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Patent Searching and Data


Title:
IMAGING DEVICE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/051103
Kind Code:
A1
Abstract:
An intraoral sensor (1) comprises a case (4) including a first plate-shaped portion (12) and a second plate-shaped portion (16) which face each other, a light detecting element (34) housed in the case (4) such that a light incidence plane faces the first plate-shaped portion (12), a cover (6a) provided on the outer surface of the second plate-shaped portion (16) and covering an opening (16a), and fixing members (32a, 32b) provided between the second plate-shaped portion (16) and the cover (6a) for fixing a signal cable (24) extending from the inside to the outside of the case (4) through the opening (16a) and connected to the light detecting element (34)to the case (4). Thus, the strength of the connection between a case of an imaging device and a signal cable extending from the side opposite to an imaging plane is enhanced.

Inventors:
TAKAGI SHIN-ICHIRO (JP)
MIYAGUCHI KAZUHISA (JP)
Application Number:
PCT/JP2008/068574
Publication Date:
April 23, 2009
Filing Date:
October 14, 2008
Export Citation:
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Assignee:
HAMAMATSU PHOTONICS KK (JP)
TAKAGI SHIN-ICHIRO (JP)
MIYAGUCHI KAZUHISA (JP)
International Classes:
A61B6/14; A61B6/00; H01L31/02; H04N5/321
Foreign References:
US6652141B12003-11-25
US6652141B12003-11-25
US6320934B12001-11-20
US5691539A1997-11-25
Other References:
See also references of EP 2213238A4
Attorney, Agent or Firm:
HASEGAWA, Yoshiki et al. (Ginza First Bldg. 10-6Ginza 1-chome, Chuo-k, Tokyo 61, JP)
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Claims:
 第1の板状部と、この第1の板状部に対向する第2の板状部とを含むケースと、前記第2の板状部の外表面上に設けられており前記第2の板状部に設けられた開口を覆うカバーとを有するパッケージと、
 光入射面を有しており、前記光入射面が前記第1の板状部に対向するように前記ケース内に収容された光検出素子と、
 前記第2の板状部と前記カバーとの間に設けられており、前記開口を介して前記ケースの内側から外側に延びる前記光検出素子に接続された信号ケーブルを前記パッケージに固定するための固定部と
 を備える、ことを特徴とする撮像素子。
 前記ケースは、前記第1の板状部を含む第1のケース部材と、前記第2の板状部を含む第2のケース部材とを有し、
 互に接触する前記第1のケース部材の端部と前記第2のケース部材の端部とは凹凸嵌合されている、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
 前記第2の板状部の外表面に設けられた複数の突片部を更に有し、
 前記カバーは、前記突片部に対応する位置に前記突片部と同数の複数の突部を有し、
 前記複数の突部は前記複数の突片部にそれぞれ係合する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
 前記第2の板状部の外表面のうち前記カバーと接触する部分に溝が設けられており、
 前記カバーは、前記溝に嵌め込まれている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
 複数のボルトを更に有し、
 前記カバーは、前記第2の板状部の外表面に接触しており前記複数のボルトと同数の複数の袴部を有し、
 前記複数の袴部にはボルト孔がそれぞれ設けられており、
 前記第2の板状部及び前記光検出素子の回路基板には、前記袴部の前記ボルト孔に対応する位置にボルト孔がそれぞれ設けられており、
 前記袴部、前記第2の板状部及び前記回路基板のそれぞれの前記ボルト孔には前記ボルトがねじ込まれている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像素子。
 前記固定部は、前記第2の板状部の外表面において前記信号ケーブルを挟み込むように互に対向して設けられた第1及び第2の固定部材を含む、ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の撮像素子。
 前記固定部は、前記カバーの内表面に設けられており前記第1及び第2の固定部材の間に配置された第3の固定部材を更に含む、ことを特徴とする請求項6に記載の撮像素子。
 前記固定部は、前記カバーの内表面において前記信号ケーブルを挟み込むように設けられた第4及び第5の固定部材を含む、ことを特徴とする請求項1~6の何れか一項に記載の撮像素子。
 前記固定部は、前記第2の板状部の外表面に設けられており前記第1及び第2の固定部材の間に配置された第6の固定部材を更に含む、ことを特徴とする請求項7に記載の撮像素子。
 前記固定部は、前記第2の板状部の外表面に設けられた第7の固定部材と、前記第7の固定部材に重なるように前記カバーの内表面に設けられた第8の固定部材とを含む、ことを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の撮像素子。
Description:
撮像素子

 本発明は、口腔内に挿入して歯牙等を撮 する撮像素子に関する。

 特許文献1~3には、口腔内の歯牙等を撮影す 撮像素子が開示されている。特許文献1の口 腔内センサの場合、撮像面の裏側の回路基板 に信号ケーブルが接続されている。特許文献 2のX線画像センサの場合、撮像面の裏側のカ セルやボビン等を介して信号ケーブルが延 ている。特許文献3の口腔内センサの場合、 撮像面の裏側の回路基板にキャップやスリー ブ等を介して信号ケーブルが接続されている 。

米国特許第6652141号明細書

米国特許第6320934号明細書

米国特許第5691539号明細書

 上記のセンサは、何れも、撮像光を受け 撮像面の反対側から信号ケーブルが延びて る。このため、口腔内にセンサが挿入され 場合に、信号ケーブルが口腔に接触する機 は減小し、患者が口腔内の撮影時に感じる 快感が抑制される。しかし、このように信 ケーブルが撮像面の反対側から延びている ンサは、患者の不快感を低減する一方で、 号ケーブルの引っ張りや曲げに対する強度 低下している。従って、このようなセンサ は、信号ケーブルの曲げや引っ張りによっ 、信号ケーブルとセンサとの電気的な接続 不具合が生じる虞がある。

 そこで本発明の目的は、撮像素子のパッ ージと撮像面の反対側から延びる信号ケー ルとの接続強度を向上することである。

 本発明による撮像素子は、第1の板状部と 、この第1の板状部に対向する第2の板状部と 含むケースと、上記第2の板状部の外表面上 に設けられており上記第2の板状部に設けら た開口を覆うカバーとを有するパッケージ 、光入射面を有しており、上記光入射面が 記第1の板状部に対向するように上記ケース に収容された光検出素子と、上記第2の板状 部と上記カバーとの間に設けられており、上 記開口を介して上記ケースの内側から外側に 延びる上記光検出素子に接続された信号ケー ブルを上記パッケージに固定するための固定 部とを備える、ことを特徴とする。

 本発明によれば、信号ケーブルが光検出 の反対側から引き出されている場合におい 、この信号ケーブルが固定部によってパッ ージに固定される。このように、信号ケー ルが固定部によってパッケージに固定され ので、信号ケーブルに対する曲げや引っ張 があっても、信号ケーブルとの間の電気的 接続に不具合が生じる、という事態が回避 能となる。

 本発明の撮像素子によれば、撮像素子の ッケージと撮像面の反対側から延びる信号 ーブルとの接続強度が向上される。

図1は、実施形態に係る口腔内センサの 外観を示す図である。 図2は、実施形態に係る口腔内センサの 断面構造を示す図である。 図3は、実施形態に係る口腔内センサの 斜視図である。 図4は、実施形態に係る口腔内センサの 断面構造を示す図である。 図5は、実施形態に係る口腔内センサの 斜視図である。 図6は、実施形態に係る口腔内センサの 断面構造を示す図である。 図7は、実施形態に係る口腔内センサの 斜視図である。 図8は、実施形態に係る口腔内センサの 断面構造を示す図である。 図9は、実施形態に係る口腔内センサの 斜視図である。 図10は、実施形態に係る固定部の構造 示す図である。 図11は、実施形態に係る固定部の構造 示す図である。 図12は、実施形態に係る固定部の構造 示す図である。 図13は、実施形態に係る固定部の構造 示す図である。 図14は、実施形態に係る固定部の構造 示す図である。 図15は、実施形態に係る固定部の構造 示す図である。

符号の説明

 1,1a,1b,1c,1d…口腔内センサ、10…第2ケース 部材、12…第1板状部、14…第1側壁部材、14a,18 a…端部、16…第2板状部、16a…開口、16b…嵌 溝、18…第2側壁部材、2,2a,2b,2c,2d…パッケー 、20…側壁部、22…孔部、24…信号ケーブル 26a,26b,30a,30b,38a,38b…突部、28a,28b…突片部、3 2a,32b,46,48a,48b,50,52,54,56…固定部材、34…光検 器、34a…シンチレータ、34c…回路基板、34b イメージセンサ、35…光入射面、36…パッド 4…ケース、40a…袴部、41a,43a,45a,47a…ボルト 孔、42a…ボルト、44a…スペーサ、6,6a,6c,6d,6b カバー、8…第1ケース部材。

 以下、図面を参照して、本発明に係る好 な実施形態について詳細に説明する。なお 図面の説明において、可能な場合には、同 要素には同一符号を付し、重複する説明を 略する。

 図1に、実施形態に係る口腔内センサ1の 観を示す。口腔内センサ1は、患者の口腔内 挿入され、口腔内の歯牙等のX線像を撮像す るための撮像素子である。口腔内センサ1は 口腔内センサ1を制御する制御装置から延び 信号ケーブル24に接続されている。口腔内 ンサ1は、パッケージ2を備える。パッケージ 2は、離隔して互に対向する第1板状部12及び 2板状部16と、第1板状部12の周縁と第2板状部1 6の周縁との間に延びる側壁部20とを有する。 側壁部20は、第1板状部12の周縁から延びる第1 側壁部材14と、第2板状部16の周縁から延びる 2側壁部材18とを有する。第2板状部16は、ケ ス4の外側から内側に貫通する開口16a(例え 、図2等を参照)が設けられている。

 パッケージ2は、ケース4及びカバー6を有 る。ケース4は、第1ケース部材8及び第2ケー ス部材10を有する。第1ケース部材8は第1板状 12及び第1側壁部材14を有する。第2ケース部 10は第2板状部16及び第2側壁部材18を有する

 また、口腔内センサ1は、カバー6を有す 。カバー6は、第2板状部16の外表面上に設け れている。カバー6は、開口16aを覆う(例え 、図2等を参照)。カバー6は、孔部22を有して おり、孔部22はカバー6の外側から内側に貫通 している。信号ケーブル24は、孔部22を介し 、カバー6の外側から内側に延びており、開 16aを介して、カバー6の内側(ケース4の外側) からケース4の内側に延びている。信号ケー ル24は、ケース4内に設けられた光検出素子34 に接続されている(例えば、図2等を参照)。こ こで、X線は第1板状部12に入射するものであ 、信号ケーブル24は、このX線の入射する第1 状部12の反対側(背面)にある第2板状部16側か ら引き出されている。

 また、口腔内センサ1は、信号ケーブル24 ケース4に固定するための固定部を有する。 この固定部は、第2板状部16とカバー6との間 設けられており、開口16aを介してケース4の 側から外側に延びる信号ケーブル24をパッ ージ2に固定する。固定部の具体例を図10~図1 5に示し、詳細は後述する。なお、図2~図9に 、図10に示す固定部(固定部材32a及び固定部 32b)が一例として記載されている。

 次に口腔内センサ1の具体的な構成を説明 する。口腔内センサ1の具体例として、図2~図 9にそれぞれ示す口腔内センサ1a~口腔内セン 1dを説明する。口腔内センサ1aの構成を図2及 び図3に示し、口腔内センサ1bの構成を図4及 図5に示し、口腔内センサ1cの構成を図6及び 7に示し、口腔内センサ1dの構成を図8及び図 9に示す。図2、図4、図6及び図8は、図1に示す I-I線に沿った口腔内センサ1(口腔内センサ1a~ 腔内センサ1d)の断面構造を示す図であり、 3、図5、図7及び図9は、それぞれ、口腔内セ ンサ1a~口腔内センサ1dの斜視図である。

 まず、図2~図9を参照して、口腔内センサ1 a~口腔内センサ1dに共通の構成について説明 る。口腔内センサ1a~口腔内センサ1dは、光検 出素子34を有する。光検出素子34は、X線像を 気的な画像信号に変換して信号ケーブル24 介して出力する素子であり、ケース4内に収 されている。光検出素子34は、X線像を可視 に変換するシンチレータ34aと、シンチレー 34aからの可視光を電気的な画像信号に変換 るイメージセンサ34bと、イメージセンサ34b らの画像信号を取り込むための回路基板34c を有する。

 シンチレータ34aは、X線の入射する光入射 面35を有している。イメージセンサ34bは、光 射面35の反対側においてシンチレータ34a上 設けられている。回路基板34cは、イメージ ンサ34b上に設けられている。回路基板34c上 は、パッド36(又は、はんだ)が設けられてお 、パッド36は、回路基板34cの電気回路と信 ケーブル24とを電気的に接続する。光検出素 子34は、シンチレータ34aの光入射面35が第1板 部12に対向し、回路基板34cが第2板状部16に 向するようにケース4内に収容されている。

 また、カバー6(カバー6a~カバー6d)の内側 あって、第2板状部16の外表面上には、固定 材32a及び固定部材32bから成る固定部が設け れている。ここで、カバー6a~カバー6dは、カ バー6の具体例である。なお、口腔内センサ1a ~口腔内センサ1dに設けられる固定部はこれに 限らず、図10~図15に記載の固定部の何れであ てもよい。

 また、第1ケース部材8と第2ケース部材10 の接合部、すなわち、互に接触する第1側壁 材14の端部14aと第2側壁部材18の端部18aとは 図中符号4aに示すように凹凸嵌合されている 。これにより、第1ケース部材8と第2ケース部 材10との接合は、ズレが生じること無く接合 れる。なお、第1ケース部材8と第2ケース部 10とは、樹脂等を介して凹凸嵌合されてい もよい。

 次に、図2及び図3を参照して、口腔内セ サ1aの特徴を説明する。口腔内センサ1aは、 ッケージ2a及び突片部28aを有する。パッケ ジ2aは、カバー6aとケース4とを有する。パッ ケージ2a及びカバー6aは、それぞれパッケー 2及びカバー6の一例である。カバー6aは、第2 板状部16の外表面に接触する端部と、この端 に設けられた複数の(実施形態においては、 二つの)突部26aとを有する。突部26aは、カバ 6aにより覆われる側(カバー6aの内側)に突出 ている。

 突片部28aは、カバー6aの内側であり且つ 部26aに対応する位置に、突部26aと同数(実施 態においては、二つ)だけ、第2板状部16の外 表面に設けられている。二つの突片部28aは、 開口16aを挟んで対向して配置されている。突 片部28aの端部には、突部30aが設けられている 。突部30aは、係合する突部26aの突出している 方向の反対側に突出しているので、突部26aに 係合する。突部30aが突部26aに係合することに より、カバー6aがケース4に保持される。

 次に、図4及び図5を参照して、口腔内セ サ1bの特徴を説明する。口腔内センサ1bは、 ッケージ2b及び突片部28bを有する。パッケ ジ2bは、カバー6bとケース4とを有する。パッ ケージ2b及びカバー6bは、それぞれパッケー 2及びカバー6の一例である。カバー6bは、第2 板状部16の外表面に接触する端部と、この端 に設けられた複数の(実施形態においては、 二つの)突部26bとを有する。突部26bは、カバ 6bにより覆われる側(カバー6bの内側)とは反 側(カバー6bの外側)に突出している。

 突片部28bは、カバー6bの外側であり且つ 部26bに対応する位置に、突部26bと同数(実施 態においては、二つ)だけ、第2板状部16の外 表面に設けられている。二つの突片部28bは、 開口16aを挟んで対向して配置されている。突 片部28bの端部には、突部30bが設けられている 。突部30bは、係合する突部26bの突出している 方向の反対側に突出しているので、突部26bに 係合する。突部30bが突部26bに係合することに より、カバー6bがケース4に保持される。

 次に、図6及び図7を参照して、口腔内セ サ1cの特徴を説明する。口腔内センサ1cは、 ッケージ2cを有する。パッケージ2cは、カバ ー6cとケース4とを有する。パッケージ2c及び バー6cは、それぞれパッケージ2及びカバー6 の一例である。カバー6cは、第2板状部16に接 する端部を有し、第2板状部16の外表面には このカバー6cの端部に沿って嵌合溝16bが設 られている。開口16aと固定部材32a及び固定 材32bとは、第2板状部16の外表面において嵌 溝16bにより囲まれている領域内に配置され いる。カバー6cの端部は、(例えば樹脂材等 介して)嵌合溝16bに嵌め込まれている。この うに、カバー6cの端部が(例えば樹脂材等を して)嵌合溝16bに嵌め込まれることにより、 カバー6cがケース4に保持される。

 次に、図8及び図9を参照して、口腔内セ サ1dの特徴を説明する。口腔内センサ1dは、 ッケージ2dと、複数のボルト42a及び複数の ペーサ44aとを有する。パッケージ2dは、カバ ー6dとケース4とを有する。パッケージ2d及び バー6dは、それぞれパッケージ2及びカバー6 の一例である。カバー6dは、第2板状部16の外 面に接触する端部に、複数の(実施形態にお いては、二つの)袴部40aが設けられている。 お、カバー6dは、第2板状部16の外表面に接触 する端部に沿って延びる一の袴部を有してい てもよい。

 袴部40aは、第2板状部16の外表面に沿って バー6dから延びる板形状を有しており、こ 外表面に接触している。袴部40aは、カバー6d により覆われる側とは反対側(カバー6dの外側 )において板状に突出している。スペーサ44a 、回路基板34cと第2板状部16との間に設けら ている。スペーサ44aは、袴部40aと同数(実施 態においては、二つ)だけ設けられている。 袴部40aは、第2板状部16を介してスペーサ44a上 に配置される。

 袴部40a、第2板状部16、スペーサ44a及び回 基板34cには、ボルト42aがねじ込まれたボル 孔が設けられている。このボルト孔は、袴 40aに設けられたボルト孔41aと、第2板状部16 設けられたボルト孔43aと、スペーサ44aに設 られたボルト孔45aと、回路基板34cに設けら たボルト孔47aとを含む。ボルト孔41aは袴部4 0aの貫通孔であり、ボルト孔43aは第2板状部16 貫通孔であり、ボルト孔45aはスペーサ44aの 通孔である。ボルト孔47aは回路基板34cに設 られた凹状の窪みであり、内部に底壁を有 る。

 ボルト孔41a,43a,45a,47a及びボルト42aは、袴 40aと同数(実施形態においては、二つ)だけ けられている。ボルト孔43a,45a,47aは、ボルト 孔41aに対応する位置(第2板状部16の上方から てボルト孔41aに重なる箇所)に設けられてお 、ボルト孔41a,43a,45a,47aは、ボルト孔41aから ルト42aがねじ込めるよう一列に配置されて る。一列に配置された一組のボルト孔41a,43a ,45a,47aを含む一のボルト孔には、一本のボル 42aがねじ込まれている。このように、ボル 42aを用いたボルト止めによって、カバー6d び光検出素子34がケース4に保持される。

 次に、信号ケーブル24をケース4に固定す ための固定部の具体的な構成について説明 る。図10~図15に、固定部の具体例を示す。 お、図10~図15に示すカバー6はカバー6cであり 、パッケージ2はパッケージ2cであるが(図6参 )、これに限らず、カバーはカバー6a~6dの何 であってもよく、パッケージはパッケージ2 a~2dの何れであってもよい。

 まず、図10に示す固定部を説明する。図10 (A)は、固定部を示す斜視図であり、図10(B)は 図1のI-I線に沿った口腔内センサの断面構造 を示す図である。図10に示す固定部は、固定 材32a(第1の固定部材)及び固定部材32b(第2の 定部材)から成る。固定部材32a,32bは、信号ケ ーブル24を挟み込むように第2板状部16の外表 上において対向して配置されている。固定 材32a,32bは、板形状を有しており、同様の寸 法を有している。

 固定部材32aの有する複数の面のうち、固 部材32bに対向する面(信号ケーブル24に接触 る面)と、固定部材32bの有する面のうち、固 定部材32aに対向する面(信号ケーブル24に接触 する面)とには、それぞれ複数の溝が設けら ている。これらの複数の溝は、第2板状部16 上方に向かって互に平行に延びている。こ らの複数の溝によって固定部材32a,32bのそれ れに複数の凹凸が構成され、固定部材32a,32b の有するこれら複数の凹凸によって信号ケー ブル24が固定部材32aと固定部材32bとの間に効 的に挟み込まれる。固定部材32a,32bによって 信号ケーブル24を挟み込む作用により、信号 ーブル24はパッケージ2cに強固に固定可能と なる。

 次に、図11に示す固定部を説明する。図11 (A)は、固定部を示す斜視図であり、図11(B)は 図1のI-I線に沿った口腔内センサの断面構造 を示す図である。図11に示す固定部は、固定 材32a、固定部材32b及び固定部材46(第3の固定 部材)から成る。固定部材46は、カバー6cの内 面に設けられており、固定部材32aと固定部 32bとの間に配置されている。固定部材46の は、信号ケーブル24の直径よりも小さいのが 好ましい。固定部材46の幅は、信号ケーブル2 4の延びる方向に対して垂直な方向に沿った 定部材46の寸法である。

 固定部材46は、固定部材32aと固定部材32b の間において、信号ケーブル24に接触し、信 号ケーブル24を第2板状部16側に押さえ付ける 固定部材32a,32bによって信号ケーブル24を挟 込む作用と、固定部材46によって第2板状部1 6側に押さえ付ける作用とにより、信号ケー ル24はパッケージ2cに強固に固定可能となる

 図12に示す固定部を説明する。図12(A)は、 固定部を示す斜視図であり、図12(B)は、図1の I-I線に沿った口腔内センサの断面構造を示す 図である。図12に示す固定部は、固定部材32a 固定部材32b、固定部材48a(第4の固定部材)及 固定部材48b(第5の固定部材)から成る。固定 材48a,48bは、信号ケーブル24を挟み込むよう カバー6cの内表面に設けられている。固定 材48a,48bは、板形状を有しており、同様の寸 を有している。

 固定部材48aの有する複数の面のうち、固 部材48bに対向する面(信号ケーブル24に接触 る面)と、固定部材48bの有する面のうち、固 定部材48aに対向する面(信号ケーブル24に接触 する面)とには、それぞれ複数の溝が設けら ている。これらの複数の溝は、互に平行に 2板状部16の上方に向かって延びている。こ らの複数の溝によって固定部材48a,48bのそれ れに複数の凹凸が構成され、固定部材48a,48b の有するこれらの複数の凹凸によって信号ケ ーブル24が固定部材48aと固定部材48bとの間に 果的に挟み込まれる。固定部材48a,48bによっ て信号ケーブル24を挟み込む作用により、信 ケーブル24はパッケージ2cに強固に固定可能 となる。

 また、固定部材48a,32aは、信号ケーブル24 開口16aから延びる向きに沿って順次配置さ 、固定部材48b,32bも、この向きに沿って順次 配置される。固定部材48a,48bは、開口16aから びる信号ケーブル24をまず挟み込んで保持し 、固定部材32a,32bは、固定部材48a,48bから先に びる信号ケーブル24を更に挟み込んで保持 る。従って、固定部材48a,48bによって信号ケ ブル24を挟み込む作用と、固定部材32a,32bに って信号ケーブル24を挟み込む作用とによ 、信号ケーブル24はパッケージ2cに対しより 固に固定可能となる。

 なお、固定部材48a,48bの位置と、固定部材 32a,32bの位置とを入れ替えた構成であっても い。また、固定部材48a,48bのみであって固定 材32a,32bが無い構成も可能である。

 次に、図13に示す固定部を説明する。図13 (A)は、固定部を示す斜視図であり、図13(B)は 図1のI-I線に沿った口腔内センサの断面構造 を示す図である。図13に示す固定部は、固定 材32a、固定部材32b及び固定部材50(第3の固定 部材)から成る。固定部材50は、カバー6cの内 面に設けられており、固定部材32aと固定部 32bとの間に配置されている。固定部材50の は、信号ケーブル24の直径よりも小さいのが 好ましい。固定部材50の幅は、信号ケーブル2 4の延びる方向に対して垂直な方向に沿った 定部材50の寸法である。

 固定部材50は、固定部材32aと固定部材32b の間において信号ケーブル24に接触し、信号 ケーブル24を第2板状部16側に押さえ付ける。 定部材50の有する複数の面のうち、第2板状 16に対向する面(信号ケーブル24に接触する )には、複数の溝が設けられている。これら 複数の溝は、固定部材32aから固定部材32bに かう方向に沿って互に平行に延びている。 れらの複数の溝によって複数の凹凸が構成 れ、固定部材50の有するこれらの複数の凹 によって信号ケーブル24が第2板状部16側に効 果的に押さえ付けられる。固定部材32a,32bに って信号ケーブル24を挟み込む作用と、固定 部材50によって第2板状部16側に押さえ付ける 用とにより、信号ケーブル24はパッケージ2c に強固に固定可能となる。

 次に、図14に示す固定部を説明する。図14 (A)は、固定部を示す斜視図であり、図14(B)は 図1のI-I線に沿った口腔内センサの断面構造 を示す図である。図14に示す固定部は、固定 材32a、固定部材32b、固定部材50及び固定部 52(第6の固定部材)から成る。固定部材52は、 2板状部16の外表面に設けられており、固定 材32aと固定部材32bとの間に配置されている 固定部材52の幅は、信号ケーブル24の直径よ りも小さいのが好ましい。固定部材52の幅は 信号ケーブル24の延びる方向に対して垂直 方向に沿った固定部材52の寸法である。

 固定部材52は、固定部材32aと固定部材32b の間において信号ケーブル24に接触し、信号 ケーブル24は、固定部材50と固定部材52とによ り挟まれている。固定部材52の有する複数の のうち、固定部材50に対向する面(信号ケー ル24に接触する面)には、複数の溝が設けら ている。これらの複数の溝は、固定部材32a ら固定部材32bに向かう方向に沿って互に平 に延びている。これらの複数の溝によって 数の凹凸が構成され、固定部材52の有する れらの複数の凹凸によって信号ケーブル24が 固定部材50と固定部材52との間で効果的に挟 込まれる。固定部材32a,32bによって信号ケー ル24を挟み込む作用と、固定部材50,52によっ て信号ケーブル24を挟み込む作用とにより、 号ケーブル24はパッケージ2cに強固に固定可 能となる。

 次に、図15に示す固定部を説明する。図15 (A)は、固定部を示す斜視図であり、図15(B)は 図1のI-I線に沿った口腔内センサの断面構造 を示す図である。図15に示す固定部は、固定 材54(第7の固定部材)及び固定部材56(第8の固 部材)から成る。固定部材54は、カバー6cの 表面に設けられており、固定部材56は、第2 状部16の外表面に設けられている。第2板状 16の外表面上から見て、固定部材54と固定部 56とは、重なり合うように配置されている 固定部材54と固定部材56とは信号ケーブル24 挟む。

 固定部材54の有する複数の面のうち、固 部材56に対向する面(信号ケーブル24に接触す る面)には、複数の溝が設けられている。固 部材56の有する複数の面のうち、固定部材54 対向する面(信号ケーブル24に接触する面)に は、複数の溝が設けられている。固定部材54, 56の溝の向きは同一であり、固定部材54,56の において信号ケーブル24の延びる向きに垂直 である。これらの複数の溝によって、固定部 材54,56のそれぞれに凹凸が構成され、固定部 54,56の有するこれらの複数の凹凸によって 号ケーブル24が固定部材54と固定部材56との に効果的に挟み込まれる。固定部材54,56によ って信号ケーブル24を挟み込む作用により、 号ケーブル24はパッケージ2cに強固に固定可 能となる。

 なお、固定部材32a,32b,48a,48b,50,52,54,56のそ ぞれの溝の向きは、図10~図15に示すものに らず、例えば、これらの向きに対し垂直な 向であってもよい。

 ここで、上記実施形態による撮像素子で 、第1の板状部と、この第1の板状部に対向 る第2の板状部とを含むケースと、上記第2の 板状部の外表面上に設けられており上記第2 板状部に設けられた開口を覆うカバーとを するパッケージと、光入射面を有しており 上記光入射面が上記第1の板状部に対向する うに上記ケース内に収容された光検出素子 、上記第2の板状部と上記カバーとの間に設 けられており、上記開口を介して上記ケース の内側から外側に延びる上記光検出素子に接 続された信号ケーブルを上記パッケージに固 定するための固定部とを備える構成を用いて いる。

 上記の撮像素子において、上記ケースは 上記第1の板状部を含む第1のケース部材と 上記第2の板状部を含む第2のケース部材とを 有し、互に接触する上記第1のケース部材の 部と上記第2のケース部材の端部とは凹凸嵌 されているのが好ましい。このように、第1 のケース部材と第2のケース部材とは凹凸嵌 により接合されているので、第1のケース部 と第2のケース部材との接合部にズレが生じ るようなことが回避可能となる。

 上記の撮像素子において、上記第2の板状 部の外表面に設けられた複数の突片部を更に 有し、上記カバーは、上記突片部に対応する 位置に上記突片部と同数の複数の突部を有し 、上記複数の突部は上記複数の突片部にそれ ぞれ係合するのが好ましい。このように、第 2の板状部に設けられた複数の突片部と、カ ーに設けられた複数の突部とがそれぞれ係 するので、カバーがケースに強固に保持さ る。

 上記の撮像素子において、上記第2の板状 部の外表面のうち上記カバーと接触する部分 に溝が設けられており、上記カバーは、上記 溝に嵌め込まれているのが好ましい。このよ うに、ケースの表面には溝が設けられており 、カバーがこの溝に嵌め込まれることにより 、カバーとケースとが接合される。従って、 カバー及びケースの構成が簡易となり、製造 が容易となる。

 上記の撮像素子において、複数のボルト 更に有し、上記カバーは、上記第2の板状部 の外表面に接触しており上記複数のボルトと 同数の複数の袴部を有し、上記複数の袴部に はボルト孔がそれぞれ設けられており、上記 第2の板状部及び上記回路基板には、上記袴 の上記ボルト孔に対応する位置にボルト孔 それぞれ設けられており、上記袴部、上記 2の板状部及び上記回路基板のそれぞれの上 ボルト孔には上記ボルトがねじ込まれてい のが好ましい。このように、カバーとケー 、及び、回路基板とケースとは、ボルト止 されているので、カバー及び回路基板とケ スとは強固に接合可能となる。

 上記の撮像素子において、上記固定部は 上記第2の板状部の外表面において上記信号 ケーブルを挟み込むように設けられた第1及 第2の固定部材を含むのが好ましい。このよ に、信号ケーブルは、第1及び第2の固定部 によって挟み込まれることが可能になるの 、パッケージに対し強固に固定可能となる

 上記の撮像素子において、上記固定部は 上記カバーの内表面に設けられており上記 1及び第2の固定部材の間に配置された第3の 定部材を更に含むのが好ましい。このよう 、信号ケーブルは、第3の固定部材によって ケース側に押さえ付けられつつ第1及び第2の 定部材によって挟み込まれることが可能に るので、パッケージに対し強固に固定可能 なる。

 上記の撮像素子において、上記固定部は 上記カバーの内表面において上記信号ケー ルを挟み込むように互に対向して設けられ 第4及び第5の固定部材を更に含むのが好ま い。このように、信号ケーブルは、第1及び 2の固定部材と第4及び第5の固定部材とによ て挟み込まれることが可能になるので、パ ケージに対し強固に固定可能となる。

 上記の撮像素子において、上記固定部は 上記第2の板状部の外表面に設けられており 上記第1及び第2の固定部材の間に配置された 6の固定部材を更に含むのが好ましい。この ように、信号ケーブルは、第1及び第2の固定 材と第3及び第6の固定部材とによって挟み まれることが可能になるので、パッケージ 対し強固に固定可能となる。

 上記の撮像素子において、上記固定部は 上記第2の板状部の外表面に設けられた第7 固定部材と、上記第7の固定部材に重なるよ に上記カバーの内表面に設けられた第8の固 定部材とを含むのが好ましい。このように、 信号ケーブルは、第7及び第8の固定部材によ て挟み込まれることが可能となるので、パ ケージに対し強固に固定可能となる。

 本発明は、撮像素子のパッケージと撮像 の反対側から延びる信号ケーブルとの接続 度が向上された撮像素子として利用可能で る。