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Patent Searching and Data


Title:
IMPLANT ERECTING DRILL TOOL, HAND-PIECE, ADAPTER FOR THE HAND-PIECE, AND SURGICAL GUIDE
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2009/034788
Kind Code:
A1
Abstract:
Provided is an implanting hand-piece (12), in which a head (14) has a contour concentric to the center axis of a drill bar (17) and has a circumferential portion (20) of predetermined lengths (H1 to H3) in the axial direction of the drill bar (17). A surgical guide (11) is equipped with a guide hole (13) confronting the circumferential portion (20) of the head (14) and having a circular inner circumference portion. The head (14) can be drilled to match the guide hole (13) so that the head (14) can be guided uniformly and reliably to form a desired implant erecting hole. When the implant erecting hole is formed, therefore, it is possible to feed the implanting hand-piece capable of forming the implant erecting hole precisely and the surgical guide for guiding the hand-piece.

Inventors:
KIM, Han-Joon (10F Kobe Fashion Mart, 6-9, Koyocho-naka, Higashinada-ku, Kobe-sh, Hyogo 32, 6580032, JP)
Application Number:
JP2008/063779
Publication Date:
March 19, 2009
Filing Date:
July 31, 2008
Export Citation:
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Assignee:
IMAGNOSIS INC. (10F Kobe Fashion Mart, 6-9 Koyocho-naka, Higashinada-ku, Kobe-sh, Hyogo 32, 6580032, JP)
イマグノーシス株式会社 (〒32 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6丁目9番地 神戸ファッションマート10階 Hyogo, 6580032, JP)
International Classes:
A61C1/08; A61C8/00
Foreign References:
JPH09294750A1997-11-18
JP2005518868A2005-06-30
JP2001212158A2001-08-07
JPS63216560A1988-09-08
JP2001212158A2001-08-07
JP2005518834A2005-06-30
JP2004500164A2004-01-08
Other References:
See also references of EP 2189130A4
Attorney, Agent or Firm:
INAOKA, Kosaku et al. (Sun Mullion NBF Tower 21st Floor,6-12, Minamihommachi 2-chome, Chuo-k, Osaka-shi Osaka 54, 5410054, JP)
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Claims:
 インプラント用ハンドピースであって、ドリルバーを取り付けるヘッドの外形が、取り付けたドリルバーの中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方向に所定の長さの円周面部を有しているインプラント用ハンドピースと、
 患者の口腔内に装着するサージカルガイドであって、前記インプラント用ハンドピースのヘッドを前記ドリルバーの軸方向へスライド移動させるのを案内するために、前記ヘッドの円周面部に対向する円弧状の内周面部を含み、この内周面部に沿って前記ヘッドがドリルバーの軸方向へ移動するように案内するガイド孔が形成されているサージカルガイドと、
を含むことを特徴とするインプラント植立用穿孔器具。
 前記インプラント用ハンドピースは、前記ヘッドが先端に備えられたネックを有し、
 前記ネックの先端はヘッドの外周面と接合されていて、ヘッドの外周面の直径に比べ、ネック先端の幅は小さいことを特徴とする、請求項1記載のインプラント植立用穿孔器具。
 前記サージカルガイドのガイド孔には、前記ネックの先端が挿入可能な開放部が形成されており、
 この開放部は、前記ガイド孔の中心に対して180°未満の開度を有することを特徴とする、インプラント植立用穿孔器具。
 前記ヘッドの外周面または前記ガイド孔の内周面のいずれか一方には、冷却水の戻り水が通過し得る通水溝が形成されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれかに記載のインプラント植立用穿孔器具。
 インプラント用ハンドピースであって、
 ドリルバーを取り付けるためのヘッドを有し、
 ヘッドの外形は、取り付けたドリルバーの中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方向に所定の長さ以上の長さの円周面部を有していることを特徴とする、インプラント用ハンドピース。
 インプラント植立用に使用するサージカルガイドであって、
 インプラント用ハンドピースのドリルバーが取り付けられたヘッドを案内するためのガイド孔を有し、
 このガイド孔は、インプラント用ハンドピースのヘッドを、ドリルバーの軸方向へスライド移動させるために、円弧状の内周面部を含み、この内周面部に沿ってヘッドの外周面をスライドさせることのできる孔であることを特徴とする、インプラント植立用のサージカルガイド。
 インプラント植立用に使用するサージカルガイドであって、
 患者の口腔中に装着されるガイド本体と、
 前記ガイド本体に形成された取付孔と、
 前記取付孔に取り付けられた円筒状体であって、その外面が前記取付穴の内面に接合されており、ハンドピースのヘッドの外面をその内面に沿ってスライドさせることができ、前記円筒状体の一部は、ハンドピースのネック部分が通るように180°未満の範囲で軸方向に切除されるか、または切除可能な形態を有するガイド穴形成体と、
を含むことを特徴とする、インプラント植立用サージカルガイド。
 請求項7記載のガイド本体の前記取付穴に取り付けるガイド穴形成体であって、
 ハンドピースのヘッドの外面に対応するように規格化された180°以上の円弧状の内周面部を備える円筒状体と、
 前記円筒状体に形成され、ハンドピースのヘッドが前記内周面部に沿ってスライドする際に、ハンドピースのネック部分が通れるように180°未満の範囲で軸方向に切除された切除領域と、
 前記切除領域の一部をつないでおり、後にその部分を削除することでハンドピースのネック部分が通れるようにするための削除用帯部と、
を含むことを特徴とするガイド穴形成体。
 前記ガイド穴形成体は、樹脂もしくは金属またはそれらの組み合わせにより構成されていることを特徴とする、請求項8記載のガイド穴形成体。
 前記内周面部には、多数個の小球体が回転自在に埋設されており、各小球体は、その一部が前記内周面部からわずかに突出しており、ハンドピースのヘッドを内周面部に沿ってスライドさせる際に、ヘッド外面に当接して回転するように配列されていることを特徴とする、請求項8または9記載のガイド穴形成体。
 インプラント用ハンドピースのヘッドに装着するアダプタであって、
 前記ヘッドの周囲を覆うように取り付けられ、装着状態で、その外表面に、ヘッドに取り付けられたドリルバーと同心の円弧状をした円周面部を備えることを特徴とする、インプラント用ハンドピースのアダプタ。
 前記アダプタの前記円周面部には、多数個の小球体が、小球体の一部が円周面部からわずかに出る状態で、回転自在に埋設されていることを特徴とする、請求項8記載のインプラント用ハンドピースのアダプタ。
 インプラント用ハンドピースであって、ドリルバーを取り付けるヘッドの外形が、取り付けたドリルバーの中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方向に所定の長さの正多角形周面部を有しているインプラント用ハンドピースと、
 患者の口腔内に装着するサージカルガイドであって、前記インプラント用ハンドピースのヘッドを前記ドリルバーの軸方向へスライド移動させるのを案内するために、前記ヘッドの正多角形周面部に対向する正多角形状の内周面部を含み、この内周面部に沿って前記ヘッドがドリルバーの軸方向へ移動するように案内するガイド孔が形成されているサージカルガイドと、
を含むことを特徴とするインプラント植立用穿孔器具。
 インプラント用ハンドピースであって、ドリルバーを取り付けるヘッドの外形が、取り付けたドリルバーの中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方向に所定の長さの円周面部を有し、前記中心軸を中心に前記円周面部から外方へ突出する係合突部を備えるインプラント用ハンドピースと、
 患者の口腔内に装着するサージカルガイドであって、前記インプラント用ハンドピースのヘッドを前記ドリルバーの軸方向へスライド移動させるのを案内するために、前記ヘッドの円周面部に対向する円弧状の内周面部であって、当該内周面部には、前記軸方向に延び、前記係合突起と係合し得る複数の係合溝が形成されていて、この内周面部に沿って前記ヘッドがドリルバーの軸方向へ移動するように案内するガイド孔を有しているサージカルガイドと、
を含むことを特徴とするインプラント植立用穿孔器具。
Description:
インプラント植立用穿孔器具、 ンドピース、ハンドピース用アダプタおよ サージカルガイド

 この発明は、インプラント植立用の穿孔 具、ハンドピース、ハンドピース用アダプ およびサージカルガイドに関する。

 まず、この発明が対象としているインプラ ト用ハンドピースについて説明をする。
 一般に、歯科用切削器具として、圧縮した 気の力で高速回転させるタービンタイプと 電動モータで回転させるハンドピースとが 在する。タービン(エアタービン)タイプは 主として歯を削る際に使用される。一方、 ンプラント植立時には、顎骨に孔をあける の発熱を避けるため、低速でかつ安定した ルクでドリルを回転させることが要求され 。タービンは、回転数の調整および安定し トルクの供給が困難であるため、インプラ ト用には、電動モータ式のハンドピースが 用されているという現状である。

 この発明が対象としているインプラント用 ンドピースとは、この電動モータ式のハン ピースである。加えて、インプラント用ハ ドピースは、生理食塩水または滅菌水をド リング時の冷却水として供給する必要があ 、ヘッド上面に注水用のラインを取り付け れる構造(注水用の孔のあいた構造)を有し いることが特徴である。
 ちなみに、歯科治療用チェアに付随してい ハンドピースには、外部から注水用のライ を取り付けられる構造は備わっていない。

 エアタービンの場合は、エアで回転させ 関係のためと思われるが、ヘッドの外形が 筒状に近いものが見受けられる。しかし、 ンプラント用ハンドピースは、電動モータ であり、ギヤ等によってモータの回転力が リルに伝達される構造のため、ヘッドの外 は、ドリルバーの先端方向に向かって細く るようにテーパが付与されているのが一般 である。また、ヘッドが小さくされていて 小さなものではネックと同じ幅にまで小さ したものも存在する。

 このような従来のインプラント用ハンドピ スは、以下に説明するように、ヘッドの外 がドリル軸を中心に同心に形成された平行 円筒面を有する形状にはされていないので 本願発明は、ここに解決課題を見いだした のである。
 歯科分野では、歯の欠損部位の修復治療と て、人工歯根、すなわち、インプラント治 が多用されている。インプラント治療に際 ては、対合歯との良好な咬合の構築、審美 な歯の位置や形態の達成、安全で安定した 後を図るために、インプラントを顎骨内の 正位置に植えることが重要である。インプ ントの植立位置が悪いと、インプラントに えられた人工歯と対合歯との良好な咬合を 築することが困難である。また、人工歯の きさ、位置が周囲の歯の位置や形態と不調 な状態の修復を強いられる。

 ところで、インプラント植立のために、 骨に孔をあけるが、顎骨内には、神経や血 があり、診断により決定した位置に正確に をあける必要がある。孔は、通常、歯科用 ンドピースと呼ばれる器具を用い、歯科用 ンドピースの先端のヘッドにドリルバーを り付けて、ドリリングをすることにより行 れる。ドリリング位置を迷ったり、ドリリ グを繰り返したり、孔を修正したり、ドリ ングの際に手振れが生じたりすると、植立 るインプラントよりも孔が大きくなり、骨 インプラントとの適合がルーズになって、 分な初期固定が得られず、植立そのものが 敗することもある。

 このように、インプラントの植立において 、診断により決定した顎骨内の植立位置に 正確に孔を形成すること、すなわち正確な リリングを行うことが重要である。
 従来、インプラントの植立位置は、CT撮影 ータを元に診断決定され、決定された位置 よび方向を反映した植立用のガイド(一般に クリルレジンで作成された入れ歯様の床)を 用いてドリリングを行う。より詳しくは、こ のガイドを患者の口腔内の歯や顎堤に適合し て固定し、ガイドに沿ってドリリングを行う 。ガイドには、ドリルバーを挿入するガイド 孔やガイド表示が形成されている。ガイド孔 は、高速回転しているドリルバーが当たらな いように、ドリルバーの直径に比べてかなり 大きなものにされている。また、ガイド表示 は、ドリリングをする位置と角度とを単に知 らせる断面半円形の溝の場合が多い。

 つまり、従来の歯科用穿孔器具を用いて、 者の顎骨内にインプラント植立用の孔をあ ようとした場合、たとえガイドを用いても 結局のところ、歯科用ハンドピースによっ ほぼフリーハンドに近い状態でドリリング することになる。つまり、ガイドは目安に なるが、診断した位置および向きに正確に リルバーを案内することができず(そもそも ガイドにドリルバーが接触すると、ガイドが 大きく振動したり、破損したりすることにな り、ドリルバーとガイドとは接触するように は構成されていない)、より正確にインプラ ト植立用の孔をあけるためのインプラント 穿孔器具の登場が望まれていた。

特開2001-212158号公報

特表2005-518834号公報

特表2004-500164号公報

 この発明は、このような背景のもとになさ たもので、特有の形状を有するヘッドを備 たインプラント用ハンドピースと、そのイ プラント用ハンドピースのヘッドを案内す ガイド孔を有するサージカルガイドとを含 インプラント植立用穿孔器具を提供するこ を主たる目的とする。
 この発明は、また、インプラント植立用の ージカルガイドに適合可能な、特有の形状 有するヘッドを備えたインプラント用ハン ピースまたはハンドピースのためのアダプ を提供することを他の目的とする。

 この発明は、さらに、上記特有の形状を するヘッドを備えたインプラント用ハンド ースのためのサージカルガイドを提供する とをさらに他の目的とする。

 請求項1記載の発明は、インプラント用ハ ンドピースであって、ドリルバーを取り付け るヘッドの外形が、取り付けたドリルバーの 中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方向 に所定の長さの円周面部を有しているインプ ラント用ハンドピースと、患者の口腔内に装 着するサージカルガイドであって、前記イン プラント用ハンドピースのヘッドを前記ドリ ルバーの軸方向へスライド移動させるのを案 内するために、前記ヘッドの円周面部に対向 する円弧状の内周面部を含み、この内周面部 に沿って前記ヘッドがドリルバーの軸方向へ 移動するように案内するガイド孔が形成され ているサージカルガイドと、を含むことを特 徴とするインプラント植立用穿孔器具である 。

 請求項2記載の発明は、前記インプラント用 ハンドピースは、前記ヘッドが先端に備えら れたネックを有し、前記ネックの先端はヘッ ドの外周面と接合されていて、ヘッドの外周 面の直径に比べ、ネック先端の幅は小さいこ とを特徴とする、請求項1記載のインプラン 植立用穿孔器具である。
 請求項3記載の発明は、前記サージカルガイ ドのガイド孔には、前記ネックの先端が挿入 可能な開放部が形成されており、この開放部 は、前記ガイド孔の中心に対して180°未満の 度を有することを特徴とする、インプラン 植立用穿孔器具である。

 請求項4記載の発明は、前記ヘッドの外周面 または前記ガイド孔の内周面のいずれか一方 には、冷却水の戻り水が通過し得る通水溝が 形成されていることを特徴とする、請求項1~3 のいずれかに記載のインプラント植立用穿孔 器具である。
 請求項5記載の発明は、インプラント用ハン ドピースであって、ドリルバーを取り付ける ためのヘッドを有し、ヘッドの外形は、取り 付けたドリルバーの中心軸と同心で、かつ、 ドリルバーの軸方向に所定の長さ以上の長さ の円周面部を有していることを特徴とする、 インプラント用ハンドピースである。

 請求項6記載の発明は、インプラント植立 用に使用するサージカルガイドであって、イ ンプラント用ハンドピースのドリルバーが取 り付けられたヘッドを案内するためのガイド 孔を有し、このガイド孔は、インプラント用 ハンドピースのヘッドを、ドリルバーの軸方 向へスライド移動させるために、円弧状の内 周面部を含み、この内周面部に沿ってヘッド の外周面をスライドさせることのできる孔で あることを特徴とする、インプラント植立用 のサージカルガイドである。

 請求項7記載の発明は、インプラント植立 用に使用するサージカルガイドであって、患 者の口腔中に装着されるガイド本体と、前記 ガイド本体に形成された取付孔と、前記取付 孔に取り付けられた円筒状体であって、その 外面が前記取付穴の内面に接合されており、 ハンドピースのヘッドの外面をその内面に沿 ってスライドさせることができ、前記円筒状 体の一部は、ハンドピースのネック部分が通 るように180°未満の範囲で軸方向に切除され か、または切除可能な形態を有するガイド 形成体と、を含むことを特徴とする、イン ラント植立用サージカルガイドである。

 請求項8記載の発明は、請求項7記載のガ ド本体の前記取付穴に取り付けるガイド穴 成体であって、ハンドピースのヘッドの外 に対応するように規格化された180°以上の円 弧状の内周面部を備える円筒状体と、前記円 筒状体に形成され、ハンドピースのヘッドが 前記内周面部に沿ってスライドする際に、ハ ンドピースのネック部分が通れるように180° 満の範囲で軸方向に切除された切除領域と 前記切除領域の一部をつないでおり、後に の部分を削除することでハンドピースのネ ク部分が通れるようにするための削除用帯 と、を含むことを特徴とするガイド穴形成 である。

 請求項9記載の発明は、前記ガイド穴形成体 は、樹脂もしくは金属またはそれらの組み合 わせにより構成されていることを特徴とする 、請求項8記載のガイド穴形成体である。
 請求項10記載の発明は、前記内周面部には 多数個の小球体が回転自在に埋設されてお 、各小球体は、その一部が前記内周面部か わずかに突出しており、ハンドピースのヘ ドを内周面部に沿ってスライドさせる際に ヘッド外面に当接して回転するように配列 れていることを特徴とする、請求項8または9 記載のガイド穴形成体である。

 請求項11記載の発明は、インプラント用ハ ドピースのヘッドに装着するアダプタであ て、前記ヘッドの周囲を覆うように取り付 られ、装着状態で、その外表面に、ヘッド 取り付けられたドリルバーと同心の円弧状 した円周面部を備えることを特徴とする、 ンプラント用ハンドピースのアダプタであ 。
 請求項12記載の発明は、前記アダプタの前 円周面部には、多数個の小球体が、小球体 一部が円周面部からわずかに出る状態で、 転自在に埋設されていることを特徴とする 請求項8記載のインプラント用ハンドピース アダプタである。

 請求項13記載の発明は、インプラント用 ンドピースであって、ドリルバーを取り付 るヘッドの外形が、取り付けたドリルバー 中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方 に所定の長さの正多角形周面部を有してい インプラント用ハンドピースと、患者の口 内に装着するサージカルガイドであって、 記インプラント用ハンドピースのヘッドを 記ドリルバーの軸方向へスライド移動させ のを案内するために、前記ヘッドの正多角 周面部に対向する正多角形状の内周面部を み、この内周面部に沿って前記ヘッドがド ルバーの軸方向へ移動するように案内する イド孔が形成されているサージカルガイド 、を含むことを特徴とするインプラント植 用穿孔器具である。

 請求項14記載の発明は、インプラント用 ンドピースであって、ドリルバーを取り付 るヘッドの外形が、取り付けたドリルバー 中心軸と同心で、かつ、ドリルバーの軸方 に所定の長さの円周面部を有し、前記中心 を中心に前記円周面部から外方へ突出する 合突部を備えるインプラント用ハンドピー と、患者の口腔内に装着するサージカルガ ドであって、前記インプラント用ハンドピ スのヘッドを前記ドリルバーの軸方向へス イド移動させるのを案内するために、前記 ッドの円周面部に対向する円弧状の内周面 であって、当該内周面部には、前記軸方向 延び、前記係合突起と係合し得る複数の係 溝が形成されていて、この内周面部に沿っ 前記ヘッドがドリルバーの軸方向へ移動す ように案内するガイド孔を有しているサー カルガイドと、を含むことを特徴とするイ プラント植立用穿孔器具である。

 請求項1記載の発明によれば、インプラン ト用ハンドピースは、ヘッドの外形が、ドリ ルバーの中心軸と同心で、ドリルバーの軸方 向に所定長さ以上の長さの円周面部を有して いる。このため、インプラント用ハンドピー スを、ヘッドの円周面部に沿ってドリルバー の軸方向に移動させるようにすれば、ヘッド の円周面部を基準にしてドリルバーを所望の 角度および方向にスライドさせることができ 、ドリルバーによって所望の角度および方向 の孔を正確にあけることができる。

 インプラント用ハンドピースを案内する ージカルガイドは、従来のように、ドリル ーを案内するガイド孔ではなく、インプラ ト用ハンドピースのヘッドを案内するため ガイド孔を有している。ヘッドを案内する いう考え方は従来にはなく、ドリルバーで なくヘッドを案内するために、このガイド は、ヘッドの円周面部に対向する円弧状の 周面部を含んでいる。よって、ヘッドの円 面部を、内周面部に沿ってドリルバーの軸 向へ移動させることにより、正確なドリリ グが可能になる。

 このように、この発明のインプラント植 用穿孔器具は、従来は全く想定されていな ったインプラント用ハンドピースのヘッド サージカルガイドの孔によって案内すると う着想に基づいてなされており、そのため 、インプラント用ハンドピースは、そのヘ ド部の外形が、請求項1記載の特有の形状を 有している。また、サージカルガイドは、ガ イド孔が特有の形状のヘッドを案内可能な形 状の孔となっている。

 請求項2記載の発明では、インプラント用ハ ンドピースのヘッドが取り付けられるネック が、ヘッドの大きさに比べて細くされている 。ヘッドの大きさに比べてネック先端を細く することにより、サージカルガイドのガイド 孔内でヘッドを所望の方向へ回動させること が可能である。
 特に、サージカルガイドのガイド孔が、請 項3記載のように、180°未満の開度の開放部 有するガイド孔の場合、この開放部をネッ 先端が通り、ガイド孔内でヘッドは内周面 からずれることなく軸方向を中心に回動す とともに、軸方向にスライド移動すること 可能である。

 ドリルバーによるドリリングによって患 の顎骨内にインプラント植立用の孔を形成 る場合、ドリリング時に生じる摩擦熱によ て顎骨内等に悪影響が生じないように、冷 用の水を供給しながらドリリングを行うの 一般的である。請求項4記載の発明には、ヘ ッドの外周面またはガイド孔の内周面のいず れか一方に、供給された冷却水の戻り水を通 過させるための通水溝が形成されているから 、インプラント用ハンドピースのヘッドは正 しくサージカルガイドの孔に沿って案内され ながら、必要な冷却水が通水(冷却水の供給 よび供給された冷却水の排出)が可能である

 請求項5記載の発明によれば、請求項1にお て説明したインプラント植立用に使用する 規な形状のインプラント用ハンドピースを ることができる。
 また、請求項6記載の発明によれば、請求項 5記載の新規な形状のインプラント用ハンド ースのガイドに適合したインプラント植立 サージカルガイドを得ることができる。
 請求項7記載の発明によれば、インプラント 植立用サージカルガイドは、ハンドピースの ヘッドを案内するためのガイド孔が、専用の ガイド孔形成体により構成されている。ガイ ド孔形成体により構成されたガイド孔の内面 は円弧状で、その内面に沿ってハンドピース のヘッドの外面をスライドさせることができ る。また、円筒状体の一部は、ハンドピース のネック部分が通れるように180°未満の範囲 軸方向に切除されているか、または切除可 な形態を有するので、使用時にはハンドピ スのネック部が邪魔になることはなく、ハ ドピースのヘッドは良好にガイド穴形成体 内面に沿ってスライドさせることができる

 また、ガイド穴形成体の少なくとも内周面 フッ素樹脂で構成することにより、摩擦抵 が少なく、ハンドピースのヘッドをスムー に案内できる構成とすることができる。フ 素樹脂は、好ましくはテフロン(登録商標) 用いることができる。
 請求項8記載の発明によれば、請求項7記載 ガイド本体の取付穴に取り付けるためのガ ド穴形成体を、特有の構成をした部品とし 提供することができる。請求項8記載のガイ 穴形成体は、ハンドピースのネック部分が れるように180°未満の範囲で軸方向に切除 れた切除領域の一部が削除用帯部によって ながれている。従って、ガイド穴形成体単 の状態では、削除用帯部により円筒状体の 筒形が歪まないようにされており、ガイド 形成体の内径の寸法精度を維持することが きる。そして、ガイド穴形成体をガイド本 の取付穴に接合した後、削除用帯部を切り すことによって、ハンドピースのネック部 が通るための切除領域を容易に作成、加工 ることができる。

 請求項9記載の発明によれば、ガイド穴形成 体は、樹脂もしくは金属またはそれらの組み 合わせにより構成されており、必要な強度、 必要な内周面部の摩擦係数を有するガイド穴 形成体を作ることができる。樹脂としては、 アクリル樹脂またはフッ素樹脂を例示でき、 金属としてはアルミニウムを例示できる。
 請求項10記載の発明によれば、ガイド穴形 体の内周面部に小球体が配列されているか 、ガイド穴形成体の内周面部にハンドピー のヘッドが挿入された際、ヘッドの外面は 球体と接し、小球体が回転することによっ 案内されるから、摩擦抵抗が少なく、ハン ピースのヘッドをスムーズにスライドさせ ことができる。

 請求項11記載の発明によれば、インプラ ト用ハンドピースのヘッドにアダプタを装 することにより、ハンドピースのヘッドを の発明に係るサージカルガイドにより案内 れ得る形状とすることができ、従来使用さ ているインプラント用ハンドピースであっ も、この発明に係るサージカルガイドを利 することができ、正確なドリリングを行う とができる。

 請求項12記載の発明によれば、アダプタの 周面部には小球体が回転自在に埋設されて り、小球体がサージカルガイドのガイド孔 内周面部と接触するため、摩擦抵抗が少な 、ガイド孔内をハンドピースのヘッドをス ーズにスライドさせることができる。
 請求項13または14記載の発明によれば、サー ジカルガイドのガイド孔にヘッドが挿入され たインプラント用ハンドピースは、ヘッドが ガイド孔の内周面部に沿ってドリルバーの軸 方向へスライド移動するため、ドリルバーが 軸方向と交差方向にずれることなく、正確に インプラント用の穿孔を形成することができ る。

 また、サージカルガイドのガイド孔に、イ プラント用ハンドピースのネックの先端が 入可能な開放部が形成されていても、当該 放部によるガイド孔内での遊びを減らすこ ができ、ヘッドをガイド孔に沿ってスライ 移動させる時に、ヘッドがぶれたりがたつ たりすることのほとんどないインプラント 立用穿孔器具とすることができる。
 なお、上述のようにヘッドがガイド孔内で びが少ない構成である反面、ガイド孔内に 入したヘッドを、ガイド孔内で回動させる とはできないが、ヘッドをガイド孔から一 抜き出し、ヘッドを回動させた後、再度ガ ド孔へ挿入し直すことで使用でき、ドリル ーにより所望のインプラント植立孔を正し 形成することができる。

 請求項13記載の発明における正多角形は、 とえば正3角形~正12角形程度の多角形である とが好ましい。
 また、請求項14記載の構成では、係合突起 、中心軸を中心に、円周面部から対称に外 へ突出し、中心軸方向に延びる少なくとも2 の係合突起を有していることが望ましい。 方、係合突起と係合し得る複数の係合溝は 内周面に、等しい角度間隔で、軸方向に延 る複数個(たとえば4~16個)の溝とされている が好ましい。

 請求項13の発明では、インプラント用ハン ピースのヘッド自体を正多角形周面部を有 るヘッドとしたが、インプラント用ハンド ースのヘッドに正多角形周面部を有するア プタを装着する構成としてもよい。
 また、サージカルガイドのガイド孔も、サ ジカルガイドに予め円柱状の孔を形成し、 の孔の内周面に、正多角形状の内周面部を するガイド孔形成体を取り付ける構成とし もよい。

 請求項14記載の発明においても、請求項13 記載の発明と同様、インプラント用ハンドピ ースのヘッドに、係合突起を有するアダプタ を装着する構成としてもよい。また、サージ カルガイドのガイド孔は、サージカルガイド 自体に係合溝を有するガイド孔を形成するの に代えて、サージカルガイドに円筒状の孔を 形成し、その孔にガイド孔形成体を取り付け る構成としてもよい。

この発明の一実施形態に係るインプラ ト植立用穿孔器具を用いてインプラント植 のための孔を患者の顎骨にあける様子を表 す図解図である。 従来の歯科用ハンドピースおよびサー カルガイドを用いて、患者の顎骨にインプ ント植立用の孔をあける様子を表わす図解 である。 この発明の実施形態に係るインプラン 用ハンドピースのヘッド14の形状の例を表 す図である。 サージカルガイド11に形成されたガイ 孔13にインプラント用ハンドピース12のヘッ 14が案内される様子を示す図解的な断面図 ある。 平面視におけるサージカルガイド11に 成されたガイド孔13とインプラント用ハンド ピース12のヘッド14およびネック15との関係を 説明するための図である。 患者の口腔内にインプラント植立用の を形成する操作を説明するための図解図で る。 サージカルガイド11の変形例を示す図 ある。 インプラント用ハンドピース12のヘッ 14の変形例を示す斜視図である。 この発明の他の実施形態に係るサージ ルガイド41の構成を説明するための部分斜 図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る サージカルガイド51の構成を説明するための 分斜視図である。 この発明の他の実施形態に係るガイド 孔形成体43″の構成を説明するための斜視図 ある。 この発明の一実施形態に係るハンドピ ース用アダプタ62の構成を説明するための斜 図である。 この発明の他の実施形態に係るハンド ピース用アダプタ66の構成を説明するための 視図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る ハンドピース用アダプタ70の構成を説明する めの斜視図である。 この発明のさらに他の実施形態に係る インプラント用ハンドピースおよびサージカ ルガイドの構成を説明するための斜視図であ る。 この発明のさらに他の実施形態に係る インプラント用ハンドピースおよびサージカ ルガイドの構成を説明するための斜視図であ る。

符号の説明

 11、41、51  サージカルガイド
 12  インプラント用ハンドピース
 13  ガイド孔
 14  ヘッド
 15  ネック
 16  開放部
 17  ドリルバー
 20  円周面部
 31、32  通水溝
 42  ガイド本体
 43、43″  ガイド孔形成体
 46  内周面部
 62、66  アダプタ
 67  小球体

 以下には、図面を参照して、この発明の実 形態について具体的に説明をする。
 図1は、この発明の一実施形態に係るインプ ラント植立用穿孔器具を用いてインプラント 植立のための孔を患者の顎骨にあける様子を 表わす図解図である。また、図2は、従来の 科用ハンドピースおよびサージカルガイド 用いて、患者の顎骨にインプラント植立用 孔をあける様子を表わす図解図である。

 まず、図2を参照して、従来のインプラント 植立用孔の形成の仕方について説明をする。
 従来用いられているサージカルガイド1は、 ドリルバー5を案内するためのガイド孔2が形 されたものである。サージカルガイド1が患 者の口腔内に装着されると、サージカルガイ ド1に形成されたガイド孔2は、インプラント 植立すべき位置をドリリングする際に、ド ルバー5を案内する位置および角度になって いる。歯科医師は、歯科用ハンドピース3を 持して操作し、ハンドピース3のヘッド4に装 着されたドリルバー5を回転させながら、ガ ド孔2に沿って下方へ移動させ、患者の顎骨 インプラント植立用の孔をあける。その際 ガイド孔2はドリルバー5を案内するための であるが、回転するドリルバー5がガイド孔2 の内周面等に接触すると、サージカルガイド 1に衝撃が加わり、時にはガイド孔2の周囲に 裂が生じたりする。このため、ガイド孔2は ドリルバー5の直径(外径)に比べてかなり大き な直径(内径)の孔となっており、ガイド孔2に ドリルバー5を挿入する際に、ドリルバー5が イド孔2の内周面等に接触しないようにする 。歯科医師は、目視により、ドリルバー5の 入方向や位置を調整して、ガイド孔2の中心 ドリルバー5を挿入するように注意を払い、 インプラント植立孔の形成を行っている。ま た、従来の歯科用ハンドピース3のヘッド4は 通常、下方に向かって細る形状にされてお 、ドリルバー5を視認し易い形状になってい る。

 一方、この発明の一実施形態に係るイン ラント植立用穿孔器具は、図1に示すように 、患者の口腔内に装着されるサージカルガイ ド11と、インプラント用ハンドピース12とを んでいる。サージカルガイド11には、インプ ラント植立用の孔をあける際に、孔をあける 位置および角度を案内するためのガイド孔13 形成されている。この実施形態の特徴の1つ は、ガイド孔13が、従来のようにドリルバー 案内するための孔ではなく、インプラント ハンドピース12のヘッド14を案内する孔にな っていることである。そのために、ガイド孔 13は、その直径(内径)が、ヘッド14の外周面と 接触して、外周面を案内可能な直径を有する 円柱状の孔となっており、かつ、インプラン ト用ハンドピース12のネック15を受け入れる めの開放部16が形成されている。

 この実施形態に係るサージカルガイド11 よびインプラント用ハンドピース12を用いる と、歯科医師は、インプラント用ハンドピー ス12を把持してドリリング操作をする際、ヘ ド14をガイド孔13に適合させ、ヘッド14をガ ド孔13に沿って下方へスライドさせる。こ により、ヘッド14の下面から突出するドリル バー17によって、患者の顎骨内の所定の位置 、所定の向きのインプラント植立用の孔を けることができる。ヘッド14は、ドリルバ 17のように回転をしていないから、ヘッド14 ガイド孔13に適合させ、その内周面に沿っ スムーズに下方へ移動させることができる ガイド孔13の内周面とヘッド14の外周面との に許容値以上の隙間がなければ、ヘッド14 ガイド孔13が規定する位置および方向に一律 にスライド移動し、それによってドリルバー 17により、予め診断されて決められた位置に 実に孔をあけることができる。

 ヘッド14はネック15の先端に接合されている ので、ヘッド14が下方へ移動する際、ネック1 5が通るための隙間が必要である。ガイド孔13 には開放部16が形成されており、ネック15は の開放部15を通ることにより、ヘッド14がガ ド孔13に沿って下方へ移動する際の妨げと ならない。
 この実施形態では、上述したように、サー カルガイド11に形成されたガイド孔13が、ド リルバー17のためのガイド孔ではなく、ヘッ 14のためのガイド孔13とされている。そして 、ヘッド14は、後述するように、ガイド孔13 沿って画一的に移動し得る形状とされてお 、これによって、従来のように目視でドリ ング位置を調整したりする必要はなく、サ ジカルガイド11に沿ってインプラント用ハン ドピース12を操作することにより、正確にイ プラント用の孔をあけることができる。

 図3は、この発明の実施形態に係るインプラ ント用ハンドピースのヘッド14の形状の例を わす図である。
 図3(A1)は一例としてのヘッド14の斜視図、(B1 )はそのヘッド14の底面図である。(A1)(B1)に示 ように、ヘッド14は、円柱状ヘッドとする とができる。より具体的には、ヘッド14の下 端面18には、その中心にドリルバー17が取り けられるようになっている。ヘッド14の外形 は、取り付けられたドリルバー17の中心軸と 心で、かつ、ドリルバー17の軸方向に所定 長さH1 の円周面部20を有している。ヘッド14 は、その上端面21が直径Rの真円形状で、その 下端面18も、直径Rの真円形状をしており、円 周面部20は、上端面21の外周縁と下端面18の外 周縁との間をつないでおり、直径はRで、そ 長さが上述したようにH1 である。

 なお、ヘッド14の上端面21中央には、ドリリ ング時、ドリルバー17に対してに水または生 用食塩水を冷却水として供給するための給 孔22が形成されている。
 ヘッド4には、ネック15が接合されている。 ック15は、ヘッド14に接合された先端部の幅 (図3(B1)に示される水平方向に見たネック15先 部の寸法)Wが、W<R(Rはヘッド14の直径)とさ れている。

 この結果、ヘッド14は、角度θ0 (θ0 >180° )であって、その長さがH1 の円周面部20を備 ている。なお、歯科医師がインプラント用 ンドピースを操作する際、円周面部20を認識 し易いように、円周面部20に着色や印が付さ ていてもよい。
 図3(A2)(B2)は、別の実施形態に係るヘッド14 斜視図および底面図である。

 図3(A2)(B2)に示すヘッド14の特徴は、下端面18 側の外周面部が、下端面に向かって直径が細 められていることである。しかし、このヘッ ド14には、長さH2 の円周面部20が備えられて る。その他の構成は、図3(A1)(B1)のヘッド14 同様であり、同一部分には同一番号を付し 重複した説明については省略する。
 図3(A3)(B3)は、さらに他の実施形態に係るヘ ド4の斜視図および底面図である。(A3)(B3)に すヘッド4の特徴は、(A1)(B1)(A2)(B2)の構成と 異なり、ヘッド14の上端面にネック15が接合 れていることである。これにより、ヘッド1 4は、下端面18の周縁部から上方へ延びる長さ H3 の円周面部20を有している。

 図3(A3)(B3)の構成では、ネック15の幅Wは、円 面部20の直径Rよりも小さくてもよい(寸法W )し、直径Rと等しい寸法Wか、直径Rよりも大 くても構わない。
 図4は、サージカルガイド11に形成されたガ ド孔13にインプラント用ハンドピース12のヘ ッド14が案内される様子を示す図解的な断面 である。サージカルガイド11に形成された イド孔13は、円柱状の孔である。このガイド 孔13にたとえば図3(A1)(B1)に示すヘッド14が適 されると、図4(A)に示すように、ヘッド14の 周面部20がガイド孔13の内周面に対向するよ に係合される。よって、ヘッド14はガイド 13に案内されて上下にスライド移動し、その 移動方向がぶれたりずれたりすることがない 。従って、ヘッド14の下端面18に取り付けら たドリルバー17によって、所定の位置かつ所 定の方向へ孔をあけることができる。

 図3(A2)(B2)に示す形状のヘッド14がサージ ルガイド11のガイド孔13に適合された場合は 図4(B)に示す状態となる。ヘッド4は、その 方部が下方に向かって直径が細くされた形 になっているが、ヘッド14には長さH2 の円 面部20が備えられている。従って、この円周 面部20がガイド孔13と係合した状態では、ヘ ド4はガイド孔13に沿って上下に移動し、ド ルバー17のドリリング方向がぶれたりずれた りすることはない。

 図3(A3)(B3)に示すヘッド14の場合は、図4(C) 示すようにサージカルガイド11のガイド孔13 と適合される。このヘッド14の場合は、図4(A) に示す場合とほぼ同様であるが、ヘッド4の 端面からネック15が延びているため、ヘッド 14がガイド孔13へ挿入された際の、挿入深さ ネック15によって規制することが可能である 。

 いずれの場合も、ヘッド14には、上下方向 所定寸法H1 ~H3 の円周面部20が備えられてい るから、この円周面部20がガイド孔13の内周 に対向し、ヘッド14はぶれたりずれたりする ことなく、ガイド孔13に沿って上下にスライ 移動させることができる。
 なお、ヘッド4の円周面部20の直径(外径)Rと ガイド孔13の内径R1 との関係は、
 R1 =R+α
 (但し、αはヘッド14がガイド孔13に沿ってス ライド移動し得るのに必要な微小な
  余裕寸法(微小マージン)である。)
となる。

 図5は、平面視におけるサージカルガイド 11に形成されたガイド孔13とインプラント用 ンドピース12のヘッド14およびネック15との 係を説明するための図である。図5を参照し 、ガイド孔13には開放部16が形成されている 。ガイド孔13は、平面視で直径(内径)がR1 の 円の孔であり、その一部が軸方向に切除さ て開放部16として開放されている。ガイド 13における円弧状で軸方向へ延びた内周面部 は角度θ1 を有している。ここに、θ1 >180 である。換言すれば、開放部16の開度θ2 は θ2 <180°である。この結果、開放部16の幅 Dは、ガイド孔13の直径R1 よりも狭いため、 放部16を通ってガイド孔13内に挿入されたヘ ド14が外れたり、外へ抜け出ることはない

 一方、ネック15の幅Wは、ヘッド14の直径Rよ も狭いため、ネック5の両側には、開放部16 存在する。このため、ネック15は開放部16の 範囲内において、ヘッド14を中心に回動させ ことができる。
 このような構成であれば、図6に示すように 、患者Pの口腔内においてヘッド14をサージカ ルガイド11のガイド孔13に適合した際、ネッ 15を所望の方向に回動させることができる。 よって、インプラント用ハンドピース12の操 性が良いという利点がある。

 また、図5に示すように、ヘッド14はガイ 孔13から開放部16を通って外れることがなく 、ヘッド14の円周面部20は、180°を超えてガイ ド孔13の内周面部に当接されているから、ガ ド孔13内でヘッド14ががたついたりぐらつい たりすることはない。表現を変えれば、ガイ ド孔13内にヘッド14が適合されたときに、ヘ ド14はガイド孔13の内周面部によって抱き抱 られた状態となり、ガイド孔13の内周面部 沿ってのみスライド移動することができる

 図7は、サージカルガイド11の変形例を示す であり、ガイド孔13に通水溝31が形成された 例を示す図である。
 インプラント用ハンドピース12を使用し、 リルバー17によって患者の顎骨内に孔を形成 する際、ドリルバー17の回転によって顎骨と 間に摩擦熱が生じる。この熱は顎骨の組織 に良い影響を与えないため、通常は、摩擦 を除去するために冷却水が供給される。冷 水は、ヘッド14の上端面21の中央に形成され た給水孔22からヘッド14内に設けられた水路 通って下端面18からドリルバー17の周囲へ供 される。冷却水としては、生理用食塩水を いるのが好ましい。この冷却水の戻り水を 出するため、ガイド孔13には、図7に示すよ に通水溝31が形成されている。通水溝31を形 成することにより、余分な冷却水(冷却に使 した後の戻り水)がサージカルガイド11の上 から排出される。よって、ドリリング時に ヘッド14は冷却水の抵抗を受けることなく、 スムーズにガイド孔13に沿って下方へスライ 移動させることができる。

 また、通水溝31は、供給されて溜まった冷 水により、サージカルガイド11自体が、患者 の口腔内で装着位置から起き上がったりする のを防止する作用もある。
 通水溝31は、円柱状のガイド孔13の内周面部 に、軸方向に延びるように一定の間隔をあけ て形成されており、ガイド孔13の内周面部が ッド14を案内する妨げになったり、案内す ヘッド14をがたつかせたりする虞れはない。

 図8は、インプラント用ハンドピース12の ッド14の変形例を示す斜視図である。図8に すヘッド14には、その円周面部20に通水溝32 形成されている。ヘッド14によってドリル ー17を回転させる際、上述したように、給水 孔22から冷却水が供給されるが、その冷却水 排出するための通水溝を、図7に示すように ガイド孔13の内周面部に形成するのではなく ヘッド14の円周面部20に形成してもよい。こ の場合においても、通水溝32は、一定の間隔 あけて円周面部20に、上下方向に延びるよ に形成されており、円周面部20がガイド孔13 適合された際に、通水溝32の存在がガイド 13内でヘッド14ががたついたりぐらついたり る原因にはならない。

 図9は、この発明の他の実施形態に係るサ ージカルガイド41の構成を示す部分斜視図で る。このサージカルガイド41は、たとえば クリルレジンで形成されたガイド本体42と、 摩擦抵抗の少ない樹脂、たとえばフッ素樹脂 、より具体的にはテフロン(登録商標)で構成 れたガイド孔形成体43とを有している。ガ ド本体42は、図1を参照して説明したサージ ルガイド11と同様、患者の口腔内の所定の位 置に装着できるように、その下面側には患者 の口腔内の歯と対応した凹凸が形成された入 れ歯様の床であり、インプラントの植立位置 に対応づけて取付孔44が形成されている。図 では、描写の簡略化のために取付孔44が1つ け形成されたガイド本体42が示されている 、取付孔44は必要に応じて2個以上形成され いてもよい。

 ガイド孔形成体43は、取付孔44に取り付け られている。ガイド孔形成体43は円筒状体で り、その一部が軸方向に切除された形態を ており、切除された部分によって切欠部45 形成されている。切欠部45は、インプラント 用ハンドピースのネック先端が通ることので きる開放部を構成している。ガイド孔形成体 43の内周面部46は円弧状で軸方向に延びてお 、ハンドピースのヘッドの外面をスライド せながら案内することができる。内周面部46 は、平面視において真円形状である。

 組立て時には、ガイド本体43の取付孔44に対 し、ガイド孔形成体43が挿入されて位置が調 され、ガイド孔形成体43の外面と取付孔44の 内面との間が接着され、ガイド本体42に対し ガイド孔形成体43が固定された状態とされ いる。
 なお、取付孔44とガイド孔形成体43との接着 状態をより強固に保つため、取付孔44の内面 よび/またはガイド孔形成体43の外面に嵌合 の凹凸が形成されていてもよい。

 また、図9では、ガイド孔形成体43の高さ( 上下方向寸法)は、ガイド本体42の高さ(上下 向寸法)よりも長くされており、ガイド孔形 体43の下端面はガイド本体42の下端面と一致 されているが、その上部はガイド本体42の上 から上方へ突出した形態となっている。こ ため、ガイド本体42の高さ(上下方向寸法)が 薄い場合でも、ガイド孔形成体43の内周面部4 6は上下方向に長く延びているため、より良 にサージカルガイドのヘッドを案内するこ が可能である。

 もっとも、ガイド孔形成体43の上下方向寸 が、ガイド本体42の上下方向寸法と等しい寸 法とされていてもよい。つまり、ガイド孔形 成体43の上部がガイド本体42の上面から上方 突出していない構成であってもよい。
 図10は、この発明のさらに他の実施形態に るサージカルガイド51の要部構成を示す部分 斜視図である。図10に示すサージカルガイド5 1が、図9で説明したサージカルガイド41と異 る点は、ガイド孔形成体43aの構成である。 ージカルガイド51のガイド孔形成体43aは、円 筒状体をし、その一部が軸方向に切除されて 切欠部45が形成されているが、ガイド孔形成 43aは、その上端部および下端部において接 部52、53が残されている。従って、ガイド孔 形成体43aは、その下端部および上端部では、 円筒形状をしている。

 ガイド孔形成体43aを図10のような形状に た場合、ガイド穴形成体43aの切欠部45が広が ったりせず、つまり、取り付けるまでの状態 において、ガイド孔形成体43が歪みにくく、 の内周面部46が平面視で真円状態を確実に つという利点がある。また、ガイド本体42の 取付孔44にガイド孔形成体43aを取り付ける際 取り付け易いという利点がある。

 このサージカルガイド51は、使用時におい 、上方の接続部52および必要があれば下方の 接続部53も切除すればよい。接続部52、53を切 除すれば、図9に示すサージカルガイド41と同 様の構成となり、接続部52、53がインプラン 用ハンドピースのネックが通過する妨げに ることはない。
 図10に示すサージカルガイド51も、ガイド孔 形成体43aは摩擦抵抗の少ない樹脂、たとえば テフロン(登録商標)で形成するのがよい。

 図11は、ガイド孔形成体の変形例を示す 視図である。図11に示すガイド孔形成体43bは 、たとえばテフロン(登録商標)で形成された 周面部材54と、たとえばアルミニウム等の 属で形成された外周面部材55との2層構造を している。かかる構成にすることにより、 イド孔形成体43bの内周面部46の真円性(平面 における真円性)をより確実に担保すること でき、内周面部46によってハンドピースの ッドをより良好に案内することができる。 た、このガイド孔形成体43bをガイド本体42( 9または図10参照)に対して着脱可能な構成と ることにより、ガイド孔形成体43bを消毒、 菌して、再利用することが可能になる。

 上述した図9~図11に示す各ガイド穴形成体 43、43a、43bにおいて、その内周面部に多数個 小球体が回転自在に埋設された構成として よい。多数個の小球体は、内周面部に、た えば軸方向に延びる溝が等間隔で複数本形 され、これら溝内に複数個の小球体が回転 在に嵌め込まれた構成とすることができる かかる構成とした場合、ハンドピースのヘ ドが内周面部に挿入された際、内周面部が 接ヘッドの外周面に接するのではなく、内 面部に埋設された多数の小球体の突出部が ッドの外周面に回転自在に接するから、ヘ ドを内周面内でスライドさせる際に、摩擦 抗が少なく、ヘッドをスムーズにスライド せることができる。

 図12は、この発明の一実施形態に係るハン ピース用アダプタが装着されたインプラン 用ハンドピースのヘッド部分の斜視図であ 。
 図12を参照して、歯科用ハンドピースのネ ク60の先端にはヘッド61が備えられている。 ッド61の外周面形状がこの発明に係るヘッ のように円周面部を備えていない場合に、 の発明の一実施形態に係るアダプタ62が装着 される。アダプタ62は、ヘッド61の周面を覆 ように取り付けられ、装着状態において、 の外表面に、ヘッド61に取り付けられたドリ ルバー63と同心の円弧状または円形をした円 面部64を備えている。このようなアダプタ62 をヘッド61に装着することによって、インプ ント用ハンドピースのヘッド61の外周面形 を、円周面部64を有する形状とすることがで き、この発明に係るサージカルガイドを利用 できる形態とすることができる。

 アダプタ62にはネック61の先端部を嵌めるた めの嵌合凹部65が形成されており、ヘッド61 所定の当接圧によって装着される。
 アダプタ62は金属や樹脂で形成することが き、樹脂で形成する場合、テフロン(登録商 )で形成すれば、円周面部64の摩擦抵抗が小 くなり有利である。
 図13は、他の実施形態に係るアダプタ66を説 明するための斜視図である。アダプタ66も図1 2に示すアダプタ62と同様、インプラント用ハ ンドピースのヘッド60に装着され、ネック60 先端が嵌合する嵌合凹部65を備えている。ア ダプタ66もその外表面に円周面部64を有して る。さらに、円周面部64からわずかに突出す るように、多数個の小球体67が、回転自在に 設されている。多数個の小球体67は、円周 部64に、軸方向に延びる溝68が等間隔で複数 形成されており、これら溝68内に複数個の 球体67が嵌め込まれている。

 このような構成であれば、アダプタ66を装 したヘッド61をこの発明に係るサージカルガ イドで案内する際に、アダプタ66の円周面部6 4がサージカルガイドのガイド孔に触れず、 球体67がガイド孔の内周面に接触して回転す るため、摩擦抵抗が少なく、アダプタ66を装 したヘッド61はサージカルガイドによって 好に案内される。
 図14は、この発明のさらに他の実施形態に るアダプタ70を説明するための斜視図である 。アダプタ70は、中心面に対して面対称形状 した第1カバー70aおよび第2カバー70bに分割 能な構成をしている。第1カバー70aは、円弧 の周面部71と、周面部71の上下に備えられた 端面部72、73を備えている。第2カバー70bも、 様に、周面部71および2つの端面部72、73を備 えている。第1カバー70aおよび第2カバー70bは 開口同士が対向するように組み合わされ、 み合わされたときに、インプラント用ハン ピースのヘッド74の外周面、上面および下 の各一部を覆うように、ヘッド74の外側に密 着される。そして当接された周面部72、73が め合わされて、第1カバー70a、第2カバー70bが 割れないようにするロック部材75が嵌められ ことによって、アダプタ70のヘッド74への装 着が完了する。

 アダプタ70は、ヘッド74に装着された状態に おいて、その周面部71の外周面が真円の円筒 部を形成する。よって、このアダプタ70を いても、ヘッド74の外周面を、インプラント 植立用のサージカルガイドによって案内可能 な円筒の外周面部を有する形状にすることが できる。
 なお、アダプタ70は、たとえばテフロン(登 商標)で形成することにより、その外周面の 摩擦抵抗が少なくなり、サージカルガイドの ガイド穴内を良好にスライドさせることがで きる。

 図15は、本願の請求項13に係る発明の一実施 形態を説明するための斜視図である。
 実施形態に係るインプラント用ハンドピー 80は、ネック81の先端に平面視正8角形状の ッド82を有している。ヘッド82は、その中心 ドリルバー83を取り付けることができる。 ッド82の外周面は、取り付けたドリルバー83 中心軸と同心で、かつ、ドリルバー83の軸 向に所定の長さHの正8角形周面部84を有して る。なお、ヘッド82の上面中央の孔85は、ド リリング時に冷却水を供給するための給水孔 である。

 このインプラント用ハンドピース80によ インプラント植立孔をドリリングする際の ージカルガイド86には、ガイド孔87が形成さ ている。ガイド孔87は、サージカルガイド86 を上下方向に貫通する孔で、平面視が正8角 状の角柱状の孔である。ガイド孔87は、イン プラント用ハンドピース80のヘッド82を上方 ら挿入することができ、ヘッド82を、そのド リルバー83の軸方向へスライド移動させるの 案内するための孔である。当該孔87には、 ンプラント用ハンドピース80のネック81の根 部が上下に移動し得るように形成された開 部88が含まれている。

 インプラント用ハンドピース80およびサ ジカルガイド86を、図15に示すような構成と ると、ヘッド82をガイド孔87に上方から挿入 し、ガイド孔87に沿ってヘッド82を上下にス イド移動させる際の遊びを減らすことがで る。よって、ガイド孔87内で、スライド移動 させるヘッド82のがたつきやぐらつきがほと どなく、ヘッド82をスムーズにかつ画一的 軸方向に移動させることができる。そして れにより、診断等により得られたインプラ トを植立すべき正しい位置に、植立孔をあ ることができる。

 上述の実施形態では、ヘッド82の平面視 形状は、正8角形とし、ガイド孔87の平面視 形状も、ヘッド82に合わせて正8角形とした を示したが、ヘッド82の平面視形状は、正8 形以外に、たとえば正3角形、正方形、正5角 形、正6角形等の正多角形とすることができ 。また、ヘッド82の平面視形状を、所定の正 多角形とした場合には、サージカルガイド86 ガイド孔87の平面視形状を、その正多角形 対応した正多角形のガイド孔とすればよい

 さらに、この実施形態では、ヘッド82の外 自身が、正8角形の周面部84を備えた例を説 したが、正多角形の周面部84は、ヘッド82自 により形成されているのではなく、図12~図1 4で説明したような、ヘッド82に装着するアダ プタにより形成されたものとしてもよい。
 同様に、サージカルガイド86に形成するガ ド孔87は、サージカルガイド86自身に直接形 することもできるし、図9~図11を参照して説 明したように、サージカルガイド86に取り付 孔を形成し、その取り付け孔に正8角形状の 内周面を有するガイド孔形成体を取り付ける ことによって、図15に示すようなガイド孔87 有するサージカルガイド86とすることも可能 である。

 図16は、請求項14に係る発明の一実施形態を 示す斜視図である。
 図16(1)は、請求項14に係る発明の一実施形態 に係るインプラント用ハンドピース90の要部 斜視図およびそのインプラント用ハンドピ ス90と一緒に使用されるサージカルガイド91 の要部の斜視図を示している。
 インプラント用ハンドピース90は、ネック92 の先端にヘッド93を有している。ヘッド93は 平面視の外形が円形をし、その円形の外形 ら放射状に突出するたとえば8つの係合突起9 4を備えている。ヘッド93は、基本形状が円柱 体であり、その下面中央から下方へ突出する ようにドリルバー95が装着される。ヘッド93 円柱状周面部96は、ドリルバー95の軸方向に 定長さHを有し、周面部96が後述するガイド により案内される被ガイド面となっている

 係合突起94は、ドリルバー95の中心軸(すな ちヘッド93の中心軸)を中心に、放射状に周 部96から突出しており、周面部96の長さ方向 突出した突条である。係合突起94は、平面 において、互いに等しい角度間隔で突出し いる。
 一方、サージカルガイド91に形成されたガ ド孔97は、平面視円形の孔であり、その内周 面には、孔97の軸方向に延びるたとえば8つの 係合溝98が形成されている。係合溝98は、平 視において、等しい角度間隔で配置されて る。より具体的には、ガイド孔97は、インプ ラント用ハンドピース90のヘッド93を上方か 挿入でき、挿入されたヘッド93が上下方向に スライド移動するのを案内するための孔であ り、ヘッド93に備えられた複数の係合突起94 係合するように、係合溝98が形成されている 。

 このような構成にすると、図15で説明し インプラント用ハンドピース80およびサージ カルガイド86と同様に、ガイド孔97に開放部10 1が形成されていても、ヘッド93をガイド孔97 でスライド移動させる際に、遊びが少なく る。よって、ガイド孔97内でヘッド93がぶれ たり、ずれたり、がたついたりすることのな い構成とすることができる。

 図16(2)は、ヘッド93の変形例を示しており 、係合突起94が、たとえばヘッド93の中心軸 中心に、180°隔たる位置にそれぞれ設けられ た、2つの係合突起94を備えた実施形態である 。ヘッド93の形状を、図16(2)のような形状と ても、図16(1)に示すサージカルガイド91のガ ド孔97に案内させることができ、ガイド孔97 内で遊びが少なく、上下にスライド移動し得 る。

 図16に示すサージカルガイド91の外観構成は 、ヘッド93自体の形状を、周面部96および係 突起94を有する構成としたが、これに代えて 、図12~14で説明したように、ヘッドにアダプ をセットすることによって、ヘッドの外観 状を、周面部96および複数の係合突起94を備 える構成とすることも可能である。
 また、サージカルガイド91において、ガイ 孔97を、サージカルガイド91自体に直接形成 てもよいし、サージカルガイド91に取り付 孔99を形成し、その取り付け孔99にガイド孔 成体100を取り付けることによって形成して よい。

 図16の実施形態では、係合突起94を8つまた 2つとしたインプラント用ハンドピースを示 とともに、係合溝98を8つ有するガイド孔97 例示したが、係合突起94は複数あればよく、 また、係合溝98も複数あればよく、例示の数 限定されるものではない。
 この発明は、以上の各実施形態に限定され ものではなく、請求項記載の範囲内におい 種々の変更が可能である。