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Patent Searching and Data


Title:
INDOOR UNIT FOR AIR CONDITIONER
Document Type and Number:
WIPO Patent Application WO/2017/037556
Kind Code:
A1
Abstract:
An indoor unit (100) for an air conditioner, said unit comprising a case (1), a centrifugal fan (6a) inside the case (1), a heat exchanger (8) surrounding the centrifugal fan (6a), a blowing pathway (20) formed by an outer circumferential surface of the heat exchanger (8) and an inner surface of the case (1), outlets (5) at the downstream side of the blowing pathway (20), and resistance bodies (24, 25, 26) which are arranged on the blowing pathway (20) and narrow the blowing pathway (20). The indoor unit (100) enables the wind speed to be uniform, and reduces ventilation resistance and noise.

Inventors:
OBARA HIDESHI (JP)
Application Number:
PCT/IB2016/054782
Publication Date:
March 09, 2017
Filing Date:
August 09, 2016
Export Citation:
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Assignee:
JOHNSON CONTROLS-HITACHI AIR CONDITIONING TECH (HONG KONG) LTD (CN)
International Classes:
F24F13/068
Foreign References:
CN1369670A2002-09-18
CN1309272A2001-08-22
CN201844518U2011-05-25
JP2006226595A2006-08-31
US4313493A1982-02-02
Attorney, Agent or Firm:
DRAGON INTELLECTUAL PROPERTY LAW FIRM (CN)
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Claims:
【書類名:!請求の範囲

【請求項 1】

筐体と、該筐体内に設けられ、室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気を局囲に吐出する 遠心ファンと、この遠心ファンの吐出側に該遠心ファンを取り囲むように配置された室内熱交換器と、 該室内熱交換器の外周面側と前記筐体の内面で形成される吹出流路と、この吹出流路の下流側 に設けられた吹出口とを備える空気調和機の室内機であって、

前記吹出口における前記遠心ファンの反回転方向側に対応する前記吹出流路の部分に、前記 吹出流路の幅を狭める抵抗体を備えていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 2】

請求項 1に記載の空気調和機の室内機において、前記抵抗体は前記吹出流路の上部側にのみ 設けていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 3】

請求項 2に記載の空気調和機の室内機において、前記吹出口は、前記筐体下面の局方向に 4 か所設けられ、それぞれの吹出口における前記遠心ファンの反回転方向傰に対応する前記吹出 流路の部分に前記抵抗体をそれぞれ設けていることを空気調和機の室内機。

【請求項 4】

請求項 1に記載の空気調和機の室内機において、前記室内熱交換器は前記遠心ファンを取り 囲むように直線部と曲げ部で略矩形状に構成され、前記抵抗体の遠心ファンの反回転方向側の 端部は前記室内熱交換器の折り曲げた曲げ部の始点に対応する位置にあることを特徵とする空気 調和機の室内機。

【請求項 5】

請求項 1に記載の空気調和機の室内機において、前記吹出流路における前記筐体内面の角部 にも、前記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備えていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【雨求ェ貝 ·6】

請求項 5に記載の空気調和機の室内機において、前記吹出口における 記遠心ファンの反回 転方向側に対応する前記吹出流路の部分に設けられた前記抵抗体と、前記吹出流路における前 記筐体内面の角部に設けられた前記抵抗体とは、所定の距離だけ離して設けられていることを特 徵とする空気調和機の室内機。

【請求項 7】

請求項 5に記載の空気調和機の室内機において、前記室内熱交換器で生じる結露水を徘出す るためのドレンポンプを、前記吹出流路における前記筐体内面の 1つの角部に設け、前記ドレンポ ンプを設けた吹出流路の 1つの角部の上部に前記抵抗体が設けられ、このドレンポンプ上部の抵 抗体と、前記吹出口における前記遠心ファンの反回転方向側に対応する前記吹出流路の部分に 設けられた前記抵抗体とは隙間を設けずに配置されていることを特徴とする空気調和機の室内 機。

【請求項 8】

筐体と、該筐体内に設けられ、室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気を局囲に吐出する 遠心ファンと、この遠心ファンの吐出側に該遠心ファンを取り囲むように配置された室内熱交換器と、 該室内熱交換器の外周面側と前記筐体の内面で形成される吹出流路と、この吹出流路の下流側 に設けられた吹出口とを備える空気調和機の室内機であって、 前記筐体内面の角部に対応する前記吹出流路に、前記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備えて いることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 9】

請求項 8に記載の空気調和機の室内機において、前記抵抗体は、前記吹出流路の高さ方向全 体に亘つて設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 10】

請求項 8に記載の空気調和機の室内機において、前記室内熱交換器で生じる結露水を排出す るためのドレンポンプを、前記吹出流路における前記筐体内面の 1つの角部に設け、前記ドレンボ ンプを設けた吹出流路の 1つの角部の上部に前記抵抗体が設けられていることを特徵とする空気 調和機の室内機。

【請求項 1 1】

請求項 10に記載の空気調和機の室内機において、前記ドレンポンプを備えている角部以外の前 記吹出流路の角部にも該吹出流路の幅を狭める抵抗体を備え、この抵抗体は、前記吹出流路の 高さ方向全体に亘つて設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 12】

請求項 1〜 1 1の れか一項に記載の空気調和機の室内機において、前記筐体の内面には断熱 材が設けられ、前記抵抗体は断熱材と一体に形成されていることを特徴とする空気調和機の室内 機。

補正された請求の範囲

23 12 2016国際事務局受理] 【請求 】 の範 ffl

(補正後)筐体と、該筐体内に設けられ、室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気を周囲に吐 出する遠心ファンと、この遠心ファンの吐出側に該遠心ファンを取り囲むように配置された室內熱交 換器と、該室内熱交換器の外周面側と前記筐体の内面で形成される吹出流路と、この吹出流路 の下流側に設けられた吹出口とを備える空気調和機の室内機であって、

前記吹出口における前記遠心ファンの反回転方向側に対応する前記吹出流路の部分に、前記 吹出流路の幅を狭める抵抗体を備え、反回転方向側に対応する前記吹出流路の幅を、回転方向 側に対応する吹出流路の幅よりも狭く構成していることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 2】

請求項 1に記載の空気調和機の室内機において、前記抵抗体は前記吹出流路の上部側にのみ 設けていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 3】

請求項 2に記載の空気調和機の室内機において、前記吹出口は、前記筐体下面の周方向に 4 か所設けられ、それぞれの吹出口における前記遠心ファンの反回転方向側に対応する前記吹出 流路の部分に前記抵抗体をそれぞれ設けていることを空気調和機の室内機。

【請求項 4】

請求項 1に記載の空気調和機の室内機において、前記室內熱交換器は前記遠心ファンを取り 囲むように直線部と曲げ部で略矩形状に構成され、前記抵抗体の遠心ファンの反回転方向側の 端部は前記室内熱交換器の折り曲げた曲げ部の始点に対応する位置にあることを特徴とする空気 調和機の室内機。

【請求項 5】

請求項 1に記載の空気調和機の室内機において、前記吹出流路における前記筐体内面の角部 にも、前記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備えていることを特徴とする空気調和機の室内機。 【請求項 6】

請求項 5に記載の空気調和機の室内機において、前記吹出口における前記遠心ファンの反回 転方向側に対応する前記吹出流路の部分に設けられた前記抵抗体と、前記吹出流路における前 記筐体内面の角部に設けられた前記抵抗体とは、所定の距離だけ離して設けられてレ、ることを特 徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 7】

請求項 5に記載の空気調和機の室内機において、前記室内熱交換器で生じる結露水を排出す るためのドレンポンプを、前記吹出流路における前記筐体內面の 1つの角部に設け、前記ドレンポ ンプを設けた吹出流路の 1つの角部の上部に前記抵抗体が設けられ、このドレンポンプ上部の抵 抗体と、前記吹出口における前記遠心ファンの反回転方向側に対応する前記吹出流路の部分に 設けられた前記抵抗体とは隙間を設けずに配置されていることを特徴とする空気調和機の室内 機。

【請求項 8】

(補正後)筐体と、該筐体内に設けられ、室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気を周囲に 吐出する遠心ファンと、この遠心ファンの吐出側に該遠心ファンを取り囲むように配置された室內熱 補正された用紙 (条約第 19条) 交換器と、該室内熱交換器の外周面側と前記筐体の内面で形成される吹出流路と、この吹出流 路の下流側に設けられた吹出口とを備える空気調和機の室内機であって、

前記筐体内面の角部に対応する前記吹出流路に、前記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備え、 前記抵抗体は、前記吹出流路の高さ方向全体に亘つて設けられていることを特徴とする空気調 和機の室內機。

【請求項 9】

(削除)

【請求項 10】

(補正後)筐体と、該筐体内に設けられ、室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ空気を周囲に吐 出する遠心ファンと、この遠心ファンの吐出側に該遠心ファンを取り囲むように配置された室內熱交 換器と、該室内熱交換器の外周面側と前記筐体の内面で形成される吹出流路と、この吹出流路 の下流側に設けられた吹出口とを備える空気調和機の室内機であって、

前記筐体内面の角部に対応する前記吹出流路に、前記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備 え、

前記室内熱交換器で生じる結露水を排出するためのドレンポンプを、前記吹出流路における前 記筐体内面の 1つの角部に設け、前記ドレンポンプを設けた吹出流路の 1つの角部の上部に前記 抵抗体が設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 1 1】

請求項 10に記載の空気調和機の室内機において、前記ドレンポンプを備えている角部以外の前 記吹出流路の角部にも該吹出流路の幅を狭める抵抗体を備え、この抵抗体は、前記吹出流路の 高さ方向全体に亘つて設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。

【請求項 12】

請求項 1〜1 1の何れか一項に記載の空気調和機の室内機において、前記筐体の内面には断熱 材が設けられ、前記抵抗体は断熱材と一体に形成されていることを特徴とする空気調和機の室内 機。

補正された用紙 (条約第 19条)

Description:
【書類名〗明細書

【発明の名称】空気調和機の室内機

【技術分野】

【0001】

本発明は空気調和機の室内機に係り、特に、 筐体内に設けられた遠心送風機を介して、室 内か ら空気を吸い込み、前記遠心送風機の吹き出 し側に設けられた熱交換器を通過させて前記 空気 を冷去 Pまたは加熱した後、室内に向けて吹き出す うに構成されたものに関する。

【背景技術】

【0002】

空気調和機は、冷媒が封入された冷媒循環流 路に、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒と 室内 の空気とを熱交換させる室内熱交換器と、前 記冷媒を滅圧する膨張弁と、前記冷媒と外気 とを熱 交換させる室外熱交換器とを順次配設して冷 凍サイクルを構成している。また、前記空気 調和機は、 室外機と室内機を有しており、前記室^機は 筐体と、この筐体内に格納された室外熱交 器と、 この室外熱交換器に空気を送る送風機などを 備え、前記室内機は、筐体と、この筐体内に 格納さ れた室内熱交換器と、この室内熱交換器に室 内の空気を送る送風機などを備えている。

【0003】

前記室内機としては、据 場所に対応して様々な形態のものがある。近 年、特に業務用の分野で は、筐体を天井内に埋め込み、天井面に設置 された化粧パネルを介して空気の吸い込み、 吹き出 しを行う、いわゆる天井埋込カセットタイプ が室内機の主流となっている。

【0004】

図 7及び図 8を用いて、従来の空気調和機の室内機の一 を説明する。

図 7において、室内機 100は、天井内に埋め込まれる筐体 1と、この筐体下面を覆うように該筐体 1に取り付けられ且つ天井面位置に配設され 化粧パネル 2を備えている。前記化粧パネル 2には、 その中心に吸込口 2 aが設けられており、この吸込口 2aには吸込みグリル 3が設けられている。更に、 前記化粧パネル 2の前記吸込みグリル 3の周囲には風向板 4を備える吹出口 5が配設されている。

【0005】

前記筐体 1内には、遠心ファン 6 aと、この遠心ファン 6 aを回転させるためのモータ 6 bを儲える遠心 送風機 6が設置され、前記モータ 6bを運転することにより前記遠心ファン 6 aが回転して、図 7の矢 印 1 5に示すように、室内空気は、吸込みグリル 3と、この吸込みグリル 3に設置されたフィルタ 1 6を 通り、前記筐体 1内に設置されたベルマウス 1 0に案内されて、遠心ファン 6 aの吸込口に吸い込ま れ、矢印 ] 8で示すように遠心ファン 6 aの吐出口から吐出される。

【0006】

また、前記遠心送風機 6の周囲を取り囲むように、前記筐体 1 内には室内熱交換器 8が配置され ており、前記遠心ファン 6 aから吐出された空気は、前記室内熱交換器 8で熱交換された後、矢印 1 7に示すように、前記室内熱交換器 8の外周面側と前記筐体 1の内面(筐体 1の上部内面及ぴ側 部内面)で形成される吹 ¾流路 20を通って、前記吹出口 5から室内に吹出される。前記室内熱交 換器 8の下部には、冷房時に室内熱交換器 8に生じる結露水を受けるためのドレンバン 9が設置さ れている。

【0007】

記吸込みグリル 3は前記フィルタ 1 6と共に前記化粧パネル 2から着脱可能に構成されており、 前記フィルタ 1 6の清掃が容易な構造となっている。前記ベ マウス 1 0の下面には、室内機 1 00の 運転を制御するための制御基板を収納した電 気品箱 1 1が設置されており、前記吸込みグリル 3を 開けることにより、前記電気品箱 1 1のメンテナンスを容易に可能な構造となっ いる。前記ベルマウ ス 10は前記ドレンパン 9の内周部に取付けられており、前記吸込み リル 3を開き、前記ベルマウス 10を取り外すことにより、前記遠心ファン 6 aや前記モータ 6bの交換などのメンテナンスも容易に行 えるように構成されている。なお、 28は前記筐体 1の内側面に設けられている断熱材である。

【0008】

図 8は、図 7に示す室内機 100を、筐体 1の天板 l a側から見た平面断面図で、遠心ファン 6 aの吐 出口を通る部分の断面を示している。この図 8に示すように、室内熱交換器 8は、遠心ファン 6 aを取 り囲むように、直線部と曲げ部で構成されて いる。また、前記室内熱交換器 8の 1つの角部には、ド レンバン 9 (図 7参照)で生じる結露水を機外(室内機の外 )に排出するためのドレンポンプ 2 1が 設置されており、この角部に対応する部分の 前記室内熱交換器 8は前記ドレンポンプ 21を避けるよ うに折り曲げられている。また、前記室内熱 交換器 8の別の一つの角部には、室内熱交換器 8に接 続される配管や補器を收納するための機械室 22が設けられている。

【0009】

図 7に示す前記吹出口 5は、図 8に短形の破線で示すように、室内機 100における前記室内熱交 換器 8の外周側の 4辺に設けられ、前記室内熱交換器 8の角部の外局側には設けられていない。 この種従来技術としては、特開 2000 205589号(特許文献 1 )に記載されたものなどがある。 【先行技術文献】

【特許文献】

【0010】

【特許文献 1】特開 2000 - 205589号

【発明の概要】

【発明が解決しょうとする課題】

【001 1】

図 7、図 8に示す従来の空気調和機の室内機において 前記遠心ファン 6aが回転すると、空気は 遠心ファン 6 aの外周部から、矢印 18に示すように、遠心ファン 6 aの径方向から回転方向側に傾い た角度で吹き出される。一方、前記室内熱交 換器 8はフィンアンドチューブ熱交換器で構成さ て おり、アルミ製の板状のフィンを長手方向に 多数積み重ねて構成されている。このため、 室内熱交 換器 8を通過する空気は、熱交換器の厚さ方向( ィンと平行な方向)には移動できるが、熱 換 器の長手方向(フィンの積層方向)には移動 できない。このため、前記遠心ファン 6 aから吐出された 空気は、室内熱交換器 8に入射する角度の違いにより、室内熱交換 8を通過する空気の通り易 さが変わってくる。

【0012】

図 9は、前記遠心ファン 6 aから吐出された空気の前記室内熱交換器 8を通過する速度を示す風 速分布図を示す。 図 7に示すように、遠心ファン 6 aの吐出口は室内熱交換器 8の上部側に位置し ているため、室内熱交換器 8の上部側の風速が早くなる。また、図 8に示すように、室内熱交換器 8 の直線部(4辺の直線部)においては、遠心 ァン 6 aの反回転方向側の部分では、前記遠心ファ 6 aから吐出された空気力 熱交換器に対し垂直(フィンに平行)に近い 方向で入射する為、空気の 通過抵抗が小さく、空気が通過し易い。 【0013】

一方、前記室内熱交換器 8の直線部における遠心ファン 6 aの回転方向側の部分では、前記遠 心ファン 6 aから吐 ¾された空気力 熱交換器に対しフィンの積層方向(熱交換器 の長手方向)に近 い方向に入射する為、空気の通過抵抗が大き くなり、空気が通過し難くなる。

【0014】

この結果、図 9に示すように、室内熱交換器 8の上部で且つ直線部における遠心ファンの 回転 方向側で風速が早く、前記室内熱交換器 8の— 部で _§ノつ直線部における遠心ファンの回転方向 側で風速が遅くなる傾向がある。この風速分 布により、室内熱交換器 8の下部側の伝熱性能が低 下すると共に、室内熱交換器 8を通過する空気の通風抵抗も増えてしまう いう課題があった。

【0015】

前記特許文献 1のものでは、吹出流路の上流傰(上部側) 幅を下流側(下部側)の幅よりも小さ くすることで、熱交換器を通過する空気の風 速分布を均一化するようにしているが、吹出 流路の周 方向の全体に亘つて上流側の幅を下流側の幅 よりも小さくすることは、吹出流路の通風抵 抗を増 大させることになり、室内機全体における風 量の低下や室内機における送風音が増大する 課題が ある。

【0016】

本発明の 的は、室内熱交換器を通過する空気の風速分 布を改善できると共に、通風抵抗も低 減して、風量の低下や送風音の増大を抑制す ることのできる空気調和機の室内機を得るこ とにあ る。

【課題を解決するための手段】

【001 7】

上記目的を達成するため、本発明は、筐体と 、該筐体内に設けられ、室内の空気を吸い込 み、こ の吸い込んだ空気を周囲に吐出する遠心ファ ンと、この遠心ファンの吐出側に該遠心ファ ンを取り 囲むように配置された室内熱交換器と、該室 内熱交換器の外周面側と前記筐体の内面で形 成さ れる吹出流路と、この吹出流路の下流側に設 けられた吹出口とを備える空気調和機の室内 機であ つて、前記吹出口における前記遠心ファンの 反回転方向側に対応する前記吹出流路の部分 に、 前記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備えてい ることを特徵とする。

【0018】

本発明の fillの特徴は、筐体と、該筐体内に設けられ 室内の空気を吸い込み、この吸い込んだ 空気を周囲に吐出する遠心ファンと、この遠 心ファンの吐出側に該遠心ファンを取り囲む ように配 置された室内熱交換器と、該室内熱交換器の タ f周面側と前記筐体の内面で形成される吹出 路 と、この吹出流路の下流側に設けられた吹出 口とを備える空気調和機の室内機であって、 前記筐 体内面の角部に対応する前記吹出流路に、前 記吹出流路の幅を狭める抵抗体を備えている こと にあ o。

【発明の効果】

【0019】

本発明によれば、室内熱交換器を通過する空 気の風速分布を改善できると共に、通風抵 抗も低減して、風量の低下や送風音の増大を 抑制することのできる空気調和機の室内機を 得ることができる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】 【0020】

【図 1】本発明の空気調和機の室内機の実施^ 1を示す平面斷面図。

【図 2】図 1の A - - - - A線断面図。

【図 3】本発明の空気調和機の室内機の実施例 2を示す平面新面図。

【図 4】図 3の B— B線断面図。

【図 5】本発明の空気調和機の室内機の実施例 3を示す平面新面図。

【図 6】図 5に示す室内機の変形例を示す平面斷面図。

【図 7】従来の空気調和機の室内機の一例を示す 断面図。

【図 8】図 7に示す室内機の平面断面図。

【図 9】従来の空気調和機の室内機における熱交 器を通る空気の風速分布図。

【発明を実施するための形態】

【002 ]—】

以下、本発明の空気調 ¾機の室内機の具体的実施^を、図面を用いて 説明する。各図におい て、同 -符号を付した部分は同一或いは相当する部 を示している。

【実施^ 1】

【0022】

本発明の空気調和機の室内機の実施例 1を、図 1及び図 2を用いて説明する。 図 1は本発明の 空気調和機の室内機の実施例 1を示す平面断面図で、遠心ファンの回転軸 垂直で つ遠心フ アンの吐出口を通る断面を、筐体 1の天板 l a側から見た図である。また、図 2は図 1の A - - - A線斷面 図である。

【0023】

室内機 1 00は、天井内に埋め込まれる筐体 1と、この筐体下面を覆うように該筐体 1に取り付けら れ_§つ天井面位置に配設された化粧パネル 2を備えている。前記化粧バネル 2には、その中心に 吸込口 2aが設けられており、この吸込口 2 aには吸込みグリル 3が設けられている。更に、前記化粧 パネル 2の前記吸込みグリル 3の周囲には風向板 4を備える吹出口 5が配設されている。

【0024】

前記筐体 1内には、遠心ファン 6 aと、この遠心ファン 6 aを回転させるためのモータ 6 bを儲える遠心 送風機 6が設置され、前記モータ 6 bを運転することにより前記遠心ファン 6 aが矢印 30の方向に回 転すると、図 2の矢印 1 5に示すように、室内空気は、吸込みグリル 3と、この吸込みグリル 3に設置さ れたフィルタ 1 6を通り、前記筐体 1内に設置されたベルマウス 10に案内されて、遠心ファン 6 aの圾 込口に吸い込まれ、矢印 1 8で示すように遠心ファン 6 aの吐出ロカ 吐出される。

なお、図 2は遠心ファン 6 aの回転軸を通る斷面ではないため、モータ 6bのシャフトは表示されてい ない。

【0025】

また、前記遠心送風機 6の周囲を取り囲むように、前記筐体 1内には室内熱交換器 8が配置され ており、前記遠心ファン 6 aから吐出された空気は、前記室内熱交換器 8で熱交換された後、矢印 1 7で示すように、前記室内熱交換器 8の外周面側と前記筐体 1の内面(筐体 1の上部内面及び側 部内面)で形成される吹 ¾流路 20を通って、前記吹出口 5から室内に吹出される。前記室内熱交 換器 8の下部には、冷房時に室内熱交換器 8に生じる結露水を受けるためのドレンバン 9が設置さ れている。 前前記記吸吸込込みみググリリルル 33はは前前記記フフィィルルタタ 11 66とと共共にに前前記記化化粧粧パパネネル 22かからら着着脱脱^^能能にに構構成成ささ れてておおりり、、 前前記記フフィィルルタタ 11 66のの清清掃掃がが容容易易なな構構造造と ななっってていいるる。。前前記記ベベル ママウウスス 11 00のの下下面面ににはは、、室室内内機機 11 0000のの 運運転転をを制制御御すするるたためめのの 制制御御基基板板をを奴奴納納ししたた電電 気気品品箱箱 11 11がが設設置置さされれてておおりり、、前 記記吸吸込込みみググリリルル 33をを 開開けけるるここととにによよりり、、前前 記記電電気気品品箱箱 11 11ののメメンンテテナナンンススがが容容易 にに可可能能なな構構造造ととななっって いいるる。。前前記記ベベルルママウウ スス 1100はは前前記記ドドレレンンパパンン 99のの内内周周部部にに下下方方かかららね じじ止止めめななどどのの手手段段でで取 付付けけらられれてておおりり、、前前記 吸吸込込みみ ググリリルル 33をを開開きき、、前前記記ベベルルママウ スス 1100をを取取りり外外すすここととにによよ り、、前前記記遠遠心心フファァンン 66 aaやや前前記記モモーータタ 66bbのの交交換換

[ 0027

図 1は、図 2に示す室内機 100を、筐体 1の天板 l a側から見た平面断面図で、遠心ファン 6 aの吐 出口 6 aaを通る部分の断面を示している。この図 1に示すように、室内熱交換器 8は、遠心ファン 6 a を取り囲むように、直線部と曲げ部で略矩形 状に構成されている。また、前記室内熱交換 器 8の 1 つの角部には、ドレンパン 9 (図 2参照)で生じる結露水を機外(室内機の外 )に排出するためのド レンポンプ 21が設置されており、この角部に対応する部 の前記室内熱交換器 8は前記ドレンボン プ 21を避けるように折り曲げられている。また 前記室内熱交換器 8の別の一つの角部には、室内 熱交換器 8に接続される配管や補器を奴納するための 械室 22が設けられている。なお、 28は前 記筐体 1の内側面(内周側)に設けられている斷熱 である。

【0028】

図 2に示す前記吹出口 5は、図 1に矩形の破線で示すように、室内機 100における前記室内熱交 換器 8の外周側の 4辺に設けられ、前記室内熱交換器 8の角部の外周側には設けられていない。 本実施' の空気調和機の室内機においては、図 1、図 2に示すように、筐体 2内面の吹出流路 2 0の上部で つ前記室内熱交換器 8の直線部、または前記吹出口 5における遠心ファン 6 aの反回 転方向側に、空気流路を狭める抵抗体 24が、前記室内熱交換器 8の各辺に対応する部分に設け られている。

【0029】

この抵抗体 24により、前記室内熱交換器 8の空気が通りやすい部分に空気が過剰に流 るのを 抑制し、前記室内熱交換器 8の空気が通りにくい部分には空気が流れ易 ようにできるため、前記 室内熱交換器 8を通過する空気の風速分布をより均一化で る。更に、前記抵抗体 24を取り付け る位置を、前記室内機 100における吹出流路 20の全体とするのではな その一部(吹出流路 20 の上部及び吹出口 5における遠心ファン反回 S方向傰)としているため、吹出流路 20の周方向の 全体に亘つてその上流側の幅を下流側の幅よ りも小さくするものに比べて、通風抵抗を低 減するこ とができるから、風量の低下や送風音の増大 を抑制することができる。

【0030】

なお、前記抵抗体 24による上記効果をより高めるため、前記抵 体 24の遠心ファン 6 a反回転方 向側の端部は、前記室内熱交換器 8の前記曲げ部の始点に対応する位置とする とが好ましい。 また、前記抵抗体 24の長手方向の長さは、前記吹出流路 20や吹出口 5における通風抵抗の増加 を抑制するために、前記室内熱交換器 8における前記直線部の長さ、または前記吹 口 5の長さ の l Z2〜l /4程度とすることが好ましい。なお、本実施 1においては、前記ドレンポンプ 21と前 記機械室 22との間の吹出流路 20に設けている抵抗体 24aの長さを、他の 3つの抵抗体 24の長さ よりも短く形成し、この部分における通風抵 抗の増加を抑制している。 更に、前記抵抗体 24の短手方向の長さは、前記吹 ¾流路 20の幅の l Z2〜3/4程度とすること が好ましい。

【実施^ 2】

【0031】

次に、図 3及び図 4を用いて本発明の実施例 2を説明する。これら図 3及び図 4において、図 1及 ぴ図 2と同一符号を付した部分は同一或いは相当 る部分を示しており、図 1及ぴ図 2と異なる部 分を中心に説明する。

【0032】

図 3は本発明の空気調和機の室内機の実施例 2を示す平面断面図で、遠心ファンの回転軸 垂直で且つ遠心ファンの吐出口を通る断面を 、筐体 1の天板 l a側から見た図である。また、図 4は 図 3の B— B線断面図である。

【0033】

上述した実施例 1では、室内熱交換器 8の直線部または吹出口 5における遠心ファン 6 aの反回 転方向側に前記抵抗体 24を設けた例を説明した力 本実施例 2では、図 3に示すように、筐体 1内 面に形成されている周方向の吹出流路 20における筐体内面の角部、即ち室内熱交換 8の角部 に対応する部分に、前記吹出流路 20の幅(流路幅)を狭める抵抗体 25, 26を設けるようにしたもの である。本実施例では、前記筐体 1の 4つの角部のうち、機械室 22の部分を除く 3つの角部、即ち 吹出流路 20の 3つの角部にそれぞれ前記抵抗体 25, 26を設けている。

【0034】

前記 3つの抵抗体 25, 26のうち、抵抗体 25は、図 4に示すように、ドレンポンプ 21を設けている角 部に設けられているものであり、この抵抗体 25は、ドレンポンプ 21の上部にのみ設けられている。他 の 2つの角部に設けられている抵抗体 26は、ドレンポンプ 2 1がないので、吹出流路 20の全高さ、 即ち筐体 2の上面からドレンパン 9に至るまで設けられている。

【0035】

前記室内熱交換器 8の直線部のうち、 記遠心ファン 6 aの回転方向便 Iの下部は最も空気が通り 難い位置である。そこで i 接する前記角部に前記抵抗体 25, 26を設けて、室内熱交換器 8におけ る角部を空気が通り難くなるようにすること により、室内熱交換器 8の直線部における遠心ファン 6 a 回転方向側の下部に空気を流すことができる 。また、前記各角部には吹出口が設けられて いない ため、この部分に全高さにわたって抵抗体 25 , 26を設けても、吹出流路 20の通風抵抗は全体とし てほとんど悪化しなレ、。

【0036】

一方、前記ドレンポンプ 21を設けている角部では、前記ドレンポンプ 21自体が抵抗体の役目も果 たすため、大きな空間が形成されているドレ ンポンプ 21の上部にのみ抵抗体 25を設ければ良い。 【0037】

本実施例 2のように構成しても、室内熱交換器 8を通過する空気の風速分布を改善できると に、 通風抵抗も低減して、風量の低下や送風音の 増大を抑制することのできる空気調和機の室 内機を 得ることができる。

なお、図 3に示す実施例では、吹出流路 20の 3つの角部にそれぞれ前記抵抗体 25 , 26を設けた 例を説明したが、これら 3つの角部のうちの少なくとも 1つ以上の角部に前記抵抗体 25または 26を 設けるようにしても良い。 【実施^ 3】

【0038】

次に、図 5を用いて本発明の実施例 3を説明する。 図 3において、図 1〜図 4と同一符号を #した 部分は同一或いは相当する部分を示しており 、図 1〜図 4に示す実施例と異なる部分を中心に説 明する。

図 5は本発明の空気調和機の室内機の実施例 3を示す平面断面図で、遠心ファンの回転軸 垂直で且つ遠心ファンの吐出口を通る断面を 、筐体 1の天板 l a側から見た図である。

【0039】

本実施例 3においては、図 1及び図 2に示す上記実施例 1における前記抵抗体 24と、図 3及び図 4に示す上記実施例 2の抵抗体 25, 26の両方を備えるようにしたものである。

即ち、本実施例 3においては、前記吹出口 5における前記遠心ファン 6 aの反回転方向側に対応 する前記吹出流路 20の部分に、前記吹出流路の幅を狭める抵抗 24を備えると共に、前記吹出 流路 20における前記筐体内面の角部にも、前記吹 流路 20の幅を狭める抵抗体 26, 27を備え ているものである。なお、前記抵抗体 27はドレンポンプ 2 ] (図 1、図 4参照)の上部に設けられている 抵抗体(図 3の抵抗体 25参照)と、吹出口 5における遠心ファン 6 a反回転方向側に対応する前記 吹出流路 20の部分に設けられている抵抗体(図 1の抵抗体 24 a参照)を一体化して構成したもの である。

【0040】

本実施例においても、前記吹出口 5 (室内熱交換器 8の直線部)に対応する位置に設けられる抵 抗体 24は、実施例 1と同様に、吹出流路 20の上部側にのみ設けられ、角部に設けられ 抵抗体 2 6は実施 ί¾ 2と同様に、吹出流路 20の全高さ(筐体 2の上面からドレンパン 9に至るまでの全高さ) に亘つて設置されている。

ドレンポンプ 21の上部に設けられている抵抗体 27は、図 4に示す抵抗体 25と同様に、上部空間 に設けられ、また、この抵抗体 27の吹出口 5の位置に対応する部分 27aは、図 2に示す抵抗体 24 と同様に、吹出流路 20の上部側にのみ設けられている。

【0041】

このように、空気が最も流れやすい部分(吹 出口 5における遠心ファン 6 a反回転方向側に対応す る吹出流路 20の部分)と、空気が最も流れにくい部分に 接する部分(筐体角部に対応する吹出 流路の部分)の雨方に抵抗体 26 , 27を設けることにより、空気が最も流れにく 部分から空気を流 すことができ、室内熱交換器 8を通過する空気の風速分布をより均一化す ことができる。

【0042】

また、本実施^では、前記吹出口 5における前記遠心ファン 6 aの反回転方向側に対応する前記 吹出流路 20の部分に設けられた前記抵抗体 24と、前記吹出流路 20における前記筐体内面の角 部に設けられた前記抵抗体 26とは、所定の距離だけ離して設けられてい 。前記所定の距離は、 例えば、前記吹出口 5の短手方向の幅の 0. 7〜1 . 0倍の大きさにすると良い。これにより、前 抵 抗体 24と前記抵抗体 26との隙間から吹出口 5に導くための流路を形成することができる ら、 流路 20の通風抵抗が大幅に悪化することを抑制で る。

【0043】

なお、ドレンポンプ 2 1が設けられる角部においては、室内熱交換 8と筐体 1内面との距離が他 の角部よりも大きく、吹出流路 20の通風抵抗が増加し難いため、本実施例で 、上述したように、ド レンポンプ 2 1の上部に設けられている抵抗体と、吹出口 5における遠心ファン 6 a反回転方向側に 対応する前記吹出流路 20の部分に設けられている抵抗体を一体化し 抵抗体 27として構成して いるものである。

【0044】

また、前記抵抗体 27は、ドレンポンプ 2 1の上部の抵抗体と吹出口 5の上部の抵抗体を一体化し て構成されているが、ドレンポンプ 2 1上部の抵抗体と吹出口 5上部の抵抗体を別体としても良い。 但し、前記抵抗体 27を一体化した方が、製作は容易になる。

【0045】

図 5に示す室内機 1 00の変形^]を図 6により説明する。図 6は室内機の平面断面図で、図 5に相 当する図であり、図 1〜図 5と同一符号を付した部分は同一或いは相当 る部分である。

空気調和機の室内機 100は、通常、筐体 1の内周側を断熱材 28で構成していることが多レ、。そこ で、図 6に示す ί列では、図 5に示す抵抗体 24 , 26 , 27を、前記断熱お: · 28と一体に形成して、抵抗 体を有する断熱材 29としたものである。例えば、発泡スチロー により前記断熱材 28と前記抵抗体 24 , 26, 27を -体成形して抵抗体を有する断熱材 29を製作することにより、製造コストを低減 る ことができる。

【0046】

なお、本発明は上述した実施例に限定される ものではなぐ様々な変形例が含まれる。例え ば、 上記実施^では、室内熱交換器 8の直線部或いは筐体 1の角部の全てに対応する吹出流路 20の 部分に、前記抵抗体を設けている例を示した が、前記室内熱交換器 8を通過する空気の風速分布 に応じて、それらのうちの一部に設けるよう にしても良い。

また、ある実施^の構成の一部を他の実施^の 成に置き換えることが可能であり、ある実 例 の構成に他の実施例の構成を加えることも可 能である。更に、上記した実施例は本発明を 分かり易 く説明するために詳細に説明したものであり 、必ずしも説明した全ての構成を備えるもの に限定され るものではない。

【符号の説明】

【0047】

1…筐体、 l a…天板、 2…化粧バネル、 2 a…吸込口、 3…吸込みグリル、 4…風向板、 5…吹出口、 6…遠心送風機、 6 a…遠心ファン、 6 aa…吐出口、 6 b…モータ、 8…室内熱交換器、 9…ドレンバン、 1 0…ベルマウス、 1 1…電気品箱、 16…フイノレタ、 20…吹出流路、 2 1…ドレンポンプ、 22…機械室、 24, 24 a , 25 , 26 , 27…抵抗体、 27 a…抵抗体 27の吹出口の位置に対応する部分、 28 · · ·断熱 材、 29…抵抗体を有する断熱材。