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Title:
ILLUMINATION DEVICE FOR DISPLAY, DISPLAY, AND LIGHT SOURCE HOLDING MEMBER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2008/087768
Kind Code:
A1
Abstract:
An illumination device for a display having linear light sources (17) and a light source holding member (20) for holding the linear light sources (17) is characterized in that the light source holding member (20) comprises light source holding parts (22) directly holding the linear light sources and light source-to-light source distance adjusting parts (30) which are disposed between the light source holding parts (22) and adjust the distance between the light source holding parts (22).

Inventors:
OKITSU MOTOAKI
Application Number:
PCT/JP2007/067940
Publication Date:
July 24, 2008
Filing Date:
September 14, 2007
Export Citation:
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Assignee:
SHARP KK (JP)
OKITSU MOTOAKI
International Classes:
F21S2/00; F21V19/00; G02F1/13357; F21Y103/00
Foreign References:
JP2004363116A2004-12-24
JP2005158585A2005-06-16
JP2005203154A2005-07-28
JP2005129454A2005-05-19
JP2005347062A2005-12-15
JP3020271U1996-01-23
JP2004247277A2004-09-02
Attorney, Agent or Firm:
GORO, Kazuo et al. (Nittochi Bldg. 5th Floor1-1, Sakae 2-chome, Naka-k, Nagoya-shi Aichi 08, JP)
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Claims:
 複数の線状光源と、
 前記線状光源を保持する光源保持部材と、を備え、
 前記光源保持部材は、前記線状光源を直接保持する複数の光源保持部と、前記各光源保持部間に配設され、当該光源保持部間の距離を調節するための保持部間距離調節部とを備えることを特徴とする表示装置用照明装置。
 前記保持部間距離調節部は、前記各光源保持部間に配設された弾性部材からなることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材として樹脂材料からなる板バネを具備してなることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の表示装置用照明装置。
 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材として樹脂材料からなるS字状の板バネを具備してなることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の表示装置用照明装置。
 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材として樹脂材料からなるV字状の板バネを具備してなることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の表示装置用照明装置。
 前記保持部間距離調節部は、前記各光源保持部間に配設されたスライド機構からなり、前記スライド機構は、第1光源保持部に設けられた第1凹凸部と、第2光源保持部に設けられた第2凹凸部とを備え、これら第1凹凸部と第2凹凸部とが互いの嵌合位置を変化することで、前記第1光源保持部と前記第2光源保持部との間の距離が段階式に変化することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記複数の線状光源を収容するシャーシを備え、
 前記光源保持部材は、前記シャーシの内面に宛がわれる複数の取付板と、前記各取付板から前記シャーシ側へ突出し、前記シャーシに設けられた取付孔内に挿入された状態で係止可能な係止部と、前記取付板から前記係止部とは反対側へ突出してなる前記光源保持部と、を備えることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記保持部間距離調節部は、前記取付板の各々の間に配設されていることを特徴とする請求の範囲第7項に記載の表示装置用照明装置。
 前記係止部は、前記光源保持部材を前記シャーシに取り付ける際、縮み側、伸び側の両方に対応可能で第1次的に係止を行うためのT字状係止部と、第2次的に係止を行うためのものであって、前記シャーシの取付孔内に挿入され、当該取付孔の周縁に引っ掛けて係止させる凸状係止部と、を備えることを特徴とする請求の範囲第7項又は第8項に記載の表示装置用照明装置。
 前記係止部には、当該取付板の回転を抑止するリブが形成されてなり、当該リブが前記シャーシに係合した状態で、前記光源保持部材が前記シャーシに取り付けられていることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の表示装置用照明装置。
 前記複数の線状光源は並列配置されてなり、その配列間隔が相対的に狭い狭間隔部分と、相対的に広い広間隔部分とを有して配列されていることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置。
 前記狭間隔部分が当該線状光源の配列中央部側に形成され、前記広間隔部分が当該線状光源の配列端部側に形成されていることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の表示装置用照明装置。
 請求の範囲第1項ないし第12項のいずれか1項に記載の表示装置用照明装置と、
 前記表示装置用照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルと、を備えることを特徴とする表示装置。
 前記表示パネルが液晶を用いた液晶パネルであることを特徴とする請求の範囲第13項に記載の表示装置。
 線状光源を保持するための光源保持部材であって、
 前記線状光源を直接保持する複数の光源保持部と、前記各光源保持部間に配設され、当該光源保持部間の距離を調節するための保持部間距離調節部とを備えることを特徴とする光源保持部材。
 前記保持部間距離調節部は、前記各光源保持部間に配設された弾性部材からなることを特徴とする請求の範囲第15項に記載の光源保持部材。
 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材として樹脂材料からなる板バネを具備してなることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の光源保持部材。
 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材として樹脂材料からなるS字状の板バネを具備してなることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の光源保持部材。
 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材として樹脂材料からなるV字状の板バネを具備してなることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の光源保持部材。
 前記保持部間距離調節部は、前記各光源保持部間に配設されたスライド機構からなり、前記スライド機構は、第1光源保持部に設けられた第1凹凸部と、第2光源保持部に設けられた第2凹凸部とを備え、これら第1凹凸部と第2凹凸部とが互いの嵌合位置を変化することで、前記第1光源保持部と前記第2光源保持部との間の距離が段階式に変化することを特徴とする請求の範囲第15項に記載の光源保持部材。
 当該光源保持部材は基材に対して取り付けられるものとされ、
 前記基材の内面に宛がわれる複数の取付板と、前記各取付板から前記基材側へ突出し、前記基材に設けられた取付孔内に挿入された状態で係止可能な係止部と、前記取付板から前記係止部とは反対側へ突出してなる前記光源保持部と、を備え、
 前記係止部は、当該光源保持部材を前記基材に取り付ける際、縮み側、伸び側の両方に対応可能で第1次的に係止を行うためのT字状係止部と、第2次的に係止を行うためのものであって、前記基材の取付孔内に挿入され、当該取付孔の周縁に引っ掛けて係止させる凸状係止部と、を備えることを特徴とする請求の範囲第15項ないし第20項のいずれか1項に記載の光源保持部材。
Description:
表示装置用照明装置、表示装置 光源保持部材

 本発明は、表示装置用照明装置、表示装 、光源保持部材に関する。

 液晶テレビなどの液晶表示装置に用いる液 パネルは、自発光しないため、別途に外部 ンプとしてバックライト装置を必要として る。このバックライト装置は、液晶パネル 裏側に設置されるようになっており、金属 や樹脂製で液晶パネル側の面が開口したシ ーシと、ランプとしてシャーシ内に収容さ る多数本の冷陰極管と、シャーシの開口部 に配されて冷陰極管が発する光を効率的に 晶パネル側へ放出させるための多数枚の光 部材類(拡散シートなど)とを備えるととも 、細長い管状をなす冷陰極管をシャーシに して保持するためのランプホルダを備える このようなランプホルダの一例が、例えば 許文献1に開示されている。

特開2001-210126公報

(発明が解決しようとする課題)
 上記特許文献1に開示されたランプホルダは 、合成樹脂製とされ、シャーシの内面に宛わ れる取付板と、その取付板からシャーシ側へ 突出し、シャーシの取付孔内に挿入されてそ の周縁に係止可能な係止部と、取付板から係 止部とは反対側へ突出して冷陰極管の周面を 取り囲むようにして保持可能なランプ保持部 とを備えている。そして、特に組立作業効率 の向上を目的として、特許文献1にあるよう 一つのランプホルダに対して複数のランプ 持部を設け、複数の冷陰極管を一つのラン ホルダで保持する構成が一般的となってい 。

 ところで、このようなランプホルダはシ ーシに取り付けられた状態で、冷陰極管の 列パターンを決める機能も備えているが、 ンプホルダ上においてランプ保持部は定ま た位置に配設されているため、一つのラン ホルダに対しては一通りの冷陰極管の配列 ターンが定まる構成となっている。したが て、例えば異なる配列パターンの冷陰極管 対して、各々同一のランプホルダを用いる とはできないものとされている。

 その結果、冷陰極管の配列パターン毎に ンプホルダを別々に設計・製造する必要が り、例えば液晶テレビのサイズが異なる場 等のように冷陰極管の配列パターンが異な 場合には、それぞれのサイズに対応して別 のランプホルダを製造する必要があった。 論、液晶テレビのサイズが同じものであっ も、コストや性能等を考慮して、冷陰極管 本数が異なったり、冷陰極管の配列パター が異なったりする場合があり、その場合は 記と同様な問題が生じ、非常に非効率でコ トアップに繋がる場合がある。

 さらに、例えば一つのバックライト装置 において冷陰極管の配列間隔が不揃いな場 、つまり例えば冷陰極管の配列間隔が、バ クライト装置の中心位置で蜜になるように 且つバックライト装置の両端位置で疎とな ように構成されたもの(ランプ不等ピッチ) おいては、一つのバックライト装置内で異 るランプホルダを用いる必要があり、コス アップに繋がるものとなる。また、この場 には、組立作業時にランプホルダの種別を れぞれ分別する必要があり、当該分別作業 も手間が掛かることとなる。

 本発明は、このような事情に基づいてな れたもので、冷陰極管等の光源の配列が異 る場合にも、各配列の光源に対して同一の 源保持部材を使い回すことが可能で、コス 削減に寄与することが可能な構成を備えた 示装置用照明装置を提供することを目的と ている。

 また、本発明は、そのような表示装置用 明装置を用いた安価な表示装置を提供する とを目的としている。

 さらに、本発明は、冷陰極管等の光源の 列が異なる場合にも、各配列の光源に対し 使い回すことが可能で、コスト削減に寄与 ることが可能な構成を備えた光源保持部材 提供することを目的としている。

(課題を解決するための手段)
 上記課題を解決するために本発明の表示装 用照明装置は、複数の線状光源と、前記線 光源を保持する光源保持部材と、を備え、 記光源保持部材は、前記線状光源を直接保 する複数の光源保持部と、前記各光源保持 間に配設され、当該光源保持部間の距離を 節するための保持部間距離調節部とを備え ことを特徴とする。

 このような表示装置用照明装置によると 保持部間距離調節部によって光源保持部間 距離を調節可能となるため、一つの光源保 部材に対して光源保持部の間隔を幾通りも 定することが可能となる。その結果、一つ 光源保持部材によって保持する各線状光源 の距離を幾通りも設計可能となり、例えば 隔が異なって配置される各線状光源に対し 、各々同一の光源保持部材を適用すること 可能となる。

 つまり、間隔の異なる各線状光源をそれ れ保持する場合に、異なる間隔毎に光源保 部を別々に設計・製造する必要がなく、例 ば表示装置のサイズが異なる場合等のよう 線状光源の配列パターン(配列間隔)が異な 場合にも、それぞれのサイズに対して同一 光源保持部材を用い、保持部間距離調節部 よって光源保持部の間隔を適宜調節するこ で、各サイズに対応することが可能となる である。また、表示装置のサイズが同じも であっても、コストや性能等を考慮して、 状光源の本数が異なったり、線状光源の配 パターン(配列間隔)が異なったりする場合に も、光源保持部の間隔を適宜調節すれば、そ のような間隔相違に対応可能となる。このよ うに本発明によれば、種々の表示装置に対し て光源保持部材を使い回すことが可能なため 、当該表示装置用照明装置を種々の表示装置 に適用可能となり、ひいては表示装置のコス ト削減に寄与することが可能となる。

 さらに、例えば表示装置用照明装置内に いて各線状光源の間隔が不揃いな場合、つ り例えば線状光源の間隔が表示装置用照明 置の中心位置で蜜になるように、且つ表示 置用照明装置の両端位置で疎となるように 成されたもの(ランプ不等ピッチ)において 、同一の光源保持部材を用いることができ 線状光源の異なる間隔毎に光源保持部間の 離を適宜調節すれば良いものとなる。これ より、線状光源の異なる間隔毎に異なる光 保持部材を用いる場合に比してコスト削減 実現でき、また組立作業時に光源保持部材 種別をそれぞれ分別する必要がないため、 該分別作業に係る手間を省くことが可能と る。

 なお、上記光源保持部材は、複数の光源 持部を備え、当該光源保持部は、それぞれ なる線状光源を保持する構成とされている のとすることができる。つまり、光源保持 は一つの線状光源の長手方向に複数具備さ るものでなく、並列した線状光源を各々保 すべく当該並列方向に沿って複数具備され ものとすることができる。

 本発明の表示装置用照明装置において、前 保持部間距離調節部は、前記各光源保持部 に配設された弾性部材からなるものとする とができる。
 このように各光源保持部間に弾性部材を配 することで、当該部材の弾性変形に伴って 源保持部間の距離が好適に変化することと なる。

 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材 して樹脂材料からなる板バネを具備してな ものとすることができる。
 このように樹脂材料からなる板バネを弾性 材として用いると、好適に弾性を付与する とが可能となる。また、樹脂材料は成形性 優れ安価に提供可能であるとともに、例え 光反射性の材料を用いることで、当該光源 持部の影が視認される不具合を解消するこ が可能となる。

 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材 して樹脂材料からなるS字状の板バネを具備 してなるものとすることができる。
 このようにS字状の板バネを弾性部材として 用いると、好適に弾性を付与することが可能 となるとともに、板バネ自身が曲線状に構成 されることから、弾性破壊が生じ難いものと なり、信頼性が高いものとなり得る。

 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材 して樹脂材料からなるV字状の板バネを具備 してなるものとすることができる。
 このようにV字状の板バネを弾性部材として 用いると、好適に弾性を付与することが可能 となるとともに、当該板バネの成形性が非常 に良いため、コスト削減に寄与することが可 能となる。つまり、V字状の板バネは、V字に 出してなる凸状金型と、V字に凹んでなる凹 状金型とにより簡便に成形することが可能な ため、製造効率が高いものとなるのである。

 前記保持部間距離調節部は、前記各光源保 部間に配設されたスライド機構からなり、 記スライド機構は、第1光源保持部に設けら れた第1凹凸部と、第2光源保持部に設けられ 第2凹凸部とを備え、これら第1凹凸部と第2 凸部とが互いの嵌合位置を変化することで 前記第1光源保持部と前記第2光源保持部と 間の距離が段階式に変化するものとするこ ができる。
 このように互いの凹凸部の嵌合位置を変化 せることで、第1光源保持部と第2光源保持 との相対位置を変化させるスライド機構に り、光源保持部間を好適に調節することが 能となる。この場合、特に段階式に調節で 、また嵌合の強さ次第で一度調節した距離 変化し難いものとなるため、線状光源に負 を与えることなく当該線状光源を確実に位 決めでき、当該保持部間距離調節部として 適なものとなる。

 前記複数の線状光源を収容するシャーシを え、前記光源保持部材は、前記シャーシの 面に宛がわれる複数の取付板と、前記各取 板から前記シャーシ側へ突出し、前記シャ シに設けられた取付孔内に挿入された状態 係止可能な係止部と、前記取付板から前記 止部とは反対側へ突出してなる前記光源保 部と、を備えるものとすることができる。
 このような構成によると、シャーシにより 状光源を外部から保護することが可能とな とともに、取付板から突出する係止部がシ ーシに係止されることで、当該光源保持部 を好適にシャーシに取り付けることが可能 なる。

 また、前記保持部間距離調節部は、前記取 板の各々の間に配設されているものとする とができる。
 上記のようにシャーシに係止部を係止する とで、当該シャーシに光源保持部材が取り けられる構成にあっては、シャーシの取付 と係止部の位置は一対一の関係になるが、 発明によれば取付板の各々の間に保持部間 離調節部を配設しているため、取付板の間 を調節することが可能となり、ひいては係 部の位置を適宜調節できるようになる。し がって、シャーシの所定位置に設けられる 付孔に対しても、係止部の位置を適宜調節 ることにより、光源保持部材の種類に関係 くシャーシに取り付けを行うことが可能と る。

 前記係止部は、前記光源保持部材を前記シ ーシに取り付ける際、第1次的に係止を行う ためのT字状係止部と、第2次的に係止を行う めのものであって、前記シャーシの取付孔 に挿入され、当該取付孔の周縁に引っ掛け 係止させる凸状係止部と、を備えるものと ることができる。
 このようにT字状係止部により第1次的に係 し、凸状係止部により第2次的に係止するこ で、当該光源保持部材のシャーシへの取り けを簡便に行うことができるようになる。T 字状係止部による係止では、係止後であって も当該光源保持部材を自由に移動させること ができ、また取り外しも自由に行うことがで きる。一方、凸状係止部による係止では、取 付孔の周縁に引っ掛けて係止させる構成であ るため、当該シャーシの取付孔に強固に係止 可能となり、ひいては光源保持部材のシャー シへの取り付けを確実に行うことが可能とな る。

 前記係止部には、当該取付板の回転を抑止 るリブが形成されてなり、当該リブが前記 ャーシに係合した状態で、前記光源保持部 が前記シャーシに取り付けられているもの することができる。
 このようなリブをシャーシに係止させるこ で、取付板が回転してしまう不具合発生を 適に解消することが可能となる。特に、本 明では保持部間距離調節部が具備されてい ため、取付板が回転し易い構成となってお 、以上のようなリブによって回転を防止す ことが好ましいものとなっている。

 前記複数の線状光源は並列配置されてなり その配列間隔が相対的に狭い狭間隔部分と 相対的に広い広間隔部分とを有して配列さ ているものとすることができる。
 このように線状光源の配列間隔に広狭があ 場合には、本発明に係るような光源保持部 を用いて光源保持部の間隔を調節すること 、1種の光源保持部材にて各配列間隔の線状 光源を各々保持することが可能となる。した がって、当該光源保持部材に係るコストを削 減することが可能となるとともに、光源保持 部材の分別作業が必要なくなり、作業に掛か る手間を省略することが可能となる。

 なお、前記狭間隔部分が当該線状光源の配 中央部側に形成され、前記広間隔部分が当 線状光源の配列端部側に形成されているも とすることができる。
 このように配列中央部側において狭間隔部 が形成されるように線状光源を配置するこ で、当該表示装置用照明装置の照明輝度を 列中央部側において高めることが可能とな 。

 次に、上記課題を解決するために、本発明 表示装置は、上述した表示装置用照明装置 、前記表示装置用照明装置からの光を利用 て表示を行う表示パネルと、を備えること 特徴とする。
 このような表示装置によると、表示装置用 明装置においてコスト削減が可能となるた 、当該表示装置においてもコスト削減が可 となる。

 前記表示パネルとしては液晶パネルを例 することができる。このような表示装置は 晶表示装置として、種々の用途、例えばテ ビやパソコンのデスクトップ画面等に適用 き、特に大型画面用として好適である。

 次に、上記課題を解決するために、本発 の光源保持部材は、線状光源を保持するた の光源保持部材であって、前記線状光源を 接保持する複数の光源保持部と、前記各光 保持部間に配設され、当該光源保持部間の 離を調節するための保持部間距離調節部と 備えることを特徴とする。

 このような光源保持部材によると、保持 間距離調節部によって光源保持部間の距離 調節可能となるため、一つの光源保持部材 対して光源保持部の間隔を幾通りも設定す ことが可能となる。その結果、一つの光源 持部材によって保持する各線状光源間の距 を幾通りも設計可能となり、例えば間隔が なって配置される各線状光源に対して、各 同一の光源保持部材を適用することが可能 なる。つまり、間隔の異なる各線状光源を れぞれ保持する場合に、異なる間隔毎に光 保持部を別々に設計・製造する必要がなく それぞれ間隔の異なる各線状光源に対して 一の光源保持部材を用い、保持部間距離調 部によって光源保持部の間隔を適宜調節す ことで、当該各線状光源を好適に保持する とが可能となるのである。

 本発明の光源保持部材において、前記保持 間距離調節部は、前記各光源保持部間に配 された弾性部材からなるものとすることが きる。
 このように各光源保持部間に弾性部材を配 することで、当該部材の弾性変形に伴って 源保持部間の距離が好適に変化することと なる。

 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材 して樹脂材料からなる板バネを具備してな ものとすることができる。
 このように樹脂材料からなる板バネを弾性 材として用いると、好適に弾性を付与する とが可能となる。

 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材 して樹脂材料からなるS字状の板バネを具備 してなるものとすることができる。
 このようにS字状の板バネを弾性部材として 用いると、好適に弾性を付与することが可能 となるとともに、板バネ自身が曲線状に構成 されることから、弾性破壊が生じ難いものと なり、信頼性が高いものとなり得る。

 前記保持部間距離調節部は、前記弾性部材 して樹脂材料からなるV字状の板バネを具備 してなるものとすることができる。
 このようにV字状の板バネを弾性部材として 用いると、好適に弾性を付与することが可能 となるとともに、当該板バネの成形性が非常 に良いため、コスト削減に寄与することが可 能となる。つまり、V字状の板バネは、V字に 出してなる凸状金型と、V字に凹んでなる凹 状金型とにより簡便に成形することが可能な ため、製造効率が高いものとなるのである。

 前記保持部間距離調節部は、前記各光源保 部間に配設されたスライド機構からなり、 記スライド機構は、第1光源保持部に設けら れた第1凹凸部と、第2光源保持部に設けられ 第2凹凸部とを備え、これら第1凹凸部と第2 凸部とが互いの嵌合位置を変化することで 前記第1光源保持部と前記第2光源保持部と 間の距離が段階式に変化するものとするこ ができる。
 このように互いの凹凸部の嵌合位置を変化 せることで、第1光源保持部と第2光源保持 との相対位置を変化させるスライド機構に り、光源保持部間を好適に調節することが 能となる。この場合、特に段階式に調節で 、また嵌合の強さ次第で一度調節した距離 変化し難いものとなるため、線状光源に負 を与えることなく当該線状光源を確実に位 決めでき、当該保持部間距離調節部として 適なものとなる。

(発明の効果)
 本発明の表示装置用照明装置によると、冷 極管等の線状光源の配列が異なる場合にも 各配列の線状光源に対して同一の光源保持 材を使い回すことが可能で、コスト削減に 与することが可能となる。また、本発明の 示装置によると、そのような表示装置用照 装置を用いてなるため、コスト削減を実現 き、安価な表示装置を提供可能となる。ま 、本発明の光源保持部材によると、冷陰極 等の線状光源の配列が異なる場合にも、各 列の線状光源に対して同一の光源保持部材 使い回すことが可能で、コスト削減に寄与 ることが可能となる。

本実施形態の液晶表示装置の全体構成 示す分解斜視図。 本実施形態の液晶表示装置の全体構成 示す断面図。 液晶表示装置のバックライト装置に具 されたランプクリップの構成を示す平面図 同ランプクリップの構成を示す側面図 同ランプクリップの構成を示す底面図 同ランプクリップの要部の構成を示す 明図。 ランプホルダの一変形例について示す 面図。 ランプホルダの一変形例について示す 面図。 液晶表示装置の一変形例について示す 面図。 ランプ保持部を2つ備えたランプクリ プを用いた場合の液晶表示装置の断面図。 図10の液晶表示装置に用いたランプク ップの構成を示す平面図。 図10の液晶表示装置に用いたランプク ップの構成を示す側面図。 異なる構成の保持部間距離調節部を備 えたランプクリップの構成を示す平面図。 図13の保持部間距離調節部の作用を示 説明図。 板バネを弾性変形により相対的に伸張 させたランプクリップの構成を示す平面図。

符号の説明

 10...液晶表示装置(表示装置)、12...バック イト装置(表示装置用照明装置)、17...冷陰極 管(ランプ,線状光源)、20...ランプクリップ(光 源保持部材)、21...取付板(取付部)、22...ラン 保持部(光源保持部)、30...板バネ(保持部間距 離調節部)

 本発明の実施形態について図面を参照しつ 説明する。
 図1は本実施形態の液晶表示装置(表示装置)1 0の全体構成を示す分解斜視図であり、図2は 実施形態の液晶表示装置(表示装置)10の全体 構成を示す断面図、図3は液晶表示装置10のバ ックライト装置(表示装置用照明装置)12に具 されたランプクリップ(光源保持部材)20の構 を示す平面図、図4は同ランプクリップ(光 保持部材)20の構成を示す側面図、図5は同ラ プクリップ(光源保持部材)20の構成を示す底 面図、図6は同ランプクリップ(光源保持部材) 20の要部の構成を示す説明図である。

 まず液晶表示装置10の全体の概要を説明す 。
 液晶表示装置10は、図1及び図2に示すように 、矩形をなす液晶パネル11と、外部光源であ バックライト装置12とを備え、これらがベ ル13などにより一体的に保持されるようにな っている。このうち、液晶パネル11は、一対 ガラス基板が所定のギャップを空けた状態 貼り合わせられるとともに、両ガラス基板 に液晶が封入された構成とされている。一 のガラス基板には、互いに直交するソース 線とゲート配線とに接続されたスイッチン 素子(例えばTFT)と、そのスイッチング素子 接続された画素電極等が設けられ、他方の ラス基板には、対向電極と、R,G,B等の各色か らなるカラーフィルタ等が設けられている。

 次に、バックライト装置12について説明す 。
 なお、バックライト装置12は、所謂直下型 バックライト装置であって、液晶パネル11の パネル面(表示面)の背面直下に、当該パネル に沿って光源(ここでは冷陰極管17)が並列配 置された構成を具備している。

 液晶表示装置10に具備されたバックライ 装置12は、上面側が開口した矩形の略箱型を なす金属製や樹脂製のシャーシ14と、シャー 14の開口部を覆うようにして取り付けられ 複数の光学部材15(図示下側から順に拡散板 拡散シート、レンズシート、光学シート)と これら光学部材15をシャーシ14に保持するた めのフレーム16と、シャーシ14内に収容され 冷陰極管(ランプ)17と、各冷陰極管17を一括 て覆うランプホルダ19と、冷陰極管17におけ 両端部を除いた途中の部分を保持するため ランプクリップ(光源保持部材)20とを備える 。なお、シャーシ14の内面側(光源が配置され た面側)には光反射シートにより反射面14aが 成されている。このような反射面14aを含む ャーシ14により、冷陰極管17から出射された を拡散板等の光学部材15側に反射させるこ が可能となっている。

 冷陰極管17は、一方向に延びる線状光源 あって、細長い管状をなしており、その長 方向(軸線方向)をシャーシ14の長辺方向に一 させた状態で、且つ多数本(図1では18本)互 に平行に並んだ状態でシャーシ14内に収容さ れるようになっている。また、各冷陰極管17 、図2に示すように複数の冷陰極管17の配列 隔が相対的に狭い狭間隔部分17aと、相対的 広い広間隔部分17bとを有して配列されてお 、特に、狭間隔部分17aが冷陰極管17の配列 央部側、つまりバックライト装置12(液晶表 装置10)の中央側に形成され、広間隔部分17b 冷陰極管17の配列端部側、つまりバックライ ト装置12(液晶表示装置10)の端部側に形成され ている。

 冷陰極管17を保持するランプクリップ20は 、合成樹脂製(例えばポリカーボネート製)と れており、図3ないし図5に示すように、シ ーシ14の底部の壁面に宛われる取付板21を複 備え、各取付板21にそれぞれ係止部40、係止 部50、及びランプ保持部(光源保持部)22を設け た構成とされている。また、各取付板21(各ラ ンプ保持部22)の間には、各ランプ保持部22間 距離を調節するための保持部間距離調節部 して樹脂製の板バネ(弾性部材)30が形成され ている。なお、ランプクリップ20全体は、冷 極管17から発せられる光を遮ったり反射し りする事態が生じ難くなるよう、例えば白 に着色されている。

 このランプクリップ20は、各冷陰極管17を 長さ方向に異なる2箇所または3箇所で保持で るよう、シャーシ14に対して複数取り付け れるようになっている。また、ランプクリ プ20に具備された複数のランプ保持部22は、 れぞれ異なる冷陰極管17を保持する構成と れている。つまり、ランプ保持部22は一つの 冷陰極管17の長手方向に複数具備されるもの なく、並列配置される冷陰極管17を各々保 すべく当該冷陰極管17の並列方向に沿って複 数具備されたものとされている。

 取付板21は矩形状に形成され、その下面( ャーシ14との対向面、シャーシ14に対する被 着面)には、特に図4に示すように、ランプク ップ20をシャーシ14に対して固定するための 係止部40,50が下方へ突出して設けられている 係止部40,50は、本実施形態では各取付板21に 設けられているが、例えば取付板21の一部に いてのみ(例えばランプクリップ20の両端に 置する取付板21のみ)に設けるものとしても い。

 係止部40は、各取付板21からシャーシ14側 突出し、シャーシ14に設けられた取付孔14b に挿入された状態で係止可能とされている( 状係止部)。ここでは、図4に示すように、 付板21の下面から垂設された基部42と、基部4 2の先端部から斜め上方(基部42から離間しつ 取付板21側)へ向けて延出する一対の弾性係 片41,41とから構成されている。

 両弾性係止片41,41は、基部42の先端部両側 面に連結された片持ち状に形成され、その連 結部分を支点として基部42に対して接離する 向に沿って弾性変形可能とされる。この係 部40は、シャーシ14における対応位置に貫通 して設けられた各取付孔14bに対して挿入可能 とされるとともに、弾性係止片41における先 部に形成された段部44が取付孔14bにおける 側の周縁に対して係止可能とされ、ここが ャーシ14に対する係止面となっている。

 また、係止部40には、図6に示すように取 板21の回転を抑止するリブ43が形成されてい る。このリブ43はシャーシ14の取付孔14bと係 し、ランプクリップ20の取付板21が回転する とを抑止するためのものである。

 一方、係止部50は、同じく各取付板21から シャーシ14側とL字状に突出してなり、シャー シ14に設けられた取付孔14c内に挿入された状 で係止可能とされている(L字状係止部)。こ では、図4に示すように、取付板21の下面か 垂設された基部51と、基部51の先端部から横 方向(取付板21の面内方向)へ向けて延出する 止片52とから構成されている。

 なお、ランプクリップ20をシャーシ14に取 り付ける際、係止部50は第1次的に係止を行う ための係止部として機能する一方、係止部40 第2次的に係止を行うための係止部として機 能する。つまり、係止部50を取付孔14cに挿入 た後、ランプクリップ20に回転等の自由度 与えた状態で、係止部40を取付孔14bに挿入す ることで、簡便且つ確実にランプクリップ20 シャーシ14に取り付けることが可能とされ いる。

 取付板21の上面(冷陰極管17との対向面、 ャーシ14の開口部側の面)には、冷陰極管17の うち長さ方向両端部を除いた途中部分を保持 するためのランプ保持部22が上方へ突出して けられている。ランプ保持部22は、各取付 21に一対一で設けられ、ここでは4つの取付 21にそれぞれ1つずつ、計4つが設けられてい 。ランプ保持部22は、全体として冷陰極管17 の周面を取り囲むことが可能で、且つ冷陰極 管17の着脱を許容すべく上方へ開口した有端 状に形成されている。

 さらに、ランプクリップ20において、各 ンプ保持部22の間に配設された光源間距離調 節部としての板バネ30は、S字状の板バネ部材 であって、当該板バネ30を挟む各ランプ保持 22の距離を自身の弾性変形に伴って調節す 機能を有している。つまり、板バネ30を弾性 変形により収縮させることで、各ランプ保持 部22間の距離を小さくすることができ(図3の 態では相対的に収縮されている)、逆に図15 示すように板バネ30を弾性変形により相対的 に伸張させることで、各ランプ保持部22間の 離を大きくすることができるのである。こ により、冷陰極管17の配列間隔に広狭が付 されている本実施形態の構成においても、 該弾性変形によって、ランプ保持部22の間隔 を適宜設計できるため、一種のランプクリッ プ20によって各冷陰極管17を保持することが きるものとされている。具体的には、図2に した4本のランプクリップ20は、それぞれラ プ保持部22の間隔が異なって構成されてい ものの、元々は同一構成(ランプ保持部22の 隔が同一)のランプクリップ20からなるもの されている。

 このように、本実施形態の液晶表示装置10 よると、板バネ30によって各ランプ保持部22 距離を調節可能となるため、一つのランプ リップ20においてランプ保持部22の間隔を幾 通りも設定することが可能となる。
 その結果、一つのランプクリップ20によっ 保持する各冷陰極管17間の距離を幾通りも設 計可能となり、例えば間隔が異なって配置さ れるような本実施形態においても、各冷陰極 管17に対して各々同一のランプクリップ20を 用することが可能となる。つまり、間隔の なる各冷陰極管17をそれぞれ保持する場合に 、異なる間隔毎にランプクリップ20を別々に 計・製造する必要がなく、バックライト装 12に係るコストを低減することが可能とな のである。

 また、本実施形態のような構成以外にも 例えば液晶パネル11のサイズが異なる種々 大きさの液晶表示装置10について、それぞれ のサイズにおいて冷陰極管17の配列パターン( 配列間隔)が異なる場合に、各サイズに対し 同一のランプ保持部22を用いることができる ようになる。さらに、液晶パネル11のサイズ 同じものであっても、コストや性能等を考 して、冷陰極管17の本数が異なったり、冷 極管17の配列パターン(配列間隔)が異なった する場合にも、ランプ保持部22の間隔を適 調節すれば、そのような間隔相違にも対応 能となる。このように本実施形態に係るラ プクリップ20を備えたバックライト装置12に れば、種々の液晶表示装置に対してランプ 持部22を使い回すことが可能なため、当該 ックライト装置12を種類の異なる液晶表示装 置に適用可能となり、ひいては液晶表示装置 のコスト削減に寄与することが可能となる。

 続いて、本実施形態の液晶表示装置10の各 変形例について説明する。
 図7はランプホルダの一変形例について示す 平面図である。図7に示したランプクリップ20 aは、ランプクリップ20と異なり、保持部間距 離調節部としてV字状の板バネ31を備えている 。

 このようにV字状の板バネ31を保持部間距離 節部として用いると、ランプ保持部22間の 離を好適に調節することが可能となるとと に、当該板バネ31の成形性が非常に良いため 、コスト削減に寄与することが可能となる。
 つまり、V字状の板バネ31は、V字に突出して なる凸状金型と、V字に凹んでなる凹状金型 により簡便に成形することが可能なため、 造効率が高いものとなるのである。

 図8はランプホルダの一変形例について示 す側面図である。図8に示したランプクリッ 20bは、ランプクリップ20のL字状係合部50(図4 照)に変えて、T字状係合部55を取付板21の下 側に配設している。このようなT字状係合部 55により、板バネ部30が伸び側、縮み側のど らに作用しても、ランプクリップ20bのシャ シ14へ確実にフックされ、当該ランプクリッ プ20の取付孔14b(図4参照)からの抜けが抑制さ ることとなる。つまり、T字状の係合部55に り引っ掛け方向が180°異なる前後(左右)のい ずれにも設定可能で、当該180°異なる引っ掛 方向により、板バネの伸び或いは縮みのい れの作用(当該作用は180°異なる方向に作用 る)に対しても、シャーシ14に対して確実に ックすることができるようになるのである

 図9は液晶表示装置の一変形例について示す 断面図である。図9に示した液晶表示装置100 、各ランプ保持部22の配列間隔が均一とされ 、つまり冷陰極管17の配列間隔が均一なもの して構成されている。
 このような構成の場合においても、本実施 態のランプクリップ20によれば、保持部間 離調節部としての板バネ30が伸縮の変形をし ない又は、適宜変形して所定の距離を保つこ とで、当該ランプ保持部22の配列間隔を均一 保った状態で、冷陰極管17を保持すること 可能とされる。

 図10はランプ保持部を2つ備えたランプクリ プ20dを用いた場合の液晶表示装置の断面図 図11は当該ランプクリップ20dの平面図、図12 は当該ランプクリップ20dの側面図である。
 このようにランプ保持部22を2つ備えるラン クリップ20dにおいても、保持部間距離調節 としての板バネ30が各ランプ保持部22間に介 在することで、種々の配列間隔で配置された 冷陰極管17を保持することが可能となる。例 ば、図10に示したように配列間隔が配列位 毎に異なる場合にも、或いは図9に示したよ に配列間隔が均一な場合にも、同一のラン クリップ20dを用いることが可能となる。ま 、特にこのようなランプクリップ20dにおい も、凸状の係止部40と、L字状の係止部50と それぞれ取付板21に配設することができる。

 図13は異なる構成の保持部間距離調節部30e 備えたランプクリップ20eの平面図であり、 14はその保持部間距離調節部30eの作用を示す 説明図である。
 この光源間距離調節部30eは、ランプ保持部2 2a,22b間に配設されたスライド機構からなる。 図13に示すように一方のランプ保持部22bから 対の突起片32,32がハサミ状に突出してなり 当該突起片32,32が、他方のランプ保持部22aか ら突出する一本の突起片34を挟持することに り、両ランプ保持部22a,22bが一体化されてラ ンプクリップ20eを構成している。

 そして、突起片32,32と突起片34とが、互い に有する凹凸部32a,34aの嵌合位置を変化する とにより、上記スライド機構が実現される のとなっている。つまり、凹凸部32a,34aの嵌 位置の変化に基づいて、ランプ保持部22a,22b 間の距離が調節されるものとされているので ある。

 具体的には、第1ランプ保持部22aの突起片 34に設けられた凸部34aと、第2ランプ保持部22b の突起片32,32に設けられた凹部32a,32aとの嵌合 状態によりスライド機構が実現されている。 つまり、凸部34aと凹部32aとが互いの嵌合位置 を変化することで、第1ランプ保持部22aと第2 ンプ保持部22bとの間の距離が段階式に変化 るものとされている。

 このような嵌合位置の変化は、例えば図1 4に示すように突起片32,32が弾性変形すること で実現されている。具体的には、突起片32,32 基部に設けられた凹部33,33により、当該突 片32,32の基部は薄肉状に構成され、樹脂材料 からなる突起片32,32は、当該薄肉状の基部に いて弾性変形可能に構成されている。そし 、突起片32,32の凹部32a,32aが、突起片34の凸 34aとの嵌合位置を変化する場合、両突起片32 ,32は基部において弾性変形することで、互い に離間する方向に開放し、嵌合していた凸部 34aから開放されることで、隣接する凸部34aと 嵌合可能となり、当該嵌合位置が変化するこ ととなる。つまり、このような嵌合位置の変 化によりスライド機構が実現され、両ランプ 保持部22a,22b間の距離が調節されることとな のである。又、凸部34aは両側各1箇所又は片 1箇所でも機能し、凹部32aのピッチにより、 定量的な伸縮の調整が可能となる。

 なお、図13及び図14では、単体の突起片34 凸部34aを設け、一対の突起片32,32に凹部32a,3 2aを設ける構成としたが、単体の突起片34に 部を設け、一対の突起片32,32に凸部を設ける 構成であっても良い。つまり、第1ランプ保 部22aの突起片34に設けられた凹凸部と、第2 ンプ保持部22bの突起片32,32に設けられた凹凸 部との間でスライド機構を実現することがで きるのである。

 以上、本発明に係る実施の形態及びその 形例を図示しつつ説明したが、本発明は上 記述及び図面によって説明した実施の形態 びその変形例に限定されるものではなく、 えば次のような実施形態も本発明の技術的 囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を 脱しない範囲内で種々変更して実施するこ ができる。

 上記した実施形態では、ランプとして冷 極管17を使用した場合を示したが、例えば 陰極管など他の種類のランプを用いたもの 本発明に含まれる。

 上記した実施形態では、略箱型のシャー 14にランプクリップ20を取り付けたバックラ イト装置12を示したが、例えば周壁を除去し 板状のシャーシに対してランプクリップ20 取り付けるものも本発明に含まれる。

 上記した実施形態では、ランプクリップ20 合成樹脂材料としてポリカーボネートを用 た場合を示したが、それ以外の合成樹脂材 を用いてもよい。
 またランプクリップ20の素材は、合成樹脂 料に限らずその他の種類の材料、例えば金 材料を用いることも可能である。特に保持 間距離調節部を金属材料の板バネにより構 することもでき、或いはコイルバネにより 成することもできる。

 上記した実施形態では、ランプクリップ2 0にランプ保持部22が4つ若しくは2つ設けられ 構成を示したが、本発明は複数のランプ保 部が設けられたランプクリップであれば、 該ランプ保持部の本数には限定はない。

 上記した実施形態では、スイッチング素 としてTFTを用いたが、例えばTFD(薄膜ダイオ ード)を用いた液晶表示装置にも本発明は適 可能である。また、カラー表示する液晶表 装置以外にも、白黒表示する液晶表示装置 も本発明は適用可能である。

 上記した実施形態では、液晶表示装置を示 たが、液晶以外でバックライト装置を用い 他の表示装置にも本発明は適用可能である
 また、特にランプ保持部間に板バネ等の保 部間距離調節部を備えるランプクリップ(光 源保持部材)は、液晶表示装置のバックライ 装置に限らず、室内照明器具等のように複 の冷陰極管(線状光源)を保持する場合に適用 可能である。

 上記した実施形態では、冷陰極管17は、 の長さ方向(軸線方向)をシャーシ14の長辺方 に一致させた状態で配置させたが、例えば インチ(長尺のガラス管が作成し難い、強度 的に不安)や縦向き仕様(インフォメーション ディスプレイのように、長辺を縦に設置の 合、冷陰極管の水銀片寄り防止の観点から) の場合、短辺方向に一致するものとしても良 い。