1 8 ]

フレーム 1は、例えば、旋回咅5 1 0のステアリングコラム 1 1を軸支するヘッドチューブ 1 八と、ヘッドチュー ブ 1 八に連結されているトップチューブ 1 巳及びダウンチューブ 1 と、 トップチューブ 1 巳及びダウンチューブ 1 0に連結され、サドル 2 1を保持するシートチューブ 1 口と、シートチューブ 1 口の上下端に連結され、後輪 2 3及び後輪芾 I】動咅5 2 4を保持しているステー 1 巳と、を含む。

[ 0 0 1 9 ]

旋回咅5 1 0には、ステアリングコラム 1 1と、ステアリングコラム 1 1に保持されているハンドルステム 1 2 と、八ンドルステム 1 2に保持されている八ンドルパ- 1 3と、八ンドルパ- 1 3に取り付けられている制動操 作咅5 1 4と、ステアリングコラム 1 1に連結されているフロントフォーク 1 5と、フロントフォーク 1 5に回転自 在に保持されている前輪 1 6と、前輪芾 I】動咅5 1 7と、が含まれる。フロントフォーク 1 5は、一端がステアリ ングコラム 1 1に連結され、他端が前輪 1 6の両側を延びて前輪 1 6の回転中心に至る部材である。

[ 0 0 2 0 ]

制動操作部 1 4は、前輪制動部 1 7の操作部として用いられる機構と、後輪制 部 2 4の操作部 として用いられる機構と、を含む。例えば、 前輪制動部 1 7の操作部として用いられる機構は、八ンド パ - 1 3の右端側に配設され、後輪制動部 2 4の操作部として用いられる機構は、ハンド パ- 1 3の左 端側に配設される。

[ 0 0 2 1 ]

旋回部 1 0のフロントフォ-ク 1 5に、液圧制御ユニット 1 1 0が連結されている。液圧制御ユニット 1 1 0は、前輪制動部 1 7のブレ-キ液の液圧の制御を担うユニットで る。なお、後輪制動部 2 4は、ブ レーキ液の液圧を増カロさせることによって 制動力を生じさせるタイプの制動咅5であっ もよく、また、機械式に 制動力を生じさせるタイプの制動咅5 (例えば、ワイヤに張力を生じさせることに よって制動力を生じさせる夕 イプの芾 1 】動咅5等) であってもよい。

[ 0 0 2 2 ]

例えば、フレ-ム 1のダウンチュ-ブ 1 (3には、液圧制御ユニット 1 1 0の電源となる電源ユニット 1 8 0 が取り付けられている。電源ユニット 1 8 0は、パッテリであってもよく、また、発電 であってもよい。発電機 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 には、例えば、 自転車 2 0 0の走行によって発電するもの (例えば、前輪 1 6又は後輪 2 3の回転によ って発電するハブダイナモ、前輪 1 6又は後輪 2 3の駆動源の電動機であって回生電力を発電 るもの 等) 、太陽光によって発電するもの等が含まれる 。

[ 0 0 2 3 ] つまり、 自転車 2 0 0には、少なくとも、制動操作部 1 4と、前輪制動部 1 7と、液圧制御ユニット

1 1 0と、電源ユニット 1 8 0と、を含む、ブレーキシステム 1 0 0が搭載されている。ブレーキシステム 1 0

0は、前輪制動部 1 7のブレーキ液の液圧を液圧芾 I】御ユニット 1 1 0によって芾 I】御することで、アンチ□ッ クプレーキ制御を実行可能である。

[ 0 0 2 4 ]

<ブレーキシステムの構成>

実施の形態に係るブレーキシステムの構成に ついて説明する。

図 2は、本発明の実施の形態に係るブレーキシ テムの、概略構成を示す図である。

[ 0 0 2 5 ] 図 2に示されるように、液圧制御ユニット 1 1 0は、後に詳述される基体 1 2 0を備えている。基体 1 2 0には、マスタシリンダポート 1 2 1と、ホイールシリンダポート 1 2 2と、マスタシリンダポート 1 2 1とホイ -ルシリンダポ-卜 1 2 2とを連通させる内部流路 1 2 3と、が形成されている。

[ 0 0 2 6 ] 内部流路 1 2 3には、部分流路 1 2 3 と、部分流路 1 2 3 巳と、部分流路 1 2 3(3と、部分 流路 1 2 3 口と、が含まれる。マスタシリンダポ-卜 1 2 1とホイ-ルシリンダポ-卜 1 2 2は、部分流路 1 2 3八及び部分流路 1 2 3 巳を介して連通している。また、部分流路 1 2 3 巳の途中部と部分流路 1 2 3八の途中部との間は、部分流路 1 2 3 及び部分流路 1 2 3 口を介してパイパスされている。

[ 0 0 2 7 ] マスタシリンダポ-卜 1 2 1には、液管 1 8を介して制動操作部 1 4が接続される。制動操作部 1 4 は、ブレーキレバー 1 4八と、マスタシリンダ 1 4 巳と、リザーパ 1 4 (:と、を含む。マスタシリンダ 1 4 巳は、ブ レ-キレパ- 1 4 の使用者の操作に連動して移動するピストン 部 (図示省略) を備えており、液管 1 8 及びマスタシリンダポート 1 2 1を介して、咅5分流路 1 2 3八の入口側に接続されている。ピストン咅5 移 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 動によって、部分流路 1 2 3八のブレ-キ液の液圧が上昇又は減少する。 た、リザ-パ 1 4(3には、マス タシリンダ 1 4 巳のブレーキ液が蓄えられる。

[ 0 0 2 8 ]

ホイ-ルシリンダポ-卜 1 2 2には、液管 1 9を介して前輪制動部 1 7が接続される。前輪制動部 1 7は、ホイールシリンダ 1 7八と、□-夕 1 7 巳と、を含む。ホイールシリンダ 1 7八は、フロントフォーク 1 5の 下端咅5 (つまり、液圧制御ユニット 1 1 0が取り付けられている箇所よりもステアリ グ]ラム 1 1から遠い 箇所) に取り付けられている。ホイールシリンダ 1 7八は、液管 1 9の液圧に連動して移動するピストン咅5 (図示省略) を備えており、液管 1 9及びホイ-ルシリンダポ-卜 1 2 2を介して、部分流路 1 2 3 巳の 出口側に接続されている。□-夕 1 7 巳は、前輪 1 6に保持され、前輪 1 6と共に回転する。ピストン咅5 の移動によって、□-夕 1 7 巳にブレーキパッド (図示省略) が押し付けられることで、前輪 1 6が制動され る

[ 0 0 2 9 ]

また、液圧芾 I】御ユニット 1 1 0は、インレットパルプ 1 3 1と、アウトレットパルプ 1 3 2と、を備えている。 インレットパルプ 1 3 1は、部分流路 1 2 3八の出口側と部分流路 1 2 3 巳の入口側との間に設けら れており、部分流路 1 2 3八と部分流路 1 2 3 巳との間のブレ-キ液の流通を開閉する。ア トレットパ ルブ 1 3 2は、部分流路 1 2 3 0の出口側と部分流路 1 2 3口の入口側との間に設けられており、部 分流路 1 2 3(:と部分流路 1 2 3口との間のブレ-キ液の流通を開閉する。イ レットパルプ 1 3 1及 びアウトレットパルプ 1 3 2の開閉動作によって、ブレ-キ液の液圧が制 される。

[ 0 0 3 0 ]

インレットパルプ 1 3 1は、例えば、非通電時開の電磁弁である。 動源である第 1コイル 1 3 1八が 非通電状態である時、インレットパルプ 1 3 1は、双方向へのブレ-キ液の流動を開放する そして、第 1 コイル 1 3 1八が通電されると、インレットパルプ 1 3 1は、閉止状態となってブレーキ液の流動を 断する

【0 0 3 1】

アウトレットパルプ 1 3 2は、例えば、非通電時閉の電磁弁である。 動源である第 2コイル 1 3 2八 \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 が非通電状態である時、アウトレットパルプ 1 3 2は、ブレ-キ液の流動を遮断する。そして、 2コイル 1

3 2 八が通電されると、アウトレットパルプ 1 3 2は、開放状態となってブレ-キ液の流動を開 する。

[ 0 0 3 2 ]

また、液圧芾 I】御ユニット 1 1 0は、アキュムレータ 1 3 3を備えている。アキュムレータ 1 3 3は、咅5分流 路 1 2 3 口の途中部に接続されており、アウトレット パルプ 1 3 2を通過したブレーキ液が貯留される。

[ 0 0 3 3 ]

また、液圧制御ユニット 1 1 0は、ホイールシリンダ 1 7 八のブレーキ液の液圧を検出するための液圧 セ ンサ 1 3 4を備えている。液圧センサ 1 3 4は、部分流路 1 2 3 巳又は部分流路 1 2 3 (3に設けられ る

[ 0 0 3 4 ]

また、液圧制御ユニット 1 1 0は、制御部 1 3 5を備えている。制御部 1 3 5には、液圧センサ 1 3 4、前輪 1 6の回転速度を検出するための車輪速センサ (図示省略) 等の各種センサの信号が入力 される。なお、芾 I】御咅 5 1 3 5の各咅 が、纏められて配設されていてもよく、また 、分散して酉己設されていても よい。芾 1 】御咅5 1 3 5は、例えば、マイコン、マイク□プロセッ ユニット等を含んで構成されてもよく、ま 、ファ -ムウェア等の更新可能なものを含んで構成 れてもよく、また、 0 II等からの指令によって実行されるプ □グラムモジュール等を含んで構成されても よい。

[ 0 0 3 5 ]

制御部 1 3 5は、インレットパルプ 1 3 1及びアウトレットパルプ 1 3 2の開閉動作を制御することによ って、ホイ-ルシリンダ 1 7八のブレ-キ液の液圧、つまり、前輪 1 6の制動力を制御する。

[ 0 0 3 6 ]

例えば、制御部 1 3 5は、使用者によるブレ-キレパ- 1 4八の操作によって前輪 1 6が制動されてい る際に、車輪速センサ (図示省略) の信号から、前輪 1 6の□ック又はロックの可能性があると半 ^断する と、アンチ□ックプレーキ制御を開始する。

[ 0 0 3 7 ]

アンチロックブレーキ制御が開始されると、 制御咅5 1 3 5は、第 1コイル 1 3 1 八を通電状態にして、イ \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 ンレットパルプ 1 3 1を閉止させ、マスタシリンダ 1 4 巳からホイールシリンダ 1 7八へのブレーキ液の流動を 遮断することで、ホイ-ルシリンダ 1 7八のブレ-キ液の増圧を抑制する。一方、制 部 1 3 5は、第 2コ イル 1 3 2八を通電状態にして、アウトレットパルプ 1 3 2を開放させ、ホイールシリンダ 1 7八からアキュム レータ 1 3 3へのブレーキ液の流動を可能にすることで ホイールシリンダ 1 7八のブレーキ液の減圧を行う。 これにより、前輪 1 6のロックが解除又は回避される。制御部 1 3 5は、液圧センサ 1 3 4の信号から、 ホイールシリンダ 1 7八のブレーキ液が所定の値まで減圧された 半 断すると、第 2コイル 1 3 2八を非通 電状態にしてアウトレットパルプ 1 3 2を閉止させ、短時間の間、第 1コイル 1 3 1 八を非通電状態にし てインレットパルプ 1 3 1を開放させて、ホイールシリンダ 1 7八のブレーキ液の増圧を行う。制御咅5 1 3 5 は、ホイールシリンダ 1 7 八の増減圧を 1回のみ行ってもよく、また、複数回繰り返 てもよい。

[ 0 0 3 8 ] アンチ□ックプレーキ制御が終了して、ブレ ーキレパー 1 4八が戻されると、マスタシリンダ 1 4 巳内が大気 圧状態となり、ホイ-ルシリンダ 1 7 内のブレーキ液が戻される。また、この大気 圧状態の発生によって、 アキュムレ-夕 1 3 3内のブレ-キ液が部分流路 1 2 3 八に戻される。

[ 0 0 3 9 ]

<液圧制御ユニットの構成>

実施の形態に係るブレーキシステムの液圧制 御ユニットの構成について説明する。

図 3は、本発明の実施の形態に係るブレーキシ テムの液圧芾 I】御ユニットの、斜視図である。図 4は、 本発明の実施の形態に係るブレーキシステム の液圧制御ユニットの、基体の第 5面を正面視した状態で の正面図である。図 5及び図 6は、本発明の実施の形態に係るブレーキシ テムの液圧芾 I】御ユニットの基 体の、斜視図である。なお、図 4においては、コイルケーシング 1 3 6のみについて、外面が部分的に破断さ れた状態を示している。また、図 5及び図 6においては、基体 1 2 0の内部構造を外形に重ねて描画し ている。

[ 0 0 4 0 ] 図 3及び図 4に示されるように、液圧制御ユニット 1 1 0は、基体 1 2 0と、コイルケ-シング 1 3 6と

、コネクタ 1 3 7と、ケーシングカパー 1 3 8と、を備えている。

[ 0 0 4 1 ] \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 基体 1 2 0は、例えば、アルミニウム合金を素材とす 、略直方体の部材である。基体 1 2 0は、 自 転車 2 0 0が直立する状態において上面となる第 1面 1 2 0 3と、第 1面 1 2 0 3に対向し、 自転 車 2 0 0が直立する状態において下面となる第 2面 1 2 0 13と、両端が第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕に至り、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において一方の側面とな 第 3面 1 2 0 〇 と、第 3面 1 2 0 〇に対向し、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において他方の側面とな 第 4面 1 2 0 ¢1と、両端が第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕に至り、直立する自転車 2 0 0を正 面視した状態において背面となる第 5面 1 2 0 6と、第 5面 1 2 0 6に対向し、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において前面となる第 6面 1 2 0 干と、を含む。なお、各面は、平坦であって もよく、 湾曲咅5を含んでいてもよく、また、段差を んでいてもよい。

[ 0 0 4 2 ]

基体 1 2 0の第 1面 1 2 0 3には、マスタシリンダポ-卜 1 2 1が形成され、基体 1 2 0の第 2面 1 2 0 匕には、ホイールシリンダポート 1 2 2が形成されている (図 5及び図 6参照) 。つまり、マスタシリン ダボ-卜 1 2 1及びホイ-ルシリンダポ-卜 1 2 2は、基体 1 2 0の互いに対向する別々の面に形成されて いる。

[ 0 0 4 3 ]

基体 1 2 0の第 3面 1 2 0 。には、インレットパルプ 1 3 1が取り付けられるインレットパルプ穴 1 2 4 と、アウトレットパルプ 1 3 2が取り付けられるアウトレットパルプ穴 1 2 5と、が形成されている (図 5及び 図 6参照) 。インレットパルプ 1 3 1及びアウトレットパルプ 1 3 2の弁体 (図示省略) は、基体 1 2 0 の内部流路 1 2 3内に位置する。また、インレットパルプ 1 3 1の駆動源である第 1コイル 1 3 1 八、及 び、アウトレットパルプ 1 3 2の駆動源である第 2コイル 1 3 2八は、軸方向がその弁体 (図示省略) に 向かう状態で取り付けられ、一端が基体 1 2 0に当接し、他端が基体 1 2 0の第 3面 1 2 0 〇から突 出する状態で保持されている。つまり、第 1コイル 1 3 1 八及び第 2コイル 1 3 2八は、第 3面 1 2 0 。に立設されている。第 1コイル 1 3 1 八の第 3面 1 2 0 。から突出する側の端部には、接続端子 (プ ラス端子及びマイナス端子) 1 3 1 八 セが立設されている。第 2コイル 1 3 2 八の第 3面 1 2 0 。から 突出する側の端咅5(こは、接続端子 (プラス端子及びマイナス端子) 1 3 2 八 セが立設されている。接続 \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 端子 1 3 1 セ及び接続端子 1 3 2 セは、制御部 1 3 5の少なくとも一部を構成する回路基板 1 3 5 に形成されている貫通穴に挿入されて、その 回路基板 1 3 5 に電気的に接続されている。

[ 0 0 4 4 ]

また、基体 1 2 0の第 2面 1 2 0 匕には、アキュムレ-夕穴 1 2 6が形成されている (図 5及び図 6 参照) 。アキュムレ-夕穴 1 2 6の底部は、基体 1 2 0の内部流路 1 2 3に連通する。アキュムレ-夕穴 1 2 6の内側に、アキュムレ-夕 1 3 3を構成する各部材 (例えば、プランジャ、圧縮パネ、穴カパ- ) が取り付けられて、アキュムレータ 1 3 3が構成される。つまり、アキュムレータ 1 3 3は、第 2面 1 2 0 匕に 設けられている。

[ 0 0 4 5 ]

また、基体 1 2 0の第 3面 1 2 0 。には、液圧センサ穴 1 2 7が形成されている (図 5及び図 6参 照) 。液圧センサ 1 3 4は、液圧センサ穴 1 2 7に取り付けられる。その状態において、液 センサ 1 3 4の一端は、基体 1 2 0の内部流路 1 2 3内に位置する。また、液圧センサ 1 3 4の他端は、回路基 板 1 3 5 に電気的に接続されている。

[ 0 0 4 6 ]

コイルケーシング 1 3 6は、例えば、樹脂製である。コイルケーシ グ 1 3 6は、基体 1 2 0の第 3面 1 2 0 。及び第 6面 1 2 0 干を覆う形状である。コイルケ-シング 1 3 6は、内部空間を有しており、その 内部空間は、コイルケ-シング 1 3 6の、少なくとも基体 1 2 0の第 3面 1 2 0 〇を覆う部分を貫通す る。コイルケーシング 1 3 6が基体 1 2 0に取り付けられた状態において、第 1コイル 1 3 1八、第 2コイ ル 1 3 2八、液圧センサ 1 3 4、及び、回路基板 1 3 5八がその内部空間に収納される。

[ 0 0 4 7 ]

自転車 2 0 0が直立する状態において、コイルケ-シング 1 3 6及び回路基板 1 3 5八の上端部は 、基体 1 2 0の第 1面 1 2 0 3よりも上方まで延びている。コイルケーシ グ 1 3 6のその上端咅5には、 ] ネクタ 1 3 7が取り付けられており、そのコネクタ 1 3 7の接続端子 1 3 7 セは、回路基板 1 3 5八に 形成されている貫通穴に挿入されて、その回 路基板 1 3 5八に電気的に接続されている。コネクタ 1 3

7には、液圧センサ 1 3 4、前輪 1 6の回転速度を検出するための車輪速センサ (図示省略) 等の各 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 種センサの信号線 (図示省略) 、電源ユニット 1 8 0から延びる電源線 (図示省略) 等を含むケ-ブ ル群が接続される。

[ 0 0 4 8 ]

コイルケーシング 1 3 6の、基体 1 2 0の第 3面 1 2 0 。に当接する面に対向する面には、ケーシン グ カパー 1 3 8が取り付けられる。コイルケーシング 1 3 6にケーシングカパー 1 3 8が取り付けられた状態にお いて、コイルケ-シング 1 3 6の内部空間が密閉されている。

[ 0 0 4 9 ]

コイルケーシング 1 3 6には、液圧芾 I】御ユニット 1 1 〇を自転車 2 0 0のフロントフォーク 1 5に連結す るための固定具 1 3 9が、締結具 1 4 0を用いて連結されている。例えば、直立す 自転車 2 0 0を正 面視した状態において、コイルケ-シング 1 3 6の前面 1 3 6 3には、略上下方向に延びる凹部が形成 されている。また、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、固定具 1 3 9の背面 1 3 9 3に は、略上下方向に延びる凹部が形成されてい る。そして、コイルケ-シング 1 3 6の外面の部分領域 1 5 1であるその凹部の内面と、固定具 1 3 9の外面の部分領域 1 5 2であるその凹部の内面と、の間に 、両端が開放された柱状空間 1 5 5が形成されることで、液圧制御ユニット 1 1 0の自転車 2 0 0への マウント咅5 1 5 0が形成されている。なお、図 3では、固定具 1 3 9がブロック状のものである場合を示し ているが、固定具 1 3 9が 1つ又は複数のパンド等であってもよい。つ り、柱状空間 1 5 5は、その外 周の全てが閉塞されていなくてもよい。また 、図 3では、コイルケ-シング 1 3 6の前面 1 3 6 3及び固定 具 1 3 9の背面 1 3 9 3の両方に凹部が形成される場合を示してい が、コイルケ-シング 1 3 6の前 面 1 3 6 3及び固定具 1 3 9の背面 1 3 9 3の一方又は両方が平坦であってもよい。つ り、柱状空 間 1 5 5は、円柱 4犬でなくてもよい。

[ 0 0 5 0 ]

ここで、基体 1 2 0の第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕が並ぶ ' 方向、又は、柱状空間 1 5 5の 延びる方向を、方向口と定義して、各部材の 位置関係を説明する。なお、基体 1 2 0の第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕が並ぶ ' 方向とは、第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕に交差する直線と平 行な方向と定義される。また、柱状空間 1 5 5の延びる方向とは、柱状空間 1 5 5の両端面に交差す \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 る直線と平行な方向と定義される。

[ 0 0 5 1 ] まず、第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2 八、及び、液圧センサ 1 3 4は、方向口に沿って並置さ れている。つまり、方向口に平行な直線が、 第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2 八、及び、液圧セン サ 1 3 4に交差する。方向口において、第 1コイル 1 3 1 八、つまりインレットパルプ 1 3 1は、第 2コイル 1 3 2 八、つまりアウトレットパルプ 1 3 2よりも、マスタシリンダポート 1 2 1の近くに位置している。また、 液圧センサ 1 3 4は、第 1コイル 1 3 1 八、つまりインレットパルプ 1 3 1、及び、第 2コイル 1 3 2八、 つまりアウトレットパルプ 1 3 2よりも、ホイールシリンダポート 1 2 2の近くに位置している。

[ 0 0 5 2 ] また、回路基板 1 3 5 は、その実装面 1 3 5 が方向口に沿って延在する状態で保持されて い る。つまり、 自転車 2 0 0が直立する状態において、回路基板 1 3 5 八は立てられた状態で保持されて いる。特に、 自転車 2 0 0が直立する状態において、実装面 1 3 5八 が、方向口に沿って延在し、且 つ、 自転車 2 0 0の前後方向に沿って延在する状態で、回路 板 1 3 5 が保持されているとよい。

[ 0 0 5 3 ] また、コネクタ 1 3 7は、方向口と異なる向きで立設されている つまり、コネクタ 1 3 7は、コネクタ 1 3 7に接続されるケ-ブル群の着脱方向が方向口 異なる方向になる状態で保持されている。 に、直 立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、その着脱方向 、田各左右方向であるとよい。また、第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2八、及び、コネクタ 1 3 7が、回路基板 1 3 5八の実装面 1 3 5 八 を基準とする同じ側から接続端子 1 3 1 セ、接続端子 1 3 2 セ、及び接続端子 1 3 7 セの 先端が突出する状態で、保持されているとよ い。更に、 回路基板 1 3 5 の実装面 1 3 5 を正面 視した状態において、コネクタ 1 3 7が、第 1コイル 1 3 1 八及び第 2コイル 1 3 2八を基準とする第 1 面 1 2 0 3 の有る個]に位置しているとよい。

[ 0 0 5 4 ]

<液圧制御ユニットの自転車への連結>

実施の形態に係るブレーキシステムの液圧芾 御ユニットの自転車への連結について説明す る。 \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 図 7は、本発明の実施の形態に係るブレーキシ テムの液圧制御ユニットの、 自転車への連結状態を 示す余斗視図である。

[ 0 0 5 5 ] 図 7に示されるように、液圧芾 I】御ユニット 1 1 0は、マウント咅5 1 5 0の柱状空間 1 5 5内に自転車 2 0 0のフロントフォーク 1 5が位置する状態で保持されている。つまり 固定具 1 3 9がコイルケーシング 1 3 6にフロントフォーク 1 5を挟む状態で連結されてマウント咅5 1 5 0が形成されることで、液圧芾 I】御ユ ニット 1 1 0は自転車 2 0 0に連結される。なお、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、 液圧制御ユニット 1 1 0は、フロントフォ-ク 1 5の前輪 1 6の右側を延びる第 1パ- 1 5 3に連結され てもよく、また、フロントフォーク 1 5の前輪 1 6の左側を延びる第 2パー 1 5 匕に連結されてもよい。また、 マウント咅5 1 5 0は、フロントフォーク 1 5に直接連結されてもよく、また、アダプタ が介在する状態でフロ ントフォーク 1 5に連結されてもよい。

[ 0 0 5 6 ] 直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、基体 1 2 0及びコイルケーシング 1 3 6は、フロン トフォ-ク 1 5の後ろ側に位置するとよい。特に、液圧制 ユニット 1 1 0が、基体 1 2 0と前輪 1 6と の間に第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2八、液圧センサ 1 3 4、及び、回路基板 1 3 5八が位 置する状態で取り付けられるとよい。つまり 、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、液圧制 御ユニット 1 1 0が第 1パ- 1 5 3に取り付けられる場合には、基体 1 2 0の左側面である第 3面 1 2 0 。に第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2八、及び液圧センサ 1 3 4が立設されるように、液圧制 御ユニット 1 1 0が構成されるとよい。そして、更に、コネ タ 1 3 7が左向きに立設されているとよい。また 、直立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、液圧制御ユニ ト 1 1 0が第 2パー 1 5 匕に取り 付けられる場合には、基体 1 2 0の右側面である第 3面 1 2 0 〇に第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2 八、及び液圧センサ 1 3 4が立設されるように、液圧制御ユニット 1 1 0が構成されるとよい。そし て、更に、コネクタ 1 3 7が右向きに立設されているとよい。

[ 0 0 5 7 ]

<変形例>

実施の形態に係るブレーキシステムの液圧制 御ユニットの変形例について説明する。 \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 図 8は、本発明の実施の形態に係るブレーキシ テムの液圧制御ユニットの変形例の、斜視 である。 [ 0 0 5 8 ] 以上では、液圧制御ユニット 1 1 0を自転車 2 0 0のフロントフォ-ク 1 5に連結するための固定具 1

3 9が、 ]イルケ-シング 1 3 6に連結される場合を説明したが、図 8に示されるように、その固定具 1 3

9が基体 1 2 0に連結されていてもよい。例えば、直立す 自転車 2 0 0を正面視した状態において、 基体 1 2 0の前面である第 6面 1 2 0 干には、略上下方向に延びる凹部が形成され ている。また、直 立する自転車 2 0 0を正面視した状態において、固定具 1 3 9の背面 1 3 9 3には、略上下方向に 延びる凹部が形成されている。そして、基体 1 2 0の外面の部分領域 1 5 3であるその凹部の内面と、 固定具 1 3 9の外面の部分領域 1 5 2であるその凹部の内面と、の間に、両端が 放された柱状空 間 1 5 5が形成されることで、液圧制御ユニット 1 1 0の自転車 2 0 0へのマウント咅5 1 5 0が形成さ れている。

[ 0 0 5 9 ]

<ブレーキシステムの効果>

実施の形態に係るブレーキシステムの効果に ついて説明する。

[ 0 0 6 0 ] ブレ-キシステム 1 0 0では、マスタシリンダポ-卜 1 2 1が、基体 1 2 0の第 1面 1 2 0 3に形成され ており、ホイ-ルシリンダポ-卜 1 2 2が、基体 1 2 0の第 1面 1 2 0 3に対向する第 2面 1 2 0 匕に形 成されている。つまり、マスタシリンダポー ト 1 2 1及びホイールシリンダポート 1 2 2が、基体 1 2 0の互い に対向する別々の面に形成されている。その ため、マスタシリンダ 1 4 巳に連通する液管 1 8、及び、ホイー ルシリンダ 1 7 に連通する液管 1 9の両方を自転車 2 0 0からの突出量を抑えつつ配設しようとした 際に、 自転車 2 0 0の多くの箇所で液圧制御ユニット 1 1 0の連結が許容される。

[ 0 0 6 1 ] 好ましくは、ブレ-キシステム 1 0 0では、第 1コイル 1 3 1八及び第 2コイル 1 3 2八が、基体 1 2 0 の、両端が第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕に至る第 3面 1 2 0 。に立設されている。そのように 構成されることで、第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕が広くなって、液圧制御ユニット 1 1 0の自転 \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 車 2 0 0からの突出量が大きくなることを抑芾1】し つ、マスタシリンダポート 1 2 1への液管 1 8の接続、 及び、ホイールシリンダポート 1 2 2への液管 1 9の接続のためのスペースを確保することが 能となる。特 に、第 1コイル 1 3 1 八及び第 2コイル 1 3 2 八が、第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕が並ぶ ' 方 向口に沿って並置されている場合には、液圧 制御ユニット 1 1 0の自転車 2 0 0からの突出量が大きく なることの抑制が更に促進される。

[ 0 0 6 2 ]

好ましくは、ブレ-キシステム 1 0 0では、回路基板 1 3 5八が、その実装面 1 3 5 八 が第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕が並ぶ ' 方向口に沿って延在する状態で、保持さ れている。そのように構成さ れることで、液圧芾 I】御ユニット 1 1 0の自転車 2 0 0からの突出量が大きくなることを抑芾 I】することが可 能となる。

[ 0 0 6 3 ]

好ましくは、ブレ-キシステム 1 0 0では、コネクタ 1 3 7が、第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕が 並ぶ ' 方向口と異なる向きで立設されている。 そのように構成されることで、コネクタ 1 3 7に接続されるケ_ ブル群の各ケ-ブル (例えば、電源ユニット 1 8 0に延びるケ-ブル、液圧センサ 1 3 4及び車輪速センサ に延びるケ-ブル) を、液管 1 8が延びる方向と液管 1 9が延びる方向とに分けて配設する必要があ 場合に、どちらかの方向に配設されるケーブ ルが大きく自転車 2 0 0から突出してしまうことが抑制される。 特に、第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2 八、及び、コネクタ 1 3 7が、回路基板 1 3 5 八の実装 面 1 3 5八 を基準とする同じ側から接続端子 1 3 1八 セ、 1 3 2八 セ、 1 3 7 セの先端が突出す る状態で保持されている場合には、第 1コイル 1 3 1 八、第 2コイル 1 3 2八、及び、コネクタ 1 3 7を 回路基板 1 3 5 八に接続する工程を短縮化することができる 。

[ 0 0 6 4 ]

好ましくは、ブレーキシステム 1 0 0では、アキュムレータ 1 3 3が、基体 1 2 0の第 2面 1 2 0 匕に設 けられている。そのように構成されることで 、ブレーキシステム 1 0 0の組立時のエア抜き性を向上することが できる。特に、回路基板 1 3 5八の実装面 1 3 5八 を正面視した状態において、コネクタ 1 3 7が、 第 1コイル 1 3 1 八及び第 2コイル 1 3 2 八を基準とする第 1面 1 2 0 3の有る側に位置している場 \¥02019/159046 卩(:17132019/051027 合には、第 1面 1 2 0 3及び第 2面 1 2 0 匕の広さがパランス化されて、液圧制御ユニ ット 1 1 0が] ンパクト化される。

[0 0 6 5]

好ましくは、ブレーキシステム 1 0 0では、液圧芾 I】御ユニット 1 1 0がポンプレス式である。そのように構成 されることで、 自転車 2 0 0に重い液圧制御ユニット 1 1 0が連結されて、走行性に影響を与えること 抑制される。

[0066]

好ましくは、液圧芾 I】御ユニット 1 1 0は、自転車 2 0 0のフロントフオーク 1 5に連結される。そのように 構成されることで、アンチ□ックプレーキ芾 I】御を実行可能なブレーキシステム 1 0 0を自転車 2 0 0に搭載 するに際して、使用者に常時視認されるべき 他の機器のハンドル周辺への取付を確保する ことが可能であ る。また、 自転車 2 0 0の前輪 1 6付近に配設された多くの要素を液圧制御ユ ット 1 1 0に接続する 必要がある場合に、前輪 1 6の近くに液圧制御ユニット 1 1 0が配設されていることで、その接続が容易 化される。

[0 0 6 7]

以上、実施の形態について説明したが、本発 明は実施の形態の説明に限定されない。例え ば、実施の 形態の説明の一部のみが実施されていてもよ い。

【符号の説明】

[0068]

1 フレーム、 1 0 旋回部、 1 4 制動操作部、 14八 ブレ-キレパ-、 14 巳 マスタシリンダ、 140 リザ-パ、 1 5 フロントフオーク、 1 6 前輪、 1 7 前輪制動部、 1 7八 ホイ-ルシリンダ 、 1 7 巳 口-夕、 1 8、 1 9 液管、 23 後輪、

24 後輪制動部、 1 0 0 ブレ-キシステム、 1 1 0 液圧制御ユニット、 1 2 0 基体、 1 2 0 3 第 1面、 1 2 0 匕 第 2面、 1 2 0 。 第 3面、 1 2 0 第 4面、 1 2 0 6 第 5面、 1 2 0 干 第 6面、 1 2 1 マスタシリンダボ-卜、 1 2 2 ホイ-ルシリンダボ-卜、 1 23 内部流路、 1

24 インレットパルプ穴、 1 2 5 アウトレットパルプ穴、 1 2 6 アキユムレータ穴、 1 2 7 液圧セン \¥0 2019/159046 卩(:17132019/051027 サ穴、 1 3 1 インレットパルプ、 1 3 1 A 第 1コイル、 1 3 1 A t 接続端子、 1 3 2 アウトレッ トパルプ、 1 3 2 A 第 2コイル、 1 3 2 A t 接続端子、 1 3 3 アキユムレ-夕、 1 3 4 液圧セン サ、 1 3 5 制御部、 1 3 5 A 回路基板、 1 3 5 A m 実装面、 1 3 6 コイルケ-シング、 1 3 7 コネクタ、 1 3 7 t 接続端子、 1 3 8 ケ-シングカパ-、 1 3 9 固定具、 1 4 0 締結具、 1 5 0 マウント部、 1 5 1、 1 5 2、 1 5 3 部分領域、 1 5 5 柱状空間、 1 8 0 電源ユニッ 卜、 2 0 0 自転車。